モバP「笑顔の」関裕美「軌跡」 (15)

俺が関ちゃんをスカウトしたのは京都での事だった。京都のフリーマーケットで手作りアクセサリーを販売している姿が偶然目に着いたのだ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408201201

これはアイドルマスターシンデレラガールズのSSです。
設定の独自解釈があります。
モバPが出てきます。
口調が変だ、言葉の意味が違う等等は指摘して頂けると助かります。
書き溜めアリ。数日に分けて投下させて頂きます。
本日は関裕美ちゃんの誕生日です。
以上


モバP「へぇ、綺麗なアクセサリーだね。」

関裕美「い、いらっしゃい…ませ。」

モバP「これ全部手作りなの?これなんかとても丁寧に出来てる。」

関裕美「は、はい。」

いきなりミスったorz
修正後です


モバP「へぇ、綺麗なアクセサリーだね。」

関裕美「い、いらっしゃいませ。」

モバP「これ全部手作りなの?これなんかとても丁寧に出来てる。」

関裕美「は、はい。」

俺はアクセサリーの中で目を引いた一つを取ってみた。
みたところ意外にしっかりしていて丁寧に作られている事が容易に分かる。

モバP「ふむ、じゃあこれ貰えるかな?値段はと…はい。後、これも受け取ってくれないかな?」

そういって俺は財布の中から千円札と名刺を渡した。

関裕美「なんですか?……CGプロダクションアイドル部門?」

目の前の娘は首を傾げている。

モバP「うん。俺はそこのプロデューサーなんだ。十時愛梨って知ってる?初代シンデレラガールの。そこのプロダクションなんだ。」

それでもその娘はよく分かってないようで、俺と名刺とを交互に見ながら目を白黒させている。

関裕美「そ、それは分かりましたケド…なんで私に名刺なんか?」

モバP「俺の直感が君をスカウトするべきだって囁くからだよ!我が社の社長風に言えば、ティンときた!って奴かな?」

数秒の沈黙の後おずおずといった様子で、

関裕美「でも、私がアイドルとかありえないよね…。目つきがきついってよく言われるし…別に可愛くもないし。
あ、アンタも…プロデューサーもそう思うでしょ? どうせ私なんか…」

今一つ自分に自信がない娘のようだ。客観的にみても十分かわいいといえるハズだが、本気で言っているのだろう。目を伏せながら消えそうな声で話しているのを見てそう思った。

モバP「まあまあ、今すぐどうのこうのって必要は無いから安心して。それに俺達は才能の良し悪しだけでスカウトするんじゃない。重要なのはその娘の意思なんだ、目標なんだ。可愛くなりたいのか、歌って踊りたいのか、みんなに愛されるようになりたいのか、それこそ自信をつけたいっていうのも立派な目標だよ?」

関裕美「目…標?」

モバP「そう、目標だ。俺達はその目標を最大限実現出来るよう手伝うのが仕事なんだ。」

関裕美「私、変われる?」

その娘からやはり自信はないが期待が込められた声でそう聞かれた。

俺は自信を持って、期待ではなく確信を込めながら、

モバP「君を一目見た時君は変われる、いや変わりたいと思っているって分かった。だったら俺はそのきっかけを君にあげよう。」

灰被り姫に手を差し伸べた。

モバP「興味があるならご両親とも相談してその名刺の電話番号に電話してくれ。資料を持って改めてスカウトしに来るよ。それじゃまた今度。」

関裕美「…また…今度。」

以上で今日の分は終わりです。途中でごっそりメモ帳から消してしまったりしましたが何とかなった…かな?次はいつになるか自分でもよくわかりません。一週間位だと思います。くそ短いですが読んで頂きありがとうございました。

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