安部菜々「下着悶々」 (26)
※モバマスSS
鬱ではない。けどほとんど菜々さんの独り言。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398342936
↓今まで書いたやつ。
怪しいと思った方は退くのが正解かも。
安部菜々「事務所内感染」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396525005
安部菜々「耳ミン」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396709015
安部菜々「ピロートーク」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396537728
安部菜々「ピロートーク」※菜々さんしか喋りません
安部菜々「ピロートーク」※菜々さんしか喋りません - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396752568/)
安部菜々「ピロートーク」※誰も死にません
安部菜々「ピロートーク」※誰も死にません - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396795775/)
安部菜々「永遠の17歳の保健体育」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396615644
安部菜々「コンドっ……ムを事務所で失くしましたっ……!」
安部菜々「コンドっ……ムを事務所で失くしました……!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396699100/)
ウサミン星(6畳1間)
菜々「明日はひさしぶりにPさんとお出かけです!」
菜々「えへへ……そろそろ、こう……オトナな展開を期待してもいいんじゃないかなー///」
菜々「オトナな展開……」
菜々「キャー//////」ジタバタ
菜々「んぅぅ……こんなこと考えるなんて……ナナはえっちなJKですね……///」
菜々「こうしちゃいられません! 今から明日の準備です!」
菜々「脱がされてガッカリされないように、ちゃんとした下着を選ばないと!」
菜々「……でも、ナナに合ってる下着ってなんなんでしょうね?」
菜々「……………………」
菜々「やっぱり……歳相応の?」
菜々「この場合の『歳相応』って、どっちなんだろう?」
菜々「17歳なのか……じ、実年齢(小声)なのか……」
菜々「う~ん……」
菜々「と、とりあえず、ちょっと試してみましょう!」ゴソゴソ
菜々「鏡で見てしっくり来たのをつけていけばいいと思いますし!」ヌギヌギ
~メルヘンチェーンジ!(着替え中)~
菜々「じゃーん! 上下純白! 清楚系ウサミン!」
菜々「ど、どうでしょうか……無難だとは思いますけど……」
鏡「せやな」
菜々「男の人は派手なのより、こういうのの方が好きって言いますし……これなら大丈夫でしょう!」
菜々「……本当にJKだったらですけど」ハァ
菜々「そうなんですよね……もういい年(小声)なんだし……もっと、こう、大人っぽいやつの方がいいかもしれません!」
菜々「大人っぽいの、大人っぽいの」ガサゴソ
菜々「んー、これとかどうでしょう」
つ上下黒
菜々「だ、大丈夫でしょうか、これ……」
菜々「まず、つけてみましょう!」
~メルヘンチェーンジ!(着替え中)~
菜々「ということで、セクシーウサミン!」
菜々「……セクシーってなんか私に似合わない言葉のような」
鏡「そもそもなんで買ったんや」
菜々「うーん……客観的に見て、なーんかやっぱり似合わない気が……」
菜々「自分で言うのもなんですけど、顔立ちのせいですかねえ」
菜々「もっとカラフルに攻めてみるのはどうでしょう」ガソゴソガソゴソ
菜々「えーっと、これとか……」
つショッキングピンク
菜々「ナナのカラーといえばピンク……ですが、ちょっとこれは派手すぎますかねえ」
菜々「結局さっきの黒と同じようになってしまう気が……」
菜々「と、とりあえず……」
~メルヘンチ(ry~
菜々「ピンクで可愛く! カラフルウサミン!」
鏡「言うほどカラフルか?」
菜々「んー、派手派手すぎ……?」
菜々「もうちょっと抑え目にする感じで……」ゴソゴソゴソゴソ
菜々「これなんてどうでしょう」
つ淡いピンク(フリル付)
菜々「これならいい感じになりそうじゃないですかっ?」
鏡「言うほど抑え目か?」
菜々「それじゃあ早速……」
~メ(ry~
菜々「フリルで可愛く! キューティーウサミン!」
菜々「おおっ……! これはなかなか好感触じゃないですかっ?」
菜々「もうこれで決定でいいような気がしてきました!」
菜々「……でも、これはちょっと……やっぱりなんていうか、大人っぽくないような……」
菜々「気にしすぎですかねえ……」
菜々「他に選択肢は……」ゴソゴソゴソゴソ
菜々「! こ、これは……!?」
つTバック
菜々「礼子さんと一緒に買い物したときにノリだけで買ったTバック!」
菜々「……Tバック? Tバッグ? んん? まあどっちでもいいです!」
菜々「ずっとタンスの中にしまっていましたが……履くなら今! かも」
菜々「で、でもこれ、やっぱり抵抗ありますね……///」
菜々「うう……恥ずかしいですけど……そ、それでもっ!」
~着替え中~
菜々「」Tバック
菜々「こ、こ、これは……思った以上に恥ずかしい……///」
菜々「うう……こうやってみると、なんかお尻も垂れてるような気がします……」サワサワ
鏡「せやろか?」
菜々「うん……張りがないです。ハリが」
菜々「っていうか、さっきから思考がループしてるような」
菜々「セクシー路線で行くと大人っぽすぎるって言ってるし、逆だと子供っぽすぎるって言ってるし」
菜々「どうしてこんなに迷ってるんでしょうか」
菜々「下着といえば……前にライブの後、みんなで温泉いったなあ」
菜々「あのとき、きらりちゃんがフリフリした可愛いのじゃなくて、すっごい普通のだったのにはビックリした……」
~回想~
菜々『……………………』ジーッ
きらり『にょわ? 菜々ちゃんどうしたんだにぃ? そんなにじ~って見られると恥ずかすぃー☆』
菜々『あ、ごめんなさいっ。なんか、その……意外だなーって思って』
きらり『いがいー?』
菜々『きらりちゃん、下着が結構シンプルな感じなので……』
菜々『その……きらりちゃんって、もうちょっとヒラヒラしたのがたくさんついたようなの付けてると思ってましたから』
きらり『にょわ……きらりも、ホントはそーゆーのがいいんだにぃ』
きらり『だけど、合うサイズがあんまりないんだにぃ』
菜々『あー……』
~回想終了~
菜々「アメリカに行けばあるんじゃないですかね(適当)」
菜々「……まあナナも人のこと言えませんからねえ。サイズ的な意味では」
菜々「きらりちゃん、ナナより苦労してるんだろうなあ……ナナと似た体型の人より、きらりちゃん体型の人の方が少ないだろうし」
菜々「でも、あのときのきらりちゃんみたいなのは、参考になるかも……リアル17歳だし」
菜々「……いや、それをいい年(小声)のナナが真似したら、子供っぽいって思われるかも……?」
菜々「うーん……」
菜々「他の子たちはどうだったかなあ……」
菜々「あのとき一緒にいたのは……」
~回想中~
杏『あー、脱ぐのもだるい……』モソモソ
きらり『杏ちゃん、脱がせてあげるにぃ☆』ヌガセヌガセ
杏『おー、ありがとー』ヌガサレヌガサレ
菜々『…………』ジーッ
~回想終了~
菜々「はっきり言うのも申し訳ないですけど……杏ちゃん、色気ないスポブラ……」
菜々「あれはちょっと参考にはならないです」
菜々「基本的にあれなんですかねえ……あー、そんな気がしてきました」
菜々「ま、まあ杏ちゃんはいいでしょう」
菜々「えーっと、他にいたのは……蘭子ちゃんと友紀さん」
菜々「蘭子ちゃんはともかく、友紀さんは参考になるかも! 童顔な大人だし!」
~回想中~
蘭子『……///』モジモジ
友紀『どしたのー蘭子ちゃん。なんかモジモジして』
蘭子『は、八対の瞳に晒されたまま、我が真の姿を晒すのは、まだ時の束縛が良しとしない……(み、みんなの前で脱ぐの、恥ずかしいです……///)』
友紀『なーに言ってるのさー。女同士でしょ?』
蘭子『し、しかし……(そうですけどぉ……)』
友紀『ほーらユッキお姉さんが脱がせちゃうぞー!』ヌガセヌガセ
蘭子『きゃあぁぁぁ///』ヌガサレヌガサレ
友紀『おー、いい身体してるじゃねえかー。知ってたけど』
蘭子『や、や、やっぱり恥ずかしいです……(我が躯を目にした限り、混沌へと堕ちてもらう!)』//////
友紀『そんなの一緒に入ってれば慣れるって。ほらほら下着も脱いでっ』
蘭子『友紀さんにしてもらわなくても……!(白き宝玉の女神に頼らずとも己の手で……!)』//////
友紀『そう? ってそれもそうだよね。これじゃあアタシ痴漢みたいだし』ヌギヌギ
菜々『……………………』ジーッ
~回想終了~
菜々「ナナ、なんでまじまじと見てたんでしょう」
菜々「まあそれはともかく……蘭子ちゃんは黒にレース」
菜々「蘭子ちゃんにはすごく合ってるけど、ナナには雰囲気的に……さっきも試して違和感ありましたし」
菜々「友紀さんの方は、下がオレンジで上は黒」
菜々「今言うのもアレですけど、揃えましょうよ……」
菜々「人のことは言えないですけどねー……たまにそうしちゃいますし」
菜々「ともかく、友紀さんもあんまり参考にはならないですね……仮に上下オレンジだったとしても、やっぱり友紀さんだから似合うって感じです」
菜々「そうなると、ナナだったらピンク?」
菜々「でも、それはさっき試してみたし……うーん」
菜々「……そもそも、Pさんの好みって?」
菜々「!」ミミミン!
菜々「なんでこんな簡単なことに気付かなかったのか……!」
菜々「Pさんに直接聞けばいいじゃないですか!」
菜々「さすがに『どんな下着が好きですか?』とか聞くのはアレですから……もっとソフトに、何色が好きですか? みたいな」
菜々「……………………」
菜々「……いや、ないですね。うん、ない」
菜々「完全にテンパッてるなあ……っていうか、なんでこんなことで、こんなに悩んでるんだろう……?」
菜々「……………………あー」
菜々「悩むのはやめです」
菜々「変に気取ったりしないで、ありのままの安部菜々を……私を見てもらえばいいんです」
菜々「だから、私は――」
……………………
…………
……
翌日 ウサミン星前
P「おはよう菜々」
菜々「おはようございますPさん! 今日はよろしくおねがいしますね?」
P「ああ、よろしく。……って、今日はジーンズか。珍しいな」
菜々「そ、そうですか?」
P「ああ。衣装もスカートだったりショートパンツだったりするからな」
菜々「そうですねえ……言われてみれば、ひさしぶりに履いたような気もします」
菜々「でも、これならアイドル安部菜々だって分かりにくいでしょう? 髪も降ろしてますし」
P「だな。ぱっと見は分からない」
P「って、いつまでも家の前で立ち話してるのもアレだな。さ、乗った乗った」
菜々「はーい。失礼しまーす」
菜々(あーもう顔見てすぐに期待しちゃってる……ナナ、本当にえっちです///)
P「よーし、シートベルト締めたかー」
菜々「大丈夫ですよ。子供じゃないんですから」
菜々「子供じゃないんですからっ」
P「何故2回言った。いつもはリアルJKとか17歳とか強調してるのに」
菜々「今日はプライベートだからいいんですっ」
P「そっかそっか。じゃあ俺も気が楽だな。自爆したときツッコミしなくていいんだから」
菜々「そこは常に触れないようにしてくださいよぉ」
P「そうはいかんなぁ。じゃ、出発するぞー」
ブロロロロ……
~ミミミンミミミン(デート中 省略)~
いろいろあってホテルへ
菜々「んっ……Pさんっ……///」
菜々(い、い、いよいよ……!!)
P「菜々……」フクヌガセ
菜々「…………//////」
P「……………………」
P「おい菜々(真顔)」
菜々「は、はひっ?」
P「なぜ下着をつけてない」
END
以上。くぅ疲。
お粗末さまでした。
読んでくれた方ありがとうございました。
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