悟空「そうだ！」

ベジータ「（！！！）」

悟空「クリリンも来い！」

ベジータ「（・・・。）」

クリリン「もちろん行くぜ！悟空！」

悟空「あとは....」

ベジータ「（・・・。）」

悟空「ヤムチャや天津飯も来いよ！」

ベジータ「（・・・。）」

悟空「プーアル、ウーロンも来いよ！」

ヤ・天・プ・ウ「行くぜ！」

悟空「あとは・・・・」

ベジータ「（・・・。）」

悟空「ミスターサタン、パン、ビーデル...」

ベジータ「（・・・。）」

悟空「そうだ！　忘れてた！」

ベジータ「（！！！！！！！）」

悟空「亀仙人のじっちゃんも呼ぼう！」

ベジータ「（ｸｿｯﾀﾚｰ）」

亀仙人「ふぉっふぉっ、ピチピチギャルはおるのか？」

悟空「いねぇよそんなもん…あ！」

悟空「ブルマを呼ぼう！」

ベジータ「（なにぃ？！　ということは････俺も…！！！）」

～３時間後～


ベジPhone「（悟空：画像を送信しました）」

ベジータ「・・・。」

ベジータ「俺はサイヤ人の王子だぞーーーー！！！！！くそったれえええええええええええ！」

ベジータ「うっ・・・うっ・・・」

ベジータは生まれて初めて、心の底から孤独を感じた....
寂しさと虚しさに涙すら流した
これも初めてのことだった...

ベジPhone「（別グループ）フリーザ：お泊り会に呼ばれました」

ベジータ「！！！！！」

フリーザ「ザーボンさん、ドドリアさん！　悟空とかいうサイヤ人に会いに行きますよ！」

ギニュー「ゲコゲコ」

フリーザ「もちろんギニューさん、あなたもです！」

ベジータ「（・・・。）」

フリーザ「いいですか？！　地球育ちのサイヤ人になめられる訳にはいきません！　ザーボンさん？」

ザーボン「はっ！　もちろん手土産は最高級の肉を用意してあります！」

フリーザ「よろしい...ドドリアさんは？」

ドドリア「俺は酒を！」

フリーザ「上出来です！　それでは３０分後に集合ですよ！」

ベジータ「（・・・。）」

～２時間後～

ベジータ「うっ・・・うっ・・・皆がうらやましいぜチクショウ・・・」

ベジータ「なんで俺だけ呼ばれないんだ・・・！」

ベジータ「確かに、昔カカロットにやりすぎた事は多々あった！」

ベジータ「栽培マンをつかって、ヤムチャとかいうハゲを殺したり・・・」

ベジータ「だからって・・・こんな・・・わかりやすいハブりがあっていいものなのか？！」

ベジータ王「息子よ」

ベジータ「親父・・・・！！！」

ベジータ王「なにを泣いている？」

ベジータ「・・・・・・。」

ベジータ王「そうか・・・」

ベジータ「・・・。」

ベジータ王「息子よ、誘われないのにはお前にも問題があるのではないか？」

ベジータ「なんだと？！」

ベジータ王「お前は、流れていくLINEのログを見るだけで...自分から行きたい！といったのか？」

ベジータ「くっ...それは...！！！！」

ベジータ王「それではダメなのだ、自分でアピールしていくことも大切だ！」

ベジータ「だが！　自分から発言してみて、呼んでないのになんだこいつとは思われないのか？！」

ベジータ王「ほう…息子よ、お前は失敗が怖いのか？」

ベジータ「くっ・・・！！！」

ベジータ「くそったれーーーーーーー！！！！！」

ベジPhone「ベジータ：俺も行っていいか？」　送信

ほう…

>>17　ミスった。

～２時間後～

ベジPhone「・・・。」

ベジータ「・・・。」

ベジータ王「・・・これは、ＫＳというやつではないか？」

ベジータ「なぁにぃ！？　この・・・この俺が・・・既読スルー・・・」

ベジPhone「！！！！」ﾋﾟｺﾝ♪

ベジータ「！！！！！！！！！！　来たぞ！」

ベジPhone「悟空：わりぃ、うち狭いからもう入れねーんだ」

ベジータ「くそったれえええええええええええええええええ！！！！！！！」

おわり。