ことり「また遊びに来ました♪」 (38)
前作
海未「男の人の家で粗相をしてしまいました...///」
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ことり(ことりは今日、とある人の家に遊びに来ています。そのとある人というのは、つい先週友達になった妹ちゃんのお家です!)
ことり(元々海未ちゃんの紹介で知り合った中学生なのですが、すぐに意気投合しちゃって♪今週も遊びに来て欲しいと連絡してくれたので、二つ返事で了承しちゃいました♪)
妹「えへへ///今日も遊びに来てくれてありがとうね!」
ことり「えへへ、おじゃましまーす♪」
ことり「?」キョロキョロ
妹「ことりちゃん?どうかしたの?」
ことり「えっと...お兄さん、今日居ないの?」
妹「あー、お兄ちゃんは今日1日中試合で、帰ってくるのは夕方過ぎるから遊べないって言ってたよ」
ことり「そ、そうなんだ...ふーん」
妹「?......!?...あああああああっ!!」
ことり「えっ!?ど、どうしたの?」ビクッ
妹「お兄ちゃん、お弁当忘れてるううう!!」
ことり「......えええええっ!?」
〜〜〜〜
男「ふぅ、春先の登板で3回無失点なら上々だろ...」
先輩「おい男!今日はもう1試合投げるんだから、しっかり食って休めよ!」
男「あ、はーい!」
妹「おーい!お兄ちゃーん!」
男「?...おお!妹じゃん学校に来るなんて珍しいな。どうしたんだ?」
妹「どうした?じゃないよ!はい、お弁当!」
男「?...ああ!また家に忘れてったのか。わざわざ届けてくれてサンキューな」
妹「本当にね。私がお弁当届けなかったらお昼はどうするつもりだったの?」
男「あはは...すまん」
妹「全く...あ、そうだ!お兄ちゃん明日は暇?」
男「ああ。明日は1日オフだな」
妹「...了解!じゃあね!」シュババババ
男「...何だったんだ?」
翌日
男(朝から暇過ぎ...)ポケー
ピンポーン!
男「...こんな朝なら一体誰だよ全く...はいはーい、今行きまーす」
ガチャリ
ことり「おはようございま〜す♡」
男「......ことり?」
男「あれ?昨日妹と遊んだって聞いたけど?」
ことり「うん。遊んだよ。昨日遊んで、今日も遊ぶ約束をしたんだ!....もしかして、ことりが居たらオフの邪魔になっちゃう?」ウルウル
男「ええっ!?そ、そんなことは...」ギョッ
ことり「...ぷふっ、」
男「?...ああっ!お前今のは嘘泣きか!?」
ことり「やっぱりお兄さん、面白いですね♡」
男「〜〜ッ////とりあえず、上がって」
ことり「おじゃましまーす♡」
妹「ことりちゃん!今日は何して遊ぶ?」
ことり「そうだねぇ...」
男「...あの、俺部屋に戻っても...「ダメ♡」
男「ですよねぇ...」
ことり「あの、お兄さんって野球部なんですよね...」
男「うん。まぁ...」
ことり「ちょっと、筋肉さわらせてもらってもいいですか?///」
男「えっ!?あ、ああ。どうぞ...」
ことり「......では、失礼します」ピトッ
男「////」
ことり「...結構筋肉あるんですね」
男「...まぁ、な////」
ことり「この筋肉なら襲われても大丈夫そうですね!」
男「ま、まぁな...」
ことり「突然通り魔に『[ピーーー]ぇ!』って襲われても、お兄さんなら返り討ちにしちゃいそう!」
男「いや流石に無理だろ...」
ことり「じゃあ次は、お兄さんの番だよ?」
男「は?」
ことり「だから、次はお兄さんがおさわりする番だよ♪」
男「......えええええっ!?////」
ことり「ほら、早くっ♪」ニヤニヤ
男「いやいや!?流石にそれは、セクハラになんねーか!?////」
ことり「......セクハラって、お兄さん何処に触るつもりだったの?」ジトー
男「え?」
ことり「...お兄さんのえっち」
男「んなぁ!?」ガーン!
ことり「童貞のくせに」
男「ぐはぁっ!?」
男「」チーン
妹「つんつん...」
男「......どうせ俺は童貞ですよそうですよ。童貞だからえっちなことしか考えられませんよーだ」
ことり「あはは...ちょっと言い過ぎたかな?」
〜〜〜〜
母「皆ー!お昼ですよー!」
男「お、もうそんな時間か」
ことり「あ、そうだ!海未ちゃんお昼から遊びに来るって言ってたよ!」
妹「え?それじゃあお昼はもう1人分用意した方がいいの?」
ことり「ううん。海未ちゃん、お昼食べてから来るって言ってたから用意しなくても大丈夫だよ」
「「「いただきまーす!」」」
ことり「お兄さんのお母さん、外国人だったんだ...」
男「まあな...俺も妹もハーフなんだ」モグモグ
ことり「へー。あれ?お兄さん左利きなの?」
男「ゴクッ......ああ。まあな」
妹「でもお兄ちゃん、利き手は左だけど字を書くこと以外は普段右手を使ってるんだよ」
ことり「ふーん?それはまたなんで?」モグモグ
妹「お兄ちゃん、この外見で左利きだからお友達とか先輩によく『ゼルダ姫を助けに行かなくていいのか?』ってからかわれるもんねwww」
男「ちょっ!?バラすなよっ!///」カァァ
ことり「......バンドリ一周年のカバー曲何来るのかなぶふっw」
男「うん...必死に話逸らそうとしてくれた気遣いは感謝するけど笑ってんじゃねーか」
ことり「ご、ごめ、ぶはっ!!...wwwwww」
男(悲しいぜ...)
〜〜
ことり「ごちそうさまでした!お兄さん達、普段からあんなに美味しい料理を食べてるの?羨ましいなぁ...」
男「いや、普段は...」
ピンポーン
男「はーい!...ちょい待ち」
ガチャリ
海未「こんにちは」
男「こんにちはー」
ことり「海未ちゃん!一足先にお邪魔してるよ!」
海未「こんにちはことり」
妹「海未ちゃんこんにちはー!」
海未「妹もこんにちは。それで、今は何をして遊んでるんですか?」
ことり「今さっきお昼たべたばっかりだから、まだ何して遊ぼうか考えてるとこ」
妹「そうだ!だるまさんが転んだしよー!」
男「だるまさんって、子供かよ...」
妹「えー、やろうよー」
男「...二人は?」
ことり「全然構わないよ!」
海未「やりましょう!」
男(何かやる気だな...)
男「なら、やろっか」
男「鬼は俺か...準備はいいか?」
ことり「は〜〜い♪」
海未「大丈夫です」
妹「さっさと始めろよー!」
男「はいはい...だーるまさんが、転んだ!」
妹「!」ピタッ
男(妹は完全に止まってるな...ことりと海未ちゃんは?)
ことり「ふふっ」ニッコリ
男「動けよ!んで、海未ちゃんは?」
海未「...///」モジモジ
男「・・・何してんの?」
海未「え、ええっと......す、素振りです!」
男「とりあえずアウトな。こっちおいで」チョイチョイ
〜〜〜〜
男「だるまさんが...」
妹「タッチ!わーい!」シュババババ
男「...ストーップ!」
妹「っ、とと!!」ピタッ
男(さーて、誰をタッチしようか?...ことりは遠いから多分無理、普通なら妹か海未ちゃんだな。うーん...)スタスタスタ
男「はい、海未ちゃん交代」タッチ
海未「〜〜ッ///」カァァ
男「...」スタスタスタ
ことり「合法で海未ちゃんに触れて良かったですねぇ」ニヤニヤ
男「んなっ!?///」
ことり「お兄さん今ハーレム状態ですよ〜。次また鬼になっちゃえば、合法で海未ちゃんさわり放題だよ〜?」ニヤニヤ
男「そ、そそそそんなこと考えてねーよ!////」
海未「...だるまさんが〜〜」
〜〜〜〜
男「久しぶりにだるまさんやったけど、悪くはなかったな」
ことり「女の子にさわり放題だったもんねぇ?」ニヤリ
男「違うからっ!///」
妹「次何して遊ぶ?」
海未「ババ抜きです!」
男「ええー、またか...海未ちゃん弱ぇじゃん」
海未「うっ、...ですが今日は何となく勝てる気がするんです!」
男「本当かよ...」
ことり「まあまあ、海未ちゃんもここまで言うんだし、やろうよ!ね?」
男「...へーい」
海未「負けた...」orz
男「ほーら見ろどうせこうなると思ってた」
海未「ぐぬぬ...な、なぜ勝てないのですか?」
男「...なぁ、ババ抜き以外やりたいんだが...」コソッ
ことり「あはは...」
〜〜〜〜
男「腹へった、もうすぐ3時、おやつの時間か」ぐー
ことり「おやつかぁ...そうだ!ちょっと出掛けない?」
男「何処に?」
ことり「ラブホ♡」
男「ぶっ!!////」
海未「な、なななななっ!?は、破廉恥ですっ!///」
男「ら、ら...///そんなとこ絶対行かないっ!!///」
ことり「冗談だよ♪」
男「忘れた頃にそういうこと言うのやめい...///」ドキドキ
妹「そもそも私達未成年だからラブホなんて入れないしね」
ことり「ね〜〜?」
男(妹が...妹が、調教されているっ!!)
男「...とりあえずプリンで良ければ人数分あるよ」
ことり「わーい!」
海未「頂いてもいいんですか?」
男「勿論」
妹「いただきまーす!」
〜〜〜〜
ことり「あー、美味しかった!ところで、次は何して遊ぶ?」
海未「ふむ、何をしましょうか...?」
妹「じゃあキャッチボールでもしよ!」
男「お前俺が何部かわかってて言ってるだろ...」
海未「野球部なのですか?」
男「ああ、海未ちゃんには言ってなかったな」
海未「それにしてはふさふさの髪形ですね」
男「そんな前時代みたいに坊主にしろとか言われねーから」
妹「えーい!」
男「...お前何処に投げてんだー!」
妹「めんご☆」
男「はぁ、取りに行ってくるか...」スタスタスタ
海未「微笑ましい光景ですね。兄妹仲良くて...」
ことり「まるで私達幼馴染みたい...ことり、お姉ちゃんや妹とあそこまで仲良く遊んだことない...」
海未「私もですよ...」
妹「次いっくぞー!」
男「お前もう投げるなー!」
妹「ええ〜〜っ...」
〜〜〜〜
男「なんだかんだ暗くなるまで遊んだので、送ってくことになった」
妹「それでね!」
海未「ふふっ、そうなんですか?」
男「楽しそうだな...」
ことり「あんな妹欲しいな...」
男「ことりは妹と仲良くないの?」
ことり「そんなことはないけど...毎日話すなんてこともない、顔が会えば挨拶するだけ、って日の方が多いかな?」
男「いや、どこの家庭もそんなもんじゃね?俺も部活がしんどくてほとんど話すらしてやれない時あるし...」
ことり「お兄さんにもそういうことあるんだ」
男「まあ、その分休日はこうやって出来る限りのわがまま聞いてあげてるんだけどな...」
ことり「そっか...」
男「着いたぜ」
ことり「...送ってくれてありがとね♪」
〜〜〜〜
妹「ねぇねぇお兄ちゃん!」
男「...何だ?」
妹「ことりちゃんと海未ちゃん、お兄ちゃんはどっちが好みのタイプ?」
男「...いきなりどうした?」
妹「いいからいいから」ニヤニヤ
男「ハァ.....」
男「...どっちもお前ほど好みじゃねーよ」
妹「お兄ちゃん...」
男「...ふっ」
妹「すっげえキモい」
男「えっ!?」ガーン!
妹「何その答え、普通に鳥肌ものだよ。どうして用意してない第3の選択肢に妹を選んだ」
男「いや、それは...」
妹「はぁ、まあお兄ちゃんなりに誤魔化しただけなんだろーけど...ヘタレめ」
男「悪かったな!////」
妹「......ねぇお兄ちゃん」
男「何だ?」
妹「来週も、またことりちゃん達呼んでいい?」
男「...勿論」
おしまい
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