妹「何で私にはおちんちんが無いんだろう」(11)

男「おちんちんは男にしかない」

妹「ねえ、おちんちんって今から生やせるのかな」

男「生やせない。というか生える物じゃない」

妹「でも、修行すれば生えるって聞いたことあるよ」

男「誰から」

妹「国立陰部研究所の人が講義でそう言ったの」

男「そうか」

妹「どんな修行すればいいと思う?(真剣)」

男「女の遺伝子からは生えてこない」

妹「そうなの?」

男「男の遺伝子にはちんこを生やす装置が付いているが女の遺伝子にはない」

妹「何で分かるの」

男「俺は今までの人生の中でちんこの生えた女など見たことがない」

妹「私がそのトップバッターになるよ」

男「その言葉を聞いた瞬間俺は絶望した」

妹「なんで」

男「おまえがちんこ女になったら俺の顔にも泥が塗られることになる」

妹「別にいいよ」

男「おまえの意見など聞いていない」

兄「いや、いきなり何を言ってるんだ……」

妹「だって、私にはないのに、お兄ちゃんにはある」

妹「こんなのずるい」

兄「あった方がいいのか?邪魔になるかも知れないぞ」

妹「欲しいもん」

兄「そんなに欲しいのか?」

妹「うん」

兄「どうしても?」

妹「うん」

兄「そうか……」ゴソゴソ

兄「まあ、この話は忘れよう。ジュースでも飲んで」

妹「うぅー……ありがとう」ゴクゴク

兄「……」

……



妹(ん……なんだか体が熱い……)

妹(ぅぅっ……お兄ちゃん……お兄ちゃんっ、助けて……)

妹「お兄ちゃんっ!!」ガバッ

妹「あれ……夢……」

ムズムズ

妹「……?」

ドタドタドタ

妹「お兄ちゃんっ!!」ガチャッ!!

兄「んー……なんだよ朝から……眠いぞ」

妹「見て見て!」

兄「なんだー……」

モコッ

兄「……」

妹「えへへ……」

兄「パンツの中にボールでも入れてるんだろ……」

妹「違うもん!触って」

兄「お、おい」

フニッ

妹「んっ……!」ビクンッ

兄「い、今の感触……」

兄「まさか、それ、本当に……」

妹「うん!おちんちん生えたっ!!」ギュッ

兄「うわっ!?」

妹「えへへ、嬉しい……お願いがかなった……」

兄「……そうか」ナデナデ

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