紗南「会議室でいいよね？」

Ｐ「おう」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

一時間後

ｶﾞﾁｬ
蘭子「闇に飲まれよ！」（お疲れ様です！）

二宮飛鳥「ただいま」

＜集いし願いが、新たに輝く星となる！光さす道となれ！シンクロ召喚！！飛翔せよ！スターダストドラゴン！！


蘭子「な、なにごとか」ﾋﾞｸ

飛鳥「プロデューサーだよね、会議室からかな。行ってみるかい？」

蘭子「…」ｺｸ

ｶﾞﾁｬ…
紗南「私は！墓地のタスケナイトの効果発動！」

紗南「自分の手札が無い時、相手の直接攻撃宣言時に特殊召喚し。バトルフェイズを終了させる！」

Ｐ「くっ、ターンエンド」

紗南「いくよ！最強のデュエリストのドローはすべて必然！！」

紗南「ドローカードでさえ、デュエリストが想像する！！」

紗南「シャイニングドロー！！」ｸﾙｯ

ｶﾞﾝ
紗南「痛い…」

Ｐ「あ、大丈夫か？」

飛鳥「いや何やってるんだい？」

Ｐ「あ、蘭子。飛鳥おかえり」

紗南「おかえりー」

蘭子「これは一体…」

紗南「今デュエル中だから後でいい？」

Ｐ「そうだな、ちょっと待っててくれ」

紗南「行くよプロデューサー！」

紗南「トラップ発動！エクシーズリボーン！」

紗南「墓地の希望皇ホープを特殊召喚し、このカードをオーバーレイユニットにする！！」

Ｐ「くるか…」

紗南「そして！私は、ランクアップマジック！！ヌメロンフォースを発動！！」

Ｐ「まじかよ」

紗南「このカードは自分のモンスターエクシーズをカオス化し、ランクアップさせる！！」

紗南「私はホープをカオスエクシーズチェンジ！」

Ｐ（打つ手無し…か）

紗南「現れろ！カオスナンバーズ39！希望皇、ホープレイヴィクトリー！！」

Ｐ「こい！！」

紗南「ヴィクトリーで攻撃！この時、効果発動！！」

紗南「相手モンスターの攻撃力分。攻撃をアップする！ヴィクトリーチャージ！！」

紗南「いっけぇええ！！ホープ剣、ダブルビクトリースラッシュ！！」

Ｐ「ぐわあああああああ！！」ｽﾞｻﾞｰ

飛鳥（自分から吹っ飛んだ…）

　　WIN!　紗南

紗南「ガッチャ！！楽しいデュエルだったよ！！」ﾋﾞｼ

Ｐ「まさか、ヌメロンを引くとは…」

飛鳥「まったく……」ﾁﾗ

蘭子「ぉぉぉぉ」

飛鳥（目を輝かせてる！）

すんません
ちょっとめし食ってきます
すぐ再開しますー

あ、蘭子と飛鳥にはどんなデッキが似合いますかね？

再開します
スリップストリームで私についてこい！

蘭子「これはいかなる遊戯か…」（どんな遊びなんですか？）

Ｐ「遊戯王知らない？」

飛鳥「それはわかるんだけど、君みたいな大人がやっているのは初めて見てね……」

Ｐ「別にいいだろ！おもしろいんだから！！」

紗南「世界大会なんてそんなものだよ……」

蘭子「遊戯王……」

Ｐ「やる？」

蘭子「はい！」

紗南「じゃあ飛鳥ちゃんも」

飛鳥「ええ…」

Ｐ「じゃあ飛鳥には…初心者か。じゃあＢＦで」

紗南「蘭子ちゃんには…極星がいいかな。好きそうだし」

飛鳥「ルールがわからないんだけど…」

紗南「後ろで教えてあげる！」

蘭子「極星…！」ﾜｸﾜｸ


　　　　　　　　　蘭子ＶＳ飛鳥

　　　　　　　　デュエルスタート！

飛鳥「えーとまずはじゃんけんかい？」

Ｐ「いやダイスあるから使ってくれ」

飛鳥「こってるね」

紗南「運命の！」

Ｐ「ダイスロール！！」

飛鳥（このテンションでやるのかい？）

飛鳥　4
蘭子　6

蘭子「先行はもらった！」

紗南「先行はドローできないからね」

蘭子「え、と…？」

紗南「うん。まずはこれをセットしてね」

蘭子「モンスターをセット！」

紗南「これとこれをセットして」

蘭子「カードを二枚ふせターンエンド！」

紗南「うん、いい感じ」

Ｐ「飛鳥、まずはドロー」

飛鳥「はいはい」

Ｐ「うん。まずは…」

飛鳥「黒い旋風を発動」

Ｐ「あ、知ってるのね」

飛鳥「ぐ、偶然だよ」

飛鳥「僕は蒼炎のシュラを召喚！」

飛鳥「デッキから……うわ……」

飛鳥「プロデューサー……」

Ｐ「いやいいじゃん。ガチじゃないんだし」

飛鳥（ダマスカスとか天狗風とかギブリとか追い風のアリゼとか入ってる…）

Ｐ「ていうか知ってんじゃん」

飛鳥「た、たまたまだよ！」

飛鳥「黒い旋風の効果でデッキから黒槍のブラストを手札に加える」

飛鳥「そのままブラストを特殊召喚。ブラストはＢＦがいる時、手札から特殊召喚できる」

飛鳥「バトル！シュラで攻撃！」

紗南「こっちのカードを発動して」

蘭子「うん、トラップ発動！神の桎梏、グレイプニル！」

蘭子「デッキから極星モンスターを手札に加える！」

紗南「こいつがいいよ」

蘭子「ふむ、デッキから極星霊テックアールブを手札へ…」

飛鳥「うん？」

蘭子「そしてセットモンスターはメタモルポット！」

飛鳥（なるほど）

蘭子「たがいの手札をすべて墓地へ送り、新たに五枚ドローする！」

飛鳥「カルートが…」

捨て札
飛鳥
カルート
ブリザード
アゲインストウィンド
ディフェンダーズクロス

蘭子
テックアールヴ
レベルスティーラー
タスケナイト

飛鳥「まぁ戦闘破壊に成功したからデッキから疾風のゲイルを特殊召喚させてもらおう」

飛鳥「ブラストとゲイルで攻撃！」

蘭子「ぐっ！！」
LP8000→LP5000

飛鳥（いやダメージはないだろう）

飛鳥「メイン２」

飛鳥「…エクストラは？」

Ｐ「はいこれ」

飛鳥（やはりＤＤＢはないか…）

飛鳥「じゃあブラストにゲイルをチューニング」

飛鳥「シンクロ召喚。アーマード」

Ｐ「飛鳥！」

飛鳥「なんだい？」

Ｐ「忘れてるぞ」

飛鳥「なにを？」

Ｐ「これこれ」
つメモ

飛鳥「…口上かい？」

Ｐ「うん」

飛鳥「いや、僕は…」

蘭子　ﾄﾞｷﾄﾞｷ

飛鳥（そんなキラキラした目で僕を見ないで…）

飛鳥「…しょうがない」

飛鳥「黒き旋風よ、天空へ駆け上がる翼となれ！シンクロ召喚！ブラックフェザー！アーマードウィング！」

蘭子「おお！紗南ちゃん！」

紗南「うん、この手札なら次のターンできるから」

蘭子　ﾜｸﾜｸ

蘭子「私のターン！ドロー！！」

紗南「まずはこれをね」

蘭子「相手フィールド上にのみモンスターが存在する場合、サイバードラゴンは特殊召喚できる！」

飛鳥「ふむ」

紗南「それでこれ」

蘭子「いいの？」

紗南「うん」

Ｐ（素に戻ってるぞ蘭子）

蘭子「サイバードラゴンをリリースして、サルベージウォリアーを召喚！」

蘭子「効果発動！このカードは墓地または手札からチューナーを特殊召喚できる！」

蘭子「私は極星霊テックアールヴを特殊召喚！」

紗南「それで墓地の…」

蘭子「レベルスティーラーの効果発動！自分フィールドのレベル５以上モンスターのレベルを１つ下げて特殊召喚！」

飛鳥「来たか…」

紗南「はいこれ」
つメモ

蘭子「おお！」

蘭子「私は！レベル５、サルベージウォリアーとレベル１、レベルスティーラーに」

蘭子「レベル４となったテックアールヴをチューニング！！」

蘭子「星界より生まれし気まぐれなる神よ、絶対の力を我らに示し世界を笑え！シンクロ召喚！極神皇ロキ！！」

蘭子「えへへ…」

Ｐ（呆けてて顔がゆるんでるぞ）

紗南「ほらバトルだよ。アーマードは戦闘破壊できないからね」

蘭子「む、極神皇ロキで、蒼炎のシュラに攻撃！ヴァニティバレット！！」

飛鳥「……」
LP8000→LP6500

蘭子「カードを二枚セットしてターンエンド！」

飛鳥「ドロー！」

飛鳥（こんなカードも入れてるのかい？）

飛鳥「まぁ今の状況にはうれしいカードか…」

蘭子「？」

飛鳥「僕はＢＦ、鉄鎖のフェーンを召喚！」

飛鳥「黒い旋風の効果で、デッキから蒼天のジェットを手札に加える」

飛鳥「バトル！フェーンでダイレクトアタック！！」

蘭子「！？」

飛鳥「フェーンは相手モンスターがいてもダイレクトアタックができる！」

蘭子「ふん」
LP5000→LP4500

飛鳥「これで終わりじゃないよ！」

蘭子「なに！？」

Ｐ（飛鳥も乗ってきたな）

飛鳥「フェーンがダメージを与えた時、相手モンスターを守備表示にできる」

飛鳥「僕はロキを選択」

蘭子「それがどうした。貴様のアーマードウィングでは倒せまい…」

飛鳥「いやここからだ。メイン２、手札の天狗風のヒレンをコストにし…」

飛鳥「ブラックフェザーシュートを発動！」

蘭子「む！？」

飛鳥「相手の守備モンスターを墓地に送る！」

紗南「まずい！蘭子！伏せたカードを発動しろ！！」

蘭子「え！？」

Ｐ（アストラルかよ）

蘭子「え、と。リバースカードオープン！最後の進軍！！」

蘭子「このカードの効果により、神は魔法、罠の効果を受けない！」

飛鳥「だめだったか…」

飛鳥（フェーンが攻撃表示なのは痛いが…）

飛鳥「ターンエンド」

蘭子「ドロー！」

紗南「引き、いいね。このカードとこれで…」

蘭子「ふむふむ」

蘭子「極星獣グルファクシを召喚！」

蘭子「さらに手札のアポカテクイルをコストにし、THEトリッキーを特殊召喚！」

蘭子「墓地からレベルスティーラーをロキのレベルを下げて特殊召喚！」

飛鳥「来るか…」

蘭子「レベル１、レベルスティーラーとレベル５THEトリッキーに」

蘭子「レベル４、極星獣グルファクシをチューニング！」

蘭子「星界の扉が開くとき、古の戦神がその魔槌を振り上げん！大地を揺るがし轟く雷鳴とともに現れよ！」

蘭子「降臨せよ！極神皇！トール！！」

飛鳥「まずいな…」

蘭子「トールの効果発動！アーマードウィングの効果を無効にする！」

蘭子「エフェクトアブソーバー！！」

蘭子「バトル！！トールでアーマードウィングに攻撃！！」

蘭子「サンダーパイル！！」

飛鳥「僕は、蒼天のジェットの効果発動！」

蘭子「なんだと！」

飛鳥「手札のジェットを墓地に送り！アーマードウィングは破壊されない！！」

蘭子「ふん。だがダメージは受けてもらう！」

飛鳥「く…」
LP6500→LP5500

蘭子「続いて、ロキでフェーンに攻撃！ヴァニティバレット！」

紗南（うーん。ここでフェーンに攻撃していいものか…）

飛鳥「……」ﾆﾔ
LP5500→LP2700

飛鳥「墓地の天狗風のヒレンの効果発動！」

蘭子「なに！？」

飛鳥「自分が2000以上のダメージを受けた時、墓地のヒレンとレベル３以下のＢＦを特殊召喚できる！」

飛鳥「僕はヒレンとゲイルを特殊召喚！」

蘭子「くっまずい…が、ターンエンド」

飛鳥「僕のターン。ドロー！！」

飛鳥「僕はヒレンにゲイルをチューニング！！」

飛鳥「漆黒の風を纏い末世から飛翔せよ！！シンクロ召喚！玄翼竜ブラックフェザー！！」

Ｐ（ブラックフェザードラゴンは犠牲になったのだ…）

飛鳥「アゲインストウィンドを発動！」

飛鳥「墓地のカルートを選択！！」

飛鳥「僕はカルートの攻撃力分、1400ダメージ受ける！！」
LP2700→LP1300

飛鳥「カルートを手札に加える…」

飛鳥「そしてブラックフェザー効果発動！！」

飛鳥「僕がダメージを受けた時、デッキトップからカードを五枚墓地に送る！」

飛鳥「来てくれよ…」

墓地に送られたカード
重力崩壊
暁のシロッコ
精鋭のゼピュロス
尖鋭のボーラ
フェザーウィンドアタック


飛鳥「来た！」

飛鳥「僕は墓地のゼピュロスの効果発動！」

飛鳥「自分フィールドのカード一枚を手札に戻し、特殊召喚できる！」

飛鳥「黒い旋風を手札に戻し、特殊召喚！さらに効果により僕は400ダメージを受ける！」
LP1300→LP900

飛鳥「ブラックフェザーの効果発動！」

蘭子（長い…）

飛鳥「デッキトップからカードを五枚墓地に送る！」

大旗のヴァーユ
クロクロ　クロウ
銀盾のミストラル
二の太刀のエテジア
漆黒のエルフェン

飛鳥「クロクロクロウ！？」

Ｐ「クロウだからな」

飛鳥「ま、まあいい。この効果でモンスターがいた時ブラックフェザーは攻撃力を400あげる！」
ブラックフェザー
ATK2800→3200→3600

Ｐ（効果の間違いの指摘はいいや）

紗南（よくあるよくある。デュエル後によく気付くよね…）

飛鳥「これで攻撃力はトールを越えた！」

飛鳥「バトル！！」

蘭子「くるがいい！！」

飛鳥「まずはブラックフェザーでロキを攻撃！」

蘭子「ふん。トラップ発動！極星宝グングニル！」

飛鳥「なにっ！？」

蘭子「自分フィールドの極星、極神をゲームから除外し相手フィールドのカード一枚を破壊する！！」

蘭子「私はブラックフェザーを破壊！」

飛鳥「くっ！だがまだ終わらない！！ゼピュロスでトールに攻撃！！」

蘭子「なんだと！？」

飛鳥「そして墓地のボーラの効果発動！！」

飛鳥「このカードを除外することで自分のＢＦ一体は戦闘破壊されず、戦闘ダメージも0になる！！」

Ｐ（発動ダイミングも気にしない）

飛鳥「そして戦闘した相手モンスターを破壊する！」

蘭子「なに！？これではトールが…！」

飛鳥「いけゼピュロス！トールに攻撃だぁああ！！」

蘭子「く、トール…すまない……」

飛鳥「アーマードウィングでダイレクト！」

飛鳥「ダメージステップ。カルート効果発動！」

飛鳥「アーマードウィングの攻撃力を1400ポイントアップする！」
アーマードウィング
ATK2500→3900

飛鳥「ブラックハリケーン！！」

蘭子「ぐ…！」
LP4500→LP600

飛鳥「カードを二枚セットしてターンエンド」

蘭子（手札にあるのはヴァナディースとミーミルのみ……）

蘭子（次のドローで決まる……！）

紗南（後でミーミル抜いておこう）

蘭子「ゆくぞ！ドロー！！」

蘭子「ヴァルキュリア…？」

紗南「！！」

蘭子「なるほど…ヴァルキュリアを召喚！」

蘭子「相手フィールド上にカードが存在し、自分フィールドにこのカード以外のカードが存在しない場合」

蘭子「手札の極星モンスター二体を除外して効果発動！！」

蘭子「自分フィールドにエインヘリヤルトークン二体を特殊召喚！！」

蘭子「私はレベル４エインヘリヤルトークン二体にレベル２極星天ヴァルキュリアをチューニング！！」

蘭子「北辰の空にありて、全知全能を司る皇よ！今こそ、星界の神々を束ね、その威光を示せ！！シンクロ召喚！」

蘭子「降臨せよ！極神聖帝オーディーン！！」

飛鳥「この土壇場でこのモンスターか…！」

蘭子「オーディーンの効果発動！自分フィールドの神は魔法、罠の効果を受けなくする！！」

蘭子「インフルエンスオブルーン！！」

飛鳥「……」

飛鳥（僕の伏せカードはブラックバックとブラックリターン…）

飛鳥（プロデューサー…ブラックバックがリビデだったらなぁ……）

蘭子「バトル！！」

蘭子「オーディーンでゼピュロスに攻撃！！」

蘭子「ヘブンズジャッジメント！！」

飛鳥（完敗だ…）

飛鳥「ぐぁああああああああああ！！」ｽﾞｻﾞｰ
LP900→LP0

　　　　　　WIN!　蘭子


Ｐ（飛鳥も自分で吹っ飛んだ…）

飛鳥「いいデュエルだったよ。蘭子」

蘭子「楽しかった。ありがとう飛鳥ちゃん」

Ｐ「デュエルを通じて分かりあえたんだな。よかった」

紗南「さすがは遊戯王だね！」

Ｐ「ところで飛鳥」

飛鳥「なんだい？」

Ｐ「ブラックフェザーの効果は１ターンに一度だぞ？」

飛鳥「え？あっ…！」ｶｧｧ////

Ｐ「まぁ勝敗に結果は変わりはなかったから……」

飛鳥「うぅ……///」

Ｐ「さぁみんなもルールを守って楽しくデュエル！」

おわり

紗南「なんてこと、言うと思ったか！お前はまだまだだ！」

蘭子「え！？」

紗南「いや蘭子ちゃんじゃないよ」

飛鳥「そういえばなんで遊戯王はゲームでしないんだい？」

紗南「あーそれはね。最新のカードが無かったりするのもあるんだけど…」

飛鳥「だけど？」

紗南「ゲームだと欲しいカードとか貴重なカードが三枚デッキに入れて使える」

紗南「だけど、現実じゃそんなに欲しいカードばかり手に入るわけじゃない」

飛鳥「……」

紗南「でも手塩にかけて作ったデッキって思い入れが違うし、なぜか回りやすいんだよね」

紗南「それに……」ﾁﾗ



南条光「私は宝玉獣コバルトイーグルと焔虎と代打バッターでオーバーレイ！！」

小関麗奈「まちなさい！コバルトイーグルは鷹じゃないわよ！！」



紗南「みんなでやると楽しいしね！！」

飛鳥「そうだね……」

蘭子「うん！」


本当に終わり