長門「深海悽艦の調査?」提督「そうだ」 (33)

提督「どうやら他とは違う深海悽艦が発見されたらしい。」

長門「それで我々に調査をしてほしいと」

提督「そういう事だ。駆逐艦であるそうだが、万全を期して戦艦と空母も隊に入れて調査をしてもらう」

加賀「わかりました。」

提督「明日の早朝に出現するかもしれないとの事だ。頼んだぞ。」

雷「任せなさい!この雷、司令官の為に頑張ってくるわね!」

提督「ああ、頼むぞ!」


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翌日早朝 某海域

長門「本当にここで良いのか?」

雷「大丈夫!司令官は優秀よ!」

加賀「しかしここには何も見当たりません。とても爽やかで平和すぎるくらいです」

長門「相手の情報が少なすぎるな。変わった駆逐艦とは一体……」

チャポン……

雷「……ん?」

長門「どうした?」

雷「もしかしてあそこにいるのがターゲットじゃない?」

加賀「深海棲艦の駆逐艦であるのは間違いないようですね。こちらから先制しましょう」

長門「そうだな、アレが例のターゲットである可能性は高い。行くぞ!」

雷「見てなさい!」

戦闘開始!

索敵開始!

敵艦隊発見!

敵艦隊、見ゆ!

長門 80/80      365000/365000 駆逐イ級
加賀 79/79
雷  30/30

イ級「ウス」

長門「」
加賀「」
雷「」

長門「なんなんだあれは!どうすればいいんだ!」

加賀「」

雷「加賀さん起きて!」

イ級「イクヨ―」

長門「撃ってくるぞ!さけr」

ド―ン!

長門「ぐわぁ!」

長門1/80 大破

長門「」チ―ン

雷「長門さん!?加賀さん起きて!」

加賀「」

雷「加賀さあああああん!!」

イ級「モウイッチョ」

ド―ン!

加賀1/79

加賀「」

雷「せ、戦略的撤退をするわ!ごめんね司令官……」

長門「」

加賀「」

雷「か、加賀さんと長門さん重い……」

鎮守府



提督「」

雷「今回の報告書の全てよ」

雷「アレはまさに化け物だったわ……」

提督「30万越えの耐久……だと……!?」

雷「驚くのも無理ないわ。雷たちもアングリだったから……」

提督「加賀さんと長門はどうしてる?」

雷「ドックで治療をしているわ。長門さんは意識が戻ったけど、加賀さんは……」

提督(あの加賀が失神とは……今ならお触りしてもバレないんじゃないだろうか?)



提督(今回の調査は本当に調べるだけで良かったが……わが鎮守府のすぐ近くにこのような化け物が潜んでるとなると、夜も眠れないな)

提督「雷、今から言うメンバーを召集してくれ」

雷「良いけど、何か考えがあるの?」

提督「ああ、あんな化け物は放っておいてはダメだ!我々の最高戦力で撃退するぞ!」

雷「かしこまりました!じゃあ雷は行ってくるわね」

提督「ああ、頼んだ」

提督(……不安だな)

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