ハルヒ「なっ、なによあんた」
キョン「おまえがなんや。なんていうた今?」
ハルヒ「はぁ? 話聞いてたの? 難聴?病院行ったほうがいんじゃない?」
キョン「ファーwwwwwwあれボケちゃうんかいwwwwおもろいなおまえ」
ハルヒ「笑い事じゃないわよ!」バン
岡部「はいはい! 次の人!二人共静かにして」
キョン「すんません」
ハルヒ「…」ストン
ヒガシチュウシュッシン…タニグチデス…
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翌日
国木田「キョン」
キョン「おっ国木田かいな。おまえこのクラスやったんか」
国木田「…昨日自己紹介だったろ…気づかなかったのかい」
キョン「どうボケるかで頭いっぱいでなwwwwすまんすまんwwww」
国木田「君はほんとに笑わせるの好きなんだね」
キョン「しっかしあの涼宮のボケ…あいつに全部持ってかれたわ。しかも天然やてwwwwwwファーーwwwwww」
国木田「いろんな意味でクラスメイトのハートをわしずかみしちゃったね」
昼休み
キョン「おまえ涼宮とおんなじ中学やったんかいwwwwwwええなぁ」
谷口「なんだ? おまえも一目惚れしちゃったクチか?」
キョン「そんなんやないねん。あいつおもろいわwwwwwwファーwwww」
谷口「…まぁ…あいつは奇行に走ることがあるからな…グラウンドに変な模様をかいたこともあるし」
谷口「変な御札が学校中に貼られたりしたし」
キョン「ちょっとボケにしてはやりすぎやな」
谷口「ボケじゃねぇよ。本人はいたって真面目さ」
キョン「ファーーwwwwwwなんやねんあいつwwwwww」
谷口「まっ、涼宮よりも俺のイチオシはあいつだな。朝倉涼子」
キョン「へぇー。あの青髪のねぇちゃんか」
谷口「一年女子はAからBまで全部ランク付け済みだぜ」
国木田「朝倉さんがそのAなわけ?」
谷口「AAランクプラスだな。あれは性格もいいに違いない」
キョン「ほんまかいな。おもろいんか?」
谷口「さぁどうだろうな。たぶん役どころはツッコミじゃねぇか?」
キョン「ええがなええがな。ツッコミあってのボケやろwwwwwwwwファーwwwwww」
キョン「ちょいと連れてくるわ」
谷口「は? おいっ待て」
ナァ イッショニメシクワンカ?
谷口「…あいつまじで聞いてやがるぜ…ハート強すぎだろ」
国木田「キョンは朝倉さんを異性として見ていないんじゃないかな?」
谷口「だとしたら信じられねぇぞ‥驚天動地だ…」
国木田「おっ来たみたいだよ」
…
…
キョン「ダメやった。先約があるんやって。頼むのがちょいと遅かったわ~悔しいわ~」
国木田「休み時間に声かけてみればいいんじゃないか」
谷口「おい、キョン!そのときは俺も誘ってくれ」
キョン「ファーーwwwwww谷口なんでおまえそんなに必死やねんwwwwww」
朝倉「ねぇ涼宮さん、昨日のドラマみた?」
ハルヒ「見てないけど」
朝倉「そっか。一度見てみるといいよ。ものすごく面白いから。あっそうだ。軽くストーリー話してみようか」
ハルヒ「いらない。ていうか話しかけないで。時間の無駄だから」
朝倉「……」
キョン「涼宮おまえそんな言い方ないやろ」
ハルヒ「うるさい」
キョン「おまえええかげんにせえよ」
朝倉「いいのよキョンくん。じゃまたね涼宮さん」
キョン「気にするなやwwwwwwwwファーwwww」
岡部「ではこれからクラス委員を決める。だれか立候補はいるか?」
…
…
…
岡部「誰もいないのか…」
朝倉「あのぅ…誰もやらないなら私が…」
岡部「朝倉? いいのか?」
朝倉「みんながそれで良ければ…だけど」
岡部「だれかほかに立候補は? いないな。よし委員長は朝倉に決定」
パチパチパチパチ
岡部「では次に副委員長」
朝倉「あの推薦してもいいかな?」
岡部「ああ、構わんが」
朝倉「キョンくん、お願いできるかしら」
キョン「えぇ、おれ? ホンマでっか?」
朝倉「キョンくん、ムードメーカーだし、明るいし、すごく向いているんじゃないかしら」
キョン「ファーーwwwwwwwwおまえちょいちょいええこと言うなwwww」
ドッwwwwwwワッハハハハ
キョン「ok! やったろうやないか副委員長」
オー!パチパチパチパチ
キョン「よろしくなこれから!ファーーwwwwwwww」
翌日
キョン「おはようさん!」
ハルヒ「うっさい」
キョン「おお、こわ」
ハルヒ「用もないなら話しかけないで、時間の無駄だから」
キョン「ファーーーwwwwwwじゃあお前の有意義な時間ってなんやねん」
ハルヒ「それは…」
キョン「おまえ毎日髪型変えて宇宙人とテレパシーしてるつもりかもしれんけど、直接呼んだほうがええんちゃうか?」
ハルヒ「待って!いつから気づいたの?宇宙人とテレパシーしてるなんて」
キョン「ファーーーwwwwwwあの自己紹介聞いたらいやでもわかるわwwwwwwwwそんなん簡単に予想できるわ」
ハルヒ「そうだったの…ばれてたのね…」
キョン「曜日毎に結ぶ箇所が増えてるのも関係あるんか?」
ハルヒ「曜日って数字で表せると思うのよ。月曜がゼロ、火曜が1、水曜が2」
キョン「どっちかっていうと日曜がゼロやないか?」
ハルヒ「あんたの意見は聞いてない!」
キョン「ファーーwwwwwwすまんすまんwwww人のトーク奪ってもうたwwww」
キョン「そういやお前、いろんな部活入ってるんやってな。なんかおもろいのあったか?」
ハルヒ「ぜっんぜんない! 野球部は脳筋だし、ミステリー研、SF研はオタクの集まりだし」
ハルヒ「思ってたのと全然違ったわ!」
キョン「野球部は運動部なんやからそら脳筋なるやろwwwwwwwwファーwwwwおまえやっぱおもろいなwwwwww」
ハルヒ「笑うなっ!」
キョン「すまんすまん。まぁないものねだりは良くないで。持ってる手札でいかに楽しむかや」
授業中
キョン(あー眠いわ~もう限界…)コックリウトウト
キョン(しかしまだ一度もボケてない…クラス盛り上げんと…)
キョン(でも…もう…)グイッ
キョン「うわっ!」バァン!
キョン「なにさらすんじゃおんどりゃー!」
ハルヒ「ひらめいたっ!」
キョン「何がや!」
ハルヒ「部活よ!」
キョン「意味わからんわっ!」
ハルヒ「なによ!あんたもうちょっと驚きなさいよ」
キョン「意味わからんわ!ちゃんと説明せえや」
ハルヒ「部活がなければ自分でつくればいいの!」
キョン「それでお前は部活をつくるつもりか?」
ハルヒ「そのつもりよ!つーかこれからっしょ!」
キョン「ファーーーwwwwwwwwww知らんがなwwwwwwww」
ハルヒ「てなわけで協力しなさい!」
キョン「こんなとこまで連れ込んでなに言い出すかとおもったら」
ハルヒ「私は部室を探しておくから書類手続きはあんたがやって。いいわね」スタスタ
キョン「おいっ待たんかい!なんちゅう横暴な女や…」
キョン「ていうかひょっとして俺も部員になるんか……」
…
…
…
…
キョン「なんかおもろそうやし、アリやなっ! ファーーwwwwwwww」
放課後
ハルヒ「キョンついてきなさい!こっちよ!」
キョン「急にイキイキしよってからに。部活あるのがそんなにうれしいか」
ハルヒ「ここが今日からわれわれの部室よっ!」バァン
キョン「ファーーーwwwwwwwwどこがやwwwwww人おるやないかwwwwwwおまえ天然すぎやろwwwwwwファーwwwwww」
ハルヒ「貸してくれって言ったらオッケーしてくれたのっ!もう笑うなっ!」
キョン「じゃあ何か? おまえは人の部室をのっとったのか?」
ハルヒ「本人の同意あるんだし、のっとりじゃないわよ」
キョン「ホンマかいな。ええんか?えっと…」
長門「長門有希」
キョン「長門、こいつに部室あげてもええんか?」
長門「いい」
ハルヒ「ほーらね」
ハルヒ「そうだっ!ひとつ忘れてたわっ!ちょっと行ってくる」ブオォォォン
キョン「ちょ、待たんかい」
キョン「ったく…」
長門「…」
キョン「その本おもろい?」
長門「ユニーク」
キョン「へぇ~なるほど」
長門「…」
キョン「…」
キョン(やりにくっ!)
ハルヒ「おーまたー!」バァン
キョン「おまえどこいって…おわわぁ!」
ハルヒ「この子連れてきちゃったの~みて~かっわいいでしょ~」
キョン「うわ~美人やな~~」
キョン「って違うわっ!」
キョン「嫌がってるやないか離さんかい」
みくる「あ、あのっ…わたし…」
ハルヒ「仕方ないわね…」ガチャ
みくる「なっ、なんで鍵を閉めるんですかっ!」
ハルヒ「黙りなさい」
キョン「説明してもらおうか」
ハルヒ「二年生の朝比奈みくるちゃんよ。われわれの部活に入ってもらいます」
キョン「無理やり入れるのはアカン」
みくる「いいんです。わたし…入ります!」
ハルヒ「いやったー」
キョン「おまえどういう理由でこの人をつれてきたんや」
ハルヒ「きまってるじゃない。萌えよ萌え。いわゆるひとつの萌え要素」
キョン「ファーーーーwwwwwwww知らんがなwwwwww」
ハルヒ「と・に・か・く・これで部員は四名。規定人数まであと一人ね」
キョン「やっぱ俺も入れてるんかい! まぁええけどwwwwww」
ハルヒ「一時はどうなるかと思ったけど…これで高校生活楽しくなりそうだわ」
キョン「部活作っただけで楽しくなったら苦労せんわ」
ハルヒ「もちろん、つくってからの活動もいろいろやってくつもりよ!つーかこれからっしょ!」
キョン「まぁそういうことやなwwwwwwファーwwwwwwww」
翌日~
女子「あっ、キョンくんおはよう」
キョン「おはようさん」
女子2「おはようキョンくん」
キョン「おはよ」
ハルヒ「ちょっとキョン!」
キョン「おは…なんやお前!」
ハルヒ「はやくこっちくるっ!」
ハルヒ「残るは謎の転校生ってとこね」
キョン「ファーwwwwww知らんがなwwww転校に謎もなにもないわwwww」
ハルヒ「うっさいわね。楽しい学園生活には謎めいた転校生が一人はいるものなのよ」
キョン「いわゆる一つの、ってやつかいな」
ハルヒ「そういうこと。ちょうどね、9組に転校生が来ているようだから今日入部させるわ」
キョン「少しは相手の意向も考えようや~ 無理やり入らせるのはアカン」
ハルヒ「きっと大丈夫よ。ていうわけであたし今日遅くなるから先に部室に行ってて」
キョン「おれもいくわ」
ハルヒ「だーめ」
放課後
キョン「はいこんにちはー」ガチャ
みくる「あっこんにちはキョンくん」
キョン「ファーーーwwwwwwwwwwww朝比奈さんwwwwwwなんて格好してはるんですかwwwwwwファーwwwwwwwwファーwwwwww」
みくる「えっと…涼宮さんが部室にいるときはこれを着るようにと…なんか変ですかぁ? もう笑わないでください!」
キョン「ファーwwwwww涼宮やっぱおもろいわwwwwwwファーwwwwww」
みくる「…」
バタンッ
ハルヒ「おまたせーっ!」
ハルヒ「ついに来たわよ。5人目の新入部員その名もーっ!」
古泉「古泉一樹です」
キョン「おお、噂の転校生…おもったより普通のやつや」
古泉「フフッ…申し訳ございません」
キョン「よろしくな。おれは」
ハルヒ「こいつはキョン、あっちで本読んでるのは有希、こっちはみくるちゃんよ」
古泉「皆さん、よろしくお願いします」
キョン「ファーwwwwwwおまえ入るんかいなwwwwww」
古泉「もちろんです。誘っていただいて光栄です」
ハルヒ「これで5人そろったわね」
キョン「それはええけど、結局何する部活やねん」
ハルヒ「きまってるじゃない。部活名は…」
…
…
ハルヒ「S!O!S!団!」
キョン「なるほど。世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団、ってか。ファーwwwwww」
ハルヒ「!? なんでわかったの?」
キョン「ああ、なんとなくやなんとなく」
古泉「それにしても鋭いですよ。今のがわかるなんて」
キョン「おれは芸人なってビックになるんや!これくらいできて当然や!」
ハルヒ「あ、あんた芸人目指してたんだ」
キョン「おう」
ハルヒ「まっ、あんたならなれると思うわよ。なかなか面白いこと言うしね。あたしほどじゃないけど」
キョン「ファーwwwwwwww!おまえ教室で、俺以外と会話せんやんwwwwwwww」
ハルヒ「ま、まあそれはいいわ!活動内容よっ!」
キョン「お、おうなになに? 気になるわー」
ハルヒ「宇宙人、未来人、異世界人を探し出して一緒に遊ぶことよっ!」
キョン「ファーーwwwwwwwwwwまだ言うかおまえwwwwww」
ハルヒ「なによっ、あたしは大まじめよ」
キョン「朝倉連れてこればよかったわー、あいつなら冷静な突っ込みでwwwwwwファーwwwwww」
ハルヒ「あんた朝倉と仲良かったっけ?」
キョン「休みの日にたまに会ってるだけや。部活入る前は一緒に帰ったりもしてたんやけどなwwww」
キョン「あいつ俺がボケたらすぐ拾ってくれるねんwwww天才やわwwwwファーwwwwww」
ハルヒ「…」
キョン「おっ、なに急に落ち込んでんねん。よし、とっておきの物まねみしたる。小林繁の投球フォームや」
ハルヒ「いいわよそんなの」
ハルヒ「まっ、その話はあと。あんたのせいで狂っちゃったわよ」
キョン「俺なんもしてんわ」
古泉「まぁまぁ。とにかく5人そろって一件落着ってとこですか?」
ハルヒ「何言ってるのよ。ここからがスタートなの!
ハルヒ「ついにSOS団開始します。みんな仲良くやりましょい! つーかこれからっしょ!」
お わ り
数年後キョンは芸人となり、明石家さんまとしてお茶の間の人気者となるのであった。
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