※ループ中のとある時間軸のお話。
前作
ほむら「杏子をループに引き連れて。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408160771
特に全然書き留めてないけど、勢いで書いてみる。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408463604
マミった後 まどか家
まどか「あのね…ママ……私の先輩がね…死んじゃったの。」
詢子「……!おい、そりゃどういう事だ?まどか。」
まどか「私が今から話すこと…全部信じてくれる…?」
詢子「あぁ、分かった。」
説明中
詢子「そんな事があったのか……」
まどか「だからね…私、魔法少女にならなかった。ずるいって分かってるけど、やっぱり怖いよ…!」グスッ
詢子「………いいよ、まどかはそれが正解さ。」
まどか「ママ……?」
詢子「いいんだ、あたしはまどかが何より大切だから、無事に帰ってくりゃ、いいんだ。」
まどか「ママ……!!!」
次の日 夜
まどか「あれは……仁美ちゃん?」
仁美「……!あら、まどかさん、こんにちは!」
まどか「仁美ちゃん…?どこへ行こうとしてたの…?」
仁美「どこってそれは…ここよりずっと素晴らしい所ですわ…!!」
まどか「ねぇ…そこ、ついてってもいい?」
仁美「ええ…そうですわそれが素晴らしいですわぁ!!」
まどか(やっぱり…魔女の口づけ!)
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さやか「ここら辺かな?魔女がいるとこって」
さやか「よし、反応してる、魔法少女さやかちゃんの初仕事!頑張っちゃいますからねぇ~!」
エリー斬殺中
まどか「さやかちゃん…その格好。」
さやか「いやぁ~なんて言うか?心境の変化っていうのかな…?」
まどか「さやかちゃん………。」
さやか「ま、これから見滝原市の平和は
この魔法少女さやかちゃんがガンガン守っちゃいますからねー!!」
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まどか「ってな事があったの………さやかちゃん……契約しちゃったんだ…」
詢子「そうか…まぁ、さやかもなったからには覚悟を決めてんだろ。それなら、応援してやるしかないんじゃないか?」
まどか「そうだよね…頑張って応援するね!おやすみ!!」
詢子「お、おい!………まさか、魔女結界の中に入るつもりか……?」
ほむら家 朝
ほむら(学校の準備も出来たし、そろそろ行こうかしら。)
ドア「バンバンバン!!!」
ほむら「何!何なのよぉ!!?」ビクゥ
ガチャ
詢子「はぁ…はぁ…お前が暁美ほむらか……?」
ほむら「」
ほむら(え、私の家になんでお義母さんが来るのかしら、私もしかしてまどかに、酷いことした?いや、したわね……いやいやでも!それをまどかが教えるはずがないし…どうすれば!)
ほむら(そっか、学校休んで話を聞いて、帰らせればいいんだ。)
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ほむら(さすがにあの部屋に呼ぶ訳にはいかないから、茶室に待機させたわ。)
ほむら「お茶しかないですが、どうぞ…」
詢子「いいよ、遠慮なく。しっかしよくできた娘さんだねぇ?親御さんも見てみたいわ!」
ほむら「えっと…その…話って?」
詢子「そうそう、話なんだけどさぁ、」
詢子「あんた、魔法少女って知ってるよね。」
ほむら「その情報は……一体どこから?」
詢子「私の娘が話してくれたよ。」
ほむら(何故!?こんな事、今までなかった!)
詢子「ほむらって呼ばせてもらうよ。」
ほむら「あ、それは構いませんが…。」
詢子「ほむら、お前は何を知ってるんだ?私なら、全てを許した上で、受け入れてやる…」
ほむら「お義母様…!」
詢子「うん、お義母様呼びはやめようか。」
ほむらの願いについて説明中
ほむら「まどかを救う、それが最初の私の気持ち。今となっては、私の中に残された、立った一つの道しるべ…!」
詢子「……」
ほむら「理解していただけますか。この説明を聞いた今でも。」
詢子「まぁ、普通なら理解してくれないだろうな。」
ほむら「……そうですか…。」
詢子「でもな、私が理解出来るのは、キュウべぇに会ったことがあるからなんだ」
詢子(キュウべぇが水に浸かってたのも見えてたし)
ほむら「なら…貴方も魔法少女になれるのですか…?」
詢子「いや、お前も聞いているだろう?奴らが契約するのは、第二次成長期にはいった女性のみだ。私はそんなのもうとっくに過ぎたおばさんだから。」
詢子「だからさっきの説明で、痛いくらいに分かったよ。」
ほむら「!!」
詢子「まどかへの愛が」
ほむら「」
同日 放課後
ピンポーン
ほむら「誰かしら?」
さやか「転校早々おやすみとはいい度胸だな転校生…!?」
まどか「さやかちゃん…」
まどか「え?」
ほむら「ごめんなさいまどか、あなたのお母さんが先に来てるわ。」
詢子「よっ」
さやまど「」
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ほむら「それでは、私は買い物にいくけれど、貴方達は帰らないの?」
詢子「いや、もう少し残るよ。」
ほむら「そうですか、なら
『気をつけてくださいね。』」
さやか「なんなの…あいつ。」
詢子「まぁ、恐らくあまり家を散策するなってことかな?」
さやか「そう言われるとやってみたくなるよねぇ?まどか!」
まどか「さやかちゃん………。」
詢子「まぁ、それもいいが、二人とも少し聞いてくれ。」
まどさや「?」
詢子「これはアイツから聞いた話なんだが……」
詢子「っていうわけなんだ。」
さやか「嘘……そんなの信じられるわけ」
まどか「私は信じるよ。」
まどか「魔法少女は魔女になる、それが本当なら、私が契約して、魔女の存在を消せば!」
詢子「まどか……あんたさ、一番肝心なとこいつも抜けてるよね。」
まどか「え…?」
詢子「あんたがそう願うのは否定することじゃない、だけどさ、ほむらはお前に絶対に契約して欲しくないんだ、普通の人間としての生活をして欲しいんだ。
お前はほむらの願いを、壊す気か?」
まどか「……。」
詢子「ちゃんと考えな、お前がいなくなったりしたら、誰が悲しむか、誰が苦しむのかを、ちゃんとな。」
まどか「うん……。」
杏子「♪~」
ほむら「何か良いことがあったのかしら?」
杏子「うわっ!!…っとと」
ほむら「大丈夫?杏子」カプッ
杏子「ひゃ///み、耳噛むなぁ…//」
ほむら「あら、そう。ならこれはどうかしら?」
杏子「なんだよ…………こっち見たって何もしねぇぞ?…………………何もしねぇっつってんだろ?…………………あぁぁぁもう!!」チュッ
ほむら(チョロい)
まどか(あの話の後ほむらちゃんをストーkじゃなくてついて行ってたら、杏子ちゃんって言う子にいきなり噛み付いたりキスしたりしてた……」
まどか「まどほむ以外ありえないよね!だから行ってくるよ!」
さやか「ちょ!まどか!」
詢子「へぇ…こりゃ、予想外だわ。………あ、まどか戻ってきた。」
さやか「まどか、どうだったの?」
まどか「…………………幸せ。」バタン
さやか「まどかあああぁぁぁ!!」
詢子「何をされたのかは………聞かないことにした。」
まどか「いやぁ、良い夢見させてもらいましたわ」
さやか「まどかキャラ崩壊してるよ?」
詢子「うちの娘はいつのまにこんなになってたんだろう。」
詢子「それにしてもまどか、あれはないぞ…」
さやか「いきなり出てきて大人なキs」
まどか「さやかちゃん…?そんなこといってたら水槽の中で過ごしてもらうよ?」
さやか「親友が私に溺死しろと言ってきます。」
詢子「」
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ワルプルギス襲撃日
まどか「……ほむらちゃん……。」
詢子「大丈夫だ、ほむらなら絶対に生き残る!」
詢子「パパ、まどかが何をいっても、ここから離すなよ?」
和久「…?あぁ、わかった。」
ーーーーーーーーーーー
5
杏子「さやか、緊張してんじゃないの?」
4
さやか「そっちこそ!」
ほむら「集中しなさい貴方達。」
2
杏子「さぁ…くるぜ…。」
1
ほむら「今回で終わらせてみせる!」
0
ワルプルギス「キャハハハハハハ!!!」
ほむら「爆弾コンボで、出来るだけ削るわ!!」
ーーーーーーーーーー
さやか「さぁ、ここから私達の出番だよ!!」
杏子「あぁ!絶対に倒すぞ!」
さやか「うん!」
それからの攻撃は凄まじい物だった。
さやかと杏子のコンビネーション技が炸裂したり。ほむらの残り少ない時間停止をつかって最大限に戦ったり。
え?僕は誰かって?
中沢「もちろん、どっちでもいいで評判な中沢君だよ?」
中沢「避難所まで行こうとしたら変な奴が飛んでたんだ、んで、その周りを見たら、暁美さん、さやか、杏子が居たわけだ。」
中沢「杏子とは、途中転校してきた時に隣の席になった子だよ。」
中沢「僕はこの3人を観察することにした。」
中沢「そして今、目の前にビルが飛んできている。」
中沢「あれ?おかしいな、あんなもの、すぐよけられたはずだったのに……」
ガシャーーン
詢子「うおっと…!こいつは酷いな…。」
詢子「ほむら!無事か!?」
ほむら「っ……何で来たんですか。」
ああ、そうか。まどかのお母さんだもの。にてるのは当然よね……
詢子「私には見えねえ、だが、浮いているビルをみりゃぁわかる!!お前とんでもないやつを相手にしてんだな。」
ほむら「貴方はその車でどこにいく気ですか!?」
詢子「何処って…まぁ、私の行くべきところへ、ってか?」
ほむら「貴方は……!」
詢子「まぁ、私はこの街に思い入れがあるわけじゃぁない。ただ、私はほむら達だけに背負わせたくない、それだけさ。」
ほむら「でも…だからといって一般人に出来ることなんて」
詢子「誰が一般人だって?」
詢子「それに、この世界がだめなら、また次の世界に行くんだろ?」
詢子「私はほむらに、これ以上苦労させたくない。だから……」
ほむら「え……?消えた…?」
さやか「どうすんのよ、これ……」
杏子「結局……無駄なのか?まどかがいねぇと倒せねぇのか!?」
さやか「ハハ……あははははは!」
杏子「さや……か?」
さやか「そうだ……その気になれば、痛みなんて簡単に消せちゃえるんだった…!!」
杏子「さやか!何を!」
杏子(あれは…痛覚遮断の魔法…)
さやか「邪魔しないでよ……?杏子。」
杏子「ふざけんな!全員生きて帰るんだろ!?私達でワルプルギスを倒すんだろ!?だから行くな…行くな!さやかぁ!!!」
さやか「はあぁぁぁあああ!!」
あぁ……あたしのソウルジェム…どんどん穢れていくのがわかるよ……
杏子「さやかぁ!!………っち、速すぎる…」
杏子……。あんたは、私がフられた時…慰めてくれたよね……慰め方はちょっとアレだったけど、とっても嬉しかった。
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杏子『さやか、ちょいとツラ貸しな、話があるんだ。』
さやか『何よ……もう話しかけないで。』
杏子「テレパシー遮断しやがった……。」
さやか(またやっちゃった……きっと嫌われたよね。最低だ、私。)
ガラッ
杏子「さやかぁ!」
さやか「ちょ!はぁ!?窓から入ってくるとかどういう神経してるわけ!?しかも鍵かけたはずなんだけど!!?」
杏子「鍵くらい魔法でなんとかなる!ちったぁ、話を聞けよ!!」
チュッ
さやか「ちょっと!!あんた何してんの!!?」
杏子「はぁ…はぁ………あんたが話を聞かないからだ、落ち着いたら話を聞けよ…?」
~~~~~~~~~~~~
バカだよね……杏子は。
あんなことして、落ち着けるわけないじゃん…。
さやか「あ……れ………?」
あ、そうか……ソウルジェム、もう限界なんだね……
杏子「まずい!!さやかが!!」
そろそろ、限界だね…。
杏子(あれは…何をしてるんだ?
ソウルジェムを放り投げて…剣を……!!!)
杏子「さやかぁ!!」
さやか「杏子…。」パリン
そうだ……杏子を置いてけぼりにして、何してんのよ私………最低だ。
あたしって……ほんとバカ……。
杏子「さや…か………あ、ぁぁ……」ガタガタ
ほむら「杏子!!美樹さやかは!?」
杏子「ほむ…ら。さやかが…さやかが……もう……ダメだよ、あたし…。」
そうだよ、あの時、私は死ぬべきだったんだ、親父が死んだ時、あたしも一緒に……。
杏子「今、私には何もない、何もないんだ…」
なぁ…神様、こんな人生だったんだ。
最後くらい……幸せな夢を見させてよ………!!
杏子「なぁ、ほむら…あんたはまどかが居れば、この街くらい良いんだろ?」
ほむら「……!えぇ、まどかが居るからこの街を守っているの。」
杏子「なら、行きな。まどかを連れて。あたしの前の狩場、風見野へ。」
杏子「こいつはあたしが引き受ける。」
ほむら「杏子…あなたまさか!!」
杏子「いいんだ、あたしは。元々、私は死ぬべき命だったんだ。ちょっと死ぬのが遅くなっただけ、そうだろ?」
杏子「あんたは、あの家族を連れて逃げな。」
ほむら「……貴方……」
杏子「心配すんなよ、さやか…あんただけを逝かせたりなんかしねえよ。」
杏子「一人ぼっちは……寂しいもんな。
いいよ、一緒に逝ってやるよ……
さやか」
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詢子「ん……ん?」
和久「おや、起きたかい?ママ」
詢子「あ、あぁ。で?この状況はなんだ?」
ほむら「風見野のホテルよ。」
詢子「風見野…?見滝原はどうした…?」
ほむら「見滝原は……全壊しました。」
詢子「そうか、守れなかったか…」
和久「そういえばママ、どこに居たんだい?あの状況の中で。」
詢子「あたしは……確か、美国議員の娘さんに襲われてる途中で…」
和久「美国議員の!?どうして?」
ほむら「それは、お父さんには話せません。」
和久「そうか……。で、暁美ほむらちゃんだっけ?どうして僕達だけ、風見野に移動させたんだい?」
ほむら「私は、まどかには生きていて欲しかったんです。」
ほむら「そのためには、貴方達がいないと、まどかの日常は帰って来ません。」
詢子「そうか……でも、まどかは違うんじゃないか?」
詢子「起きているんだろ?まどか」
まどか「ばれちゃった…?」
詢子「で?お前は、ほむらの話を聞いて、どう思う?」
まどか「私は……ほむらちゃんの言ってること、やっぱりダメだと思う。」
ほむら「そんな!まどかぁ!」
まどか「だって…マミさんが死んで、杏子ちゃんが死んで、さやかちゃんが死んで。」
まどか「それにほむらちゃんまで一人ぼっちになっちゃって、私の日常が戻ると思うの?」
まどか「一人ぼっちになったらダメだよ……ほむらちゃん…。」
まどか「だからね……。」
QB「………」
まどか「私の願いは…」
ほむら「まどかぁ!!!」
まどか「この一ヶ月で死んだ、マミさん、杏子ちゃん、さやかちゃんを生き返らせて!!」
ほむら「まどか!やめて!!」
QB「まどか、君の願いはエントロピーを凌駕した。」
ほむら「こんな世界、認めない!!」
詢子「ほむら、あの子の気持ちも汲んでやっt」「認めない!!」
ほむら「私の戦場はここじゃないわ!!!」
END
えっと、これで完結です。
本当に勢いで書いたので、とても気分を害する作品になってしまったことを深くお詫びします。
自分でも、所々駆け足展開な所などを見て、完全な駄作だと自覚しました。
今度は、ちゃんとストーリーもしっかり考えて書こうと思います。
このSSまとめへのコメント
実に惜しい