モバＰ「ただいま戻りました」

ちひろ「お帰りなさい、ご苦労様でした」

モバＰ「ふー」

ちひろ「今日もお疲れですね」

モバＰ「あはは、まあ、そうですね」

ちひろ「お風呂にしますか？」

モバＰ「あー、いいですねぇ」

モバＰ「ホント、事務所にお風呂を作るって聞いたときは何事かと思いましたけど」

ちひろ「作って良かったでしょう？」

モバＰ「ええ、最初は驚きましたよ。レッスン場に付属したシャワー室だってあるのに、どうしてわざわざお風呂なんだって」

ちひろ「シャワーじゃ湯船はありませんから」

モバＰ「確かに。お陰で今となってはお風呂万歳ですね」

ちひろ「殆ど毎日入ってますものね」

モバＰ「疲れの取れ方が半端ないですからね」

ちひろ「それじゃあ、入るんですね？」

モバＰ「お願いします」

ちひろ「タイプはどうします？」

モバＰ「何が揃ってるんですか？」

ちひろ「今日は三タイプ全部揃ってますよ」

モバＰ「え、マジですか、それは悩むなぁ……」

ちひろ「お風呂は逃げませんから、ゆっくり考えてください」

モバＰ「いやいや、どうせ入るなら新鮮な内に入りたいですから」

ちひろ「あ、内線が来たんでちょっと待ってくださいね」

ちひろ「〝はい、千川……あ、和久井さん？　どうしました？〟」

ちひろ「〝ええ、プロデューサーなら今帰ってきたところですよ〟」

ちひろ「〝お風呂のタイプを選んでいる所です〟」

ちひろ「〝え？　打たせ湯可能ですか？　わかりました。あ、でも、念のため残りのタイプにも確認して欲しいのですけれど〟」

ちひろ「〝はい。すいません、お手間取らせます〟」

モバＰ「どうしたんですか？」

ちひろ「それがですね……あ、また内線。早いわね」

ちひろ「ちょっと待っててくださいね、プロデューサー」

ちひろ「〝はい、千川……ああ、和久井さん。もう結論が出たんですか？〟」

ちひろ「〝はい、はい。ああ、やっぱり〟」

ちひろ「〝それはそうですよ、想像はつきます〟」

ちひろ「〝はい、わかりました。それじゃあ、そういうことで伝えますから〟」

ちひろ「〝どれが選ばれても恨みっこ無しですよ？〟」

ちひろ「〝当然です〟」

ちひろ「〝え？　私は誰の味方でもありませんよ。第一、お風呂使う気ありませんし〟」

ちひろ「〝とりあえずその件に関しては間違いなく伝えておきますから〟」

ちひろ「〝はい。それじゃあ後ほど、はい〟」

モバＰ「なんだか忙しいみたいですね、それじゃあ自分はこの辺で……」

ちひろ「大丈夫ですよ、もう終わりましたから」

モバＰ「いいんですか？」

ちひろ「ええ。それに、プロデューサーもお風呂に入りたいんですよね？」

モバＰ「それは、そうですけれど」

ちひろ「今日は打たせ湯も出来るそうですよ」

モバＰ「え！？　打たせ湯！？」

ちひろ「直接の打たせ湯です」

モバＰ「ちょ、直接……ほ、本当ですか」

ちひろ「パッション湯、クール湯、キュート湯、どれでも出来るそうですよ」

モバＰ「……打たせ湯担当は一体……」

ちひろ「えーと、パッション湯が、輝子ちゃんとナターリアちゃんと雫ちゃんです」

モバＰ「……クール湯は」

ちひろ「千明ちゃん、凛ちゃん、千枝ちゃん、ありすちゃんです」

モバＰ「キュート湯は」

ちひろ「みくちゃん、舞ちゃん、こずえちゃんですよ」

モバＰ「……」

ちひろ「どうします？」

モバＰ「キュート湯で」

ちひろ「打たせ湯は？」

モバＰ「無論」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　かぽーん

モバＰ「あああ……」

モバＰ「いい湯だ……」

モバＰ「目に染みるほのかな刺激臭……」

モバＰ「適度の臭み……」

モバＰ「もう、普通の風呂には入れないな……」

モバＰ「有難いなぁ……」

モバＰ「何十人分も……集めるの、大変だったろうに」

みく「Ｐチャン、いいかにゃ？」

モバＰ「お、打たせ湯の準備はいいのか？」

舞「準備万端ですよ」

こずえ「できたのー」

モバＰ「じゃあ、お願いしようかな、今湯船から出るよ」

　ざっぱぁ

みく「ぎにゃあああああっ！！！　前！　前を隠すにゃあ！！！」

モバＰ「お、すまんすまん、つい開放的になっちまった」

みく「親しき仲にも礼儀ありにゃ！」

舞「もう、駄目ですよ、プロデューサー」

こずえ「……ぷぅら、ぶうら……」

モバＰ「すまんすまん、それじゃあ、打たせ湯頼めるかな」

みく「そこに横になるにゃ」

モバＰ「こうか？」

みく「じゃあ行くにゃ、みく、舞チャン、こずえチャンの順番にゃ」

モバＰ「よーし、ばっちこーい」

みく「よいしょ、しっかり足を開いて……」

　しゃあああ

舞「次、行きますね」

　しゃああああ

こずえ「最後なの」

　ちょろろろろ

モバＰ「あ、この、感覚が良いよなぁ……ああ、みく、もう少し右。舞はちょい上、こずえはそのまま真っ直ぐ」

モバＰ「……明日はパッション湯に入ろうかな」

　以上お粗末様でした

　とある人のＳＳに影響されて、無茶なものを書いてみようと思った
　後悔はしていない
　

>>15
もしや某乳首か？

>>17
その通りですよ

乙
>>9
千秋じゃね？