ジグソウ(??)「やあ風間堅次、ゲームをしよう」風間「!?」 (58)

注意
・ディーふらぐ!×sawのクロス(?)
・グロ描写・鬱描写は一切無い。またソウっぽい要素はかなり少ない

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~廃工場~

風間「……ん」パチッ

風間「なんだ?ここは何処だ……」

風間「いや、それよりもさっき誰かに襲われて…」ググッ

風間「っ!?動かねぇ!!手足が拘束されてるやがる…!!」ガチャガチャ

ザ…ザ、ザザ…ザーー

風間(テレビが…?)

『やあ風間堅次、ゲームをしよう』

風間「!?」

風間「あの不気味な人形って確か、ホラー映画に出てくる…」

『君はこれまで、数々の乙女達を振り回してきた』

風間「はぁ?俺はそんなチャラ男じゃねーっつーの!」

『若さ故の過ち…誰にでもある。だが限度があるのも事実』

『そして君は先週の休日中、決定的とも言える…重大なミスを犯した』

風間「せ、先週に重大なミスを…?」

『そう十代だけに重大な』

風間「こんな時につまらねぇギャグ言ってんじゃねーーー!!」

『それはもう取り返しが効かない。そうだ、君は生きるに値しない』

『しかしキミはまだ若い。チャンスをやろう』

風間「チャ、チャンス?」

風間(つまりなんだ、ゲームに…試練に巻き込まれるって訳か)

『キミに科せられる試練…それは…』

風間「……」ゴクリンコ

『簡単に言うと救出待ちだ』

風間「思いっきり運任せかよ!!」

『そうだ。君はこれまで、姑息な手で数々の難題を越えて来た』

『今日は小細工を使う事無く、自らの運のみで試練を乗り越えろ』

『制限時間は1時間以内』

『もしも、救出が間に合わなければ…』

ピチャ…ピチャ…

風間「水の音…」

ザクッザクッ…ザクッザクッ

風間「土を掘る音…?」

バチバチ!

風間「っ!!おい、今の音は電気か!?」

『制限時間以内に救出が来なければ、水責め、生き埋め、電撃の刑に処す』

風間「……水、土、電気?ちょっと待てまさか」

『それでは、ゲームスタート』

風間「おい待て!!俺が一体何したってんだ!?」

風間「チクショーー!!!離せーー!!!」

風間「クソ!!離れねぇ!!」ググッ

風間「俺が一体何を…」

風間「先週…別にふつう通り過ごしたハズだ」

風間「ん?待てよ確か、先週の休日中に決定的な事をしでかしたって言ってたな」

風間「先週の休日と言えば…」

~先週の土曜日~

風間「お、長山と横島からメールが」ピッ

風間「……何だと。二人とも急病で行けない…だと?」

風間「どうしたんだいきなり、タイミング悪いな」

風間「お、今度は中から電話か」ppp

中『け、堅次よ…すまん…いまソッチに向かっている所だ』

風間「横島と長山は欠席だ…って、お前も体調悪そうだな?無茶すんなよ」

中『いや、それだがな堅次よ…俺は気付いてしまったんだ』

風間「はぁ?何に」

中「俺はいま…その…腹が痛い…しかしだな!」

中『お腹の痛みを抱えながら、ホラー映画を見る…これはきっとたまらんないぞ…!!』

風間「……」

中『だ、だから…その…待ってr』

風間「今日は映画見に行くの中止な」

中『へ?』

風間「帰る」

中『ちょ、おい、俺の楽しみを』

風間「……」ピッ

風間「はぁ…帰るか」

高尾「あれ、風間?」

風間「ん?高尾か、奇遇だな」

高尾「な、何してんのよこんな所で」

風間「中たちと映画見に行く予定だったんだがな…アイツらドタキャンしやがって」

高尾「ふ、ふーん…そうなんだ…」

風間「まあそんな訳だ。じゃあな」

高尾「ま、待ってよ!!」

風間「あ?」

高間「そ、そそそ///それなら私が一緒に…みみみ、見てあげても良いんだけどさ///」

風間「いや、でも今日見る予定だった映画はちょっとハードな物で」

高尾「そうね!あれ面白そうじゃない!!///」←テンパって適当に言ってる

風間「なんだ、お前もソウ見たかったのか」

高尾「へ、何が?」

風間「何がって…さっきお前『ソウね!あれ面白そうじゃない!』って言ってたじゃん」

高尾「ソ、ソウ…?」

高尾(何かしら…映画の名前?看板見ればわかるかも)チラッ

高尾「」

高尾(な、なに…あれ…)ビクビク

風間「それなら話は早いな、行くか」

高尾「え…えぇぇ!?」

~映画館内~

高尾「やだ…何アレ…痛そう…」

『ぎゃあああぁぁ!!!』

『ゲームオーバー』

高尾「きゃあああああ!!!!」ギュゥゥ

風間「うわぁ!?ちょ、抱きつくな///」

高尾(イヤだ…もうイヤだ…)ボロボロ

~~~

風間「……結局、上映終了まで抱きつかれてたんだよな」

風間「あいつ観たいとか言っておいて、思いっきりビビッてたじゃん…意味わかんねぇな本当。俺もビビったけど」

風間「そんで次に日曜日は…」

~先週の土曜日~

之江「悪いな兄貴…サーティワンに付き合って貰っちゃって」

風間「良いってことよ」

之江「でも凄く高い『カップルコース』を一緒に選んで貰っちゃって…」

風間「たまには良いだろ。それにこのプランは男女ペア組で買わないと、選べないんだろ?」

之江「うん…」コクリ

風間「なら仕方ないだろ。恋人が今いなんじゃ尚更だ」

風間「それよりせっかくだ、食いまくろうぜ」

風間「これで一時間、アイス食い放題なんだしよ」

之江「うん。食いまくる!」

~~

風間「日曜日は之江とアイスを散々食ったな…その後は、一緒に買い物して平和に一日終了」

風間「ダメだわかんらん…俺が一体何したってんだ」

風間「……」

風間「そういえば、救出待ちって言ったが…なんか引っかかるな」

風間「これから誰かが助けに来てくれること、わざわざ教えてくれてるみたいに」

風間「……まさか?」

~別室~

中「んん…なんだココは?」パチッ

ザ、ザザー

『やあ河原中』

中「っ!?」

『ゲームをしよう』

中「なに、ゲームだと?」

『君はこれまで、非暴力主義を主張してきたが、その実、ただの臆病心の強い人間だ』

中「な、なんだと!?この俺が臆病だと!!」

『君は親友が襲われても、ただその事実を知人に提供する事しかできない』

『そうだ君は実に臆病だ』

中「くっ…違う!俺は」

『今日はその臆病心を克服するチャンスを与えてやろう』

『これを観たまえ』

風間『チクショーー!!!離せーー!!!』

中「こ、これは堅次…なぜ捕まっている!?」

『1時間以内に、試練を乗り越え、このエリアのどこかにいる風間堅次を救出せよ』

『さもなくば土、水、電気の刑に合うだろう』

中「な、なに!?」

中「土に…水に…電気の刑だと!?」ゾクゾク

中「ゆ、許さん…許さんぞ。堅次にそんな目に合わせてたまるか…」ハァハァ

中「堅次をなんとしても救出して!そして、俺が身を呈して裁きを受けきってやる…!!」アヘアヘ

『それでは最初の試練だ』

『扉を開けろ』

中「待ってろ堅次…いやピンチ姫!いま救い出して見せるからなぁ!!」ガチャ

~~

「フフフ、待ってたぜ」

中「な、お前達は!?魔の十四楽団!!」

小田原(リーダー)「久しぶりだな副生徒会長さんよ」

高崎(眼鏡ハゲ)「お前の試練は!俺達、魔の十四楽団からの猛攻を避け、次の部屋の扉を開ける事だ!」

中「よ、よりによってコイツらまで絡んでるとは…!」

小田原「まあ恨むな。このゲームを阻止しきれば…なんと!」

小田原「俺達は報酬で、あるゲームを手にすることが出来るんだ!!」

小田原「とにかく、お前は俺達からの猛攻から逃げ延びれば勝ち」

高崎「一時間も時間があるからといって、甘くみるなよ」

高崎「この扉を開けても、その広いエリアの何処に、風間がいるか探し出さなければならない」

小田原「さあ行くぞ野朗ども!!」

魔の十四楽団全員「おおおおお!!!!」

中「く、参った…俺は非暴力主義者」

中「それにこんな人数をどうやって相手すれば…」

中「……む、待てよ。このルールだと、何も楽団全員を倒す必要がない」

中「つまり俺が手を出さずとも、猛攻を受けつつ、あの扉を開ければクリアなんだ…!」

小田原「何をペチャクチャ話してんだオラ!!」ゲシッ

中「うお!?」ドサッ

高津「オラオラどうした!!」ドカッバキッ

中「くっ…多勢に無勢…卑怯な…」

ドガ!バキッ!

中「だが、しかし…」

ドゴ!ゲシ!

中「わ、悪くないな…!」b

魔の十四楽団全員「!?」

小田原「喜んでる…だと?この状況を…」ドンビキ

高崎「な、なにこいつ…キモいんだけど…」

魔の十四楽団全員「……」


小田原「な、なあ。帰らね?こんな張り合いの無い殴っても…さあ?」

高崎「たしかに…ここまでしてあのゲームを頂いても…なぁ?」

小田原「撤収!撤収!ゲーセン行くぞぉ」

中「……っ!!待て、逃げる気か貴様ら!!それでも男か!!」

魔の十四楽団全員「!?」

中「物足りない…ダメだ…」

中「もっと…もっとだ!!」

魔の十四楽団全員「」

小田原「な、なんだ…この変態は…!!」

高崎「逃げろ!!!」

中「待て!!待ってくれ!!」ダダ

休憩します
堅次救出組はまた別にいるのでもうちょっと続く

期待してる

遂にディーふらぐでグロ鬱開拓する猛者が来てしまったかと思ったけど違った
やっぱりこの作品はほのぼのした馬鹿なボケがいい

~違う部屋~

之江「……ん?」パチッ

之江「ここ…どこ?」

ザザ、ザー…

之江「ひ、ひぃ!?」

『やあ、風間之江』

之江「ぎゃああぁ!?な、なななな、何コレ!?」ガクガク

『ゲームをしよう』

之江「ゲ、ゲーム?」

『君は普段、学校では強がって兄とは接しないようにしている癖に』

『追い詰められると、直ぐに兄に助けを求めるクセがあったな?』

之江「ぐっ…そ、そんな事ない…」

『ハッキリ言おう。君はブラコンだな?』

之江「だ、誰がブラコンだーー!!」

『だが君は既に高校生だ。そろそろ本当の意味で兄弟離れして良い年頃なハズだ』

之江(なんで私こんなキモイのに説教受けてるの…?)ピキピキ

之江「あ、思い出した…あの人形たしかソウって映画に出てた…」

『さて、その大好きな兄がいまこのエリアで囚われている』

之江「は、はぁ!!?」

『制限時間は一時間…それまでにキミに科せられたゲームをクリアし、大好きな兄を探し出し救助しろ』

『今日はお前が兄を助ける番だ』

『さて、うしろ見たまえ』

之江「うしろ…?」

之江「って、何この大量のアイスの山は!?」

之江「しかもなんで全部、『爽』なの!?」

『ソウだけに爽、なんちゃって』

之江「この状況でつまらねぇギャグ言ってんじゃねぇーー!!」

『見てのとおり、お前の大好きなアイスだ』

『だが大量にある。だがそれらを僅か一時間以内に平らげよ』

之江「うっ…この量を短時間で食うのは辛い…」

『もしタイムオーバーになればキミの兄は、水、土、電撃の刑に合うだろう』

之江「は、はぁ!!?」

『それでは、ゲームスタート』

之江「何なのコレ!?もう全部兄貴のせいなんだから!」

之江「……とりあえず、コレ全部食べないと」

之江「でもいくら大好きな物と言っても、こんなに食べたら私お腹が…」

『あ、そうそう言い忘れてた』

之江「わぁ!?いきなり画面から出てくんな!!」

『見事全部食い終えたら後で、錠剤を差し上げよう』

之江「黒幕が意外と優しい!?」

之江「って、ツッコンでる場合じゃない!早く食べて兄貴探さないと…頂きます」パクパク

之江「あんぐあんぐ…」パクパク

之江「ぅぅ…地味にキツいよお兄ちゃん…」

訂正
>>9
×~先週の土曜日~
○~先週の日曜日~

~更に違う別室~

高尾「んん…あれ、ここ何処?」パチッ

ザザ、ザー…

『やあ、ゲーム制作部部長…高尾』

高尾「!?」

『キミはゲームが大好きだな?ならばこれからゲームをしよう』

高尾(って言うかこれって、映画に出ていた奴よね!?なにこれ、摸倣犯?) 

『君はいま手足が縛られている』

高尾「っ!!いつの間に!!」ググッ

『そして、目の前にいる人物に注目せよ』

高尾「……!?」

豚仮面「……」

高尾(黒いローブを来た豚の仮面?)

『これから目の前の執行人が、キミの胸をbdの刑を処するだろう』

高尾「は、はぁ!!?」

豚仮面「ハァハァ///」bd

『君は実に罪深い』

『そのおっぱいで多くの人間を苦悩させ、誘惑してきた』

高尾「私を痴女みたいに言うなーー!!っていうか誘惑なんかしてないし!!」

『今日はその罪深いおっぱいに罰を与える』

『おっぱいをbdされたくなければ、自力でロープを引き千切るんだ』

高尾「そ、そんな事出来るわけないでしょう!?」

『それと、このエリアにはキミの愛すべき人間も囚われている』

高尾「!?」

『制限時間は一時間以内だ。さもなくば愛すべき人物は、とんでもない目に合うだろう』

高尾(私にとって愛すべき人間…えーと家族と…)

高尾(……)

高尾「……って!なんで風m、アイツの事を想像してるの私!!///」

『それでは、ゲームスタート』

豚仮面「ハァハァ///」bd

ポヨヨン

高尾「っ!?きゃあああああぁぁ!!」

豚仮面「ハァハァ…おっぱいおっぱい!」bd

高尾「こ、このセクハラよ!!」

高尾「うぅ…なんとかしてロープ切らないと…でも周りに刃物も無いし…」キョロキョロ

高尾「でも…一体だれが囚われているのかしら……って、だから何でさっきからかz…アイツが浮かんで来るのよ!///」

豚仮面「ハァハァ、たまんねぇっす///」bd

高尾「く、くそ!この変態が!!」


「チクショーー!!!離せーー!!!」


高尾「っ!?今の声はまさか!!!!!」

高尾「……」

豚仮面「ハァハァ///」

高尾「助けなきゃ(覚醒モード)」ボソッ

豚仮面「?」

高尾「たすけなきゃ」ブチチッ

豚仮面「っ!?ロープを強引に引き千切った…!!」

高尾「……」ガタッ

豚仮面「ああ…部長すいません!!私がわるかったです!!」orz

高尾「どいて」

豚仮面「いやその、実は買収されまして…高尾部長のお胸を揉み放題して良いから、協力しろと、ニセb」

高尾「 ど い て 」

豚仮面「」

高尾「……」

豚仮面「あ、部長。ここは鍵が必要なんです。私、持ってますので…」

高尾「……」ブンッ

ボゴォォォン!!

豚仮面「」

高尾「助けなきゃ…助けなきゃ…」ブツブツ

高尾「……」ダダッ

豚仮面「ご、強引に扉をぶち壊していきやがった…」

~~

風間「やばいな…もう残り時間少ないじゃねぇか…」ググッ

風間「ええーい!運任せじゃダメだ!!俺も何かしないと…」

風間「おい!!もう犯人は大体わかってるが…なんでこんな事した?」

風間「聞こえてんだろう?おい!」

「……」

風間「くそ!ちょっとは何か言えっつーの!」

【00:59】

風間「ヤバイ…1分切った…!」

ガチャ

中「はぁはぁ、何処だ魔の十四楽団!!って堅次!?」アヘアヘ

風間「中!!…って、なんでそんなアへ顔なんだ!?」

中「そうだ迂闊だった…俺は元々堅次を助ける為に…」

風間「お前、何しにきたんだよ…」

ガチャ

高尾「……」ゴゴゴゴ

風間「高尾!!って、お前なんでそんな殺気込めてるの!?」

中「堅次今助けるぞ!そして俺が変わりに罰を受けきってやる…!!」

風間「ホンットお前何しに来たんだよ!?助けに来てくれたようだが、何か嬉しくねぇーーー!!」

高尾「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」ガシッ

中「ぐえ!?なんだ高尾くん!!」

高尾「風間は私が助けるのよ!!邪魔しないで変態!!」

風間「お前いつもより随分強気だな高尾!?」

中「な、なにを!?いいか!姫というのは男が救うと相場で決まっているんだ!!つまりピンチ姫は俺が救う!!」

風間「だれがピンチ姫だ!!つーか俺は女じゃねぇ!!」

中「俺が助ける!!」

高尾「いや私が!!」

風間「いや、もうこの際どっちでも良いから助けてくれ…」

ガチャッ

之江「兄貴!!」

風間「之江!!」

之江「今、助けるからね…」ダダッ

中「おおっと、之江。それ以上近づくな」ササッ

之江「え、中!?」

高尾「そうよ!お兄さんを助けちゃだめ!!」

之江(え!?やっぱりこの人怖い…いや危ない…)ガクガク

高尾「あ…(察し)ち、違うの之江ちゃん?私の手でお兄さんを救ってあげたかっただけなの…」オドオド

中「おいキミが出る幕ではないと言ってるだろう!この俺がピンチ姫を救うのだ!」

之江「中はいつも以上におかしいし、高尾先輩はやっぱりスンゴイ怖いし…もうイヤだぁ…」ウルウル

之江「助けてよお兄ちゃん~うわあぁぁぁん!」ボロボロ

高尾「あ、あの違うの之江ちゃん、これはね…」オドオド

中「よし、今のうち…」

高尾「待てこらー!!私がやるわ!!」

中「邪魔をするな!!」

之江「うえぇぇぇん~助けてよ~お兄ちゃん!!」ボロボロ

風間「お前らくだらない言い争いしてないで俺を助けろ!!」

【00:00】ビー

『ゲームオーバー』

全員「」

風間「時間が切れたー!!!」

豚仮面2「……ゲームオーバー。刑を執行する」

全員「しまった!!」

風間「っ!!」

ビチャチャチャ

全員「え……」

風間「え、これが水責めの刑?」

風間(この量…ただペットボトルから水を垂れ流ししてるだけじゃね?)

ビチャチャチャ…ポタ、ポタッ

豚仮面2「……」ゴソソッ

全員(仮面を取った…?)

桜「お疲れですせーんぱい!」

之江「さ、桜!?」

風間「お、おまえ…これは一体…」

桜「んーと、とりあえず縄を外すね」ゴソソッ

風間「お、おう」ススッ

豚仮面3「おう、少しは懲りたか?」ゴソッ

中「その声は会長…!!」

千歳「おう、私だ」

高尾「…?…?」ポカーン

「ま、流石に本気で生き埋めとか、電撃の刑なんてしませんよ」

高尾「芦花!?」


風間「いや、なんかお前だとやりかねない気が…」

芦花「おや?あまり驚かないですね」

風間「ったりめーだ。大体な…水、土、電気の刑って言った時点で、もう予想は付いた」

芦花「さすが風間さんです」

風間「いや、この部に所属してる人間なら大体わかるだろ」

芦花「ふむ。それで、何か私にいう事はありませんか?」

風間「たくさんあるよ。まず何で水責めの刑だけで終わった?これだけ面倒な用意させておいて」

芦花「それは風間さんが私にとって…いや、私達ゲーム制作部にとって大切な存在だからです」

芦花「映画みたいに本気でやったら死んじゃうじゃないですか」

芦花「そんなのイヤです…///悲しいです…///(萌え萌え攻撃)」

風間「俺を大事だと思うなら、こんな大掛かりな嫌がらせをすんじゃねーー!!」

風間「そんで?どーして俺をこんな目に合わせた。俺がお前に何をした」

芦花「もー!反省する時間を1時間もさしあげたのに解らないんですか!?」プンスカ

風間「はぁ…知るか。俺は先週の休日は映画見にいったり、之江とアイス食いに言ったよ」

芦花「それですよ風間さん」

風間「はぁ?」

芦花「何も覚えてないんですか?」

芦花「先週の休日前に私が言った事」

~先週平日~

芦花「風間さ~ん…///今度の土曜日二人っきりで映画見にいきましょう///(萌え萌え攻撃)」

風間「映画だ?あぁ悪い。今週先約で中たちと行くからは無理」

芦花「」ガガーン

芦花「そ、それなら…日曜日、一緒に…」

風間(日曜日は之江との約束があるしな…俺と妹だけ食べ放題でコイツだけ通常プランってのもな…)

風間「すまん、後にしてくれ(本音)」

芦花「」ガガーン

~先週の土曜日~

芦花「はぁ、今日は一人でお出かけです…悲しいです…」

芦花「ん?」


風間「じゃ、行くか」

高尾「え、う、うん」オドオド


芦花「」

芦花「風間さん…話が違うんじゃありませんか…?」ゴゴゴゴ

~先週の日曜日~

芦花「今度の月曜日は袋攻めですね。それからじっくりとお話を…」

芦花「ん?」


之江「美味いね兄貴」

風間「おう、美味いな」


芦花「」ガガーン

芦花「風間さんは、何処まで私を馬鹿にすれば気が済むのですか」ゴゴゴゴ

芦花「私は後回しで、妹さんとデートだなんて…」ゴゴゴゴ

芦花「もうこれは、袋詰め程度じゃ甘いですね…」ゴゴゴゴ

~~

芦花「っと言う訳です。お分かりですか風間さん」

芦花「いつもの風間一派と行くと言いながら、高尾さんと二人っきりですよ?これは一体どういうですか?」

芦花「オマケに日曜日は妹さんと仲良くデートしてアイス食べてたし…」

芦花「私を差し置いて…影でこそこそと…」

高尾・之江(み、見られてたの!?恥ずかしい…)

桜「私も嫉妬しちゃったな~アイス一緒に食べに行こうって、ずっと前に誘ったら、『そのうちな』って言って軽く流して…」

桜「之江っちと先にいっちゃったし」

千歳「お前、部員のお願いはみ~んな、後回ししてたみたいだな」

風間「そ、そうなのか」?←忘れてる

風間「……」

風間「まあなんだ、一応俺にも非があるのは認めてやる」

風間「だがな、お前達。根本的に色々と誤解してるぞ」

ゲーム部全員「誤解?」

~~

風間「っという訳だ」

芦花「えっと…じゃあ、映画の件は、偶然が重なったという事ですか?」

風間「そうだよ。アイツらドタキャンして、高尾にあったから一緒に映画を見た」

風間「日曜の予定は、之江が以前、『カップルコース』って言う期間限定のアイス食い放題の広告を偶然見つけて、仕方ないから前から約束してたんだ」

桜「な~んだ安心した」

芦花「てっきり風間さんが、私達には内緒で、高尾さんとお付き合いして…しかも極度のシスコンで、妹さんと浮気してるのかと思いましたよ!!」

高尾・之江「は、はぁ!?///」

風間「いちいち拡大解釈し過ぎなんだよお前は!!」

芦花「そうですか…誤解とは言え、悪いことをしました」

芦花「はいタオルです」

風間「おう…」ゴシゴシ

芦花「……」

風間「でもまあ、ちゃんと説明してなかった俺もいけなかった」

風間「今度はお前と一緒に映画見に行くか」

芦花「ほ…本当ですか!?///」パァァ

風間「あ、ああ。お詫びだ」

桜「あ、先輩!来週一緒に私もアイス食べ放題に付き合ってください!」

高尾「んじゃ、私はその次の週に一緒に…いいかな///」

風間「ああ、わかったよ」

芦花「ちょっと風間さん」ギロリ

風間「な、なんだよ怒るなよ!?ああ、そうかお前もアイス食いたいんだな、映画見終わったら行くか」

芦花「そういう意味じゃあ…まあ良いです。アイスたくさん食べましょう///」

之江「えっと…一件落着で良いの?」

中「ああ!?そうだ!!」

之江「な、なんだよ!?」

中「おい!!…水、土、電撃の刑はないのか!?」

風間「中…お前死にたいのか?」

中「何を言っている!?俺は生きたいぞ!!だが刑を受けてみたいと思うのもまた事実だ!!」

風間「こいつメンドクセ!!」

千歳「あーコイツ面倒クセェ」ゲシゲシ

中「おほぅ!///」

桜「帰りましょう先輩」

中「ま、待ってくれ!!」

風間「中…お前…」

芦花「あ、私は少し残っていきます」

芦花「魔の十四楽団の方々に、特別報酬で宇宙エロ本争奪ゲームver2.5を贈呈します」

風間「アイツらも絡んでたの!?てか報酬それかよ!!」

大沢「zzz」

風間「あんたずっと寝てたのかよ!!」

大沢「…ん。あ、おい、私のスタンガンいい加減返してくれ~」

千歳「あ、はい。すいません」

風間「スタンガンは借りてたのかよ!?てか生徒に貸すな教師!!」


稲田(豚仮面の中身)「部長…その、悪ふざけがすぎてスイマセン…」ダラダラ

高尾「も、もう良いわよ…それより鼻血拭きなさい…」フキフキ


之江「ぅぅ…もう当分はアイスはいいや…」ゴロゴロ

芦花「はい、お薬です」

~次の休日・映画館~

芦花「フフフ、風間さんとデート~」

風間「なあ、なんで俺の膝の上で見てるんだ?」

芦花「だ、だって私まだ小さな子供だし…///それに怖い映画見るし…///」

風間「お前一応高校生ね!」

芦花「それに、なんでまた高尾さんが一緒に来てるんですか、しかも隣の席で」プンスカ

高尾「わ、私この間ちゃんと見れなかったから…」

風間「いや、おっかないならワザワザまた観に来なくてもいいだろ…」

『イヤだ!!!死にたくない!!!』

『ぎゃあああああ!!!』

高尾「い、いやああああ!!!!」ギュゥゥ

芦花「う、わあああああ!!!」ギュゥゥ

風間「ちょ!?抱きつくな!!///」

『ゲームオーバー』

高尾「も、もうイヤだ…」ガクガク

芦花「そ、想像以上にバイオレンスでキツイです…」ガクガク

風間「……やっぱ帰るか?」

高尾「ダメ!!」

芦花「ダメです!!」

風間「はぁ…だったら離れろよ」

高尾「ヤダ、怖い…ぅぅ…」ギュゥゥゥ

芦花「怖いです風間さ~ん…」ギュゥゥゥ

風間「た、頼むから離れてくれ」ドキドキ

風間(違う意味で緊張するだろコレ…///)


大濠&篠崎(同じクラスメイトのモブ)「やべぇ、風間君マジ青春してる…!」ピキピキ


終わり

【おまけ】M人英雄伝アタル☆

横島「堅ちゃん、女に囲まれて映画見てるな…」

長山「確かに、青春してるな…」

横島「ところでさっきの映画のシーンやばかったな」

長山「ああ、俺もゲンナリした所だ」

横島「流石の中もアレはイヤだろ?」

中「あ…あぁ…」ドキドキ

横島・長山(なんか満更でもなさそう!?)

中「いや…流石にアレは死んでしまう…本気で洒落にならん…」

中「だがなんだ…この胸の高鳴りは…クソ、オレは狂ってるのか!?」

横島・長山(か、葛藤してる…!?)

『イヤだ!俺も死にたくない!!』

『だ、誰か助けてくれ!!!』

横島・長山・中「……」ゴクリンコ

横島「このシーンも壮絶になりそうな予感…」

「う、うぇ…オ、オロ…」ガクガク

横島「ん、誰か吐きかけてるな」

長山「まあ無理も無いよな。俺も気持ち悪くなってる所だ」

中「すぐ後ろから、苦しそうな声が聞こえるな…」チラッ


多摩「ちょっと、こんな所でも吐かないでよぉ」

神泉「ぅぅ…おえぇぇ…」ガクガク


横島・長山・中「」

神泉「オロ!オロロロロロ…」

ビチャチャチャ

『え、液体が……ぎゃああああああ!!!』ビチャチャチャ

中「ゲ、ゲロが……ぎゃあああああ!!!」ビチャチャチャ

横島・長山「あ、あたるーー!!!」


『ゲームオーバー』

中「……」ドロドロ

『』ドロドロ

横島「え、映画の内容とシンクロしてやがる…」

長山「あ、中…大丈夫か?」

神泉「ご、ごめんなさい!!」

多摩「ごめんねぇ~中ちゃん~」

中「……」ドロドロ


中「わ、悪くないかもしれん…!」b

全員「!?」


完       じた

ここまで見てくれてありがとう
ミスマッチのクロス作品…前々から投稿しようか否か悩んでた

ただSAWクロスと言っても、鬱描写もグロ描写も無しで書く予定だったので、実験的な意味合いも込めて投稿しました

クロスさせたい物はまだあるけど、まだ考案中なものばかり
また何か思いついたら投稿するので
ではノシ

之江たそレイプしたい

之江っちかわいい

これは良作。面白かった。



覚醒高尾こええよ


中、お前……!?

パニッシャーのジグソウじゃないのか

グロはなくてもゲロはあったな

確かにグロ子がゲロかったな

確かにグロ子がゲロかったな

連投ごめん

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