男「俺のこと嫌いか?」後輩「え」 (37)

初SS、皆優しい目で見てね

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そんなこと言うなw

男「はぁ」

男友「どうしたよ?」

男「いや出会いがほしいなってw」

男友「まぁ男子校だしな、俺がやってるボランティア活動で出会いがほしいってんなら参加させてやるけど」
男「じゃお願い」

男友「言い方が軽い、まぁ良いけどじゃこれ研修の参加用紙」

数日後研修先
ガヤガヤ

男「結構人集まるもんだな」

司会「皆初見だと思うから自己紹介からね?」

男「、、、いきなりか」

あの

男「ん?」

後輩「あ、あの初めまして後輩です」

男「ああ、初めまして男って言います」

男「いきなりでごめん何だけど君何歳?中学生に見えるけど」

後「あ、、、一応高校一年生です」

男 え、まじか顔といい身長といい中学生にしかみえんぞ

後輩「あのーどうかしました?」

男「い、いやごめんかなり幼く見えたから」

後輩「よく言われるんです、童顔とか」

司会「は?い取り敢えず周りの人とは自己紹介できた?」
ジャアダンジョニワカレテネ?

男「お、じゃ俺はこれで、また」

後輩「はいっ」

男 かしこまりすぎだろ、まぁはじめて会う人にはこんなもんか

それからなに注意事項やら、集合時間やら早口ではなされ、周りにいた人たちは散り散りになっていった
そして俺はというと

男「あれ俺ぼっち?」

いやいやそんなはずはない取り敢えず向こうの集団に混ざればまだ間に合う!

あ、あの

あれなんかデジャブ
振り返るとそこにはさっきの後輩が立っていた

後輩「私、一人なのでっ一緒にやりませんかっ?」

頑張ってやりますので!

とあたふたしながらおじぎをしてくる後輩

男「いや俺ぼっちだったからちょうど一緒にやる人探してたんだわ、よろしく」

後輩「よろしゅくおねぇがいします!」

男 かみかみ、こんな感じのずっと続くのか、、、

それからというものの、かしこまりすぎてる後輩をなだめながら作業を進めていった

男「後輩手先器用なんだな」

後輩「いや、そんなことないですっ、、、えへへ」

男「えへへって、、、まぁ俺不器用だしこういうこともしたことないから上手く出来ないな」

後輩「いやそんなことないですっ個性的ですごく、いい感じだと思いますっ」

男「個性的って誉め言葉か?個人的には他人とずれてるってイメージしかないけど」

後輩「す、すみませんっ」

男「謝罪よりフォローしてほしかった、、、」

男「いや、自分でも下手くそってわかってるから良いけどな」

後輩「すみませんっ」

こんな感じでどんどん時間は過ぎっていった

司会「お疲れさま?取り敢えず研修は終わりです、では皆さん解散していいですよー」

男「ふぅ?疲れたな眠たい」

後輩「男先輩お疲れ様ですこれ向こうで貰ってきましたっ」オチャワタシ

男「おうサンキュー、いや?疲れたな」

後輩「そうですね?、でも達成感があっていいじゃないですかこういう手作業」

男「まぁ、な、、、他の人メアド交換とかしてるけど俺らもしとくか?」

後輩「はいっ」

その日はメアドを交換して終わり、解散した

男友「どうだったよ?」

男「ああ、中学生みたいな女子高生とメアド交換したよ」

男友「目的がそれだったからその結果でも驚かないが、って中学生みたいな女子高生?」

ああ、と返事をしようとしていた矢先ポケットの携帯が震えた

男「ん?」

携帯の画面を見ると昨日登録したばかりの後輩からだった

15〉ごめんなさい、なるべく安定して書きます

内容は「今度遊びましょう」だけだった、どうしてこうなった
男「なんかその中学生みたいな女子高生から今度遊びましょうって来た」

男友「シンプルだな」

男「ああ、シンプル過ぎていつどこで何をして遊ぶのかが分からん」

男友「まぁ中学生みたいな女子高生だしな」

男「だしな、取り敢えずいつどこでだけでも聞いとくか、遊びの内容はそれによって変わるだろうし」


メールを送ってしばらく経つと

2014年6月4日の○○の駅前でお願いします、と返ってきた

男「日付が細かいっ」

男友「細かいっ、どんな女の子なんだ」

男「どんな女の子ってシンプルで細かい中学生みたいな女子高生だよ」

男友「お、おおうそうか、ならいいか」

男「おう」

そんな感じでこの後細かいメールのやり取りをしてとりあえず日にちとどこで何をするかだけ決めた

18〉ありがとう、涙出そうだわ

数日後集合場所で

男「遅いな、かれこれ30分待ってるぞ」

するとあ、あの、とまたデジャブ

後輩「遅れてすみませんっ」

と振り返った先に少し大人びた服を着た後輩がいた

男「えっと後輩か?」

後輩「は、はいそうですけど、、、どうかしました?」

これがギャップというのか、少し大人びた格好をするだけでここまで違うか

男「いや、服装がイメージとまったく違ったから驚いただけだ」

後輩「?、とりあえず行きましょう男先輩」

男「いや、こんなギャップごときで驚くな俺」

後輩「えっと行きますよ?」

男「あ、ああ」

男 これは少しヤバイかもしれんな、出鼻を挫かれたみたいだ

移動中

後輩「男先輩って趣味とかあります?」

男「趣味?そうだな強いて言うならアニメーション映画の分析かな」

後輩「なんか分析ってカッコいいですね!」

男「そんなんでもないぞ、周りからはオタクとか言われるし」

後輩「そんなことないです、カッコいいですよ、どんな感じで分析するんですか?」

男「まぁ一番分析しがいがあるのはジブリもとい宮崎駿監督の映画かな、となりのトトロとかもののけ姫とか」

後輩「どんな分析をしたんですか?」

男「そうだな、まずもののけ姫でいうなら物語の序盤でアシタカが妹から小刀をもらうシーンがあるだろ?でもアシタカが、いってた通り村を抜ける者を見送ってはいけないんだ」

後輩「はい」

男「しかし妹は実際見送ってしまった、罰は受けますって軽く言っていたけど本来ならあの妹も村を抜けなければいけなくなるんだ」

後輩「そっそうなんですか?」

男「ああ、後妹が、この小刀を自分だと思って下さいって渡した、アシタカもそれを受け取って私も君を思おうって答えるんだ、でもこの表現って昔で言うところの近親相姦なんだ」

男「しかもその後アシタカはその小刀をサンにあげちゃうんだけど、あれはアシタカのなかで妹よりサンの方が大事になったってのを表してるんだ、まぁそういう見方もできるってだけでまったく違うのかもしれないけど」

後輩「スゴいです男先輩!そんなこと考えてもののけ姫みたことありません私」

男「まぁそういう見方とかすれば面白いってだけだ」

男「おっ着いたな」

後輩「はいっ着きましたね水族館」

後輩がいきたいと言った場所は水族館だった

後輩「男先輩早く行きましょう!」

めちゃくちゃ目を輝かせてこっちを向く後輩、ぶっちゃけ可愛い

男「ああ、行こうか」

と言っているのにも関わらず俺の手をとって引っ張る後輩

後輩「私のジンベイちゃんが待ってます!」

水族館内

後輩「はわ?かわいい?ジンベイちゃんかわいい?」

本当にかわいいのは後輩だと思う

後輩「そういえば男先輩って甚平似合いそうですよね」

男「毎年甚平着て夏祭り行くが似合っているなんて一言も言われたことないけどな」

後輩「いや絶対男先輩似合いますよ甚平」

男「そういうお前は浴衣が似合いそうだな、、、子供向けの」

後輩「そうですか?えへへ、じゃない!子供向けのってなんですか!普通の浴衣も似合いますよ!」

男「自分で似合うとか言っちゃう辺りが可愛い」

後輩「え」

男「やべミスった」

後輩「」

男「固まってる、オーイ大丈夫かぁ?」

後輩「は、はい私はジンベイちゃんです」

男「大丈夫じゃないなこれ」

男「今のはなんていうか、あれだうん、心の声ってやつだうん」

後輩「ああ、心の声ですか成る程」

ここから30分後輩は固まりっぱなしでやっと正気に戻った

男「まぁ次行こうか」

後輩「はい、あの男先輩」

男「ん?」

後輩「私は男先輩カッコいいと思いますよ」

男「え、それってどういう」

後輩「さっ行きましょう男先輩っ」

男「お、おい」


そのまま、のらりくらりとかわされ結局後輩の言質はとれなかった

後輩「ではまた遊びましょう男先輩」

男「おう、ありがとな今日は付き合ってくれて」

後輩「いえいえ、こちらこそです」

そういって後輩は行ってしまった

男「結局何だったんだ?、もやもやするな」

翌日学校内

男友「どうだったよこの前のデートは?」

男「デートじゃないけどな」

男友「デートだろ男と女ででかけるんなら」

男「カッコいいって言われた」

男友「は?」

男「カッコいいって言われた」

男友「マジで?」

男「ああ、マジで」

男友「良かったじゃん、ついにお前に春がきたか」

男「ああ、もしかしたらな」

多分だけどな

それから何度か後輩とあそび、水族館での出来事が徐々に確信に変わるかと思った、しかし

男「彼氏がいる?」

男友「ああ、お前から見せてもらった写真で確信したね後輩ちゃんは彼氏持ちだ」

男「いやそれはないだろ、彼氏がいるのにこんなに頻繁に男と出掛けれるか?いやないね!」

男友「だってその後輩ちゃんが腕組んで金髪の男とホテル入っていったんだぞ?」

男「いや、でもアイツ俺のことカッコいいと言ったんだぞ?」

男友「カッコいいって言われたら好きってことになるのか?付き合ってることになるのか?」

男「でも、、、」

男友「今度聞いてみたらどうだ?遊ぶんだろ?」

男「そうだが、そんなの聞きにくいだろ」

男友「まぁ俺の見立てだと80%彼氏持ちだな」

男「リアルな数字出すな、否定しにくいだろ」

とにもかくにも聞かないと分からんな


≫29ごめんなさいそこは詳しく調べてなかった

自分、話の表現方法を見るだけなので実はあんまり人物の成り立ちとかは調べてないw
にわかスレしてごめん

一旦ここで区切ります、12時から学校なので少し寝ときたい、保守されてなくても続きはかこうと思います

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