P「くっつき雪歩」 (103)

書き溜めあり、初投稿です
クソみたいな文章力です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398348641

ガチャッ

春香「おはようございまーす」

P「おう、おはよう」

春香「あ、おはようございますプロデューサーさん……って雪歩ぉ!?」

雪歩「…………」ギュー

春香「な、な、どういうことですかこれ!?」

P「あー…なんて説明すればいいんだろうな、今朝の事なんだけどさ……」

数時間前……………

P「…………」カタカタ

P「………」カタ…

P「うーん…」ガタン

P(今日は事務仕事だけでいいって律子に言われたものの、癖でいつも通りの時間に来てしまった…)

P(まだ誰も来てないし、少し退屈だなー…)クルクル

P(…コーヒーでも淹れようか)ガタッ

ガチャッ

P「ん?」

雪歩「…………」キョロキョロ

P「…雪歩?」

雪歩「!」ダッ

P「お、おぅっ?」

雪歩「…………!」ガバッ

P「うお!?」ボスッ

雪歩「…………」ギュー…

P「え…え……?」

そして現在…………

P「…って事があってさ」

春香「へ、ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー アノノアイノノォオオオォーヤ ラロラロラロリィラロロー ラロラロラロリィラロ ヒィーィジヤロラルリーロロロー

ごめんなさいメモ帳に残ってたの誤爆しました死んできます

そして現在…………

P「…って事があってさ」

春香「へ、へぇー…朝からずっとその状態なんですか?」

雪歩「…………」ギュー

P「ああ、ずっとくっついてるよ」

春香「…仕事、しづらいんじゃ…」

雪歩「…………!」ピクッ

P「いや、そうでもないぞ。今日は少し寒いし、こう密着されてるとあったかくってさ」

雪歩「…………」ギュウ

春香「そ、そうですか」

春香(羨ましい…)

春香「…あ、あのープロデューサーさん」

P「ん?」

春香「降ろそうとは思わないんですか?」

雪歩「…………!?」ズルッ

P「うーん、俺も最初はそう思ったんだけど雪歩が離れたくなさそうだし…」

雪歩「…………」ホッ

春香「そうですか…」

雪歩「…………」

P「雪歩、落ちそうになってるぞー」

雪歩「!」ヨジヨジ

雪歩「…………」ギュー

P(かわいい)

春香「なんか…私、お邪魔虫じゃないですか?」

P「え?なんで?」

春香「その…プロデューサーさんからは見にくいかもしれませんけど、雪歩がすっごいにらんでます…」

雪歩「…………」ジー…

P「雪歩、他の人に迷惑かけちゃダメだぞー。じゃないと降ろすぞー」ググ

雪歩「!!」ブンブン ギュゥゥゥ

P「よしよし、いい子いい子」ナデナデ

雪歩「…………///」カァ

P「でももうちょい力弱めようなー、ちょっと苦しいからなー」

雪歩「…………」コクコク

P「よくできましたー」ナデナデ

雪歩「……ぇへ………///」ギュー

春香(何この空間)

春香「…プロデューサーさん!」

P「おう?」

春香「わ、私もそれやりたいです!」

P「えっ、俺に抱きつきたいのか?」

春香「雪歩ばっかりずるいです!」

P「別にいいけど…時間、大丈夫なのか?」

春香「え…?あっ!も、もうこんな時間!?」ダッ

P「お、おい、そんな慌てたら…」

\ドンガラガッシャーン/

P(様式美か)

P「……なぁ、雪歩」

雪歩「…………?」

P「トイレ、行きたいんだけど…」

雪歩「!」

P「は、離れてもらってもいいか?さすがに二人一緒にトイレには入れないから、な?」

雪歩「…………~っ…」ブンブン

P「無茶言うなって!漏らす訳にもいかないだろ!?」グググ

雪歩「………っ!~っ!」ギュゥゥゥ

P「くっ…俺の名誉と人間性がかかってるんだ、ここだけは譲らないぞ!」グイッ

雪歩「ぁ…………!」ポスン

P「ぬおおおおおおおおお!!」ダダダダ
ガチャ

バタン

雪歩「ぅぅ……」グスッ

ペタペタ

前作も、真がコアラの様にP抱いたな。

期待&支援

しばらくして……………

ガチャ
P「ふい~すっきr「!!」
ガバッ
P「にょわっ!?」

雪歩「…………」ギュゥゥゥゥゥゥ

P「雪歩!?なんでドアの前に…」

雪歩「………」グスッ

P「そ、そんなに寂しかったのか…ごめんな、でもどうしようもないことだからさ…」ナデナデ

雪歩「………ぇへへ…」ギュッ

P「よしよし、仕事に戻ろうなー」テクテク

雪歩「…………♪」ユサユサ

P(コアラみたいだな…)ジー

雪歩「…………?」キョトン

P(かわいい)

>>18
あの人じゃないんです、二番煎じですごめんなさい

ガチャッ

美希「あふぅ…おはよーなのー…」

P「おー、おはよう美希」クルッ

美希「あ、ハニーおはy…雪歩!!?なんでハニーとくっついてるの!??!?」

P「あー、実はなー……」

かくかくしかじか

美希「へー…よくわかんないの」グイグイ

雪歩「…………」ギュゥゥゥゥゥ

P「うん、それそろそろやめない?結構苦しいんだけど」

美希「むー!雪歩、離れるのー!」グイグイ

雪歩「…………」ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

美希「うぎぎ…!全然離れないの…」

P「だから無理だって、俺でもやっと離せるぐらいなんだから」

美希「ぐぅ…今日だけ譲ってあげるの」

P(いつも止めてるけどね)

ガチャッ
真「おっはようございまーううぇえええ!??!雪歩、何やってるの!?」

P「あー…また説明しなきゃいけないのか」

ーーーーかくかくしかじか

真「へぇー…ほんとに離れないんですか?」ジッ

P「ああ、さっき美希が離そうとしてたんだけど…」

美希「はーなーれーるーのー!」グイグイ

雪歩「……………」ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

P「ほら、この通り。というか痛い痛い」

真「はえー…じゃあ、二人がかりなら離せるんじゃないですか?」スッ

P「えっ、おいちょまっ、なにやって」

真「美希、行くよー」グッ

美希「がってん承知の助!なの!」グッ

ーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーー
P「……………」

雪歩「……………」ギュー

真「……………」ゼェゼェ

美希「……………」ゼェゼェ

P「…力づくは無理みたいだな」

真「クッソォぉ!!羨ましい!!雪歩が羨ましいッッッッ!!!」ダンッ

P「えっ」

美希「羨ましいのッッ!!ミキもハニーにくっつきたいのッ!!!」ダンッ

P「は、ははは…正直なのはいい事だと思うぞ……」

真「クッソオオオオオオオオオ!!!!!」バンバンバンバン

美希「ちくしょおおおおおおおおおなのおおおおおおおお!!!!!」バンバンバンバン

P(なんだこいつら…)

真「ふぅ、取り乱しました」

P「もう狂ってるレベルだったんだけど」

真「…力がダメなら、別の手段をですね」ゴソゴソ

P「まだやるのか…というか、なんでそこまでして雪歩を引き剥がそうとするんだ?」

真「そりゃあ…ねぇ?」

美希「ねぇ?」

真「ねー」

美希「ねー」

雪歩「……………」

P(女の子って複雑なんだろうなぁ…)

真「あ、あった!」バッ

P「んお、なんだなんだ?」

真「じゃーん、伊織に借りたホラービデオです!」

雪歩「!」ビクッ

P「んな古典的な…」

真「ちなみにこれ、かなり怖いらしいですよ…」

雪歩「……………」ビクビク

P「ふーん、じゃあ見てみようか」

真(これで雪歩が離れたら今度はボクが…)

美希(これで雪歩が離れたら今度はミキが…)

真美希(行ける!!)

P「よーし、じゃあ入れるぞー」カシャ

真「……………」ワクワク

美希「……………」ワクワク

雪歩「……………」

P「……………」ホゲー

始まってしばらくして……………
真「ひっ、ひいいいいいっ!!」

美希「あ、あああ…いやあああああああああ!!」

P「……………」ホゲー

P(…あっ、雪歩の事完全に忘れてた)

雪歩「……………!!」ビクッ

雪歩「ぅ~~~……っ!」ギュウ

P(めちゃくちゃ怖がっておられる)

雪歩「うぅ………」

P「よしよし、怖くないからなー」ナデナデ

雪歩「っは…ぅー……」

P(まだ足りないか)

P「大丈夫だからなー、俺はここにいるからなー」ギュッ

雪歩「!」

雪歩「……………////」カァアアア

真「うわああああああああああ!!」

美希「きゃああああああああ!!」

P(楽しんでるなぁ)

上映終了……………
真「」チーン

美希「」ホゲー

雪歩「ぁぁ…………」ギュウ

P「おい、お前ら起きろ!」ペシペシ

真「」ホゲー

美希「」ホゲホゲー

P「いつまで寝てんだ、仕事だぞ!早く行きなさい!」

真「…はっ!ち、遅刻しちゃう!美希、起きて!」ユサユサ

美希「…なの!い、行ってきます!」ガチャ

真「あっ、待ってよ美希ー!」バタバタ

バタン

P「騒がしくしないと出て行けないのかあいつらは…」

雪歩「……………」

P「……………」

P「…なぁ、雪歩」

雪歩「……………?」

P「ほんとは何かあったんだろ?」

雪歩「……………」フルフル

P「嘘。何かなきゃこんな事しないだろ?」

雪歩「……………」

P「それとも、俺の事は信頼出来ないか?」

雪歩「!」ブンブン

P「ならちゃんと話してくれないと」

雪歩「ぁ………」

P「うん、ゆっくりでいいからな」

雪歩「ぅ…………」

雪歩「……………」

P「…ダメか?」

雪歩「……………」コクン

P「そっか…いつでもいいからな。雪歩の好きなタイミングで言ってくれれば」

雪歩「……………」コク ニコッ


ーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー
P「…ふぅーっ、お仕事終了!」

雪歩「!」

雪歩「……………」ナデナデ

P「お、褒めてくれるのか?ひひ、ありがとな」

P(結局、雪歩は終日俺にくっついていた)

P(千早が対抗して背中にくっついたり)

P(亜美と真美が腕にくっついたり)

P(雪歩が俺の腕ごと抱いてる時に貴音が来て、俺の背中を触りまくったり)

P(とにかく今日は色々あった)

P「なぁ雪歩」

雪歩「………?」

P「俺、そろそろ帰るから雪歩も一緒に送っていくよ」

雪歩「……………!?」ガーン

P「そ、そんなこの世の終わりみたいな顔するなよ…明日になればまた会えるだろ?」

雪歩「…………!」ブンブン

P「そんなこと言ったって…親御さんだって心配するだろうし」

雪歩「……………」スッ ポパピプペ

P「…?」

プルルルルルル プルルルルルルル

雪歩「……………」

ガチャ

『おお、雪歩か…どうしたんじゃ』

雪歩「……………」

『お?そうなんか、やっとか!よしよし、よう言うた!それでこそワシの娘じゃ」

P(え?雪歩何も喋ってなくない?)

『おう、おう…おっしゃ、バッチリ決めてこい!』

P(決めるって何、ローリングクラッチホールドでもされるの)

ピッ

雪歩「……………」チラッ

P「……あの」

雪歩「……………」ジーッ

P「…自分の家には帰らないんですか?」

雪歩「……………」コクコク

P「つまり…」

雪歩「……………」

P「…俺の家に来ると」

雪歩「……………」コクン

P「…………」

P「うーん…まあ……断る理由もないし、今日ぐらいはいいか」

雪歩「!!」パァァァ

P「その代わり、車に乗る時はちゃんと助手席に座ってくれよ?」

雪歩「……!」コクコク

P「よし、じゃあ行くか」ガタ

雪歩「……………♪」

ーーーーーーーーーーーー

おやすみなさいしてもいいでござるか

かたじけない
また夜の11時ぐらいに再開するゆえ、お待ちを

ガンダムW見てたら遅れたでござる
再開するでござる

ーーーーーーーーーーーー
車内……………

P「………………」

雪歩「……………」ソワソワ

P「……………」チラッ

雪歩「……………」ソワソワ

P(めっちゃそわそわしていらっしゃる…)

雪歩「……………」

ーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーー
P宅……………

P「入って、どうぞ…って一緒だったな」

雪歩「ぁ…お邪魔、します……」

P(喋れない訳じゃなかったのか…)

P「さて…どうしようか」

雪歩「?」

P「ああ、ご飯にするかお風呂にするかって話だよ。ご飯がいいなら一回、お風呂がいいなら二回頷いてくれ」

雪歩「……………」コクコクコクコクコクコク

P「どっちだよ」

雪歩「……………」コクッ

P「ご飯か。じゃあ座って待っててくれるか?さすがにこの状態じゃ包丁は持てないからさ」

雪歩「……………」ストン

P(…なんだかやけに聞き分けがいいな。朝はもっと強情というか、なんというかテコでも動かなかったのに)

P(…まあいいか、さっさと作って待たせないようにしよう)ゴソゴソ

雪歩「……………あ…」

雪歩(ぷ、プロデューサーのスーツ…)

キッチン……………

P(なんか雪歩がごそごそしてるけど…何やってるんだろ)

P(うーん…別にこっちに飛びついてくる様子もないし、放っておくか)

P「……………」

P(…思えば、雪歩がこうなったのはなんでなんだろう…)

P(男性恐怖症の雪歩がここまでするなんて…)

P(異性に甘えられなかった反動か?でも雪歩はスタッフさん達は怖がってるみたいだし…)

P「…うーん」

P「うーーーん……」

P「うーーーーーん……………」

P「………………」

P(…あ、焦がすところだった…危ない危ない)

雪歩「……………」ボフボフゴロゴロ

P「お待たせ、簡単な物しかなかったけど…って何やってんだ?」

雪歩「!?」バッ

P「…それ、そんなにいい匂いするか?」

雪歩「……………/////」カァアアア

P「まあ気に入ってくれるのは嬉しいけど…お腹空いてるし、早く食べようぜ」

雪歩「……………//」コクコク

トン

P「はい、俺特製のトマトソースパスタ」

雪歩「わぁ…」

雪歩「あ、いただきます!」

P(随分嬉しそうだなぁ…よかったよかった)

雪歩「……………」モグモグ

P「…どうだ?美味しいか?」

雪歩「! はい、とっても…!」

P「そっか。なら良かったよ」

雪歩「はい…えへへ」

P(ちゃんと話せるようになったかな…)

雪歩「…あの」

P「あ、ん?どうした?」

雪歩「プロデューサーは食べないんですか?」

P「んー、あんまりお腹空いてないし、俺は風呂入ってから食べる主義だよ」

雪歩「ほぇー…そうなんですかぁ」

P「…ところで雪歩」

雪歩「はい?」

P「もうくっつかなくて大丈夫なのか?」

雪歩「あ…」

P「俺は別に構わないけど…」

雪歩「え、えと…その……」ソワソワ

P「うん、ゆっくりでいいからな」

雪歩「…そ、そっちに行ってもいいでしょうか…///」

P「今さらそんなかしこまらなくても…ほら、おいで」ポンポン

雪歩「し、失礼します…」オズオズ

ポスン

P「…この体勢は少し食べづらいんじゃないか?」

雪歩「………」スッ

P「ん、フォーク?」

雪歩「…………」ソワソワ

P「ああ、食べさせてくれって事か?」

雪歩「はい……///」

P(どうでもいいけど、あぐらの中ってそんなに心地よくないよなぁ…)クルクル

P「ほら、巻けたぞ」ヒョイ

雪歩「あーん…」

パクッ

雪歩「…美味しいです…」モグモグ

P「さっきも聞いたぞ?」

雪歩「そうじゃなくて、プロデューサーが食べさせてくれたからですよ」

P「ふーん…」

P(人に食べさせてもらうのってそんなに嬉しいものなのかねぇ…)

ーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー
雪歩「ふぅ……」

P「ちゃんとお腹いっぱいになったか?」

雪歩「はい、ごちそうさまでした」

P「ひひ、お粗末さまでした」

P「お風呂沸いてるけど、入るよな?寝巻きとか、俺の古着でよかったら貸すけど…」

雪歩「ぜ、ぜひ!」

P「お、おう…」

P(なんでそんなに食い気味なんだ)

P「先に入ってきていいからな。俺は皿洗って待ってるよ」

雪歩「……あ、あの…」

P「…………」

雪歩「……………」ジー

P「……それはさすがに…女の人の裸見るの怖いし…」

雪歩「わ、私も怖いのは一緒ですから…ね?タオルを巻けばちょっとは大丈夫でしょうし…」

P「…うん…今日の雪歩を見る限り、無理だと言っても聞かないだろうし…」

P「……一緒に入るか!」

ーーーーーーーーー

ーーーーーーーーー

P「……………」カポーン

雪歩「……………」カポーン

P「…湯加減どう?」

雪歩「気持ちいいです…」

P「そう…」

雪歩「はい…」

P「……………」

雪歩「……………」

P「……」

P「…」

P「」ホゲー

雪歩(プロデューサーがすごくだらしない顔してる…でもちょっとかわいいかも…)

P「…はっ、そろそろ体洗うか」

雪歩「あっ、お背中流します」

P「おー、悪いな」

コシコシ
雪歩「どうですか?痛くないですか?」

P「んー、もうちょっと強くしていいぐらいだぞー」

雪歩「はいっ」ゴシゴシ

P「あ"~ぎも"ぢい"ぃ~……」

雪歩「ふふ、だらしない声ですね」

P「んぁーいいんだよ、俺と雪歩の仲なんだからさ」

雪歩「あ…そうですね」

雪歩(私とプロデューサーの仲…)

(今夜中に終われるでござろうか…)

雪歩「………」

P「…んぉ?雪歩?」

ギュウ

雪歩「………」

P「ど、どうしたんだ?またか?」

雪歩「…プロデューサーは」

P「?」

雪歩「プロデューサーは、私の事どう思ってるんですか?」

P「どう、って……」

P「そりゃあ…」

雪歩「………」

P「妹のようで、娘のように思ってるぞ」

雪歩「………」

P「雪歩?」

雪歩「ふふ、やっぱりプロデューサーは鈍感さんですね」

P「え?」

雪歩「こう言ってもプロデューサーは何の事だか分かってませんよね?」

P「う、うん…?」

雪歩「でも、それがプロデューサーらしいというか…今はこの関係が一番かな、と思います」

P「???」

雪歩「ふふ…風邪引いちゃう前に流しましょうか」

P「お、おう…」

P(本当になんの話なんだろ…)

雪歩「…はい、終わりましたよ」

P「ふう、ありがとな。じゃあ次は俺が雪歩の背中を流すよ」

雪歩「!?!!!?」

雪歩「い、いいんですか!?」

P「いいも何も、俺がやってもらったんだし…雪歩が嫌ならいいけど」

雪歩「是非お願いしますぅ!!」

P「う、うん」

P「じゃあ洗っていくぞー?」

雪歩「はい!」

ゴシゴシ

雪歩「…………♪」

P(気持ち良さそうだな…よかった)

P(それにしても今日の雪歩はなんだか俺にがっついてくるというかなんというか…)

P(ーーー俺から与えられる物を求めている?)

ーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー

P「あ~あったまったなぁ…」ホッコリ

雪歩「ですねぇ…」ホカホカ

P「…さてと、どうする?もう結構遅い時間だけど。眠くないか?」

雪歩「えっと…プロデューサーが寝るまで起きてます」

P「おー…そっか、じゃあとりあえず俺のご飯作ってくるな」

雪歩「はい…包丁で指切っちゃダメですよ?」

P「はーい」

雪歩(まぁ、プロデューサーは16歳の頃から料理出来る人だったらしいから心配はいらないだろうけど…)

P「あ、暇ならテレビでも見てくつろいでてくれな。自分の家だと思ってくれて構わないから」

雪歩「はーい」

雪歩(…いつか本当に私とプロデューサーの家になればいいのになぁ…)

台所………………

P「降り積もる~悲しみを~♪」ガタガタ

P「ん?あれ?」

P(塩は…あ、さっき向こうに置いてたっけ)スタスタ

ーーーーーーーーーー
リビング

P「そっと溶かすように~…♪」

P「さて、塩っと…あれ」

雪歩「…………」コックリコックリ

P「雪歩ー?」

雪歩「…はっ!?え、あ、は、はいっ!」

P「…眠いなら先に寝ててもいいぞ?」

雪歩「い、いえ!プロデューサーが寝るまで寝ません!」

P「…そっか、でももう遅い時間だしな、観念しなさい」ススス

雪歩「え…ひゃ、きゃあっ!?」

バッ

P「ほら、お布団行くぞー」

雪歩(こ、これって…お姫様抱っこ…!?///)ボンッ

雪歩「お、下ろしてくださいぃ!恥ずかしいですぅ!」

P「朝からあんだけくっついといて何を今更…ほら、隣人さんに聞こえたら迷惑だから静かにしなさいって」

雪歩「うぅ~……」

P「ほいっ」ボフッ

雪歩「あっ……」

P「はい、ちゃんとお布団かぶってな。おやすみ」ポン

雪歩「あ…ま、待ってください!」

P「んー?」

雪歩「プロデューサーが寝るまで寝たくないです!」

P「そんな事言ったってなぁ…俺はまだ眠くないし」

雪歩「…じゃ、じゃあ一緒に寝ませんか!?」

P「…ふむ…………」

雪歩「………………」

P「…ははぁ。さては雪歩、寂しいんだな」

雪歩「…えっ?」

P「まあそうじゃなけりゃここまでしないもんな…お邪魔するぞー」ゴソゴソ

雪歩「あ、はい、どうぞ…」

P「…って言っても俺の布団なんだけどな」

雪歩「あっ…ご、ごめんなさい」

P「さて、雪歩」

雪歩「…はい」

P「今日は朝からずーっと俺にくっついてたけど、何か嫌な事でもあったのか?」

雪歩「………」

P「…俺はお前のプロデューサーだ。悩みがあるなら相談してくれ」

雪歩「…最近」

P「! うん」

雪歩「お仕事が忙しくって…」

P「うん」

雪歩「それで、中々プロデューサーに会えなかったから、寂しくて…」

P「そっか…」

雪歩「でも寂しいって言ってプロデューサーに甘えたら、せっかくプロデューサーが取ってきてくれたお仕事が私のわがままでダメになっちゃうから…」

P「うんうん…雪歩はちょっとその辺、不器用だもんな」

雪歩「今日は一日オフだったからずっとプロデューサーと一緒に居たくて…」

P「うん…」

雪歩「…ごめんなさい、プロデューサー……私のせいでプロデューサーのお仕事を邪魔しちゃって…」

P「気にするなって…むしろあったかかったし、俺もそんなに忙しくなかったからな。全然迷惑じゃなかったよ」

雪歩「はい…ありがとうございます」

P「…雪歩はさ、そういうこと気にしすぎなんだって」

P「もっと遠慮せずに、人に甘えたり頼ったりしていいんだよ」

雪歩「…はい」

P「…まぁ、そう言っても雪歩は遠慮しがちだから中々言い出せないだろうけど」

P「そうなったら今日みたいに、いつでもいきなり甘えてくれていいからな」ナデナデ

雪歩「はい…えへへ」

P「さて、長くなっちゃったな…そろそろ寝ようか」

雪歩「はい。おやすみなさい、プロデューサー」

P「うん、おやすみ」

ちょいちょい語録使ってる気がするのは気のせいですかねぇ

P「…………」

雪歩「…………」

P(…確か子供の頃、母さんがよくこうしてくれたっけ……)ポン…ポン…

雪歩(あ…お腹ぽんぽんされるの気持ちいい…)

雪歩(プロデューサー………)

雪歩「…すぅ……Zzz…」

P(寝付くの早いんだな…)

>>72
語録ってなんだよ(すっとぼけ)

モソモソ
P(さてと、パスタ作るか…)

雪歩「ん………」クイッ

P「うおっ、と……」

P「雪歩?」

雪歩「んん…………」

P(寝てるのに服を引っ張られました)

P「また後で戻ってくるからな…」パッ

雪歩「……Zzz…」

P「ふー…」

リビング………………
P(うっし、気合い!入れて!作るか!)

ティーチミーバリボー♪ティーチミーバリボー♪

P(ん、メール…)ピッ

P「………………」

P(今からお仕事かぁ…)

P「はぁ……」

P(…すぐ終わるし、頑張ろう)

P(雪歩はこのままで大丈夫だよな…)

P「…よし、行ってきます」ガチャ

バタン

カチャン

雪歩「zzz………」

雪歩「むにゃ…プロデューサー……」

雪歩「えへ………」ニヘラ

P(うぅ…さすがに夜は少し冷えるな)

P(しかしお腹空いたな…帰りにコンビニで何か買って行こう)

P(パスタは明日の夜作るか…)

P「はぁ…」

P「トマトソースパスタ、食べ損ねたな」

P(確かあいつも好きだったっけ…トマトソースパスタ)

P「………………」

P(…今、あいつはどこにいるんだろう)

P(…悩んでも仕方ないよな、さっさと仕事終わらせよう)

早朝………………
ガチャ
P「…ただいまー」ボソッ

P(雪歩は…)

雪歩「んぅ………」Zzz

P(まだ寝てるな…)

P「ふあぁ~……」グググ

P(今日は何もなかったよな…雪歩が起きるかもしれないし、ソファで寝よう…)ボスン

P「おやすみ……」スゥ…

しばらくして………………
雪歩「んんっ…」ゴソゴソ

雪歩「んぁ………ぷろでゅーさー…?」キョロキョロ

雪歩「どこいっちゃったんですかぁ………」パタパタ

雪歩「あ…」ピタッ

P「ぐー………」Zzz…

雪歩「…ふふっ……」

雪歩(いつもはキリッとしてるのに、完全に油断しきって…可愛い寝顔……)

雪歩「…お邪魔しますね、プロデューサー」ゴソゴソ

P「ひゅ……」

雪歩「プロデューサー…♪」ツンツン

P「んにゃ……ぅ」ゴロン

雪歩(あ…仰向けになった)

雪歩「……!」

雪歩(これってもしかしてチャンスなんじゃ…)

雪歩(…誰も見てないよね…?)キョロキョロ

雪歩「…………よし」スッ…

雪歩「…………」ドキドキ

雪歩「…失礼します、プロデューサー…///」ドクン…

スウッ…

チュッ

雪歩「…はぅ…ぁ……///」カァアアア

雪歩(どどどどどうしよう…やっちゃったー…!)フルフル

雪歩(抜け駆けはずるいし…おでこにしたんだけど……)

雪歩(うううう…!やっぱり恥ずかしいよぅ………!)ゴロゴロ

P「んー……」

ギュッ

雪歩「!??」ビクッ

雪歩「ぷっ、プロデューサー!?」

P「…ぐぅ………」zzz

雪歩「…あれ?」

雪歩(もしかして寝ぼけちゃってたのかな…?)

P「…んぁ……へへ……」

雪歩「…………」

雪歩(プロデューサー、男の人なのにとても安心する…)

雪歩(大きくて、あったかい…)

雪歩(…やっぱり私、プロデューサーの事が好きなんだ……)

雪歩「プロデューサー…」ギュウ…

雪歩(誰にも渡したくないよ……)

雪歩(ずっとこうしていたい…)

雪歩(ずっと、ずっと…)

雪歩(私だけを見てくれたらいいのに………)

ーーーーーーーーーー

数時間後……………
P「コロッケぇ!!」ガバッ

P「…あれ?コロッケは?」キョロキョロ

P「…ん?」

雪歩「すぅ……すぅ…」ギュー

P(…結局こうなのか)

P(…んっ?あれ、なんで……)

P(頬に涙が流れた後があるんだ……?)

雪歩「んぅ…ぷろ……さ………」

P「…どんな夢を見たかは分からないけど、ちゃんとここにいるからな」ナデナデ

雪歩「ぇへ…………」ニヘー

P「………………」

P(それからしばらくして、雪歩が起きて)

P(お昼に俺はパスタを、雪歩は俺の作ったハンバーグを食べた)

P(その後、街に繰り出して一日中一緒に遊んだ)

P(雪歩はどこに行っても楽しそうな表情を見せてくれた)

P(そして夜……)

ーーーーーーーーーー
雪歩「あ、ここまでで大丈夫ですよ」

P「そうか?なんなら家まで送って行くけど…」

雪歩「ふふ、プロデューサーは心配性ですね」

P「うぇっ?だ、だってそりゃあ…うちの雪歩に何かあったら大変だからな」

雪歩(…俺の、とは言ってくれないんですね…)

P「とにかく気をつけてな。それじゃ」

雪歩「…えいっ!」ギュッ

P「おぅっ!?ど、どうした?」

雪歩(…やっぱり今は…まだこの関係が一番いいよね)

パッ

雪歩「えへへ…なんでもないです!」

P「あ、ああ…」

雪歩「それじゃあプロデューサー、また明日!」ダッ

P「……………」

P「………」

P「……雪歩!」

雪歩「!……はい」クルッ

P「…また今日みたいにどこか遊びに行こう!俺が暇を作るから、雪歩はいつでも好きな時に誘ってくれ!」

雪歩「……はいっ!」ニコッ

P「へへ……また明日な、おやすみ!」フリフリ

雪歩「おやすみなさい…プロデューサー!」

ーーーーーーーーーー

雪歩「えへへ…」

雪歩(私とプロデューサーだけの約束…)

雪歩(私とプロデューサーだけの秘密…)

雪歩(誰も知らない、私たちだけの…)

雪歩「…………」

雪歩(…プロデューサー、今はまだ言えませんけど…)

雪歩(…大好きです)

ーーーーーーーーーー
翌日、事務所……………
P「…ふぅ」

P(雪歩、今日は朝早くから仕事に行ってくれた)

P(ちゃんと元気になってくれたみたいで…よかったよかった)

P「…さーて、俺もお仕事頑張りますか!」

ガチャッ

千早「……………」

P「ん?おー、おはようちはy
ダダッ

ガバッ

P「ぐえっ!?」

千早「ふっ………!」ギュゥゥゥゥ

P「…………………………」






P「どうしてこうなった」

おわり

ホラー映画のくだりは完全に二番煎じござる
あと熱情の律動の誤爆は許してください、なんでも

次書く時は多分千早SSでござる
それかモバマスの子でござ候

どちらもヤンデレSSになるゆえ、ご容赦を

後日談………………

雪歩「ただいまー…」

バタバタ

雪歩父「おお雪歩!どうじゃった!?上手くいったか!?」

雪歩「え?上手くいったかって……」

雪歩「………あっ」

雪歩父「むっ…!?失敗したんか!?クッ、あの男、据え膳食わぬは男の恥という言葉を知らんのか!」

雪歩「え、えっと、お父さん、あのね」

雪歩父「ワシがその性根叩き直してくれる、行くぞてめえら!!」

\うおおおおおおおおお!!/

雪歩「ま、待ってえええええええ!!そうじゃないってばああああああああああああ!!」







おわり

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