あの日、俺は全てを失ったんだ。
壁が破られ、百年の平和なんざケツ穴みたいに簡単に壊れちまった。
道下が、巨人に食われた。
ん? あぁ、勿論性的な意味じゃあないぜ?
俺はガキ2人とその母親を助けていたせいで、道下を助けることができなかったんだ。
あの時、俺にもっと力があれば。
阿部さん「くそ、道下ぁ……駆逐してやる……一匹残らず」
俺は三年後、訓練兵団に入った。
年齢? 気にすんな。 気にするようなケツの穴がちっちゃい奴は――。
食っちまうぜ?
キース「貴様(r」
キース「左だ(r」
おうおう、随分とまぁ激しいおっさんだ。 あっちも随分激しいんじゃあないの? チンコみたいな頭してるもんな。
サシャ「蒸かした芋です」
ほう、訓練中だろうとかまわず食っちまうのか。 やるじゃないの。
ん? あいつはなかなかいい男じゃないか。
阿部さん「や ら な い か。」
ライナー「ん?なにを」
阿部さん「いいじゃないか? 俺は巨人だろうがかまわず食っちまうんだぜ」
ライナー「(コイツ……)ん? 残念ながら俺にその気は、なぁ、い……くぅから、ケツから、手を……ひゃうん」
キース「おい貴様……貴様だ、何を……ナニをしている!?……一体何者だ!?」
阿部さん「そんな事よりコイツを見てくれ。 コイツをどう思う?」
ライナー・キース「凄く……大きいです」
阿部さん「ひゅう、嬉しい事言ってくれるじゃないの」
教官のチンコ頭の野郎がすんでの所で落ちなかったか。
ライナーって小僧は……。
阿部さん「まぁ、メインディッシュは後から出てくるもんだしな」
俺が今何をしてるかって?
サシャ「……」チラッ
阿部さん「なんか着いているかい?」
サシャ「い……いえっ!?」
芋食ってた小娘と走らされている。 追い抜く度にビクつかれるのも困ったもんだ。 20周差もつけたんだ。 そろそろ慣れてほしいんだがな。
阿部さん「さて、そろそろなれてきたか?」
サシャ「……すいません……あまり慣れません」
阿部さん「そりゃそうか」
残念だな、同じ志の仲間だ。 仲良く過ごすに越した事は無いんだが……そうだ。
阿部さん「こいつを見てくれ、こいつをどう思う」
サシャ「凄く……大きいパァンっ!!」
阿部さん「どうやら食いもんが好きらしいからな。 俺の夜食で良ければ」
サシャ「神様!」
どこから出したかって?
そいつは教えられないな。
サシャ「味噌パァン!」
クリスタ「……あの子……お腹減ってるだろうな……。 でも……あの人も居るだろうし」
クリスタ「えぇい、女は度胸。 なんでもやってみるもん、だよ! 話せば良い人かもしれないし」
何だ? あのお人形みたいな嬢ちゃんは?
サシャ「パァン!!」
クリスタ「水も……」
阿部さん「そいつぁ、俺には無いのかい?」
クリスタ「あっありますよ」
阿部さん「助かるよ、育ちの良さそうな嬢ちゃん」
なんだか、死に急いでるような目をしてるな……。
まぁ色んな世の中にゃ、事情があるもんな。
さて、仲間達と親睦も深めなくちゃならんしな。
阿部さん「そこの金髪嬢ちゃん。 ちょいと食堂まで付き合っちゃあくれないか?」
クリスタ「クリスタです」
サシャ「私はサシャです」
阿部さん「名前くらい知ってるさ。 通過儀礼で聞いた名は全部記憶してる」
クリスタ「凄い……」
サシャ「ほえー……記憶力良いんですね」
阿部さん「よせやい、照れちまう」
ベルルルルトトト・ボンバーはなかなか美味そうだったな。
阿部さん「初日だけあってなかなかの賑わいじゃあないの」
クリスタ「それじゃ、阿部さん。 何かあったら声かけて下さいね」
サシャ「私もいつでも声かけて下さい」
女どうしつもる話もあるだろうしな。
さて、誰かうまそうな――。
エレン「やっぱり!」
ミカサ「どうしたのエレン?」
エレン「母さんを助けてくれた人だよ! 青いつなぎを着てないから気づかなかったけど」
ミカサ「……あの時の!?」
ひゅう! 人の縁てのは案外あるもんだ。
エレン「あの時、15メートル級の巨人を次々にバックドロップしてるアンタを見て兵士になるのを決意したんだ!!」
ミカサ「てっきり非番の兵士だと……」
阿部さん「ん……母ちゃんは元気か?」
エレン「あぁ!! アンタのおかげだ」
阿部さん「阿部さんって呼んでくれ。 みんなにはそう呼ばれている」
エレン「あ……ごめん」
ミカサ「(しょんぼりするエレンベロリンガ)阿部さんのおかげ……家族を守ってくれてありがとう」
阿部さん「ヤれる時にヤれることをヤる。 男はそうじゃなくちゃ格好悪いだろう?」
エレン「阿部さん……すげぇ漢だよ!」
ミカサ「キラキラ瞳のエレンペロペロ(いつかエレンも目指せば良い)」
エレン「所であの時うつ伏せに組み伏せた巨人の上でなにしてたんだ?」
阿部さん「そいつはぁおいおい教えてやるから楽しみにな?」
ミカサ(この男は……危険かもしれない)
アルミン「ミカサ、エレン……ゲ(ホモだ)阿部さん、でいいんだよね」
阿部さん「随分と可愛らしい男が来たんじゃあないの?」
アルミン「(お爺さんの書庫の本に書いてあったんだ。 この世界は巨人に支配される前……ホモに支配されていたって)あ……あはは。 これは褒められているのかな?」
阿部さん「そいつぁお前さん次第だろ? 可愛いだけで終わる男なら、まぁ素直に喜びゃあ良いさ」
アルミン「厳しいね、どうも」
コニー「なぁ」ヒソヒソ
ジャン「あぁ?」ヒソヒソ
コニー「なんで阿部さん?って奴は裸で寝てるんだ?」ヒソヒソ
ジャン「知るかよ」ヒソヒソ
コニー「じゃあなんでライナーはそれを食い入るように眺めてるんだ?」
アルミン「ホモだからね!」
エレン「阿部さんはホモじゃねーって」
ライナー「(結婚しよ)」
「104期の訓練兵はなかなか良いな」
「あぁ、とくにミカサ・アッカーマン。 身体に全くぶれがない」
「そしてもう一人」
阿部さん「立体起動か……これが適性なら俺はなかなか才能があるみたいじゃあないの」
「阿部・高和。 比稀なる身体能力、高い認識能力。 現段階で既に並みの兵士を軽く越えている」
キース「おい、貴様、分からんな、何故性器を露出させている」
阿部さん「それは人は何故ホモセックスをするか? て事で、良いのかい?」
キース「……もう良い、しまえ」
阿部さん「つれないねぇ。 そういやエレン、そのベルト壊れてるから変えないとできないぜ?」
エレン「あ、ほんとだ」
――食堂――
ジャン「ハァ……」
阿部さん「どうした刈り上げ」
ジャン「げ……てめぇにはかんけーねぇだろ」
目線の先は……。
阿部さん「ミカサか?」
ジャン「あ、あぁ? 何言ってんだ、確かにミカサは可愛いし可憐だし儚げだしアジアンビューティーだし、けど別に」
阿部さん「自分に嘘吐くってのはな、一番格好悪いぜ? 今までの人生全てを否定するつもりか?」
ジャン「チッ」
阿部さん「男は度胸、なんでもやってみるもんだせ?」
阿部さん「今日は近接戦闘の訓練か」
さて、誰と組もうか。
ん?
阿部さん「確か、アニだったか。 手を抜いちゃあ居るがあれは大したモンだな」
他にも、磨けば光るような奴が案外転がってやがる。
エレンなんかはなかなか筋が良いし、ミカサは別モンだな。
んー、迷うぜ。
阿部さん「んーどうするか」
エレン「阿部さん!あのバックドロップ教えてくれよ!」
阿部さん「ほーう、エレンにマスターできるかな?」
エレン「んじゃ俺が暴漢役な!」フンスッ!
阿部さん「よーしかかってこい」
エレン「うおー」
いただきます。
エレン「どりゃあ」
うん、鋭い踏み込みで迷いがない。
阿部さん「ただ、それじゃあ巨人どころかただのノンケにも食われちまうぜ」ベッチーン
エレン「痛ってぇ……てあれ?両手は肩を掴んでいるから……え? いま何で?」
阿部さん「どうしたエレン?」ぼろん
エレン「凄く……大きいです//」
阿部さん「さぁ、次はバックドロップだ」
今回から戦闘描写のみ地の文が入ります。
あと、私がホモって言った人はぜっ許。 僕っ子、もしくは巨乳が好きなノンケです。
エレンは予想外の反撃に戸惑っていた。
彼の手から短刀を叩き落としたのは、阿部さんの筋肉質な腕でなければ、しなやかさと無骨さ兼ね備えた脚でもない。
巨チン――。
エレンの手から短刀を叩き落としたのは、阿部さんの男性器。 50メートル級、超大型巨人を彷彿とさせる赤黒い超大型巨チンであった。
現実離れをした眼下の光景を見たエレンは「これをする為に肌着を着る事もベルトを締める事もしていなかったのか」と妙に冷静に考えてしまった。
エレン「ヤバっ……」
だが、その一瞬の隙はこの阿部さんという漢には長すぎる時間だ。
バランスを崩され、脇をすり抜けるようにエレンの背後に回った阿部さん。
阿部さん「あぁ次はバックドロップだ」
思考を溶かすような甘い重低音が耳元で囁かれた。
臀部を荒々しく撫で回される。
開いた方の手は太腿の付け根、股関節の辺りを弄る。
エレン「ちょ……な…え?」
不快感が背筋を駆け上がる。
阿部さん「可愛い声あげちゃって」
それと同時に、僅かな高揚感。
ズボン越しに臀部の割れ目に擦り付けられて居るのはきっと超大型巨チンだろう。
エレン「や、やめ……ん//」ピクッ
日差しが遮られた。
雲ではない。
二メートル近い筋肉質な肉体だ。
ライナー「うわぁぁああぁあぁッ!?」
ライナーが、降ってきた。
ミカサ「……何を……やってるの?」
すげぇ殺気だ。 まるで抜き身の刃物みたいだな。
阿部さん「男同士の営みさ、そこまで怒ることかい?」
ミカサ「……別に男同士で突っ込んだり突っ込まれたりにとやかく言うつもりはない。 問題なのはその相手」
阿部さん「まどろっこしい物言いはよしてくれ、日が暮れちまう」
ライナー「落ち着けミカサ、落ち着かないなら大声で叫んで教官を呼ぶぁッ!?」バキッ
ミカサ「死体がどうやって叫ぶの?」
ミカサ「まどろっこしい言い方が駄目なら単刀直入に言おう……」
ミカサ「エレンの前も後ろも私の予約済み……横入りなんて許されない。 エレンの処女も童貞も指一本触れないで」
阿部さん「おーおー、怖い怖い、んじゃせいぜい気をつけるさ」
諦めるとは一言も言わないけどな。
さぁて昼飯か。
サシャ「コニー、いらないならこれもらいますね」パクッ
コニー「あぁ!?」
ライナー「ベルトルト……//」
ライナー「ライナー……//」
ミカサ「エレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレン」ハァハァ
エレン「キョジンクチクキョジンクチクキョジンクチクキョジンクチク」
阿部さん「なんだか出来上がっちゃってお邪魔虫みたいだな、どーしたもんか……」
クリスタ「」キョロキョロ
クリスタ「あ! 阿部さん、一緒にどう?」ニコッ
阿部さん「わざわざ声かけてくれるなんて天使みたいだな」
クリスタ「そそ、そんなことないよ//」テレテレ
クリスタ「ねぇ阿部さん」モキュモキュ
阿部さん「んぁ?」ガツガツ
クリスタ「阿部さんは……その……エレンが好きなの?」
阿部さん「あー、そいつぁ難しい質問だな。 お前さんにはちと早い」
クリスタ「むぅ……子供扱いしてごまかした」ムスッ
ユミル「よーおっさん、私のクリスタを怒らせないでくれないか?」
阿部さん「(コイツもか……)それはすまん事をしたようだ。 二人の仲を邪魔しない内に退散する事にするよ」
随分と数が居るようだな。 一筋縄じゃ行かないんじゃあないの?
キース「今日の訓練は崖を下ってもらおうか」
ひゅう! こりゃまた随分と立派な崖だ。
キース「では最初に……ライナー・ブラウン。 やってみろ」
ライナー「(うお……高ぇ)結婚しよ」
阿部さん「これは素人に毛が生えたようなコイツ等にはなかなか難しいんじゃあないかい? ハゲ」
キース「口を慎め阿部・高和。 ならば次は貴様だ。 貴様には命綱無しで行ってもらおうか」
阿部さん「イエス・サー」ピョン
訓練兵一同「と、飛んだーッ!?」
これくらいの高さなら、着地と同時に脚を曲げて転がれば。
阿部さん「無傷、かつ迅速に降りました、サー?」
エレン「すげぇ、さすが阿部さんだぜ!」
アルミン「1,8メートル級ガチムチか……」
ミカサ「エレン、あれくらいなら私も……」
ミカサ「離してアルミン……私も飛んでエレンに『すげぇ、さすがミカサ!抱いて』て言われる」テクテク
アルミン「人類にはこの崖を飛び降りるのは無理だって」ズルズル
エレン「ミカサ! やる気でも怪我したら意味ないぞ!」ズルズル
ジャン「(すげえ、二人引きずりながら崖を下ってる。 さすがミカサ、抱いてくれ!)」
阿部さん「ふぅ、50メートルまでなら飛び降りるのは余裕だな」テクテク
エレン「すげぇ、90度近い崖を鼻歌交じりでスキップしながら上ってくるなんてさすが阿部さんだぜ!」
クリスタ「凄いね」
ユミル「ありゃ人外の類だ」
コニー「すげーな阿部さん!どうやったらあんな風に崖から飛び降りれるんだ?」キラキラ
阿部さん「鍛えて、身体をどう動かすかをしっかり理解することだ」
エレン「阿部さんはいつから鍛えてたんだ?」キラキラ
阿部さん「んー、物心付いた時には漢らしいってこだわってたぜ?」
ライナー「俺よりも筋肉質な奴は久々に見たぜ」キラキラ
阿部さん「ん?お前さんの方が硬そうに見えるがねぇ」
ジャン「……」
エレン「おいジャン、阿部さんと話したいならそんな所にいないでこっち来いよ」
ジャン「うるせーよこのホモ急ぎ野郎」ダッ
エレン「なんだと!?テメェが阿部さんと話したそうにしてたから」
やれやれ。
阿部さん「訓練中に喧嘩は良くないぜ?」グイッ
ジャン「離せよ、ズボン破けちゃうだろ!」
エレン「離してくれ阿部さん、パンツ脱げちゃうだろ!」
阿部さん「パンツもズボンも知るか! 今すぐ仲直りしないなら食っちまうぞ?」
ジャン「……ゴメンナサイ」
エレン「……ゴメンナサイ」
阿部さん「まぁ、素直に謝られても……こいつの収まりがつかないんだかねぇ」ボローニャ
ジャン「超大型……」
エレン「巨チン……」
――attack of thinthin――
ミカサ「エレンが危ない……」バキッ
ライナー「グハァ」
エレン「うわ、またライナーが飛んできた」
ジャン「なんだっ!?」
阿部さん「よっと、相変わらずよく飛ぶ奴だな」
コニー「すげー!飛んできたライナー片手で受け止めやがった」キラキラ
エレン「助かったぜライナー、おかげで拘束が解けた」
ジャン「あれ?俺は……おい、離してくれ阿部さん!?……ちょ……やめ…お尻避けちゃうだろ!?」
阿部さん「さあ」
ジャン「やい、ホモ急ぎ野郎!助けろよ!」
や ら な い か 。
ジャン「アッー」
>>58
ミス
正確には
ジャン「お尻裂けちゃうだろ!」
です
ジャン「ミカサァァァアアアアッッ!!」
阿部さん「ふん」ピタリ
ジャン「あれ?」ホラレテナイ?
阿部さん「ノンケだろうと構わず食っちまう俺だが、惚れた奴が居る奴を掘る程がっついちゃ居ないんだぜ?」
ジャン「あ……阿部さん」ベスベス
ライナー「(勿体無い)」
阿部さん「あ、でもやっぱり先っぽだけ」ズン
ジャン「え……アッー!」メコリメコリ
こうして、僕たち訓練兵団の大多数は阿部さんというひとりのガチムチに翻弄される事になっていった……
ある者は、その強さに憧れ、ある者はその性欲に憧れ、ある者は、巨人以上の恐怖を抱いた。
この状況を、アニメ版の僕の最初の見せ場のセリフを借りて、簡潔に伝えたいと思う。
「この訓練兵団は、単数のガチホモに占拠される!!」
ホルミン・ホルレルト手記
――attack of thinthin――
109頁より抜粋。
アニ「そろそろ私の出番か」
――夕食――
ジャン「シクシクシクシク」ベスベス
マルコ「……」
エレン「阿部さんは怖いな……」
ミカサ「エレン、阿部さんには気をつけなきゃだめ」
アルミン「阿部さんは……ガチホモなんだから」
阿部さん「なんだか通夜みたいな雰囲気じゃあないの」
ライナー「あ、阿部さん……この辺座りませんか?」
ベルトルト「君は戦士ではなくなってしまったのかいライナー……」
アニ「アホくさ」
阿部さん「ここ、いいかい?」
アニ「うひゃっ!?」
アニ「あのデカ物が誘ってんだろ? そっちに行けば良いじゃないか」
阿部さん「いや、今日はお前さんと話したいんだ。 嫌ならまぁ、別の所に座るがね」キリッ
アニ「ん……まぁそこまで言うなら(どんだけ真っ直ぐなんだよコイツ//)」テレテレ
阿部さん「話したいって言うのは今日の訓練の内容だ」
アニ「訓練? あんたがエレンやジャンに悪戯してた時かい?」
阿部さん「いや、その前だ。 近接格闘でなぜあんな事をする?」
アニ「何の事か分からないね」
阿部さん「お前さんの身のこなし、よっぽと訓練された格闘家みたいだった。 適当に誤魔化してたようだが俺にゃ分かる。 あんた、蹴り技得意だろ?」
アニ「(コイツそこまで……)それはアンタの買い被りだろ」
どうにもこの位の年頃ってのは難しいのかね? やれやれだぜ。
阿部さん「大事にしまっておく宝物か? 違うだろ」
アニ「さっきからうるさいね。 そんなに見たきゃ」
鋭いな、しかも速い。 まともに食らえばひっくり返っちまいそうだ。
阿部さん「そぉい」ボンゴレビアンゴ
アニ「私の蹴りを……ち、ち、ちんち……うわ、おっきぃ……」
阿部さん「そんなに珍しいかい? さすがにそこまでまじまじ見られると照れちまいそうなんだ……て」
アニ「きゃあああああ//」ダダダダ
行っちまったよ。
阿部さん「ん?巨人でも歯が立たない俺の息子に痣ができてやがる、やはり良い蹴りだ」
――近接格闘訓練――
阿部さん「よぉ、この前の蹴りの借り、返させちゃあくれないかい?」
アニ「あぁ?」
阿部さん「そんな怖い声出すなよ。 昨日はあんなに可愛い声出してたじゃあないの」
アニ「殺る」ビュッ
阿部さん「んあ?急に、うお!?」ズテン
エレン「阿部さんを倒した!?」ガタッ
ジャン「阿部さんを倒せる!?」ガタッ
ミカサ「阿部さんに有効な蹴り技……」ガタッ
アルミン「これは、人類に希望が見えたよ」ガタッ
ライナー「阿部さんになんて事を……」ガタッ
クリスタ「凄いよアニ!! ねぇユミル」ガタッ
ユミル「(クリスタが憧れの目で……)あたしだってそれくらい」
エレン「アニ!その技教えてくれよ!」
ジャン「たのむ、俺のウォールローゼをこれ以上進撃されない為にも」
ミカサ「エレンを守る為……お願い」
アニ「そんな一気に来られても困るよ」アセアセ
エレン「アニの技ってすっげぇんだな!!」
クリスタ「憧れちゃうなぁ」テレテレ
ユミル「クリスタぁ……(くそ、私も阿部さんを倒せればクリスタと手取り足取りぐへへへ)」
アニ「こ、困るよそんな(父さんありがとう)//」テレテレ
阿部さん(これでアイツにも仲間ができたな。 わざと転んだ甲斐があったってもんだ)
その後はアニがちやほやとされていて微笑ましかったな。
キツい目をしてるが、存外笑えば可愛らしいじゃあないの。
ライナー「阿部さん、大丈夫か?」
阿部さん「なんだい? そんな事言って俺に近づくなんて」
ライナー「次は俺と組んでくれないか?」ハァハァ
阿部さん「ひゅう!嬉しい事言ってくれるじゃあないの」
ライナー「あ……阿部さぁん//」
阿部さん「あぁ、次は暴漢役だ。 乱暴にされるのも嫌いじゃあないぜ?」
ベリーメロン「ヤるのかライナー、今、ここで!」
ライナー「あぁ、勝負は、今ここで決める」
アッー
阿部さんがコブラにしか見えない
>>81
どうにも私が書く阿部さんは毎回コブラって言われます。
前回阿部さんの話を書いた時もコブラと言われました。
阿部さん「あぁ、次は立体起動だ」
キース「次は立体起動の訓練だ。 森の中を立体起動で動きながら、巨人を模した標的に斬撃を加えろ」
クリスタ「頑張ろうね阿部さん!!」
ユミル「あー、クリスタに汚ねーモン見せたらそのち……んゴニョを削ぎ落とすからな」
阿部さん「さぁ、高得点目指して頑張ろうか」
クリスタ「あれ?阿部さん刃が付いてないよ?」
阿部さん「そんな柔な刃より硬いのが俺には在るからな」マールボロリン
ユミル「しまえ、な?良いからしまえ。 削ぐぞ」
クリスタ「え、あ……凄く……大きいです//」チラチラ
ユミル「クリスタァァ!? 頼むから目を隠した指の隙間からこっそりアレを見るのを止めてくれぇぇぇ!!」
>>82
阿部さん「世界はそこまで汚かぁないぜ?」幼女「ほんと?」
というのを書きました。
みんなの暇つぶしにあります。
ミカサ「エレン、アルミン。 後ろからクリスタチームが来てる」ビュン
エレン「てことは阿部さんが……」
アルミン「僕が居るからミカサのトップスピードに比べてだいぶ遅い筈だけれど……」
ミカサ「そう、私達は最初にスタートした。 クリスタは最後にスタートすると言っていた」
エレン「はは、さすが阿部さんだな」
ビシューッッ! バシッッ
ミカサ「来た……」
アルミン「ひぃっ!?」
エレン「なんだ!? 立体起動装置が、逆向きに付いてる!?」
アルミン「お尻が迫ってきてるよ!!」
阿部さん「討ったぁぁっ!!」
エレン「すげー! チンコで模型のうなじを削ぐどころか抉り取った!?」
ミカサ「……化け物」
阿部さん「ブレードに頼っている内は二流さ」ビシュー! バシッ!
エレン「は、速い」
アルミン「巨人が可哀想になってきたよ」
ミカサ「エレン、アルミン、二人はこのままのペースで無理しないで。 私は……阿部さんを追う」ビシュッ バシッ
クリスタ「ま、待って阿部さーん」ビシュー! バシッ!
ユミル「クリスタアァぁぁぁぁ!! 頼むから普通に立体起動してくれぇ!!」ビシュッ バシッ
クリスタ「ん……やっぱお股にブレード挟んだ状態だと動きづらいや」ビシュッー! バシッ!
ユミル「クリスタアァぁぁぁぁ!!」ビシュッ バシッ
エレン「こうしちゃいられねぇ!」ガチャガチャ
アルミン「目を覚ましてくれ親友」
アルミン(まずいぞ、このままじゃアニメのopの最後のみんなで一斉に立体起動で屋根の合間から飛び上がってくるシーンが地獄絵図になる)ビシュッ バシッ
エレン「んぉ!?こんなに難しいなんて」ビシュッー! バシッ!
アルミン(親友があっち側に……この世界は残酷だ)ビシュッ バシッ
ユミル「お互い大変だな」ビシュッ バシッ
アルミン「天使に江頭アタックで立体起動させるなんて阿部さんを許せそうにないよ」ビシュッ バシッ
アニ「……(やってみようかな)」ガチャガチャ
アニ「……(あれ、難しい)」ガチャガチャ
アニ「……(諦めるなアニ!私はやればできる子だもん)」フンス!
アニ「やった!!できた!!」ビシュッー! バシッ!
キース「ミカサ・アッカーマン。 斬撃の深さ、立体起動のスピード共に申し分ない。 間違いなく逸材」
キース「コニー・ライトハートスプリンガー。 逆の位置に心臓を持つ男。 小回り上手」
キース「エレン・イェーガー。 中の上。 やる気max。 目が怖い」
キース「ライナー・ブラウン。 ガチムチ兄貴」
キース「ベイスターズ・ヨコハーマー。 最近調子悪い。 佐々木が居た頃は良かった」
キース「阿部・高和。 現時点で人類の既存兵力に迫る勢いの逸材。 頼むからさっさと卒業してほしい」
阿部さん「よーう、俺に追いつくなんてなかなかやるじゃあないの」ビシュー! バシィッ!
ミカサ「……あなたに追いつくなんて造作もない……あなたの存在はエレンに悪影響。 直ちに通常の立体起動に移って」ビシュッ! バシッ!
目の色変えて追って来ちゃってまぁ……。
阿部さん「お前さんの言い分は分からんこともない」ビシュー! バシィッ!
阿部さん「ただ、お前さんの横にいるエレン・イェーガーはな、お前の知ってる男の子じゃあないんだよ」ビシュー! バシィッ!
ミカサ「エレンの事で私に知らないことはない!」ビシュッ! バシッ!
阿部さん「そいつを本気で言ってるなら思い違いも甚だしいぜ? あいつは「男の子」じゃあない。 目的を持ちその為に心血を注ぐ存在はな?」ビシュー! バシィッ!
阿部さん「そいつぁ、もう立派な「漢」だ」ビシュー! バシィッ!
阿部さん「平和の中で安寧を貪る家畜である事を良しとせず、例え死せようとも、自由を得る為に鎖にその牙を突き立てる餓狼だ」ビシュー! バシィッ!
ミカサ「私は……」ビシュッ! バシッ!
阿部さん「少しは信用してやれよアイツの先祖代々受け継いできた名が泣いているぜ? 奴は守られる玉じゃあない。 獲物を屠るイェーガー(狩人)さ」ビシュー! バシィッ!
ミカサ「エレンと話してくる」ビシュッ! バシッ!
勝たなくちゃ生きれないこの残酷な世界で、大切な奴にしてやる事は、守ってやることじゃない。
戦える意志を持たせる事だ。
戦わなくちゃ勝てないからな。
なぁ、道下。
――食堂――
ミカサ「エレン……アナタは私の家族」
エレン「ん?どうした急に」
ミカサ「……エレンは強くなった」
エレン「お前にそんな事言われてもな」
ミカサ「だから、守るのではなく、ともに戦う……ともに……生きる」
エレン「あぁ、そうだな」
クリスタ「凄いよ、プロポーズだよユミル!」ヒソヒソ!
ユミル「プロポーズしたいならいくらでもしてやるぜ私のクリスタ」ヒソヒソ!
阿部さん「あぁ、先ずは告白からだな」ヒソヒソ!
クリスタ「」ビクッ
ユミル「」ビクッ
阿部さん「さぁて、今日の晩飯は何だろうなっと」
阿部さん「相も変わらず薄いスープじゃあないの」ズビズババ
クリスタ「豪快な飲み方」キラキラ
ユミル「頼むから真似しないでくれよ」
クリスタ「ふぁんふぇ?ふゅみゆ?(なんで?ユミル?)」ズビズババ
ユミル「クリスタァァ!?」ガチャン
ユミル(こうなったのも……あの雪の日の訓練の所為だ……)
阿部さん「回想入るぜ?」
―――――――――――――――――――――――
クリスタ「見捨てれないだの何だのかんだの」ズーリズーリ
ユミル「死にたがりだのうんたらかんたら」
ダズ「……解せぬ」ズルズル
阿部さん「よ、お二方、いやご三方か」
ユミル「あんたか、何でこんな所にいるんだ?」
クリスタ「阿部さんでも訓練に手こずる事が有るんだね」ズーリズーリ
ダズ「……いや、この者の事だ何やら考えが有るのであろう?」
阿部さん「お前はさっさと兵舎に戻れ」ポイ
ダズ「……死ぬるも又、運命か」ピュー
クリスタ「凄い、あっという間に兵舎の前に付いてる」
阿部さん「下に人を待機させていた。 死ぬこたぁないだろ」
阿部さん「そいや、随分と物騒な話をしていたみたいだが?」
クリスタ「阿部さんみたいに強い人にはたぶん理解できないよ……」
ユミル「あぁ、私にだって理解できないくらいだし、お前みたいな人外には理解できないだろう」
阿部さん「レイス家、だな」
クリスタ「っ!?」
ユミル「っ!?」
阿部さん「望まれぬ子、ヒストリアだな?」
クリスタ「なぜそれを……?」
ユミル「返答次第によっちゃあ差し違えてもお前を殺すぞ」
阿部さん「あー……対した理由じゃない。 こんな性癖してると色々と聞こえてくるのさ」
阿部さん「自分の価値を見いだせないんだろ?ヒストリア」
クリスタ「私は……」
ユミル「その名でクリスタを呼ぶな。 ぶっ殺すぞ」
阿部さん「自己犠牲の精神は確かに立派だ。 己の死に価値を付けようとするのも理解できる」
クリスタ「……」
阿部さん「ただ、それだけじゃ駄目だ、駄目なんだ。 今はクリスタなんだろ?」
ユミル「利いたような口きいてをじゃねーぞくそホモ野郎」ギロッ
阿部さん「黙ってろ。 今お前さんとは話しちゃいない」
クリスタ「私は……」
阿部さん「お前さんがヒストリアとしての生を望むのであれば邪魔する奴を悉く叩き伏せてやろうか?」
クリスタ「私は……っ」
阿部さん「仲間だからな。 それに中央の体制にもいい加減とさかに来てるのもあるからな」
クリスタ「必要……ないです」
阿部さん「それはクリスタとしてカッコ良く死ぬためか? 泥だらけでも戦うためか?」
阿部さん「自分を否定してる奴は何とも戦うことなんかできないんだぞ!」
クリスタ「でも私は……私はぁ……グス」
ユミル「テメェぶっ殺す」バキィッ
阿部さん「ゴフッ。 なかなか良い拳だ。 これはお前を肯定する為に振るわれた拳だ。 ヒストリア? クリスタ? 名前なんざ関係ない。 お前の存在を肯定する為に振るわれた拳なんだ!」
クリスタ「私はっ!!」
阿部さん「クリスタ・レンズ!! 俺は、そして訓練兵団の仲間達はお前さんを肯定してやる!!」
クリスタ「私は戦う!! そして生きる!!」
阿部さん「あぁ、生きろ」
ユミル「やるじゃねえかホモ野郎」
阿部さん「女子供が重くて歩けない程の重荷背負ってんだ。 少しでも軽くしてやるのが漢のやることさ」
阿部さん「さぁ、クリスタ。 いつか、ヒストリア・レイスの分も一緒に、したり顔の腐れ貴族の顔を殴りに行ってやれ」
クリスタ「うん……うん!!」
ユミル「そんときゃあたしも一緒だ」グイッ
クリスタ「阿部さんも……一緒に殴りにきて……くれる?」
阿部さん「あぁ、お前さんも仲間だからな」
――崖下――
ダズ「……運命に抗う牙を貰ったか、 優しき娘よ……」
ダズ「……所で……誰も来ないんだが」
ダズ「……解せぬ」
俺決めたホモになる
>>120
ようこそ『男』の世界へ
ダズ「回想は終わりだ……思い出は美しいな、だがそれに囚われてはならん。 過去にはいくら手を伸ばそうと届かぬのだからな」
―――――――――――――――――――
クリスタ「あの時の阿部さんかっこよかったなーえへへ//」テレテレ
ユミル「クリスタ、私は?私は?」
クリスタ「はいはい、ユミルも格好いいからちょっと離れてねー」
ユミル「ヒャッホイ!さすが私の嫁!」
阿部さん「仲の良いのを見ると寒い思いした甲斐があったってもんだなダズ?」
ダズ「んっふ、そうよねうふふん」
ユミル「いや、誰だよ」
私はホモじゃないです(震え声)
巨乳と僕っ子が好きです。
アニ「ちょっと私の出番だね」
アニ「ご飯だ……」キョロキョロ
ライナー「ベルベルベルベル」ハッハッハ
ベンジョンソン「ライライライライウォッライウォッライ」クスクス
アニ「(二人は楽しそうだし邪魔できない……)」キョロキョロ
サシャ「コニー……私パァンの次にコニーの事好きですよ?//」
コニー「はぁ!?だからって俺のパン食う理由が――?」
サシャ「パァンが無くなったので今一番好きなのは……これ以上言わせるのは狡いです//」
コニー「//」
アニ「(空気がピンク色だー//)あそこも嫌だな」
アニ「んー(私友達少ないのかな……)グスン」キョロキョロ
エレン「あ、アニここ座れよ」
アニ「はぁ?何で私が(エレン良い人!)」パァ
ミカサ「チッ」
アルミン「胃が……」
アニ「日向ぼっこきもちーなー」
猫「にゃー」トテトテ
アニ「あー猫きた猫ー」
猫「にゃー」トテトテ
アニ「あー猫行っちゃった猫ー」
クリスタ「にゃ、にゃー//」
アニ「あークリスタきたクリスター」
クリスタ「にゃー」トテトテ
アニ「あークリスタ行っちゃったクリスター」
ライナー「う、うほほーい」
アニ「何やってんだいライナー?」
ベントンプソン「死の五人組の一人。 ベントンプソンとは俺のことさ」
アニ「修羅の門外伝 修羅の刻四巻に帰れ」
アニ「今日はお休みかー」キョロキョロ
アニ「たまにはひとりで街でもぶらつこーかなー(いつも一人って訳じゃないからね!)」
アニ「服屋かー」
クリスタ「あ、アニだーこんにちわ!」
アニ「こんにちわー一人?」
クリスタ「ユミルにドタキャンされちゃってー」
アニ「そっか、じゃあいっ――」
クリスタ「もし暇なら一緒にまわろ?」
アニ「し、仕方ないね(クリスタ良い子だなぁ)」パァ
クリスタ「アニはスカートはかないのー?」
アニ「んー蹴りするからなー」
クリスタ「あー見えちゃうもんねー」
アニ「んー見えちゃうんだよねー」
クリスタ「今日はアニなんか柔らかい感じだねー」
アニ「んー、まぁ休みだしねー」
クリスタ「じゃあこうしても怒んない?」ギューットダキシメ
アニ「ちょっとだけ恥ずかしいけどねー」テレテレ
クリスタ「背も近いし、髪の色も似てるねー」
アニ「クリスタの方が可愛いけどねー」
クリスタ「アニの方が美人だよねー」
アニ「//」テレテレ
クリスタ「//」テレテレ
ダズ「……愉悦ッ!!」
ミカサ「二人はお似合い」
アニ「あ、ミカサだ」
クリスタ「おーいミカサ」
ミカサ「……良いことを考えた」ポイ
アルミン「……解せぬ」ドテ
ミカサ「お人形さんが三人にふえた」ムフー!
エレン「なんか微笑ましいな」
ミカサ「……今日は平和」
ジャン「……解せぬ」
阿部さん「さて、今からは」
ライナー
ベルギーワッフル
マルコ 「「「ホモの時間だ!!!!」」」
フランツ
ダズ
トーマス
阿部さん「すまないが、ホモ以外は出てってくれないか?」
阿部さん「さて、今日は休みだし……」
モブ訓練兵「げ、すげえホモだ」
阿部さん「口の聞き方を知らんようだな」ゆらり
モブ訓練兵「なんだ、なにをすアッー!」ズッポシ
阿部さん「せて、お次は」
マルコ「ジャンの奴もう少し丸くなればいいの――!?」
阿部さん「いただきます」ズートルビッ!!
マルコ「んっぎもぢいい!!」
阿部さん「ふぅ、んじゃ次」ボロリッチ
フランツ「ハンナに会いにいこっかアッー!」メコンガワッ!
阿部さん「ソイヤッ!」グレンラガンッ!
トーマス「アッー!」ジャスツフィット!
阿部さん「ソイソイソイソイッ!」パパパパハン!!
ライナー「オウオウオウオウッー!!」サヨナラドピュッシー!
阿部さん「腹減ったな。 ベルギーワッフルでも食うか」モキュモキュ
ベルトルト「ん?」
ベルトルト「あ、四つ葉のクローバーだ」ホッコリ
ベルトルト「日向ぼっこきもちーなー」
猫「にゃーん」
ベルトルト「あーねこきたねこー」
猫「にゃーん」
ベルトルト「あーねこ行っちゃったねこー」
クリスタ「わ……わおーん//」
ベルトルト「あークリスタきたクリスター」
クリスタ「わ…!?わおーん//」タタタッ
ベルトルト「あークリスタ行っちゃったクリスター」
アニ「に……にゃあ……//」カァッ
ベルトルト「アニ、君は何をやってるんだい?」
アニ「……あ……、うわぁぁん//」
ベルトルト「あーアニ行っちゃったアニー」
――朝食――
ユミル「なぁクリスタ、頼むからその格好だけは止めてくれ。 いや、私の前だけなら良いんだけど衆人環視の場では止めてくれ」ハナジダラダラカンカンダラ
クリスタ「いーの! 恥ずかしいけど……阿部さんみたいに強くなりたいから……恥ずかしいけど//」テレテレ
アルミン「肌着……無しだと」
エレン「裸にジャケットって……クリスタ寒くねーのかなー?」
ミカサ「エレンは見てはだめ……見るなら私」ヌギヌギ
エレン「すげえ!ミカサの腹筋かっこいいな!」
ミカサ「触ってもも良い//」テレテレ
ジャン「良いのかミカ……ぶべらッッ!?」ゴキン、ブチブチ ブシュッ ザリ
エレン「離せよミカサ、ジャンが破れちゃうだろ!?」
ミカサ「エレン以外が私の腹筋に触れた場合はこれが妥当」
阿部さん「よーう、随分賑やかじゃあないの?」
クリスタ「あ、阿部さん!//」テレテレ
ユミル「やいホモ野郎、私の天使に何吹き込みやがった」ムキー!
阿部さん「あー……クリスタ? 女がそう簡単に肌を見せるのは良くないぜ?」ヤレヤレ
クリスタ「そんな!」ガーン
阿部さん「慎ましやかな方が女は魅力的に見えるもんさ。 その綺麗な肌は、見せたい奴ができるまでちゃんととっときな」
クリスタ「……阿部さんも慎ましやかな方がタイプ?」
阿部さん「まぁそうだな」
クリスタ「じゃ……じゃあそうする!//」テレテレ
ユミル「クリスタァァアァアッッ!?」
キース「はーいみんなー今日は週末の行軍演習に向けて馬術の訓練するよー」
コニー「はーい、せんせー」
キース「逆だコニー・r・スプリンガー。 質問する時は右手を挙げろ」ミシッ
ライナー「はーいせんせー!」
キース「はーいライナー君。 どうしたのかな?」
ライナー「おうまさんは性欲の捌け口に入りますかー?」
キース「300円分までなら入りますよー」
ベルリンの壁「はーいせんせー!」
キース「なにかなー? ボヘミアン・ラプソディ君」
ベンジャミン・バトン「300円って具体的にはどこら辺までオーケーなんですかー?」
キース「先っぽまでなら良いですよー」
ライナー「ちぇー、残念だなー奥まで入れたかったのにー」
阿部さん「馬はどうにも苦手なんだがね」
クリスタ「阿部さんは馬術苦手なの?」
阿部さん「んー、走った方が早いし、馬より体力もあるしなー。必要性が感じないんだよ」ヤレヤレ
ユミル「馬なみ所か馬以上かよ、笑えねぇ……」ドンビキ
阿部さん「褒めるなよ、照れちまう」
クリスタ「でも、壁外に出るつもりなら馬術は必要だよ?」
阿部さん「弱ったな~。 まず俺に合わせる事が出来る馬なんてなかなか居ないしなー」ヤレヤレ
エレン「んー、馬術は難しいなー」
ミカサ「なら私に乗ればいい」
アルミン「何を言ってるんだい?」
クリスタ「馬術には少し自信が有るんです」パカラ、パカラ
阿部さん「ほう、上手いもんじゃないか」ダダダダダ
ユミル「おーおー、馬担いで私らと併走するたぁつくづく化けもんだな」パカラ、パカラ
阿部さん「どーにもコイツの方が先にバテちまったらしくてな」ダダダダダ
クリスタ「んー……阿部さんを乗せても大丈夫なお馬さんいないかなー……」パカラパカラ
阿部さん「一度は馬で走り回ってみたいもんなんだがね」ダダダダダ
ユミル「馬にも乗せる奴を選ぶ権利があんだろ」パカラ、パカラ
ライナー「暴れんな……暴れんなよ(迫真)」
馬「メルムルメー!! メルムルメー!!」ジタバタ
ライナー「先っぽだけでええんや、な? スケベしようや」
馬「メルムルメー!!」ガンッ
ライナー「グハァ」グシャ
アルミン「無いわー」
クリスタ「んー……」パカラ、パカラ
ユミル「お、おいアレなんだよ……」
巨馬「ゴルルルル」ドドドドドドドド
クリスタ「お……おうまさん?」
ユミル「巨人の馬バージョンか何かか?」
アルミン「あ……あれは、お爺さんの書庫に有った本に載っていた伝説の巨馬……古の東洋の戦士ケージ・マエダが乗っていたマツカーゼだ!?」
エレン「アルミンはなんでも知ってるなー」
ミカサ「あの本はなかなか面白かった」フンス!
>>146
シュナイダーの鳴き声間違えた……死にたい
正しくはメルメルメーですよね
なんだよメルムルメーって……
阿部さん「あいつ……乗れるかなぁ」
ユミル「あれは、悪魔の馬だ」
クリスタ「阿部さん……危ないよ」
巨馬「ガウアーッ」ドドドドドドドド
阿部さん「よいしょ」ヒョイ
ユミル「躊躇なく行ったーッッ!?」ガビーン
巨馬「ガ、ガウアーッ!?」トトトト
クリスタ「凄いよ阿部さん!」
阿部さん「この速さ、まるでケツを撫でる風のようだ。 よし!!決めた!!お前はケツカゼだ!!」
巨馬「ガウアーッ」イヤッ!イヤッ!
阿部さん「じゃあ……ゲロシャブ?」
巨馬「ガウアーッ!?」
キース「はーい、馬術訓練終わるよー」オイデオイデ
コニー「せんせー!」
キース「逆だコニー・r・スプリンガー」ミシッ
アニ「せんせー、おうまさんにらいなーくんが蹴られてます」
キース「じゃあ次はアニちゃんが蹴ってあげよっか」
アニ「了解しました教官……シィッ!!」バキィッ!!
ライナー「げふぁっ!?」ゴキャッ!!
―夕食―
クリスタ「でも残念だったねー、阿部さんでも乗れる馬が居たのに……」
ユミル「あの性別不詳の眼鏡野郎が『馬の巨人ひゃっほーい』とか言って中央に連れてっちまったからなー」
阿部さん「まぁ良いってことよ」
ネタ切れ。
阿部さんと絡ませたいキャラを言ってください。
アルミン「こうしてあっという間に二年が過ぎ、残すところあと一年になりました」
アルミン「変わった事?」
アルミン「ここでもう一度アニメのセリフを借りたいと思います」
アルミン「この兵舎は、無数のホモに占拠されるッ!」
アルミン「えぇ、実に男性の約八割が同性愛者になってしまいました……」
アルミン「僕も……毎日のようにホモから逃げる日々が続いています……」
アルミン「世界は……残酷だ」
キース「きょうはりったいきどうのくんれんです! ちゃんとやんないとキースがめーっ!するからね!」フンス!
一同「ハッ」敬礼
キース「逆だ、コニー・r・スプリンガー。 貴様の心臓は右に有るのか?」ミシッメキメキ
エレン「今日こそ阿部さんに立体起動で勝つぞ!」
阿部さん「ひゅう、コイツはそろそろ本気でやんなきゃ不味いか?」
ミカサ「……エレンは先ずは私に勝つべき……そこのガチムチは私が倒す」ゴゴゴゴ
クリスタ「ミカサは先ずは私を倒してから阿部さんに挑戦すべきじゃないかな?」ドドドドドドドド
ユミル「クリスタァァアァア!? ペニバンブレード着けて逆さ立体起動はもうやめてくれぇ!!」
ミカサ「クリスタ……パンツにジャケットを羽織るだけのほぼ裸に近い格好で、尻を向けて立体起動するのは色々とまずいと思う」
アルミン「数少ないノンケはその姿で立体起動しちゃうよ。 勿論僕の餓狼も死せる自由を求めて遠吠え必死さ!」
クリスタ「……恥ずかしぃ……//けど、少しでもあの背中に追いつきたいから今日こそこれをマスターする」フンス!
ユミル「まぁ、実際問題いまこのクリスタを見て汚らしくおっ起てるのはアルミンとジャンとエレンくらいか」
エレン「何を起てるんだ? というクリスタ、その格好なんか変だぞ?」
ユミル「あー……そういやエレンは巨人以外に興味はないか」
ミカサ「そんな事はない……ほーらエレン、腹筋だよ、おいで?」ペロン
エレン「ミカサの腹筋はすげぇな!!」キラキラ
ミカサ「……触ってご覧なさい?」うっふーん
エレン「すげぇ、ピクピク動くし超硬いぞミカサァ!!」キラキラ
ジャン「すっげ、やっべ、エッロ//」ハァハァ
ミカサ「……」ガッ、ゴキッ、ブチブチブチィ、ゾリィ、メメタァ
エレン「離せよミカサ!! ジャンが破れちゃっただろ!?」
ミカサ「ジャンなんてどーでもいいでしょ」
エレン「うん」
阿部さん「喧嘩するほどホモが良いってな」フフ
ユミル「核心部が壊滅的にちげーよ。 なんで喧嘩するほどホモに魅力感じなきゃ駄目なんだよ」
クリスタ「考えちゃだめ! 感じなきゃ!」
ユミル(最近嫁が分からない時があるよ……)
クリスタ「立体起動三位の実力見せてあげるから!」ビシュー! バシィッ!
ユミル「クリスタァァアァア!」ビシュッ バシッ
おし立体起動(クリスタ)
http://mup.vip2ch.com/up/vipper41817.jpg
アニ「阿部さん、今日の近接格闘訓練一緒に組まない?」
阿部さん「え……嫌だよ。 足痛いし」
アニ「……(せっかく勇気出して誘ったのに)」プルプル
阿部さん「あそこで、エレンが暇してるぜ?」
アニ「……エレンは断らないかな?」ベスベス
阿部さん「アイツは筋が良い、おまえさんの技術を叩き込んでやれ」
アニ「……うん(エレンかぁ……なんか恥ずかしいな)//」テレテレ
エレン「よし!よろしくなアニ!」キラキラ
アニ「厳しく行くよ?(結婚しよ)」
ミカサ「(削ぐぞ女狐)」
アニ「(こいつ、直接脳内に……)」
キース「今回の訓練は行軍演習だ各班に分かれ六日間かけて目的地と往復してもらうぞ」
阿部班
阿部
クリスタ
後三人誰にしよう?
あと一人
ベルナドットさん
アニさん
ジャンさん
なら誰が良いですか?
阿部班
阿部「さて、今回の面子だが」
クリスタ「阿部さんと、ついでにユミルがいれば私は満足だよ」
ユミル「実際阿部さんいりゃ後は巨人が出ようが何とかなるしな」
ライナー「あ……阿部さん(合体しよ)ハァハァ」
ベアトリーチェ「ライナー、君は……えーと、何になってしまったんだい?」
その頃
エレン「俺とミカサとアルミンは変わらないとして」
ジャン「ミカサといっしょ、うふ、うふふふ」ニヨニヨ
アニ「(ライナーとベルトルトは一緒か……いーなー。 楽しそうだなぁ)別に誰と一緒でもやる事なんて変わらないだろ?(あ、でもエレンとは一緒かー。嬉しいなーえへへ)」
アルミン「やっとホモから離れられたよ。 僕のアルレルトがホラレルトになるなんてゴメンだからね」
ジャン「(ミカサミカサミカサミカサ)ハァーハァー」
エレン「みんなせっかくだし仲良くやろーぜ」キラキラ
ジャン「ホモ急ぎ野郎となんてゴメンだね」
ミカサ「エレン、死体とどうやって仲良くするの?」ブチュリ
エレン「やめろよミカサ! ジャンの金の玉の袋が破れちゃうだろ!?」
ジャン「ご、ご褒美ですっ」ビクンビクン
アニ「アホらし(痛そうだな……ジャン可哀想だなー)」
阿部さん「しかし演習といっても、壁の中をただ往復するだけじゃあ遠足と変わらないじゃあないの」ダダダダダ
クリスタ「うーん、座学や講習で学んだ事の総纏めじゃないかな? 森の中は立体起動で移動しなきゃならないし」
ユミル「あー、そういや野営の際には制限付きで狩猟も許可されてんだっけか」
ベルトルト「油断せずにやろうか」
ライナー「あぁ、結婚しよ!」
ユミル「(股痛いな、馬術はやっぱあんま好きじゃねえや)」
ライナー「ユミル、顔色が優れないみたいだが?」
ベルトルト「ライナー、久しぶりに君に会えた気がするよ」
――夕方――
阿部さん「さーて、今日はこの辺で野営して明日立体起動で森を越えようか」ダダダダダ
クリスタ「え、まだ大丈夫だよ?」パカラ、パカラ
阿部さん「走りすぎてちょいと足が痛くなっちまってな」
クリスタ「えぇ!?阿部さんが!?」
ライナー「いくら優れた能力が有ったとしても、それを引き出す為にはそれなりの休息は必要だってことだろ」
ベルトルト「まぁクリスタが驚くのも無理はないよね」
阿部さん「そーいう事だ、すまんなユミル。 お前さんの能力ならもう少し進みたかっただろうが……」
ユミル「まったくだよ(コイツにしちゃなんかおかしいな?)」
阿部さん「だから謝ってる、納得できないならお詫びの品にこれでも受け取ってくれ」ヒョイ
ユミル「あぁん?つまんない物よこすなよ?」パシッ
クリスタ「いーなー……」ムゥ
ライナー「ユミル、少しは阿部さんを敬ったらどうだ?」ヤレヤレ
ベルトルト「何故かな……君がまともな事に違和感を覚えるよ」ハハッ
ユミル「こんなホモ野郎のどこ敬えってんだ…… (これ、内地に売ってる高級な打ち身用軟膏じゃねえか……)」
ライナー「おいユミル……」
ライナー「ホモをバカにすんな」ゴゴゴゴ
ベルトルト「さよなら戦士だったライナー」シクシク
――夜――
阿部さん「こいつは珍しいお客さんだ。 何の用だい?」
ユミル「なー、さっきのアレどーいうつもりだよ?」
阿部さん「バレなくて良かったじゃないか。 お前さんに恨まれようが、お前さんのプライドを守れたし無理をさせずにすんだ」
ユミル「やっぱりか。 かなわねーな。 ただ、私なんかに何でそこまでしてくれんだよ? クリスタみたいにかわいかねーし……下心持とうにもテメェはホモだろ?」
阿部さん「漢ってのは女子供にゃ優しくできなきゃ格好悪いだろ?」
ユミル「そんな理由でそこまで出来るからクリスタも懐くんだろうな。 邪魔したな」
阿部さん「あーそうだ。 クリスタみたいに可愛くないから、て言ってたが、もっと自信持てよ? 俺からしたらお前さんも可愛らしい女の子だぜ?」
ユミル「ば、馬鹿言ってんじゃねーよ//」ドキドキ
ユミル「ったく、もう寝るから!!」ドキドキ
――その頃エレンチーム――
エレン「やったぜミカサ!!猪とれたぞ」ニッコニコ
アルミン「久々にお肉だね!!」
ミカサ「エレンにはいっぱい食べて精を付けて貰わなきゃ」
ジャン「」チーン
アニ「肉くらいでハシャぎ過ぎじゃないか?(やった!昨日から楽しみにしてたんだ!!)」
アルミン「アニ、その割にはにやけてないかい?」
アニ「え!?あ……そんな事ない!」
エレン「良いじゃないか、笑ってるアニって可愛いし」
アニ「馬鹿な事をいってんじゃないよ」カァァ
ミカサ「エレン、私は?」
エレン「怖い」
ジャン「」ブチブチ、グシャ、グリシャ!
エレン「離せよミカサ! ジャンが千切れちゃうだろ!?」
ミカサ「ジャンなんてどーでも良いでしょ……」シクシク
エレン「うん」
更に一年後、卒業を迎える頃。
アルミン「遂に掘られたことがない男子は僕、エレン、ジャン(先っぽは入れられかけた)だけだ……」
ジャン「もう少しで阿部さんから逃げられるんだ……絶対掘られてたまるか……」
エレン「掘るとか掘られるとかいまいち分かんないんだけど、阿部さんはすげぇ漢だろ?」
ジャン「勝手に言ってろよホモ急ぎ野郎。 俺は内地に行ってホモとも巨人とも無縁の暮らしをするんだよ」
アルミン「そう、後少し……ども良くない噂を耳にしたんだ」
エレン「噂って?」
アルミン「ライナーを初めとする阿部系過激派のグループが言っていたんだ『駆逐してやる……卒業までにノンケどもを一匹残らず……あと、クリスタと結婚したい』って」
ジャン「なんてこった」
エレン「ライナーの奴、バイだったなんてな……、てっきりゲイだとばっかり思ってのに……」
アルミン「親友、驚く場所はそこじゃないよ」
ジャン「やばいよな……」
アルミン「うん、確実に」
エレン「あー……さっきからライナーはそこにいるぞ?」
ライナー「(性交しよ)ハァハァ」ムラムラムラムラ
アルミン「総員待避ーッ!!」
ジャン「くそ、内地に行く前に外痔になってたまるかよ」ダッ
エレン「待てよ二人とも!!」
こうして三年間でもっとも長い夜が始まりました。
ホルミン・ホラレルト手記
attack of thinthin
204頁より抜粋
―倉庫―
アルミン「ここまで来たら大丈夫かな、僕はここが異常ないか、籠城に適しているかを調べてくるよ」
エレン「あー、気をつけてな」
ジャン「お前はどこぞのホモ急ぎ野郎より頼りになるからな、なんかあったらすぐ呼べよ? 助けれるようなら助けてやる」
アルミン「はは、ありがとう」
エレン「しかしライナー怖かったな……走り方なんかあの時の鎧の巨人みたいで……あー駆逐したいわー……無性に駆逐したいわー」
ジャン「まさかあんな強引にくるとはな……怖過ぎんだろ」
マルコ「まったくもってその通りだよね」
ジャン「うお!?居たのかテメェ、びっくりさせんなよ」
エレン「あ、マルコも逃げてきたのか?」
マルコ「まぁそんなとこかな……」
マルコ「…………フヒッ」
アルミン「よけろ!!ジャン」ベジタッ!!
ジャン「あぁ?……ブチュ」
ズギュウゥゥゥゥゥンッッ!!
マルコ「ん、ぷはぁ……んちゅ……ちゅる……れろ……はぁはぁ、……ぶちゅぅ……ずちゅ……ずぞぞ……ん、ふぅ、ちゅ……れろ……ぐちゅ、……べる……ちゅず……とると……ぷはぁ……」レロレロレロレロレロレロレロレロ
ジャン「」ジタバタ
ジャン「」ジタバタ
ジャン「」ピクッピクッ
ジャン「」
アルミン「ジャァァァアアァァァアンッ!!??」
アルミン「ジャンはもう無理だ!!置いて行こう」
エレン「そんな……俺が、俺達が無力だから……」
ジャン「あ……あ……げろ」
ジャン「アルミン!逃げろぉぉぉ……んぷ」ブチュチュ
マルコ「レロレロレロレロレロレロレロレロ」
アルミン「ジャン、そんな目にあったというのに僕たちに逃げろって……」
エレン「くそ!マルコの野郎をぶん殴ってでも助け出すぞ」
アルミン「あぁ、行くよエレン!!」
アルミン「逃げ……ない、ジャンを助けて、三人で逃げるッ!!」
ジャン「くるなー!」
アルミン「助け出して……」
ガタガタ、ガチャン
ベルトルト「…………フヒッ」
アルミン「あ……あ」
アルミン「すまないジャン!!」ダッ
エレン「おいアルミン」ダッ
ジャン「あ……」
タッタッタ
ジャン「(それで良い)あん……ぷぁ…」レロレロレロレロレロレロレロレロ
…………
……
ジャン「……行かないで」
うぁあ
アッーーー!!
エレン「くそ……まただ……ジャンェ……」
アルミン「僕たちがジャンを助けられなかったのは……僕たちに勇気が無かったからだ」ブワッ
ミカサ「そう……貴方には勇気がなかったから」
エレン「ミカサ!!」
アルミン「ハハ……所でミカサ、その、股間に付けているバナナサイズの黒い模型は何に使うつもりだい?」
ミカサ「私の特技は……エレンのイェーガー穴を掘ることです」
アルミン「待避ぃーーッ!!」
アルミン「くそう……ノンケに安住の地はないのか……」
クリスタ「……アルミン」チョイチョイ
アルミン「クリスタ!」
クリスタ「こっちは安全だよ」
アルミン「クリスタ、ありがとう、エレンとはぐれちゃって」
クリスタ「そっか、大変だったんだね……」
クリスタ「…………フヒッ」
アルミン「所でクリスタ」
クリスタ「なぁに?アルミン」
アルミン「なんで股間に黒い成人男性の二の腕サイズの模型をつけているの?」
クリスタ「…………フヒッ」
アルミン「畜生あんまりだっ!誰だよ最後にクリスタに会えたから安全だと思った奴ー!!」
アルミン「あ、僕か」
メコリメコリ
暴れないで、暴れないでよアルミン(迫真)
アッーーー!!
エレン「ミカサには家族はこんな事しない、て言ったら納得してくれた……」
阿部さん「よう、エレン」
エレン「は、なんとなく会う気はしてたよ」
阿部さん「ひゅう!そいつは奇遇だな」
エレン「あぁ、奇遇だな」
ゴゴゴゴゴ
エレン「コイツは、この乱痴気騒ぎはアンタの所為なのか?」
阿部さん「否定はしない」
エレン「そうか、ならアンタをぶん殴らなきゃならないな」
阿部さん「は、良いねぇたまにはこういうのも」
エレン「対人格闘じゃアンタのおかげで万年二位だったしな、そろそろなんとかしたいと思ってたんだよ」
阿部さん「良いのかい?俺はノンケだろうと――」
エレン「ベラベラ話すのはよそう、それよりさっさと」
阿部さん「あぁ、そうだな」
『や ら な い か。』
――数分後――
エレン「くそ、やっぱかてねぇ……か」
阿部さん「…………」
阿部さん「…………」
阿部さん「…………やれやれ」
阿部さん「この場にいる異常性癖ども、纏めて俺が相手してやるからかかってこいッッ!!」
エレン「……え?」
阿部さん「すまん、快楽を教えてやったのならば、その征し方まで教えてやるべきだった。 今回の件は俺の教育不足だったようだ」
エレン「阿部さんの主導じゃ……なかった?」
阿部さん「よか……た、嫌わずにすんで」パタッ
どうやら、今夜のホモたちの進撃は阿部さんに感化された二流のホモたちによる騒動、以下(ホモの乱)だったらしい。
薄れゆく意識の中エレンがみた光景は、悲しげな顔をしながらホモたちの相手をひとりでしている阿部さん。
それはこの事態を引き起こしてしまった贖罪のようだったと。
そうして、歪んだ欲望を阿部さんに吐き出した者たちから順に正気に戻っていったらしい。
いい男ってやっぱり凄い。
え?僕?
クリスタ、ミーナ、ハンナに代わる代わるお尻を掘られたよ?
ユミルが泣きながらクリスタを止めてくれてたっけ……
アニは真っ赤な顔で痛苦とおかしくなる程の快感に蹂躙されている僕を真っ赤になりながら凝視してた。
はは、世界は残酷だ。
けれど、とても気持ち良い。
ホルミン・ホラレルト手記
―attack of thinthin―
409頁 抜粋。
キース「はーい、みんなー!せいせきはっぴょうすぅよ?」
一位 阿部・高和
現時点での本部の評価は、人類の切り札、巨人を狩る為に産まれてきた者、良き人の夢、ホモホモしい朝日を呼ぶ足音、 絢爛たる死の舞踏、人類の決戦存在。
二位 ダズ・ダズ
類い希なる身体能力、冷静沈着な思考能力、人の理から一歩踏み出た者。
三位 ミカサ・アッカーマン
人という種の到達点。上位二人で霞むが間違いなく逸材。
四位 ライナー・ブラウン
ガチムチホモ野郎。
五位 ベルリンの壁・ボンバー。
腐れのっぽ野郎。空気。
六位 クリスタ・レンズ
三年間でけして折れぬ芯と強靭な肉体を得る。 阿部さんの愛弟子のひとり。
七位 ジャン・キルシュタイン。
割と頑張ってた。 開発されたがミカサ一筋な男。
八位アニ・レオンハート
ファザコン、人見知り、むっつりスケベ、割と可愛い。
九位 エレン・イェーガー。
掘られなかった唯一の104期男子。 巨人嫌い。たぶん阪神ファン。
十位マルコ・ポッド
探検家に名前が似ている。 あの夜ジャンの身体を隅々まで探検したあげく制圧の旗を突き立てた静かなるホモ野郎。
ジャン「明日から内地だぜー。 エレン、お前は調査兵団か、死ぬなよ……」
エレン「ジャン……ありがとうな」
ジャン「はは、コイツぅ」ニコニコ
エレン「はは、止めろって、服が破れちゃうだろ?」ニコニコ
ジャン「服なんてどうでも良いだろ!!もっと騒ごうぜ、この先何があっても後悔せずに逝けるように」
エレン「あぁ、そうだな!」
ミーナ「どぅふwwwふひwwwエレ×ジャンキタコレwww興奮してぐちょんこ濡れ濡れになってしまうでござるwww頭の亀頭もギンギンwwwってwwwこれは元からでゴザったwww」
クリスタ「今日で最後か……」
ユミル「お前は内地に行くんだろ?」
クリスタ「……」
クリスタ「迷ってるんだ。 内地に行くの」
ユミル「理由は……阿部さんか?」
クリスタ「戦わなければ勝てない……勝てなきゃ生きれない……私が戦うのは」
ユミル「どこだろうと良いんじゃねーか?今のお前は自由だ。 私はそれについて行くだけだし」
クリスタ「ありがとう、私調査兵団に行くよ」フンスッ!
ユミル「そっか、わかった」ニコニ
そうして夜は更けていく。
しかし、その翌日に悪夢が蘇る。
壁の崩壊。 巨人の襲撃。
人々の生活は阿鼻叫喚の地獄の坩堝へと叩き落とされた。
一つ、また一つと消えゆく魂の篝火。
立ち上がれ104期兵。
地獄を切り裂き希望を作り出せ。
その為の三年間だったのだろう?
最後に……。
死ぬなよ――。
とあるハゲの日記より抜粋。
ゴゴゴゴゴ
壁の向こうから絶望が覗き込んでいた。
それは人類の天敵。
エレンは全身の血が沸騰したのかと錯覚に陥っていた。
エレン「よう、五年ぶりだな」
逸る気持ちを抑えて呟く。
目には恐れなどは無い。
エレン「ウォォォォッ!」
その叫びは狼の遠吠え。
獲物を屠る狩人の咆哮だった。
ゴゴゴゴゴ
壁の向こうから絶望が覗き込んでいた。
それは人類の天敵。
阿部さんは背筋を這い上がる焦燥感を堪えきれずに上着をはだけさせる。
阿部さん「よう、五年ぶりじゃあないの……。 さぁ や ら な い か 。」
逸る気持ちを抑えて呟く。
目には恐れなどは無い。
阿部さん「ウォォオオ雄雄雄雄ッ!」
その叫びは百獣の王の獅子哮。
獲物を掘るガチホモの咆哮だった。
ミカサ「戦闘が混乱したら私の所に――」
ミカサの言葉を遮る。 エレンの瞳には静かだが、力強い光が宿っている。
エレン「家族だからな、大切な。 互いに助け合おう。 そして、二人で生き残るんだ」
ミカサ「……うん。 エレン、どうか無事で」
ミカサはそれだけ言うと後衛へと走り去って行った。
上官「貴様等は前衛だ……市民を守る為、我らと共に……心臓を捧げよッッ!!」
一同「ハッ!!」
敬礼を返す。 不安も恐怖も叩き潰すように力を込めて胸を叩く。
上官「すまないな……せめて先に死んでやる。 お前等は一人でも多く生きてくれよ」
上官達先遣隊が立体起動を吹かして街の奥へと消えていった。
キース「阿部・高和。 貴様には私から特別な任務をくれてやる」
阿部さんは兵舎の別室に居た。
キースに呼び出されていたのだ。
阿部さん「十でも百でも駆逐してやるから早く行かせちゃくれないか?」
キース「貴様の力量ならばその程度の働きは当然だ」
阿部さん「んじゃなんだ?超大型の首でも落としてくりゃいいのか?」
キースの物言いに苛立ちを隠せずに声を荒げる。
キース「貴様は人類の希望だ、けして命を落とすな、そして――」
キースは阿部を見据える。
キース「貴様の前で一つ足りとも命を救い漏らすな。 貴様の居る限りその場には巨人以外の死体が転がることを許さん、分かったのならば速やかに講堂に移れ」
返事はない。 無言で窓から飛び出す阿部さん。
キースはその姿を見送りながら小さくつぶやく。
キース「頼んだぞ、いい男」
アルミン達が行動に移り数分後。
エレン「くそ……既に総崩れじゃあないか……」
アルミン「エレン、前方に15メートル級が……」
エレン「駆逐してやる、ウォォォォッ!」
立体起動が唸りを上げ、巨人に迫る。
エレンに続く形でアルミン、トーマス、ミーナが続く。
トーマス「うわぁぁあ!?」
アルミン「トーマス!?」
悲鳴を上げるトーマス。
彼の悲鳴の原因。 それは。
ミーナ「奇行種!?」
トーマスのワイヤーを手繰り寄せて進行を妨害。 奇行種は更にその顎でトーマスを食らおうと醜悪な顔を更に歪めた。
>>229
ミス、正しくは、講堂ではなく行動です。
ミーナ「おうふwwwこれはwwwこれはまずいですぞwww勿論拙者も不味いので食べないで欲しいでござるwww腐ってるしwww腐女子wwwやかましいわwww」
着陸に失敗したミーナは地上から巨人を見上げて無力さを嘆く。
エレン「テメー等ァ!! ぶっ殺してやるッッ!!」
激情に駆られたエレンが二人を襲う巨人達に突撃した。
が、それは届く事は無かった。
怒りに染まった人間というのは驚く程視野が狭くなる。
エレンもそれは例外ではなかったのだ。
エレンの足元に居た巨人が食らいついたのだ。
まるで胡瓜でも噛じりつくようにエレンの足は食い千切られた。
エレン「ぐぁぁッッ!?」
バランスを崩したエレンは屋根に激突し、動かなくなった。
人類は巨人の餌に過ぎない。 そんな現実を突き付けられているようで、アルミンは己の無力さに慟哭をあげる。
受け入れがたい絶望がその場を包む。
そんな中、一陣の風が吹いた。
その大きな背には希望という言葉が何よりも似合っていた。
咽せ返るような死の匂いを払う強烈な生と性の匂い。
その逞しい男の前では、絶望や諦観が裸足で逃げ出して行きそうでさえある。
逆さに付けた立体起動装置から生み出される唯一無二の動きが。
ブレードを使わずとも巨人を屠り掘る剛槍が。
巨人を。 絶望を駆逐していく。
阿部さん「ひゅう、待たせちまったみたいじゃあないの」
巨人よ、人類(ガチホモ)の進撃を思い知るが良い!!
空を駆る雄尻。
風を切り裂く轟音と共に阿部さんが巨人の背後を取る。
阿部さん「や ら な い か。」
巨人「ア゛ッー」
うなじを男根で削ぎ落とす。
絶命するまでの僅かな時間に巨人にのみ存在する穴。 通称巨人アナルを完膚無きまでに掘る。
トーマス「阿部さん!!」
奇行種により捕食寸前であったトーマスは、巨人の絶命により一命を取り留める。
阿部さん「次はminaだ」
流暢な発音で呟くとミーナを襲っている巨人に襲いかかる。
ミーナ「wwwふひwwwふひぃwww」
絹を裂くような悲鳴をあげるミーナを曲芸師のように立体起動で救い出す。
両手と視界が、敵ではなく救うべき対象を見やすくする為に考案した立体起動の装着の仕方は間違ってはいなかったのだ
アルミン「うわぁぁ!!」
阿部さん「しまったッッ!?」
視線の先には巨人に捕食される瞬間のアルミン。
阿部さん「くそ……間に合えッッ!?」
阿部さんの立体起動を追い抜く風。
エレン「俺に任せてくれ」
エレン・イェーガー。
けして、立体起動の技術は高くなかった筈なのだが。
今の彼は、阿部さんすら置き去りにする速さでアルミンを救出に向かっていた。
阿部さん「チィッ、死に急ぎ野郎め。 あの顔は覚悟を決めた顔じゃあないの!!」
そう、エレンは命に代えても親友を救い出そうとしていたのだ。
足を失い、命を捨てる決意をした時、身体の余計な力みは消え失せて風と化す。
遅すぎる開花であった。
エレン「あぁ……間に合ったなアルミン、助けにきたぜ?」
アルミン「え、エレン」
巨人の口をこじ開けてエレンはアルミンを放り出す。
アルミンはその次の光景を生涯忘れる事は無いだろう。
すべてを受け入れ優しげにほほえむ親友。
突き出した手。
エレン「この腕は、ミカサに渡してやってくれ」
次の瞬間。
エレンの腕以外が、巨人の口の中に消えていった。
アルミン「あ……うああああああああッッ!!」
アルミンの慟哭が街を包む。
心ある者全てを揺さぶる悲痛な叫び声だった。
一方その頃――
ミカサ「なにを……しているの?」
ボス「うるせー、たまに役にたったからって……」
バキッ。
頬を拳で殴り倒す音が響く。
クリスタ「……殴られただけで済んでる内に荷物をどかしなさいっ!!」
ユミル「ひゅー、やるねえ」
商会の人間を殴り飛ばしたのはクリスタだった。
大きな目には涙が溜まっている。
クリスタ「地位や権力に縛られて、自分は特別だと勘違いして、貴方達を私は軽蔑します。 誰かの犠牲によってもたらされている安寧を陶然と思って貪るような貴方は家畜以下の……」
息を吸い込み精一杯商会の人間達を睨む。
クリスタ「家畜以下の豚野郎だ!! 屠殺されたくなければ今すぐそこから荷車を退け!!」
屠殺してくださいブヒイイイイイ!!
クリスタの怒声が静まり返った周囲に響く。
ボス「舐めた事を……事もあろうにただ飯ぐらいの分際が俺を豚扱いだと?」
金属の擦れる音が鳴る。
ミカサ「それは……豚に失礼。 豚は貴方と違いその身を持って人々の糧になる」
ミカサ「もし、貴方が豚よりもましだというのであれば荷車を退いてこれ以上の犠牲を出さぬように努める筈……豚以下であると言うのならば仕方がない」
ミカサ「せめて豚と同程度まで価値を上げるべきだから……尊い犠牲となってもらう」
ボス「小娘が……人を散々罵った挙げ句に、俺を殺すだと? 貴様等の進展なぞ俺が少し言えば……」
ミカサ「死体がどうやって喋るの?」
感情の微かな揺らぎさえも感じさせない口調。 それは、彼女が本気であると示すには充分すぎるものだった。
>>239
阿部さん「オーケー分かった。 。さあ、や ら な い か 。」
ボス「荷車を退け」
辺りが歓声に包まれる。
観衆は口々に「ありがとう」「天使(結婚しよ)」「ちょwww腹筋やべぇwww」「屠殺して下さいブヒイイイイイイ」と声を上げる。
クリスタ「皆さん……戦えば、道は拓けるんです。 戦う覚悟をもって、生きて下さい。 その為に、私達は心臓を捧げています」
最後ににっこり笑い敬礼をするとその場を後にする。
ミカサ「見直した」
ユミル「そりゃあ、私の嫁だからな」
ミカサ「……私の旦那(予定)は無事だろうか?」
クリスタ「きっと大丈夫だよ、見に行こう」
ミカサは耳を疑った。
視界に映るのは自らの目の異常から発生した幻覚だと信じたかった。
アルミン「ごめん……ごめんよミカサぁ……僕が……僕が弱いばかりに」
エレンが死んだ。
ミカサ「泣かないでアルミン。 エレンがアルミンを見捨られる訳がないのは知っている。 それに……私の事を思っても居てくれた」
ならするのは、エレンの死に絶望する事ではない……筈。
ミカサ「ガスの補給は?」
アルミン「阿部さんが……ガスも足りない筈なのに一人で……」
きっとエレンならば、阿部さんの助けに入るだろう。
ならば私のするべき事は決まった。
ミカサ「私は、強い……ので、阿部さんについていく事もできる」
ミカサ「一人でも」
鼓舞するつもりだが、誰も乗ってこない。
クリスタ「私も……強いから、仲間の為に巨人の群を駆逐してガスを取りに行く事ができる」
ユミル「私はまぁ、クリスタへの思いがとんでもなく強いから、どこだろうとクリスタについていく」
二人が声をあげた。
それを見て、次々に声を出し装備を整える兵士たち。
ジャン「俺はここで行かなきゃただケツを掘られたクソ野郎になっちまうからな……行くぜ。 ミカサを死なせない為にもな」
マルコ「さすがダーリン、君は僕なんかよりよっぽど夜の指揮官向きだねドュフフ」
ミカサ(……でも、この中にエレンが居ないのか……)
―その頃―
ダズ「……無事か」
ハンナ「た……助けて、フランツが息をしてないの!!」
フラ/ンツ「」
ダズ「(これは……)小娘よ……この者は、もう」
フラ/ンツ「」
ハンナ「うるさいっ!!フランツが死ぬ位なら……私も」
フラ/ンツ「」
ダズ(やれやれ、仕方ないな。 ……この技は世界の理に反するのだが)
ハンナ「フランツ……フランツゥッッ!!」
ダズ「カァッッ!!」ピカッ
フランツ「あ……俺は?」
ダズ「他言無用に頼むぞ……、せっかく拾った命、大切にするが良い」
なんか複雑な気持ちになってきた。
アニとかクリスタとか可愛くきゃっきゃうふふ書きたかったのに。
せっかく阿部さんなのにシリアスっぽくなっちゃったし……
気がついたらこんなんばっかりだーとか思いながら風呂入ってきます。
ハンナ「大変……巨人の群が」
フランツ「くそ、せめてハンナだけでも……」
ダズ「是非も無し、戦いの中でのみ生を得るのであれば……戦うしかあるまい」
ハンナ「そんな……」
フランツ「百体近くいるんだぞ」
ダズ「我が名はダズッッ!!巨人を駆逐せし極東の地より参った誇り高きダズの民だ!! 」
フランツ「立体起動を……外した?」
ハンナ「ブレードを置いた?」
ダズ「来い……誇り無き愚者共よ」
フランツ「上着を脱いだ……(ウホッ、いい体)」
ハンナ「あの構え……あの腕、命を刈り取る形をしているわ」
ダズ「カァッ!! カァッ!! カァッ!! カァッ!! カァッ!! カァッ!!」ピカピカピカピカピカピカ!!
ハンナ「かぁかぁってカラスみたいね」
フランツ「www」
―――――――――――――――――――
ミカサ(エレン……エレン……エレン……エレンッッ!!)
ミカサの立体起動装置が異音を立てる。
ミカサ「しまったっ!?」
ガス切れ。 初歩的なミス。
ミカサ(地面が近づいてくる)
ギリギリで受け身を取るが、視界の隅に巨人が写っている。
ミカサ(もう……お終いか)
幼き頃、エレンと過ごした日々。
二度目の生を受けたあの時。
マフラーの暖かさ。
ミカサはこの生が終わるであろうその瞬間までエレンの思い出を思い出す事にした。
家族になってくれた時のぶっきらぼうな優しさ。
意志の強さが現れているまっすぐな瞳。
形の良い耳、アレはこっそり舐めたら病み付きになってしまった。
桜色の乳首はコリコリと目が覚めるまでいじっていた。
エレンのイェーガーは寝ている時に色々していた。
アルミンの本に書いてある事を試したら白いおしっこが出た時は驚いた。
泣いている顔なんかは観ただけで赤ちゃんがお腹に入りそう。
ところで赤ちゃんはどうやったらできるのだろうか?
やっぱりキス? でも寝てる間に何万回としたが私は孕まなかった。 もしやエレンが孕んだのかもとお腹をさすっても居なかった。
それにしてもエレンは可愛い。プラス格好いい。
なんかもう、食べたい。 巨人的な意味で。
もしくは食べられたい。 巨人的な意味で。
巨人「……早くしろよ」
ミカサ「待って、今決め台詞を言うから」
この世界は、残酷だ、けれど美しい
ミカサ「よい人生だった」
ミカサ「やっぱり待って」
巨人「なんでや?」
ミカサ「死んだらエレンの思い出で夜の立体起動ができない」
巨人「あー……そうな」
巨人b「せやかて工藤」
ミカサ「そこをなんとか」
巨人「んー現場の一存や決めれへんしな」
巨人b「なんやて工藤」
ミカサ「じゃあ仕方ない、かかってこい、ぶっ○して生きるから」
巨人「えらい物騒な子やで」
巨人c「あかんて工藤」
ミカサが覚悟を決めた瞬間、それは起きた。
黒髪の巨人が、巨人を襲ってる。
ミカサは昂揚した。
その一撃は、まるで人類の怒りを体現したかのようだったから。
エレン(巨人)「ガアアアアア」
阿部さん「ふーん」
ミカサ「え?」
エレン「ガアアアアア、アッー」ズッポリーニ
阿部さん「エレン、お前さんを掘るのは初めてだったな」
ズルリ
エレン「あ……あ?」
ミカサ「エレンが生きてた……こんなに嬉しい事は無い」ダバダバタバタバ
アルミン「ガスは無事に回収できた!死傷者は無しだ!」
阿部さん「撤退の鐘は鳴っている、お前さん達は早く戻れ」
エレン「なにがあったんだ?」
阿部さん「エレンの事は何も言わない方がいいぜ?」
ミカサ「阿部さんは?」
阿部さん「ちょいとやり残したことがあってな」
阿部さん「なぁ、ライナー、ベアード様、アニ」
ライナー「」ビクッ
ベアード様「」ガクブルガクブル
アニ「」シクシクシクシク
阿部さん「何で残って貰ったかわかるな?」
ライナー「あ…あ……」
ベイブレード「さ、さぁ?」
アニ「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」シクシクシクシク
阿部さん「すべて諦めて故郷に帰る、もしくは人間として生きる、俺と戦う」
阿部さん「俺がお前たちに最初で最後、選ばせてやる」
ライナー「くそ……」
ベイリーフ「ライナー、やるのか、今、ここで!」
ライナー「あぁ、勝負は今、ここで決める!」
アニ「…………ゴメンナサイ」プルプル
ライナー「アニィ!?」ガビーン!
ベイオウーフ「この、裏切りモンがぁぁっ!」ガビーン!
阿部さん「アニはしっかりごめんなさいできたからお尻ペンペンで許してやる」
阿部さん「だがお前等は許さん。 切れ痔くらいで済むと思うなよ?」ゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
アッー! アッー!
ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ッー!!!!
ン゛ッギモ゛ヂイ゛ィ゛ー!!
アニ(すっご……//)
――その頃のダズ――
巨人大帝「ムハハハハハ、貴様等人間なんぞに我々タイタン族が討ち滅ぼせると思うてか」
ダズ「うぉぉっ!!」
巨人魔帝「滅びよ、大地に蔓延る俗物が」
ダズ「貴様等には絶望をくれてやる」
巨人破壊神「我に大地を返す時が来たぞ古の民よ」
ダズ「人間は負けぬさっ!貴様等なんぞにはな!」
フランツ「悪い夢でも見ているみたいだね」
ハンナ「そうね、明らかに途中からおかしなのが混じっていたものね」
ダズ「行くぞ!巨人どもッッ!!」
――――――――――――――――――――
ライナーだったもの「」チーン
ベン・トー!だったもの「」チーン
阿部さん「あとは貴様だアニ・レオンハート」
アニ「エ……ヤダ……スッゴイコワイドーシヨー」プルプル
阿部さん「だが、俺は女子供に手を上げるなんざ俺はゴメンだ」
アニ「……イタイコトシナイノ?」プルプル
阿部さん「という事で登場して貰おうか」
クリスタ「任せて阿部さん」フンスッ!
アニ「……クリスタ、アタシノオシリペンペンスルノ?」プルプル
クリスタ「(何コレ可愛い)うん……いぃっぱいしてあ・げ・る?」
アニ「……クリスタ?……ナンデワラッテルノ?……」
クリスタ「じゃあいっぱい楽しもう、ね?アニ//」ゾクゾクゥ
アニ「う、うわぁぁぁん」
クリスタ「あは、可愛い//」ペロリ
パシーンッ!
アニ「きゃひぃっ!?」
クリスタ「いーい声で鳴いてよ、ほらぁっ!!」
パシーン
アニ「痛いよクリスタァ……」
クリスタ「あぁ//たまらないよアニ……ハァハァ」
パシーン
パシーン
パシーン
アニ「うぅ……痛いよぉお尻痛いよぉ」シクシクシクシク
クリスタ「すっごい良かった//」テカテカ
こうして――
史上稀に見る悲劇であったトロスト区の巨人侵攻は死傷者ゼロ行方不明者一名という、とんでもない戦果を上げ終了した。
行方不明者ダズ・ダズはハンナ、フランツ両氏の話によると次元の裂け目のような場所に、空を飛び火を吐き人語を理解した大型巨人三体を押し込み消えたらしい。
その後内地ではヒストリアという強く美しい娘が腐敗しきった王政に風穴を空けたり、人類の活動領域としてシガンシナを奪還したりと色々合ったりしたのはまた別の話だ。
話の渦中に居た阿部・高和だが――。
阿部さん「壁外を旅してくるぜ。 俺達の世代じゃあ無理かもしれないが俺達の子供の時代」
阿部さん「更に千年、二千年先にこんな壁を残さない為にも」
阿部さん「駆逐してやる……一匹残らず」
ホルミン・ホラレルト手記
―attack of thinthin―
最終頁後書きより抜粋
掘った!!
第三部完ッッ!!
くぅ疲ww
ダズ「……解せぬ」
ikko「どんだけ~↑www」
ほんとの本当におしり
以上で阿部さん「駆逐(ホモセックス)してやる……一匹残らず……」
終了となります。
質問や感想等ありましたらお願いします。
暇な方は
魔女「果ても無き世界の果てならば」
も読んでみて下さいねー
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