ぼく「死ね」 馬鹿「生きるッ!!!」 ぼく「wwwww」 (10)

ぼく「死ね」

「死ね」と連呼した人物が損害賠償で訴えられた事件があり、先日ひっそりと判決が確定した。
 判決では「死ね」という文言は「殺す」という言葉とは違い殺意がない、として33万円の賠償金で決着した。

●「殺意は認められない」との判決  裁判は、和解と拒否の押し問答が続いたが、13年2月8日に一審判決が出た。主文はこうだ。
  1.被告は、原告B氏に対し、33万円を支払え。
  2.原告の被告に対するその余の請求を棄却する。

 判決文によると、裁判所は「本件投稿は、『死ね』という表現を使用しているに過ぎず、
『殺す』といった表現を使用しているわけではない(略)『死ね』というのみで、殺害行為の日時、
場所、方法などの具体的な事実を予告しているわけではない(略)本件投稿は、本件サイト(2ちゃんねる)に
投稿されたものであるに過ぎず、原告会社ないし原告B氏に対して、直接、文書送付ないしメール送信させた
ものではないことに照らせば、(略)殺意を示すものであると認められない」

この判決を受け、B氏は控訴した。控訴状にはこう書いてる。

「『殺す』なら殺意で『死ね』は殺意ではない、という判示は、あまりに形式的である。テレビドラマの殺人犯は、
よく『死ねーー!』と言いながら包丁を突き立てている。そのセリフは『殺すーー!』ではない。この一事を
とってみても、『殺す』が殺意で『死ね』は殺意ではない、という論理は破綻している。字面ではなく、
どのように読みとれるか、によって判断すべきである」などと主張。だが、その後、控訴審判決があり、
「本件控訴をいずれも却下する」との判決が下った。B氏の敗訴である。原告側は13年6月19日に最高裁に 上告提起もしたが、同日付で上告取り下げとなり、判決は確定した。(抜粋)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom