久(えっ…?)
まこ「しらんがな」
優希「え~、てっきり染谷先輩も部長ハーレムの一員だと思ってたじぇ」
まこ「はぁ…なんじゃそりゃ…わしは久のプライベートは一切知らんし、そもそもわしはノーマルじゃけぇ」
まこ「まぁ、ここ半年ご無沙汰じゃがのう、わしみたいなんを干物女って呼ぶんじゃけんなw」
優希「なんだ、染谷先輩半年も彼氏が居ないのか、紹介してやろうか?」
まこ「これ、先輩をからかうんじゃない」
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咲「へぇー、でも清澄だけでも何人居るんでしょうね?」
和「優希は須賀くんの他にも内緒で龍門渕の先鋒の人とも付き合ってるんですよね」
優希「まぁな、犬には内緒だじぇ。女同士でも浮気は浮気だからな」
久(えっ?えっ?一年ご無沙汰?優希と須賀くんが付き合ってる?浮気?)
優希「でも犬が浮気してたらショックだじぇ、幼馴染の咲ちゃんとか怪しいし」
咲「私は男の子はもういいかな、中学の頃二度ほど男の子と付き合ったけどどれも長続きしなくて…」
優希「中学の頃付き合ってた男の子ってもしかして…」
咲「ううん…京ちゃんは私と知り合った時にはもう彼女が居たから、それに京ちゃんってモテるから中学時代も私以外の女の子友達がたくさん居たみたい」
和「やっぱり、咲さんとお似合いなのは私しか居ませんね♪」
咲「もぅ、和ちゃんったら//」
まこ「みんな進んどるのう…」
久「 」
まこ「お!久じゃな、どうしたんじゃ?こんなところで?」
咲「あ!ちょうど良かった今部長の話をしていたところなんですよ」
優希「部長は全国に何人くらい愛人が居るんだじょ?」
和「こら優希!失礼ですよ!」
久「 」
まこ「久…?」
久「あ、あ、あ、愛人くらいた、たくさん居るわよ!も、もう本当たくさん居すぎて腰が痛いわ~//」
優希「へぇ…そういえば風越の先鋒のお姉さんも部長の愛人?」
久「み、み、み、みほほほこははは…//」かぁ~
まこ「どうした?なんだか調子が悪いようじゃが…?」
久「そ、そ、そうよね~//ちょっと熱っぽいみたい、今日の部活はこれで解散ということで、ごめんね!私家帰って休んで来るじょ!」
咲(じょ?)
和「お大事に…」
優希「気をつけるんだじぇ!あ!看病なら風越のお姉さんにして貰うんだじぇ」
まこ「お大事にのう」
久ホーム
久「なによ…みんなめちゃくちゃ進んでるじゃない…私なんか手すら繋いだ事ないのに…」
久(という事は清澄の麻雀部で処女なのは私だけ!?そんなのめちゃくちゃ恥ずかしじゃない…)
久「そうだ!こういう時はゆみにでも電話を…」pii…
ゆみ『もしもし…なんだ久か…』
久「もしもしゆみ…実は相談したい事が…」
ゆみ『相談?久から相談ってめずらしいな…ってモモ!静かにしろ//』
あっ…あっ…//センパイ…激しすぎっすよ//
ゆみ『//モモ…久と電話中だから…//済まない続けてくれ』
久「あ、あ、あら?お、お、おさかなね//」
ゆみ(お魚?)
ゆみ(いつもは飄々としている久がこんなに取り乱してるなんて…もしかして久…処女なんじゃ…?)
ゆみ『なぁ…久、お前好きな人は居るか?』
久「え!?す、好きな人…//」
ゆみ(やっぱり…)
久「あの…その…えっと…//」
ゆみ「その様子じゃあ一人居るみたいだな…どうせなんだから吐いた方がいいんじゃないか?」
久「その…ふ、ふ、ふ、ふくzyみょほほほ…//」
ゆみ「風越の福路だな」
久「!?//」
ゆみ(どうやら当りのようだ…)
久「そうよ!私は風越の福路美穂子が大好きよ//!!」
ゆみ「そこまで大声で言わなくても…」
ゆみ(福路か…確かに彼女は美人だし気立てもいい、彼女にするには申し分ないが…)
ゆみ(しかし、残念ながら福路には”ウエノさん”という恋人が居るのらしいというのをこの前聞いた…好きな人に既に思い人が居る、久にとってこれほどショックな事実も無いだろう…)
ゆみ(久にはなんとか遠回しに福路の事を諦めさせられないか…)
ゆみ「なぁ…久、福路はやめておいたほうがいいぞ」
久「な、なんでよ!?美穂子は私にいつも優しくしてくれるし、中学時代一度対局した事も覚えててくれるのよ!そ、それにこの間の合宿でも二人で同じ買い物袋を持ち合ったし…//」
ゆみ「あのな…久、福路は誰にでも優しいんだ…そういう優しさをしょ…純粋な久は自分に好意を抱いていると勘違いしているだけだ…現実を見ろ」
久「えっ?えっ?」
ゆみ「それに、福路はまだ女性とも男性とも付き合った事が無いらしい…得てしてそういった女性は恋人への要求が自然と高くなる…そういう子をリード出来るのは経験豊富な人間だけだ、久のようにしょ…純粋な者には重すぎる」
久「あわわ…しょ、処女ちゃうわ!?」
ゆみ「とにかく…福路の事はすっぱり諦めて、まずは少しずつ慣れていくことをオススメするよ…大阪の私の友人に声をかけておく、久も知ってる奴だし、まずはそいつから色々教えてもらえばいいんじゃないか?」
久「 」
ゆみ「それじゃあ…モモを待たせてあるんでな…」
ぴっ…
久「 」
ぴぴぴっ!
久「はい…もしも…」
洋榎「よう!ウチや!ゆみから聞いたで!なんや清澄の部長さん処女なんやて?」
久「ひっ…」ずきっ!
洋榎「まぁまぁ…誰かて始めは処女なんやさかい、そんな気をもむ必要あらへんで」
久「洋榎…うぅ…そうよ、私は処女よ…」ぐすっ…
洋榎「まぁウチが何とかしたるさかい、今度の日曜姫松まで来いな、ナンパの極意を教えたるで!」
久「ナンパ…?」
洋榎「そや!道頓堀を歩けば3分の1の確率で元カノと鉢合わせする女と言えばウチのことや!まぁ、という訳で決定や!日曜に絶対来るんやで!ほなな!」
ぴっ…
久「ちょ、ちょっと!?」
久「切れちゃった…どうしよう、ナンパなんて…」
久「ナンパ…考えただけでも不安で寒気がするわ…」ガクガクブルブル…
久「うぅ…日曜が永遠に来なければいいのに…」
こうして、久は日曜日まで生きた心地がしない日々を過ごしました…
こうして日曜当日…
洋榎「お!お久しぶりやな!久!待ってたで!」
末原「ウチは…ウチは処女やないんや…処女やないんや…」カタカタ…
久「お、おはよう…その子は?」
洋榎「はぁ…実はこいつも処女やねん…ウチは薄々感づいてたから、出来るだけ恭子の前でそういう話題は避けてたんやけどな…この前、運悪く麻雀の指導中にその一年の子らとそういう話題になってもてな…それからずっとこの調子やねん」
末原「ウチはウチは処女やないで…そうや!処女は漫ちゃんで捨てたんや…」カタカタカタカタ…
洋榎「この通り、妄想まで始めて…しゃあないさかい、連れてきたって訳や…」
久「そう…」ほっこり←同じ処女仲間が居て安心している…
洋榎「とにかく、今日は二人にここ道頓堀川でナンパの極意を見せたるで!よう見ときやって…」
胡桃「真っ赤ネLipからLip絡まってエイちゃん♫ちょっとエイちゃんだってエイちゃん♪」
絹絵「ふんふん♫ウチのお姉ちゃんは日本一~残った点棒も日本一♫真面目に打てば馬鹿をみる~♪」
洋榎(ヤバイ!?向こうから元カノとその反対にはキヌがカフェでお茶飲んどる…こんな所で二人に見つかったら…)
洋榎「と、突然やけど自習にするで!二人とも男でも女でもええから誰か捕まえてこんと戻ってきたらあかんで!ほなな!」どひゅ~ん!
久「ちょ、ちょっと!」
末原「主将ー!!」
久「行っちゃった…」
末原「無理や…ウチにナンパなんて無理なんや…ウチは一生処女のまんまなんや…」カタカタ…
久「しっかりしなさい!!」
末原「!?」
久「ここでメゲたら本当に一生処女よ!?本当にそれでいいの?」
末原「そや、ここで思考停止したら本当の凡人…頭まわして腰もふるで!」
久「いや、それはちょっとサイテーなんじゃない?」
久「まぁとにかく、ナンパくらいやってやろうじゃないの!」
末原「そや!覚悟完了したウチらにもう怖いもんなんかあらへんで!」
ガヤガヤ…ワイワイ…
久「とはいうものの…誰から声をかけていいやら…」
末原「めちゃぎょうさん人おるもんな…」
久「あら?あれは>>28だわ、声をかけてみましょう」
ここで安価ww
憩ちゃんで
憩「ふんふん♫ええ天気やなーこんな日は素敵なモルモ…患者さんとの出会いがありそうやで♪」
久「あれは三箇牧高校の荒川さん」
末原「可愛いなぁ、めちゃウチの好みや!久には悪いけどウチが声かけさせてもらうで!」
久「ちょっと!?」
末原「Hey!彼女!」
憩「うわぁ!?なんですよーぅいきなり!?」
末原「アタイと遊ぼうZE!サンシャインベイベー!常夏気分のウキウキハニー!」
久「駄目だわ…テンパリすぎて痛々しい感じになってる…」
憩「なんなんですよぅこの人…頭おかしいですよぅ…」
末原「アタイ末原恭子!バリバリカタカタのシティーガールさ!」
憩「はぁ…自己紹介ありがとう…」
末原「さぁ!アタイと遊ぼうZE!道頓堀川で泳いだ後、新大阪駅で挙式を挙げようYO!」
憩「それはちょっと…」
末原「どうなんだい!?アタイと付き合ってくれるのかい!?」
コンマ下二桁
1~98でナンパ失敗
99でナンパ成功
ゾロ目で生死に関わるハプニング
>32
憩「お断りしますーぅ♪」
末原「!?」
久(ですよね…)
憩「それじゃウチ急いでるんで…」
末原「ま、待ってえや!せ、せめてFAX番号だけでも!ポケベルは?ポケベルは持っとるんか!?」
末原「なぁ!?ウチとこの後めちゃくちゃFAXしようやないか!?なぁ!?」
久(末原さんはふられちゃったけど、私はどうしようかしら?)
>>36 憩にアタックするor別の人に声をかける※その場合、キャラ名記入
憩
久「荒川さん!ちょっと待って!」
憩「なんや…もう、だからウチは用事があるって…」
久「ひ、ひ、久しぶりね…久だけに!なんちゃって!」
憩「あぁ…インハイの個人戦で戦った咲ちゃんの部活の部長さん」
久「え、えぇ…あの…その…」
憩「なんですか?ウチも暇やないんでさっさとしてくれますか?」
久「そ、その…」
久(久!言うのよ!さぁ>>40と言ってやりなさい!)
ホテル行かない?
久「わ、わたしとホテル行かない?」
憩「はぁ?」←本当に嫌な時の『はぁ?』
久(しまった!?これじゃあ私、只のサイテー女じゃない…)
憩「残念やけど、ウチ別に疲れてへんし、そんな尻軽じゃないし」
久「そ、そ、そうよねー」
憩「そこのねえちゃんと一緒に言って来たらどうや?ほなな」
久「あ!ご、ごめんなさい!そんなつもりじゃ…」
末原「んぼぉ…」←FXで有り金全部溶かした時の顔
久「行っちゃったわ…」
末原「こんなんでウチらがイケる日はくるんやろうか…」
久「…」
末原「ごめん…」
久「さぁ!気を取り直して次行くわよ!」
末原「そやそや!ナンパの失敗の一回や二回どうってことないで!」
久「そんなこと言ってるうちに、向こうから>>46が来たわ」
末原「まずウチが声かけるで!」
セーラ
末原「あれはセーラ…」
セーラ「お!恭子と清澄の部長さんやん、こんばんは」
久「こんばんは」
末原(よっしゃ!セーラなら口説きやすそうやで!)
末原「なぁセーラ?これからウチと二人でどっか遊びに行かへんか?」
セーラ「ええで、そんで何処行くん?」
末原「そやな、まずベビーショップ行って、それから産婦人科覗いて、それからそこのお城みたいなホテルで休憩しようか?」
セーラ「なんや…そのコース…」
セーラ「まぁええで…俺も暇やさかい付き合ったる」
末原「ホンマですか!つまらない者ですが一生大事にして下さい…//」
セーラ「お、おう…」
「つまらないものにはメーーン!!!」
末原「ギエーッピ!!!」
セーラ「何や?!」
浩子「はぁ…洋榎から聞いて見に来てみたら…何やってるんですか?」
末原だったもの「 」
浩子「姫松のレギュラーやかってあんま調子こいてるとデータ関係なくあの世までトバすで」
久「あわわ…」カタカタ…
浩子「さて、暇ならウチと一緒に行きましょう…ウチ、ヨドバシでパソコンのケース見たいんですわ」
セーラ「お、おう…恭子、清澄の部長さん、ほなな…」
久「あ!ちょっと待って!」
久(どうしましょう…私も声をかけるべきかしら?)
どうする?>>55 タイガーウッズ覚悟でセーラをナンパするor別の人に声をかける※その場合、キャラ名記入
憧
久(結局声をかける勇気が出なかった…)
末原「なんでや!なんでウチらの恋は成功せんのや!」
久「あたりも暗くなってきたわね…」
末原「そや!素人狙うから悪いんや!久!お金いくら持ってる?」
久「え?まぁ、青春18切符とバイトして貯めた5万円程度…」
末原「よし!それじゃあ阿知賀まで行くで!」
久「?」
阿知賀
末原「5万円で二人オナシャス!」
憧「喧嘩売ってるなら買うわよ高く…」
久「ご、ごめんなさいね!新子さん!」
憧「はぁ…それで、ここに来たのは何の為なの?まさか私に喧嘩売るためとかないでしょうね?」
久「そ、そんな…」
久(よし!今度こそ彼女をゲットするのよ!久!)
久「あ、あの…新子さん>>59して下さい!」
お友達から付き合って
久「お友達から付き合って下さい!!」
久(い、言えた!)ぱぁ!
憧「いいですよ…清澄の部長さん、いえ竹井さんって呼んだ方がいいですか?」
久「ひ、久でいいわよ!か、堅苦しい敬語も無しね!」
憧「そう、よろしくね久さん」(何でテンパッてるんだろ?)
「おーい!アコー!」
憧「あ!シズ!」ぱぁ!
穏乃「アコー逢いたかったよー!」
憧「シズー私もよ//」
久「あのー…」
穏乃「あれ?清澄の部長さん?どうしてこんなところに…」
憧「なんだかお友達になりたいってここまで来たのよ」
穏乃「へぇー…お友達か…」
憧「もぅ、拗ねないでよ!私は何時でもシズが一番だから//」
穏乃「アコ…//」
久「 」
再び姫松
久「うぅ…私なんて…どうせ私なんて…」ぐすっ
洋榎「まぁまぁ…そう落ち込むなや…」
久「だって…それなら洋榎付き合ってくれる?」
洋榎「え?な、なにを言うんや…//」(うっ、可愛いなぁ)
絹恵「…」ゴゴゴゴ!!!!
洋榎「も、もう!じ、冗談は美子ちゃんやで!」バンバン!
絹恵「ほっ…」
末原「 」
漫「はぁ…先輩大丈夫ですか?」
由子「散々撃沈してきたんよ、しゃーなしなのよ」
洋榎「なぁ…久は好きな人おらへんの?」
久「え?」
洋榎「いや、おるんやったらその子にアタックしてみたらええんちゃうん?」
久(美穂子…)
久「でも、あの子には私なんか不釣り合いだし…」
洋榎「はぁ、でもフラれたわけやないんやろ?一度アタックしてみたらどうや?」
久(どうしましょう…)
>>67 玉砕覚悟で美穂子にアタックするor別の人を探す※その場合、キャラ名記入or末原と処女同士で付き合う
みほこ
久「でも、私にはもったいない子なの…はぁ…」
洋榎「…」
久「ありがとう洋榎、また他の子にアタックしてみるわ」
洋榎「あーあ、ホンマ清澄の部長さんは木偶のおたんちんでつまらへんなぁ」
久「洋榎?」
末原「おちんちん?」
漫「はいはい、先輩は黙ってましょうね…」
洋榎「一人で勝手に無理やなんやって決め込んでグズグズ悩んで、ホンマ見苦しいったらあらへんわ」
久「な!?」
洋榎「その子のこと好きなんやろ?愛してるんやろ?なら何度でもアタックしてみたらどうや?」
洋榎「それともなんや、その子の事はそれほどってことかいな?」
久「な、違うわよ!美穂子は!美穂子は私の大切な人なの!」
洋榎「ほう、風越の部長さんが好きなんか」
久「な…//」
洋榎「そうと決まれば…もしもし、はい、福路さんのお宅ですか?はい、美穂子さんは居られますか?」
久「ちょっと!?こんな夜遅く迷惑じゃ…」
洋榎「お!美穂子かいな?よかった、ちょうど久が今すぐ大事な話があるって、久おっちょこちょいやから携帯忘れてな、代わりにかけたってんねん」
洋榎「ほれ!ちゃんと言うんやで」
美穂子『もしもし…久?大事な話ってなに?』
久「美穂子…」
美穂子「?」
久「好きです…」
数日後、清澄…
優希「まさか、部長が処女だったなんてなー」
まこ「それで、わしらに馬鹿にされる思っとって言い出せへんかったとは、笑えるのう」
蒲原「本当だな、ワハハ」
咲「でもよかったですね」
和「えぇ、ちゃんと告白した結果付き合えることになって」
まこ「それにしてものう…」
蒲原「初々しいのはいいけど、あの調子じゃキスまではまだまだだな…」
和「ですね」
久「…//」
美穂子「…//」
久「あの!」
美穂子「はい!」びくっ!
久「て、天気がいいですね//」
美穂子「は、はいそうですね//」
咲「やれやれですね…」
おわり
インハイ二回戦、姫松は無事準決勝へと駒を進める事が出来た。
しかし、結果からいってウチは駄目やった…
天才と凡人、住む世界の違いを見せられたウチは自信を喪失してしまった…
宮永咲に勝ちたい…
郁乃「あの大将の宮永って子、強かったな~」
でも、凡人のウチにそんな力は無いのは解ってた…
郁乃「なぁ、末原ちゃん?宮永咲に勝ちたいか?」
だから…
郁乃「ウチが末原ちゃんを強くしたるで?」
ウチは悪魔に魂を売ってしまったのだ…
みさき『さて、やってまいりました準決勝、大将戦』
理沙『じゅんけつ!』ぷんすこ=3
みさき『大将戦の選手は清澄の宮永咲選手、臨海のネリー・ヴィルサラーゼ選手、有珠山の獅子原爽選手そして…おや?』
咲「あれ?姫松の末原さんまだ来てないのかな?」
ネリー「はぁ、どうせ来る途中でお金でも拾ってるんじゃないの?」
みさき『どういうことでしょうか?姫松の末原恭子選手がまだ来ておりません』
理沙『遅刻!』ぷんすこ=3
みさき『このままでは姫松の不戦負ということに…』
理沙『姫松敗退!』ぷんすこ=3
咲「末原さんどうしたんだろ?」
爽「何かあったのかな?」
姫松控え…
洋榎「どうしたんや!?恭子の奴何しとるんや!」
漫「先輩…」
由子「代行も居ないのよー」
みさき『対局開始になっても現れないので、これはもう姫松の不戦負ということで…』
『ちょっと待つんやで~』
咲「!?」
爽「?」
姫松控え…
洋榎「あの声は…」
絹恵「代行…?」
郁乃『大阪が産んだ正義の赤坂~末ちゃんの貞操まもるため~♪』
みさき『ちょ!?なんなんですか?あなた、ここ関係者以外立ち入り禁止ですよ!?』
理沙『SOS!SOS!』ぷんすこ=3
咲「はぁ…何してるんですかね姫松の人…」
ネリー「あれだけ目立てればスポンサー増えるかな?」
姫松控え…
洋榎「何やってるんや代行…それに恭子はホンマ何処いったんや?」
咲「とにかくどうします?三麻でも始めますか?」
ネリー「何か音がしない?」
ドンドン…ドンドン…ドンドン…
ドシン!!
末原?「…」
爽「ひぇぇ!?何か上から落ちて来た!?」
咲「うわぁ!?上半身はだかにフンドシと変な仮面した…末原さん?」
ゴゴゴゴ!!!
メゲルワ「wwwwwwwww」シュン!シュン!
––密林仮面雀士 メゲルワ––
咲「末原さん?ひぃぃなんか踊ってる!?」
メゲルワ「イイハイコイwwwイイイハイコイwwww」カシャンカシャン!
ネリー「あわわ!?落ち着いてよ!」
メゲルワ「レロレロwwwwwレロレロwwwww」
爽「何言ってんだ?コイツ…」
みさき『あれ、大丈夫なんでしょうか?』
理沙『問題ない!』ぷんすこ=3
郁乃『すえちゃんゴーゴーや!全員ぶっ倒すんやで!』
みさき『とにかく試合開始です』
理沙『始め!』ぷんすこ=3
咲「はぁ…」
メゲルワ「イハイコイwwwイイイハイコイwwww」カシャンカシャン!
ネリー「麻雀出来るの?コイツ?」
郁乃『ちなみに末ちゃんの被ってる仮面はウチが十年前、アフリカの遺跡で見つけたウスランガの仮面やで~』
姫松控え…
絹恵「お姉ちゃん…」
洋榎「今は代行と恭子を信じよう…」
メゲルワ「レロレロwwwwwレロレロwwwww」カシャンカシャン!
咲「うぅ…うるさくて麻雀に集中出来ないよ…」
爽「しかも踊ってるから振動で牌が揃えにくい…」
メゲルワ「イハイコイwwwイイイハイコイwwww」カシャンカシャン!
ネリー「ん?姫松の様子が…」
メゲルワ「レロレロwwwwwレロレロwwwww」カシャンカシャン!
バン!
一九①⑨ⅠⅨ北東南西北白発中 中
ネリー「な!?いきなり国士無双!?」
咲「な!?」
爽「コイツ…」
メゲルワ「レロレロwwwwwレロレロwwwww」カシャンカシャン!
みさき『えっと…上がり宣言と点数申告がないのでチョンボですね…』
理沙『チョンボ!』ぷぷっ=3
ネリー「…」
メゲルワ「モットコイwwwwモットコイwwwww」
咲「ひぃぃ今度は卓の上に登って変な踊りを始めた!?」
ブーンブーン…
爽「うわぁ!?虫の大群だ!?」
ネリー「うぎゃ!?でかくてキモいよ!」
みさき『あの…末原選手のあれは…大丈夫なんでしょうか?』
理沙『虫!虫!』ぷんすこ=3
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