女「痴漢やめてください!」
金髪DQN「あーあ、お兄さんちょっと電車出ようか?」
男「何もしてませんよ俺!?」
金髪DQN「しらばっくれんの?」
男「ええ…」
金髪DQN「な?とりあえず外出ようや、お嬢さんも一緒に」ニヤッ
女「は、はい」ニヤッ
金髪DQN「どうせだからあんたが降りる駅にしようか」
女「はい、ありがとうございます」
男「あの、俺ほんとに痴漢なんて…」
金髪DQN「てめぇしらばっくれんじゃねえよ!!」
男「っ!!」
ザワザワ
男「…」
―――外、裏路地
金髪DQN「さて、20万だな」
男「20万?」
金髪DQN「警察に訴えられるのと20万払うのどっちがいい?」
男「…なぁ」
金髪DQN「あ?」
男「殺人罪で訴えられる形にしてもらえませんかねぇ?」チャキッ
金髪DQN「は?なんだそれ?ナイフ?」
男「そ、あんたみたいに女と手組んでこーいうことする奴見るとさ…」
男「殺さずにはいられないんですよ」ニヤァァッ
金髪DQN「おいおい、脅しのつもっ…」ドンッ
男「殺さずにはいられないって、言ったでしょう?」
女「あ、あ、…きゃっ、むぐぐっ!!」
男「でけぇ声出したらバレちゃうでしょう?」
金髪DQN「おっ、あっ、た、助けっ…」
男「どこにしよーかなー、心臓かなー、首かなー、目玉かなー」
金髪DQN「た、頼むぅっ、た、助けて…」
男「助けて欲しい?」
金髪DQN「は、はいっ!!もうこんなことはしねぇよぉ…」
男「じゃ、左目」ドンッ
金髪DQN「ぎゃあああああああ…むぐっ」
男「でけぇ声出すんじゃないって言ったでしょう?」
女「お願いしますぅ見逃してぐだざいぃぃぃぃ」
男「あー、もしもし?はい、はい、いい女優がてにはいりましたよ」
男「はい、そうです。大丈夫です。僕の見立てだと1500万は稼げます」
男「あはははは、可愛いのにバカですよねぇ」
男「はい、えーと○?株式会社の裏路地の工事中のとこの、はい、そうです。じゃ、おねがいします―」
男「ふぅ…」
男「ありがとな、お嬢さん」ニコッ
女「え?」
男「あんたのおかげで俺、今日500万貰えるから」ニコニコ
女「え、あの、あの…」
男「俺に声を掛けたのが運の尽きってやつ」
女「あの…私どうなっちゃうの…?」
男「え?知りたい?」
女「…」コクッ
男「まずAV女優になってもらう、あんたなら整形いらんでしょ」
女「えっ、そんな!?」
男「で、まあそのあとは中国に売り飛ばされるなりなんなり、俺の知ったこっちゃない」
金髪DQN「もがもがっもがもがっ」
男「あ?口にタオル入ってたら何言ってるかわかんないでしょう!!!」バキィッ
女「きゃっ…ハッ」
男「そ、悲鳴あげんなよおりこうサン」
男「じゃ、次は右目っと」ズンッ
金髪DQN「~~~~~~!!!!!!!!」
女「あ、ああああ…」ジョロロロロー
男「うわ、きたねぇ…」
ブゥゥゥゥゥーン、キィッ
ガチャッ
スーツの男「待たせて申し訳ない」
男「いえいえ、こいつです。どうです?なかなか上物でしょう」
スーツの男「ほぉ…」
男「500万で譲りますよ。後は好きにどうぞ」
スーツの男「500万か…うーむ」
男「どうです?」
スーツの男「ちょっと触ってみてもいいかね?」
男「あ、どうぞ、でもこいつちびっちゃってます」
スーツの男「目の前で自分の男が刺されたくらいで小便漏らしおったのか」
スーツの男「ふむふむ、乳もだいぶ揉まれておるな」もにゅもにゅ
女「ひっ…」
スーツの男「顔は可愛いがこの身体とそのメンタルだと350万だな」
男「マジっすか…ちっ、しゃあねえ380万なら?」
スーツの男「…良いだろう」
男「じゃ、決まり~」
スーツの男「おい、男さんにあれを」
黒服「はっ!どうぞ、こちらです!」
男「へへ、どうもどうも」
スーツの男「そこの金髪は?」
男「さあ、好きにどうぞ~」
男「じゃ、俺はこれで」スタスタスタ
スーツの男「男!」
男「はい?」
スーツの男「また、頼むよ」ニコォッ
男「そりゃもちろん」ニヤァッ
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