ベジータ「これがサイヤ人用強くてニューゲーム体験機だ!」悟空「……」 (105)

ベジータ「この前ブルマに作ってもらったんだ」

悟空「ふ~ん……」

ベジータ「あんまり興味がなさそうだな」

悟空「そりゃ、自分が強くなってて弱い奴と戦ってもワクワクしねぇしなぁ」

ベジータ「ふん……だから『サイヤ人用』といってるだろう?」

悟空「言ってる意味が解んねぇよ」

ベジータ「物は試しだ。騙されたと思ってやってみろ」

悟空「ベジータがそこまで言うならやってみっけどさぁ……」

オラは渋々装置を装着した。

悟空「これがスィッチかな?入れてみっか」


ベジータ「……ふはは!騙されやがったぜ!!!それは『敵が強くて』ニューゲーム体験機だ!」

ブルマ「孫君なら正直に言っても使ったんじゃない?」

ベジータ「………使った感じを聞かれても嫌だったからな」

ブルマ「ああ、『俺は弱虫ベジータじゃない!』とか『ラディッツやめてくれ!』とか泣いてたものね」

ベジータ「な!声が……いや!断じてそんな体験はしてないぞ!!」

ブルマ「あら?じゃああの動画はばら撒いてもいいんだぁ~?」

ベジータ「な!?……その前に俺もカカロットを撮影しなければ!!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403449731

悟空「あれ?ここはどこだ?オラ子供になってるぞ?」


横に居るのはウーロン。向こうからくるのは…ヤムチャか?


悟空「ようヤムチャ!また髪の毛を伸ばしたんか?」

プーアル「お前は誰だ!ヤムチャ様に対してなれなれしいぞ!」

ヤムチャ「ほぅ?俺も有名になったようだな」


どうやら、悪かった頃のヤムチャの様だ。

悟空「よ~し、オラが軽く懲らしめてやるか」

ヤムチャ「よっぽど天国を旅行したいようだな」


確かこの頃はジャン拳とかつかってたよな?


悟空「ジャン拳!グー!」

『ガシッ!』ヤムチャに簡単に掴まれてしまった。

ヤムチャ「なんだこれは?本当の拳法はこうするのだ!『狼牙風風拳』!」


悟空「うわーーー!!」

ほとんど見えなかった……これはちょっと勝てねぇぞ………

ヤムチャ「ふん。口ほどにもない奴め」

ブルマ「誰?」

ヤムチャ「うわ!女!!憶えておけ!!」


うーん…ヤムチャに勝てねぇとは……これはベジータに騙されたかな?

差し詰め……オラが弱くなったか、周りが強くてニューゲームってとこだろうなぁ。

その後は恙なく冒険は続いた。

亀仙人のじっちゃんのかめはめ波を見て、触発されてオラも使ってみる。

普通に撃てた。オラが弱くなった訳じゃねぇ。

周りも驚いてたし、周りが強くなった訳でもなさそうだ。

ヤムチャだけ強くなったのか?ブルマが作ったんだろうし、あり得る話だ。

………ベジータに勝てる気がしねぇぞ?

兎人参化との戦いで謎は全て解けた。

どうやら敵が強くなったようだ。しかも味方になると弱くなるらしい。

普通の兵隊二人に大苦戦していたら、ヤムチャが加勢してくれた。

あんなに強かったヤムチャが弱くなってて、兵隊に大苦戦の挙句、最後は死んじまった。

兎人参化一行には勝てたが、先が大変だ。ピッコロに勝てるのか?

早く亀仙人のじっちゃんの所に行って修行しないといけないな。

気が付けばピラフの城に捕まっていた。

ブルマによれば、ドラゴンボール奪われた時の攻撃でオラは気絶してしまったようだ。

とりあえず、ピラフが神龍を呼び出しそうだったので、かめはめ波で壁に穴を開けた。

プーアルに耳打ちをして、蝙蝠となって穴から脱出してもらった。

プーアル「ヤムチャ様を生き返らせてください!」

ヤムチャは生き返ったはずだ。

よかったと思う束の間もなく、別室に移された。今のオラじゃこいつ等に対抗できねぇ。

別室は天井がガラス張りになってた。

満月が出ており、それをみたら大猿になった。

いまなってみると、大猿でも心のコントロールはできる。

スーパーサイヤ人の興奮状態に似たものだった。

おかげでピラフ一味を壊滅させることができた。

ブルマ達とは別れ、亀仙人のじっちゃんの所で修行させてもらうことにした。

入門後、クリリンが度々嫌がらせで勝負を挑んでくるんだけど、全く勝てねぇ。今日も飯抜きだ。

修行では、オラの方が力が強いし、脚も速いし、持久力もあるけど勝負になると歯が立たない。補正があるようだ。

この前、蜂に刺されて死にかけた。蜂まで強くなるようだ。

何故か、それからはクリリンに対して五回中一回は勝てるようになった。

天下一武道会の日がやってきた。

苦戦しながらも予選は突破できた。

クリリンは臭い奴に全く敵わずに一回戦敗退だ。クリリンも仲間扱いの様だ。

ヤムチャとジャッキー・チュンの戦いは……言うまでもないものだった。

あのジャッキー・チュンって亀仙人のじっちゃんだったのか。道理で強かったはずだ。

ナムって奴とランファンって奴の戦いはナムの圧勝だ。

オラはギランって奴と戦う事になった。

変なガムに捉われて場外に放り投げられた。

ジャッキーチュンが亀仙人のじっちゃんって気で解った時から気になってたことがあった。

試しに飛ぼうと思ったら、問題なく舞空術が使えた。どうも技術とかはそのまま使えるようだ。

武舞台に戻って、今度はスーパーサイヤ人を試す。成りかけることはできた。その間にガムを引きちぎった。

ギランはこれに恐怖して降参した。……本当は↑で疲れ切った上に全身が痛くて戦えなかった。

クリリンがどうやって飛んだのか聞いてきたけど教えてやるもんか。散々意地悪されたもんな。

準決勝の一回戦は、亀仙人のじっちゃんが萬國驚天掌で臭いに蓋をして勝った。

オラはナムに負けたようだ。一週間は気を失ってたそうだ。天空×十字拳ってので負けたらしい。

ジャッキー・チュンもナムに負けたらしい。それから一週間、亀仙人のじっちゃんが失踪したって大騒ぎしたらしい。

同じ技で負けたんだろう。みんなはジャッキー・チュンの正体を知らねぇしな。

大会終了から一週間して現れた亀仙人のじっちゃんは『修行のしなおしじゃ!』と張り切ってたが、

今のペースじゃピッコロに勝てねぇ。


仕方がないので、カリン様の所に一目散に行くことにした。

カリン様から超聖水奪わないといけないのに、カリン様を全く捕まえられない。

『ここにくるのはまだ早いんじゃないのか?』と言われたけど、寄り道の余裕はない。

ある日カリン様が『下が騒がしいの』って言うから見に行った。

ウパ達がレッドリボン軍に絡まれてる。ウパは父親のボラ共々、虎みたいな奴に殺されちまった。

絡んだ事がなくても味方になってたらしい。生き返らせないと不味いのかな?やっぱり……

瀕死になりながらも何とか勝てた。カリン様の所での修行も無駄ではなかったようだ。

今回わかったことは、太陽拳がこういう連中には有効な技ということだった。

筋斗雲にカリン様の所まで届けてもらった。仙豆で傷を治してもらった。

カリン様に事情を話して、修行を中断してもらい、ドラゴンボール集めをすることになった。

餞別に仙豆を十二粒くれた。カリン様は『悟空は弱いんじゃから無理するな』って言ってた。

オラが弱いんじゃねぇ。敵が強いだけなのにカリン様はわかってねぇな。ただ、カリン様も強かった。

どうもオラと対峙してる時は味方でも強くなるようだ。

とりあえず一個目のドラゴンボールは取れた。

その後、レッドリボン軍の攻撃を受けた。

シルバー大佐と名乗ったそいつは強かった。

前に戦った虎ほど腕力はないけど、とにかくパンチが速い。

ちょっと卑怯かもと思ったものの、途中で仙豆を食べて逆転勝ちした。

スタミナが切れたのか、回復後にパンチの速度が落ちたのが勝因だと思う。

二個目のドラゴンボールは、北にある奴にしようかと思った。

よく考えたら、これはハッちゃんの持ってる奴だ。

それだと防寒着が必要なので、先にブルマの所に行って服を買ってもらうことにした。

ブルマの所に行ったら、先に亀仙人のじっちゃんの家の近くのボールからという話になった。

ブルマも同行するらしい。

ドラゴンボールは海の底にあるようだ。

試しに潜ったら、一応海の底までは行けたものの。そこの割れ目の奥の様だ。

確か、実際はここまでこれなかったので、オラの体力はその頃より高いみたいだ。

ブルマは小さくなれる機械を持っていた。

もっとも、流石に小さくなって割れ目に入っては息が持たない。

ブルマは潜水艇を持っていなかったので、亀仙人のじっちゃんに借りた。

クリリンも付いてくるらしい。ドラゴンボールを亀仙人のじっちゃんの家に忘れてきた。

途中レッドリボン軍に発見された。

ドラゴンボールを亀仙人のじっちゃんの家に持ってきた上に、周りが海ばっかりだったからだろう。

この潜水艇がレーダーとやらに引っかかったのかもしれねぇ。

レッドリボン軍とチェイスしながら海底に着いた。

海底は基地になっていて、そこにはロボットがいた。

もの凄く強く、途中仙豆を四つ食べてようやく勝てた。

まさか電撃攻撃中に二個食べることになるとは思っていなかった。

先行してたクリリンとブルマに合流した時には、クリリンは裸に剥かれて泣いていた。

そちらに気を取られて気が付くのが遅れたが、ブルマがいない。血だまりがあるだけだ。

近くにいるブルーと名乗った奴にやられたに違いない。


確か金縛りを使う超能力者だ。目を合わすとヤバかったはずだ。

すると体が浮き上がった。超能力は明後日の方向に強化されているようだ。

ブルーは『あの女の様に木端微塵にしてやろうか?』って聞いてきた。

当然『ブルマのことかーーーっ!!!』ってスーパーサイヤ人になった。……仙豆片手に

超能力もを解除して、なんとか追い返した。

超能力の解除とともに帰ってくれたから仙豆の消費は三個で済んだ。

ドラゴンボールも回収して、内股で歩くクリリンとともに脱出した。

亀仙人のじっちゃんの家に着いたら、亀仙人とランチとウミガメが死んでた。

ドラゴンボールも奪われてしまった。レッドリボン軍の仕業だろう。

クリリンがまた泣いてた。










書き溜め分終わり。ゆるゆると投稿していきます。

クリリンからお金を貰い防寒着を買いそろえた。

北のドラゴンボールを手に入れることにした。

ハッちゃんの居る塔に着いた。

居た階数を忘れたので2階から昇って行くことにした。

兵隊が四人いた。流石にもう苦戦はしない。

この前テレビで見た、『沈黙のなんとか』って映画のおっちゃんみたいに倒した。

ちなみに映画の最後の戦い並に時間がかかったのは内緒だ。

次の階にいたのはロボットだ。とても強かった。

口からのミサイルとロケットパンチで瀕死の重傷をおった。

仙豆を二個も使ってしまった。

その次の階には五人潜んでいた。

一人でも苦戦するのに五人は無理だ。

向こうが隠れているうちに一人ずつ倒した。

無事に全滅させた。次の階に行く途中にハッちゃんが居た。

解放したら、ついて行くというので合流した。

司令室には落とし穴があり、ハッちゃんが落ちてしまった。

助けるためにオラも降りた。

妙な怪物がいた。

全くダメージを与えられない。

諦めてハッちゃんを抱えて元の階に戻った。

飛んで戻ったはいいが、人質を盾にとられた。

後ろから『パワード・ガン』とやらで撃たれた。

意識が朦朧となった。


ハッチャンの怒声が聞こえる。不味い!!


オラは震える指で仙豆を口の中に入れる。

もう一度『パワード・ガン』の銃声が聞こえる。

仙豆で回復したオラが見たのは、爆散したハッちゃんだったものだ。

司令官を倒して、ハッちゃんの肉片の中からドラゴンボールを見つけた。

次のドラゴンボールを探す。

レーダーが壊れてた。ブルマも居ないし困ったぞ。

困った時には『占いババ』だな。

金はないし、戦い抜くこともできなさそうだ。

亀仙人のじっちゃんのお姉ちゃんらしいから、そこに賭けるしかない。

占いババの宮殿の前で並んで待っていると柱が飛んできた。

柱には男が乗っていた。その男は『桃白白』と名乗った。


……こんな奴いたか?


と思ったのも束の間、いきなり『どどん!!』と指からエネルギー波を出してきた。

辛うじて避けれた。射線上にあった占いババの宮殿は消滅した。

それだけでなく、地平線までにあった射線上のすべてのもの----山の峰までも----が消滅した。

間入れずにもう一発放ってきた。今度のは角度的にオラが居た地点辺りの地面だ。


スーパーサイヤ人になると共に、そこからできるだけ離れる。

凄まじい爆風とともに、辺り一面が砂埃で見えなくなる。


オラはその間に界王様の気を探した。

見つけると同時に瞬間移動をした。勝てるわけがない。

界王星に移動した時に気が付いたが、オラは生きてるのが不思議なくらいの怪我をしていた。

驚いてる界王様に手伝ってもらって仙豆を食べた。

スーパーサイヤ人になってて、直撃も避けたのに爆風だけで怪我をしたようだ。

地球にもかなりのダメージが出た事だろう。

界王拳も元気玉も使えるが、暫くここで修行をしよう。

少々渋ってたが、ダジャレの連発が気に入ったのか弟子入りできた。

界王様の所で半年ほど修行をした。

本当はもう少し修行をしたかったが、ドラゴンボール探しもあるからこの辺りが限度だろう。

強くなった実感はある。当初は辛かった十倍の重力も平気になった。

スーパーサイヤ人も30秒がやっとだったのに、2~3分はなっていられるようになった。


問題はどうやって帰るかだ。桃白白の気ならすぐに見つかったがとてもじゃないけど勝てない。

一目散に逃げるにしても、仙豆が切れているし避けたい。


他の対象を探していたらブルーを見つけた。

ブルーもまともにやっては厳しい相手だが、桃白白よりは戦えるだろう。

オラはスーパーサイヤ人になった。

「か…め…は…め…」

ブルーの所に瞬間移動した。

「波ーーー!!!」全力のかめはめ波を叩きこんだ。

いきなり現れたオラにブルーは驚くだけで何もできなかった。

見渡すと、チビで眼帯をしたおっさんと、大柄な黒人が居る。何故かドラゴンボールも四個ある。

気をほとんど使ってしまっているので、戦闘はしたくない。

周りがあっけにとられているうちにドラゴンボールを奪った。

点が六個集まってる大型のドラゴンレーダーらしきスクリーンもあったので破壊した。

窓はなく、脱出が困難だったのでカリン様の所に瞬間移動した。

途中でおっさんが我に返って叫んで指示してたが今更間に合うはずがなかった。

いきなり現れたのでカリン様はびっくりしていた。

オラも強くなったので、試しにカリン様の超聖水を奪ってみることにした。

界王様との修行のおかげでカリン様から超聖水を奪えた。

これで免許皆伝だ。

急激に強くなっていたので、カリン様もビックリしていた。

ドラゴンボールは残り一つになったが、レーダーも壊れてるし、占いババもいねぇ。

本格的に困ったが、ふと、思い出す。そういえば、残り一個はピラフ一味が持っていたはずだ。

本来なら探せないが、あの三人組も結構強くなっている。頑張れば見つけられるはずだ。

見つけた!オラは瞬間移動で三人の前に出た。

三人は急に現れたオラにビックリしたもののホイポイカプセルを投げて戦闘準備に入った。

オラには仙豆はないし、負けてしまっては皆を生き返すことが出来ないので遊んでいる余裕はなかった。

ピラフマシーンに乗り込まれる前に三人を倒した。ピラフたちはドラゴンボールを差し出した。

よかった。これでドラゴンボールが揃った。

神龍を呼び出す前に界王様にお願いして、ブルマを自宅で生き返れる様にしてもらった。

神龍を呼び出し、

「この一年間で死んだり、壊れたものを戻してくれ!……うんと悪い奴を除いて」

これで桃白白が殺した占いババとかも生き返るはずだ。

飛び散るドラゴンボールを全部捕まえておいた。これでレッドリボン軍がまた集め始めても大丈夫なはずだ。

地球に居ては、桃白白に殺されるかもしれない。

ドラゴンボール集めを再開したレッドリボン軍の襲撃を受ける可能性も高い。

次の天下一武道会まで界王様の所に潜伏して修行をすることにした。

天下一武道会が始まるらしい。界王様が教えてくれた。

地球の気を探る。亀仙人のじっちゃんやクリリンたちの気を感じる。

度重なる敗北で亀仙人のじっちゃんも真剣に修行をしたんだろう。

オラが知ってる亀仙人のじっちゃんよりも大分強い。

界王様に別れを告げて、地球に瞬間移動した。

ドラゴンボールは置いて行った。

亀仙人のじっちゃんに移動したら、天下一武道会の会場----武道寺----だった。

他にもクリリン、ヤムチャ、ブルマ、ランチ、ウーロン、プーアル達がいた。

亀仙人のじっちゃんは、

『おぬしが生き返らせてくれたのじゃろう?礼も言わさずに消えるとはな』

と言っていた。

クリリンは恥ずかしそうに、

『俺の壊れた………や壊れた男としての尊厳も治ったのは悟空のおかげだよな?』

と言っていた。一部聞き取れなかったが、何だったんだろう?

そう思っていたら、後ろから聞き覚えのある懐かしい声がした。

悟飯「悟空や」

じっちゃんだった。

悟飯「そこのお嬢さんと一緒に冒険に出てから何年も音沙汰がないから心配したぞ」

じっちゃんは大猿になったオラが踏み殺してしまったはずと言ったら、大笑いされた。

悟飯「何を寝ぼけておる。大猿にはびっくりしたが不覚をとるわしではないないぞ」

どうやらじっちゃんも強くなってたらしい。

悟飯「なんといっても、わしは天下の武天老師の一番弟子じゃからな」

亀仙人のじっちゃんを見たらちょっとばつが悪そうにしてた。

悟飯「ここにきたらおぬしと再会できると思ってきたが……会えてよかったわい」

じっちゃんは参加しないらしい。

『どれくらい強くなったのか観客席で楽しみにしてるぞ』

と言って、ブルマ達と人混みに消えていった。

クリリンたちにはどこに消えてたのか聞かれたが適当にごまかしておいた。

さて、予選開始だ!!

予選会場には天津飯とチャオズが居た。

天津飯は片手でフリーザを倒せるような気配を漂わせてたが気のせいだろう。

オラの初めの相手はチャパ王って奴だった。

こいつの出す八手拳に手も足もでねぇでオラは負けてしまった。

まさか、かすりすらしないとは思ってもいなかった。

スーパーサイヤ人になって挑めばよかったと後悔した。

他の皆は予選を突破した。

一回戦は天津飯とヤムチャの戦いだった。

天津飯の怒涛の連打でヤムチャがミンチになっちまった!

天津飯もビックリしていた。もちろん天津飯は失格だ。

二回戦は変装した亀仙人のじっちゃんと不細工な一般人だった。

その不細工な一般人はモテたくて参加したらしい。

その男は亀仙人のじっちゃんに散々馬鹿にされて怒ってしまった。

激昂の余りに刃物を取り出した。こいつは失格になった。

じっちゃんは刺されて死んじまった。

三回戦はクリリンと餃子の戦いだ。

クリリンは餃子に頭をサッカーボールの様に蹴られた。

クリリンは頭がスイカの様に破裂して死んじまった。

餃子も失格になってしまった。

四回戦はチャパ王とパンプットって奴の戦いだった。

チャパ王はかすらせもせずに完勝した。

かすらせもせずに優勝したのは三回目になったって話だ。


オラは界王様の所に瞬間移動した。

界王様は見ていたようだ。

『酷い有様じゃったのう。ドラゴンボールを使うのか?』

と、言ってきた。

三人とも一度死んでいるので、ナメック星の方角を教えてもらった。

ピッコロに似た気を探して瞬間移動をした。

ナメック星での様々な試練に耐えて、ドラゴンボールを使わせてもらった。

三人とも生き返らせてもらって界王様経由で亀仙人の所に帰った。

今度は挨拶くらいしないとな。

亀仙人のじっちゃんの所に移動したら、そこは亀ハウスだった。

界王様が、それぞれ火葬されたりしていたので、自宅で復活するようにしてくれたらしい。

亀仙人のじっちゃんは『わしはしんだはずじゃが?』とオラにも驚かずに不思議がってた。

とりあえず、亀仙人のじっちゃんの家で昼食をとることになった。

テレビをつけたら、連続武道家殺人と言うのを報道していた。

気を探ってみたら、フリーザくらいの大きさの気を持った奴がいる。

それよりもピッコロの気が凄い事になってた。ベジットにでもならないと勝てそうもない。

思案してるとフリーザくらいの気の奴がやってきた。

元気玉も撃ちこんで、激闘の末に勝利した。

界王様の所での修行で培った基礎能力と、経験の勝利だ。


亀仙人のじっちゃんとウミガメとランチは巻き込まれて死んじまった。

クリリンは居なかった?あいつの自宅ってどこなんだろう?

とにかく、また今度ナメック星に行かないといけない。


とりあえず、カリン様の所に行って仙豆を貰って回復した。

問題はピッコロだ。どうしようもない。

その時天の啓示の様なものが舞い降りた。


まるで何かに導かれるように神殿に行った。

『ここ神様の住処。勝手に入る。ダメ』

制止するミスターポポを無視して神様に会った。


まるで自分の意思を無視するかのように腕は神様を掴んでいた。

神「な?なんじゃ!?」

悟空「なあに…………」

オラはそのまま神様を遥か上空に放り投げた。


悟空「大魔王を生み出す神など必要ない!!死ねーーー!!!」

オラは全身からみなぎる力を気功波に変えて神様にぶつけた。


ポポ「神様ーーーっ!!!神様ーーーーーー!!!!!」

敵となる前に倒せば普通の強さらしい…ってオラ何をやってんだ!?

ブルマ「ベジータ!!なにしてるのよ!!!」

ベジータ「いつまでも苦しまずに満足気だから故障してないか調べてやったんだ」

ブルマ「そんな触りまくってたら、ベジータの意識が介入しちゃうわよ?」

ベジータ「……チッ」

ブルマ「孫くんはあんたたちが弱いって判断した地球なんだし当り前じゃない」

ベジータ「なに!?」

ブルマ「なに今頃気が付いてるのよ。それに瞬間移動もあるんだから逃げれるしね」

ベジータ「くそっ!!ずるいぞカカロット!!!」

ブルマ「元々アンタ用に作ったからね。初めは数倍強くて、地球に来る頃には初見の敵は10倍になる設定」

ベジータ「サイヤ人用じゃなかったのか?」

ブルマ「アンタが勝手に思ってただけよ。」

ベジータ「くそっ!!俺はカカロットに娯楽を提供してただけなのか!」

ブルマ「もっとも、一定時間遊ぶと短時間で乗算的に強くなるからそろそろ限界よ」

ベジータ「俺はそんなの聞いていないぞ!!」

ブルマ「当り前よ。言ってないんだから。たまにはトランクスを遊園地にでも連れて行きなさいよ」

オラがこんな事をするはずないし……

どうなってるんだ?



ブルマ「ほら。ベジータが触りまくったからエラーが起きたじゃない。」

ベジータ「ちっ!!」

ブルマ「孫くん~御飯よ~」

悟空「へっ…なに?じぃちゃん?」

ブルマ「おかえり」



その後、オラはクリリンに修行中意地悪された仕返しに一発殴っておいた。

クリリンは納得がいっていなかった。その後、子供時代の話を聞き出した。


ベジータからは一枚の手紙が届いた。

『カカロットがヤムチャを見下してるのだけはわかった』

ヤムチャに勝てねぇとは……と呟いたのが凄く悔しそうだったらしい。

…だって………なぁ?








チラ裏SS オチマイ

付き合って頂いた皆様においては、お疲れ様でした。

時間と倍数がが合わないの(サイヤ人の地球襲来時以前の桃白白以降の強さ)は、

ベジータ用に調整してあったからとご理解ください。

(只でさえ冗長な会話がもっと長くなったので、ブルマ達はまだ知らないと、削りました。)

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