モバP「俺が菜々を満足させる。」 (37)
モバP「俺が菜々を満足させる。」
菜々「へへ、ほんとですか?Pさん♪」
P「ああ、もちろんだ。」
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菜々「確かに、メイドからアイドル…しかもこんなに人気になれるなんて…菜々嬉しいです!キャハっ☆」
P「まるでシンデレラストーリーだな。」
菜々「じゃあ、Pさんは私を輝かせてくれた魔女さんですね!」
P「…それではお姫様、なにかやってみたいことはありますか?」
菜々「ピピッ!じゃあもっとアニメの収録をしてみたいです!」
P「ではお姫様、このお仕事はどうでしょうか?」
菜々「相変わらず早いですね、Pさん!!」
P「菜々お姫様の為ですから。」
菜々「ウサミンボイスを日本中にビビッと発信できるなんて…」
P「それでは参りましょうか。」
菜々「はーいっ、Pさん♪」
菜々「歌って踊れるアイドル、ナナが皆に浸透してますね、プロデューサー」
P「大成功だったな。」
菜々「『さえない女子高生達がカラフルメイドにメルヘンチェンジ!』って設定がナナ最高でした!!」
P「その中でも一番の人気キャラはナナだよ。」
菜々「フリフリ衣装で歌って踊ってアイドル声優って楽しいですね!」
P「演技も最高だったよ。」
菜々「ホントですか!?」
P「アニメを見てくれたファンが『ラブリーウィーンク! キャハ☆』って言葉をすごい気にいってな。男女問わず菜々が登場するとみんな叫んでくれているらしいぞ。」
菜々「そ、そういえば、ライブでもすごかったですね。」
P「だろ?」
菜々「ナナまた一つ願いがかないました。」
P「そりゃよかった。」
菜々「あ、ナナ今度はユニットで活動したいです!」
P「ユニット?」
菜々「はいっ!今回のアイドル声優ユニットが楽しかったので」
P「そうか、指定はあるか?たとえば…同年代がいい、こういう活動がしたい!とか」
菜々「『ウサミンパワー全開!ウサミンボイスでいやしをお届けっ』みたいなコンセプトでやりたいです!」
P「わかった、ならこの子がいいだろう。おーい...」
こずえ「よんだー...?」
P「ああ、ちょうどよかった。おいで、こずえ」
こずえ「このおばさんだれ―…?」
菜々「お、おばさん!?」
P「あ、説明してなかったな、こずえはこの人と一緒に活動してもらうことにしたよ。」
菜々「Pさんも否定してくださいよ!『ナナは17才なんだよ、おねえさんだよ。』って」
P「はいはい、こずえ…このお姉さんと組んでくれるか?」
こずえ「…うー…わかったぁー…ふわぁ」
P「ありがとう、こずえ。」ナデナデ
こずえ「なな…こずえとよろしく…してねー…」アクシュ
菜々「よろしくね、こずえちゃん(子供なのに手が冷たい…)」アクシュ
こずえ「…てがつめたいひとはねー…やさしいんだってぇー」
菜々「え!?(心が読めるの!?この子…)」
P「あとはこの子だ。」
美玲「ウチに構うなよ、ウチは一匹狼タイプって言ったろッ!」
P「まぁ落ち着けって。とりあえずやってみないか?」
菜々(個性が強い子たちばっかりね…)
美玲「ふんッ!気に食わなかったら即解散だからな。」
菜々「美玲ちゃん、Pさん合わせて4人で頑張って行きましょうね。」
美玲「しかたないな、ファッションは任せろ!」
こずえ「んー…ぷろでゅーさーも…いっしょにがんばろー…」
P「よし、頑張ろうな。」ナデナデ
美玲「なっ…アイドルのレッスンってこんなにきついのかよ。」
菜々「筋肉痛が2~3日後に来るときついですよね!」
美玲「?」
菜々「あ、あれ?」
美玲「筋肉痛って次の日に来るだろ?」
菜々(こ、これが若い子…)
美玲「変なリーダー…」
こずえ「こずえ…おうた…うたうぅ……」
菜々「今日はダンスよ…こずえちゃん。」
こずえ「……………へへー…」
菜々(大丈夫かしらこのグループ)
こずえ「かしよんだの…もうおぼえちゃったよー…? つぎのはー?」
美玲「おっ、早いなこずえっ!負けないぞ!!」
菜々(若い子は覚えるのが早いのね…)
こずえ「なな…たいへんそー…」
菜々「え、だ、大丈夫よ、ウサミンパワーでビビッっと覚えるからねっ♪」
美玲「よし、覚えた!あとはリーダーだけだな」
菜々「まっかせてー!ウサミンパワー全開!!(若い子を見るとつい素に戻っちゃいそうだわ…)」
こずえ「ぷろでゅーさー…こずえと…おはなししてー…?」
P「おう、いいぞ。」
こずえ「…こずえはねー…ここじゃないところからー…きたんだってぇ 」
P「…知ってるよ。」
こずえ「なーんだ…おんなじなんだー…」
P「そうだよ、こずえ…」
こずえ「あのねぷろでゅーさー…おねがいがあるのー。つれてってー?」
P「ああいいとも、みんなの夢がかなったらみんなで帰ろうな。」
こずえ「ぷろでゅーさー…すきー…ふわぁ」
P「おやすみ、こずえ…」
P「いよいよデビューだな」
こずえ「おじさんが…いっぱいいるー…」
美玲「LIVE…へへッ、緊張してきた…」
こずえ「うさぎのおふく…すきー…えへへー…」
美玲「ウサギスタイルも悪くねえな、だがこの爪と眼帯は譲らねえけどな!」
P「それが美玲のウリだからな。」
菜々「みんな似合ってます!」
そろそろおねがいしまーす
P「よし、楽しんでこいよ!」
美玲「任せとけ!」
ステージ
こずえ「みんなで…めるへんでびゅー…しよ?」
((((((ノ゚⊿゚)ノうぉぉぉぉこずえー! ((((((ノ♡⊿♡)ノうぉぉぉぉぉ!!
美玲「Liveはハートだッ!」
きゃー美玲ちゃんかわいー!!
菜々「ナナ達の歌、ファンのみんなも一緒に歌って下さい! ウサミンパワーで メルヘンチェーンジ☆」
(*゚∀゚)o彡゚ミミミン!ミミミン!ウーサミン!!(*゚∀゚)o彡゚ミミミン!ミミミン!ウーサミン!!
・・・
・・
・
菜々「ぜぇ…はぁ…ぜぇ…だ、だれか、さ、さんそを…」
美玲「はぁ、はぁ…あははッ、震えたッ?ウチのパフォーマンス、ド迫力だろ?」
こずえ「みんな…つかれてるー?」
菜々「げほ…ひゅー…ひゅー…こ、こずえちゃんは、つかれてないの?(汗すらかいていないなんて…)」
P「ほら、いつもの」
菜々「あ、ありがとうございます…」シューシュー
こずえ「……?」
美玲「こずえ、お前がナンバー1だ。」
P「どうだった?グループ活動は」
美玲「フンッ…信じられる仲間がいるっていいもんだな。」
P「一匹狼もいいけど仲間がたくさんいるウサギたちもいいもんだろ?」
美玲「ウチも本当は仲間が欲しかったのかな…」
P「じゃあこれで叶ったじゃないか。」
美玲「あぅ///・・・って、この恩はステージで返してやるよ。」
菜々「そうですよ。楽しいことはこれからもっともっとありますよ!」
P「ツアーは始まったばっかりだ。これから忙しくなるぞ!!」
こずえ「かわいいおふく…きせてー…」
P「おう、沢山着せてやるぞ、こずえ。」
菜々「なんか変態っぽいですよ、Pさん。」
美玲「アイドルの服を着替えさせる変態…ひっかくぞッ!」
P「落ち着けって、相手はこずえだぞ?」
菜々「そ、そうですね!」
こずえ「ぷろでゅーさー…ひっかいちゃ…いやー…」
美玲「じょ、冗談だぞ、こずえ!!」
P「やれやれ…」
菜々「今日のライブで最後ですね。」
美玲「このユニットも解散か…」
こずえ「…」
P「楽しいものもいつかは終わりが来るものだよ。」
美玲「がおーッ!ここにはアイドルの猛獣もいるんだ。弱い奴はひっかく!」
P「いきなりどうした?」
こずえ「うさぎなのに…もうじゅう…?」
美玲「い、いいじゃないか、別に///」
菜々「こんなやり取りも最後なんですね、Pさん。」
P「そうだな、けど…」
スタッフ「すみませーん、そろそろお願いしまーす」
P「おっと、時間か…楽しんでこいよ。」
菜々「よーし、みんなーいっくよー!!」
P「アイドルユニットの頂点はお前たちだ。その姿を俺に見せてくれ!」
美玲「精一杯歌うぞッ!いいなッ!」
こずえ「みんなで…おうた…うたうー…」
ステージ
美玲「いくぞ、ウサミンパワーでハートがヒートだっ!がおー!!」
(*゚∀゚)美玲ちゃんコワーい、けどかわいー♪
菜々「ウサミンパワーでメルヘンチェーンジ♪」
((((((ノ♡⊿♡)ノメルヘンチェーンジ!!
こずえ「めるへん…ちぇーんじ…」
((((((ノ♡⊿♡)ノうぉぉぉぉこずえー!こずえー!!こずえー!!!
(*゚∀゚)o彡゚ミミミン!ミミミン! コーズエ (*゚∀゚)o彡゚ミミミン!ミミミン! ミーレイー!!
(*゚∀゚)o彡゚ミミミン!ミミミン! ウーサミン!!
・・・
・・
・
美玲「はぁ、はぁ、ウチら…やりきったな…もう立てねぇよ…」
菜々「え、ええ、げほっ、アンコールもやりきったわ…」
こずえ「みんな…ばてばてー…」
菜々(相変わらずけろりとしているわ。)
P「お疲れ様。」
こずえ「あ..ぷろでゅーさー…」
美玲「楽しかったぞッ!」
菜々「ええ、ナナも楽しかったです!」
こずえ「おうたのじかん…おわっちゃったー…」
P「最高に輝いていて美しかったよ。」
美玲「あーあ、これでこのユニットもおしまいかよっ!」
P「なんだ?最初とはえらく違うな。」
美玲「う、うっさい!ひっかくぞ!!」
こずえ「ひっかくの…いやー…」
菜々「でも、美玲ちゃんの言うとおりです。」
P「菜々も急にどうした?」
菜々「最初は個性豊かな二人とのユニットなんて不安だらけでしたけど、いざ始めてみると楽しくって楽しくって…あれ、なんで涙が…」
こずえ「なな..ないてるー…?」
美玲「あはは、リーダー弱虫だなぁ!」
P「美玲も涙出てるけどな。」
美玲「こ、これは汗だッ!!」
P「このユニット大成功だったな。」
美玲「あーあ、時間が止まればいいのになー」
菜々「そうね、そうなったらこの楽しい時間も永遠と続くもんね。」
P「…時間が止まる…か、本当にいいのか?」
美玲「当たり前だろ!こんなに楽しい時間なんだぞ!!」
菜々「ええ、ナナも同意見です。」
P「ほう…永遠に17歳でいられるからか?」
菜々「からかわないでくださいよ!」
P「じゃあどうして」
菜々「ナナをただのメイドからトップアイドルに、そして今最高の仲間とこの最高の瞬間を味わえて幸せだからです。」
美玲「ウチもだ、ウチの服装は普通の人には理解できなかったんだ。けどあんた、いや、Pさんのおかげでこんなにも理解してくれる人に出会えて仲間もできた。そう、幸せになれたんだ。」
P「ならこう言うといい『時よ止まれ、そなたは美しい。』と」
美玲「そんなことでいいのか?」
菜々「じゃあせぇの…」
『時よ止まれ、そなたは美しい。』
バタン!!
菜々「…」チャリン
美玲「…」チャリン
P「ククク…こうも簡単に上手くいくとは…」
こずえ「おわったのー…?」
P「ああ、この二人の魂は今このメダルに入ったよ。」
こずえ「…きれいなめだる―…」
P「一人は予定外だったけどな。」
こずえ「それ…どうするのー?」
P「これを人形に入れれば、その魂が俺たちに忠実に従うんだよ、こずえ。」
こずえ「こずえも…おにんぎょうなのー…?」
P「こずえの周りがお人形なだけでこずえは違うよ。」
こずえ「じゃあ…一緒に…あそぶー…えへへー…」
P「彼女たちの魂をいれて遊ぼうな?」
こずえ「えへへー…かわいい…お人形…できるかなー…?」
P「できるさ、一流のアイドルの魂だからな。」
こずえ「へへー…」
P「さて、帰ろうか…俺たちの故郷へ…」
こずえ「ぷろでゅーさーと…いっしょにおててつなぐぅー。」
P「了解。って、もうぷろでゅーさーなんて言わなくてもいいんだよ。」
こずえ「P…えっとぉー…こずえたちもつれてってくれるのー?」
P「『みんな』一緒に帰れるぞ。」
こすえ「たのしみー…ふわぁ」
P「…こずえも疲れただろう?」
こずえ「うんー…ちょっとやすむー…」
P「よしよし、抱っこしてあげるからおいで。」
こずえ「……………すぅー」
P「さてと、次はどんなお人形がいいかな…こずえの喜びそうなお友達は…」
P「やっぱりあの子かな?」
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