トリガラにしてやるからねリヴァイ!(9)


ハンジ「覚悟はいいだろうね」

リヴァイ「能書き垂れんな。さっさと服脱げ」

ハンジ「はいよ。……ほぅら! あなたなんでパンツ履いたままなの?」

リヴァイ「今脱ぐから待ってろ」

ハンジ「恥ずかしいんだぁ?」

リヴァイ「黙れ」

ハンジ「いい歳してウブなんだね」

リヴァイ「てめぇ、削がれてぇか」


ハンジ「怖い顔しないの。ここは壁外じゃないんだし、愛を営む場所なんだからさぁ?」

リヴァイ「愛…… だと?」

ハンジ「もちろん愛だよぉ? 照れる?」

リヴァイ「勝手に決め付けんな」

ハンジ「堅苦しいんだねリヴァイは! あなた上に乗っかられる方がよかったよね?」

リヴァイ「ああ……」

ハンジ「ほらよっと」ドサ

リヴァイ「臭えな…… てめぇ風呂入ってねえのか?」

ハンジ「えー? だって私の汗の匂いを、直にあなたに味わってもらいたくって」


リヴァイ「そういうのを有難迷惑ってんだ」

ハンジ「今にきっとよくなるよ!」

リヴァイ「なるわけねえだろ」

ハンジ「大丈夫。みんな初めのうちはそうなんだよ」

リヴァイ「『みんな』だと? てめぇ……」

ハンジ「だから難しい顔しないんだって…… ね? ほぉら」チュッ

リヴァイ「む…… う……」

ハンジ&リヴァイ「hnuuuuuuu! ……hhhhh」

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ハンジ「ぷはッ!」

リヴァイ「…… いつもながらてめぇのディープキスは絶品だな」

ハンジ「キスだけじゃないよ! ほらほら!」

リヴァイ「う!」

ハンジ「乳首ビンビンだねリヴァイ! 人類最強の乳首わら」

リヴァイ「ふ…… ふぅぅぅぅ…… う!」

ハンジ「さぁて。人類最強のおつぃんつぃんも、いただいちゃうよ♡」

リヴァイ「!」

ハンジ「むぐっ…… 凄いんだねリヴァイ、こんな硬くて最強なのが、私の中に入ってくるんだねおいクソメガネもういい!」




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リヴァイ「……とかいうエロ本を書いた奴がこの中にいる。正直に名乗り出ろ」

ハンジ「いやー、なかなか悪くなかったと思うけど?」

リヴァイ「黙ってろ。……白を切り通す気か? 時間が経てば経つほど処分は重くなる。分かってるだろうな?」


ジャン「」

コニー「」

ライナー「」

ベルトルト「」

アルミン「」


リヴァイ「書いた奴に言っとくぞ。もし名乗り出ないなら、お前ら全員の連帯責任として、ハンジが執行する人体実験の被験体になってもらうが?」

ハンジ「じーんたーいじっけん! じーんたーいじっけんほっほぉー!」

モブリット「分隊長あんた人間のry」

リヴァイ「……それでいいんだな?」



ガタッ



リヴァイ&ハンジ「!?」



ダッ



リヴァイ「こいつが犯人だったか! 逃がすな取り押さえろ!」

他の連中「はッ!」




ニゲタゾー
コノヘンタイヤローガー


「はぁはぁ」

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……俺は走った。まっすぐ壁に向かって。

無我夢中で。

追手を振り切れるか。そんなの関係ねえ!

この時ほど、俺が自分の足で、純粋に走っているのを実感したことはなかった。

そう。誰の指図でもなく、俺は自分自身で走ってた。

これが自由ってやつだったんだ!


俺の名は、ジェームズ・ディーン。

でかい面してる上官連中にひと泡吹かせてやったぜ!



そして!

壁の外には本物の自由がある!

壁の外には、自由が!!




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