女「あ、でも日付変わる前には帰るから!じゃ、いってきまーす」
男「おーう」
バタン
男「…飲み会か、まさかな」
男「…いや、女に限ってそれはないよな」
男「ゲームやろっと」
――午前1時
男「まだ帰って来ないな…」
男「LINEしてみよ」
『迎えに行った方が良い?』
男「…」
男「既読にすらならないな
――午前2時
男「…」
男「ゲームしよっと」
男「男友誘うか」
男「あ、もしもし?フルブやろうぜ」
――午前3時
男友『俺そろそろ寝るわー」
男「あいよー、サンキューな」
男友『またやろうぜ』
男「おう」
――午前4時
男「…zZZ」
――午前7時
男「はっ…寝ちゃってたのか」
男「あいつまだ帰ってこねえ…LINEは…」
女LINE『ごめんね!友達の家に泊めてもらってた。9時頃帰るね』
男「…んだよそれ」
――午前9時
ガチャッ
女「…ただいまー」
男「おかえり」
女「あ、あの…ごめんね」
男「別に怒ってないよ」
女「…怒ってる」
男「悪いことしたのか?」
女「…昨日帰らなかったし」
男「そうだな」
女「…理由聞かないの?」
男「友達の家に泊まってたんだろ?」
女「う、うん、まあ…」
男「お前の親じゃねーし、それだけわかりゃじゅうぶんだろ」
女「で、でも、男は私の彼氏でしょ?」
男「そうだな」
女「じゃあ、誰の家に泊まったとか…」
男「聞いたほうがいいの?」
女「いや、その、心配…とか」
男「LINEは返して欲しかったな」
女「ごめん…」
男「あ、前も話したけど今夜は俺が飲み会あるからさ、留守番頼むな」
女「あ、うん…わかった」
――午後8時
男「んじゃ、行ってくる」
女「行ってらっしゃい、あ、男」
男「ん?」
女「ん!」
男「はいはい」
チュッ
女「えへへ、行ってらっしゃい」
―居酒屋
男友「んで、昨日は女ちゃん帰って来なかったのかー」
男「そうなんだよな、ったく」
幼「それ絶対に浮気でしょ!」
男「うわっ、急に入ってくんなよお前!」
幼「いーじゃん、男と私は保育園からの仲なんだよ?」
男「それはそうだけど…」
幼「女ちゃんより私と付き合うべきなんだよ!」
男「お、お前なに言って…」
男友「お前もすればいいじゃん」ボソッ
男「え?」
男友「浮気だよ、う・わ・き」
男「ばっ、女が浮気したって決まったわけじゃ…」
幼「男ちゃーん!」ギュウッ
男「ばっ、馬鹿…おい!」
――飲み会後
幹事「んじゃ、お疲れ様でしたー!!」
オツカレサマデシター
幼「男ぉ~家まで送って~」
男「えぇ…ダメだよ俺、女とちゃんと今日中に帰るって約束したし…」
男友「でも昨日は女ちゃん帰って来なかったんだろ?」
男「っ…」
男「…(そうだよ、あいつLINEも返さないで)」
幼「ね、送るだけ!」
男「わかったよ…」
幼「わーい!!」
―幼の家
幼「ようこそ我が家へ~」
男「ようこそって、俺帰るぞ」
幼「だーめ!」ガシッ
男「お、おい」
幼「ほら、あがってあがって!」グイッ
男「ひ、引っ張んなって!」
幼「ほりゃあっ!!」グイッ!
ドターン
男「いってぇ…」
ムニュ
男「ん?」
幼「んっ…ちょっとぉ…どこ触ってんのぉ」
男「わっ、悪い!!」
ヴーッヴーッヴーッ
男「あ、スマホ鳴ってる」
着信中 女
ヴーッヴーッヴーッ
男「女だ、出ないと」
幼「ダメ」
男「え?」
幼「いいからそんなの」ギュッ
男「お、おい!!」
幼「私ずっと男のこと好きだったの」
男「なっ…」
幼「女ちゃんなんかよりずっとずっと」
男「お、おい、幼…?」
幼「ね、抱いて?」
男「…電話出なきゃ」
ヴーッヴーッヴーッ
幼「…」パシッ
男「あっ、おい!返せよ!」
ピッ
幼「もしもし?女ちゃん?」
女『え?幼ちゃん?なんで…』
幼「男は今夜は私の部屋に泊まってくから」
女『え、ちょっと!』
男「お、おい何やってんだよお前勝手に!!」
幼「あんたみたいな尻軽女に男はもったいない、じゃあね』
ピッ
男「マジかよ…」
幼「これで邪魔者はいなくなったよ」ギュッ
幼「ほら見て、男ってさ巨乳好きでしょ?」
幼「こんなに成長したよ」ポヨン
男「…う」
幼「男なら、好きにしていいよコレ」
男「あ…あ…」
ヴーッヴーッヴーッ
男「あ、スマホ」
ヴーッヴーッヴーッ
幼「…むぅ」
男「ごめん、俺やっぱ帰るよ」
幼「えっ?」
男「お前のこと好きだけど、そういう好きじゃないんだ」
幼「あ…あ…」
男「ごめんな、お前とは幼馴染でいたい」
幼「私…私…ごめんなさい」
男「ごめん、気持ちに答えられなくて」
男「俺、帰るわ」
幼「うん…」
幼「男!」
男「ん?」
幼「送ってくれてありがとね」
男「おう、じゃーな!」
バタン
幼「…また、振られちゃった」
―帰り道
男「…幼のおっぱい触っとけば良かったかな」
男「…いっそのこと幼と」
男「ダメだダメだ!俺には女が」
―午前2時
男「ただいまー」ソォッ パタン
ンッ…アッ…
男「え?」
男「…」コソッ
男「っ…!?」
チャラ男「どうせ彼氏も別の女とやってんだろ?」
女「うっ、うんっ」
女「あっ…チャラ男ぉ…好きぃ」
パンパン
男「…(なんだよそれ…)」
チャラ男「朝までやりまくろうぜ」
パンパン
男「…そんな」ガタンッ
男「あっ…!」
チャラ男「え?」
女「え?」
女「う…そ…」
男「そういうことだったのか…」
男「さっきの電話は俺が帰ってくるかどうかの確認てわけな」
女「お、男、違うのこれは!」
男「何が違うんだよ!!」
男「マンコに他人のチンポ突っ込みながら『違うのこれは男ぉ~』コントでもねぇよ」
チャラ男「お、俺、帰るわ」
男「いいよ続けて」
チャラ男「え?」
男「その女…お前にやるわ」
チャラ男「は?」
女「お、男…待って」
男「すげぇわ」
男「きっっっついわ」
男「こりゃしばらくトラウマになりそうだわ」
男「…」
ピッ ピッ トゥルルルル トゥルルルル
幼『もしもし?男?」
男「あ、すまん幼、もしかして寝てた?」
女「っ!」
幼『ううん、起きてたよ』
男「家まで歩くと遠いからやっぱお前んち泊めてくれ」
幼『えっ!?』
男「結構歩いちゃったからお前んちまで1時間位かかるけどいいか?」
幼『良いよ、おいで!』
男「あとさ」
幼『うん?』
男「今夜お前のこと寝かさないから」
幼『おっ、男!?///』
男「じゃ、また後でな」
ピッ
女「あ、あ…」
男「お前にこれやるよ」
チャラ男「え?なんすかこれ」
男「この部屋の鍵、俺にはもう必要ないから」
女「待ってよ!男、待ってよ!!」
―――30分後
男「最低限の荷物とノーパソだけ持ってくわ、あとは捨てていいから」
男「…なにやってんだ二人して正座して」
チャラ男「すんませんっした!!」ドゲザ
女「ごめんなさい!!」ドゲザ
男「なにそれ?」
チャラ男「お、俺が悪いんす!だから女ちゃんのこと振らないでやってください!」
男「もしかして馬鹿なのかな?」
チャラ男「そ、それに俺、彼女いるっす!だから女ちゃんとは付き合えないっす!」
女「は!?」
男「それって俺となんか関係あるの?」
チャラ男「で、出来心でつい女ちゃんを口説いちまって…だから、だから!」
男「なあ女って俺のこと好きなの?そいつが好きなの?」
女「…男が好きだよぉ」
男「ふーん、付き合えるなら言うこと聞く?」
女「聞く…聞きます!」
男「わかった、ちょっと待ってろ」スタスタ
…
男「はい」ガシャッ
女「え?」
男「その包丁でそいつ殺したら付き合ってやるよ」
チャラ男「えっ?」
女「…そ、そんな」
男「無理なら俺は幼のとこ行くから良いよ」
チャラ男「ま、待ってくれ!俺はあの女に言われて…だからこんなの聞いてないっすよ!?」
男「あの女?誰だ?」
チャラ男「き、金髪のロングの!男さんの知り合いって言ってたっす!」
男「そんな知り合い俺にはいねえよ」
女「ごめんねチャラ男」
チャラ男「え?」
女「私、男と付き合いたいから」チャキッ
グサッ
チャラ男「げえっ!ごほっごほっ、い、痛い!痛いよぉ!」
男「まだ死んでないぞ?」
女「死ねっ!死ねっ!」グサッグサァッ
チャラ男「ぎゃあっ!あがっがああ!!」
女「死ね!死ね!死ね!グサッグサァッグサッ
男「…(今のうちに出るか)」
バタン
女「あれ?男?チャラ男君殺したよぉ」
女「男はどこー?」フラフラ
…
男「待ってろよ幼!」タッタッタッ
女「男」
男「えっ?」
女「どこ行くのー?」
―――幼の家
幼「あ、そうだ、エクステ捨てておかなきゃ」
幼「あいつがもし口割ってたらやばいし、えへへ」
…
ピンポーン
幼「あっ、男!」ガチャッ
男「…」
幼「待ってたんだよぉ」
ドサッ ゴロゴロゴロ
幼「え?ヒッ…首!?」
女「こんばんわー」
幼「お、女ちゃん…?」
グサッ
幼「あっ…ゲホッ…」
女「アッハッハッハッハッハ!!!」
ザグッザグッ
幼「おごぉっ、ゴポッ」
女「男を独り占めしようとするからだよ!!」
ザグゥッズバァッ
幼「あがっ…ぎっ!?」
女「ほら!ほら!!」
女「あ、そうだ」
女「男ね、動かなくなっちゃったからあげるね」
女「あなたのお腹の中に入れてあげる」ズバァッ
幼「ぎっぃいぃぃぃぃ!?」
女「ほら、頭だよ」グリグリ
幼「ぎいやああああ…ガボッ」
女「騒いだらバレるだろうが、男の手でも食ってろよ」
グリグリ
幼「っ~~!!?あがっ…」
女「死ね!死ね!」グサッグサァッ
幼「…」
幼「」
―1年後
女「…」
男友「女ちゃん?」
女「あ…ごめん、ぼーっとしてて」
男友「男と幼は残念だったな…あいつらにもこの景色見せてやりたいよ」
女「うん…」
女「っ…」ガタガタ
男友「大丈夫か?」ギュッ
女「男と幼ちゃんを殺したあいつがまだ生きてる気がして怖いの」ガタガタ
男友「…辛かったな、正当防衛とは言え…」
当時のニュース
○?県△□市に住む男さんと幼さんを殺害後、
容疑者のチャラ男は男さんの住むアパートへ侵入、
男さんの同居人である女さんと鉢合わせになったところ、
女さんが必死に抵抗し、揉み合ううちにチャラ男を誤って殺害。
女「男友くん、怖いよぉ」
男友「よしよし」ギュッ
女「えへへ」
男友「俺が、守ってやるからな」
女「うん、ありがとう」ニヤァッ
途中まではよかったんだけどな
>>30
こういう奴見るとほんと腹立つわwwwww
じゃあお前書けよっていう
なーに評論家気取りになっちゃってるわけ?
>>31
この場合は少し違うだろ
途中から路線も変えてんだし
>>33
いや、途中から路線変えるも何も下書きから一切展開変わってないんですが…
>>1ってトリハダ好き?
>>36
うん、よくわかったな
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