エルフ「安価でニンゲンと暮らす」 (45)
ニンゲンの国 関所
兵士「……む? そこの旅人よ! 立ち止まれい!」
エルフ「……」ピタッ
兵士「そのフードを外し、こちらに顔を向けよ!」
エルフ「……」
エルフ「……」ぱさっ
エルフの姿は……
? 美しい女性
? 可憐な少女
? 逞しい男性
? 立派な少年
>>3 ?から?までのどれかを選んで下さい
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立派な少年
昨日は途中で抜けてすんません!
ほんじゃ、エルフのキャラは満場一致のホモという事で、やっていきますよ
兵士「……ほう」まじまじ
兵士 (中々良い顔をしているな……)
エルフ「あの……もう通っても?」
兵士「あ、ああ! 通ってもよいが、くれぐれも気を付けてくれよ」
エルフ「?」
兵士「最近、通り魔事件や窃盗、誘拐が多いんだ。 物騒な世の中さ……」
エルフ「……ご忠告どうも」すたすた
エルフ のニンゲン国での暮らし
桜月 7日 やや曇り
僕はエルフの村から三千里……
長い道程を経て、ニンゲンの国へ遂にやってきた!
僕がニンゲンの国へやってきたのは、勿論! ニンゲンと仲良くなるため!
そのためにはまず、ニンゲンの社会に馴染まないといけない……
そこで僕はまず、『家』を探す事にした。
ニンゲンの街を夜中まで歩き回って、なんと僕を無償で面倒見てくれるという人に出会った!
その人は……
1. 宿屋の主人
2. 雑貨屋の店主
3. 武器屋の店主
4. 怪しい物を扱っている店の主人
安価直下 1から4までのどれかを選んで下さい
顎の髭がなんだか特徴的なニンゲン!
そのニンゲンは、僕がお店で働いてくれたら店で下宿させてあげるよ、と言ってくれた!
勿論、僕は二つ返事で了承した。
だって、『家』と『職』まで貰えるからね!
でも、お店の二階を借りているだけだから、ニンゲンを連れ込んだりは出来ない…
早くお金を溜めて、自分の家が欲しいなあ!
今日は期待と夢がいっぱい頭の中を駆け巡った一日でした! ――エルフ
早朝 アダルトグッズ屋 二階
エルフ「……うーん」
店主「おいっ 坊主! 早く起きんかい!」
エルフ「あ、え?」
店主「寝ぼけてるんじゃない! ほれ、接客の基本を叩き込んでやる! こっち来い!」
エルフ「ふぁーい……」
エルフ (村ではもうちょっとゆっくり起きれたのにな……)
――
店主「――これくらい言えば分かるだろう! それじゃ、おじさんは品物を仕入れてくるからな!」
エルフ「はい……」
エルフ (早口で捲し立てられて、よく分かんなかった……)
がちゃっ
ばたん
エルフ (いきなり一人で店番なんて……大丈夫かな)
からんからん
エルフ「え、わっ! いらっしゃいませぇ!」
安価直下 どんな客が来た?
ニンゲン(?)「……」
エルフ「にゃ、何かお探しですか……」
ニンゲン(?)「……特注の品を取りに」
エルフ「とと、特注?」
エルフ (……あっ! おじさんが言ってたのはこれか!)
エルフ「ちょ、ちょっと待って下さいね」
ガサゴソ ガサゴソ……
エルフ「はい、どうぞっ!」
《エルフは 特注の???を 手渡した!》
ニンゲン(?)「……また来る」
エルフ (あの変な塊……何に使うんだろう……)
からんからん
エルフ「……ふう、初めての接客……緊張したなあ」
エルフ「って、いけないっ! ありがとうございましたをいい忘れちゃった! あわわ……」
エルフ (……まあ、いいか 今度言えば!)
からんからん
エルフ「あにゅ……いらっしゃいませ!」
どんな人が来た?
安価直下
オジサマ「ほーう、こんな店がこんな所にあったのか!」
エルフ (うわぁ……ごっついニンゲンだなぁ)
オジサマ「はははっ! それに俺好みの店員じゃないか! 君、名前は?」
エルフ「え……えと、エルフです」
オジサマ「エルフ君か! いやあ、どうだい? 近くの宿屋で俺と?」
エルフ「!」
エルフ (やったっ! もしかしたらニンゲンの友達が出来るかもしれない!)
オジサマ「どうよ? こう見えても俺は優しいぜ!」
どうする?
1 二つ返事でオッケー
2 ……でも何か怪しいなぁ 止めとこう
安価直下
エルフ「あー、その……」
オジサマ「ん? ん?」
エルフ「申し訳無いですが……お断りします」
オジサマ「……」
エルフ (あぁ……怒らせたかな)
オジサマ「……分かったよ、残念だなぁ! ハッハッハ! それじゃあ、これ買って今日は帰るよ!」
エルフ「あ、はい! これは900円、ですね」
オジサマ「はい、丁度! それじゃあね、エルフ君!」
《変な液体を 買ってもらった!》
エルフ「あ、ありがとうござましたぁ!」ぺこっ
からんからん
エルフ「あぁ……レジっていうのを初めて使ったけれど、以外と何とかなって良かった……」
エルフ「ふう……って、そろそろお昼か」
エルフ (おじさんが、昼になったらしばらく街をブラブラしていいって言ってたよね……確か)
エルフ「よしっ! 着替えて街を散策だ!」
――
ニンゲンの国 商店街 外れのアダルトショップ前
エルフ「さて……何処に行ってみようかなぁ」
1 お城が見える広場
2 美味しそうな匂いのする通り
安価直下 お選び下さい
2 美味しそうな匂いのする通り
が 選択されました!
それとホモは勘弁との事なので、本当にホモ路線で行くのか安価しようと思いまする。
エルフ君はノーマルで行くかホモで行くか
安価直下 お決め下さい
グルメ国一 通り
エルフ「つい匂いに釣られちゃったけど……ここは本当に食べ物がいっぱいだなぁ……」くんくん
エルフ「でも、あんまし無駄遣い出来ないよね……給料とかまだだから……」
所持金 5000円
エルフ「姉さんに貰ったこのニンゲンの通貨……大事に使わなきゃ……!」
エルフ「とりあえず、どんな店があるか見ようかなーっと……」キョロキョロ
どんっ!
???「ッ!」
エルフ「あっ ごめんなさい! 怪我とか無いですか!?」
どんな人にぶつかった?
安価直下
いや、一応ニンゲンの国なのでニンゲンっぽいのにしてくれる嬉しいですっ!
再安価直下
オジサマ「いや、大丈夫だが……って! エルフ君じゃないかぁ!」
エルフ「あ、先程のお客さん……」
オジサマ「オジサマとでも呼んでくれよ! この通りで君もお昼かい?」
エルフ「はいっ でも、何処で食べようか迷っちゃって……」
オジサマ「おお、丁度いい! 今から俺も昼食いにいくから、ついてくるといい!」
エルフ「え、でも……」
オジサマ「エルフ君と仲良くなりたいのさっ! 別に変な事しようって訳じゃあ無いさ」
エルフ (仲良く……!)
エルフ「あ、じゃあ……お願いしても……?」
オジサマ「ハッハッハ! さあ、こっちだっ」
――
故郷のおっ母
エルフ「な、何か妙な名前のお店ですね」
オジサマ「懐かしさ、ってのがこの店の売りさ! おい、店員さァんッ!」
女性スタッフ「はい、ご注文はお決まりで?」
オジサマ「生といつもの二つ、宜しく!」
女性スタッフ「あ、はい! それではメニューをお下げします……少々時間が掛かりますが、ごゆりとお待ちください」ぺこっ
エルフ「あっ……」ぺこっ
女性スタッフ「くすっ……」スタスタ
オジサマ「ハッハッハ! 何もエルフ君まで頭を下げなくて良いんだぞ?」
エルフ「あ、あはは……そうなんですか」
――
女性スタッフ「ありがとうございましたー」
エルフ「……げぷっ」
オジサマ「どうだ、ここのお袋スペシャルは効いたろ? 俺も最初頼んだ時は胃袋が潰れるかと思ったよ!」
エルフ「……今では?」
オジサマ「物足りないぐらいさね! ハッハッハ!」
エルフ「あはは……」
エルフ (なんて人だ……)
オジサマ「それよりも、店の方は良いのか?」
エルフ「あっ いけない! そろそろおじさんが戻ってる頃だ!」
オジサマ「おう、だったら急ぎな! 俺はぼちぼち帰る頃だしよ」
エルフ「あ、あの! 今日はありがとうございましたっ」ぺこっ
エルフ「それではっ!」タタタッ……
オジサマ「おうよ」フリフリ
オジサマ「……」
お店へと帰る途中、何かあった?
安価直下
エルフ「あれっ 貴女は……!」
エルフ長「おお、こんな所でお前に会うとは……」
エルフ「何で族長がここにっ!」
エルフ長「ちょっとここら辺の店に用があってな……何でも、アダルトショップという店があるはずなんだ……」
エルフ「アダルトショップっ! 僕、知ってますよ! 案内します!」
エルフ長「おおっ そうか! 性欲の捌け口に使えると聞いてずっと楽しみにしていたのだ」
エルフ「性欲……?」
エルフ (関係あるかな……)
エルフ長「む、お前のようなエルフ族の男のみならず、エルフの女にも性欲はあるのだぞっ!」
エルフ「は、はぁ……そうですか」
エルフ長「……」むすー
エルフ (何で怒ってるのかな……)
――
アダルトショップ
エルフ「あれ、おじさんが帰ってない……」
エルフ長「! ほうほう、こんな形のモノがあるとはなっ!」キラキラ
エルフ「……あははっ」
エルフ長「うん? 何がおかしい?」
エルフ「いえ、族長もやはり、まだうら若き乙女なのだと思いまして……」
エルフ長「それはそうだ! まったくあの爺……まだ若い私を族長なんぞにしおって……!」
エルフ「あはは……」
エルフ長「それより、買うものは決めたぞ。 店員は何処だ?」
エルフ「ああ、分かりました。 では品物をカウンターに」
エルフ長「なんと、お前の職場だったのか! ほうほう、一人で接客とは偉いじゃないか!」
エルフ「照れますから止めてください……っと、はい、代金は8550円になりますっ」
エルフ長「丁度だ」
《エルフは ピンクの塊と 何かの液体と 何かを模した棒を 手渡した》
エルフ「ありがとうございましたっ」
エルフ長「私はしばらくニンゲンの国に留まる。 何か困ったら訪ねて来い。 場所はグルメ国一通りの付近だ」
エルフ「あ、はいっ!」
エルフ長「ふふっ……それじゃあな」
からんからん
からんからん
エルフ「あれ、入れ違いかな。 いらっしゃいませ!」
安価直下 どんな『人』が来た?
眼鏡「あ、あのぉ……」
エルフ「はい……何か?」
眼鏡「店員さんは女の子、ですよね……?」
エルフ「むっ 僕は男ですけど……」
眼鏡「えっ ここは女の子を指名する場所では……」
エルフ「違いますっ! 用が無いならお帰り下さい!」
眼鏡 (ああ、この際男でも良いかな……)
眼鏡「頼みます、店員さん……僕、僕はまだ童貞で……」
エルフ「は、はぁ……」
エルフ (童貞? って何だろう)
眼鏡「すぐそこの宿屋で良いですから……僕とその……ねっ? お願いしますよ……」
エルフ (何を言ってるんだろうこのニンゲン……でも、僕と友達になってくれるのかな……)
どうする?
1 気味が悪いし帰って貰う
2 眼鏡についていく
安価直下 お選び下さい
エルフ「……ええと、僕は宿屋じゃなくてここで話したいのだけど」
眼鏡「いや……お話しじゃなくて、行為をだね……」
エルフ「……んー、僕にはよく分からないです。 とりあえず品物を買ってくれませんか?」
眼鏡「……じゃあ、AVとか無いかな……」
エルフ「びでお? だったら入口の右手にありますよ」
眼鏡「ああ……新作が出てるっ 買います、これ」
エルフ「これは……」
エルフ (何かニンゲンの女の子が裸だけど……何だろう、これ)
エルフ「2800円になります」
眼鏡「じゃあ、お札三枚で……おつりは良いです……」
《不埒なびでおを 手渡した》
エルフ「ああ、はい……ありがとうございましたっ」
からんからん
「うちの店員は売春婦じゃないぞっ!」 「うひゃあっ! しーましぇーん!」
エルフ「え、おじさん?」
店主「まったく……ああいう客は早々に帰ってもらいなっ 以後気をつけるんだぞ?」
エルフ「あの……見てたんですか?」
店主「ちゃんと仕事をしてるか見てたんだ。 まあ……合格だ! 正式にうちで採用しよう!」
エルフ「ええ! 本当ですか!」
店主「ああ、今日はもう上がっていいぞ……この後お得意様が来るからな」
エルフ「上がれ……と言われても……」
店主「店の近くに俺の知り合いを待たせた。 そいつにこの国を案内してもらうといい!」
エルフ「わっ! ありがとうございます! それでは、行ってきます!」
からんからん
店主「……はははっ 元気だな」
――
エルフ「どの辺に居るんだろう……」
エルフ「ん? あの人かな……」
エルフ「あの……すいません」
???「……はい?」
案内役はどんな人?
安価直下
ヤクザ「ああ、お前がおっさんの言ってたぼうずだな?」
エルフ「あ、はいっ」
ヤクザ「ここで生きていくためには物事を知る必要がある。 ついてきな……」スタスタ
エルフ「はいっ!」
――
ヤクザ「ここが腹を満たす場所……グルメ国一通り……」
エルフ「ここさっき着ました! 美味しい食べ物がいっぱいですよね!」
ヤクザ「っち……次行くぞ」スタスタ
エルフ「あ、待って下さいよ!」
――
ヤクザ「ここがお城を見ながら語らいを楽しめる公園……名付けるなら語らいの広場か」
エルフ「城……って何ですか?」
ヤクザ「代々この大陸を管理する偉い身分の人が暮らす家だ。 俺はあんまし好かないがな」
エルフ「ほうほう……」
――
ヤクザ「ここが主に国の奴らが暮らす地区だ」
エルフ「立派な家ばっかりですね」
ヤクザ「それもそうだ。 あの城を設計した偉人が設計した住宅ばかりだからな」
エルフ (いつかこういう家に住みたいなぁ……)
ヤクザ「……さて、そろそろ時間がまずいな」
エルフ「もう夕方ですね…… 今日はありがとうございました! えーと……」
ヤクザ「俺の名は知らなくて良い。 もう二度と会わないからな……」
エルフ「……え?」
ヤクザ「闇の世界に支配された俺にはお前など眩しいだけなんだ……じゃあな」
エルフ (???)
エルフ「ええと、はいっ それでは!」
――
エルフ「さて、帰るかなァ! 日記も書かなきゃ……」
帰り道、何かあった?
安価直下
エルフ「これ、財布かな……」
ぱかっ
エルフ「うわあ、結構入ってる……!」
エルフ「……どうしようかな」
どうする?
1 ええい、持ってっちゃえ!
2 駄目だ! 持ち主を捜して返そう!
安価直下 お選び下さい
このSSまとめへのコメント
ま」はむこゆよゆまな