承太郎「おれ以外全員女・・・?」 (316)
承太郎『おれの名前は空条承太郎。どこにでもいる普通の男子高校生だ』
承太郎『ただほんのちょっぴり平均より背が高かったり、スタンドが使えたりするだけのな』
承太郎『そんなおれの朝は、幼馴染みのやかましいモーニングコールで始まる』
チュンチュン・・・
承太郎(カーテン開けっ放しにしやがってまぶしいぜ・・・)
承太郎(やれやれもう一眠りするか)
ゴロゴロ
スパンッ
>>3子「承太郎ォー! 朝だよォー! 起きておきて!」
承太郎(ちっ小うるさいやつが来ちまったぜ)
承太郎『こいつは幼馴染みで同じクラスの>>3子』
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396324802
↑
やべ
スレたてる場所間違えた
速報初心者なんで不手際あったらご指摘願います
DIO子「まったくッ! 承太郎、きさまはこのDIOが起こしに来ないとすぐ二度寝しようとするなァ?」
承太郎「朝からキーキーとやかましいぜ」
DIO子「なにィ!? わたしの厚意で来てやってるというのに、なんという言い種だァーーー!!」
承太郎「頼んでねえ」
DIO子「承太郎、きさまァァァァァ!!!」
ヒョコッ
ホリィ「あら? 承太郎起きた?」
承太郎「なんだババア」
DIO子「おはようございますホリィさん」キリッ
ホリィ「あらDIO子ちゃん今日も承太郎を起こしに来てくれたの? ありがとう」ウフフ
DIO子「いいえ、これくらい幼馴染みなら当然のことです」ニコッ
承太郎「・・・・・・」
ホリィ「朝御飯できてるから居間にいらっしゃいね」
承太郎「今日は遅刻していくから飯はまだいらねえ」
DIO子「はい! すぐに着替えさせてつれていきます」
承太郎「テメー! 勝手に返事してんじゃあねえぞッ!!」
ホリィ「ウフフ、それじゃあ待ってるわね」
トタトタトタ・・・
DIO子「はーい」ニコニコ
承太郎「・・・・・・」
DIO子「・・・・・・」
DIO子「行ったか」
ガバアッ
DIO子「ホラ! さっさと布団から出て着替えんかッ!!!」グイイーーーッ
承太郎「オイ! 勝手に布団を剥ぐんじゃあねえッ!」
DIO子「ホリィの作った朝飯が冷める前に行かなくてはなるまい!」
承太郎「テメー、またウチで朝食食ってく気かッ! 家隣なんだから隣で食ってから来いッ!!」
DIO子「うちの妹たちののつくる飯はクソマズだからなァ・・・・・・朝から腹を壊したくないんだ」
承太郎「・・・・・・テメーの妹がつくってんのか」
承太郎『DIO子は三姉妹の長女だ。次女の名前は>>16、三女が>>18。DIO子たちの親は子供を残してイギリスに赴任してしまっているので、現在三姉妹で仲良く暮らしている。』
承太郎「いつもはテメーが作ってるはずだろ?」
DIO子「・・・なんかしらんが、突然次女が料理に目覚めてしまったのだ。おかげで朝食は次女がやるといって聞かぬ」
承太郎「そりゃあ災難だな」
DIO子「まったくだ」
ガバアッ
DIO子「ホラ! さっさと布団から出て着替えんかッ!!!」グイイーーーッ
承太郎「オイ! 勝手に布団を剥ぐんじゃあねえッ!」
DIO子「ホリィの作った朝飯が冷める前に行かなくてはなるまい!」
承太郎「テメー、またウチで朝食食ってく気かッ! 家隣なんだから隣で食ってから来いッ!!」
DIO子「うちの妹たちののつくる飯はクソマズだからなァ・・・・・・朝から腹を壊したくないんだ」
承太郎「!」
承太郎「・・・・・・テメーの妹がつくってんのか」
承太郎『DIO子は三姉妹の長女だ。次女の名前は>>16、三女が>>18。DIO子たちの親は子供を残してイギリスに赴任してしまっているので、現在三姉妹で仲良く暮らしている。』
承太郎「いつもはテメーが作ってるはずだろ?」
DIO子「・・・なんかしらんが、突然次女が料理に目覚めてしまったのだ。おかげで朝食は次女がやるといって聞かぬ」
承太郎「そりゃあ災難だな」
DIO子「まったくだ」
ヴァニラ・アイス
ヌケサク
承太郎『ちなみに、ヴァニラ・アイスはDIO子とは違っておとなしい美人だ。うちの高校の2年生で、よく校舎裏で告白されているのを目撃する』
承太郎『三女のヌケサクは見知らぬオッサンに誘拐ことが多々あるほどの美少女で、公園へ連れていってやるのも一苦労だ』
承太郎『・・・おれはこいつらのことを、実の妹のように思っている』
承太郎(DIO子とは違って可愛げがあるからな)
DIO子「ホリィさんの作るだし巻きたまご、すごくおいしいです」ニコニコ
ホリィ「あらまあ、ありがとうDIO子ちゃん」
承太郎「・・・・・・」モグモグ
ジョセフ「承太郎、承太郎」
承太郎「あ?」
ジョセフ「ショーユとってくれんか? ショーユ」
承太郎「今は両手が塞がってるんでな」
ジョセフ「なんじゃなんじゃ、朝から機嫌悪いのォ」
DIO子「これですね、ジョースターさん」スッ
ジョセフ「!」
DIO子「どうぞ」
ジョセフ「・・・・・・うむ、ありがとう」
DIO子「どういたしまして」ニコッ
承太郎「・・・・・・」
承太郎『じじいはDIO子のことが苦手らしい』
承太郎『コイツの猫かぶりに気づいているのかもしれねえな』
トタトタトタ・・・
>>23子「フアア~! よく寝たァ・・・」
ジョセフ「これ、>>子! そんなはしたない格好で居間にくるんじゃあない!」
承太郎『こいつはおれの姉の>>23子だ』
アヴドゥル
承太郎「Yシャツ一枚でフラフラするんじゃあねえ」
アヴ子「おやおや」ジッ・・・
承太郎「・・・?」
アヴ子「ハハハ、朝からわたしの生足を拝めて幸せだろう? それとも・・・」
アヴ子「童貞くんには刺激が強すぎたかな?」ウィンク
承太郎「・・・!!」
DIO子「!」ムカッ
DIO子「ア、アヴドゥルお姉さま! ジョースターさんの言う通りですよッ! せめてズボンくらいはいてきてくださいっ!」
アヴ子「DIO子はわたしに厳しいですな」
アヴ子「・・・どうして? 実の弟に生足を披露するのなんかマズかった?」ズイッ
アヴ子「もしかしてそれって・・・・・・」グググ
DIO子「やかましい! 顔が近いッ! それ以上このDIOに近づくなッ!!」
アヴ子「・・・嫉妬ですかな?」ニンマリ
DIO子「っ!!!」
DIO子「いいや! 女性としてフツーの指摘だッ!! じょ、承太郎はカンケーないねっ!!!」
アヴ子「ほおー」
DIO子「いいがかりはよせッ! まったく!」モグモグ
ホリィ「そうよ、パパとDIO子ちゃんの言う通りだわ。アヴドゥル、ちゃあんとおズボンはいてきなさい」
アヴ子「はあい」
承太郎(朝から気色悪いぜ)
承太郎『こういうくだらないやり取りをしつつ、朝食をすませまる。日課みてえなもんだ』
承太郎「しかたねえから今日はマジメに学校いくぜ」
DIO子「・・・あたり前だ」
トコトコトコトコ
ヌシヌシヌシヌシ
承太郎「・・・・・・」
DIO子「・・・・・・」
承太郎「・・・・・・?」
承太郎(・・・・・・今日はやけに静かだな、コイツ)
承太郎(なんか悪いもんでも食ったか?)
承太郎「おい」
DIO子「なんだ」
承太郎「・・・・・・気味悪ィからなんか喋れ」
DIO子「なんかってなんだ?」
承太郎「なんでもいいだろ。いっつもくだらねーことくちゃくちゃ話してんだからよ、なんかあるだろ」
DIO子「な!」ムッカーーッ
DIO子「くだらないとはなんたくだらないとはッ!」
承太郎「おうおう、それだそれ」
DIO子「・・・まったく。わたしをからかうんじゃあない!」プイッ
承太郎「あ・・・」
DIO子「・・・・・・」
承太郎(・・・・・・またソッポ向いちまった)
承太郎(チッ、調子狂うぜ)ボリボリ
DIO子「・・・・・・ところで承太郎」
承太郎「あ?」
DIO子「今日の放課後・・・・・・ちょっ」
>>39子「あら? 承太郎にDIO子ちゃん、おはよう」
承太郎「おう」
DIO子「!」
承太郎『こいつはクラスのアイドル的存在の>>39子だ』
マライア
3部縛りなのか...?
>>45
好きにしろ
モブでもいい
承太郎『マライアは男女ともに人気のあるやつだ。その優しげなタレ目で、人を魅了しているようだ』
マライア「今日はいい天気ね、フフフ」
承太郎『かくいうおれもマライアで抜いたことがある』
DIO子「DIO子・・・ちゃん?」
DIO子「・・・DIO子ちゃん・・・だと?」ゴゴゴ
マライア「は!」
DIO子「このDIOに対して『ちゃん』付けとはいい身分になったもんだなァ~! マライアよ」ゴゴゴゴゴゴ
マライア「も、申し訳ありませんDIOさま・・・・・・つい!」
承太郎「・・・・・・」
承太郎『ちなみにDIO子はうちの学校の誰よりも【強い】ので、番長的な存在だったりする。やれやれだぜ』
承太郎(・・・・・・女だからって調子にのりやがる)
マライア「と、ところでDIOさま」
DIO子「なんだ」
マライア「今日もお二人で登校ですか、仲がよくって羨ましいですね」
DIO子「!!!////」カァーーーッ
DIO子「べ、べつに好き好んで一緒に登校してるわけじゃあないんだからな! か、勘違いはやめろよ!」
承太郎「まったくだぜ」
マライア「へえー」ニコニコ
DIO子「ふ、ふんっ!」
マライア「じゃああたしも、一緒に登校させてもらっていいわね?」
DIO子「何ィ!?」
マライア「あら、やっぱりお邪魔だった?」
承太郎「構わねえぜ」
DIO子「そ、そうだ。遠慮することはないぞ、マライア」
DIO子「・・・・・・」
マライア「なんだか悪いわね」
承太郎「そうでもねえ」
DIO子「・・・・・・ああ」
承太郎「朝からちゃんとした女が見れるってのは悪くないな」
DIO子「きさま! このDIOを前によくもそんなことを言えるなァ~!?!?」
承太郎「てめーみてえなうるさいやつは女とは言わん」
DIO子「なにィ~~~ッ!?」
承太郎「悔しかったらもう少し淑やかにしてみたらどうだ」
DIO子「きさまに言われるまでもなく、わたしは淑女だッ!!」
承太郎「本気で言ってるのか・・・? 英国紳士も裸足で逃げ出すぜ」
DIO子「それ以上わたしを愚弄するなよ承太郎ォーーーーッ!」プッツーン
マライア「ま、まあまあDIOさま落ち着いてッ!」ドウドウ
>>64「朝から元気だな」
承太郎「>>64」
承太郎『こいつはおれのマブダチの>>64だ。』
ポルナレフ
承太郎『ジャンヌ=ピエール・ポルナレフ。ちょっとばかり髪型が特徴的なフランス人帰国子女だ』
承太郎『口は悪いが情に厚いいい女だ。オッパイもでかい』
ポルナレフ「毎朝そんなことしててよく飽きねえよなァ」タユンッ
承太郎「好きでやってるんじゃあねえ。こいつがいちいちからんできやがるのが悪い」
DIO子「このDIOのせいにするのはやめろ」
承太郎「実際そうだろうが」
ポルナレフ「へえへえ」
マライア「おはようジャンヌ」
ポルナレフ「おう、おはよー」
DIO子「ごきげんよう」
ポルナレフ「さて、じゃあオレもハーレムに混ざろうかな!」
承太郎「ハーレムだァ?」
DIO子「なっ! だめだだめだあっちへ行け!!」
マライア「あらどうしてよ?」
DIO子「ハーレムだなんてバカみたいなことを言うやつとは一緒に歩きたくないぞ」
マライア「でも、事実ハーレムでしょ? ねえ承太郎」
承太郎「どこがだ?」
DIO子「ホラ! まったく・・・・・・くだらんことを言うやつはこうだ!」
ザ・ワールドッ!!!!
マライア・ポルナレフ「」ピキーンッ
承太郎「!」
DIO子「フフフ」
承太郎「てめえ・・・」
DIO子「今のうちに行くぞ」ニヤリ
承太郎(くだらねー使い方しやがって)
承太郎『おれとDIO子のスタンドは似ている。だからこうして、止まった時の中で一緒に動くことが可能だ』
承太郎『【時止め】は都合が悪くなったり、嫌なことを回避するのに便利だ』
承太郎『だがDIO子はこれを悪用して、他人にイタズラすることがしょっちゅうだ』
承太郎『止めても言うことをきかないから仕方ねえ。やれやれだぜ』
DIO子「ウグッ・・・」
承太郎「まずいな、校門前に風紀委員が、たってやがる」
DIO子「スカートたけのチェックまでしているな・・・」
承太郎「おら」
DIO子「なんだ? お、おすな承太郎」グイグイ
承太郎「テメーから行けよ」
DIO子「断る」
承太郎「いいから行け」
DIO子「命令しても無駄無駄ァ!」
承太郎「お願いすればいいのか」
DIO子「そういう問題じゃあないッ! きさまの魂胆は読めている」
承太郎「言ってみろ」
DIO子「このDIOをエサにすり抜ける気だな!? 女を盾にするとは男らしくないぞ承太郎ッ!!」
承太郎「・・・・・・レディーファーストってやつだぜ」
DIO子「使いどころが違うだろう」
>>76「なにをわちゃわちゃやっているの?」
DIO子「げ! 委員長・・・」
承太郎『この女はクラス委員長の>>76だ』
ミラション
ポルナレフはFFのリュックで再生すればイける
ミラション「朝っぱらからバカみたいに騒いじゃってさァ~~」
DIO子「こ、このDIOを承太郎が押すのだ」
DIO子「ぐいぐい! ホラ、こうして! ぐいぐい!」
承太郎「・・・・・・」
ミラション「・・・・・・あ、そォ」
DIO子「わかってもらえたかな? 騒いでたわけじゃあないんだ」フゥ
ミラション「生徒手帳出して」
DIO子「は?」
ミラション「スカート丈短すぎ。規定の20センチは上ねェ」
DIO子「なにを言ってる」
ミラション「あらァ、知らなかった?」
承太郎「・・・・・・まさか」
ミラション「そ。あたし、風紀委員も兼ねてるのよ」
承太郎「見つかっちまったら仕方ねえな」
DIO子「ウヌヌ・・・」
ミラション「スタンドで逃げたりしたら減点2倍にするわよ」
DIO子「こ、このDIOがァァァァァァァァァッ!!!!」
承太郎「じゃあな、先行ってる」
DIO子「ハッ!」
DIO子「まてまて! 承太郎も学ラン改造してるのだぞ! あいつはいいのか!?」
ミラション「ラッキーなことに、今日は女の子だけのチェック日なのよねェ」
ミラション「・・・そのかわり、キッチリ細かァ~~く指導が入るのよ」フフフ
DIO子「な、なにィ~~!?!?」
DIO子「あ・・・・・・承太郎きさま気づいてたなァァァァ!?」
DIO子「おのれ承太郎ォーーーーッ!」
ヌシヌシ
承太郎(やっとウルセーのと離れられたぜ)
この学園の方の元ネタなんだよ
読みてーよ
オハヨー イチゲンメナニー? エーワカンナーイ
ガヤガヤ ガヤガヤ
承太郎「・・・・・・」
承太郎(やれやれ、これでとりあえず教室までは静かでいられるな)
承太郎(DIO子のやつ、そろそろおれ離れしてもいいものを・・・・・・下手すると始終べったりなのは困ったもんだ)
承太郎(おれは・・・・・・あの偉そうなドヤ顔がムカつくんだろうな)
「あの・・・・・・上靴、はかないの?」オズオズ
承太郎「?」
「あっ・・・えっと・・・・・・動かないから、どうしたのかなァって思って」
「具合っ・・・とか、悪いのかな・・・?」
承太郎「・・・てめーには関係ねえだろ」
「!」
「あ、そ、そうだよね・・・・・・エヘヘ。いきなり話しかけてごめん」
承太郎(・・・・・・?)
承太郎(知らないヤツかと思ったら、同じクラスの>>93か)
花京院
承太郎『花京院典子。こいつ・・・・・・影薄いから忘れてたぜ』
花京院「そ、それじゃあ、失礼するよ」ソソクサ
承太郎「おい花京院」
花京院「!」
花京院「ぼくの名前・・・」
承太郎「名前がどうかしたか?」
花京院「覚えててくれたのか・・・・・・フフフ、嬉しいな」パアァァッ
承太郎(今思い出したとはとても言えねえな)
承太郎「・・・・・・ずいぶん他人行儀じゃあねえか」
花京院「えっ?」
承太郎「この間、試験の時消しゴム貸してくれただろう」
花京院「そ、そんなことあったっけ?」シロドモドロ
承太郎(わかりやすいやつだ)
花京院「・・・・・・で、でも・・・・・・それも覚えててくれたんだ・・・嬉しくて死んじゃいそうだ////」カァーーーッ
承太郎「ん? なんか言ったか?」
ソロリ・・・
「じょーたー・・・」
ポルナレフ「ろうッ!!!」ガバッ ボインッ
承太郎「!」
花京院「!?」
承太郎「うっとおしい! 後ろから抱きつくんじゃあねえ!」
ポルナレフ「つれねーこと言うなよ、オレらの仲だろォ! DIO子と一緒にさきに行っちゃうしよォーー! 寂しかったぜ」
承太郎「テメーがそんなタマかよ」ゴツッ
ポルナレフ「イテッ!!」
花京院「・・・・・・」ジッ
ポルナレフ「お? 花京院おはよーッ!」
花京院「おはようポルナレフ」
ポルナレフ「珍しいな、承太郎が花京院と話してるなんてよォ」
承太郎「こいつが後ろから声かけてきただけだ」
ポルナレフ「へえ」チラッ
花京院「・・・・・・////」ソラシッ
承太郎「まあ、この間の席替えで席も近くなったしな」
ポルナレフ「ほお・・・」
花京院「な、なんだよ。言いたいことがあるならハッキリいえ」
ポルナレフ「いーや、ぶうえっつにィーー?」
花京院「・・・・・・こいつ」
ポルナレフ「ま、頑張れよ花京院」ニヤリ
花京院「・・・!!!!」
ポルナレフ「DIO子に目ェつけられたらオレに言えよ?」ポンポン
花京院「ば、ばかにするなッ! きさまの手は借りんッ!!////」バッ
ポルナレフ「ワハハ! おもしれー!」
承太郎「おいやめろ、からかうんじゃあねえ」
花京院「じょ、承太郎・・・////」カァァァ
承太郎「・・・・・・『承太郎』?」
花京院「アッ! ご、ごめん・・・ポルナレフがそうよんでるからつい・・・」
マライア「みんな、こんなとこでなにやってるの?」
ポルナレフ「おっせーぞ、マライア」
マライア「ポルナレフが早いんじゃあない! 少しくらい待ってくれてもいいのに」
ポルナレフ「へへ! 悪い悪い!」
マライア「もう」
生徒1「マライアちゃんおはよー!」
生徒2「おはよー!」
マライア「おはよ」ニコッ
花京院「・・・・・・」チラッ
承太郎「おめーらがやかましいからDIO子がキレてスタンドを使ったんだぜ。もうからかうのやめてやれよ」
マライア「ごめんなさいね」
ポルナレフ「あいつからかうとおもしれーからさァ」
花京院「・・・・・・」
花京院「ぼ、ぼく先に行ってるね」
ポルナレフ「? おう」
トタトタトタトタ・・・
マライア「シャイなのね」
承太郎「みてえだな」
ポルナレフ「・・・・・・なんか気にさわったかな?」
「承太郎ォーーーーッ!」
DIO子「このDIOをはめるとは大したヤツだなァ!!!」ババーーーンッ
ポルナレフ「早えーな。さっきまで校門で捕まって涙目になってたじゃあねえか」
承太郎「逃げ出してきたか」
ワイワイガヤガヤガヤ
ガタガタッ
女子生徒1「おはようJOJO」
女子生徒2「今日もカッコいいわねJOJO」
承太郎「・・・・・・」
DIO子「やかましい! 気安く話しかけるんじゃあないッ!」
女子生徒1「キャ! DIO子さんよ!」
女子生徒2「今日も怖いわねェ」
女子生徒3「JOJO、あんな人たちほっといて行きましょう。わたしが席まで連れていってあげるわ」
女子生徒2「ぬけがけしてんじゃないわよこのドブスッ!」
女子生徒3「んま! なによこのペチャパイッ!」
ブスブスブスブスブスブスブスブス
ペチャパイペチャパイペチャパイ
女子生徒1「アラッ!? JOJOが消えたわ?」
DIO子「フン、毎日毎日飽きもせずよく群がる」
承太郎「・・・てめーも似たようなもんだろ」
DIO子「わたしとあの発情期のメスどもを一緒にするな」
キィーンコーンカーンコーン
承太郎(おれにとってはやかましいヤツはみんな一緒だぜ)
承太郎「!」ボスッ
>>108「ハァイ、空条ッ! 立ってないで座んなさい」
承太郎「・・・・・・このアマ」
承太郎『オレの頭を出席簿で叩いたこの女は、うちのクラスの担任の>>108だ』
ペットショップ
承太郎『鳥だからといっても、教師は教師だ。ばかにしたらスタンド攻撃を食らわせてくるからやっかいだぜ』
承太郎『まあ、基本なにしゃべってるかわかんねえからな。他のクラスの生徒がバカにしたくなる気持ちもわからんでもない』
ペットショッ子「クエーッ」
『ほら、座った座った!』
承太郎「あ? なんだ?」
ペットショッ子「クエックエーーッ」バッサバッサ
『なんだ、じゃあないでしょう! まったく空条は利かん坊なんだから』
承太郎「言ってる意味がわかんねえ」
花京院「承太郎、承太郎」コソッ
承太郎「?」
花京院「たぶん、席に座れって言ってるんじゃあないかな。ほら、ホームルームの時間だし」
DIO子「でかい図体でいつまでも突っ立ってるんじゃあない」
承太郎『うちのクラスにホームルームなんて無意味なもの必要ないが、なにしろやらないと担任が文句を言いやがる。やれやれだぜ』
ペットショッ子「クエックエッ」
『はい、じゃあ出席とるわよォ!』
ペットショッ子「クエッ」
『花京院典子さん』
花京院「はい!」
ポルナレフ「よし、出欠確認が始まったか」
マライア「まったく・・・・・・毎朝大変ね」
ペットショッ子「クエッ」
『生徒1くん』
生徒1「はい」
承太郎『こうして、おれのくだらない学校生活が始まる。毎朝こうだ』
承太郎『楽しいことが起きればいい、だのと能天気なことは言わないが・・・』
承太郎『さすがにこうも代わり映えがないと飽きてくるぜ』
DIO子「それはゼータクというやつだぞ、承太郎」ビシッ
承太郎「あ?」
DIO子「確かに刺激が足りんかもしれん。充実感がないのだろう。しかし・・・」
DIO子「それはすべてきさまが招いたことなのだ」
承太郎「おれが・・・?」
ポルナレフ「部活とか委員会とかバイトとか、高校生活を謳歌しようとしてないからだろ」
ポルナレフ「あ、星型ニンジンいただき」ヒョイッ
DIO子「まて! それは承太郎のヒトデさんだポルナレフッ!!!」ガタンッ
DIO子「それとわたしの言いたいことを横から奪うんじゃあない!」
マライア「もったいつけすぎなんですよ、DIOさまは」モグモグ
DIO子「ウウ・・・そんなことはないはずだが」
ポルナレフ「ハンバーグも食べていいか?」
DIO子「きさま・・・ッ!」
DIO子「それはわたしが承太郎のために作ってきた弁当だぞッ! さっきから人のものばかり取って・・・ッ!」
ポルナレフ「また作ればいいだろォ」ムッシャムッシャ
DIO子「厚かましいッ!!」
DIO子「承太郎もなんか言え!」
承太郎「部活は今さらって感じだな。バイトか・・・」
DIO子「ちがう! そっちじゃあない!」
マライア「バイトね・・・・・・」
マライア「いいところ、紹介してあげましょうか?」ニコッ
承太郎「いいところ?」
DIO子「へんな場所じゃあないだろうな? もしそうならこのDIOが許さん」
ポルナレフ「うっとおしいやつだなー」
マライア「ええ、承太郎がほんとにしたいなら」
承太郎「・・・・・・考えておくぜ」
DIO子「承太郎! いかがわしいのはダメだぞ! ホリィも悲しむからな、な!」グイグイ
承太郎「やかましい、揺らすな」ガクガク
ポルナレフ「過保護なお姉さまですこと」
DIO子「ほっとけ」
ガラガラガラーッ
生徒3「え? ・・・・・・あ、はいっ!」
マライア「・・・?」
生徒3「DIOー! お客さんだぜー!」
DIO子「?」
DIO子「このDIOは食事中だ。こっちまで来させろ」
生徒3「だってさ、大丈夫?」
「ええ」
スタスタスタ・・・
アイス「DIOお姉さま・・・」
DIO「なッ! ア、アイス!?」ブオッ
ポルナレフ「汚なッ! 口のなかのモン飛ばすな!」
承太郎「おう、どうした?」
アイス「・・・・・・」プイッ
マライア「あら、嫌われてるんだね。珍しい」
承太郎「・・・・・・おう」
DIO子「な、なにしに来た・・・ッ!」
アイス「なにって・・・」
アイス「今日のお昼は、一緒に食べる約束したじゃあないですか。変な姉さま」クスクス
DIO子「してない」
アイス「え・・・」
DIO子「きさまが勝手に決めただけだ。わたしは了承していない」
アイス「・・・そ、そんな・・・」ヨロッ
アイス「せ・・・・・・せっかく手作りのお弁当作ったのに・・・・・・DIO姉さまのために・・・」
アイス「朝4時から起きて作ったのに・・・・・・」フラフラ
DIO子「ウウッ・・・余計な世話だと言っている・・・ッ!」
マライア「あら、それなら行ってきていいですよDIOさま」
ポルナレフ「実の妹に対してずいぶん冷たいのな」
DIO子「じょ、承太郎・・・」
承太郎「行ってくればいい」
DIO子「!!!!」
DIO子「やつの作ったものはクソマズだと言っただろう!? このDIOに腹を壊せというのか!?」コソコソッ
承太郎「長女の務めだろうが。一言いってやればいい。死ぬほど不味いと」
DIO子「マヌケ! 言った結果がこのお弁当攻撃なんだッ! 逆に、もっと頑張るとはりきってしまうんだアイスはッ!!」
DIO子「頼む、引き留めてくれ!!」
承太郎「・・・・・・」
DIO子「・・・・・・」
承太郎「・・・今朝、なにか言いかけたよな?」
DIO子「は?」
承太郎「それ、言えよ今」
DIO子「な、なに言ってる!? この状況で? イカれてるのか!?」
承太郎「いいから言え」
DIO子「断るッ! こんなところで言うような話じゃあない。そもそも、このDIOに命令するとはきさま、いい度胸をしているな」
DIO子「ンッンー! それともなにか? きさま、勘違いしてチョーシにのっているのか? このDIOが大人しくきさまの言うことをきくと、思っているのだろう」
DIO子「いい機会だからはっきり言わせてもらうが・・・・・・きさまは下! わたしは上! この関係はかわらんのだッ! 覚えておけよ、承太郎ォ」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「・・・・・・そうか」
アイス「さ、行きますよDIOさま。そうですね、中庭でお花見ながら食べましょうか」ルンルンッ
ズルズルズル
DIO子「ウオオオオオオオオッ!!! 承太郎きさまァァァァァァッ!!!」ズルズル
アイス「あ、逃げようなどと思わないでくださいよ、フフフ・・・すぐ追いかけますからね。・・・・・・どこまでも」
DIO子「裏切り者オオオオオオオオッ!!!」
ガラガラピシャンッ
ポルナレフ「あのDIOを引きずっていきやがった・・・・・・すげえ妹だな」
マライア「愛されてるわね、DIOさま」
承太郎「少しは姉らしくするといいんだぜ」
ガタンッ
ポルナレフ「ン? どこ行くんだ、承太郎?」
承太郎「腹ごなしに出てくる」
マライア「そお、いってらっしゃい」
ポルナレフ「オメーも落ち着きねえなあ」
1・中庭の温室
2・屋上
3・図書室
4・渡り廊下
5・職員室
>>129
3
承太郎(さて・・・・・・DIO子のやつもいないし、午後はこのまま授業さぼって)
承太郎(・・・・・・昼寝するぜ!)
承太郎(とはいったものの、保健室・・・は入れてもらえねえし)
承太郎(屋上も・・・・・・最近カギかけられてるしな)
承太郎(・・・・・・)
承太郎(旧図書室にするか)
承太郎(新図書室が出来てから、旧図書室はほぼ無人の書庫みてーなもんだってだれか言ってたしな)
承太郎(他人に邪魔されずに眠れそうだぜ)
ガラガラッ
シィーーン
承太郎(よし、だれもいねえな)
承太郎(・・・・・・図鑑でも開きながら寝るか)
カツカツ
承太郎(いっぱいあるな。戦艦か・・・貨物船もいいが、たまにはこういうのも見てみるか)
ペラッ
承太郎「!」
承太郎(本棚の奥に誰かいるな・・・)
承太郎「・・・・・・誰だ?」
「・・・・・・」
承太郎「・・・おいッ!」
「ウワッ!!」
バサバサバサーッ
承太郎「!」
花京院「び、びっくりした・・・・・・脅かさないでくれ、承太郎」
承太郎「・・・花京院か」
花京院「あー・・・」
花京院「そうか、イヤホンで音楽聞いてたから気づけなかったんだ・・・・・・」
花京院「ぼくの方が悪かったかな、ごめんね」
承太郎「ここでなにしてる?」
花京院「えっ! ど、読書だよ」
承太郎「・・・こんな本棚の隅っこでか?」
花京院「落ち着くんだ、狭いところ。・・・音楽聞きながら本読むのもね」
承太郎「ほお」
花京院「・・・・・・」
承太郎「・・・・・・」
花京院「・・・・・・」
承太郎「・・・・・・」
花京院「あ、あの・・・」
承太郎「・・・あ?」
花京院「あ、あんまりじろじろ見ないでほしいな・・・」
承太郎「!」
花京院「そのっ・・・きみに見られるの、慣れてないから・・・・・・恥ずかしくって・・・////」モジモジ
承太郎「・・・・・・慣れたらジロジロ見ていいのか?」
花京院「えっ・・・!////」カァーーーッ
花京院「そっ・・・! ちがっ・・・! ・・・ええ??////」
承太郎「冗談だ」
花京院「じょ、冗談・・・////」
承太郎「・・・・・・」
花京院「・・・・・・////」
花京院「・・・ひ、ひどいやつだな、君は///」ウウッ
承太郎(こいつ面白えな)
花京院「承太郎こそ、ここになにしに来たんだい?」
承太郎「ン?」
花京院「きみは普段本なんて読んだりしないだろ?」
承太郎「・・・普段?」
花京院「・・・・・・って、ちがう!」
花京院「い、そ、そんなイメージだっから! アハハ」
花京院「す、ストーカーとか、監視とかしてるわけじゃあないから安心して・・・ッ!////」
承太郎「・・・おう」
ジョータロー・・・ッ!!!
花京院「!」
花京院「な、なんか・・・呼ばれてるみたいだけど・・・?」
承太郎「チッ、DIO子のやつまた逃げてきたな・・・」
花京院「あ・・・」
花京院「DIO子・・・・・・さんか・・・」
花京院「な、仲いいよね・・・」
承太郎「隣に住んでるからな」
花京院「え! お隣さん同士なの・・・?」
承太郎「ああ、小さいときから一緒だ。兄弟みてえなもんだな」
花京院「そ、そうなんだ・・・・・・」
花京院「・・・・・・いいなあ、羨ましい」
承太郎「・・・・・・」
花京院「あ、えっと・・・な、なんでもないよ! エヘヘ」
承太郎ォォォ! どこだ承太郎ォォォ!
承太郎「・・・近いな」
花京院「いってあげなよ」
承太郎「ああ、うるさいからな。そうするぜ」
花京院「・・・・・・」
花京院「・・・あ、あの! ぼく大抵お昼はここにいるから・・・ッ!」
承太郎「あ?」
花京院「・・・・・・」
花京院「・・・なんでもない。行ってくれ」
承太郎「おう。またな花京院」
花京院「・・・うん」
ガラララッピシャンッ
花京院「・・・・・・」
花京院「・・・・・・じょ」
花京院「・・・じょ、承太郎といっぱい話しちゃったあああああああッ!/////」ワァァァッ
花京院「・・・どうしよう、ぼく、変なこと言わなかったよね? 大丈夫だったかな!?」
花京院「・・・・・・これはやばいぞポルナレフッ! 電話電話ッ!」イソイソ
花京院「・・・あ、もしもしポルナレフ? 聞いてくれよ、今なにがあったと思う?!」
1・DIO子と会う
2・屋上
3・職員室
4・渡り廊下
>>139
2
承太郎(ウッ! すげえ形相だぜ)
DIO子「フーッ! フーッ!」
承太郎(・・・今出てったら血を全部奪われちまいそうだな)
DIO子「承太郎ォーー! 怖がらなくてもいいじゃあないか、出てこいよォ・・・!」フーッフーッ
承太郎(・・・やはりヤツの気が収まるまで逃げるとするぜ)
承太郎(図書室はもう戻れねえし・・・・・・)
承太郎(・・・・・・屋上の入り口で座ってやり過ごすか)
承太郎(外に繋がってる場所なのに、相変わらず陰気くせーところだぜ)
承太郎(・・・電球がないからか?)
ドサッ
承太郎(DIO子のヤツも困ったもんだぜ。いつになったら落ち着くだろうか)
承太郎(・・・・・・)
承太郎(・・・・・・暇だな、寝るには横になるスペースもねえし)
承太郎(・・・・・・ン?)
承太郎(屋上のカギがあいてやがる。誰かが壊したんだな)
キイッ
けいちょう
あかん・・・虹村さんじゃあないすか・・・
形子「承太郎か・・・フフフ、タバコでも吸いに来たのか?」
承太郎『虹村形子。女のくせに学ランを着やがる息なヤツだ。いつの間にかなつかれた舎弟からは、姉貴だか兄貴だか呼ばれている。本人もまんざらじゃあなさそうだ』
承太郎『美人かもしれねえが、スレンダーすぎるのが珠にキズってやつだぜ』
形子「悪い子だな」
承太郎「テメーも人のこと言えねえだろ」
形子「確かにそうかもなァ」
形子「・・・ライター欲しいか?」
承太郎「・・・・・・追われてるんだ」
形子「ン? ああ、またDIO子か」
承太郎「・・・・・・」
形子「オメーもやかましいのにばっか好かれて大変だな」
承太郎「テメーだって女から騒がれるくせによく言うぜ。女だってのに」
形子「・・・・・・騒がれるのは嫌いじゃあない」フフ
承太郎「おれはやかましいのは嫌いだぜ」
形子「騒がれるうちが華だぞ」
承太郎「華なんかいらねえな」
形子「それは・・・・・・」
形子「うちの弟が聞いたら泣いて羨みそうな発言だな」クスクス
承太郎「・・・・・・」
形子「騒がれるのは嫌いか」
承太郎「おう」
形子「【彼女】なら、平気?」
承太郎「・・・は?」
形子「だからァ、彼女がうるさいだけなら平気なのかって聞いてるンだよ」
承太郎「・・・・・・おれの話聞いてなかっただろう」
形子「え? 話って?」
承太郎「うっとおしいのが嫌なのに、彼女なんか作るはずねえだろッ!」
形子「・・・ン?」
形子「アレ? え?」
承太郎「なんだよ」
形子「だってオメーよォ・・・」
承太郎「・・・?」
形子「すでにDIO子と付き合ってんじゃあなかったっけ」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「は?」
形子「・・・・・・だから、DIO」
承太郎「やめろ、それ以上ふざけたことを言うんじゃあねえ」
形子「え、でも・・・だって・・・・・・」
形子「・・・・・・デマ?」
承太郎「あたりまえだろ」
形子「なんだ・・・」
承太郎「DIO子はただの腐れ縁だ。幼馴染みだから一緒に居るだけだ」
承太郎「まさか、噂でもあんのか?」
形子「いや、オレが勝手に勘違いしてただけだ悪いな」
形子「じゃあ、今はフリーってわけだ」
承太郎「・・・・・・そのチャラチャラした言い方はやめろ」
形子「案外細かいなオメー」
形子「・・・・・・じゃあ」
承太郎「おう」
形子「オレが彼女になってやろうか?」
承太郎「・・・・・・!」
形子「・・・・・・」
承太郎「・・・・・・」
形子「・・・・・・」
形子「なんてな!」ニコッ
承太郎「・・・・・・驚かすな、殺すぞ」
形子「物騒なこと言うんじゃあねえよ」
形子「なんで彼女作んないんだよ」
承太郎「あ?」
形子「テメーだったら選り取りみどりだろ?」
承太郎「あんなやかましいやつらは御免だ」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「・・・・・・理想の女がいねえからな」
形子「理想?」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「おれは付き合うなら、大和撫子がいいんでね。だがそんなやつは・・・・・・」
形子「いるかよ今時」
「それって・・・」
DIO子「わたし
〉のことじゃあないか」
花京院「ぼく
DIO子「・・・・・・」
花京院「・・・・・・」
DIO子・花京院「ン?!」
バッ
DIO子「きさま! いつからそこにいた!?」
花京院「きみこそ! なんだって屋上の入り口なんかにいるんだ!?」
DIO子「わたしは承太郎を探してここまでたどり着いたのだッ! 貴様はどうなんだ!?」
花京院「ぼ、ぼくはたまたま通りかかって・・・」
DIO子「嘘をつくんじゃあないッ!」
花京院「う、嘘なんかついてない・・・」
DIO子「ほお」
DIO子「・・・ならば、このDIOの目を見て言ったらどうなんだ?」
花京院「や、やめてくれッ! それ以上近づくなッ! ぼくは潔癖症なんだ」
DIO子「潔癖・・・・・・」
DIO子「こ、このDIOが汚いとでも言うのか!?」ムッカーーッ
花京院「そういうんじゃあない、いいからどいてくれよ!」
DIO子「退かん! こうなったら意地でも退かないぞ」
花京院「きゃ! やめろ! 触るな!」
DIO子「安心しろ、安心しろよ・・・・・・花京院」グイグイ
花京院「ほんとに、なんてうっとおしいやつだ・・・ッ!」
DIO子「コッチヲミローッ!」
花京院「こ、こうなったらぼくだって意地でも目を合わせないぞッ!!」
DIO子「ヌヌヌ! ずるいぞッ! 目をつぶるなッ!」
ピッピーーッ
花京院・DIO子「!」
ミラション「そこのアホ二人、そんなところでなにやってんの? さっさと降りて来なさいよォ!」ピーッ
DIO子「・・・ホイッスル?」
花京院「委員長ッ! ぼくとこいつを一緒にしないでくれッ! アホはこいつだけだ」
DIO子「なッ・・・!」
ミラション「なんでもいいワ。授業始まってるの。強制連行よ」
DIO子「それは困る」
花京院「ぼ、ぼくもDIO子が動かないなら行かない」
DIO子「は?」
花京院「・・・じょ、承太郎が来るまで待つつもりだ////」
DIO子「はァァァァ!?」
DIO子「本性を現したなこのストーカー女ッ!!!」
花京院「す、ストーカーって・・・ッ! きみと承太郎を二人っきりにしたくないから待つって言ってるだけだろう! 飛躍しすぎだよ」
DIO子「ええいうるさい! このDIOにはすべてまるっとお見通しよッ! ストーカー!」
花京院「ストーカーじゃあない!!」
ミラション「わかったから、話は後で聞くから! いいから来いッ!!」
ワーワー ギャアギャア
形子「・・・・・・やっぱり大変だな」
承太郎「花京院まで・・・なにやってんだあいつら」
形子「行ってやれよ」
承太郎「・・・・・・おう」
今日はここまで
安価つきあってくれてありがとう
承太郎『もちろん、大和撫子なんぞいないことはわかっている』
承太郎『 だが、理想は高く持つ方がいい。妥協して変な女と付き合うよりはマシだ』
イチャイチャ
イチャイチャ
生徒1「まーた教室でいちゃつきやがって」
生徒2「ケッ、見苦しいんだよなァ」
女子生徒1「でも、あそこまで堂々としてるともう逆に気にならないわよね~」
女子学生2「楽しそうだしねェ」
ポルナレフ「いや、見てるオレらは不快だけど」
イチャイチャ
イチャイチャ
>>162子「だーりん♪」
>>164「なんだいハニー♪」
イチャイチャ
承太郎『あれは、うちのクラスの名物カップルの>>と>>だ』
セッ子
チョコラータ
チョコ「よぉお~~~~~~~~しッ!よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし」
ワシャワシャワシャ ナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデ
セッ子「うあああっ うおっ おああっ」
ナデナデナデナデナデナデナデナデ
チョコ「かわいーなァ! セッ子はほんと~~~っにかわいい!」
チョコ「かわいいからごほーびやるぞ」スッ
セッ子「!」
セッ子「おおおおあっ! うおおおおおっ!!」フラフラ
チョコ「ホラ、角砂糖だ。何個食いたい?」
セッ子「えーと・・・・・・ええーっと・・・ッ!!」
チョコ「2個か?」
セッ子「ええ~~~ッ!」
セッ子「やあああああだぁあああああああ! もォ~~~~ッと!」ジタバタ
チョコ「・・・・・・」
チョコ「うそだよ! 5個投げてやろう!」ニッ
セッ子「うへーー!」ニコォーーーッ
チョコ「そーれ」ヒョイッ
セッ子「♪」バクウッ
ポイポイポイポイ
バクウッバクバクバクウッ
チョコ「良お~~~~し! よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし!」
セッ子「ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ」フヘヘェ
ナデナデナデナデナデナデナデナデ
ポルナレフ「オエー! 女同士ってことよりもよォ、あのやり取りが気持ちワリーぜ!」
マライア「・・・・・・」
セッ子「うひひひひひひ」ニコニコ
承太郎『幸せそうな奴らの顔を見ると、羨ましく思うときもある』
承太郎『・・・・・・彼女とやらができれば、おれもこの退屈な毎日に終止符を打てるのかもしれん』
承太郎『さすがにあんなふうにはなりたくはないが・・・・・・』
ペットショッ子「クエクエッ」
『席につきなさああい!』
ミラション「はあい、席ついてくださァ~~い!」パンパン
ザワザワ
ミラション「ロングホームルームやるわよォ、時間おしてるンだからはやくしなッ!!」
ミラション「今日の議題はあ~・・・」
承太郎(・・・いや、なにを考えているんだおれは)
承太郎(理想の女じゃあなかったら【彼女】なんかにしても面倒でうっとおしいだけだ)
承太郎(彼氏や彼女がいなくても充実しているやつはたくさんいるしな)
承太郎(・・・まてよ)
承太郎(そもそも、『高校生活を謳歌すれば毎日が楽しい』なんて保障はどこにもねえじゃあねえか)
承太郎(あやうくDIO子やポルナレフに流されるトコだったぜ)
ガバッ
ポルナレフ「はーい! 承太郎が立候補しまーす!」ムギュッボインッ
承太郎「!」
承太郎「おい、なに人の手をつかんでかってに挙げやがる」
ポルナレフ「ついさっきヤりたいって言ってましたー」ボボイン
承太郎(・・・でけえ乳が後頭部に当たってうっおとしいぜ!)
DIO子「はあ?」
花京院「えっ!」
マライア「・・・あーあ」
ミラション「ふうん、珍しいね」
ポルナレフ「ひひっ」ニンマリ
承太郎「・・・なんの話だ?」
ポルナレフ「いーからいーから」
ミラション「まあ、他にだれもやりたくないみたいだし・・・・・・いいワ」
ミラション「承太郎、今からあなたが文化祭委員よッ!!」ババアーーーンッ
承太郎「!?」
ポルナレフ「よかったな! 承太郎!」
>>169
キャラクターの登場時とその後の雰囲気が変わるのは、漫画ではよくあることなのです
承太郎「てめー・・・勝手になにしやがる」
ポルナレフ「アレ? もっと喜べよ」
承太郎「面倒事押し付けられて喜ぶやつがいるか」
ポルナレフ「ええーーッ! だってよォ・・・」
ポルナレフ「承太郎、なんかやりがいのある事したいって言ってたじゃあねえか」
承太郎「・・・いつ?」
ポルナレフ「昼」
承太郎「言ってねえ」
ポルナレフ「言ってたって! なあ、やれよ文化祭委員!」
ポルナレフ「きっと楽しいぜ」ニコッ バインッ
承太郎「・・・・・・」
花京院「ぼ、ぼくも一緒にやりまふッ!」ガタンッ
DIO子「なにィ!?」
花京院「たしか、文化祭委員に副委員が必要でしたよね。だ、だからぼくも立候補しますッ!」
DIO子「ならばわたしも立候補するッ!」ガタンッ
DIO子「フンッ」ギラッ
花京院「・・・ううっ!」タジッ
ミラション「立候補者が増えたか」
マライア「・・・・・・じゃあ、あなたたち二人でやればいいんじゃあないの?」
花京院「よ、よけいなことを言うんじゃあない!」
DIO子「このDIOはあくまで『副』委員がいいのだ!」
ミラション「じゃあ、文化祭委員の承太郎に決めてもらえ」
承太郎「なに!?」
1・DIO子
2・花京院
3・ポルナレフ
4・マライア
5・ミラション
6・クラスメイトの誰か
>>174
俺以外とのたまいながらジョセフがロリババアでないことには憤りしか感じない
>>1どうにかしろ(読者さま)
3
>>173
ジョセフばばあにしたらホリィが生まれないだろ!
承太郎「ポルナレフ、てめーがやれ」
ポルナレフ「エッ!」
DIO子・花京院「!?」
ポルナレフ「オ、オレえーー?!」ガタンッ タユンッ
承太郎「ああ、そうだぜ」
承太郎「テメーがおれを委員にさせたんだ。責任とって一緒にやりやがれ」ババアーーーンッ
ポルナレフ「・・・・・・」ポリポリ
ポルナレフ「まあ、いいけどよォ・・・////」
DIO子「・・・・・・」
DIO子「・・・・・・なぜ」フルフル
DIO子「なぜこのDIOを選ばんのだ承太郎ォーーーッ!」ガバッ
承太郎「うっとおしい! おれはやかましい奴と組みたくねえッ!!!」
DIO子「うーッ! うーッ!」ボカボカ
花京院「・・・・・・」ジー
ポルナレフ「あ、やべ」
ポルナレフ「わるいな花京院」アセアセ
花京院「・・・・・・きみは悪くない。謝るなよ」シュン
マライア「人気者は大変ね」クスクス
ミラション「ホラホラ! じゃあ二人はあたしの代わりに前に出て、話を進めてちょうだいナ」
ポルナレフ「えーーっと、何すればいいんだ?」
ミラション「キマってンでしょお! 文化祭でやる模擬店の内容を決めるのよッ!」
ミラション「ちゃっちゃと決めて、今日の文化祭実行委員会の時に発表するんだってェ!」
ポルナレフ「ゲッ! じゃあ今日は遅くまで残らなきゃなのかよォ~!」
DIO子「!」
ミラション「そーなるわね」
ポルナレフ「ちえっ! バイトあんのに・・・」
承太郎「やれやれだぜ」
DIO子「・・・・・・」
マライア「DIOさま、どうかしました?」
DIO子「・・・いや、なんでもない」
ポルナレフ「じゃあ、とりあえずなんか意見くれよ! やりたいもんあげて、その中から多数決をとることにするからよォ」
承太郎「どんどんあげろ」
ハイハーイ
生徒2「焼きそば屋」
生徒3「お好み焼き屋」
女子生徒1「和風スイーツのお店!」
DIO子「>>182がいい」
マライア「>>184なんてどう? 面白いんじゃあないかしら」
ミラション「だんぜん>>186!」
お化け(スタンド)屋敷
草ボクシング
↑
承太郎「えふめがってなんだよ」
ミラション「テレビゲームだけど?」
ポルナレフ「模擬店としてどうなんだ? 利益得られねえじゃあねえか」
ミラション「だからァ~、レースして賭け・・・」
ペットショッ子「クエーッ!」
『賭け事なんてダメよッ!
あなた委員長でしょォーッ!』
承太郎「なら却下だな」
ポルナレフ「花京院オメー、なんで言ってることなんでわかンだよ」
マライア「じゃあやっぱり草ボクシングね」ニコッ
DIO子「このDIOが一位になるぞ。貧民街ブースボクシングで鍛え上げられた技巧をもってすれば簡単だ」フンス
承太郎「女がボクシングなんかやるな」
ポルナレフ「・・・ボクシングといいつつスタンド対決になるんだろ、どうせ」
マライア「なによ、モンクばっかりね」
DIO子「ならばお化け屋敷が一番無難だろう」
ポルナレフ「スタンド屋敷の間違いだろ?」
DIO子「・・・文化祭だからといってナメてかかってきたカップルどもを震え上がらせるのだ」フフフ
花京院「黒いなァ」
ミラション「それはそれで面白そうねェ」
オバケヤシキネー イインジャアナイ?
ワイワイ ガヤガヤ
アタシハナコサンヤルー ジャアワタシメリーサン
承太郎「どうやら多数決とるまでもねえようだな」
ポルナレフ「じゃー、うちのクラスは お化け(スタンド)屋敷に決まりで」
キーンコーンカーンコーン・・・
ガタガタ ワイワイ
カクザトウ3コダナッ アーン バクウッ
エフメガヤリタカッタナァ ワイワイ
ポルナレフ「なーんか忙しそうだな、委員ってよォ」
承太郎「テメーが勧めたくせによく言うぜ」
ポルナレフ「べつに文句じゃあねえよ」
ポルナレフ「充実しそうでワクワクしてこない?」ボインッ
承太郎「・・・・・・」
ポルナレフ「なんだよ、怖い顔すんなって」
承太郎「ノンキなもんだぜ」
ポルナレフ「? まあいいか」
ポルナレフ「承太郎」
承太郎「あ?」
ポルナレフ「一緒に文化祭、盛り上げような!」ニッ タユンッ
承太郎「・・・・・・ああ」ニヤリ
DIO子「このDIOは吸血鬼の変装でもするかな」
マライア「まあ、似合いそうですねDIOさま。じゃああたしは人殺し赤ずきんにしようっと」
DIO子「・・・・・・そんな話あったか?」
マライア「あら? バレッタって知りません?」
花京院「たしかにちょっと似てるかもしれませんね」
承太郎「おい」
DIO子「ン?」
承太郎「今朝の続きだ」
DIO子「続き? なんの話だ」
承太郎「今日の放課後・・・なんかいいかけただろ」
DIO子「ああ、あれか・・・」
DIO子「・・・・・・」
承太郎「言えよ」
DIO子「・・・・・・いや」
DIO子「文化祭が終わってからにしておこう」
承太郎「・・・何?」
DIO子「文化祭委員は、これから毎日忙しくなるだろうからな。それが終わってからでいい」フッ
承太郎(・・・真剣な顔つきだな)
承太郎「・・・・・・わかった」
DIO子「・・・・・・ああ」
承太郎(用事ってやつは真面目な事なのかもしれねえな・・・)
ポルナレフ「承太郎ー! 委員会行こうぜッ!」
承太郎「おう」
DIO子「頑張れよ、承太郎。行ってらっしゃい」
承太郎「ああ、行ってくる」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「あと、それ・・・」
DIO子「ン?」
承太郎「大人しいの・・・・・・気持ち悪いからやめろ」
DIO子「なッ!」ムッカチーーーン
DIO子「きさまッ! 言うに事欠いて気持ち悪いとはなんだ気持ち悪いとはッ!!」キィーッ
ポルナレフ「うるっせーなァ、怒らせんなよ」
承太郎「気持ち悪いもんに気持ち悪いって言って何が悪ィんだよ」
ワイワイ ザワザワ
承太郎「見ねえ顔もけっこうあるな」
ポルナレフ「そうかァ?」
ポルナレフ「うちの学年のヤツくらいはわかるだろ?」
承太郎「いや・・・」
ポルナレフ「・・・・・・ああ、わかった。サボりすぎなんだよ、オメーはよォ」
承太郎「そうかもしれねえな」
ポルナレフ「かも、じゃなくてそうなんだって」
ポルナレフ「へえ・・・・・・結構な面子だな」
>>193「あの、隣の席座ってもいいかな?」
承太郎「おう、好きにしな」
ポルナレフ「!」
ディアボロ
ポルナレフ「お、おい」コソッ
承太郎「なんだ?」
ポルナレフ「こいつとはあんまり関わるなよ」
承太郎「・・・なぜだ?」
ポルナレフ「プッツンだからだよ・・・」コソコソ
ディアボロ「きみ、空条承太郎くんだろう?」
ポルナレフ「うわ」
承太郎「・・・ああ」
ディアボロ「わたしは2組のディアボロだ、よろしく」ニコリ
承太郎(・・・パンク女か。イカすぜ)
ポルナレフ「話しかけてくるなよなァ~」ボソッ
ディアボロ「JOJOと一緒の委員なんて・・・フフフ、楽しみが増えた」
承太郎(やっぱり気色わりいな)
ポルナレフ「どうかこれ以上関わりが増えませんように」
>>199「ちょっとディアボロ、先に行くなんてひどいなあ」バタバタ
カルネ
アカン、JOJO屈指のヤンデレまで来ちまった
>>200
しかも[ピザ]
ディアボロたちは2組→5組に変更します
カルネ「フゥー! 走ったらつかれちゃったァ////」
ディアボロ「きさまが遅いのが悪い」
カルネ「ボスったらひどォ~~~い!」
ディアボロ「いいから、席につけ」
カルネ「そおするゥ! はあー、どっこいしょ」ドスコイッ
ミシミシミシッ ヒィーーーーッ
承太郎(パイプ椅子が悲鳴をあげた・・・だとッ!)
承太郎「おい、このデブは?」
ポルナレフ「承太郎、一応女の子だから・・・」コソッ
ポルナレフ「カルネ。言っとくが、体型いじりはやめろよ、彼女は傷つきやすいんだ」
承太郎「しねえよ。話したこともねえのに」
ポルナレフ「ならいいんだけどよォ」
>>206先生「みんな、そろったかしら? じゃあ委員会始めましょおねェ~!」
ジャイロ
ジャイロ先生「まずは委員会の委員長と副委員長、書記を決めてもらおうか」ニョッホ
ジャイロ先生「だれか立候補したいやついるか?」
ザワザワ
ジャイロ先生「いないなら・・・1組と2組のヤツに頼むぜ」
>>209「先生」キョシュ
ジャイロ先生「ン?」
>>209「わたしが委員長やります」
>>209「・・・で、副委員長はこいつ>>211が」
>>211「エッ!」
ジャイロ先生「おー、助かるぜェ~! じゃあ委員長さん、名前よろしく」
>>209「>>209です」
エルメェス
ウンガロ
エルメェス「6組のエルメェス・コステロだ。よろしく」
ザワザワ
女子生徒8「エルメェスお姉さまよ」
女子生徒9「きゃあ! さすがはエルメェスお姉さま」
ウンガロ「ちっ、めんどくせェ~」
ジャイロ先生「んじゃあ、あとはエルメェスに任せるぜ」
エルメェス「わかりました・・・・・・オラッ、前出るぞウンガロ」
ウンガロ「わかったから引っ張るなよォ」
エルメェス「それじゃあ、どのクラスがなにやるか把握していきたいと思う」
エルメェス「1組から順番に言ってけ」
生徒7「はい!」
生徒8「やっぱよォ~、兄貴が仕切ると身が引き締まるなァ」コソコソ
生徒7「ウンウン」コソコソ
承太郎「・・・女なのか?」
ポルナレフ「男前だから兄貴って呼んでるヤツもいるんだよ」
ジャイロ「じゃあ、書記は1組の>>214な」
スピードワゴン
SPW「エエッ! おれですかァ!?」
ジャイロ先生「こういうの得意だろ?」
SPW「ウウ・・・ッ! 字には自信ないぜェ~~~ッ!」
ジャイロ先生「読めりゃあいいんだよ読めりゃあ」
承太郎「うるさそーなやつだ」
ポルナレフ「ロバータ・E・O・スピードワゴン。ま、常に騒いでるイメージはあるかもなァ・・・」
ポルナレフ「まあでも、いいヤツには違いないぜ」
SPW「あ、そうだ。先に言っとくがよォ! 1組はクレープ屋やることになってるんだ!」
エルメェス「じゃあ黒板にそう書いとけ」
カツカツ
ウンガロ「言うほど汚くねえよ?」
SPW「そいつァドーモよォ!」
エルメェス「それじゃあ2組から順番に言ってって」
ワイワイ ガヤガヤ・・・
トップリ
ポルナレフ「ひぃーー! やあっと終わったァーーッ」
承太郎「やれやれ、外も真っ暗だぜ」
ポルナレフ「まさかこんなに拘束されるとは思わなかったよなあ」アハハ
承太郎「テメーは途中で抜けてもよかったんだぜ」
ポルナレフ「バカヤロ、仮にも副委員なのにそんな無責任なことできるかよ」
承太郎(・・・・・・こういうところは、キチッとしてやがる)
ポルナレフ「それに、それだけお前と一緒にいられるわけだしな」ボソッ
承太郎「ん? なんかいったか?」
ポルナレフ「オメーにばっかり任せらんねえっつったんだよ」
承太郎「・・・・・・信用ねえな」
ポルナレフ「違う違う! 信用はしてるって・・・・・・」
ポルナレフ「ハッ!」
ポルナレフ「やべえ! もう6時過ぎてる・・・」
承太郎「ああ、バイトがあるんだったな」
ポルナレフ「こりゃ走らねえとまずいなァ」
承太郎(・・・・・・ん?)
承太郎(・・・下駄箱の前に誰かいるな)
1・DIO子か?
2・いや、あれは花京院だ
3・まてよ・・・マライアじゃあないか?
4・違うな、形子だ
5・やっぱり違うクラスの子だった
>>219
1
ポルナレフ「ン? DIO子じゃあねえか」
DIO子「遅いッ!」プンスカ
承太郎「こんなところでなにしてやがる」
DIO子「きさまらを待っていたのだ」フン
ポルナレフ「・・・勝手に待っておいて『遅いッ!』はねえだろ」
承太郎「ずっとここで待ってたのか?」
DIO子「当たり前だろう。何時に終わるかわからんのに」
承太郎(・・・アホかこいつ)
ポルナレフ「こんな寒いトコで待ってねーでよォ、会議室前で待ってればいいじゃあねえか」
DIO子「!」
DIO子「・・・・・・」
DIO子「・・・・・・次からはそうしよう////」カァー
承太郎(アホだった)
DIO子「いいから帰るぞ」
ポルナレフ「んじゃあ、そこまで言うなら途中まで・・・」ニヤニヤ
承太郎「走んなくていいのか?」
ポルナレフ「やべ! 忘れてたぜ!」
DIO子「なんだ?」
ポルナレフ「この後すぐバイトなんだよ」ワタワタ バインッ
ポルナレフ「じゃあ、またな二人ともーッ!!」ブンブン ユッサユッサ
ダダダダダダダダダダーーーッ
承太郎「・・・・・・」
DIO子「・・・・・・」
承太郎「・・・・・・おれたちも帰るか」
DIO子「ウム」
DIO子「寒くなってきたな」
承太郎「・・・スカート短くしてるからだろ」
DIO子「このDIOの美しい脚を見せつけるには、この長さがベストなのだから仕方あるまい」ドヤァ
承太郎「ムッキムキの脚しやがって何言ってやがる」
DIO子「おやあ? このDIOの脚に釘付けかなァ?」
DIO子「フフフ、欲情して襲うなよォ? この丸太のような脚できさまの股間を蹴り上げてやるッ!」シュッ シュッ
承太郎「気色わりいこと言うんじゃあねえ」
承太郎(腹立つことしか言わねえな)
承太郎「・・・・・・」
承太郎「おい、脚を上げるんじゃあねえ」
DIO子「ン? なぜだ?」シュッ シュッ
承太郎「テメーの汚いパンツが丸見えだぜ」
DIO子「!!!」
DIO子「・・・・・・」
DIO子「・・・こ、この変態ビチグソ野郎ーーッ!!////」カァーーッ
DIO子「わたしのパンティを覗き見るとはサイテーだなッ! ムッツリスケベッ!!」ポカポカ
承太郎「とんだ言いがかりだぜ」
DIO子「あとわたしのパンティは汚くなんかないッ! 清楚な白いパンツに訂正しろッ!!!」ポカポカ
承太郎「今日はうちで飯食ってかねえのか?」
DIO子「・・・・・・アイスと約束がるからな」
承太郎「約束だと?」
DIO子「今日のお弁当を食べないかわりに、ヤツの作った朝と夜のご飯を食べることを約束してしまったのだ・・・」
承太郎「そうか・・・」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「・・・・・・骨は拾ってやるからな」
DIO子「殺すな殺すな」
アヴ子「おや? DIO子と承太郎じゃあないか」
承太郎「アヴドゥル」
アヴ子「仲良く下校か、ハハハハ! おやおや? 手はつながないのか?」
DIO子「チッ」
承太郎「テメーも気色悪いこと言うんじゃあねえぜ!」
アヴ子「照れてますな」
承太郎「消えろ」
DIO子「ずいぶん派手なかっこうで大学に通っているようだな」
DIO子「パンツが見えそうなほどスカートが短いぞ」
アヴ子「パンツは見せてナンボだからな」キリッ
DIO子「・・・・・・一理あるかもしれん」
承太郎(この顔と体型でそれを言うのか、イカれてやがるぜ)
DIO子「・・・じゃあ、わたしはここで。おやすみ」
アヴ子「おやすみ」
承太郎「ああ、明日こそ起こしにくるんじゃあねえぞ」
DIO子「聞こえんなァ」
承太郎「よけいなお世話ってやつだぜ!」
アヴ子「じゃあ、わたしが起こしてやろう。心地よい目覚めを味わわせてやる」ニコリ
承太郎「やめろ」
承太郎(・・・・・・DIOの襲撃を止めさせる手はないんだろうか。うっとおしいったらないぜ!)
今日はここまで
安価とってくれてありがとうございます
ちなみにアヴはよくあるエッチなお姉さんポジ
チュンチュン・・・チチチ・・・
承太郎(朝か・・・)
承太郎(またカーテンが開けっぱなしだぜ)
承太郎(・・・・・・)
承太郎(よくよく考えたらおれの家は和式だからカーテンなんかなかったぜ。やれやれだぜ)
承太郎(襖が半開きで、日の光が入ってきて眩しいぜ)
承太郎(これは、もう一眠りするっきゃあねえよなあ)
承太郎「・・・ん?」
ドタドタドタドタドタドタッ
スパンッ
ズドンッ
承太郎「ウグッ!!!」
ヌケサク「承太郎ッ! おっきろー!」ユサユサ
承太郎「ゴホッゴホッ・・・」
承太郎(み、みぞおちに飛び込んできやがった・・・ッ!)
承太郎「おれの上に勢いよく乗るんじゃあねえ!」
ヌケサク「エヘヘーーッ! 起きるならどいてやるぜェ」ニコッ
承太郎「・・・・・・ちっ」
承太郎「誰の命令だァ?」
ヌケサク「DIOお姉さま」
承太郎「・・・・・・? DIO子はどうした?」
ヌケサク「寝込んでる。今日は学校お休みだってさァ」
承太郎「・・・・・・ああ、とうとう死んだか」
承太郎「てめーはなんともねえのか?」
ヌケサク「なにがだ?」
承太郎「アイスの作ったモン食べたんだろ? 体大丈夫なのかって聞いてるんだぜ」
ヌケサク「体・・・?」
ヌケサク「い、いやだ承太郎・・・・・・このオレの体がそんなに気になるの?////」
承太郎「ああ、あんなもん食っててよく平気でいられるな」
承太郎「一度どうなってんのか見てみたいぜ」(胃を)
ヌケサク「ふええ・・・ッ! お兄ちゃんだめだよォ・・・わたしまだ小学生だよォ?////」
承太郎「小学生だからダメなのか?」
ヌケサク「だ、だって・・・・・・そんなの犯罪でお兄ちゃんが捕まっちゃうよ?////」
承太郎「じゃあ高校生になったら見てもいいのか?」
ヌケサク「・・・・・・エッ!/////」
ヌケサク「・・・・・・うん・・・・・・/////」
ヌケサク「お兄ちゃんになら、いいよ・・・/////」モジモジ
承太郎「・・・・・・なに照れてやがる」
アヴ子「朝からなに破廉恥な会話をしとるんだ。このロリコン」
承太郎「・・・テメーの格好の方が破廉恥じゃあねえか!」
ヌケサク「オハヨーッ! アヴ子お姉ちゃん!」
ヌシヌシ
承太郎(久しぶりに一人でゆっくり登校できるな)
承太郎(DIO子のやつ・・・・・・腹を壊したってことは、今日はヌケサクの言う通り休みだろう)
承太郎(・・・・・・)
承太郎(・・・学校帰りにお見舞いに行ってやるか)
承太郎(苦しそうにしてるウンウン唸る姿を笑ってやろう)
承太郎(ポルナレフとマライアも誘うとしよう)
承太郎(・・・・・・DIO子の部屋で二人になるとアイスがキレるからな)
承太郎(面倒な妹だぜ)
ヌシヌシ
ドドドドドドドドドドドドッ
承太郎「ん?」
「遅刻遅刻ーーッ!!」
ドンッ
承太郎「!」
「きやっ!」ドサッ
承太郎(このアマいきなり曲がり角でぶつかって来やがった・・・ッ!)
「いったァ・・・」
承太郎(・・・・・・やれやれ、パンツが丸見えだぜ)
1・緑の縞パン
2・シルバーの分厚そうなパンツ
3・真っ赤でセクシーなパンティ
4・フンドシ
5・ふつうの白パン
>>246
4
ワム子「ウヌヌ・・・ケツが痛いな」
承太郎「・・・フンドシ・・・・・・だと・・・?」
ワム子「ン?」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「・・・その。言いにくいんだが・・・スカートがめくれてるぜ」
ワム子「なにィ!?」バッ
ワム子「こ、これは・・・ッ!////」カァァーッ
ワム子「・・・た、大変失礼した//// 殿方の前でこのようなはしたないところを見せてしまうとは・・・////」シュン
承太郎「!」
ワム子「このワム子一生の不覚・・・ッ!」クウウッ
承太郎(・・・古めかしい女だな)
承太郎「とにかく立ったらどうだ?」
スッ
承太郎「手をかしてやるぜ」
ワム子「!」
ワム子「・・・なんという紳士なやつよ」
承太郎「いいからさっさと立てよ」グイッ
ワム子「きゃ!」ヨロッ
承太郎「!」
ダキシメーーーーッ(抱擁)
ワム子「!」
承太郎(・・・重てえ!)
ワム子「・・・・・・ッ/////」カァァーッ
ワム子「なんと!」
ワム子「と・・・殿方の腕に抱かれている・・・だと!?」
ワム子「こ、このワムウが・・・・・・」ワナワナ
承太郎「おい、大丈夫か」
>>254「なにをやっているワムウ」
承太郎「!」
承太郎(またなんか来やがった・・・)
エシディシ
エシディ子「学校に遅刻してしまうぞ」
ワム子「はっ! す、すみませんエシディ子様」
ワム子「・・・・・・礼を言うぞ、ええと」
承太郎「空条承太郎だ」
ワム子「・・・承太郎・・・か・・・・・・」
ワム子「わたしの名はワム子。2年2組に所属している」
承太郎「なに? 後輩か・・・」
ワム子「!」
ワム子「・・・なんという運命」
ドドドドドドドドドッ
ポルナレフ「やべえーーーッ! 寝過ごしちまったぜ!」
ポルナレフ「このままじゃあ遅刻だ遅刻ゥッ! 遅くまでバイト先に残るんじゃあなかったぜェッ!!」
ポルナレフ「ン? ・・・オレの他にもうちの生徒が・・・・・・」
ポルナレフ「なんだ、あれは承太郎じゃあねえか!」
ポルナレフ「・・・・・・?」
ポルナレフ「・・・一緒にいるやつらはだれだ?」
ワム子「エシディ子様・・・・・・わたしはこの『紳士』をえらく気に入りました」ニコリ
エシディ子「ほう」
ワム子「・・・承太郎とやら、おれは正直いって今! きさまのことが大変気になっているぞ!」
承太郎「!!」
ワム子「ここでさようならをしたらきっと、二度とこうしてゆっくり話すこともないのだろう!」
承太郎「・・・関わりないから、当然だろうな」
ワム子「だがこのワムウは、きさまのことをもっとよく知りたいのだ・・・・・・////」ポ
承太郎「なんだと!?」
ワム子「だから!」
スッ
承太郎(・・・なんだあれは、指輪か?)
ワム子「おまえとまた再会するために儀式をほどこす!」
エシディ子「ははん! ワムウよ、いつものやつをやるというわけか」
ワム子「名づけて【愛の結婚指輪】!」キラリ
ポルナレフ(そのまんまじゃあねえか!!!)
ワム子「今からこのリングをきさまの心臓の動脈にひっかけておく!」
カッ
承太郎「な、なにをーーー!?」
ズボォッ
ポルナレフ(じょ、承太郎の心臓部に腕を突っ込んだぞ!?!?)
ワム子「このリングの外殻は5日後に溶け始める! リングの中には【惚れ薬】が入っている!」
ワム子「薬が体内にまわらんうちに助かる方法はただひとつ!」
ワム子「5日以内におれとデートをし!」
ワム子「おれのこの唇についたピアスの中にある解毒剤を飲むことのみ!!」ババァーーーンッ
ポルナレフ「承太郎ッ!!」
承太郎「うおおおおおおおおお!!!!」
ワム子「5日後の日曜日ッ! このワムウとデートをしてもらうぞ!! あとできさまのクラスに遊びにいくから詳しい予定はその時たてようね」
エシディ子「このままなにごともなく暮らせるとおもったらあてがはずれたな」
エシディ子「ワムウは一度惚れ込むと大変なんだ。悪い」
エシディ子「おれとのデートは別にしなくていいが、このエシディ子からもプレゼントだ。きさまの喉に埋め込ませてもらうぞ」
ドスッ
承太郎「ウガッ!!」
承太郎「うおおおおおーー!!」
承太郎「心臓と!」
承太郎「喉!」
バァァーーンッ
エシディ子「ワムウとは違う毒よ! ちなみにおれのは【毛生え薬】だ」
エシディ子「身体中のありとあらゆる所から毛が生える毒よ! おれの解毒剤はこの鼻ピアスにある!」
エシディ子「さあ、では行くぞワムウ」
ワム子「はっ! お待たせして申し訳ありませんでした」ペコッ
ワム子「では、楽しみにしているぞ! 空条承太郎!!」バッ
フハハハハハハハ・・・
承太郎「な・・・なんてこった・・・・・・ウェディングリングだと?」
承太郎「あのアマども・・・ごていねいに2個もうめやがって・・・・・・2個じゃあ重婚罪じゃあねえか! くそ!」
承太郎「それにおれには・・・・・・ッ!」
承太郎(まだ彼女だっていたことがねえのに!!!)
ドサアッ
ポルナレフ「承太郎ォーーッ!」ダッ
承太郎「・・・・・・」
ポルナレフ「・・・・・・」
ポルナレフ(なんかよくわかんねーけど、変なのに気に入られちまったみてえだな・・・・・・かわいそうに! 友達としてほおっておけねえぜ!)
ポルナレフ(・・・・・・それにしてもあいつら、よりにもよってウェディングリングだァ?)
ポルナレフ(こんなことをされては、DIO子が黙っちゃあいねえぜ!!!)
承太郎「ウウッ・・・」
パチリ
承太郎「・・・・・・ここは」
承太郎(保健室のベッドか・・・?)
花京院「じょ、承太郎ッ!」
承太郎「・・・花京院?」
花京院「目がさめてよかった・・・ッ!」ウルウルッ
花京院「きみ、半日以上も気を失っていたんだぞ」グスッ
承太郎「なんだと?」
マライア「・・・気がついたみたいよ」
ポルナレフ「大丈夫か承太郎!? 痛いところとかはないか!?」ガバッ
承太郎「ああ・・・とくにないぜ」
ポルナレフ「よ、よかったァ~~~ッ!」ホッ
承太郎「ここは・・・」
ポルナレフ「テメーが道路で倒れたから、保健室まで連れてきたんだよ」
ポルナレフ「・・・・・・なにされたか、覚えてるか?」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「・・・・・・ああ」
マライア「ポルナレフから話は聞いたわ。やっかいなのに気に入られたみたいね」フゥ
ポルナレフ「すまねえ承太郎、オレもあの場にいたんだけど・・・・・・止める間もなくあんなことに・・・」
承太郎「いや、大したことじゃあねえ」
カツッ
>>270「いいえ、大変なことなのよ」
承太郎「!」
承太郎『こいつは・・・・・・保健室の>>270先生ッ!』
仗助
承太郎『東方仗助。おれの叔母にあたる。少々複雑な関係だが、有り体に言うとじじいの浮気相手の娘だ』
承太郎『保健室でサボろうとしても仗助に追い出されるので、おれは普段から保健室には近寄らない。仗助とはじつに久しぶりの邂逅だ』
承太郎「仗助!」
仗助「承太郎さんが寝てる間に、チコッと見せてもらいましたよォ」
仗助「だけど、残念ながら指輪はおれのクレイジーダイヤモンドでも外せないほど、複雑に絡んでたんスよ」
仗助「まるで知恵の輪みてーにね」
マライア「無理に外すと、毒がまわるかも・・・」
仗助「そんで、結局なんもできませんでした。すいませぇん・・・」
承太郎「・・・・・・いや」
承太郎「・・・・・・」
花京院「・・・・・・その、【惚れ薬】と【毛生え薬】ってやつは・・・いったいどんな毒なんだろうか」
ポルナレフ「毛生え薬は、エシディ子ってやつが『身体中のありとあらゆる所から毛が生える毒』とか言ってたぜ」
マライア「動物みたいになるのかしらね」
花京院「まさかじょ、承太郎がゴリラに・・・!?」ガァーーーンッ
マライア「ウホウホ言い出すかも」
花京院「意思の疎通がとれなくなるのは嫌だなァ!」ウウッ
承太郎「ばか言ってんじゃあねえ」
ポルナレフ「惚れ薬ってのは、文字通りの意味なのかねェ」
仗助「・・・・・・」
マライア「ワム子に惚れる薬ってことかしら」
仗助「・・・・・・多分違うと思うッスよ」
ポルナレフ「なんだと?」
仗助「聞いたことあるんスよ、若い子の間で流行ってる魔法の薬の話を」
マライア「魔法の薬?」
花京院「そんな、『魔法』なんてありませんよ。ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」
仗助「いいや、それがあるんですってェ」
承太郎「詳しく聞かせてくれ」
仗助「もちろんッスよォ~」
仗助「若い子、とくに女の子の間で流行ってる薬なんですけど、出所はワカンネーみたいで」
仗助「なんでも・・・その薬を相手に飲ませただけで、その時目の前にいた人間に惚れるっつゥー薬だそうです」
マライア「まあ!」
ポルナレフ「・・・たしかに魔法だな」
仗助「雛鳥の刷り込みってありますよね、多分あれに近いんじゃあねェかなァ~。ま、どういう原理かはしりませんけどォ」
仗助「・・・・・・でその、魔法の薬ってやつはァ・・・【惚れ薬】って呼ばれてるンです」
花京院「・・・・・・ということは・・・」
ポルナレフ「おい承太郎よ、デートは5日後って言ってたよな」
承太郎「・・・・・・ああ。リングの期限も5日後だ」
マライア「つまり、解毒剤を飲まなければ・・・・・・承太郎はデート中のその時、近くにいた人間に【惚れる】ってことね」
ポルナレフ「もちろん・・・・・・ワム子が隣にいる確立の方が高いだろうが・・・・・・」ドドド
花京院「・・・・・・ぼくにも【チャンス】があるってことか・・・ッ!」ドドド
マライア「・・・・・・そういうことになるわね」ドドド
承太郎「・・・・・・」
仗助「モテモテっスね、承太郎さん」
ポルナレフ「ハッ!」チラッ
承太郎「・・・・・・」ドドドドドド
仗助「うおおっ! なんだァこの殺気は!」
ポルナレフ(やべっ! ふざけてる場合じゃあねえな!)
ポルナレフ「な、なーんつって! おフランスジョークだぜ!」コロッ
マライア「面白いからついノっちゃったわ」ニコッ
花京院「惚れ薬なんて、非現実的でばかばかしい話ですからね」
花京院「しかし承太郎、その『毒』とやらは体に害を及ぼすことは間違いない」
花京院「ワム子がピアスを渡そうと思うようなデートになるよう、我々は協力を惜しまないつもりだ」
ポルナレフ「乙女のツボなら同じ女としてわかるからまかせろッ! デートコースもオレがちゃあんと考えてやっからよォ!」
マライア「女の子の扱い方も、あたしがきちんと教えてあげるわ」
承太郎「・・・おめーら・・・・・・」
仗助「持つべきものはトモダチッスねェ!」
マライア「そうと決まれば、今日から特訓よォ!!!」
承太郎『こうしてオレは、やつらから謎の特訓を受けた』
承太郎「・・・・・・」スタスタ
花京院「・・・・・・」トコトコ
マライア「ちっがァァァァうゥゥゥッ!!!」
承太郎「あ?」
マライア「女の子と一緒に歩くときは、相手にペースを合わせて!」
承太郎「・・・・・・ああ、悪いな」
花京院「ご、ごめん承太郎。ぼくが遅いばっかりに・・・」
承太郎『休み時間はほぼ、それだけのために使われちまった』
マライア「そこはッ! 自分から率先してドアあけるのよォッ!」
ポルナレフ「たのむぜ」
承太郎「ちっ」
ガララッ
承太郎「・・・うるせーな」ヌシヌシ
マライア「だめ! ジャンヌを先に行かせてッ!」
承太郎「はァ?」
マライア「『は?』じゃあねェェェッ!! レディファースト知らねえのかァァ!? このビチグソがァァァ!!」
花京院「こ、怖い」
ポルナレフ「マライア、本性出てる出てる」
承太郎『放課後になるまで長く感じたのは、本当に久しぶりだったぜ』
承太郎(やれやれ、くたびれちまったぜ)
承太郎(・・・だが、さすがに下校までは指導しねえみてえだな)
承太郎(やっと気が休まる・・・・・・)
ザーーーーーーーーァァァァッ
承太郎「雨か」
承太郎「・・・ついてねえな」
承太郎(今日は委員会もねえから早くってのに、やれやれだぜ)
「あら・・・?」
承太郎「・・・?」
>>759「・・・・・・もしかして、傘ないの?」
ミス
>>280
ブラックモア
ブラックモア「・・・・・・ですか?」クビカシゲ
承太郎「・・・・・・」
承太郎(・・・変な雰囲気の女だ。美人だが暗そうな面してやがる)
ブラックモア「もしかして、いきなり話しかけられて驚いてます?」
ブラックモア「・・・すいませェん」
ブラックモア「雨に困っているように見えたので、つい・・・・・・」
承太郎「・・・・・・」
ザァァァァッ
ブラックモア「よろしければ、わたしの傘使います?」
承太郎「!」
ブラックモア「今日は雨と聞いていたので・・・・・・大きい傘もあるんです」
バサッ
ブラックモア「どうぞ」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「てめーの分は?」
ブラックモア「エッ?」
承太郎「てめーの分はちゃあんとあるんだろうな」
ブラックモア「・・・・・・ええ、ここに」
ゴソゴソ
ブラックモア「・・・・・・」ピタッ
承太郎「・・・・・・」
ブラックモア「・・・・・・」
ブラックモア「・・・ありませんでした」
承太郎「・・・・・・みてえだな」
ザーーーーーァァァッ
承太郎「・・・・・・」ヌシヌシ
ブラックモア「・・・・・・」トコトコ
承太郎(・・・・・・これ、練習になるな)
ブラックモア「すいませェん・・・・・・。なんだか、結局わたしを送らせてしまって・・・」
承太郎「いや、おれもテメーの行く駅の近くを通って帰るからな。ついでだぜ」
ブラックモア「・・・傘も持ってもらっていますし・・・・・・紳士なんですね」
ザーーーーァァッ
承太郎「・・・・・・紳士じゃあねえよ」
ブラックモア「謙虚なところも素敵です・・・・・・」
承太郎「・・・・・・」
ブラックモア「・・・・・・」
ザーーーーーッ
承太郎(い、息が詰まる・・・ッ!)
承太郎(なんだ、この女? なぜこんなに静かなんだ?)
承太郎「おい」
ブラックモア「はい」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「・・・・・・なんか話せ」
ブラックモア「・・・すいませェん。・・・・・・気がきいてませんでしたね」
承太郎(・・・なに考えてるのかまったくワカンネーぜ)
>>291「あ! ブラックモア!」
なんだろう…ブラックモアはそこそこアリな気がしてきた
安価は大統領
今日はここまで
安価つきあってくれてありがとうございます
大統領はまた明日
ヴァレンタイン「なにをしているッ! わたしを置いて帰ったな!」プンスカ
承太郎『驚いた。こいつは、生徒会長のファニー・ヴァレンタインだ。柔らかな雰囲気を裏切るような不遜な態度から、大統領という妙なあだ名で呼ばれているらしい』
ヴァレンタイン「書記としてあるまじき行為だぞ」
ブラックモア「すいませェん」
ヴァレンタイン「悪いと思うなら、これからわたしと放課後デートしてもらおうじゃあないか」フンスッ
ブラックモア「ええと・・・・・・」チラッ
承太郎「・・・・・・」
承太郎「おれなら走って帰るから大丈夫だ」
ブラックモア「・・・・・・そういうわけには」
ヴァレンタイン「ブラックモアァァ~~~?」
ブラックモア「はいい」
ブラックモア「・・・・・・」
ピョンッ
承太郎「!」
ブラックモア「大統領ォ~、入れてください」
ヴァレンタイン「かまわん」相傘OK
承太郎「・・・おい」
ブラックモア「差し上げます」
承太郎「あ?」
ブラックモア「コンビニで買った傘なので、差し上げます。すきにしてください」
承太郎「・・・・・・そういうわけにはいかねえだろ」
ブラックモア「いいんです・・・」
ブラックモア「どうぞもらってください」ニコ
承太郎「!!」
ヴァレンタイン「行くぞブラックモア」
ブラックモア「はあい」
スタスタ
承太郎「あ、おい!」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「行っちまった」
承太郎「・・・・・・」
承太郎(・・・気味悪い女かと思ったが、笑うとまた雰囲気が違ったな)
承太郎「さてと」
承太郎「・・・・・・DIO子の骨でも拾いにいってやるか」
ザァァァァーーーッ
承太郎「あ? 風邪引いただと?」
ヌケサク「ああ、それで朝から体調が悪かったらしいぜェ」
承太郎「・・・バカは風邪引かないって言うが」
ヒュンッ
承太郎「イテェ!」ガツッ
承太郎「なにしやがるDIO子!」
DIO子「このDIOをばかにするなッ!」
承太郎「辞書を投げるんじゃあねえ」
DIO子「うるさい! 動けないからといって言いたい放題いいおって・・・・・・すべてきさまが悪いのだッ!!」
承太郎「風邪引いたのは自業自得だろう。・・・・・・どうせ腹でも出して、豪快に寝たからそうなったんだ」
DIO子「こ、このDIOがそんなはしたない寝方をするか! マヌケがァァァ・・・」ヨロッ
フラッ
アイス「DIOお姉さま、まだ熱があるんですから横になってください」ソッ
DIO子「だが・・・・・・承太郎が」
アイス「やつのことはほっといてください。・・・承太郎、DIOお姉さまを刺激するなら帰ってもらうぞ」
承太郎「言われなくてももう帰るぜ」
DIO子「え・・・・・・帰るのか?」
承太郎「風邪うつされたら面倒だしな」
DIO子「なッ・・・!」
DIO子「こ、この薄情ものォォォ~・・・」
アイス「どうどう」
ヌケサク「DIOお姉さま、なんか食べたいものありますか?」
DIO子「・・・・・・フン、ないッ!」プイッ
アイス「・・・・・・いじけてしまった」
ヌケサク「承太郎ォォ・・・」
承太郎「・・・・・・」
承太郎「わかった、おれが買ってきてやる」
DIO子「!」ピクッ
承太郎「ほしいものあるなら言え」
DIO子「・・・・・・」
DIO子「・・・いいのか?」オズオズ
承太郎「ああ」
DIO子「ほんとうに?」
承太郎「ほんとうだ」
DIO子「・・・なんでも?」
承太郎「・・・・・・なんでも」
DIO子「なんでもかァ・・・」
承太郎「・・・いいからはやくしろよ」イライラ
DIO子「ふうーん・・・」
DIO子「・・・言ったな、きさま」ニヤリ
1・おいしいキャビア
2・エロ本
3・セクシーなパンティ
4・CDアルバム4枚
5・DVD5枚レンタル
>>301
4
ワイワイガヤガヤ
~~♪ ~~~~~♪ ~♪
承太郎「CDショップまで来たのはいいが・・・」
承太郎「DIO子の趣味がまったくわからねーからな」
承太郎「おれの好きなもん買ってこいとは言われたものの・・・・・・気に入らないと怒りそうだ」
承太郎「風邪引いたからってワガママ言いやがって、やれやれだぜ」
承太郎「とりあえず新しいアルバムを適当に見繕うか」
~♪ ~~~♪
~~♪ ~♪ ~~~♪
承太郎「・・・ン? あそこにいるのは・・・」
承太郎「よう」
花京院「ひゃ!」ビクッ
花京院「じょ、承太郎?」
承太郎「早く帰ってったと思ったら寄り道か」
花京院「・・・あ、ああ。欲しいものがあったから」
花京院「それはそうと・・・・・・ぼくが早足で帰ってくとこ、承太郎に見られてたのか・・・・・・////」ボソッ
承太郎「あ?」
花京院「う、ううん! なんでもないよ」
承太郎「? そうか」
花京院「承太郎とこんなところで会うとは思わなかったなァ」
花京院「制服じゃあないってことは、一旦家に帰ったんだね」
承太郎「おう」
花京院「新譜でも買いに来たの?」
承太郎「おれじゃあねえ」
花京院「ン?」
承太郎「DIO子のヤツに頼まれたんだ」
花京院「ああ・・・・・・そう」
承太郎「熱出て具合悪そうだったから仕方なく、な」
花京院「エッ! 熱があるのかい? ・・・可哀想に」
承太郎「可哀想なもんか。ワガママ放題でこっちはメーワクしてるぜ。オメーは大丈夫か?」
花京院「ぼく? 今のところは大丈夫だよ」
承太郎「ならよかったな」
花京院「フフフ」
承太郎「・・・どうした?」
花京院「いえ・・・・・・ぼくの心配までしてくれるなんて、承太郎は優しいなと思って」
承太郎「フツーだろう」
花京院「どうだろうね」クスクス
承太郎「・・・・・・フン」
承太郎「ちょうどいい。テメーのオススメ教えろ」
花京院「ぼくのオススメ?」
承太郎「DIO子になんでもいいからアルバム買ってこいって言われたんだがよ、女が喜ぶようなアーティストがわかんねーんだ」
花京院「なんでもいいって・・・・・・」
承太郎「ああ、おれの好きなもんでいいって言ってたか」
花京院「承太郎の・・・・・・」
承太郎「だからよ、教えてくれねーか?」
花京院「・・・・・・」
花京院「・・・・・・DIO子さんは、承太郎が聞きたい曲を買っていった方が喜ぶと思うよ」
承太郎「・・・・・・おれの?」
花京院「・・・・・・」
花京院「そ、それにぼくは邦楽より洋楽派だからね。他の女の子とちょっと趣味が違うかもしれないからなァ」
花京院「残念だけど力にはなれそうにない。ごめんね」
承太郎「・・・そうか」
花京院(・・・・・・ぼくもDIO子のために選びたくないしね)
花京院(それにしても、承太郎って鈍感なんだな。結構鋭い人だと、遠くで見てるときは思ってたんだけど・・・・・・)
花京院(ああ、恋愛には向いてないタチなのかな?)
花京院「・・・ウウッ・・・・・・そこもまた硬派でカッコいい・・・////」キャーッ
承太郎「・・・・・・コーハがどうした?」
花京院「エッ!」ビクッ
花京院「な、なんでもないよ・・・////」
承太郎「・・・・・・?」
花京院「ところで、承太郎はどんな曲をきくんだい?」
承太郎「おれ?」
花京院「うん。承太郎も洋楽?」
承太郎「洋楽も聞くが、そうだな・・・・・・おれは久保田」
>>306「ちょっとソコどいてくんねーかなァ?」
プロシュート
花京院「ブフォッ!?」
承太郎「あ?」
プロシュート「そこにあるアルバム、とりてえんだ」
花京院(・・・び、美人。できる女のにおいがプンプンするな)
花京院「あ、ごごめんなさい!」チラッ
承太郎「・・・チッ」
花京院(だけど承太郎の好みではなさそうだ・・・・・・ヨカッタ!)ホッ
プロシュート「ア?」
花京院「あ! 承太郎、向こうへ行こう」
承太郎「・・・・・・」
プロシュート「ったく、これだからガキは嫌だぜ」
プロシュート「イチャイチャしてえんなら別のとこでやってもらえるとありがたいンだがよォ」フン
花京院「いっイチャイチャァ!?////」カァァァァッ
承太郎「てめー・・・」
承太郎「さっきからいやに喧嘩腰じゃあねえか」
プロシュート「オメーらがそこから動かねえからだろうが」
承太郎「・・・・・・いいや、違うな」
承太郎「てめーはおれに用があって声をかけてきた・・・・・・そうだろ?」
花京院「エッ!?」
花京院「な・・・なにを言っているんだ承太郎」
花京院(まさか承太郎とこの人の間に、なんらかの繋がりがあるのか?)
プロシュート「・・・・・・どうしてそう思うんだ?」
承太郎「理由はシンプルだぜ」
承太郎「・・・・・・それは『視線』だ」
花京院「・・・視線?」
承太郎「ああ、てめーはおれが気づいてないと思ってるんだろうが・・・生憎そういうのには『慣れてる』からな」
花京院「どういうことなんだ?」
承太郎「・・・・・・おれがショップに入るなり、ずっとガン垂れてきやがったんだよ・・・このアマはな」
花京院「なに!?」
プロシュート「・・・・・・」
承太郎「このおれに喧嘩を売ってくるとは、女とはいえ良い度胸じゃあねえか」
承太郎「・・・だが、イチャモンのつけかたはイマイチだ」
承太郎「こいつと、花京院とおれがイチャイチャだと? そんなことはありえない」ババァーーーンッ
花京院「あうう・・・ッ!」ガーン
承太郎「・・・・・・消えな。おれはてめーの挑発には乗らねえぜ」
承太郎「次はもうちょっと考えてから声をかけてくるこったな」
花京院「・・・・・・」ションボリ
承太郎「あ? なに暗くなってやがる」
花京院「・・・別に・・・・・・」
プロシュート「・・・フフフ」
プロシュート「オレとしたことが・・・・・・まさか気づかれちまってたとはなァ」
プロシュート「だがよ、ひとつ勘違いをしてるぜ」
承太郎「・・・なに?」
プロシュート「喧嘩腰になっちまったのは、そこにいるお嬢ちゃんのせいだ」
花京院「はあ?」
プロシュート「なにしろ、この色男の彼女かとおもって・・・柄にもなくあせっちまったんだからな」
承太郎「なに・・・?」
グイッ
承太郎「!?」
プロシュート「つまり・・・」
プロシュート「こういうことだ」
ズキュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッ
承太郎「ウグッ!」
花京院「な!」
ペッ子「や・・・やった!!!」
花京院(女の人が承太郎にキスを!?!?)ドドド
ペッ子「さすが姉貴!おれたちにはできないことを平然とやってのける!そこにシビれる憧れるゥ~!」
花京院「ウワァァァァァァァァッ!!!やめろオオオオオオオッ!!!」
バリバリバリーーーッ
プロシュート「ぷは!」
承太郎「ちっ!」
花京院「ハァーッハァーッハァーッ・・・ッ!」
プロシュート「すごい力だな、お嬢ちゃん」フッ
このSSまとめへのコメント
なかなか
おもろい
良いな
続きが、読みたいデェース☆
DIOがOVAの姿でセーラー服着ている状態で脳内再生されてワロタwww・・・ワロタ・・・
このまま花京院とラブラブでいてほしい。
想像だその力を高めると……そこはハーレム!アヴお姉様の出番もっとないかな。
ディモールトベネッッッ
こんなハーレム築いて欲しかった
↑2
アヴ子「照れますなぁ」