とある幻想の博麗当麻(イマジンブレイカー) 第二幕 (144)


※注意


・このSSは東方project×とある魔術の禁書目録のクロスオーバーです
 両作品もしくはクロス関係が苦手な方はブラウザバック推奨


・キャラ崩壊あり


・独自解釈、オリジナル設定、設定改変があります


・両作品とそのキャラ達に対する非難、中傷などは止めてください


・キャラ魔改造あり(主に上条さんなど)


・カップリングは特にありません


・たまに安価回があるかも


・荒らしなどはスルーお願いします



※前スレ

とある幻想の博麗当麻(イマジンブレイカー)『紅霧異変』、『春雪異変』、『東方交差録』、『三日置きの百鬼夜行』
とある幻想の博麗当麻(イマジンブレイカー) - SSまとめ速報
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第四章 『永夜異変』


第一話 「 終わらない『夜』、新たなる『異変』 」









――――――――――――八目鰻の屋台―――――――――――――







ここは私こと上条当麻が通っている八目鰻の屋台だ。普通と違うところと言えば妖怪が経営していることか。
屋台の店主、ミスティア・ローレライと俺は知り合いでいつも贔屓にしてもらっている。
現在、俺は親友の妹紅と一緒に酒を飲んでいたのだがそこに突然紫さんが現れたのだ。




上条「一体何の用なんですか?」




俺が尋ねると紫さんはいつもよりも深刻そうな顔で答えた。




紫「そうね・・・・・・・簡潔にいうと、今まさに『異変』が起きているのよ」


上条「な、それを早く言ってください!!」


紫「まぁまぁ、そんなに焦らないで?」


上条「こっちに来た時、焦った様子だった妖怪に言われたくないんですけど」




『異変』という単語を聞き、急いで立ち上がった俺を紫さんは座るように促す。
すると俺の隣で酒を飲んでいた妹紅が紫さんの方を向く。







妹紅「で、その『異変』を解決するために当麻を借りてく・・・・・・・・っていうこと?」


紫「率直に言えばですけど」




紫さんがそう答えると妹紅が立ち上がり、店主へお金を払う。
そして紫さんに対峙するように、紫さんの前に立つ。




妹紅「なら私もその『異変解決』とやらに参加してやるよ」


上条「はぁ!?」


紫「何故かしら?」




妹紅は杯に残った酒を飲み干し、杯を置きながら言う。




妹紅「だってその『異変』を早く終わらせれば、当麻との飲み合いを再開出来るし・・・・・・・・」




妹紅は月を見ながら呟く。




妹紅「それに今日は何か嫌な予感がするんでな」


上条「嫌な予感?」




俺が妹紅の言葉に疑問の声を上げると紫さんが代わりに答えた。









紫「女の勘ってやつよ」


上条「はぁ・・・・・・」


妹紅「それじゃあ」




そう言いながら妹紅は俺の手を掴みながら暖簾をくぐり、外に出る。
驚く俺の顔を見ながら妹紅は笑顔でこう言った。




妹紅「行こう、『異変解決』に」




俺はおそらく間抜けな顔をしているだろう。酒を飲んでいるとはいえ、
ここまでテンションが高く参加しなくてもいいことに積極的に参加する妹紅を見た事が無かったからだ。
だが俺もそんな妹紅の笑顔に釣られるように笑みを返し、返事を返す。




上条「ああ!!さっさと解決して飲み合いを再開させるぞ!!」




テンションが高くなってきた俺はそこで紫さんはこれからどうするのか、という疑問が思い浮かんだ。
俺が紫さんの方へ振り返ると紫さんは俺の聞きたいことが分かっていたのか、すぐに答えてくれた。










紫「私はちょっと向かう所があるから。貴方達には先に行ってほしいの」


妹紅「そう。じゃあ私達は何処に行けばいい・・・・・・・・・・・見当はついているのか?」




妹紅が尋ねると紫さんは扇子を口を隠すように開きながらその『場所』を言う。




紫「『迷いの竹林』・・・・・・・・もしくはその先にあるものということは分かっているわ。その先はこれから調べていくけど」




紫さんの返答に「はぁ」と溜め息を吐く妹紅。
数分間、何かを考えるように俯く。
何か心当たりでもあるのだろうか?
その後、顔を上げた妹紅は紫さんに「ありがとう」と感謝を言い、俺の手を引っ張る
紫さんも俺達に別れを告げながら『スキマ』の奥へと消えていった。




妹紅「準備は大丈夫か、当麻?」


上条「バッチリだ。お前は?」


妹紅「私も大丈夫」




そして俺達はお互いの手を強く握り、『迷いの竹林』へと向かった。








俺達の手の繋ぎ方が、何故か恋人繋ぎだったことに俺は疑問を感じなかった。







現在の登場人物情報



上条当麻(博麗当麻)


・二つ名    終焉の退魔師


・主人公。最近はドンドン強くなっている。



藤原妹紅


・二つ名    蓬莱の人の形


・上条の親友。今回の異変に何かを感じ取り、上条の異変解決に協力。



八雲紫


・二つ名    境界の妖怪


・妖怪の賢者。上条を『魔人』以上の存在にしようとしている。




チーム


・『終焉の人間』チーム(通称『人間』組)
  上条当麻(博麗当麻)&藤原妹紅



投下終了

誤字・脱字、日本語がおかしい部分がありましたら脳内補完などをお願いします
急な展開で申し訳ございません。何か文章がいつも以上におかしい気がする・・・・・・



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第二話 「 『永遠』の屋敷 」







―――――――『迷いの竹林』―――――――






上条「・・・・・・・・こっちで本当に合ってるんだよな?案内されてる身で言えることじゃないが」


妹紅「親友を信じろって。私以上にこの『迷いの竹林』の道に詳しい奴なんて少ししかいないだろうし」



俺と妹紅は紫さんの言っていた『異変』に関わっているかもしれない者がいるという『迷いの竹林』を彷徨っていた。
いや、正しくは俺が妹紅に案内される形で『迷いの竹林』を彷徨っているなのだが。
『迷いの竹林』とは人里から見て『妖怪の山』の反対側にある竹の林の事である。
林は普段は深い霧が立ち込めていて、成長の早い竹で構成されており、緩やかな傾斜によって方向感覚が狂わせられる。
そのためこの林から抜け出すには道に詳しい妹紅などに会うか、余程の強運を持つ者にしか出来ない。



上条「でも・・・・・・・・こんな所に潜伏するなんて物好きな奴だな。余程の馬鹿なのか、ここの道に詳しい奴をとっ捕まえたのか」



俺の言葉に続くように、先頭を歩く妹紅が呟く。



妹紅「それともここに住む『迷いの竹林』の住人か」



そう、可能性があるのはその三つ。まず命知らずの馬鹿の場合、余程の力か強運を持たない限りほっといても野垂れ死ぬだろう。
『異変』を起こした者ならばおそらくそのようなことはない・・・・・・・・はずだ。
あるとすれば犯人がここの道に詳しい『住人』などを捕まえているか、ここの『住人』が『異変』を起こした犯人。このどちらかだと考えられる。








上条「ま、犯人を捕まえればいいだけの話なんだけどな・・・・・・・・・・ん?」



そう言いながら辺りを見渡す俺は竹の林の中に人影を見つけた。
その人影には動物・・・・・・・兎のような耳がある。ここに住む妖怪か?
妹紅も俺の視線の方を向くと、いきなり走り出した。
俺は驚きながらも妹紅の後に続く。



上条「どうしたんだよ妹紅!?」



妹紅の隣を並走しながら俺は訪ねる。
俺達の前を時折跳びながら走る兎のような耳を持つ妖怪を見つめながら妹紅は答えた。



妹紅「この『迷いの竹林』には『永遠亭』って名前の屋敷があって・・・・・・そこの住人の一人が沢山、兎の妖怪を飼ってるのよ」


上条「『永遠亭』・・・・・・・・・・・か」



頷きながら妹紅はさらに続ける。



妹紅「もしかしたらその『飼い主』か『住人』なら『異変』のことを知ってるかもしれない。だからあいつを追いかければ!!」


上条「そうか・・・・・・・・分かった。行こう!!」


妹紅「ええ!!」





俺達は前で走っている兎妖怪を見失わない程度に走った。










―――――――『永遠亭』―――――――










上条「でっけぇお屋敷だな」


妹紅「・・・・・・・・・そうだな」



俺達は現在、兎妖怪が入っていったこの大きく古そうな和風建築のお屋敷『永遠亭』の内部の廊下にいる。
俺の知っている中でここまで大きな和風建築の屋敷は阿求の屋敷と『白玉楼』ぐらいか?
俺が見た事が無いだけかもしれないが、幻想郷には完璧な『和風』の大きい屋敷があまりないということもあるが。
そんなことを考えていた俺はふと、妹紅の方を見る。妹紅は何かを考えるように俯いていた。



上条「そういえばお前って『永遠亭』があることは知ってたのに何で兎妖怪の後を追いかけたんだ?」



俺は先程から疑問に感じていることを妹紅に尋ねた。
『永遠亭』のことに詳しそうだったし、『永遠亭』のことについて話しているときの妹紅の顔つきがやけに厳しかった気もする。
すると妹紅は廊下を見回しながら答えた。







妹紅「『永遠亭』のことはある程度知ってるんだけど、場所までは分からなくて・・・・・・・」


上条「そう・・・・・・・・か」



他にも聞こうと思っていたが、答えている妹紅の横顔が何故か悲しげな様子で、何かを思い返しているような様子だった。
それだけで俺は悟った。これ以上触れてはいけないと。俺なんかが割って入れるような問題では無いと。
俺はそう考えながら、何かないか周りを見回していると無数にある襖の中に少しだけ開いていて、隙間が出来ているものがあった。
思わず立ち止まった俺に釣られて妹紅も立ち止まる。



妹紅「どうしたの、当麻?」


上条「・・・・・・・・・・先に行っててくれないか?ちょっと気になるところがあるんだ」


妹紅「なら私も・・・・・・・」



そう言いながら俺の横に立とうと歩く妹紅を遮るように手を前に出す。






上条「なら言い方を変える。二手に分かれよう。それでお互いに『異変』について調べていけば色々と手間が省ける」



そう言うと妹紅はやれやれといった感じに後ろを向く。



妹紅「やっぱり頑固な奴だなお前は・・・・・・・・・分かった。私はこっち側を調べる。だからお前は気になったほうを調べてくれ」


上条「了解」








俺達はお互いに背を向けながら『永遠亭』の奥へ、静かに歩き出した―――――――――








投下終了

相変わらずの急展開です。
誤字・脱字などがありましたら脳内補完などをしてください。
ちなみに描写はありませんが他のチーム達は原作通りに動いています。
その内合流は出来るかも(妹紅と上条さんが好き勝手に動いてるのでわかりませんが)



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第三話 「 『幸運』を齎す因幡の白兎 」





妹紅「で、何時までそこに隠れてるんだい?生憎だけどバレバレよ?」


??「・・・・・・・・やっぱりバレてたか」




当麻が襖の奥へ行ったのを確認した私はさっきからバレバレな隠密行動をしていた兎の耳をした人影に話しかける。
その人影・・・・・・・いや妖影は堂々とした歩きで私に近寄り、姿を現した。




てゐ「いや~やっぱりあんたには敵わないなぁ」


妹紅「やっぱりお前か・・・・・・・・因幡てゐ」




私の目の前に現れた妖怪兎の名は因幡てゐ。私がこいつに会ったのは数回程しかない。
その殆どがこの屋敷に住む『あいつ』絡みでだが。
私がてゐの様子を窺っているとてゐはこんなことを言い出してきた。






てゐ「で、あの男は誰?」


妹紅「あの男?・・・・・・・・ああ、当麻のことかな?」




私が当麻の名を呟くとてゐは何かを考えるように俯く。数分後、てゐは顔を上げた。




てゐ「ねぇ、いくつか質問してもいい?」


妹紅「え、ええ」




私がそう答えると同時に質問が始まった。




てゐ「まず・・・・・・・・・あの男の名前は?」


妹紅「か、上条当麻」


てゐ「上条ねぇ」




しばらく考えるようにてゐは顎に手を置く。
時折、てゐから呟くような声が聞こえてくるが上手く聞き取る事は出来なかった。




てゐ「次に・・・・・・・・・あいつは記憶喪失だったりする?」


妹紅「・・・・・・・・・はぁ?」




てゐは突然訳の分からない質問をしてきた。いや質問の意味は分かるが、何故見知らぬ男の記憶のことについて聞いてくるのか。
だが答えない訳にもいかないので答える事にした。






妹紅「私が知る限りではそういったことは無い。
   それにあいつに何かあったら何がなんでも調べようとする奴が結構いるんでね。そういった情報はすぐに耳に入るんだよ」


てゐ「そうか・・・・・・・・・」


妹紅「でも何でこんな質問をしてくるんだ?」



そう尋ねるとてゐは笑みを浮かべる。



てゐ「ああ、少し前の話になるんだけどさ」



てゐはそう話を切り出してきた。



てゐ「あれはもう、数十年前。私達からすればごく最近の事だけど人間にとっては昔の事。
   ある日、何も変わらない日々を過ごしていた私達のもとに外来人の男がやって来たんだ
   で、私達は一日だけその男を『永遠亭』に置く事にしたんだけど」


妹紅「けど?」



私がそう呟くとてゐはそれに続くように話を続ける。





てゐ「そいつは面白い人間でね。『姫様』が気に入っちゃってしばらくの間、『永遠亭』へ住ませることになったんだ。
   私を含めたここの『住人』はその意見に賛成した。私達もそいつを気に入ったんだよ」


妹紅「へぇ・・・・・・・・・あんた達がねぇ」




興味のないような素振りをしている私だがてゐのこの言葉に驚いていた。
こいつらが心を開くとまでは言わないが、一日であいつ―――――――蓬莱山輝夜―――――――に気に入られるとはどんな男だったのか。
と、そこまで考えた私はそこで一つの考えに至る。
てゐの私へした当麻についての質問。そして輝夜達が気に入った男の話。ここから導かれる答えは――――――――――――――




妹紅「もしかして・・・・・・・・」




てゐは頷きながら、答える。




てゐ「そう。その男、『上条総真』とお前の連れていた『上条当麻』の姿、声、しゃべり方。殆ど同じだったのよ」




『上条総真』。それが輝夜達が気に入った『外来人』の名前か。
確かに姿や声などがほぼ同じであれば疑ってしまうのも無理はないと思う。
例えそれが『人間』であり、数十年も前の人物だったとしても。





てゐ「まぁさすがに『人間』をやめてない限り、あいつが生きてるなんてありえない」


妹紅「・・・・・・・・・・・・そうだな」




私とてゐの間に静かな沈黙が訪れる。
数分間の間、その沈黙は続いたがてゐが手を拍手するように叩き、腰の括れた部分に手を置く。




てゐ「暗いと思われる話はここまで!!・・・・・・・・・・・・暢気に話してたけどあんたは『侵入者』
   だから私はあんたを撃退するか『倒す』しかない!!」




てゐはそう言いながらスペルカードを取り出す。
私も弾幕ごっこをするため、即座にスペルカードを取り出した。
私が取り出したスペルカードの数は三つ。てゐが取り出したのは一枚。




妹紅「さぁ、来い!!!相手になってあげる!!」


てゐ「行くわよ!!」




そして私達が一斉にスペルカードを宣言しようとしたその時―――――――――――――





















霊夢「はいはい、あんた達。ちょっと待ちなさい」




















妹紅&てゐ「「 っ!? 」」




唐突に聞こえてきた気の抜けた様な声に私達は驚き、後に下がる。
声のしてきた方を向くと、そこには当麻の義妹である博麗霊夢や私と当麻に『異変』を伝えた妖怪の賢者である八雲紫。
その他にも肝試しの時のメンバーや『魔法使い』らしき格好をした奴もいた。何よりも私が驚いたのは




慧音「大丈夫か妹紅!?」


妹紅「慧音!?」




そのメンバーの中に慧音がいたことだった。何故彼女がいるのだろう?そのことを慧音に尋ねると




慧音「ちょっとした勘違いで博麗の巫女達と戦ったときに妹紅や当麻が『異変解決』のために向かったと聞いてな。
   当麻は分かるが妹紅まで『異変解決』に参加したのが意外だったからつい心配になってきて・・・・・・・・」




何とも慧音らしい理由だった。そりゃそうだな。彼女という『半妖』のことを理解していれば簡単に分かる事。







咲夜「そういえば。当麻は貴女と組んで一緒に行動を共にしていると聞いたのですが?」


幽々子「そうねぇ・・・・・・・・・当麻の姿が見当たらないし」




私が考え事をしていると吸血鬼に従う従者と幽々子さんからそんなことを尋ねられた。
答えようとしたとき、私よりも先にてゐが答えた。




てゐ「あいつならとっくの前に先へ進んだぞ」


霊夢「はぁ・・・・・・・・・・・何かあいつって何かと『自由』に動きまくるというかなんと言うか」




霊夢は溜め息を吐きながらも、『お祓い棒』と『札』を構える。
その他の者達も各々の持つ『武器』を構え始めた。




霊夢「さっさとあんたを『退治』して先に進むとするわ!!」


てゐ「くっ・・・・・・・来るなら来い!!!」


妹紅「待った!!」




だがそこで私は両方の対峙している間に割って入り、戦いを止めさせた。
そして私はてゐの方へ向く。







妹紅「私一人があんたの相手をする。だから私が勝ったら輝夜のもとに連れて行きなさい」


てゐ「・・・・・・・・・姫様の場所まで案内出来るか分からないけど、ある程度なら案内ぐらいは出来るわよ」


妹紅「それでいいわ。あんた達もそれでいいかしら?」




私が振り返りながら霊夢達に尋ねると、全員が首を縦に振ってくれた。
正々堂々と真正面から戦って勝てばてゐも負けを認めてくれるだろう。




妹紅「それじゃあ改めて・・・・・・・・・・・・・行くぞ!!!」


てゐ「ええ!!!」








てゐのスペルカードの宣言が合図となり、私達の戦いは始まった――――――――――――――――――







現在の登場人物情報



因幡てゐ


・種族     妖獣(妖怪兎)


・能力     人間を幸運にする程度の能力

        他人に幸運を与えることが出来る
        ちなみに自分にも幸運を与える事が出来る


・二つ名    幸運の素兎


・『永遠亭』に住む妖怪兎。竹林や『永遠亭』に住む兎達のリーダーでもある。意外と長生き。





チーム


・『終焉の人間』チーム(通称『人間』組)

上条当麻(博麗当麻)(『中』にいる伊吹萃香を含む)&藤原妹紅


・『幻想の結界』チーム(通称『結界』組)

博麗霊夢&八雲紫


・『禁呪の詠唱』チーム(通称『詠唱』組)

霧雨魔理沙&アリス・マーガトロイド


・『夢幻の紅魔』チーム(通称『紅魔』組)

十六夜咲夜&レミリア・スカーレット


・『幽冥の住人』チーム(通称『冥界』組)

魂魄妖夢&西行寺幽々子



投下終了

誤字・脱字がありましたら脳内補完などをお願いします。
慧音を出した理由はなんとなくです。


原作のEXステージ道中や小説版の儚月抄では地味に敬意ある言葉遣いで妹紅について話してたりする慧音先生

>>36
そこら辺を考慮するのを忘れてました・・・・・・大丈夫かな?
あと儚月抄は漫画版しか持っていないので漫画版の展開中心に行きます
儚月抄は前編、後編に分けてその間に風神録を入れる予定です

>>37
妹紅は元来貴族の娘だからそういうのには慣れてるだろうけど、好きでも無さそうだから、
二人きりの時だけ許可とかそんな感じかもしれない(何か上条さんが普段とのギャップで何か感じるかもですが)

それと、儚月抄の小説版は読んでなくてもそこまで影響は無いかと

>>38
分かりました、ありがとうございます!!
次回からはもっと調べてから話を練ろう・・・



投下



第四話 「 集結する『幻想』 」









妹紅「スペカ一枚で私に勝てると思うな」


てゐ「うう、まさか瞬殺されるとはなぁ」



私とてゐの『弾幕ごっこ』はすぐに決着がついた。
あっちの弾幕は薄く、避けやすかったのもあったが動きが単純だったので当てるのは簡単だった。
普段、色々と狩りに出かけたり当麻と共に共闘することも多かったので実践経験は豊富。
それに相手は薄い弾幕のスペカが一枚のみ。これで勝てないのは素人ぐらいではないか?



妹紅「それじゃあ、私達を輝夜の所に連れて行ってもらうぞ」


てゐ「・・・・・・・・・・分かった」



てゐはそう言いながら立ち上がり、私達の前を歩き出す。
それに続くように私達は歩き出した。














―――――――――――――『永き廊下』――――――――――――













てゐ「・・・・・・・・・・・・・・・・おかしい」


妹紅「どうしたの?」



てゐの案内で私達は見た事のない不思議な世界が広がる廊下まで来たのだが、そこでてゐは深刻そうな声で呟く。
私が尋ねるとてゐは疑問を感じているような顔で答える。



てゐ「来ないのよ」


魔理沙「何が?」



てゐの発言に疑問を感じたのか、白黒の服を着た金髪の魔法使いで当麻の幼馴染みという霧雨魔理沙が疑問の声を上げる。
その声に応えるようにてゐは答えた。








てゐ「本来なら私が負けた、もしくは侵入者が現れた時点で他の増援が来てもおかしくないのに。
   ・・・・・・・・・あんたなら分かるでしょう妹紅?鈴仙やお師匠様が侵入者を無視すると思う?」


妹紅「・・・・・・・・・・・いや、思わないな」




てゐが言う『お師匠様』の名は八意永琳。簡単に言えば輝夜の世話係であり、従者である。
そして鈴仙の名、というよりフルネームは鈴仙・優曇華院・イナバ。てゐと同じく輝夜のペットであり、永琳の弟子だ。
確かにこの二人、特に永琳が大勢いる侵入者を放置するわけがない。
何かが仕掛けられているのかそれとも・・・・・・・・・・




慧音「どうせ進んでいればいずれ分かる事だ。気にしていたら負けだと思っていた方がいいと思うぞ」


魔理沙「敵が現れたら倒せばいいだけだし、進んでいけば『真相』や『犯人』には辿り着けるはずだぜ!!」




魔理沙と慧音はそう言いながら笑みを浮かべる。
そうだよな。そんなことを気にしていたら先になんか進めやしない。
堂々と行けばいいだけの話だ。敵との戦闘のことなどは後回しにして今は先に進む事だけを考えよう。
と、私が一人で決断しているとてゐが一つの襖の前で立ち止まった。









てゐ「ここだよ。『姫様』はこの部屋にいる」


妹紅「すまない。敵である私達を自分の主人のもとへ案内させるようなことをさせてしまって」



謝るとてゐは面倒くさそうな表情で右手をぶらぶらと振る。



てゐ「いいよ別に。私は賭けごとをして負け、そして約束に従った。いつでも逃げられる状況だったのに。
   まぁ、実際に逃げられたかは別とするけど。だからこれは私の意志で従っただけだからあんたが気に病む理由なんてどこにも無いさ」


妹紅「そっか・・・・・・・・・・ありがとう」


てゐ「・・・・・・・・・・・・それじゃあ、開けるぞ」





『ええ(ああ)!!』





私達の返事と共にてゐは襖を勢いよく開く。
そして私達の目の前に広がっていた光景は―――――――――――――――――――――――























輝夜「はい、上がり♪」


上条「何故だ、何故上条さんの手元ばっかりにジョーカーが来るんだぁぁぁぁぁァァァァァ!!!?」orz


永琳「これは何かに取り憑かれているといっても過言ではないぐらいの地味な『不幸』ね・・・・・・・」


優曇華院「あ、じゃあ次は何します?」


上条&永琳&輝夜『人生ゲーム』キリッ










『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』










―――――――――――――――――――当麻と輝夜達が楽しく遊んでいる様子だった。















現在の登場人物情報




蓬莱山輝夜


・種族   月人


・能力   永遠と須臾をあやつる程度の能力

      『永遠』と『須臾』を操ることが出来る。
      『永遠』を持ったものはいつまでも変わらず、干渉されることはない。
      『須臾』とは認識出来ない程の僅かな時間。この能力では『須臾』を集めることが出来、自らの時間にすることが出来る。
      一瞬の集合体の中で輝夜は動ける為、他人が認識出来ない一瞬の間に行動出来る。


・二つ名  永遠と須臾の罪人


・『永遠亭』に住む『姫』と呼ばれる者。昔は月に住んでいたらしいが・・・・・・





八意永琳


・種族   月人


・能力   あらゆる薬を作る程度の能力

      その名の通り、あらゆる薬剤を調合できる力。能力というより、技能である。
      ただし、調合元の薬品や元材料は必須だが。


・二つ名  月の頭脳


・『永遠亭』を仕切っている凄腕の薬師。天才





鈴仙・優曇華院・イナバ


・種族   玉兎(月の兎)


・能力   狂気を操る程度の能力

      月の兎である鈴仙の赤い瞳には満月と同じ狂気が宿り、覗き込んだものを狂気に落とす


      物の波長を操る能力

      鈴仙の本来の能力。狂気を操る程度の能力はこの能力の一部。
      光や音の波長を操り幻覚や幻聴を引き起こす事や、位相をずらすことで相手と全く干渉しなくなる事も可能。


・二つ名  狂気の月の兎


・永琳の弟子であり輝夜のペット(?)。月から逃亡したときに永琳と輝夜に拾われた。



投下終了


今回はいつもより短いです。
あと、投下が遅くなってしまい、申し訳ございません。
今後もこのように遅くなる時が多々あります。そのときは気長にお待ちください。
それと、妹紅vsてゐを期待していた方がいたらスミマセン。

誤字・脱字などがありましたら脳内補完などお願いします。



投下



第五話 「 『月人』と『狂気の玉兎』と『博麗当麻』 」






妹紅「な、何やってんのよ!?」


上条「ん?」


輝夜「あら、妹紅じゃない」



俺達が次の『ゲーム』をしようと準備していると妹紅が突然現れた。
輝夜が妹紅の名を言う。ということは輝夜と妹紅は知り合いなのか?
そんなことを考えながら辺りを見回すと霊夢や紫さん、魔理沙やアリスなどが立っていた。
しかも幽々子さんや妖夢さん、レミリア、咲夜、慧音先生までいるとは・・・・・・・・・・・



妹紅「輝夜・・・・・・・・・いやそんな事よりも何で当麻とお前達が一緒にいるんだ!?当麻も『異変』を解決するんだろ!?」


妖夢「そうよ!それなのに何故その人達と遊んでるの!?」



妹紅や妖夢さんがそう言いながら輝夜達の方を見る。
確かにいきなり俺達が遊んでいる光景を見ればそう考えるのは不思議ではない。
むしろ当然のことである。だがそれは事情を知っていれば分かる事。
俺はまず結果だけを伝える事にした。







上条「『異変』のことなら心配しなくても良いぞ」


『???』


紫「・・・・・・・・・・・・・・そういうことね」


幽々子「仕事が早くて助かるわ♪」



どうやら紫さんと幽々子さんは気づいたらしい。
俺はまだ理解していない妹紅達にこう告げた。



上条「『異変』は解決した。直に夜明けは訪れるだろうから大丈夫だ」


『なっ!?』



紫さんや幽々子さん、輝夜、永琳さん、優曇華以外の全員が驚く。
まぁ、当然の反応だろうな。自分達が解決しようと意気込んでいた『事件』が既に解決されていたのだ。
そして辿り着いた矢先に『犯人』と思われる人物達と自分達の仲間である『解決者』が仲良く一緒に遊んでいる光景を目撃してしまったのだから。









霊夢「で、あんたには妹紅と別れてから今この瞬間までに何があったのか。説明してもらいたいんだけど?」


上条「分かったよ」


永琳「なら私達はそこの二人と話がしたいのだけど」



永琳さんはそう言いながらある方向を指差す。
俺がその先を見ると、紫さんと幽々子さんがいた。
永琳さんに指名された二人は少し考えた後、永琳さんのもとへ歩き出す。
俺は気になったが永琳さんに「大丈夫、何の心配もいらないから」と言われた。
まぁ、『異変』は解決したし紫さん達と永琳さん達が争う理由は今の所おそらくないだろう。
そう結論づけた俺は霊夢達にここまでの俺の道のりを語ることにした。



上条「それじゃあ、俺が妹紅と二手に分かれた後。何があったのか、その話をするぞ」







そして俺は話を始めた――――――――――――――――――――――――













『永き廊下』







上条「・・・・・・・・・・」



妹紅と別れた後、俺は長く永い廊下を歩き続けていた。
周りには特に変わった物は無く、真っ直ぐと進んでいく他無かったのだが



上条「(誰とも会わないなんて・・・・・・・・・・・・・どうなってんだよここ)」



そんな疑問が浮かぶ程誰とも擦れ違ったり、影すら見つける事が出来ない。
侵入者が現れたというのに襲って来る気配すらない。こちらとしては敵が現れてくれたほうが気持ち的には楽だ。
戦っていけば大体『犯人』のもとへ辿り着けるので、是非現れてくれないものか。
そんなことを考えていると



上条「・・・・・・・・・・・・・・あれは?」



ジッと先を見ていると何者かが襖に『何か』を注いでいるのが見えた。
その何者かはヨレヨレの兎の耳と兎の尻尾を持ち、制服のようなものを着ている。
ここの住人・・・・・・・・だろう。そう思った俺は声を掛けようと近づく。
近づいてみるとその何者かは女性だった。そして俺は彼女に声を掛けた。









上条「あの~」


????「ひゃ!!?な、何者?!」



声を掛けると彼女はビクッと肩を振るわせる。そして手を銃の形にして俺に向けた。
俺の思わず身構える。外の世界だったら何の害もないのだろうけどこの『幻想郷』ではその指から弾幕が出てきてもおかしくはない。



????「お前、侵入者なの―――――――――――――――



そして彼女は俺の顔を見た瞬間、彼女の顔は驚愕に染まった。



????「『総真』?」


上条「へ?」



彼女はそう呟いた後、勢いよく俺に飛びついてきた。









????「『総真』!?何であん、・・・・いや、そんなことよりも・・・・・・・・・・・・・生きてて良かった!!」


上条「はぁ!?あんた、何言ってんだよ?!」


????「忘れたの?私よ。優曇華・・・・・・・鈴仙・優曇華院・イナバ!!」



俺の肩を強く掴みながら、自分の名前を力強く言う彼女―――――鈴仙・優曇華院・イナバ――――は俺のことを『総真』と呼んでいる。
もしかしたら彼女は俺とその人を間違えているのだろう。俺の名は『当麻』だ、『総真』ではない。



上条「何か俺と誰かを勘違いしてないか?上条さんは『総真』じゃなくて『当麻』ですよ?」



俺がそう言うと彼女の俺を掴む力がさらに強くなった。
何故だ!?



優曇華院「その声といい、その口調といい、その言動といい・・・・・・・・・やっぱりあんたは『総真』よ!!」



優曇華は俺の事を引っ張る。
俺は何とか抵抗しようとしたが彼女の迫力に圧倒され、抵抗出来なかった。
ピンチだとも思ったがむしろこれはチャンスかもしれない。運が良ければこのまま『犯人』のもとへ辿り着ける可能性がある。
運が悪ければBADEND直行だと思うが。








優曇華院「師匠達にも見てもらわないと・・・・・・・・・・」ブツブツ



時折、優曇華から何か小声で呟くような声が聞こえてくるが気にしない。



上条「(さて、俺は一体何処に連れて行かれるんだろうか・・・・・・)」






俺は優曇華に手を引っ張られながら、そんなことを考えていた――――――――――――――







投下終了

キャラにあまり違和感が無ければそれでいいです
誤字・脱字などがあれば脳内補完、脳内変換お願いします

東方編が終わったらものとの世界に戻ってとある編を見て見たいな| 壁 |д・)チラ

>>65
予定では『幻想郷』編が
終了した後、『とある世界』編をします。
まぁ、禁書の原作は全部読んでいますが
手元に揃ってないので何とか揃えてきます。

となると、とある編は当分先だな
輝針城まであるし

>>68
弾幕アマノジャクもやるかも(小声)
あと番外編が多いからさらに長くなりますね
>>1はあと何回スレを立てればいいんだ(震え声)

書籍作品(三月精とか鈴奈庵とか香霖堂とか)も混ぜるならスレ立て3桁いくんじゃね?

>>70
書籍作品は茨歌仙と鈴奈庵と儚月抄(漫画)を
持っていますのである程度は出来ますが
他の書籍作品となると>>1の財布がピンチに
なるので多分無理だと思います。
まぁ、出来たらやります。



投下



第六話 「 『禁忌の罪を背負う月人』と『己の感情に従う人間』 」






――――――――?????――――――――







??「はぁ」


??「どうしましたか?」



私――――蓬莱山輝夜――――は空に浮かぶ『満月の月』を見上げながら溜め息を吐く。
その様子を見ていた従者として私のもとにいる永琳が気になったのか、尋ねてくる。
月を見つめながら私は永琳の問いに答えた。



輝夜「『総真』のことを思い出していたのよ。あいつ、今頃何してるのかなぁ・・・・・・・って時々考えてしまうの」



その返答を永琳はどんな顔をして、どんなことを思って聞いているのだろうか。
悲しいという気持ちか、後悔の気持ちか、私には分からない。
ただ私は彼から伝わる、昔私を育ててくれた二人の老夫婦のような暖かさや優しさが心地良かった。
また一緒に同じ時を共有したいと思った。叶う事はないのかもしれないが



優曇華院「姫様、お師匠様!!」



私の思考へ割り込むように永琳の弟子である鈴仙・優曇華院・イナバが騒々しい様子で襖を乱暴に開けた。
永琳がイナバに駆け寄っていく。イナバが何か慌てている様子で永琳が事情を聞いている。
するとイナバの後ろを見た永琳の顔が驚愕の表情に変化した。
どうしたものかと私は二人のもとへ歩く。辿り着くと私は永琳の横に立ち、永琳の見ている方向を見た。



輝夜「一体どうし――――――――――――――――――――







『あの時』と姿が全く変わっていない『上条総真』がそこにいた―――――――――――――――










上条「えーと・・・・・・・・・・初めまして?」



正座させられた俺はとりあえず前に正座している
姫様と呼ばれていたお伽噺にでも出てきそうな女性と、不思議な格好をした女性、さっき会った鈴仙・優曇華院・イナバに挨拶をするが
三人は突然ひそひそと小声で話し合いを始めてしまった。
き、気まずい。俺はこのままジッとしていた方がいいのか!?



輝夜「とりあえず自己紹介をしましょうか。私は蓬莱山輝夜。輝夜でいいわ」


永琳「私は八意永琳。薬師をしています」


優曇華院「そして私が鈴仙・優曇華院・イナバよ」


上条「俺は上条当麻。『博麗の巫女』の『義兄』です。よ、よろしく」



俺が自己紹介をするとまた三人は勝手に話を始めてしまった。
何だ何だ上条さんは置いてけぼりですかそうですか、ていうか今回の異変で俺殆ど何もしてないような・・・・・・
と一人でそんなことを考えていると話し合いが終わったのか、永琳さんが俺に質問をしてきた。



永琳「で、貴方は遙々ここまで来た目的は何?」



永琳さんの問いに俺はハッキリと答えた。



上条「俺は『異変』が起きたことと、その『異変』を起こした『迷いの竹林』のどこかにいるとも教えられたんだ。
    だから俺はその犯人がいるかもしれないし、居なかったとしても住人に何かしらの情報を提供して貰えるかもしれないここに来た」



俺の返答に三人を代表するように永琳さんが答えた。








永琳「それなら大丈夫。ほっといても『異変』は解決するわよ?貴方達がある程度望んだ形に」


上条「・・・・・・・・・・は?」



俺は予想外の返答をうまく理解することが出来ず、間抜けな声を出してしまう。
すると永琳さんが親切にも、もう一度答えてくれた。



永琳「・・・・・・・・・・貴方が動いても動かなくても『異変』は勝手に解決するわよ?」


上条「嘘だそんなことぉぉぉぉ!!!」orz



俺は崩れるように畳みの上で土下座をした。
じゃあ、今回の俺のいる意味は何だったのか。
俺の身体(精神)はボロボロだぁ!!



上条「・・・・・・・・・・・でも何で『異変』が勝手に解決するなんて分かるんだ?」



疑問に感じた事を呟くとまたしても永琳さんが答えてくれた。



永琳「今回の『異変』。実は二つあって、その二つが合わさったものがこの『異変』の正体って言えば分かる?」


上条「二つ!?」



一体どういうことだ?
『異変』が二つ起きていて、その二つが合わさったものが俺が解決しようとしていた『異変』?











永琳「そう、一つ目は私が姫様を『あるもの』から守るために展開した結界によりこの幻想郷から見える月が『偽物』になった『異変』」



一つ目の『異変』はどうやら永琳さんが起こしたもののようだ。
では二つ目は誰が?



永琳「二つ目は誰かは分からないんだけど、夜が明けないように何かの術を掛けたようね」


上条「そう、か・・・・・・」



二つ目は永琳さんでも誰が起こしたかまでは分からなかったようだが、
先程、永琳さんが言っていたようにほっといても大丈夫のならほっといたままにしよう。



上条「じゃあ俺の出番はここで終了ってことか」



『異変』が終われば『解決者』もまた不要になる。といっても妹紅を置いて帰るなんて事は出来ない。
しかしこの広い『永遠亭』の中から妹紅を探すのは中々に大変な作業だ。
なら妹紅がここに辿り着くまでここでゆっくりしていくのが良いのだがどうしようか?
と俺が悩んでいると輝夜が声をかけてきた。










輝夜「なら私の相手をしてくれないかしら?」


上条「お前の?」


輝夜「そう、何にする?『弾幕ごっこ』か・・・・・・・・」



輝夜はそう言いながら懐から手のひらに収まる程度の箱を取り出した。







輝夜「この『トランプ』か」










俺はその選択肢のチョイスに思わず笑みを浮かべてしまった。
当然、俺が選んだのは――――――――――――――――――――














投下終了

おい、『決闘』(弾幕ごっこ)しろよ。
ということで『永夜異変』は戦闘なし!!
最後の選択肢で『弾幕ごっこ』は選びませんよ?
次の章こそ必ず!!・・・・・・・でも花映塚だしなぁ
まぁ、大丈夫だろ(震え声)
あと最近文章が雑になってるような気もします。

誤字・脱字などがあれば脳内変換、脳内補完お願いします。


出番が少ないキャラ(特に永夜抄)は、花映塚では関係の深いプレイアブルキャラのアシスト、
或いは地霊殿風の助言(とボム兼任)キャラとして出したら良いかも

映姫様は本来ならゆうかりん級の上位勢が本気で戦わないと歯が立たないし

>>81
貴重なご意見、ありがとうごさいます!!
参考にさせて頂きます。



投下



最終回 「 『異変』の後はのんびりと 」









上条「と言う訳で、『異変』は無事に解決。後はゆっくり休んでいくことにした・・・・・・・・・・よっ」


霊夢「へぇ・・・・・・・・・次はアンタよ」


魔理沙「分かった」



俺は霊夢達とババ抜きをしながら話していた。
ババ抜きをしているのは俺、霊夢、魔理沙、咲夜、レミリア。
既にレミリアと咲夜は上がっていて、ジョーカーは俺の手元にある。
ていうかカードをを配られた時点で俺の手元にジョーカーが来ていたのだ。



上条(俺は何かに取り憑かれてるのか?)



そう考えてしまう程、俺の手元ばかりにジョーカーが来る。
輝夜達とした三回と霊夢達とした二回、合計五回。全部が同じ結果で俺の負けだ。
しかも全試合で最初に俺の手元へ、そして一時的に離れてもすぐに俺のもとへ戻ってきてしまう。
不幸だ・・・・・・・・










魔理沙「よっしゃぁ!!私も上がれたぜ!!」


上条「んなっ!?」


霊夢「それじゃあ引くわよ?」



霊夢はそう言いながら俺の手元にある二枚のカードを見る。
一つはスペードの八。もう一つは俺の事が大好きらしいジョーカーのカードだ。
俺は無心になり、霊夢の顔をジッと見つめる。霊夢の顔がほんのりと赤みがかる。
そして霊夢はとあるカードに手を掛けた。



上条「それでいいのか?」


霊夢「ええ」


上条「そうか・・・・・・・」


霊夢「ねぇ?」



突然、霊夢が手を止め、俺に話しかける。
俺は何だ?と聞き返した。










霊夢「賭けごとでもしない?」


上条「賭けごと?」


霊夢「そう。あんたが勝ったら私に一回だけ。何でも命令出来るの。どう?」



突然霊夢に提案された賭けごと。
その提案を呑むべきか、呑まざるべきか。
俺は少し考えた後、



上条「分かった、お前のほうは?」


霊夢「秘密よ」


上条「えー」


霊夢「文句言わない!!別にたいしたことじゃないし、そこまであんたが嫌がる事はしないわよ」


上条「そっか」



とりあえず霊夢の提案を呑むことにはしたが、肝心の霊夢が勝った場合のことは聞けなかった。
まぁいい、勝てばいいだけだ。霊夢が取ろうとしているカードはジョーカー。
俺にもまだワンチャンはある。今までは勝てなかったが、一度霊夢の手に行けば俺の勝利率は高くなる。
と、考えていると霊夢は手に掛けていたカード









霊夢「よっ」


上条「」



の横にあるスペードの八のカードを取った。



上条「何でだぁぁぁぁァァァァァァ!!!!!?」


霊夢「さぁ、私の勝ちよ。当麻?」


上条「うぅ・・・・・・・」



俺が今回のことを通して学んだ事は・・・・・・・・賭けごと。ダメ、絶対。



永琳「終わったかしら?」


上条「あ、はい」



落ち込んでいる俺のもとに永琳さん達が歩いてきた。
どうやら話しは終わったようだ。
俺は輝夜に『トランプ』を返し、これから何をしようかと考える。










輝夜「ねぇ」


上条「ん?」



思考している俺に輝夜が話しかけてきた。
振り向くと輝夜は一升瓶を持っていた。



輝夜「みんなでお酒でも飲まない?せっかくだし、まだまだ話したい事があるの」



少し考えた後、俺は輝夜の誘いに乗る事を決める。
どうせこの後に妹紅と飲み合いをする約束をしていたので丁度良いだろう。
酒は大人数で飲んだ方が美味いし。



輝夜「妹紅も一緒に飲みましょう?あんたにはいろいろと聞きたい事はあるし、あんたもいろいろと聞きたい事はあるでしょ」


妹紅「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ」


上条「それじゃあ、飲みますか!!」



俺の言葉と共にその場にいた全員が思い思いの場所に移動した。
俺もその場に座り、胡座をかく。
それぞれに酒を注いだ杯が渡される。



上条「乾杯!!」


『乾杯(!!)』






―――――――――――――――そして、俺達の『異変』は終わり、『宴会』が始まった。





























萃香「乾杯!!!」ボンッ


上条「うおっ!?」


『!?』

























『永夜異変』 END



投下終了


ちょっと慧音先生が空気だった。今は反省してる。
次回は花映塚。出せなかったキャラとかを出せたらいいなと考えてます。
誤字・脱字などがありましたら脳内変換、脳内補完お願いします。

乙です
勢いで旧作キャラ出しても良さそう

>>95
花映塚では出ないと思いますが
いずれ旧作キャラも出します。



投下



短編その五 「 とある日常の博麗当麻 」



・ラーメン



上条「いや~おっさんの作る『ラーメン』はうまいなぁ!!」


おっさん「お、本当かい!?そう言ってくれてうれしいよ」


上条「外の世界に住んでた頃はよく食ってたんです。俺の大好物の一つで」


おっさん「そうかい、また食いに来てくれ」


上条「はい!!」




咲夜(そっか・・・・・・当麻の大好物はラーメン。メモメモ)


妖夢(魔理沙さん達と偶然会ったので一緒にお茶をしていたら・・・・・・・今度作ってみようかな?ラーメン)


魔理沙(ラーメンか。挑戦してみるのも悪くないな)


店員「あの~ご注文は?」


『あ、え~と・・・・・』アセアセ






・そうだ、家を作ろう(思いつき)




上条「萃香師匠、貴女の家を俺が作ります!!」


萃香「へぇ、楽しみにしてるよ」



―――――――二時間後―――――――



上条「出来ました!!」


萃香「早っ!?」


上条「これが貴女の住む家です」


萃香「どれどれ?」



『犬小屋みたいな小屋』



上条「どうですか?」ドヤァ


萃香「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



このあと滅茶苦茶ボコボコにされた(by上条)







・退院と入院





ここ永遠亭では最近、外の世界でいう病院と同じことを始めた



優曇華院「早く治しなさいよ~」


上条「あはは、スマンスマン」



―――――――退院から四日後―――――――



永琳「また?」


上条「上手く避けられると思ったんだけどなぁ・・・・・」



―――――――退院から三日後―――――――



てゐ「入院早くない?」


上条「・・・・・・・俺も今それを考えていた所だよ、てゐ」



―――――――退院から二日後―――――――



輝夜「退院してからここに入院するまでの期間が一日ずつ減っているわね」


上条「何故だ」



―――――――退院後の翌日―――――――



『おい』


上条「・・・・・・・・・・・・・・理由は聞かないでくれ」





投下終了

四コマ漫画風の短編にしてみました。
思いついたら章終わりにやってみようと思います。
思いついたらですけど。



投下



第五章 『六十年周期の大結界異変』


第一話 「 花は咲き誇り、人妖は動き出す 」









上条「・・・・・・・・・・・・・面倒くせぇ」


紫「そんなこと言わないでよ・・・・・・・・私も行きたくなんて無いのになぁ」



そう呟くのは俺こと上条当麻と『スキマ妖怪』の八雲紫さん。
現在俺達がいるのは『再思の道』である。『再思の道』は『魔法の森』を抜けた後に続く道のことだ。
で、俺達は幻想郷担当の『閻魔』から呼び出しをくらってしまい『無縁塚』へ向かうことに。
『無縁塚』は『外来人』などの縁者がいないものの共同墓地があり、『博麗大結界』の綻びがある場所だ。
あとこんなに俺達が嫌がっている理由は、俺の場合は何時間にも続く(タメにはなる)説教。紫さんは『閻魔』に苦手意識を持っているらしい。



紫「しっかり捕まってなさい」


上条「スミマセン。はぁ・・・・」



何故俺が紫さんに謝るのか。それは俺が空を飛べなくなったことが関係する。
というか俺は今。『幻想殺し』以外の力を『魔人』モードを使わない限り行使出来なくなっているのだ。
(といっても『魔人』モードは殆ど使用してはいないが)
おそらく妖夢さんの刀が俺の心臓へ突き刺さったことがダメだったのかもしれない。
あの時俺は刀を抜くために心臓へ力を送り込んだ。その行為が『別の段階』へ移るための儀式に酷似していたのだろう。



上条「そういえば最近『博麗大結界』が緩んでいる気が・・・・・・・・・・大丈夫なんですか?」



尋ねると紫さんは『気にしなくてもいいわ』と一言で答えてくれた。
まぁ、紫さんがそういうのなら気にしなくてもいいな。
これが幻想郷の危機に繋がるようなものならば即対処するはずなのだから。



上条(さて、今回はどんな説教をされるのかねぇ?)



そんなことを気楽に考えながら俺は紫さんから前の方に視線を移す。
おそらく後もう少しで目的地に着くだろう。紫さんの服を掴む手の力をさらに強くしながら俺は心の準備を始めた。









上条当麻と八雲紫が『閻魔』のもとへ向かっている頃、
幻想郷の各地では












『博麗神社』







霊夢「さて」



多くの人々が想像するような巫女服とは随分と違った赤と白と構成されている脇部分が見事に出てしまっている巫女服を着た少女がそう呟く。
少女――――――博麗霊夢――――――は巫女服の皺を伸ばしながら、手に持つ『お祓い棒』を握り締める。
霊夢が見つめるのは青く澄み渡る空。だが彼女が本当に見つめているのは青い空などではなく、その先にある『博麗大結界』だろう。
現在『博麗大結界』は緩んでいる。そのことを紫に報告したのだが『問題は無い』と短く、一言で返された。
言外に『気にするな』と言われた気がした霊夢はそれ以上は気にしないことに。



霊夢「・・・・・・・・・・お兄ちゃん、大丈夫かな?」



霊夢の義兄である上条当麻は今朝『紫さんに呼び出されたから行ってくる』と言って出て行った。
少し心配な霊夢だったがそれ以上は考えないことに決める。兄なら大丈夫、私は兄を信じている。と霊夢は心の中で呟く。
そして思考を兄から今起きている『異変』へと切り替える。ここ最近、様々な季節の花が一斉に咲き出したのだ。
これは立派な『異変』。解決しなければならない。



霊夢「それじゃあ、行きますか!!」





そう意気込みながら、霊夢は空へと浮かび、手当たり次第に進んでいくことにした。











『太陽の畑』







幽香「あら?」



辺り一面に向日葵の花が咲く『太陽の畑』にいた花を操る妖怪、風見幽香はとある方角から何かを感じた。
振り向くとそこには辺りに咲く向日葵と光輝く太陽、青く澄み渡る空のみだったが



幽香「見 つ け た」



その正体が分かったのか笑みを浮かべながら差していた傘を閉じ、空へと浮かぶ。



幽香(さぁ、行きますか)



幽香は心の中でそう呟いた。







『妖怪の山』





文(この『異変』は・・・・・・・・・また来たんだ)



鴉天狗の射命丸文は『懐かしいな』と思いながら手に持つカメラを弄ぶ。
彼女は『文々。新聞』という新聞を作り、配っている。なので日夜ネタを集めるため辺りを彷徨いているのだ。



文「じゃあ、ネタ集めにでも行くか!」



そう言いながら手に『葉団扇』という団扇を持ち、彼女は青い空へと飛んだ。






『鈴蘭畑』





??「・・・・・・・・・・」



ここは鈴蘭が無数に咲く丘。そこにはやや大きめ、腹話術で使われる大きめの人形ほどの身長の金髪少女がいた。
頭には大きなリボンがヘアバンドのように結ばれ、黒い洋服にロングスカートを着ている。
胸元には赤のリボン、腰には白の大きなリボンを付けていた。
そして彼女の隣には小さい、妖精のような者が飛び回っている。



??「・・・・・・・・・・」



彼女が見ている先には空を飛ぶ白黒の服と三角形の帽子を被った少女がいた。
その白黒少女は真っ直ぐに少女のもとへやってくる。その光景を静かに見ていた少女は一度目を瞑り、
自身の持つ『力』をゆっくりと解放させながら、白黒少女がやってくるのをジッと待つ事にした。











幻想郷の各地に住む様々な『人妖』達が動きだした。
吸血鬼に仕える従者だったり、騒霊の三姉妹だったり、
とある湖に住む氷精だったり、半人半霊の庭師兼剣士だったり、
妖怪の兎や月の兎だったり、夜雀だったり。







幻想に住む少女達は幻想の空を飛ぶ。それぞれの目的のために。






投下終了

遅くなってスミマセン。
少し投下のペースが遅くなると思います。



投下



第二話 「 それぞれの戦い stage1 」








この『物語』はあらゆる人や人外がそれぞれの目的を果たすため、欲を満たすため、目前にいる敵を撃破するため。
各地を彷徨い、戦い続けるというものだ。さて、その全員が辿り着く場所とは一体何処なのだろう。
殆どの方は『それぞれの目的、欲を果たせる場所。ふらふらと歩き続けた結果に辿り着く場所』と答えるのだろうが。
だがこの『物語』は少し違う。この『物語』に出演する全ての者達は自然と、考え無しに、考えがあったとしても、
誘導されるようにとある場所へと行き着く。







―――――――――――――――そして幻想郷の各地では既に、戦いが開始されていた。











『青く澄み渡る空中』






霊夢「っ!!」


幽香「あはっ♪」



愉快だ、とでも言うかのような笑みを浮かべながら花を操る妖怪である風見幽香は『博麗の巫女』である博麗霊夢の蹴りを右手で掴み
残った左手を握り締めて作った拳を霊夢の腹へと叩き込む。メキッという鈍い音が霊夢の華奢な身体から鳴り響く。
痛みに顔を歪ませながらも霊夢は手のひらに拳程の大きさの霊力で作った『球』を握り潰す。その行為に疑問を感じ、首を少し傾ける。
その一秒後、ズドッ!!!と幽香の頭部があった空間を突き刺すように霊夢の手のひらから剣のような、杖のような、枝のような物体が現れた。



幽香「なにそれ?」


霊夢「アンタは知らなくてもいいこと・・・・・・・・・よっ!!!」



ブンッ!!と霊夢は手に現出させた『棒』を横に薙ぎ払う。
その攻撃に少し後ろに下がる事で回避した幽香だが、突如。



??「はぁぁぁぁァァァァ!!!」



風を切る音と共に何者かが幽香へと蹴りを入れる。
突然の襲撃者&乱入者に少し戸惑った幽香だが、即座にくるりと踊るように身体を捻らせ攻撃を避け
畳んでいた傘を襲撃者&乱入者の腰の部分へと叩き込む。―――――――――――――――しかし。









??「ふふふ、遅い遅い。いくら大妖怪でも私の速さにはついてこられないでしょう!!」



その誰かは自慢するように話しながら、手に持つ外の世界のカメラを手で弄びながら霊夢達を見る。
『文々。新聞』の制作する天狗兼新聞記者、射命丸文だった。
何ともない様子から察するにおそらく幽香が彼女だと思い攻撃していたのは彼女の残像だったのだろう。



文「ふう、で貴女達は一体何を?」


幽香「見ての通り戦いをしてるんだけど?」


文「弾幕ごっこ・・・・・・・ではないですよね」


霊夢「あれのどこが弾幕ごっこなのよ?」


文「ですよねー」


幽香「そういうアンタこそ何を?」



尋ねると文は思い出したように手のひらにグーの手をポンと置く。










文「そうだ!!ちょっと久しぶりに起きたこの『異変』について何かネタになるようなものが無いか探してたのよ!」



慌てた様子の文が答えた発言の中に気になる単語を霊夢は耳にする。



霊夢「ん?久しぶり?」


文「そう、一年の中でそれぞれの季節に咲く花たちが一斉に咲き始めるこの『異変』。これって六十年周期で起きる『結界』の緩みが原因でしたっけ?」


幽香「確かね。だからほっておいても『異変』は解決するはずだけど・・・・・・」


霊夢「はぁ!?・・・・・・じゃあ、『異変』を解決しようと意気込んで飛んできた私の意味は?」



霊夢が少し涙目で二人に尋ねる。
二人はお互いの顔を少し見ながら、再び霊夢へと視線を移す。



『さぁ?』


霊夢「うぅ――――――――――――――不幸よ!!」



よく調べずに異変解決へと向かってしまった自分も悪いのは分かってる。
だが霊夢は何となく義兄の口癖を叫んでみた。







投下終了

ちょっと出来が悪く、短いですが今回はここまでとさせていただきます。
風神録から本気だす。あとやりきるか(だいたいの異変)、それとも東方編の途中から禁書編に突入にするか悩み中。
息抜きがてらにハーメルンでまた東方×禁書を書き始めましたが(原作条さんの)何かスゴイ進みます。筆が。
息抜きって大事だなと改めて思いました。

乙、個人的には異変全部やってもらいたい

乙、個人的にはとある編もそろそろ見たいと思っている

乙…個人的にはとある話は別にいらないと思う。あと、別のサイトの原作上さんの続きが気になる。


このチート級の能力揃いな上条さんがとある世界に来て禁書編をやってもただの蹂躙ゲーになりそうな…
現時点でも実質フィアンマやオティヌスの権能を遥かに超える力を行使出来ちゃうし

>>127>>128>>129
ご意見ありがとうございます!
異変と異変の間って結構空いてるのでその間に
・・・・・・とりあえず考えておきます

>>130
その事に関しては解決策があるのでご安心を。

ハーメルンの方のタイトル教えてくれ。めっちゃ気になる

>>135
東方神浄録です。
ちなみに新約10巻以降の上条さんの幻想入り。


唐突ですが報告があります。
それはこのssの今後についてです。率直に言えばこのssはこの章と風神録、そしてオリジナルストーリーを消化したら
依頼を出す事に決めました。そしてハーメルンで設定をある程度引き継いだ形で新しく始めようと思います。
理由は至極単純で、リメイクしたかったからです。他にもハーメルンの方がやりやすかったり、投稿した後も手直しが出来たりと便利な点など。誠に勝手ながらこのssを禁書編などをやらずに止めてしまうことになりスミマセン。東方編も最後まで出来ませんでした。あ、ちゃんとこのスレ内で終わらせます。それでは、もうしばらくお待ちください。

めんどくさ…

>>138
このまま続けるとグダグダになってエタるような気がしたので、オリジナルストーリーで切りよく終わらせようと。
禁書編だけでもやろうかなとも思い始めてはいますがそれだと中途半端で終わりそうですし。そこはまだ検討中。
個人的な都合で途中放棄するようなことをしてしまい本当に申し訳ございませんでした。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月13日 (水) 00:41:18   ID: uyWvDm4i

最近の楽しみがこれになってるwww

2 :  SS好きの774さん   2014年08月13日 (水) 01:10:01   ID: 8zdoFq3G

妹紅可愛いw

3 :  SS好きの774さん   2014年08月13日 (水) 17:36:17   ID: v30QH3g3

楽しみだから早く〜!!!!!!!!!

4 :  SS好きの774さん   2014年08月15日 (金) 11:19:09   ID: n8fj6o1_

はよ次出して〜!!!!!!!!!

5 :  SS好きの774さん   2014年08月21日 (木) 00:14:02   ID: iltLEfbb

次回の話が楽しみなので頑張ってください!!!!!!!!!

6 :  SS好きの774さん   2014年08月26日 (火) 15:30:07   ID: ReAfIyuK

面白かったです!
次も頑張ってください!!!!!!!!!

7 :  SS好きの774さん   2014年09月04日 (木) 06:44:11   ID: PW2rBIj5

はよ!続きはよぉ!!
待ってるかんね!

8 :  SS好きの774さん   2014年09月05日 (金) 15:57:20   ID: CjzpRqqR

頑張って〜!!!!!!!!!

9 :  SS好きの774さん   2014年09月11日 (木) 23:20:13   ID: P-MKXupg

続きが気になります
頑張ってください!

10 :  SS好きの774さん   2014年09月21日 (日) 23:45:59   ID: J4XO7FMZ

面白かった♪続きにも期待しますw

11 :  SS好きの774さん   2014年09月25日 (木) 00:27:49   ID: XvLgxFnn

面白かったです!
次が楽しみです

12 :  SS好きの774さん   2014年09月29日 (月) 12:26:42   ID: tzqX07EU

(´・ω・`).。oO(きめぇ)

13 :  SS好きの774さん   2014年09月29日 (月) 15:52:11   ID: k5kLekRS

荒らされやすい二大作品のコラボとか一番あぶねぇよ。荒らしがこなけりゃいいけどな。

14 :  SS好きの774さん   2014年11月09日 (日) 16:43:18   ID: d6on_J8D

うぽつです!これからも頑張ってください!

15 :  SS好きの774さん   2014年12月21日 (日) 00:42:41   ID: AJ8SOggT

これが最近の楽しみ

16 :  SS好きの774さん   2015年06月12日 (金) 12:22:26   ID: qpJV2skx

続き楽しみにしてます!

17 :  SS好きの774さん   2016年03月11日 (金) 19:02:39   ID: sfX5P1XH

続き楽しみにしてます!!

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