■妄想戦士ライナー
仔猫 in 木箱「にゃあ~…」
ライナー「捨て猫か…可哀相に。拾ってやれないが、せめて雨に濡れないように…」ソッ
ベルトルト「ライナー、自分の傘を…優しいんだね」
ライナー「ん?ふっ…あぁやって助けてやれば、きっと夜中になったら猫耳の美少女になって恩返しに来てくれるだろ?」キリッ
ベルトルト「…」
ライナー「…」
ベルトルト「は?」
ライナー「ん?」
ベルトルト「何を言ってるんだ、ライナー?あ…あぁ、冗談かい?真面目な顔して言うもんだからビックリしたよ…」
ライナー「大マジに決まってるだろ!冗談を言った覚えはない!」クワッ
ベルトルト「…」
ライナー「…」
ベルトルト「馬鹿じゃないの?馬っ鹿じゃないのっ!どうやったら猫が人間になるんだよ!?」
ライナー「…はぁ~、オマエは『鶴の恩返し』を知らんのか?」
ベルトルト「いや、知ってるけど……知ってるけどさぁっ!童話と現実をゴッチャにしないでよ!頭は大丈夫なのかい!?」
ライナー「ベルトルト…これは妄想じゃないんだ」チッチッチ
ベルトルト「じゃあ何?」
ライナー「 フ ァ ン タ ジ ー 」キラキラ
ベルトルト「」
ライナー「人間、夢を忘れちゃダメだぜ?じゃあな!わっははははは……」スタスタ
ベルトルト「」
ライナー ハハハハハ…
ベルトルト「……あ、あれは本気の目だった」ガクブル
ベルトルト「おはよう、ライナー」
ライナー「アワワワワワ…」ガクガク
ベルトルト「…どうしたの?」
ライナー「ここ仔猫が来なかった…」ガクガク
ベルトルト「そりゃそうだ」
ライナー「何故だ?」
ベルトルト「いや、そこで何故って思う方がオカシイ」
ライナー「くっ、昨夜は一睡もせずに待っていたというのに…」
ベルトルト「ああ…寝てるにしては妙にゴロゴロ動いてたと思ったら、起きてたんだ?」
ライナー「歓迎用のミルクだって用意したし、遊ぶ為の猫ジャラシだって用意してたってのにっ!!」
ベルトルト「……そう」
ライナー「準備万端だったのに、どうして俺の部屋に来なかったんだろうな!?ベルトルト!オマエの意見を聞かせてくれ!」
ベルトルト「あ~…あれだ。きっと、ライナーの部屋が何処なのか判らなくて、道に迷ってるんじゃない?」
ライナー「……ななななんだとぉっっ!!!」ガバッ
ベルトルト「わっ」
ライナー「何てこった!それじゃあ、俺の猫耳少女は今ごろ迷子になってるってのかっ!?ニャンニャン泣きながら?」
猫耳少女『にゃ~ん…ここ何処にゃ~ん?…ライナーさんのオウチは何処にゃ~ん?…にゃ~んにゃ~ん』
ライナー「うっおお!可愛すぎる!!」
ベルトルト「キミが何を想像したか想像できた」
ライナー「~~~~っ!待ってろっ、仔猫ちゃんっ!今すぐ俺が行くからなぁっ!!」
ベルトルト「え?ちょ、ちょっとライナー!?」
ライナー「うおおおおおおおおお…」ドドド…
ベルトルト「ライナァァァァァッ!?」
ライナー オオオオオオオ…
ベルトルト「はぁはぁ、見失ってしまった…ライナー、何処に行ったんだ?」ハーハー
ライナー ニャアアアッ ニャニャッ フギャアアアッ ニャニャニャッ ニャアニャアッ
ベルトルト「……ライナーの声で、猫の鳴き真似してるのが聞こえる。何処で…こっちか?」
ライナー「ニャアアアッ!!仔猫ちゃんを見かけなかったかニャーンッ!?ニャニャァ!!!」ガシッ
猫「フニャァァァッ!?」ジタバタ
ベルトルト「…」
ライナー「ニャニャニャ?フニャ?ニャニャン?ニャ?ニャン?」ブンブン
猫「ニャア!ニャァァッ!!」ジタバタ
ベルトルト「えええええ?か、会話…してる?」
ライナー「猫の言葉なんか判るかぁ!!」ポーイ
猫「フギャアアアアアッ!?」ヒュルル-
ベルトルト「うわわっ!猫を投げるなぁ!!」キャッチ
ライナー「はぁぁぁっ…はぁぁぁっ…」
ベルトルト「落ち着くんだ、ライナー!よく考えるんだ!現実を見ろ…君は『戦士』だろ!?」
ライナー「………あ、もしかして昨日の場所に戻ってるかもしれんな?善は急げ!!」ドドド…
ベルトルト「だからぁぁぁぁ!」
ライナー「……いない」ガックシ
ベルトルト「お、追いついた…ラ、ライナー、もう諦めなよ?現実を…見るんだ…」ハーハー
ライナー「いや…まだまだぁ!!」ガバッ
ベルトルト「おい?」
ライナー「きっと、すれ違いで仔猫ちゃんは俺の部屋に辿り着いたに違いない!!」ガッツ
ベルトルト「おいいいいっ!?」
ライナー「そうと決まれば、全力で部屋に戻るぞっ!」キッ
ベルトルト「もう…もう止めるんだ、ライナー!!」ドンッ
ライナー「ベ、ベルトルト?」ビクッ
ベルトルト「はぁはぁ……ライナー。ぼくだって猫耳少女がいたら良いなぁ、って想像する事はある!」
ライナー「…っ!」
ベルトルト「耳をサワサワしたり、喉を撫でてゴロゴロ鳴かせたり…楽しいだろうなぁ、って思う!」
ライナー「…」
ベルトルト「でも!そんな事はあり得ないんだ!想像や妄想でしか存在しないんだよ!悲しいけど、これが現実なんだ!!」
ライナー「ベルトルト。オマエ…」
ベルトルト「…ああ。恥ずかしながら、ぼくもそういう妄想をした事はあr…」
ライナー「おっまえぇぇぇぇぇっ!俺の仔猫ちゃんを横取りするつもりだなっ!?」
ベルトルト「君の頭は腐ってるのかっ?いや、腐ってるだろっ!?」
ライナー「やらせはせん!やらせはせんぞぉ!!」
クリスタ「あれ~?ライナーとベルトルトじゃない」
ライナー「おぉ、クリスタ」
ベルトルト「やぁ…クリスタ」
クリスタ「もしかして、そこに捨てられてた仔猫ちゃんを探してるのっ?」
ベルトルト「えっ?知ってるの?」
クリスタ「その仔猫ちゃんならねー、さっき親子が拾っていったよ?きっと新しい家族になるんだねっ」キラキラ
ライナー「…」ジィーッ
ベルトルト「そっか…良かった。きっと可愛がってもらえるよね」
クリスタ「うんっ、とっても優しそうな親子だったよぉ?」
ライナー「…」ジィーッ
ベルトルト「ライナー、これで良かったじゃないか……ラ、ライナー?」
ライナー「…いた」
ベルトルト「え?」
ライナー「こんなところにいたんだねっ!仔猫ちゃぁぁぁんっ!!」ダキャッ
クリスタ「きゃああああっ!?」
ベルトルト「ライナァァァァ!?」
ライナー「俺の仔猫ちゃぁん!俺のぉ!仔ぉ猫ぉちゅあぁぁぁぁんっ!!」ナデナデナデ…
クリスタ「いやああぁぁぁぁぁっ!!」
ベルトルト「やめっ、止めるんだ!ライナー!」ガシッ
ライナー「放せぇ!!飼うんだ!あの仔猫ちゃんをぉ!俺の部屋で飼うんだぁぁぁ!」ジタバタ
ベルトルト「それ監禁だから!犯罪だからぁ!!クリスタ、早く逃げてー!」
クリスタ「ひいぃぃぃっ!」タタタ…
ライナー「うおおおおお!!!放せ!放してくれぇぇっ!!俺の仔猫ちゃぁぁ…」ジタバタ
ベルトルト「いい加減にしろぉぉぉ!!」ボカッ
ライナー「…ぁんっ!?」ドテッ
ベルトルト「はぁ…はぁ…」
ライナー「いっつつ……」ムクッ
ベルトルト「落ち着いたかい、ライナー?」
ライナー「ああ…すまんな?俺とした事が、ほんのちょっと我を忘れてしまった」
ベルトルト「いや、ほんのちょっとじゃないから。もはや戦士どころか兵士ですらなかったよ」
ライナー「ああ…俺の仔猫ちゃん」
ベルトルト「まだ言うか」
ライナー「ベルトルト………叫んでも良いか?」
ベルトルト「それで終わりにできるなら、ね」
ライナー「さようなら…さようならっ!俺のクリスタ仔猫ちゃぁぁぁぁんっ!!!」
ユミル「…あぁん?今なんつった?」
ライベル「「あ」」
ユミル「クリスタを怯えさせたどころか泣かせたっつーから処刑してやろうと来てみたら、言うに事かいて『俺のクリスタ』だぁ?」ビキビキッ
ライナー「いや、これは違うんだ。な、ベルトルト?」
ユミル「は?ベルトルさんよぉ…よぉく考えて、言葉を選んで喋ろよ?」ビキビキッ
ベルトルト「……ライナーが悪い」ビシッ
ライナー「えっ」
ベルトルト「じゃ、ぼく帰るね」タタタ…
ライナー オ、オイ!ベルトルト! マッテクレ! タスケ…ギャアアアアッ
-------------------------------------
--------------------
---------
巨大樹の枝の上
ベルトルト「そんな事もあったねー」
ユミル「あー、あったあった。懐かしいな、おい」
ライナー「そうだなー」
エレン(やばい。ライナーって、そんなにキモいヤツだったのか)
終わり、で
気分転換で書き溜めてたら自分のスレ放置しちゃったけど、後悔してない
乙
短編集にはしないのか?
>>23
基本、特定キャラsageのSSになっちゃう可能性が高いので
次はジャンで
■○○○っ○教、教祖ジャン
ジャン「めーがっ!」ドンドコ
マルコ「ねーっ!」ドコドン
ジャン「めがめがっ!」ドンドコ
コニー「ねーっねーっ!」ドコドン
ジャン「めがめがめがめがっ!」ドンドコ
信者たち「「めがめがめがめがっ!」」ドコドン
ジャン「メガネっ娘!!」ドン!
信者たち「「はっ!!!」」ドドン!!
ライナー「さすが壁教以上の信者数を誇る『メガネっ娘教』のメガネっ娘祭…なんと荘厳なのだろうか」ウルウル
ベルトルト「何故ぼくはここにいるんだろう」
ジャン「よぉし!ここで皆にお知らせがある!なんと!今回の祭でも、また!スペシャルゲストが登場するのだ!!」
マルコニ「「おおーっ?」」ドヨドヨ
ジャン「我らがアイドル!我らが女神!リコ・プレツェンスカ様だぁぁぁぁぁ!!!」ジャジャーンッ
リコ「んーっんーっ!んむぅーーーーっ!!」
ライナー「何ぃっ!?ま、まさかっ…あのお方を召喚していたとはぁっ!!」クワッ
ベルトルト「ぼくには…猿ぐつわされた上、まるで磔刑にされてるような姿に見えるんだけど?あれって絶対に拉致だよね?誘拐だよね?」
ライナー「ベルトルト、オマエは何を言ってるんだ?いにしえの神様は、ああやって人間の罪を肩代わりしてくれてるんだぞ?」
ベルトルト「それ本気で言ってるなら、世界最大の一神教の信者に刺されると思う」
ジャン「聞けぃ!我らがメガメの女神…『女ガネ神』様のお言葉をっ!!」ババーンッ
信者たち「「ははぁ~~っ!!」」
ジャン「では…」スッ
リコ「んん~…ぶっはぁ!はぁ!……お、おまえら…死んでしまえぇぇぇぇっ!!!」
ジャン「ありがとうございます!」ホクホク
信者たち「「ありがとうございますっ!!」」ホクホク
リコ「くっそぉぉぉ!また、あんたが手引きしたんだろ!?出てこい!!」ジタバタ
???「すまんな、リコ……これも宿命なんだ」
リコ「馬鹿!馬ー鹿っ!いい加減にしないと…本当に、本当に、別れるからなぁっ!?」ウワーン!
???「そう言うな。俺がメガネっ娘教の信者になったのも、おまえが理由だって…何度も言ってるだろう?」
リコ「え?う…そ、そりゃあ、わわ私を好きになったからってのは聞いたけどさぁ…」カァァァ
???「じゃあ納得するだろ?」
リコ「それとこれとは別っ!!もうヤダ!ヤダヤダッ!こんなキモい連中に祀り上げられる身にもなってよ!イアン!!」ウルウル
イアン「いや、俺もそのキモい連中の1人って事になるんだが…」
>>31はコピペミス、こっちが先
ライナー「うむ!さすがメガネっ娘教の信者たちだ…罵倒も侮蔑も中傷も、メガネっ娘からであれば、すべてが御褒美!!」
ベルトルト「メガネっ娘限定のドMってだけじゃないか」
リコ「いっつも、いっつも!…人を拉致るなぁぁぁっ!!憲兵に通報してやるぅっ!!」ジタバタ
ベルトルト「……えっ?あの人って、いつも捕まってるの?」
ライナー「らしいな。だが何故か毎回、最後には許してしまうそうだ。それでメガネっ娘教でアイドル扱いされてる」
ベルトルト「どうして?」
ライナー「まぁ、見てれば解るさ」
リコ「くっそぉぉぉ!また、あんたが手引きしたんだろ!?出てこい!!」ジタバタ
???「すまんな、リコ……これも宿命なんだ」
リコ「馬鹿!馬ー鹿っ!いい加減にしないと…本当に、本当に、別れるからなぁっ!?」ウワーン!
???「そう言うな。俺がメガネっ娘教の信者になったのも、おまえが理由だって…何度も言ってるだろう?」
リコ「え?う…そ、そりゃあ、わわ私を好きになったからってのは聞いたけどさぁ…」カァァァ
???「じゃあ納得するだろ?」
リコ「それとこれとは別っ!!もうヤダ!ヤダヤダッ!こんなキモい連中に祀り上げられる身にもなってよ!イアン!!」ウルウル
イアン「いや、俺もそのキモい連中の1人って事になるんだが…」
ジャン「はっはっは…落ち着いてください。女ガネ神、リコ様!」
リコ「うっさいうっさい!死ね!おまえがイアンを変態にしたんだ!!死んじまえぇぇっ!!」ジタバタ
ジャン「あー、メガネ成分が補給されてくぅ…『女ガネ神』の使徒イアンよ、いつもいつも素晴らしい手際だ!」ホクホク
イアン「ありがとうございます、教祖様!」
リコ「こいつらぁぁ…どれだけ罵っても殴っても喜ぶから始末に負えないっ!もう…もう、イアンの馬鹿ぁ!!」ビェェェン
マルコ「イアンさん…さすが幹部なだけあるよね。女ガネ神様をお連れする手際の良さは芸術だよ!」
コニー「あの人が入信するまで、こんな定期的にメガネっ娘祭を開催できなかったもんなー」
ベルトルト「あの人、幹部なんだ…っていうか、話を聞いてると、自分の恋人を変態に差し出してるって事?」
ライナー「まあ別に傷付けたりするわけじゃないしな。お互いに納得済みのプレイみたいなもんだ」
ベルトルト「あっそう……で、どうして、ぼくを、ここに、連れて、きたの?」
ライナー「え?おまえも入信するだろ?」キョトン
ベルトルト「いやいやいや!なんで、さも当然の事みたいに言ってるんだよ!ぼくにそんな趣味はないよ!」
ライナー「そう言わずに入れよ?念願のお友達もいっぱいできるぞ?」
ベルトルト「こんな変態どもが友達だなんて!お断りだっ!!っていうか、別に念願じゃないし!」
ライナー「どっちかと言えば、猫耳の方が変態チックじゃね?」
ベルトルト「君が言うかっ!!」
ベルトルト「っていうか……君、この変態どもの仲間だったのか?」
ライナー「は?俺は幹部だが…?」
ベルトルト「えっ?」
ライナー「俺はメガネっ娘教の幹部だ。トロスト支部の支部長だぞ?ちなみにイアンさんは副長だ。俺より後から入信したからな」
ベルトルト「いや、さも常識的な事みたいに言わないでよ」
ライナー「この俺なら入ってて当然だろ?俺の野望は……クリスタをメガネっ娘にする事だ!!」ドンッ
ベルトルト「そんなの、ちょっと頼んで伊達眼鏡かけてもえば?」
ライナー「何ぃ!?まさか、おまえからそんな見当違いな発言があるとはっ!!」ガーン
ベルトルト「意味が解らないよ」
ライナー「伊達眼鏡なんてニセモノ、許されるわけがないだろう!!」ドンッ
ベルトルト「そ、そうなんだ…」
ライナー「ちゃんとクリスタには目を悪くなってもらう!」ドバーンッ
ベルトルト「…」
ライナー「暗い部屋で漫画や小説を読んでもらったり!」
ベルトルト「はぁ」
ライナー「ミーナに協力してもらって、ヤオイ漫画を描かせたり!」
ベルトルト「…はぁ」
ライナー「これで腐女子になって普通に萌え話ができるようになる上、目を悪くしてメガネっ娘にもなって一石二鳥!!」
ベルトルト「……はぁ」
ジャン「ふっ…さすがライナー殿。やはり一般信者とは格が違いますな!」
ライナー「おおぅ、ジャン!今回のメガネっ娘祭も大盛況だな!!」
ベルトルト「あれ?ライナーは教祖のジャンにタメグチなんだね?それどころかジャンが敬語?」
ライナー「おう、俺は名誉幹部だからなっ!何しろジャンに頼まれて入信したんだ!」
ベルトルト「…名誉幹部とか意味が解らないけど、知りたくないから説明しなくていいよ」
ライナー「つまり俺の高レベルな萌えナジーが…」
ベルトルト「いや、いいって。聞きたくない」
ライナー「付き合い悪いな、おい。それでも『戦士』か?」
ベルトルト「君に言われたくない」
ジャン「ふっふっふ…ライナー殿の野望を知った時、私に天啓が閃いたのですよっ!」
ベルトルト「……聞きたくないけど、知っておかないとトラブルに巻き込まれそうだから聞いておくよ」ゲッソリ
ジャン「俺も……ミカサを!メガネっ娘にしようって!!」ジャーンッ
ベルトルト「えっ」
ジャン「そうすれば、完全無欠の女ガネ神の誕生だなって!!素晴らしいと思わないか、ベルトルト!?」キラキラ
ベルトルト「……実現不可能だから夢って言うんだよ、ジャン?」
ジャン「いいや!!その夢を実現してこそ『漢』というものだ!!そうでしょう、ライナー殿!?」ガッツ
ライナー「おう!!俺も今日こそ、やってみせるぞ!!」ガッツ
ベルトルト「……ん?」
オイ! ミカサ ダゾ… クリスタ モ イルゼ… ナンテコッタ…キョウ、ケッチャク ヲ ツケルツモリナノカ!?
ミカサ「ジャン…エレンの事について重大な話がある、と聞いた。でも、これは何の騒ぎ?」ジロリ
クリスタ「ライナーが相談したいって言うから来てみたけど…な、何なの、ここ?」オドオド
ジャン「ミミミミカサ!よく来てくれた!!」
ミカサ「挨拶はいらない。説明を」
ライナー「クリスタ!道に迷わなかったかい?俺の仔猫ちゃん!」
クリスタ「そ、その呼び方はやめてって言ったでしょ?」ビクッ
ライナー「はっはっは…恥ずかしがらなくて良いんだぞ?俺とクリスタの仲じゃないか」
クリスタ「うう…きっとユミルがいない時を狙われたんだ。早く倉庫の掃除を終えて助けに来て、ユミルぅ…」
★ここからジャンミカパート★
ミカサ「ジャン、説明を」ギラリ
ジャン「ミカサ…それはおまえを呼び出す為の嘘だ!」
ミカサ「…っ!」ギリッ
ジャン「どうしても、例え嫌われても…おまえに頼みたい事があるんだ!その為にあえて、おまえを騙した!すまない!」
ミカサ「そこまでの覚悟なら一応、話だけは聞こう」
ジャン「ミカサ…」
ミカサ「…」
ジャン「ミカサ……眼鏡をかけてくれ!…そして!そして!!眼鏡かけたまま、ヤらせてくれぇぇっ!!!」ブワワッ
ミカサ「……ジャン、死んで」ドンビキ
ジャン「メ…メガネかけた顔にブッかけさせt…」ハァハァ
ミカサ「ふんっ!!」バキッ
ジャン「あふんっ」バタッ
信者たち「「ああっ教祖様がぁっ!?」」
ミカサ「一応ジャンは同期…なので、死なないように気をつけよう」ベキッゴキッメリメリッボキッ
マルコ「あわわわわ…教祖様が、まるでボロ雑巾のように!!」オロオロ
コニー「人間って、あんな状態でも生きてられるんだなー」
ベルトルト「あそこまでボロボロにされたら回復しても開拓地に行くしかないかも…」
ミカサ「…っ!ベルトルト、あなたも仲間なの?」ギラリ
ベルトルト「ちちち違う違う違う!ぼくはライナーに連れられて、たまたま来ただけなんだ!本当だよ!!」ガクブル
ミカサ「……信じよう。では私は帰る」スタスタ
ベルトルト「こここ怖かったぁ…」ウルウル
★ライクリパート★
ライナー「ジャン…おまえの覚悟を言葉ではなく、魂で感じた!!」キリッ
クリスタ「あ…あぁ…」ブルブル
ライナー「クリスタ!おまえも、ぜひ眼鏡をかけt…」ハァハァ
ダダダダッ!!
ユミル「今すぐ死ねぇぇぇぇぇっ!!」ドカッ
ライナー「げはぁぁ!!」ドタッ
クリスタ「ユ、ユミル!」パァァァ
ユミル「大丈夫だったか!クリスタ!」
クリスタ「助かったけど、後頭部に助走して飛び蹴りなんて…さすがに死んじゃうよっ!?」
ライナー「」ビクッビクッ
ユミル「良いんだよ、こんなゴリラは死んだって!!っていうか、まだ生きてるし…クソッ!死ね!死ね!」ゲシッゲシッ
ライナー「」ピクピク
ベルトルト「そそ、それくらいで勘弁してあげてよ?さすがに本気で死んでしまう…」オロオロ
ユミル「あ?ベルトルさんよぉ…あんたがちゃんとライナーを管理しねぇから、こういう事になってんだぞ?」
ベルトルト「えええええ」
ユミル「あんたはライナー当番なんだからよ?」
ベルトルト「そんなの知らないよ!いつ決まったんだよ!って言うか、嫌だよ!!」
ユミル「そんなもん同郷として生まれた時からに決まってんだろ」
ベルトルト「勝手に決めないでよ!こんな…」チラッ
ライナー「」ヒク…ヒク…
ベルトルト「こんな変態妄想メンヘラゴリラなんかと関わりたくないよ!」
ユミル「そ、それはちょっと言いすぎじゃねぇか?」
クリスタ「気持ちは解るけど」
ベルトルト「はぁ…でもまあ、確かにライナーの尻拭いをするとしたら、ぼくしかいないね」
ユミル「解ってくれたか」
ベルトルト「じゃあ今のうちに縛ってしまおう。ちゃんと持ち帰るから手伝ってよ」
ユミル「よしきた」
クリスタ「あ、私も手伝うよっ」
ライナー(亀甲縛り)
ユミベル「「…」」
クリスタ「ふぅ、良い仕事できたかなっ」キラキラ
ベルトルト「……あ。じゃ、じゃあ帰るね?」ズルズル っ{ラXイXナXー}
クリスタ「じゃあねー」フリフリ
ユミル「おまえって…そういう趣味あったんだな」
クリスタ「ユミルも縛られてみる?そうね…『後手美乳縛り』とかどう?」ジィー
ユミル「あ、いえ、その、結構です」ビクッ
クリスタ「ふふ…嘘だよ、うーそっ」
ユミル「…な、なんだ。ははは」
クリスタ「…」ジィー
ユミル「…」ビクビク
ジャン「ふぐぅ…あぅぅ…おぅっおうっ…一世一代の勝負だったのにぃ…」エグエグ
マルコ「教祖様…いや、ジャン。もう泣かないで…君は本当によく頑張ってるよ。ミカサ相手だと巨人並の回復力を発揮するし」ポンポン
ジャン「マルコ…」
イアン「そうですとも。教祖様あってのメガネっ娘教。さぁ、この『メガネ酒』を飲んで、また明日から頑張りましょう!」カラン
※メガネ酒:酒の入ったコップにメガネを入れた、メガネっ娘教内ではごく一般的な飲み物。類似物にメガネ茶・メガネ珈琲がある※
ジャン「イアン…ありがとう、ありがとう!今日のメガネ酒は美味しいなぁ!!オヤジ!お代わり!!」
飲み屋のオヤジ「あんたら気持ち悪いから早く出てってくれ。金いらないから」ドンビキ
リコ「イぃアぁンンンンっ!私の眼鏡をどこにやったぁぁぁっ!?っていうか、どこにいるぅぅっ!!」
-------------------------------------
--------------------
---------
巨大樹の枝の上
ベルトルト「そんな事もあったねー」
ユミル「あー、あったあった。懐かしいな、おい」
ライナー「そうだなー」
エレン(嘘だろ…ジャンやマルコやコニーまでそんな変態だったのか。っていうかイアン班長、何やってんだよ)
ハンジもメガネ教に拉致されたことがありそうだな
書き忘れてた
終わり、で
>>53
メガネっ娘教であって、メガネ教でもメガネババァ教でもない
次に書くとしたらアルミンで
■2.5次元人アルミン
ミカサ「あ…おはよう、エレン、アルミン」
エレン「よぉ、ミカサ。お、今日の食堂は空いてるな」
アルミン「おはよう、ミカサ。休日だしね」
ライナー「っ!」
ベルトルト「ライナー?」
ライナー「ア、ル、ミ、ン、めぇぇぇぇ」ギリギリ
ベルトルト「ラ、ライナー?どうしたの?」
アルミン「あ………ふっ。やぁ、ライナー、ベルトルト。おはよう」トコトコ
ライナー「!!」
ベルトルト「や…やあ、おはよう」(どうしたんだ、ライナーは?)
アルミン「……ライナー?」ニッコリ
ライナー「お…お、は、よ、う…ア、ル、ミ、ン」ニッゴリ゛
アルミン「ふっ……ちなみに彼女は、昨晩もぼくのベッドにいたよ?」クスクス
ライナー「~~~~~っ!!」
アルミン「ははははっ…悲しいねぇ、好きな女を奪われるなんて……あ、じゃあね?」トコトコ
ベルトルト「?????」
ライナー「おぉのぉれぇ…」ギリギリ
ベルトルト「意味が解らない。ぼくら同室だけど、アルミンのベッドには彼以外いなかったよねぇ?」
ライナー「ああ…確かに、そうなんだけどな…」
ベルトルト「アルミンが言ってた『彼女』って誰なんだろう?」
ライナー「………ぃスタだ」
ベルトルト「え?」
ライナー(血涙)「ク…クリスタだ」ダバダバ
ベルトルト「えええええ?いやいや、絶対いなかったよね?」
ライナー(血涙)「あぁ」ダバダバ
ベルトルト「???……とりあえず、その血を拭きなよ。周りがヒいてる」
ライナー「…おう」ゴシゴシ
ベルトルト「しかし…それって謎々?誰もいないのにクリスタがいた、って意味が解らないんだけど?」
ライナー「…後で、部屋に戻ってから教えてやるよ」
ベルトルト「あ、あぁ」
クリスタ オハヨー!
ベルトルト「あ、クリスタだ」
ライナー「!」
クリスタ「おはよ~、エレン、ミカサ」
エレミカ「「おはよう」」
クリスタ「お…おはよっ、アルミン?」ニコッ
アルミン「………あぁ、おはよ」チラップイッ
クリスタ「う、うん」ショボン
ベルトルト「あれ?」
ライナー「…」
ベルトルト「アルミン…せっかくクリスタから挨拶されたのに態度が冷たいね。照れてる風でもないし…」
ベルトルト「てっきりクリスタを好きなんだと思ったけど?」
ライナー「あぁ…」
ベルトルト「しかもクリスタの方もアルミンに好意的に見えたよ?今は彼に素気無くされて、ちょっと落ち込んでるようだけど」
ベルトルト「ユミルが一緒だったら殺人事件の現場になってただろうね…」
ライナー(血涙)「その通りだ」ダバダバ
ライナー(血涙)「あいつはクリスタの事が好きだ。そしてクリスタも…だが見ての通り、クリスタを悲しませてる。許せねぇ…」ギリギリ
ベルトルト「拭いて」
ライナー「うぅ…」ゴシゴシ
ベルトルト「これはいったい…どういう事なんだい?」
ライナー「…とにかく、話は部屋に戻ってからだ。その方が簡単だからな」
ベルトルト「部屋に…というか、アルミンのベッドに何かあるんだね?」
ライナー「そうだ…覚悟しておけよ?おまえは、この世の天国と地獄を見るだろう」
ベルトルト「何それ怖い」
ライナー「もしかしたら、見なければ良かった…と一生後悔するかもしれん」プルプル
ライナー「…地獄を見る覚悟はいいな?」
ベルトルト「毎日寝起きしてる部屋へ入るのに、そんな覚悟が必要だなんて思わなかったよ」
ライナー「行くぞ!」バタンッ
ベルトルト「……?別に、いつも通りの部屋じゃないか。ぼくたちの荷物や衣服があって、ベッドがあって…」
ライナー「アルミンのベッドは一番奥の2段目だ」フーハーフーハー
ベルトルト「そうだね。1段目がエレン。最初は逆だったけどエレンの寝相悪いから今の配置になった」(ぼくもだけど…)
ライナー「そ…そうだな…はは梯子を登るぞ」ゴクリ
ベルトルト「何で、そんな緊張してんの?」
ライナー「よし…予想通りあった。さあ、見てみろ」パサッ
ベルトルト「どれどれ……ん?」
ライナー「…」
ベルトルト「…」
ライナー「…どうだ?」
ベルトルト「こ、これは……これがアルミンの?これが理由なのかい?これが…なんてこった…」ガクガク
ライナー「そうだ」
【1/1木像、クリスタ・レンズ14歳秋、添い寝Ver】
ライナー「これが理由だ。あいつはクリスタが好きだ。しかしクリスタが好きなんじゃない。クリスタの造形が好きなんだ」
ベルトルト「…」
ライナー「いや…いや、正確に言うとクリスタは好きなんだが…生身の女の子が嫌いなんだ」
ベルトルト「…よ、よく解らないな」
ライナー「昔、かなり女性不信になるような出来事があったらしい。それからは生身の女より木像や石膏像の女の方が良いんだとさ」
ベルトルト「へぇ…って、よくそんな事を知ってるね」
ライナー「偶然これを見つけた時、あまりにも緻密な造形に感動してな…それをアルミンに言ったら、アルミンが教えてくれたんだ」
ライナー「何しろ、クリスタが木に化けたと言われても信じてしまうレベルの出来だ」
ベルトルト「…でも、これのどこが天国と地獄なんだい?」
ライナー「なんだと?おまえには解らんのか!?自分だけのクリスタが手に入る可能性を!そして、それが虚像に過ぎないという現実を!」
ベルトルト「あ、そう…」
ライナー「何度も何度も譲って欲しいと頼んだのだが…1体も譲ってくれんのだ」
ベルトルト「へぇ……え?『1体も』って、もしかして、これ1体じゃないの?」
ライナー「俺が知る限りで4体ある。1/4や1/8などの小さい物なら20体ほどか」
ベルトルト「えええええ…だって、ここには1体しかないのに…」
ライナー「隠してあるんだ。俺も見た事ないんだが、アルミンはその隠し場所を『クリスタ・ランド』と呼んでいる」
ベルトルト「クリスタ・ランド…木像のクリスタがいっぱいの部屋かな?」
ライナー「多分な…」
ベルトルト「……気持ち悪っ」
アルミン「失礼なっ!」ヒョコッ
ベルトルト「わっ?」
ライナー「アルミン!」
アルミン「コソコソとぼくの伴侶を攫いに来たのか!悪魔め!根絶やしにしてやる!!」プンプン
ベルトルト「そのセリフ奪わないで」
ライナー「すまんな…ベルトルトがどうしても知りたいというのでな」
ベルトルト「ご、ごめんね、アルミン。どうしても気になって…」
アルミン「………奪いに来たわけじゃ、ないんだね?」ジトー
ベルトルト「うん。ぼくは違う」
ライナー「…」
ベルトルト「……ライナー?」
ライナー「アルミン、この通りだ!俺にも1体くれぇ!!」ドゲザ
アルミン「嫌だ」プイッ
ライナー「じゃあ金を払うから、1体作ってくれ!!値段は言い値で良い!」
アルミン「…うーん、ランド運営資金は欲しい。でも欲しいのは等身大でしょ?これは1年に4体くらいが限度だしなぁ」
ベルトルト「運営資金?」
ライナー「あの噂は本当だったのか…クリスタ・ランドは、トロスト区の賃貸住宅だという」ガクガク
ベルトルト「つまり…木像を保管してる倉庫?」
アルミン「倉庫なんか借りるわけないだろ!ちゃんと普通の部屋だよ!」プンプン
ベルトルト「えええええ…も、木像の為に部屋を借りてるって事なの?」
アルミン「ふっ…毎週の休日に過ごす、ぼくとクリスタ(木)の愛の巣だっ!!さぁ、おいで、ぼくの『クリスタ14歳秋』」ダキッ
ベルトルト「ジャンたちメガネっ娘教は、メガネかけてるのが絶対条件だけど、あくまで生きた女の子が対象だった…」
ベルトルト「今ここに、あの変態集団を上回るハイレベルの変態を見つけてしまった」ドンビキ
ライナー「くっそ~、なんて羨ましい!自分でこの世の楽園を作り出すとはっ」ギリギリ
ベルトルト「あれが羨ましいのかい…っていうか、アルミン。そんな木像の何が良いの?本物のクリスタの方が良いだろう?」
アルミン「……だって、この子たちは ウンチ も オシッコ もしないんだよ?」ニコッ
ベルトルト「」
アルミン「…よし、ライナー。金額によっては『クリスタ13歳夏、水着Ver』なら譲っても良いよ。実は2体作ってあるから」
ライナー「ほ、本当か!」パァァ
アルミン「あぁ…マイクロビキニVerとスク水Ver、どっちが良い?」
ライナー「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!そんな来世までの人生を賭けるほどの究極の選択をせねばならんとはっ!!!!」ガーンッ
アルミン「もちろん、相応の金額を払うのが絶対条件だ!」ニヤリ
ライナー「解った!これくらいでどうだ…?」ゴニョゴニョ
アルミン「…そんな額じゃ話にならないよ!1体作るのに数ヶ月かかるんだよ?しかも、どの娘も世界で唯一なんだ!」
ベルトルト「…こ、今回ばかりは…ついていけない」
ユミル「……面白い話をしてるじゃねぇか」
ライベルアル「「えっ?」」
ライナー「げぇっ、ユミル!」
ユミル「横山ミッキー三国志の関羽みたいに言うな」
アルミン「ユミル…男子寮に入ってくるとは、どういうつもりだ!この悪魔の末裔m…」
ユミル「うっさい」デコピンッ
アルミン「きゃんっ」
ユミル「…っ!」ゾクッ
ユミル「…あ、そうだ。さっきビキニだの何だのって……何持ってんだ、おまえ?」
アルミン「っ!あっ、いや、これは、そのっ」アワワ
ユミル「こ、こここれ!クリスタじゃねぇのか!?」ガシッ
アルミン「チガウヨ?コレハ木像ダカラくりすたジャナイヨ?」ビクビク
ユミル「…貸せ」グイッ
アルミン「あ、やだやだ!引っ張っちゃダメだよ!折れちゃう!」ググーッ
ユミル「このっ…」デコピン
アルミン「ぅにゃんっ」
ユミル「さ、さっさと渡せば良いんだよっ」ゾクゾクッ
ユミル「……すげぇな。クリスタが木に化けたのかと思っちまうぜ。もしかして他にもあんのか?あったら全部ここに出せ」
アルミン「ナイヨ?」ビクビク
ベルトルト「あ、アルミンはね?トロスト区に賃貸住宅を借りてて…」ペラペラ
アルミン「うわぁぁぁぁっ!!ベルトルトぉぉぉぉっ!?」
ユミル「ほう?アルミン、そこへ案内してもらおうか?っつーか…そもそも、これってどっから入手したんだ?」
ベルトルト「あ、それはアルミンが自分で作ったらしいんだ。他に幾つも…」ペラペラ
アルミン「うわぁぁぁぁっ!!ベルトルトぉぉぉぉっ!?」
ユミル「なるほど、自作か…それはそれで凄ぇな。でも何でこんなモン作ってんだ?ムカつくけど、おまえはクリスタに好かれてんのに」
ベルトルト「あ、アルミンもクリスタが好きなんだけどね?過去に何かあって女性不信になったらしいんだ。それで…」ペラペラ
アルミン「うわぁぁぁぁっ!!ベルトルトぉぉぉぉっ!?」
ユミル「そうか…よし、すべての謎は解けた。クリスタ、入ってこい」
ベルアル「「えっ」」
クリスタ「…」
アルミン「あ…あぁ…」
クリスタ「…アルミン」
アルミン「うぅぅ…」ガクガク
クリスタ「過去に何があったか知らないけど、私は気にしない…そんな木像より、生身の女の子のほうが良いよ?」カァァァ
クリスタ「ほ、ほら…女の子は柔らかいでしょ?」モマセモマセ
ユミル「お、おい?クリスタ?」
アルミン「ひぃっ?ははは離せぇ!この肉塊めっ!!」バシッ
クリスタ「…えっ?」
ユミル「は?」
アルミン「うっぶ!…ぅおぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」オロロロ…
ベルトルト「うわぁ、好きな子が相手なのに…吐くくらい生身がダメなんだ…」
クリスタ「えっ?…あの?…ど、どうしよう?」オロオロ
アルミン「…ぇぇぇぇっ」オロロロ…
ユミル「最初はキモいとか思ったけど…何か哀れになってきたな」
クリスタ「ア、アルミン?大丈夫?」ダキッ
アルミン「っ!!さ、触るなぁ!!気持ち悪いっ!!」
クリスタ「きゃっ」ビクッ
アルミン「ぼくと付き合いたかったら、ウンチもオシッコもしない身体になってから来い!そしたらクリスタ(木)より愛してやる!!」
ユミル「む、無茶言うなよ…」ドンビキ
ベルトルト「なんてこった…変態っていうより病気だった」
クリスタ「う…うぅ…どうすれば良いの…」ポロポロ
ユミル「あ、クリスタ!…ここで諦めろっつって諦めるくらいなら、部屋に入った段階で諦めてただろうなぁ」
ユミル「……よし、私が何とかしてやるよ。だから泣くな」
クリスタ「ユミル~」パァァ
ユミル「よし、じゃあ作戦会議だ…ちょっと廊下に来い。思ったより重いな、これ」 っ【クリスタ(木)】ズルズル
クリスタ「うんっ…よく出来てるねー。ちょうど服も同じだからソックリだよ」ツンツクツン
ベルトルト「…ところでライナー。君、どうして部屋の隅っこで壁に向かって無言なんだ?」
ライナー「……巻き込まれたくなかった」
ベルトルト「ぼくを巻き込んでおいて、何て言い草だ…」
アルミン「はぁはぁ…ぼくだって…ぼくだって!今の自分が普通だとは思ってない!でもダメなんだ!無理なんだ!生身の女が気持ち悪いんだ!」
ライナー「えっと、俺のクリスタ(木)13歳夏の件は…?」
ベルトルト「黙ってろ!アルミン…木像でも女の子が好きなんだよね?じゃあ『生身の女』じゃなくて『女の身体』が気持ち悪いって事かい?」
アルミン「えっ?うーん…そんなの、考えた事もなかったよ」
ベルトルト「そのあたりに解決策があるような気がするね」
ユミル「待たせたな、変態ども」フフン
ベルトルト「ぼくは違う!」
アルミン「ぼくは変態じゃない!心の病気だ!!」ビシッ
ユミル「えっ…自分で言うか……ま、まぁ良い。クリスタは帰ったよ。おまえらキモーっつって」
ベルトルト「ぼくは違うのにぃ…」シクシク
アルミン「あっそう。それよりもユミル!ぼくのクリスタ(木)を返してくれ!!」
ユミル「あー、そうだったな。思わず私も欲しくて持ち帰ろうと思ったんだけどよ?実は、とんでもねー事が起こったんだ。ほら」
クリスタ(?)「…」スッ
アルミン「ん?」
ベルトルト「うん?クリスタじゃないか。帰ってなかったんだね」
クリスタ(?)「……」パクパク
アルミン「何で口パクしてるの?」
ユミル「このクリスタ、まだ喋れねぇんだよ…何しろ、さっきまで『木』だったからな」(自分で考えといて何だが、こんなので騙せるか?)
アルミン「!!!!!」
ベルトルト「は?」
ライナー「え?俺にも見せてくれ」
ベルユミ「「壁を向いてろ!」」
ライナー「」シクシク
アルミン「…どういう事なんだ?」 ユミルっ【カンペ】
クリスタ(生)「…ぁ…たの…ちずな思いで、わた…は人間に、なったんです」(恥ずかしいよぉ)
ベルトルト(あ、なるほど。そういう事にしたのか)
アルミン「まさか…そんな事って…」
クリスタ(生)「あな…のために神様が私を人間にしてくれたのっ」ニコッ(信じてくれたっぽい?)
アルミン「そんな…そんな…」ウルウル
アルミン「ク、クリスタ…」ガシッ
クリスタ(生)「あっ!…アルミン」カァァァ
ユミル「あん?」(クリスタの右袖と左襟を掴んでどーすんだ?)
アルミン「人間になったら意味ないだろぉぉぉ!!!!」 >>背負い投げ<<
クリスタ(生)「きゃああああっ!!きゃうっ!!」ドターン
ベルユミ「「えええええ」」
アルミン「戻れぇ!今すぐ木像に戻れぇぇぇぇぇ!!」ガシガシ
ユミル「」
クリスタ「うぇぇぇぇぇん…た、助けてユミルぅ…」ガクガク
ユミル「……あ!や、止めねぇか、てめぇ!!」ゲシッ
アルミン「いったた…何をするんだ、ユミル!ぼくのクリスタ(木)なんだから何しても良いだろ!?君はクリスタ(生)の相手してろ!」
ユミル「クリスタ(生)って言うな!!」ゲシゲシッ
ベルトルト「あーあ…」
ライナー「俺は決めた。諦めずクリスタ(生)にアタックしよう」
-------------------------------------
--------------------
---------
巨大樹の枝の上
ベルトルト「そんな事もあったねー」
ユミル「あー、あったあった。懐かしいな、おい」
ライナー「そうだなー」
エレン(嘘だろ…あ、でもあいつの枕の下に…いや、見間違いだ。裸のクリスタ人形なんて、あるわけがない)
終わり
乗っ取って違うキャラで書くもよし
★ホストクラブ「調査兵団」★ (※>>1はホストクラブなんて知らないので適当な想像です)
ハンジ「そこの道行くお姐さん方、今期入団した若くて元気な子たちが今日デビューですよー!」ラッシャイマセ
ハンジ「もう~…本当に今日は若いコばっかり!!」ジャンジャンバリバリ
ハンジ「今なら5000円ポッキリ!開店直後だから指名しやすいですよ!」ラッシャイマセ
ヒッチ「どうする?」
アニ「…入ってみるかい?」(嘘でしょ?まさか…あいつら、いるの?)
ハンジ「はいはーい!お二人様ご案内~!」ドゾドゾ
ライナー「いらっしゃいませ」スッ
エレン「いらっしゃいませ」スッ
アルミン「いらっしゃいませ」スッ
コニー「いらっしゃいませ」スッ
ジャン「いらっしゃいませ」スッ
ベルトルト「いらっしゃいませ」スッ
ヒッチ「うわぁ…選り取り見取りって感じ?」ウヒャー
アニ「まぁ…良いんじゃない?」ハァ(ちょっと本当にいたよ…何考えてんのさ)
マルコ「いらっしゃいませ。こちらの席へどうぞ…」
ヒッチ「あらら…ちょっと、この席は暗すぎるよね?これじゃ、可愛いコたちの顔がよく見えないよねー」ウーン?
アニ「…ねぇ?もしかして、暗くないとできないサービスとかしてるんじゃないの?」
ヒッチ「いやいや、ないない」プッ(お店を勘違いしてない?)
○○ミン「おしぼり、どうぞ」スッ
ヒッチ「あ、ありがと」(あー、やっぱり薄暗くて顔がよく見えないよー)
○○ァイ「いらっしゃいませ。今日お相手させて頂く、ベルトルトです」スチャッ
○○ヴィン「いらっしゃいませ。私はアルミンです」スチャッ
アニ「…どうも」(あれ?何か違…って全然別人じゃないの?)
ヒッチ「今日は104期の新兵ばかりなんでしょー?お二人は何歳なの?」キャー
○○ァイ「…20歳ッス」
○○ヴィン「私も20歳ッス」
アニ「…」(絶対嘘でしょ!この『ベルトルト』、私と10cmも違わないじゃないのさ!『アルミン』は逆に大きいし!)
ヒッチ「えー?ハタチにしては何かぁ…落ち着いた大人~って感じするよぉ?ほんとにハタチぃ?」
○○ァイ「20歳ッス」プイッ
○○ヴィン「20歳ッス」プイッ
アニ「…ちょっと暗すぎるね」パチッ(照明つけて正体を見てやる)
○○ァイ「!!」
○○ヴィン「!!」
ヒッチ「あ、ちょっとアニ!勝手にそんな…」(よくやった!これで顔が…さっき並んでたコの誰かなー?)
∩∩ァイ「…」サッ
∩∩ヴィン「…」ササッ
アニ「…何で顔を隠すのさ?」(あー、やっぱり別人だったね)
ヒッチ「そうだよー。見せてよー……ん?」(あれ?あんまり…若…く……ない?ような?)
∩∩ァイ「自分はたちッス」プルプル
∩∩ヴィン「自分はたちッス」プルプル
マルコ「…っ!!ちょっと、お客様!他のお客様に迷惑なので勝手に照明を点けないでください!」パチッ
○○ァイ「お飲み物をどうぞ」フゥ
○○ヴィン「オツマミどうぞ」フゥ
ヒッチ「…」
アニ「…」
ヒッチ「出ようか」
アニ「だね」
ハンジ「はいはーい!お二人様ご案内~!」ドゾドゾ
ミカサ「エレン…こんな仕事をするなんてダメ。今すぐ私が連れ出してあげる!!」
サシャ「や、止めましょうよ?こんなお店に入るなんてダメですよぉ!」
終わり
このSSまとめへのコメント
これ、アルミンハーレムの人だったのかよwww