アニ「ニャーニャー」(37)
ある日の夜
ライナー「うぅ・・・寒いな」ブルブル
ベルトルト「まぁ、もう冬だからね」ブルブル
ライナー「俺は冬は苦手だ・・・・」
ベルトルト「僕もだよ・・・っていうか、だいだいの人が寒いのは苦手だよ」
ライナー「まあな・・・・・」ブルブル
ベルトルト「・・・・・」ブルブル
ライナー「・・・・・遅いな」
ベルトルト「うん・・・もしかして忘れてるのかな?」
ライナー「は?本当にあいつが忘れているとしたら、お灸をすえるぞ。こんな寒いな中、俺たちだけが寒い思いをして」
ベルトルト「そうだね。お灸をすえるなら、君に頼むよ」
ライナー「・・・お前も一緒にだろ?」
ベルトルト「やだよ。彼女、蹴るから怖いし」
ライナー「俺はどうなってもいいのかよ」
ベルトルト「そういうわけじゃないんだ」
ライナー「いや、そういうこと・・・」
ベルトルト「?どうし・・・」
ライナー「あそこに何かいる・・・・狼か?」ユビサシ
ベルトルト「!?狼だって!?」ビクッ
ライナー「馬鹿、落ち着け。狼っていうのは冗談だ・・・それにこんなとこに狼なんているわけねぇだろ」
ベルトルト「もう!本当に狼がいるかと思っ・・・」イラッ
ザバッ!!!!
アニ「ニャー!!」
ベルトルト「うひゃあ!?!?」
ライナー「ぬおぉ!?!?」
アニ「ニャーニャー」ヨッツンバイ
ライベル「」
アニ「ニャー」
ライベル「」
アニ「ニャ?」
ライナー「・・・・アニ?何を・・・やってるんだ?」
アニ「」ゴロン ゴロン
ベルトルト「」
ライナー「・・・・・ふぅ・・・とりあえず落ち着こうか?」
アニ「」ゴロン ゴロン
ベルトルト「」
ライナー「・・・・どうすりゃいいんだよ・・・」
ザバッ!!!
ベルトルト「うわっ!?」
猫「ニャー!」
ライナー「・・・猫か」
猫「ニャー!」
ベルトルト「(きゃわわわわ!!!!!)」
猫「ニャー!」
ライナー「何だこの猫?」
ベルトルト「きっと僕達と遊んでほしいんだよ」
ライナー「そうか?なら・・・・チンチンカイカイ」
ズバッ ズバッ ズバッ
ライナー「ぐわぁああぁあ!!」
ベルトルト「ライナアアアァアァアァアアア!!!!」
アニ「」ビクッ
アニ「」タッタッタッタ
ベルトルト「あ!アニ!!って四足歩行!?女の子がお知り突き出しながら走っちゃだめだよ///」ギンギン
猫「!」タッタッタッタッタ
ベルトルト「あ!猫ちゃんも!」
ベルトルト「・・・・・行っちゃった・・」
ライナー「うぅ・・・・無茶苦茶に引っ掻かれた・・・」シュウウウウウ
ベルトルト「それは、君がチンチンカイカイなんて言ったからだろ。あの猫は乙女なんだよ、きっと」
ライナー「なんじゃそりゃ・・・・っていてぇよ」
ベルトルト「それより、アニがどこかに行っちゃったんだよ。四足歩行で・・・」
ライナー「・・・もう訳が分からん・・・俺は戻る・・・あいつは、・・・ほっとけ。何か変なスイッチが入ったんだろうな」
ベルトルト「えぇーこんな寒い夜に可哀想だよ・・・・」
ライナー「・・・しょうがないな。探すか」
ベルトルト「流石、伊達に僕たちの兄貴じゃないね」
ライナー「当ったり前だ。さっさと探すぞ」
ザバッ!!!
アニ「ニャーニャー」
ベルトルト「」
ライナー「よーし、子猫ちゃん。いい子だから、お兄ちゃんと一緒に寮に帰ろうか」
ベルトルト「ライナー最高級に気持ち悪い」オエー
アニ「ニャー」
ライナー「馬鹿。ここはアニの調子に合わせるしかねえんだよ。あいつは自分のことを猫だと思ってやがる・・・」ゴニョゴニョ
ベルトルト「だとしても君、気持ち悪いよ・・・」ゴニョゴニョ
ライナー「・・・ほら、お兄さんが寮まで抱きか・・・」
ベルトルト「ストォォォォォォプ!!!!」
アニ「」ビクッ
ライナー「おい!大きな声出すな。また逃げられるぞ」
ベルトルト「いやいや、何軽々しくアニを抱きかかえるとか言ってるの?」イライラ
ライナー「じゃあ、お前がやれよ」ニヤニヤ
ベルトルト「な!?///ぼ、ぼ、僕がアニを抱くだって!?!?!?///」
ライナー「ほぉーお前が無理なら、仕方ない。俺が・・・」ニヤニヤ
ベルトルト「分かったよ!僕は男だ!今からアニを抱く!」
ライナー「抱くんじゃなくて、抱きかかえるな」
ベルトルト「分かってるよ。僕がそんな獣に見えるかい?」
ライナー「見えなこともないが」
ベルトルト「じゃあ・・・猫ちゃん、寮に帰ろうか」ヒョイ
アニ「ニャ?」
ベルトルト「うわあああっっっっ///」ギンギンギンギンギンギンギンギンギン
ライナー「お、おい!大丈夫か?」
ベルトルト「ごめん・・・やっぱり無理・・・・失神しそう・・・」
ライナー「しっかりしろよ・・・・」
ベルトルト「ごめん・・・・」
ザバッ!!!
猫「ニャー!!」
ライナー「さっきの猫か!」
ベルトルト「あれ?何か紙を咥えてる?」
ライナー「お、本当だ。何か書いてるのか?」
ベルトルト「どれどれ・・・」
『猫と入れ替わった。助けて。byアニ・レオンハート』
ライナー「」
ベルトルト「」
ライナー「」チラッ
ベルトルト「」コクッ
ライナー「ないな」
猫「にゃ!?」
ベルトルト「ないない」
猫「フギャー!!」
ライナー「あっちょ!この!ひっかくな!いたたたた」
ベルトルト「ら、ライナー!ほーらヨシヨシ大人しくしようねー」
猫「フギャー!!」バリバリバリバリバリバリ
ベルトルト「ふぎゃー!」
猫「フー!!」
ライナー「」
ベルトルト「」
ライナー「帰るか」
ベルトルト「そうだね」
猫「」スナカケザッザッ
ライナー「おいアニ…」
アニ「」プルプル
ベルトルト「アニ…?何で犬猫がウンコするポーズして力んでるの?」
アニ「」プルプル
ライナー「…何かズボンが膨れてないか?」
ベルトルト「…あと何か濡れてるね」
アニ「」プルプル
アニ「」スナカケザッザッ
ライナー「…帰るか」
ベルトルト「…そうだね」
ライナー「ア…アニ?先帰るからお前も気が済んだら帰って来いよ?」
ベルトルト「早く行こうよライナー」グイッ
アニ「」ケツアナクンクン
ライナー「え?いや…だって、良いのか?」
ベルトルト「何が?」グイグイスタスタ
ライナー「お前アニが好きなん・・・」
ベルトルト「ライナー」ニコッ
ライナー「お、おう?」
ベルトルト「それ、二度と言わないでよ」ゴゴゴゴゴ…
ライナー「わ、わかった!」ビクッ
ベルトルト「冗談じゃないよ、僕があんなの好きになる訳ないじゃん」ゴゴゴゴ…
ライナー「…ですよねー」テヘッ
ベルトルト「あーくさいーウンコくさいー最悪」スタスタ…
ライナー「っすよねー!ウンコ女最悪っすよねー!」スタスタ…
モブ「憲兵さん!あの女です!」
憲兵「おい!そこの女!何して…」
アニ「」クルッ
憲兵「」
アニ「」←ションベンウンコマミレ
憲兵「オロロロロロ」ビチャビチャ
その後・・・ネコアニは歩道され、アニネコは保健所に連れて行かれたまま行方知れずになった。
終
このSSまとめへのコメント
面白いw
ワロタ
正直つまらない!
正直つまらない!
4»ここまで見といてよく言えるね