【安価】絵里「凛と仲良くなりたい」その4【ラブライブ!】 (818)

凛「前回のラブライブ!」

凛「やっほー! 凛だよー!」

凛「えーっと、前回の説明はー……っと」

凛「絵里ちゃんが凛のペットになりました!」

凛「これでいいかにゃ?」


その1 【安価】絵里「凛と仲良くなりたい」【ラブライブ!】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1389/13895/1389588245.html)

その2 【安価】絵里「凛と仲良くなりたい」その2【ラブライブ!】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1390/13908/1390814258.html)

その3 【安価】絵里「凛と仲良くなりたい」その3【ラブライブ!】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392645951/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397822461

凛「ほら、ペットなら……わかるでしょ?」

絵里「は、はい、>>10させていただきます……!」

バイブ責め(受け)

絵里「は、はい、バイブ責めを受けさせていただきます……!」

凛「……はぁ」

絵里「え、ええっと、お気に召しませんでしたか……?」

凛「……それで気持ちよくなるのって、絵里ちゃんだけだよね?」

絵里「そ、そんな、こと……」

凛「……」

絵里「……あり、ます」

凛「……」ムスー

絵里(う、うぅ、どうすれば……そうだ、>>13よ!)

跪いて足を舐める

絵里(う、うぅ、どうすれば……そうだ、こういう時は確かひざまずいて足を舐めればいいのよね!」

絵里「……」スッ

凛「……?」

絵里(……足のどの部分を舐めようかしら)

>>18
1.脛
2.足の甲
3.爪先

2

絵里(……ただの服従? いいえ、私の凛への感情はそんなものじゃないわ)

絵里(だって……私は、凛の)

絵里「んっ」チュッ

絵里(ペット、だもの)

凛「……!」

絵里「……」ニコッ

凛「……そこ、足の甲だよ……?」

絵里「……ええ、知ってるわ」

凛「……えへっ」

絵里「お気に召した?」

凛「うん。……ほら、もっと舐めてよ」

絵里「れろっ……んむ、ちゅ……ちゅっ、っぱ」

凛(足から……どんどん、気持ちいいのが、上がってくるにゃ……)

絵里「ちゅ、れろっ、ちゅううううっ……!」

凛「ぁっ……!」ゾクッ

凛「んっ……! なん、か、変、な……!」

絵里「……お気に、召しましたか……?」

凛「はぁ、はぁ、体、あつい、よ……!」

絵里「なら、もっ」


ンーデーデデッデッデッデッデ♪ デーンデッデッデッデ♪


絵里「!?」ビクッ

凛「!?」ビクッ

絵里「わ、私の携帯……こ、こんな時に……誰よ、まったく……真姫? …………」チラッ

凛「……いいよ」

絵里「…………」ピッ

真姫『もしもし、エリー? 出るの遅かったけど、忙しかった?』

絵里「ああ、ごめんなさい、あとちょっとでキリのいいところってところだったから……それで、用件は?」

真姫『ライブ、するわよ』

絵里「……は?」

真姫『だーかーら、ライブ。ていうか、凛いる? いるならついでに伝えたいんだけど……』

絵里「凛、真姫が凛はいるかって」

凛「いるって言っていいよ」

絵里「いるわよ。スピーカーにする?」

真姫『おねがい』

絵里「それで? ライブって、どういうこと?」

真姫『そのままよ。普通のライブと……』

絵里「……その言い方だと、もう1つあるみたいじゃない」

真姫『……卒業ライブね』

絵里「……!」

凛「…………」グッ

真姫『ま、そっちは日程はだいたいこの辺でってことで抑えてあるだけで、まだ調整中だけど……今は最初に言った方について話すわ』

絵里「……あ、ええ、お願い……」

真姫『セットリストとかは後で色々ファイル送るけど、とりあえず日程だけ。今月の23日と24日に、学校の講堂でよ』

凛「割と、急なんだね」

真姫『穂乃果がまた例のごとく言い出すんだからしょうがないでしょ? だいたい穂乃果の最初の案なんて来週よ、来週! バッカじゃないの!?』

絵里「あ、あはは、穂乃果、らしい、わね……」

真姫『じゃ、それだけ伝えたかったんだけど……何かほかにある?』

凛「……凛は、ないよ」

絵里「……私も、ないわ」

真姫『オーケー、それじゃ、またね』


ピッ



絵里「…………」

凛「…………」

絵里「……卒業、かぁ……」

凛「……絵里ちゃんは、さ」

絵里「……うん」

凛「……卒業したら……どうするの」

絵里「……それは」

凛「……やっぱり、遠くに、行っちゃうの?」

絵里「……知ってるでしょ、私の第一志望」

凛「……うん」

絵里「…………」

凛「…………」

絵里「たった、2年じゃない……」

凛「…………」

絵里「…………」

凛「2年『も』……なんだよ……凛に、とっては……」

絵里「……そう、ね……私にとっても、よ」

凛「離れたく、ないよぉ……」ギュッ

絵里「……私も……離れたく、ないわ」ギュッ

凛「……凛も……連れてって」

絵里「バカいわないの……今までのみんなや、家族はどうするの」

凛「…………」

絵里「……1か月に1回は、帰ってくるから……」

凛「…………」ギュッ

絵里「……毎晩、電話しましょ?」

凛「……ぐすん、うん……ひぐっ、ふええぇぇん……!」

絵里(……よし、決めた)

~翌日朝・絵里の部屋~

絵里「凛、起きなさーい!」

凛「んにゃ……もう、あさ……?」

絵里「ほーら、ライブが決まったんだから、しっかりトレーニングよ! 着替えて!」

凛「ふえぇ、鬼軍曹に戻ってるにゃぁ!」

絵里「だーれが鬼軍曹よ、だーれーが! ほら、恥ずかしいライブは見せられないわ! 行くわよ!」

凛「だれかたすけてぇぇえぇぇええぇ……」





花陽「!?」ビクッ

海未「は、花陽!? どうしました!?」

花陽「い、いや、なにか、とてつもない危機を感じて……」

海未「ど、どうしたんですか、何か病気とか、その、私が何か悪いことをしたとか、その、ええっと、あああぁぁぁ……!」

花陽(困る海未ちゃんかわいいよぉ)

~昼・神社前~

絵里「さあ、この階段10往復! 負けたらお昼ご飯おごりよ!」

凛「えぇええぇえぇえ!? 10往復~~~~~!?!?!?」

絵里「よーい……」

凛「えっ、ちょっ、ええ!?」

絵里「ドン!」

凛「にゃぁあぁあぁぁあ!?」


>>33 絵里
>>34 凛

コンマ下2桁の大きい方の勝ち

はい

凛「ぜぇ、はぁ、ぜぇ、はぁ、え、りちゃ、は、や……」

絵里「ふふん、5往復目あたりでバテてたわね……そんなんじゃライブ乗り切れないわよ?」

凛「そりゃ、いっぱい、勉強してた、から」

絵里「その分を含めて取り戻すわよ! さ、お昼ご飯の前にもう5往復ッ!!」

凛「ぎええぇえぇえぇええぇえ~~~~~~~!!」





~昼・ファミレス~

凛「きゅ~」バタン

絵里「あらあら、お疲れね」

凛「あだりばえじゃ~ん……」

絵里「ほら、好きなものガンガン食べちゃいましょ?」

凛「凛がおごるんだからあたりまえだよ~……」

絵里「あら、バレた?」ペロッ

凛「おに~……」

絵里「鬼で結構」

凛「なんで二人っきりだとあんななのに外だとこんなドSになれるにゃ~」

絵里「あっ、ちょっ、それは言わない……でッ」

凛「……あれ? どうしたの? 顔、赤いよ?」

絵里「な、なんでもないわ、たくさん走ったからほら、ね?」

凛「ふ~ん……ねね、そっち側いっていい?」

絵里「だ、ダメッ!!」

凛「え~、どうして?」

絵里「ダメったらダメ……!」

>>40「あれ? 二人ともどうしたの?」

メンバーor雪穂

ほのうみ

穂乃果「あれ? 二人ともどうしたの?」

海未「汗びっしょりじゃないですか」

凛「穂乃果ちゃん! 海未ちゃん!」

絵里「二人で次のライブに向けて特訓してたのよ」

凛「絵里ちゃんほんとに鬼なんだよ~! あ、そういえば二人はどうしたの?」

穂乃果「あ、その、うーん……」チラッ

凛「……怪しいにゃ」

海未「え、えぇっ!?」

凛「もしかして……かよちんとことりちゃんに黙って……浮気!?」

海未「な、んあなあ、なんでそうなるんですか!?」

凛「これは一大事にゃ、かよちんに連絡を」

海未「待ちなさい凛! これにはふかーい、ふかーいわけがですね、その……あ、とりあえず相席いいですか?」

絵里「いいわよ、ほら穂乃果こっち」

凛「凛がそっち行くにゃ~!」

絵里「え、だからそれは」

凛「それーっ!」

絵里「あ、あぁ……」

海未「し、失礼します……」

穂乃果「んしょ……私これにしよ、海未ちゃんは?」

海未「あ、私は……そうですね、これで」

絵里「それで? 何かあったの?」

穂乃果「ちょっと相談受けてたんだ。海未ちゃんのこと考えてさっきちょっと、ね?」

海未「凛と絵里なら、大丈夫かなと……」

凛「よーし、まっかせるにゃ! 泥船に乗った気持ちでいるにゃ!」

絵里(それじゃあ沈むじゃないの……)

海未「……その、実は……>>45のことで、相談が」

真姫

海未「……その、実は……真姫のことで、相談が」

絵里「真姫の?」

海未「はい、にこって、穂乃果や希とは、まあこないだの新曲デュオ……まあこの3人はトリオですが、それがあるじゃないですか」

絵里「はあ……真姫、のことよね? どうしてそこでにこが?」

海未「にこと会話させてもらえないんです」

絵里「は?」

海未「穂乃果や希は、ユニットの関係で許してるみたいなんですが……私や花陽がにこと話そうとすると、引きはがしてくるというか」

絵里「あー……なるほど、まあ独占欲強いから……」

海未「そんなこと言っても、限度ってものがあると思いませんか?」

絵里「うーん……でも、私は別にあれになれてたし……」

海未「な、慣れてる!?」

絵里「ちょっとにこをからかったら、視線で殺せるんじゃないかってくらい睨んで来たりとかは普通よ?」

海未「引きはがされたことは?」

絵里「あるわ」

海未「……まあ、普通、なんですかね」

絵里「ええ」

海未「はぁ……」

絵里「他にも心配事あるの?」

海未「……わかりますか」

絵里「ええ」

海未「……実は……」

~同時刻・別のファミレス~

ことり「海未ちゃんが!?」

花陽「うん……」

ことり「あの海未ちゃんが!?」

花陽「うん……」

ことり「へぇ~」ニヤニヤ

花陽「か、からかわないでよぉ……」

ことり「えへへ、ごめんごめん。でも、ならどうして?」

花陽「え、ええっと、あんまりいきなりでびっくりしたっていうか、その……」

ことり「んー、まあ、確かに……」


ことり「いきなりお風呂場で



                 胸を揉もうとしたら嫌がられたぁ!?!?」

海未「しーっ、しーっ!! いきなりそんな大声出さないで下さいよ絵里!」

絵里「あ、あ、ごめんなさい。当たり前でしょそんなこと……」

海未「こ、これでも勇気を振り絞ってですね……」

絵里「せめて一言ぐらい付け足しなさいよ……そんないきなりなんて」

海未「じゃあ、花陽に突然『胸を揉んでも



                         いいですか?』って聞かれたら許してた?」

花陽「ちょっとびっくりするだろうけど、うん……海未ちゃんがしたいなら、いいよ、って答えると思うな」

ことり「まあ、海未ちゃんのことだし……たぶん思考回路がパニックになっちゃったんだよ」

花陽「あはは……今日、ちゃんと謝るね」

ことり「うん、それがいいと思うな」

凛「別に凛はそんな遠慮いらないと思うけどな~」

海未「そ、そうなんですか……?」

凛「うん、ね?」

絵里「え、私に振らないでよ……しかも、遠慮ぐらいして欲しいわよ、私だって」

凛「そんなこと言って、本当はうれしいんでしょ?」サワッ

絵里「ち、ちが」ビクッ

凛「いきなり、されるの」サワサワ

絵里「ちょ、ちょっと、凛」

海未「な、なななん、なんということを、ふ、ふた、りとも、は、はぁ、はれんちですっ!」

穂乃果「いきなりかよちゃんの胸を揉んだ海未ちゃんが言えるセリフじゃないと思うけどなぁ……」

海未「そ、そういう穂乃果はどうなんですか、ことりにいきなりされたりとか、ですね、その」

穂乃果「んー……記憶にあるかぎりじゃ、ないなー。ま、ことりちゃんだし」

海未「それは……そうですね」

穂乃果「とにかく、海未ちゃんはちゃんと謝った方がいいと思うよ」

海未「そうですね」

凛「それから改めてわしわしすればいいにゃ!」

海未「し、しませんよそんなこと!!」

絵里「あ、なんなら今ここに花陽呼び出す?」

凛「賛成! じゃあかよちんに連絡するね!」

海未「は、はいぃ!? ちょ、ちょっと待ってくだ」

凛「もしもし、かよちん? あ、ことりちゃんと一緒なの!?」

海未「えっ」

凛「ふんふん、なるほどねぇ……すごく楽しそうにゃ!」

海未「た、たのしそう、とは、まさか、私に愛想をつかして……」

凛「うん、それでね」

海未「ああ、もう、おしまいです……」

凛「んー、わかった! じゃねー!」

海未「ごめんなさいごめんなさい許してください切腹でもなんでも致しますぅうぅぅ……!」

~ちょっと後・公園~

絵里「……ねえ……」

凛「?」

絵里「ほんとにあの海未を一人にして大丈夫なのかしら……」

穂乃果「大丈夫だよ、海未ちゃんだもん」

ことり「大丈夫だよ!」

絵里「ってなんでことりが!?」

ことり「かよちゃんにワザと10分待ち合わせに遅れるように言っておいたの♪」

凛「なるほど、遅れるってことは怒ってることの表れだって勘違いさせるんだね! ことりちゃんすごいにゃ!」

ことり「ピンポーン♪ はぁぁあぁ、おどおどする海未ちゃんかわいいなぁ……? ね、穂乃果ちゃん?」

穂乃果「うんうん! ことりちゃん、ナイスアイディアだよっ!」

絵里「はぁ……いい、二人とも」

穂乃果「しっ! かよちゃんが来たよ!」

凛「ごくり」

ことり「わくわく♪」




花陽「……」

海未「は、花陽、その」

花陽「なーに?」

海未「えっと、その、こ、ことりは……」

花陽「どうしてそこでことりちゃんの名前が出てくるの?」

海未「あ、す、すみません、その、先ほど、ことりと一緒にいたというのを凛から聞きまして」

花陽「あ、うん。いたよ?」

海未「も、もしかして、その、私に愛想を尽かしてしまったとか」

花陽「どうかなぁ……」

海未「そんな……! あの、胸をいきなり揉んだのは本当に申し訳ありませんでした! この通りです!」ドゲザー

花陽「……」

海未「土下座でダメなら、切腹でも、なんでも致します……!」

花陽「じゃあ……



               して?」

海未「……えっ……」

海未「あ、あの……」

ことり「ん~?」ニヤニヤ

海未「な、なぜこんなことになっているのでしょうか……」

ことり「海未ちゃんが、かよちゃんに土下座して『なんでも致します』なんて言うからじゃないかなぁ?」

海未「そ、それは、そうですが、その、恥ずかしい、です……」

ことり「大丈夫、とーーーーーーーーーーーっても、カッコいいよ! あ、写真1枚撮らせてね?」カシャ

海未「う、うぅ……」

ことり「ほーら、かよちゃんも待ちくたびれてるよ?」

海未「や、やっぱり、花陽を説得して」

ことり「だーめ♪」

海未「やっぱり……」

ことり「じゃ、お披露目タ~イム!」シャッ

海未「あ、ちょ」


7人「おぉぉおおぉ……」

海未「…………」

花陽「ことりちゃん、ありがとね! やっぱりことりちゃんはスゴいなぁ、こんなの作っちゃうなんて……」

ことり「えへへ、実は前から海未ちゃん達にこういうの着せてみたくって……イメージみたいなのは持ってたの」

海未「あ、あの、花陽」

花陽「……違う、よね?」

海未「や、やっぱり、その」

花陽「うーみーちゃん?」

海未「は、はい、お、お、お嬢、さま」

花陽「はわぁあぁぁ……」トローリ

ことり「きゃー! きゃー! 執事海未ちゃんとお嬢様かよちゃん!!」バンバン

絵里「こ、ことり、落ち着いて……」

ことり「あ、そうだ!」ガシッ

絵里「!?」

ことり「さっき、ことり……海未ちゃん『達』って言ったよね?」

絵里「ま、まさか」

ことり「その、ま・さ・か、だよ、絵里ちゃん♪」

絵里「ちょ、私は」

ことり「凛ちゃんも見たいよね? 絵里ちゃんの執事服」

凛「うんっ!!!」

絵里「そ、そんな……」

ことり「と、いうわけで、じゃーん!」

絵里「う、海未、これ、なかなか……」

海未「でしょう……?」

凛「カッコいいにゃぁ……」

花陽「はわぁ……」

ことり「じゃ、後は4人でよろしくね♪」ピシャッ

絵里「えっ!?」

海未「こ、ことり!?」

絵里「ちょっ、なんで開かないのよっ、これ!」

海未「あっ、これ、外からつっかえ棒が……」

絵里「……はぁ……」

海未「あ、あの……これから、どうすれば……」

凛「決まってるでしょ?」

海未「え、決まってる、とは」

凛「絵里ちゃーん、凛、ノド乾いたにゃ~。麦茶がいい!」

絵里「かしこまりました、お嬢様。少々お待ちを」スッ

海未「えっ、えっ!?」

絵里「麦茶をお持ちしました」

凛「もちろんちゃーんと執事とお嬢様すればいいのにゃ!」

海未「ちょっ、ええぇっ……!? え、と、その」チラッ

花陽「……!」キラキラ

海未「は、はな」

花陽「海未ちゃん?」

海未「お、お嬢様」

花陽「よくできました♪」

海未「あぁあぁああ……恥ずかしい……!」

花陽「さっそくだけど海未ちゃん……>>66


1.のどかわいた
2.おなかすいた
3.かたがこった
4.ねむくなった
5.ちゅーしたい
6.わしわしして

※5はコンマ39以下、6はコンマ19以下の時に成功とし失敗の場合は安価下

花陽「さっそくだけど海未ちゃん……ちょっと肩が凝ったかなぁ、って」

海未「は、はい、揉ませていただきます」

花陽「お願いね♪」

海未「失礼します……」

花陽「んっ……」

海未「い、痛かったでしょうか!?」

花陽「ううん、ちょうどいいよ。海未ちゃん、肩もむの上手だね♪」

海未「あ、ありがとう、ございます……」

花陽「んっ……はっ……ぁ……ぃ……」

海未(は、花陽、だめです、だめです! 私の理性が……!)

凛(海未ちゃん、我慢してるにゃ……よし、ここはもっと欲望をかきたててあげるために……)

凛「ねえねえ絵里ちゃん、>>69!」


1.おなかすいた
2.ねむくなった
5.ちゅーしたい
6.わしわししたい

5はコンマ69以下、6はコンマ34以下

5

凛「ねえねえ絵里ちゃん、ちゅ~したい!」

絵里「かしこまりました、どうぞ」スッ

凛「んっ」チュッ

海未「な、な、なぁ……!」プルプル

凛「えへへ」ギュッ

絵里「お嬢様、ご満足いただけましたか?」ギュッ

凛「とっても~」

海未「こ、こんなところで、き、きき、きす、など……!」

花陽「……」ジィーッ

海未「は、じゃなくてお嬢様、あの、その」

花陽「……」ジィーーーッ

海未「……し、しつれい、します……」チュッ

花陽「えへへ……」

海未「お、お嬢様が、言うから、しかたなく……」

花陽「あれ? 何も言ってないよぉ?」

海未「で、ですが、視線を」

花陽「海未ちゃんがカッコいいから見とれてただけだよ?」

海未「あ、あの、その」

花陽「つーまーり、海未ちゃんが、『自分の意思で』、してくれたってこと♪」

海未「あぁあぁあぁあぁあぁぁぁぁぁぁ……」プシュー

凛「かよちん……策士にゃ……」

花陽「ねえ、海未ちゃん」

海未「な、なんでしょうか、お嬢様……」

花陽「ぎゅーって、してほしいな」

海未「な、それ、は」

花陽「だめ?」

海未「あ、いや、その」

花陽「お布団の中じゃしてくれたのに……」

海未「な、な、なんてことをいうのですか!!! その、あれは、あの、二人きりだったからで、その」

花陽「海未ちゃん……お願いっ!!」

海未「はうっ……! わ、わかりました、ご命令とあらば……」

花陽「違うよ、海未ちゃん。お・ね・が・い」

海未「は、はい……」ギュッ

花陽(ことりちゃんに教えてもらったテクニック、効果抜群……♪)

凛「こっちも負けてられないよ絵里ちゃん! 凛のことぎゅーってして!」

絵里「かしこまりました」ギュッ

凛「……えへへ」

花陽「えへへ……」

花陽「はぁ~楽しかったぁ」ホクホク

海未「も、もう二度とやりません……」

花陽「えっ、もうやってくれないの……?」ウルッ

海未「や、やりませんよ!」

花陽「…………」ジーッ

海未「そんな目で……見つめられても……」

花陽「…………」ジィーーーーッ

海未「う、だ……め……」

花陽「……ぐすっ」

海未「わ、わー! わかりましたよ! しますってば!」

花陽「やったぁ!」ダキッ

海未「あ、あぁ、もう……っ」ナデナデ

絵里「めでたし、めでたしってわけね」

凛「絵里ちゃんも今度またやってね!」

絵里「はいはい、わかったわよ」

~翌日・1年教室~

先生「はーい、それじゃテスト返すから赤ペン以外はカバンか机の中にしまうようにー」

凛(……英語のテスト……)

先生「はい、じゃあ出席番号順に取りにくるように」


…………

…………


先生「星空ー」

凛「はーい!」

先生「採点してて目疑ったぞ、次も頑張れ」

凛「はい!」

凛(結果……は……)

凛(…………)




先生「はい、じゃあ平均点ならびに今回のトップを発表します。平均点は○○点」

エータカイヨー

先生「いや、もうちょっととってもらいたかったんだがなあ……それじゃ最高点発表ー」

ドウセニシキノサンデショー

先生「最高点は……94点!」

オオー

スッゲー

先生「……西木野!」

ホラーヤッパリー

ニシキノサンスゴーイ

凛「…………」

~放課後・部室~

海未「さて、1日目の結果ですが……穂乃果、凛、にこ、赤点はとってませんよね?」

穂乃果「な、なんとかセーフ……」

にこ「あったりまえじゃない! 余裕で回避してやったわ!」

海未「そんなんで威張られては困ります!! 赤点にならないことは当然のことです! 凛、あなたはどうでしたか? 確か英語がかえってくるんでしたよね?」

凛「…………」

海未「凛? あなたまさか」

凛「…………」スッ

海未「……はい?」

希「……どうしたん? 固まって……へぇ!?」

穂乃果「私にも見せて見せてー! うええぇえぇえ!?」

真姫「私もびっくりしたわよ……」

花陽「凛ちゃん、すっごい頑張ったんだよ!」

にこ「そ、それでも、あ、あの、凛が……」

ことり「英語で……」

ガラララッ

絵里「ハァーイ♪ どう、私の教育結果は?」

海未「あ、絵里! 一体、ど、どんな魔法を使ったんですか!?」

穂乃果「そうだよ! 凛ちゃんが英語でこんな点取るなんて!」

凛「……ちょーっと凛をバカにしすぎじゃないかと思うにゃー……」

絵里「ま、そこはナ・イ・ショ。ね、凛?」

凛「うん!」

真姫「……あれ、凛。あなた解説聞いてなかったの?」

凛「……? すっごい眠たかったから寝ちゃった!」

真姫「……ここ、バツされてるけど……」

花陽「あ、ホントだ。あってる……」

凛「えー? どこどこー?」

絵里「問題は……あ、本当ね」

真姫「って……ことは」

花陽「2点、アップするから……」

凛「96点にゃーーーー!!!!!」

~回想:1年教室~

先生「……西木野!」

ホラーヤッパリー

ニシキノサンスゴーイ

先生「そしてなんと今回はもう1人!」

エエー

ニシキノサントオナジテンスウトルナンテ・・・・・・モシカシテ○○チャン?

ワタシジャナイヨー?

エージャアダレー?

先生「……星空!」

真姫「え?」

エ?

凛「ふっふーん」ドヤッ


エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!?!??!?!?!!?!?!?

真姫「え、ウソでしょ、凛……ちょっと見せなさい!」

先生「あ、おい、授業中だから席を立っちゃ」

花陽「凛ちゃん!?!? 一体どうしちゃったのぉ!?!?」ガバッ

凛「え、えっと、かよちん、くるし」

エースゴーイ!!

ホントニキュウジュウヨンテンダー!

真姫「ど、どういうこと……ここ、私が間違えたとこ……ここも、ここも……」

凛「えっへっへ~」ドヤァ

先生「はーいそこまでー」パンパン

先生「10秒以内に席に戻らない奴からは50点引くぞー」

ゲッヤバッ

モドラナキャ

ゴジッテンハヤリスギダヨー

先生「はーいじゃあ解説始めるからなー」



…………

……

~現在:放課後・部室~

凛「じゃあ、今すぐ先生のとこに」

花陽「り、凛ちゃん……授業中に持っていかないとあの先生受け付けてくれないよ……」

凛「え、そ、そうなの……?」

真姫「まあ、いいじゃない、別に。書かれてるのは同じ94でも……私に勝ったのは事実なんだから」

絵里「そうよ、凛。やったじゃない!」

凛「う、うん……!」

ことり「……ねえ、穂乃果ちゃん」

穂乃果「ほぇ? なーに?」

ことり「次のテスト、海未ちゃんと数学で勝負してね♪」

穂乃果「うえぇ!?」

ことり「負けたら~……そうだなぁ~……うふふ……♪」

穂乃果「こ、ことりちゃん、か、かんがえなおしてもらえ」

ことり「ないです♪」

穂乃果「そんなぁあぁぁぁあぁあ……」

絵里「本当に、本当に、よくがんばったわね……!」ギュッ

凛「うん……!」

絵里「凛……ありがとう、おめでとう……!」

凛「絵里ちゃんの、おかげだよ……」

絵里「ううん、凛が頑張ったおかげよ……さ、凛。私になにかできることがあったら言って」

凛「できること?」

絵里「凛が頑張ったんだから、当然私も凛のために何かしないと、ね?」

凛「……うーん……じゃあ……>>98……かにゃ」

泊まりがけデート

凛「……うーん……じゃあ……また、お泊りデートしたいにゃ」

絵里「お泊り? そうね……でも、今度のライブに向けてみんなで仕上げていかなきゃいけないから……」

凛「……」ショボン

絵里「あー、うーん、えーっと……」

凛「すぐは、やっぱり、だめ……?」

絵里(考えるのよ私……どっちをとるか……最善の選択、それは……>>103よ!)

泊まろう

絵里「……わかったわ、泊まりましょう」

凛「ほんと!?」

海未「……絵里」

真姫「ちょっと」

絵里「話は最後まで聞くものよ」

海未「どういうことですか?」

絵里「泊まる場所は……ここ」

にこ「ここ、って」

希「学校……?」

絵里「その通り!」

穂乃果「ってことは……」

ことり「9人みんなで?」

絵里「ま、そうなるわね……」

凛「……デートじゃないにゃ……」

絵里「まあまあ、落ち着いて。ちゃんとしたのは日を改めて、だから。今はこれでガマンしてくれないかしら……」

凛「……うん、わかった」

絵里「そう、えらいわね」ナデナデ

凛「……覚悟しておいてね」

絵里「……っ」

凛「声、抑える練習、今からしておいてね」ヒソヒソ

絵里「っ……!」カァァアッ

~水曜・朝~

絵里(今日の練習メニューは……)

1.発声
2.デュオ・トリオ曲
3.全体曲
4.個人練習


>>117

2

絵里「じゃあ今度のライブにむけてみっちり鍛えていくわよ!!」

8人「おー!!」



絵里「……さて、凛。ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

凛「うん」

絵里「……振りつけ……やっぱり大胆すぎない?」

凛「……硝子の花園こなした絵里ちゃんに言われたくないにゃ」

絵里「あ、あれだって、必死に恥ずかしいのガマンしたんだから……!」

凛「じゃあ大丈夫にゃ~♪」

絵里「あ、あれの比じゃないじゃない……!」

凛「……イヤ、なの?」

絵里「イ、イヤってわけじゃなくて、その」

凛「えへへ、楽しみだなぁ……絵里ちゃんの真っ白なノド、かぷって噛むの」

絵里「そ、そこだけでもなんとか」

凛「だーめーにゃ」

絵里「ひええぇぇえ……」

絵里「ワン、ツー、スリー、フォー……」

凛「んー、やっぱりここの振りつけはこっちのほうが……」

絵里「そうね、ここをこうするなら次のここも……」

凛「なるほど、じゃあ2番のとこも……」

絵里「そうね……」




海未「……」

花陽「……」

海未「ど、どうしましょう」

花陽「と、言われても……」

海未「ダンス……なんてないですし」

花陽「や、やっぱりボイトレしようよぉ」

海未「は、恥ずかしいですよ、あんなの……花陽の前で……」

花陽(自分で書いた歌詞だと思うんだけどなぁ……)

~放課後~

絵里(何をしよう……)


>>124

学校お泊まりについて、理事長に許可をもらいに行く。

絵里(……理事長に学内許可をもらいにいかなくちゃね)


コンコン

絵里「絢瀬です」

理事長「どうぞ」

ガチャッ

絵里「失礼します」

理事長「何かしら?」

絵里「理事長は二週間後のライブのことはすでにお知りに?」

理事長「ええ。高坂さんがまた突発的なことを言い出したみたいね」クスクス

絵里「ええ……まったく、困ったもので」

理事長「その関係で何か?」

絵里「はい、校内合宿をさせていただけないかと思いまして」

理事長「泊まり込みで練習ってわけね、いいわ。いつ?」

絵里「今週と来週の金曜と土曜の夜です」

理事長「なるほど、週末に追い込み……ね、わかったわ。許可します。ただし、ちゃんと宿題は出すこと、いいわね?」

絵里「ええ、ありがとうございます」ペコリ

理事長「がんばってね。うちの娘もなんだか張り切っちゃって」クスクス

絵里「そのようで……衣装づくり、いつもこと、南さんに任せっきりで……申し訳ありません」

理事長「いいの、いいの。あの子がやりたくてやってることなんでしょ? ごはんよーって呼んでもまだ作ってるからちょっとまっててーって言ったっきり10分、20分と来なかったりするもの」

絵里「ふふっ」

理事長「最近高坂さん……もう穂乃果ちゃんでいいかしらね、よく家に来るんだけど……何かすごく楽しそうなのよ」

絵里「あら、お泊りですか」

理事長「ええ。部屋の中でダンス練習でもしてるのかしらね、なんだか荒い息の音が部屋から漏れてくることがたまにあるんだけど」

絵里「えっ、あー、それは、その、ええ、大変すばらしいことだと思います」

理事長「あら、そういえば練習の合間を縫ってきてくれたんだったわね、ごめんなさい、引き止めてしまって」

絵里「あっ、あ、その、おかまいなく! 失礼します」

ガチャッ

絵里(……ことり……親に聞かれちゃだめでしょ……)

~翌日・朝~

絵里(さて、今日することは……これね)

>>130

練習してるみんなに見つからないよう気をつけて凛ちゃんにキス

絵里(……ちょっと凛にイタズラしようかしら)

海未「ワン、ツー、スリー、フォー」

絵里(……今よ)

チュッ

凛「……」

絵里(……あれ?)

海未「ファイブ、シックス、セブン、エイッ」

海未「いい調子です、ここらへんで休憩にしましょうか」

イヤーツカレタヨコトリチャーン ハイホノカチャンスポーツドリンク ワタシハコッチノガイイー アッチョットソレノミカケ…… コトリチャンノノミカケダカライインダヨー モ、モウ……ホノカチャンッタラ

絵里「凛、はい」

凛「あ~、ノドかわいたにゃ~」ゴクゴク

絵里「……(全然こたえてないわね……)」

~放課後~

絵里(……朝、凛は何も反応してくれなかったわ……)

絵里(今日も全員でのフォーメーション、すれ違うチャンスは限られてる……)

絵里(……その中で、凛に反応してもらえるイタズラ……)

絵里(>>137ね!)

下を脱がす

絵里(……よし、パンツを脱がせば……って凛はズボンじゃない……)

絵里(……待って、転んだふりをしてズボンを脱がせば……)

絵里(よし、これよ! これに決定!)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





海未「ワン、ツー、スリー、フォー」

絵里(このタイミングで……)

絵里「あっ」ガクッ

絵里(完璧……もらったわ!)キラーン

凛「おっと」ガシッ

絵里「へっ?」

海未「え、絵里! 大丈夫ですか!?」

絵里「え、ええ、ちょっと足がもつれちゃって」

海未「いろいろな事務処理もあるというのに、無理をさせてしまいましたか……すみません、いったん休憩に」

絵里「あ、そんなこと別に」

希「えーりーち、休まなアカンよ?」

絵里「あの」

真姫「じゃ、休憩にしましょうか。ちょうど私も休みたかったのよね」

穂乃果「わーい! 休憩だ休憩だー!」

海未「穂乃果、あなたは休みが多すぎます!」

穂乃果「えー、私だって頑張ってるんだよー!?」

海未「いいえ、ステップが若干おくれています!!」

穂乃果「そんなことないよ、ねーことりちゃん?」

ことり「あ、えーと……」

海未「ことり、正直に言った方が穂乃果のためですよ」

ことり「あ、そのー……ちょこーっとだけ、遅れてる、かなぁ……」

穂乃果「がーん!!」

海未「穂乃果に休憩はありません、特訓です!!」

穂乃果「えー!!! 海未ちゃんの鬼ー!!!」

ことり「ま、まあまあ、ことりも付き合うから、ね……?」

海未「そうと決まれば、ほら行きますよ!」

穂乃果「ほげぇえぇえぇ……」ズルズル

絵里「……」

凛「絵里ちゃん……大丈夫?」

絵里「あ、うん……」

凛「……凛が心配してるのは、絵里ちゃんの頭にゃ」

絵里「えっ」

凛「……凛が受け止めてなかったら、何をしようとしてたのかな?」

絵里「それは、その」

凛「明らかにこける前から目線は凛の腰に向いてたにゃ」

絵里「ちが、それは、凛の腰に見とれてて」

凛「ふーん、真面目な練習の間にそんなことを考えてるんだ」

絵里「あ、その」

凛「それで? こけるときに凛の腰に手を伸ばしてきたのはどういうつもり?」

絵里「あの、弁解」

凛「余地はないにゃ」

絵里「あう」

凛「……エロちゃん」

絵里「え……!?」

凛「あ、噛んだにゃ」

絵里「わざとでしょ」

凛「違うにゃ」

絵里「わざ」

凛「違う」

絵里「はい」

凛「……絵里ちゃん、そんなに欲求不満なの?」

絵里「……(ここはどうこたえるべきかしら……)」

>>147
1.はい
2.ちょっと
3.ぜんぜん

1

絵里「…………」

凛「どうなの?」

絵里「……はい」

凛「あ、そ」パッ

絵里「えっ?」

凛「」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク

絵里「……え?」

凛「ぷはー、そろそろ休憩終わりにしなーい?」

穂乃果「私は全然休んでないよーーーー!!!」

海未「そうですね、では再開しましょう」

穂乃果「海未ちゃん!?!?」

ことり「さ、穂乃果ちゃん、行こ?」

穂乃果「ことりちゃんまで?!?」

絵里「……ええ……」

~練習終了後・屋上~

凛「おつかれさまにゃ~」

オツカレー ハーオナカペッコペコダヨー ワタシモオナカスキマシタ ウミチャンオニギリツクッテキタヨ イインデスカイタダキマス ハイ、アーン ア、アーンハ、チョット

絵里「……り、凛……」

凛「おっさき~」ピュー

絵里「……そんな……」

~翌日朝・屋上~

絵里(……今日の朝練……することは……)


>>162

絵里「じゃあ、デュオトリオ組に分かれてストレッチして~」

ハーイ

絵里「……じゃ、凛、押すわよ」

凛「うん!」

絵里「…………」グイーッ

凛「ふにょ~~~~~~」

絵里「…………」

凛「どう、絵里ちゃん? 凛柔らかくなったでしょ?」

絵里「あ、ええ、なったわね!」

凛「じゃあ交代!」

絵里「はい、じゃあ押していいわよ」

凛「そーれっ!」グイーッ

絵里(……もしかして、今……反撃が!?)

凛「おぉ、絵里ちゃんやわらか~い!」

絵里(……こない……)

絵里「…………」モヤモヤ

海未「ワン、ツー、スリー、フォー」

絵里「…………」モヤモヤ

海未「絵里、遅れてますよ!」

絵里「あ、ごめん!」

海未「いいですその調子!」

絵里「……ふぅ」

凛「…………」

絵里(凛……)

絵里(あ~~~モヤモヤするわ……)

海未「あの、絵里……」

絵里「ん?」

海未「あっ、ご、ごめんなさい」ビクッ

絵里「えっ?」

海未「あの、すみません、怒らせてしまいましたか……?」

絵里「へ?」

海未「え?」

絵里「別に、怒ってなんかないけど……」

海未「先ほど呼びかけたときの反応、怒ってるように見えましたが……」

絵里「あ、ああ……ごめんなさい、ちょっと考え事を」

海未「それはすみませんでした……」

絵里「それで、何の用かしら?」

海未「いえ、その、深刻な悩みなら……私たちに相談してくださいね? 練習中も少し遅れがちでしたし……」

絵里「海未……」

海未「私たち、仲間じゃ……ないですか」

絵里「…………」


>>170
海未に悩みを
1.話す
2.話さない

2

絵里「ごめん、その……ね、他人に話すようなことじゃないから」

海未「事情が……あるのですね」

絵里「え、ええ、まあ」

海未「……わかりました、でも……本当に切羽詰まったら……」

絵里「そうならないように善処するわよ」

海未「……はい、絵里ならできると信じてます」

絵里(……あの雰囲気で凛にセクハラしても無反応で放置されて欲求不満ですなんて言ったら……)


~~~~~~~~~~~

海未「なっ、ああぁ……!?」

バッチィーン

海未「あ、あ、あああなたは、さ、さいっていですっ!!!」

~~~~~~~~~~~


絵里(こうなるに決まってるじゃない……)

~放課後・部室~

ワーワー キャーキャー

ハイコトリチャンアーン アーン♪ オイシイ? オイシイ! ネエネエウミチャンワタシモアーンシテイイ? ダッ、ダメデス!

絵里「ちょーっと、夜に練習するからって遊んでるんじゃないわよ!」

エー ブーブー

希「まぁまぁ、ええやん。ここんとこずっと練習してばっかりやったし……な?」

絵里「でも……」

希「それに、えりちもちょっとは遊びたいんちゃう?」

絵里「……ま、まぁ、ちょっとは……」

希「ふむふむ……占いによると、えりちは……>>174したいんやね?」

希「ふむふむ……占いによると、えりちは……凛ちゃんにセクハラしたいんやね?」

絵里「なっ、そ、そんなことないわよ!」

希「あれ? でも占いには凛ちゃんの腰を撫でまわしたいってえりちが思ってるって出てるで?」

絵里「は、はぁ!?」

希「えりち、素直になったほうがええで?」

絵里「バカ言わないで、私がしたいのは凛のお尻を触ったり太ももを……」

希「……ふっ」

絵里「……や、やられた……」

希「……手伝い、してあげよか?」

絵里「……え?」

希「ふっふっふ……」

絵里「…………」

希「どうする……?」

絵里「……っ」

希「……凛ちゃんに……刃向いたくない?」

絵里「…………」

希「ウチなら……手助け、できるで」

絵里「……」

>>182
1.助けを借りる
2.自分でやるから手助けはいらない
3.ガマンするから手助けはいらない

1

絵里「……」

希「……いらんなら、ええよ。この話は忘れて。ほな」

絵里「……報酬は」

希「……?」

絵里「報酬は……何がいいの」

希「そうやなぁ……>>185がええな」

※絵里が実行不可能な報酬の安価でも可能ですが絵里があきらめます

渋のプレ垢支払い一年分

希「そうやなぁ……Pixivのプレミアム会員料金1年分がええな」

絵里「い、いちねんぶん……!?」

希「そ、6000円や」

絵里「月500円……」

希「……どうする?」

絵里「……」

希「やっぱ、地味にキツいわなぁ……」

絵里「……は」

希「は?」

絵里「半年分……」

希「……ほほう、値切ろうってんか? ウチから……」

絵里「……ダメ、かしら」

希「>>189

1.しゃーないなあ、ええよ
2.アカン、絶対に値切らん

1

希「しゃーないなあ、ええよ」

絵里「ほんと!?」

希「……じゃあ、楽しみにしといてな」

絵里「方法は?」

希「ウチがこっそり裏でやる。えりちは知らん方が普通の反応できてええと思うけど?」

絵里「……わかったわ、お願い」

希「……じゃ、3000円」

絵里「前払いね……はい」

希「まいどあり~♪」

~夜・部室~

真姫「ここに泊まるの?」

絵里「流石に保健室とかそこらへんにするわけにもいかないしね」

穂乃果「穂乃果ここー! ことりちゃんのとーなり!」

ことり「もう、穂乃果ちゃんったら」

穂乃果「えへへ、手つないでねよっか!」

ことり「うん♪」

絵里「はいはい、はしゃがないの。明日も朝早くから練習なんだからね?」

ことほの「「はーい」」

絵里(……結局希は何もしなかったじゃない……)

絵里(……寝てる間を襲えってことかしら……)

絵里(でも、それじゃあ希が協力してることにはならないじゃない……)

絵里(はぁ……だまされたわ)

絵里(寝よう……なんかやる気なくしたわ)

ギュッ

絵里(……?)

エリチャン……エリチャン……

絵里(……? 誰……)

凛「絵里ちゃん……起きてる……?」

絵里「……凛?」

凛「ね、ね、トイレ、いきたい……」

絵里「行って来ればいいじゃない……」

凛「絵里ちゃん、ついてきて……」ギュッ

絵里(……どうしよう)

>>195
1.ついていく
2.一人でいかせる

1

絵里「……しょうがないわね」

凛「ありがとう……」


~夜・トイレ~

凛「……」

絵里「ほら、ついたわよ」

凛「……と、扉の、前、まで……」

絵里「……はいはい、わかったわよ、しょうがないわね……」

凛「……」ドンッ

絵里「きゃっ……!」

バタンッ ガチャ

凛「……」

絵里「り、凛……」

凛「からだ、あつ、い……」

絵里「どうしたの!? 風邪……?」

凛「ちがう……」

絵里「大丈夫じゃないわよ、すぐぅっ!?」

凛「ちゅうっ……」

絵里「ん……! んんん……!」

凛「っぷ、は……絵里、ちゃ、凛、へん」

絵里(……もしかして、希……凛に、何か……)

凛「も、だめ、はや、く、絵里、ちゃ」

絵里「……私に、何をしてほしいの……?」

凛「凛、を、きもち、よく……っ、っは……ぁ……」

凛「だめ、りん、がまん、できない……!」

絵里「ちょっ、凛ッッ!?!?」

凛「えりちゃんも、して」クチュクチュ

絵里「あッ、あ、はげ、し……!」

凛「は、や、く」

絵里「わ、かッた……!」クチュッ

凛「っはぁ……ん!」

絵里「あッ、あぁっ……!」

凛「えりちゃ、もっ……」

<アーーーーモレルヨーーーー!!!

絵里「!?」

凛「はぁ、はぁ」

<トイレーーーーー!!!

絵里「ほ、穂乃果、来るから、黙って」

凛「とまんない、とまんないよぉ、えりちゃぁん……!!

絵里「あぁ、もう……!」チュッ

凛「んんん……!」

絵里「ふんッ、ふ……」

穂乃果「ああーーーー!! やばいやばいやばいーーーーーーッ!」

ガチャッ バタンッ ガチャリッ

凛「ッふ、ふ――!」

絵里「ん、っむ、ん……!」

穂乃果「ふ~~~~……あぶなかったよぉ……」

凛「っふぅ……」クチュクチュ

絵里「んんんん……!!!!」ビクビク

凛「も、っふぉ」

絵里(もう、どうなっても、知らないわよ……!!)クチュクチュ

凛「ん、っん、んんんん……!!」

絵里「ん、んんん……!」

穂乃果「はぁ……」

凛「ん、ん、ん、ん、ん――!!!!」ビクビク

絵里「っふ、ぅ、ん、ッ――!!」ガクガク

穂乃果「ん~~スッキリしたぁ……さ、はやくことりちゃんと続きしないと!」

凛「っは、ぁ、はぁ、はぁ……」

絵里「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……いった……?」

凛「うん、もういないよ……」

絵里「バカ、そっちの意味じゃ、ないわよ……」

凛「あっ……ご、ごめんにゃ……イった、よ」

絵里「私も、よ……」

凛「ね、ねえ、絵里ちゃん」

絵里「……?」

凛「も、っと、しよ……まだ、あつ、いにゃ……」

絵里「くすっ、じゃあ……今度は、思いっきり……声、出せるわね」

~同時刻・寝室~

花陽「……ねえ、海未ちゃん……」

海未「ダメです」

花陽「……まだ、なにも、言ってないよぉ……!?」

海未「ど、どうせ、一緒の、お布団で、寝るとか言い出すんでしょう……!」

花陽「ダメなの……?」ウルウル

海未「はぐっ……!」ドッキーン

花陽「ぎゅって、して……ほしい……」

海未「う、うぐ、だ、だ、め、です……」

花陽「……ぐすっ」

海未「!?」

花陽「ご、ごめんね、海未ちゃん、そんなに嫌だったんだ、ごめんね、ごめん……ね……」

海未「あ、あ、あの」

花陽「もう、寝るね……ごめんなさい、忘れて……」

海未「あ、あ……」

海未「…………」

花陽「ひっく、うぐっ、ふえぇぇぇえぇん……!」

モゾモゾ    ギュッ

海未「い、いやなわけ、ないじゃない、ですか」

花陽「う、うみ、ちゃん」

海未「そ、その、花陽が、あまりに、その……み、み……りょくてき、ですから、その、あの」

花陽「…………」

海未「じ、じぶんの、りせいを保てる気が、しなくて……」

花陽「……ねえ、そっち、向いても……いいかな」

海未「え、えぇ!?」ドキーン

花陽「……お願い」

海未「……はい」

花陽「…………」チュッ

海未「は、はわぁ……!」

花陽「えへへ、だーいすき」

海未「あ、あ、あ……!」

~同時刻・トイレ~

絵里「あっ! っふ、あ、凛、凛っ!!」

凛「絵里ちゃん、絵里ちゃん、絵里……ちゃんっっ……!」

絵里「あ、明日、も、練習、ある、のよ」

凛「ごめ、ん、止まん、な、いッ……!!」

絵里「あぁっ、あっ、もう、だめ、ま、た、イッ――!!」

凛「凛、も、あッ、あ……あああぁあぁっ――!!」

絵里「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

凛「えへ、あつい、の、おさま、った……にゃ……」

絵里「んっ」

凛「んむっ」

絵里「っぷっはぁ……」

凛「ぷぁ……」

絵里「ふふっ、明日、練習……軽めにしないと、ね……」

凛「海未ちゃん、許して、くれるかにゃ……」

絵里「説得する、わ……」

~同時刻・部室~

海未「…………」ドキドキ

花陽「…………」ドキドキ

海未「……あ、あの」

花陽「は、はいッ!!」

海未「そ、その、こないだは、すみません、でした」

花陽「そ、そのことなら、もう……」

海未「あ、あの、その……改めて……」

花陽「えっ……?」

海未「あ、その、すみませんでした」

花陽「……いいよ」

海未「えっ?」

花陽「…………」

海未「はな、よ……」

花陽「…………」ギュッ

海未「……し、失礼、します……」モミッ

花陽「んっ……」

海未(や、やわらかい……)モミッ

花陽「ぁ……!」

海未(だ、だめです、花陽、そんな声、出しては……)ピタッ

花陽「どう、だった……?」

海未「や、やわらか、かった、です」

花陽「海未ちゃんの、えっち」

海未「な、なぁ……っ!」

花陽「……えへへ、でも、そんなえっちな海未ちゃんも……すきだよ」

海未「あ、あの、あ、え、っと、その……おやすみなさいっ!!」

花陽「えっ……!?」

海未(……ああぁぁあぁぁぁぁぁぁぁあっぁぁぁあぁあぁぁあぁぁあぁぁあぁぁぁあ……!)ドキドキ

花陽(……海未ちゃんの、ばか……)

~翌朝・部室~

海未(……眠れませんでした……)ゲッソリ

真姫「ちょ、ちょっと、海未!?」

にこ「ひ、ひっどいクマじゃない!」

希「だ、大丈夫……? 今日、ユニットに分かれてやで……?」

海未「あ、あぁ、大丈夫、です……」ゲッソー

凛「ぜ、ぜったい大丈夫じゃないにゃ! 海未ちゃん、休も!」

海未「だめ、です、わたしは、れんしゅう、しなきゃ、いけ……」バタン

凛「海未ちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!」

海未「ん……」パチッ

花陽「あ、起きた?」ナデナデ

海未「は、な、よ……?」

花陽「おはよ、海未ちゃん」

海未「れ、れんしゅう、は」

花陽「今日はみんな軽めで終わらせたよ。明日しっかりやるって」

海未「そう、ですか……ん?」

花陽「どうかした?」

海未「……もしかして……」ガバッ

花陽「あっ、いきなり起き上がったら」

海未「は、はなよの、ひざ、まく、ら……」フラッ

花陽「やっぱりーーーーーーー!!」

~同時刻・屋上~

絵里(……さて、軽めの練習になって……ストレッチおわり、基礎練習終わり……)

絵里(あとすることはもうないし……よし、>>214>>216しようかしら)

にこ

近況報告

絵里(……そういえば、にこは最近真姫とどうなのかしら……)

絵里(海未が言ってたこと……気を付けないと)

絵里(真姫は……)キョロキョロ

絵里(……いない?)

絵里(ことり……はいるし、デュオで別の用があるってわけでもなさそうよね……)

絵里(……うーん……ま、いっか。ちょうどいいわ)

絵里「にこ、最近どう?」

にこ「最近?」

絵里「あまり最近メールしてないじゃない?」

にこ「アンタが送ってくるばっかりだったと思うけど?」

絵里「まあまあ、そんなことは気にしない、気にしない。真姫の束縛、やっぱりキツいの?」

にこ「そんなキツいと思わないけど……なんで?」

絵里「ほら、他の皆がにこに話かけようとすると真姫が睨むとかよくあるみたいだし」

にこ「アンタもそんなもんだったじゃない……」

絵里「記憶にないわ」

にこ「都合のいい頭してるわね」

絵里「褒め言葉と受け取っておくわ」

にこ「褒めてないわよ」

絵里「こっちがどう受け取るか次第だから関係ないのよ」

にこ「あっそ」

絵里「それで? 真姫とはどうなの?」

にこ「んー、別に?」

絵里「昨日の夜は何してたの?」

にこ「何って、寝てたに決まってるじゃない」

絵里「あら、私が夜中トイレに行くときに見渡したけどにこと真姫はいなかったわよ?」

にこ「げっ、なんでそれを」

絵里「ほら、白状しなさいよ~」ツンツン

にこ「す、するわけないでしょ!」ダッ

絵里「おっと、逃がさないわよ」ガッシリ

にこ「…………」

絵里「なに? 申し立てがあるなら聞いてあげるわ」

にこ「……に、にっこにっこにー!」

絵里「ないようね。じゃ、聞かせてもらいましょうか」ニッコリ

にこ「だ、だれか」

絵里「助けになんてこないわよ」

にこ「ひぃぃ……!」

絵里「で? どこにいたの?」

にこ「い、言えないわよ」

絵里「なに、言えないようなことしてたの?」

にこ「そ、そうじゃなくって!」

絵里「じゃあなによ……」

にこ「だめ、二人だけの、秘密、なんだから」

絵里「…………」

にこ「……だめなの」

絵里(ここは……)

>>223
1.まだ問い詰める
2.引き下がる

2

絵里(引き下がりましょう)

絵里「わかったわ……それ以上は聞かない」

にこ「……ありがとう」

絵里「……いいのよ、別に」

にこ「……ところで」

絵里「?」

にこ「にこたちが戻ってきたら、アンタらもベッドにいなかった気がするけど?」

絵里「えっ」

にこ「何してたのかしらね~??」

絵里「ふ、二人の、秘密よ」

にこ「あっ、そ」

絵里「そ、そうよ……」

にこ「ま、だいたい想像つくけど……」

絵里「なっ、べ、べつにトイレでなんか……!」

にこ「へえ、トイレで? 何を?」

絵里「あっ、あ……」

にこ「ほーら、教えなさいよ~」グリグリ

ガシッ

にこ「へ?」

真姫「…………」ギロッ

にこ「あ、ま、まき、ちゃ」

真姫「…………」

にこ「あの」

真姫「…………」

にこ「すいませんでした!」ドゲザー

真姫「…………」

にこ「な、なにも言ってないわ! 本当よ!」

絵里「そ、そうよ、二人の秘密って言われて何も教えてくれなかったし……」

真姫「……そう、じゃ、行くわよ」

にこ「あっ、ちょ、待って……!」

絵里「…………」ポツーン

凛「…………」

絵里「どうしよう……」

凛「…………」

絵里「ト、トイレまでしか言ってないし大丈夫よね」

凛「…………」

絵里「やれやれ……にこも大変ね」

凛「…………」

絵里「ま、こっちも凛に聞かれたらって思うとちょっとあれだけど」クルッ

凛「…………」

絵里「…………」

凛「…………」

絵里「ハ、ハァ~イ?」

凛「……トイレが……どうかしたのかにゃ……?」

絵里「あ、あの」

凛「……にこちゃんに……言ったの……?」

絵里「えっと、その、ト、トイレってとこまでしか」

凛「ほとんど……ぜんぶ……言ったじゃん……」

絵里「お、おお、落ち着いて」

凛「……さいってー……」

絵里「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」

凛「……バカじゃないの……もう、知らない……」

絵里「あ、あ、待って、待ってください……!」

凛「…………」

絵里「き、昨日みたいな、ことがあって、調子に、乗りました……」

凛「…………」

絵里「ペットの、ぶ、分際、で……申し訳、ありませんでした……っ!」

凛「…………」

絵里「許して……ください……」

凛「……はぁ……」

絵里「っ」ビクッ

凛「……ねえ」

絵里「は、はい」

凛「……本当に、反省してるの?」

絵里「してます!」

凛「じゃあ、凛が今から殴っても、蹴っても、いいんだよね?」

絵里「えっ……?」

凛「聞こえなかったの? 今から殴る蹴るしても抵抗しないで全部許せるんだよねって言ってんの!」ドゴォ

ガッタンッ ガラッ ガラガラガラ……

絵里「ひっ」

凛「今、凛が蹴とばしたあのゴミ箱みたいになってもいいんだよね? 反省してるなら、さ?」

絵里「あ、あ、あ……」ガクガクガクガク

凛「答えてよ」

絵里「あ、い」ガクガクガクガク

凛「答えてよ、本当にあのゴミ箱みたいになりたいの?」

絵里「あ、か、かまい、ません、私が、した、こと、は、最低、です、か、ら……」ガクガクガクガク

凛「…………」

絵里「申し訳、ありません、でした、殴って、蹴って、気が、済むのなら、その程度で、許して、いただけるの、なら……!!」ポロポロ

凛「……絵里ちゃん」グイッ ズルッ

絵里「ひッ」

スパアアアァアアァァァァァァン……

絵里「あっ、ぐ……!」

凛「これで、お尻ぺんぺん1回で、許したげるにゃ」

絵里「えっ、え……?」

凛「バカだなぁ、凛が絵里ちゃんに虐待なんてするわけないじゃん」

絵里「あっ、あ、り、ん」

凛「次やったらわかんないけど」

絵里「ひっ」ビクッ

凛「じょーだん、じょーだん。ほら、絵里ちゃん、おいで」

絵里「りん、りん……!」ギュッ

凛「ん、よしよし、もうしないね?」

絵里「もう、しません……! ふぇえぇえぇぇぇん……!」

凛「もう、絵里ちゃんはバカなんだから……すぐしゃべっちゃうんだから……凛がちゃんとしつけてあげないとね」

絵里「はい、お願いじまず……!」

はぁ……凛ちゃんかわいい……

すいません誤爆しました

凛「おちついた?」ポンポン

絵里「ん……」

凛「…………」

絵里「…………」

凛「……ねぇ、絵里ちゃん」

絵里「…………」

凛「……寝ちゃった?」

絵里「おき、てる」

凛「そっか」

絵里「…………」

凛「あははっ、落ち込みすぎだにゃ」

絵里「でも……私、最低なこと……」

凛「うん、さいってーだと思う」

絵里「はぅっ」グサッ

凛「でも、そんなとこも含めて好きになったんだから」

絵里「…………」

凛「それに、凛だって……暴力ちらつかせて脅すなんて、最低でしょ?」

絵里「そんなことないわ……殴られて当然よ……」

凛「もう、絵里ちゃんは……ほんと、バカだなぁ」

絵里「……うん」

凛「さ、絵里ちゃん、行こ。お昼ご飯食べよ?」

絵里「……ええ」

凛「あ、絵里ちゃんのぶんも買ってこよっか? 絵里ちゃん、疲れちゃったみたいだし」

絵里「……お願い、ちょっと、しんどくて」

凛「よーし、じゃあ、超速ダ~~~~~~ッシュで買ってくるにゃ!」シュバッ

絵里「……はぁ……」

希「やっほー、えりち」

絵里「希……」

希「ねえ、昨日……うまくいったやろ?」

絵里「……ええ」

希「……今日も……してみたくない?」

絵里「えっ?」

希「特別サービスで……1000円でええよ」

絵里「…………」

希「どう?」

絵里「……お断りするわ」

希「……どうして?」

絵里「私はね……凛を乱したいわけじゃないって、気づいたのよ」

希「…………」

絵里「私の喜びは、私のカラダを、凛に捧げる……それによって、生まれることだって……改めて、気づいたのよ」

希「凛ちゃんを……どうにかすることやない、と?」

絵里「ええ」

希「……そっか」

絵里「……昨日、仕事してくれたのは感謝するわ。でも……これっきりよ」

希「わかったよ、ほな」

バタン

絵里「……あ、ちょっと待って、あの薬を飲んで凛にガンガンいじめられるって手があったんじゃないかしら……」

~昼・部室~

にこ「はい、あ~ん」

真姫「あむっ」

にこ「どう? にこが作ったんだからおいしいにきまってるけど!」

真姫「まあまあね」

にこ「まあまあ~?」

真姫「口に合わないってほどじゃないわ」

にこ「な、なんですってぇ~!?」

絵里「…………」

イチャイチャ イチャイチャ

絵里(……なぜ……ユニット別でお昼ご飯に……)

絵里(Printempsは……)



イチャイチャ イチャイチャ

花陽(はぁ~おにぎり美味しいよぉ……)ポワワン



絵里(……いいわね……花陽は……)

絵里(lily whiteは……)



海未「……! ……! !!」

希「!! ……! ……!」

凛「……!!!!」


絵里(何言ってるか聞こえないけど……多分ヘタレの海未をなんとかしようとしてるんでしょうね)

絵里(……で、私はこのカップル2人からハミゴにされてるわけだけど……)

絵里(……どうしよう……)


>>251

トイレに行こう
凛ちゃんが襲いに来てくれるかも

絵里(……トイレに行けば、凛が襲いにきてくれるかも……)

絵里(…………)チラッ


凛「……!!」


絵里(……そんなわけないか)ハァ

絵里(でもトイレには行きたいし、行くだけ行かないとね)

絵里「あ、二人とも、ごめんちょっとトイレ」

にこ「へぇ」ニヤリ

絵里「バカ、そんなんじゃないわよ」

にこ「さっき目線が凛の方向いてたけどね?」

絵里「違うって言ってるでしょ」

にこ「はいはい、わかったわ」

真姫「……? ちょっと、なに二人だけで通じる会話してんのよ」

絵里「にこ、教えたら私が凛に殺されるんだからやめてね」

にこ「わかったわかった、ごめんね真姫ちゃん」

真姫「……ま、まぁ、そういうことなら、しょうがないわね。いってらっしゃい」



~トイレ~

絵里「ふぅ……」

ジャアアァァァアァァァアァァ

絵里(……凛が襲いにくるなんて、あるわけないか)

ガチャッ

絵里(……!? 誰か入ってきたわ)

花陽「ふぅ、あぶなかったぁ……」

絵里(花陽か……)

花陽「海未ちゃん……」

絵里(……海未、やっぱりヘタレてるのね)

花陽「……いいなぁ、ことりちゃんと穂乃果ちゃんは……」

絵里(あの二人を見習うってのも無理があると思うけど……)

花陽「どうすればいいんだろう……」

絵里(……どうしよう)


>>256
1.花陽に何か話しかける
2.何もしないでトイレを出ていく

1

絵里「花陽」

花陽「ぴゃあっ!?」ビック

絵里「あ、ごめん、驚かせた?」

花陽「え、絵里ちゃん、いたの……?」

絵里「……ごめん、全部聞こえてたわ」

花陽「あうぅ……」

絵里「……海未に積極的になって欲しいのよね?」

花陽「……うん」

絵里「でも、私から見れば……あなたも消極的すぎるのよ」

花陽「えっ……?」

絵里「あなたは、一線を越えてくれるのを待ってるだけ……違う?」

花陽「で、でも、海未ちゃんにそんな気がないのに……」

絵里「割と花陽も鈍感なのね……ありまくりよ、よそから見てたら」

花陽「そ、そうかなぁ?」

絵里「そうよ。試しに思いっきり攻めてみなさい。じゃね」

バタン

花陽「…………」

花陽(……よしっ)

~昼食後・部室~

ワイワイ ガヤガヤ

ネエネエホノカチャンコレチョットキテミテ ワー!カワイー! デショ?ツギノイショウナンダケド キルキルー!

絵里(……ふぅん、次の衣装はあんな感じ……)

絵里(……そういえば……次の、9人で歌う新曲……2つ)

絵里(センター……誰にするのかしら……)

絵里(……ちょっと探りを入れてみましょうか)

絵里(>>260あたりにしましょう)

穂乃果

絵里(やっぱりこういうのはリーダーに相談よね、穂乃果にしましょう)

絵里「ねえ、ちょっといい?」

穂乃果「あ、絵里ちゃん。やっほー。どしたの?」

絵里「次の曲のセンター……どうしたらいいと思う?」

穂乃果「……うーん……私が決めてもいいの?」

絵里「穂乃果の一存ってわけにはいかないだろうけど、やっぱりリーダーだし、影響はかなりあるわよ?」

穂乃果「……あのね、私に考えがあるんだ」

絵里「?」

穂乃果「…………」ゴニョゴニョ

絵里「……!」

穂乃果「どう?」

絵里「……いいの?」

穂乃果「もっちろん! ちなみにこれ、作曲者自身の案だからね!」

絵里「真姫が!?」

穂乃果「うん。私も大賛成だよ!」

絵里「ええ、私もだけど……真姫のアイディアってのがちょっと意外だったわね」

真姫「どーこーがーよ」ズイッ

絵里「わっ、びっくりした……」

真姫「まぁ……最初作るときは、その、別のアイディアでやってたんだけど……出来上がったのを見ると、ね?」

絵里「……なるほど、ね」

真姫「ま、実はもう1曲あるんだけど、それは個人的なプレゼントにでもするわ」

絵里「なぁに? もしかしてセンターに立たせて目立たせたりしたら自分のじゃなくなるとか?」

真姫「ち、ちが……わ、ない、けど」

絵里「素直でよろしい。じゃ、本人にも言っておくわ」

真姫「よろしくね」

~1時間後・部室~

絵里「……さて、新曲……2曲のセンターを発表します」

真姫「これは私、穂乃果、絵里……そして海未にも聞いて賛成をもらったわ」

海未「反対意見があるなら遠慮なく言ってください」

絵里「まず、1曲目……希」

希「へぇ、ウチか……ウチ!?」ガタンッ

絵里「ええ、そうよ」

希「え? え? 冗談やろ?」

真姫「冗談でセンターなんて決めないわよ。何か反対意見がある人は? あ、希以外で」

…………

真姫「じゃ、決まりね」

希「え、ちょっと待ってちょっと待って、なんでウチなん!?」

真姫「曲のコンセプトと歌詞、以上」

絵里「としか言いようがないわねー。次もだけど」

希「ウ、ウチに、できるかなぁ……」

絵里「できるわよ。希だもの」

希「う、うん……」

絵里「じゃ、次。もう1曲の方、こっちが次出すシングルのメインの方だけど……」

絵里「……凛」

凛「にゃ?」

絵里「あなたにしようと思うの」

凛「……へ?」

絵里「これは私だから凛に推薦したんじゃないわ、さっき言った通り……4人の意見の一致よ」

凛「えっ、ちょっ」

絵里「やってくれるかしら?」

凛「あの、そんな、凛がセンターなんて」

絵里「……恥ずかしい?」

凛「……うん」

絵里「どうして?」

凛「だって、あんな……凛には似合わない恰好で……いっつもはじっこだからできてたんだよ」

絵里「はじっことセンターって何か違う?」

凛「違うよ! みんなセンターに注目するし、センターは特別な位置なんだよ!?」

絵里「そうね、その通りよ」

凛「じゃ、じゃあ」

絵里「だから凛なのよ」

凛「えっ……」

絵里「凛、あなたの魅力……皆にわかってもらいましょう?」

凛「そんな、こんな女の子っぽくないのに」

絵里「かわいくて、美しくて……どこが女の子っぽくないのかしら?」

凛「そ、れは、絵里ちゃんが、凛の」

絵里「いいえ、違うわ。私じゃなくてもわかる……そうよね?」

真姫「そうよ。だいたい、それを言えば1番女の子っぽくない子がもっといるでしょ? チビで、ヒンソーで、かわいげのないどこぞのぶりっ子ツインテールとか」

にこ「だ~~~~れ~~~~が~~~~チビでヒンソーでかわいげのないぶりっ子ですってぇええぇえぇえ!?」

真姫「あら、誰もにこちゃんなんて言ってないわよ?」

にこ「ツインテールなんて私しかいないでしょうがぁ!!!」

真姫「そんなこと言ったかしら。ごめんなさい覚えてないわ」

にこ「ムッキ~~~~!!!」

アハハハハハハハ  アハハハハハ

凛「…………」

絵里「凛、あなたの魅力……私が1番わかってるわ、独り占めだってしたい……けど、ね。みんなに凛の魅力を伝えられない方がもっと嫌なの」

凛「……ね、絵里ちゃん」

絵里「?」

凛「凛、できるかな」

絵里「できるわ」

凛「勇気、ちょうだい」

絵里「あら、みんなの前で?」

凛「……うん」ポッ

絵里「わかったわ」チュッ

凛「んっ……」

海未「なっ、え、絵里、凛っ!?!!?? な、なんと、は、はれ……」プシュー

ウミチャアアァアァアァン タ、タイヘンホケンシツニ ワタシハコブヨ! テツダウネ! ウ、ウミチャン、ハナヂモデテキチャッテルヨォ!? ギャーティッシュティッシュ

凛「……っ……」

絵里「どう、勇気……出た?」

凛「……うん、がんばる……!」

絵里「よし、じゃあ明日からみっちりやるわよ!」

凛「うん!」

絵里「……さて」

海未「……ウーン……ウーン……」

絵里「花陽」

花陽「はいィッ!」ビクウ

絵里「そこで寝てるのを起こすのはあなたの役目よ?」

花陽「えぇっ!?」

絵里「王子様を起こすのは……」

花陽「え、えーっと……」

希「お姫様のキ・ス、やね!」

花陽「み、みんなの、まえで……?」

絵里「……そうね、まだ花陽は慣れてないから……みんな、出ましょう」

ハーイ ノゾイタリシチャダメダカラネー? ワカッテルヨー テカノゾキヨウナイジャン トビラノスキマトカアルデショ ジャアカギカケテモラオッカ ソウイウコトダカラヨロシクー

バタン

花陽「…………」

花陽「あ、とりあえず鍵……」

ガチャッ

花陽「…………」

海未「……ウーン……ウーン……」

花陽「ごくり」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


絵里「そうよ。試しに思いっきり攻めてみなさい。じゃね」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


花陽「……よしっ」

花陽「……んっ」チュッ

海未「……はっ」

花陽「起きた?」

海未「み、皆は」

花陽「練習行ったよ」

海未「わ、たしも、行かないと」

花陽「だーめっ」

海未「どうして、ですか」

花陽「海未ちゃんは休む。花陽は海未ちゃんを見守る。それが役目なの」

海未「……そうですか」

花陽「……ねえ、海未ちゃん……」

海未「は、はい」

花陽「どうやって起きたか……覚えてる……?」

海未「は、はい?」

花陽「こうやってね……海未ちゃんに……」ズズズイッ

海未「あ、あの、花陽」

花陽「んっ」チュッ

海未「っ……!」カアァァァ

花陽「もっと、していい?」

海未「あの、その、学校んむっ」

花陽「んっ……」






ことり「わぁ……! かよちゃん積極的ぃ……!」

絵里「いいわよ、いいわよ花陽……!」

希「ていうか、盗聴器とか悪趣味やね……」

真姫「そういう希だってしっかり聞いてるじゃない」

にこ「ていうか誰のよ?」

凛「凛じゃないよ?」

穂乃果「私が間違って開けたバッグの中にあったんだ!」

にこ「だ、誰のよそれ……」

穂乃果「さぁ……でも、キッチリ整理されてたな。あと、そんなにアクセサリーとかグッズとかいろいろ入ってたわけでもないなあ」

凛「……もしかして」

ことり「まさか……」

穂乃果「……う、海未、ちゃん?」

ことり「しか、いないよ……ね……」

真姫「もしかして、海未って……」

絵里「超、変態……?!」

にこ「アンタにだけは言われたくないわよ」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



海未「ぷはっ」

花陽「はぁ、はぁ、海未ちゃん……」

海未「……いいん、ですか」

花陽「?」

海未「本気に、なっても」

花陽「本気?」

海未「もう、止められませんよ。知りませんよ」

花陽「……いいよ、来て」




~~~~~~~~~~~~~~~~~




絵里「Иисус Крист……」

にこ「ちょっ、これ、どうするの」

希「い、いや、どうするっていっても」

ことり「海未ちゃんが、どうしよう」

穂乃果「そうだ、あれだよ、その、皆が声出して帰る感じにして戻るフリをすれば……!」

絵里「それよ! さっそく……!」



~~~~~~~~~~~~~~~


ワイワイ ガヤガヤ

イヤーレンシュウキツカッタネー ウミチャンダイジョウブカナー

花陽「やっ、海未ちゃ、みんなかえって」

海未「花陽、こっちです」

花陽「ひゃあっ……!」

バタンッ

花陽「そ、掃除ロッカーだよ、ここ……」

海未「ここなら、見られませんね……」

花陽「やあ、あッ、だめぇ……!」

海未「声、抑えてくださいよ……」

花陽「ふッ、ん、ん――!!」

ガチャッ ガチャガチャ

穂乃果「あっ、カギ……」

ことり「たしかかよちゃんに預けたよね?」

絵里「い、急いで職員室の合鍵取ってくるわ!!」

にこ「頼んだわよ!」

凛「凛も行くにゃ!」


ガタンッ ガタッ ガタガタガタガタ

ガタガタンッ ガタガタガタ


にこ「…………」

希「明らかに掃除ロッカーの揺れる音しとるね……」

真姫「……海未、激しすぎでしょ……」

ことり「ねぇねぇ、穂乃果ちゃん」ツンツン

穂乃果「? どしたの?」

ことり「次、コレにしよっか♪」ボソッ

穂乃果「――!?」カアァァァ

~数分後~

海未「…………」セイザ

花陽「う、海未、ちゃん?」

海未「…………」

花陽「あの」

海未「……刀を」

花陽「はい?」

海未「切腹のための、刀を持ってきてください」

花陽「せ、切腹ぅ!?」

海未「は、はなよにあんなことをしてしかもがっこうでああぁあぁぁしかもろっかーのなかにとじこめてなんということをわたしははくちゅうどうどうとなんとおわびしてよいかこうなってははらをきるしかないじゃないですかどなたかかいしゃくをおねがいしますもうしわけありませんごめんなさいごめんなさいしんでおわびしますあぁあぁぁぁあ」

花陽「う、海未ちゃん落ち着いて……!」

海未「!$#”$#$”$”$!#’&%(%&#%#%”#$%#$」

花陽「海未ちゃん!」

海未「はいィッ」ビシッ

花陽「海未ちゃん……花陽は、気にしてないよ?」

海未「あ、あの、でも」

花陽「うふっ、海未ちゃんが、とーっても……変態さんなのもわかったし♪」

海未「あ、あ、あ」

花陽「ほら」スッ

海未「あの、その、むね」

花陽「感じる? まだ、ドキドキしてるんだよ……」

海未「あっ、あ、は、はい……」

花陽「こんなの、海未ちゃんじゃなきゃ……ありえない」

海未「は、い……」

花陽「でも、今度からはガマンしてね?」クスクス

海未「はい……」





絵里「…………」

真姫「ま、一見落着ね」

にこ「てか、どーしてカギを取りに行ったアンタらがこうやってまた盗聴に参加してるわけ!?」

絵里「だって」

凛「なかったんだもん」

えりりん「「ねー」」

にこ「ねー♪ じゃないっての!! じゃあもう1個はどこにあるのよ!!」

絵里「さぁ……」

凛「わかんないよ、そんなこと……誰かが持ってるんじゃないの?」

希「ウチもってへんよ?」

穂乃果「私も持ってないよ?」

ことり「持ってないよ」

真姫「持ってるわけないじゃない」

にこ(……まさか)




花陽(……♪)ジャラ……




にこ(ひゃー、おっそろしい子……!)

~夕方・屋上~

絵里「はい、練習終わり!」

オツカレサマー オナカペッコペコダヨー ドコカタベニイクー? ソウダナーデモコンデルシナア ジャアサンニンズツニワカレヨ? ソレイイネ!

穂乃果「ってことで、絵里ちゃん!」

絵里「はいはい、私に決めろってことよね?」

穂乃果「うん!」

絵里「じゃ、公平にクジね。別れたらそれぞれでかぶらないように行先を決めること。OK?」

ハーイ

絵里「じゃ……Aグループは、この3人ね」


コンマ1桁で決定
1.絵里 2.希 3.にこ 4.穂乃果 5.海未 6.ことり 7.真姫 8.花陽 9.凛
0が出たりかぶったら安価1つ下とります

>>287-289

希「お、ウチや」

穂乃果「あ、希ちゃん一緒だね!」

ことり「穂乃果ちゃん! 希ちゃん! 一緒だよ!」

穂乃果「ことりちゃんも!?」

ヤンヤン ニャンニャン

希「あ、あはは、ノロケられそうやな……」

絵里「頑張ってね……じゃ、Bグループ……この3人ね」

>>294-296
番号はさっきと同じ 2,4,6が来たら安価下

凛「どーん!」

海未「私です」

真姫「えぇ……この二人と……」

海未「ちょっと、そんな言い方は……」

真姫「へえ、じゃあ今日の夕方」

海未「わーっ! わーーーーーっ!!!」

絵里「…………」

花陽「…………」

にこ「…………」

絵里「じゃ、定食屋さんにでも行きましょうか」

にこ「そうね。ごはんおかわり自由のとこで」

花陽「はいっ!」

~夜・定食屋~

にこえりぱな「「「いただきます」」」

にこ「……で」

絵里「……そうね」

花陽「……?」

絵里「……あのね、花陽……いくらなんでも白昼堂々誘うのは」

花陽「ダメだった?」

絵里「ダメに決まってるでしょ……」

にこ「当たり前じゃない」

花陽「じゃあ夜ならいいの?」

絵里「じゃあじゃないわよ、じゃあじゃ……」

花陽「えへへ」

にこ「満足そうね……」

絵里「真姫と凛にいじられてる海未想像してるんでしょ」

にこ「ああ、ね」

花陽「なんでわかるの!?」

えりにこ((冗談のつもりだったのに……当たってるんかい……))

海未「…………」

凛「も~、伸びちゃうよ!」ズルズル

真姫「そうよ海未。早く食べなさい」ズルズル

海未「はい……」ズルズル

凛「あっ、おじさん替え玉!」

店長「あいよ、麺と固さは?」

凛「博多麺でバリカタ!」

店長「あいよ! そっちの美人のお嬢さんは?」

真姫「替え玉頼むほど余裕があるわけじゃ……」

店長「そうかい、じゃあ半玉だけってのもあるけど?」

真姫「そうなの? じゃあ……あ、麺と固さは……凛と同じので」

店長「はいよ!」

海未「…………」ズルズル

凛「ねーねー海未ちゃん」ニヤニヤ

真姫「夕方はどうだったの?」ニヤニヤ

海未「……聞かないでください……」ズルズル

店長「はい替え玉お待ちどうさま!」

凛「ありがとー!」

真姫「ありがとうございます」

凛「ほらほら、外までロッカーの音響かせてさ」

海未「あぁあぁぁぁあ聞かないでください聞かないでください切腹させてください……!」

真姫「いいじゃない、あっちから誘ったんでしょ?」

海未「それでも手を出したのは私ですぅ……」

真姫「……なんか主導権を握ってるほうと攻めてるほうが逆って面白いわね」

凛「凛たちは違うからにゃ~」ズルズル

真姫「あっいけない伸びる伸びる」ズルズル

花陽「……でね、海未ちゃんがぎゅってしてくれて」

にこ「ふむふむ」

花陽「それで、ちょっとさわってくれたんだけど……寝込んじゃって。それからトイレで絵里ちゃんにアドバイスもらって」

絵里「なるほどねえ……」

花陽「海未ちゃんけっこう大きな声出してたから、気づかれてないかなと思ってたんだけど……」

花陽「絵里ちゃん、にこちゃん、聞こえてなかった……?」

絵里「えっ?! あ、ああ、いいえ?」

絵里(その時間はトイレで乱れた凛とヨロシクやってたとか言えるわけないじゃない……)

にこ「ああ、にこはちょっと真姫ちゃんと外で風に当たってたのよ」

絵里(もしかして野外プレイ!? にこってそっち系の趣味も……!?)

花陽「へぇ……! 何してたの?」

にこ「なーいーしょ! 秘密にこ~♪」

絵里(花陽と海未は密室……しかもロッカー、密室どころじゃないわ、極限状態の密室プレイ……! 真逆ねこの二人!)

花陽「……絵里ちゃん?」

絵里「ヴォヘァ!?」

にこ「なーに素っ頓狂な声だしてんのよ……」

絵里「あ、ああ、その……あの3人が今頃何してるかなって……」

絵里(うーん……トイレもある意味密室だし今度は野外……)

凛「てかさー、普段はかよちんにこう、なにかしたいーってないのかにゃ?」

海未「な、なにか、とは……」

凛「たとえばー、ちゅーしたいとか」

海未「な、な……!」

真姫「凛、愚問よ」

凛「そーなの?」

真姫「考えてみなさい。このムッツリドスケベラブアローシューターがそんなこと考えてないと思う?」

海未「だ、誰がムッツリでドスケベですか! てかラブアローシュ」

凛「思わないにゃ!」

海未「話を最後まで聞いてください!」

真姫「普段抑えてるからこそあそこまで爆発する……バネとかゴム風船と同じね。押せば押すほど反応が……ボン! ね、MDL?」

海未「面倒だからって略さないでください!」

凛「あ、ムッツリドスケベって認めたにゃ」

海未「べ、別に認めたわけではありません!」

凛「じゃあ、海未ちゃんのおうち行っていい?」

海未「へ?」

凛「ここから確か近かったよね?」

海未「えっ、ちょっ」

真姫「うん、そうなの、ちょっと面白いことありそうじゃない? ……オーケー、大丈夫よそこは、うん」デンワチュウ

海未「あの、いったいなにを」

凛「じゃあ、レッツゴーにゃ! ごちそうさまでしたー!」

海未「な、あ、待ってください、そういうのは皆の許可を」

真姫「ハーイ、じゃあね~。ってことで絵里の許可……とあと絵里を通じて花陽にも許可もらったわ」

海未「あぁあぁぁぁあダメですダメです私が許可しません!!!!」

真姫「……こんなことに反論してる時間があったら凛を止めるべきだったわね」

海未「へ? ……凛!? どこに行ったんです?! まさか……ちょっとーーーー!!!」

店長「あ、お客さん! ……えーと……」

真姫「……私が立て替えときますから……すみません」

絵里「……いいの?」

花陽「いいよ?」

絵里「でも、海未の部屋まで上がられるけど……」

花陽「うーん、あのね、海未ちゃん……私を部屋に挙げても警戒してるみたいで全部見せてくれないの」

にこ「はは~ん、何か隠してる、って?」

花陽「うん。だから、凛ちゃんと真姫ちゃんが強引にいってくれたらなって」

絵里「ふぅーん……」

花陽「二人は凛ちゃんと真姫ちゃんのところ行ったことないの?」

絵里「あるわよ」

にこ「あるけど」

花陽「隠し事とかされたりしてない?」

絵里「うーん……」

にこ「…………」

絵里「ない……」

にこ「……わね……」

花陽「いいなぁ……」

~ちょっと後・海未の家~

凛「ってことなんですけど、いいですか?」

海未母「ええ、かまいませんよ」

凛「おじゃましまーす!」

海未母「ごゆっくり~」

海未「ああああぁあぁぁぁあ、入れちゃだめです~!!!」

海未母「えっ?」

海未「早くいかないと……!」


~海未の部屋~

海未「凛、待ちなさ――」

凛「とつにゅー!」

海未「あぁぁぁあぁぁぁぁああぁああぁぁぁぁ……!!」

凛「わーお……」

海未「もう、もう、もうおしまいです……!」

凛「……これ、かよちんが来たときも貼ってるの?」

海未「さ、さすがに、剥がしてます……」

凛「だよね……一面にかよちんのポスター……それもちょっとエッ」

海未「わかってますから言わないでくださいぃいぃぃぃぃぃいぃいぃいいぃ……!!」

凛「ふむふむ……」ガラッ

海未「あっ、ちょっ」

凛「この段ボール箱は……」

海未「ダメです!!!!!」ガシィ

凛「にゃ!」

海未「だめですだめですだめですだめですだめですだめです」

凛「じゃ、よろしく真姫ちゃん!」

真姫「ふーん……」

海未「ひぇぁ!?」

真姫「こんなモノ……いったいどこから収集したのかしらねえ……」ヴイイイイイイイン

海未「あ……あ……」

真姫「そりゃあこんなに欲望を押さえつけてりゃロッカーに二人で閉じこもって……ねぇ。ぶふっ……くすくす」

海未「……花陽には……」

真姫「?」

海未「花陽には、内緒にしてください……!」

真姫「……で?」

海未「お願いします……!」ドゲザ

凛「ど、土下座なんていいよ! 顔上げてにゃ!」

海未「ですが」

真姫「ねえ、凛。ライブの打ち上げの話なんだけど……ウチでやらない?」

凛「いいの?」

真姫「あ、でも凛ってお魚嫌いだったっけ?」

凛「だいじょーぶ! 絵里ちゃんがお魚料理作ってくれてね、もう平気! それに1番苦手なのは骨だし!」

真姫「そう、ならいいじゃない。特上寿司、頼もうと思ってるのよ」

凛「やったぁ! おいしそ~!」

海未「あ、あの、何の話を」

凛「……ねえ、海未ちゃん……」ニヤリ

海未「ま、まさか」

真姫「安いもんよね?」ニッコリ

海未「払えば……誰にも、言いませんか……?」

真姫「ええ」

海未「…………」グッ

海未「わかりま」

絵里「ハァ~イ♪」

海未「……は?」

穂乃果「へぇ~」ニヤニヤ

ことり「ねぇねぇ穂乃果ちゃん、ことりの部屋も今まで撮った穂乃果ちゃんの写真貼っていい?」

穂乃果「え、えぇ、恥ずかしいなぁ……」テレテレ

海未「あ、あの、なんで」

希「やるやん」ポン

にこ「やるわね」ポン

海未「なんで、いるんです……もしかして」

絵里「そのもしかして、よ」

花陽「わぁ……」

海未「…………」フラッ


バタン

海未「うーん……ここは……」

絵里「部室よ」

海未「ぶっ、ぶしっ、ってことは、夢……?」

花陽「海未ちゃん」

海未「は、はい!」

花陽「うれしい」ギュッ

海未「ふぇ、ふぇぇえ!?」

花陽「部屋に行っても、何もなかったから……私、海未ちゃんに好きって思ってもらえてないのかなって」

海未「あ、ぁ……」

花陽「……いいよ、海未ちゃんが……どんなでも」

海未「花陽……ぐすっ」

花陽「それより怒ってるのはね……秘密にしてたことなの」

海未「はい、はい……!」

花陽「これからはヒミツはなし、わかった?」

海未「はい……! すみませんでした……ぐすっ」

花陽「よしよし」ポンポン

~夜・部室~

絵里「……えー……ひとつ、提案があるわ」

真姫「どうしたのよ」

絵里「……あのね、落ち着いて聞いて」

にこ「いいから早く教えなさいよ」

絵里「今日、あんなことがあったばかりだし……その、ライブに集中するためにね、各自別々の所に分かれて寝たらと思って」

真姫「……えっ?」

絵里「その、皆が反対するなら……やめるけど……」

海未「……私は、賛成です」

花陽「ええっ!?」

海未「そ、その、花陽と一緒だと、我慢できる気がしなくて……」

凛「うわぁ……流石MDLだにゃ……」

海未「凛、明日の練習5倍にしますよ」ギロリ

凛「ひいっ」

花陽「わ、私は……反対、かな」

真姫「私もよ」

穂乃果「私は別にどっちでもいいや」

希「ウチも」

ことり「うーん……ことりは……決まった方に従うかなぁ」

真姫「ってことは」

海未「私と絵里が賛成、花陽と真姫が反対、希と穂乃果とことりは投票権を放棄……つまり」

凛「え、ええっと……」

真姫「凛、あなたにすべてかかってるわ」

凛「え、えぇぇぇぇえ!?!?」

絵里「凛、私だって凛と離れるのはつらいの、でも……わかってくれるかしら?」

花陽「ダメだよ凛ちゃん!!! そんなこと絶対にダメだよ!!!」

海未「凛!! 自制心を持ちなさい!!」

真姫「あなたにだけは言われたくないセリフだと思うけど?」

海未「そ、それは……その、こ、これから持ちますっ!! 凛、賛成に1票を!」

凛「あ、えーっと、り、凛は~……」


>>331

賛成or反対

にこはどこいった

~夜・部室~

絵里「……えー……ひとつ、提案があるわ」

真姫「どうしたのよ」

絵里「……あのね、落ち着いて聞いて」

にこ「いいから早く教えなさいよ」

絵里「今日、あんなことがあったばかりだし……その、ライブに集中するためにね、各自別々の所に分かれて寝たらと思って」

真姫「……えっ?」

絵里「その、皆が反対するなら……やめるけど……」

海未「……私は、賛成です」

花陽「ええっ!?」

海未「そ、その、花陽と一緒だと、我慢できる気がしなくて……」

凛「うわぁ……流石MDLだにゃ……」

海未「凛、明日の練習5倍にしますよ」ギロリ

凛「ひいっ」

花陽「わ、私は……反対、かな」

真姫「私もよ」

穂乃果「私は別にどっちでもいいや」

希「ウチも」

ことり「うーん……ことりは……決まった方に従うかなぁ」

にこ「……悩むけど、絵里の気持ちもわかるし……どっちでも文句はないわ」

真姫「ってことは」

海未「私と絵里が賛成、花陽と真姫が反対、希と穂乃果とことりとにこは投票権を放棄……つまり」

凛「え、ええっと……」

真姫「凛、あなたにすべてかかってるわ」

凛「え、えぇぇぇぇえ!?!?」

絵里「凛、私だって凛と離れるのはつらいの、でも……わかってくれるかしら?」

花陽「ダメだよ凛ちゃん!!! そんなこと絶対にダメだよ!!!」

海未「凛!! 自制心を持ちなさい!!」

真姫「あなたにだけは言われたくないセリフだと思うけど?」

海未「そ、それは……その、こ、これから持ちますっ!! 凛、賛成に1票を!」

凛「あ、えーっと、り、凛は~……」

>>334

にこにーは多分練習に疲れて寝てるんだよ

凛「凛は……」

8人「…………」ゴクリ

凛「……やっぱり反対にゃ」

真姫「そうよね!」

花陽「凛ちゃん、信じてたよ……!」

絵里「……まぁ、凛が言うなら……しょうがないわね」

海未「あ、あの、その……抑えられない場合は」

真姫「海未、こっちきなさい」

海未「は、はい」

真姫「エリーはライブに集中しろって言ったんでしょ?」ヒソヒソ

海未「え、ええ、だから我慢を」ヒソヒソ

真姫「そこが間違ってるのよ」ヒソヒソ

海未「は?」ヒソヒソ

真姫「悩みのタネはガマンせずパッと解決しちゃえばいいのよ、ね? じゃ!」

海未「……は、破廉恥……です……」カァァァ

花陽「海未ちゃん♪」

海未「は、はい!」

花陽「隣、いい?」

海未「……え、っと……」

花陽「…………」ジィー

海未「……はい……」

花陽「やったぁ♪」

絵里(海未、大丈夫かしら……花陽に振り回されっぱなしよ……)

~深夜・部室~

絵里「ん……」パチッ

絵里「いま、なんじ……ってまだ3時じゃない……寝よ……あれ?」

凛「すぅ……すぅ……」

絵里「な、なんで、凛が……!?」

凛「にゃ……えりちゃ、ったかい……」

絵里「……夢、見てるのね」

凛「えへへ~……」スリスリ

絵里「もう、くすぐったいわよ」

凛「えりちゃ、凛とねるの、や……?」

絵里(……本当に寝言よね?)

絵里「そんなわけないわよ……海未と花陽を思ってのこと、わかってほしいの」

凛「ん~……」ギュー

絵里「ふふっ、寂しかったのね……」ギュッ

凛「ん~♪」

絵里(……海未と花陽はそういえばどうなって……)

海未「…………」zzz

花陽「…………」zzz

絵里(手だけつないでる……ふふっ、海未らしいわね……)

~翌朝・部室~

絵里「さあ! 昨日の遅れも取り戻すためにビシバシやるわよ!」

海未「凛! 練習量5倍ですよ!!」

凛「えー!! それなら真姫ちゃんだって5倍じゃないとおかしいにゃー!!」

海未「……それもそうですね、では真姫も5倍です!!」

真姫「ちょっ、なんで私まで!? 意味わかんない!!」

絵里「凛と真姫だけに5倍ってわけにもいかないわ、私たちも鍛錬が必要……よって凛と真姫以外も練習量2倍! いいわね!?」

穂乃果「えーーー!? なんでーー!?」

絵里「いいからさっさとやる!!」

ハーーーーーイ……

~昼・屋上~

ゼェ ハァ ゼェ ハァ

絵里「こ、ここいらで、お昼ご飯に……」

穂乃果「も、もう、はいんないよ……うっぷ」

凛「し、しんどい、にゃ……」

海未「さ、さすがに私でも、ちょっと……」

花陽「あぁ、おにぎりが、めのまえに……」

希「か、かよちん!? アカンで! アカンで!!」

にこ「ぜぇー、ぜぇー、とりあえず、部室、戻らないと……」

真姫「そう、ね……」

ことり「と、とりあえず、みんな、ドリンク……」

穂乃果「あ、ありが、と……ごっきゅ、ごっきゅ、ごっきゅ……っっぷはぁーー……」

~昼食後・部室~

絵里「…………」

穂乃果「…………」


グデーーーーーーーーーーーーー


海未「……さ、皆……行きますよ」

穂乃果「も……ダメ……」

凛「しぬにゃ……」

海未「死にませんよ……これぐらい……」

絵里「そういう海未も……フラフラじゃない……」

海未「ですが……」

花陽「海未ちゃん、休んで……ね?」

海未「うっ……は、花陽が、言うなら……」

凛「ふひぃ……」


グデーーーーーーーーーーーーーー


絵里(ダメよ……このままでは動かない……練習はさすがに無理として……何か解決策は……そうだ、>>348よ!)

うえ

絵里(そうだ、皆で筋肉をほぐしあえばいいのよ! マッサージよ!)

絵里「ねえ、ちょっと提案が……」

にこ「なによ……」

絵里「疲れた筋肉をほぐせば、少しはできそうじゃない……?」

海未「そうですね、それがいいと思います!」

穂乃果「海未ちゃん、急に元気になったよ……」

希「でも、誰が誰のマッサージするん?」

絵里「……昨日のクジ、リサイクルしましょうか」


二人組3つ、三人組1つ作ります

二人組A
1、絵里 2、にこ 3、希 4、凛 5、真姫 6、花陽 7、穂乃果 8、海未 9、ことり

>>351のコンマ1桁と>>352のコンマ1桁ペア
0が出たりかぶったら安価下

ふむ

希「お、うちとかよちんか、これはわしわしが捗りそうやなぁ」ニッヒッヒ

海未「…………」ギロリ

希「じょ、冗談やって……」

花陽「海未ちゃん!」

海未「……はい」シュン

絵里(完全に手綱というかリード握ってるわね……)

下1と下2のコンマ2桁ペア
0,3,6が出たりかぶったら安価下

にこ「……あっ」

真姫「……あっ」

にこ「……あ、その、優しく、するから」

真姫「べ、別にいいわよ、そんなの、強くしてくれても」

にこ「そ、そんなの真姫ちゃんに悪いし」

絵里(…………)イライライライラ

下1と下2のコンマ1桁
0,2,3,5,6が出たりかぶったら安価下

海未「…………」

絵里「……変なことしないでよ?」

海未「しませんよ!!!」




凛「…………」

ことり「また一緒だね穂乃果ちゃん!」

穂乃果「運命だよことりちゃん!」

ヤンヤン ニャンニャン

凛「希ちゃん……気持ち、分かったにゃ……」

>>369

~マッサージ 4部屋に分かれて~


どの部屋をのぞきますか?

1.絵里・海未
2.真姫・にこ
3.希・花陽
4.ことり・穂乃果・凛

2

~真姫・にこ部屋~

真姫「……ほら、早くやりなさいよ」

にこ「普通こういうのは後輩が先輩にお先にどうぞって言うもんじゃないの?」

真姫「へえ、じゃあ……してあげようか? こっちのマッサージ……」サワッ

にこ「――ッ!」カアァァ

真姫「あらあら、この程度で真っ赤になっちゃって……うふっ、可愛いじゃない……」ナデ

にこ「い、いいわよ、するわよ……私が」

真姫「それでいいのよ」

にこ「…………」グッ グッ

真姫「…………」

にこ「………・…」グリグリ

真姫「ぁ~……」

にこ「どうなのよ」

真姫「まあまあね」

にこ「…………」グリグリ

真姫「はぁ~……」

にこ「ずいぶん気持ちよさそうな声だけど?」

真姫「はぁ? プロのマッサージ師と比べたら雲泥の差よ! 無駄口叩いてるヒマがあるならもっと上手にやりなさい」

にこ「わ、わかったわよ……」グリグリ

にこ「…………」グリグリ

真姫「ん~……」

にこ「…………」サスサス

真姫「ふぁ……ぁ」

にこ「…………」モミモミ

真姫「……すぅ……すぅ……」

にこ(……あれ?)パッ

真姫「……すぅ……すぅ……」

にこ(……寝ちゃった)

にこ(……何か、かけるもの……ま、にこのセーターでいいわよね)ファサ

にこ「おやすみ」

真姫「ん~……」



次に覗く部屋
>>377

4番

~ことり・穂乃果・凛部屋~

凛「…………」

穂乃果「ことりちゃん、そこだよそこ~!」

ことり「えへへ、ここ~?」

穂乃果「あ゙~、気持ちい゙~……」

ことり「もう、おじさんみたいだよ?」

穂乃果「お、おじさん!?」

ことり「ほーら、おっちゃん、ここがええんですか~?」グリグリ

穂乃果「い゙~ねぇ~……って違うよことりちゃん! 私はじょ・し・こー・せい!」

凛「…………」

凛(……この空間から逃れたいにゃ……)

穂乃果「じゃあ次私がやるね!」

ことり「おねがい♪」

凛(……どーしよ……)


>>381

うみえり部屋に突撃

凛(……こっそり抜け出してもバレないよね、絵里ちゃんが浮気……なんてするはずないけど、海未ちゃんが変なことしてないかチェックにゃ)



~絵里・海未部屋~

凛(…………)カベニミミアテ

絵里「――ね」

海未「でも、――」

絵里「いいのよ、――」

海未「だ、ダメですっ! ――!」

絵里「そんな――て……ね、――?」

凛(こ、これは……絵里ちゃんが、まさか、浮気……!?)


>>384
突入するorもうちょっと盗み聞きする

あんまりだにゃー...

凛(も、もうちょっと確かめるにゃ)

絵里「ほら、横に――」

海未「ダメです、――」

凛(これは、もしかして……絵里ちゃんが海未ちゃんにイヤらしいことを……!?)

絵里「いいじゃないいいじゃない、ほら――」

海未「――です!」

絵里「ヘーキよ、凛も許して――、きていいわよ?」

凛(!? もしかして、絵里ちゃんから誘って……!?)


>>388
突入するorもうちょっと盗み聞きする

盗み聞き

海未「――、――!」

絵里「…………」

海未「わ、わかりましたよ……」

凛(ダ、ダメ……!)

絵里「んっ……!」

凛(え、絵里ちゃん!?)

海未「ど、どうです、か」

絵里「その調子よ……」

凛(その調子じゃないにゃ! 何誘ってるにゃ!!)

海未「も、もういいじゃないですか」

凛(そーだそーだ! 海未ちゃん止めちゃえ!)

絵里「えー、もっと……」

凛(もっとじゃないにゃあああぁぁあぁ!!)


>>393
突入するor盗み聞き

盗み聞きを選んだ場合はコンマ00~39で物音をたててバレます

まだ聞こう

凛(……う、動けない……なんで……)

海未「し、仕方ありませんね……」

絵里「んっ、はぁん……っ」

凛(え~~~~り~~~~ちゃ~~~~ん!?)

海未「へ、へんな声――」

絵里「――、しょうが、んっ!」

海未「ちょっ、な――」

絵里「海未、じょ――」

凛(…………)

>>395
突入or盗み聞き
00~39で盗み聞きならバレる

突入

凛「ガマンできない、突撃ーーーーっ!!!」ガラッ

絵里「えっ」

海未「えっ」

凛「絵里ちゃん! まさか……海未ちゃんと、浮気してるのっ!?」

絵里「えっ、え? ど、どういうこと?」

凛「とぼけないでよ! さっき海未ちゃんを色っぽい声で誘ってたくせに……!」

海未「あ、あの、ただのマッサージで」

凛「海未ちゃんはだまってて!」

海未「はいっ」ビシォ

絵里「その、だから、本当にマッサージで」

凛「絵里ちゃん……信じてたのに……凛以外のは断るって……」

絵里「あっ……」

凛「海未ちゃん……イヤがってたのは……かよちん以外とはしたくないからだよね……?」

海未「は、はい! もちろんですっ!」

凛「…………」ジトー

絵里「……ご、ごめんなさい……」

凛「……ね、海未ちゃん」

海未「はいっ!」

凛「凛と入れ替わって? それで許したげるにゃ」

海未「い、入れ替わってとは……」

凛「だから、ことりちゃんと穂乃果ちゃんの部屋に行ってきてってことにゃ」

海未「なるほど……承知しました、すぐ!」ダッ ピシャッ

凛「……さーて、と」ニッコリ

絵里「マ、マッサージじゃない。ね? そんな、セクハラとかじゃないし、ね?」

凛「…………」

絵里(な、何か良い言い訳は……!)

>>400
なしならなしでもOK

私の中に眠る第二のエリチカが

絵里「わ、私の中に眠る第二のエリチカが現れて……!」

凛「…………」

絵里「じ、実は言ってなかったけど、二重人格なのよ、私!」

凛「…………」

絵里「それでね、その、普段はこう、凛のペットになってるんだけど、たまーに、ね」

凛「…………」

絵里「……り、凛?」

凛「……で?」

絵里「あ、あの、えーと……」

凛「続きは?」

絵里(つ、続きィ!? そ、そうよね、二重人格ならその人格について詳しく話さないと……)

>>405
第二の絵里の名前、性格など詳細なプロフィール

ペリメニ
弱い者には高圧的だけど強い者にはへこへこするスネ夫的性格
匂いフェチのアナル狂い

絵里「な、名前はペリメニっていうの!」

凛「へぇ、名前なのに食べ物の名前なんだね」

絵里「う、うっ……」

凛「……終わり?」

絵里「性格も別人よ! その、弱いものには高圧的だけど、強い人にはヘコヘコする……まあ、スネ夫みたいな性格よ」

凛「……ふーん……それで?」

絵里「えっと、匂いフェチで……」

凛「…………」

絵里「……えっと、あの……」

凛「……おしまい?」

絵里「ア、アナル狂いよ!」

凛「…………」

絵里(……いけ……た?)

凛「……それで?」

絵里「そ、それで!?」

凛「まだまだあるにゃ。年齢とか、趣味とか、好きなもの、嫌いなもの……記憶が共有できてるかとか」

絵里「わ、忘れてたわ! 年齢は私と一緒、趣味は……さっき言った通りなんだけど、性癖に通じるものがあって……」

絵里「えっと、好きなもの、嫌いなもの、記憶だったりは全部私と共有してるわ!」

凛「……で?」

絵里「で、で、えーっと、えーっと……」

凛「ねえ、絵里ちゃん」

絵里「は、い」

凛「『えっと』って言葉、普通何か新しく物を考えるときに使うにゃ」

絵里「えっ? え、あ、そ、そんなことないわ! 思い出す時にも使うわよ!」

凛「ふーん……まあ、絵里ちゃんがいうならそうなんだろうけどにゃ……」

絵里「ほら、他にも詳細なプロフィールがあるわ」

>>414 >>415 >>416

他にあげられるペリメニとかいう偽人格(笑)の特徴を3つほど

Pixivの希の絵に毎回アナルセックスの絵をリクエストするコメントを残している

自慰を見られるのが好き

束縛されたい

絵里「ほ、ほかには……あの、希がネットに画像上げてるじゃない? 毎回アナルセックスの絵をリクエストしてたりするのよ……」

凛「…………」

絵里「え、っと、あの、その……自慰行為を見られるのが好きだったり」

凛「…………」

絵里「あと、束縛されることへの願望があったり……」

凛「……へえ」ニヤ

絵里(あっ)

凛「じゃあ、やってみせてよ」

絵里「えっ、えっと、その」

凛「ていうか、弱い者は虐げる性格じゃなかったのかにゃ?」

絵里「強い人にはこびへつらうのよ、その、凛が強いから」

凛「あっれぇ? おっかしいにゃ。『普段は凛のペットになってるけど別の人格がある』ってことは、凛に反抗的なんだよね?」

絵里「……あっ……」

凛「まぁ、とっくに気づいてたにゃ。別人格なんてないって」ツカツカ

絵里「り、凛、あの」

凛「素直に認めればよかったのに、言い訳なんてするのが悪いんだよ」ツカツカ

絵里「ぁ、り……」

凛「…………」

絵里「…………」

凛「…………」

絵里「……凛……?」

凛「…………」

絵里「えっと、その、本当は……単なる欲求不満です……」

凛「…………」

絵里「ごめんなさい……」

凛「…………」ツカツカ

絵里「ちょっ、どこ行くの!?」

ピシャッ

絵里「凛!」ダッ

ガタッ ガタガタガタッ

絵里「なん、で、開かないのっ」

ドンドンドン ドンドンドン

絵里「凛! 開けて! 開けて!!」

凛「反省しててね」

絵里「凛! 凛っ!」

ドンドン ドンドン

凛「あ、つっかえ棒はめてあるから開かないにゃ」

絵里「ぇ……」

凛「じゃね」

絵里「待って! 待って!!」

ドンドン ドンドン ガタガタガタガタ

シーーーン……

絵里「…………」

絵里「どうして……」

絵里「凛が、悪いんじゃない……」

絵里「私にかまってくれないし」

絵里「いじめてもくれないし」

絵里「……そうよ、そりゃあ私は凛に服従してる立場よ、でも……」

絵里「別に……いいじゃない……」

絵里「…………」

絵里「……そうだ、電話があったわ……」

絵里「助け、呼びましょう」

ピッポッパ

>>435
助けを呼ぶメンバー(凛以外)

穂乃果

すいません>>425の間違いでした
穂乃果でいきます

<~♪

穂乃果「あれ、電話だ……絵里ちゃん?」

海未「え、絵里から!?」ビクッ

ことり「海未ちゃん……やっぱり絵里ちゃんになにか」

海未「断じてっ!!! して!!! ません!!!!!!!」

穂乃果「かかってきたのは私の携帯だよ、ことりちゃん。……はい、もしもし」

絵里「出して」

穂乃果「……はい?」

絵里「出して……閉じ込められたの……」

穂乃果「ごめん、絵里ちゃん、ちょっとなにいってるかわかんないや……あはは……」

絵里「私は悪くないのよぉ、出してぇ……!」

穂乃果「こ、ことりちゃん、海未ちゃん、どうしよ~……」

ことうみ「「??」」

穂乃果「なんかね、絵里ちゃんが……カクカクシカジカシカクイムーブだって……」

ことり「……海未ちゃん……」

海未「な、なんで私なんですか!?」

穂乃果「もしかして、絵里ちゃんをけしかけて……!」

海未「しませんよ!! 私は花陽一筋ですっ!!」

穂乃果「だよねー、あんな部屋だし海未ちゃんに浮気する度胸なんてないもんねー」

海未「ちょっ、それはどういうことですか!?」

ことり「ってことは……絵里ちゃんが全部悪いよね……」

穂乃果「だよね……」

海未「あの、私の話を」

穂乃果「……絵里ちゃん、ことりちゃんも海未ちゃんも絵里ちゃんが悪いって。私もそう思うよ」

海未「…………」

絵里「…………」

穂乃果「……反省、しよ?」

絵里「待っ」

ブツッ ツー ツー ツー

絵里「…………」


>>434
次にかける相手

凛ちゃんに泣き落としだ!

絵里「…………」

プッ プッ プッ

トゥルルルルル  トゥルルルルル

絵里「……出て……」

トゥルルルルル  トゥルルルルル

絵里「……出てよぉ……!」

トゥルルルルル  トゥルルルルル




凛は出てくれませんでした


>>437
凛・ことほのうみ以外にかける相手

にこ

絵里「……にこ、そうよ、にこなら……私にいいアドバイスを……!」

トゥルルルルル トゥルルルルル

にこ「あ、やっぱりかけてきたわね」

絵里「にこ、助けて! ……やっぱり?」

にこ「隣に凛がいるのよねー、はっきり言うけどアンタが悪いわ、そいじゃ」

ブツッ ツー ツー ツー

絵里「…………」

絵里「…………」

絵里「……ぐすん」

絵里「……どうしたらいいのよ……」

絵里「……ひぐっ、ふえぇぇえぇぇん……!」

絵里「おうち帰るぅ……!」

絵里「りんがぁ、りんがぁ、わるいんじゃない、えぇぇえぇえん……!」

絵里「……ぐすっ、ひっく……」

絵里「いいもん……もう、凛なんて知らないわよ……!」

絵里「…………」

絵里「…………」



ポツーン



絵里「…………」

絵里「…………」

絵里「……やっぱり……さみしい……」

絵里「…………」

絵里「…………」

絵里「……凛……」


>>441
意地を張るor謝る

意地を張る

絵里「ふん、いいじゃないちょっと遊びで海未を誘うフリするくらい。私は悪くないわよ!」

絵里「徹底抗戦よ、徹底抗戦!」

絵里「私は屈しないわ!」

絵里「…………」


ポツーーーーーーーーン


絵里「…………」

絵里「…………」

ピコン ピコン ピコン ピコン ピコン

絵里「あっ、ハイスコア更新できなかった……っとと、充電充電……」

ピコン ピコン ピコン ピコン ピコン

絵里「やったわ、ちょっとだけだけど更新したわ……」

絵里「…………」

絵里「……はぁ……」

絵里「……ダ、ダメよ、徹底抗戦よ」

~3時間後~

絵里「…………」zzz

絵里「…………」zzz

絵里「……はっ!?」

絵里「い、いけないいけない、すやすや昼寝なんてしてる場合じゃないのに……」

絵里「……はぁ……」


>>447
1.凛が開けてくれるまで待つ
2.○○(メンバー)に連絡を取って再交渉(名前兵器)
3.ドアを開ける方法を探る
4.窓から脱出する方法を探る

2かよちん

トゥルルルル トゥルルルル

花陽「……はい、もしもし」

絵里「もしもし、花陽? ちょっとお願」

花陽「本当?」

絵里「へ?」

花陽「海未ちゃんを誘惑してたって、本当?」

絵里「……えっと、あの」

花陽「全部、聞いたよ」

絵里「……ごめんなさい……」

花陽「自業自得だよ、絵里ちゃん。じゃ」

ブツッ ツー ツー ツー


絵里「……そりゃあ、そうなるわよ、ね……」



>>450
1.凛が開けてくれるまで待つ
2.○○(メンバー)に連絡を取って再交渉(名前兵器)
3.ドアを開ける方法を探る
4.窓から脱出する方法を探る

2のんたん

絵里「最後の望み……」

トゥルルルルルル トゥルルルルルル

希「自業自得やね」

絵里「待って!!」

希「もう、声おっきぃなぁ」

絵里「お願い、希だけが、頼りなの……!」

希「…………」

絵里「お願い……!」

希「……じゃ、一つ提案があるんよ」

絵里「……?」

希「……凛ちゃんに、何言っても聞いてもらわれへんのやろ?」

絵里「ええ」

希「じゃあ、徹底的に逆らったらええねん」

絵里「そ、そんなこととっくに」

希「してへん、徹底的には、してへん」

絵里「どういうことよ……」

希「……あんな、えりち」







希「もう、別れてしまうってことを言うてるんや、うちは」






絵里「…………」

絵里「は?」

希「徹底的に逆らったら、お互い離れる。つまり、そういうことやろ?」

絵里「い、いやいや、なんでそう……」

希「どうなん?」

絵里「どう、って」

希「別れるん?」

絵里「>>455


1.……それも、いいかもしれないわね
2.バカじゃないの!? ありえないわよ!!

2.

絵里「バカじゃないの!? ありえないわよ!!」

希「ほなら、凛ちゃんに謝ればええやん」

絵里「でも、でも……」

希「あーもう、だだっ子やなぁ、ご・め・ん・な・さ・いの6文字さえ言えばええんやで?」

絵里「…………」

希「どうするん?」


>>459
1.謝る
2.まだ意地を張る

絵里「……謝るわ」

希「そ。じゃ、おっきな声で叫ぼか」

絵里「わかったわ」


コトッ


絵里「凛!! 私が悪かったわ!!  ごめんなさい!!!」


絵里「……どう?」

希「ほな、ドア開けてみ?」

絵里「……え?」

希「あれ? ホンマに気づいてなかったん? 最初にドアが開かなかったの、凛ちゃんが抑えてたからやで?」

絵里「え? え?」

希「つっかい棒? あるわけないやん?」

絵里「そん、な」



ガラッ


凛「いいよ、許したげる」

絵里「り、凛……!」

凛「もう、実は心の奥にこうやって閉じ込められたい願望あるんじゃないかにゃ?」

絵里「ごめんなさい、ごめんなさい……!」

凛「変態絵里ちゃんめ」

絵里「うわぁあぁぁぁあぁぁん……!」

凛「もう、しない?」

絵里「しない、しないわ……! 花陽にも、謝る……!」

凛「うん、とーぜんにゃ! じゃ、かよちんのとこいこっか」

絵里「も、もうちょっと」

凛「?」

絵里「もうちょっと、抱き着かせて……」

凛「……どっちが年上か、もうわかんないにゃ」

絵里「そんなの、私が凛に服従してるときからそうじゃない……」

凛「それもそうだにゃ~♪」

花陽「…………」

絵里「すみませんでした」ドゲザ

花陽「もう二度としない?」

絵里「絶対にいたしません」

にこ「はぁ~、なっさけないわね……一年生に土下座する生徒会長……うぷぷ」

真姫「どの口が言うんだか」

にこ「は、はぁ!?」

真姫「なによ、文句ある?」

にこ「あるに決まって……」

真姫「……あるの?」

にこ「ないわよ、ふんっ」

希「はいはい、ノロケはそこまで。えりちのこと許したって?」

花陽「うん、いいよ。海未ちゃん、誘惑に乗らなかったみたいだし、えいっ」ギュッ

海未「は、はぁなよ!?」

花陽「ゆーわくにたえた、ごほーびですっ♪」モッギュー

海未「はわぁあぁぁ……」プシュー

穂乃果「じゃ、もうそろそろ日も暮れてきたし、帰ろっか!」

ことり「そうだね、一件落着♪」

ジャアミンナマタアシター ツカレタァー ホノカチャンウチクル? ホント!?イクイクー! ジャアケーキヨウイスルネ ホノカ!?フトリマスヨ!? イ、イイジャンチョットグライー

絵里「…………」

凛「ほーら、帰ろ?」

絵里「……ええ!」

~翌日朝・学校~

先生「で、あるからして、ここの~」

凛「…………」ウトウト

先生「ということだから、問4の答えは~」

凛「…………」ウトウト

先生「ということになる。○○、だいたい合ってるんだけど~」

凛「…………」コックリコックリ

先生「はい、じゃあ問5、星空!」

凛「ふぇ!?」ビクゥ

先生「…………」

凛「あ、あの~、あはは、あっはははは……」

先生「あははじゃない! ったく、そんな調子じゃ期末じゃ前に逆戻りかもしれないのに……」

凛「す、すいません」

先生「練習で疲れてるのはわかるけど、それは他の部活の子もだから」

凛「はい! で、えーっと……どこでしたっけ……」

先生「問5」

凛「えーっと、問5……祝福するチームメイトが待ち構えていたところに飛び込んだ彼は、不運にも足首を骨折してしまった、です」

先生「やってたのか……正解、ちゃんと聞けよ~?」

凛「はーい」



~放課後・部室~

海未「凛、授業中寝てたそうじゃないですか」

凛「ご、ごめん海未ちゃん」

海未「いけません! 先生たちからお叱りを受けたのです。穂乃果! あなたもですよッ!」

穂乃果「ふぇえ!? わ、私は寝てないよ!?」

海未「じゃあ、授業中に聞こえてきた『パンがうまい』というセリフはどういうことですか?」

穂乃果「い、いや~、それは……」

海未「……と、いうわけで、穂乃果、凛! 今週中に授業中に寝ないようしっかり訓練をすること! できなければ……」

ほのりん「できなければ……?」

海未「最悪、ライブは中止にします!」

ほのりん「ええぇえぇええぇえぇ!?!?」

海未「当たり前です! 学生の本分は勉強ですよ!?」

絵里「ちょ、ちょっと、海未、さすがにそんなことできないわよ……」

海未「中止はさすがに冗談ですが……穂乃果と凛の曲をカットとかにしちゃいましょうかね」

絵里「と、なると、つまり……」

海未「ええ、凛がセンターの新曲もカットです」

絵里「凛、特訓よ」シュバッ ガシィ

凛「え、えりちゃ、め、こわいよ……」

絵里「さて!」

にこ「なによ、これ……」

絵里「なによ、じゃないわよ! 題して、穂乃果と凛の授業中就寝を阻止する方法を検討する会議よ!」

にこ「まんまじゃない……」

真姫「ネーミングセンスの欠片もないわね」

絵里「い、いいのよそんなことは! ほら! あなたたちも考えて!」

にこ「なんでにこたちが……」

希「まぁまぁ、面白そうやし、ええやん?」

にこ「よくないわよ! 本人たちの責任でしょ! 本人たちに考えさせなさいよ!」

穂乃果「そんなの思いつかないよー!」

海未「思いつくんです! ほら、凛! 穂乃果!」

凛「え、えーっと……>>470、とか?」

穂乃果「>>472とか?」


授業中寝ないようにする方法

寝たらおしおき

机に画鋲をセットしておく

凛「え、えーっと……寝たらおしおき、とか?」

穂乃果「机に画鋲をセットすればいいんだよ!」

ことり「ほ、ほほほ、穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「じょ、じょーだんだよ、流石にそんなことしないよ」

ことり「ほっ……」

海未「それで? 寝たらおしおき……ということですが、凛、内容は?」

凛「な、内容~!?」

海未「ええ、当然考えてるんでしょうね?」

凛「えーっと、えーっと……」


下4つを候補とし下5つ目のコンマ2桁を4で割った余りで決定(上から0,1,2,3)

凛「ね、寝た日は、寸止め地獄、とか……」

海未「寸止め……それは、恐ろしいですね……」

絵里「……あれ?」

海未「私なら大丈夫なのですが、流石に訓練していない凛となると……」

にこ「……ん?」

海未「凛、ちょっと体験してみましょう」

ことり「ちょ、ちょっと待って海未ちゃんちょっと待って! 今ここでする気!?」

海未「? ええ、当たり前じゃないですか。寸止め地獄……私も子供のころやられましたが、恐ろしかったです……」

花陽「子供のころぉ!?!?」

海未「……? 私のような人間なら、何度も受けてるはずですが……」

真姫「……うん、花陽……ある点を除いていい人と付き合ったわね」

希「せやね……海未ちゃん、うん。だいたいわかったわ」

凛「え? え?」

希「じゃあ海未ちゃん、一回寸止めお願いできる?」

海未「わかりました、行きますよ、凛!」

ゴォォォォオオオォォオォオ

凛「え、え、今、まだ昼、てかなんで殴、にゃああぁぁぁあ!?」

ピタッ

海未「……ふぅ、どうです? 眠気、吹き飛ぶでしょう?」

凛「……ふぇ?」

絵里「……あぁ、そういうこと……」

にこ「うん……ま、いいんじゃない、これで……」

~翌日・1限目~

凛「…………」

教師「で、あるからして~」

凛「…………」ウトウト

教師「だからここが~……」

凛「……はっ」

教師「つまり~……」


>>494
コンマ00~14で寝てしまいそこを当てられる

_(:3」∠)_

キーーーンコーーーンカーーーンコーーーン

キリーッ レー 

アリガトウゴザイマシター

凛「んんんん~~っ……」

ピコン

凛「?」


絵里:寝てないわよね?

凛:寝てないよー!

絵里:でも寝かけたんじゃない?

凛:うっ……

絵里:じゃあ、眠たいときに眠らないコツを教えてあげるわ
    >>497

エロいことを考える

絵里:えっちなことを考えればいいのよ




絵里「……あれ? 返信こないわね」

にこ「あんたアホじゃないの……」

絵里「失礼ね。大真面目よ」

にこ「あっ、そ……」





凛「……なるほど……」

~2限目~

教師「ということで、西木野さん、ここは」

真姫「~~~~~~です」

教師「正解。ということだから……」

凛「…………」コックリコックリ

凛(はっ、ダメダメ……寝ちゃダメにゃ)

凛(確か、こういうときは……絵里ちゃんに教わった通りに……)


>>504
どんなシーンを妄想するか

凛(……絵里ちゃんが、凛をいじめてきたらどうするかな……)

絵里(私が凛をいじめるとしたらどうするかしら……)

凛(目隠しされて、うつ伏せにされて……手は頭の上で縛られて……)

絵里(後ろから体の隅々を触って……)

凛(気持ちよくなってきたらガマンするんだけど、絵里ちゃんは後ろから耳元で囁いて……)

絵里(ぎゅっと胸を押し付けちゃおうかしら)



教師「…………」メノマエデテヒラヒラ

凛「はっ!?」

教師「寝てなくてもボーッとしてたら意味ないんだよーわかりますかー」

凛「ご、ごめんなさい……」




凛「結局効果なかったにゃ……」

凛「もう! 絵里ちゃんのせいだ!」

凛:効果なかったよ!?

絵里:そう? 私の場合あるのだけど……

凛:絵里ちゃんのうそつき

絵里:待って、もう1つ方法があってね


>>508

フリスク

絵里:フリスクよ

凛:もういい 知らない


絵里「あっ、ちょ、凛……」

にこ「ねえ、アンタってホントにバカじゃないの?」

絵里「い、いいじゃない、ちょっとからかった、だけ、だ、し……」

にこ「はぁ~~~~~~~~……」

絵里「そ、そうだ、凛にフリスクを届けないと……」


キーン コーン カーン コーン


絵里「あっ」

にこ「さーて授業受けに戻らないと」

絵里「…………」

~昼・生徒会室~

バンッ

凛「…………」

絵里「あ、あの~……凛?」

凛「…………」

ドンッ

絵里「きゃ……っ!」

凛「…………」

グルグル グルグル キュッ

絵里「な、なによ、こんな椅子に手なんてしばりつけ……やっ!」

絵里「ちょっ、そんな乱暴に脱がされたら……!」

凛「…………」

絵里「……怒ってる?」

凛「ねえ、絵里ちゃん」

絵里「は、はい」

凛「絵里ちゃんって眠たくなったらいつもえっちな妄想してるってことだよね?」

絵里「そ、それは」

凛「じゃ、こういう妄想もしたことあるのかにゃ?」

ガバッ

絵里「み、見ないで……!」

凛「見せたいくせに。いじってほしくてうずうずしてるんだよね? 見せたいんだよね?」

絵里「あ、あ」

凛「でも、いじってあげないにゃ。その代わりに」

絵里「なに、それ」

凛「来る前にちょっとなめてたフリスクにゃ。10粒くらいかな~」

絵里「ちょっ、まさか、それ」

凛「じゃ、入れるね。後ろの方に」

絵里「や、や、や!」

凛「うるさいよ」

絵里「むぐっ、んー!」

絵里「んー! ん、ん、ふ!」

凛「どう? 眠気なんて吹っ飛ぶでしょ?」

絵里「ゆーひふぇ、ゆる……!」

凛「やだ」

絵里「ふー、ふー、ふーーーっ……」

凛「じゃあ、2粒目……」

絵里「!!!」


>>517
コンマ00~09でアウト

ほい

絵里「んふーっ……んふーっ……」

凛「へえ、2粒じゃまだ足りないみたいにゃ……」

絵里「こ、こんなもので……」

凛「じゃあ、もう1粒行くにゃ」

絵里「やるなら、やれば、いいじゃない……!」

凛「いつまで耐えられるか……楽しみにゃ」


>>520
コンマ00~09でアウト

ふむ

絵里「んんん……!!!」

凛「3粒……余裕みたいだにゃ」

絵里「絶対に……負けないわよ……!!」

凛「これぐらいで負けられたら面白くないにゃ」

絵里「当たり前じゃない……!」

凛「ふーん、じゃあ次も耐えられるよね?」

絵里「いい、わよ……かかってきなさい……」

凛「じゃあ、突っ込むにゃ」


>>522
コンマ00~09でアウト

行け!

絵里「……っ! っ、っくぁ……!」

凛「あれれ? 耐えられるんじゃないの?」

絵里「耐えられるに、決まってる、でしょ……!」

凛「まだ半分も行ってないにゃ」

絵里「も、もう、いいんじゃないかしら」

凛「……やっぱり、限界なんじゃないの?」

絵里「そんなわけ……!」


>>525
コンマ00~19でアウト

ほい

凛「はい、これで半分」

グッ

絵里「イっ、ひぃ……っ!」

凛「ほら、耐えられるんでしょ?」

絵里「っく、ぁ、が……! や、やめ、も」

凛「限界?」

絵里「そんな、わっ、けぇ……!」

凛「限界なんでしょ?」

絵里「や、だぁ……!」

凛「本当はイきそうなんでしょ?」

絵里「だめ、違う、違う、っ、ふー……!」

凛「もう1粒いくにゃ」

絵里「待っ!? それ、だ、ぁ!! っぁあぁぁぁ……!? イ、っ……ぁ……!」

凛「……ありゃ、まだ6粒目入れてないのに……」

絵里「ぁ……ぁ……」ガクガク

凛「ほら、まだ5粒あるよ?」

絵里「お、ねが、もう、やめ」

凛「最近ね、凛、思うんだ」

絵里「な、にを」

凛「絵里ちゃん、最近……凛のペットなの忘れてないかにゃ?」

絵里「そん、な、こと……」

凛「ウソだ」グイッ

絵里「――ぃいッ!」

凛「ねぇ、絵里ちゃん、あんまりふざけたことしてると……」グイッ

絵里「――っぁあぁッ! く、あっは、ああぁ……!」

絵里「――っは、ぁ、ぁ……」

凛「絵里ちゃん」

絵里「は、い……」

凛「わかってるよね?」

絵里「はい……」

凛「……ウソだ」

絵里「ホントよ……!」

凛「ご主人様にウソなんてついていいのかなぁ?」

絵里「ホントよ、ホントよ、お願い、許して、許して、許して、ごめんなさい、ごめんなさい」

凛「まだわかってないにゃ」

絵里「私は、あなたの、奴隷、ペット、よ……」

凛「じゃあ、『許してください』じゃないよね?」

絵里「ぇ……」

凛「ほら、わかってない」スッ

絵里「ごめんなさい、言います、言います……!」


>>541
凛が求めているセリフを当てよ

私の全てを凛に捧げるわ!文字通り全てよ!

絵里「私の全てを凛に捧げるわ! 文字通り全てよ!」

凛「……ま、半分正解だから1個で許してあげるにゃ」グイッ

絵里「んっほぉぁ……っ、が……!」

凛「許して、じゃなくて……甘んじてどんな罰でもお受けします、でしょ?」

絵里「……ぁ……ぁ……」

凛「惜しいにゃ」

絵里「ふ、ぁ……」

凛「絵里ちゃん……再教育、だね」

絵里「は、い、おねがいします……」ニヘラ

凛「ん。いい子だにゃ。授業出られる?」

絵里「出ます、大丈夫……です……」

椅子に手だけ縛って尻を前にだす…?未だに体制がわからん… ちょっと実体験をもうちょっとkwsk

>>546
http://i.imgur.com/wgM2fg2.png

水色:椅子
黒:頭と首
赤:肩から手にかけて(肩からヒジまでが異様に短いが気にしない)
オレンジ;首から腰までの胴体
青:足
緑:縛るヒモ状のもの


即興のひどい画力だとこれができる精一杯の説明です

~翌日・朝~

海未「さ、凛。昨日はボーッとはしてましたが、寝てなかったみたいですね」

凛「うん! 凛、ちゃんとできてたよ!」

海未「できてません!! ボーッとしてるのも寝るのにこれから含みます! いいですね!?」

凛「えー!? 海未ちゃんの鬼ー!」

海未「誰が鬼ですか! 私は凛のためを思って……!」

凛「…………」チラッ

絵里(これは……凛が私に助けを求めてるわ)

>>555
どうする?

生徒会長権限で授業中ボーッとしてても良い校則を作る

絵里「……じゃあ、こうしましょう、海未」

海未「なんですか、眠らないようにする方法でもあるんですか?」

絵里「生徒会長兼限で授業中ボーッとしててもいい校則を作るわ」

海未「…………」

凛「…………」

絵里(り、凛、やめて、そんな私に期待した方がバカだったみたいな目をするのはやめて!)

絵里(……ちょっと感じちゃう)

海未「……何か聞こえました?」

凛「ううん、なんにも」

海未「そうですよね。空耳ですよね」

凛「そうだにゃ!」

絵里「ま、待って! じゃあ>>559とか!」

海未にアナリスクするわ!

絵里「ま、待って! 寝るのは仕方ないから……ほら、フリスクよ!」

海未「じゅ、授業中に物を食べるなど……!」

絵里「いいえ、授業の前に食べるのよ」

海未「それだと、効果が切れませんか?」

絵里「ふふっ、秘策があってね……お尻の穴から入れるのよ」

海未「……は?」

絵里「そうだ、海未もやってみればわかるわ、ほら」

海未「な、な、なあぁぁぁぁ!!!」バチーン

凛「……ねえ、絵里ちゃん、凛も殴っていいかにゃ?」

絵里「えっ、なん゙っ!?」バチーン

凛「ほら右の頬をぶたれたらなんちゃらって言うにゃ」

絵里「も、もう、殴ってる……わよ……」グスン

凛「絵里ちゃん、今日はもう黙ってよっか」

絵里「待」

凛「たないにゃ♪」

絵里「…………」ショボン

~放課後・屋上~

絵里「…………」ショボン

にこ「……なによ、あれ」

希「まぁ、アホなことやらかしたんくらいは想像つくなぁ」

にこ「ったく……」

希「どうする?」

にこ「ほっとく」

希「そやなー♪」

絵里「……!!」パクパク

にこ「なんか酸素を求める魚みたいな動きしてるわよ」

希「でもしゃべらせてもらえへんから何も言えへんみたいやね」

にこ「ごめんね~? にこぉ、はっきり言ってもらわないとわかんないタイプなのぉ~! じゃ」

希「ウチもさすがにお魚さんの気持ちまでは読まれへんわ~、ほな」

絵里「……!!!!」パクパク

絵里「…………」ズーン

~翌日・朝~

絵里(このままではまずいわ)

絵里(私は生徒会長よ、生徒会長!)

絵里(一刻も早くリスペクトを取り戻す必要があるわ!)

絵里(……凛にはされなくてもいいのだけど……)

絵里(凛、どんな感じでご奉仕すれば喜んでくれるかしら……)

絵里(って違う違う! そういう話じゃなくて)

絵里(他の7人がどうすればリスペクトしてくれるかよ……)

絵里(…………)

絵里(>>577をしてみましょう!)

絵里(もし、誰かが体調を崩したり……怪我をしてしまったら、しっかり治療をしてあげればいいのよ!)

絵里(そう……まるでお医者さんごっこのように!)

絵里(完璧な作戦よ!)


~朝・屋上~

穂乃果「うわぁっ!?」ドテーン

絵里「穂乃果!」

海未「大丈夫ですか!」

絵里(ここはしっかり穂乃果を……)

ことり「穂乃果ちゃん、大丈夫!? 私救急セット持ってるから!」

真姫「私も手伝うわ、これでも医者目指してるんだから」

絵里(あれ?)

海未「こら! あんまり傷口を触ってはいけません!」

絵里(…………)

テキパキ

テキパキ

穂乃果「ことりちゃん、真姫ちゃん、海未ちゃん……ありがとっ!!」

絵里(……出る幕……なかったわ……)

~放課後・屋上~

ワン ツー スリー フォー ファイ シック セブ エイ

ハイココマデデス

アーヤットキュウケイダヨー

ハイドリンク

アリガトー

絵里「はい、凛」

凛「ありがとー!」ゴクゴク

絵里(…………)

凛「っぷっはー! 絵里ちゃん、なにか悩み事?」

絵里「!」

凛「後ろで見てて、ちょっとだけ変だったから」

絵里「……凛にはかなわないわね」

凛「えへへ~、絵里ちゃんのことならなんでもわかっちゃうにゃ!」

絵里「……あのね、私……最近、私と凛以外の7人から認められてるのかな、って……」

凛「……にゃ?」

絵里「なんというか……相手してもムダ、みたいに思われてるみたいで……」

凛「……うん、自業自得だと思う……」

絵里「ゔっ」グサァ

凛「まともな発言ないし」

絵里「ふぐっ」グサグサ

凛「行動もひどいし」

絵里「うげぇ」グサグサグサァ

凛「あと」

絵里「も、もう、いいわ……」グッタリ

凛「でもね」

絵里「?」

凛「凛はそういう絵里ちゃんも好きだよ♪」ギュ

絵里「……!」

凛「しょーがないなぁ、絵里ちゃんの悩み解消のお手伝いしてあげるにゃ!」

絵里「凛……!」ウルウル

凛「でも……」

絵里「……?」

凛「そうなったら、絵里ちゃんを他の子にとられちゃうかもしれない……」

絵里「大丈夫よ、私はどこにもいかないわ」

凛「うん、だけど……」

絵里「…………」


>>589
1.「……分かったわ、凛さえ分かってくれればいいの。軽くあしらわれたって構わないわ」

2.「お願い……ライブもすぐ近くまで来てるし、やっぱり……結束力みたいなものは大事じゃない?」

2

絵里「お願い……ライブもすぐ近くまで来てるし、やっぱり……結束力みたいなものは大事じゃない?」

凛「うん……」

絵里「…………」

凛「…………」

絵里「……やっ」

凛「わかったにゃ! じゃ、まずは、かよち~ん、真姫ちゃ~ん!」トタトタトタ

絵里「…………」

絵里(なに、考えてるのよ、私、は……っ!!)

真姫「で? もうエリーの信頼なんてコンクリで固められて重り大量につけられてマリアナ海峡に沈んだと思うんだけど?」

花陽「ま、真姫ちゃん、例えが意味わかんないし怖いよぉ」

真姫「それ私のセリフよ、取らないで」

花陽「ご、ごめんなさい……?」

真姫「凛、本当に絵里がまともになったのよね?」

花陽「凛ちゃんのいうことでも……ちょっと信用できないかも」

凛「ぶー! 本当だもん!」

真姫「じゃあ……そうだ、確か>>593について悩んでたわよね?」

花陽「う、うん……」

真姫「エリーに相談してきたら? それの返答で信用できるかどうかわかるわね」

二人きりになると常時発情中の海未ちゃん

真姫「じゃあ……そうだ、確か二人きりになるといつも発情してくる海未について悩んでたわよね?」

花陽「う、うん……」

真姫「エリーに相談してきたら? それの返答で信用できるかどうかわかるわね」

花陽「……うん、わかった」






花陽「……ってことなんだけど」

絵里(……凛が、我慢して……私のいうことを聞いてくれたんだから、しっかり答えないと!)

絵里「そうね、花陽はどうしたいの?」

花陽「ちょっと、抑えてほしいかなぁ、って」

絵里「……ふむ」

花陽「どうすればいいかな?」

絵里「>>600

>>598

絵里「…………」

花陽「……やっぱり、絵里ちゃんでもわかんない?」

絵里「……そうだ」

花陽「!」

絵里「縄で縛って放置すればいいんじゃないかしら」

花陽「…………」

絵里「…………」ドキドキ

花陽「う、うん、今度やってみるね」

絵里(う、うまくいった……!?)

花陽「じゃ、じゃね!」トテトテ




凛「…………」

絵里「ど、どう?」

凛「……もう、いいにゃ」

絵里「っと」

凛「ペットのお願いは飼い主として聞いた方がいいって思ってたけど」

絵里「凛」

凛「こないだよりキツいしつけ、覚悟しといてね」

絵里「あ、ぅ、ごめんな、さい……」

凛「…………」

絵里「凛に、わかってもらえれば、それでいい、もう、私には、凛しか、いないの……!」グスッ

凛「……なんで」

絵里「えっ」

凛「なんで、さっき、そう言ってくれなかったの」

絵里「わ、たし、は」

凛「そうだよね、やっぱり、しつけ、足りてないんだよね……そうだ、かよちんにちょっと連絡して……」

絵里「っぁ、待っ」

凛「よーし、じゃあ……金曜の晩、海未ちゃんのお家にお泊りにゃ!」

絵里「う、み?」

凛「……なんていうんだっけ、えーっと……えーっと……思い出した、『猶予期間』にゃ」

絵里「ぁ、ぇ」ガクガク

凛「……あ、そうだ……その晩、海未ちゃんのお母さんとお父さん……大阪の方に行くらしいよ、お仕事で……」スタスタ

絵里「りん、まって、まっ……」

絵里「ぁ、あ、ぁあぁぁ……!」ポロポロ

~金曜・朝~

絵里「…………」

海未「あ、絵里。おはようございます。今日凛と一緒にうちに泊まりに来ると聞いたんですが……」

絵里「え、ええ、そうよ。……花陽から何も聞いてない?」

海未「? ええ、ただ家は広いですから……二人っきりだと寂しいということで呼んだと聞いていますが」

絵里「あ、うん、そのことよ、ならOKだわ」

絵里(……何をされるか……知らないのね……)

海未「……? 浮かない顔ですが……」

絵里「あの、実は」

凛「そーれーはーねっ!」ピョコンッ

海未「うわっ!? ちょ、凛ですか、驚かせないで下さいよ……」

凛「えへへ、ごめんごめん! 海未ちゃんのおうち、オバケが出る~って言ったら、絵里ちゃんが怖がっちゃって!」

絵里「……!?」

凛「だよね?」

絵里「あ、え、っと」

凛「んも~、絵里ちゃんがオバケ苦手なのってもう皆にバレてるにゃ! 白状したほうがいいよ、ね?」

絵里「その」

凛「ね??」

絵里「……はい……」

海未「大丈夫ですよ、絵里。誰かがふざけない限り、そのような驚くことはありません」

凛「あれ? 落ち武者の幽霊のマネをして悪ふざけをしたのはどこの」

海未「あ、あれは、その……!」


アハハハハ   アハハハハハ


絵里「……はぁ……」

~放課後・海未の家~

凛「おじゃましまーす!」

絵里「お邪魔します……」

海未「さ、上がってください。花陽はもう着いてます」

凛「海未ちゃんのおうち久しぶりだにゃ~」

海未「そうですね、前はさんざん散らかして帰られかけましたからね」ゴゴゴゴ

凛「そ、それは片づけたし許してよ~」

海未「わかってますよ。希もちゃんと片づけましたから」

絵里「…………」

海未「……絵里?」

絵里「えっ!? あ、あぁ、ごめんなさい、なんでもないわ」

海未「そうですか……? とりあえず花陽の待っている部屋に案内しますね」

凛「…………」ジロリ

絵里「」ビクッ

~別室~

花陽「あ、凛ちゃん、絵里ちゃん、いらっしゃい! これ、お茶ね」

凛「おじゃましまーす!」

花陽「ゆっくりしていってね」ニコニコ

海未「…………」ムスー

花陽「あはは、海未ちゃんやっぱり二人っきりがよかったみたい」

海未「い、いえ、そんなことは……」

花陽「あるでしょ?」

海未「……はい……」

花陽「ん、でもね、海未ちゃん、二人きりだとガマンできなくなるでしょ?」

海未「が、我慢します! 花陽のためなら……!」

花陽「……本当に?」

海未「ええ! もちろんです!」

花陽「……じゃ、証明してね」

海未「どう、やっ……あれ、ねむ、けが……」バタッ

絵里「海未!? ちょっ、どう、し……」バタッ

凛「……じゃ、絵里ちゃんから運ぼっか」

花陽「うん」

~夜・???~

海未「……ん……」パチッ

海未「あれ、ここは……」ググッ

海未「!? な、なぜ私が椅子に縛りつけられて……!?」

海未「花陽、花陽! どこですか! 絵里! 凛! どこですか!」

海未「花陽、はなよぉ……!」

海未「ま、まさか、私の家に誰かが襲ってきて皆をバラバラの場所に誘拐……!?」

海未「そ、そんな……!」

海未「花陽!! いるなら返事をしてください! 花陽!」

花陽「……いるよ♪」

海未「花陽! いたのですか! 安心……しま……し……」

花陽「うふふっ」

海未「その、手に持っているものは、なんです、か……」

花陽「当ててみて」

海未「あ、当てろ、だなんて」

花陽「当てたら……そうだなぁ、足は自由にしてあげるよ」

海未「……分かりました、>>623です」

海未「……分かりました、私の竹刀、です」

花陽「正解だよ、海未ちゃん」

海未「さ、さあ、足を自由に……」

花陽「その前に……ご褒美、あげないと」

ツン ツン

海未「っ!? ぁ、ぁ、やめ、て」

花陽「二人っきりの時の海未ちゃんはこんなんじゃなかったよ?」ツン ツン

海未「っく、ぁ、だめ、です、そこ、はっ」

花陽「そこ、って、どこかなぁ?」ツン ツン

海未「うぅぅ……」

花陽「自分に正直になろう? ここには……二人しかいないんだから」

海未「……もっと」

花陽「もっと?」

海未「もっと、わ、わたしの、だ、だいじな、ところ、突いて、ください……!」

花陽「よくできました」グリグリグリグリ

海未「ひぅ!? っあ、だめ、きもち、よっ、ぁああ!」

海未「はぁ、はぁ、どうして、こんなこと」

花陽「…………」

海未「やめてください、おねがい、します……」

花陽「なんで、って……自覚、してるでしょ?」

海未「な、何を……!」

花陽「自分の口から言ってほしいな」

海未「そ、そんなことを、言われましても……」

花陽「…………」

カツン カツン

海未(ほ、本来なら花陽の力程度、すぐに……)

海未(ですが、今の状況では……)

カツン カツン

海未(……どうしましょうか)

>>630

うえ

海未「……わかってます、私が二人きりになった時に理性を抑えきれないから……こんなことに……」

海未「わかりました、こんなことで謝罪になるのであれば……私を好きに弄んでください」

海未(これでいいのです、抵抗はあきらめ……現実を受け入れましょう)

花陽「…………」

海未「…………」グッ

花陽「…………」

海未「はな、よ……?」

花陽「…………」

海未「ち、違ったのですか? 花陽……!」

花陽「……正解だよ」

海未「な、なら……!」

花陽「だからね」

海未「…………」

花陽「なにも、してあげない」

~同時刻・別室~

絵里「……えっと……」

凛「なーに?」ゴロニャーン

絵里「なに、この状況は……」

凛「なに、って、ひざまくらしてもらってるにゃ!」

絵里「そんなことはいいんだけど……どうしてこうなってるの?」

凛「絵里ちゃん、最近凛のことにむちゅーになってくれないみたいだから」

絵里「!? そんなことないわ!」

凛「ほんとにー?」フトモモサワサワ

絵里「本当よ」

凛「ふーん……」

絵里「もう、不安になっちゃった?」ナデナデ

凛「……不安だよ」

絵里「……………」

凛「いつぞやの海未ちゃんも言ってたけどね、センターって……1人なんだって、初めてわかったにゃ」

絵里「……そう、ね」

凛「絵里ちゃんなら……練習相手にも、本番のフォーメーションでも、いっつも凛を選んでくれるって……思ってた」

絵里「…………」

凛「絵里ちゃんは、さ、凛のかわいさを分かってもらうんだーって言ってたけど……」

凛「ねぇ、絵里ちゃん……誰かにわかってもらうって、必要……? 凛達が分かってればいいでしょ……?」

凛「二人でお互いのこと独り占め、それでいいじゃん……」

凛「絵里ちゃん、もう、皆に認められるとかそういうの、諦めて欲しいな……」




>>637
どうする?

>>636

絵里「……そうね、凛の言う通りだわ」

凛「絵里ちゃん……!」ガバッ

絵里「もう、私の目には凛しか見えないわ……」

凛「ほんと?」

絵里「ええ、本当よ」チュッ

凛「♪」

絵里「…………」サワッ

凛「!」ピクリ

絵里「…………」プチッ プチッ

凛「ちょ、絵里ちゃ、なんでボタン外してるにゃ!?」

絵里「ガマン、できない……」プチッ プチッ

凛「なんでそうなるにゃ!?」

絵里「私、凛も、ペットだもの、発情期ぐらい、来るわよ……」

凛「ま、待て!」

絵里「!」ピタッ

凛「発情禁止!」

絵里「そ、そんなぁ……!」

凛「海未ちゃんみたいになってもいいの!?」

絵里「…………」

凛「嫌でしょ?」

絵里「いや、です」シュン

凛「じゃ、後ろからぎゅーさせてね」ギュッ

絵里「どうして前からじゃないの!?」

凛「前からしたらまた発情するでしょ?」

絵里「し、しない……わよ!」

凛「あ、今詰まったにゃ!」

絵里「しないわよ!」

凛「もう遅いにゃ~♪」スリスリモフモフ

絵里「ひゃあぁ!?」

~同時刻・別室~

海未「…………」

花陽「…………」

海未「せめて、足、だけでも、お願いします……!」

花陽「…………」

海未「おねがい、じまず、はなよ……!」ボタボタ

花陽「よだれまで垂らして……そんなにシたいの? ガマンするんじゃなかったの?」

海未「ガマン、じます、ですが、じゅる、血が止まって……!」

花陽「あ、そっか、ごめんね、海未ちゃん。緩めてあげる」シュル

海未「ありがとう、ございます……!」

花陽「じゃ、ちょっと席外すね」

海未「花陽!? どこにいぐんですが、ずずっ、花陽!」

花陽「デリカシーがないなぁ……ほら、お花摘みだから、安心して?」

海未「わかり、ました……」


ギィ バタン


海未(……足と、それに手も緩めてもらいました)

海未(……頑張れば……脱出できるかもしれません……)

海未(……でも、逃げ出して……どこに……?)

海未(穂乃果か、ことりの家……あとは、絵里、希……)

海未(花陽はすぐ帰ってくるでしょう、早く決めないと)


>>642

どうする?(逃げ出す 座ったままだがいつでも逃げられるようにする 何もしない、その他)

>>641

海未(とりあえず、バレない程度にほどいて……んっ、足だけは、少し……あ、手からやればいいですね)

海未(……できました、これでいつでも脱出できます……)

海未(しかし、どうすれば……この部屋、あの出口以外に脱出することは不可能ですし……)

海未(とりあえず、このまま待ちましょうか)

海未(…………)

海未(…………)

海未(……帰ってきませんね)

海未(…………)モジモジ

海未(ま、また理性が抑えられなく……ダメです、ダメです、戻ってくるまで待つのです……)

海未(…………)




>>645
1.このまま耐える(ただしコンマ00~29で耐えきれなくなる)
2.ジッとしてると理性が持ちそうにないので部屋からの脱出を試みる

海未(……部屋から脱出しましょう! 誰かの家に助けを……!)

ギシギシ シュルッ……

海未(ほどけました!)

海未(……!)ゾクッ

海未(何か、嫌な予感が……)

海未(……どうするべきでしょうか……)


>>648
どうする?

穂乃果の家へ

海未(……逃げましょう! ことりの家……いえ、もしことりがいなかったら……)

海未(穂乃果の家なら、穂乃果がいなくても雪穂がいますし……大丈夫ですよね!)

海未(花陽は……)キィィ

…………

海未(……いない)

海未(よし、自分の家です、勝手は分かってます!)

海未(いざ!)シュタタタ

~夜・穂乃果の家~

海未「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

海未「穂乃果の家にたどり着きました……!」

海未「一応呼び鈴を押さないと」


ピンポーン


穂乃果母「あれ? どうしたのこんな時間に?」

海未「あ、お母様……穂乃果と雪穂はどうしたのですか?」

穂乃果母「二人に用事? ごめんなさいね、穂乃果も雪穂もお友達の家にお泊りだって」

海未「そう、ですか……あの、今日泊めてもらうことはできますか……?」

穂乃果母「……? 別にいいわよ、海未ちゃんだもの」

海未「ありがとうございます!」

穂乃果母「ちょうど2部屋空いててよかったわ~」




海未「……は?」






穂乃果母「あら、だって後ろの……花陽ちゃんだったかしら? も、泊まるんでしょ?」

海未「……!?」バッ

花陽「♪」ニコニコ

海未「し、失礼しました! やっぱりこの話はなしということで!」バタンッ ダッ

花陽「どこ行くの?」ガシッ

海未「ひッ」

花陽「ねえ、どこ行くの?」ガッシ

海未(な、振りほどけない……! ち、力が入りません……!)

花陽「帰ろっか?」

海未「は、はい……」




~監禁部屋~

海未「…………」

花陽「…………」

海未「……あの」

バシィ!!

海未「あ゙っ!」

花陽「しゃべっていいなんて言ってないよ?」

海未「…………」

花陽「海未ちゃんは、聞かれたことにだけ答えてればいいの」

海未「…………」

花陽「ねぇ、どうして逃げ出したのかな?」

海未「…………」

花陽「あのね、聞かれたことにだけ答えてればいいっていうのはね、聞かれたことに対しては絶対答えなきゃいけないんだよ?」

海未「……!」

花陽「もう1度聞くよ、なんで逃げ出したの?」

海未「>>662

我慢できなくなったら申し訳ないと思って……

海未「ガマンできなくなったら、申し訳ないと思って……」

花陽「へぇ、それで逃げだすんだ、海未ちゃんは」

海未「花陽に迷惑は、かけられませんから」

花陽「ふーん……」

海未「…………」

花陽「じゃ、ガマンしなくていいよ」

海未「……え?」

花陽「ほら、海未ちゃんの竹刀でこすると、どんどん濡れてくよ」コスコスコスコス

海未「っく、ぁ、あっ、だっ、め……!」





~別室~

絵里「そういえば、凛」

凛「ん~?」スリスリモフモフ

絵里「海未、どうしたの?」

凛「あ~、多分今頃かよちんにしつけられてるにゃ」

絵里「そう……ねえ凛、なんだか眠くなってきちゃった」

凛「しょーがないにゃ~、丁度凛も眠くなったし、一緒に寝よ?」

絵里「ありがと」

凛「えへっ」

~少し後・監禁部屋~

海未「はぁーっ……はぁーっ……」

花陽「海未ちゃん」

海未「なん、ですか」

花陽「海未ちゃんとするとか、しないとか、イっていいとか、だめとか……決めるのは誰かな?」

海未「はなよ、です」

花陽「せいかい♪」

海未「です、がッ……! っも、だ……めぇ!」

花陽「まだダメだよ」

海未「おねがい、します、ゆるして、ください……!」

花陽「ダメ。許したら、逃げたことまで許しちゃうかもしれないから」

海未「本当、にッ、申し訳、ありま、せんで、し、た……!」

花陽「本当に謝る気持ちがあるの?」

海未「あり、ますっ……! っく、ぁ!」

花陽「じゃあ、今から>>672してって言ってもできるよね?」

ストリーキング

花陽「じゃあ、今からストリーキングしてって言ってもできるよね?」

海未「すとりーきんぐ……? とはなんですか?」

花陽「裸でお外を散歩するの」

海未「は、裸で、ですか!?」

花陽「うん、単に歩くだけじゃつまらないから……そうだ、海未ちゃんに首輪つけて四足歩行してもらおっかな~」

海未「な、な……!」

花陽「ほら、普通わんちゃんとか猫ちゃんって服着ないでしょ?」

海未「ムリです! それに、もし人目についたら……!」

花陽「大丈夫だよ、夜だよ?」

海未「ムリです……!」

花陽「……やっぱり、反省してないんだ……」

海未「く、首輪をつけられるとか、その、四足歩行ならいくらでもしますから……人目に付くところでは、やめて、ください……!」

花陽「へぇ」

海未「お願いします……!」

花陽「……わかった、じゃあそれで許したげる」

海未「……!」パアッ

花陽「じゃ、拘束ほどいてあげるね」


シュルシュルシュル シュルシュルシュル


花陽「はい、じゃあ首輪。自分でつけてね」

海未「…………」

花陽「海未ちゃん? 自分でつけて?」

海未「お断りします」

花陽「え?」

スチャッ

花陽「……え?」

ドンッ

花陽「きゃっ」

ドサッ

海未「…………」

花陽「海未、ちゃん? なんで私を縛るの? 海未ちゃん!?」

海未「……さんざん辱めてくれましたね」

花陽「え? え?」

海未「さ、花陽。どうしてほしいですか?」ニッコリ

花陽「あ……あ……」ガクガク

海未「花陽」

花陽「……はい……」ガクガク

海未「大丈夫です」ギュッ

花陽「あ……」

海未「花陽は私を受け入れてくれました。私も花陽の……その、嗜虐趣味……というのでしょうか、それを受け入れます」

花陽「海未、ちゃん……ごめんなさい、ごめんなさい……!」

海未「さ、花陽。私は花陽に焦らされてもう限界です」

花陽「うん……!」

海未「ほら、拘束も解きます」

花陽「海未ちゃん……!」

海未「花陽……」

花陽「んっ」

海未「ん……」

~同時刻・別室~

絵里「……凛、起きてる?」

凛「起きてるにゃ」

絵里「やっぱり眠れない?」

凛「……うん」

絵里「……ねえ、一つ聞いていい?」

凛「いいよ」

絵里「前に、『猶予期間』とか……『しつけ』とか……言ってたじゃない」

凛「うん」

絵里「……あれ、なんだったの?」

凛「別に、ただの脅しにゃ」

絵里「……そう、だったの」

凛「うん」

絵里「…………」

凛「…………」

絵里「……ね、凛」

凛「ん~?」

絵里「>>686

絵里「抱きしめて」

凛「……うん」



ギュッ……



絵里「…………」

凛「…………」

絵里「…………」

凛「……絵里ちゃんは?」

絵里「へ?」

凛「……バカ」

絵里「……あっ、ごめんなさい……」


ギュッ


凛「……にへへ」

絵里「……ホントはね、ちょーっと……その、キツイーお仕置きとか期待してたわ」

凛「ちょっと?」

絵里「……かなり」

凛「もう、変態」

絵里「い、いいじゃない、別に……」

凛「いいよ、そんな絵里ちゃんが好きなんだもん」

絵里「ありがと。……でもね、凛。今はそうじゃなくて……その……普通がいいかなって」

凛「……結局したいんじゃん」

絵里「ほ、ほら、今までのは、その、お仕置きとか、その、ね? そういう名目が、ほら、あれよ、その……」

凛「ぷふっ……」

絵里「わ、笑わないでよぅ……」

凛「ごめんごめん、わかったにゃ。じゃ、ちゅ~!」

絵里「ええ……」



チュッ……

~土曜日・朝~


チュン

        チュン


絵里「んん~~~……!」

凛「あ、絵里ちゃん! おはよ!」

絵里「あれ、凛……早いのね……」

凛「凛はいつもこれくらいの時間だよ?」

絵里「あ、そう……じゃ私が寝坊したのね……寝坊!?」ガバアッ

凛「ちょっ、ちょっと絵里ちゃん、いくら昨日いっぱいされたからって朝からはダメだにゃ!」

絵里「ち、違うわよ! そこの目覚まし時計取ろうとしたのよ……! ってうわぁぁぁ! やっぱり遅刻じゃない!!」

凛「絵里ちゃん、今日土曜日土曜日!! 学校ないよ!!」

絵里「練習はあるわよ!!」

凛「学校が始まる時間よりずっと遅いにゃ! 一週間前だし追い込みも重要だけど休みも重要って言ったの絵里ちゃんじゃん!」

絵里「ふぇ……? あ、そうだったわね……」

凛「もー!」

絵里「あぁ……なんか疲れたわ、もう……」

凛「だいじょーぶ、だいじょーぶ!」

絵里「逆になんで凛は昨日あんだけしたのにそんなに元気なのよ……」

凛「絵里ちゃんがかわいかったから!」ニヘラ

絵里「も、もう、そんなこと、言われたら……」

凛「ねえ、絵里ちゃん……もう1度、かわいいとこ、見たい、な……」ジリ

絵里「ちょっ、凛、待っ――」



ガラッ



海未「おはようございます」

花陽「おはよう、二人と……も……」




絵里「……あっ」

凛「見つかっちゃったにゃ」

絵里「み、見つかったじゃないわよ!! 海未、花陽。誤解よ、誤解!!」



海未「あ……ごゆっくり……」

花陽「ねえねえ海未ちゃん、私たちも……」

海未「は、花陽ぉ!!??」


ピシャッ

~朝・学校~

ことり「…………」

穂乃果「…………」

ことり「…………」チラッ

穂乃果「…………」チラッ

こと・ほの「「ふんっ!!」」プイッ




希「……とまぁ。ご覧のありさまや」

絵里「えっと……」

海未「その」

凛「意味が」

花陽「わからないよぉ……」


ガラガラガラガラ

にこ「にっこにっこにー! さーって、今日も練習するわよー!」

希「おはよ、にこっち。あれ?真姫ちゃんは?」

にこ「別に一緒にきてるわけじゃないんだけど……」

希「……あ、ごめん。つい」

にこ「ったく、なんで……」


にこ「あー、ね。うん。わかったわ、希がそう思った理由」

希「うん、察してもらえると助かるわ。ついでにことりちゃんと穂乃果ちゃんがこうなってる原因も察してくれへん?」

にこ「アンタにできることが私にできるわけないでしょー?」


ガラガラガラガラ

真姫「おはよう……ってあら、私が最後?」

にこ「遅刻よ遅刻!」

真姫「ち、遅刻って、普通に間に合ってるじゃない!」

にこ「一番遅い人はとにかく遅刻なの!! はい、じゃあ罰としてあの二人から原因を聞く!」ドンッ

真姫「え、えぇえぇ!? ……えっと、これ、どういう」

希「真姫ちゃん、ファイトやで!」

真姫「意味わかんないわよ!!」



ことり「…………」プンスカ

穂乃果「…………」ブースコ



真姫「……はぁ」

真姫「……で、なんでこうなってるの」

ことり「穂乃果ちゃんが悪いもん!」

穂乃果「ことりちゃんが悪いんだよ!」

ことり「穂乃果ちゃんだもん!」ガタッ

穂乃果「ことりちゃんだよ!」ガタッ

ことほの「「~~~~~~~っ!!」」


真姫「あ、あの、二人とも」


ことほの「「真姫ちゃんはどっちの味方!?」」ズイッ


真姫「先に詳細を話なさいよッ!!!」ダブルニシキノチョップ

ことり「あのね……」



~~~~~~~~~~~~~~



ことり「できた♪ 次のライブの新曲用衣装!」

穂乃果「ほんと!? どんなのどんなの?」

ことり「スーツ……とまではいかないけど、そんな感じのやつ!」

穂乃果「へぇ~! カッコいい! 見せて見せて~!」

ことり「じゃ、穂乃果ちゃん試着してみて?」

穂乃果「うん!」




キガエカンリョウ




穂乃果「どう、かな」

ことり「カッコいい~!」

穂乃果「ホント? コレ着てみんな踊るのかぁ……」

ことり「……ね、穂乃果ちゃん……ちょっと男の子っぽい声出してみて?」

穂乃果「男の子っぽい?」

ことり「ほら、服装に雰囲気も合わせてみたらどうかな~って」

穂乃果「うん! やってみる!」

ことり「じゃあ……告白、してほしいな」

穂乃果「こ、告白ぅ~!?」

ことり「うん、片膝ついて、婚約指輪をこう……」

穂乃果「わ、わかった、やってみるね」

ことり「うん♪」



穂乃果「……オッホン」


穂乃果「……ことり」イケボ

ことり(はうっ)

穂乃果「好きだ」イケボ

ことり(はううっ)

穂乃果「いや、愛してる」イケボ

ことり(はううううっ!)

穂乃果「だから……結婚、してほしい」スッ

ことり「……はい」

穂乃果「もう1度言う、愛してるよ……」ギュッ

ことり(ほわぁぁ……幸せぇ……!)

ことり「ありがと、穂乃果ちゃん、もう」

穂乃果「キス、しても、いいかな」イケボ

ことり「……へ? んっぅ!」

穂乃果「んっ……ちゅ……」

ことり「ふぉお……ふぁ、んっ……!」

穂乃果「もう……ガマン、できない……」イケボ

ことり「ほ、ほのかちゃ、だめ」

穂乃果「ことり……」ワシワシ

ことり「だ、ダメーッ!」

穂乃果「こ、ことり……?」

ことり「あ、明日も練習だし、ね?」

穂乃果「関係ないさ」スッ……

ことり「穂乃果ちゃんっ!!」

穂乃果「!」ビクッ

ことり「ダメ、といったら、ダメなんですっ!!」



~~~~~~~~~~~~~~


ことり「こんなことが……」

真姫「……で、事実なの?」

穂乃果「……はい……」

真姫「じゃあ穂乃果が悪いじゃない」

穂乃果「ま、待ってよ! その後に『別の部屋で寝て!』って追い出されたから、にこちゃんとかよちゃんにメール送ったらね?」

穂乃果「スーツで踊る予定なんて全然ないって言うんだもん!」

真姫「……は?」

穂乃果「こ、ことりちゃんは、私にスーツを着せてコスプレさせて妄想したかっただけなんだよ! 誘ってたんだよ!」

真姫「……ことり? それは……事実?」

ことり「……はい……」

真姫「……はぁ……バカじゃないの……」

真姫「……と、いうわけで……」

希「ウチらの多数決での裁判ってわけやね」

真姫「私はことりが悪いと思うわ」

にこ「同感ね」

海未「ことり……さすがにこれはことりが悪いです」

花陽「うん……私もそう思う」

希「あら、ウチが発言する前に決まってしもうたな、ウチも同感やけど」

絵里「一応言っておくけど私も同感よ」

凛「……ことりちゃん」カタポンポン

ことり「り、凛ちゃんは味方、だよね?」




凛「ライブ衣装ならまだ擁護できたにゃ」




ことり「」

ことり「ごめんなさい……」ショボン

ことり「どうしても、その、穂乃果ちゃんにスーツ着せたくて……」

穂乃果「ことりちゃん……スーツ以外にも何度かあったよね?」

ことり「うっ」

穂乃果「……セクシーな衣装着させて襲って来たりとか……」

ことり「そ、それは言わないでぇぇえ!!」

絵里「ハラショー……」

穂乃果「……そうだ」

ことり「ふぇ?」

穂乃果「……あのセクシーな衣装、学校のロッカーに置きっぱだったよね」

ことり「……あっ」

にこ「っていうかアンタたち学校でそんなことしてたのね……」

ことり「だ、だから言わないでって言ったのにぃ……」

穂乃果「ことりちゃん、今日1日はその衣装で過ごしてもらおっか」ニッコリ

ことり「」

ことり「う、うぅ……」

絵里「ハラショー……」

凛「すっごぉい……」

海未「こ、ことり、そんな衣装、他の部活の生徒に見られたら……!!」

絵里「あ、それは大丈夫よ。今日はどの部活の生徒も来てないわ。確認済みよ」

海未「で、ですが、こんな衣装……!」

穂乃果「こんな衣装を私に着せようとしてたんだよ? どう思う海未ちゃん?」

海未「うっ、こ、ことりが、悪いです」

穂乃果「ってことは? 当然?」

海未「罰を……受けるべきです……」

穂乃果「ほら! 海未ちゃんもこう言ってるよ!」

ことり「うぅ……恥ずかしいよぉ……!」

にこ「ま、自業自得ってことじゃなーい? さ、屋上行くわよ!」

ことり「え、えぇ、屋上……?」

真姫「さすがに屋上は寒いんじゃない? その恰好で」

絵里「そうね……風邪ひいたら困るし……」

ことり「そ、そうだよ!」

海未「では……どこがいいでしょうか……外に出るのはなしとして……」


>>711

食堂

学校に食堂があった記憶がないのですがこれはこのまま無理やり作り上げる方がいいのか再安価の方がいいのか

じゃあ再安価でいきます
>>720

校内全部まわろう

海未「……あまりいいアイデアが思いつきませんね……」

絵里「じゃあ、いったん校内全部を回ってみるとか?」

ことり「え、えぇ!? そ、そんなの無理だよぉ……!」

花陽「そうだよ、やめた方がいいと思う、なぁ……」

真姫「じゃあことりはどこがいいのよ」

ことり「えっ、ええーっ、とぉ……」

にこ「あー、もう、いいわ、穂乃果が決めなさい」

ことり「え、えぇ!?」

穂乃果「私!?」

にこ「あ、でも最低限9人全員広がって練習できるぐらい広いところってのが条件ね!」

穂乃果「えーっと、えーっと、う~~~~~~~~~~~~~ん……」

穂乃果「決めた! >>723にする!」

講堂

穂乃果「決めた! 講堂にする!」

ことり「こ、講堂!?」

穂乃果「うん!」

ことり「で、でも、あそこは照明とか、ほら、いろいろ管理する人が……」

にこ「あ、それなら問題ないわ」

ことり「へ?」

雪穂「あ、ど、どうも……」

亜里沙「ハラショー……」

ことり「ふぇええぇぇっ!?」

にこ「ちょっとスイッチ入れたり光量調整する程度だから二人にでもできると思って呼んでおいたわ」

絵里「ぜひ見学したいって言うのもあるし、ね……こんなことになるとはちっとも思ってなかったけど……」

絵里「……さて、今日の練習メニューなんだけど……」

海未「ストレッチの後の曲は確か……」

絵里「……あれ? その次がアレで、その次が……」

にこ「どうしたのよ、何か問題でも……あれ?」

希「あっ……」

穂乃果「なになに? どうしたの?」

凛「凛にもわかるように教えて欲しいにゃー!!」

花陽「凛ちゃん……今日の曲練習って覚えてる?」

凛「うん、確かみんなでやる曲ばかりやると疲れるからって、それは明日、しかも休憩多めに挟んででしょ?」

花陽「そうだね、じゃあ今日やる曲は?」

凛「交代交代で休めるように、今度の新デュエット・トリオ曲と、ユニット曲ばっかり……あっ」

真姫「やっと気づいたのね」

穂乃果「へ? どういうこと? どういうこと?」

ことり「うぅぅ……」

絵里「まぁ……よくよく考えたら9人広がるようなスペースなんていらないから講堂使う意味はとくになかったってことね」

海未「で、ですがほら、今度のライブはここでやるわけですし、照明とかいろいろ確認の意味もありますから!」

絵里「あっ、そ、そうね!」

ことり「なんでこんな目にぃ~……」シクシク

絵里「……しかも最初の曲……穂乃果、ことり、花陽、あなたたちよ」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん、も、もういいよね? ね?」

穂乃果「…………」

ことり「穂乃果ちゃん……!」

穂乃果「だめ」ニッコリ

ことり「」

穂乃果「さ、かよちゃん、ことりちゃん、始めよっ!」

花陽「う、うん……!」

海未「花陽、ケガだけはしないようにしてくださいね」

花陽「うんっ!」




~練習中~

海未「ワン、ツー、スリー、フォー」


ポヨン ポヨヨン バインッ


海未「穂乃果! テンポずれてますよ!!」


穂乃果(そ、そうは言ってもさぁ……)


プルンッ ボヨン ボイン


穂乃果(集中できるわけ、ないじゃん……)


海未「いったん中断です! 穂乃果! ことりに目線が行きすぎです! 練習になりません!」

穂乃果「いやぁ~……」アタマポリポリ

海未「練習外でなら勝手にしてもらってかまいませんが、練習中にちゃんとしてもらわないとことりを着替えさせますよ!」

穂乃果「え、えぇ!? それはダメだよ! ちゃんとやるから!!」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん、別にちゃんとやらなくても」

海未「ことり?」

ことり「ヒィッ」

海未「では、再開です!」

ことり(……あれ? ……そうか、穂乃果ちゃんの気を引くために……ワザと……胸を揺らしたら……)

チッ チ チッチ オッパーイ

穂乃果「…………」

海未「ワン! ツー!」

ボインボイーン ボインボイーン

穂乃果「…………」

海未「スリー! フォー!」

ことり(あれ……?)



海未「はい、終了です! 次は私たちですから、絵里、リズムをお願いしますね」

絵里「わかったわ、ことり、穂乃果、花陽、お疲れ様。タオルとドリンクはそこにあるから、休憩してね」

穂乃果「はーい」ゴクゴク

ことり「…………」モヤモヤ

コートシノーナツノーニオイ♪

穂乃果「あ、ことりちゃん、もう着替えていいよ」

ことり「……え?」

イーツモトーハーチガウミタイ♪

穂乃果「はい、ことりちゃんの服」スッ

ことり「……あ、うん……」

コートシーノーナツノーニオイ♪

穂乃果「…………」ステージミツメ

ことり「着替えて、くるね」

ヒミツニヨウカオリー♪

花陽「穂乃果ちゃん……どうしたの?」

穂乃果「……ふぅ」

花陽「あんなにノリノリだったのに……」

穂乃果「うーん……なんていうかな」

花陽「?」

穂乃果「なんか違ったんだよねー」

花陽「なんか……違う?」

穂乃果「うん、最初はチラチラ目がいってたけど……2回目はなんか違ったっていうか、ね」

花陽「ふーん……」

ことり「…………」ショボン

絵里「……ま、わざとらしすぎたわよね」

にこ「そうね」

真姫「あからさまだったわ」

ことり「も、もしかして穂乃果ちゃんは自然な揺れがよかったとか……?」

絵里「…………」

にこ「はぁ」

真姫「ま、自分で考えた方がいいと思うわ……」

絵里「…………」

絵里(……あれ? そうじゃないの? 違うの? 私てっきりそうだと思ってたんだけど……)ダラダラ

絵里(落ち着け私、クールに振る舞うのよ、すべてを悟っているフリをして……)ヒヤヒヤ

ことり「絵里ちゃん……」

絵里「…………」

絵里(ちょっ、こっちきちゃったじゃない……! ど、どうすればいいの私!?)

ことり「どうすればいいかなぁ……」

絵里「私もにこ、真姫と同意見よ」

絵里(よし、これで……)

ことり「お願い……絵里ちゃんしか頼れる人、いないのっ……!」ウルウル

絵里「……!!」

絵里(こ、これが、海未をも陥落させる、あの……!)

絵里(ど、どうするの私!? どうすんのよ!?)



>>750
1.ことりにアドバイス
2.お願いを却下

1しか見えない

絵里「……っ、しょ、しょうがない、わね」

ことり「ほんと!?」キラキラ

絵里「ヒ、ヒントを与えるだけよ?」

ことり「うんっ!」

絵里(な、何を言えばいいのかしら……)

絵里(にこと真姫は)チラ

にこ「凛、足元気にしすぎ! ファンの皆に目線を配らないでどうするの!」

絵里(にこは指導熱心ね……ただダンスしてりゃいいってもんじゃない、そうよね)

真姫「…………」タッタッタ

絵里(真姫は次の曲のステップ確認……)

ことり「絵里ちゃん?」

絵里「うぇっ!? あ、ああ、ごめんなさい、どこまでヒント出していいのかみたいなこと考えててね、あと次私たちの番だし、そういうのも見ないと」

ことり「あ、そうだね! じゃあ手短にお願い!」

絵里「えーっと……>>754すればいいんじゃないかしら」

セクシーさが足りないからポージングの練習

絵里「えーっと……やっぱりセクシーさが足りないから、ポージング練習すればいいと思うわ」

ことり「ポージング……?」

絵里「あ、でも穂乃果の前でポージングしても意味ないわよ?」

ことり「?」

絵里「普段からポージングで意識しておくと、何気ない行動にも出てくるってことよ」

ことり「!」

絵里「あ、じゃあ次私たちの番だから」

ことり「あ、うん! ありがと、絵里ちゃん!」

絵里「どういたしまして」

絵里(……これでよかったのよね?)

~昼食~

凛「あー」

絵里「はい」

凛「んっ」モグモグ

絵里「どう?」

凛「んー!」ペカー

絵里「そう、よかったわ」

凛「ん!」

絵里「……?」

凛「……むー……」

絵里「……! あー」

凛「♪」ヒョイ

絵里「んっ」パクッ

凛「どう?」

絵里「美味しいわ」

凛「にゃ~♪」

穂乃果「ん~今日もパンがふふぁふぃ!」モグモグ

ことり「…………」パク

穂乃果「~♪」モグモグ

ことり「…………」チラ

穂乃果「~♪」モグモグ

ことり「……ほ、穂乃果ちゃん」

穂乃果「?」モッキュモッキュ

ことり「私のお弁当……食べない?」

穂乃果「あっ……ほ、ほら、今体型維持しなきゃだし、いっぱい食べちゃうと海未ちゃんやにこちゃんに怒られるし……」

ことり「そ、そっか……」





花陽(見てられないよぉ……! 海未ちゃん、なんとかしてよ!)

海未(は、花陽こそ、同じユニットなんですから……)

花陽(だ、だって、二人とも先輩だし、海未ちゃんの方が付き合い長いし……)

海未(確かにそうですが、その、こう……)

希(二人とも~?)

花陽(ひゃぁ!?)

海未(ひぃっ)

希(責任を押し付けあってるような悪い子には……スーパーMAXを超えた……モンスター級のをお見舞いしちゃおうかな~??)ワキワキ

海未(わ、わかりました、私がなんとかします!)ガクガク

花陽(海未ちゃんだけに任せてられないよ、私も手助けするよ、海未ちゃん!)ガクガク

希(へぇ、じゃあちゃんと策があるんやね?)

海未(…………)

花陽(…………)

希(そんなことやろうと思った……さっきことりちゃんがえりちに相談しとったけど、どーせえりちのことや、しょーもないアドバイスしかしてへんやろし……)

希(ここはウチが手助けしたるで!)

海未(本当ですか!)

花陽(流石希ちゃん!)

希(あ、とりあえずえりちにどんなアドバイスしたか聞いてくるから待っててな~)



希(で、どんなこと言うたん?)

絵里(えっと、カクカクシカジカシカクイムーブって……)

凛(……希ちゃん、言わなくても凛にはわかるよ……)

希(凛ちゃん、間違っても悩み事があるときにえりちに相談したらアカンで)

凛(よーくわかってるにゃ)

絵里(え? え? え? ちょっと、どういう)

凛(ポンコツ絵里ちゃんは黙ってて)

希(ポンコツえりちは黙ってよか)

絵里(…………)シュン

希(……さてと、こういう時はことりちゃんをあれこれいじくってもあかんのよな)

希(穂乃果ちゃんから聞き出さんと、ね?)



希「穂乃果ちゃーん?」

穂乃果「…………」ボーッ

希「ほー のー かー ちゃーん?」

穂乃果「…………」ホゲーッ

希「……返事をしない悪い子には……こうや!!」ワシワシワシワシ

穂乃果「ふぇぁあぁあぁ!?」

希「さっきから何度も呼んでるのに無視とは、穂乃果ちゃんもウチにそんなことができるようになったんか~?」ワシワシワシワシ

穂乃果「わーっ! ごめん! ごめんってば! ボーッとしてたんだよ~!」

希「ことりちゃんのことやろ~?」ワシワシワシワシ

穂乃果「うん、そうだから、言うから、やめて~っ!」

希「ほいっ」パッ

穂乃果「はぁー、はぁー、今日は一段と……」

希「鍛えたからねー」

希「それで? どうしたん?」

穂乃果「とか言って、だいたいは聞いてるんでしょ~」

希「まあねー。てか、こっちから見ててもことりちゃんが穂乃果ちゃんの気を引こうとしてるの……バレバレやったし」

穂乃果「うん……」

希「あんだけ揺らされたら、ウチやったらワシワシしたくてたまらんくなるけどなぁ?」

穂乃果「……やっぱりね……ことりちゃん着せ替えても楽しくないな~って」

希「……はい?」

穂乃果「私は、ことりちゃんに着せ替えてもらうのが楽しくって、ことりちゃんがそれに合わせて着せ替えてくれるからもっと楽しいんだな~って……」

希「……はぁ」

穂乃果「だから、その、実はそんなに嫌じゃなかったり……?」

希「…………」

穂乃果「うん、吹っ切れたよ! ありがとね希ちゃん! 謝ってくる!」

希「…………」

タッタッタッタッタッ

絵里「ハラショー……希、いったいどんなマジックを使ったの?」

凛「すっごーい!」

希「え、えりち!? 凛ちゃん!? 見てたん!?」

絵里「内容までは聞こえなかったのだけど……ねえねえ、教えてくれてもいいんじゃない?」

希「だ、ダーメーやっ。穂乃果ちゃんのこともあるし、ナイショにしとかんと、な?」

凛「なら、しょうがないっか~。でもすごいよねー、絵里ちゃんとは違ってパパッと解決しちゃうし!」

絵里「ちょっ、凛!?」

凛「でも事実にゃ~。にへへ」

絵里「の、希、なんとか言ってよ……!」

希「え? あ、凛ちゃんの言う通りやな、あは、あははは……」

絵里「そんな、希~!」

凛「あー、ちょっと、絵里ちゃん希ちゃんに浮気する気~!? お仕置きにゃ~!」ペンペン

絵里「待っ、この年でお尻を叩かれるのは……!」

希「あは、あははは……あはははははは……」

絵里(さて、とりあえず一件落着ね……)

絵里(練習、練習!)


~午後・練習中~


サマーーーーーーーーウィーーーーーーーーーー

海未「いいですよ、その調子!」


ナツイロエガオデー

海未「1!2!」

全員「Jump!」

海未「花陽、少し遅れてますよ!」

花陽「はいぃ!」



海未「はい、休憩です! 次は私も入ってもう1度やりますね」

穂乃果「えぇ、もう1度……?」ヘナヘナ

海未「当然です、完璧に仕上げないといけませんから」

にこ「そうよ、アイドルたるものすべて完璧に、でしょ?」

真姫「ふーん……」

にこ「ちょっ、なによ」

真姫「いや、別に」

にこ「なーにーよー!!」


凛「絵里ちゃ~ん……つかれたよぉ~……」ヘナヘナ

絵里「私も……疲れたわ……」

凛「よしよし……」ナデナデ

絵里「海未……流石に休憩……一週間前って思い出して……」

海未「はっ……すみません、つい熱く……」

花陽「海未ちゃんは周りが見えなくなっちゃうときがたまにあるから、はい、ドリンク」

海未「ありがとうございます、花陽はよく周りを見てくれてますね」ニッコリ

花陽「はぅ、そんなんじゃ、ないよぉ……」

BD3巻付属のSID見たらすごい元気出ました

今からぼちぼち投げます

~夕食~


   ン
      ッ


8人「「「「「「「「おぉぉおぉぉ~……」」」」」」」」

にこ「どう? にこ特製、超スーパーウルトラグレートセンセーショナルファンタスティックファインカレーよ!」

真姫「……なんでもかんでも形容詞つけようとするの子供っぽいわよ」

にこ「んな、ぬぁんですってぇ~!?」

真姫「事実じゃない」

にこ「スーパーカレーとかだったらこのカレーの素晴らしさを伝えられないでしょ!」

真姫「別にそんなことしなくていいじゃない」

にこ「へぇ、じゃあ凛」

凛「ふぇ?」

にこ「食べてみなさい」

凛「り、凛が?」

にこ「ほら」ヨソイヨソイ ズイッ

凛「う、うん……いただきまーす」パクッ

凛「!!!!!!」ビックリニャーン

にこ「ほーら、美味しすぎて言葉もでない」

真姫「逆だったりしてね」フン

にこ「な、な……絵里!」

絵里「ふぁい!」

にこ「食べなさい」ズイッ

絵里「ダース!」パクッ

絵里「……!!!!!!」ビックリチカ

絵里「ちょ、ちょっとにこ、作り方教えて」ズズイッ

にこ「な、なによ」

絵里「教えて」

にこ「なんで教えなきゃいけないのよ」

絵里「決まってるでしょ、凛に将来作ってあげるために決まってるじゃない」

凛「ちょっ、絵里ちゃ、照れる……にゃ……」

にこ「そんな、こう、堂々とノロケなくても結構だから、いいわよ教えてあげる、だからお願い離れてお願いぃいいぃ」

真姫「…………」

にこ「と、こういうわけだから」ドヤァ

穂乃果「ねぇねぇ、もう私たちも食べていい?」

にこ「いいわよー」

穂乃果「わーい!」ヨソイヨソイ パクパク

にこ「美味しいでしょ?」

穂乃果「……お、美味しい……美味しいよ、美味しいよにこちゃん!」

ことり「すっごく美味しいよ! ねぇねぇ私にも作り方教えて!」

海未「絶品です……!」

希「にこっちに料理だけは敵わんなぁ……」

花陽「…………」パクパクパクパクパクパクパクパク

花陽「あ、にこちゃん、おかわりしていい?」

にこ「早っ! あんまり食べすぎるんじゃないわよー」

真姫「…………」

真姫「……わ」

にこ「さーて、にこも食~べよっと☆」

にこ「いっただっき」

真姫「……私にも」

にこ「……何か言った?」

真姫「私にも、欲しい……」

にこ「へぇ、さっきまであれだけまずいんじゃないのーとか言ってたのに?」

真姫「うっ……」

にこ「しょうがないなぁ、はい、あ~」

真姫「あ、あ……!?」

にこ「嫌なら別にいいニコよ~?」

真姫「わ、わかったわよ、あ~……」

にこ「あ~げないっ」パクッ モグモグ

真姫「…………」カチン

にこ「ん~♪」モグモグ

真姫「いい加減にしなさいよ」ガシッ

にこ「!?」

真姫「くれないなら、強引にもらうまでよ」チュゥ

にこ「!?!?!?」

真姫「んっ……」

にこ「んふぅう……!!」

海未「な、な……!?」フラッ

花陽「海未ちゃん!! しっかり!!」

真姫「……っぷはぁ」

にこ「ぷぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

真姫「ごちそうさま」

ことり「だ、ダイ、タン……」

穂乃果「す、ご……」

絵里「…………」チラッ

凛「……>>801


1.凛にしたいの?
2.凛にしてほしいの?

2

凛「……凛にしてほしいの?」

絵里「……えっ、あ……」

凛「…………」ジィッ

絵里「……はい……」

凛「じゃ、はい、あ~ん」

絵里「あ~んっ」パクッ

凛「じゃ、行くよ」

絵里「」コクッ

凛「んむっ、じゅるっ……」

絵里「んふぅ、ふぅ……!」

凛「じゅる、じゅるっ……ごくっ、っふ、っちゅっ……」

絵里「ひ、ひん、も、おわ、ふぁ……!」




花陽「はわ、はわわわわ……!」

海未「…………」

凛・絵里・真姫・にこ「…………」

海未「貴方たちというものは……!」

にこ「う、うみちゃん、やだなぁ、にこはなにも」

海未「元凶は貴方です!!!」

にこ「っはぃ!」

海未「夕食が始まったばかりだというのに、あんな破廉恥なことをよくぬけぬけと」ガミガミ

4人「…………」

海未「だいたい来週がライブだと何度も何度も何度も何度も」クドクド

花陽「うーみーちゃんっ」ギュ

海未「? 花陽、どうしたのですか?」

花陽「私は、海未ちゃんから食べたいなぁ」

海未「へ、な、なに、を、はなよまふぇ」フラッ

花陽「おっとっと」ガッシィ

にこ「花陽……」

花陽「さ、カレー食べよう? 海未ちゃんのぶんは私がとっておくから」

真姫「……ありがとう」

花陽「いいの、いいの。もっとやっちゃってもいいくらいだよ、私としては」

ことり「えっ」

花陽「えっ?」

ことり「あ、いや、なんでもないの、さ、食べよう?」

花陽「うん!」

絵里(やっぱり花陽が1番えぐいというか、なんというか……)

~日曜日・朝~

絵里「ほーら、凛、起きなさい、凛!」

凛「んにゃ……あとちょっと……」

絵里「何言ってるの、今日がみっちり練習できる最後の日でしょ、そんなこと言ってる場合じゃないのよ!」

凛「ねむい~……」

絵里「はぁ……」

凛「すー……すー……」

絵里「…………」

凛「すー……すー……」

絵里(寝顔……かわいいわね……)

絵里(ってそんなこと言ってる場合じゃないのよ、起こさないと……)



>>810
どうしますか

久々に更新されてるけどこんなにぶっとんでたっけ…(褒め言葉)

絵里(しょうがないわね、ここは王子様がお姫様にお目覚めにキスといきましょうか)

絵里(王子様の務めだからしょうがないわよね、王子様だから)

絵里(そーっと……)

凛「んー」ガッシ

絵里「え?」

凛「いっしょにねるにゃー……♪」

絵里「ちょっ、凛、違うのよ、起き」

凛「んー♪」ギュー

絵里「…………」

絵里(動けない……)

絵里(そうじゃないわ、いいかげんおはようのキスをしないと)

ガラッ

海未「凛! いつまで寝ているのですか! 絵里もいい加減起こしてくれな……」

絵里「んっ」チュ

海未「…………」

絵里「いや、違うのよ、起こそうとしたんだけど起きなくて」

海未「……そうですか、今日の練習は7人でやります、ごゆっくりどうぞ」

ピシャッ

絵里「待って、海未、ちょっ、凛、離して、おーきーてー!!!!」


皆からのリスペクトがまた下がった

~朝・屋上~

海未「……一つ、お話があります」

穂乃果「?」

真姫「どうしたのよ」

海未「少し、たるんではいませんか」

希「えっ?」

海未「疲れもあるかもしれませんが、明らかに曲のテンポから遅れてきています」

海未「特に穂乃果、凛!」

穂乃果「うぐっ」

凛「うっ」

海未「絵里やにこでさえも明らかにズレている部分がありましたし……しっかりしてください、あと1週間後なのですよ!?」

真姫「…………」

絵里「…………」

穂乃果「…………」

希「……なんとなく、理由は分かる気がする」

海未「希?」

希「……具体的に、何をすれば成功なんやろね、次のライブ」

海未「それは、もちろん、お客さんが喜んでくれて……」

希「その評価、具体的にどう見られるん?」

海未「…………」

希「ラブライブなら、票数とか、他のグループとの差とか……そういうの、見られたけど、今回は無い」

ことり「なら、アンケートを取るとか……」

希「それもいいかもしれへんね。でも……本当にそれでいいの?」

海未「どういうことですか」

希「ウチたちが、μ’sが目指してた所って、どこ? A-RISEにも負けないようなパフォーマンスをするような……そんな、グループやったんちゃう……?」

絵里「希……」

希「もう、最後の思い出作りに……楽しくできればいいの……? 肝心なところで、バラバラになってない……?」

希「皆で、一つになって……本当に、何かしてるんかな……」

穂乃果「……希ちゃん……ごめん、私、気が抜けきってた……」

海未「穂乃果……」

穂乃果「そうだよね、打倒A-RISE! それが目標だったもんね!」

海未「そうですよ、もう1度気を引き締めなおして……」

穂乃果「ううん、それじゃダメだと思う」

海未「はい?」

穂乃果「皆、いったん休憩! 私はちょっと出かけてくるね!」

8人「はぁ!?」

穂乃果「じゃね! お昼ごはんも食べてていいからー!」





真姫「……なんなのよ、いったい……」

絵里「何する気なのかしら……」

希「ふふっ、穂乃果ちゃんなら……何かやってくれそうやけど、ね」

海未「ええ……穂乃果ですから」

凛「でも、具体的に何をするんだろう……」

にこ「A-RISEでも呼んできたりして」

花陽「あ、ああ、A-RISEを!?」

ことり「まさか、流石に穂乃果ちゃんでもそんなこと……」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月01日 (月) 22:46:35   ID: 4t6llN4l

凛ちゃんは絶対受けだと思うんだが

2 :  SS好きの774さん   2014年09月03日 (水) 23:18:04   ID: iLvJUb56

↑激しく同意です

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom