京太郎「何でもいいから、そろそろ行動起こさないと……」【安価】 (1000)


京太郎「背景に溶け込んでかなり立ったが潮時だ」

京太郎「このままこの立ち位置に居るだけじゃ世界から消されちまうな」

京太郎「いつの間にかいなくなってました、なんてシャレにならねぇし……なんとか目立たないと」

京太郎「そうと決まったら早速行動開始だ」



下3 行動指定

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407765048


京太郎「孕ませレイプとかいいかもな……へへ」

京太郎「どうせ消えゆく身だ、なら今のうちに好き勝手なことしてから消えようじゃねーか」

京太郎「っと、する人物決めてなかったな」

京太郎「誰にしようか悩むなー…人数が多すぎるし」


下3 人物


京太郎「すいません、一つお尋ねしたいのですが」トントン

菫「ん?」

京太郎「白糸台麻雀部部長の弘世菫さんですよね?」

菫「誰だ君は?どうして私の名前を知っている?」

菫「……おや?確か君は清澄の……すまない、名前は何て言ったかな?」

京太郎「須賀です。須賀京太郎です」

菫「ああ、確かそんな名前だったな。今度は覚えておこう」

菫「それで私に何か用事か?」

京太郎「はい、あのですね」

菫「何だ?」

京太郎「突然だがレイプさせてもらうぜ!」ガバッ

菫「!?」



下1判定

00-60 京太郎SSされる 
61-90 孕ませレイプ
91-99 京太郎の存在が消える


京太郎「おお、すっげーいい匂い!」クンカクンカ

菫「貴様……これは何のつもりだ!?」

京太郎「髪の毛サラサラですねー」ハミハミ

菫「離せっ!」ブンッ

京太郎「おっと」パシッ

菫「っ!?」

京太郎「女性の方は普通平手ですよ?今グーで殴ろうとしましたよね?」

菫「あまり……見くびるなよ小僧が!」ブンッ

京太郎「うおっ!」ヒョイ

京太郎「今度は蹴りですか。まるで猛獣みたいな人ですね」

菫「もう一度だけ言う。私を離せ!」

京太郎「いや、それは孕ませ後で離すんで」

菫「なっ……」

京太郎「ちょっと大人しくしててください」バキッ

菫「ぎゃっ!」


菫「げほっ、げほっ!……お前!」ギロッ

京太郎「いいからとっと脱ぐんだよ!ほら!」ビリビリッ

菫「うわああっ!」

京太郎「おお、なんて透き通るような真っ白な肌なんだ……!」

京太郎「これは舐めなきゃ罰が当たるってもんだ」ペロペロ

菫(うぇぇ、気持ち悪い!)

菫(どうしてこんな奴なんかに……)

京太郎「とまぁ、前戯はここまでにして一発やっちまっていいですよね?」

菫「お、おい待て……!やるって……何をだ!?」

京太郎「決まってるでしょう?ナニですよ」ボロン

菫「ひっ!そんなもの近づけるな!」

京太郎「それじゃ行きますね」

菫「やめろ……やめろおおおおおおっ!!」


――
――――


京太郎「くっ……!また出しますよ菫さん!」

菫「………」ブツブツ

京太郎「うおっ!」ドビュル

京太郎「……おおおおおっ!搾り取られるー」

菫「………」ブツブツ

京太郎「菫さん何か反応してくださいよ、面白くないじゃないですか」

菫「…ろす……殺す……殺す」

京太郎「何か怖いこと呟いてるな」

京太郎「そんな人には、こうだ!」グリン

菫「ひぎぃっ!」

京太郎「なんだちゃんと反応できるじゃないですか」

菫「あっ…あっ……うあああ」ジョロロ

京太郎「ははははっ、あの白糸台の部長ともあろう人が漏らしてるぜ」

菫「もうやめて……やめて………くれ」ポロポロ

京太郎(まぁ、流石に何回か中に出したし孕んだだろ)

京太郎(この辺で勘弁してやるか)


菫「………」ブツブツ

菫「………………ははは!」

菫「ははは……!あーっははははははは!!」

菫「あはははははははははははははははははは!!」



京太郎(うわ……股から精液出しながら白目向いてるし)

京太郎(ありゃイっちゃってるな)

京太郎(今のうちに他のトコへ急ぐか)イソイソ


下3 行動指定


ピンポーン


咲「はーい!どなたですかー!?」ガチャ

咲「……ってなんだー、京ちゃんか」

京太郎「なんだは無いだろ、なんだは」

咲「えへへ…そうだね、ごめん。それで今日はどうしたの?」

京太郎「いやー、用事っていう用事は無いんだけどさ」

咲「なにそれ。用事もないのに来たの?」

京太郎(うーん、何て言おうかな)


下3 行動指定

京太郎「好きだよ、咲」ボソッ

咲「……えっ?」

京太郎「聞こえなかったか?じゃあもう一回言うからな」

京太郎「この俺、須賀京太郎は」

京太郎「宮永咲を世界で一番愛しています」

咲「えっ?ぇっ?えええっ?」

咲「ええええええー/////!?」ボン

京太郎「よかったら、返事を聞かせてもらえないだろうか?」

咲「ちょ、ちょっと待ってよ!突然にもほどがあるってば!」

京太郎「咲!」

咲「は、はいっ!」

京太郎「頼む、返事を聞かせてくれ」

咲(うう……そんな真剣な眼で見られると逃げ場ないじゃん)



下1判定

00-60 ごめん、まだ分かんないよ
61-90 周りにナイショなら……
91-99 私も愛しています


咲「ごめん、私まだ分かんないよ……そんなの」

京太郎「……そっか」

咲「あ、でも勘違いしないでね!?私は別に京ちゃんのこと嫌いとかそんなんじゃ!」

京太郎「咲」ポンッ

咲「わふっ!」

京太郎「ありがとな、正直に伝えてくれて」ナデナデ

咲「京ちゃん……」

京太郎「今言ったことは忘れてくれ。そんで、また明日からいつも通りだ」

咲「………」

京太郎「時間取らせて悪かったな」

京太郎「じゃ、またな」

咲「あっ………うん。またね」

咲(なにこれ!?こんなシチュエーション小説の中だけじゃなかったの!?)ドキドキ




京太郎「振られちまったか」

京太郎「ま、まぁ次があるよな」


下3 行動指定


京太郎「やって来ました北海道」

京太郎「野も気温低い方だけど、やっぱ北海道は別格に寒いな」ズズッ

京太郎「ここで何をしようかな」


下3 行動指定


京太郎「ナンパでもするか」

京太郎「ここならいくらナンパしても俺の顔知ってる奴なんて出てこないだろうし」

京太郎「あわよくばムフフなことも……!」

京太郎「……おっ、早速女子校生の集団を発見」

京太郎「どの子に声をかけようかな」



下1 判定

00~20 素敵な少女
21~40 睫毛尖がってる人
41~60 ヤンキーっぽい長身の子
61~80 ロリータでおもちな子
81~99 なんか強そうな子


京太郎「ねぇ、そこのキタローヘアーがお似合いのキミ」

成香「………?」

京太郎「キミだよキミ」

成香「えと、私でしょうか?」

京太郎「そうそう。つい可愛かったから声かけちゃった」

成香「はぁ」

京太郎(反応イマイチだな)

京太郎「ねぇ、よかったら今から俺とお茶でもどうかな?」キラーン

成香「お茶……ですか?」

京太郎「うん。君の事たくさん知りたいな」



下1 判定

00~70 お断りします
71~90 素敵です
91~99 私なんかでよかったら……


成香「お断りします」

京太郎「ええー、どうして!?」

成香「知らない人についていくなと先輩方に言われていますので」

京太郎「いいじゃねーかちょっとぐらい、なぁ?」

成香「本当にすいません……お断りさせていただきます」

京太郎「ちぇっ」

京太郎(小動物みたいな顔してるくせにしっかりしてるな)

京太郎(仕方ねーな。んじゃ、別の奴狙うか)


下3 人物指定


京太郎「なぁ、そこのお姉さんはどうだ?」

揺杏「え?今度は私?」

京太郎「うん。よかったら俺とお茶でもどう?」

揺杏「何て言うか、節操ないねーアンタ」

揺杏「……まぁ、私は別にいいけどさ」

京太郎「本当に!?よっしゃー!」

爽「おーい、揺杏。お前何言ってんだー?」

由暉子「やめといた方がいいと思いますけど……」

揺杏「え?だってナンパとか初めてだしさ、面白そうじゃん」

誓子「そういう問題じゃないと思うけど」

揺杏「だーいじょうぶだって、ちょっとお茶飲むだけでしょ?」

京太郎「おう」

揺杏「ほら?あー言ってるんだしさ、心配しないで先に学校行っててよ」

爽「……そこまで言うなら止めないけど、後でちゃんと連絡しろよ?」


揺杏「じゃ、どっかの茶店に入ろっか」

京太郎「うーん」

揺杏「どした?行かないの?」

京太郎「……やっぱりさ。お茶じゃなくて別のにしていいか?」

揺杏「え?いいけど、別のって何?」


下3 別の


京太郎「ほら、ここだ」

揺杏「ほー…ーこんな所に温泉リゾートなんてあったんだ」

揺杏「ずっとこっち暮らしてたけど知らなかったよ」

京太郎(そりゃ実はラブホだからな。女子校生には縁が無いだろ)

京太郎「ここで足湯にでもつかって、ゆっくりしていこうぜ」

揺杏「いいね足湯、さんせー」


―――――


揺杏「はぁぁぁぁ、気持ちいいなー」

京太郎「ドクターフィッシュとかも居るから美容にも聞くらしいしな」

揺杏「マジかーちょっとは肌綺麗になるかなー?」

京太郎(へへ、すっかり油断しきってるな)

京太郎(ここで俺がするべき行動は一つ……)


下1
00~50 ラブホにきてんだからナニに決まってるだろ
51~75 この後無事に揺杏を送り届けることだ
76~99 揺杏に愛の告白をすることだ


揺杏「送ってくれてありがとね。完璧なデートだったよ」

京太郎「ああ、喜んでもらえてなによりだ」

揺杏「あれだけエスコートできるなら、ナンパとかしなくてもモテるだろ?」

京太郎「ほっとけよ」

京太郎「それより早く部室行ってやれ。みんな心配してるんだろ?」

揺杏「うん。それじゃ、またね……金髪の兄さん」

京太郎「おう、達者でな」



揺杏「ただいまー」

誓子「揺杏!!」ガシッ

揺杏「えっ、ちょっ、なにさ?」

誓子「何も変な事されなかった!?」

揺杏「いやー別に何も。むしろ楽しかったし」

由暉子「……口封じされてるとかじゃなくて本当にですか?」

揺杏「いやいや、お前らドラマの見すぎだって」

爽「それならいいんだけどさー。ま、無事に帰ってきてくれて良かったよ」

揺杏「……あっ!?しくじった!」

成香「どうかしましたか?」

揺杏「やっべ、名前!」

揺杏「名前聞くの忘れてた!」

本日はここまでナリ

お疲れ様でした


京太郎「まぁ、それにしてもだ……」

京太郎「レイプに告白にナンパと結構好き勝手やってしまったけど大丈夫かな……俺消されたりしねーかな」

京太郎「……いや弱気になったらダメだ」

京太郎「今日も一日、頑張るぞ!」


行動指定 下3


ピンポーン


京太郎「っと、誰だろ?」

京太郎「はーい!今でまーす!」タッタッ

京太郎「お待たせしました、どちらさまでー?」ガチャ

菫「こんにちはだ、須賀京太郎」

京太郎「………」

京太郎「うわあああああ!!ひ、ひ、ひっ……弘世菫!?」

菫「久しぶりだな」

京太郎(何で!?どうしてコイツが俺の家知ってるんだ!)

京太郎(この前の復讐でもしに来たのか?!いや、ていうかそれ以外無いだろ)

京太郎(とっ……とりあえず逃げ……!)ダッ

菫「おい、待て!」ガシッ

京太郎「すいませんでした!!許してくださいどうか殺さないでください!!!!」

菫「あの日以来なぁ……キミのせいで身体の疼きが止まらないんだよな」

京太郎「すいませんすいませんすいま………へっ?」

菫「この責任、どうとってくれるつもりだ?」

京太郎「……」



下1 判定


00~50 結婚するのじゃダメですか?
51~80 あっ、そういうの別にいいんで
81~99 自分を大切にな


菫「なっ!?」

京太郎(そもそもレイプされ男の家に訪ねてくるかよ普通……)

京太郎「身体が疼いてるんだったら一人で家で自分を慰めればいいじゃないですか」

菫「誰のせいだと思ってる!?キミが私をこんな風にしたんじゃないか!」

京太郎「俺はあなたをレイプしただけであって調教とかは別にしてません」

京太郎「つまりあなたの疼きを収める義務は俺には無い」

菫「そんな……!頼む、あれ以来身体が疼いて仕方がないんだ!」

京太郎「それならそこら辺のおじさん捕まえてヤらせてあげればいいじゃないですか」

菫「キミじゃなければダメなんだ!!」

京太郎(面倒くさい人だな)

京太郎「とりあえず、もう俺には関わらないでください。それじゃ」キィィ

菫「あっ!待って……待ってくれ!」


バタン!!


京太郎「チェーンと二重ロックもつけて、と」ガチャン

京太郎「……ああ、怖かった!」

京太郎「普通はレイプした奴にもう一度犯してくれとか来ないだろ!」

京太郎「とにかく、これからは夜道に注意しないと……」


京太郎「次は何をしようかな」


下3 行動安価

大阪に行って怜を人質にして竜華を孕ませレイプ


京太郎「長野にいたら弘世さんが怖いから大阪に来たぞ」

京太郎「それにしても流石に大阪は人がたくさんいるな。長野とは大違いだぜ」

京太郎「さーて、可愛い子はどこかに居ないかなっと」キョロキョロ

ドンッ

京太郎「いって!」

怜「……」

京太郎「えっ」

京太郎(な、なんだ?急に女の子が寄りかかってきたぞ)

京太郎「あの……どうかしましたか?」

怜「……」

京太郎「返事が無いな」

京太郎「まさか死んでるんじゃないだろうな」ペチペチ

怜「勝手に殺すなや」

京太郎「うおっ!」

怜「すまんなぁ兄ちゃん。急に意識無くなってそのまま倒れこんでもうたわ」




あっ、52と見間違えた
>>124の後になんでもするんで許してくださいID:yvqdcrPsO


怜「ご迷惑おかけしてしもたけど……堪忍してくれへんか?」

京太郎「ああ、それは別にいいですけど」

怜「おおきに。じゃあ、私はこれで」フラフラ

京太郎「いやフラフラじゃないですか!」ガシッ

怜「ええんや、こんなのいつものことや」

京太郎「肩貸しますよ。捕まってください」

怜「それは兄ちゃんに悪いわ……気持ちだけ受け取らせてもらうで」

京太郎「いいからいいから」スッ

怜「あっ……」

京太郎「ね?こうした方が楽でしょう?」

怜「せやなぁ……えらい楽でええわ」

京太郎「少しでも負担が軽減できるなら幸いです」

怜「ホンマええ兄ちゃんやなぁ、涙でてくるわ」

京太郎「はは。困ってる人が居たら見過ごせない性質なんで」

怜「じゃあ、目的地まで少しだけ世話になるな」


――――――
――――


ピロリロリン♪


竜華「なんやろ……怜からメールて珍しいな」

竜華「………!?」

竜華「この女は預かった、返してほしければ指定された場所まで来い……」

竜華「あかん、怜が!怜が危ない!!」


―――――
――――――――


竜華「怜!!」ダッ

京太郎「こんにちは、初めまして。清水谷竜華さん」

竜華「っ!あんたが怜を攫ったんか!?」

京太郎「はい」

竜華「怜はどこや!?今すぐ怜を返さへんとしばくで!!」

京太郎「心配しなくても園城寺さんは無事ですよ」

京太郎「ただし……」

竜華「ただし、なんや?!」

京太郎「園城寺さんを無事に返して欲しければ……」

京太郎「分かってますよね?」ジロジロ

竜華「!」

竜華(嫌な目つきや……完全にうちの体をジロジロ見るおっさんと一緒の目や)



下1判定

00~60 セーラ「竜華、警察呼んできたで!」
61~90 竜華「分かった……」
91~99 京太郎の存在が消える


セーラ「竜華、警察呼んできたで!」

竜華「セーラ!ようやった!」

ファンファンファン

京太郎「警察!?お前、園城寺さんがどうなってもいいのかよ?!」

竜華「アホか!怜が大事やけ来たんやないかい」

竜華「もうあんたに逃げ場はないで。さっさと怜を帰し!!」

京太郎(くそ……こんなことなら警察呼ぶなら殺すとでも付け加えてりゃ……!)

京太郎(けど今はそんなことより逃げるとのが先だ)

京太郎「捕まってたまるかよ!」ダッ

竜華「あっ、待ちや!逃がさへんで!セーラ手伝ってや!」

セーラ「おう!任しとき!」


下1 判定
00~50 逮捕
51~80 逃走成功
81~91 怜を連れて逃走成功


京太郎「はぁっ……はぁっ……」タッタッ

京太郎「……ははははは!逃げきってやったぞ!」

京太郎「あんなポリ公なんかに捕まってたまるかってんだ!」

京太郎「けど、大阪にいたんじゃまたいつ見つかるか分かんねーし、さっさと出た方がいいな」


行動指定

ID:yvqdcrPsO何か指定してええで
五分たって居なかったら下3で


京太郎「東京まで来れば流石に大丈夫だろ」

京太郎「来たのはいいけど、何をするかが問題なんだけどな」

京太郎「それにしても風すっげーなここ。都心なのにこんなに吹いてんのかよ」ブルッ


~~~~♪


京太郎「?」


~~♪~~~♪


京太郎(歌声?どっから……)

京太郎(……ひょっとしてあれか?)


明華「A A A A~♪」

明華「O O O O O O~♪」

明華「AAAFFF~♪」

京太郎(何語?さっきから風起こしてるのもあいつなのか?)

明華「AAAAA~♪」

京太郎(まぁ、それはともかく……よく見ると可愛いな。ヨーロッパ系か?)

京太郎(ちょっとお近づきになってみよかなーっと)タッタッ


京太郎「あのー、すいません」

明華「LLLLL……?……?」

京太郎「あっ、その、えっと」

京太郎(やべ、よく考えると俺日本語しか話せねーよ)

京太郎(英語ですらさっぱりなのに……こういう時は何ていうんだ?)

京太郎(レッツレイプオーケー?それともファックオーケー?)

明華「はい、何でしょうか?」

京太郎「って……日本語話せるのかよ!」

明華「ええ、簡単な会話ぐらいならお話しできますよ」

明華「それでどうかしましたか?」

京太郎(なんだよ、それなら話は早いじゃねーか)

京太郎「一発ヤらせろ!!」


下1 判定
00~60 ガイト登場
61~90 はめはめ
91~99 京太郎の存在が消える


智葉「ほう」ガッ

京太郎「いでっ!?」

智葉「ウチのモンに向かって大層なこと言ってくれるじゃないか」ギリギリ

京太郎「いででででで!!」

京太郎(なんだなんだ!?いきなり出てきてなんだこのごくせんは!?)

智葉「大丈夫か明華?」

明華「え、ええ。私は何も」

智葉「じゃあ問題はこの馬鹿の始末か」ギロ

京太郎(怖っ……!)

智葉「強姦未遂は犯罪だ。それなりの覚悟をしておくんだな」

京太郎(くっそ!また失敗かよ……けど)

京太郎(まだ捕まるわけにはいかねぇんだよ!)


下1 判定
00~50 逮捕
51~80 明華「許してあげても……」
81~99 ガイトを倒す


明華「サトハさん、許してあげてもいいんじゃないですか?」

京太郎「へ?」

智葉「おい……馬鹿な事を言うな」

智葉「けじめはちゃんと取らせろ。さもないとまた同じことをするぞコイツは」

明華「いえいえ、そんなことはありませんよ」

明華「ね?」

京太郎「お、おう……」

明華「もうこんなことしないって約束できますか?」

京太郎「ああ。するする」

明華「私との約束ですよ?」

京太郎「ああ、約束だ」

明華「成立ですね」ニコッ

明華「彼を離してあげてください。サトハさん」

智葉「……はぁ、本当にお人好しだなお前は」

智葉「行け。二度と私たちの前に姿を見せるな」パッ

京太郎「はーい」

京太郎(なんだか知らねーがついてるぜ!)

京太郎(外人さんよ一つ教えといてやる)

京太郎(約束は破るためにあるんだよ……次会った時が楽しみだ)

今回はここまでじゃけぇ


お疲れ様でした


京太郎「結婚するのじゃダメですか?」

菫「……すまない、もう一度言ってくれ」

京太郎「いや、今どう責任取るつもりだって言ったから……」

京太郎「それなら結婚して責任を取ろうと思いまして」

菫「……」

京太郎「弘世さん?」

菫「その、なんだ?キミは結婚するということがどれだけ大変かを分かって言ってるのか?」

京太郎「えっ?」

菫「須賀君のご両親と私の両親双方が学生結婚を認めるとは思えないし学校のこともある」

菫「お金だって莫大に必要だ。簡単にできるとじゃないし、第一にキミはまだ十六だろう?」

菫「だが結婚することに関しては異論は無いぞ」ボソッ

京太郎「は、はぁ……意外にリアリストなんですね」

京太郎(何だかすごい冷静に反論されたな。さっきまで身体が疼いてどうこう言ってたのに)

京太郎(でも確かに弘世さんの言う事も一里ある。俺には結婚できる金も無いし年も若い)

京太郎(こうなったら……)



下1 判定

00~50 遠くへ逃避行
51~80 弘世さんの家、金持ちっぽいよね
81~99 じゃあ奴隷で手を打ちましょう!


京太郎「逃げましょう」

菫「はっ?」

京太郎「俺と菫さんで、遠くの地へ行って、そこで二人で式を挙げましょう」

京太郎「それなら両親の承諾は必要無いし世間体も気にする必要も無い」

菫「ちょっと待て!話が飛躍しすぎだ、そんなことできるわけないだろ!」

菫「すぐに私たちの捜索願も出されるだろうし、まだ親のお金で食べている身なんだぞ?資金だって……」

京太郎「何とかなりますよ、人生意外と」

京太郎「ほら行きますよ」ギュッ

菫「お、おい!」

菫「しかも何の用意も無しに行くのか!?」

京太郎「大きな荷物持ってったって邪魔になるだけですよ」


京太郎(大層な短歌を切ったのはいいものの……)

京太郎(どこに行こうかな)


下3 場所


京太郎「ここが福岡かー、東京や大阪までは無いにしても中々都会ですね」

菫「ああ……本当に来てしまった……」

京太郎「そんないつまでも気にしても仕方ないですって」

京太郎「もう俺達は世間から抜け出したんですから」

菫「それは分かってる。しかし、完全に受け入れるまで時間がかかりそうだ……」

菫「福岡に来たのはいいが、今から何をするんだ?」

京太郎「それは……」


下1 判定

00~50 辺境に行って家を建てましょう 
51~80 まずは菫さんにお金を稼いで貰わないと
81~91 とりあえず一発抜いてもらえませんかね?


京太郎「誰も来なくて、誰も居ないところに行って……家を建てましょうか」

京太郎「そこで二人でひっそり暮らしましょう」

菫「……テレビの見すぎじゃないか?」

菫「家なんてそう簡単に建てれるものじゃないだろう」

京太郎「やってみなければ分かりませんって」

京太郎「捜査網がここまで来る前に急ぎましょう」

菫「はぁ……分かったよ」


―――――
――――


菫「随分山奥まで来たな…」

京太郎「ここら辺なら良さそうですね」

菫「本当に家を建てるなのか?」

京太郎「でなけりゃこんなとこまで来ませんって」

京太郎「こんな山奥なんだから人もきやしませんよ」

菫「それは本当か?」

京太郎「へ?」

菫「……私は先ほどから見られてる気がするんだがな」クルッ



下3 人物指定


哩「っ!」ビビクン

菫「出て来い。さもなければ木ごと射抜く」

哩「………バレとったんね」スッ

京太郎「え?だ、誰だ!?」

京太郎(あと、菫さん弓なんてどこに持ってたんだ?)

菫「その制服、新道寺……」

菫「いや、顔を見れば分かる……お前は白水哩だな?」

哩「そういうあんたは弘世菫やね?白糸台の部長の」

菫「答えろ。なぜ私たちをつけてきた?」

哩「……答えな分からんか?そんなん決まっちょるやろ」


00~50 学生二人が山の奥に入っていったら気になるやろ?
51~80 悪いこと言わんけ、その男渡しんしゃい
81~99 あんたにシンパシー感じたったい

下1 判定


哩「制服着た二人の男女が山奥に入るとこなんか見てみんしゃい」

哩「普通はどけん見ても何かあるっち思うばい。自殺するのかと思われてもしゃーないやろ」

菫「む……」

哩「地元モンとしてはそげんなこと冗談やなかとよ」

京太郎「い、いえ、別に俺達はそういうことしようとは……」

哩「じゃあ、あんたらここで何しよったん?」

哩「わざわざこんな福岡の辺境まで来て何もないっちことはなか?」

菫「……」

京太郎「……」

菫(おい、何て言うんだ?まさか正直に言うんじゃないだろうな?)

京太郎(そんなことできませんって)

京太郎(見られてしまったからには仕方ないから……)


下1 判定

00~50 ここは痛めつけて帰ってもらいましょう
51~80 ここは家の材料になってもらいましょう
81~99 ここは口封じにヤってしまいましょう
ゾロ目 哩さんも一緒に暮らしましょうか


京太郎「ここは口封じにヤってしまいましょう」

哩「!?」

菫「………」

京太郎「不満ですか?」

菫「不満だ……が、けどこの際仕方ない、許す」

哩「なんつーこと言っとんねあんたら!?それ以上近づい」

菫「悪いな」ドシュッ

哩「がっ!」

哩(はっ……!?)

京太郎「すいませんね。見られたからには口封じさせてもらいますよ」グイッ

哩「げほっ、げほげほっ!よせ!!」

京太郎「菫さんが見てる前なんで前戯無しにいきますね」スッ

哩「ひっ……!やめ、こげんことしてどげんなるか……!!」


――――――――
―――――――


姫子「あああああああああ!!痛い痛い!!!」

煌「すばらっ!?」ビクッ


哩「ううっ……姫子……姫子ぉ……!」グスッ

哩「ごめん…ごめん……姫子!」

京太郎「何で犯されてるのに女の名前言ってるんですかね?」パンパン

菫「そいつのリザベーションとやらの所為じゃないのか?」

京太郎「リザベーション?」

菫「私が知ってるのは感覚を共有することしか知らないがな」

京太郎「へぇ、いいじゃないですか白水さん。俺もリザベーションしましょうよ」

哩「ふざけるな、誰がお前なんかと!」

菫「いいじゃないか。そうしたら口封じにもなる」

京太郎「俺達姫子さんより深い関係になったんですから、できますよね?」グリッ

哩「ひうっ!?じょ、冗談じゃなかと!絶対お前なんかと……!」



00~70 リザベーション全然できるじゃん
71~99 流石に男女じゃ無理か……
ゾロ目 姫子ともリザベーション


京太郎「うおっ!?」

哩「っ!?」

哩「ま、まさか……」ガクガク

京太郎(なんだこれすっげ、気持ちよさが格段に上がったぞ!)ブルッ

京太郎「てことはリザベーションクリアですね、白水さん!」

哩「あ……ああ……」

哩「うわあああああああ!!」

京太郎「で、でもこれじゃすぐに出ちまいそうですね」

京太郎「もう膣内でいいですよね?!」

哩「ダメだっ……ダメだダメだ!!」ガクガク

京太郎「じゃあ遠慮なく、出しますよ!」

京太郎「うっ!」ドビュル

哩「あっ!!あああああああああ!!」ビビクン


哩(姫子……ごめん………)

哩(コイツのリザベには勝てんやったよ……)

――――――
―――――


姫子「」ブクブク

仁美「姫子が泡拭きながら倒れるばい」パシャパシャ

煌「のんきにしてないで救急車!!」


菫「私たちがここに居ることは一切他言無用だ、いいな?」

哩「……よか」

菫「よし。約束できるなら行っていいぞ」

哩「………」トボトボ

京太郎「……」

京太郎(何だかな、人生めちゃめちゃにされて上にリザベまで強要されて)

京太郎(ちょっと可哀想だな……よし!)

京太郎「哩さん!」

哩「……?」


台詞指定 下3


京太郎「一緒に暮らそうぜ」

哩「……えっ」

菫「何!?」

京太郎「どうせなら、もう一緒に暮らしましょうよ」

京太郎「俺達リザベで繋がっちゃったわけだしね?」

菫「おい、京太郎!それはいくらなんでも……!」

京太郎「いいじゃないですか菫さん。後であなたもたっぷり可愛がってあげますから」クイッ

菫「あっ……そ、そうか?それならいいんだが」

京太郎「それで、どうします?哩さん?」

哩「……」


下1 判定

00~50 断る!!
51~99 よかとよ


哩「断る!!」

京太郎「ええー!?」

菫「まぁ、そうだろうな」

哩「お前のリザベーションなんかに私は負けない!」

菫(ついさっき完敗してただろうがお前)

哩「待ってろ……その内必ず見返してやるけな!」ダッ

京太郎「いつでも遊びにきてくださいね」


――――――
―――――


菫「余計な時間をとってしまったな。夕暮れも近いし、作業に入ろうか」

京太郎「そうですね、二人が住めるぐらいの家だからそんなに時間はかからないでしょうけど」

京太郎「最低でも三日はかかりそうですね」

菫「最初の内は雨風さえ凌げればそれでいい。それから改良していこう」

京太郎「はい。んじゃ、早速とりかかりましょうか」


京太郎(菫と家を建てて何年経っただろうか……)

京太郎(外界から完全に切り離された生活は最初の内はそりゃきつかった)

京太郎(けどまぁ、哩さん使ったりしたしそう不便なことは無かったけどな)

京太郎(夜の方も菫と哩さんで充実してるし……)

京太郎(今じゃ子供の数も)


下1 判定

00~50 2人いる
51~80 5人もいる
81~99 10人も誕生させてしまった
ゾロ目 名前を覚えきれないほどいる


娘1「父さん、今日もイノシシ狩ってきたぞ」ガチャ

京太郎「おー、またか。お前は母さんに似て弓矢が上手だな」ナデナデ

娘1「えへへ」

娘2「そげんことばっかすっけ傷ばっか作るたい。長女ならしゃきっとし」

京太郎(この博多弁話す子、俺と菫さんの子供のはずなんだけど)

京太郎(なぜか哩さんそっくりなんだよなぁ……)

娘3「姉さん、今日の夜は空いてますか?」

娘2「い、いや……空いてないけ」

娘3「ウソ。私姉さんのことならなんでも分かるもん」

京太郎(娘2にベッタリなのは娘3。この下睫毛は一体誰に似たんだ?)

京太郎(ちなみに残り二人の娘は……)


下1 2 特徴指定


娘4「………なんですかお父さん?」

京太郎「ん?ああ、いや…なんでもないよ」

娘4「あ、そう言えば昨日も言いましたけど洗濯物は早めにだしてくださいね」

娘4「後から出されると洗うのが面倒になるんで」

京太郎(俺も菫も身長はかなり高いんだけど、随分小さい子が生まれたなぁ)

京太郎(その分おもちはとんでもないことになってるが……これは将来化けるぞ)

娘5「キョータロー!」ダキッ

京太郎「おわっ!」

娘5「アソボウ!キョータロー!」

京太郎「分かったから、頭にのらないでくれ」

京太郎(五人姉妹の末っ子の娘5……金髪なのは俺の遺伝ってことで分かるが)

京太郎(どう見ても日本人じゃないんだよなぁ、カタコトだし。どこで外人成分が混ざったんだ)


菫「ただいま、みんな」

京太郎「おかえり」

菫「すまないな。子供たちのお守大変だっただろ?

京太郎「そんなことはないさ、みんな案外しっかりしてるし」

菫「ははっ、それもそうか」

菫「……久々に家族麻雀でもするか」

娘5「ホント!?ヤロウ!」

娘3「姉さんがやるならいいよ」

京太郎「俺は抜きで」

菫「馬鹿か、まず亭主がやらなくてどうする」

京太郎「んなこと言ったって、コイツら既に俺より強いしなぁ」

京太郎「みんなお手柔らかに頼むな」


京太郎(と言った感じに美人な妻と大勢の子供に囲まれて俺は幸せだ)

京太郎(しっかし、初対面で孕ませようとした相手と結婚するとは思わなかったなぁ…)

京太郎(背景に徹してた人生だったけど、ホント何があるか分かんねーもんだ)

娘1「ロン」

娘2「ロン」

娘4「それ、ロンです」

娘3「うわ、お父さんダサい」

娘5「キョータローダサイ!」

京太郎「あっちゃ……」

娘1「父さんを射抜くのは本当に容易いな」

娘4「そんなんでよく麻雀が強いお母さんと結婚できましたね、不思議です」

菫「いや、お前たち油断するなよ」


菫「ボーっとしていると射抜くつもりが射抜かれてしまうぞ」



カンッ

安価ずれたことでゴタゴタなったようでごめんナス!



明日から昨日の続きに復帰します
お疲れ様でした


京太郎「なんとか見逃してもらえたのはいいけど……」

京太郎「あの外人さんモノにできなかったのは残念だったなぁ、スタイル抜群だったのによ」

京太郎「はぁ、長野に帰るか」

京太郎「……いや、せっかく東京にきたんだしこのまま帰るのも何だな」

京太郎「何か思い出作りでもして帰ろう」


下3 行動指定


京太郎「人助けでもしてみるか」

京太郎「なんせこんだけデカイ所なんだ、困ってる人は一人二人ぐらいいるだろ」

京太郎「んーと」キョロキョロ

京太郎「おっ、何かあの人とか困ってそうだな」



下1 人物と理由


京太郎「あの背を丸めて歩いてるバカそうな子とか困ってそうだな」

京太郎「よし」ダッ


淡「うう、お腹すいたー」グゥゥ

淡「こんなことならテルーのお菓子ちょっと貰って帰れば良かったよ……」

京太郎「もし、そこのお嬢さん」ポンポン

淡「……?」

京太郎「何かお困りのようですね。俺でよければ力になってあげますよ?」

淡「誰?」

京太郎「俺?俺は須賀京太郎っていうんだ」

淡「……ふーん、スガキョータローね」

淡「で、何か用事スガキョータロー?私いまお腹空いてすっごくイライラしてるんだけど」

京太郎(なるほど腹が減ってるのか)

京太郎(じゃあここは……)



下1

OO~40 あっ、何も持ってねぇや
41~70 飯ぐらい奢るよ
81~99 俺の息子でも食べる?
ゾロ目 腹パン


京太郎「うぉらァ!!」ドッ

淡「ぎゃっ!」

ドサッ

淡「げぇぇっ……おえええええ!!」ビチャビチャ

淡(え……っ?え?え?)

淡「あっあっ……!うあああああ!」

淡「痛い痛い!痛いよおおおお!!」ゴロゴロ

京太郎「腹減ってるんだったら、中途半端に胃に物があるのはよくないからな」

京太郎「とりあえず全部出しちまおうか」グイッ

淡「ひいっ……!」

京太郎「そォい!!」ゴッ

淡「あがっ!」

淡「ごほっげほげほげほ!!おえっ…おえぇぇぇっ!」ビチャビチャビチャ

京太郎「まだ出るだろ、ホラホラホラ」バキッバキッ

淡「―――!!!――――っぁっ!!」


淡「―――」コヒューコヒュー

京太郎「これで全部出切ったな」

京太郎「ああ、礼はいらないぞ?人として当然のことをしたまでだ」

淡「―――」ゴホッ

京太郎「さて、と次は誰を助けようかな」

京太郎「何てったって東京だ、まだまだ救いを求めてる人はたくさんいるはず……」

京太郎「……言ったそばから何か困ってそうな奴が」


下3 人物と理由


淡「えぐっ……痛いよ……痛いよぉ……」ポロポロ

淡「お母さんお父さんテルー……!助けてよぉ……」

京太郎「お嬢さん何かお困りのようですね、どうかしましたか?」

淡「スミレ先輩……尭深ぃ…亦野せんぱい……」

京太郎(困ったな、聞こえてないみたいだぞ)

京太郎(ゲロまみれで辛そうだな……こういう時は)


下3 行動指定


京太郎「ほら、立てるか?」グイ

淡「………」

京太郎「近くのラブなホテルまで連れてってやるからな。それまで我慢しろよ」

淡「げほっ、げほっ!」

京太郎(うわっ、服にゲロが……!きったね!)ベトッ

京太郎(……いやダメだダメだ汚いなんて思っちゃ。これも人助けなんだ)

京太郎「もうちょっとで着くからな、それまでの辛抱だぞ)


―――――――
――――――


淡「ううっ…痛い……」ズキズキ

京太郎「まずは風呂に入ってそのゲロまみれの身体を綺麗にしないとな」

京太郎「一人で入れないだろうから俺が中から外から身体を洗ってやるよ」

淡「………やだ」

京太郎「わがまま言うんじゃない。そんなベタベタな身体だと気持ち悪いだろ」

淡「やだっ!」ガブッ

京太郎「いって!噛んだなお前!」


下1

00~50 無理やり浴場へ連れていく
51~80 解放する
81~99 京太郎の存在が消える
ゾロ目 孕ませる


京太郎「いいから来い!」バッ

淡「やだ!はーなーせ!!」バタバタ

淡「この犯罪者!バカアホマヌケ!!」


カポーン

京太郎「髪の毛にもゲロついてたからな、しっかり洗おうなー」ワシャワシャ

淡「………」

京太郎「腹は大丈夫か?痛かっただろ」

淡「……うるさい」

京太郎「無駄口叩けるぐらいには元気になったんだな」

京太郎「とりあえず外はこんぐらいでいいか」

京太郎「じゃあ次は中だな」

淡「っ!……な、中ってなに?」

京太郎「そりゃ決まってるだろ」



下3 場所指定

少し外しますん


京太郎「膣内と腸内の洗浄だろ?」

淡「……」

京太郎「ほら、股開いて」

淡「……へ」

京太郎「へ?」

淡「変態だーっ!変態がいるよーっ!!」

淡「触るなこの変態!ど変態!!」ジタバタ

京太郎「いてっ!コラ、暴れんなって!」

淡「誰かぁーーー!助けて、犯される!」

京太郎「大人しくしてろって!」グイッ

淡「ひゃあっ!」

京太郎「おっ」

淡「うう、ごめんなさいテルー……私もうお嫁に行けないよ」

京太郎「お前……」


下1 判定

00~60 綺麗な色してるなー
61~99 何でこんなに真っ黒なんだよ……
ゾロ目 とりあえず挿れるからな 


京太郎「何でこんな真っ黒なんだよ……」

淡「分かんないよ!毎日……その……色々してたらこんなんなっちゃったし」

京太郎「……」クンクン

淡「ちょ、ちょっと何で嗅いでるの!?」

京太郎「おえええっ」オェッオエッ

京太郎(おいおい何だよこの臭い…………こんな臭いのかよ)ウェッ

京太郎(こんなんに指ツッコんだら俺の指まで臭くなっちまうよ)

京太郎(可愛い顔してて真っ黒とか詐欺じゃねーかよ、ったく)

京太郎「……帰る」パッ

淡「へっ?」

京太郎「やる気失せた……帰る……」

京太郎「じゃあな」

バタン


淡「………」

淡「え?」ポツーン


京太郎「人助けをしたつもりがとんだ災難だったぜ」

京太郎「逆に金払ってほしいレベルだよあんなん」

京太郎「はぁ……ここに来てからいいことねぇな」

京太郎「そろそろ夕暮れだし、東京に居られるのもあとちょっとだし……」

京太郎「さっきのは忘れて最後に何かいい思い出を作って帰ろう」


行動指定 下3


照「……」

照「……?」?

照「???」??


京太郎(あの人、さっきからずっと案内板の前で突っ立てるな)

京太郎(それにしてもあの角どっかで見たような……)

京太郎「あっ、そうだ咲!……って咲がこんな所にいるわけないか」

京太郎「でも目つき以外はどことなく咲に似てるし……ちょっと声かけてみるか」

京太郎「すみません」ポンッ

照「?」

京太郎「先ほどからずっと案内板の前に立っていますが、何かお困りですか?」

照「……」コク

照「道に迷った。どうやって家に帰ればいいか分からなくなった」

京太郎「なら、一緒に探しますよ。どうせ暇してたし」

照「……いいんですか?」

京太郎「はい」

照「なら……お願いします」


京太郎「……」テクテク

照「……」トテトテ

京太郎(探すっていったのはいいものの…)

照「……」

京太郎(全然会話が無いな……ちょっと気まずい)

照「宮永照」

京太郎「え?」

照「私の名前」

京太郎「あ、ああ……宮永照さんですね、いい名前で」

京太郎「え?宮永照?」

照「うん」

京太郎(宮永照って言ったら……まさかあの女子のインターハイチャンピオンじゃねーか)

京太郎(そんな人が俺の隣を歩いてるなんて……)

京太郎(おいおいこれは何かのチャンスなんじゃないか!?)


下1

00~50 いや、まずは無事に送り届けよう
51~80 この後時間ありますか?
81~99 送り狼
ゾロ目 あなたのとこの部長元気ですか?


京太郎(インハイチャンプの身体、味わしてもらうぜ!)ガバッ

照「っ!」ドサッ

京太郎「大人しくしててください」

照「これは……なんのつもり?」

京太郎「せっかくこうして出会えたのも何かの縁」

京太郎「せめて思い出作りでもして帰ろうかと思いまして」

照「……」ギュルルルル

京太郎「おっと」パシッ

照「…!?」

京太郎「弘世さんでも無理だったんだから、こんな細腕で俺を倒せるわけないでしょ」

照「菫…?菫が学校に来なくなった理由を何か知ってるのか?」

京太郎「さぁ?」ビリッビリッ

照「………」

京太郎「抵抗しないんですか?」

照「別に……好きにすればいい」


京太郎「騒がないでいてくれるのは嬉しいですね」

京太郎「弘世さんは騒ぐは壊れるわで大変でしたよ」

照「……!やっぱり菫のこと何か知って」

京太郎「それじゃ、遠慮なく」ズブッ

照「ぐっ………あっ!」

京太郎「なんだ、凄い余裕かましてたからてっきり慣れてると思ってたんですけど」

京太郎「まさかインハイチャンプが処女だなんて思ってもみませんでしたよ」パンパン

照「………」

京太郎「痛いですか?痛いですよね、そりゃ」パンパンパン

照「……」フルフル

京太郎(意地でも声を出せない気だな……なら)

京太郎「ほらほら」グリグリ

照「ぅぐっ!」

京太郎「やっぱり痛いんでしょ?涙目になってますよ」

照(だ、ダメだ……声を出したら喜ばせるだけだ……)


京太郎「貧相な身体のわりに名器ですね……」ブルッ

京太郎「当然中に出しますけどいいですね?」

照「………!」ブンブン

京太郎「ああ、もうダメだ!出る!」

照「や、やめろっ!」

京太郎「うおおっ」ドビュルルル

照「ううっ……!はな、せ!」グイッ

京太郎「弘世さんも大概良かったけど、照さんも癖になりそうだなこりゃ……!」

照「あぁぁ………」


――――――――
―――――――


京太郎「ふぅ、ごちそうさまでした」

照「………」

京太郎「最後の最後に良い体験させてもらいましたよ」

京太郎「おっと、そろそろ時間だな」

京太郎「じゃあ俺はこの辺で」

照「……」

京太郎「いやー、いい思い出ができてよかったよかった」

京太郎「これで明日からも頑張れそうだぜ」

京太郎「ありがとう東京。もう来ることもないだろうけど、ここでの経験は忘れないぜ」


?「………」


下3 判定

00~30 京太郎SSされる
31~60 後ろから刺される 
61~99 優雅に長野へ帰国
ゾロ目 逮捕 


警察A「ちょっといいかな」ガシッ

京太郎「え?」

警察B「須賀京太郎、で間違いないな?」

京太郎「そうですけど……」

警察C「ちょっと同行願おうか」

京太郎「え……ど、どうしてですか!?」

警察D「心当たりが無いわけじゃないだろう」

警察C「君は大阪の方でも指名手配されてるんだぞ?」

京太郎「あっ……」

警察A「冷たい牢屋の中で自分のやったことを反省するんだ」

京太郎「い……嫌だ!!」ダッ

警察C「待て!!」

警察D「逃げるな!手錠しろ手錠!!」

京太郎「やめろ!!離せ、俺が何をしたって言うんだああああああ!!」

――――――――
―――――


咲「………」スーハー

咲「よしっ!!決めた!」

咲「私、京ちゃんの告白……受けるんだ!」

咲「まだ京ちゃんの事あんまりよく分からないところあるけど……」

咲「付き合っていく内に理解していけばいいよね!」

界「咲ー!学校遅れるぞー!」

咲「はーい!今いくー!」

咲(京ちゃんに会うの楽しみだな……えへへ)

咲(いきなり飛びついてビックリさせてみようかな)



TV『昨夜、連続強姦魔が東京の○○駅で逮捕されました。年齢は15の男子高校生で、警察は……』



カン

こうして悪は滅びた
明日からは0からリセットしてのスタートです

お疲れ様でした


京太郎「背景に溶け込んでかなり立ったが潮時だ」

京太郎「このままこの立ち位置に居るだけじゃ世界から消されちまうな」

京太郎「いつの間にかいなくなってました、なんてシャレにならねぇし……なんとか目立たないと」

京太郎「目立つって言っても道徳に反するようなことは勿論しちゃダメだけどさ」

京太郎「とりあえず悪目立ちはしない程度に行動開始だ」


下3 行動指定


京太郎「そうだな、まずはてっとり早く募金活動でも始めるか」



京太郎「白い羽根募金にご協力くださーい!」

京太郎「百円あれば八人もの子供の命が救えるんです!募金は一円からでも結構です!」

京太郎(はぁ、みんな中々立ち止まってくれないなぁ……)

京太郎(確かにこんな大勢の中立ち止まって募金なんかしたら注目されるし)

京太郎(ひでー奴からは偽善者だって思われるかもしれないもんな)

?「………」チャリン

京太郎(おっ……)

京太郎「あっ、ありがとうございます!助かります!!」


下3 人物指定


透華「弱者を救おうとするその精神、非常に素晴らしいですわ」

透華「そんなあなたの頑張りを誰が見過ごせましょうか」

京太郎(あっ、この人確か龍門渕の凄い金持ちの人……!)

透華「ハギヨシ」

ハギヨシ「かしこまりました。透華お嬢様」サッ

京太郎「うわわっ!」

ハギヨシ「どうもこんにちは。お久しぶりですね須賀くん」

京太郎「は、はい!お久しぶりです!」

京太郎(どっから現れるんだこの人は)

ハギヨシ「このトランクケースをお受け取りになってください」スッ

京太郎「?」

ハギヨシ「中身はこのようになっております」カパッ

京太郎「んげっ!?」

透華「ざっと三億ありますわ。これだけあれば助かる子も多いのでは?」


京太郎「そりゃあそうでしょうけど……こんな大金いいんですか?」

透華「別にあなたにあげるわけではありませんわよ?」

透華「さぁ、それを持って早く行きなさい。まさかそれをずっと持ったまま募金活動するわけじゃないでしょう?」

京太郎「まぁ、それは。かなり重いですから一度置いてきた方がいいですね」ズシッ

透華「ふふ……確かに渡しましたわよ?」

透華「じゃあ私はこれにて失礼させていただきますわね」

京太郎「あ、あの!」

透華「……?まだなにか?」


下1 判定

00~60 ありがとうございましたっ!!
61~90 サンキュー、流石金持ちは違うね
91~99 もうひと踏ん張りできない?
ゾロ目 結婚してくれませんか?


京太郎「ありがとうございましたっ!!」

透華「だから、あなたにあげたわけではなくてよ?」

京太郎「それでも、龍門渕さんのおかげで大勢の命が助かります!」

京太郎「本当にありがとうございました!」

透華「…………」

透華「ええ、どう致しましてですわ」クスッ



透華「彼、名前は何と言いました?」

ハギヨシ「須賀京太郎さん、と申します」

透華「聞いたことありませんわね……けれど」

透華「他人の、しかも名前も顔も知らない人の為にあそこまで一生懸命になれる人を私は知りませんわ」

ハギヨシ「はい。私も存じ上げません」

透華「須賀京太郎……覚えておきますわ、その名前」


京太郎「龍門渕さんから頂いたお金はちゃんと届いたみたいだ」

京太郎「おかげでお礼の手紙一杯貰ったよ。これは龍門渕さんにもいつか渡さなきゃな」

京太郎「さて、募金活動も終わったところで次は何をしようかな」


下3 行動指定


京太郎「人助けでもすっかなー」

京太郎「お礼の手紙読んでたら、なんだかまた人の為に動きたくなってきたよ」


京太郎「とは言っても、困ってそうな人なんてそう簡単に見つかるかな」キョロキョロ

京太郎「……おっ?あの人とか困ってそうな気がするぞ」


下3 人物指定


京太郎「あのー」

洋榎「……?」クルッ

洋榎「なんや自分?ナンパならお断わりやで?」

京太郎(ここら辺じゃ見かけない顔だな…迷子か?)

京太郎「先ほどからここらを右往左往しれますけど、何か困りごとでもありましたか?」

洋榎「おーっ!!」

京太郎「!?」ビクッ

洋榎「やるやないか兄ちゃん!見ただけでうちが困っとるって分かったんかいな?」

京太郎「はぁ、見てたらなんとなく」

洋榎「そのな?実はな……」


下1 理由


洋榎「実はな……うちさっきからストーカーにあってんねん」ボソッ

京太郎「ス、ストーカー?」

洋榎「アホ!声がデカい!」バシッ

京太郎「いてっ!」

洋榎「もうちょい声のボリューム落としてーな!」ボソボソ

京太郎「は、はいすいません。それで……ひょっとして今もいたりしますか?」

洋榎「せや。さっきからずっとうちの後をつけてきとる」

洋榎「今もあんたの後ろ側におるで」

京太郎「…」ゾクッ

洋榎「何とか撒いてやろう思うとるんやけどな。中々上手くいかへん」

洋榎「どうしたもんか……しんどいなぁ」


下1 判定
00~50 とりあえず俺と一緒に逃げましょう
51~80 そのストーカーを捻って来ればいいんですね?
81~99 恋人のフリすればいいんじゃないですか?
ゾロ目 洋榎を押し倒す


京太郎「とりあえず俺と一緒に逃げましょう」

洋榎「へ?」

京太郎「行きますよ!」グイッ

洋榎「おわっ!」

洋榎「ちょっ、急にどないしたんや自分!?」

京太郎(後ろにそんな物騒な奴がいる状況でのんびりしてられっかってんだ!)

京太郎「飛ばしますよ!」

洋榎「はぁ、はぁ……ま、ま、待ち!早すぎ!早すぎやであんた!!」

京太郎「ああ、もう!」


下1 判定
00~75 お姫様だっこ
76~99 見捨てる
ゾロ目 膝カックンして転ばす 


京太郎「ああ、もう!」ガシッ

洋榎「へ?へ?」

京太郎「ぬん!」グイッ

洋榎「っ!?」

洋榎(これ、まさかアレか?世間で言うお姫様抱っこっちゅー……)

洋榎「ってなにしてんねん自分!?しばくぞコラ!」ジタバタ

京太郎「痛っ!危ないんで暴れないでくださいよ!」

洋榎「こんな格好誰かに見られたら恥ずかしくて生きていけへんわ!!」

京太郎「あなたが走るのが遅いからでしょう!?」

洋榎「ほな、背中におぶってもええんちゃうか?」

京太郎「……それは、その色々とまずいものが」ゴニョゴニョ

洋榎「は?」

京太郎「とりあえず飛ばしますからね?しっかり捕まっててくださいよ!」ゴッ

洋榎「堪忍してや!これでもぎょーさんスピード出ぅ」ガリッ

洋榎(し、舌噛んだ……)エグッ


京太郎「……まだいますか?」

洋榎「……」キョロキョロ

洋榎「いいや、おらんな。完全に撒いたみたいや」

京太郎「よかった……」ホッ

洋榎「なんで自分が安心しとんや?」

京太郎「いや、本当に無事でよかったなって」

洋榎「なっ!」カァァ

洋榎(そ、それはうちが無事でよかったって意味でええんよな……?)

洋榎(なんやコイツ、意外と気配りできるやん)モジモジ

京太郎(ストーカーに追われるとか初めてだからな。本当に無事でよかった)

京太郎(愛宕さんはあんだけベラベラ喋ってたんだし平気だよな多分)

洋榎「な、なぁ自分……やない、兄ちゃんの名前教えてくれへんか?」

京太郎「俺の名前ですか?俺は」


下1 判定
00~60 普通に名乗る
61~99 あえて名乗らない 
ゾロ目 そんなことよりイイ事しようか


京太郎「須賀京太郎って言います」

洋榎「須賀……京太郎?どっかで……」

洋榎「……」

洋榎「……あーっ!思い出したわ!」

京太郎「!?」ビクッ

洋榎「どっかで見た事あると思ったんや自分!前テレビ出とったやろ?」

京太郎「ちょっと前ぐらいですかね?はい、確かに募金活動の功績が認められて出ました」

洋榎「おおお、ホンモノや……」

洋榎「うちな、あれ見てコイツめっちゃええ人やんて思っとったんやけど」

洋榎「それ間違ってなかったわ!やっぱめっちゃええ人やん、京太郎!」

京太郎「あはは……どうも、ええと……」

洋榎「愛宕洋榎や」

京太郎「愛宕さん」

洋榎「洋榎でええわ。うちも京太郎って呼び捨てやしな」

京太郎「えーと……分かりました。じゃ、洋榎さんで」


洋榎「そ、それでな京太郎……いま自分」prrrrrrr

京太郎「あ、携帯鳴ってますよ」

洋榎「チッ、やかましいな」prrrrrr

洋榎「誰やこんな時に」ピッ

洋榎「もしも……」

絹恵『お姉ちゃん!!』

洋榎「うぁっ!き、絹!?」

絹恵『どこで油売っとるん!?もうみんなカンカンやで!』

洋榎「そ、そのな?話せば長くなるんやこれが」ヘコヘコ

絹恵『ええからはよ戻ってき!!』

洋榎「はい」

ピッ

京太郎「……あの」

洋榎「ほんっと堪忍な京太郎!うち時間が無くなってもうた!」

京太郎「え?」

洋榎「また近いうちに会おうな!絶対の絶対の絶対やで!?」ジリッ

京太郎「は、はい」

洋榎「絶対に会うでーーー!」ダッダッ



京太郎「………」

京太郎「すごいなあの人。まるで嵐のような人だった」


カァー カァー

京太郎「流石に人一人持って走るのはしんどかったな」コキッコキッ

京太郎「カラスも鳴いてるし、もうそろそろ夕暮れか……」

京太郎「日が完全に落ちる前に何かしとこう」


下3 行動指定


京太郎「ボランティア活動でもするか」

京太郎「いい汗かいて今日はゆっくり寝よう」


京太郎「ボランティーアって言っても色々あるなー……」ガサッ

京太郎「これだけあると逆に悩むぞ。さて、どれにしよっかな」


下3 VOLUNTEER


京太郎「公共エリアのゴミ拾いか」

京太郎「これならそんなに時間かからないし、それなりに身体動かせそうだな」

京太郎「そうと決まればさっそく電話だ」


―――――
――――


担当者「今から一時間、皆さんに公共エリアのゴミ拾いをお願いいたします」

担当者「終わり次第皆さんに冷たいジュースを配布させていただきます。がんばってくださいね」

京太郎「よーし、やるか!!」ギュッ

京太郎「軍手よし!ゴミ袋よし!トングよし!」

京太郎「どんどん拾うぞ」ポイポイポイッ

京太郎「この調子でここのゴミ全部ゼロに………ん?」

?「………」

京太郎(あのベンチに誰か座ってる人……ゴミ拾いの邪魔になるな)

京太郎(ちょっとの間だけどいてもらおう)

京太郎「あの、すいませーん」



下3 人物指定


京太郎「あのー、すいませーん!」タッ

京太郎「ここら一体今から清掃活動があるので、ちょっとの間……」

小蒔「Zzz……Zzz」スピー

京太郎「……」

京太郎「……?」

京太郎(えらいナイスバディな巫女さんがベンチで無防備に寝ている)

京太郎(自分でも何を言っているのか知らんが俺は見たままをを言っただけだ)

京太郎(……まぁ、寝ているのに起こすの気が引けるけど邪魔になるし)

京太郎「あ、あの!すいません!」ユサユサ

小蒔「Zzz…」グー

京太郎「ちっとも起きやしねぇな……」

京太郎「ここで寝られるとすげぇ困るんだけどなぁ」



下1 判定
00~60 仕方ないので背負って連れていく
61~99 蹴ってベンチから落とす
ゾロ目 ……ゴクッ 


京太郎「えい」ゲシッ

小蒔「Zzz…」フラッ

小蒔「…うっ!!」ドサッ!

京太郎「ごめんな。こうでもしなきゃ起きそうになかったからさ」

京太郎「俺は今だけ最大多数の幸福の為に少数を切り捨てるよ」

小蒔「………」

京太郎(怒るかな?)

小蒔「……あれ?ここは?」ボー

京太郎(怒らない?……まさか蹴ったことバレてないのか?)

小蒔「あの、すいません。ここは一体どこでしょう?」

京太郎「ここは公共エリアのベンチですよ」

小蒔「公共エリア?やだ、私……どうしてこんな所で寝ちゃってたんでしょう」

京太郎「さ、さぁ?俺に言われても」

小蒔「ご迷惑をおかけしましたね。すぐにどきま……」フラッ

小蒔(あっ……寝起きだから足元が……)



下1 判定
00~60 華麗に受け止める
61~99 避ける
ゾロ目 蹴って向こう側に行かせる


京太郎「おっと、危ない」ガシッ

小蒔「っ!?」

京太郎「寝起きなんですから無理して歩こうとしちゃダメですよ」

小蒔「ご、ごめんなさい……!私またご迷惑を…!」

京太郎「いいんですよ。もう、どうせなら完全に眼が覚めてから行ってくださいね」

小蒔「え?でもここに居たらお邪魔になるのでは」

京太郎「無理して倒れられる方がお邪魔ですよ」

小蒔「あう……」

京太郎「俺、ゴミ拾い終わったらまた戻ってくるんで。それまでに目が覚めたんなら戻ってくださいね」

小蒔「……はい、そうします」


―――――――
――――――


京太郎「ふー!いい汗かいたかいた」

京太郎「あの巫女さんはまだいるのかな?」


下1 判定
00~50 いる
51~99 いない
ゾロ目 あれ?お母さんも一緒にいるぞ


小蒔「あ……!」

京太郎「ま、まだいたんですか?あれから一時間は経ちましたよ?」

小蒔「はい。流石にお世話になっておいてそのまま帰るのは……」

京太郎「そんな、俺なんにもしてないですって!」

京太郎(あっ、蹴ったっけそう言えば)

小蒔「何か御礼がしたいのですが……今夜のご予定は何かありますか?」

京太郎いや、特に無いですけど」

小蒔「よかった……よろしければ、こちらで晩のご飯でも召し上がってほしいのですが」

京太郎(おおっ。美人巫女さんからのお誘いか)

京太郎(嬉しいけど、すげぇ汗かいてるし早く帰りたいんだよなぁ……)

京太郎(ここは)


下1 判定
00~50 いいですよ、行きましょうか
51~80 すいませんがやめときます
81~99 御礼なら君の身体でお願いします
ゾロ目 付き合ってくれないかな?


京太郎「御礼なら君の身体でお願いします」

小蒔「……」

小蒔「へっ?」

京太郎「だから、君の身体で」

小蒔「……そ、それはどういう意味ですか?」

京太郎「どういう意味?本当に分からないんですか?」ジリッ

小蒔「……」ゴクッ



00~50 御礼ならお前の身体でいいって言ってんだよ!
51~99 じゃけん軍手はめましょうね~

下1


京太郎「…」スッ

小蒔「っ……!」グッ

京太郎「軍手」

小蒔「……」

小蒔「……へっ?」

京太郎「草とかで手を切ると危ないから絶対にしてくださいね」

小蒔「あの……ど、どうして軍手をする必要があるんですか?」

京太郎「え?そりゃ決まってるでしょ」

京太郎「今からゴミ拾いの延長戦ですよ」

小蒔「延長戦……?」

京太郎「ボランティアってただ参加したって言う肩書欲しさの為に来てる人も多いんですよね」

京太郎「だから、そんな人がいる中でゴミ拾いをやっても百パーセント綺麗にしたとは言えない」

京太郎「つまり誰も居なくなってからが勝負ですよ」

小蒔「は、はぁ……」

小蒔(ゴミ拾いにここまで情熱的な人初めて見た……)

京太郎「さ、行きますよ」

小蒔「あっ…はい!」


京太郎「空き缶とペットボトルはちゃんと分別しろよなー」

小蒔「……」

京太郎「おっ、こんなとこにアイスの棒なんか捨ててやがる」

京太郎「ったく最近のガキは……」

小蒔「ふふっ」

京太郎「何かおかしなことありました?」

小蒔「いいえ」ニコッ

京太郎「……?」

小蒔(公共エリアの皆さんの為にここまでできるなんて)

小蒔(尊敬するなぁ、こういう人)


―――――――
――――――


京太郎「はぁー!終わった終わった!」

小蒔「ふぅ……」

小蒔「ゴミ拾い、やってみると楽しいですね」

京太郎「お疲れ様でした。すいませんね、付き合わせてしまって」

小蒔「そんな、とんでもないですよ。私は御礼ができたんなら本望なの……で」ファ

京太郎「大丈夫ですか?」

小蒔「ご、ごめんなさい………大丈夫……で……す」

小蒔「だいじょ…………Zzzz」

京太郎「ええー…」


京太郎「ま、まぁ巫女さんは普段ゴミ拾いなんてしないだろうし……多少はな」

京太郎「……はぁ」

京太郎「これでまた振りだしか」


下3 判定
00~60 仕方ないので送り届ける
61~99 蹴り起こす
ゾロ目 スパンキング


京太郎「ふん!」バシン

小蒔「痛っ!」

小蒔「……へ?」ジーン

小蒔「え?な、なに?」

京太郎「どこででも寝ちゃうような悪い子は、ケツペンペンだな」パンッパンッ!

小蒔「痛い!痛い痛いっ!!」

京太郎「無駄にデカいケツしやがって!」パンパン

小蒔「痛ぃっ!助けて霞ちゃんっ!霞ちゃん……っ!」

京太郎「泣いたって許してあげませんからね!」バンバン


―――――――
――――――


小蒔「うぇぇぇん……!霞ちゃん…霞ちゃーん!」ポロポロ

京太郎(まずいな、一時の気の迷いとは言えとんでもないことをしてしまった)

京太郎(こういう時は)


下1 判定
00~30 謝る
31~60 とりあえず蹴る
61~99 逃げる
ゾロ目 面倒くさいので犯す


京太郎「すいませんでしたーー!!」バッ

小蒔「っ!?」ビクッ

京太郎「俺、どうかしてました……俺で償えることならなんでもします」

京太郎「ちょっとやそっとで許されることじゃないと思いますけど……」

京太郎「どうか何でもするんで許してください!!」

小蒔「……」ピクッ

小蒔「い、今……何でもするって言いましたよね?」

小蒔「じゃあ……」


下3 台詞指定 


小蒔「神威鎮々してください」

京太郎「………」

京太郎「えっ」

小蒔「だ、だから神威鎮々です!!何度も言わせないでください!」カァー

京太郎(何で赤くなってるんだ?)

京太郎(カムイチンチンで検索、と)ポチッ

京太郎(……ダメだ出てこない)

京太郎「あの」

小蒔「はい?」

京太郎「それ、どういう意味なんですか?」

小蒔「あっ……こちらの地方の方には通じないんですね」

小蒔「意味は……」


霞「意味は鹿児島で教えるわ」

京太郎「むぐっ!!」

霞「暴れないでね。大事な身体だから傷つけたくないのよ」

京太郎「んー!んー!」ジタバタ

小蒔「霞ちゃん…」

霞「ふふ。この方が小蒔ちゃんの選んだ新しい当主様なのね」

京太郎「っ」ゾク

京太郎(に、逃げなきゃ…!)


京太郎(俺は…俺はまだ……!)

京太郎(龍門渕さんにも手紙渡してないし、洋榎さんともまた会う約束をしたんだ!)

京太郎(こんなとこで誘拐なんかされてたまるかよ……っ!)


下1 判定
00~25 おーほっほっほっほ!!
26~50 そこまでやで、おばはん
51~99 鹿児島へ……


透華「おーっほっほっほっほ!」

霞「っ?」

京太郎「あ……!」

透華「そこまでですわ永水のお二方」

透華「その悪行、例え神や仏が見逃しても私は見逃しませんわよ!」

京太郎「り、龍門渕さん!どうして……」

透華「話は後で。ハギヨシ!」

ハギヨシ「失礼」トンッ

小蒔「あっ…」フラッ

ドサッ

ハギヨシ「あなたにも少し眠っていただきます」シュッ

霞「あら怖い」パシッ

ハギヨシ「むっ!」

霞「……果たしてそう上手くいくかしらねぇ」


下1 判定
00~60 龍門渕勝利
61~99 永水勝利


霞「あらあら……流石に私だけじゃキツイかしらねぇ」

ハギヨシ「まだやりますか?」

霞「そうねぇ、じゃあ神様でも降ろして……いや」チラッ

京太郎「っ」ビクッ

霞「また日を改めて来ようかしら。ねぇ当主様?」

京太郎「ひっ!」

霞「ふふ、必ず迎えに来るから待っててね」

京太郎「………」ガクガク


京太郎「本当にありがとうございました!!」

透華「全く、私たちが通りかからなかったらどうなっていたと……」

京太郎「もう感謝してもしきれません」

透華「まぁいいですわ。あなたからのお礼は聞き飽きました」

透華「それであなた、これからどうしますの?」

京太郎「どうするって……?」

透華「永水はこれからもあなたを狙ってくるはず……つまりいつ誘拐されてもおかしくないってことですわ」

京太郎「………」

透華「そうなる前に……私の元で働いてはみませんか?」

京太郎「えっ?!」


透華「龍門渕なら永水からあなたを守ることができますわ」

京太郎「それって……俺に住み込みで龍門渕に来いと」

透華「ええ。ちゃんとお給料も出しますし衣食住も完備してあります」

透華「暇さえあればハギヨシから護身術を習っても構いません」

ハギヨシ「いつでも結構ですよ」

京太郎「………」

透華「まぁ、すぐに返事をしろとは言いませんけれど。なるべく早くお願いしますわね」

京太郎「いや……」


下1 判定
00~50 俺、龍門渕で働きます
51~99 まだ龍門渕さんに仕えることはできません


京太郎「俺、まだ龍門渕さんに仕えることはできません」

透華「なっ……!?どうして!」

京太郎「龍門渕さんに仕えてしまったら、他の人助けができなくなりますから……」

透華「……」

京太郎「せっかくのお誘い嬉しいんですけどね。この話はもうちょっと先送りってことでどうか」

透華「……お人好しですわね本当に。あなたがそう言うのでしたら強制はしませんわ」

京太郎「すいません」ペコリ

透華「けれど」

京太郎「?」

透華「いつでも龍門渕はあなたをお待ちしているということを、どうかお忘れなく」

京太郎「透華さん……」

透華「帰りますわよ、ハギヨシ」

ハギヨシ「はっ」

京太郎「龍門渕さん……ハギヨシさん、ありがとうございました!」

京太郎「俺、このご恩一生忘れません!」




京太郎「正直永水のあの人は怖い……けど」

京太郎「俺は一人じゃないんだ」

京太郎「何とかなるはずだ、きっと!」

ちなみに前者なら龍門渕エンドだった


今日はここまでです
お疲れ様でした


京太郎「はぁ、昨日は疲れたな」コキコキ

京太郎「あの時もし龍門渕さんが通りかかってくれなかったらと思ったら……」

京太郎「………」

京太郎(や、やっぱどっかに売られてたりしたんだろうなぁ)ブルッ

京太郎(これからは気を引き締めて行動しないと)



行動指定 下3


京太郎「銭湯でも入りに行くか」

京太郎「デカイで温かい湯に浸かればちょっとは心も落ち着くだろうしな」


カポーン バビバノンノ

京太郎「あ゛あ゛ーー気持ちいいーー!」

京太郎「湯加減も最高で極楽極楽っと」

京太郎「人も居ないし静かでいいな」

キャッキャッ

京太郎「……ん?」

京太郎「あー、そうか。横は女湯だったな」

京太郎「………」


下1 判定
00~60 さて、のぼせる前にあがろうか
61~99 それじゃそろそろ覗きでもしようかね
ゾロ目 京太郎の存在が消える


京太郎「………」

京太郎「……おっと!変な事想像しちゃダメだダメだ」

京太郎「さて、のぼせる前にあがろうか」ザバー


――――
―――


京太郎「いい湯だったな。これで朝から心も体も温もった」ポカポカ

京太郎「今日は何だかいい一日になりそうな気がしてきたぞ」


下3 行動指定


京太郎「うーん、溶けそうなほど天気がいい」

京太郎「こんだけ天気いいんだし登山でもしてみるかな」

京太郎「そうと決まれば早速軍手とゴミ袋の準備だ」


京太郎「よし、準備完了っと。そんじゃ登山開始しますかね」

京太郎「っと早くもペットボトルの空を発見」ポイッ

京太郎「おっ?ここにも地図の紙屑が」

――――――

京太郎「中腹ぐらいには着いたか」

京太郎「あ!非常食食うのはいいけどちゃんと持ち帰れよなー!」ポイッ

――――――

京太郎「頂上についたけど……もうゴミ袋じゃ収まり切れないな」ズシッ

京太郎「ったく、最近はマナーのなってんぇ登山者が多すぎんだろ」

京太郎「こんなんじゃ山の神様が悲しむっての」

?「そうなんだよねー」

京太郎「………」

京太郎「えっ?」クルッ


人物指定 下3


穏乃「私、あなたのその気持ちがすっごく分かりますよ!」

京太郎「えっ……え?」

京太郎(女の子…一人で?中学生ぐらいか?いや、そんなことより……この軽装)

穏乃「大好きな山が汚されるの見てたら本当にもうムカムカ100倍速で!」

穏乃「私が小学生の頃は全然綺麗だったのに、登山の許可が下りだしたらこれですよもう」

穏乃「ホント、ゴミ捨てる奴いたら一発ぶん殴ってやろうかと思いますよ!」ズイッ

京太郎「分かったから落ち着け落ち着け!」

京太郎「キミ一人なの?親御さんは?」

穏乃「え?一人ですよ?」

京太郎「………」

京太郎「一人でここまで登ってきたの?その格好で?」

穏乃「??」ポカーン

穏乃「そうですけど……何かおかしいですか?」


下1 判定
00~60 下まで送ってってあげる
61~99 いや、おかしくないよ
ゾロ目 ここなら誰も来ないね


京太郎「いや、おかしくないよ」

京太郎「俺もキミぐらいの年齢の時には山に草刈りに行ってたしさ」

穏乃「ほえー…私以外にも高校生で山行ってた人なんているんだ」

京太郎「高校生?いや、中学の時の話だけど」

穏乃「へ?」

京太郎「え?」

穏乃「……あの、年はおいくつですか?」

京太郎「15」

穏乃「タメじゃん!」

京太郎「……」ジーッ

穏乃「?」チョコン

京太郎「ははは、いやいやウソだろ。優希より小さい高校生なんて見た事ねぇよ」

穏乃「ぐぬぬ、ホントだって!」ガサゴソ

穏乃「ほら、学生証!」

京太郎(……阿知賀女子学院1年○組…高鴨穏乃)

京太郎(確かに顔写真も一緒だ)チラッ

京太郎「すまんな」

穏乃「だから言ったじゃんか!」ムキー


京太郎「ご、ごめんって!飴ちゃんやるからそんなに怒るな」スッ

穏乃「え?飴くれるの!?やったー!」

穏乃「って、いらないよ!」パクッ

京太郎(しっかり食っておきながら何を)

穏乃「もー、せっかくいい人だと思ったのにさ……ン!?」コロコロ

穏乃「……げっ!これ塩飴じゃん」

京太郎(子どもっぽいところは体型と同じなのか。ちなみに塩飴は登山に必須だぞ)

京太郎(さてどうやってこの幽谷化身の如き怒りを鎮めようか)


台詞指定 下3


京太郎「しょうがねぇなぁ……下付いたら何かおごってやるよ」

京太郎「だから機嫌なおしてくれないか?」

穏乃「ええっ?い、いや何もそこまでしなくてもいいけど」

穏乃「私だってそんなに怒ってるわけじゃないしさ」

京太郎「かなり怒ってたように見えたけどな」

京太郎「あんま高いのは奢れないけど、失礼した礼ことでどうだ?」

穏乃「んーーーーじゃあ……」ムムム

穏乃「どうしても奢ってくれる!って言うなら奢ってもらおうかなー」

京太郎「はいはい。それじゃとっとと下山するぞ」

穏乃「おー!……あ」

京太郎「なんだ?どうした?」

穏乃「どうせならさ、どっちが先に着くか競争しようよ」

京太郎「はい?」

穏乃「負けた方は勝った方の言う事を何か一つ聞くことね」

京太郎「待て待て。この山、俺登るのに三時間かかったんだが?」

穏乃「どっちが真に山を制する者か……勝負だ!!」ダッ

京太郎「人の話を聞け!!」


下1 判定
00~60 京太郎勝利
61~99 シズ勝利
ゾロ目 鹿児島へ拉致


京太郎「ったく仕方ねーなぁ……!」

京太郎「男子が女の子に負けるワケにかいかねーぜ!」ダッ

霞「あらあら、本当にそうかしら?」グイッ

京太郎「っ!!」

京太郎(な、なんだ!?急に強い力に引っ張られて……)

霞「昨日ぶりね、当主様」

京太郎「あっ」

霞「こんな山頂、誰も来ないでしょう?」

霞「わざわざ運びやすいところを選んでくれて助かったわ」

京太郎「……う」

京太郎「うぁぁぁぁぁぁああぁぁぁああああ!!」



穏乃「お兄さんちゃんとついてきてるー!?」クルッ

穏乃「………あれ?いない」

穏乃「だらしないなー、もうへばったのかな」

穏乃「まいっか!下で待ってよーっと」ダッ



カン

そして京太郎は死ぬまで生きる種馬と化した
前回は因果応報だったけど正しいことをしても報われるとは限らないんですのだ



明日からリスタートです
お疲れ様でした

おぃぃぃぃ!?
山でのことなら、むしろそこは山の神(シズ)が京太郎を救ってもいいのでは

あれか、白すぎて面白みが無いから「はい次ー」された可能性


京太郎「背景に溶け込んでかなり立ったが潮時だ」

京太郎「このままこの立ち位置に居るだけじゃ世界から消されちまうな」

京太郎「いつの間にかいなくなってました、なんてシャレにならねぇし……なんとか目立たないと」

京太郎「とは言ったものの何から始めようか」



下3 行動指定


京太郎「もう麻雀部にいても俺の存在意義は無いよな……」

京太郎「なんだかんだで和目当てで入っただけだし、ここらが辞め時かな」



京太郎「ちわーっす」ガチャ

咲「あっ、京ちゃん」

優希「おおー犬!ちゃんと今日は来たな、えらいじょ!」

京太郎「ちゃんと毎日来てるだろ……」

久「こんにちは須賀君」

京太郎「あ…どうも……部長」

久「来てもらって早速で悪いけど、あなたに買い出し頼んでもらっていいかしら?」

久「えっとねぇ……今日はクリーナーと何か甘い物を」

京太郎「無理ですよ部長。今日は無理なんです」

久「無理?えー、どうして?ひょっとして今日は体調が悪かったりする?」

京太郎「俺、今日限りで麻雀部辞めるんで」

久「ほうほう、麻雀部を辞めると……それはそれは」

咲 久 優希「!?」

京太郎「これ、退部届です」スッ


咲「な、何言ってるの京ちゃん!?」

優希「そうだじぇ!お前がいなくなったら誰がタコスを買ってくる!?」

和「問題はそこじゃありませんよ優希」

久「えーと、とりあえずワケを聞かせてくれないかしら?じゃないとコレを受け取ることはできないわね」

京太郎「ワケです……か。どうしても言わなきゃダメですか?」

まこ「そうじゃのう。いきなり辞めますと言われても、普通はいそうですかと納得できんじゃろうて」

京太郎「分かりました。そこまで言うなら話しますよ」

京太郎「俺が麻雀部を辞める理由は」


下3 台詞指定


京太郎「ハンドボールで全国を目指すからです」

久「ハンド……ボール?」

まこ「はて?なんで急にハンドボールなんぞに目覚めたんじゃ」

咲「……京ちゃんはこう見えて、中学の時ハンドボールで県大会決勝まで行ってるんです」

まこ「ほぉ!それはすごいの」

優希「初耳だじぇ」

和「わ、私もです」

京太郎「はは……一応、清澄に入る前に色んな所からスカウトは来てたんだ。全部断ったけど」

久「どうして?清澄に来たってハンドボールなんて有名じゃないのに」

京太郎「それは、やっぱり咲をほっとけなくて…」チラッ

咲「えぇっ?!わ、私?」

京太郎「でも、もう俺が居なくても大丈夫そうだし、俺もあいつみたいに自分に合った人生を歩もうかなって思って」

京太郎「だから麻雀は今日で終わりにします」

咲「京ちゃん……」

京太郎「部長。退部届受け取ってくれますよね?」

久「………」


下1 判定
00~60 あなたの人生よ、好きにしなさい
61~99 それは受け取れないなぁ
ゾロ目 一度二人で話し合いましょう 


久「あなたの人生よ、好きにしなさい」

京太郎「ありがとうございます……お世話になりました」

咲「ぶ、部長!」

優希「どうして引き止めないじょ!?」

久「私には須賀くんを引き止める権利なんてない」

久「それに、本人もそれは望んでないみたいだし」

和「……あの、須賀くん」

京太郎「和にも色々世話になったな。麻雀教えてくれてありがとな」

和「いえそれはいいんですが…本当に辞めてしまうんですか?麻雀部」

京太郎「ああ」

和「私が入って、優希も入って、それからあなたが入って……ずっと盛り立ててきた麻雀部を」

京太郎「そうだよ」

和「……分かりました。なら、もう私は何も言いません」

優希「わ、私は絶対認めないじょ犬!飼い主を捨てて遠くへ行くなんて許さないからな!」

久「遠くって大袈裟ね優希は。清澄にいるんだからいつでも会えるでしょ?ねぇ、須賀くん」

京太郎「………」

久「……まさかあなた」

京太郎「実は」


下3 場所指定


京太郎「体育推薦転入で白糸台へ行くことになってます」

優希「ぎゃぽ!?」

咲「そんな……嘘でしょ?だって、そんなこと昨日まで一言も!」

京太郎「ウソじゃない。もう手続きも全て済ませて、東京に行く準備も済ませてある」

まこ「ちゅーことはずいぶん前から麻雀部だけじゃなく清澄も辞める気やったってことじゃな」

久「……私が麻雀部を辞めるのダメって言ってたらどうしたのかしらね?」

優希「ふざけるな!!そんな話聞いてないぞ!」ガシッ

京太郎「うわっ!」

優希「京太郎は清澄だじぇ!白糸台なんかに行かせたりしないじょ!」

京太郎「お、おい!足に引っ付くなって!靴とかの汚れがついちまうぞ」

優希「首を縦に振るまで離れないからなー!」ギュウウ

まこ「まるで駄々っ子じゃの」

和「ゆーき……」

京太郎「……困ったな」

咲「……」

京太郎「ああ、咲。ちょうど良かった、お前からも何か言ってやってくれ」


下1 判定

00~60 また帰ってきてくれるんだよね?
61~99 もう知らないよ、何処へでも行っちゃえ
ゾロ目 清澄から出られると本気で思ってる?


咲「清澄から出られると本気で思ってる?」

京太郎「……!?」ゾクッ

京太郎(なんだ今の悪寒……)

京太郎(ま、まさか俺が咲にビビったのか?あのドジで泣き虫な咲に?)

咲「それに私ね、イイ事思いついたんだ!」

咲「京ちゃんに麻雀合ってなくて麻雀をやめるって言うならさ」

咲「京ちゃんが麻雀大好きになるまで何局何千局でも打とうよ!それがいいよ!」

優希「さき……ちゃん?」

京太郎「いや、だから俺はもう……」

咲「麻雀ってとっても楽しいからさ、一緒に楽しもうよ。ね、京ちゃん?」

咲「ほら優希ちゃんも和ちゃんも!」

京太郎「咲!!」

咲「…」ピタッ

京太郎「もうやめろって……俺はもう麻雀はしないんだよ」

咲「……」

咲「じゃあさ、最後に一局だけ打って行ってよ」

咲「それで諦めるからさ」ゴッ

京太郎「……まぁ、一局だけならいいけどよ。どうせこれから一生牌に触れることないしな」


咲「一つさ、ルール追加してもいいかな?」

京太郎「何だよ」

咲「京ちゃん達三人は十万点持ちのスタートで私は0点からのスタートってことで」

優希「じぇ!?」

咲「それ以外はいつもと同じルールだよ」

和「さ……咲さん、いくらあならでもそれは無茶ですよ」

久「随分イカれたルールね。で、何の為にそんなルールを作ったの?」

咲「特に理由は何もありませんよ」

京太郎「清澄に留まってもらう、とか言うんじゃないだろうな?」

京太郎「そんな賭けに乗るつもりは無いぞ馬鹿馬鹿しい」

咲「もう、本当に何もないってば!」

京太郎(持ち点が0点なんて何企んでんだ咲は)

京太郎(俺だけじゃともかく優希も和もいるってのに、一回でも和了されたら終わりじゃねーか)

―――――
――――


和「………」

和(誰も振り込まない……)

優希「………」

優希(誰も和了しないじぇ……)

咲「あ、またみんな聴牌で流局だよー」

咲「これじゃ中々終われないね」ニコッ

久(驚いた…これ支配なんてそんなレベルじゃないわ……)

まこ(全員が全員聴牌するものの誰も和了できないとは。天江衣の一向聴地獄みたいじゃのう)

京太郎「咲……そろそろ」

咲「え?」

京太郎「もう俺の負けでいいからさ、やめにしないか?」

咲「何言ってるの京ちゃん」

咲「この一局が終わるまでは清澄に居てくれる約束だよね?」

京太郎「そ、そうだけどさ……」

咲「ならこの一局が永遠に続けばずっと清澄に居られるよね」

京太郎(い……いや流石に冗談だろ……冗談だよな?)



下3 判定
00~02 そんなオカルトありえません
03~04 咲ちゃん、もうやめにするじぇ…
05~99 麻雀って楽しいよね
ゾロ目 京太郎「ツモだ」


京太郎(しかし、俺はいいとしても……)

和「………」フー

優希「うう…頭がクラクラしてきたじぇ」

京太郎「咲、二人とももう限界だ。やめよう」

咲「ダメだよ。そしたら京ちゃんがいなくなっちゃう」

京太郎「そんなこと言ってる場合かよ!」

京太郎「和も優希もお前の大事な友達だろ!」

咲「早く終わらせたいんだったら和了すればいいじゃん」

京太郎「お前……」

京太郎「本当に咲か?」

咲「あはは、何言ってるの」

咲「私は京ちゃんがよく知ってる、読書が趣味の地味でドジな宮永咲だよ」

京太郎「っ」ゾクッ

京太郎(咲は……こんな奴じゃ無かった)

京太郎(ドジで地味だけど、一緒に居るとすげー安心できる女子だったけど……いまはただただ怖い)

咲「あ、また聴牌で流局だよー!」

京太郎(……いや、咲を麻雀部に連れてきたのは俺だ)

京太郎(くだらない理由で連れてきて咲を変えてしまったのは俺のせいじゃないか)


咲「本当に………麻雀って楽しいよね!」




カン

そして彼は文学少女を魔王にした責任をとることになったのだった

>>587
ごめんよ
透華の時と違ってシズとはフラグがたって無かったからね、仕方ないね


今夜もお疲れ様でした


京太郎「背景に溶け込んでかなり立ったが潮時だ」

京太郎「このままこの立ち位置に居るだけじゃ世界から消されちまうな」

京太郎「いつの間にかいなくなってました、なんてシャレにならねぇし……なんとか目立たないと」

京太郎「目立つのにも色々あるけどな……どうしようか」


行動指定 下3


京太郎「福岡に行くか」

京太郎「修羅の国ってのがどんなもんか一目見ておくのもいい経験になりそうだ」


――――――
―――――
――――


京太郎「長野からだと結構かかったなー」

京太郎「それにしても……」キョロキョロ

ナカバッテン♪ナカバッテン♪

京太郎「修羅の国ってわりには案外普通だ」

京太郎「もっとこう、ドンパチしてる感じがあったんだけど」

京太郎「まぁそれはいいとして、何をしようかな」


行動指定 下3

京太郎「地域清掃でもするか」

京太郎「それじゃまずはホームセンターに軍手とトング、ゴミ袋買いに行かなきゃだな」


京太郎「おっし準備万端!やるぜー!」

京太郎「おっと、さっそく煙草の吸殻発見」ポイ

京太郎「あぶねーなぁ、こういうのが火事の原因になるんだよ」

京太郎「んでこっちは食べかけのカップ麺か……これじゃ地域清掃の人も困るだろうが」ガサッ

?「………あの」

京太郎「ん?」

?「お手伝いしましょうか?」


人物指定 下1


京太郎(すごい髪型だなー、この人……っと)

京太郎「いえいえ、いいですよ!俺が勝手にやってることですし」

煌「まぁまぁそう言わずに」

煌「先ほどから見ていましたが、街の人の為に汗を流す姿……とてもすばらです!」

京太郎「すば??」

煌「では軍手とゴミ袋貸していただけないでしょうか」

京太郎「え、ホントにやるつもりですか?」

煌「ええ勿論」

京太郎「はぁ……。じゃあ、ここら辺煙草の吸殻多いですから、火傷とか気をつけてやってくださいね」

煌「了解です。任されました!」


京太郎「これで大体ここら辺は綺麗になりましたね」

煌「すばらっ!」

京太郎「付き合わせてしまってすいませんね、えーと……名前は」

煌「おっと、私としたことが名前を名乗ってませんでしたね」

煌「私は花田煌というものですので、以後お見知りおきを」

京太郎「はい、どうもご協力ありがとうございました花田さん!」

煌「いえいえ。また見かけたらいつでも声かけてくださいね」

京太郎「あの、これお礼と言ってはなんですが受け取ってもらえませんか?」

煌「お礼だなんて、そんなものいりませんよ!」

京太郎「見ず知らずの人にここまで親切にされたの初めてで……是非受け取っていただきたくて」

煌「……そこまで言うのでしたら、お言葉に甘えても」


下1 判定
00~60 通りもん
61~80 白い恋人
81~99 クワガタ
ゾロ目 巨大ディルドー


煌「博多名物通りもん……これはお土産に持って帰るつもりだったのでは?」

京太郎「最初はそうでしたけどまた後で買いなおせばいいですし、受け取ってください」

煌「ホ、ホントによろしいのでしょうか?」

京太郎「いいんですよ、ささ」

煌「……ありがとうございます。これはじっくり味わって食べさせていただきますね」

京太郎「それじゃ、俺はこの辺で。また機会があったらお会いしましょう」

煌「そうですねぇ。もう一度お会いできることを楽しみにしてますよ」


京太郎「いい人だったなー、修羅の国なのに全然いい人いるじゃねーか」

京太郎「地域清掃して心も晴れたし次は何しようか」


下3 行動指定


京太郎「なんだか唐突にレズっ子を見つけたくなってきたな」

京太郎「レズっ子を探すか」


京太郎「レズー、レズはどこだー」キョロキョロ

京太郎「んー……おっ!あの子とかレズっぽいな」


下1 判定

00~30 二つ結びの美人
31~60 下睫毛が長いキュートな子
61~70 大人びたキレカワ系の女子校生
71~80 風越の超美人なキャプテン
81~90 大阪弁を話すスタイル抜群の女性
91~99 何やってんだ和……

京太郎「ん?あれ……もしかして和か!?」

京太郎「あいつこんなとこで何やってんだ……?」


京太郎「おい」ポン

和「ひゃわ!」ビクッ

和「…っ?」クルッ

京太郎「よっ!福岡で会うなんてホントに偶然だな」

和「す、須賀くん!?どうして福岡に?」

京太郎「たまたま遊びにきてたんだよ。それでレズっ子レーダーに反応して和を見つけたってわけ」

和「はい?」

京太郎「あ……いや……ところで和はどうして福岡に?」

和「あっ、私は」


下1 判定

00~60 父の出張の連れです 
61~80 私の仲間を探しにきました
81~99 須賀くんをつけてきたなんて言えない……


和「父の出張の連れです」

京太郎「弁護士さんだっけ?大変だな、和も和の親父さんも」

和「いえ、もう慣れましたから」

京太郎「そ……そうか!」

和「はい」

京太郎「……」

和「……」

京太郎(話が続かないな)

京太郎(とりあえず、ここはデートにでも誘ってみるか)

京太郎「あのさ和……この後時間とかあったりする?」

和「特に予定は無いですよ」

京太郎「そっか。じゃあさ」


00~60 俺とデートしようぜ!
61~99 やっぱなんでもないわ
ゾロ目 俺とイイ事しようぜ!

下1で


京太郎「俺とデートしようぜ!」

和「デ、デートですか?」

京太郎「ああ。せっかく福岡にきたんだし、一人より二人で観光した方が楽しいだろ?」

和「……それもそうですね、分かりました」

和「一緒に観光しましょう須賀くん」

京太郎(よっしゃ!)

京太郎「決まりだな。早速だけど、どっか行きたいとことかある?」

和「私は特に。須賀くんの行きたいところでお願いします」

京太郎「そうか?んじゃ俺は……」


下3 場所指定


京太郎「ラーメン屋に行こうぜ。福岡と言えばラーメンだ」

和「ラーメンですか?」

京太郎「おう!………あ」

京太郎(いや待てよ。そう言えばデートにラーメンはタブーってどっかで聞いた気が)

京太郎(しかも和はお嬢様だし尚更……)

京太郎「ごめん、女の子はラーメンなんて嫌だよな。別の場所にしようか」

和「いえいえ、私は全然構いませんよ」

京太郎「無理しなくてもいいぞ。服に飛んだりでもしたら落ちにくいし」

和「そうじゃなく……前に清澄のみんなでラーメン屋さんに行ったの覚えていますか?」

京太郎「え?ああ、そんなこともあったな」

和「あの時食べたラーメンすごく美味くて、その……実はもう一度行ってみたいって思ってたんです」

和「だから全然嫌なんかじゃなくて、逆に丁度いい機会に巡り合えて嬉しいぐらいです」

京太郎「そっか……和がそう言うんだったらいいんだ。じゃ、どっか見つけてラーメン屋に入りますか」

和「はい!」


京太郎「うぃーっす」ガラッ

京太郎「ラーメン二つお願いします。あ、一つは大盛りで」

カシコマリ!ラーメン、ラーメンダイイッチョー!

和「いい匂いですね。匂いを嗅いでるだけでお腹が空いてきました」

京太郎「だよな。このラー油の香りがラーメンの匂いって感じだ」

?「……!」


下3 人物指定


煌「原村さん!」

和「……は、花田先輩!?」

煌「予期せぬ出会い、すばらです!」

和「本当、お久しぶりです!」

煌「でもどうしてあなたが福岡に?」

和「ちょっと父の用事で福岡まで来てたんです」

京太郎「和?知り合い……あっ!」

煌「おや?あなたは先ほどのすばらな青年ではありませんか」

京太郎「はい、俺もついさっきだからあなたの事鮮明に覚えてますよ!」

煌「またお会いしたいとは思っていましたが、こうも早く再び出会えるとは…すばらっ!」

和「えっ?え?須賀くんと花田先輩はお知り合いなんですか?」

京太郎 煌「さっき知り合った(いました)」

和「……須賀くん」ジトー

京太郎「何か凄い誤解されてるような気がする」

煌「ところでもしかして……お二人はデートというものの真っ最中でしょうか?」ニヤニヤ


下1 判定
00~60 ………は、はい
61~80 違います!!
81~99 そんなオカルトありえません!
ゾロ目 はい!デートの真っ最中です!


和「そんなオカルトありえません!」

煌「すばっ!?」ビクッ

和「須賀くんとは単なる部員同士です。今日もたまたま会ったから一緒に行動しているだけです」

京太郎(ははー、そうだよなーはは)

煌「こ、これは失礼を。しかし部員同士というだけで彼の内面を知らないとは勿体ないですね」

和「え?」

煌「この方は先ほど誰に言われるでもなく地域清掃をし、皆が住みやすい街にする為に汗水を流していました」

和「私に会う前やけに汗をかいてると思ったら、そんなことをしていたんですか?」

京太郎「お、おう」

煌「ここの住民でもないのに関わらずですよ?ここまですばらっ!な青年私は初めて見ましたね」

和「……そうなんですか須賀くん?」

京太郎「ああ」

京太郎(そこまで言われるとなんかムズ痒いな)

和「ふふっ。変な人ですね、須賀くんは」クスッ

京太郎「なっ!」ガビーン

和「でも私、ちょっとあなたの事を見直したかもしれません」

京太郎「!」

和「だから……これからは、その」

和「京太郎くんって下の名前で呼んでもいいでしょうか?」モジ


下1 判定
00~60 勿論だ!!
61~99 お・こ・と・わ・り


京太郎「お断わりだ」

和「っ!……そ、そうですよね。急に下の名前で呼ぶなんておかしいですよね」

和「なんだか変な事言ってしまって、ごめんなさい」

煌「………」

煌(ここまでお膳立てしてあげましたが、当の本人が粉々にしてしまってはもう……)

和「……っ!私、失礼します!」ダッ

京太郎「あ、おい和!どこ行くんだよ、ラーメン食うんじゃなかったのか!?」

煌「はぁ、非常にすばらくないですね」

京太郎「え?」

煌「乙女の心は海よりも深いものなのですよ?」

煌「周りへの配慮はできても女の子の扱いは下手糞ですねぇ、須賀さん」

京太郎「………」

煌「さてさて、今あなたが為すべきことは何でしょうか?」


下3 判定

00~60 和を追いかける
61~80 おっ、ラーメン来た来た!
81~99 あなたのそのハート、いただきます
ゾロ目 和を追いかけてキス


京太郎「あなたのそのハート、いただきます」

煌「は?」

京太郎「ん」チュッ

煌「~~~~!?!?#$%&’()」

京太郎(うっわ、すげぇ柔らけぇんだな……女の子の唇って)

煌「~~~!!!」ジタバタ

オーヤルネー ニイチャン!

フタリハ シアワセナキスヲシテ ゴールイン

京太郎「ぷはっ」

煌「………」

煌「……あ」トローン

京太郎「へへ、花田さんのハート頂きっと」

煌「……はっ!」

煌「な、な、何をするんですかいきなり!流石の私でも赦せないことはありますよ!!」

京太郎「嫌でしたか?」


下1 判定
00~60 ……嫌じゃ無かったです
61~80 嫌に決まってるいるでしょう!
81~99 ぺっ、ぺっ!
ゾロ目 これは責任をとっていただかなければ


煌「……嫌じゃなかったです」

京太郎「じゃ、もう一回」スッ

煌「あっ……ん……」

京太郎「何だかんだで満更でもないんですね」

煌「………っ!」

ヤルナラソトデ ドウゾ


――――――
―――――


京太郎「ふー、キスしすぎて唇が擦り切れそうだ」

煌「」ポケー

京太郎「花田さん?大丈夫ですか」

煌「…はっ!」

京太郎「ちょっと刺激が強すぎましたね」

煌「なっ!と、年上をからかうものじゃないですよ!」

煌「まったく、最初に会った時はこんなたらしとは思いませんでしたねぇ」ハァ

京太郎「ところで花田さん」

煌「はい?!」ビクッ



下3 判定
00~50 俺達って結構お似合いですよね?付き合いませんか?
51~99 全国の女の子が俺を待ってるので失礼します
ゾロ目 俺やっぱり和を放ってないです


京太郎「俺達って結構お似合いですよね?付き合いませんか?]

煌「いきなり何を言っているんですか……?」

京太郎「返事は"はい"か"いいえ"かで受け取りません」

煌「し、しかし原村さんは」

京太郎「俺が好きなのはあなたなんです、煌さん!」

煌「すばっ!?」ビク

京太郎「返事……お願いします!」

煌「………」


下3 判定
00~50 しょうがないですねぇ
51~99 可愛い後輩をを裏切ることはできませんよ
ゾロ目 保留と言うことで……


煌「あなたのお気持ち、とても嬉しいです」

煌「しかし……可愛い後輩を裏切ることはできませんよ」

京太郎「………そうですか」

煌「でも、もっと可愛い後輩ができてしまってはかないませんね」

京太郎「へ?」

煌「こうなってしまってはしょうがないですねぇ、今後も可愛い後輩と付き合っていくとしましょう」

京太郎「それってつまり……?」

煌「もう、こういう所はニブチンですね」

煌「これから末永くよろしくお願いしますね。京太郎さん

京太郎「花田さん……!いや、煌さん!」

京太郎「俺ちょー嬉しいです!!」ダキッ

煌「すばらですっ!京太郎さん!」


00~70 すばらエンド
71~99 花田、こげなとこでなんしとーと?
ゾロ目 ピンクの悪魔

下3で


煌「ふふふっ」ポチポチ


哩「こん前から花田ずっちメールしてニヤニヤしとるばってん、なんかあったんか?」

仁美「ああ、それね。なんでも彼氏できよったっちよ」

姫子「彼氏?花田に?!そげなもんに興味無しゃそーなんに……あげな優しそーな顔してやるこつやっちょるな」


煌「私が新道寺を卒業したら、すぐに長野に戻りますね」

煌「それまで寂しいかもしれませんが……あなたなら大丈夫ですよね」

煌「何と言っても、私の人生の中で最もすばらな男の人なんですから」


―――――――


京太郎「おっ、煌さんからメールだ!」ピピッ

久「須賀くんもやるわねぇ……まさか新道寺で彼女作っちゃうなんて」

優希「きさまー!花田先輩不幸にしたら許さないからなー!」

京太郎「分かってるって、あの人は俺が責任を持って大事にするよ」

優希「むぅ、分かってるならいいじぇ!な、のどちゃん!」

優希「あれ?のどちゃんは?」


咲「あ、和ちゃんなら今日も学校休みだよ?」


カン

本来>>771に下3って書くはずだったので許してください(震え)


京太郎「背景に溶け込んでかなり立ったが潮時だ」

京太郎「このままこの立ち位置に居るだけじゃ世界から消されちまうな」

京太郎「いつの間にかいなくなってました、なんてシャレにならねぇし……なんとか目立たないと」

久「須賀くーん!ちょっと買い出し頼んでもいいかしらー?」

京太郎「やべ、部長だ……とっとと逃げよっと」



下3 行動指定


京太郎「部長の人使いも荒いよなぁ、ホント」

京太郎「咲や和に相談したところで結果は見えてるし……優希は論外」

京太郎「ここはやっぱり染谷先輩に相談してみるか」


京太郎「染谷せんぱーい」

まこ「んー?」

まこ「ああ、京太郎か。さっき部長がお前さんを探し取ったぞ?」

京太郎「そのことについてちょっと相談が……」

まこ「なんじゃ改まって?」

京太郎「部長の俺の扱いちょっと酷すぎじゃないですか?」

まこ「今更かい」

京太郎「今更ですけど、俺もう嫌なんですよ!ずっと買い出しだけの存在だなんて」

まこ「それを直接部長に言うてみたらダメなんか?」

京太郎「言えたら先輩に相談してないですよ」

まこ「はっはっは、それもそうじゃなぁ!」

まこ「……じゃあ、こういうのはどうかの?」


下1 判定
00~50 部長にスカート捲りでもしてみぃ
51~90 一時転校でもしてみたらええの
91~99 わしと付き合え
ゾロ目 わしが部長にガツンと言ってやるけぇの


まこ「部長にスカート捲りでもしてみぃ」

京太郎「それ本気で言ってます?」

まこ「本気も本気じゃ。飼い犬に手を噛まれたら部長もちょっとは潮らしくなるじゃろて」

京太郎「飼い犬って……いや、それより無理に決まってるじゃないですか!殺されますよ俺!」

まこ「安心せい。殺されそうになったらわしが止めに入っちゃるけぇ」

京太郎「……本当ですか?逃げたりしませんよね?」

まこ「約束じゃ、逃げたりせん。部長に一泡吹かせたいんじゃろ?」

京太郎「はい」

まこ「よく言った!んじゃ早速やるとしようかのぅ」


京太郎「部長」

久「いた!もう、さがしたのよ須賀君!?今までどこに…」

京太郎「えい」ピラッ

久「!?」

京太郎(やりましたよ!染谷先輩!)

京太郎(ってあれ?染谷先輩?どこに行った?)

久「……須賀君」

京太郎「ひっ!」


下3 久、台詞指定


久「こういうことは時と場所を選びなさい!」

京太郎「………!」ガタガタ

京太郎「……え?」

久「全く、ここは学校なのよ?誰かに見られたりでもしたら恥ずかしいじゃない」

京太郎(一瞬死を覚悟したんだけど……案外いい反応だな?)

京太郎(さっきの台詞だと、つまり時と場所を選んだら良いってことなのか?)

京太郎(何かちょっと楽しくなってきたぞ……少し仕掛けてみるか)


下3 行動指定


京太郎「ところで部長」

久「なに?って、早いところ買い出し……」

京太郎「部長の髪ってさらさらしてますよね」スッ

久「――!」

京太郎「ほのかに香るシャンプーの匂いも最高ですよ」クンクン

京太郎(女の子の命である髪に無断で触れたらどうなるか……しかも部長の)

京太郎(今度こそ殺されても文句は言えないな)ビクッ

久「……須賀君」


下1 判定
00~50 いいから買い出し行ってこーい!
51~80 そ、そうかしら?嬉しいこと言ってくれるじゃない
81~99 もっと触ってもいいのよ?
ゾロ目 あなたの為に伸ばしたのよ


久「いいから買いだし行ってこーい!」ガー

京太郎「おわわっ!りょ、了解しましたー!」


久「全く……女の子の髪に許可なくいきなり触るなんて、どういう神経回路してるのかしら」

久(ん……でも嫌じゃ無かったかな)


――――――


京太郎「くっそ、流石にそこまでチョロくはないんだな部長も」

京太郎「はぁ……結局作戦失敗するわ染谷せん、じゃなくてワカメ先輩も裏切るしついてねぇな」

京太郎「……買い出しサボってどっか行こうかな」


下3 行動指定


京太郎「決めた!帰ったら部長に何かいたずらして驚かせよう」

京太郎「あの普段強気な部長をあっと驚かせて、咲たちの前で恥かかせてやるぜ」

京太郎「でも買い出しはちゃんとしておこう……」


久「お帰り須賀君。買い出しご苦労様」

京太郎「いえいえ、どういたしまして」

久「後は打つなりくつろぐなり好きにしてていいわよ」

京太郎「部長」

久「ん?まだ何か用事?」


下3 悪戯行動指定


京太郎「うわっ、躓いた!」ヨロッ

久「え!?」

京太郎「すいません部長!ちょっとよろけちゃって!」グイグイ

久「嘘でしょあなた!どう見たって押してるじゃない!」

京太郎「ああ、このままじゃ後ろのロッカーに入っちまう!」

久「ちょっ!?」


ハ ゙ タ ン


久「………」

京太郎「………」

久「さて、これは一体何の真似なのかを説明してもらいましょうか?」

京太郎(あ、部長とロッカーに入ったのはいいけどそっから先を考えて無かった……)

京太郎(ここは)


下3 行動指定


京太郎「……」ギュッ

久「きゃっ!」

久「す、須賀君?」

京太郎「……」

久「ちょっと、離してもらえないかしら…!」グイッ

京太郎「嫌です」ボソッ

久「っ!」ゾクッ

久(あ、あれ?須賀君ってこんなカッコイイ声だったかしら?)

京太郎「今は部長を離したくありません」

久「それは光栄なんだけど……」

久「こんな所にずっといたんじゃ衛生的にも良くないし、ね?」

京太郎「……」

久(取り付く島もないわね……しょうがない)


下1 判定
00~60 もう少しこのままでいいか
51~99 いい加減にしなさい! 
ゾロ目 prrrrrrr


久「いい加減にしなさい!」ドンッ

京太郎「うわ!」

バァン

久「今日の須賀君おかしいわよ?何か変な物でも食べたんじゃないの?」

京太郎「そんなにおかしいことはしてなかったつもりなんですが……」

久「……今日はもう帰りなさい」

京太郎「え?いや、まだいつもより全然早い時間じゃないですか!もう少し」

久「ダーメ!これは部長命令よ」

久「今日は早めに寝て、明日元気に登校してくること!いいわね?」

京太郎「は、はい…」

久「分かればよし。それじゃ、気を付けて帰りなさい」



京太郎「うーーん、部長結構チョロそうに見えて意外とガード固いな」

京太郎「そうすればもっと部長と……」

京太郎「……あれ?最初の目的てなんだったっけ?」

スカートの長さとガードの硬さは比例する(確信)


今日はここまでです
お疲れ様でした


京太郎「んー、今日もいい朝だ」コキッコキッ

京太郎「……にしても、昨日の今日で部長とは顔を合わせずらいぞ」

京太郎「どっか別の場所に行くか、それともちゃんと部活に行こうか悩むな」


下3 行動指定


京太郎「いや……やっぱ部活サボるのはマズいよな」

京太郎「部長も心配してくれてたことだし真面目に行こう」

京太郎「ついでにストレートにアタックしてみるか」



京太郎「こんにちわー」ガチャ

優希「お?やっと来たか犬!タコスは勝手きたんだろうなー?!」

京太郎「はいはい。ほらよ」

優希「おおー!流石は京太郎だじぇ!」

京太郎「全く、調子いいぜお前は毎回」

久「こんにちは須賀君」

京太郎「あ、こんにちは部長」

久「どう?あれから調子は元に戻ったかしら?」

京太郎「………」

久「須賀君?」

京太郎(アタックするって決めたはいいものの)

京太郎(そう言えばアタックって何をすればいいんだ?)


下3 行動指定


京太郎(いきなり変な事したらまた昨日みたいに突き飛ばさるかもしれねーし)

京太郎(無難にデートに誘うとかのがいいな……よし!)

京太郎「部長」

久「ん?何かしら?」

京太郎「俺とデートしてください」

久「……」

優希「……」

久「は?」

京太郎「だから、俺とデートしてくれませんか?」

久「須賀君、やっぱりまだ疲れてるみたいね。今日も帰った方が」

京太郎「いや今回はマジですって!俺は部長とデートがしたいんですよ!!」

久「……私と須賀君がデート?それ本気で言ってるの?」

京太郎「本気ですよ」

コラー!バカイヌー!キサマフザケナコトヲー!

久「んー、困ったわねぇ。急にそんなこと言われても………あっ!」

久「……そうねぇ、私に麻雀で勝ったら考えてあげるわよ?」

京太郎「麻雀で、ですか?」

久「ええ。今いる私、優希、須賀君の三麻でね」

京太郎「いいんですか?今回は俺本気でいきますよ?」

久「へぇ、そうなの?それは楽しみね」フフ



下1 判定
00~30 京太郎勝利
31~75 部長勝利
76~90 優希勝利
ゾロ目 二人飛ばし京太郎勝利


京太郎「ツモ!!」

優希「ぎょえー!」

久「……やられた」

京太郎「やった!この勝負俺の勝ちですよ部長!!」

優希「こ、こんなバカ犬に負けるなんて何かの間違いだじぇ!」

久(正直優希を抑えるので手一杯で須賀君まで手が回らなかったわね……)

久「はぁ、約束は約束よ……いいわ須賀君」

久「今週の土曜日。空いてるわよね?」

京太郎「勿論です」

久「じゃあその日にでもデートしましょうか」

京太郎「はい!じゃあ今から色々プランとか決めましょうよ」

久「私、デートとか行ったことないからそういうのはあなたに全部任せるわ」

京太郎「え?でも俺に全部任せてたら変な所に行ったりするかもしれないですよ?」

久「それは別にいいんだけど……あんまりに変な所だと嫌よ?」

久「とりあえず、あなたがどうやって私をエスコートしてくれるのか楽しみにしておくわね」

京太郎「はい。ま、俺に任せといてくださいよ」

京太郎(とか言ったはいいけど咲以外との女子と出歩くの初めてなんだよな俺も……)

京太郎(あいつは大概書店行けば満足するけど……部長はどういう所は好きなんだ?)



下3 デートの場所指定


京太郎(USJとか結構女の人に人気だよな……最近映画の新しいアトラクションもできたみたいだし)

京太郎「部長、USJとかなら喜んでくれるかな?」

咲「……USJは大阪だよ京ちゃん」

京太郎「あっ」

和「流石に一日で行って、遊んで帰って来れる距離じゃないと思いますけど…」

京太郎「そ、そうか……USJって大阪だったな」

京太郎(行って帰ってくるだけで一日終わっちまうじゃねーかそんなモン)

まこ「でもお前さん達行くの土曜なんじゃろ?」

京太郎「ええ、まぁ」

まこ「なら一日挟んで日曜帰ってきたらダメなんか?」

和「えっ!?」

咲「そ、それってつまり……」

まこ「お泊りデートってやつじゃ」

京太郎「………お、お泊り?」ゴクッ

咲「ダメだよ京ちゃん!部長はともかく京ちゃんは…!」

まこ「はは、冗談に決まっとるじゃろ。あの部長が泊りがけのデートに誘われて首を縦に振るワケないけぇの」

和「そ、そうですよね!」

咲「だ……だよねー」

京太郎「………」


―――――
――――


京太郎「部長、ちょっといいですか?」

久「なーに?明日のデートの件かしら?」

京太郎「そうなんですけど……部長、日曜も空いてたりしませんか?」

久「……逆に聞きたいけど、どうして日曜日もなの?」

京太郎「その、時間が土曜だけじゃ足りなくて距離的に泊りになってしまうんですよ」

久「ちょ、ちょっと待って!泊りって、あなたどこまで行く気なの?」

京太郎「ユニバーサル・スタジオ・ジャパァン」

久「なによそれ?何処にあるの?」

京太郎「大阪にある大型テーマパークですよ」

久「大阪?!」

久「なんでそんな遠くまで……!近場じゃダメなのかしら?」

京太郎「だって長野なんもないじゃないですか」

久「……た、確かに。でもお金とかどうするのよ?」

京太郎「その辺は心配いりませんよ。だから、後は部長の返事だけです」



下1 判定

00~40 いや、無理でしょ
51~99 しょうがないわねぇ
ゾロ目 参上清澄


久「しょうがないわねぇ」

久「いいわよ別に。どうせ暇してるし」

京太郎「マジですか?!」

久「マジよ」

京太郎「っしゃあああーー!!部長とお泊りデートだぜ!」

久「ちょっ!声が大きい!」ポカッ

京太郎「いてっ!」

久「私これでも一応学生議会長なんだから、もしバレたら大変なのよ!」ボソッ

京太郎「そ、そういえばそうでしたね」

京太郎(しかし学生の模範的存在になるべき人がお泊りデートって何かイケないことみたいでいいな」


――――――
―――――


久「ここがUSJかー。思ったより大きいわね、一日で歩き切れるかしら」

京太郎「流石都会って感じですね。こんなデカい施設長野に無いぞ」

久「そうね、自慢じゃないけど長野って山しか……」

久「―――っ!」

京太郎「どうしました部長?」

久「……あの集団、どっかで見覚えない?」

京太郎「え?」


下3 集団指定


洋榎「ぬああぁぁぁ!もうしんどいわああああ!!」

洋榎「大体155分待ちってなんやねん!サメに食われかけるのに155分も待つアホなんかコイツらは!」

絹恵「お姉ちゃんやかましいわ!他のお客さんの迷惑やろ」

由子「でも確かに疲れたのよー」

末原「もう一時間も立ちっぱなしですもんね」

漫「これで四番人気ってホンマかいな……」


久「なんて目立つのかしら……あれだけ人が居ても姫松だって分かるわね」

京太郎「そ、そうですね」

京太郎「部長の知り合いもいるんですよね?どうします、話しかけますか?」

久「んーそうねぇ……」


下1 判定

00~40 シカト
41~99 挨拶だけしておく


久「別にいいわ」

京太郎「本当にいいんですか?」

久「ええー、だって私にはあんな悪目立ちしてる人たちに話しかける勇気は無いもの」

京太郎(わざとらしい)

久「それはいいとして、須賀君」

京太郎「?」

久「しっかりエスコート頼むわね?」ギュッ

京太郎「…!」ドキッ

京太郎「は、はい!任せてください!」


―――――――


京太郎「結構なアトラクション回りましたね」

京太郎「どうですか部長、USJは楽しいですか?」


下1 判定
00~50 まぁまぁ、合格点かな
51~80 つまんない……
81~99 もー、最高!!


久「つまんない……」

久「待ち時間長いのばっかりだし……足は痛くなるし」

京太郎「……す、すいません」

久「私、もうホテルに帰っていいかしら?」

京太郎「え?」

久「もう足が腫れ上がって、立つのもやっとなの。これ以上歩き続けたら月曜日に支障が出るかもしれないから」

京太郎「……そうですね、はい。帰りましょうか……あはは」

久「ごめんなさいね」

京太郎(俺まだ全然遊び足りないんだけどなぁ……)

京太郎(くっそ、こんなことならケチらないで優先券買っておけばよかったぜ)

京太郎「あ、あの部長!」

久「なに?」

京太郎「せめてナイトパレードだけでも見て帰りませんか!?ねっ?」

京太郎「ここのナイトパレードは夢の国にひけを取らないほど凄いんですよ!」

久「……んー」


下3 判定
00~60 いいわよ
61~99 ごめんなさい


久「ごめんなさい……本当にもう疲れてるから」

京太郎「……そうですか、なら」

久「でも、あなたまで戻る必要は無いのよ?」

京太郎「えっ」

久「まだ全然遊び足りないって顔してるじゃない。見れば分かるわ」

京太郎「い、いや!俺一人で回っても何も面白くありませんよ!」

京太郎「部長と回るから面白んじゃないですか!」

久「そう言われるのは嬉しいんだけどね……」

久「私の為に我慢する必要は無いのよ?高いお金払って来てるんだし」

京太郎「……」


下1 判定
00~50 いや、俺も部長とホテルに戻ります
51~99 そこまで言うなら一人で回ってきます
ゾロ目 茂みに連れ込む


京太郎「いや、俺も部長とホテルに戻ります」

京太郎「足を痛めた部長一人帰すなんてできませんよ」

久「………はぁ、馬鹿ねぇホント」

久「それじゃ好きにしなさい」

京太郎「分かりました」

京太郎「じゃ、どうぞ乗ってください」スッ

久「………」

京太郎「………」

久「え?何やってるのキミは?」

京太郎「脚痛いんですよね?おぶりますよ」

久「ば、馬鹿じゃないの!?こんなところで何考えてるの?」

京太郎「好きにしろって言われたんで好きにさせてもらいます」

京太郎「どっちみちその足じゃホテルまでは歩けても着くころには悪化してますよ」

久「……っ」



下1 判定
00~50 素直におぶわれる
51~80 あくまで断る
81~99 あ~ええ背中発見したわ~


京太郎「~~♪」テクテク

久「………」

京太郎「乗り心地はどうですか部長?」

久「手つきが嫌らしいから最低ね」

京太郎「!」ギクッ

京太郎「そ、それにしても、こうやって背負われてると部長も可愛いですね……はは」

久「あら須賀君?じゃあ普段の私は可愛くないとでも?」

京太郎「へ!?そんなこと一言も言ってないじゃないですか!」

久「今の言い方だとそういう風にとらえられても仕方ないじゃない」

京太郎「はぁ……部長って結構捻くれてますよね」

久「それは褒め言葉として受け取っておくわね」

京太郎「……何て言うか部長は」


下1 判定
00~60 そういう所も可愛いですよね
61~99 そういう所が可愛くないんですよ
ゾロ目 そういう所が犯したくなるんですよ


京太郎「そういう所も可愛いですよね」

久「……あなた可愛いって言葉言い慣れてない?」

京太郎「そんなことないですって、俺は部長一筋ですから」

久「そんなこと言っても騙されないわよ、もう」

久「可愛い女の子見つけたらすぐにそういう事言うんでしょ須賀君」

京太郎「言いませんって!俺を信じてください!」

久「この前咲から美穂子を可愛い可愛い言ってたって聞いたんだけどなー?」

京太郎「なっ…!あいつ!」

久「まぁ、嘘だけどね」

久「その様子を見るに図星ね」

京太郎「………ホントに勘弁してください」

久「ふふ、ダーメ」


久(テーマパークは面白くなかったけど……)

久(それでも須賀君と一緒にいるのは……楽しかったかな)

Vやねん姫松とは果たしてなんだったのか(・ω・`)


今回はここまでです
次スレは明日明後日頃かに建てたいと思います

次スレでナス!


京太郎「何でもいいから、そろそろ行動起こさないと……」玄「2スレ目だよ」【安価】
京太郎「何でもいいから、そろそろ行動起こさないと……」玄「2スレ目だよ」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409238125/)


京太郎「何て言うか、今日はすいませんでした」

久「もう、謝り過ぎよ須賀君?」

京太郎「けど部長……」

久「確かにUSJはつまらなかったけど……須賀君といるのは楽しかったわ」

京太郎「え?」

久「だから、それで私は満足してるわよ」

久「それじゃあ不満かしら?」

京太郎「い、いや!部長が楽しんでくれたんならいいんですけど…」

久「うん。それじゃお互い楽しんだってことでいいじゃない」

京太郎「はぁ……」

久「じゃあ、私はこっちの部屋だから」

京太郎「あっ、はい」

久「夜更かししないで早く寝ること。いいわね?」

京太郎「わ、分かりました」

久「よし。それじゃ、おやすみなさい」

京太郎「おやすみなさい、部長」


京太郎「部長は夜更かしするなって言ってたけど……こんなモヤモヤしてたら寝られねぇよ」

京太郎「はぁ、やっぱり咲と和の言った通り地元で遊んでおけばよかったな……」

京太郎「……気晴らしに何かしよう」


行動指定 下3

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月16日 (木) 23:52:23   ID: BoicdMwY

最初の弘世菫さんは良くも悪くも最高で最悪だったが弘世菫さんルートの子沢山エンドはよかったもっと須賀京太郎×弘世菫さん増えろ
追加長女は菫さん似次女と三女はリザベ後遺症で哩似と姫子似四女は候補多すぎて分からない身長は低め?五女は片言カタカナは外国人もしくは淡ちゃん辺りかな

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom