提督「食べ放題なんてバカな事した店を後悔させてやれ!」
天龍「よっしゃあ!!今日は朝から飯抜いてきたから10皿はいけるぜ!フフフ、怖いか!!」
提督(かわいい)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400343101
食べ放題って前の人?
提督「よしよし!皆やる気満々だな!」
不知火「万年資材が枯渇している貧乏提督からの申し出ですから」
龍驤「うち一回でええからトロって言うんを食べてみたいわぁ♪」
暁「いちおう参考程度に聞いておくけどケーキとかフルーツもあるのよね?べ、別に興味なんてないけど」
提督「トロもケーキもフルーツもあるぞ!よし、じゃあ早速だけどくじ引きするか!」
赤城「……え?」
提督「いや、だから連れていく3人を決めるくじ引きだよ」
霧島「ちょっと私の頭脳をもってしても何を言っているのか理解できませんね……」
提督「あれ?言ってなかったっけ?いや、ごめんごめん。さすがに全員連れていったら10万じゃ足りないしさ……」
加賀「謝って済めば殺人は起きないんですが」
山城「くじ引き……不幸だわ……」
連れていく3人>>13 >>14 >>15
安価だけ出して町内の溝掃除の準備してきます。
>>5
焼き肉です
>>15-17でお願いします……
大和
町内の溝掃除してたら妹にカギ閉めて出かけられた
入れないから汚い格好のまま家族の働いてる職場まで歩いて来たのに開店が10時で中に入れない
不幸だわ……
赤城「クジで外食に出かける艦隊が決まりました……」ズーン…
提督「随分と時間がかかったな。誰になったんだ?赤城で無いことは分かったけど」
赤城「ハァ……」
響「響だよ。お腹はそれなりにすいているよ」
提督「響は子供料金でいけそうだな」
天龍「うっしゃー!!生まれて初めての寿司だぜ!!」
提督「えっ……なんか今までごめんな……天龍」
大和「戦艦大和、お寿司いただきに参ります!」
提督「大和……大和!?大和さんもご一緒ですか!もう元をとったも同然ですね!!」
提督「それじゃー行ってくるよ」
赤城「どうぞお気をつけて(棒)」
加賀「……」
瑞鶴「珍しく二人とも大人しいですね……いつもなら門前で待ち構えてでも付いて行きそうなのに」
加賀「これだからあなたはいつまでたっても五航戦止まりなのよ」
瑞鶴「五航戦止まりってなんですか!出世したら一航戦になるみたいに言わないでください!!」
赤城「今回は相手が悪すぎますから……」
加賀「相手の力量も分からずに戦いを挑む馬鹿は五航戦くらいよ」
瑞鶴(なんだか怒りの矛先がこっちに向いてきたような……)
暁「あーあ、響だけ良いなぁ……別にうらやましくなんてないけど」
龍田「天龍ちゃん初めてのお寿司だって張り切ってたけど大丈夫かしらぁ。恥かかなければ良いけど……」
回転寿司店
店員「いらっしゃいませー!何名様でしょうか?」
提督「大人二人と子供一人、あと巨乳一人の四人です」
天龍「おい!俺を変な感じにカウントするな!!」
提督「自覚はあったんだな。フヒヒ」
店員「では31番テーブルへどうぞ」
天龍「うっしゃあ!全員この天龍様に続けー!!」
響「店の中ではもう少し静かにしたほうがいいよ」
提督(大人二人と子供二人でも良かったか)
提督「31番だからここだな……大和さんは完全に一番食うだろうから取りやすいレーン側どうぞ」
大和「では提督は上座のレーン側に」
天龍「おい!俺を最前線で戦わせろ!!」
提督「……えっと、レーン側が良いって事か?」
大和「あ、あのー……天使……、響ちゃんは大和の隣とかいかがでしょうか?」
響「いいよ」
大和「それでは欲しいものがあったらなんでも言ってくださいね!なんなら食べさせてあげますから!」
提督「じゃあこっちは天龍だけど……ちゃんと取れるのか?」
天龍「すげー……!回転寿司って皿がクルクル回ってる訳じゃ無いんだな!」
響「ケーキが流れているね……ケーキは信頼できる」
大和「はい♪ケーキですねー♪」
天龍「おいおい、何で寿司屋に来て最初に食うのがケーキなんだよ。寿司を食え寿司を!」
提督「まぁ好きなものを食べれば良いさ」
天龍「ったく、これだからガキはよぉ……」
大和「響ちゃんはガキじゃありません!天使です、妖精です!訂正してください!」ジャコン
提督「店内での46cm砲禁止だから!!」
天龍「おおっ!すげー美味そうな寿司が流れて来やがったぞ!!」
提督「天龍は天龍でテンション上がりすぎて全然話を聞いてないな……」
天龍「俺の人生最初の寿司はこれにするぜ!!」
『ハンバーグ軍艦』
天龍「寿司ってのは米の上に生魚が乗ってるって龍田から聞いてたけど、なかなか美味そうな寿司もあんじゃねーか!」
天龍「これも貰った!」
『コーンマヨ軍艦』
天龍「この軍艦って名前がイカスよなぁ!」
提督「お前も十分子供みたいな物食ってるな」
天龍「カァーッ!ハンバーグはうめーなぁーおい!やっぱ本場の寿司はいけてるぜ!!」
提督「今日のオススメは鯛か……」
大和「鯛は美味しいですよね」
提督「頼むけど大和さんも食べるかい?」
大和「はい、是非いただきます♪」
提督「響と天龍はどうする?」
響「昆布〆のやつがいいな」
天龍「おう!なんか良くわかんねーけど俺も提督と同じの頼む!」
提督「響はわさび大丈夫か?」
響「問題ない」
提督「じゃあ注文を――」
天龍「おい!そういう事は俺にやらせろ!!」
提督「ちゃんと注文出来るのか?オススメの鯛と昆布〆鯛だぞ?」
天龍「俺をガキ扱いすんじゃねー!」
天龍「このボタンを押せば良いんだな?」
提督「がんばれ天龍!天龍はやれば出来る子!!」
天龍「うるせー!!」
大和「ファイトです!頑張ってください!」
天龍「あんたも気をつかわなくて良いから!」
響「てんちゃんガンバーレ」
天龍「こら!!人前で俺の事をてんちゃんとか言うな!」
提督(いつも遠征で第六駆逐隊と組ませてるけど……てんちゃんとか呼ばれてたのか)
天龍「よし、いくぜ」ポチッ
店員「ありがとうございます。ご注文どうぞ」
天龍「あー……えっと、鯛を」
店員「申し訳ありません。聞き取りにくいのでもう少し近くでお願いします」
天龍「あ、ああ、わりぃ。もっと近くだな……よっと」クイッ
提督「ふーむ……」
提督「こんくらい近けりゃ聞こえんだろ?」
店員「はい。ではご注文をどうぞ」
提督「そいっ!」ペロンッ
天龍「うわっ!!て、てめぇ……なにケツ触ってんだ!!」
提督「いや、目の前でクイクイされたのでつい」
天龍「てんめぇ……」
店員「お客様?」
天龍「あー、わりぃ。昆布〆鯛を一皿とオススメの鯛を三皿、オススメの鯛は一皿サビ抜きで」
提督「え?響はわさび大丈夫だぞ?」
天龍「いや、オススメの方だって言ってんだろ」
提督「え?あれ?もしかして天龍ちゃんわさび食べれない感じですか?ねぇ!天龍ちゃん!!」
天龍「ち……ちょっと苦手なだけだ!!いちいち鬱陶しい奴だなぁ……」
提督「また怖い所じゃなく子供っぽい可愛い所を見つけてしまったな」
天龍「子供っぽくねー!わさびが苦手な女の子なんていくらでもいるだろ!!」
提督「まさか天龍の口から女の子なんて言葉が出てくるとはな……ふひひ」
寝落ち寸損またかきます
提督「おっ、また軍艦が流れてきたぞ」
天龍「んー……一応とったけどなんだこれ?」
提督「それはネギトロ軍艦だな」
天龍「ふーん……まぁトロって名前と見た目からしてマグロなのは分かんだけどさ、ネギなんてのってないぞ?」
提督「そういやそうだな」
響「ネギトロには骨の間の身や皮の近く等、包丁でさばき切れない部分を「ねぎ取る」と言う意味でネギトロと呼ばれてる説もあるよ」
天龍「へー……」
提督「へー」
大和「響ちゃんは物知りですね♪」
天龍「骨の間って事は俺で言う肋骨か?んじゃさ、この辺が俺のネギトロだな」
提督「なにその発想こわい」
響「てんちゃ……天龍は胸以外に脂肪がなさそうだから、どちらかと言うとネギマグロ系」
天龍「そっかぁ……あ、じゃあさ、阿賀野とかなら良いネギトロが取れそうだな!」
提督「この話やめない!?なんか怖くなってきた!!」
提督「まったく……(ってかてんちゃんは怒るけど呼び捨ては良いんだ)」
天龍「……おい、お前が食ってるそれはなんだよ?」
提督「これはかっぱ巻きだよ」
天龍「か、かっぱ巻き!?そんなもんまであるのかよ!!食えんのか?ってかいたのか!?」
提督「言っておくけど中身はキュウリだからな」
天龍「そんくらい知ってるってーの!かっぱの好物がキュウリなんて常識だろ」
提督(完全に勘違いしてるな)
天龍「すげーなぁー……」
提督「食べてみるか?」
天龍「じゃあ俺のアガトロと一つかえっこしようぜ!」
提督「かえっこは可愛いからOKだけどアガトロじゃなくてネギトロだからな」
天龍「はぁーっ、かっぱってのはキュウリが好物なだけあってシャキシャキしてんだなー」
響「……」
天龍「味もどことなくキュウリに似てるしよぉ……かっぱ食ったなんて言ったら龍田びっくりすんだろうなぁ……帰ったら自慢してやろうっと」
大和「頼んでいた鯛がきましたよ。この皿が天龍さんのですね」
天龍「なんだ?俺の皿だけ綺麗な模様入ってんじゃねーか!いきなはからいだなぁ、おい!」
提督(サビ抜きだからだけど黙っとくか)
天龍「……っと、その前に水入れて来る。ちょっと前通るぜ」
提督「よしきた!」
天龍「……お前、また俺のケツ触る気だろ。そうはいかねーからな!誰がお前にケツ向けるかってんだ。こっち向いて通る」
提督「え!?それだと逆に胸が――」
ばいんばいんっ
天龍「よっしゃー!水はどこだー!」タッ
提督「……あれが小宇宙か」
提督「……ふんふーん」ササッ
響「司令官、何をしているんだい?」
提督「さっきかっぱ巻きとネギトロを交換しただろ?だから今度は俺が一つ交換してもらったんだよ。サビ抜きとサビ入りを」
響「そう……響も交換したいな」
大和「じゃあ私と交換しましょうか。私の鯛と、響ちゃんの食べかけ昆布〆鯛を!」
提督(こいつはこいつでわりと変態だな)
提督「しかし前から不思議だったんだが、なんで駆逐艦は天龍に懐くんだろうな」
大和「うらやましい話ですね」
提督「根が良い奴なのは分かってるんだけどさ、口がきつかったりするだろ?怖くないのか?」
響「怖くないよ?」
提督「おう……天龍が聞いたら泣きそうだな」
響「雷が言ってた。てんちゃんは放っておけないタイプだって」
提督「……」
響「響もね、てんちゃんを見てると護ってあげたくなる。きっとみんな同じ」
提督「でも口は悪いだろ?命令口調って言うか……」
響「強がってるてんちゃんを見てるときゅんきゅんするって皆言ってた。響もきゅんきゅんする」
提督(天龍……お前はもうダメかもしれん……)
天龍「っと、通るぜー」
ばいんばいんっ
提督「すごいなこれ……」
天龍「じゃあ早速食うぞー」パクッ
提督「……」
天龍「……ッッ!」
提督「どうした天龍、泣くほど美味かったのか?」
天龍「…………っ」プルプル
提督「お、おい、大丈夫か?」
天龍「んっ……水、水……」ゴクゴク
提督「……」
天龍「ぷはっ……!なんでわさびが入ってんだ!!」
提督「そんな泣くほどは入ってないだろ」
天龍「別に泣いてねーよ!こ、これは目が疲れてるだけだ!!」
響「……」きゅんきゅん
1時間後
天龍「だぁー!!もう食えねーぞ!満腹だ!!7皿は食ったな!!」
提督「7皿か。なんて言うか……いや、まあ良いか」
響「響もお腹いっぱいだよ」
大和「響ちゃんは6皿ですか。半分はケーキでしたけど」
提督「わるかったね大和さん。響の相手させちゃって」
大和「いえ、私も楽しかったですから」
提督「でもずっと響の話し相手とかしてたから食べれなかったでしょ」
大和「お寿司よりも響ちゃんの口元に付いたクリームを食べる方が優先でしたから!」
提督「気持ちは分かるがいよいよ変態だな」
天龍「この機械に皿を入れてたから枚数が表示されてんのか」
提督「食べ放題だから何枚でも同じなんだけどな」
天龍「しかも1510枚とか出てんぞ?ったく、壊れてんならいらねーだろコレ」
提督「まあどうでも良いんじゃないか?そろそろ時間だし行くぞー」
響「……1580」
天龍「あん?なんでまた増えてんだ?」
モニタールーム
店員「今の所スローで再生してくれ」
店員「はい」
店員「おっそろしく早い食事速度だ……俺じゃなきゃ見逃してたね」
赤城は人目も気にせず口に頬張りまくってガツガツ食べるタイプ
加賀は静かに淡々と食べつづけるタイプ
しかし大和は周りと会話しつつ響の相手をし、周りに悟られる事無く超高速で食事を進めていた
そのスピードは一航戦を軽く凌駕し、それでいて静かに物音も立てず
提督達が肉眼で確認出来たのは鯛を食べていた時だけだと言う
鎮守府
天龍「天龍様のお帰りだー!!」
龍田「あらあら、天龍ちゃんご機嫌ねぇ♪」
天龍「よお龍田!俺さぁ、なんと今日かっぱ食っちまったんだぜ!」
龍田「あらぁー……それは良かったわねぇ♪」
提督(なんだか天龍が可愛そうに見えてきたな……)
愛宕「提督、最近追加された新海域の事なんですけど……」
提督「ああ、あのエクストラオペレーションか」
愛宕「はい、どうしましょうか?今月はまだ……」
天龍「んだよ、また新海域とか出て来たのかよ。つまんねーな」
大和「天龍さんは戦いがお好きなのでは無いのですか?」
天龍「好きに決まってるってーの!でもエクストラオペレーションって言うくらいだから難易度高いんだろ?」
大和「難易度の高い海域ほど燃えるじゃないですか!私なんて難易度が高くないと使って貰えないから、使われるだけでも嬉しいですよ?」
天龍「だってよぉ……俺、レベル15だからなぁ」
大和「えっ……」
天龍「出撃なんてやる気無くなった時、気分高揚させるために鎮守府前のはぐれた敵倒すくらいだし。後は遠征だな」
大和「……」
天龍「俺だって難易度の高い海域に行ったりよー、演習ってのもやってみたいんだよなぁ」
大和(演習だけは嫌って文句言ってた自分が恥ずかしいです……)
提督「いや。今回は天龍、お前が旗艦で出撃してもらう」
天龍「まだ俺はキラキラしてるぞ?」
提督「今回はキラづけ作業ではない。繰り返す、キラづけ作業ではない!お前にはエクストラオペレーションに参加してもらう」
天龍「う……よっしゃぁぁぁ!!」
提督「この作戦は特殊でな。4隻で行ってもらう事になる。扶桑、隼鷹!あと駆逐艦の響も頼む」
大和「そんな危険な海域に響ちゃんを連れていくなんて反対です!」
響「大丈夫。響はレベル91だから」
提督「天龍と響は対潜装備を忘れないようになー」
天龍「いくぜ!!全艦、俺様につづけー!!」
数時間後、天龍は射程距離と旗艦である優位を生かせず響にMVPを全てかっさらわれ、涙を浮かべながら旗艦した。
もう寝そうまたかきます
提督「よし、これで本日分の任務は完了だな」
大和「大変です!天龍さんが……!!」
提督「天龍がどうかしたのか?」
響「帰ってきてから部屋に閉じこもったきり出てこなくなってしまった……」
提督「あー……まだ気にしてたのか」
響「きっと響ばかり目立ったから……」
提督「まったく、相変わらず態度とは裏腹にナイーブなやつだなぁ。響は何も気にしなくて良いからな」
ざわざわ……
提督「な、なんだ、部屋の前にこの人だかり……って言うか、駆逐だかりか……」
電「てんちゃん、元気だしてなのです!」
雷「私達がいるじゃない!」
卯月「元気だすっぴょん!てんちゃんもうーちゃんと遊ぶんだぴょーん」
夕立「夕立も元気だしてもらいたいっぽい!」
『てんちゃん!てんちゃん!!』ワイノワイノ
提督「駆逐艦からどんだけ好かれてるんだ天龍は……」
天龍「うるせぇ!もう放っといてくれ!!」
暁「そんなの出来るわけないでしょ!放っておけないから皆集まってるんだから!」
睦月「とにかくドアの鍵を開けてほしいのね」
天龍「俺はもうダメだ……お前らを束ねてるつもりが、実はお前らより弱かったんだからな。ハッ、お笑いだぜ」
大潮「そんなこと無いですよ!遠征ばかりの大潮よりうーんと強いですから!」
天龍「いーや、お前の方が強いさ。お前達がナンバーワンだ」
提督「なんかどっかのエリート天才殺戮王子みたいになってんな。ってかナンバーワンなのにお前達って」
天龍「その声は提督か?ちょうど良かった。頼みたいことがあんだよ」
提督「なんだ?」
天龍「俺を……俺を解体してくれ!」
電「はわわ……、そんなの絶対ダメなのです!」
提督「天龍、お前は死ぬまで戦うんじゃなかったのか?」
天龍「あれも戯れ事だよ……強気な事言ってたけど戦場で死ぬつもりなんて無かったしな」
提督「まぁ中破即撤退がうちの掟だからな(駆逐艦は小破撤退)」
天龍「俺が戦場で死んじまったら誰が駆逐艦のガキ共を鎮守府まで連れて帰るんだ。死ぬのは俺が一人の時だ」
駆逐艦達「てんちゃん……!!」←みんなレベル50~100
天龍「だから……戦場で駆逐艦の足を引っ張るくらいなら解体された方がましだ!」
提督「わかったわかった。じゃあレベリングして天龍改にして改装も完璧に終わらせてやるから」
天龍「……」
提督「装備は好きなやつを選ばせてやるぞー」
電「司令官さん!そんな簡単な問題じゃ」
カチャッ……
天龍「……本当か?」スッ
提督(ちょろいな)
駆逐艦達(ちょろかわいい)きゅんっ
提督「天龍改は凄いぞー。まだ予定だが装甲や耐久は倍くらいに上がるからな」
天龍「火力はどうなんだ!?」
提督「もちろん跳ね上がるさ。それに装備も一つ多く持って行けるからな。ますます強くなるぞ!」
天龍「電探とか積んでみてーんだけど……」
提督「おお、積め積め。好きなやつ選ばせてやるぞ」
バンッ!!タッタッタッ
天龍「絶対だからな!!」
提督「三式ソナー二つに三式爆雷一つ。さっき行ってもらったエクストラオペレーションでも軽巡のお前の独壇場になるだろうな」
天龍「うっしゃあぁぁ!!てめぇら、これから強くなっちゃう天龍様が怖いか!!」
駆逐艦達「こわーい♪」
天龍「フフフ。怖いか!そうかそうか!!んじゃちょっくらレベル上げに行くぜ!!」ダッ
提督「赤城、加賀。ちょっと天龍のレベル上げに付き合ってやってくれ」
赤城「わかりま――」
加賀「私達もお寿司が食べたいのだけれど」
提督「わかったわかった。明日連れてってやるから。天龍の事頼んだぞ」
加賀「鎧袖一触よ。心配しないで。あの子はただ旗艦で安全な場所にいれば良いわ」サッ
提督「きゃー!加賀さんカッコイイー!!」
赤城「加賀さんは交渉上手ですねー」
加賀「いえ、そんな事は」
赤城「そんな事ありますよ!おかげで私までお寿司が食べれますから♪」
加賀「赤城さんに喜んで貰えたなら良いけれど」
赤城「お礼にこの作戦が終わったら何でもしてあげますね♪」
加賀「なんでも……?」
ヒトナナマルマル。たまたま通り掛かった偵察機によると、キス島周辺の海が燃えていたと言う
最前線を見ると空母が一隻鬼の形相で敵駆逐艦をちぎってはなげちぎってはなげ
もう一隻の空母は怖がって泣く軽巡と思わしき子供?を護っていた(主に暴れ回る空母の飛び火から)
赤城「一航戦赤城、ただいま戻りました!」
加賀「約束の件、お忘れなく。……あ、赤城さんも」
赤城「なんでもするって約束でしたね♪何が良いですか?」
加賀「あ……あの、では………私と」
赤城「加賀さんと?」
加賀「ま……まぐわっ……」
提督「…………」ドキドキ
加賀「……やっぱりもう少し時間をください」
提督「ふぅ……」
赤城「あっ、それよりも天龍さんにレベル20まで経験をつませて来ましたから!……天龍さん?」
天龍「フフフ……怖い……」
提督「天龍?」
天龍「敵とは言え軽巡がさ、あんな簡単に……俺、空母ってのは艦載機を飛ばして戦う艦だと勘違いしてたよ……」
天龍「まさかインファイトの殴り合い(一方的)スタイルだったなんてよ……」
提督「安心しろ。それはかなり特殊なケースだから」
天龍改
天龍「おいおい、俺をこんなにも強くしちゃって大丈夫かー♪」
睦月「新しい装備がいっぱいなのね♪」
天龍「あんまり触んじゃねーぞ。軽く世界水準超えちまってるからな♪」
響「てんちゃん……」
天龍「んな顔するなって。よっ、と……さっきは悪かったな。情けない所見せちまってよ」グシグシ
響「良かった……響、てんちゃんに嫌われたかと心配していた……」
天龍「バーカ。嫌いになるわけねーだろ?これからはしっかりこの天龍様が護ってやっからよ!」
雷「ずるーい!私もだっこしてもらいたい!!」
暁「い、一人前のレディーだってたまには甘えたい時もあるし……」
天龍「よっしゃあ!ならこの天龍改になった俺様がまとめて相手してやるぜ!!」
駆逐艦達「わぁー♪」ダダダ
天龍「え?ちょ……そんないっぺんには……こ、こら!変な所さわんじゃねぇ!!」
電「赤ちゃんみたいな良い匂いがするのです」クンクン
卯月「おっぱいもふかふかだっぴょん♪」モソモソ
天龍「だから!あんまりあちこち……ん、んんー!!」
弥生「ん……」ちゅっ
天龍「な、なにしやがんだ!」
弥生「可愛いから……つい」
雷「私も私も!!」ちゅっ
夕立「夕立もするっぽい!」ちゅっ
天龍「やめっ……こら!!誰だ今太ももにしたやつ!!」
わいのわいのー
提督「私は……駆逐艦になりたい」
大和「あのー……」
提督「はい!やましい事なんて考えてません!!」
大和「はい?」
提督「あ、いや……えーっと、どうしました?」
大和「大変残念なのですが、そろそろお時間の方が……」
提督「お時間?」
金剛「ワオ!もうそんな時間ネ!お疲れ様デース♪」
大和「いえ、こんな仕事ならいつだって大歓迎ですから」
提督「な、なに?時間?お疲れ様??なんの事?」
金剛「ハハハッ!なにをとぼけているネ!うちに大和型なんていまセーン♪」
榛名「こちらが今回の料金、鋼材6000になります」
金剛「この大和は半日契約で来てもらったデリバリー艦娘、通称デリ娘デース」
提督「なんか卑猥だな!!」
大和「だいたいは難易度の高い海域攻略に呼ばれるのですが……お寿司を食べに行くからと言う理由は初めてでしたね」
金剛「くじ引きに大和って間違えて入れてしまっていたネ」
提督「じゃあやり直してくれよ……鋼材6000って……俺はてっきり知らない間に誰かが大和を作ってくれてたのかと……」
金剛「うーん……実は30回程挑戦したけどダメだったネ」
提督「……え?」
このあと、しばらく提督は建造をしていないのに「大型建造で資材を溶かした人」の顔をしていた
またかきます
次の主人公>>130で
愛宕
提督「食べ放題とは言えけっこう痛い出費だったな」
提督「しかも赤城と加賀まで連れていく事に……」
提督「はぁ……」
愛宕「ぱんぱかぱ~ん♪」
どさっ
提督「おもっ!!」
愛宕「提督、ため息なんてついてたら幸せが逃げちゃいますよー?」
提督「とりあえず頭の上に乗っけてるこれをどけてくれ……つぶれる」
愛宕「こうしてると楽チンなんですよ♪あんまり大きすぎると肩がこるのよねぇ」
提督「良いから早く……死ぬ……圧死する…………ええい!!」バルンッ!
愛宕「きゃっ!もう、提督!もう少し優しく扱ってもらわないと困ります」
提督「こちとら生死の境をさ迷ってたんだぞ!」
愛宕「うーん……提督は最近冷たくないですかー?」
提督「いたって普通だ」
愛宕「昔は顔真っ赤にしてて、からかい甲斐があったのに……」
提督「毎日やられりゃ慣れるさ。お前とは司令レベル1か2からの付き合いだからな」
【愛宕】この鎮守府における古参組の一人。素人の目茶苦茶なレシピで建造された
愛宕「あの頃は事あるごとに私の胸ばかり見てたのに最近は駆逐艦ばかり……提督、ご趣味がかわりました?」
提督「何言ってる、俺はいまでも巨乳は大好きだ。もちろん駆逐艦もな!」
愛宕「本当ですかー?」
提督「つい最近も天龍の巨乳に顔を埋めて小宇宙を感じてたさ。ありゃとんでもなくエロい身体してるぞ。な!天龍!」
天龍「……ん?なんか言ったか?」←聞いてなかった
提督「…………な!天龍!!」
天龍「あー……おう!まあ軽く世界水準超えちまってるからな!!」
提督「と言う訳だ」
愛宕「提督、天龍ちゃんをからかわないでください。あと天龍ちゃんも適当に返事しちゃだめよ」
重巡会議
愛宕「って事があったのよー」
摩耶「愛宕さんはレベル70だしまだ良いですよ。あたしなんてレベル18のままですよ!クソが!!」
愛宕「改装したら満足しちゃうのかしら」
衣笠「衣笠さんは改二があるのに25のままだし!」
古鷹「あっ、私も25です……」
青葉「皆さんなんてまだマシですよぉ!青葉なんて18で未改装のままですよ」
愛宕「重巡ってなんだか不遇よねぇ」
摩耶「ったく……この摩耶様を鍛えないなんて馬鹿だろ」
あーだこーだ
利根「ん?何の話をしておるのじゃ?吾輩も混ぜてくれんかのう♪」
青葉「あ、あなたは……!」
摩耶「あん?利根がどうかしたのか?」
青葉「ご存じ、無いのですか!?彼女こそ、ルート固定からチャンスを掴み、スターの座を駆け上がっている、超時空シンデレラ、利根さんです!」
摩耶「なんだそりゃ?」
【利根】中盤のルート固定で愛宕と共に出撃した元重巡。
第一次サーモン沖海戦において3連続ボス旗艦をスナイプし、一躍艦隊のアイドルにのし上がった
愛宕「それに加えて最近は改二が来てますます提督に可愛がられてるわよねー……うらやましいわぁ」
利根「そうかのう?まぁ吾輩としては戦えればそれでかまわんのだがな!」
青葉「ちなみにこれがこの前MVPをとって褒められている利根さんの映像です」ジィィー
利根「やったぞ!今回も無事任務をこなしてやったからな!」
提督「さすが利根さんっす!お疲れ様っす!!」
利根「うむ!もっと褒めても良いのだぞ!」
提督「利根さん可愛い!好き好き利根さんケッコンしたい!!」
利根「こ、こら!褒めても良いとは言ったが……そういうのは禁止なのだ……」
提督「では大活躍の利根さんには何でもお好きな物を一つプレゼントしよう」
利根「本当か?なら吾輩は……うむ!」ドサッ
提督「どうしたの?地べたに座ったら服が汚れるぞ?」
利根「よし、ではそのなんじゃ……が、頑張った褒美に頭を撫で撫――」チラチラ…
ピッ
利根「お主……このような物をどうやって……」
青葉「青葉、見ちゃいましたから盗撮しちゃいました!」ニコー
利根「その映像をよこさんかー!」
青葉「やめてください!パソコンが壊れちゃいます!!1500円で買ってください!!」
衣笠「相変わらず青葉はたくましいなぁ」
熊野「あら、皆さんお揃いで何をしているのかしら?」
鈴谷「ほおぉぅ♪皆勢揃いじゃーん♪」
青葉「あなた達は!」
摩耶「なんだよ。まさかこいつらも超時空なんとかシンデレラって言うのかよ?」
青葉「超時空シンデレラです!なんとかはいりませんよ!!」
摩耶「えっ、あ……うん、いや、それは今わりとどうでも良いだろう」
青葉「彼女こそこの艦隊において一番レベルの高い重巡航巡です」
熊野「まぁ悪い気はしないけれど……♪」
青葉「でも利根さんとは違い、たいした武勲も無く東京急行でドラム缶を運んでる間にレベルアップしたようです」
熊野「ちょっ……」
青葉「あと鈴谷さんに比べておっぱいは小さいですね。これは脱衣所で盗――」
このあと目茶苦茶怒られた
またかきます
重巡憩いの部屋
愛宕「ハァー……」
利根「さすがの吾輩もちと疲れたぞ」
熊野「この熊野をここまでこき使うなんて……提督も何か勘違……むにゃむにゃ」
摩耶「みんないったいどうしたんだ?」
鈴谷「なーんかぁ、今日から新しい海域が見つかったらしいじゃん?」
古鷹「今回も航巡や重巡が必要になってくるんだって」
摩耶「ふーん。で、あたしらの中でもレベルの高い三人が出撃してるんだ」
愛宕「出撃するのは良いんだけど……即撤退が多くて鎮守府と海域の往復で疲れちゃうのよー」
熊野「あんなの道筋がはっきり分かってから挑戦すれば良いのですわ」
利根「まぁあやつも自分で道を切り開く事に生き甲斐を感じておるのだろう」
熊野「とは言えこれでは身体がもちませんわ」
愛宕「戦艦や空母や駆逐艦と違って私達は代えが少ないから仕方ないわよ」
熊野「私達の次にレベルが高いのは鈴谷でしたっけ」
鈴谷「無理無理。私まだレベル50だもん。なかなか声もかからないって」
摩耶「前も言ったけどあたしなんて18だよ18!」
古鷹「私も最後に出撃したのはオリョール海だから……」
青葉「青葉もですよー」
摩耶「とにかくいくらなんでも姉さん達をこき使い過ぎなんだよ!あのクソ野郎!次来たら文句言ってやる!!」
ガチャッ
青葉「噂をすればなんとやらですねぇ」
提督「ん?」
摩耶「お前!よくノコノコ顔出せたもんだな!姉さん達を散々こき使いやがって!!」
愛宕「摩耶ー、提督の前では愛宕って呼び名さーい」
提督「本当に何度も出撃させて悪かったな。これ、間宮さんの所で貰ってきたアイスだ。疲れた時は甘いものって言うだろ」
熊野「まぁ……甘いものは嫌いではないけれど」
愛宕「いただきまーす」
利根「ほう、お主なかなか気がきいておるではないか」
提督「いっぱいあるから摩耶達も食べな」
摩耶「ほ……ほんはほのへはまはへはりひなひはらは!」
提督「そんなにアイス頬張ってる奴は初めて見たよ」
愛宕「それでー……提督が来たって事は出撃ですよね?」
提督「いや、今日はもう休んでくれて良いよ。ありがとうな」
熊野「でもまだ一度もボスまで到達していませんわ」
提督「熊野も言ってただろ?もうちょっと道筋がはっきりしてから出撃してみたらどうだって」
利根「しかしお主はそれで良いのか?」
提督「ああ。もうこれ以上みんなを酷使出来ないからな」しょぼーん
利根「酷使と言ってもそれ程ではなかろう。吾輩いつでも出撃できるぞ!」←疲労は間宮点滅まで
愛宕「そうですよ提督。私達こんな時くらいしか出番がないんですから元気出してください♪」スッ
熊野「まったく世話のやける提督ですこと。……さっさと出撃命令をお出しになってはいかが?」スクッ
摩耶「このやり取り今日何回目だ?」
青葉「8回目ですねぇー」
提督「気持ちは有り難いけど旗艦の利根さんはともかく愛宕と熊野は休んでくれ」
愛宕「でも私達がいないと……」
提督「鈴谷、来てくれるか?」
鈴谷「ほぉーぅ♪久々にドラム缶係以外の出撃じゃーん♪」
提督「後は古鷹も来てくれ」
古鷹「お掃除か何かですか?」
摩耶「いや、今の流れからいって出撃だろ」
古鷹「ええっ!?私、オリョール海までしか行ったことありませんけど……」
提督「大丈夫。今回は金剛や加賀、大鳳も連れていくつもりだ」
愛宕「軽空母や駆逐艦にこだわってたのにもうやけくそって感じねぇー」
このあと、やけくそ艦隊は初めてボスへたどり着き、提督はゲンを担いで鈴谷と古鷹を使いつづけたそうな
2-5ボスに辿り着けずカッとなってやった。明日から愛宕話かきます
あと、今日携帯を変える予定なのでIDの末がSOから変わるかもしれません
グッバイ!ボーダーフォン!!
愛宕「今日も一日お疲れ様ー」
麻耶「おつかれー••••••」
愛宕「なによ元気ないわねぇ」
麻耶「だってさぁ、中型の改二って聞いてたから期待すんじゃんか」
愛宕「あれはもともと末っ子って話しだったじゃない」
麻耶「でも複数って聞いてたし!ワンチャンあると思ってたんだけどなぁ••••••クソが」
愛宕「どうしてそんなに改二になりたがるのよ?」
麻耶「そりゃーあたしだってもっと戦いてーし••••••」
愛宕「なるほど♪それで活躍して提督に褒めてもらいたいのねぇ♪」
麻耶「ち、ちげーし!!誰があんなクソに••••••あー、もう寝る!」
愛宕「耳まで真っ赤にしちゃって、分かりやすい子ねぇ••••••♪」
愛宕「最近は重巡の改二が立て続けにきてるけど••••••」
愛宕「みんな胸は控えめな子達なのよねぇ」
愛宕「私達は胸が大きいから改二がこないのかしら••••••」
愛宕「でも軽巡だと五十鈴ちゃんとかもきたし大丈夫よね!」
愛宕「あら?あそこにいるのは••••••」
龍驤「あー、ちょっとキミ!ストップストップ!!」
提督「ん?なんだ?」
龍驤「なんだとちゃうやろ?」
提督「?」
龍驤「だーかぁーらぁー!ほら、きたやろ?そのー••••••改二ってやつ?」ちらちら
提督「おお、そうだったな!いやー、めでたいめでたい!」
龍驤「いやー、ありがとう♪」
提督「じゃ!」
龍驤「ちょっとまちぃー!!」
提督「ん?」
龍驤「いやいや、なにをとぼけとんねん!改二が実装されたんやから改装してーな!」
提督「そうは言っても龍驤はまだレベル25で最近改になったばかりだろ?」
龍驤「せやからそこはほら、キスクルやっけ?そんなんでええからちゃちゃーっとやなぁ」
提督「そんなに焦らなくても大丈夫だから」
龍驤「だってあれやん?軽空母の改二っていったら••••••なぁ」
提督「ちとちよか」
龍驤「そう!!目立たんかったけど改二でバインバインやん?せやからうちも••••••な?」
提督「••••••••••••」ポロポロ
龍驤「いやいや!ええっ?!なんで泣くねん!あきらめたらあかんで!!
龍驤「え••••••うちもしかして改二になっても大きくならへん感じなん••••••?」
提督「大丈夫だ龍驤!俺は胸の無い子も大好きだから!」
龍驤「そんなアホな••••••改二って、でっ改おっぱい二なるの略とちゃうかったんか••••••」
提督「さすがに無理があるだろ」
龍驤「うわあぁぁぁぁん!!嫌や嫌や!うちかてバインバインになりたいんや!肩こりとかに苦しみたいんやー!」
提督「そんなに大きくしたいなら牛乳を飲むとか」
龍驤「そんなもんとっくの昔にやっとるわ••••••この前なんか飲み過ぎでお腹ピーピーになって逆に体重減ってしもたし」
提督(最近やたら牛乳が無くなってたのは龍驤の仕業だったのか。•••••後で赤城に謝らないとな。疑ってすまんかった)
提督「そんなに落ち込むなよ。胸が無••••••控えめなのがお前のチャームポイントだろ?」
龍驤「こんなチャームポイントいらんわ••••••」
提督「ならばとっておきの情報を教えてやろう!」
龍驤「とっておき?」
提督「胸は揉まれてでかくなる!」
龍驤「アホか••••••それこそとっくの昔に試したっちゅうねん。赤なっただけで変わり無しや」
提督「それは自分で揉んだんじゃ無いのか?」
龍驤「そーや。丹念に揉みしだいたわ」
提督「それじゃダメダメ!あくまで異性に揉まれるのが条件なんだから」
龍驤「そんなん言われても••••••胸を揉まれるって事はつまりあれやろ?その、つきあっとる好きな人とか••••••」
提督「まぁ知らない人にいきなり揉めは無いな」
龍驤「せやかて鎮守府に男はキミしかおらへんし••••••」
提督「さてと始めるか」ワキワキ
龍驤「ちょっ、何を手ワキワキしとんねん!あかん、あかんで!!」
龍驤「こ、こら、離しぃ••••••」
提督「そぉい!」
ささっ
提督「••••••」
さわさわ••••••サラサラ••••••
龍驤「あ、あかん、て••••••、そんなに揉みしだかれたら、うち•••••」
提督(胸を揉む時の効果音ってこんなだったっけ?)
龍驤「んっ!そんな、敏感な所ばっかり弄ったらあかん••••••こ、こら、聞いてるんか?はぁっ、はぁっ••••••」
提督(参ったな)
龍驤「うち、なんやこれ••••••頭がぼーっとして、こんなん自分でした時はならへんかったのに••••••」
提督(何しとんじゃボケー!とか言われて殴られる→元気になる筈だったのに)
龍驤「んっ••••••!はぁっ、これ効果あるんかもしれんなぁ••••••なんや身体が熱なってきたわ••••••」とろん
提督(なんかエロい雌の顔に)
愛宕「じぃー」
龍驤「もうあかん••••••うち、もう•••••ええ!?」
愛宕「お二人とも、そういう事は部屋でお願いします。ここだと子供達が通りますから」
龍驤「ち、ちゃうねん、これはその••••••な!?」チラッ
提督「龍驤の乳を育成していただけです!」
龍驤「あほー!!」
愛宕「あと青葉も見てましたよ」
龍驤「なっ••••••」
青葉「青葉盗撮••••••いえ、風景を撮影していただけです!でわでわ!」ダーッ
龍驤「ちょってたまちぃー!!」ダーッ
龍驤「ちょっとまちぃー!」ダーッ
提督「やれやれ、まぁ元気そうだし良かったか」
提督「あれ?愛宕は?」
愛宕「龍驤ちゃんにまで手を出すなんて••••••よっぽど小ぶりなのが好きなのかしら」
愛宕「••••••」
バイーン
愛宕「はぁ••••••」
妖精「ため息なんかついて何かお悩みですか?」
愛宕「あなたは羅針盤の妖精さん」
愛宕「かくかくしかじかでー」
妖精「なるほど。では愛宕さんも小さくしてみてはいかがですか?」
愛宕「それができたら苦労しないわよー••••••」
妖精「出来ますよ?」
愛宕「••••••え?」
妖精「艦の進路をも自在に操る私達にとっては容易い事です」
愛宕「本当に?と言うか、自在に操るならもうちょっと提督の頭皮をいたわってあげてくれないかしら••••••」
妖精「期限付きですけど小さくしますか?」
愛宕「ぜひお願いします!」
妖精「ではー••••••乳んぷいぷいの乳んのぷーい♪うぅー、乳もげろー!!」ドーン
ふしゅっ
愛宕「何かしら、いま空気が抜けたような音が••••••あっ!」
妖精「ふぃー。ぺったんこにするつもりでしたけど容量オーバーで少し残っちゃいましたね。Bくらいでしょうか」
愛宕「充分よー♪肩が軽いわぁ♪」
妖精「喜んでもらえて良かったです。効き目は一日の予定ですが容量の関係もありましたし早く戻るかもしれません」
愛宕「それは良いんだけど••••••何か副作用とかは無いのかしら?」
妖精「その点は大丈夫です。代わりにどこかで貧乳に悩む誰かの胸が大きくなってる筈ですから」
愛宕「そう♪なら安心して快適な生活を送らせてもらうわぁ♪ありがとー」
龍驤「うわっ!!な、なんや、急に胸が••••••まさかさっきの効果が出たんか!?それともこれが改二効果か!?まだ改やけど!!ちょっ、みんな見て見てー!!うちバインバインやー!!」
またかきます
提督室
愛宕「だーれだ♪」
提督「だーれだって、その声は完全に愛宕だろ」
愛宕「えーっ、もう少し悩んでも良いと思うんたわけどー」
提督「だいたいお前の場合は声なんて聞かなくても背中に当たる胸でわか••••••」
スカッ••••••
提督「••••••」
愛宕「提督?」
提督「背中に胸があたらないって••••••誰だお前は!?」バッ
愛宕「もうっ、いきなり振り向くなんてー」
提督「なんだ、やっぱりあた••••••」
ちんまり
提督「ど、どう言う事だ。愛宕の胸が••••••」
愛宕「最近提督は小さいのが好きみたいだったから小さくしたの♪」
提督「そんな軽い感じで大きくなったり小さくなったりするなら苦労しないだろ。誰とは言わないが主に空母系の方達が」
愛宕「実はかくかくしかじかでー」
提督「妖精の仕業だったのか。その胸も俺の羅針盤が言う事きかないのも」ギリッ
愛宕「はぁ♪こうやってうつ伏せに寝転がるのなんて久しぶりだわぁ♪」
提督「俺には分からない苦しみだが大きいのも大変なんだな」
愛宕「当然よー。あの重みから解放されるのはお風呂で浮かせてる時だけなんだからー」
提督「浮くものなのか••••••」
愛宕「それにしても提督はあまり驚かないんですね。妖精さんの魔法の話しをしても」
提督「実は俺も以前願いを叶えてやるって言われてな。体験済みなんだよ」
愛宕「提督はどんなお願いを?」
提督「あの時はまったく信じてなくてな••••••ふざけて股間にぶら下がる龍を5mにしてくれって頼んじゃったんだよ」
愛宕「それはー••••••叶ったんですよね••••••?」
提督「あの日一日は初めて地球にきたベジータの気分だったよ。弱点である急所を腰に巻いてさ••••••」
愛宕「それよりどうですか?胸が小さくなった私は♪」
提督「いつものを見慣れてるからなんかアンバランスだな」
愛宕「えぇー、それはちょっとひどすぎないかしらぁ?」
提督「やっぱり愛宕はいつものサイズが一番良いよ。少なくとも俺はあっちの方がすきだ」
愛宕「まぁ提督がそう言うなら••••••でもそれならどうして最近セクハラしなくなったのかしら?」
提督「愛宕と金剛にはセクハラしたら最終的に搾り取られるからな」
提督「でも小さい胸の愛宕の思い出に一揉み良いですか!!」
愛宕「元に戻ってもちゃんと相手(意味深)してくれるなら良いですよ?」
このあと無茶苦茶揉みしだいた
そのころ龍驤さんは••••••
龍驤「ちょっ、みんな見てんかー!!」ダダダ
不知火「なんですか騒々しい」
龍驤「おお不知火!どや、うちめっちゃバインバインになってしもてん!」
不知火「そうですか。では私は用がありますので」スタスタ
龍驤「なんやそれだけか?つまらんやっちゃなー」
陽炎「おーい、こっちで不知火みなかったー?」
龍驤「ああ、不知火やったらあっち行ったで。それよりや、どや?うちのナイスバデーは!!」
陽炎「バデー?ああ、良いんじゃない?じゃあね!」タッ
龍驤「かぁー!ほんま陽炎型はつまらんやっちゃなー!このナイスバデー見ても何の感想もなしかいな!」
黒潮「陽炎型がどないかしたん?」
龍驤「おお!せやせや、黒潮がおったわ!どや?うちのナイスバデー!」
黒潮「ほぇー、ごっついなぁ!ちょっとさわってもええか?」
龍驤「かまへんでー!そう言うリアクション待っとったねん!」
黒潮「ほんなら失礼して••••••うわぁー、まるでほんまもんみたいやなぁ!」
龍驤「あったりまえや!••••••え?まるでほんまもん?」
黒潮「うちこういう自虐ネタすきやでー!」
龍驤「な、なに言うとんねん、これほんまもんやで?」
黒潮「あははっ、もうその真顔やめてーな!おなかよじれてまうわ」
龍驤「ほんまやて!なんなら今すぐ服脱いで見せたるわ!」
黒潮「で脱いだらまな板なんやろ?あかんあかん、考えただけでも笑が、あははっ。うち行くわ!体張ったギャグおおきに!あははは」
龍驤「••••••ちょ、ほんまのほんまに」
龍驤「こうなったら最初から服ぬいどいたる!」シュルッ
龍驤「みてみぃ、バインバインやん」
龍驤「でも誰に見せたらええんや••••••」
龍驤「うーん••••••せや、こんなエッロイ身体にしたもんに責任とってもらわんと!」
龍驤「異性に裸見られるんはちょっち恥ずかしいけど、もうあない揉みしだかれた訳やし••••••やっぱり将来的にはケッコンをやなぁ••••••」
龍驤「と、とにかく提督室へ行くでー!」タッ
提督室前
龍驤「あかん、緊張してきた••••••って、中から愛宕の声が?」
愛宕「なので私の胸が小さくなった代わりに誰かの胸が大きくなってるんですよ。効果は一日だけらしいんですけど」
龍驤「なんやて••••••いやいや、まさか。あはは••••••嘘やー!!」ガチャッ
提督「あっ(察し)」
またかきます
龍驤「なぁ、今の話嘘やんなぁ?そうなんやろ?な?」
提督「落ち着け!とりあえず何か着ないと痴女みたいだぞ」
龍驤「ちゃうねん••••••これはうちが改二になったから大きくなったんや••••••」
提督「龍驤、お前はまだ改だよ」
龍驤「••••••嫌や!こればっかりは返さへんで!!これはうちのもんや!」
提督「そうは言ってもなぁ••••••なんか既に戻りつつあるんだが」
龍驤「ぎゃー!!」
龍驤「なんでやねん!一日はこのままや言うとったやん!」
愛宕「それが効き目は短くなるかもしれないって言ってたのよ」
龍驤「頼むはほんま、一日だけでもええから!この通りや!!」
提督「さっきまで返さないって言ってたのにめちゃくちゃ妥協したな」
龍驤「うちな、巨乳になったらどうしてもやりたい事があったねん」
提督「やりたい事?」
龍驤「みんなの前で縄跳びしてみたり、前屈でつっかえてみたり、徒競走を胸の差で勝ってみたり」
提督「龍驤•••••」
龍驤「うちな、なったことないねん。肩凝りとか」
愛宕「もうやめて!」ブワッ
愛宕「あっ••••••また胸が」ググッ
龍驤「ぎゃー!また胸が!!」しゅんっ•••
愛宕「もう半分くらい戻っちゃったわねぇ」
龍驤「こんな仕打ちあんまりや••••••うちが何したいうねん神さん!!」
提督「落ち着け龍驤、やったのは神様じゃなくて妖精だ!!」
龍驤「もうどっちでもええわ••••••世の中全部憎く思えてきたわ••••••」
提督「そんなに落ち込むなって」
愛宕「提督、まさかとは思うけど••••••このまま深海棲艦になったりしないですよね?」
提督「さすがに胸を気にして深海棲艦にはならないだろ」
龍驤「ああ、また小さく••••••もうおしまいや。うちのバラ色の人生が••••••終わる。終わってまう」
提督「龍驤?」
龍驤「ナラいっそ、コンナ世界ハ••••••無くナレバええんヤ」
提督「龍驤帰ってこーい!!」
龍驤「なんやこの感じ••••••堕ちていくような••••••うち、深海棲艦になってまうんか•••••?」
提督「いやいや、ならないから!」
龍驤「まぁ最近はあっち側も人気あるみたいやし••••••最近は巨乳も増えてきとるし、うちも」
提督「あの巨乳ワンコちゃんは空母じゃないから!」
龍驤「空母かて人気やん。ヲ級やっけ?最近はヲ級改とかも出てきよったし•••••」
龍驤「うちも巨乳で生まれ変わるかもしれん。名前はそうやなぁ••••••オ級πとか」
提督「なにヲ級改みたいな名前にしてんだ。だいたいお前は軽空母なんだからヌ級になっちゃうぞ」
愛宕「ちなみにヌ級はこれです」ドンッ
龍驤「これはもう••••••なんやこれ」
提督「ヲ級とかタ級とか、とくべつなの以外はオスメスの見分けすらつかないな」
龍驤「•••••なんややっぱ頑張ってみるわ」
愛宕「すっかり元に戻っちゃったわねー」
龍驤「とほほ••••••」
提督「••••••」
愛宕「どうしたんですかー?難しい顔して」
龍驤「あ、あんまじーっと見んといてーや!なんか着るもん着るもん!!」
提督「いや、愛宕は寸分違わず元に戻ってるけど龍驤の方が元に戻ってないな」
龍驤「ちょっ••••••まだうちの傷をえぐり足らんのかいな!」
提督「いやいや、そうじゃなくてさ。なんか胸が大きくなってるよな」
龍驤「えっ••••••?」ばあぁぁぁ
龍驤「あああああ、あほ!そない変な気使われたら余計惨めやわ!」
提督「別に気は使って無い。本当に大きくなってるぞ」
龍驤「もうええからやめてんか!そない見られたら恥ずかしいわ」
愛宕「私にはまったく分からないですけど••••••提督が言うなら大きくなってるんじゃないかしら?」
龍驤「愛宕までなに言うとんねん!コレは八割の助平と二割の冗談で出来とる人間やで!」
愛宕「確かに提督には人を見る目も物を見る目も貫禄も人徳もないけれど、胸を見る目だけは確かよ?」
提督「二人ともサラッと酷いこと言うなぁ••••••だが、悪くないぞ」
龍驤「だいたいうちらは戦場で生死をかけた戦いをしとるんや。目測でだいたいはわかんねん」
提督「いくらプロのサッカー選手でも、野球となれば少年野球のチームにも勝てないだろう。乳に関しては俺の土俵だ!」
愛宕「カッコ良く何かを言おうとしたけどただの変態さんねー♪」
提督「なんなら今すぐこの手で測ってやろうか?目測と違ってミクロ単位まで測れるぞ」
龍驤「そ、そないなもんキミしか分からんのやったら何とでも言えるし意味ないやん!」
愛宕「じゃあメジャーで測りましょうか♪」
龍驤「ま、まぁ、どーしてもって言うんやったら好きにしたらええけど?」ドキドキ
愛宕「じゃあさっそくー♪」シャーっ
愛宕「あら、あらあらまあまあ♪」
龍驤「どないや?」
>298
なんてこった。
またかきます
こっちなら文字化けしてないですか……
愛宕「確かに大きくなってるわねー♪0.2mmほど」
提督(バストサイズの測定とは思えないくらいの細かさだな)
龍驤「や……やった!うち、やったでぇ!!前の身体測定からだいやくしや!!」
※この鎮守府では半月に一度(提督の趣味で)身体測定が行われている
龍驤「ついにうちの母性が目覚めたんかなぁ♪」
提督「母性って……まぁとにかく良かったな」
龍驤「でもなんでこない急成長したんやろか?」
提督「急成長……?」
愛宕「それはやっぱり……提督に揉まれたからじゃないかしらぁ♪」
龍驤「そっか……でも今日一日でこんだけ大きなったんやったら、毎日やれば……」チラッ
提督「365日24時間営業で受け付けてますが!!」
龍驤「な、なにがや!とにかくうちは部屋にもどるわ!」
深夜0時
提督「すやぁー」
龍驤「あー……ちょっと?」
提督「すかぴー」
龍驤「あーもう、ちょっと起きぃ!」
提督「ん……?なんだ?龍驤?あれ?ここ布団の中だと思ってたんだけど……」
龍驤「布団の中でおおてるよ。その……ちょっち頼みたい事があんねんけど……」
提督「なんだ?胸でも揉みしだかれたいのか?」ワキワキ
龍驤「ん……、うん。せやねん……」
提督「マジでか」ワキ…
龍驤「一応お風呂入って来たし、服も脱いで布団に入ったんやけど……」
提督「……」ふぁさっ
龍驤「ちょ……あ、あんまり見んといてや!」
提督「純白下着一枚とかレベル高いな」
龍驤「そ、それで!してくれるんかどうなんかハッキリしてーや!」
提督「えっ?何をするんだっけ?」
龍驤「だ、だから、バストアップをやなぁ……」
提督「うむ……では技術料をいただこうか!」
龍驤「有料なんかい!」
提督「ほっぺにチユッとやらをしてくれたら良いよ!」
龍驤「うぅー……しゃーなしやでほんま……んっ」ちゅっ
提督「キスしてもらったあげく胸まで揉めるってどんだけ美味い話しだよ!」
龍驤「キミがそうせえ言うたんやろ!ほら、ええからはよしてーな」
提督「ではさっそく」
龍驤「あ、あのな……あっち向いててもかまへんかな?なんや恥ずかしいし……」
提督「そうだな。後ろから揉むのがだいごみだからな」
龍驤「どういう事やねん。ほんなら……はい、ええよ」
提督「……」ふにふに
龍驤「んっ……」
提督「はい、あんまり身体よじらない。お尻が良い感じによろしくない所を刺激してるから」
龍驤「せやかて、ちょっちくすぐったいし……あぅっ。それに、身体が勝手に、動いてまうねん……」
提督「かわいい」直球
龍驤「あ、あんまり変な事言わんとってや……胸触られてる時にそんなん言われたら、うち……もっと変な気分になるし……」
提督「ならば……かわいいかわいいかわいいかわいい」
龍驤「あほか!」
コンコン
龍驤「!!」
提督「ちょっと布団に潜ってて」サッ
提督「はーい。いつも通り暁だろ?」
暁「も、もう、こんな時間まで夜更かししてるなんて体調管理がなってないと思うんだけど」
提督「またトイレか?」
暁「べ、別にそんなんじゃないし。でも司令官が行きたいなら一緒に行ってあげても良いけど……」もじもじ
提督「今日は大丈夫だよ」
暁「ええっ!?で、でも、お漏らししたら大変だし行った方が司令官の為って言うか、その方が良いって言うか……」
提督「冗談だよ。着いて行ってあげるからさ」
暁「あっ……」
提督「暁……?」
暁「だ、大丈夫だし……少しだけだし……一人前のレディーは濡れ濡れって足柄さんが言ってたし……」
提督「うわあぁぁぁ!傷は浅いぞ急げ暁ー!!」
提督「やれやれ……ただいまーって、これは帰ったら寝てるパターン入ったな」
龍驤「なにがパターンや。普通に起きとるよ」
提督「ん?顔真っ赤だな。布団の中暑かったか」
龍驤「ん……せやな。あとちょっちキミの匂いとか……と、とにかく続きして欲しいんやけど……」
提督「よしきた!一晩中でも付き合う覚悟だ」
龍驤「それでな、ほら……技術料やっけ?あれ払ったほうがええかなぁーって……」
提督「それはさっき貰っただろ?」
龍驤「それはさっきの分やん?だから今からの分をやなぁ……」
提督「まぁいただけるならいくらでも大歓迎だけどな!」
龍驤「ほんなら……んっ」ちゅっ
提督「んっ!?く、口に?」
龍驤「い、いややったかな……?」
提督「本当にありがとうございます」
提督「よーし、じゃあ張り切っていこうか!」
龍驤「あっ!ちょっちタンマ!」
提督「ん?」
龍驤「その……毎回毎回技術料払うん面倒やん?だから……まとめて先払いしとこかなって……あかんかな……?」
提督「首に腕回されてこの至近距離でこんな事言われたら断れる男なんていないだろ」
龍驤「ほな、交渉成立やね♪とりあえず100回分くらい払っとこかな……」
この後むちゃくちゃ先払いされた
龍驤「んっ……あれ?もう朝かいな」
提督「一晩中先払いされたけど何回分だったんだこれ」
龍驤「うーん……よー分からんなってもーたしノーカウントやね」
提督「ふぁ?!」
龍驤「せやから次に頼む時はまた技術料払うわ♪」
提督「次は技術も行使させてください!」
龍驤「じゃあ次は技術料払いながら行使してもらおうかなぁ」
提督「じゃあそれまでに新しい技術料考えておくか」
龍驤「新しい技術料?」
提督「……」
龍驤「ちょ、なに黙り込んでんねん!こら、なにさせる気やー!!」ドキドキ
提督「とか言いながらドキドキして何か期待する龍驤であった」
龍驤「なに適当なこと言うとんねん!」
その頃重巡憩いの場
愛宕「はぁ……今回は私が主人公だったのにぃ……」
摩耶「ちょっ……朝からお酒はヤバイって!」
またかきますねます
ワイワイガヤガヤ
愛宕「あら、なんだか朝から賑やかねー。駆逐艦の子達が集まって……天龍ちゃんが何かしてるのかしら?」
那智「いや、すまん。あれはうちのバカがだな……」
足柄「はいはーい♪今日は大人の保健体育の授業よー♪」
愛宕「あー……」
那智「私が言っても聞かなくてな。いま姉の妙高に連絡した所だ」
暁「まぁ暁はもう一人前のレディーだけど聞いてあげるわ!」
足柄「あれは私、足柄が英国の観艦式にーー」
雷「もう!その話は何十回も聴いたよ!!」
暁「大人のお話がないなら暁は部屋にもどるんだけど」
雷「面白い話かとおもったんだけどなぁ」
電「結局まいかい
艦式の話だけなのです」
響「だすぴだーにゃ」
足柄「ちょっ……ま、まって!これからだから!」
龍驤「なんかおもろい話がないな
うま
眠けmax またかきます
龍驤「なんかおもろい話ないんやったらうちも戻るわ」
足柄「キ、キス!キスの 話よ!」
ピタッ……
暁「そ、そそそ、そんな、いきなりキ……とか言われても……さすがの私だって困っちゃうわ!」
足柄「あらあら、キスって言葉だけで赤くなるなんてまだまだお子様ね」
暁「べ、別にへっちゃらだし。でもキ、キス……なんていくらなんでも早過ぎるかもだし」
雷「私達はしたことあるわよ?ね、電」
暁「ふぇ?!」
電「はわわ……あ、あれは雷が強引にさせただけなのです!」
雷「じゃあ嫌だったの?した後一日中顔赤くしてニヤニヤしてたくせに」
電「嫌ではなかったけど……」
暁「ちょっ……したことあるって……だ、だれと?」
雷「誰って、そんなの司令官に決まってるじゃない」
暁「そんな話聞いてないんだけど!初耳な感じなんだけど!」
雷「だって暁は寝てたじゃない」
暁「そ、そういう事は寝る前に言ってよ!」
雷「でも暁は8時には寝ちゃうから。あの日は7時過ぎに寝ちゃってたし」
暁「よ、夜更かしはお肌の敵だから仕方ないでしょ!別に眠たかったわけじゃないんだから!」
雷「あの日は普段からお世話になってる司令官にお返しがしたいって電が言い出して……」
数日前
雷「はーい司令官♪今日も遅くまでお疲れ様!」
電「あの、あまりご無理はしないでくださいなのです」
提督「おっ、どうしたんだ二人とも。こんな時間に」
響「響もいるよ」ひょこっ
提督「って事は暁もいるのか?」
響「ううん、暁は眠り姫」
提督「そうか。で、何か用かな?」
雷「日頃の感謝を込めて司令官にお礼をしにきたわ!なんでも言って!」
電「肩たたきでもマッサージでも大丈夫なのです」
響「踊りもできるよ」
提督「感謝って……むしろこっちが感謝をしてるんだけどな。いつも遠征お疲れ様」
雷「もう、そんな事気にしなくて良いの!もーっと私に頼って良いのよ?」
提督「ああー、だめになるー」
提督「じゃあ肩たたきでもしてもらおうかな」
雷「まっかせといて!」
電「電もするのです!」
雷「ちょっと、私が先なんだから」
電「一緒にすれば良いのです」
雷「仕方ないわねぇ」
響「司令官」ちゅっ
提督「ん?」
雷「なっ……!」
電「はわわわわ」
響「司令官、響にちゅーされて嬉しい?」
提督「超絶嬉しいよ!疲れが吹き飛ぶくらい!」
雷「だ、だったら私達もしてあげるんだから!ほら、電は右のほっぺね!」
電「り、りょうかいなのです」
ちゅっ……
雷「どうかしら……司令官?」
電「初めてしちゃったのです……」
提督「やれやれ……駆逐艦は最高だな!!」
雷「って事があったのよ」
暁「響まで……そんなのずるい!」
龍驤「なんやなんや、ほっぺたにチューくらいで騒いで。お子様やなぁ」
雷「でも胸の大きさなら同じくらいじゃない」
電「私達よりぺったんこなのです」
響「フラッチェ」
暁「暁達はまだ育ち盛りだけど……」
龍驤「なんやこのひどい仕打ちわ!」
足柄「さえずるんじゃないわよ、こわっぱども」
龍驤「うちは軽空母や!いっしょくたにせんとって!」
足柄「あなた達のしているのはチューでしょ?私が今から教えるのはディープキスよ」
暁「でーぶきす?」
足柄「舌と舌を絡めあうねっとりとしたたたたたた!!なになに?!」グイッ
妙高「子供達になに教えているのかしら?」にっこり
足柄「げっ……」
妙高「ちょっとこっちに来なさい♪」
足柄「いやっ……地下はいやぁぁぁ!!」
雷「足柄さんに敬礼!」
電「ご愁傷様なのです」
響「だすぴだーにゃー」
暁(キス……私も、私も……)
龍驤(ディープキスってなんや?舌を絡めあう?)
この日、鎮守府地下からは足柄の尻を叩く音と断末魔、あとカメラのシャッター音が鳴り響いた
またかきます
提督「ふんふんふぅーん♪」
曙「ちょっと待ちなさいよ、このクソ提督!」
提督「うひょー!曙ちゃん!!フゥワッ!!」
曙「ずいぶんご機嫌じゃない。ほんと、気持ち悪いったらないわね」
提督「実は宝くじで3000円当たってさ。臨時収入にテンションあげあげなのだよ」
曙「たったそれだけ?たいしたこと無いのね」
提督「とりあえず宝くじ10枚買うかな!」
曙「そんな事より、ずいぶんと色んな駆逐艦に手を出してるみたいじゃない。このクソ提督!」
提督「ん?」
曙「しらばっくれても無駄よ。雷達が全部話したんだから」
提督「はぐっ……!!じ、持病の発作が……!」ガクッ
曙「なに言ってんのよ。また適当な事言って誤魔化す気でしょ」
提督「かはっ……!ぐぅぅ……ゴホッ、ゴホッ!!」
曙「ちょっと……だ、大丈夫なの……?」スタスタ
提督「う……ぬうぅぅ…………曙ちゃんゲットだぜ!!」ギュッ
曙「なっ……!もー!!うざい!離せクソ提督!!なんであんたは毎回毎回顔を見る度に抱きついてくんのよ!」
提督「毎回同じ手にひっかかる曙ちゃん可愛い!!好き!!」
曙「私は発作とか嘘ついて心配させる奴なんて大ッッ嫌いよ!!」
提督「いや、曙ちゃんを見ると愛でずにはいられない発作なんだ」真顔
提督「わっしょい、わっしょい!」
曙「ちょっ、抱き上げんな!このクソ提督!!」ジタバタ
提督「あー!もう可愛いなちくしょう!可愛い可愛い!曙ちゃん可愛い!」
曙「も、もう分かったから黙りなさいよ。クソ提督……」
提督「ん?どうしたんだ?急に大人しくなって」
曙「別に。暴れたら変なところ触られそうだから動かないだけよ。もんくある?」
提督「ふむ……しかし相変わらずの素晴らしい抱き心地。それに超良い匂い。シャンプーとか香水とかじゃなくて、自然に身体か」
曙「もうわかったから!この変態クソ提督!!なんで皆こんな奴の事好きなのかしら……」
提督「なんで私もこんな奴の事が……提督、好きよ」
曙「うるさいわね!!クソ提督!!」
提督「ハァ……癒されるんじゃぁ……」
曙「…………」かぷっ
提督「ん?今なにか首に……」
曙「は、離しなさいよ!クソ提督!!」ジタバタ
提督「うわっと、しまった取り逃がした」
曙「か、勘違いすんじゃないわよ!今のは噛み付いただけなんどから!!」
提督「その割りには全然痛くなかったけど…むしろ咥えただけのような」
曙「う、うるさいわね!!なに?文句があるなら言えば?」
提督「曙ちゃん可愛い!ケッコンしたい!!」
曙「な、な……な、なな、ケッ……ケッコ……って、なに言ってんのよ!ドMなの!?」カアァァァ…
提督「もしくはパンツ見たい。いや、パンツ食べたい」
曙「ば、ばーか!ばーか!このクソ提督!!」ダッ
提督「ああ、天使が行ってしまった」
愛宕「あのー……提督?こんな事言うのもなんなんですけど……あまり一人の子だけを可愛がると他の駆逐艦の子が拗ねちゃいますよ?」
金剛「うらやましいデース……駆逐艦金剛に生まれ変わりたいネ……」シクシク
愛宕「あと一部の戦艦も……」
提督「愛宕、今日もかわいいな。揉みしだきたい」
愛宕「はい……?」
金剛「ストーップ!スタァーップネ!!さっきは駆逐艦相手だから見逃してたけどこれは見逃せないデース!」
提督「金剛、どうしたんだ?」
金剛「提督ぅ、他の子にちょっかい出すなとは言わないけどさぁ、私にもしっかりちょっかい出してくだサーイ!」
提督「よし、子づくりするか!」
金剛「What?!こ、子づくりって、そういうのはもう少し暗くなってから……」
提督「愛宕も一緒に子づくりするか」
愛宕「この感じはもしかして……」
隼鷹「ああ♪提督ー♪そんな所に突っ立ってないでこっちで続きしようよう♪」
『祝!提督三千円当選!!祝勝会会場』
提督「おおー」フラフラ
愛宕「まったく。お酒はほどほどにしなさーい」
隼鷹「わかってるって♪あっ、提督。お酒がきれちゃったんだけど追加良いかな?」
提督「じゃんじゃんもってこーい!今日は俺の奢りダァー」
隼鷹「さっすが提督!太っ腹ぁ♪すいませーん大吟醸追加でー♪銘柄はお任せしまーす♪提督、利き酒勝負だよー♪」
愛宕「もう100%三千円超えてるわねあれ」
金剛「提督と子づくり……提督と子づくり……」
愛宕「金剛、提督酔っ払ってたみたいだから本気にしちゃダメよ?」
金剛「でも本気かもしれないデース!こうしちゃいられないネ、たまごクラブ買ってきマース!!」ダッ
愛宕「まったく……曙ちゃんにも言っておいた方が良いかしら?でも曙ちゃんはいつもされてる様な言い方だったけど……」
ちなみに通常時(シラフ)の提督
曙「げっ、クソ提督!」
提督「曙ちゃん可愛い!目に入れたい!!」
またかきます
夜 提督室
提督「あー、飲み過ぎた」
愛宕「仕事の後とは言え飲み過ぎは体に毒ですよ?」
提督「あー……」
愛宕「はいはい、お水ですよね。冷たいの用意しておきましたから」コトッ
提督「ありがとうありがとう。あとアレだあのー」
愛宕「着替えの用意なら脱衣所に用意してますよ」
提督「ん、じゃあちょっとシャワー浴びて酔いをさましてくる」
愛宕「お酒めしあがってるんですから湯槽には使っちゃダメですからねー」
提督「んー」
提督「いやー、サッパリサッパリ」
愛宕「もう、またそんな格好で。駆逐艦の子達がきたら恥ずかしがりますよ」
提督「いや、暑いしさ。パンツはいてるしセーフだろ?」
愛宕「うちわであおいであげますから服をきてください」
提督「はいはい」
愛宕「はいは一回でいいです」
提督「お母さんか!」
愛宕「お布団も用意しておきましたから、お疲れでしたら横になってくださいね」
提督「おお、極楽だな!」バサッ
愛宕「えーっと、うちわは……あったあった」
提督「愛宕ー、暑いぞー」
愛宕「はいはい、今行きますよー」
提督「はいは一回でいいです!」
愛宕「もう、まだ全然酔いがさめてないじゃないですか」
愛宕「もうすぐなつですねー」パタパタ
提督「いやーまったくだな」
愛宕「明日にでも扇風機出しましょうか?」
提督「いや、しばらくはうちわで良いよ。こうやってあおがれるのは気持ち良いからなー」
愛宕「もう、あおぐ方は疲れるんですよ?」
提督「ほんと、愛宕は将来いい嫁さんになるよ。俺が保証する」
愛宕「そんな事言っても毎日あおいてあげませんからねー」
提督「いやいや、本当に。なんなら今すぐ俺とケッコンしてもらいたいくらいだよ。ダメかな?」
愛宕「またそんな事言って。金剛みたいに本気にしたらどうするんですか」
提督「けっこう本気なんだけど」
愛宕「はいはい。それじゃあ私も部屋に戻りますから。枕元に飲み物置いておきますね」
提督「んー、ありがとなー」
パタン
愛宕「まったく。手のかかる提督なんだから」
愛宕「だいたい軽々しくケッコンだなんて」
高雄「ケッコン?」
愛宕「実はかくかくしかじかでー」
高雄「へー……それで了解したのよね?おめでとう愛宕!」
愛宕「何言ってるのよ。冗談に決まってるじゃない」
高雄「でも最近ケッコンかっこかりシステムが出来たでしょ?あれ書類が2隻から有料だから……うちの貧乏鎮守府だと一人だけかもしれないわね」
愛宕「えっ……?じゃもしかして私、さっきすごいチャンスだったのかしら……?」
高雄「残念だったわねー」
愛宕「そん……な……」
この後急いで提督室へ戻ったが提督はぐっすり夢の中だった
またかきますま
夜中
提督「ふぁーぁ……いつの間に寝てたんだ……?」
モソモソ
提督「ん?布団の中に何か」
龍驤「おはよう♪あー……夜中やからおそよう?んー、まあ何でもええか♪」
提督「今日もまたするのか?あれから毎日だぞ」
龍驤「なんやの!一年三百六十五日二十四時間いつでもええ言うたんはキミやろ?」
提督「わかったわかった。じゃあ準備し」
龍驤「しとるよ♪」
提督(毎度の事ながら、布団の中に下着一枚の少女がいるのはたまらんな)
提督「それじゃあさっそく」
龍驤「ちょっとちょっと!それより先に、ほら…報酬払わんと」
提督「最近ここにいる時間のほとんどが報酬先払いの時間じゃないか?」
龍驤「だってうちコレするの好きやから……」
提督「何年分先払いする気なんだ」
龍驤「もしかしてキミはうちとこういうことするの嫌なん……?」
提督「嫌って訳じゃないんだけど……」
龍驤「もう!なんやの!!煮え切らん返事やなぁ」
提督(まいったな……)
龍驤「もうええわ。キミがその気じゃなくてまうちは我慢できひんし。ほな……んっ」ちゅっ
提督(本当にまいったな)
布団内実況
下着一枚で布団に潜り込む龍驤は提督の首に手をかけて下からキス
一度目が終わるとチラッと提督の顔を見て恥ずかしそうに笑いながら提督の胸に顔をうずめる
提督に頭を撫でられると大人しく抱きついたまま動かなくなる
しばらくすると今度は目をつむったままキス待ち。もちろん赤面とプルプル震えるオプション付き
提督がキスをして唇が離れると龍驤が追いかけるようにして三たびズキュウゥゥゥン
提督たまらず胸に手を伸ばす。龍驤はピクッと反応するもののキスをやめない!
実況は青葉でした!
龍驤「んっ……ぷはっ、あ、んんっ……!!」びくんっ
提督「いたたたたた!背中、背中に爪が!!」
龍驤「ん……ごめん、でも、うち……!あかん、また……キミ、キスして、はよ……口ふさいでくれんと、変な声でて……」
提督「毒を食らわば皿までか」ズキュウゥゥゥン
龍驤「んんんッッ……!!」びくんっ
龍驤「ハァッ……ハァッ……もうあかん、力入れへんわ……」くたっ
提督「……」
龍驤「なんか身体あつうなったし効き目ありそうやな……♪ほなおおきに、誰か来る前に部屋もどるわ」
提督(本当にまいった。毎晩こうだ)
提督(気付いてないみたいだけど龍驤は最後までイッて満足そうに去り、俺は……)ギンギン
提督(ここまでされて放置とは、生殺しなんてレベルじゃねぇ!!)
龍驤「あっ、せやせや!なぁキミ、ちょっと舌出してくれへんかな?」
提督「舌?こうか?」べー
龍驤「んー……こうでええんかなぁ?」ぺろっ
提督「ふぁ!?」
龍驤「あはは、なんやくすぐったいなぁ。これがディープキスっちゅうんかいな?」
提督(明らかに違うけどそんなもの覚えられたら……完全に暴発しそうだし適当に流しておこう)
龍驤「ほなまたあした♪おやすみぃ♪……と」ヨロヨロ
提督「大丈夫か?」
龍驤「あはは……大丈夫大丈夫。まだちょっち足に力入らへんだけやから」
バタン
提督「……よし、トイレ行こう!!」
またかきます
賢者「ふぅ。スッキリスッキリ」
モゾモゾ……
提督「ん?龍驤、帰ったんじゃ無かったのか?っしょと、もう寝るぞ」バサッ
暁「きゃっ……」
提督「あれ?暁?」
暁「レディの名前を間違えるなんて失礼しちゃうわ!」
提督「こんな時間に起きてるなんて……天変地異の前触れか」
暁「大人の女性には眠れない夜の一つや二つあるんだから」
提督「わかったわかった。じゃあ早いとこすましちゃえよ」
暁「すます?」
提督「だから、トイレに行きたくなったから来たんだろ?」
暁「もう!子供扱いしないでよ!おばけなんて全然へっちゃらだし……」
提督(おばけは信じてるんだな)
提督「トイレじゃないならどうしてココに来たんだ?」
暁「なによ!理由がなくちゃ来ちゃダメなの?ぷんすか!」
提督「そう言うわけじゃないけどさ。何か用事かなーって」
暁「……あ、あの、うちの、第六駆逐隊の、ね」
提督「雷達が?」
暁「司令官に日頃の感謝を込めて、えっと……なにかしたんだけど、暁はその時いなかったから」
提督「なんだそんなことか。気にしなくて良いよ」
暁「で、でも、やっぱり団体行動で一人だけしないのも指揮が乱れるって言うか、や……やっぱりダメだとおもうから」
提督「そこまで言ってくれるなら……よささ、じゃあ5分だけお願いするかな」
暁「5分も!?」
提督「肩たたきしてくれるんだろ?」
暁「かっ……かた……そ、そうよ。じゃあさっそく始めるわ」
ねおちしそうだ。またかきます
暁「しれーかんおかたをたたきましょー♪」
提督「あー、良い気持ち」
暁「タントン♪タントン♪タントントン♪」
提督「やっぱり肩たたきは幼女の小さい手に限るな」
暁「もう!何度も子供扱いしないでって言ってるじゃない!」
提督「動揺歌ってたのにそう言われるとは思わなんだ」
暁「少しだけ手が小さいだけなんだから。ぷんすか!」
提督「でも肩たたきは駆逐艦に限るな。この前長門が肩たたきしてくれたんだけどさ」
提督「初手の一撃で右肩脱臼して腰まで床にめり込んだよ」
暁「……」
提督「二発目が空振りで助かったけど当たってたら両腕脱臼だったな。ワハハ」
暁「脱臼程度で済んでる司令官も人間かどうか怪しいわ……」
提督「さてと、そろそろ5分だな。暁、もう良いから寝なさい。ありがとうな」
暁「そわそわ……そわそわ……」
提督「どうしたんだ?なんだかそろそろして……って言うか、そわそわ言って」
暁「ねぇ司令官、他には何かされなかったの?」
提督「他に?雷達にか?」
暁「そ、そう!肩たたきだけじゃなかったとか……」
提督「うーん、結構前でよく覚えてないけど……肩たたきだけじゃないか?」
暁「もう、よく思い出してよ!何かされなかった?ね?ね?」
提督「うーん…………やっぱり思い出せないな。また思い出したら言うよ」
暁「いま思い出してほしいんだけれど!!ほらほら、あれよ、あれ!」
提督「そんな事言われても……って、その言いぐさだと暁は知ってるんだろ?教えてくれよ」
暁「え……えーっと、それは……ごにょごにょ」
提督(なんか可愛いしもう少し忘れたふりしておくか)
暁「だから、その……あの、ココを……」ピトッ
提督「自分の唇を指差してどうしたんだ?」
暁「だからぁ……ココを司令官のほっぺに引っ付けたり……」
提督「なるほど。キッスの事ですか」
暁「キッ……べ、べつにがいこくでは挨拶でするって金剛さんも言ってたし!」
提督「だがしかしここは日本だ!」
暁「とにかく!雷達だけして私だけしないのは良くないって言うか……やっぱりした方が良いかもだし……」
提督「無理すること無いよ。さっきも言っただろ?ここは日本なんだから、そういうのは大事にとっておきな」
暁「大事にしても意味ないって言うか……じゃあいつすればいいのよ!」
提督「暁に好きな人が出来たらしてあげれば良いと思うよ」←賢者タイム中
暁「それならやっぱり今だし……いますぐ司令官にするんだから!」
カレー作ってきます
暁「とにかくチューするまで部屋に帰らないんだから!」
提督「じゃあサッとやって早く寝ようか」
暁「えっ……そ、そんな急に言われても心の準備とかあるし……」
提督「はい、目をつむって」
暁「はうっ……」きゅっ
提督「……」
暁「うぅー……」ぷるぷる
提督(可愛い。賢者タイムじゃなかったら襲ってたな)
提督「とりあえずほっぺに……はいっ」
暁「はわわ……!」
提督「これで満足したか?」
暁「ち、ちがうんだけど!司令官が暁にするんじゃなくて暁が司令官にするのよ!」
提督「でも思いっきり目をつむって待ってたよね?」
暁「それは司令官がそうしろって言ったから……とにかく司令官が目をつむるの!」
提督「はいはい。じゃあお願いします」
暁「みんなもしたんだから暁だって全然余裕なんだから……いくわよ!えいっ」スッ
提督(ほっぺたにするなら横向いておくか)クルッ
ちゅっ
暁「ん……んんんん!?」
提督(計画通り)
暁「ど、ど、どうしてこっち向くのよ!」
提督「ラッキースケベの匂いがしてつい」
暁「どうするのよもう……おろおろ」
提督「えっ……そんなに嫌だった?わりと本気っ落ち込むんだけど……」
暁「嫌じゃないけど、その……赤ちゃんができちゃったかも……」
提督「ああー」
暁「でもできちゃったものは仕方ないわよね……一人前のレディーとしてしっかり育てて見せるわ!」
提督「いや、暁」
暁「だからね、司令官……もう何回しても同じだから……もっとしてみても良いのよ……?」
このあとめちゃくちゃ接吻した
20分後
暁「んっ……んんっ」
提督(龍驤と言い暁と言い……見かけによらずグイグイくるな……)
暁「ぷはっ……、もう慣れちゃったから全然平気だし。司令官、もういっかい……んっ、んー……」
提督(さようなら賢者タイム……)
暁「はうぅ……」ゾクゾクッ
暁「司令官、抱きしめても良いのよ……?」
提督「いただきます!」ギュッ
暁「ちょっと!暁は食べ物じゃ無いんだから!」
提督「ああ……あたたかい。なんで子供って暖かいんだろうな」
暁「子供じゃないってば!」
提督「ならば大人のレディーとして扱わなくてわな?!」
暁「なんだか目が怪しいけど……ねえ司令官、今度は私がギュッってしてあげるから手を離して良いわよ」
提督「よしきた!」パッ
暁「むぎゅっ……むぎゅっむぎゅっ」
提督(なにこの可愛い生き物)
暁「ねぇ司令官、手が空いてるなら特別に頭をなでなでしても良いわよ?」
提督「マジでか!」
暁「あっ、でもぜったい皆にはヒミツなんだから!」
提督「よーしよしよし」ナデリナデリ
暁「…………」
提督「どうした?急に静かになって。なんか体温が高くなってきてるような……ハッ!!」
暁「むにゃむにゃ……」スカピー
提督「寝るな暁ー!寝るなら自分の部屋で寝ないと!」
提督「さもないと憲兵が……奴らが来ちゃうから!ロリコンと勘違いされちゃうから!!」
鎮守府内「は?何をいまさら」
このあと暁は抱きかかえられて尻を揉みしだかれながら部屋へ運ばれた。
翌朝 食堂
伊58「今日の朝ごはんは納豆でち!いっぱい食べて今日もオリョクル頑張るでち!」
伊168「よく毎日毎日頑張る気になれるわねぇ……」
提督「みんなおはよう。ちょっと注目してくれるかな」
金剛「提督ぅ!私はいつでも提督に注目、ロックオンしてるネ!」
提督「もう何人かは朝ごはん食べ終わって居ないか……まぁいい。ごーや、ちょっと前に来てくれ」
伊58「ごーやが呼ばれたでち?」
伊168「あんたなにやったのよ?」
伊58「ごーや何も悪いことしてないよぉ!毎日オリョクルしかしてないでち!」
提督「ごーやー」
伊58「てーとく、ごーや毎日まじめにオリョクルしてるよぉ……」トボトボ
提督「ああ、その結果我が鎮守府のゴーヤが上半期ベストオリョクリストとして国から表彰されました」
伊58「おりょくりすと?」
提督「俺もしらなかったんだけど、えーっと……貴女はオリョールクルージングにおいて、無事故無違反で三千周を終えました」
提督「無事故とは文字通り敵艦の攻撃による大破、無違反とは必要以上の補給艦の乱獲を指します」
提督「この数字は国内でも最も優れており、上半期のベストオリョクリストとして表彰します」
伊58「なんだかよくわからないけど褒められたのでち?」
提督「ごーや」
伊58「?」
提督「ごーやぁぁぁぁぁ!!」ガバッ
伊58「でちー!!」
金剛「ノオォォォー!!」
提督「すまんすまん、つい興奮して」
伊58「ごーや、まんざらでもないでち!」
提督「実はこれには賞金もついていたんだが……」トンッ
愛宕「これはー……」
提督「俺もドン引きなんだけどな。まさかの三百万だ。ごーや、なんでも好きなもの買ってやるぞ!」
一同「さ、三百万!!?」
提督「ちなみに俺の手取りはまさかの月七万だ」
雷「司令官、私がいるじゃない!」
伊58「ねぇねぇ、さんびゃくまんって何が買えるのでちか?」
暁「なっ、なんで暁に聞くのよ!!」
伊58「だってさっきさんびゃくまんって聞いて驚いてたでち。本当は分からないでち?」
暁「わ、わかってるに決まってるじゃない!それだけあればアレよ……チョ、チョコレートとかいっぱい食べれるし」
伊58「じゃあチョコレートでいいでち」
提督「はっはっはっ、駆逐艦と潜水艦のお小遣いは一日三十円だから価値がよくわからないか。遠慮せずに何でもほしいもの言ってごらん」
伊58「じゃあプールが欲しいでち!!」
提督「プールか。そろそろ暑くなる季節だし調度良いかもな。よーし、滑り台とかついたでかいやつを買ってやるからなー!」
伊58「やったでちー♪お風呂も良いけどやっぱり夏はプールに入渠でち!」
提督「じゃあ早速ドンキにでも行ってーー」
伊58「はぁ♪夢にまで見たプールが手に入るんでちね!てーとく、25m?50m?」
提督「えっ……?いや、あの、悪いんだけど……」
伊50「毎日毎日オリョクルばかりだったけど真面目に頑張って良かったでち。やっと報われた気分でち」
提督「あの、あの、ごーや、……えっと、に……25mでお願いします」
伊58「滑り台も付いてるんだから十分でち!スライダーでち!」
提督「あっ……」
雷「ねぇねぇ!私達も使って良いの?」
伊58「もちろんでち!」
卯月「じゃあ早速水着を買いに行くっぴょん♪しれぃかぁん♪お小遣いちょーだぁい♪」
提督「じゃあこのお金で……みんな、あまり高いのはダメだからな?」
雷「百万円って束になってるのね!触らせて触らせてー!」
天龍「おら!騒いでねーでさっさと行くぞ!一列に並べ並べ!外は危ないだろーが!!」
駆逐艦「はぁーい♪」
龍田「あらぁ♪天龍ちゃんったら頼んでもないのにスッカリ慣れちゃったわねぇ♪それはさておき……♪」
提督「…………」
霧島「霧島の計算によると……提督、やってしまいましたね
金剛「へい、提督ぅ。あんな約束してどうするつもりデース」
提督「まずは穴を掘らないとな……」
霧島「三百万円では業者に頼んでも5mが限界かと」
提督「穴を掘るのは俺がやる。お前達はなんかいい感じに壁を固めるコンクリを買って来てくれ」
木曾「仕方ねぇ、躯体はこの木曾任せとけ。基礎は専売特許だからな!木曾だけに」ドヤッ
榛名「でも穴を掘るにも重機などが必要なのでわ……」
提督「越えねばなるまい。もう一度あの死線を」
長門「戦艦長門、演習から今戻った」
提督「長門、ちょっと良いかな」
長門「なんだ?」
鎮守府プール予定地カッコカリ
長門「久々だな。提督、貴様と拳を交えるのは……第一次鎮守府大戦以来か」
第一次鎮守府大戦とは提督を夜這いしようとした金剛が愛宕と鉢合わせ、最終的に霧島、摩耶、川内、長門、その他もろもろを巻き込んだ大戦
当時、超武闘派だった霧島(グラサン)が長門との戦い死に(割れ)今の霧島(メガネ)が生まれたとしても有名でもある
グラサン(霧島)の最後の言葉は中指を立てながらの「来いよ、このメスゴリラ」、そしてメガネの最初の言葉は「チェックワンツー」である
提督「よーし、思い出してる間にいい感じに長門のパンチをいなして地面にむけピッタリ25mの穴を掘ったぞ!」
木曾「なんかいい感じの基礎をもらって来たぞー」
金剛「なんかいい感じのコンクリート持ってきたネー」
なんかいい感じにプールが出来た
なんかいい感じの父の日のプレゼントを買ってきます。またかきます
提督「周りも整備してなんとか形にはなったな。あとは滑り台か」
霧島「ですが資金の方はもう……」
榛名「すみません。榛名達がもっと上手にお金を使っていれば……」
提督「何言ってんだ!あれだけの資金でココまで立派なプールが出来たのはお前達のおかげだよ!」
金剛「そうネ!がんばって値切り倒したんだからネ!!」
提督「はっはっはっ、値切り倒したって手荒な事はしてないだろうなぁ」
金剛「えっ……あー……多分大丈夫デース!!」
提督「た、多分?」
霧島「ご安心下さい。霧島の計算によると裁判沙汰になっても八割は勝訴できます」
提督「おい、何したんだよ!?榛名と比叡チームは手荒な事はしてないよな?」
比叡「はい。比叡は何もしていませんから」
提督「いや、それはそれで問題だから……」
金剛「では榛名が一人で材料を調達したのデスカ?」
榛名「はい……」
金剛「あそこと言えばハゲでチビで太ったケチなスケベ親父のいる店デース。よく値切りれましたネ!」
提督「慈悲は無いな。ケチな親父がいる店でよくない?!」
榛名「はい、榛名は大丈夫です……これも提督の為ですから……」
提督「えっ……榛名、何かされたのか?」
榛名「いえ、榛名は……提督の為ならあれくらい……なんともないです……」うるうる…
提督「どうした榛名ー!?あのゲス野郎に何をされたんだ!?」
金剛「提督もなかなか酷い言い草デース」
霧島「提督もどいしようもないドスケベですが、筋道は通しているので外道は許せないんでしょう」
榛名「うろたえてしまって申し訳ないです……」ゴシゴシ
提督「よしよし。良いから何があったのか言ってみ」なでなでり
金剛「ぬううぅぅ……」←普段甘えたりしない榛名が相手なので自制中
榛名「その……提示した金額で売ってもらいたければサービスしろと……少し身体を触られただけですから……」
提督「どこを!!?」
榛名「それは……や、柔らかいところを色々……」うるうる
金剛「私の可愛い妹に手を出すとは許せないネ!!今すぐ行って店ごと吹き飛ばしてやるデース!!」
霧島「それよりも店を奪った方が資源確保も出来て良いかと。霧島の計算によると20秒で完全制圧できます」
比叡「ヒエー」
提督「うちの娘に手を出されたら……これはもう戦争だろうが!!赤城と加賀を呼べ!!あと明石も!!」
赤城「お呼びですか?」
加賀「珍しいわね。そんなに血相を変えて」
明石「修理ですか?」
金剛「実は榛名がセクハラされて泣いているのデース」
ギチギチギチ
提督「あああああ!?頭が割れる!!痛い痛い痛い!!俺じゃない、俺じゃないから!!」
加賀「すみません。早とちりしました」
提督「まったく。ヘッドロックする時は胸あてを外してから頼むぞ」
ギチギチギチ
加賀「こうですか?」
提督「痛い痛い痛い!!だが、悪く無い!!まさに若葉状態!!柔らかい気持ちいい痛い!!」
赤城「面白そうですね!加賀さん、私にもやらせてください!」
加賀「はい。どうぞ」
赤城「えーっと、こうですか?」むにゅっ
加賀「赤城さん、それでは顔を胸に押し付けているだけです」
提督「凄いはコレ……凄い」びくんびくん
金剛「まずは提督にお仕置きが必要みたいネ……!」
赤城「こうですか?」ギリギリ
提督「カハッ……!赤城、首……首が……!」
加賀「もう少しこめかみを捻り潰す感じで……こうです」ギチギチ
提督「気持ちいいけど……まずい、意識が遠のいて…」
明石「修理ですか!?修理しますか!?修理しますんで、遠慮なく壊れてください!!」
金剛「ヘイ、提督ぅ。そんなにプロレスが好きなら私もおみまいしてあげるネ!!」
提督「ちょ……金剛!?違うから!!筋肉バスターは漫画だけの話だから!!」
金剛「後で明石に修理してもらえば問題ナッシングネ!」
提督「ああああああああ!!」
ぐしゃっ
またかきます
提督「茶番はこれくらいにして本題に入ろうか」
金剛「何事もなかったかのようにピンピンしてマース」
霧島「もはや人間の回復力ではありませんね」
提督「赤城と加賀には奴の店を空爆してもらう。と言いたい所だがさすがにまずいからな……」
提督「調べてみたら奴は飲食業もやってるらしくてな。お前達も知ってるだろ?カニ工房とか言うカニ食べ放題の店」
赤城「はい。思い出しただけでヨダレが……」
加賀「焼肉やお寿司もあって味にも大満足でしたから」
提督「一万円用意した。これで店を潰して来い」
赤城「つまり食材をカラにして営業中止に追い込めば良いんですね!お安い御用です!」
提督「今年一番頼もしいな……」
加賀「しかし前の食事以来、私達は入店禁止になっているのですが」
提督「うん。そこで明石、なんかそれとなく変装と言うかなんというか……上手いことバレないように工作できるか?」
明石「お安い御用です!ついでに故障箇所もなおしておきますね!」
赤城「では一航戦赤城、出ます!!」ダダダッ
加賀「それにしてもどうして急にこんな事を?」
金剛「実は榛名がかくかくしかじかで」
加賀「そうなの。そんな事が」
提督「一航戦のお二人に……わざわざ御手を煩わせてスンマセンっす!!」
加賀「別に気にしなくて良いわ、私はただ楽しい昼食を取りに行くだけだから。ただその相手に対しては少し頭に来ましたけてど」スタスタ
金剛「ハアァ……あれは相当怒っていたネ……」
翌日、飲食店からは明かりが消え「パワーアップOpen準備中!」の貼り紙が貼り出された
提督「それなりの報復はしたつもりだが……腹の虫がおさまらないな」
榛名「提督はお優しいのですね……榛名の事をこんなにも心配してくれるなんて」
提督「力になれる事があったら何でも遠慮なくいうんだぞ?」
榛名「そんな……榛名はもう十分過ぎるほど……」
金剛「ダメダメネ!榛名はすーぐがまんしてしまうのが悪い所デース!」
霧島「金剛お姉様の言う通りです。たまには我慢せずに甘えるのも必要かと」
榛名「そ、それでは……汚らわしい手で触られた所を提督の手で浄化していただければ……」
提督「それはつまり……榛名の柔らかい所を揉みしだけと?」
榛名「…………」こくり
霧島「どうやらやっと本音が少し出て来たみたいで良かったですね!金剛お姉様」
金剛「うぅー……榛名の為、榛名の為……」ギリギリ
榛名「あ、あの……恥ずかしいのであちらの部屋でしていただいても良いでしょうか……?」
提督「それもそうか。じゃあ失礼して
ピシャッ
榛名「あっ……これ、外しますね……」シュルシュル
提督「うわっ!でか……あ、あれだな、サラシとると結構なモノをもってるんだな」
榛名「提督、恥ずかしいので後ろからお願いしますします……」
提督「では早速……」むんず
榛名「ひぁっ……!」
提督「え!?い、痛かった?」
榛名「いえ、その……提督に触られるとまた全然違う感じがして……つい」
提督「えーっと……それはいい意味で?それとも悪い意味で?」
榛名「いい……意味でです……」カアァァ
霧島「随分と良い感じですね」
金剛「榛名の為、榛名のためネ……」ガンガン!
霧島「金剛お姉様!?あまり壁に頭を打ち付けるのはやめたほうが……」
提督「それにしても榛名は柔らかい所っていっぱいありそうだな」
榛名「そうでしょうか?」
提督「例えばココとか」
榛名「昔よく比叡お姉様が叱られて、ココをつねられていました」
提督「ココも柔らかそうだし」
榛名「んっ……提督、そこに指を置かれると話しづらいです……食べてしまいますよ?」
提督「あとココももちろん柔らかいだろ!」
榛名「あっ、ん……もう、提督は本当にエッチなんですから……」
提督「ごめんごめん」
榛名「でも提督が触りたいなら……榛名は提督になら触られても大丈夫です」
提督「それはどこを?」
榛名「提督がお望みならどこでも……」
提督「じゃあココとかは!?」
榛名「えっ!?そ、そこは柔らかい場所なのでしょうか……?自分でもあまりさわらないので……」
提督「榛名、なんかもう色々我慢の限界なんだが!」
榛名「はい、榛名でよろしければ……」
霧島「こ、ここ、これは予想以上の展開です!まさか一押しでこれほどまで乱れるとは……あら?金剛お姉様……?」
金剛「もう我慢の限界ネ!!提督ぅ!これ以上は私も仲間に入れるネ!バーニングラアアァァァブ!!」
提督「ちょ、金剛!服着ろ服!!」
榛名「榛名は3人ででも大丈夫です!」
この後めちゃくちゃ乱れた
榛名「ハァ……ハァ……っ、榛名は、もう……ダメです……」
金剛「うぅー、私ももうダメデース……足に力が入らないネ……」
霧島「私達が高速戦艦とは言え、戦艦二隻を一人で轟沈させるとは……さすが司令、只者ではありませんね」
金剛「霧島もそんな所で見てないで一緒にすれば良かったネ」
霧島「いえ、私は見てるだけで十分興ふ……勉強できましたから」←実は純情
比叡「さあさあ、金剛お姉様も榛名も!そんな格好で寝ていては風邪をひきますよ!」
金剛「比叡、いたのデスカ?」
比叡「さぁ、肩をかしますから部屋に戻りましょう。霧島は榛名をお願い」
霧島「は、はい!……立てますか?」
榛名「なんとか……」ヨタヨタ
霧島(しかし比叡お姉様が金剛お姉様達の行為を見て割り込まないとは……何かあるような)
比叡(この時を待っていました。この弱り果てた金剛お姉様なら、ベッドに押し倒せば……いける!)
この後、金剛は比叡にベッドで襲われたが、比叡が2分で勝手に絶頂したため助かった
またかきます
金剛「ふぁー……。少し眠ったら疲れもとれてお肌もピチピチデース♪」
霧島「榛名も先ほど同じ様なことを言っていましたよ」
金剛「榛名は起きて早々にお仕事デスカ。さすがは私の妹ネ!」
提督「うーむ……滑り台をどうしたもんか……」
榛名「榛名も何かお力になれれば良いのですが……」スッ
提督(超良い匂いする)くんかくんか
霧島「それにしても榛名があんなにも乱れるとは……さすがに私でも計算出来ませんでした」
金剛「あははっ、榛名は意外とムッツリな性格かもしれないね♪まぁ、なかなかあそこまでならないでしょ♪」
霧島「そうでしょうか?何事も最初は緊張してなかなか一歩を踏み出せないものですが……」
霧島「一度経験してしまえば二度目からはアッサリ出来ちゃうものですよ?」
金剛「そ、そうなのデスカ?そう言われると……なんだか二人の距離が近いような……」
提督「いろんな設備に金かけ過ぎたな……」
提督「目を洗う水道なんて20個も作るんじゃなかった」
榛名「大丈夫です。いざとなればまた榛名が安い値段で材料を譲っていただけるよう頑張りますから」
提督「いや、ダメだ。もうこれ以上榛名が他の誰かに触られるのは我慢ならん!」
榛名「提督……」ポッ
金剛「ノオオォォォ!!なにありきたりな臭いセリフでいい感じになっているデスカ!!寒過ぎネ!!」
霧島「金剛お姉様、お気をたしかに!!」
金剛「でもこれがもし本当にそうなら一大事ネ……」
霧島「何がですか?」
金剛「榛名は必ず味方になってくれると思っていたデース……でも榛名がライバルになんて事になったら……」
霧島「はい?」
金剛「霧島や比叡ならともかく、榛名だけはダメデース!この私をもってしても勝てるか微妙ネ……」
い
霧島「あのー……今なにか凄く失礼な事を言われた気がするのですが……」
金剛「私達姉妹にはそれぞれの個性がありマース」
金剛「私には行動力、そして榛名には女子力、霧島には腕力ネ」
霧島「せ、せめて頭脳力といってください!」
金剛「頭脳力?なんだかますます脳筋って感じネ」
比叡「金剛お姉様!比叡は……比叡は何力でしょうか?」
金剛「うぅー、榛名の女子力は要注意ネ」
比叡「金剛お姉様!金剛お姉様!」
金剛「うるさいデスネー。じゃあ比叡は消臭力ネ」
比叡「しょーしゅー力ですか!気合い、入れて、いきます!」
提督「やっぱり滑り台は厳しいかなぁ……うーむ……」
榛名「提督、あまり考え込むのはよく無いですよ……?」
提督「自業自得だから仕方ないよ。心配かけて悪かったな」
榛名「いえ、それでは榛名は肩をお揉みしますね!何かいい案が浮かぶかもしれませんし」
提督「そんなに気を使わなくても」
榛名「でも……先ほどは榛名を沢山揉んでいただいたので、そのお返しです♪」
提督「やれやれ、凝りがとれるどころかますます硬くなっちまいそうだぜ」
金剛「だったら私も手伝いマース!!私もあちこち揉まれたネ!!」ダッ
金剛「肩たたきは大得意デース♪」タントン
榛名「それでは榛名は手のひらをマッサージしますね」ニギニギ
金剛(し、しまったネ!私もさりげなくマッサージと偽ってニギニギすれば良かったデース!!)
榛名「……金剛お姉様、少し相談があるのですけど」
金剛「ん?榛名が相談なんて珍しいネ。どうしたのデース?」
榛名「霧島と比叡お姉様も少しこちらへ」
姉妹会議中
榛名「提督が金銭面でお困りの様なのでカンパして差し上げたいのですが……」
金剛「みんなで出し合ってカンパすると言う事デスカ?」
榛名「申し訳ありません。榛名一人でなんとか出来れば良いのですが、額が額なだけに……」
金剛「なに水臭い事をいってるネ!私達は姉妹、遠慮は無用デース♪」
霧島「その通りです。皆で提督をお助けいたしましょう」
比叡「比叡は金剛お姉様についていきます!」
金剛「それじゃあ早速通帳をもって来マース!」
金剛「あはは、よく考えたら私もあまりお金はもっていなかったデース。レディーは何かとオシャレに気を使いマース」
霧島「実は私も最近メガネを買ったばかりで……」
榛名「榛名もそんなにありませんけど……でも足しにはなりますよね」
金剛「それもそうネ。とりあえず提督に渡しマース」
比叡「比叡の通帳もご自由にお使いください」
金剛「スズメの涙も四粒あつまればカラスの涙くら……ぃ?」
榛名「どうしたのですか?」
金剛「いち、じゅう、ひゃく、せん……ひゃくまん、いっせん…………ひえー!」
比叡「ひえー!」
金剛「ひ、比叡!こんな大金どうしたのデース!!」
榛名「すごい……」
比叡「お金は確か……オシャレさせられてなんだか偉い人を乗せたらいただきましたけど」
金剛「比叡は消臭力から財力にチェンジデース」
いつも寝落ちしてすいませんまたかきます
金剛「と言うわけで、このお金を使ってくだサーイ♪」
提督「有難いけどそれはお前達の大切なお金だろ。大事にとっときな」
榛名「大切なお金だからこそ提督に使っていただきたいんです!」
霧島「困った時は助け合い。です」
比叡「そうそう。お金なんてまたすぐに貯まるんですから」
提督「まあ正直比叡の貯金額みて漏らしそうになったけど……」
金剛「遠慮することは無いデース!」
提督「でも約束したのは俺だからな。自分でなんとかするよ」
金剛「もう!相変わらず変な所が頑固な提督デース」
霧島「ですがどうやって……何かアテはあるんですか?」
提督「んー、まぁ一応な」
榛名「どうするおつもりなのですか?」
提督「今日は任務も終わったしちょっとバイトでもしてくるよ」
金剛「アルバイトぐらいでどうやなかなるとは思えまセーン」
提督「そんなこと無いさ。まぁちょっと行ってくるわ」
榛名「でしたら榛名もお手伝いします!」
提督「いやいや、俺一人で行くから。皆は心配しないで待っててくれよ」
霧島「ですが……」
提督「明日には帰るから。あっ
夜中に暁がトイレに起きたら面倒みてやってくれ。頼んだぞー」
金剛「あっ!ちょ、提督ぅー!!」
パタン
金剛「…本当に一人で行ってしまったネ」
榛名「こう言う時に頼っていただけないのは……少し、淋しいですね」
霧島「お身体を壊さなければ良いのですが……」
比叡「あのー、金剛お姉様。こう言うのはダメだったんですか?」
金剛「何がデース?」
比叡「いえ、お金を無償で受け取れないと言ってていはアルバイトをしに行ったんですよね?」
金剛「だからそれがどうしたのデース」
比叡「ですから、私達が提督を雇ってお給料としてお金を渡せば問題なかったのではありませんか?」
金剛「提督を……」
比叡「例えば一日執事をさせてみるとか、マッサージしてもらうとか」
金剛「執事の提督……紅茶をいれてもらって、夜はなんでも命令を……」
榛名「マッサージ……マッサージ……」
霧島「司令とご一緒にマイクチェックを……」
比叡「まぁもう行っちゃったのでどうしようもありませんけど」はふん
金剛「比叡ー……!」
榛名「どうしてもっと早く言ってくれなかったのですか!」
霧島「チェックワンツー!チェックワンツー!!」
比叡「へ?……みんな、どうし…………ひ、ひえー!!」
また書きます
赤城「一航戦赤城、帰還しました」ガチャリ
加賀「同じく加賀、戻りました。……あら、提督は?」
金剛「提督ならアルバイトネ」
加賀「アルバイト?それなら仕方ないわね。このお金を返しに来たのだけれど」
霧島「それは食費として渡されたものでは?」
赤城「それが一時間食事した所で、何故かお金はいらないから帰ってくれと言われまして」
比叡「ひえー……」
榛名「それにしても提督、本当にお一人で大丈夫でしょうか……」
金剛「まぁアルバイトくらいなら大丈夫デスヨ」
榛名「でも額がアルバイトでどうこうなる物でもないですから……悩んだ末、海に身投げなんてこと……」
金剛「相変わらず榛名は心配性デスネー。提督は長門のゴリラパンチ食らってもピンピンしてるタフネス提督ヨ!」
霧島「ですがメンタル面は案外脆い所がありますから……」
金剛「こら!霧島も榛名を心配させる事言わないでくだサーイ!」
加賀「そう言えば前に提督と寝屋を共にした時……」
榛名「寝屋!?……ですか?」
加賀「あまりに早かったので早すぎると言ったら当分シクシク泣いていました」
金剛(シット……!加賀はてっきり赤城Love勢だと思ってノーマーク、油断してたネ……!」)
赤城「確かにあの時は慰めるのが大変でしたからねー」
比叡(ひえー!!これは、さ、ささ、3pですかお姉様ー!!)
霧島「ちなみにプレイ内容は!?チェック、チェック!!ワンツーサンピー!」
金剛「霧島、何聞いてるデース!!思春期ガールデスカ!!」
加賀「あの時は何故かシャワーも浴びずに汗をかくまでジョギングさせられて、汗だくで髪も乱れたまま提督の」
金剛「加賀も答えなくて良いデース!!」
金剛「うぅー……皆して不安を仰ぐから私まで心配になってきたネ……」
榛名「提督は心配するなと言ってましたけど……榛名、心配です」
バリバリッ!!
比叡「な、なんの音ですか!!」
赤城「お煎餅の袋を……失礼しました」もしゃもしゃ
霧島「さっき食べて来たのでは……」
加賀「仕方ありません。彩雲を飛ばして索敵、偵察してみましょう」
金剛「お願いしマース」
ぷーん
加賀「妖精さんが帰って来ましたね」
彩雲「みてきたよー!たいへんたいへん!提督さん深海棲艦に連れられて海に入ってっちゃった!」
榛名「いやぁぁぁぁ!!」
金剛「やああぁぁぁ!!」
比叡「ひえー!!」
霧島「お二人とも似た様な悲鳴を……」
比叡「……ひぇああぁぁ!?」ドヤ?
霧島(比叡お姉様はどうしても最初がヒに……)
金剛「今すぐ助けに行くネ!!」
榛名「榛名もお供します!!」
比叡「比叡も!!」
金剛「ダメネ!比叡はお留守番デース!!」
霧島「ご安心ください。提督は必ず私達がお連れします」
比叡「ちょ、ちょっと待って!どうして私だけ!?」
榛名「だって比叡お姉様はレベル16じゃないですか!!」他は全員レベル90以上
比叡「ひ……ひえー!!」ダダダッ
榛名「あっ……!わ、私、今ひどい事を……」
金剛「仕方ないデース。相手がどの程度か分からない以上私達だけで行かないと」
霧島「加賀さん、提督を最後に見た位置を」
バリバリッ
金剛「何事デース!!」
赤城「すみません。新しいお煎餅を」もっしゃもっしゃ
金剛「もおぉぉー……この一大事に何呑気に煎餅なんて食べているデース!!没収しマース!!」
加賀「あっ、いけません。そんな事をしては……」
赤城「」
戦艦お仕置き中
金剛「うぅー……この金剛が一方的にぃ……」ボロッ
加賀「ですが赤城さん、提督がきけんなのは事実かと」
榛名「そうですよ!」
赤城「何を言っているんですか。提督は心配するなと言ってたんですよね?」
榛名「それは……そうですけど」
赤城「だったら提督を信じて私達は心配せずに待っていれば良いんです」むしゃむしゃ
霧島(また食べて……)
榛名「この貫禄……まさかこれが……」
金剛「正妻の風格デスカ!?」
金剛「そ、それもそうデース。私も提督を心から信頼してマスから、ここは信じて待ちマース」
榛名「もしもの時は連絡があるはずですし……榛名も提督を信じていますから!」
霧島「では私は比叡お姉様を呼んで来ますね」
加賀「…………」
金剛「加賀もこっちに来て紅茶でも飲むネ!赤城も煎餅ばかり食べてないでこっちきてクッキー食べるネ」
赤城「金剛さん、本当にいい人ですね!さっきはすみませんでした!」
榛名(赤城さん、ちょろすぎです……)
榛名「加賀さん?どうかしたんですか?」
加賀「……いえ、なんでも」
加賀(提督が携帯を机に忘れて出掛けた事はだまっておきましょう……そもそも捕まった時点で連絡なんて出来ないでしょうし……)
ガチャッ
霧島「た、たた、大変です!置き手紙が……比叡お姉様が一人で提督を助けに……明後日の方向へ向かったと言う目撃証言も!」
この後、提督ではなく比叡を助けに出撃し、比叡は山中でレベル17になって発見された
またかきます
比叡救出の少し前。海際
提督「えーっと、次の案内はそろそろな筈だけど」
ザバーン
提督「おー、きたきた」
カ級「……アッ」
ヨ級「テイトク、テイトク」
提督「いつもご苦労様。ちょっと案内してもらって良いかな?」
ヨ級「アンナイ、アンナイ。テイトク、アンナイ、スル」
カ級「テイ、トク……コレ、ツケ……ル」カポッ
提督「ありがとう。人間は海中でこれが無いと息出来ないからな」
ヨ級「クスクス……ニンゲン、イキ、デキナイ……オモシロイ」
提督「でもカ級ちゃんのコレつけるとさながら間接キスみたいだな!何も付けてないカ級ちゃんも可愛いよ」
カ級「ケッコン……スル?」
ヨ級「ダメダメ、オシゴト……チャント、スル」
提督「しかしまぁ二人とも話しが上手く出来る様にぬったなぁ」
ヨ級「テイトク、ヨ級……モ、カワイイ、イッテ……ホシイ」
提督「もちろん可愛いよ。俺がもしペロリストならペロペロしてるくらい可愛い」
カ級「テイトク……テイトク」グイグイ
提督「よしよし、それじゃあ行こうか」ナデナデ
ヨ級「テイトク、ヨ級モ……」
他提督「(羨ましい。俺も……)イ級ちゃん、さながら間接キ」
他イ級「サッサトシロ。ニドメハ、ナイ」
カ級「モウスグ、ツク……ヨ」
提督(おー、見えてきた見えてきた)
ヨ級「テイトク、モウダイジョウブ……イキ、デキルヨ」
提督「よっ……と。いやー、いつ来ても不思議だよな。海中で息が出来るなんて」
ヨ級「クスクス……イキ、デキル、オモシロイ」
提督「にしてもまたデカく豪華になったな」
カ級「ミンナ、オシゴト……スル……」
ヨ級「ツギ、ムカエニ、イカナイト……テイトク、マダマダカエラナイ……?」
提督「明日まではいるかな?帰りも二人にお願いするよ」
カ級「タノシミ、タノシミ……♪」
ヨ級「ガンバル、カラ……ハグハグ」
カ級「ハグ……」
提督「はい喜んでー!」ムギュッ
他提督「(羨ましい)よし、俺もハ」
他ヨ級「ツギハ、コロス。ジヒハナイ」
深海棲艦の巣
別名 竜宮城
沢山の綺麗な魚が泳ぎ、深海棲艦が集まる豪華な城。
城の周囲は不思議な空間に包まれ人間でも息が出来るのは
日本中の提督か年に一度みかじめ料的な物を払いにココへってくる為である。
提督達はそれを払う代わりに理不尽な攻撃や轟沈を防ぐ契約を結ぶ。これを払わない場合、
※理不尽な攻撃 亀ハウスでクリリンと修行中にセルがくるような事態を防ぐ
※轟沈を防ぐ契約 大破した場合、必ずhpを1は残して貰える(大破進軍は除く)
たまに正義感からか契約を断る若手提督がいるが、鎮守府前海域でレ級や飛行場姫に襲われすぐに払いに来る
タ級「次の方どうぞ」
客提督「コレが今年分の」
飛行場姫「少ないわねぇ。はいはーい。つぎー」
客提督(くそっ!大和建造したら叩きのめしてやる!いや、大和建造失敗し過ぎて貧乏なんだけど)
飛行場姫「なーんか言いたそうな目ぇー。ねぇ、何かしら?ねぇ、ねぇ」ギョロッ
客提督「めっそうも無いです。あとかえのパンツありますか」
タ級「困りましたね……はぁ、次の方……あっ」
提督「やあタッキュン、元気かい」
タ級「ちょうど飛行場姫さんの機嫌が悪くて困ってたんです。なんとかしてもらえませんか?」
提督「ワハハ、相変わらずけしからんいいケツしてやがんぜ!」ぺろーん
飛行場姫「キャッ……!あんた、死…………あれ?提督じゃない♪どうしたのかしら?ねぇ、どうしたの?ねぇ!」
提督「実は日雇いのアルバイト探してるんだけど」
飛行場姫「買うわぁ♪提督の時間、そうねぇ……お給料は未記入の小切手でどうかしら♪」
提督「あ、いや、お金じゃなくて滑り台の材料にでもなりそうな物が欲しいんだけどあるかな?」
飛行場姫「滑り台?ちょっとワンコ、あんたの所なにかある?」
港湾棲姫「……ある」
飛行場姫「じゃあ決定ねぇ♪提督には一日うちで提督をお願いするわぁ♪みんな喜ぶだろうしぃ♪」
深海提督の誕生である
またかきます
そういやこの飛行場姫って前スレで提督が食べに行ったことがある「おでんの屋台を経営」してたり「鎮守府に遊びに来たこと」ある奴なのかな?
チ級「くうぅ……やられたぁ」ボロッ
提督「うわあぁぁぁぁ!医者だ医者を呼んでくれー!!」
飛行場姫「もう、中破くらいで大袈裟なんだからぁ」
タ級「私達は撃沈されても勝手に治りますからね。チ級も戻ってくる途中で随分修復されたんじゃ無いですか?」
港湾棲姫「海は私達にとって……天然の入渠場だから……」
タ級「とは言え最近困っているんです。こう一日に何度も何度も来られると」
提督「来られると?」
飛行場姫「珊瑚諸島沖よぉ。なーんかあの辺りで新しい艦が発見されたらしくてねぇー」
タ級「正直数を捌き切れないと言いますか……」
提督「そう言われてみれば……」
ヲ級「ヲッ……」クタクタ
ヨ級「ハァ……」ヨタヨタ
装甲空母鬼&姫「また来やがったよあいつらぁー」ボロッ
南方棲戦鬼「どうも私達に向かって一直線に来るのよね……」フラフラ
お風呂空いたのでダッと入ってきます
>>632
せ、せやな!
前スレ教えてよー
装甲空母鬼「そう言えばさっきまた新しい艦隊が来てたわよ」
装甲空母姫「もう嫌になっちゃう」
装甲空母鬼&姫「ねー!」
ヲ級「ヲッ……」うるうる
提督「ヲ級ちゃんに泣かれては仕方ない。一応今日一日はこっちの提督たわからな!行くか、珊瑚諸島沖」
飛行場姫「なになに?提督が指揮をとってくれるのぉ?だったら私も行こうかしら♪」
離島棲鬼「ま、まぁ……どうしてもと言うなら行ってやっても良いぞ?」
戦艦棲姫「面白そうね」
レ級「ニシシッ♪」
提督「それじゃあ行くか」
深海棲艦「おー!(ヲー)」
他提督「ふひひ、大鯨ちゃん待っててねぇー!ほげぇぇぇ♪」
鈴谷「うわっ、キモッ……」
山城「こんな提督に拾われて不幸だわ……」
他提督「ごめんょぉ♪そんなツンツンするなって!お前達も愛してやるから」
熊野「提督は何かとんでも無い勘違いをされているのでは?」
他提督「ほら、龍驤。ぼーっとしてたら乳揉むぞー。無いけどな!」どっ
龍驤「ちょ、キミ、さわんないで。本当に……ちょっと、さ、さわんなやボケ!!」
瑞鶴「もうやだ……」
翔鶴「無いてはダメよ、瑞鶴。憲兵に逮捕されるまでの我慢だから。ね?」
他提督「よーし、ボスが見えてきた……あ、あれ?」
飛行場姫「ナンドデモ……」
離島棲鬼「ミナゾコニ……」
戦艦棲姫「シズンデ……」
南方棲戦姫「イキナサイ」
レ級エリート「ニシシッ♪コレから無惨に敗北する艦隊さんに敬礼♪」
ヲ級改フラ「ヲッ!」ビシッ
勝利A 深海棲艦
他提督「んもう!なにやってんの!」
翔鶴「お言葉ですが……これだけ疲労が溜まると攻撃も当たらず……」
他提督「言い訳は良い!僕は先に島風で帰るから!反省しながら帰ってこい!島風!!」
島風「…………」スイー…
龍驤「うちもう限界やで……」
鈴谷「提督に触られた所、なんかヌメヌメする……」
瑞鶴「今なら……ヤレる……流星……!」
翔鶴「ダメよ瑞鶴!島風ちゃんが可哀想でしょ!!」
熊野「それにしても……最近は深海棲艦にも提督がいらっしゃるのねぇ……」
鈴谷「へぇー。なんか人間っぽくない?」
山城「少なくともうちの提督よりはマトモね……」
龍驤「んー……っていうか、ちょっち、かっこよくない?」
>>636
確か、赤城「焼肉食べ放題?」みたいなタイトルだったはず!
提督「うおおおいい!!怪我、怪我!!」
飛行場姫「怪我?うーん、これのことかしらぁ?大丈夫よ、こんなの放っておけば治るわぁ♪」
提督「ばい菌とか入ったら大変だろうがぁぁ!早く見せて!」
飛行場姫「本当に心配性なんだからぁ♪でもそう言うとこが好きなんだけど♪」
離島棲鬼「わ、私も怪我したみたいね。まぁかすり傷程度だけれど……」チラッチラッ
提督「どこー!!」
戦艦棲姫「むっ……次の艦隊が来た様だが」
提督「それどころじゃないから!!スルースルー!!」
ワイノワイノ
雪風提督「よーし、ボスについたぞー」
雪風「おかしいですね。敵がいませんよ?」
時雨「提督、あそこに迷子がいるみたいだけど」
雪風提督「まいご?」
飛龍「偵察機で見て見ましょうか」
伊58「あれは大鯨ちゃんでちー♪匂いでわかるでち!」
雪風提督「あっ、本当だ!連れて帰っていいのかな?」
大鯨「あの……よろしくお願いします」
雪風提督「すみませーん!戦ってないんですけどこの子連れて帰って大丈夫ですかー?」
レ級「んー、よく分かんないけど今忙しいから良いんじゃねー?」
雪風提督「ありがとー!」
赤城「この海域は鯨食べ放題なんですって」
加賀「さすがに気分が高翌揚します」
提督「さて、とりあえず修理は完了したな」
龍驤「なんや敵さんに助けてもろうてすまんなぁ」
提督「どちらかと言うと俺もそっち側の提督だけどね。それに半分はそちらの提督さんのバケツだから」
翔鶴「そちらの提督さんも私達に高速修復材を使っていただいて……ありがとうございます」
雪風提督「いえ、僕は昔から運だけは良くて……バケツを持っていたから皆さんを助けることが出来て今日も幸運でした」
提督「ただ随分疲労が溜まってたみたいだし、しばらくは安静にね」
瑞鶴「うっ、ううっ、翔鶴姉ぇー……!うわぁぁぁん」
翔鶴「ちょ……どうしたの?」
瑞鶴「こんな優しくされて嬉しいのと、あんな提督に拾われて悲しいのがいっぺんにきて……うあぁぁぁん!私もこっちの提督がいいよぉ!!」
雪風提督「そんなに問題がある提督なんですか?」
鈴谷「そりゃー、ねぇ。毎日毎日セクハラセクハラで嫌になるって!」
提督「とんでもない提督だな」しれっと
雪風「しれぇ。しれぇもセクハラとかしたいですか?」
雪風提督「ええ!?いや、僕はそんな……」
時雨「興味があるなら……提督になら、うん。ボクはけど……」
伊58「ゴーヤもてーとくにならなにされても良いでち♪」
飛龍「はいはい、子供がそんな事言ってちゃダメですよ。あとは大人の私に」
長門「お前には多聞丸がいるだろう。提督の相手は私に任せてもらおう」
雪風提督「もう!みんなやめてよ!!人前でそんな……恥ずかしいだろ!」
時雨「恥ずかしがる提督の顔、ちょっと見ていたいかな」
伊58「顔が真っ赤でち!提督は可愛いでち♪」
雪風「雪風に羞恥心はありません!」スケー
飛龍「ほんとに可愛いなぁ……!提督、多聞丸って呼んでも良いですか!?」
長門「なんだ、こう……握り潰したくなる可愛さだな……」
雪風提督「なにそれ怖いよ!普通は抱きしめたくなるとかでしょ!?」
長門「なんだ、提督は抱きしめてもらいたいのか?そうかそうか、ではこの胸に飛び込んでこい!」
時雨「ボクの胸でも良いんだよ?」
雪風提督「時雨まで何言ってー」
ワイノワイノ
提督「やれやれ、……死ぬほど羨ましい!!」
飛行場姫「♪」
この後、姫達全員に抱き回された
龍驤「さてと、ほなうちらは地獄に帰ろか」
瑞鶴「うわぁーん、なにが幸運艦よぉー!!」…
熊野「気は進みませんけど……仕方ありませんわね」
雪風提督「あの……」
鈴谷「ん?」
雪風提督「えっと……ちょっと失礼します!」ギュッ
龍驤「ええ!?な、なな、なんやのこれ!?こんなん、うち……あかんて、勘違いしてまうやん……」とろん
熊野「そ、そういう破廉恥な行為はよろしくなくってよ!」
雪風提督「ごめんなさい!」ギュッ
熊野「なっ!熊野にまでこの様な行為を……提督さんも熊野に、な……何か勘違いをさせる気なので……」カアアァァ
鈴谷「って言うか、手を握られただけで大袈裟じゃん?」
雪風提督「よろしければ皆さんも。少しですが幸運のおすそ分けです」
山城「こんな事で幸運になんてなるわけが」
瑞鶴「ちょっ!山城さん凄い幸運ゲージがあがってるよ!幸福ってるよ!!」
翔鶴「幸運艦カッコカリである瑞鶴には幸運ゲージが見えている(自称)らしいんです」
鈴谷「ん?最上から電話じゃん。もしもーし」
熊野「その、そちらの鎮守府の連絡先なんて教」
鈴谷「ええぇー!!ちょっ、マジで言ってんの!?……うん、うん、わかった!」
熊野「どうしたと言うんですの?大きな声を出してはしたない」
鈴谷「た、大変なんだって!あの提督が憲兵にしょっぴかれたって言ってた!!」
雪風提督「それじゃあもう次の提督も用意されてたんですね」
翔鶴「はい。上の人も分かってたんでしょう。いつかやらかすと」
雪風提督「やらかすって、いったい……」
鈴谷「とうとう駆逐艦にまで手を出して捕まったんだってさぁ」
提督「とんでもないロリコン野郎だな」キリッ
鈴谷「んじゃ、私達帰るね。今日はパーティーなんだってさ!新しい提督の歓迎会と祝勝会!」
雪風提督「僕達も帰りますね」
龍驤「二人とも、ほんまおおきにー!」
提督「行っちゃったな」
レ級「ニシシッ。何さみしそうな顔してんだよ!あんたにはあたしらがいるじゃん!」
ヲ級「ヲッ」
提督「いや、そうじゃなくてさ……」
ヲ級「ヲ……?」
提督「出番……少なかったな。なんか、影薄くね?」
離島棲鬼「分かるわ。その気持ち……私がイベント最終マップのボス旗艦だったのに……私の晴れ舞台を……」
戦艦棲姫「港湾棲姫のことか?」
離島棲鬼「え?……あ、そうね」
またかきます
提督「それじゃあ一応提督っぽい仕事しておくか。まずはココまでたどり着かせない為には……」
提督「最初の交戦ポイントにボスマスの鬼と姫を並べて出鼻をくじこうか」
飛行場姫「初っ端にダメージをあたえれば帰るかもしれないわねぇ♪」
提督「その次、どっちに行っても潜水艦マスだから……旗艦をソ級にして陣形は単縦だ」
提督「次のマスはそのままにして……いや、上ルートにもタッきゅんについてもらおうかな」
タ級「人使いならぬ戦艦使いが荒いですね」
提督「終わったらマッサージでもなんでもするからさ!」
タ級「マッサージ……なんでも…………ま、まぁ仕方ない。付き合ってさしあげます」
提督「あとは主力艦隊だけど、さすがに姫鬼が四隻も必要ないだろうし二隻づつ交代でついてもらおうかな」
戦艦棲姫「なら私はこの子と一緒にお願いする。この子、私が付いてないとダメだから」
離島棲鬼「べ、別に一人でも大丈夫だし!ばーかばーか!!あいつらなんてココマデ……ryとか言ってればイチコロなのよ!」
提督(本性は子供か)
もう少し続きますが次に活躍する艦娘を>>679でおながいしまさ
暁
レ級「あたしも暇だし手伝うよ!」
ヲ級改「ヲッ!」
提督「ありがとう。お前達がいれば心強いよ」
飛行場姫「でもこんなに強化してよかったのー?貴方だってココに来るかもしれないのにぃ」
提督「こまります!」
カ級「センリョクガイ……ツウ、コク……?しょぼーん
ヲ級「ヲ……」しょぼぼーん
飛行場姫「そうねぇ……新しく入れた代わりにあぶれた子はどうするのかしらぁ?」
提督「この子達は帰って俺と一緒に勉強だ」
カ級「イッショニ……イッショニ」
ヲ級「ヲッ!」
夜 竜宮城
提督「良いか?レ級ちゃんみたいな練度の高い感はもうやってることなんだけど」
ヲ級「ヲッ」
提督「とにかく一番HPの少ない艦を狙うんだ。大抵の場合はそれで撤退するはずだからね」
タ級「今帰りました」
カ級「オカエリ」
提督「お疲れ様」
ヲ「ヲー」
提督「次に空母は一部を除いて中破にすれば攻撃ぐ出来なくなる。これも大事だ」
タ級「あー……なんでしょう。さすがにいつもの倍働いたから肩がこりましたね」チラチラ
提督「カ級ちゃんは先に軽巡とか駆逐を倒した方がいいからね」
タ級「…………ハァ」
ヲ級改「ヲ?」
タ級「そんな事無いわよ。少しつかれたから寝るわね……」
ヲ級改「ヲー」
タ級「え?そんなわけ無いでしょ。バカなこと言ってないであなたも休みなさい」
ヲ級改「ヲ」
タ級「おやすみ」
提督「次は相手に軽空母がいた場合」
ヲ級改「ヲ!ヲ!!」
提督「え?タッきゅんが元気ない?」
ヲ級改「ヲー」
提督「そんなに疲れてたのか……じゃあちょっと早いけどマッサージしてくるか」
カ級「ベン……キョウ」
提督「今日は遅いからまた今度しような」
タ級の部屋
タ級「はぁ……疲れた」バタン
ガラッ
提督「揉みほぐしに来ました!!」
タ級「キャッ!」
提督「キャッ!?」
タ級「……」
提督「……」
タ級「提督、何か用ですか?」
提督「約束のマッサージしにきたよ」
タ級「そうでしたか。すっかり忘れていましたが……」
提督「マジで!?」
タ級「ですがせっかくですし……お願いします」
提督「じゃあうつ伏せに寝転んでくれるかな」
タ級「こうですか?」
提督「んじゃ始めるよ!」
タ級「それにしても提督がマッサージをするなんて不思議ですね。普通は逆だと思いますが」
提督「大丈夫大丈夫!昔ちゃんと勉強したから!アダルト的なビデオで!!」
タ級「そうですか。なんだかよくわからないですけどそれなら安心ですね」
提督「……」むにっ
タ級「……っ」
提督「これは……」むにむに
タ級「んっ……」
提督「なるほどなるほど」むにむにむにむに
タ級「て、提督、先程から何故お尻ばかり……やっ、ぁ……」
提督「タッきゅん……いい尻してるな!」
タ級「はい!?」
提督「なんか新しい何かに目覚めそうだ……!」モニモニモニ
タ級「提督、だ……だめ、です……」
提督「反応も可愛いし」ツツー
タ級「んっ……背中、なぞらないでください」
提督「……ふぅ」
この後もめちゃくちゃ揉みほぐしたりなぞったりした
提督「さてと、こんなもんかな」
タ級「ハァ……ハァ……、もう……だめ……っ」
提督「タッきゅん」
タ級「なん……ですか……?」
提督「今日も一日お疲れ様」ナデリ
タ級「私の頭を撫でるのなんて……提督くらいですよ……」
提督「あ、つい癖でやってたけど……嫌だった?」
タ級「いえ、悪くはないです……」
提督「さてと、そろそろ最後の戦いに行くか」
タ級「戦い……ですか?」
提督「ああ。文字通り精子をかけた戦いになぁっ!!」ダッ
ガチャ
飛行場姫「もう、待ちくたびれちゃったわぁ♪さぁ……」
離島棲鬼「わ、私も一人前のレディーとして奉仕してもらおうか」
戦艦棲姫「無理はするな。私が代わりに二人分呑み込んでやろう」
南方棲戦姫「だったらワタシは呑み込んでもらおうかしら♪」
港湾棲姫「私は……別に……」
提督「全員まとめて撃沈してやるさ!」むんず
港湾棲姫「な……なんで私からー!!」
この後めちゃくちゃ朝まで搾り取られた
提督「拝啓、母上様。お元気ですか?私は今、…………拘束されています」
金剛「白状するネ!!」
提督「味方に」
金剛「何を独り言言ってるデース!!証拠はあがっていマース!!」ピラッ
「青葉通信 提督、珊瑚礁沖で姫達と秘密の密会!そのままホテルへ姿をくらませる!!」
青葉「青葉、見ちゃいました!」
提督「だからそれには海よりも深いわけがあって!だいたいホテルじゃなくて深海棲艦の巣だから!」
青葉「青葉、ちょっと盛っちゃいました!」
金剛「私にこんなにも心配させて敵艦と逢引なんて……許せないネ!!」
愛宕「金剛、少し落ち着きなさーい。提督にも何か理由があったのよきっと。話を聞いてあげなくちゃ」
提督「そうなんだよ愛宕!本当にお前がいてくれて助かっ」
愛宕「そう……ここにいる全員が納得いくような凄い理由があったのよ。それ以外許される訳ないんだから♪」
提督「あ、あれ……?」
提督「かくかくしかじか」
金剛「つまり頼まれた滑り台の為にアルバイトをしていたと言う訳ネ……?」
提督「はい!」
金剛「だったら私達からお金を貰えば良かったネ!!提督を他の……しかも敵艦に取られるくらいならそっちの方が百倍マシデース!!」
提督「取られるってそんな……」
榛名「…………」クンクン
提督「ちょ、榛名!?縛って匂い嗅がれるとか何このプレイ!!」
榛名「なんだか提督から嗅ぎ慣れない女性の匂いが……」クンクン
提督「ヒエー!!」ぴんっ
金剛「これは……丁度良いデース」ジー
提督「ちょっ、なんでチャックを?!あっ、こら!」
金剛「いただきマース」パクッ
提督「こんな大勢の前で……!もうお嫁に行けない!!」
金剛「だいひょうふへ……ちゅぱっ♪駆逐艦や子供達はいないから安心して出してくだサーイ♪一日放置されたならタップリたまっている筈ネ」
提督「ハッ!」
金剛「はむっ……、ん」
榛名「はわわ……」
比叡「金剛お姉様、金剛お姉様……っ!」びくびくんっ!
提督「ああっ!」
金剛「んっ!!……ん、んんっ、んぐ……ごくっ、ごくっ…………ぷはぁ」
提督「……」
金剛「やっぱり提督にしては量も少ないし濃度も薄いネ!!」
提督「濃度とか言うなよ!ソムリエ?!」
愛宕「もう、飲んじゃったらよく分からないじゃなーい。さぁ提督?今度は皆に分かる様に私の胸に出して下さいね?」
提督「いや、今全部出たから……」
愛宕「提督ったら♪普段ならまだまだ全然余裕じゃないですか♪ましてや二日分なんだから♪」
提督「もう本当に今日は調子悪くて……」
愛宕「よい、しょ♪」パイ
提督「あああっ!!」
愛宕「ふふふ♪」ズリ
愛宕「これは……有罪ねぇ」
金剛「こんな少しだけ(一般人の倍程度)しか出ないなんで、言い訳出来ないデース!」
提督「ほんとに……向こうでは殺伐とした感じで」
ガチャ
飛行場姫「提督、来たわよー♪」お肌ツヤプリ
提督「あっ……」
飛行場姫「あらぁ?なんだかまずい状況かしらぁ?」
金剛「とても殺伐としているようにはみえないデース」
飛行場姫「約束の滑り台、私がやることにしたのよ♪昼は子供達を滑らせてぇ……夜は提督に滑って貰おうかしらぁ♪(意味深)」
金剛「提督は明日までこのままネ」スタスタ
提督「ちょ……」
愛宕「もうー、金剛ったら甘いんだからぁ」スタスタ
提督「あの……」
飛行場姫「なーんか子供達が待ってるみたいだし行ってくるわぁ♪」スタスタ
スタスタスタスタ
提督「お、おーい」
提督「やれやれ……自業自得か。仕方ないな……パンツを穿かせて貰えただけでも良しとするか」
提督「今月はこれで3回目か…………」
提督「……たすけて」
ガチャ
暁「司令官、暁はもっと大人っぽい水着が欲しいんだけど!」
提督「暁!いや、超一流のレディー暁さん!助けてください!!」
暁「え、ええー……、でも助けちゃだめって言われてるし……また何かしたんでしょ?」
提督「そこをなんとか!大人っぽい水着でも下着でも買ってあげるから!」
暁「ほんと!?……あっ、ま、まぁ一人前のレディーとして見過ごせないし助けてあげるわ!」しゅるっ
提督「助かった……」
暁「ねぇ司令官!早く買いに行きましょ!」
提督「よーし、パパ買い物して3階のゲームコーナーにも連れて行っちゃうぞー!」
暁「べ、別にゲームコーナーとか子供っぽいのは興味ないし……でもせっかくだし付いて行ってあげても良いけど!けど!!」キラキラ状態
提督「じゃあこっそり出かけようか。バレたら大変だ」
暁「ちょっとドキドキしてきたかも……!」
この後いつも通り赤城と加賀を間宮食堂のチケットで買収して脱出に成功した
またかきますよ!ええ!
なんでや!アゲとサゲの話にハゲは関係ないやろ!
デパート
暁「このビキニなんてどうかしら!ねぇ、司令官!聞いてる?」
提督「そりゃもう背伸びどころかハイジャンプしすぎだろー」
暁「そ、そんな事ないわよ!確かに少しサイズが大きいけど……」
提督「暁にはこっちのヒラヒラがついてる水着の方が似合うと思うぞ」
暁「だから子供扱いはやめてって言ってるじゃない!」
提督「いやいや、最近はこういうのが大人のレディーの間でも流行ってるらしいぞ?暁は知らなかったのか?」
暁「し、知ってたに決まってるじゃない!失礼しちゃうわっ」
提督(まぁこれは子供用だけど)
暁「ねぇ司令官、試着して見ても良いかしら?」
提督「おう、しろしろ!もし気に入らなくてもその使用済み水着は俺が買い取るから!」
レディー試着中
提督「そうか……可愛い娘が試着して買わなかった水着を俺が買えば……今度夕雲型と秋雲も連れてくるか……」
提督「ん?あれは……え?いやいや、まさか……」
青葉「本当にこんな所でスクープをゲットできるんですかー?」
提督(ど、どど、どうして青葉がココに?)
赤城「はい、飛び切りのスクープが撮れますよ♪」チラッ
加賀「本当に楽しみですね」チラッ
提督「あいつらまさか……!食堂のチケットだけでは満足しなくて……ゆ、ゆすりに来やがった!」
暁「……官、司令官!!」
提督「ハッ!!すまんすまん」
暁「ねぇ……やっぱりこれ子供っぽいきがするんだけど。猫さんのプリントとか……」
提督「かわいい!!よだれが止まらん!!」
暁「そ、そうかしら……?まぁ司令官がそう言うならこれでも良いかもだけど」
提督「じゃあこれお金ね。自分で買って来れるか?」
暁「と、当然よ!駄菓子屋にだって毎日行ってるし。それくらい簡単なんだから」タッ
提督「…………!!」バッ
提督「…………いない」
暁「なかなか良い買い物が出来たわね♪」
提督「そうだな!じゃあ一刻も早くこのデパートを脱出しようか」
暁「えっ」
提督「そうだ!帰りにファミレ……」
暁「ファミレ?」
提督「(大声で食物の話はヤバイな)暁、ちょっと耳」
暁「耳?」
提督「帰りにファミレスでも連れて行ってやるから」ヒソヒソ
暁「んっ、それは嬉しいんだけど……司令官、何か忘れてない?」ビクビクッ
提督「忘れてる事?」
暁「その……このデパートは3階まであると思うんだけど」
提督「そうだな」
暁「3階にはその……」
提督「ああ!ゲームコーナーか」
暁「べ、別に興味は無いけど約束はまもってもらわないとだし!」
提督「じゃあ3階行くか」
3階ゲームコーナー
提督(やつらはいないな……)
暁「司令官!これ!これが欲しいわ!」
提督「またえらくでかい人形だな」
暁「ち、違うし!これは響が好きそうだから取ってあげようと……ごにょごにょ」
提督(何も言ってないのに言い訳が始まった)
暁「司令官、早く早く!」
提督「早くって言われても……こんなデカい人形持ち上がらないだろ」
暁「やる前から諦めてどうするのよ!ぷんすか!」
提督「じゃあ一応やってみるか……」
チャリン
アーム「うぃーんwww」なでり
暁「あっ……」
提督「これは酷い。持ち上がるどころか撫でただけじゃないか。どんだけアームの力弱いんだ」
暁「はぁ……欲しいよぅ、欲しいよぅ……」
提督「そうだ、あっちにある乗り物のらないか?なんかゾンビを倒していくやつ!」
暁「ゾンビとか別に全然興味ないし!怖いわけじゃないけど興味ないし!!」
提督「そう言わずにやってみよう。キャーキャー可愛い悲鳴聞きたいし!」
暁「悲鳴なんてあげないし!いいわ、クールなレディーの対応を見せてあげるんだから!」
レディー絶叫中
提督「暁、もう終わったから」
暁「じ、じれいがぁーん……」
提督「何も泣くことないだろ」
暁「泣いてないし!これは心の汗なんだから!!」
提督「わかったわかった。じゃあ早く他のゲーム」
暁「あっ……」
提督「ん?」
暁「違うし!違うし!心の汗なんだってば!!」
提督「分かってるよ」
暁「ちょっとおトイレ!」タッ
提督「なんなんだ、いったい……」
暁の席「しっとり……しっとり……」
提督「あっ……」
提督「暁には悪いことしたな……後でアイスでも買って……ふぁっ!!」
UFOキャッチャー前
赤城「なるほどなるほど……可愛いですね」
加賀「ですが先程のプレイを見る限り持ち上げるのは不可能かと」
青葉「こう言うのってある程度お金を使うと店員さんが来て、穴のギリギリに景品を置いてくれるんですよね」
加賀「なるほど……、ちょっと良いかしら」
店員「はい?」
加賀「この機械、力が弱すぎて持ち上がらないわね」
店員「あー……それは店長に言ってもらわないと、僕にはどうしようも無くて……すみません」
加賀「いくらか使えば穴のギリギリに置いてくれると聞いたのだけれど」
店員「一応五千円くらいでそうしろと店長には」
加賀「そう。じゃあ、ギリギリに置いてもらえるかしら」
店員「えっと……話し聞いて貰えてましたか……?」
赤城「分かりました!では五千円使ったことにしましょう!」
加賀「さすが赤城さん。目から鱗です」
赤城「店員さんもそれで問題無いですよね!」
店員「いや、問題しかないんですが……」
加賀「では我々にどうしろと言うんですか」
店員「ですから五千円程使っても取れなかった場合はお手伝いを……」
加賀「そんなお金を青葉が持ってるわけ無いじゃ無い」
青葉「青葉がお金を出すんですか!?確かにもってませをんけど!」
加賀「仕方ないわね。では私達の身体を買って貰おうかしら」
店員「ですから、仕事の話も店長にいってもらわないと店員の僕じゃ……」
加賀「私は貴方個人に売るつもりなのだけど」
店員「はい?」
加賀「まだ意味が分からなくって?」たゆん
赤城「しかたありませんね」たぷん
店員「ま、まじですか?どこまでですか……?」
加賀「もちろん最後までですが?」
店員「五千円でお二人が最後までですか!?」
加賀「いえ、お相手するのは二人では無く青葉が一人です」
青葉「青葉、なんとなく、うすうす気づいてましたよ!!」
店員「大歓迎ですよ!むしろその子が一番可愛くて好みでしたから!」
青葉「えっ。あ、あー……あはは、そう言われると青葉ちょっと恥ずかしいですねぇ」
店員「レイプ目とか似合いそうですよね!」
青葉「赤城さん、加賀さん!助けてください!!」
またかきます
提督(何やってるんだあいつらは……もう少し近づかないと聞こえないな……)コソッ
赤城「ようやく近づいて来ましたね」
青葉「何言ってるんですか!助けて下さい!」
加賀「では……五千円払えないので私達三人が身体で払いますー(棒)」
青葉「急にまた何言い出すんですか!しかも棒読み!?」
店員「三人で五千円ってどんだけかくやすなんですか!!買います!」
提督「ああああああ!!五千円、俺が代わりに五千円払います!!」ダッ
青葉「提督?えっ?提督がどうしてココに?」
提督「なにやったのか知らないけど五千円で身体を売るな!と言うかいくら貰っても売るなよ!」
加賀「はい。売る気なんてありませんけど」
提督「えっ?でも今売ろうと……」
赤城「ああ言えば提督が立て替えてくれるかと」
青葉「青葉は何も聞いていなかったんですけど!?」
提督「ぐぬぬ……ぬかったぁ」
加賀「とにかく5000円用意出来たので人形を移動させてください」
店員「さっきの話しは……無しですよね……はい」そそくさ
赤城「凄いですね。これなら押せばすぐ落ちますよ!」
加賀「青葉、100円ありますか?」
青葉「100円くらいなら……と言うか、お二人とも100円すら持ってないんですか?」スッ
赤城「私達のお給料は食料の現物支給ですから。正直お金の価値もイマイチわからないんですよね」
ゴトン
加賀「やりました」
赤城「なかなかの重量感ですね」
青葉「実質5100円ですからね。ハンバーガーが50個程買えますよ」
加賀「!!」
赤城「そ、そんなに高価な物だったんですかコレ!!」
青葉「お二人とも……本当に大丈夫ですか?」
提督「しかし意外だな。お前達が人形に興味あったなんて」
加賀「いえ、特に興味ありませんけど」
赤城「的にくらいしかなりませんね」
提督「じゃあなんであそこまで……」
加賀「提督、この人形5100円でてにいれたんですけど……提督には特別にお譲りしてもかまわなくってよ?」
提督「お譲りって……実質お金出したの俺なんだけど……まぁ有難く」
加賀「5000円で」
提督「え……?」
赤城「手に入れるのにかかったお金が5100円で、提督には5000円でお譲りしますから……少しサービスですね♪」
提督「なにそれ怖い!」
加賀「この人形、あの子が欲しがっていたようだけど」
赤城「トイレから戻ってきて人形を渡されたら喜ぶでしょうね♪」
提督「ぐぬぬぅ……なんだこの仕打ち」
加賀「逆に人形が手に入らなければ、しばらく人形の事を考えながら過ごすんでしょうね」
提督「分かった!買うよ、買う!!一万円札しか無いけど良いか?」
加賀「はい、ありがとうございました」
提督「……え?あの、お釣り」
赤城「ありがとうございました♪」
提督「いやいやいやいや!それは」
加賀「食堂のチケットに水着と下着、さらにこれ程のお金がまだ……」
赤城「財布の中にいっぱい入っていた紙、あれお金ですよね?」
青葉「そう言えば提督にしては羽振りが良すぎますねぇ……なんだかスクープの予感がしてきましたよ!!」
提督「これは……あれだ、なんか……ボーナスって言うか」しどろもどろ
加賀「提督、あなた深海棲艦の所に行っていたらしわね」
提督「それは……まぁ深いわけが……」
赤城「アルバイトしてたんですよね?」
青葉「まさかその時にたんまりと報酬を!?」
提督「違う!これは朝起きたらパンツにいっぱい挟まれてたんだ!!あっ!やっちまったな俺!!」
青葉「青葉の取材では深海棲艦との接触だけでしたが……まさかそんなにただれた現実が……」
加賀「その中でも提督は特に装甲空母の姫や鬼、空母ヲ級と仲慎ましく楽しそうにしていたとか」
赤城「空母を中心に頭を撫でたり手取り足取りレクチャーしたり……」
提督「別にそんな事ないぞ!?どこからそんな情報が……あっ」
青葉「えへへ、青葉ちょっと盛っちゃいました!」
提督「またお前か!」
加賀「まあそんな事はどうでも良いんですが」
提督「もしかして加賀、それで怒ってるのか……?」
加賀「いえ、別に」
提督「おま……なんかちょっと可愛いな」
赤城「そうですよ?加賀さんは可愛い子なんですから♪」なでなで
加賀「と、とにかく、お世辞を並べた所でお金は返しませんから」
提督「もう良いよ。その代わりにんぎは貰うからな」
加賀「では私達はこれで」
青葉「なんだか沢山スクープをゲットっきましたねぇ♪いろいろありましたがお二人について来て良かったです!」
加賀「いえ、今回はこれで提督も懲りたでしょうしこれ以上の仕打ちは必要ないでしょう」
赤城「私も加賀さんの可愛い所が見れたし満足です♪」
青葉「でもせっかくのスクープが……」
加賀「ではこれは口止め料です。これで今回の事は目をつむってください」
青葉「一万円もですか!?」
赤城「私達の目的は果たしましたから。それに同じ紙なら一万円札より食券がいいですね♪」
青葉「いや、一万円あれば食券なんて沢山買えますけど……ああもう分かりましたよ!スクープにはしませんから!」
加賀「そう、感謝するわ」
青葉「でもせっかくですからこのお金でお昼食べに行きま」
赤城加賀「いきます」
青葉「えっと……あの、一万円以内でお願いしますよ……?」
提督「やれやれ、あいつにも可愛い所があったんだな。ふひひ」
ピンポンパーン
放送「迷子のお知らせです。いたたっ、暁ちゃんと言う10歳くらいのお子様ぃたたたたた!!い、一人前のレディーをお預かりしております!親御あぁぁぁ!!提督さんはすぐに迷子ぉぉぉぁぁ!!迷い人センターにぃぃ」
提督「……いそごう」
またかきます
誤字は日常茶飯事だけど人形をにんぎは無いな。無い
迷子センター
提督「すみませーん」
暁「どこ行ってたのよ!ぷんすか!!」
提督「わるいわるい。その代わりほら、あの人形とってきたぞ」
暁「わぁ……あっ、こ、これくらいで私のご機嫌はなおらないんだからね!」むぎゅっ
提督「人形抱いてるところ写真撮りてー!!フォー!」
係員「えーっと……お連れ様でしょうか?」
暁「言っとくけど私が迷子じゃなくて、司令官が迷子だったんだからね!」
提督「すみません。お騒がせしました」
暁「……あ」
提督「ん?」
暁「その……また司令官が迷子にならない様に手をつないだ方が良いとおもうんだけど」
提督「それもそうだな。はい、手を出して」
暁「そんなにあっさり……い、良いわよ、司令官がそこまで言うならつないであげても……」にぎっ
提督「次は何のゲームにする?」
暁「司令官、あれを一度やってみたかったんだけど!」
提督「あれって、プリクラか」
暁達はちょくちょくデパートのゲームコーナーに連れてきてもらうが、その際のお小遣いが1人300円なのでプリクラ等は撮ったことが無いのである
暁「一番安いのでも300円するし、なかなか踏ん切りがつかないのよね」
提督「じゃあせっかくだし一番高いので撮るか!」
プリクラ
提督「と、張り切って入ったもののどうやるんだコレ」
暁「重巡の人達は色んなポーズをしてたわ」
提督「あー、鈴谷とか好きそうだもんな。こう言うの」
機械「◯◯をして◯◯のポーズからいきます」
提督「うをっ!いきなりポーズ指定してきやがった!」
暁「はわわ……とにかく急いでポーズとらなきゃ!」
カシャッ
三分後
機械「次のポーズ」
提督「まだあるのかよ!」
機械「最後は好きなポーズで決めちゃいましょう」
提督「全部好きにさせてくれよ……」
暁「はぁ……、仲良く並んでって言われても……身長差がありすぎて難しいし」
提督「だったらー……よっと!」
暁「し、司令官!?は、離してよ!抱っこなんて、恥ずかしいし!」
提督「ほら撮るって!もっと顔ちか付けて!」
暁「あーもう仕方ないわねぇ……今回だけなんだから!」
カシャッ
提督「なんだ、撮ったプリクラに落書きも出来るのか」
暁「見て見て、司令官!」
提督「おいい!!なんで俺が毛むくじゃらに!!」
暁「あははっ、司令官の顔おもしろーい」
提督(あれ……?そう言えば暁が笑うところ初めて見た気がするな)
暁「司令官?どうかしたの?」
提督「めちゃくちゃ可愛い!!」
暁「ちょ……!急になに言い出すのよ!!」
提督「よし!俺も落書きしてやる!」
暁「あっ!それはダメ!!」
提督「え?」
暁「落書きするならコレ以外にしてよね」
提督「あー、まぁそれが一番最後だったし上手く撮れてるもんな。ほっぺた引っ付けてまるで親……恋人みたいだし!」
暁「別にそんなんじゃないし……ただ何と無くなんだから!」
提督「次は何する?」
暁「うーん……もう十分遊んだし満足かしら」
提督「満足って、まだ人形とり損ねて漏らして迷子になってプリクラ撮っただけだろ?」
暁「うるさいわね!ぷんすか!人形は取れたしあんまり漏らして無いし迷子になったのだって司令官じゃない!」
提督(本当に漏らしてたのか……)
暁「ただ……あんまり私だけ楽しんじゃったら他の子達に悪いし……暁が一番お姉さんなんだから」
提督「んじゃ何か食べて帰るか。何が食べたい?なんでも食べさせてやるぞ!」
暁「それならお寿司が食べたいわ!くるくる回ってるの!」
提督「ううっ……安上がりな子に育っちゃって……たーんとお食べ」
寿司屋
提督「…………」
暁「…………」
青葉「二人とも、もう食べないでくださいよぉ!!」
赤城「言われた通り白いお皿しか取ってませんよ?」
青葉「だからって、限度って物があるじゃないですか!限度が!!」
加賀「すみません、マグロを3皿」
青葉「加賀さん、話しを聞いてましたか!?」
赤城「まあまあ落ち着いて。これなんて美味しかったですよ?はい♪」
青葉「はい♪って、なにまた取ってるんですか!!」
加賀「すみません、サーモンを3皿」
青葉「ちょっとおぉぉ!」
赤城「見てください。大葉と青葉ってちょっと似てますよね。ふふふ」
青葉「なに呑気に笑ってるんですか!もうこれ以上は払えませんよ!!」
赤城「すみません、イカの大葉入りを3皿」
青葉「だ、か、ら!!どうしてあなたたちは3皿づつ頼むんですか!!」
加賀「食べる用、保存用、展示用です」
青葉「全部食べてるじゃないですか!!アホなんですか!?」
加賀「そんな風に言われたのは初めてですね。頭にきました」
青葉「ちょっ……!その皿金縁じゃないですか!!それ500円ですよ!ルールは守ってくださいよ!ルールは!!」
赤城「そうですよ加賀さん。一航戦の誇りにかけてルールは守らないと。あっ、サーモンと玉子を3皿づつお願いします」
青葉「もうダメです……こうなったらヤケですよ!!すみません!大トロといくらとうに!!」
加賀「金縁のオンパレード……さすがに気分が高翌揚します」
赤城「そう言うことなら付き合いますよ!すみません、同じ物を私と加賀さんに3皿づつ!」
提督「なにやってんだあいつら……」
またかきます
提督「まったく……仕方ないやつらだなぁ」
暁「あっ!ちょ、ちょっと!司令官ってば!!」
提督「ん?」
暁「レディーを置いて一人で何処へ行くつもりなのかしら!」
提督「何処って、あそこの悲惨な現場だけど」
暁「デートの最中に他の女の子に手を出すなんてデカリシーがないんだから!ぷんすか!!」
提督「デカリシーってデリカ……って言うか、これデートだったの?」
暁「と、当然よ!年頃の男女がお買い物して食事したらそれはもうデートに決まってるじゃない!」
提督「年頃の……?」
提督「んー……まぁあっちは後でなんとかするか」
店員「いらっしゃいませー、何名様でしょうかー?」
暁「大人二人です」
店員「えーっと……大人二人とお子様お一人でよろしいのでしょうか?」
提督(ああ、まためんどくさい事になりそうだ)
暁「もう……そ、そんなんじゃないし!大人二人だけなの!」
店員「はぁ……(よく分からんが別に大人子供関係ないし良いか)」
提督(意外とぷんすか!しなかったな)
暁「もう、本当に仕方ないんだから」
提督「まあ見た目だけだと仕方ないよ」
暁「司令官まで!もう……恥ずかしいよぉ……」
提督「恥ずかしい?」
暁「だってあの人、暁と司令官が夫婦で子供までいると思ってたのよ?司令官まで見た目はそうだとか言うし」
提督「おおう……」
暁「記念すべき一皿目は何にしようかしら♪」
提督「お腹いっぱい好きなだけ食べて良いからなー」
暁「じゃあねー……ハンバーグのお寿司をいただくわ♪」
提督「いきなりわけ分からないのいくねー」
暁「次は穴子!あまだれをたっぷりかけてよね!」
提督「はいよ」
暁「最後はコーンマヨ!」
提督「はいらい、最後はコーンマヨ……ええ!?もう最後?」
暁「ふっふーん♪」どやっ
提督「え?なんでドヤ顔?」
暁「今日は一度もワサビ抜きを頼まなかったわ!また大人っぽくなったかもだし」
提督「そりゃまぁあのラインナップなら……いや、なんでもない」
暁「最後はレディーらしく甘いもので締めくくろうかしら♪
暁「ケーキにシュークリーム……フルーツもいいわね……うーん」
暁「あっ!ソフトクリーム!決めたわ、ソフトクリームにする!」ひょいっ
提督「あっ!それは!!」
暁「はむっ♪」
ごりっ……
提督「それはサンプルだから……」
暁「……もう!なんで、こんなに本物そっくりに作ってるのよ!」
提督「そりゃサンプルだからなぁ」
客「サンプルを本物と間違えてかじっちゃったのねー」クスクス
客「まぁ、可愛い子ねぇ」クスクス
暁「あうぅ……ち、ちがうし!これはその……こんな風に子供が間違えてたら危ないって身を持って……司令官からもなんとか言ってよ!!」カアァァ
提督「ふふふっ、めちゃくちゃ可愛い」にこにこ
暁「司令官!!」
暁「もうっ、司令官のせいで恥をかいちゃったじゃない!ぷんすか!」
提督「あれ?いつの間にか俺のせいになってる」
暁「もうソフトクリームなんていらないし……」
提督「まあまあ、そう言わず。ほら」
暁「……いらないって言ってるじゃない!」
提督「そうか。じゃあコレは溶ける前に俺が」
暁「はわわわっ、し、司令官!こういう時はもうちょっと進めるべきだと思うんだけど!」
提督「……食べる?」
暁「んー、そこまで言うなら食べてあげても良いけど」
提督「いただきます」
暁「あーっ!だめだめ!食べたい、食べたいです!!」
提督「ふひひ」
提督「さてと、じゃあデザートも食べたし行こうか」
暁「司令官、ごちそうさまです」
提督「あと問題は……暁、知ってるか?大人はご馳走になったら支払いの時、外で待つのがマナーらしいぞ」
暁「そうなの?じゃなくて、知ってるし。じゃあ入口のところで待ってるわね」てとてと
青葉「すみません!大トロお願いします!」
加賀「まさかあなたがこんなにも食べるだなんて……少し見直しましたよ」
赤城「でもどうして泣きながら食べているんですか?」
青葉「もうおしまいです……明日の一面は青葉の無銭飲食で決まりです。きっと独房で屈強な男達に乱暴されるんです……エロ同人誌みたいに!」ボロボロ
提督「マジでなにやってんだあいつら」
店長「お会計2300円になります」
提督「あのー、あそこのテーブルの客どれくらい食べてますか?」
店長「はぁ……それがもう五万円分は……ずっと泣きながら食べてて、お金が無いとか言ってて心配なんですけど」
青葉「もうおしまいです!この席店員にマークされてるじゃないですか!こうなったら捕まる前に食べれるだけ食べて……」
提督「じゃあコレ、足りない分はここから出しといて下さい。身内なんで」ワサッ
店長「え!?10、20……こ、こんなにもですか?」
提督「あいつらならこれくらいいきますよ。もし超えそうならその時は止めてください。特に赤いのと青いのを」
店長「でもさすがにこんなには……」
提督「奴らをなめてはいけない!……まぁもし余ったらお土産でも持たせてやってください」
店長「わかりました。では確かに」
暁「あっ、司令官!おそいじゃない!」
提督「悪い悪い。ちょっとな」
暁「……どうせ他の艦の事なんでしょ?ほんと、目を離すとすぐこれなんだから」
提督「でもさ、一人前の男として困ってる女性を放っては置けないだろ?」ドヤッ
暁「なにそれ?面白いの?まぁ良いわ、帰りましょ」
提督「あ、あるぇー?」
鎮守府
提督「さてと。暁、今日あったことは内緒だからな」
暁「内緒?」
提督「水着はサイズが……いや、穴が空いてたから買い換えた事にして」
暁「どうしてサイズじゃなくて穴にしたのよ!これでも成長してるんだから!」
提督「人形はしばらく俺が預かっとくよ」
暁「仕方ないわねぇ……。クマ太郎、少しの間おわかれよ」
提督「クマ太郎って名前なんだ(猫の人形なのに)」
暁「一人前のレディーとして秘密は守るから安心しててよね」えっへん
提督「うわー、心配だなー」
第六艦隊の部屋
暁「た、ただいまなのです」
雷「あっ、暁。随分長いこと居なかったけど何処へいってたのよ?」
暁「べ、別に司令官とデパートとか行ってないし」
雷「司令官とデパートに行ったの!?」
電「デパート……電も司令官さんと行きたいのです……」
暁「ち、ちがうって言ってるでしょ!」
響「その紙袋は?」
暁「これは新しい水着で……」
雷「やっぱりデパート行ったんじゃない!ずるーい!!」
暁「あっ、そうか……水着を買いに行ったんだからデパートに行ったことは内緒じゃなかったんだ」
電「内緒、ですか?」
雷「だいたいどうして暁だけ新しい水着を買ってもらったのよ!」
暁「それは穴が……じゃなくて、サイズが小さくなってたからだし……」
響「サイズが?」
暁「そ、そうよ!あー……もう疲れたからちょっとお昼寝しようかしら」スタスタ
暁(ふぅ、上手くやり過ごせたみたいね)
雷、電、響(あやしい)
雷「そう言えばお昼ご飯とっておいたんだけど……食べてきたならいらないわよねー?」
暁「うん、もうお腹いっぱいだから」
電(やっぱり何か食べてきたみたいなのです)
響「ゲームコーナー、何か新しいものはあった?」
暁「それがすっごく可愛い人形があって……と、これは内緒だったし。あぶないあぶない……」
響(黒)
暁「ふぁー……それじゃあおやすみなさい」パタン
雷「ずるいずるいずるーい!」ジタバタ
電「はわわ、あまり大きな声を出すと起きちゃうのです」
雷「平気よ。暁ったら一度寝ちゃうと当分起きないんだなら。それより私もデパートいきたーい」ゴロゴロ
電「まだハッキリそう決まったわけじゃ……」
響「ん?……床でこんな物を発見した」
LOVELOVEプリクラ!!
電「はわわっ……」
雷「こうなったら司令官を問い詰めて私達も……!」
電「し、司令官さんにご迷惑をかけてはダメなのです……」
雷「もう、いつまでうじうじして呑気な事いってるのよ!電は司令官が暁だけのものになってもいいの!?」
電「そんなの絶対いやなのです!!!!」
雷「え……あ、うん。はぁ……急に大声だすからビックリしたじゃない」
響「電が大声出す所初めて見た」
電「あっ……えっと……今のは暁だから嫌と言うわけではなくて……司令官さんが誰かのものになるのが……そのっ」
雷「とにかくこれで決まりね。司令官の部屋へ行くわよ」
響「……少し待ってくれないか」
雷「もう!今度は響?どうしたのよ」
響「今私達がみんなでいったらどうなる?」
電「司令官さんなら皆デパートに連れて行ってくれると思うのです」
響「そう。おそらく皆連れて行ってくれる。いっぺんに」
雷「なるほど……それだと二人きりじゃないって事ね……」
響「ここは1人づつ行くべき。このプリクラを上手く使って……作戦はこう」ヒソヒソ
雷「それは良いけど……どうして電が最初で私が最後なの?」
響「それが1番ベストだから」
雷「うーん……分かったわ。じゃあその作戦で行きましょ。頼んだわよ、電」
電「騙す様で少し心苦しいですけど……了解したのです」
またかきます
(一昨日書いたのが投稿時に全部消えてボーッと過ごしてたなんて言えない)
電ちゃんに卑猥な事させまくった罰なんだきっと
コンコン
提督「はーい」
電「失礼します……」
提督「どうした?なんか表情固いな」
電「あっ、あの……いま廊下でコレをひろったのです……」
提督「ひろった?何を?」
電「あのっ……、あのっ……」そー…っ
LOVELOVEプリクラ!!
提督「おおう……いくらなんでもバレるの早すぎるぜ暁……」
電「でも私が拾っただけですから……雷や響には見つかってませんよ……?」
提督「マジで!?いやー、拾ってくれたのが電で良かったよ。雷に見つかりでもしてたら大変だったからな」
電「そう……ですね……」
提督「電、この事は皆には内緒にしてくれ!なっ?」
電「はい、もちろんなのです。……ただ」
提督「ん?」
電「内緒にするかわりに一つだけお願いしても良いですか……?」
提督「お願い?電が俺に?」
電「その……黙っているかわりに電もデパートへ連れて行ってもらえませんか……?」
提督「マジか……、電がそんな事を言い出すなんて……」ポロポロ
電「はわわわっ、ごめんなさい……わがまま言ってごめんなさいなのです!」
提督「いやいや、これは嬉しくて……電や羽黒や榛名はいつも遠慮して他の子を優先するしわがままも言わないだろ」
提督「そんな電がお願い事を言ってくれるなんて……なんなこう、隔たりと言うか……微妙な距離感と言うか……そう言うのが無くなった気がするんだよ」
電「そんなつもりはなかったのです……電はずっと前から、いつも司令官さんを御慕いしていますから……」
提督「よっしゃあぁぁ!テンション上がってきたぞー!!今すぐ行こう!電のわがままなら今日は108個聞いてやるぞ!」
電「はわわ……そんなにわがまま言えないです……では早速お着替えしてくるのです」
提督「いやいや、もうそのままで行こう!着いたら真っ先に新しい服を買ってやるから!とびきり可愛いやつな!」
電「でも……」
提督「ワンピースにしよう!あと麦わら帽子もな!電は可愛いから絶対似合うぞ!」
電「はわわ……」カアアァァ…
デパート
電「司令官さん、鎮守府を出るとき赤城さんと加賀さんに何を渡していたんですか?」
提督「あれは買収していたんだよ。さて、そんな事よりまずは服だな!」
電「本当に買っていただいても良いんですか……?」
提督「じゃんじゃん買っていいとも!!そうだ、髪留めも買おう!」
電「ありがとうなのです……」にこっ
提督「ふひひ」
電「司令官さん、どう……ですか?」
提督「……」カシャッカシャッ
電「はわわっ、どうして写真をとるのですか?」
提督「待ち受け画面にしよう」
電「司令官さん?」
提督「すみません、この可愛い天使が身に付けてる物を一式買います!」
電「そんな……あまり高いお買い物はだめなのです」
提督「よし!次の服を見に行こう!サンダルとかも良いな!みなぎってきたぜー!」
電「し、司令官さん!お金は大切に使わないとだめですよ!」
提督「俺は今日この日お金を使う為に生きてきたのかもしれん」
電「お、おおげさ過ぎなのです!それにやっぱり悪い気がします……」
提督「いやいや、電は服を買ってもらう。俺はそれを1番に見せてもらえる。winwinだから!次は何が欲しい?」
電「それなら……あ、あの……実は行きたい所があるのです……」
提督「よしきた!」
ゲームコーナー
提督「電が、ゲームコーナー行きたがるなんて珍しいな」
電(写真のシール……写真のシール……)きょろきょろ
提督「電!一生のお願いがあるんだけど!」
電「はい……え!一生のお願いですか?」
提督「あれに乗ってくれないか!」
子供が乗る一周300円の小さい電車の乗り物
電「これにですか?少し恥ずかしいのです……」
提督「お願いします!なんでもしますから!!どうしても録画したいんです!!」
電「司令官さんがそんなに言うなら……」
このあと容量いっぱいまで録画した
提督「やれやれ……暁型は最高だな」
電「司令官さん、もういいですか……?」
提督「ありがとう。おかげでいい絵とれました。ところで電は何がしたくてここに来たんだ?」
電「それは……あの、あれをしたくて……」
提督「なんだプリクラか。再ブームきてるのか?」
電「だめですか……?」
提督「全然オッケーだ!今の俺はプリクラマスターだからな!」
提督「とにかく言われるがままにポーズとってれば大丈夫だから」
電「は、はいなのです!」
提督「この前はランダムだったけど今回はLOVELOVEカップルモードで撮影しよう。ふひひ」
電(どこかで司令官さんと顔をひっつけて撮るポーズがあるはずなのです……)ドキドキ
音声「次は片足を上げてわけの分からないポーズ!」
提督「あれ?前にやったのと違うポーズだったりするのか」
電「え……?そ、そんなの困るのです!」
音声「次は彼氏が彼女を後ろから抱きしめて撮影だよ!」
提督「ぐぬぬ……機械の言う事は絶対だから!別にやましい気持ちとか無いから!」ムギュ
電「にゃあぁぁ……!」ボフッ
提督「なにそれ漫画みたい可愛い!!」
音声「最後はどちらかの、ほっぺにチュー!それ以上はすんなよ!」
電「そんなの恥ずかしいのです……」
提督「じゃあこっちから」
カシャッ
『はわわわわわ!!!!』
その声は3階全域に響き渡ったという
鎮守府
雷「おそいおそいおっそーい!!」
響「噂をすれば帰ってきたよ」
雷「本当に!?って、なにあれ!!」
響「手を繋いで二人とも顔は赤くて何やら話しながら照れ笑いしているね」
雷「もしかして一夏の思い出なの!?チューとかしちゃったの!?」
響「それは聞いてみないとわからないね」
ガチャッ
電「ただいまなのです」ポー…ッ
雷「どうだった!?うまくいったの?」
電「えっと……この服は提督の知り合いの御下がりで……」
響「プリクラは?」
電「ちゃ、ちゃんと撮れたのです!」さっ
雷「なによこれ!司令官に後ろから抱きつかれて……ずっるーい!!」
響「どうして一部分だけ切り取られて……何かにおうな。本当にこれだけ?」
電「そ、それだけだし……」
雷「あっ!電がはわわ言わなくなって暁口調の時は嘘ついてる証拠よ!観念しなさい!!」
ワイノワイノ
雷「見つけ……あああああ!!!!」
電「はわわ……」
響「ディープキス」
電「ち、違うのです!その時はほっぺにされただけなのです!」
響「その時『は』?」
電「あ……う、ちょ、ちょっと疲れたから寝るのです」タッ
パタン
暁「むにゃむにゃ……内緒なんだから……」
電「司令官とおトイレであんな事……まだジンジンするのです……」
響「よし、では次は響が行く。プリクラを」
雷「ちょっと待って!もう我慢の限界なんだから!私が行くわ!」
響「雷……本当に最後のトリじゃなくて良いのかい?多分最後は一番凄い……」
雷「一番凄い……?し、しょうがないわねぇ、早くしてよ!」
響(これがちょろいと言うものか)
提督室
提督「最初は抱きしめただけで真っ赤だったのに……スイッチ入ると凄いタイプだったな……」
提督「まだ左脚に擦り付けられてた感触が……」
提督「まさか本当にトイレで108個もお願いされるとは思わなかったけど……」
提督「……しばらくはこれだけでいけるな」ゲス顔
コンコン
提督「は、はい!!」
響「響だよ」ひょこっ
提督「なんだ、今日は第六駆逐隊日和か」
響「司令官、実は廊下でこんな物を拾ったんだ」スッ
電とのLOVELOVEプリクラ!!
提督「なにこのループこわい」
その頃重巡憩いの場では……
愛宕「もうその話は何度も聞いたわよー」
青葉「本当なんですって!逮捕されると思ってレジに行ったら支払いが済んでたんです!しかも、お土産まで!」
摩耶「ったく、どこの世界にそんな奴がいんだよ」
青葉「きっとあれは青葉の足長おじさんなんですよ……♪」
高雄「おじさんは確定なの?」
青葉「青葉決めました!足長おじさんを見つけ次第結婚しますよ!!それで……青葉の全てを取材させちゃいます!」
電ちゃんはトイレで司令官の膝に座って抱きつきながら何回もキスしたあげく
いつのまにか腰を動かして司令官の脚に擦り付けながらキスを繰り返す隠れスケベさんなのです!
最後はもちろん司令官に抱きしめられながら腰を動かしてビクンビクンしちゃう隠れドスケベちゃんなのです!!
またかきます!
響「と言うわけで響もデパートに連れて行ってもらいたい」
提督「今から?」
響「善は急げと言うからね」
提督「うーん、ちょっと待って」
響「え……?」←簡単にOKされると慢心していた
提督「うーむ……どうしたもんかな……」
響「し、司令官、響とデパートへ行くのは嫌……なのか?」ふるふる
提督「え?え!?あっ、ちょっ、涙!涙!!こぼれるこぼれる!!全然嫌じゃないから!!
響「……そうか。なら良いんだが」
提督「ただなぁ、実は暁もデパートへ連れて行ったんだよ」
響「それは初耳だな」しれっと
提督「今から響を連れて行くと雷だけ仲間はずれみたいになっちゃうだろ?だからいっそのこと雷もつれて行」
響「それはこまる。物事には順序があるから」
提督「困る?」
響「つまり……雷は今、その……ちょっとアレだから……」
提督「ちょっとアレ?」
響「それは……か、カブトムシが、カブトムシが山に……雷はカブトムシが……カブトムシに?」
提督「カブトムシが ?」
響「……だから無理なんだ」
提督「なるほど。全然わからん」
デパート
提督「結局雷は良かったのか?」
響「今が一番大事な時だから」
提督「……え?」
響「ところで司令官、何をしにデパートへ来たんだい?」
提督「あれ?それこっちのセリフだよね?響は何が欲しくてデパートに来たがったんだ?」
響「特には何も」
提督「あれれー?」
響「ただみんなが行きたがっていたからつい」
提督「じゃあ服でも買うか?」
響「去年のものがまだ着れるから大丈夫」
提督「じゃあゲームコーナーへ行くか?」
響「ゲームコーナー?……あっ、そうだ。プリクラをとりに来たんだった」
提督「じゃあゲームコーナー行こうか」
響「そう……はわわわわぁ……!」ぺかー
提督「な、なんだなんだ?」
響「司令官、司令官!少しココに寄っていかないか!!」
提督「ペットショップか……見るだけだぞ?」
響「もちろん了解した!では中を詮索してくる」したたたっ
提督「本当に分かってるのかなぁ……」
響「ウラァァァァァ!!」
提督「って、テンション高いな!」
響「司令官、この子にする」
提督「全然わかってなかった……ハムスターなんてダメダメ!うちには雪風がいるんだから」
響「でも雪風はけむくじゃらじゃないから……」
提督「見た目は少しちがうけど同じげっ歯類なんだから。共食いとかしちゃうだろ」
響「…………司令官、この白い子にしようか」
提督「これは手強そうだ」
提督「響、ダメなものはダメだからな」
響「でもいつもなんだかんだで買ってくれるからもう一押ししてみる」
提督「そう言うことは心の中で思いなさい」
響「司令官、響は第六駆逐隊の仲間としてこの鎮守府にいるけどね、遠い過去……響は名前を変えられてロシア(旧ソ連)にいたんだ」
響「そんな言葉も通じない地で響は他の艦達とも馴染めずいつもひとりぼっち……」
響「友達と言えば空から降ってくる真っ白な雪だけ……だから思い出すんだ……」
提督「……」
響「このスノーホワイトジャンガリアンを見ているとヴェールヌイとしてロシアにいた頃を!」ドヤッ
提督「ドヤッじゃないよ。なんでロシアにいた頃淋しかった時の記憶を思い出そうとするの!?」
響「響は実はMなんだ」
提督「だいたい、響は結構ロシア語話せたよな?なんか昔ロシアの友達にボルシチの作り方教」
響「すまない司令官。ロシアに長くいたからその日本語は少しむずかしいな」
提督「さっきロシア語分からないって言ってたのに!?日本語も分からないってどう言う事なの!?」
響「やれやれ、今回はなかなか強情じゃないか」
提督「だからこっちのセリフだって。ほら、もう無理矢理にでも連れてかえ……」グイッ
提督「重っ!!ビクともしないだと!?」
響「響は体重を最大2000t近くまで重く出来るんだ。ちなみに今は500kgだよ」
提督「何そのイカ娘みたいな機能……」
響「まったく。いったいどうしたら買ってくれるんだい?」
提督「だから買わないって!良いか?生き物を飼うって事はだなぁ……」
ハムスター「…………」じーっ
響「…………」じーっ
提督「聞いてないな」
響「響はハムちゃんをこの窮屈なケースから出してあげたいだけなんですよ」
提督「響、なんか口調までおかしくなってるぞ」
響「司令官……なんでも言うこと聞くから」
提督「前にまんまとその手に騙されて、言う事を耳で聞かれただけだったからな」
響「じゃあもういい……」
提督「そうか。良く我慢し」
響「司令官……きらい」ボソッ
提督「すみませーん!!店員さーん!!」
このあと飼育用品一式とハムスターを買った
鎮守府
提督「ちゃんと世話するんだぞ?」
響「うん……かわいいな」
提督「しかしなかなか強情になったと言うか……前はあんな事言わなかったのに……反抗期かな……」
響「あっ、恋の駆け引きマスター」
足柄「そう、それが私!足柄よ!」
響「ありがとう、恋の駆け引きマスター。おかげでハムスターを買ってもらえた」
足柄「あら?ハムスターの買わせ方なんて教えてないけど?」
響「押してダメなら引いてみろ。いつも好き好きいってないでたまには嫌いになるぞと突き放すのよ……って言ってた」
足柄「ああ、それね♪」
響「司令官の事は好きだけどきらいと言ったら買ってもらえた。だからありがとう」
足柄「んー……どういたしましてなのかしら?」
提督「いやいや、足柄のおかげだよ」
足柄「そう?なら良かったわ♪」
このあと駆逐艦に変なことを教えるなと説教された
響「今帰ったよ」
雷「遅かったじゃない!って、なにそれ?」
響「ボルシチだよ」
雷「私にはネズミに見えるけど……」
響「ハムスターの名前がボルシチだよ。この子を見ているとロシアの雪を思い出すんだ」
雷「じゃあ雪ちゃんとかで良かったんじゃないの?……まぁそんな事はどうでも良いわ!はい、早く出して!」
響「最初の二週間はあまりピロシキに触ってはいけないと司令官が言っていたよ」
雷「ネズミじゃないわよ!って言うか、さっきボルシチって言ってたじゃない!」
響「彼の名前はボルシチ=ピロシキ。ベネズエラ産だよ」
雷「あ、そう……で、私が欲しいのはプリクラよ!もう、早く出してよ!」
響「プリクラじゃない。ボルシチだよ」
雷「シールよ!LOVELOVEツーショットプリクラ!!」
響「シール…………あっ」
雷「響、あんたまさか……」
響「すまない。ハムスターの事であたまがいっぱいだった」
雷「すまないじゃないわよ!シールが無かったら私はどうすればいいのよ!」
響「お詫びに冷蔵庫のプリン食」
雷「いらないわよそんなの!!」
ガチャッ
雪風「あまり大きな声を出さないであげてください!!」
雷「えっ……?なによ急に…」
雪風「ハムスターはデリケートなんですよ!環境が変わってただでさえ落ち着かないと言うのに!」
響「ハムスターの事はまだ足柄と雷にしか言っていないのに……」
雪風「そんなの敷地に入った時点で気づいてましたよ。とにかくまずは落ち着く場所に!」
雷「そんな急に言われても……今それどころじゃ」
雪風「この一分一秒がハムちゃんにとってはどれほど大切かまだ分からないんですか!!」
雷「ちょっ……あんたが一番大声だしてるじゃ無いの」
雪風「おっと、これは失礼しました。すぐ快適な場所を探しますからしばし我慢してくださいね」
ハムスター「ジッジッ」
雪風「窓際はダメですよ。私達ハムスターは暑さや寒さに弱いんですから。あと暑いからと言って扇風機の風を直接当ててはダメですからね」
雷「あんた、今ハムスターと話してなかった……?」
響「私達ハムスター……?」
この後ハムスターの気持ちをよく知るハムスターマスター通称ハムマスター雪風によってボルシチは快適な場所へ移された
電「ふぁー……なんだかさわがしくて目が覚めちゃったのです……」
暁「むにゃむにゃ……いくらなんでもハイヒールは…………えへへ……」スヤァ
雷「仕方ないわねぇ……じゃあ電のプリクラ持っていくから貸して」
響「あのプリクラなら後でこっそり返すからと言われて司令官に渡したよ」
電「暁のも司令官さんに渡しちゃったのです」
雷「そう……じゃあもうダメね……」
電「はわわ……それならいっそ、みんながデパートに行った事を私達から聞いたって言えば司令官さんなら……」
雷「そんなのダメよ。あんた達は司令官に内緒って言われてるんでしょ。それじゃあんた達が司令官との約束破った事になるじゃない」
響「でもいくらなんでも野生のハムスターをたまたま捕まえたって言うのは無理があるから」
雷「とにかくダメなものはダメなの!……良いのよ別に。欲しいものも無かったし」
電「はわわ……」
響「……」
コンコン
提督「おーい、雷いるかー?」ガチャ
電「司令官さん……」
提督「ん?なんか雰囲気暗いな……まぁ良いか。雷、今からデパート行くか?」
雷「デパート……?」
提督「実は今日みんなと順々にデパート行ってなぁ。雷だけ連れて行かない訳にもいかんだろ」←なんだか罪悪感に襲われ自分から誘いに来た
雷「司令官……」うるっ
提督「ん?」
雷「じれいがあぁぁぁぁーん!!うわぁーん!!」ダッ
ズドン!!
提督「ゴフッ!な、何このラグビーばりのタックル!!え?泣くほどデパート行きたかったのか?」
雷「司令官、司令官、しれいかん、しれいかーん!!」むぎゅむぎゅ
響「それはきっと嬉しくて泣いているんじゃないかな」
電「よかったのです」
雷「司令官、しれいかん……しれいかん……」むぎゅむぎゅむぎゅむぎゅ
電「……あ、あのっ」むぎゅ
響「さっきはきらいなんて言ってすまなかった」むぎゅ
提督「今日はなんて良い日だ」
暁「ふふふ……おいしい……」スヤァ…
さあ夕食の時間だまたかきます
四度目のデパート
提督「よし!じゃあサクッと水着か洋服買って帰ろうか!」
雷「そんなの後回しで良いから先に司令官の洋服を見に行きましょ!」
提督「いや、俺は別に良いから……」
雷「そんなんじゃダメよ!司令官はスタイルだって良いんだからもっとオシャレしなくちゃ!」
提督「でもあんまりオシャレとかよくわからないって言うか、興味が」
雷「大丈夫、私がいるじゃない!まずシャツから選びましょ!」
提督(また始まってしまった……)
雷「そのシャツには……このジーンズかしら?靴下も変えたいわね」
雷「すみませーん、この色に合ううわぎありますか?」
提督(雷と買い物にくるといつもこうなるんだよな……)
一時間後
雷「うん。なかなか良い感じね!」
提督「つかれた……」
雷「じゃあ次は靴屋に行って、美容院にもいきたいわね」
提督「それはまた今度で良いかな……」
雷「そう?司令官ならもーっとかっこ良くなるのに」
提督「いやいや十分だから。雷のおかげで俺みたいな奴でも随分マシになったよ」
雷「またそんな事言って!今でも十分かっこ良いけどもっともーっと雷がかっこ良くしてあげるんだから!」
提督「あ、あ……」
雷「だから司令官、もっと私に頼って良いのよ?」
提督「ああー……ダメになるー……」
雷「それじゃ司令官!買い物はこれくらいにしてプリクラ撮りましょ!」
提督「そうだな」ホッ…
ゲームコーナー
提督「あれ?」
店員「すみません、今ちょっと故障中で。あちらの糞みたいなプリクラなら使えますが」
雷「そんな……私が何したって言うのよー!」
提督「踏んだり蹴ったりだな……」
雷「最近は良い子にして、扶桑さんに料理習ったり、大鳳と勉強したり、むっちゃんと戦闘の練習も真面目にしてるのに……」
提督「おおもう……」
パシャッ
提督「眩しっ!!……なんだ、写真館なんてあったのか」
雷「もう良いわ。司令官、あっちのゴミみたいな機械で撮りましょ……」
提督「いや、それより向こうで撮ろうか」
写真館
雷「ねぇ、司令官。ここだとただの写真でシールにはならないんじゃない?」
提督「おう雷!超絶可愛い!!お嫁さんにしたい!!」
雷「そ、そう?えへへ……もーっと褒めても良いのよ!……でもどうしてこんなドレス着て写真撮るの?」
提督「最近ケッコンカッコカリってのが出来ただろ?」
雷「うーん……そんなのあったかしら?」
提督「先に言っておくけど、これは儀式的なもので、能力を底上げうんぬんかんぬん…………で、まぁ最終的にはみんなとするつもりなんだけどな」
雷「そうなの?」
提督「でもまぁ……うちの鎮守府で一番の古株だし、最初はやっぱりお前しかいないだろ。……雷、ケッコンしてくれないか?」
雷「ケッコンって……雷が司令官のお嫁さんになるの……?」
提督「まぁ全員と結婚式あげるわけにもいかないし、してやれるのは写真と指輪だけなんだけどな」
雷「司令官……しれいかん……」うるうる
提督「泣くなら写真の後な。ってか、最近涙腺ゆるくないか……?」
雷「そんなこと無いわよ……」ズズッ
提督「……で、ケッコンカッコカリしてくれるかな?」
雷「当たり前じゃない!司令官、これからは今まで以上にもーっと私に頼って良いのよ!」
提督「それじゃ今だけでも俺を頼ってもらおうかな。……よっ、と」
雷「ちょ……司令官、どうしてだっこするのよ……今から写真撮るのに恥ずかしいじゃない」
提督「並んで撮ったら親子写真だしな……こうしてお姫様だっこしてれば少しはそれっぽいだろ!」
雷「もう……じゃあお嫁さんらしくほっぺにちゅーでもしちゃうんだから!」ちゅっ
カシャッ!
この後むちゃくちゃかたい絆を結んだ
提督「さて、じゃあ飯でも食って帰るか」
雷「ねえ司令官!この写真部屋に飾っても良いかしら!」
提督「いや、なんか見つかると大変な事になりそうだから……特に金剛あたりに」
雷「えー……せっかく撮ったのに」
店員「あっ!さっきのお客さん!さっき業者の人が来てプリクラの機械がなおったんですけど」
雷「ほんとに!?ねえねえ司令官、良いでしょ?ね!」
提督「仕方ないな。雷、もーっと俺に頼って良いんだぞ!」ドヤァ
雷「でもさっきまでずっと不幸続きだったのに、いったいどうしたのかしら♪」
鎮守府 第六駆逐隊の部屋
雪風「ひまわりの種は好物ですが、脂肪分しかないので出来る限りペレットを与えてください」
電「メモなのです!」
雪風「あとチョコレートなどは猛毒なので絶対に与えない様に!食べこぼしを拾って食べたりしたら大変ですから!」
電「えっ……でも雪風はよくチョコレート食べてるのです」
雪風「はい?雪風はハムスターではありませんから当たり前ですよ?」
響「それにしても雪風は全然部屋から出て行かないな。いつまでいるつもりなんだろう。そこ雷の席なのに」
雪風「そういう事は心の中でだけ思ってください!いいじゃないですか、雷はいないんですから」
雷「るんるん♪」
提督「随分ご機嫌だな」
雷「当然じゃない!司令官とケッコンして素敵な写真撮れたし」
提督「そう言ってもらえると嬉し」
雷「プリクラではこんなに可愛くハメ撮り出来たし!」
提督「ぶほっ!!!!は……はめ?!」
雷「あれ?ちがった?足柄さんがカップルはハメ撮りするって言ってたから」
提督「あいつはマジで一度妙高に頼んでスーパーお説教タイムだな」
雷「あっ!司令官、お寿司屋さんが見えて来たわよ!」
提督「ん、ああ。まあとりあえず説教の事は後にして食うか」
店長「へい、いらっ……あっ!噂をすればなんとやら!」
提督「噂?」
青葉「司令官?……司令官だったんですか!?」
提督「いかにも司令官ですが?って、青葉?なにしてんだ?」
青葉「司令官なら大歓迎ですよ!司令官、青葉のすべてをもらってください!」だきっ
提督「ちょっ、青葉!?おま……意外に大き……」
雷「ちょ、ちょっと!なにしてるのよー!!」
その頃鎮守府 第六駆逐隊の部屋
大鳳「あっ、いたいた。雪風、ちょっと良い?」
扶桑「まぁ、可愛いハムスター」
山城「姉さまも負けないくらい可愛いですよ」
陸奥「あら、あらあら♪」
またかきます
レス数的に青葉が最後っぽい!
青葉「まさか司令官が青葉の足長おじさんだったなんて!」ぎゅーっ
雷「ちょっと、離れなさいよぉ!!」グイグイ
提督「……ふぅ」
雷「司令官もなにしてるのよ!は、な、れ、てー!!」グイグイ
青葉「おっと、失礼しました!司令官はお食事ですか?」
提督「まぁ……今日は何回もきてるけどな」
雷「ちょっと!私もいるんだけど」
青葉「はやや?雷さんもご一緒でしたか」
雷「先に言っておくけど、私は司令官とケッコンカッコカリしたんだから!指輪だってほら!」
青葉「良いですねー……司令官!青葉にもくださいよ!」
提督「ああ、分かった分かった。鎮守府に戻ったらな」
青葉「ほんとですか!?それは楽しみですねぇー♪」
雷「司令官!?」
提督「いや、順番は優先したけど皆に渡すつもりだって言っただろ?」
雷「それはそうだけど……いくらなんでも浮気が早すぎるわよ!!ぷんすか!」
提督「雷もぷんすか!って言うのか。可愛いな」
雷「そ、そんな事言ったって許さないわよ!……ぷんすか!」チラ
青葉「まぁ青葉と司令官はお互いの恥ずかしい姿を見せ合った仲ですからねぇ……♪」
雷「恥ずかしい姿?」
提督「お前は俺の恥かしい姿を一枚1000円で売っていたけどな。しかも何度も何度も」
青葉「提督隠し撮りシリーズ……大盛況でしたよ♪とくに金剛さんなんて全作3枚も買ってくれましたから♪」
提督「もうそれ犯罪じゃないか!?」
青葉「そのかわり司令官にはビデオで青葉のあられも無い姿をお見せしてるじゃないですか♪青葉のエッチな姿を見て司令官も……ギブアンドテイクですよ!」
提督「悔しい!でも罠にかかっちゃう!!なんかDVDじゃなくて、青葉って書かれたラベルの貼ってあるビデオな辺りが特にそそるんですよ!!」
青葉「それにご安心ください、無修正は青葉だけしか見ていませんから♪」
雷「ちょっと、何の話なのよ!」
青葉「司令官のエッチな映像を見てエッチな事をしている青葉を見て、司令官がエッチな事をしてそれを見た青葉が……」
提督「なんて素晴ら……恐ろしい無限ループ」
雷「なんだか良くわからないけど司令官は今、私とデートしてるんだから!」
青葉「うーん、そうですね♪青葉は足長おじさんの正体も分かったし鎮守府に戻ります」
雷「な、なによ、随分あっさり引き下がるわね……良いんだけど」
青葉「まだ明るいですからねぇ♪青葉は子供が寝静まった夜中に取材……じゃなかった、夜這いに行きますね♪」
雷「取材も夜這いもダメー!!」
青葉「でわでわ、青葉はカメラを設置してきますので♪」シュタタ
提督「カメラって何!?どこに!?」
雷「まったく……司令官、今日は司令官の部屋で一緒に寝るから!」
提督「新婚初夜ですか!わかります!!」
雷「しんこんしょうや?なにそれ?」
提督「はい、すみません」
雷「それにしても青葉ったら……足柄おじさんって何なのかしら?」
鎮守府
提督「ただいまー」
金剛「ヘイ、提督ぅ。四度も抜け出すとは良い度胸ネ」
提督「ガイアが俺に抜け出せと囁いているのさ」
霧島「と言うか、もはやなぜ提督を監禁していたのか忘れてしまいましたね」
雷「じゃーん♪雷、本日付けで司令官とケッコンしましたー」
金剛「それは良かったですネ。ごっこ遊びとは、お子様は無邪気で可愛」
雷「これが結婚指輪で、こっちが書類一式……あと写真も撮ったわ!」
榛名「随分と本格的なのですね」チラッ
金剛「これはまた手のこんだ……」
榛名「……!!」パタリ
金剛「榛名ー!?」
霧島「金剛お姉さま……これは、本物のようですが……」
比叡「ヒエー!!」
金剛「提督ぅ……ちょーっと話がありマース。後でサンゴ礁沖まで行きましょうデース」
提督「あの!ちが、これは!!沈めないで!!」
この後片っ端から結婚した
提督「えー、我が艦隊に大和が来て一週間たった訳だが」
大和「演出しかしてませんが……」
提督「本日付けで我が鎮守府にもついに……ついに武蔵が着任しました!」
あきつ「自分、あきつ丸であります」
提督「……あきつ丸も着任しました!」
武蔵「提督よ、この鎮守府には随分と駆逐艦が多い様だが島風もいるのか?」
島風「おぅっ?……ああああっ!!武蔵ちゃん!!」シュターッ
武蔵「ふっ、相変わらずすばしっこいやつだな。そら、捕まえた」ムギュッ
島風「オヴゥゥゥゥゥゥ!!!!」ジタバタ
演習が演出になりつつ急遽出かける事に
黒潮「なんや、島風があない戦艦に懐くやなんてめずらしいなぁ」
武蔵「相変わらず破廉恥な格好をしおって」ぎゅーっ
島風「ォ……ゔゥゥ…………」ピクピク
夕雲「なんだか近づき難い雰囲気かと思ったけど……悪いとではないみたいねぇ」
巻雲「巻雲、お友達になりたいです!」
武蔵「なんだ、遊んで欲しいのか?いいだろう、まとめて相手してやるぞ」パッ
島風「ケホッ!ケホッ!!武蔵ちゃん、怪力過ぎぃ……!!」
睦月「凄いのね!皆しがみ付いてもびくともしないのね!」
文月「文月は肩に乗るよぉー」
雪風「雪風は頭にのります!」
夕立「ねぇねぇ!武蔵さんもなんだか犬っぽい?夕立達とお揃いっぽい?」
時雨「僕たちが小型犬なら武蔵は大型犬かな?」
わいのわいの~
長門「……」
翌日、メガネをかけて晒しを巻いた長門が発見された
翌日
武蔵「こら、遊ぶのは任務を終えてからにしろ」
天龍「ぐぬぬぅ……」
龍田「あらぁ……♪子供達に大人気ねぇ……♪」
天龍「あいつらぁ……!いっつもいっつも俺にたかってきやがる癖によぉ!」
龍田「良かったじゃ無い?天龍ちゃんいつも嫌がってたみたいだしぃ」
天龍「お、俺は!!うるさいのが嫌いなだけで!べ、別に……ガキが嫌いな訳じゃねぇよ……」
龍田「でもあの人気を見るとー……天龍幼稚園は廃園ねぇ……」
天龍「う、うるせぇ!廃園とか、そんなん……ば、バーカ!龍田のバーカ!!」うるうる
龍田(天龍ちゃんをからかうのは楽しいわねぇー
)
雷「廃園になんてならないわよ!」
天龍「雷……」
暁「一人前のレディーとしてちゃんと卒園するまで天ちゃんの味方に決まってるじゃない」
龍田「一人前のレディーが幼稚園っていうのも……ねぇ♪」
電「電達はいつでも天ちゃんのそばにいるのです」
響「天ちゃんには特別にボルシチの餌やりもさせてあげる」
天龍「おまえら…………くっ、よっしゃあ!そんじゃ今日は今から外で竹馬すっぞ!!」
ワアァー
長門「……」
翌日、近隣の山々から竹が大量に伐採され、長門は作業用倉庫にこもった
長門「私はいったいなんなのだろうか……」ボロッ
長門「この鎮守府で一番だと自慢だった腕力は大和、武蔵に劣り」←武蔵に挑んだが捻られた
長門「かと言って天龍のようなか弱さも無い。竹をなぎ倒し竹馬を作ろうとしたが……」
ぐしゃぁ……
長門「やはり素人では上手くいかず……竹を捨てればそれで明石が竹トンボを作り駆逐艦の憧れの的」
長門「何か甘いものでも作ろうと思ったが私に出来ることは餅をツク程度だ。アンコを包む力加減がむづかし過ぎる」
長門「速さでは高速戦艦に遅れ、航空戦艦のように艦載機も飛ばせず」
長門「…………」
長門「一度でいいから駆逐艦に囲まれてみたいものだ」サラサラ
この日は七夕。短冊に願いを書けば叶うかもしれない日
『駆逐艦と仲良くなりたい』
翌朝
長門「む……重い……」
卯月「おはようっぴょん!」
弥生「おはようございます」
長門「な、なんだ?こんな朝早くに」
舞風「あっ、やっと起きた!おーい、みんなー!長門さん起きたよー」
陽炎「へーっ、近くで見るとやっぱり腹筋割れてたんだ!」
不知火「不知火にもこれくらいの装甲があれば……」
綾波「あの、お茶が入りましたよ」
長門「な、なんだこれは……私は死んだのか……?」
涼風「なーに訳のわかんない事言ってんのさぁ!早く外いって遊ぼうってば!」
長門「そうか、これは夢か……なら楽しまなければ損だな」
雷「今日は天ちゃんが演習でいないしよろしくね」
電「長門さんは駆逐艦とかは苦手なのだと思っていたのです」
『駆逐艦と仲良くなりたい』長門
そんな悲しい短冊を見つけた駆逐艦達はめちゃくちゃ気を使っていた
大和「私の方が少し先輩ですからね!」ガツガツ
武蔵「何を言っている。今日の演習では私がMVPとやらを取ったぞ」ガツガツ
大和「それは並び順が……と、とにかく!武蔵は大和型二番艦なんですからね!」ムシャムシャ
武蔵「そう、私は大和型。その、改良型二番艦だ。貴様より高性能なのだぞ?」ムシャムシャ
大和「ああ言えばこう言う……良いから私をお姉さんと呼んでください!」ズズーッ
武蔵「大和を大和と呼んで何が悪い?くだらん事をきにするな」ズズーッ
大和、武蔵「おかわり!」
赤城「これは私達もうかうかしてられませんね!」
加賀「面白くなってきたじゃ無いですか。やりましょう、赤城さん」
赤城、加賀「おかわり!」
変なライバル心が生まれた
この辺りで終わります
また立てる時は似たようなタイトルにします
ありがとうございました
このSSまとめへのコメント
天龍かわいい
続きが楽しみ、期待値マックス。
いつも楽しみにしてます!
なにこれ面白い
続きよろ
これの前作どこー?
比叡は財力+権力持ち(陛下とのコネ)という最強戦力だなw
てんちゃんかわいい