夕張「できましたよ提督!零式好感度測定機です!」 その5 (1000)

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夕張「できましたよ提督!零式好感度測定機です!」 その4
夕張「できましたよ提督!零式好感度測定機です!」 その4 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1398616623/)

コンマでみんなの好感度が決まるというヌメヌメしたスレ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398877639

提督との相性合計値 トップ3

1.提督→95 97←鳳翔(合計値192)
2.提督→97 93←初霜 (合計値190)
3.提督→91 96←摩耶(合計値187)
4.提督→90 95←那珂(合計値185)
5.提督→100 80←睦月(合計値180)


艦娘同士の相性合計値 トップ5

1.イムヤ→100 98←イク(合計値198)
2.高雄→100 95←鳥海(合計値195)
3.浜風→98 95←霞(合計値193)
4.千歳→99 93←隼鷹(合計値192)
5.金剛→89 98←比叡(合計値187)


被害者 ワースト5

1.提督→01 97←鈴谷(好感度差96)
2.提督→02 96←利根(好感度差94)
3.提督→07 98←浜風(好感度差91)
4.提督→03 83←弥生(好感度差80)
4.提督→01 81←龍田(好感度差80)


番外

1.提督→99 01←満潮(好感度差98)

レーベ「コウカンド……って耳慣れない言葉だね」

マックス「私たちの感度の話?」

レーベ「ちょ、ちょっと!? いきなり何言うのマックス!?」

マックス「え? いや、探信儀とかの……」

レーベ「……だ、だよね」

夕張「ざっくり言うとみんながどれだけ仲良しかがわかる機械ってことですね」

マックス「ふうん……」

ビスマルク「なるほど……じゃあ、私たちにも貸してちょうだい。一方的に覗いて終わり、じゃフェアじゃないわ」

なるほど
じゃあコンマ反転にしてみようか

ビスマルク「じゃあ私からやるわ」

夕張「どうぞー」

夕張(……って、測定対象提督だけにしてない……まあ、良いよね)

ビスマルク「嘘発見器とかそういうのの類なのかしら……?」

ビスマルク
↑レーベ  ↓レス
↑マックス ↓2レス
↑提督   ↓3レス

コンマ以下を反転させた数値が好感度

ビスマルク
↑レーベ  17
↑マックス 46
↑提督   62(89)

夕張「………………え?」

提督(普通だな……)

ビスマルク「これはどうなの?」

マックス「レーベはあなたのこと嫌いみたいよ」

夕張「ちょっと!?」

レーベ「い、いやそんなことはないよ……」

ビスマルク「目が泳いでるんだけど」

ビスマルク「……提督は?」

マックス「……普通かしら?」

ビスマルク「普通……普通か……」

ビスマルク「そう……………」

夕張(露骨にがっかりしてる……)

夕張「ちょっと提督……!」

提督「お前の基準ではいくつくらいなら及第点なんだ」

夕張「…………90?」

提督「夢を見過ぎているな」

提督「そもそも俺とお前が44、66だったじゃないか……」

夕張「あれはまあ……所詮私、工廠引きこもり軽巡ですし」

提督「……とりあえず、後で履歴見てみるか?」

夕張「……」

マックス「じゃあ、レーベどうぞ」

レーベ「こ、この流れで僕なの?」

マックス「どの流れでもあなたよ」

夕張(おかしい……なんか私の思ってたのと違う……)

レーベ「……」ピッ

レーベ
↑マックス  ↓レス
↑ビスマルク ↓2レス
↑提督    ↓3レス

コンマ以下を反転させた数値が好感度

レーベ
↑マックス  39
↑ビスマルク 69(17)
↑提督    86(85)

マックス「あら、提督とは相性良いのね」

夕張(なんだかマックスが誰にも心を開いてない気がするんだけど)

レーベ「えへへ……素直に嬉しいよ、提督」

ビスマルク(……微妙に釈然としないけど、まあ嫌われてないだけ良いわ)

夕張「提督は僕っ子が好きなんですね?」

提督「残念ながら違うな……」

00は変わらず100

…………………………

ビスマルク「じゃあ、マックス」

マックス「どうでもいいけど、これはどういう原理なの」ピッ

夕張「企業秘密ということで……」

レーベ(僕ら、仕事仲間だよね)

マックス
↑レーベ   ↓レス
↑ビスマルク ↓2レス
↑提督    ↓3レス

コンマ以下を反転させた数値が好感度

マックス
↑レーベ   69(39)
↑ビスマルク 75(46)
↑提督    43(29)

マックス「ふうん……」

ビスマルク「まあ……こんなものよね」

夕張「い、いや、もっと仲良いものかと……」

夕張(特に駆逐艦の二人……私の思い描く"姉妹"ってもっと……こう……)

提督「……な?」

夕張「な? じゃないですよ提督。マックスへの好感度43って……」

提督「とりあえず、後でちょっと履歴を見てくれないか」

提督「如何にこの三人が平和な関係かわかると思う」

>>148
提督の値が反転してない

少し下がってすまんが……

>>157
うわぁぁごめん
ありがとう!

マックス
↑レーベ   69(39)
↑ビスマルク 75(46)
↑提督    34(29)

こうですね
平和ですね

…………………………

夕張「なんですかこれぇ!」

提督「我が鎮守府の内情だな……」

夕張「私は提督の内部事情が心配ですよ! 心閉ざしすぎでしょ!」

夕張「……私、明日利根さんと鈴谷さんに急行用のドラム缶届けに行くんですけど」

提督「……これは言い訳になるんだが、俺はみんなのことを平等に評価してるつもりだった」

提督「しかし実際、心のどこかで優劣をつけていたんだろうな。その機械はそれを化け物じみた精度で測ってしまった。つまり何が言いたいかと言うと」

提督「この機械、恐ろしい代物だぞ……」

夕張「……やっぱり私のせいですよね……これ」

提督「ち、違う、そうじゃない。誰が悪いかと言われれば、間違いなく俺だ」

提督「ただ、もう自分自身、誰にどれくらいの数値が出るのかわからん……」

夕張「……」

夕張「…………どうします、提督?」

提督「……もう使わない方が……良いとは思うんだが」

夕張「ここまで来たら、全員のを確認しないといけない気もしますよね……興味本位とかではなく……」

提督「……」

夕張「その上で、全員が良好な関係を築けるよう計らうべきなんじゃないかと……」

夕張「まあ……これ使った時点で良好な関係ではなくなるかもしれないんですが……」

……………………

那智「……なるほど。話はわかった」

妙高「妙に一部の方々が慌ただしかったのはそのせいだったのですね」

足柄「そう深刻になることでもないと思うんだけどねぇ」

羽黒「人によっては死活問題なんじゃないですかね……」

足柄「でも、女だらけの職場だし。正直、全員仲良しこよしの方がおかしいくらいよ」

夕張(そうだったんだ……うぅ……)

那智「ところで提督。戦場における上官の死因の三割以上は部下の仕業らしいのだが」

提督「うおぉぉぉい!!」

那智「冗談だ。二人とも心なしか沈んでいたので少しでも気分を和ませようと」

夕張「ブラックすぎます!」

那智「そんなことより、早速好感度とやらを測ってみようじゃないか。私にも無自覚の苦手意識とやらがあるかもしれない」

那智「艦隊の足並みを私が乱しているとなれば、枕を高くして眠れん。是非とも克服したいものだ」

夕張「じゃあ、提督……」

提督「ああ」ピッ

提督
↑妙高 ↓レス
↑那智 ↓2レス
↑足柄 ↓3レス
↑羽黒 ↓4レス

反転って書き忘れたねごめんね
なんか酷くおもしろいから
↓レス
奇数なら反転
偶数ならそのまま

提督
↑妙高 59
↑那智 59
↑足柄 59
↑羽黒 10

提督「……なんだかすごいことになってるんだが」

那智「足並みは揃っているな……」

夕張(羽黒さん以外は……)

羽黒「あ、あのっ……ごめんなさい……」

足柄「まあ、羽黒は男の人苦手だしね」

妙高「私たちは特別提督のことを苦手にしているわけではありませんね」

足柄「なんだか心理テストやってるみたいね。ちょっと楽しいわ」

そうだねぇ
なんか書いててもほのぼのしすぎてる気がするからそのままにしよっか

次から反転なしでやるね
ころころ変えてごめんね
みんなのイライラは某陽炎型の女の子が壁叩いて発散してくれるから許して

足柄「じゃあ、羽黒からね」

羽黒「え、ええっ!?」

那智「別に誰からでもかまわないんだが……一番最後にするか?」

羽黒「どっちにしろ最初か最後なんですね……」ピッ

羽黒
↑妙高 ↓レス
↑那智 ↓2レス
↑足柄 ↓3レス
↑提督 ↓4レス

羽黒
↑妙高 08
↑那智 95
↑足柄 69
↑提督 36(10)

羽黒「…………」

提督(長女末っ子の法則が……)

足柄「……意外ね」

夕張「ほ、ほら、無自覚の苦手意識ってやつですよ……ね、妙高さん」

妙高「そ、そうね……そう……」

夕張(あれー!? なんだかさっきの余裕がなくなってきてません!?)

足柄「那智は……」

那智「な、なんだ!? 別に末っ子だから猫可愛がりとか贔屓をしているわけではないぞ!?」

那智「なんというか羽黒は……その……庇護欲をかき立てられるというか……」

提督「お、落ち着け、みんな」

夕張「提督……安定の微妙さですね……」

提督(低さと言わない辺りお前も毒され始めたな……)

足柄「好かれてたら好かれてたで羽黒も困るでしょ」

羽黒「それはそれで複雑というか……申し訳ないというか……」

那智「で、では次は足柄だな」

足柄「はいはい」ピッ

足柄
↑妙高 ↓レス
↑那智 ↓2レス
↑羽黒 ↓3レス
↑提督 ↓4レス

足柄
↑妙高 12
↑那智 87
↑羽黒 89(69)
↑提督 13(59)

夕張(妙高さーん!?)

妙高「…………」

那智「なるほど……妙高は羽黒も足柄も苦手、と」

羽黒「み、妙高姉さん……」

足柄「ほ、ほら、長女としてのプレッシャーみたいなのが……」

妙高「……」

那智「だ、黙るな黙るな! 怖い!」

夕張「そして、提督……私なんだか泣きそうになってきました……」

足柄「…………」

提督「そんな目で見ないでくれ……」

那智「うーむ……何故なのだろうな、足柄」

足柄「私に訊かないでよ……別に好かれてるとは思ってなかったけど、そこそこショックだわ」

那智「まあ待て。提督の心の闇を推し量るのは私たちの結果を見てからだ」ピッ

夕張(ついに"心の闇"とまで言われましたよ提督……)

那智
↑妙高 ↓レス
↑足柄 ↓2レス
↑羽黒 ↓3レス
↑提督 ↓4レス

那智
↑妙高 84
↑足柄 01(87)
↑羽黒 35(95)
↑提督 86(59)

夕張(ああああぁぁぁ……)

那智「"そこそこショック"とかいう騒ぎではないのだが!?」

那智「愛する妹二人にあまり愛されていないのだが!?」

妙高「お、落ち着いて那智……」

足柄「ほ、ほら、無自覚の苦手意識ってやつよ……」

羽黒「」オロオロ

夕張(違う……私の知ってる姉妹ってもっと心暖まる感じで……こういうんじゃない……)

那智「す、すまない。ちょっと感情的になってしまった」

提督「そういうこともあるさ……」

那智「提督と妙高は私を憎からず思ってくれているようだからな……光栄な限りだ」

足柄(これで妙高から那智への好感度が低かったら妙高型未曾有のパニックだったかもしれないわね……)

夕張(楽しいことを考えよう。明日は何しようかな。届け物を利根さんと鈴谷さんにした後……利根さんと……鈴谷さんに……)

夕張「……………」

羽黒「あ、あの……どうかしましたか?」オロオロ

大和「嫌われる方が悪い」

提督「じゃあ、最後は妙高か……」

妙高「は、はい……」ピッ

妙高
↑那智 ↓レス
↑足柄 ↓2レス
↑羽黒 ↓3レス
↑提督 ↓4レス

いっちばーん

まぁ、姉の威厳はないな

妙高
↑那智 25(84)
↑足柄 33(12)
↑羽黒 80(08)
↑提督 07(59)

妙高「…………」

夕張「7って……7って……! カツアゲでもされた後ですか……!」

提督(俺……妙高のことそこまで苦手だったか……)

那智「……仮に、ボーダーラインをお互い50の好感度にしたとしよう」

那智「ラインを超えているのが姉妹の中では足柄、羽黒だけだな……」

妙高「…………」

羽黒「…………」

足柄「…………」

……………………

妙高「……」

初風「……」

夕張「……」ピッ

初風「ちょっと!? 呼び出された説明は無いの!?」

初風「っていうか提督、あんたまだそれ使ってんの!?」

初風→妙高 ↓レス
妙高→初風 ↓2レス

初風→妙高 10
妙高→初風 55

那智「まあ……そうなるな」

提督("怖い"ってはっきり言ってたしな……)

足柄「妙高の威厳を取り戻す一縷の望みは絶たれたわね……」

羽黒「い、いや、最初からわかってたことなんじゃ……」

初風「ちょ、ちょっとみんな……!?」

妙高「……」

初風「みょ、妙高姉さん……無表情が怖いわ……」

妙高「……」

初風(怖いよぉ……泣きそう……首痛くなってきた……)

………………………

初風「し、死ぬかと思った……プレッシャーで……」

夕張「ごめんね……」

提督「すまん……」

初風「私が妙高姉さんトラウマなの知ってたわよね!? あんたらコントやってんのか!」

初風「……妙高型にまで喧嘩売るとか命知らずすぎるわ……」

提督「喧嘩を売るための機械ではないんだけどな……」

夕張「何かの間違いだと信じたい……」

初風「……夕張、あんた仲良いと思ってる艦は?」

夕張「え?」

初風「いるなら、その子との好感度測ってみなさいよ……」

初風「それでちょっと現実受け止めてきたら? もし悪い結果でも"何かの間違い"だといいわね……」

夕張「……」

………………………

青葉「ははぁ、なんだか恐ろしいことになってますねー」

加古「別に試してみてもいいけどさ。仲が良いかは保証できないなー」

提督「怖いこと言わないでくれ」

衣笠(そもそも夕張が私たちのこと苦手だったら本末転倒よね)

夕張「……」

古鷹「ゆ、夕張ちゃん汗すごいよ……」

加古「仲が良い! って豪語しといて悲惨な結果だったら目も当てられないじゃん? ハードル下げとかないと」

青葉「ああ、てん……」

提督「やめよう。あの子たちの話は」

加古「んじゃ、最初は提督やってみてよ」

提督「何故!?」

青葉「いやいや、まずその機械の性能を見てみたいので」

衣笠「要するに試験体ね。どうせ全員やるんでしょ?」

青葉「武運を祈ってます」

提督(武運も何もこれはお前たち次第なんだが)ピッ

提督
↑古鷹 ↓レス
↑加古 ↓2レス
↑青葉 ↓3レス
↑衣笠 ↓4レス

提督
↑古鷹 94
↑加古 47
↑青葉 13
↑衣笠 41

青葉「あちゃー、これはひどい」

提督「他人事か!」

青葉「うーん、提督はちょっと記事にするには生々しい感じがして面白味に欠けるんですよねー」

衣笠「私と加古はどうなの?」

夕張「普通……かなぁ?」

加古「でも割と素直な結果なんじゃないの? ねえ、古鷹」

古鷹「」ダラダラダラ

衣笠「汗がすごいけど」

青葉「水漏れですか?」

古鷹(じ、実際数字にされると……すごく恥ずかしい……)

青葉「じゃ、特に提督に思い入れのない青葉、行きまーす」

提督「言葉に出さなくていいから」

青葉「正直、早く終わらせてこれについて陽炎型とか睦月型のみなさんに取材したいです」ピッ

提督「それはやめてあげてくれ……」

青葉
↑古鷹 ↓レス
↑加古 ↓2レス
↑衣笠 ↓3レス
↑夕張 ↓4レス
↑提督 ↓5レス

ゆ、夕張ちゃん………!?

青葉
↑古鷹 96
↑加古 95
↑衣笠 31
↑夕張 10
↑提督 46(13)

青葉「お、おぉ……?」

提督(夕張ーーーーッ!)

夕張「」

衣笠「……まあ、青葉に問題があるんでしょ」

青葉「何故ぇっ!?」

古鷹「日頃の行いのせいじゃないかな?」

加古「うんうん。色々やらかしてるからねぇ。どうせまた盗撮でもしたんでしょ」

青葉「お二人に言われると何も言い返せません……」

衣笠「そういう二人は青葉のこと大好きみたいだけど……ソロモンで……」

青葉「うぐぅ……」

加古「まあ、あたしの件はしょうがないでしょ。ちゃんと索敵はしてたわけだし。気にしない気にしない」

古鷹「わ、私の件も別に青葉は悪くないから……」

青葉「いえ、どう考えても青葉の過失です……そっちは何の言い訳も立ちません……」

古鷹「で、でも、ちゃんと逃げてくれたから良かったよ。私の頑張り、無駄じゃなくなったもん」

青葉「青葉、なんだか泣きそうです」

衣笠(私、ちょっと心狭すぎるのかな……)

夕張「」

提督(夕張、気配を消そうとしても無駄だぞ……)

青葉に対する吹雪、叢雲、熊野の好感度も測ろうぜ(ゲス顔)

提督(夕張……青葉のどこが苦手なんだろう)

提督(……発明の邪魔でもされたんだろうか?)

衣笠「じゃ、次私ね」ピッ

衣笠
↑古鷹 ↓レス
↑加古 ↓2レス
↑青葉 ↓3レス
↑夕張 ↓4レス
↑提督 ↓5レス

衣笠
↑古鷹 11
↑加古 92
↑青葉 22(31)
↑夕張 33
↑提督 92(41)

衣笠「…………」

加古「うわっ……」

青葉「わー、綺麗にゾロ目ばっかりですねぇ」

衣笠「全然綺麗なゾロ目じゃないわ」

青葉「提督は衣笠ラブでしたかー。確かに一時期、二人で密会ばっかりしてましたもんね」

提督「待て。あれは衣笠の改造に関する話し合いをしてただけだ。そして何故お前がそれを知ってる」

青葉「なるほど。話し合いと称してその実、下心が……」

提督「やめろぉ!」

古鷹「…………」

加古(女の勘は鋭いのな、古鷹……)

夕張(提督のこと言えない……私も全然心開いてない……)ズーン

加古「じゃ、じゃあ私の番な……」

衣笠「……そ、そうね」

夕張「はい……」

加古(なんでちょっとぎこちない雰囲気になってんだよぉ……)ピッ

加古
↑古鷹 ↓レス
↑青葉 ↓2レス
↑衣笠 ↓3レス
↑夕張 ↓4レス
↑提督 ↓5レス

青葉「正直、見ているだけで恨まれていると思い心臓が悪くなります」

加古
↑古鷹 62
↑青葉 09(95)
↑衣笠 72(92)
↑夕張 04
↑提督 71(47)

加古「ちょっと待って」

衣笠「青葉……夕張……」

提督(あの夕張はどこに行ってしまったんだろうな……)

加古「夕張はさ……うん……」

夕張「……」

加古「うん……ま、そういうこともあるよ……」

衣笠「え?」

加古(だ、だって夕張の方がなんか凹んでるんだもん! 訊きづらいよ!)

加古「そして青葉ぁ! あんたは納得いかん!」

青葉「何故ぇっ!」

加古「9って! 青葉のこと好きなあたしがまるで道化じゃないか!」

衣笠「普通逆よね」

青葉「ごめんなさい……ここだけの話、未だに加古さんと二人きりだとすごくお腹痛くなるんです……」

加古「あたしが水に流すっつってんのにあんたが気にしてどうする!!」

夕張(…………昨日までの自分を全力で殴りに行きたい)

夕張(タイムマシンでも開発してみようかな)

提督(4って……カツアゲでもされたのか……)

衣笠「まあ、青葉と夕張の件はいったん置いといて……古鷹」

古鷹「は、はい……」ピッ

古鷹
↑加古 ↓レス
↑青葉 ↓2レス
↑衣笠 ↓3レス
↑夕張 ↓4レス
↑提督 ↓5レス

古鷹
↑加古 60(62)
↑青葉 93(96)
↑衣笠 13(11)
↑夕張 76
↑提督 100(96)

ちょっと休憩
そそぎ込まれた分の愛をそのまま返す古鷹さん


提督との相性合計値 トップ3

1.提督→100 96←古鷹(合計値196)
1.提督→95 97←鳳翔(合計値192)
2.提督→97 93←初霜 (合計値190)
3.提督→91 96←摩耶(合計値187)
4.提督→90 95←那珂(合計値185)


艦娘同士の相性合計値 トップ5

1.イムヤ→100 98←イク(合計値198)
2.高雄→100 95←鳥海(合計値195)
3.浜風→98 95←霞(合計値193)
4.千歳→99 93←隼鷹(合計値192)
5.古鷹→96 93←青葉(合計値189)

ミス指摘サンクス

古鷹
↑加古 60(62)
↑青葉 93(96)
↑衣笠 13(11)
↑夕張 76
↑提督 100(94)

提督との相性合計値 トップ5

1.提督→100 94←古鷹(合計値194)
2.提督→95 97←鳳翔(合計値192)
3.提督→97 93←初霜 (合計値190)
4.提督→91 96←摩耶(合計値187)
5.提督→90 95←那珂(合計値185)


こうだね

>鈴谷「くっそー!! 好きで悪いか!!」

>鈴谷「す、鈴谷のこと……嫌いに……うあああぁぁぁ……!!」

同じ重巡洋艦でどうしてここまで差がついた…

古鷹
↑加古 60(62)
↑青葉 93(96)
↑衣笠 13(11)
↑夕張 76
↑提督 100(94)

古鷹「………………へっ?」

加古「ぶっ!」

衣笠「!?」

夕張「ひゃ、ひゃく……ひゃくってことは……ひゃくってことですよね!!? ラブラブじゃないですか!!」

青葉「これはスクープですね!? スキャンダルな感じですよね!?」

夕張「やりましたね、提督! 確かに古鷹さんは良い奥さんになりそうですもんね!」

提督「お、落ち着け……特に夕張」

青葉「戦艦空母さしおいて重巡洋艦なんですね!? そこのところ、一言お願いします!」

夕張「けーっこん! けーっこん!」

提督「落ち着けお前等ぁ!!」

提督「……これは正直、自分でもわかってた。というか、古鷹を嫌いになる方が難しいと思う」

衣笠「……」

提督「も、もちろん、俺個人から見ての話だ。お前たちは色々あるかもしれないからな」

青葉「古鷹さん、一言お願いします」

古鷹「提督……私、とっても嬉しいです……」

古鷹「正直私、対して役にも立たないのに口だけは達者な子だと思われてるんじゃないか、って心配だったんです……」

加古(ま、あたしらそんなに性能良くないからな……)

古鷹「あの、えっと……これからは私自身の良いところもいっぱい知ってもらえたら嬉しいし……その……提督の良いところも……これからたくさん教えてもらえると嬉しいです……」

古鷹「……な、なんて」

青葉「提督、ここは何も言わずに抱きしめる流れですよ」

提督「ど、どんな流れだ。さすがに古鷹も困るだろ……」

古鷹「ど、どうぞ!」スッ

提督「」

提督「……」ギュッ

古鷹「あっ……」

古鷹(暖かい……幸せ……)ギュッ

夕張「み、見てて恥ずかしくなってきますね」

加古「お二人さんお二人さん、抱き合ったままでいいからちょっと聞いて欲しい」

加古「提督と古鷹がラブラブなのは大いにけっこうなことなんだけど……青葉」

青葉「何です?」

加古「何です? じゃないよ! あたしと古鷹の格差が酷いんだよ!」

青葉「あ、ああ……それはなんというか……古鷹さんは一緒にいてもお腹痛くならないので」

加古「あたしそんなプレッシャー出してるか……?」

衣笠「古鷹が穏やかすぎるんじゃないかしら……」

加古「ちくしょー……良いよーだ……あたしには衣笠がいるし……卯月とか多分あたしと仲良しだもん……」

卯月「髪飾りはありがたくもらっておくけど仲良しかどうかは保証しないっぴょん」

衣笠「そんなに言うなら測ってみる?」

加古「え?」

卯月「……」

加古「!?」

卯月「呼ばれて飛び出て卯月だぴょん!」ピッ

加古「なんでいるの!?」

加古→卯月 ↓レス
卯月→加古 ↓2レス

加古→卯月 20
卯月→加古 06

加古「…………」ズーン

卯月「悲しいけどこれが現実っぴょん」

衣笠「というか、加古も大概ね」

青葉「仲良しとはいったい何だったのか」

古鷹「で、でも髪飾りはちゃんと大事に身につけてくれてるんだね」

卯月「うーちゃんそこまで落ちぶれてないっぴょん。もらったものは大切にするっぴょん」

卯月「もし敵の砲弾がこれに当たって軌道がそれて、"加古が守ってくれた……"みたいな展開があれば好感度急上昇してたっぴょん」

卯月「でも幸か不幸か、うーちゃん最近遠征しかしてないっぴょん」

夕張「じゃあ……来週の対潜任務、私と行く?」

卯月「遠慮しておくっぴょん。命の危機が訪れないに越したことはないっぴょん」

衣笠「艦娘としてどうなのそれ……」

卯月「それより、友情破壊作戦はもう終わったっぴょん?」

提督「お前は本当にズバズバ物を言うな……」

卯月「うーちゃん脳みそと口が直結してるっぴょん。気分を害したなら謝るっぴょん」

夕張「じゃ、じゃあ最後に私が……」ピッ

夕張
↑古鷹 ↓レス
↑加古 ↓2レス
↑青葉 ↓3レス
↑衣笠 ↓4レス
↑提督 ↓5レス
↑卯月 ↓6レス

ごめん、提督は飛ばして
つまり↓5レス目は無し

慌てて書きすぎて上の書き方だと↓5レス目をすっ飛ばすと受け取られそう

夕張
↑古鷹 32
↑加古 06
↑青葉 41
↑衣笠 83
↑卯月 86

こうなります
重ね重ねすみません

夕張
↑古鷹 32(76)
↑加古 06(04)
↑青葉 41(10)
↑衣笠 83(33)
↑卯月 86
↑提督 66(44)

夕張「…………」

卯月「加古と夕張は殺し合いでもしたことあるっぴょん?」

加古「な、無いよ!」

卯月「古鷹と青葉は微妙だけど、そんなに落胆するほど低くはないっぴょん。衣笠とうーちゃんは夕張のこと好きだし……安心するっぴょん、メロン」

衣笠「私はまあ、改造のときとか装備の調整でお世話になってるし……」

卯月「うーちゃんはこないだお蕎麦をごちそうになったっぴょん。美味しかったぴょん」

提督「お前思ったより単純なやつだな」

加古「あの、髪飾り…」

この卯月が主人公のSS書いてくれよなー頼むよー

>>671
卯月「髪飾りが腹の足しになるとでも?」

夕張「じゃあ……行きましょうか提督……」

提督「あ、ああ、また凹み始めたな夕張……」

古鷹「あ、あの、提督……また……」

提督「ああ、また後でな」

古鷹「は、はい!」

青葉(後で何をするんですかねぇ……)

卯月「? 司令官、睦月とは遊びだったっぴょん?」

提督「人聞きの悪い言い方はやめてくれ……」

夕張(ま、まあ私の結果は割と散々だったけど……提督のお嫁さん候補は見つかったからね! 希望はまだまだあるよね!)

夕張は提督思いだなぁ……(震え声

さあ、夕張さん……もっと君の希望を見せてよ……!
その希望は……残ったみんなの希望を打ち砕けるのかな……?

……………………

満潮「……………」

霞「……………」

提督「よ、よう二人とも」

満潮「帰りなさいよ」

霞「お呼びじゃないわ」

夕張(あっ……ここ来たの間違いだったかもしれない……)

朝潮「二人とも、司令官に対してなんて口の利き方ですか」

久々の駆逐だね

満潮さんは足せば100の娘だよ

荒潮「あらあら……なんだか二人とも顔が怖いわぁ……」

霰(二人がピリピリしてるのはいつものこと……じゃないかな……)

霞「まあ別に……現実を知って打ちひしがれるのは自由だけど」

満潮「その先にあるのは多分地獄よ」

夕張「こ、怖いこと言うのやめようよ……」

大潮「なんだかわかりませんが、困ったときは大潮にお任せです、司令官!」

提督(どうかな……大潮にお任せできるかどうか)ピッ

提督
↑朝潮 ↓レス
↑大潮 ↓2レス
↑荒潮 ↓3レス
↑霰  ↓4レス

いっちばーん

大塩さん任せた結果

霞はデレてないこれは霰だ

提督
↑朝潮 88
↑大潮 09
↑満潮 01(99)
↑荒潮 70
↑霰  75
↑霞  13(04)

提督(お任せできないッ!!)

満潮「今のはちょっと笑ったわ、大潮」

大潮「…………」

霞「私以下とは思わなかった。なに、気にすることないわ、大潮」

朝潮「気にするべきです!」

荒潮「朝潮ちゃんはやっぱり提督大好きなのねぇ」

朝潮「だ、大好きとか……そういう話ではありません! 部下として上官は敬うべきです!」

満潮「あんたはホント真面目ねぇ……」

霰(私はちゃんと尊敬できてるのかなぁ……まあ、良いか……)

霰ちゃんは提督に無関心の様子

霞「じゃ、私からやるわ」ピッ

夕張(あ、やっぱり姉妹仲を確認する流れにはなるんだ……)

夕張(それにしても提督と霞ちゃん……仲悪すぎでしょ……)


↑朝潮 ↓レス
↑大潮 ↓2レス
↑満潮 ↓3レス
↑荒潮 ↓4レス
↑霰  ↓5レス

いっちばーん

満潮はツン同士だから仕方ないね

姉妹の仲では珍しくいい方


↑朝潮 75
↑大潮 89
↑満潮 13
↑荒潮 77
↑霰  86
↑提督 04(13)

霞「へー……けっこう愛されてるのね私。意外だわ」

満潮「…………」

霰「同族嫌悪……」

霞「何か言った?」

霰「……」フルフル

提督(この二人の喧嘩ほど見たくないものもないな……)

夕張(わ、割と良い結果よね! うん! 提督が負の部分ほとんど引き受けてる感じはするけど)

霰「じゃあ……私の番……?」

満潮「ええ、どんな結果でも泣いちゃダメよ?」

霰「別に泣かないし……」ピッ


↑朝潮 ↓レス
↑大潮 ↓2レス
↑満潮 ↓3レス
↑荒潮 ↓4レス
↑霞  ↓5レス
↑提督 ↓6レス

夕張の目的はあくまで提督のお嫁さん探しだから参加する意味がないでしょ
さっきのは三川艦隊仲間との好感度測りに行ったらたまたまお嫁さん候補筆頭が爆誕しただけであって


↑朝潮 92
↑大潮 22
↑満潮 77
↑荒潮 03
↑霞  04(86)
↑提督 74(75)

夕張「うわぁぁ……」

霰「ああ……うん」

朝潮「ちょ、ちょっと……霞、荒潮……」

荒潮「あらあらぁ……」

満潮「さっきからあらあらしか言ってないけど」

荒潮「困ったときの便利な言葉なの」

霞(正直、何考えてるのかわからなくて困るのよね……霰)

朝潮「おかしい……何かがおかしい気がします……」

霰「まあ、そういうこともあると思う。朝潮も……苦手な子とかいるかもしれないし」

朝潮「わ、私は姉妹の和を乱すようなことは断じて……!」

満潮(さあ、どうなるかしらね……)

荒潮「じゃあ次は私の番ね~」ピッ

夕張(荒潮ちゃんか……どうかしら? 霰ちゃんと同じくらいつかみ所無い子だからなぁ)

夕張(というか、提督のお嫁さん候補はもう朝潮ちゃんくらいなのかぁ……あ、でも霰ちゃんとはそこそこ仲良いのかな?)

荒潮
↑朝潮 ↓レス
↑大潮 ↓2レス
↑満潮 ↓3レス
↑霰  ↓4レス
↑霞  ↓5レス
↑提督 ↓6レス

荒潮
↑朝潮 73
↑大潮 24
↑満潮 05
↑霰  74(03)
↑霞  66(77)
↑提督 28(70)

荒潮「あらぁ…………」

朝潮「な、なんだか低く見えるのは気のせいでしょうか!?」

満潮「気のせいでしょ」

夕張(さっきから必ず一人は一桁がいるんだけど……もう設定間違えたとしか思えない……)

夕張(そして提督がまた心を閉ざし始めた……)

提督(荒潮は……こう……後ろに立つと腕を落とされそうな錯覚を覚えるんだよな……)

霰(一方通行……まあ、良いけど……)

満潮は相変わらすだね

霞「じゃ、さっきからちょいちょい荒んでる満潮の番」

満潮「……」

霞「そんなに睨まないでよ。提督に好かれてるのはわかってて良いわね」

満潮「…………」ピッ

夕張(こ、怖いよこの二人……)

満潮
↑朝潮 ↓レス
↑大潮 ↓2レス
↑荒潮 ↓3レス
↑霰  ↓4レス
↑霞  ↓5レス

いっちばーん

満潮好かれてるな

【朗報】朝潮と霰、まだ天使

満潮
↑朝潮 66
↑大潮 91
↑荒潮 44(05)
↑霰  78(77)
↑霞  59(13)
↑提督 99(01)

夕張(一桁がいない……)ホッ

提督(今きっと夕張は一桁が一人もいないことに安堵した。俺にはわかる。なぜなら俺もそうだから)

霞「あらあら、満潮様は愛されてるわね。私も満潮のことは嫌いじゃないだけにさっきの評価は残念だわー」

満潮「あんたが私のこと嫌いじゃないとか、とてもそうは思えないわ。0.59の間違いなんじゃないの?」

朝潮「喧嘩はやめなさい!」

夕張(この2人、いつもこんな調子なのかな……)

提督(大潮のこの2人への謎の高評価はなんなんだ……ピリピリしてるのを見るのが好きなのか……?)

大潮「オオシオデス……」

夕張「ど、どうしたの? 何故急に自己紹介を?」

霰「みんな知ってる……」

大潮「オオシオデス……」ピッ

夕張(大潮ちゃんは……どうだろう。人畜無害な感じはするけど……)

大潮
↑朝潮 ↓レス
↑満潮 ↓2レス
↑荒潮 ↓3レス
↑霰  ↓4レス
↑霞  ↓5レス
↑提督 ↓6レス

大潮
↑朝潮 19
↑満潮 82(91)
↑荒潮 93(24)
↑霰  51(22)
↑霞  61(89)
↑提督 56(09)

夕張(ああああぁぁ……希望が……)

提督(さすがの朝潮にも苦手なものがあったか……それが大潮というのが意外すぎるが……)

満潮「姉妹の和を……ねぇ」

朝潮「……」ダラダラダラ

霰「満潮に言う権利は無いんじゃないかな……」

満潮「…………そうね」

荒潮「あらあら……」

大潮「オオシオデス……」

霞「あんたたちは他に言うこと色々あるでしょ」

朝潮「ごめんなさい……もう偉そうな口利きません……」ジワッ

霞「はい、朝潮で最後よ」

満潮「泣いてる場合じゃないわ」

霰「ワクワクを100倍にしてパーティーの主役に……」

満潮「え?」

霰「なんでもない……」

朝潮「……」ピッ

朝潮
↑大潮 ↓レス
↑満潮 ↓2レス
↑荒潮 ↓3レス
↑霰  ↓4レス
↑霞  ↓5レス
↑提督 ↓6レス

大人にとっての良い子は同じ年の子からすれば……

朝潮
↑大潮 34(19)
↑満潮 54(66)
↑荒潮 10(73)
↑霰  56(92)
↑霞  09(75)
↑提督 85(88)

朝潮「」

夕張「」

提督(何故こうなる…………)

満潮「低っ」

荒潮「朝潮ちゃんは……ちょっとお堅すぎるのよねぇ……」

霞「クソ真面目すぎて一緒にいて疲れるわ」

朝潮「うぅ……」

霰「なんか……ごめん……でも、別に私は嫌いじゃないよ……朝潮のこと」

満潮「特別好きでもないけど」

朝潮「ううぅぅ……ぐすっ……!」

夕張(提督が唯一の救いと言っても過言じゃないわ)

朝潮「申し訳ありません司令官……朝潮型駆逐艦一番艦ともあろうものが……こんな失態を……」

提督「き、気にするな朝潮……」

夕張「そ、そうそう……こういうこともあるよ……」

霞「朝潮型駆逐艦の闇が露わになったのはあんたたちのせいでしょ」

霰「闇自体は私たちのせいだけど……」

満潮「まあ、西村艦隊よりはマシな関係じゃないの?」

提督(否定できない……)

夕張「で、でもまあ……朝潮ちゃんはお嫁さん候補に入れても良いですね、提督……」ボソッ

提督「……」

…………………

初春「話はわかったが……しかし、貴様はもう初霜と恋仲なのじゃろ?」

初霜「あ、あの……恋仲というわけでは……」

子日「愛人探しってことですね!」

提督「…………」

夕張「聞こえは悪いけど、ものすごく平たく言えばそうなるかも……」

提督「平たく言ってもそういう話ではない」

若葉「なるほど。奇跡の友情破壊作戦か……望むところだ」

初春「話を聞く限り、破壊されない方が奇跡だと思うがの……」

若葉「とにかく、善は急げだ。さっそく始めよう」

初霜「善……?」

提督(若葉はちゃんと理解しているのだろうか……)ピッ

提督
↑初春 ↓レス
↑子日 ↓2レス
↑若葉 ↓3レス

提督
↑初春 69
↑子日 06
↑若葉 91
↑初霜 93(97)

提督「…………」

夕張(こう……明るい子の闇を覗いちゃったときのこの気持ちはなんだろう……)

初春「今日は何の日なんじゃろうな、子日」

子日「…………」

夕張(そしてみんな一様に黙るのはなんなの……?)

若葉「ふむ。ダメだな。まだ足りないということか」

初霜「?」

若葉「やはりキスか……」

初春「何を言っておるのじゃ」

若葉「まあ……いいさ。さあ、砲撃戦といこう」

初霜「今のは雷撃戦か何かだったの?」

夕張(若葉ちゃんは何と戦ってるんだろう)

初春「では、わらわが先陣を切ろうかの」ピッ

初春
↑子日 ↓レス
↑若葉 ↓2レス
↑初霜 ↓3レス
↑提督 ↓4レス

初春
↑子日 29
↑若葉 98
↑初霜 52
↑提督 69(69)

子日「……」

提督(子日……何があった……)

夕張(一桁じゃない……一桁じゃない……四捨五入したら30……)

初春「うむ……長女として言いたいことがいくつかある」

若葉「だが、まだ語るべきではない」

初春「まあ、若葉がわらわを慕ってくれているのは素直に嬉しいぞ。初霜にも嫌われていないだけ安心じゃ……」

若葉「初春は我が姉妹の誇るべき一番艦だ。それだけで十分に愛する理由たりえるさ」

初春「提督とは……どうなんじゃろうなこれは。ある意味良い関係というべきか?」

提督「まあ……そうなのかもしれないな」

夕張「つかず離れずって感じですね」

初春「わらわとしては、それくらいが理想だったからの。良いことじゃ」

若葉「では、次は子日だな」

子日「……」ピッ

夕張(子日ちゃんさっきから本格的に無言なんだけど……)

子日
↑初春 ↓レス
↑若葉 ↓2レス
↑初霜 ↓3レス
↑提督 ↓4レス

子日
↑初春 54(29)
↑若葉 14
↑初霜 17
↑提督 90(06)

子日「」

初春「ちょ、ちょっと待て!」

初春「なんだかおっそろしいことになっておるぞ!!」

若葉「……」

初霜「……」

夕張「提督はどうしてこう修羅場を作るのがお好きなんですか……!」

提督「お、俺だけのせいなのかこれは!?」

初春「さして気もない提督に媚びを売って気に入られている姉に敵対心を燃やす妹たち、という完璧な構図ではないか!」ヒソヒソ

提督「……い、いや考えすぎだろ……」ヒソヒソ

夕張「初霜ちゃんはまあ……提督と両想いなのがわかってるから良いものの……」ヒソヒソ

若葉「ふふ……なるほどな。そういうことか」

若葉「では、ここからは夜戦といこうか」ピッ

若葉
↑初春 ↓レス
↑子日 ↓2レス
↑初霜 ↓3レス
↑提督 ↓4レス

八幡「ホレ、これだよ」チャポン

雪乃「ちょっと貸してもらえるかしら。蓋、開けるわよ……」キュッキュッポン

結衣「あ、なんか良い匂いだね、それに、綺麗な黄金色……
  ちょっと舐めてみたいなぁ」

雪乃「駄目よ!!」

結衣「ふぇ!?ビックリした……ゆ、ゆきのん目が恐いよ?」

雪乃「いえ、ごめんなさい……でもこれは、実は大変危険なものなの……」

八幡「まさか俺が飲んだからとかいうオチじゃねえだろうな」

雪乃「何を言っているのかしら?さすがに自虐が谷くんの言う事は違うわね。
  ところで、この梅酒は全体的に黄金色に輝いているわね。この匂いも……
  これは多分、吸蜜糖という蟲に冒されているわね」

八幡「スイミツトウ?なんだそりゃ」

雪乃「……」カササッ

結衣「きゃあ!!何!?ゆ、ゆきのん……その箱の中に何かいる!?」

雪乃「これは猩々髭という蟲よ。光酒を嗅ぎ付ける性質があるわ。
  やっぱり、猩々髭も集まっている。これは光酒に近いモノになってるわね。
  吸蜜糖で作られた酒を飲んだ人は、ある期間だけ蟲を見る事が出来る」

八幡「おい、雪ノ下。
  お前、何で蟲とか光酒とか知ってんだ?それにその懐の道具は……」

雪乃「あら、そうね……比企谷くん、昨日ギンコさんに会ったという事は
  蟲や蟲師について、何か知っているという事で良いかしら?」

八幡「ん、あーそういや何か言ってたな。全部覚えてる訳ではないが
  俺が見えてる蟲とかいうやつについての概要説明は一通りだったか」

雪乃「そうね……なら事情を知らない由比ケ浜さんや戸塚くんの為にも
  ざっとかいつまんで話すと……」

若葉
↑初春 36(98)
↑子日 15(14)
↑初霜 65
↑提督 08(91)

若葉「…………」プルプル

夕張(最悪だ……思い描いていた中で最悪の展開だ……)

初春(今回ばかりはわらわも何も言えん……)

若葉「そうか……これが……奇跡の友情破壊作戦か……」

若葉「さすが提督だ……抜かりないな……」ジワッ

夕張(後いったい何人泣かせる気ですか提督……!)

初霜「」オロオロ

すいません!!!
打ち間違えました!!
無視して下さい・・・

失礼しました

提督(俺はもうそういう病気なんじゃなかろうか……)ズーン

初春「提督、何か言ったらどうじゃ……」

若葉「良いさ、何も言わなくて……どちらにせよ、初めから私は初霜には勝ち目がなかったのだからな……少しばかり、夢を見てしまった……。今日は何の日だ、子日……」

子日「……」

若葉「……そうだな。私の儚い恋が終わった日だな」

若葉「初霜、残りはお前だけだ。この不毛な戦いをもう終わらせよう……」

夕張(不毛すぎる……希望が無さすぎる……)

初霜「……」ピッ

初霜
↑初春 ↓レス
↑子日 ↓2レス
↑若葉 ↓3レス

今回はここまで また21時頃に
そして次スレの季節ですね

夕張「できましたよ提督!零式好感度測定機です!」 その6
夕張「できましたよ提督!零式好感度測定機です!」 その6 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399101365/)

ここまで見てくれてありがとう
まだ続くのじゃ

次回、『アイアンボトムサウンド』
海の底に希望はあるのか

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