エレン「死ねよ、ベルトルト」(11)
ベルトルト「何をいっているんだよエレンは、それに何で僕を殺すのさ」
エレン「お前、まだそんなこといってんのか、そういうところも含めて俺はお前が大嫌いだ」
アルミン「本当はわかっているんだろ、君はそうやってずっと嘘をつきつづけるのかい」
ベルトルト「君たちにわかりっこない。僕の気持ちなんて、わかりっこないんだよ」
ベルトルト「僕は誰も理解しないし理解されなくていい。それでいいんだ。それ以上は何も考えないし、望まない」
エレン「は、お前は、そういって逃げんのかよ。そうやって逃げたいなら逃げておけばいいぜ、でもな、いつか俺たちはお前を殺す。お前の仲間も、巨人も皆。いいか、大量殺人犯に立派な最後があるなんて、思わないことだな」
ベルトルト「いいさ、そんなこと。分かってるよ、最初から。それなら早く殺してくれよ。もううんざりなんだよ。僕は、こんな世界望んでなんかいたかったさ、皆と楽しく生きていたかったんだよ。ただそれだけなんだ。それすら叶わない僕は、もう最初から生きている意味なんてないんだよ。」
ベルトルト「早く、殺してくれ。大量殺人犯も、もうつかれたんだよ。早く殺してくれ。いいから早く」
ベルトルト「」
ベルトルト「殺して殺して殺して殺して・・・・・・」
エレン「...トルト、ベルトルト。おい、起きろよベルトルト。」
ベルトルト「はぁ、はぁ、」ガバ
アルミン「うわっ、すごい汗だよ、大丈夫。」
ベルトルト「はぁ、はぁ、はぁはぁ」
エレン「本当だ、大丈夫かベルトルト。」ピト
ベルトルト「はぁ、...るな、触るな、触るなぁぁぁぁぁぁ」
ベルトルト「来るなー、来るな来るな来るな来るな」
エレン「おい、どうしたんた、急に、おい」
アルミン「しっかりして、ベルトルト」
ライナー「何やってんだって・・・おい、大丈夫かベルトルト」
ライナー「とりあえず、俺はこいつを医務室につれていく。お前らは今日ベルトルトは訓練休むって教官に伝えてくれ」
エレアル「分かった」
暗い、トンネルをずっと僕はひとりであるいてきた。長い長い果てしなく長い、きっと終わりのない暗いトンネルを。
エレン「お前は、何で人類を殺す。」
エレン「何が楽しくて、壁を壊したんだ」
エレン「お前が食う人間の肉ってのは、どんなあじがするんだよ」
エレン「なぁ、教えてくれよ。なあ、頼むよ。お前の口から言って見せろよ」ニヤ
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