金剛「ティータイムは大事にしないとネ~」 (33)

紅茶金剛

金剛「やっぱり紅茶はおいしいですネ~」

提督「……」

金剛「ん?提督?どうかしましたかぁ?」

提督「紅茶が美味しいのは分かる。だけど俺の膝に上に座るのはやめよう」

金剛「おかしいですネ。比叡が「提督はこういうのが好き」って言ってましたよ?」

提督「確かに好きだけど……。分かる?俺今書類整理してるの。お前いっつも言ってるだろ?時間と場所をわきまえなよって」

金剛「細かいことは気にしな~い。はげちゃいますよ?」

提督「あぁ、もう。ほら、降りろ降りろ」

金剛「むぅ~……」

提督「これ終わったら一緒に飲んでやるから。な?」

金剛「分かりました……。でも提督。ちゃんと休んでくださいネ?最近ずっと忙しいみたいですし……」

提督「分かってるって。ちゃんと後で休むから。な?約束だ」

金剛「はい!私と提督の約束デス!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1377963837

ぜかましちゃん

島風「なんですかぁ?提督!」

提督「……最近他の艦娘から苦情が来てます?」

島風「苦情ですか……?特に何かした覚えもないんですけど……。それより提督?駆けっこしたくないですか?」


提督「それ!それだよ!駆けっこに使えてる奴らが多いせいで海域も進めないの。分かる?」

島風「うぅっ!?」

提督「ぜかましが速いのは分かる。分かるよ。けどな?もうちょっと駆けっこの頻度を減らさないか?」

島風「それはヤです。それとぜかましじゃなくて島風です」

提督「……とは言っても実際由々しき問題だぞ?実際足柄はあいつ足痛めて休養中だし」



島風「足柄さんはほら、年が……」

提督「それ以上言うと雷撃されるからやめろ」

島風「……でも私駆けっこしたいですよ?出撃してない時ぐらい遊びたいです……」

提督「いや、だからな?別に駆けっこするなとは言ってないんだ。少し頻度を減らそうってこと。俺もたまになら付き合ってやるから」

島風「ほんとですか!?提督も駆けっこしてくれるんですか!?」

提督「たまになら、な。ただあまり足速くないぞ?」

島風「提督の提督は早いのに……」

提督「おいバカやめろ」

天龍

天龍「おうおう提督さんよぉっ!!」バンッ

提督「ふぉっ!?」ビクッ

天龍「お前龍田に何したぁ!?」

提督「何もしてないうるさい扉は静かに開けろ」

天龍「誤魔化すなら容赦しねえぞぉ~?」グググッ

提督「何もしてねえっつってんだろぉ~?」グググッ

龍田「あらあら~……。天龍ちゃん何してるの~?」

天龍「あっ!龍田!お前の事問い詰めてたんだよ!」

龍田「私のこと~?」

天龍「お前最近変だろ?ボーっと空見てると思ったらため息ついたりして……。こいつが何かしたに決まってる!」

龍田「……?あぁ~。あれはね?」

提督「やめろ龍田それ以上はいけない」

龍田「……」ゴニョゴニョ

天龍「……」カァァッ

龍田「……」ゴニョゴニョ

天龍「……ッ!?」ボンッ

提督「あーあ言っちゃったよ……」

天龍「お、おおおおお前!!」

龍田「あら~。天龍ちゃん初心ね~。顔真っ赤よ~?」

天龍「だ、だって、お前!」

龍田「とってもよかったわよ~?」

天龍「こんの変態がぁ!」

提督「やめろ!主砲をこっちに向けるな!洒落になんねえって!!ちょ!やめろ!龍田止めて!」

龍田「あらあら~」

大食らい赤城

赤城「お呼びでしょうか提督」

提督「ああ、少しな。重要な話だ」

赤城「作戦会議でしょうか……?あ、他の方も呼んだほうが」

提督「いや、赤城だけでいい」

赤城(私だけに重要な話……?も、もしかして告白とかそういう……?)

提督「……最近やけに備蓄の減る速度が早いんだけど知らないか?」

赤城「」ビクッ

提督「やっぱりお前か……」

赤城「し、仕方ないじゃないですか!出撃したあとはお腹が減るんですよ?」

提督「それは分かってるけどお前……。夜こっそり食べてるだろ?」

赤城「た、食べてません!」

提督「じゃあ俺のとっておいた米びつが空っぽになってるのはどういうことだ?」

赤城「……」サッ

提督「おい目をそらすな。昨夜俺が見たときは確かにあった。昨夜から今まででこの部屋に入ったのは赤城だけなんだ」

赤城「し、知りませんよ……?」

提督「よし、分かった。赤城じゃないんだな?」

赤城「は、はい……」

提督「なら仕方ないな。犯人が分かるまで全員食事の量を減らすしかない」

赤城「!?」

提督「だってそうだろ?犯人が分からないなら連帯責任だ。減ってる量もシャレにならないからな」

赤城「うっ……」

提督「うし、じゃあちょっと連絡してくるわ」

赤城「分かりました!私です!私が食べました!」

提督「よーし正直でいい子だ」

赤城「うぅ……」

提督「でもこれはお仕置きだな」

赤城「お、お仕置きですか!?」

提督「そりゃ艦の備蓄減らした挙句俺のまで食ったからなあ……。夜になったらもう一度ここに来い」

赤城「え……?それって……」

提督「そりゃもう夜戦だよ夜戦」

赤城「お仕置きになってないような……」

提督「いいの!とりあえずまた夜な!」

空母ヲ級


提督「……ふむ」

霧島「提督?その背中にくっついてるのは……」

ヲ級「……」ガジガジ

提督「何か拾ったんだけどこいつ噛み付いてきて痛いんだ」

霧島「何落ち着いてるんですか!!もろに敵ですよ!?」

ヲ級「……」ウマウマ

提督「いやそうなんだけどさ……可愛いだろ?」

霧島「それはそうですけど……」

金剛「へーい提督ぅ!」

比叡「提督!失礼します!」

榛名「失礼しますねぇ」

霧島「あ、やっと来たわね」

提督「揃ったみたいだな。よし、作戦会議すっぞー」

榛名「あの……?提督……?」

提督「ん?ああ、これ?」

ヲ級「……」ガジガジ

比叡「そ、その子敵じゃないですか!」

金剛「提督ぅ……。ついに頭おかしくなっちゃったノ?」

提督「失敬な。俺は正常だ」

霧島「とてもじゃありませんが、敵の居る場で作戦会議する人は正常ではないですね」

提督「いやほら……。いざとなれば解体するなりなんなりと」

ヲ級「!?」ビクッ

提督「あぁ、うそうそ。冗談だって」ポンポン

ヲ級「……」ジトー

金剛「あぁっ!提督ぅ!ずるいですよ!私にもポンポンしてくださーい!」

比叡「わ、私も!私もお願いします!」

榛名「榛名もお願いしていいですか?」

霧島「私は別に……」

ヲ級「……ダメ」ガシッ

提督「だとさ」ポンポン

ヲ級「ンっ……」

金剛「提督!時間と場所をわきまえなよぉ!」

提督「いや俺に言われても」ナデナデ

比叡「ナデナデに変わった!ズルいですよ!」

ヲ級「……」フンッ

榛名「鼻で笑ってる……。感じ悪いなぁ……」

霧島「ああ、もう!作戦会議はどうしたんです!?」

提督「いやだから今からするって」

金剛「提督!提督ぅ!」

比叡「なでてもらう準備はできてますよ!?」

榛名「榛名にもお願いしますね?」

提督「収集つかんわ」

大破山城

山城「あ、あの提督?修理の方は……」

提督「修理はするよ。うん。その前に1つだけ聞かせて欲しいんだけどさ」

山城「……?」

提督「なんでずっと横向いてるの?」

山城「分かって聞いてますよね……?」

提督「さっぱり分からないから教えてほしいなぁ……」

山城「セクハラですよ?」

提督「だってさ?俺借りにも提督だよ?上官だよ?なのに目を見て話さずに横向いてるって……失礼じゃない?」

山城「なんでこんな人が提督なんだろ……。不幸だわ……」

金剛ちゃん近代化改修


金剛「提督ぅ~!!」バンッ

提督「頼むから静かに開けてくれ……」

金剛「おかしいデス!!おかしいデス!!」

提督「ああもう。落ち着け。頼むから」

金剛「改修してもサイズが変わってません!」

提督「……?いや、別に身長が伸びたりするわけじゃないぞ?」

金剛「違いマース!胸のサイズデス!」バッ

提督「ばっ。お前!おい!旨をさらけ出すな!仕舞え仕舞え!」

金剛「提督相手なら見られても平気デース!」

提督「そういう問題じゃねえから……。頼むから時間と場所をわきまえてくれ……」

金剛「そんなの今はどうでもいいデス!サイズが変わってないのが問題なんデス!」

提督「だから近代化改修はそういうもんじゃないっつーの」

金剛「むぅ~……。どうすれば大きくなりマス?」

提督「男の俺にんなこと聞くなよ……」

提督「大体金剛はそこまで小さくもないだろ?別に今のままでいいじゃないか」

金剛「……提督この前長門の胸に見惚れてマシタ」

提督「」ギクッ

金剛「私も大きくすれば見てくれますよネ……?」

提督「……。金剛は金剛だろ?無理に変わろうとしなくていいよ。ありのままのお前でいいんだから」

金剛「……提督ぅ」

金剛「提督ぅ~!!」ダキッ

提督「なっ、おい!やめろ!俺に抱きつくな押し倒すな脱がせるなやめろ!」

金剛「叫んでも誰もきませんよ~?」

霧島「あらら……。これはみんなに報告しないと」

提督「霧島見てるから!扉の間から見てるから!!時間と場所をわきまえろ!!」

寝る

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom