【ミリマス×デレマス】エミリー「お部屋を飛び出して」【ミリオン放送局第十三回】 (78)

第一回↓
杏奈「……私が……ラジオ?」【安価】
杏奈「……私が……ラジオ?」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396786416/)

前回↓
エミリー「私の次の方は」【ミリオン放送局第十二回】
エミリー「私の次の方は」【ミリオン放送局第十二回】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403357629/)

たまに安価。お便りも適当に募集中。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403964639

デレP「せっかくだから、話を大きくしてみました」

ミリP「うわーまじないわーせんでんとかまじないわー」

デレP「あ?」

ミリP「いやなんでもない」

デレP「……もしかしてお前、まだ酔ってんのか?…………とりあえずラジオ始めるぞ」

ミリP「うーっす」

エミリー「みなさん、おはようございます!」

百合子「うーん、晴れてよかったですね」

杏奈「……良かった」

百合子「えっと……今回は、私たちの映像が皆さんのところに届いているということで」

杏奈「……そう、なの?」

エミリー「先程仕掛け人さまからお話しされたばかりですよ?」

杏奈「……聞いてなかった」

まつり「やれやれ、なのです」

まつり「さて、今、姫たち四人は、とある場所に向かっている所なのです」

百合子「どこに行くのでしょう」

杏奈「まつりさんしか……知らない」

まつり「もうすぐなのです」

トテトテトテトテ

エミリー「そういえば最近、運動したりはしていますか?」

杏奈「この前……みんなで、プール、行った」

百合子「そういえば、そうでしたね」

杏奈「スライダー……楽しかった」

百合子「私は途中から本を読んでましたからね……運動と言うほどは」

トテトテ

まつり「えーっと……あ、ここなのです」

[Book cafe シンデレラ]

百合子「……ここ、ですか?」

まつり「ここ、なのです」

支援だよ

パーソナリティ

望月杏奈(14) Vo
http://i.imgur.com/er7ukVB.jpg
http://i.imgur.com/vEkerkz.jpg

エミリー(13) Da
http://i.imgur.com/UtYfwcX.jpg
http://i.imgur.com/9GkomQB.jpg

七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/T0VlWzU.jpg
http://i.imgur.com/lFKeEio.jpg

構成作家

徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/5EhBZke.jpg
http://i.imgur.com/6NxobDg.jpg

カランカラーン

???「いらっしゃいませ」

百合子「うわぁ……壁一面に本棚が」

エミリー「落ち着いた様子の喫茶店ですね」

???「こちらの本は、全て私が選んだものです」

百合子「そうなんですか……あ、これ、もう絶版になってどこにも売ってない……」

???「ええ、私の叔父の古書店で見つけたものでして……」

杏奈「……えっと……店員、さん?」

まつり「制服を着てるし、きっとそうなのです」

文香「……申し遅れました、私、鷺沢文香、と申します」

まつり「ここは、シンデレラプロダクションのアイドル二人が働く喫茶店なのです」

エミリー「働く、ですか?」

文香「……はい、ある企画で、やることになって……」

まつり「制服が似合ってるのです、びゅーてぃふぉー、なのです」

文香「……そうですか?ありがとうございます」

百合子「落ち着いた雰囲気の和風なお店ですけど……これ、全て鷺沢さんがデザインしたんですか?」

文香「いえ、私は本棚の担当しか」

文香「……店内の他の部分は、もう一人の方がデザインしてくれました」

エミリー「ところで、そのもう一方、とは」

文香「ええ、どうやら……朝練をしてくるので遅れる、ということらしいのですけど」

杏奈「……鷺沢、さん」

「果敢に……加槓……ふふっ」

「甘いわね、それを槍槓よ!」

「あらー、ちっちゃいのに凄いわねー、お姉さん感心しちゃうわ」

「誰が小さいよ!そういう早苗ちゃんだって十分小さいじゃない!」

「ナナの七対子が……」

杏奈「……あれも、その人の、デザイン?」

文香「……あの方たちは、気にしないでください」

まつり「なんでシンデレラプロの中に一人だけ混ざってるのです?」

百合子「……なんで喫茶店に麻雀卓が置いてあるんでしょうか」

文香「……私にも、分からないです」

まつり「……ほ?」

ホーラバングミハジマッチャッテルンデスカラ
ソロソロヤメテクダサイ!
エー
プクー
アベナナハクールニサルゼ!!
シカタナイワネー……ジャアノムワヨ!!
ダメデス!!

エミリー「あ、撤去されましたね」

文香「…………お気になさらずとも」

杏奈「……うん」

まつり「というわけで、今回は喫茶シンデレラからお送りするのです」

百合子「ところで鷺沢さん、この本は……」

まつり「タイトルコールをするのです!」

百合子「……はっ」

エミリー「今日は、百合子さんが少し変です……」

百合子「余りにも面白そうな本が多くて……」

杏奈「……タイトルコール……やる、よ?」

百合子「あっ、はい」

杏奈「杏奈」

百合子「百合子」

エミリー「エミリーの」

「「「ミリオン放送局!」」」

Thank you for つくろう♪

まつり「第十三回、なのです」

エミリー「この番組は」

エミリー「『765プロダクション』と」

エミリー「『CGプロダクション』の提供でお送りします」

まつり「これは961プロも勝てないのです」

百合子「……なんの話ですか?」

まつり「なんでもないのです」

百合子「ミリオン放送局、今回はCMなしで、のんびり進めていきます」

エミリー「お客様は、この方です」

文香「鷺沢文香です、よろしくお願いします」

まつり「もう一人も、もうすぐくるらしいのです」

文香「あ、お茶をどうぞ」

杏奈「……ありがと」

エミリー「それでは、いただきます」

ズズー

百合子「ふぅ……落ち着きますね」

エミリー「雪歩さんのお茶にも負けず劣らずの美味しさです」

杏奈「……正直、よくわかんない」

まつり「杏奈ちゃんはもっと頑張るのです」

百合子「それでは、皆さんからのメールを……そういえばまつりさん」

まつり「どうしたのです?」

百合子「……台本はどこですか?」

まつり「ほ?」

百合子「いえ、あの、だから、台本をもらって……」

まつり「ほ?」

百合子「だいほ「ほ?」……いえ、なんでもないです」

文香「?……何か、トラブルでもありましたか?」

まつり「なーんにも、ないのです」

文香「そうですか」

杏奈「……つくって、ないんだ」

エミリー「そのようですね……忘れていたのでしょうか」

まつり「三人とも、終わったらお城の地下室なのです」

文香「……地下室、ですか?」

杏奈「……じゃあ、コーナーは」

まつり「適当にやるのです」

文香「適当に、ですか?」

まつり「これがこのラジオの醍醐味なのです」

文香「そうですか……」

百合子「そうだったんですか?」ヒソヒソ

エミリー「そのような話、私は聞いたことが……」ヒソヒソ

まつり「そうなのです、ね?」

「「……はい」」

まつり「適当にフリートークでもしとくのです」

百合子「進行も雑ですね……」

文香「……私、話すこと、というか、人とあれこれすることは苦手で……」

エミリー「そうなのですか?」

杏奈「……じゃあ、どうしよう」

百合子「うぅん……私たちから話を振ればいいんでしょうか……」

???「文香殿、お待たせしました!」

文香「あ、いえ……やっぱり、フリートークで大丈夫みたいです」

百合子「どうしてですか?」

文香「これから、元気な子が来ますから」

???「お待たせいたしました!」

杏奈「……」

百合子「……」

エミリー「……」

「「「ちっちゃい……」」」

???「ち、ちびっこちゃうし!」

まつり「今年で何歳なのです?」

???「高校生!珠美はもう高校生ですから!」

百合子「……このみさんですか」

杏奈「……このみさんよりは……大きい?」

まつり「ふたりめのゲストは、『16歳』で身長『145cm』、ついでに胸囲は『72』の脇山珠美ちゃんなのです」

珠美「どうしてまつり殿は数字を強調するのですか!」

まつり「ほ?」

珠美「そっ、そもそも、どうしてそのように詳細なデータを……」

まつり「さっきそっちのプロデューサーからもらったのです」

珠美「プロデューサー殿!」

文香「……面白い方ですから」

百合子「面白い、というか……」

杏奈「……いじられて、輝く?」

エミリー「何故でしょう、杏奈さんと百合子さんの笑顔が怖いです」

クッ……
オマエハヨンデナイカラハヨレッスンイケ

百合子「……えっと、それで、ただ雑談しろ、とのことなのですが」

エミリー「正直なところ、何も思い付きませんね」

珠美「急に話せと言われても、珠美にそんなスキルはありません」

まつり「じゃあリスナーさんに頼るのです」

文香「リスナーさんに、ですか?」

杏奈「この前みたいに……テーマだけ、もらうの?」

まつり「そうなのです」

百合子「えっと……それでは、リスナーのみなさんはメールの本文に、単語一つだけを書いて送ってきてください、私たちがそのテーマでトークします」


テーマトークの内容(その一)
>>23

シンプルに「夏」で

『夏』

まつり「夏と言えば」

杏奈「水着のDLC」

百合子「……珠美さんは、剣道をしていると聞きましたが」

珠美「はい、珠美は剣の道を極めるため、毎日修行中です!」

百合子「……暑くないですか?」

珠美「暑いです」

エミリー「……ですよね」

珠美「面は言うまでもなく、胴が体に密着して……」

まつり「胸がないから?」

珠美「そうそう、隙間が…………失礼な!」

杏奈「すごい……綺麗なノリツッコミ……」

文香「……あまり、いじめないでくださいね?」

エミリー「鷺沢さまは、何か『夏』と聞いて思い付くことはありますか?」

文香「そうですね……やはり、夏は湿気がこもってしまうので、本が傷むのを避けるために、色々なことをやりますね」

文香「……特に、古本などは、痛んでしまうと……売り物にならなくなってしまうので」

百合子「私の部屋は常時クーラーをつけっぱなしなので湿気は大丈夫です」

まつり「それは本にはよくても体によくないのです」

文香「それに、乾燥しすぎても本にはよくないです」

百合子「……あっ、はい」

杏奈「……攻略本しか……ない」

珠美「杏奈殿は、本は読まないのですか?」

杏奈「……ゲームの方が、好き」

百合子「……ここで、誰も海とかプールとかの発想がでないというのは、やっぱりみんなインドアということなのでしょうか」

文香「……私は、本を読んでいる方が」

珠美「珠美は、お仕事でしかいかないですね」

エミリー「お仕事と言えば、杏奈さんと百合子さんはプールにお仕事で行った、ということですが」

百合子「私は、結局本を読んで終わりましたけど」

文香「わかります」

まつり「ちなみに、その時の写真がこちらなのです」

ピラッ

杏奈「……あれ」

珠美「……百合子殿の胸が、なんだか大きく見えるのですが」

百合子「……………………」

エミリー「確かに、そうですね」

まつり「いったい何が起きているのでしょう」

百合子「次!次のテーマを!」

文香「百合子さん……落ち着いて、ください」

珠美「78……珠美と6しか違わないではないですか……どうしてこんなことに」

百合子「どうして私のプロフィールを持ってるんですか!」

文香「……先ほど、そちらのプロデューサーさんから、頂きました」

百合子「プロデューサーさん!」

エミリー「さっきこの流れを見たことような気がしたのですが」

まつり「気のせいなのです」


次のメールテーマ(1単語で)
>>33

パジャマ

『パジャマ』

百合子「パジャマ、使いますか?」

珠美「珠美はシャツに短パンです」

杏奈「杏奈は……パジャマ、着ないかな」

エミリー「どうしてですか?」

杏奈「着替える前に……寝落ちしちゃう」

まつり「だから自分の体を大事にするのです」

文香「……徳川さんは、何を着て寝ていますか?」

まつり「シャネルの5番なのです」

百合子「?」

ザワッ……ザワッ……
エッマジ
マツリオマエ……

文香「……それは、一体」

まつり「冗談なのです」

百合子「撮影で着たことなんかは無いですか?」

文香「一度、ありましたけど……」

百合子「けど?」

文香「スタッフさんが、『凶悪すぎる』と言って、お蔵入りに……」

杏奈「……確かに、文香さん……大きい」

エミリー「……少し、憧れてしまいますね」

珠美「珠美もです……ついでに身長も」

まつり「テーマトークは次でおしまいにするのです」

文香「……私、自然に話せてますね」

まつり「そんなものなのです」

杏奈「……バンブーブレード」

珠美「なんですか?それは」

トークテーマ(1単語)
>>38

祭り

いやまつり姫のことじゃなくてね

『祭り』

まつり「ほ?」

百合子「いえ、フェスティバルの方です」

まつり「フェスタ・イルミネーション?」

百合子「……なんでもいいです」

珠美「珠美はお祭り、行きますよ!」

エミリー「浴衣を着てお祭りに参加するのは大和撫子として当然です」

杏奈「……そう、なの?」

エミリー「そうです!」

イルミルミルミルミルミルミルミネーション
ネーション!!
ネーション!!
ネーション!!
ネーション!!

文香「……まつりさんは、あのままでいいのですか?」

百合子「あー、放っておいて大丈夫だと思います」

珠美「プロデューサーはどこからサイリウムを取り出したのですか?」

杏奈「すごい……四本持ち」

エミリー「……お祭りの話に戻しましょうか」

百合子「……そうですね」

杏奈「……お祭り……どの屋台から、回る?」

珠美「そうですね、珠美はりんご飴とお面屋さんから!」

百合子「……想像したら、ただの小学生なんですが」

珠美「珠美は高校生ですっ!」

エミリー「金魚の柄の浴衣にお面とりんご飴……」

杏奈「……うん、完璧」

文香「私は……人混みが得意ではないので、お祭りはそんなに……」

百合子「確かに、お祭りって人が多いですしね」

エミリー「私は、金魚掬いは必ずやります」

百合子「あー、お祭りの定番ですね」

杏奈「……杏奈、金魚掬い、苦手」

エミリー「杏奈さんにも、苦手な遊戯はあったのですね」

杏奈「やり方は分かっても……体が動かない」

百合子「あー、実際に自分の体を使うのは苦手、と」

珠美「珠美は得意です!」

百合子「珠美さんは金魚掬い、得意なんですか」

珠美「珠美の剣の腕をもってすれば簡単なことです!」

珠美「必ず一匹は連れて帰りますよ!」

百合子「……それって」

エミリー「一匹もとれなかったときに、お店のおじさまからもらえる一匹、でしょうか」

百合子「……まあまあ」

ホッホッ!!
ホッホッ!!

文香「……そろそろ、呼んだ方がいいのではないですか?」

百合子「……そうですね」

マツリサーン
ホ?

まつり「ただいまなのです」

杏奈「……おかえり、なさい」

百合子「次回からも、この番組ではお便りを募集します」

杏奈「以上……フリートークの、コーナーでした」

文香「それでは、ここで一曲お聞きください」

文香「CGプロの皆で歌っています、『お願い!シンデレラ』です」

百合子「お送りしています、ミリオン放送局」

杏奈「……やっぱり、台本は……ないね」

珠美「台本が無くて、珠美は何をすればいいのですか」

まつり「……さあ?」

文香「……あ、折角ですし、お菓子を持ってきますね」

エミリー「そういえば、喫茶店らしいことをまだ一つもやってませんでしたね……」

百合子「それでは、お菓子の来るまでの間、私は本を少し物色に……」

エミリー「珠美さん、剣道についてもっと教えて欲しいのですが」

杏奈「…………ラジオで、単独行動?」

まつり「今回は動画配信なのでちょっとくらい許すのです」

文香「……お待たせしました」

エミリー「和菓子ですね!」

杏奈「……本当、だ」

珠美「珠美と文香殿の手作りです!」

まつり「ほ?そうなのです?」

エミリー「百合子さん、鷺沢さまが帰っていらっしゃいましたよ」

百合子「は、はいっ、今行きますね」

杏奈「……あれ、百合子さん、本、持ってこなかったの」

百合子「いえ、なんというか……読みたい本が多すぎて持ってこれなかったと言うか……」

エミリー「ふふっ、百合子さんらしいです」

珠美「さあ、二人の傑作をぜひお召し上がりください!」

杏奈「……いただきます」

モグモグ……

杏奈「……あ、おいしい」

エミリー「これ、本当に二人で作ったのですか?」

文香「はい……作り方は、他の人に教えてもらいましたが」

百合子「普通にお店で食べるものより美味しいです!」

珠美「こっちだってお店ですから!」

………………

エミリー「ごちそうさまでした」

文香「お粗末様でした」

まつり「いつまでここはやってるのです?」

文香「えっと……とりあえず七月いっぱい……と企画では」

まつり「あと一ヶ月もあるのです、通うのです」

百合子「えっと……住所は……」

文香「……皆さん、ぜひ、おいでください」

珠美「よろしくお願いします!」

杏奈「……これで」

百合子「やるべきことは全部終わりましたね……」

文香「まだ……プロデューサーから、時間は残っていると聞きました」

珠美「次は何をするんですか?」

まつり「なーんにも、考えてないのです」

エミリー「考えて……えっ」

まつり「考えてないのです」

杏奈「……え?」

まつり「というわけでこれから再びテーマトーク!話しちゃえばいいのです!」

珠美「……まつり殿は、いつもああなのですか?」

杏奈「……いつもより、……酷い、かも」

まつり「ごちゃごちゃ言わずにやるのです!……えーと……プロデューサー……」

百合子「弱気なまつりさん!?」

珠美「それなら、次は珠美がお題をひきましょう!」

トークテーマ(1単語で)
>>54

好きな模様

『模様』

まつり「プロデューサー……」トテトテ

百合子「ええ……まつりさんがいなくなってしまったので、五人でトークしましょうか」

文香「しかし……模様、ですか?」

珠美「……そう言われても、珠美には繋げ方がわかりません」

エミリー「えっと……えっと……」

文香「模様……タータンとか、ボーダーとか、でしょうか」

百合子「……うーん、私はそんなに服とか気にしないので……というか、大体朝は寝不足でばたばたしてるので」

杏奈「杏奈も、パーカー、だし……あ、でも、ゲームのコスチュームは……こだわる、かな」

珠美「お二人は、なかなか面白い生活を送っていますね……」

エミリー「えっと……なんだかすいません」

文香「でも、私も……好きな模様とか……気にして洋服を買ったことは、少ないです」

文香「特に……最近は、雑誌やテレビの撮影の時に、他の方と相談して買った服とか」

百合子「段々増えますよね……」

文香「後は、衣装さんが用意してくれた服を買い取ったり、が多いので……自分の好みで買うのは、少ないですね」

エミリー「確かに、衣装さんに任せるのが一番安心ですね」

杏奈「お洋服……すっごく増えて、びっくりした」

珠美「それは珠美も同感です」

百合子「ところで珠美さん」

珠美「百合子殿、どうしました?」

百合子「珠美さんは、服をどこで買うんですか?」

杏奈「……子供服、コーナー?」

珠美「ちゃちゃちゃちゃうし!」

文香「そういえば……珠美さん、時々、とても可愛らしい格好で……事務所に来ることが、ありますね」

珠美「そ、それは……この話は危険です!やめましょう!」

エミリー「……途中から、模様と言う話題から逸れてましたね」

百合子「……それも、フリートークの醍醐味、ということで」

まつり「ほ、フリートーク終わったのです?」

珠美「まつり殿、どうなったのですか?」

まつり「もう少しトークしてるのです」

文香「は、はい……」

珠美「皆さま誤解しておられるようですが、ちゃんと、少々背の低い方向けのブランドというものはあります」

杏奈「……少々?」

文香「そこまで、気にされなくても」

珠美「同じプロダクションの若葉殿とも、よく行ったりしますからね」

エミリー「その、若葉さん、という方も小さいのですか?」

文香「……そうですね、珠美さんと同じくらいでしょうか」

珠美「でも、もう大人になってしまった若葉殿と違って珠美はまだ成長期まっただなかですから!」

百合子「……16歳って、成長期まっただなかなんでしょうか」ヒソヒソ

文香「それは、触れないであげるのが……一番だと思います」ヒソヒソ

杏奈「……でも、全部……そこの、服?」

珠美「た、たまに、子供服を買ったりも……ありま……ありません!」

文香「……あ、誰か来たようです」

カランカラーン

珠美「いらっしゃいませ……あ、あはたは!」

???「お姉さんが助けに来たわ!」

百合子「……珠美さん、知ってるんですか」

珠美「よくお店で会う仲です」

杏奈「……このみさん、小さいから」

このみ「あら珠美ちゃん、久しぶり」

珠美「お久しぶりです」

このみ「今日は若葉ちゃんと晴ちゃんは?」

珠美「はい、今回は珠美と文香殿の二人がゲストです」

このみ「話は聞いたわ、予想外のトラブルで手が回らなくなっちゃったのよね?」

文香「予想外……ではあったのでしょうか、はい、トラブルで」

百合子「まつりさんが……」

まつり「のヮの」

このみ「……露骨に目をそらしてるわね」

杏奈「……でも、どうして、このみさんが?」

このみ「決まってるじゃない、私がエミリーちゃんの次のパーソナリティだからよ」

杏奈「……」

エミリー「……」

百合子「……」

「「「えっ!?」」」

このみ「……あら?聞いてないの?」

文香「……私たちにも、分かりません」

珠美「そもそも、珠美たちは何もこのラジオについて聞かされていませんから」

このみ「……どこのプロデューサーもものぐさなのねぇ」ジトー

デレP「のヮの」

ミリP「のヮの」

百合子「わー、みんなが目をそらしてますねー」

このみ「あんな大人になっちゃダメよ?」

杏奈「……うん」

エミリー「それでは、そのために待機してたのですか?」

このみ「麻雀のこと?あれは偶然よ」

このみ「お友だちの楓ちゃんに誘われたの」

百合子「……だからといって、どうしてここで」

このみ「うーん、楓ちゃんがよしのちゃん?とかこちゃん?の二人に、明日ここで麻雀をするように言われたらしくて」

珠美「ああ、芳乃殿と茄子殿ですか」

文香「それなら、妥当ではありますね」

杏奈「……どういう、こと?」

このみ「いやー、本当に運が良かったわね」

文香「ええ、運がよくてよかったです」

エミリー「鷺沢さま、なんだか笑っていらっしゃいますが」

文香「……いえ、ちょっと」

このみ「そっちのプロダクションも、個性的な娘が多いわよねぇ……色んな意味で」

珠美「それがうちの売り、です……から?」

百合子「どうして疑問形なんですか」

まつり「よし、これで尺も埋まったのです」

このみ「ずいぶんと適当ね……私、これからこのラジオやっていけるかしら」

百合子「このみさんなら」

杏奈「……大丈夫」

珠美「えっと、珠美にはよく分かりませんが、一応このみ殿を応援します」

文香「……私は、誰を応援すればいいのでしょう」

百合子「……無理に応援しなくてもいいですから」

まつり「尺が埋まったところでこのコーナーも終わらせるのです」

百合子「……これ、コーナーだったんですか?」

まつり「正式なパーソナリティ発表のコーナーだったのです」のヮの

珠美「目を剃らして言われても、何も説得力がないです」

文香「ここで、CGプロダクションからの、お知らせです」

文香「現在、対抗トークバトルが開催中です」

文香「自分の好きなアイドルが、どんな話で盛り上がるか……ぜひ、その目でお確かめください」

文香「以上、CGプロダクションからのお知らせでした」

このみ「そして、ここからは765プロダクションからのお知らせです」

このみ「現在撮影中のドラマ、進軍!アイドルフォースの放送日時が決定しました」

このみ「詳細な情報は、番組公式サイトをご覧ください」

このみ「以上、765プロダクションからのお知らせでした」

エミリー「さて、お送りしてきました、ミリオン放送局も、間もなく終了のお時間です」

百合子「番組ではメールを募集しています」

百合子「メールアドレスはmillion@xxxx.xxです」

杏奈「ゲストの希望……三人にやってほしいこと……なんかも、募集しています」

エミリー「えっと……まず、お二方には、すいません」

文香「……いえ、私も、この間は、自然に話せたような気がするので」

珠美「珠美も、楽しかったです」

エミリー「そう言っていただけると幸いです」

このみ「で、エミリーちゃんは、これで一回お休みね」

エミリー「はい、他の放送でさらに成長して、再び戻ってきますので」

まつり「エミリーちゃんがパーソナリティの一人をつとめるラジオ、『全世界ラジオ』もよろしく頼むのです」

文香「こちらから、アナスタシアさんとライラさんが出る……と聞きました」

エミリー「そうです、こちらからエレナさんと私の、合わせて四人でやる放送です」

百合子「ミリオン放送局と一緒に、そちらも応援よろしくお願いしますね」

まつり「それではミリオン放送局、お相手は」

杏奈「望月杏奈」

百合子「七尾百合子」

エミリー「エミリー スチュアートと、お客様は」

文香「鷺沢文香」

珠美「脇山珠美、そして」

このみ「緊急ゲストの馬場このみでした!」

せーの

「「「「「「「ばいばーい!」」」」」」」

エミリー「この番組は」

エミリー「765プロダクションと」

エミリー「ご覧の企業さまの提供でお送りいたしました」

百合子「とうとうご覧のスポンサーが明らかにされるときが……」

まつり「ほ?テロップなんてでないのです」

杏奈「……え?」

【終了】
百合子「ふぅ……」

エミリー「これで収録は終わりですね……」

このみ「疲れたし、ここで休憩していきましょうか♪」

珠美「それでは、ご注文をお伺いします!」

百合子「鷺沢さん、あそこの本について」

鷺沢「……ええ、やっと……話せる相手が」

エミリー「ところで珠美さん、和の精神について、お伺いしたいことがあるのですが」

珠美「ふむ、この剣道をきわめようとしている珠美に聞いたのは正解です」

このみ「……すっ、とグループができちゃったわね」

杏奈「……杏奈、どうしよう」

このみ「そうねぇ……こっちに来ない?」

杏奈「こっち?」

「安部菜々のナナはチートイのナナです!」

「平和にピンフを狙っていくわ……ふふっ」

「ほーら、杏奈ちゃんも早苗お姉さんと一緒に麻雀しましょ」

杏奈「……うん」

ミリP「……うちの杏奈に、変なことを吹き込ませないでくださいよ?」

デレP「努力はする」

【おしまい】

【おまけ】

ミリP「てっきりさ」

デレP「うん?なんだいきなり」

ミリP「三人ゲストかと思ってさ」

デレP「おう」

ミリP「対杏奈用に杏ちゃんとか紗南ちゃんとか連れてくると思ってた」

デレP「杏はラジオの収録。紗南はアメリカのニューメキシコでE.T.のゲーム掘ってる」

ミリP「……え?」

デレP「俺は、お前が若葉さんを指定しなかったことに驚いた」

ミリP「若葉さんより珠ちゃんの方がいじられるのを見てて楽しい」

デレP「わかる」

ミリP「だろ?」

【おまけおしまい】

終わりだよ~ (o・∇・o)

あっちでは珠美ちゃんと加奈ちゃんのPです。あ、でも最近芳野ちゃんがお気に入り

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