子オーク「おねえちゃんはどこの人なの?」
♀エルフ「この谷から出たところにある森に住んでいるの」
子オーク「なんでおねえちゃんの耳は長いの?」
♀エルフ「生まれつきこうなっているのよ」
子オーク「おねえちゃんはどうしてそんなに背が高いの?」
♀エルフ「これも生まれつき背が高くなるようになってるの。あなたと同じくらいの時には、あなたとそれほど変わらなかったわ」
子オーク「なんでおねえちゃんは、ぼくたちしか知らないおまじないを知ってるの?」
♀エルフ「昔、私の大事な人に教わったの」
子オーク「なんでおねえちゃんは泣いてるの?」
♀エルフ「あなたが、私の大事な人にそっくりだからよ」
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子オーク「おねえちゃんはここで何をしているの?」
♀エルフ「お墓の手入れをしているの」
子オーク「だれのお墓?」
♀エルフ「優しくて素敵なオークのお墓よ」
子オーク「おねえちゃんはエルフなのに、どうしてオークのお墓の手入れをするの?」
♀エルフ「その人は、私のことを何度も助けてくれたの」
子オーク「おねえちゃんはここからちょっと遠くに住んでるのに、どうしてこんなところまでお墓の手入れに来るの?」
♀エルフ「昔はもっと森の近くにあったのだけれど、私の村の人たちが壊してしまったの」
子オーク「どうして?」
♀エルフ「村の人たちは、彼のことをとても恨んでいたから」
子オーク「どうして恨んだの?」
♀エルフ「話せば長いけれど、きっかけを一言で言ってしまえば、誤解ね」
子オーク「どんな誤解をしたの?」
♀エルフ「村の仲間を殺したと思われたの。あの人が、そんなことをするはずないのに」
♀エルフ「さあ、掃除も終わったことだし、もう帰るわね」
子オーク「待って!まだ聞きたいことがあるよ!えっとね、えっとね…」
♀エルフ「そんなに焦らなくても、またそのうち会えるわよ。月に一度はここに来ることにしているの」
子オーク「ぼく、エルフと話すのはじめてだから、もっとお話聞きたい!」
♀エルフ「今度会った時に、もっといろいろなことをお話ししてあげるわ」
子オーク「…わかった。でもびっくりしたよ。お父さんやお母さんは、エルフはきょうぼうでやばんなひとだから、近寄っちゃダメって言ってたけど、おねえちゃんはやさしいんだもん」
♀エルフ「……そう。でも覚えておいてね。時には残忍で凶暴なエルフもいるけれど、殆どのエルフは優しい人よ。あなたたちオークも、きっとそうだと思うけれど」
なんかリンクがうまく貼れてないっぽいな
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縺昴≧
縺倥c縺ゅd繧√→縺上o
そう
じゃあ消えるわ
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