キョン「後ろの席の奴が気になる」ver2 (21)

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今日は俺が進学した高校の入学式だ。

入学式も終わり、教室に向かった。

そしてお決まりの流れで自己紹介の時間。

俺の自己紹介も終わり、後ろの奴のが自己紹介を始めた。

「東中学出身、涼宮ハルヒ」

後ろの女生徒は続ける。

「ただの人間には興味ありません。
 この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」

さすがに振り向いたね。

長くて真っ直ぐな黒い髪を白い肌をした女は、喧嘩でも売るような目つきでゆっくりと教室中を見渡し、
にこりともせずに着席した。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410111256

この女は兎に角強引な女だった。

ある日、俺はこの女に連れられて、文芸部にきた。

「これからこの部室が我々の部室よ!」

どうやら俺はこの女と部活をすることになってしまったらしい。

俺は文芸の窓際に居る人物に気が付いた。

俺の視線に気が付いたのか、そいつは俺を見て、

「じょうじ」

と言った。それが名前らしい。

マジマジとそいつを見る。

黒い肌に筋肉質な体の持ち主だ。

顔は馬面でつぶらな瞳が特徴的だ。
つぶらな瞳をしたゴリラーマンと言った方がいいだろう。

髪型はパンチパーマっぽい。そこから触覚の様なのが二本突き出ている。

制服は女子生徒の物で一目で女性だと解る。

俺がじょうじをマジマジ見ているのに気が付いたのか、ハルヒが、

「あの子は変わっていると言えば変わってるわね」

とハルヒにだけは言われたくない台詞を言った。

「とにかく、これから放課後、この部室に集合ね。
 絶対来なさいよ。来なかったら死刑だから」

ハルヒは一方的なことを言って、この日は解散となった。

翌日の事、終業のベルと共に、ハルヒは「先にいってて!」と叫ぶや教室を飛び出した。

俺はというと仕方がなしに文芸部に向かった。

じょうじは既にきていた。

それから数分。文芸部のドアが乱暴に開かれた。

「やあごめんごめん! 遅れちゃった! 捕まえるのに手間取っちゃって!」

片手を頭の上でかざしてハルヒが登場した。
後ろに回されたもう一方の手が別の人間の腕をつかんでいた。

「紹介するわ。朝比奈みくるちゃんよ」

それだけ言ったきり、ハルヒは黙り込んだ。

朝比奈みくると紹介されたその人物は、

「じょうじ」

と言った。

俺はマジマジと朝比奈さんを見る。

黒い肌に筋肉質な体の持ち主だ。

顔は馬面でつぶらな瞳が特徴的だ。
つぶらな瞳をしたゴリラーマンと言った方がいいだろう。

髪型はパンチパーマっぽい。そこから触覚の様なのが二本突き出ている。

制服は女子生徒の物で一目で女性だと解る。

毎日放課後ここに集合ね、とハルヒが全員に言い渡して、この日は解散となった。

それから数日後、その日のハルヒは朝から「転校生よ!転校生!謎の転校生だわ!」等とテンションが高かった。

そして放課後、文芸部にハルヒがその転校生を連れてきた。

「へい、お待ち!」

一人の男子生徒の袖をガッチリとキープした涼宮ハルヒが的はずれな挨拶をよこした。

「一年九組に本日やってきた即戦力の転校生、その名も、」

虜囚となっていたその人物は、俺たち三人のほうを向き

「じょう」

じょうと名乗った人物は、黒い肌に筋肉質な体の持ち主だ。

顔は馬面でつぶらな瞳が特徴的だ。
つぶらな瞳をしたゴリラーマンと言った方がいいだろう。

髪型はパンチパーマっぽい。そこから触覚の様なのが二本突き出ている。

制服は男子生徒の物で一目で男性だと解る。

ハルヒが「人数も集まったし、この部の活動内容を発表するわ!」と言った。

常識的に考えると順序が逆なんだが、コイツには常識がないのだろう。

ハルヒは大きく息を吸い、演出効果のつもりかセリフを溜めに溜めて、

「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶことよ!」

と発表した。

その後ハルヒはじょうに学校を案内するなどと言って連れ出した。

それを見送ると、じょうじが俺の近くにやってきた。

そして一枚の栞を俺に差し出す。

栞を受け取った俺は裏側を見た。そこには文字が書いてあった。

『じじじょうじ』

「じじじょうじ?」

「じょうじじょうじ」

じょうじは満足したのかそれだけ言うと席に戻って行った。

その後、俺の下駄箱に一枚のノートの切れ端が入っていたことがあった。

差出人も書いてないその紙切れには、

「じょうじょうじょうじじ」

とだけ書いてあった。

勿論無視した。

その翌日も手紙が入っていた。

これは可愛らしいピンクの色をした封筒で、差出人も書いてあった。

『じょう』

じょうからの手紙を開ける。

『じょうじじょうじじじじじょう』

と、書いてあった。

その日の放課後、部室でハルヒが、

「次の土曜日! つまり明日! 朝九時に北口駅前に集合ね!
 遅れないように。来なかった者は死刑だから!」

等と不思議探しに付き合えと言い放った。

貴重な休日をこの奇妙な女に付き合ってられるか。

俺は無視した。

ハルヒの要求を無視した土曜日の夜。

ベッドで寝ていた俺はハルヒの声で起こされた。

目を開けるとハルヒの顔が眼前にあった。

いきなりでビックリした俺はハルヒの首の骨を折ってしまった。

「じょう」

俺はハルヒに声をかける。

「じょうじじょうじ」

もう一度声をかけるが、やっぱり返事がない。

常日頃から気持ち悪くて生理的嫌悪感を抱かせる顔立ちだったが殺すほどの関係ではなかった。

寝ぼけて思考能力が下がってた所に、あの人間離れした不気味な顔が眼前にあったんだ………

俺の気持ちも解るだろう?

気が付けば学校にいた俺だったが、遠くで光る巨人が校舎を破壊していた。

ドアが開いた音がした。

妙な夢を見た気がするが、朝がきて、妹が起こしに来たようだ。

何時もの様に俺に飛び乗り、お決まりのフレーズを言った。



「朝ご飯はーあ、どうするのーう?」


キョン「後ろの席の奴が気になる」 - SSまとめ速報
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に続く。




チラ裏SS オチマイ

付き合って頂いた皆様においては、お疲れ様でした。

>>1では関連スレと書きましたが、これは続編です。(ネタバレとなるので誤魔化して書きました。)

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