淡「ちょっと!」京太郎「待ってくれ!」白望「ごめん」(359)

このスレは

京太郎「え?」淡「ちょ!?」白望「待てない」
京太郎「え?」淡「ちょっ!?」白望「待てない」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1365338954/)

が、なんとスレに収まらなかったせいで立てざるをえなくなった続きスレです
小ネタが多すぎるからこんな体たらくをさらすのだ!!
もしよかったらこのスレも見てね

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371396134

このスレでやること
息抜き旅行編
白望編
エピローグ
おまけ もし最初から家族だったら

になるぜ
とりあえず旅行編、どこに行きたいか決めるぜ
↓2-11に候補を書くんだぜ

謎の温泉率、温泉に決定

では今日はお休み。明日っていうか今日は,姉帯さん妹と化す、と、姉弟温泉旅行からはじまるでござる
あと、もう食傷気味だからエロは書かない

本編進んだー?

>>24
(’A')

今日の夜十時以降に投下。とりあえず本編

こんばんはーでは始めましょう
本編は終盤11月終盤から12月序盤の時期の旅行編です
祝日とかあったっけ?


カラカラカラ、コトン

白望「お、白い玉……はずれk」

おっちゃん「おぉーーーあたりィーーーッ!!白玉の特賞は長野の秘境温泉宿の旅ィィィーーーーッッッ!!!」┣¨┣¨┣¨┣¨

白望「え、白玉が特賞なの?わかりにくくてダル」



白望「てなわけで、温泉旅行三人分が当たった。行こうか」

京太郎「マジかよ、姉さんすげえな。福引当てるとか」

淡「お、温泉……!長野の、冬の温泉!イヤァァァッホォォウ!!」

京太郎「エド乙……ていうか、温泉なら淡何回かいったろ?」

淡「ノンノンノン、お泊り旅館の温泉はまた別物なんだよーん」

白望「む、大浴場は混浴か、ダル」

淡「えぇーーー!?じゃあおっさんとかいそうではいれないよー!」

京太郎「まぁまぁ、多分部屋風呂とかあるし、美味いもん食ってゆっくりできればいいじゃねーか、タダなんだし」

淡「むーーーーっ」ぷくーっ

白望「ダルい、京太郎、準備よろしく」

京太郎「自分でやれよ」

ーー長野の山奥のよくわからないけど妙に豪華な旅館ーー



京太郎「妙に大きいな……ていうか、三階建て?」

白望「なぜ山奥にこんなオーバースペックなものを……」

淡「ま、まぁ、とにかく受け付け済ませよー」パタパタ

京太郎「あ、おいったくぅ……にしても、周りが竹やぶで鬱蒼としてるなぁ、よくここまで車でこれたもんだ、運転手ってすげぇ」

白望(車の通れる隙間がない……なんなの、あのバスは)



淡「えーー!本当ー!?」

受付「はい」

京太郎「おいでかい声出すなよ。どうしたんだよ」

淡「あのね!今日と明日は私たちしか客がいないんだってー!」キラキラ

京太郎「へ?てことは……」

白望「私たちの貸切」ギラン

受付「その通りでございます」

京太郎「へ、へぇ。なんかすげえなぁ……」

受付「それではまず、皆様のお部屋へご案内します。どうぞこちらへ」



ー蓬莱の間ー

受付「では、ごゆっくりしていってね」スススーッ

京太郎「」

淡「ひ、ひろい……」

白望「まさか三階がほぼすべて一つの部屋とは……広すぎてダル」

淡「じゃあ自由行動しようー!私旅館を冒険ー!」パタパタ

京太郎「あ、おい。旅館の人に迷惑かけるなよー」

淡「わかってるー!」パタパタ



淡「えへへ、広くてワクワクするなぁ!」キョロキョロ

淡「ここが二階かぁ……薄暗くて、静かで、たくさんのふすまに長い廊下……少し不気味かも」

淡「さーってと、どーしよっかな!」

>>37
イベント内容

孕ませセックス

>>37
この精子脳!!


「んー、本当に静か」

とことこと、廊下を歩く。いよいよ冬に入り寒さが厳しいはずなのに、廊下の床は少しだけ暖かくて、靴下だけでも苦労しない。
とことこと、その異様に長い廊下を奥へ奥へと進む。
聞こえるのは、私の心臓の鼓動と、呼吸、足音、衣服の擦れる音……

ふと、違和感に気づく

「この旅館、こんなに奥行きが長いの?」

振り返ってみると、二階のロビーの明かりがもうだいぶ遠くに見える。もしかしたら100m以上離れてるかもしれない、長すぎる

「な、なんかこわくなってきちゃった」

進めば進むほど暗くなる廊下に恐怖を覚え、引き返すことにする

ふと、甲高い声が耳に入ってきた

「え?」

右を向けば、そこには少しだけ開いたふすまと、『来枯の間』と書かれた札

ここには、自分たち以外の客はいないはずではなかったのか


恐怖と好奇心が淡を突き動かす。なるべく音を立てないようにそのわずかな隙間を覗いて見た、そこには……



バタバタバタ、バンッ!

京太郎「うぉわっ、な、なんだよ淡」

淡「ーーーーーっ!!」ガバッ

白望「おお、早めに敷いた布団に潜り込んだ」

淡「見てない見てない見てない見てない見てない見てない……」ブツブツ

京太郎「な、なにがあったんだ?」

淡(銀髪と赤髪の情事なんて、私は見てない!みてないんだからぁーー!!)あわあわあわあわ

>>41は、わかりにくいけど淡の覗いた部屋で謎のカップルが孕ませセックスしてたってことね。言ったじゃん、エロなしだって


京太郎「淡はこんなんだし、飯にはまだ時間あるし、少し歩いてくるわ」

白望「ん、気をつけてね」

淡「あわあわあわあわあわあわあわあわ」



京太郎「ふう……外は風が冷えるな。でも、竹やぶから見上げた月ってのも、オツなもんだな」

>>44
イベント内容

銀髪と赤髪のカップルと混浴でご対面

京太郎「……まだ四時か、早いな。飯まで2時間半か」

京太郎(んじゃあ、噂の温泉に入って見ますかねっと。貸し切り同然なら誰かいることもないだろ、二人は部屋だし)



京太郎(脱衣所まで広いな、どんだけ豪華なんだここ)ヌギヌギ

京太郎(ーー痩せちまったな)

京太郎「さて、風呂風呂」ガララッ

京太郎「おぉ……お?」

それはまさに、純日本風呂であった。とても広いヒノキの浴槽に少し濁った湯……温泉がたっぷりと張られている
壁際にはこれまたヒノキの桶、そして小さな蛇口、不思議な入れ物……おそらくはボディソープなどの類であろう

しかし、京太郎の目を奪ったのは、それではなかった

「こ、こん……ころじゃ、駄……」

「いいじゃ……、さっきので…イッチが」

反響して綺麗には聞こえないが、話し声。そして、風呂の中央に目をやると、痩せ気味の銀髪とすごいおもちをもった赤髪の女がイチャイチャしていた

京太郎「失礼しました」パタン




トコトコトコトコ、ガラッ

京太郎「」

白望「あれ?もうあがったの?」

京太郎「姉さん……」

白望「ん?」

京太郎「他人のイチャイチャを見るのって、ダルいな」

白望「そ、そう……」

白望「二人ともダウンしてしまった……」

京太郎「ちくしょうリア充爆発しろよブツブツ」

淡「あわあわあわあわあわあわあわあわ」

白望「この状況で私までこうなったら、面倒なことになる。でも晩御飯まで暇なのも事実。どうしよう…。」

>>49
イベント内容

kskst

白望「うむ、二人をなだめてあげよう」

白望「おらー、淡ー、ダルいからでてこいー」グイッ

淡「あわぁぁぁぁぁ……」ズルズル

白望「何がショックだったか知らないけど、落ち着いて、ほれ、膝枕」ポンポン

淡「うぅ……あんなことは忘れるぅぅぅ」
ポスン

白望「いいこいいこ」ナデナデ


白望「京太郎もおいでー、動くのだるいからそっちがきてー」

京太郎「ブツブツ」

白望「こないと髪をピンクにするぞ」

京太郎「ごめんなさい」スススーッ

白望「えい」グイッ

京太郎「おわっ」ポスン

淡「ひゃあ!にゃにゃにゃんでめのまえにきょーたろーが!?」

白望「これぞ秘技、ダブル膝枕。足がだるい」ナデナデ

京太郎「う、うぐぅ、心地よくて動けない」ウトウト

淡「あ、あぁ、しろみーのなでなできもちぃ……」

白望「夕食まで、寝てな」ナデナデ


京淡「zZZ……」

白望「ふふ、家と、あまり変わらない」ナデナデ


夕食時

白望「うぁーーあしがしびれたぁぁーーーダルーーーー」シビビビ

京太郎「むりしなくてもよかったのに」

淡「二人分の頭は重いよね」

ここで終わりー、また明日

また明日といいつつ完全に寝落ちしてた('A')
これがナッガーノの夏の魔翌力……!

夜に投下ーあとそれまでに前>>1000の妹帯さんネタやるかも

ところで、晩御飯と温泉のどっちを濃厚に描写するべき?


こんばんワン
妹帯さんの前にルート選択

1.とことん外道小瀬川父ルート
2.ちょっぴりホラー人外ルート
↓2

八尺様を孕ませた外道がいると聞いて

>>70
八尺様に知らぬ間に犯されてできた豊音さん、てのがホラールート
て、いうかー、京太郎の妹、てことでいいのでしょうかねぇ?


京太郎「はぁ……」

宥「どうしたの?京ちゃん」

京太郎「いや……ね。おれ、こんだけ第人数の中で、一番年下なんだなって思うと、少し」

宥「き、京ちゃんは、誕生日が遅いからね」

京太郎「双子の淡さえ、あんな子供っぽいのに俺より早く生まれたゆえに姉だし、ハァ……弟か妹がほしいな。これ以上増えるのもあれだけど」

宥「そう、だね」

京太郎「まあ増えてほしいってのは冗談ですけど、あの親父のことだからいつどこで誰を孕ませてるか不安で不安で」

prrrrrrr…

京太郎「お?携帯が……はいもしもし」

京太郎「お?親父?なんだよ、なんで俺の携帯番号しってんだよ」イライラ

宥(お、怒ってて怖い……)

京太郎「……ファ!?」

宥「」ビクッ

京太郎「」パチン

宥「ど、どう、した、の?」

京太郎「ちょっと岩手いってきます」

宥「え!?」

岩手についたぞ!(周りに誰もいない)

京太郎「ふぅ、即日電車でくるのはキツいものがある」

白望「な、なんで私まで、ダル」フラフラ

京太郎「姉さんが一番縁深い話だからだよ」

白望「ていうか、何も聞かされてないんだけど」

京太郎「話はあとあと、さあいくぞー!」グイグイ

白望「ちょ、ま」



京太郎「……ついたか」ピンポーン

白望「ここ、豊音の家?」

ハーイ パタパタガララ

豊音「あ、貴方が、京太郎さん……と、シロ……」

白望「い、嫌な予感がしてきた」

京太郎「あの、親父はきてますか?」

豊音「あ、来てるよー。上がっていいよー」

京太郎「おじゃまします」ノソリ



小瀬川父「き、きた、か。きょ、京太r」

京太郎「血反吐を吐いて斃れろぉ!」ドグチャァ

小瀬川父「ホビット!」

豊音「わ、わー!喧嘩はダメだよー!」

白望「予想ついた……ダル」

京太郎「鞭打鞭打鞭打鞭打鞭打鞭打鞭打鞭打」ベチンベチンベチン

小瀬川父「アババババババ」

豊音「ほ、ほおっておいていいのー?」

白望「いいの、あれはペナルティ。それより、話し聞かせて」

豊音「え、えっとねー。私、最初に記憶がある時からお父さんの顔を見たことがなかったんだよー」

豊音「お母さんだと思ってた人も、私を山中で拾って、そのまま育てたっていうから、本当の親ってわからなかったんだー」

豊音「それで、こないだ血液検査して見たら、血のつながりのある人がわかったんだよー。それで~、それと同時にー……わ、私の年齢が間違ってたことがわかったんだよー」

豊音「拾われた時に、もう大きかったから勘違いされてたんだけど、本当は私は15歳なんだよー」



白望「京太郎、絞め殺して」

京太郎「あいさー」ギリッ

小瀬川父「」

白望「いや、本当、笑えないよこれ」

豊音「や、やめたげてよぉ!」

京太郎「ジャンクにしてあげる!あはははははははは!!!!!」

小瀬川父「」

白望「もう原型とどめてないね……ふん、くそおやじめ、ダル」ゲシッ

豊音「あ、あはは、それにしても、シロと私が家族だなんて、驚いたよー。なんか、嬉しいなー」

白望「嬉しい?」

豊音「うん……これで、もう私、ぼっちじゃないよー」

白望「豊音……」

豊音「それに、前から欲しかったお兄ちゃんもできたよー!」ギュッ

京太郎「ひょあ!?」

豊音「えへへー、おにいちゃーん」もみくちゃ

京太郎「や、や、や、やめてぇー!」パタパタ

白望(どう見ても逆なんですけど)



京太郎「というわけで、新しくすがファミリーに加わった最年少の豊音だよ」

豊音「岩手に住んでるから一緒には暮らせないけど、たまに遊びに、来てもいいー……?」

淡「いいですとも!」

桃子「ゴルベーザ乙っす」

透華「これで、妹……!」ゴクリ

カン!豊音さんに後ろから抱きすくめられて揉みくちゃにされる京太郎萌え。ていうか構図萌え

ニュークリアフュージョン!

ごめんね、>>1怠け症だからね
これから書いてくさー、お酒パーリィからスタート

おゆはんのじかん…

京太郎「」もみもみ

白望「あふぅぅぅそこそこぉぉぉ」

淡「脹脛を揉むのって、足の痺れに効果的なんだよね。揉んでる京太郎は死んだ顔をしてるけど」

女将「失礼いたします」ガララ

淡「あ、はいー?」

女将「おゆはんの準備、整いました。こちらにお運びいたしますか?」

淡「あー、お願いしまーす」

女将「かしこまりました、少々お待ちくださいませ」スススー



女将「ごゆっくり、お召し上がりください。後ほど器を回収しにまいります」

京太郎「うまそう、だけどー……これは、なんの肉だ?」

淡「あむっ……鳥肉っぽいけど」はむはむ

京太郎「なーんか違うような……ん?これ、髪の毛か?でもこんな長い銀髪の人いたっけ」

白望(これは、ウサギ肉?こんな大きいウサギがいるのかな?)モグモグ

京太郎「まぁいいか、うん、お味噌汁美味しい」ズズズ

淡「にく!さかな!たけのこ!」パクパク

白望「ダルくない……これは、水?」ゴクリ

白望「ゴフッ」ブーッ

淡「わ!ど、どしたの?」

白望「こ、これは酒だ」

京淡「な、なんだってー!?」

白望「よくみると運ばれてきた料理の中にラベルの張られた瓶が」

日本酒『水道水』

白望「変な名前……」

京太郎「み、未成年なんだけど」

淡「えー!?わたしのみたいー!」

白望(精神年齢は60近くだけど、体はなぁ……)

京太郎「ど、どうする?」

淡「そりゃーもう!」

白望「んー、ここは……」

ルート選択

1.飲まない。真面目に生きよう
2,京太郎おっとなー。二人をあやす
3,淡は百年生。二人を弄ぶ
4.しろみーお酒に強い。二人に絡みつかれる
5.全員ぐでんぐでん。特殊イベント
6.その他指定 エロなし

↓3

2

京太郎「はぁ、くらくらするな……」

淡「えへぇ、きょー、たろ!」ピョコン、ギュッ

京太郎「おま!背中に飛びつくなよ、重いだろ」

淡「えへへぇー、黒髪もふもふー」すりすり

京太郎「ああもう、ほれ、おちつけーいいこだからー」ナデナデ

淡「もっとなでてぇ」グリグリ

白望「京太郎……」ゆらぁ

京太郎「今度は姉さんか」

白望「離れたくないよぉ……ずっと一緒にいたいよぉ……」ムギュッ

京太郎「はいはい、生きてる限り一緒にいますよ」

白望「わたしがまもるからぁー」

京太郎「はいはい」

淡「きょーたろ、えへへ、すきぃー」チュッチュ

白望「ん、はぁ……」スリスリ

京太郎「酔いすぎだろ、二人とも」

作者の性格が滲み出ている
マジキチ

ありがたいことに私のキチガイ具合は>>98が保証してくれるというわけだ
よろしい、ならば私も問おう
君のその証言は、一体どこの誰が保証してくれるんだね?

一体どこの誰に話しかけてるかわかってるのかね?私が「私は京豚です!」と宣言しながらスレを埋めれば良かったかな?
私は存在しない血縁を無理やり繋げたクソ野郎だそ?キャラ崩壊をスレタイで察することができなかったのかね?近親相姦と鬱を呼吸するかのように行う私にかね?マジキチ?何を今更!三スレほどいうのが遅いぞ!!


しばらくの間かけないのでご報告をば、下手すると二週間ぐらい
どうかその間よろしくお願いします

前回までのあらすじ

ワハハ「くらえー!京太郎!」キキー

京ちゃん「実は俺は一度轢かれただけで死ぬzぬぐうわぁぁぁぁあ!」

淡「京太郎がやられたy「くらえー!」ぎゃあああああ!」

ワハハ「遂に双子を倒したぞー!」ワハハー

白望「私を倒すには黒い牌が必要だった気がするけど、そんなことはなかった」

ワハハ「私には後輩の友達が居た気がするけど、別にそんなことはなかったぞー!」

いぃくぞぉぉぉぉぉ!

ワハハの勇気が世界をループから救うと信じて!

今日の夜から再開するよー

食後

白望「」ころころ

淡「ォェー」

京太郎「これは酷い……ほれ、淡、水」

淡「んぐっんぐっ……けふっ」

白望「」ころころ

京太郎「回ると酔いが回りますよー」

白望「だるー」ころころ

京太郎「やれやれ……俺も酔って汗かいたな、さっき入り損ねたし、入ってこよっと」



風呂場

京太郎「今度こそ入れますよーにっと」ガララ

京太郎「おー、貸切貸切。のんびり入れるぜ」

カポーン……

京太郎「……はぁ」

京太郎「結局、なにも成せないか」

京太郎「でも、これでいい、これで」

京太郎「腕、細くなっちまったなぁ」



ーー
ーーー

旅行二日目に突入しますか?
突入する場合はゲストキャラも一人書いてください

↓2-6

京太郎「スゥ……スゥ……」

淡「クケー……クケー……」

白望「ダルゥ……ダルゥ……」



女将「えー、と。時刻は九時。そろそろかしら」

ガララッ

衣「ついた!」

ハギヨシ「衣様、あまり距離を取りませんように。すみません、予約をとっていた者ですが」

女将「えぇ、こんなところまでよくおいでくださいました。先ずは記帳のほうを……」

ガララッ

照「バス乗ってたら、ついた。楽しみワクワク」

ガララッ

エイスリン「サエタチモ、イッショガヨカッタナ」

ガララッ

久「温泉温泉ー♪」



衣「おっ?」

照「えっ」

エイスリン「who?」

久「!?」

ハギヨシ「衣様、記帳のほう終えまし……おやおや」

淡「あさごはんー」パタパタ

白望「ダルー……」

京太郎「なんで俺がおんぶをブツブツ……」

京太郎「ん?」

衣「」ジーッ

照「」ジーッ

エイスリン「」ジーッ

久「あ、あれ?あれ?須賀くん?」

ハギヨシ「なんと」

京太郎「」

久「まさか私に内緒で家族旅行なんてねー」

京太郎「福引で当たったもので……別に教えるほどのことでもないかと」


照「まさか、こんなとこで会うとは」

淡「本当だよ。いや、本当だよ」


エイスリン「シロ!シロ!」ギューッ

白望「耳元で叫ばないで……響く……ダル……」


衣「これは、混沌としているな……」

ハギヨシ「そうですねぇ」

衣「まぁいっか!きょーたろー!だっこしろー!」ガバーッ

京太郎「わっちょっ!?あう!」バターン

照「!!」

エイスリン「!!」

照(な、なにこの湧き上がる気持ちは!これは、憎しみ!?)

エイスリン(I KILL you)

久「収集つかなくなってきたわね……」

淡「こりゃー今日は夜は宴会だね」

白望「うん……ダル……」グテー

>>126
と、すると久さんだけ仲間外れか……

>>128
ワンチャンあるで


京太郎「と、いうわけで、三チームに別れました」

照「八人だから3.3.2で」

衣「んふふー、きょーたろっ」むにむに

京太郎「こらー、ほっぺをつつかない」

照「」ほっこり


淡「この謎の組み合わせは一体……」

久「さぁ?」

エイスリン「エ、エト、エト」


ハギヨシ「……」

白望「……」

お散歩編
↓2どのチームの話をみる?

サク、サク

ハギヨシ「昨日の晩の内に、雪が積もったのでしょうね。たけと雪以外、なにも見えません」

白望「風流……」

サク、サク

ハギヨシ「京太郎君と遊ぶようになってから、衣様はより良い方向へと、成長することができました。そして、あの一件のあと、さらにそれは顕著に。貴女にも、勿論淡さんにも、感謝しております」

白望「ふーん」

サク、サク

ハギヨシ「……京太郎君は、大切な何かを犠牲にして、あの力を手に入れました」

ハギヨシ「今は落ち着いていますし、何か吹っ切れたような感じもありますが、同時に退廃とした雰囲気もあります」

ハギヨシ「彼の、一友人として、身を案じております。彼に何かあれば、衣様も、勿論私も悲しい」

ハギヨシ「何か、ご存知ありませんか?」

白望「……こっちが知りたい」

サク、サク

サク……

ハギヨシ「……どうなされたのですか?」

白望「耳を済ましても、聞こえるのは竹の葉の擦れる音だけ。まるで時が止まったみたい」


白望「そうなればいいのにね。はぁ、ダル」


お昼編
どのチームの話をみる?↓2

淡「ひゃっはー!昼飯だぜー!」

エイスリン「チキン!オイシーデス!」

店主「あはは、そりゃ良かった。この竹林の竹炭で焼いてるからね。そこが味の決めて、さ」

久「本当、美味しいわね……」

久「周りが雪で寒いせいか、あったかい焼き鳥が余計に美味しいわ」モクモク

久「でも、なんでこんな竹林の奥で焼き鳥屋台を?」

店主「道楽以外の何物でもないさ。それに、あの旅館にきた客は大抵私のところにくるの、その話を聞くのが楽しみでね。あなたたちも、何かお話聞かせてよ」

淡「お!それじゃー聞くも涙語るも涙!とある姉弟の感動秘話をお聞かせしよう!」

エイスリン「ヒューヒュー!」

久「なにこのテンション……」



店主「うぅ、グスッ」

エイスリン「ゼンベーガ、クライ」メソメソ

淡「あ、私もつられて涙でてきた」

久(いやいやいや、今の話の姉弟って明らかに須賀姉弟でしょ)

久(いら、でも荒唐無稽な時間ものだし、案外適当にでっち上げた?)

店主「チクショー!今日はあたしのおごりだ!好きなだけ食ってけー!」

淡「本当!?やーりぃ!」

エイスリン「ラッキー!」

久「……まぁ、今はあやかるかな」

お風呂編
どのチームの話を見る?↓2

照「」ペラッ

京太郎「はい、カス三文」

衣「なぬー?!コイコイは!?」

京太郎「しません」

衣「ずーるーいーぞー!」パタパタ

照「……」スクッ

京太郎「ん?照さんどうしました?」

照「あ、え、えと、せっかく温泉宿にきたから、お風呂入りたくて」

京太郎「あぁ、ではいってらっしゃい」

衣「あー!衣も入る!」

京太郎「あ、じゃあ俺一人か……」

衣「なにいってるんだ、京太郎も入るぞー!」

照「えっ」

京太郎「またですかー、衣さん」

照「えっ」



照「えっ」



カポーン(二回目

京太郎「相変わらず髪が柔らかいですねぇ」シャカシャカ

衣「うん!えへへぇ」

照「//////」シャワー

衣「うむ、さっぱり!きょーたろー、背中流すぞ!」

京太郎「あ、じゃあおねがいします」

衣「任せるが良い!うんしょ、うんしょ……」

照(な、なんであの二人は平気なの!?)

京太郎(照さんのほう見ないようにしないと)

衣「む、きょーたろー、ご飯ちゃんと食べてるか?あばらが出てるじゃないか」

京太郎「衣さんこそ、お菓子以外のもの食べてますかー?」

衣「しつれいなー!」プンスカ

照(湯船に、湯船に入ろう、そうすれば……フラフラ)

そして夜中(唐突過ぎぃ!

久「ではではでは!!!この数奇なめぐり合いにカンパーイ!」

エイスリン「yaaaaaaaaa!!!!」

照「カ、カンパーイ」

ハギヨシ「衣様、お酒はダメですよ?」

衣「む、むー!」

京太郎「明日帰るんだし、飲むのはやめとこう……」

白望「」ゴキュゴキュ

淡「」グビグビ

京太郎「少しは学習しろよ」


久「さてさて、ここでみんなで一つゲームをしたいと思いまーす!」

エイスリン「ナアニ?ナァニー?」フラヨロ

照「楽しみぃー」ニコニコ

久「それはズバリ!↓2よ!!」

久「超次元王様ゲーム、くじひーく!」ドャア

京太郎「さぁさ、もう一献」

照「うぃー」

久「く、このスルー力、流石須賀くん!でもメゲないわ!さあみんな、くじを引くのよ!」



久「よぉし行き渡ったわね?では、王様だーれだ!」

京太郎00-10
淡11-22
白望23-33
衣34-44
ハギヨシ45-55
照56-66
エイスリン67-77
久78-88
?89-99

直下判定

久「って、私だったわ。オホホホホ!!」

照「インチキー」

エイスリン「インチキー」

久「してないわよっそんなこと!」

衣「たのしみだな!きょたろー!」

京太郎「そうですねぇ」ナデナデ

ハギヨシ「果たして私が参加していいものなのか……」

白望「さあ?」

久「じゃあ命令よ!↓2」

久「私にマッサージしなさい!オールで」

京太郎「あ、じゃあ俺は足裏を」

ハギヨシ「では手のひらを」

久「え、ば、番号指定がまだ」

淡「じゃあ私はふともも」

エイスリン「バスト!」

久「!?」

照「腰」

白望「首」

衣「おしりー!」

久「いや、ちょ、ま、やめ」

ジリジリ

久「ゆ、ゆるして、や、や、やぁ……」





久「ぁ……はぁ……」ヒクヒク

淡「いいことしたね。さ、次の王様だーれだ!」

京太郎00-10
淡11-22
白望23-33
衣34-44
ハギヨシ45-55
照56-66
エイスリン67-77
久78-88
?89-99

直下判定

ハギヨシ「わ、私ですか、需要がなさそうな……」

白望「あんまり、へんなめーれー、だるいからやだ」

ハギヨシ「ふむ、では……」

ハギヨシ「命令です、↓2」

番号指定、名前直接、どちらでもいーよー

ハギヨシ「」シュンッ

淡(ん?今一瞬ハギーの体がぶれたような)

ハギヨシ「五番が、四番に充電を」

久「じゅーでん?」

ハギヨシ「白望さんから聞きました。岩手ではそのような行動で好意を伝えるのが流行っていると」

エイスリン「チャージ!チャージ!」

白望(は、話してないんだけど)

淡「で、四番と五番はー?」

京太郎「俺五番」

淡「衣よんばーん!」ピョコン

京太郎「わっとと……」

衣「んふふぅー!じゅうでん!」バチバチー

照「」

エイスリン「」

白望(二人ともかわいそうに)

久「じゃあこのまま進行しましょう。おうさまだーれだ!」

京太郎00-10
淡11-22
白望23-33
衣34-44
ハギヨシ45-55
照56-66
エイスリン67-77
久78-88
?89-99

直下判定

スノードリフトのあまりの硬さに狼四匹増殖輪姦hageしてテンションあげぽよなので久しぶりのこねた。というか頭がおかしくなって本編書く気が起きない

↓2

京太郎になでなでしてもらう

>>167
えーと、誰が?

誰が撫でられる?↓2.

この照の強さ


照「撫でて」

京太郎「は?」

照「この前、衣さんにしたのと、同じことして」

京太郎(この前、この前……あっ)


京太郎「」スリスリモニモニ

衣「きょ、きょーひゃりょお……おなか、おなかもっとなでてぇ……」


京太郎「いやダメでしょう。頭ならいいですよ」

照「じゃあ頭で我慢する」

京太郎「はいはい」ナデナデ

照「ふあ……」

京太郎「髪、柔らかくてサラサラですね。すごいいい触り心地だ……」

照「え、えへへ」

京太郎「……」ギュッ

照(あっ)

京太郎「んー」ナデナデギュー

照(京ちゃんに抱きしめられて、撫でられて、あぁ、しあわせ)ポャーン

照「くぅ……ぁぁ……」スリスリ

京太郎(んー、犬のようだ)

カンっ

長野県清澄高校の代表的な妖怪

妖怪点棒置いてけ
「点棒置いてけ!」

「ねぇ!」

「大将でしょう!?大将でしょう!?」

「ねえ大将でしょう貴女!」

妖怪タコスくれ
「タコスく(ry

妖怪咲さん寄越せ
「咲さ(ry

本日夜から投下。なんもかんもEDF4が面白すぎるのが悪い。

さいかいするせ!人がいるかはしりませぬ



照「や、やった!王様だぁ!」

淡「お、おめでとー」

照「よ、よし、命令だぁ……!」ドキドキ

白望(嫌な予感しかしない)

照「じゃ、じゃあ↓2!」

照「じゃ、じゃあ……!!!」キラーン

照「三番が私を充電!!」

京太郎「また俺か!」

淡「今、狙ったね」

白望「どうやって狙ったのかはさっぱりわからないけどね」

照「え、えへへ」ギュッ

京太郎「ぅぁー、二倍の勢いで電力がぁぁぁぁぁぁ」しなしなしな

エイスリン「」

白望(かわいそうに)

ハギヨシ「では次のクジです。そろそろ終わりですかねぇ?王様は、誰でしょう?」

京太郎00-10
淡11-22
白望23-33
衣34-44
ハギヨシ45-55
照56-66
エイスリン67-77
久78-88
?89-99

直下判定

>>182                  /⌒ヽ⌒ヽ

                  /   Y   ヽ
     /⌒ヽ⌒ヽ      /     八  ヽ
     /   Y   ヽ     ( __//. ヽ, , )     /⌒ヽ⌒ヽ
    /     八  ヽ     | i し 八  .|     /   Y   ヽ
    ( __//. ヽ, , ).    |ノ ( .八  .〉    /     八  ヽ
     | i し 八  .|.    ( '~ヽ 八  |/⌒ヽ⌒ヽ__//. ヽ, , )/⌒ヽ⌒ヽ

     |ノ ( .八  .〉.    |       /   Y   ヽ し 八  .|/    Y  |
     ( '~ヽ 八  |  /⌒ヽ⌒ヽ    /     八  ヽ ( .八  .〉    八  |  /⌒ヽ⌒ヽ
     |       | ./   Y   ヽ  .( __//. ヽ, , )ヽ 八  |__//. ヽ, , )/   Y   /
     |       |/     八  ヽ   .| i し 八  .|       |し ノヘ  //     八  /
  /⌒ヽ⌒ヽ     ( __//. ヽ, , )   |ノ ( .八 /⌒ヽ⌒ヽ  |( ノヘ  /(  __//. ヽ, )
  |   Y   ヽ    | i し 八  .|  ( '~ヽ 八/    Y  ヽ | ノヘ //   / /
  |     八  ヽ    |ノ ( .八 /⌒ヽ⌒ヽ   /     八  ヽ|    /   /  /
  (  __//. ヽ, , ) .( '~ヽ 八/   Y   ヽ  ( __//. ヽ, , )|   /  / /
   ヽ i し ゝヽ ヽ/⌒ヽ⌒ヽ /     八  ヽ  | i し 八  .| |  /   /
    ヽ( (  ゝ /   Y   ヽ( __//. ヽ, , )  |ノ ( .八  .〉| /  ./
      \'~ヽ/     八  ヽ .,|ヽ,ヽヽ,-|ヽ,ヽヽ ( '~ヽ 八  |//
        ヽ( __//. ヽ, , ) /(\`")ノi (\`")ノ ヽi// /

    人        
    (;.__.;)
    (;;:::.:.__.;)
   (;;:_:.___:_:_:)

  l: : | xxx  ' xx. }: l =3
  .i: :iヽ_  △ _ノi: l  =3
  .∨ /ト|┐ii┌|イヽ.V =3

淡「私だ!」

白望「お前だったのか淡」

淡「暇を持て余した」

白望「須賀家の」

淡白「遊び」

京太郎「ぼっちだよー」

照「」スリスリ

衣「」スリスリ

京太郎「ぼっちじゃなかった」

久「ぼっちは私たちよね」

ハギヨシ「そうですねぇ」

エイスリン「ファック!ファック!」壁ドン

淡「ズバリ!王様の命令はー!↓2だ!」

頭なでなで

>>188の命令は誰が誰に?番号指定(コンマ)も可能
↓2

凄まじい京淡プッシュ

淡「二番!私を撫でろ!」

京太郎「また俺かよ!!」

久(仕込んでるのかしら)

淡「甘いねガール。私はイカサマをするなら堂々と宣言してからするよ」

久(こころをよまれた!?)

淡「というわけで!なでろ!」

京太郎「はぁっ……やれやれ」ナデナデ

淡「あわぁ……」トローン

衣「ね、妬ましい」

照「パルパル。あ、間違った、テルテル」

白望「ぼーず」

エイスリン「」ギリギリギリ



ハギヨシ「さて、時間的にこれが最後でしょうねぇ」

京太郎「王様、だーれだ!」

京太郎00-10
淡11-22
白望23-33
衣34-44
ハギヨシ45-55
照56-66
エイスリン67-77
久78-88
?89-99

直下判定

淡「二連続!」

エイスリン「」ガビーン

淡「フゥーハッハッハッ!この大須川淡にかかれば造作なきことよ!」ドゥオゥャアアアアアアアア

京太郎「クソッ今回は安価だったのに結局なしかっ」

白望「納得、いかない……ダル」

淡「フゥーハハハ!では、最後の命令!↓2」

淡「一番と六番起立!」

白望「ダル……」ノソノソ

京太郎「また俺か……」スクッ

久「何をする気かしら」

淡「そこで腕組んで、二人で」

京太郎「はあ?こ、こうか?」ガシッ

白望「うー」ガシッ

淡「てい!」ピョコン

京太郎「うぉわ!おま!なぁにして!」

淡「これぞ須賀タワー!フゥーハハハハハ!!!」

白望「重くは無いけど、疲れる」

照「の、乗りたい……」テカテカ

衣「す、すごいぞー!」ワクワク

衣「これにて王様ゲームを閉じる!皆のもの!ゆっくりと体を休めるが良い!フゥーーーーーハハハハハハアハハハ!!!!」




エイスリン「」

ハギヨシ「紅茶、いかがですか?」

エイスリン「」コクリ

旅行編、カン!

最後にオマケを一つやるかな

おまけネタぼ↓2

エイスリン「」ムスーッ

京太郎「あれ?エイスリンさん、どうしたんですか?部屋の隅で」

エイスリン「シラナイ、デス」プイッ

京太郎「……まさか、さっきの王様ゲームで指名されなくてつまらなかったとか?」

エイスリン「アゥ……」ギクッ

京太郎「……いじけないでくださいよ」


京太郎「せっかく部屋割りで二人人組の部屋になれたんだから、仲良くしたいです」


エイスリン「デモ、デモ!me.サビシカタデス!」ドンッ

京太郎「わっ」

エイスリン「オワビ、ホシーデス」

京太郎(なんでこんなに懐かれてるんだろう……)ナデナデ

エイスリン「ん……♪」

カン!!

京太郎「新人戦まであと一週間、か」

淡「んふふ、がんばってねー、京太郎」

京太郎「お前は頑張らないのかよ」

淡「私が負けると思う?」

京太郎「咲とぶつかることになるのは確定的に明らか」

淡「あわ……」ガクブル

白望「日程的には、クリスマスの翌々日、か……はぁ、ダル」

京太郎「え?姉さんには関係ないんじゃ?」

白望「……あるんだ」



白望編「発端」
生存率51%
残っている黒い牌 10


白望(京太郎の死が、間近に迫っている)

白望(新人戦の日程は長野県ではクリスマスを挟んだ24日と27日、今回こそは、今回こそは)

京太郎「明日からはしばらく部室で麻雀漬けだな、俺は姉さんとか部長に教えてもらおう」

淡「私は一年メンバーでひたすら打ち合いだね」

白望(余波で部室が吹き飛びそうだなそれ)

京太郎「ま、夏みたいにはならないように頑張るかな」

淡「がんばりなさーい。おかわり!」

京太郎「はいはい」



白望「ところで、京太郎」

京太郎「ん?」

白望「ご飯、それしか食べないの?」

京太郎「……あぁ」

淡「おいしーのに」パクパク

京太郎「作ったのは俺だから知ってる」

白望「食べないと、だるいことになる」

京太郎「食欲、なくてさ」

白望(ご飯、一口分くらいしかないし、おかずだって全然)



白望(こんなことをもう、しばらく続けている)

しばらくの間他の漫画に現を抜かしてたので久しぶりに咲をよみかえしました。そして、思ったこと

1.ハイスピードな話の流れ
2.和がちょーかわいい
3.京太郎がレギュラーキャラ並みにでてきてること


さてさて!始めようと思うよー


>>216の京太郎の出現頻度の件は一巻にかぎる



夢をみている

その夢は、血と涙と、嗚咽と悲しみに埋め尽くされている

日々が、ただ流れる。フィルムのように、目の前を光景が覆っていく。その中に一つだけ見えたもの。それは


私が息絶える瞬間のーーー



ムニッ

白望「うぁ?」

ムニムニ

淡「おはよーしろみー」

ムニムニムニ

白望「どこを、触ってる」

淡「おもち!」

白望「ロン(物理)!!」

淡「あわぁーーーーー!?!?」ドッピオー

淡「う、うぅ、ひどいよ、しろみー……起こそうとしただけなのに」

白望「やかましい、ダル」

京太郎「なに騒いでんだよ」ガララッ

白望「……」E.脱げかけパジャマ

淡「」E.下着同然の寝巻き


京太郎「……最近、暑いからね、うん」ピシャ

白望「いや、冬だけど」

淡「なにみてんだゴラァーーーーッ!!」ゴッ

京太郎「ぎゃあああああああ!!」

京太郎「ヤァ!ミンナオハヨー」

和「もう放課後です、須賀くん……」

京太郎「ヤァ!ミンナオハヨー」

咲「かわいそうに、殴られたショックでこうなってしまったんだね、京ちゃん……」グスン

優希「ひどいじょ!こんなのってないよ!」

京太郎「ヤァ!ミンナオハヨー」

淡「やりすぎたかな」

白望「やりすぎ。淡に引っ叩かれた左頬がアンパンになってる」

淡「いやぁ、でも最近京太郎げっそりしてたからちょうどいいかも」

白望「その理屈はおかしい」

まこ「なにやっとんじゃお前らは……ほれ、京太郎、しっかりしんしゃい」ペチペチ

京太郎「ハイ!マコセンパイオハヨー」

まこ「はいはいおはようおはよう。さて、新人戦まで時間ないぞ、練習しなさい」

京太郎「ウン!オハヨー」

白望「ぶっ壊れすぎ」

グラリ

白望「ッ」

イレギュラー
京太郎と打つ三人を選択↓2

間違いない、魔境

起家 咲
南 白望
西 京太郎
北 淡

まこ(さて、いつもどうり後ろから京太郎の練習の成果をみるとするかの)

京太郎「さっきまでの記憶がない」

咲「あ、あはあは、たぶん気のせいだよー」

京太郎「だといいけどさー」ブツブツ

白望(……さっき、また揺れた感覚があった。あれは……)

淡(勝つんだから!咲に勝つんだから!)ゴゴゴゴッ



優希(……なんか、おかしいな)

京太郎「リーチ」チャリン

淡「む」



優希(京太郎は、前よりうまくなってる。だけど、なんで)

咲(リーチかぁ。これは、オリだよね)

白望(んー、迷うなぁ……)



京太郎「くそ、流局かー」

咲「ノーテン」

白望「テンパイ」

淡「テ、テンパイ!」

優希(前より、弱くなっているんだろう……あの時、和ちゃんに圧勝してたあの時より……)

咲「リーチ!」

京太郎「うー、こりゃーベタおりだな」タン

淡「ロン!」

京太郎「お前かよ!」


白望「タンマ……」

京太郎(勘弁してくれ、もうリーチしてんだよ!)

白望「ん、おまたせ」タン

京太郎「ツモれ、ツモれ……!だめか」ガックシ

白望「あ、それロン。一発ドラ2」

京太郎「」ピシッ


京太郎「うぐぅ……」タン

咲「カン!」

京太郎「ちょ!?」

咲「カン!カン!ツモ!サンカンツ断ヤオドラ6!」

京太郎「読めるかぁぁぁぁぁ!!!」



京太郎「サンダー」プスー

淡「ありゃりゃ、これじゃ行く先不安だね、新人戦まで二週間なのに」

白望「いや、あの……うん、ダル」

咲「麻雀て楽しいよね!一緒に楽しもうよ!」

まこ「いま、ひどいいじめをみた」



優希(こんなの、こんなのおかしい)

優希(確かに、長野選抜の決勝とか、インハイ決勝大将戦とか、もっとおどろおどろしいのはみてきたけど、でも、おかしすぎる)

和(須賀くん……)

京太郎「くそ、また焼き鳥かよー」

和(なんの問題もないうち回しをしているのに、ここ最近一度もアガっていない……)

白望ッッ可愛いよおかわいいいよォ白望ィィアアァァアアァッ!!



京太郎「またダメだったなぁ」ショボン

淡「インハイ選手クラスがそう簡単に半年クラスのヒヨコに負けられないって」

京太郎「上がれないってことだよ」

淡「あー、それはツキだから仕方ないよ」

京太郎「時間、ないのになぁ」

淡「あと、二週間だもんね」

京太郎「ん……そうだな」



時が立つのはとても早い

重要じゃなかったり、楽しいことのない一日というのは次の日にはもう大抵忘れてしまってたりするものだ、でも

当然逆もしかり、濃い一日というものは脳裏に焼きつき、何度も何度もリフレインするのだ


9→8
京太郎以外のキャラを一名選択↓2

白望「ダル……」トコトコ

京太郎「あはは、いうと思った」

白望「でも、頑張らないと……たぶん、今は踏ん張りどき」

京太郎(それにしても驚いたなぁ、姉さんが、料理なんて)

白望(昨日、風呂上りの京太郎の腕みたら、前よりふたまわり細くなってた)

白望(どういう訳か麻雀で怪我の危険性があるから、体調管理をしっかりして欲しいってのはあるけど)

白望(あのまま拒食症を引きずってたら、ほんとに餓死しちゃうそうだし)


白望「だるいけど、腕によりをかける。かける方法は知らないけど」

京太郎「それくらい教えるって。それにしても、誰かに料理を教えるの、始めだな……いや、何かを教えるってこと自体、初めてかもしれないな」

白望「そうなの?」

京太郎「あぁ……なんか、ドキドキするんだな、こういうの」

京太郎「みんなもこういう気持ちで俺に麻雀教えてたとしたら、なんか……嬉しいかも、なーんて」

白望「フフ、なにそれ」

京太郎「アハハっ」


その夜京太郎に教えてもらったオムライスは、京太郎ほどじゃないけど、美味しかった
京太郎は、一皿丸々平らげていた。とても、嬉しかった




「ッ……オェ……ケホッ、ハァ、ハァ」

「グソッ……オエェ……ウァ……」

「ちくしょう、ちくしょう……!!」

「……た………ぃ」

京太郎「……新人戦まで三日か」キュッキュッ

京太郎(ハハッ、カレンダーにつけたバツ印、ちょっとまえまで少しだったのに、もう23までたどり着こうとしてやがる)



京太郎「勝てる、かな」

京太郎(時間がないんだ、これが最後のチャンスなんだ。でも)

京太郎(おれは、弱くなってきてる)

京太郎(技量っていう面では、もう部活入りたての頃よりはるかに強いはずだ、だけど……ここにきて、もっと原始的な、運とか、そういうのが足りなくなってきた気がする)

京太郎「11月のあの時は、あんなに強かったのに」



京太郎「いや、俺は……打たされるんじゃない、自分で打つんだ、だから……でも、このままじゃ、勝てない」

京太郎「でも、俺にはもう……」



京太郎「寝よう。もう寝て、明日考えよう」

京太郎「明日になれば、きっと、いい案が浮かぶ。だから……」

おやすみ

ーーー
ーー

夢をみている

それは、白紙であり、発現であり、中心であり

東西南北すべてに広がる因子であり

そして、同じようで違う、108の煩悩である

歪み歪んでその果てはよどみの導く新たな深淵、それでも彼は、歩みを止めなかった

歩み、歩み、靴がすり減り、やがて足の皮もなくなる頃ついに立ち止まり、己のすべてを吐き出した

それは、確かに現実だった



京太郎(……朝、か)

京太郎(体,だるいなぁ。ちゃんと食べないから)

京太郎「さて,今日も,練習しにいくかよ」

新人戦まで、今日を含めて、三日

やっぱりなんというか、咲はアニメより漫画の方が絵柄が好き

本日はここまで!なお京太郎の症状は拒食症じゃないよ!知らんけど


寝る前にこねたたーいむ↓2

京太郎「涼しいな……」E.甚平

白望「うん」E.浴衣

淡「ありかな、うん」E.浴衣 狐のお面 りんご飴 綿菓子 焼きそば

京太郎「買いすぎ」

淡「いーじゃん」ブー

京太郎「腹壊しても知らねーぞ」

淡「いいもーん、きょーたろーには分けてあげないし。しろみー!一緒に食べよー!」

白望「ダル……」

ドンッ

京太郎「お、始まった」

淡「わ!でかー!」

白望「°△°」!!

ドンッドンッガオンッドッパオン

京太郎「今年は豪華だな」

淡「サイコーにハイになってきたね」

白望「うん……これは、いい」

オラァッムダァッ┣¨┣¨┣¨┣¨ドドドン

京太郎「……」

淡「……へへー」キュッ

白望「くっつくな、あつい」

淡「いーじゃん、んふふー」スリスリ

白望「はぁ、ったく」ナデナデ

京太郎「静かに見ろよ……」



淡「終わっちゃった、ね。あーもう、焼きそば冷めちゃった」

京太郎「まずそこかよ」

白望「来年も、また、きたいね」

淡「ーーうん!」

京太郎「だな」

諏訪湖では全国屈指の花火大会を毎年開催しております!皆さんもぜひ!
カン

原作京ちゃんはやっぱりちょーかわいい
一番イケメンなのは咲さん

こうなるとあれですね、京ちゃんが猫可愛がりされまくってしょんぼりするssとか書きたいね。本編を始めるのよさ

京太郎「んー、やっぱり判断が難しいなぁ」

和「どちらも正解であり、間違いですからね。相手の手を予想してより嫌がる方を……」


京太郎「やっぱり速攻型はおれには合わねーなー」

優希「お前は鳴きが少なすぎるじぇ。鳴く時は鳴くべし。そもそも最近のルールは鳴きが強いしな」


京太郎「相手のことを以下に研究するか、か」

まこ「んむ。京太郎と同じように高校から始めたやつもいるが、中学から始めたやつもいる。そいつらの癖やうち筋を研究し、実践に生かすのも新人戦の大きな鍵じゃの」


京太郎「竹井先輩……受験いいんですか?」

久「可愛い後輩放って勉強なんて手につかないわよ。モノになるようしっーかり指導してあげるわ」


淡「んー、もっと感覚に頼ってみたら?案外人の感覚って鋭いんだよ?私なんかは相手の当たり牌つかむとすごく嫌な感じするし」

京太郎「無理だろ」


白望「……まず、麻雀の前にご飯食べなさい、めっ」

京太郎「わかっちゃいるんだけど」

白望「ダル……」



京太郎「明日、か」キュッキュッ

× × × 23 24 25 26

京太郎「……おちつかねーな。散歩行ってこよ」

京太郎「……」サクッサクッ

京太郎「雪、もう積もってるな」

京太郎「今年は早いな」



京太郎(この公園だったっけな。咲と始めてであったのは)

京太郎(クラスで一人で本読んでる奴だから、妙に記憶に残ってたんだっけ……)

京太郎「ん?あれは……」



咲「……」



京太郎「咲……?」



咲「……」

京太郎「……」ソローリソローリ

京太郎「おりゃ!」ピトッ

咲「ひゃあん!?」ビビクン

京太郎「あはは!ひゃあんて!」

咲「い、いきなりひどいよ京ちゃん!!」

京太郎「こんな時間に、一人でなにしてんだよ」

咲「気まぐれでお散歩。京ちゃんこそ、なにしてるの?」

京太郎「おれも同じだよ。冷えるな、ちょっと飲み物買ってくるな」

咲「へ?あ、うん……」

京太郎「おまたせ。ほれっ。ココア好きだろ?」

咲「わ、あ、あったかい……いいの?」

京太郎「冷えるし、普段よくよく学食の手間かけてるからな。遠慮すんな」

咲「ありがとう ……あれ?京ちゃんのは?」

京太郎「ん?おれは冷えてないからな」

咲「さっき私のほっぺ触った時、すごく冷たかったのに?」

京太郎「へ?そうか?いきなりだから勘違いしただけだろ」

咲「……うん」



咲「明日だね」

京太郎「そうだな……ま、お前にとっちゃ肩慣らしレベルなのかもしんねーけどさ」

咲「そ、そんなことないよ!」

京太郎「俺は、汚名返上できるチャンスだからな。この日のために、練習してきたんだ」

咲「お、汚名ってそんな」

京太郎「部員の中で俺一人だけ麻雀弱いなんて、カッコつかないからな。証明してやるぜ。俺な実力」


咲「京ちゃんは……京ちゃんは」

8→7

1.麻雀、楽しい?
2.なんでそんなに怖い顔してるの?
3.天江さんのこと、どう思ってる?

↓2

京太郎「麻雀、か」

京太郎「……うん、楽しい。すっゲー楽しい」

咲「本当に?」

京太郎「おう」

咲「……全然勝てないのに?」

京太郎「案外はっきりいうのな……でも、もちろん楽しいさ」

咲「なんで?嫌に、ならないの?」

京太郎「なんでって……楽しいことに理由が必要なのか?」

咲「!」

京太郎「何かを好きになるとか、そういうのに理由なんていらねーんだよ。理屈じゃわからないし説明できない。麻雀と同じだ」

京太郎「そりゃあ負ければ悔しいけど、それは絶対無駄にならない。幾千幾万と繰り返した努力は絶対に実るんだ。その経験が血肉になって、一つの勝利へとつながる道になる」



京太郎「くさかったか?」

咲「……うん、ゲロ以下の匂いがするぜーっだったよ」

京太郎「このヤローー!!!」

咲「キャーー!!」


咲「……フフッ」

京太郎「……ヒヒッ」



京太郎咲「あははははははあは!!!」

咲「ふぅ……ねぇ、京ちゃん」

京太郎「ん?」

咲「私ね、麻雀が大好き。昔は嫌いだったけど、お姉ちゃんと仲直りするきっかけになった麻雀が好き。みんなと仲良くなれた麻雀が好き。みんなで一緒に楽しめる麻雀が好き。京ちゃんとおんなじ」

咲「それで、その麻雀を始めるきっかけをくれて、それからずっと一緒に歩いてきた、京ちゃんが、好き」

咲「うん、大好き」

京太郎「……」

京太郎「……そっか」

咲「うん」

京太郎「……ごめん」

咲「……うん」

京太郎「ごめん、ごめん……っ」

咲「あ、はは、は……」



咲「ほんとは、わかってたんだ。断られるって」

咲「京ちゃんが、私たちと距離を置いてた時、支えてくれてたのは天江さんだもんね」

咲「何があって、どんなことをしてたかはわからないけど、今の京ちゃんのとなりにいるのは、わたしじゃ、ないん、だ、よね」

咲「……うん……ごめんね、困らせちゃって」

京太郎「違うんだ」

咲「……なにが、ちがうの?」

京太郎「俺は、俺は……」





咲「ただいま」

咲「……はぁ」ストッ

咲「……っ……っ」

咲「ーーっ!」

咲「ふえ……うぇぇぇぇぇん……」



京太郎「……明日、勝たなくちゃ、な。絶対に」



京太郎「この会場見るのも久しいな」

和「県予選以来ですね」

淡「私たちが目指すは!上位独占!!清澄の名で123を埋めるよー!」

優希「私が当然一位だじぇー!!」

咲「……うん」


まこ「元気じゃのー、ほんま……さて。大抵の新人ならうちの女共は負けんな。問題は……」

白望「不調続きの、京太郎、か」

まこ「ん、実力は申し分ないからの、あとはツキさえあればええ。半荘一回を午前と午後。それを乗り越えられればええんじゃがな」



京太郎(一回戦の相手、死ぬほど研究してきた)

京太郎(俺と同じ高校から始めた奴が一人、中学から始めたやつが一人。子供の頃から続けてる其れなりの実力者が一人)

京太郎(……勝てない相手じゃない)

「お、あれ清澄の制服じゃねーか?」

「ほんとだ……まぁ、清澄は女子だけだし、別に気にしなくてもいいだろ」

「ハハッ確かにな」

京太郎(……)

……東3局

京太郎「……」カチャカチャ

対面(清澄っていうから警戒してたけど、たいしたことなさそーだな)

対面「ロン、タンピンドラ2、7700」

上家「うげっ、はい……」

対面(このまま突き放して、さっさと勝ち上がるか)


東4局

京太郎「チー」

下家「む」

対面(ん、動くか?しかし、まえの夏予選ではロクに何かするまえに跳んだ奴だ。警戒の必要は)

京太郎「ツモ、白チャンタ三色ドラ3、跳満」

対面「いっ!?」

京太郎(この程度、かよ)

京太郎(確かに、問面の奴は小さい頃からやってあるだけあって、上手いさ。けどな……)

京太郎(ノンストップのハイスピードでもなし、東場に叩き潰してくるわけでもなし、ダブリー一発ツモドラ4とかしてこないし、あまつさえ何を切ってもロクに槓せずしてもアガることがない)

京太郎(そんな『フツウ』の麻雀なんて、あくびがでちまうよ!)

京太郎「さ、一本場だ……」

一回戦
清澄全員勝ち残り

和「ひとまず、一回戦はみんな無事に勝ち抜けましたね」

淡「うん、ほっとしたよー」

白望「ん、えらいえらい」ナデナデ

淡「きゃー!やめてー!髪がー!」アワアワ

優希「京太郎も、なかなかいい麻雀だったな!」

京太郎「ふ、褒めてもタコスしかでないぜ?」スッ

優希「イェー!京太郎あいしてるー!」

京太郎「のーせんきゅー」

優希「うがぁぁぁああああ!!」



咲「……」

まこ「どした、元気ないのう。昼もしっかり食べんと、午後気張れんぞ」

咲「はい……」

まこ「悩みでも、あるんか?」

咲「そんなんじゃ、ないです」

まこ「目が赤いぞ。昨日散々泣いたじゃろ」

咲「え!?」ゴシゴシ

まこ「ま、追求せんがな」

咲「……ありがとう、ございます」


京太郎(二回戦は、ちょいと厳しいな)

京太郎(対面に座るのが、高校一年にして裏で働くと言われてる、別名大宇宙の七木、か)

京太郎(ま、誰が相手でも全力で挑むだけだ)

ー南3局

七木「リーチ!」

京太郎「っ」

京太郎(この野郎、とんでもないドラ麻仕掛けてきやがって。しかもツモ重視のせいで止めようがねぇ。おれも亜空間殺法とかできればな)

七木「ツモ、リーチドラ6、跳満。ふふ、勝負は決したな……!」

京太郎(二位が俺で、一位の七木とは20000点差か。正直厳しいな、でも……)

京太郎「どうかな?その程度、麻雀じゃ、一発でひっくり返るぜ?」

京太郎(やるしかねえかよ!!奥の手!)

南4局

七木(ッチ、このオーラスって時に、なんでこう重い手が来やがるんだ。軽く流してーのによ)

七木(……愚痴っても仕方がねーか。早く上がらなきゃ、追いつかれないとも限らねえ……)

京太郎「ポン」

七木「? あ、あぁ」

七木(この局面で鳴き?確かに俺より早く上がらなきゃならねーが、親でもないのに、店数が……)

京太郎「チー」カシャ

七木(染め手か?いや、それでも低けりゃ5飜止まり、しかもドラはピンズ、奴はソウズを集めてる。なに考えてるんだ?)



京太郎「ん、槓」

七木(……え?ドラ、丸乗り……!?)ザワ…

京太郎「まだ、槓」

七木(これでスーフーロー!清一ドラ4で9飜、ツモでも逆転可能だと!?まずい!早く上がらねーと!!)チャキ

京太郎(無駄だよ、七木さん)

七木(くそ!くそ!てがすすまねぇ!)

京太郎(いまこの卓は、闇に包まれてるんだからな)



京太郎「ツモ、8000.4000」

七木「バ、バカ、な……!」

ーーー
ーー

「……ふぅ」

疲れた。猛烈に疲れた。疲れが液体とか固体とかで形をなすとしたら、俺の体の穴という穴から垂れ流しになっていることだろう

あの力は、消えたわけじゃない。いまでも使うことができる。しかしそれは、この体にはあまりにも負担が大きい

薄ぼんやりと覚えている、使えたきっかけ。そして、それが疲労で霞む視界にじわじわと染み込んで来て……



淡優「きょうたろーう!!」ダキッ

京太郎「のわぁ!?」

優希「よくやったよくやったよくやったじぇぇーーー!!!さすが私の一番弟子ーーーーー!!」かいぐりかいぐり

淡「愛しのマイブラザーおめでとう!けっしょうおめでとーー!!!」

京太郎「や、やめろおまえらぁぁぁ!!!」


和「あの二人、喜びすぎですね、自分のことみたいに」クスッ

まこ「お前も顔がほころびまくりじゃぞ」

和「あ、ぅ……///」

まこ「でも、確かに嬉しいの。ずぶの素人だった京太郎が、努力の果てにつかんだ勝利……なんか、教官冥利に尽きるわ」

白望「」ポロポロ

まこ「泣くほどか!?」

白望「ダルく、ない。今日は、私が晩御飯作ってあげよう」


咲「京ちゃん……京ちゃん……!」ポロポロ


クリスマスまで、あと二日
大会決勝まで、あと四日

本日はここで終わり。恒例のおまけタイムでござる。少し多めに↓2.3

照「……パフェ一つ」

エイスリン「……」カキカキ

衣「えびふらいはんばーぐがほしいぞ!!」

灼「……う、うぅ」ちんまり

照「おいしい……♪」

エイスリン「デキマシタ!」つ『結婚式の絵』

衣「オー!上手だ!」

灼「プ、プロ並……」

エイスリン「ワタシト、キョタロ!」

照「」ピキッ

灼「ななっ!?」

衣「む?……うー、胸の中がモヤモヤするな」

エイスリン「ショーライノ、ユメ!ミンナハ、ドンナ、ユメ?」

照「き、京ちゃんと、お買い物行きたいな、えへへ……///」

灼「わ、私は、一緒にボウリング場で働いたりとか、かな」

衣「衣はみんなと仲良くなることだぞ!」

灼照「えっ」

衣「それでな!みんなで一緒に、きょうたろーの美味しい料理を食べたい!」

エイスリン「」ほっこり

照「う、うん。叶うと、いいね」

衣「うん!」

灼(ちょ、ちょう純真……何な、恥ずかしくなってきた、自分が)

灼「……話題もあんまりないなぁ、じゃあ募集してみよう。話のテーマは↓2についてー」

灼「最近の京太郎くんについてー」

衣「あんまりご飯食べなくて心配だぞ。おんぶしてもらっても、前より感触が硬いんだ」

エイスリン「……シンパイ」

照「どうしちゃったんだろうね、京ちゃん。甘いもの食べれば良くなるかな?」

灼「んー、あれはきっとそんな単純なものじゃないんじゃないかな?」

「「「?」」」

灼「本人は食べたくても、体が受け付けてないみたいな気がする。拒食症とかなのかもしれないね」

照「ええ!?」

灼「そして、頻繁につぶやく時間がないという言葉、新人戦にかける異常な執着。なにかに追い詰められてるとか」

エイスリン「ゴハン、タベナクナッタノハ……」

衣「それは、あの邪な力に手を出し始めた時期だぞ。あれの副作用、か?」

照「でも、体に害を及ぼす力っていうのは、聞いたことがない」

灼「まぁ、とにかく心配だよね。お見舞い……は、入院してないからおかしいかな。とにかく、みに行ってみようかな」

照「待って、それなら私が行く」

エイスリン「NO!ワタシガイキマス!」

衣「はーい!衣がいくー!」

「「「「……」」」」

「「「「デュエッ!」」」」

カン

そういえば病みルート書くのすっかり忘れてた書かなくちゃ
えっと、なんだっけ、防腐加工した肉を持ち歩く、剥製にされる、霊を自縛される、だっけ?それいがいに何かあるっけ?
全部書くのはきついなら↓2の書くよー

ピ…ピ…ピ…ピ…ピ…

京太郎「……」

白望「……」ギュッ

ピ…ピ…ピ.ピ.ピ.ピ.

白望「!!」

ピピピピピピピーーーーーー

白望「……ぅ、あ、ぁ」



透華「……このことは、他言無用ですことよ?」

医者「承知いたしました」

透華「さぁ、行きますわよ」

白望「うん、帰ろうか、京太郎」クイッ

京太郎だったもの「」

ツカ……ツカ……ツカ……

医者「……イかれてやがる」





淡「……私、太ももかな」

明華「指が欲しいナ」

透華「心臓を」

美穂子「眼球がほしいです」

佳織「み、右、手……」ガクガク

桃子「……いつも繋いでた、左手」

玄「大胸筋が欲しいのです」

宥「あったかい……肝臓を……」

智己「脳味噌……」

竜華「うちは、足首両方、かな」

豊音「顔がいいよー」

白望「……わたしは、ーーーーー」


「「じゃあ、手を合わせて」」

「「いただきます。京太郎」」


バリ、ガリ、グチャ、ゴリュ、ゴチュ

「これで、ずーーっと、一緒」

カン……

流しソーメンネタ



京太郎「よいしょっ」パコンッ

淡「おー、真っ二つ」

白望「お見事」

京太郎「ふぃー、マサカリって重いなー、これで竹はよし、と、あとはくりぬいて……」



京太郎「準備できたぞ。じゃあ流すぜー」

淡「あ、きたきたきたきた……よいしょ!」

白望「おぉ、ダルくない……」

淡「ンー!冷たくて美味しー!……しろみー、なに落下先の器から掬ってるのさ」

白望「これが一番ダルくない」

京太郎「はは、姉さんらしいや」

淡「あーきょーたろー!わたしも流したい!」

京太郎「ああいいぜ、ほら」

淡「よぉし、ながすよー」サラッ

京太郎「お、きた。よっと」ヒョイ

淡「まだまだ!」

京太郎「なんの!」

淡「もういっちょ!」

京太郎「無駄ァ!」



淡「も、もう麺が、ないだと?」

白望「お腹いっぱい」

京太郎「流しすぎ」

淡「うー……あー!ほとんど食べてない!」

京太郎「はぁ……ほれ」

淡「え?これは……」

京太郎「どうせ流すのに夢中で食うの忘れるだろうと思って、お前の分とっといたんだよ」

淡「……ありがとー!」



淡「ぬるい」ズルズル

京太郎「文句いうな」

白望「あーつーいー」

こんな夏。カン!

あらら、最初が今年初めのスレだったから、
もう終わった作品かと思って読み進めてたら追いついちゃった。

>>289
遅筆でごめんなさい、生きててごめんなさい

本日夜に投下しちゃうよー

淡「じんぐるべーるじんぐるべーるすーずーがーなるー」

白望「みーみーをーふさぎーたくなるようなーあーくーむーのーねーいーろー」

淡「ジングルベールジングルベールゴゥトゥウヘール」

白望「にーどーとーこないーでーくれよーとーせーつーにーねがうー」

京太郎「何でそんなにネガティブなんだよ」

淡「彼女もちはシャラップ」

白望「そーだそーだ、はやく爆発しろ」

京太郎「へ?彼女?」

淡「あーまーえーこーろーもー」

京太郎「いや、衣さんはそんなんj」

バァン!!

透華「須賀京太郎はここかぁ!」

京太郎「what?」

透華「いーつまで衣を待たせる気ですの?早くきなさいハリーハリー!!!」グイグイ

京太郎「い、いや今日はなにも約束してなぁぁぁぁぁぁぁ……




淡「やっといったか」

白望「うん」

そのころのころたん

衣「や、やめろー!なにをするー!」パタパタ

智紀「だめ、おめかししないと」

一「そうそう、せっかくのイヴデートなんだからね」

衣「だからー!京太郎とはなにもやくそくしてないからー!」パタパタ

純(なごむなぁ)ほんわか

白望「……明日、か」

淡「だね。わたしの時は、京太郎がデートしてたら車に弾き飛ばされてたけど」

白望「毎回思うんだけど、京太郎を轢[ピーーー]る車さ、種類同じなんだよね」

淡「まさか……ワハハカー……」

白望「それいじょういけない」



白望「で、明日どうしよう」

淡「家から出さない」

白望「でもちょっと目を離すとゴミ捨てに行ったりしてるんだよね」

淡「目を離さないよう二人で監視」

白望「まぁ、明日一日くらい家に閉じこもっても平気かなぁ」

淡「ていうかそれしか手がないじゃん」

ちょっと火事がおきたので消化してきます

ガチの火事とか初めて見た。消化してやったぜ!!足がガクガク震えてるわ。いやー、こわい!

判定書いとけば良かった


7→6

淡はどんな策を練った?↓2-4(かなり重要だゾ、まず候補を絞るゾ)

淡と白帽が交代で京太郎と片手同士を手錠でつなぐ
トイレ? 風呂? 姉弟だから気にしない

>>299

デート相手候補を家に呼んでパーティ

白望「ふんふむ……」

淡「まぁとりあえず思いつくのはこの三つかな?」

白望「まず、仮病。これはダルくなくていい」

淡「しろみーのだらけっぷりならごまかせそうだしねー」

白望「んで、クリスマスにかこつけてデート候補を招いてパーリィもあり」

淡「うんうん。平和だよね」

白望「でも、手錠ってのはなに?」

淡「いちばん確実だよ?ほら、手錠」ジャラ

白望「何で持ってんの?」

淡「須賀母の部屋にあったよ。ほかにもいかがわしいのがたくさんあった」

白望「……」



白望「さて、どの策にしようかな……」

>>300
>>301
>>302
から一つを選ぶ
範囲↓2-11

この時間から聴取でござるんちくしょう明日仕事なのにー
今日はもうここで切ります。ごめんなさい

全く!最近の若いもんははなびのしょりもしらんのか!首取るぞ!!

やぁ!超早い時間で需要がなくてもやって行きますよ。残念ながら範囲安価は9で打ち止めだったようですけど、判定して>>302の案を採用して行くしろみーからスタートですよー

白望「じゃあ、パーリィを開いてお家に釘付け作戦にしようか」

淡「一番平和だね」

淡「じゃあ今からお買い物行こうか!」

白望「ダル……」フラョロ

淡「存外スイッチのオンオフ激しいよねしろみー」



その同じ頃……

京太郎「どうしてこうなった」

ハギヨシ「京太郎君はよく頑張りました。透華さまの突然の無茶ぶりに対して、せめてもの身だしなみの整え、事情の聞き出しを行うことができたのですから。しかし!全然!透華様を止めるには程遠いんです!悔しいでしょうねぇ」

京太郎「執事がそれでいいんですか」

ハギヨシ「はい」

京太郎「おい」



衣「あったかーふわふわー」もふもふ

智紀「完璧」フンスー

一「これならあの朴念仁もイチコロだね!」

純(いやぁ、どう見ても妹だろ)

一「さぁいこう。玄関でハギヨシがもう待ってるはず」

衣「ヌァー」コロコロ

そんでもって一時間後(咲特有の唐突なタイムスキップ)


京太郎「松○ですね」

衣「そうだなっ!」

京太郎「果たしてあの距離を往復して昼前に○本にたどり着いていいのか……まあいいか」

京太郎(しかしリア充の巣窟だな。こんな街中歩けば俺と衣さんも恋仲に見えたり……)チラッ

衣「きょーたろー、ドーナツ食べたい!」

京太郎「お昼のあとにしましょうね」ナデリコ

衣「わかった!」

モブ「うわー!あの兄妹ちょうかわいーし!」

モブ「うむ、たしかにな」

京太郎(いや、それだけはありえねーんだろーな)

衣「じゃあ、衣うた歌いたいぞ!」

京太郎「ん、じゃあカラオケ行きましょうか」



衣「まーんまーるぴーんーくーだーよーほーしーーのかー」

京太郎(和むなぁ)

衣「ムー!点数低いぞ!京太郎!おてほん見せて!」

京太郎「はい承りました」


京太郎「AAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!ROOOOOOOOOOO!!!!CKUUUU!!!NNNNNNNNNNN!!ROOOOOOOOOOOOOOOL!!!!」

衣「」

京太郎(そのあと、俺と衣さんはひたすらに遊び通した。ファミレスに行ったりカードゲームしたり雀荘で無双したりゲーセンを荒らし回ったり、魔物との戦いに巻き込まれたり、そして気がつけば時刻はすでに七時を回っていた)

衣「つかれたぁー!」コロン

京太郎「ふむ、駅までハギヨシさんがむかえにくるのは八時頃か、まだありますね……」

衣「やすむー」

京太郎「じゃあ、そこのベンチで休みましょう」



衣「えへへ、京太郎、あったかいな」ギュッ

京太郎「えぇ、俺もあったかいです、衣さん」

衣「……なぁ、京太郎」

京太郎「はい?」

衣「ずっとこうしてたいって、思うことがある」

京太郎「俺もですね」

衣「もう、無理なのか?」

京太郎「……はい」

衣「そうか……そうか」



京太郎(そのあと、俺は顔をうずめてくる衣さんを抱きしめることしかできなかった。厚いコート越しに、湿った感覚を感じた)



ーーそして、12月25日

淡、シロの死を知った幽霊京太郎逆行。
最後に三人集合。オチで京太郎、シロの嫁達も集まる。
シロを奪いあう久、まこ、咲、優希。
咲と優希を取られレイプ目の和「今、私が抱いているどす黒い物は、恐らく須賀君と同じです」

淡「シロが平行世界で京太郎に殺された理由って・・・」
シロ「認めたくないものだな…、自分自身の…若さ故の過ちというものを…」
京太郎「認めて欲しかった相手が実の姉に手篭めにされれば、殺したくもなるよ」

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