ベルトルト「ので、もう日も無いし何が良いか本人に聞くことにした」
ライナー「そうか」
ベルトルト「ごめん、一人で選ぼうと思ったけど無理だったよ。まず贈り物の選び方がわからなかった…」
ライナー(アニに贈り物やる時もだいぶ迷走してたもんな)
ベルトルト「皆に相談もしてみたんだけど」
ライナー「選択肢が増えすぎて選べなかったんだろ」
ベルトルト「あぁ。僕には自分の意思がない…」
お前
ライナー「お前が欲しい」
ベルトルト「えっ」
ライナー「お前が
ベルトルト「ライナー、君はいつ闇の魔導師になったんだ」
ライナー「闇の剣よ、切り裂け!」
ベルトルト「なんの、サタンクロス!」
ライナー「ばたんきゅー」
ベルトルト「……」
ライナー「……」
ベルトルト「……」
ライナー「……」
ベルトルト「…えっと、ごめん、僕が欲しいってどういう意味で?」
ライナー「そりゃ、>>8」
ベルトルト「えぇ……」
ずっと親友でいてくれって意味に決まってるだろ。言わせんな恥ずかしい
ライナー「それは、ずっと親友でいてくれって意味に決まってるだろ。言わせんな恥ずかしい」
ベルトルト「えぇ……」
ライナー「なんだよその反応」
ベルトルト「だって、そんな当たり前のことを今更贈り物に出来るわけないじゃないか!」
ライナー「お前……!」
ベルトルト「ライナー!」がしっ
ライナー「ベルトルト!」がしっ
……………
………
…
ベルトルト「さて」
ベルトルト「僕としては他にちゃんと贈り物をあげたいんだけど」
ライナー「さっきのでもう十分嬉しいがな」
ベルトルト「でも……」
ライナー「わかった、なら>>14をくれないか」
ベルトルト「>>14?」
ライベルのBL本
ベルトルト「ライベルのBL本?」
ライナー「あぁ」
ベルトルト「ライベルって人のBLって本が有るの?」
ライナー「いや違う、ライベルのBL本だ」
ベルトルト「どう違うんだ…?わかった、少し探してくる」
…………
……
…
ベルトルト「ライナー!」
ライナー「どうしたんだその怪我、手当してやるからこっちこい」
ベルトルト「あ、ありがとう」
ライナー「たんこぶできてるな。誰にやられたんだ」
ベルトルト「アニに。ライベルって本が見つからなくて聞いてみたら……そうだ、ライナー!ライベルのBL本が欲しいってどういう意味なんだ!」
ライナー「ん?>>18」
ベルトルト「え?」
そんなものをアニが持っていたんだが何なのか教えてくれなくてな
俺も知らないから知りたくて欲しいって言ったんだ
ライナー「ん?そんなものをアニが持っていたんだが何なのか教えてくれなくてな」
ライナー「俺も知らないから知りたくて欲しいって言ったんだ」
ベルトルト「え?」
ライナー「どうした?」
ベルトルト「そっか……いや、知らないなら良い…」
ライナー「それでライベルのBL本は…
ベルトルト「アニ……アニが持ってた…?…嘘だ、きっと違う、何かの間違いで……だってアニが一番よく知ってるし…僕らが友達だって一番知ってる筈……」ブツブツ
ライナー「おい、ベルトルト?」
ベルトルト「どうしようライナー、僕今とても死にたい」
ライナー(…ライベルのBL本ってのはそんなにヤバイ代物だったのか?)
ライナー「俺に贈り物をくれるんだろう、死ぬな死ぬな」
ベルトルト「でも、ライベルのBL本をあげるなんて…僕には無理だ」
ライナー「あぁ、無理しなくて良い。何か他の……そうだ、代わりに>>23をくれ」
プリチェンミラー
ライナー「あぁ、無理しなくて良い。何か他の……そうだ、代わりにプリチェンミラーをくれ」
ベルトルト「ぷりちゃ……何それ?」
ライナー「知らないのか?壁内の平和を守る少女達の変身グッズだ」
ベルトルト「変身?ごめん知らない…」
ライナー「プリチェンミラーは凄いんだぞ。カードをセットして『プリキュアくるりんミラーチェンジ』と叫ぶとプリキュアに変身できる他に変装に使うこともできる。プリキュアっていうのは
ベルトルト「待って、ごめん、少し待って」
ライナー「どうした」
ベルトルト「その、それは、その少女達の物なんだろう?手に入れられるの?」
ライナー「あぁ、確か売ってる筈だ」
ベルトルト「売ってるんだ。欲しいの?」
ライナー「欲しい」
ベルトルト「ライナーは少女じゃないよ?」
ライナー「そうだな」
ベルトルト「欲しいの?」
ライナー「欲しい」
ベルトルト「……わかった、買ってくる」
…………
……
…
ベルトルト「ライナー、プリチェンミラーは今はシーナでしか手に入らないんだって…」
ライナー「そうだったのか…」
ベルトルト「ごめん、用意できなくて。…お店の人に色々聞いたんだけど、プリキュアって凄いな。可愛いのに強くてかっこよくって」
ライナー「お前もハマったか」
ベルトルト「……少し」
ライナー「よし、なら次にシーナに行く時は一緒に探すぞプリチェンミラー」
ベルトルト「うん」
ベルトルト「それはそうとして、誕生日の贈り物だ…どうしよう、まだ何も用意できてない」
ライナー「本当に無理に用意する必要はねえぞ」
ベルトルト「でも、君の誕生日を僕も祝いたいんだ…今くらいしか贈り物ができる余裕なんて無いだろうし……」
ライナー「ベルトルト…そうだな。なら>>30をくれないか」
ベルトルト「……え?」
エレンの純潔
ライナー「ベルトルト…そうだな。ならエレンの純潔をくれないか」
ベルトルト「……え?」
ベルトルト「…聞き間違いかな。ごめん、もう一回言ってくれ」
ライナー「エレンの純潔をくれないか」
ベルトルト「……。ライナー、もしかしたら僕は言葉の意味を間違えて覚えてるのかもしれない」
ベルトルト「もし思い違いがあったら大変だ。だから教えてくれ、エレンの純潔が欲しいってどういう意味?」
ライナー「>>35だな」
エレンとアナルセックスがしたいって事
ライナー「エレンとアナルセックスがしたいって事だな」
ベルトルト「思い違いも何も無かった!」
ライナー「駄目か…?」
ベルトルト「駄目というか、その……」
ライナー「……やっぱり嫌だよな、親友がゲイなんてのは」
ベルトルト「え、いや、そこじゃなくて…」
ライナー「いいんだ。なぁ、いつケツを狙ってくるか分からない奴と一緒に居るなんて嫌だろ」
ベルトルト「ちょっと、ライナー」
ライナー「任務をこなすだけならずっと一緒に居る必要もねえ。これからは別々に…」
ベルトルト「ライナー!!」
ライナー「…………」
ベルトルト「僕らはずっと親友だって言ったばかりだろう」
ベルトルト「君がストレートでもゲイでもそれは変わらない。性的嗜好なんかで大切な親友との付き合いを考える筈ないじゃないか!」
ライナー「お前……!」
ベルトルト「ライナー!」がしっ
ライナー「ベルトルト!」がしっ
…………
……
…
ベルトルト「でもだからと言ってエレンの純潔をあげるわけにはいかない」
ライナー「ちぇっ」
ベルトルト「ライナー君は紳士だろう。もしあげて親友がレイプ紛いの事なんてしたら泣くよ」
ライナー「泣かれるのは困る。なら別の物にするか」
ベルトルト「何が良い?」
ライナー「そうだなぁ……>>40なんかはどうだ」
お前がエレンを上手く説得する
ライナー「そうだなぁ……お前がエレンを上手く説得するなんてのはどうだ」
ベルトルト「別の物にするんじゃ無いの」
ライナー「エレンの純潔を諦めきれねえんだよ」
ベルトルト「そこは諦めて欲しかった」
ライナー「頼む」
ベルトルト「……じゃあ、一度だけ、一度だけエレンと話してくるけど期待はしないでくれ」
…………
……
…
ベルトルト「無理でしたー」
ライナー「無理だったかー」
ベルトルト「僕のトークスキルで説得出来る筈がなかったんだ。ミカサとアルミンも居たし」
ライナー「あー、それは難易度が高いな」
ベルトルト「あ…それとライナー、これは伝えて良いか悩むけど伝えることにするよ」
ベルトルト「とても残念なお知らせなんだけど……聞いた話だと…エレンにはもう他に好きな人が居るらしくて……」
ライナー「は?」
ベルトルト「エレンは諦めよう」
ライナー「おい、嘘だろ」
ベルトルト「…………」
ライナー「そんな……」
ベルトルト「世界は広いんだ、他にも良い人は沢山いる」
ライナー「……」
ベルトルト「ほら、贈り物、何か用意するから元気出して…」
ライナー「……」
ベルトルト「ライナー?」
ライナー「……なら、>>46」
クリユミ百合本
ライナー「……なら、クリユミ百合本」
ライナー「クリユミ百合本をくれ」
ベルトルト「わかった、それで君が立ち直れるなら」
ライナー「……」
ベルトルト「……あれ、ライナー、ライベルBL本が何のことかわからなかったのにクリユミ百合本が何かはわかるのか?」
ライナー「ノーコメント」
ベルトルト「えぇ……」
…………
……
…
ベルトルト「ライナー、頑張って探したんだけどクリユミ百合本は見つからなかった
ライナー「なんだと…」
ベルトルト「だがしかし、今度は全く成果が無かった訳じゃない」
ライナー「お」
ベルトルト「とても可愛らしいクリユミ百合絵がここに」
ライナー「おおお」
ベルトルト「これだけしか無いけど、どうぞ」
ライナー「いいのか貰っても。本当に良いのか」
ベルトルト「あぁ。結局欲しいものは用意できなかったんだけど…他にも何か欲しいものはあるかい」
ライナー「>>52」
…やっぱりどうしてもエレンが諦められない
52 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/01(金) 02:10:11 ID:LrD6bYgU
ごめん間違えた
コピペ操作ミスでたまにやらかす
ライナー「…やっぱりどうしてもエレンが諦められない」
ベルトルト「ライナー…僕の力じゃエレンの純潔をあげることなんてできないんだ、わかってくれ」
ライナー「それでもな…」
ベルトルト「それに、もし万が一あげられたとしても……壁内の人間と情を交わせば後が辛くなるのは分かりきってるだろう」
ベルトルト「諦めよう、僕は君が苦しむような贈り物はしたくない」
ライナー「>>59」
一回、一回で良いんだ
ライナー「 一回、一回で良いんだ」
ベルトルト「一回でも十回でも辛くなるのは変わらないよ、諦めて欲しい」
ライナー「一回だけ」
ベルトルト「諦めよう、ライナー」
ライナー「…………」
ベルトルト「……」
ライナー「諦めろ諦めろと、お前は俺の気持ちなんてどうでも良いんだな」
ベルトルト「違う、いつか負担になることが分かってるから心配で……壁内の人間に思いを寄せても良いことなんて無いんだよ」
ライナー「>>63」
じゃあアルミンでいいよ!
ライナー「じゃあアルミンでいいよ!」
ベルトルト「アルミンもエレンと変わらないから!諦めてくれ!」
ライナー「エレンもアルミンも駄目なら俺はどうすれば良いんだ!」
ベルトルト「それは、えっと……そうだ、一人遊びを極めるとか」
ライナー「それは……寂し過ぎるだろ…」
ベルトルト「その……今度はちゃんとした代案を用意してくる」
ベルトルト「だから今は別の物を贈らせて貰えないかな。君の誕生日を祝いたいんだ」
ライナー「なら、>>67」
コニーの好きな人を聞いてきてくれ
ライナー「なら、コニーの好きな人を聞いてきてくれ」
ベルトルト「コニーの?それって誕生日の贈り物になるのか…?」
ライナー「あぁ、なるから安心しろ」
ベルトルト「何か贈り物って感じがしないけど……それじゃあ聞いてくる」
…………
……
…
ベルトルト「コニーが好きなのは胸の大きい人らしい」
ライナー「胸の……」
ベルトルト「……」
ライナー「……よし」
ベルトルト「今君が自分の胸を見て何を思ったのか知らないけど、その胸はコニーが求めてるものとは方向性が違うと思う」
ライナー「脂肪の塊も筋肉の塊もそう変わらないだろ」
ベルトルト「変わるよ、柔らかさとか……」
ライナー「力入れなきゃ筋肉も柔らかいからな、ほら」ムニ
ベルトルト「あ、本当だやわ……何触らせてるんだ」
ライナー「もっと揉んでもいいんだぞ」
ベルトルト「ごめん、遠慮しておく…」
ライナー「とにかくこれで俺にも可能性が出てきた訳だ」
ベルトルト「そうかな……というよりライナー、コニーも君の射程範囲内なのかい」
ライナー「恋多き男だからな、俺は」
ベルトルト「…もう今日は何も言わないことにする」
ライナー「そうか」
ベルトルト「贈り物、本当にこれで良かったの?」
ライナー「あぁ、ありがとうな」
ベルトルト「なんだか…色々聞いた癖に殆ど用意できなくてごめん」
ライナー「俺の為にお前が頑張ってくれただけでも嬉しいさ」
ベルトルト「ライナー…!」
ライナー「よし来い!」
ベルトルト「ライナー!」がしっ
ライナー「ベルトルト!」がしっ
…………
……
…
ライナー「8月1日もだいぶ終わったな」
ベルトルト「あ、そう言えば夕飯の後にアニがお菓子を渡したいって言ってた」
ライナー「そうか、今日は最後まで楽しい日になりそうだ」
ベルトルト「……、ライナー」
ライナー「どうした」
ベルトルト「少し恥ずかしいけど…改めて」
ベルトルト「これから先、他人がどう思おうと、僕は君が産まれた事を嬉しく思うよ。産まれてきてくれてありがとう」
おわる
ぐだぐだしてるだけだったけど安価でつきあってくれた人ありがとう
ライナー誕おめ
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