ライナー「暇だからｕｎｏでもやろうぜ」

アルミン「いいよ」

ジャン「おいおい、俺も混ぜろよ」

コニー「俺も！」

コニー「あれ？いつも一緒にいる奴等は？」

アルミン「ああ、エレンはアニと一緒だと思うよ」

ライナー「ベルトルトは探し物があるだかでいない」

ジャン「マルコは教官に用があるみたいだ」

コニー「そうか。いいなーエレン」

男子一同「それは言うな」

ライナー「じゃあ早速やるか」

ジャン「せっかくだから罰ゲームでもやろうぜ」

コニー「いいな！じゃあビリは一位の言うことを一つ聞くでどうだ」

アルミン「あんまり変なのは無しにしようね」

ライナー「よっしゃ俺が一位！」

アルミン「負けちゃった」

ジャン「罰ゲームは何にするんだ？」

ライナー「ふぅむ…よし、クリスタに『ガチホモ戦士アルミン推参！』って言って来い」

アルミン「ええ！？」

コニー「アルミンお前ホモだったのか」

アルミン「いやいやいや駄目でしょ。明日から僕の居場所がなくなっちゃうよ」

ライナー「大丈夫だ。冗談っぽくいえば冗談だと思うだろう」

ジャン「男は度胸！」

コニー「派手に散って来い！」

ライナー「骨は拾ってやる」

アルミン「そんなぁ…」

ジャン「なあライナー、何で相手はクリスタなんだ？」

ライナー「ふっふっふ、いいか」

ライナー「アルミンがガチホモって言う。クリスタドン引き。ライバル減る。俺大勝利」

ライナー「ｏｋ？」

コニー「お前バカか？」

ジャン「何で片言なんだよ」

アルミン（あ～もう何でクリスタなんだよ…後で酷い目に遭わせてやる）

アルミン「く、クリスタ、ちょっといい？」

クリスタ「何アルミン？」


アルミン「ガチホモ戦士アルミン推参！」


クリスタ「えっ」

アルミン「ごめん！このことはもう忘れて！」ﾀﾞｯ

クリスタ「あっ…行っちゃった」

クリスタ「がちほもって何だろう？」

アルミン「い、言ってきたよ…」ｾﾞｪｾﾞｪ

ライナー「お疲れ。お前は立派な戦士だ」

アルミン「後で覚えておいてねライナー」

ジャン「さあ次だ次」

コニー「俺が一位か」

ジャン「ビリ…だと…」

コニー「さてどうしようか」

ジャン（頼むぞバカ、変なのは…）

コニー「よし！ミカサに『エレンとアニってお似合いだな』って言って来い！」

ジャン「何それ死刑宣告？」

ジャン「アルミン、止めてくれよ。このままじゃ俺は…」

アルミン「大丈夫。僕もさっき恥ずかしい思いしてきたんだからジャンも頑張って」ﾆｺ

ライナー「さあさあ行った行った」ｼｭｯｼｭｯ

ジャン「十字を切るな！」

ジャン「なあミカサ、お前に言いたいことが」

ミカサ「何ジャン。私は今とても元気がない。ので、手短に頼む」

ジャン「あ、ああ…コホン」


ジャン「エレンとアニってお似合いだよな」


ミカサ「あ゛？」ｷﾞﾛﾘ

俺は夢か幻でも見ようとしていたのか？

俺は知っていたはずだ　現実って奴を

普通に考えれば簡単にわかる

ミカサにこんなこと言えばこうなることぐらい…



ジャン「」ﾁｰﾝ

男子一同「ジャアアアァァァァン！！」

ライナー「男だ…お前は男だよ…！」

アルミン「君を見直したよジャン。こんな勇気があるなんて」

コニー「あれだ、すまん！」

ジャン「気にすんな、罰ゲームを言い出したのは俺なんだから」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

アルミン「じ、じゃあ気を取り直して」

ジャン「あ、俺が一位か」

コニー「ビリになっちまった」

ジャン「じゃあ罰ゲームだな。はっはっはっはっはっは」

コニー「はっはっはっはっはっはっは」

男子一同「はっはっはっはっは」

ジャン「さっきの台詞もう一回ミカサに言ってこい」

コニー「！？」

コニー「いや、これは易しめの罰ゲームの流れじゃ…」

ジャン「早く行ってきな」

コニー「いやだからこの流れは」

ジャン「早く」

コニー「いｙ」

ジャン「逝けよ」

コニー「…おう」

コニー「」ﾁｰﾝ


ジャン「ふはははは！ざまぁみろ！」

ライナー（ジャン…）

アルミン（相当恨んでいたのか…）

アルミン「じゃあ次で最後にしようか」

ライナー「そうだなこれ以上は…」ﾁﾗ

ジャン「」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

コニー「」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

アルミン「やった遂に一位！」

ライナー「うおっビリか」


アルミン「じゃあライナーにはエレンとアニの所に行って邪魔してきてもらおうか」ﾆﾔﾘ

ライナー（こいつ最初のをまだ恨んでいるのか…）

ジャン「まさか逃げないよな？」ﾆﾔﾆﾔ

コニー「俺たちはちゃんとやったぞ？」ﾆﾔﾆﾔ

ライナー「ああ…兵士には引けない状況がある」

ライナー「今がそうだ」

エレン「アニって本当に小さいよなー」

アニ「なにそれ喧嘩売ってるの？」

エレン「むしろそれがいいなーって」

アニ「あ、ありがとう…///」


ライナー「ひゅーひゅー！熱いねお二人さーん！」

エレアニ「！？」

ライナー「一番、ライナー・ブラウン！ゴリラの真似行きます！」

ライナー「ウホ、ウホ、ウッホッホ」胸ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

ライナー「あ、気にしないで続けてどうぞ」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

アニ「…エレン」

エレン「ん」ｶﾞｼ

ライナー「おい待て、羽交い絞めするな」

アニ「…」ｽｯ

ライナー「待て、落ち着け。これは罰ゲームで…」

アニ「問答無用」ｼｭｯ

ライナー「」ﾒｷｬｧ!

アニ「もう一丁」ﾋﾞｼｭｯ!


アルミン（ライナー…最初のだけでいいのに、ゴリラの真似までして…）

探し物が終わって帰ってきたらライナーとジャンとコニーがボロボロになっいてアルミンが泣いていました。

どうしたのかと聞くとゲームをやってその罰ゲームで酷い目にあったから仕返しを繰り返した結果だそうです。

復讐は何も生まないんだなと改めて学びました。


ベルトルト・フーバーの日記より

クリスタ「ねえユミル」

ユミル「どうしたクリスタ」

クリスタ「『がちほも』ってなに？」純粋な目

ユミル「」


終わり