モバP「結婚の夢」 (484)

晶葉「おはよう」

P「おう。おはよう」

菜々「晶葉ちゃんおはよっ♪」

幸子「おはようございます」

響子「おはよっ♪」

晶葉「……ほう」

P「おい待て。何を考えてるのか丸分かりだぞ」

晶葉「なら話が早いじゃないか。3人は時間があるのか?」

幸子「ボクはお昼から撮影ですけど」

響子「私は事務所のお掃除に来ただけなの」

菜々「ナナはPさんが次のお仕事の相談があるからって」

晶葉「つまり、時間があるんだな?」

P「またやるつもりか」

晶葉「サンプルは多い方がいい。そう言っただろう?」

3人「?」

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モバP「結婚の末」
モバP「結婚の後」
の続きです。
今回もまったり進行なので気長にお付き合い下さいませ。


かくかくしかじか

響子「Pさんとの結婚生活のシミュレーション!?」

幸子「へ、へえー。なかなか面白そうじゃないですか!」

菜々「な、ナナは遠慮したいかなーって……」

晶葉「そう言うな。ウサミンだって自分に欠点があるか知りたいだろう?」

菜々「そ、そりゃそうですけどぉ……」

幸子「まあボクに欠点なんかあるとは思いませんけどね! 完璧ですから!」

P「やめとけ。そう言う奴に限って痛い目見てるんだから」

響子「私も興味あるなぁ。将来に生かせそうだし!」

晶葉「ではこれを被ってくれ」

響子「はーい♪」

晶葉「……よし、次」

菜々「ううー……。Pさぁん……」

P「…………」

菜々「助けてくださいよっ!」

晶葉「別に危害がある訳でも無いだろう。後は幸子か」

幸子「ふっふーん! カワイイボクとの結婚生活を見れるなんてPさんも幸せ者ですねぇ!」

P「……幸せならいいな」

幸子「な、なんでそんな不安な事言うんですか! 幸せに決まってます!」

晶葉「もういいぞ。まああくまで予測でしかないから、例え上手くいかなくても今後改善していけばいいさ」

P「順番はいつもと同じか?」

晶葉「うむ。誰から見ても結果が変わる訳でも無いし、五十音順でいいだろう」

菜々「え。じゃ、じゃあまさかナナが最初ですか……?」

晶葉「何か不都合でも?」

菜々「不都合というかなんというか……」

P「諦めろ。どうせ見るハメになるんだから」

菜々「なんでPさんそこそこ乗り気なんですか……」

P「乗り気というか慣れたというか。俺もう6人との結婚生活見せられてる訳だし」

菜々「ううー……」

晶葉「諦めがついたか? じゃあ再生するぞ」

菜々「もう好きにしてください……」




愛情 100
不満   0
浮気度  0

安部菜々
愛情 100
不満   0
浮気度  0

8人じゃない?

1年後

P『お疲れ様。ほい、タオル』

菜々『あ、ありがとうございます。いやー、やっぱりライブは腰にく――た、楽しいですね!』

P『誤魔化さなくてもいいだろ。俺しかいないのに』

菜々『壁に耳あり障子にメアリーちゃんです! アイドルですからいつでも気をつけないと!』

P『お前がそれを言うか』

菜々『悪かったですね!』

P『……しんどいなら、引退してもいいんだぞ?』

菜々『Pさんはナナが専業主婦になった方が、いいですか?』

P『いや、菜々に任せる。続けたいなら全力でサポートするさ』

菜々『……ワガママ言ってごめんなさい』

P『気にするな。妻の願いを叶えるのも夫の役目だよ』

菜々『ふふっ。ご主人様が優しくて、ナナ嬉しいです』

P『よせやい』




愛情 100
不満   0
浮気度  0

安部菜々
愛情 100
不満   0
浮気度  0

>>11訂正


P「乗り気というか慣れたというか。俺もう6人との結婚生活見せられてる訳だし」


P「乗り気というか慣れたというか。俺もう8人との結婚生活見せられてる訳だし」


>>12
指摘さんくす。
素でやらかした。

晶葉「ウサミンは結婚してもアイドル続けるのか」

P「そういや前のみんなは全員専業主婦になってたな」

菜々「な、なんだか悪い気がしてきました」

P「いやいや。菜々はアイドルにずっと憧れてたからな。悪くないさ」

菜々「でもファンを騙してる訳ですから……」

P「今更?」

幸子「ですね」

菜々「」

響子「なにがですか?」

晶葉「触れてやるな。ウサミンにだっていろいろあるんだよ」

菜々「な、ナナは何もやましい事なんかしてませんよ! ねっ、Pさん!」

P「……せやな」

菜々「憐れむ目で見ないでください!」

5年後

P『……お疲れ様』

菜々『……今まで、ありがとうございました』

P『うん』

菜々『トップアイドルになる夢も叶ったし、ナナは幸せです!』

P『うん』

菜々『でももう魔法は解けちゃいました。ナナは、ウサミン星人じゃなくなっちゃいました』

P『うん』

菜々『これからはPさんの奥さんとして頑張りますから、だから……』

P『うん』

菜々『ごれからも……ぐすっ……ずっと、一緒に……すんっ。いてください!』

P『当たり前だろ』

菜々『う、ううう……』

P『……お疲れ様、菜々』

菜々『はい……っ!』




愛情 100
不満   0
浮気度  0

安部菜々
愛情 100
不満   0
浮気度  0

P「お疲れ様」

晶葉「お疲れ様」

響子「お疲れ様!」

菜々「あ、ありがとうございます?」

幸子「ようやく結婚生活が始まる訳ですか」

晶葉「確かに、これまでは結婚生活というよりカップルのそれだな」

P「むしろ菜々が5年でアイドルを辞めた方にびっくりだけどな。10年は覚悟してた」

菜々「い、言い返せない……」

響子「でも菜々さんらしくて、こんな未来でもいいじゃないですか!」

P「まあな。菜々が夢を追い、俺が支えるっていう結婚生活も悪くない」

菜々「ミミン!?」

幸子「真顔で口説くのやめてくれませんか?」

P「へ?」

晶葉「まあ問題はここからだな。専業主婦となったウサミンがどうなるか」

10年後

P『どうだp(娘)。ママ可愛いだろ?』

p『うん!』

菜々『2人ともー。ご飯出来まし……ってなに見せてるんですか!?』

P『ん? ウサミン星人の頃の菜々』

菜々『は、恥ずかしいからやめてください!』

p『ママー。ウサミンやってー』

菜々『え』

P『ウサミンやってー』

p『やってー』

菜々『え、えっと。う、うう……。み、ミミミン! ミミミン! ウーサミン! きゃはっ♪』

p『おおー』

P『まだまだ現役でもいけるな』

菜々『何の罰ゲームですかこれ!?』




愛情 100
不満   0
浮気度  0

安部菜々
愛情 100
不満   0
浮気度  0

P「確かにいけるな」

晶葉「10年経っても顔に大した変化が無いとは、流石ウサミン」

響子「菜々さん童顔っぽいもんね」

幸子「ぽいじゃなくて童顔なんですよ」

菜々「ナナも正直びっくりしてます……」

晶葉「にしても数値が完璧なままか。凄いな」

菜々「そうなんですか?」

P「大抵この時期に負の数値が上下してるからな。最初の5年間はともかく、ここまで完璧なのは菜々が初めてか?」

晶葉「うむ」

菜々「な、なんだか照れちゃいますね」

響子「いいなー」

幸子「ま、ボクなら最後まで完璧なままでしょうけどね!」

20年後

菜々『ご主人様ー♪ お茶が入りましたよー♪』

P『その呼び方やめろ』

菜々『いいじゃないですか! ナナにとってPさんはいつまで経っても愛しのご主人様なんですから♪』

P『分かってないな』

菜々『へ?』

P『そんな呼び方してると、俺の中の野獣が目を覚ますんだよー!』

菜々『きゃあー♪ ウサミン食べられちゃうー♪』

p『ただいまー!』

P『うおっほん!』

菜々『お、お帰りー!』

p『あ、あのねパパ、ママ』

P『ん?』

菜々『どうかしたの?』

p『pね。アイドルにならないかってスカウトされちゃった!』

P『え』

菜々『え』




愛情 100
不満   0
浮気度  0

安部菜々
愛情 100
不満   0
浮気度  0

ハッピーエンド!

P「ちょっと待て、続き見せろこら。娘をプロデュースするのは俺の役目だろが!」

晶葉「架空の存在に対抗意識を燃やすな」

響子「一度も不満も浮気度も上がらなかったね」

菜々「あ、アハハ……」

幸子「むしろ夫婦で不満を持つ方がおかしいんですよ。ね、Pさん」

P「え。あ、ああ……ソウダナ」

響子「私まだなのにハードル上げないでほしいな……」

晶葉「……ふふふ、幸子の番が楽しみだよ」

菜々「晶葉ちゃん、目が笑ってない……」

P「そ、そんな事より総括見ようぜ! な!?」

総括
お互いの幸せの為に支え合い、頑張る事の出来る理想の夫婦です。
末永くお幸せに。

注意点
Pさん
妻に心配事がある場合は子を、子に心配事がある場合は妻を疎かにしがちです。
平等とまでは言いませんが、どんな場合も家族全員に目を向けれるよう心掛けて下さい。

安部菜々さん
何かの為に頑張る事に優れています。
夢なら夢に、夫になら夫に。
半面、その為ならどんな犠牲を厭わない強情さも持ち合わせてます。
間違ってもその犠牲が家族とならないように。



晶葉「確かにウサミンはそういう節があるな」

菜々「そ、そうですかね?」

幸子「アイドルになるために捨ててきた物もあるんじゃないですか?」

菜々「ナナにはなんの事だかサッパリ」

>>65訂正


半面、その為ならどんな犠牲を厭わない強情さも持ち合わせてます。


半面、その為ならどんな犠牲をも厭わない強情さも持ち合わせてます。

>>65訂正


半面、その為ならどんな犠牲を厭わない強情さも持ち合わせてます。


反面、その為ならどんな犠牲をも厭わない強情さも持ち合わせてます。

P「次は響子か」

響子「私も菜々さんみたいに幸せならいいなっ」

晶葉「私事だが、響子の結果が一番気になる」

菜々「なんで?」

晶葉「家庭的、という要素が所属アイドルの中でもかなり強いからな。趣味も家事だし」

P「確かに晶葉とは真逆な感じはするな」

晶葉「やかましい。だが私とは違うタイプがどういった結果を残すか興味深くてな」

幸子「探求心が強いのは結構ですが、それならボクの結果の方が参考になるんじゃないですか?」

晶葉「……さあ、再生するか」

幸子「ちょっと! 聞いてますか!?」



響子「あ、宣材の!」

P「やっぱり響子は純白のドレスが似合うな」




愛情 100
不満   0
浮気度  0

五十嵐響子
愛情 100
不満   0
浮気度  0

1年後

響子『Pさん、出来ましたよー』

P『はは、また豪勢な晩飯だな』

響子『ふふっ。旦那様に美味しい物を食べてもらうのが妻の役目ですから♪』

P『じゃあ今日も有り難く頂くか。いただきまーす』

響子『はい、召し上がれ♪』

P『……おおっ! また腕を上げたな!』

響子『お口に合ったなら作った甲斐があります!』

P『本当に響子の料理は美味しいな。いくらでも食べれる』

響子『ふふっ、これも自信作なんですよ。はい、あーん』

P『あー……んん! 美味い!』




愛情 100
不満   0
浮気度  0

五十嵐響子
愛情 100
不満   0
浮気度  0

菜々「あまーい!」

晶葉「だらしなく口を開けよって……」

P「……今の俺に言わないでくれ」

響子「あはは、なんだか恥ずかしいなぁ」

幸子「そう言いながらも満更じゃない顔ですね」

響子「えへへ♪」

P「まあ響子は良妻になる為に産まれてきたようなものだからな。何の不安も無い」

響子「なんなら、本当にPさんのお嫁さんにしてくれてもいいんですよ? な、なんちゃって♪」

菜々「な、ナナもいいですよー! なんて」

P「はは、考えとくよ」

菜々「ホントですか!?」

晶葉「がっつきすぎだ。ほら、続き始まるぞ」

5年後

響子『お泊まり、ですか?』

P『ごめんな。ライブの兼ね合いで明日も早いから帰れそうにないんだ』

響子『……仕方ないですよ! それがPさんの仕事なんですから!』

P『ほんとごめん! 明日はなるべく早く帰るから!』

響子『私の事は気にせず、しっかりお仕事してくださいね。家はちゃんと私が守りますから!』

P『はは、心強いよ。それじゃ、打ち合わせがまだ残ってるから切るよ。おやすみ、響子』

響子『はい! おやすみなさい、旦那様♪』



響子『……あはは、1人で食べるには晩御飯作りすぎちゃったなぁ……』




愛情 100
不満   0
浮気度  0

五十嵐響子
愛情 100
不満  20
浮気度  0

P「デジャヴ」

晶葉「凛だな」

菜々「凛ちゃん?」

晶葉「良く言えば寂しがり、悪く言えば独占欲が強い」

響子「そ、そうかな?」

幸子「でもこれはP
さんが悪いですよ。仕事とはいえ、妻が待つ家に帰らないなんて」

P「こればっかりはなぁ……」

晶葉「一応理由を見てみるか」



不満の理由
響子『本当はずっとずっと、一緒に居たい』



菜々「あ、確かに独占欲強いかも……」

P「待て。かもどころじゃない気がするぞこれ」

響子「ふ、普通じゃないかな?」

幸子「普通ですよ」

P「普通、か?」

晶葉「……当人が普通と言ってるんだから普通なんだろう」

>>92
いかん。今日ミス多すぎる。
幸子の最初の台詞の途中に要らん改行があるが脳内補正頼む。



さんが悪い


Pさんが悪い

10年後

P『ん……? 響子……?』

響子『…………』

P『こんな夜中にどうしたんだ? そんな強く抱き締めなくても逃げないよ』

響子『……Pさん』

P『ん?』

響子『抱き締めて、欲しいな。私の体が壊れちゃうくらい』

P『はは、響子の体を壊しちゃったらp(息子)に怒られるさ』

響子『大丈夫だから。お願い』

P『了解』

響子『……んっ。もっと』

P『これくらいか?』

響子『もっともっと。もっと強くして』

P『……ん』

響子『んん……っ。はぁ……あはは、ありがとう。おやすみ、旦那様』

P『ん? あ、ああ、おやすみ』




愛情 100
不満   0
浮気度  0

五十嵐響子
愛情 100
不満  60
浮気度  0

P「」

菜々「」

晶葉「おおう……」

響子「お、おかしいなー。あはは……」

幸子「随分上がりましたね」

P「不満60って確か」

晶葉「……うむ。凛が記録した不満の最高タイだな」

菜々「愛情が最高値のままだから余計怖い……」

幸子「こんなに不満が溜まるまで放っておくPさんが悪いんですよ」

響子「さ、幸子ちゃん? 不満溜めちゃうのは私が悪いんだから、ね?」

晶葉「一応理由を……」



不満の理由
響子『もっと誉めて。もっと見て。寂しいよ』



P「あかん」

晶葉「これはマズい」

菜々「み、みんな暗く考えすぎですよ! ウサミンパワーでポジティブに考えましょう! ハイ、ウーサミン!」

4人「……」

菜々「あ、あうう……」

20年後

P『100点か! よく頑張ったな』

p『とーぜん!』

P『q(娘)も綺麗に漢字が書けるようになったな』

q『えへへー』

響子『ふふっ、パパに誉めてもらえてよかったね♪ ほら、ご飯食べよ!』

P『よし、いただきまーす!』

子供『いただきまーす!』

響子『はい、召し上がれ♪』

p『父さん』

P『ん?』

p『テスト頑張ったんだから、今度の休みにどっか連れて行ってよ!』

q『遊園地!』

P『そうだなー。よし、任せとけ!』

子供『やったー!』

響子『……よかったね♪』




愛情 100
不満   5
浮気度  0

五十嵐響子
愛情 100
不満  80
浮気度  0

ハッピーエンド?

響子「なんでクエスチョンなの!?」

P「いや、そう言われても……」

晶葉「数値的にハッピーエンドとは言い切れんだろ、これ」

菜々「見てるこっちの胃が痛くなる……」

幸子「最後の最後でPさんも不満が上がりましたね。理由はなんですか?」

晶葉「ああ、ちょっと待て」



不満の理由
P『なんか隠してないか?』

響子『いいな。誉められて』



菜々「あー……」

幸子「やっと気付きましたか」

P「子供に嫉妬しちゃったかー……」

響子「そ、そんなつもりは……」

晶葉「あくまで潜在意識とはいえ、こう考えてしまう部分もあるという事だ。気をつければいいさ」

響子「は、はい……」

幸子「とりあえず総括も見てみましょう」

総括
表面上は幸せな家族に見られますがかなり危険です。
結婚は先延ばしにした方が懸命です。

注意点
Pさん
妻が家事をするのは当たり前ではありません。
外で仕事する貴方の為に家を最良の状態に保ってくれているのです。
その事に感謝の気持ちを忘れず、ちゃんと言葉で伝えて下さい。
「ありがとう」の言葉は、結婚生活において一番大事ですので覚えておいて下さい。

五十嵐響子さん
一途、家事が好き。妻として素晴らしい素質を秘めてます。
が、理想の妻を意識しすぎて自分を苦しめる結果になっています。
更にストレスの吐き出し方を知らず、自分の中で溜め込みがちです。
まずは息の抜き方を覚えましょう。
そして時には夫に自分の気持ちをさらけ出しましょう。
悩みもまた、夫婦で背負うべきものの1つなのですから。

菜々「注意点がびっしり……」

P「まあこれは俺も悪いな。すまん」

響子「い、いえ! 私がもっと強かったらこんな事には」

晶葉「それだよ」

響子「え?」

菜々「自分をもっとよくしようとするのはいいけど、そればっかりじゃ疲れるよ?」

幸子「旦那さんに甘えるのも妻の特権です。何のための夫婦ですか」

P「辛いならもっと頼れ。これはアイドルとしてもだ。俺もやれる限りはしてやる。な?」

響子「……すんっ。はいっ!」

菜々「じゃあみんなで、ハイ、ウーサミン!」

4人「……」

菜々「あ、あれ?」

P「なんで今のタイミングで……」

菜々「す、少しでも空気を明るくしようと……」

晶葉「ウサミン、もう少し空気を読んだ方がいいぞ?」

菜々「え、ええー……? な、ナナなりに読んだつもりなんですけど……」

響子「ハイ、ウーサミン!」

4人「!?」

響子「えへへ、暗くしてごめんなさい! もう私は大丈夫ですから!」

P「そうか?」

響子「はい! 辛かったらちゃんと言います!」

晶葉「なら最後は……」

幸子「……なんですか?」

菜々「……頑張ってね、幸子ちゃん」

幸子「いや、頑張るも何もボクは問題ありませんから」

P「せやなぁ……」

晶葉「じゃあ始めるか」




愛情 100
不満   0
浮気度  0

輿水幸子
愛情 100
不満   0
浮気度  0

タイムアップ。
明日の昼過ぎから最後まで書き上げます。

でわ。

>>160

1年後

幸子『今日は何時までですか?』

P『今は特に大きなイベントも無いから定時には帰れると思うよ』

幸子『そうですか。なら仕事終えたらまっすぐ帰ってきてくださいね。夕御飯作って待ってますから』

P『了解。それじゃ、行ってきまーす』

幸子『あ、待ってください』

P『ん?』

幸子『スーツにゴミが……。もう、だらしないですねぇ』

P『はは、すまんすまん』

幸子『カワイイボクの旦那様らしく、身なりもちゃんとしてくださいよ』

P『ああ。気をつけるよ』




愛情 100
不満   5
浮気度  0

輿水幸子
愛情 100
不満   5
浮気度  0

響子「見た目は良い夫婦みたいだけど……」

菜々「さっそく不満が上がってますね」

幸子「むっ。完璧な良妻なのに何の不満があるんですか」

P「いや、俺に言われても」

晶葉「見れば分かるさ……と」



不満の理由
P『いろいろ細かすぎ』

幸子『だらしない。もっとちゃんとして欲しい』



菜々「あー……」

響子「確かに幸子ちゃんは細かそうだよね」

P「旦那のスケジュールも完璧に把握したいタイプっぽいよな」

幸子「な、なんですか。夫に完璧でいてもらいたいと思うのは普通ですし、スケジュールだって把握しておきたいじゃないですか! 夫婦なんですから」

5年後

幸子『そういえばこの前の音楽祭はどうだったんですか?』

P『ああー……。負けた』

幸子『え?』

P『惜しかったんだけどな。みんなの反省点も見えたし、今度は優勝してやるさ』

幸子『……何を悠長な事を言ってるんですか』

P『へ?』

幸子『惜しいも何も、負けたら同じです! ボクの旦那様なんですから常に一番でいてください!』

P『あ、ああ。でもみんなだって頑張った訳だし……』

幸子『頑張った、なんて負け犬の遠吠えですよ! ちゃんと結果を残さないと!』

P『……気をつけるよ』

幸子『もうっ!』




愛情  95
不満  25
浮気度  0

輿水幸子
愛情 100
不満  10
浮気度  0

幸子「ちょ、ちょっとPさん! なんで愛情が下がってるんですか!?」

P「いやだから俺に言われても」

響子「不満もちょっと高めだね」

菜々「まあ気持ちは分かる気がしますが……」

晶葉「一応見ておくか」



不満の理由
P『常に完璧なんて無理』

幸子『ボク以外の女を擁護しないで』



P「えっ」

菜々「そっち!?」

響子「幸子ちゃんも独占欲強いなぁ……」

幸子「え、あ。その。ち、違いますよ? このソフトがおかしいんじゃないですか?」

晶葉「失礼な。思い当たる節はあるはずだぞ」

幸子「あ、あう……」

10年後

幸子『……なんですかこれ』

P『……すまん』

幸子『謝る前に説明してください。なんでこんな紙に名前を書いてるんですか』

P『もう、限界なんだ』

幸子『……え?』

P『ずっとお前が納得するように頑張ってきたつもりだ。だけどもう疲れたんだよ』

幸子『つ、疲れたって?』

P『いつまで経っても上、上を目指せ。自分の横に立つなら、常に完璧でいろ。そんなプレッシャーの中で、俺はいつ休めばいい?』

幸子『そ、そんなつもりじゃ……』

P『俺は完璧じゃない。だから、お前の横にはもう居られないんだ』





幸子「え……」

P(あちゃー……)

P『幸いまだお前は若い。理想の夫だってすぐ見つかるさ。だから、サインしてくれ』

幸子『……い、いや』

P『幸子、頼む』

幸子『いや、いやっ! やだやだ! 絶対いや!』

P『……幸子』

幸子『完璧でなんてもう言いませんから! ワガママも言いませんから! 一緒にいてください!』

P『……幸子』

幸子『お願い、捨てないで! ボクを1人にしないで……っ』

P『……落ち着いたらこの住所に郵送してくれ。後は俺が手続きしておくから』

幸子『やだ! お願いPさん……。どこにも行かないで……。お願い……』

P『……じゃあな』

幸子『やだっ! Pさん! やだやだやだ! 行かないで、行かないでよ! ……あああああッ!』




愛情  45
不満  60
浮気度  0

輿水幸子
愛情 100
不満  95
浮気度  0

バッドエンド!

幸子「…………」

P「…………」

響子(空気が……)

菜々(今声出したらナナがヤられる……!)

幸子「…………」

晶葉「……所詮、予測だ。確定された未来図では無い」

菜々「そ、そうですよ!」

響子「わ、私だってひどかったけど、これから改善していけば……」

幸子「……改善? 何を?」

P「さ、幸子?」

幸子「どう改善すればいいんですか? ボクは……ひくっ……完璧なんですよ……?」

晶葉「完璧な人間なんているものか。お前も、Pも。私も、な」

幸子「……ぐすっ」

晶葉「総括を見よう。そこから学べばいいさ。完璧になりたいなら、学ぶ事も大切だ」

総括
結婚はお互いをよく理解し合った上で行うものです。
今の両名の結婚はお勧め出来ません。

注意点
Pさん
弱音を吐く夫が良いとは言いませんが、時にはさらけ出すのも大切です。
妻の前では強い自分を見せ続けようとするあまり、不満を抱え込み、それに潰されてしまう事もありますので注意するように。

輿水幸子さん
良く言えば純粋、悪く言えば子供っぽい面が強いです。
本心を素直に言葉にする事が出来ず、相手に誤解を生みやすいです。
愛する人にまで誤解されぬよう、言葉はちゃんと選びましょう。
本心を語る事に恥ずかしさを覚える必要はありません。

晶葉「分かったか?」

幸子「……はい」

菜々「Pさんもですよ!」

P「うい……」

響子「やっぱり本音で語り合うのは大事ですよね」

晶葉「まあそれが難しい事なんだろうけどな」

幸子「……Pさん」

P「ん?」

幸子「……ごめん、なさい」

P「気にすんな。俺も同罪さ」

菜々「よーっし! じゃあナナが素直になれる魔法かけてあげますね! 素直になーれ、ウサミンパワー♪ キュピピン!」

全員「……」

菜々「あ、あれ?」

P「……菜々も素直になれたらいいな」

菜々「ナナはいつでも素直ですよ!?」

晶葉「何はともあれ、全員改善点が見えた訳だ。これから少しずつでも直していけばいいさ」

幸子「素直に、ですか……」

響子「家事が出来るからって良いお嫁さんになれる訳じゃないんだね」

P「菜々は相手探しだな」

菜々「べ、別にまだ急がなくてもナナは大丈夫ですから! で、でも、Pさんがお嫁に欲しいって言うならー……なんてひっ!?」

晶葉「ん?」

P「どうした?」

菜々「え、あ、あの。いつから……」



まゆ「そうですねぇ。時間があるんだな? からでしたよ」

響子「ひゃっ!?」

P「」

晶葉「ま、まゆ」

菜々「ほとんど最初からじゃないですか……」

まゆ「うふふ。なんだか面白そうな事してますね」

晶葉「あ、いやこれはだな……。ま、まゆには必要無いんじゃないか?」

まゆ「どうしてですか?」

晶葉「ほ、ほら。こんなのに頼らなくてもまゆは幸せになる術を知ってるだろう?」

まゆ「そうですねぇ。でもPさんとの結婚生活に役立つなら、体験しても損にはならないと思います。ね、Pさん♪」

P「お、おう……」

まゆ「じゃあこれを被ればいいんでしたっけ。はい」

晶葉「……まあサンプルが増えるし、私にも利があるか。もういいぞ」

まゆ「うふふ♪ じゃあPさん、並んで見ましょう?」

P「あ、ああ」




愛情 100
不満   0
浮気度  0

佐久間まゆ
愛情 100
不満   0
浮気度  0

ちょち風呂と飯食ってきます。
22時半~23時に再開しますので少々お待ちくださいませ。

>>323

1年後

P『ただいまー』

まゆ『お帰りなさい♪ 今日もお疲れ様でした』

P『はは、ありがとう。なんだか良い匂いがするな』

まゆ『うふふ、今ちょうど支度が出来たところなんです。今日は唐揚げですよ』

P『おっ、そりゃ嬉しいな。久しぶりに唐揚げが食べたいなって事務所で話してたんだよ』

まゆ『Pさんの事は、なんでも分かりますから……♪』

P『あはは。本当にまゆにはなんでもバレちゃうな』

まゆ『……ずっと、見てますから』

P『ん? なんだって?』

まゆ『なんでもありませんよ♪』




愛情 100
不満   0
浮気度  0

佐久間まゆ
愛情 100
不満   5
浮気度  0

P「気付け俺! 明らかになんかおかしいだろ!」

まゆ「何がですか? いい夫婦じゃないですか」

晶葉「表面上はな」

菜々「これ間違いなく付けられてますよね。盗聴器チックなもの」

響子「不定期なPさんの帰宅時間に合わせて出来上がる夕御飯もおかしい気が……」

幸子「GPSも合わせて使えばどこで何をしてるかも把握出来ますからね……」

まゆ「嫌ですねぇ。愛の力ですよ……♪」

晶葉「そうかい。にしても不満が上がってるな。どれどれ……」



不満の理由
まゆ『他の女と喋らないで』



まゆ「……うふふ♪」

菜々「ひいいっ!?」

P「ウン予想通リ」

5年後

まゆ『出張……ですか?』

P『地方で大規模なライブイベントがあってな。4日くらいかかりそうなんだ』

まゆ『大変ですねぇ……』

P『しばらく寂しい思いをさせてしまうかもしれんが……すまん』

まゆ『大丈夫ですよ。まゆがしっかり家を守っておきますから、頑張ってきてください♪』

P『ありがとう。頼りになるよ』

まゆ『あ、でも。可愛い子がいたからってスカウトしちゃダメですよ? ただでさえ担当アイドル多いんですから』

P『はは、気をつけるよ。それじゃあ行ってくる』

まゆ『はい、行ってらっしゃい♪』



まゆ『さて、と。まゆも支度しなくちゃ……。うふふ♪』




愛情 100
不満   0
浮気度  0

佐久間まゆ
愛情 100
不満   5
浮気度  0

菜々「何の支度をするんですかねぇ……」

響子「お、お昼御飯の支度……じゃない、よね」

幸子「家を守る気は無いみたいですね」

まゆ「……買い出しの支度に決まってるじゃないですか♪」

P「ああソウデスカ」

晶葉「数値を見る限り、Pはまだまゆの行動に気付いてないな」

P「俺そこまで鈍感なのか?」

響子「はい」

菜々「否定はしません」

幸子「病的なまでの鈍感ですよ」

P「」

まゆ「みなさん? あんまりPさんの悪口言ってたら……お仕置きしますよ?」

3人「」

晶葉「さ、さあ。続きを見ようじゃないか」

10年後

まゆ『陰性……でした』

P『そっか。まあ仕方ないさ』

まゆ『ごめんなさい。いつまで経ってもPさんの子供を宿せなくて……』

P『気にしなくていいよ。子供は神様からの贈り物だし、気長に待つよ』

まゆ『……まゆだけじゃ、不満ですかぁ?』

P『そんな事はない! ただ、な。愛する妻との結晶が欲しいと思うのは男の性みたいなもので……』

まゆ『うふふ。じゃあ今晩も張り切ってもらわなきゃいけませんね♪』

P『あはは。なら晩飯は性のつくものが食べたいな』

まゆ『任せてください。いっぱい作ってあげますよ……♪』




愛情 100
不満   0
浮気度  0

佐久間まゆ
愛情 100
不満  15
浮気度  0

菜々「あっ……」

晶葉「円満な夫婦生活で、この時期に子供がいないのはまゆが初めてだな」

P「早い奴なら2人目がいたくらいだしな」

響子「相性もあるって言いますからねぇ」

菜々「い、いや、あの……」

幸子「生殖器官が機能してないんじゃないですか?」

P「失礼な。これでも健康な体が自慢なんだぞ」

晶葉「まあこんな場合もあるさ。まゆも気を落とすなよ」

まゆ「……はい」

菜々「み、みんな。これたぶんそう理由とかじゃなくて……」

まゆ「菜々さん」

菜々「ひゃいっ!?」

まゆ「しーっ。ですよ……♪」

菜々「は、はい! ウサミン口にチャックしときます!」

>>397訂正


菜々「み、みんな。これたぶんそう理由とかじゃなくて……」


菜々「み、みんな。これたぶんそういう理由とかじゃなくて……」

20年後

まゆ『うふふ、動物園なんて久しぶりですねぇ』

P『たまにはこんなデートもいいだろ?』

まゆ『まゆはPさんと一緒ならどこでも喜びますよ♪』

P『はは、まゆは相変わらずだな。にしても……』

まゆ『どうかしましたか?』

P『いや、当たり前だけど家族連れが多いなあって』

まゆ『……ごめんなさい』

P『い、いや! まゆのせいじゃない! そういう運命だったんだよ!』

まゆ『Pさんは、まゆと2人きりの生活は嫌ですか?』

P『そんな訳あるか! こんなに尽くしてくれる嫁さんがいるのにそんな事言ったら罰が当たるよ!』

まゆ『うふふ、ありがとうございます』

P『だからまあ……うん。これからも、その。よろしく頼む』

まゆ『はい♪ これからも、ずっと2人きりで――』

P『――ん』




愛情 100
不満   5
浮気度  0

佐久間まゆ
愛情 100
不満   5
浮気度  0

ハッピーエンド!

晶葉「おお。予想に反して良い結果だったな」

まゆ「予想通り、ですよ」

菜々「…………」

響子「Pさんよっぽど子供が欲しかったんですね」

幸子「デリカシーがありませんよ」

P「す、すまん。ごめんなまゆ」

まゆ「いえ。まゆはPさんと一緒なら満足ですから……」

菜々「…………」

晶葉「受胎しにくい体質なのかもしれんな。もしよかったら清良や志希に協力を頼んで治す機械を作ってみるが」

まゆ「そこまでしてもらわなくても大丈夫ですよ。もしもの時は病院に行きますから」

晶葉「そうか? まあ本人がそう言うならいいが……」

まゆ「はい♪」

P「まあ総括も見てみるか」





菜々(い、言えない。10年目のシーンでピルの箱がゴミ箱にあったなんて……!)

総括
相手の為に頑張れる理想的な夫婦ですが、一歩間違えば瓦解しかねません。
もう少し話し合ってから結婚した方が無難でしょう。

注意点
Pさん
少しデリカシーに欠ける部分があります。
何気ない一言が相手を傷付けてしまう事も多々ありますので、言葉には注意しましょう。
夫婦間に亀裂を生みかねません。

佐久間まゆさん
ただ一途に相手を愛せるのはとても素晴らしい事です。
ただその性格故に、夫との間を邪魔する存在を許せない節があります。
それが知り合いであっても、我が子であっても。
子供は夫婦の宝物です。
無理にとは言いませんが、夫が子供を欲しがったら拒否せず産んであ


――ガシャン!

菜々「……あ」

P「え」

響子「わっ」

幸子「え?」

まゆ「……」

晶葉「わ、私のパソコンがあああッ!? まゆ!? なんで床に落とした!?」

まゆ「……ごめんなさい。つい手が滑っちゃって♪」

晶葉「ノーパソとはいえ手が滑っただけで落ちるかあッ!」

P「お、落ち着け晶葉! まだ壊れたとは限らな」

菜々「わ、わわっ!?」

――グシャッ!

晶葉「ウサミンー!? 何故踏む!? 何故トドメをさす!?」

菜々「ち、ちが! 今誰かに押されて」

P「……あーあ。こりゃダメだ。完全に壊れてるわ」

晶葉「うわああああああッ!」

菜々「あ、あの。ごめんなさい! 弁償しますから!」

まゆ「元はといえばまゆが落としちゃったのが悪いですから……。まゆも弁償します」

幸子「まったく、みんな揃って何をやってるんですか」

P「わ、悪気があった訳じゃないんだから、な?」

晶葉「う、うう……。安らかに眠ってくれ、マイパソ……」

響子「でももうこれであのソフトは使えませんね……」

晶葉「そ、その辺は抜かりない。今回のデータは駄目になったが、前のはちゃんとバックアップを取ってる」

まゆ「……え?」

P「まだ足りないのかお前」

晶葉「無論だ。もっと多彩なデータを採取しなければ。ふふ、まゆ、ウサミンよ。最新型のを買ってもらうから覚悟しておけ!」

菜々「うう……。また卵がけ生活ですか……」

まゆ「……うふっ」

P「ま、まあめでたしめでたし。かな?」



おわりん

数日間お付き合いありがとうございました!
昨夜は寝落ちて申し訳ない…。

今後続くかは今まで通り不明です。
ネタが出たら書くので、また見掛けたらお付き合いくだせぇ。

でわまたどこかで。

安部菜々(17?)
http://i.imgur.com/hX4QpHn.jpg
http://i.imgur.com/SQRdd5L.jpg

輿水幸子(14)
http://i.imgur.com/NCPHYU2.jpg
http://i.imgur.com/UEIgTNB.jpg

五十嵐幸子(15)
http://i.imgur.com/JxKIeOF.jpg
http://i.imgur.com/CYdbNlf.jpg

佐久間まゆ(16)
http://i.imgur.com/b8IT0AT.jpg
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安部菜々(17?)
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輿水幸子(14)
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五十嵐響子(15)
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