ジョセフ「……へ?」
ポルナレフ「ホーン……」
アブドゥル「な、何だと承太郎!?今、何と言った!!」
承太郎「もう一度言おう
俺はマザコンなんだと、言ったんだぜ……ッ!!」
アブドゥル「なっ、何だと!?」
承太郎「……どうしたアブドゥル?取り乱すなんてらしくねーぜ……?」
アブドゥル「あ、あぁ、すまない。急な告白だったもんでな。私とした事が、つい取り乱してしまった」
ポルナレフ「ま、いーんでないの?そんだけ母親思いならよ」
承太郎「……そうだな」フッ
ジョセフ「ふっ」
ジョセフ「ふっ、」
ジョセフ「ふざけるなよ承太郎ーーーーーっ!!?」
承太郎「どうしたジジイ。急に大声出してよ」
ジョセフ「十七の思春期真っ盛りの孫がいきなりマザコン宣言じゃぞ!?そりゃ動揺もするわい!!」
承太郎「……うるせーな。テメーはババコンだったじゃねーか?」
ジョセフ「うぐっ」
ポルナレフ「まあまあ、いいじゃねーかマザコンくらい。別に減るもんでもねーんだしよ」
ジョセフ「良くない!!」
アヴドゥル「しかし、承太郎、何故急に……」
承太郎「……こいつを見て欲しい」パサッ
ジョセフ「ん、これは?」
ポルナレフ「手紙だな~、誰からのだ?」
承太郎「……お袋からだ」
ポルナレフ「へえ~。息子思いなんだな」
承太郎「………」ギリッ
承太郎「……届け先をよく見てみろ!!」
ポルナレフ「ん?……花京院?」
承太郎「そうだ!花京院はこっそりと母親と文通していたのだ!!」
ジョセフ「ブフォッ」
アヴドゥル「ジョッ、ジョースタさん!?」
承太郎「それも、俺よりも三通多く貰ってやがるふざけやがって!!」
ポルナレフ「お前も貰ってるんかい!!」
承太郎「それに、そこが問題ではない。問題は中身の方なのだ!」
ポルナレフ「な、中身って……。お前、覗いたの?」
承太郎「……ああ、見させて貰ったぜ。バッチリとな……」
ジョセフ「ガフッ」
アヴドゥル「ジョースタさんっ!?」
承太郎「……読んでみな」
ポルナレフ「お、おう。え~、なになに、『いつもお手紙ありがとうございます。あなたの手紙にはいつも元気を頂いてます』
……普通の手紙じゃねーか」
承太郎「……次を読んでみろ」
ポルナレフ「えと、『今度、一度一緒に旅行できたら良いですね』」
承太郎「そうだ、奴は既にお泊まりデートの約束まで取り付けていたのだふざけやがって!!」
ジョセフ「」
承太郎「かくなる上は、まずdioより先に花京院の奴を始末しなきゃならねえ」
アヴドゥル「おいちょっと承太郎!?」
承太郎「お袋の貞操をまず守らなきゃならねえ」
ジョセフ「」
ポルナレフ「」
花京院「……誰を始末するんだって?」
承太郎「テメーだよ、花京院……!!」
花京院「……これは変な事を言うね承太郎。僕がホリィさんと文通する事がそんなに気に食わないのかい?」
承太郎「……うるせえ。テメーが俺より多く手紙を貰ってるのが気に食わねーんだよ!!」
花京院「……それは変な事を言うね。友達の母親と文通する事がそんなに変な事かい?」
承太郎「何故、その友達の母親とやらと手紙でデートの約束を取り付ける……!?」
花京院「……それは僕が彼女の事を、好きだから、かな」
承太郎「なん……」
ジョセフ「じゃと……?」
花京院「前にも言っただろう?僕は恋するならホリィさんみたいな人がいい、と。そう、僕はその時既に、彼女に恋していたんだよ!!」バァーーーーンッッッ!!!
ジョセフ「なっ、なんじゃとォォォォォォォォォォ!!?」
アヴドゥル「ま、待て花京院!?君とホリィさんとでは親子ほど歳の差が!!」
花京院「愛に年齢なぞ関係ないィッッッッッッ!!」
承太郎「テメェ、ふざけるなよ花京院!!」
花京院「ふざけるてなんかないさ……」
承太郎「…………」ギリッ
花京院「……お義父さんと呼んでくれても構わないよ?」
承太郎「……ふざけるな、お袋は……
俺の女だァーーーーーーーーーーッ!!」ドォーーーーーーンッ!!」
ジョセフ「nooooooooooo!!」
このSSまとめへのコメント
なんだこれ…なん…