ちひろ「SMN?」 (25)

ちひろ「なんですかこれ」

P「何って、所属アイドル達の名簿じゃないですか」

ちひろ「それは分かってますけど、この名前の横の英語は?」

P「げっ」

ちひろ「ん?」

P「失礼。ただの落書きですよ。気になさらなくて大丈夫です」

ちひろ「プロデューサーさん?」

P「はい」

ちひろ「大人しく白状するのとスタエナンザムになるのどちらがいいですか?」

P「ごめんなさい。俺の勝手な予想属性です」

ちひろ「属性?」

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ちひろ「属性って、キュート、クール、パッションで分けられてるじゃないですか」

P「あー……。その属性じゃあないんですよねぇ……」

ちひろ「はい?」

P「性癖的な属性です」

ちひろ「早苗さん、こいつです」

早苗「よしきた」

P「ちょ。どこから、だめっ。首はだ——きゅぇっ」キュッ☆



ちひろ「反省しましたか?」

P「転生しかけましたよ。おー、いて」

ちひろ「取り敢えず説明して下さい」

P「え? マジで」

ちひろ「マジです」

P「いや、自分の妄想を人に話すのは恥ずかし——ごめんなさい。話しますから早苗さん呼ぼうとしないで」

ちひろ「じゃあまずはニュージェネレーションの3人からお願いします。全員違うみたいですし」

P「まあSはサド、Mはマゾ、Nはノーマルなんですが、Sは未央、Mは凛、Nは卯月です」

ちひろ「凛ちゃんMですか?」

P「恐らく。ていうかたぶん間違いなく」

ちひろ「妄想だと言ってた割に言い切りますね」

P「最初はSだと思ってたんですけどね。最近の凛を見てたら逆だと気付いて」

ちひろ「例えば?」

P「Mと言うよりは従順なんですよね、凛って。犬みたいに」

ちひろ「言う事欠いて担当アイドルを犬呼ばわりですか」

P「例えですよ例え。どこで何しようとも俺の顔色伺って。褒めたら喜ぶし、叱っても喜ぶし」

ちひろ「ほう」

P「今思えば最初の挨拶もわざと挑発して叱られたかったんじゃないかな」

ちひろ「さすがにそれはないですよ」

比奈「話は聞かせてもらったッス」

P「どこから沸きやがった」

比奈「深い事を詮索するのは野暮ッスよ。少しだけ時間もらいまス。速攻で仕上げまスんで」カキカキ

ちひろ「は、早い」

P「下書きもせずにペン入れだと……?」

比奈「無駄無駄無駄ァッス!」カキカキ

P「このやり取りが無駄だよ」

ちひろ「というか何描いてるの?」

比奈「ちょっと待って下さいッス。……よし、出来たッスよ」

P「こ、これは!?」

凛「あ、あのねPさん。今日の仕事どうだった……かな?」

P「上手に出来てたよ。さすが凛だ」

凛「えへへ……。じゃ、じゃあさ。約束のご褒美ちょうだい?」

P「まだ事務所にも着いてないのにか?」

凛「も、もう我慢出来なくて」

P「待ても出来ないのか、この駄犬が」

凛「っ!」ビクッ

P「少し上手に出来たからって舞い上がるんじゃねぇよ。こんなの当たり前にこなせるようにならないとダメだろうが」

凛「あっ……、ご、ごめん、なさい……」ビクビク

P「まだ教育が足りないみたいだな。ほら、これ着けろ」

凛「これ……首輪?」

P「待ても出来ないんだから、首輪無しじゃ逃げ出すかもしれないからな。早くしろ」

凛「は、はい」カチャン

P「よく出来たな」ナデナデ

凛「あ……♪」

P「これからもじっくり調教してやるから、楽しみにしてろ」

凛「ふふっ……うん♪」



比奈「こんな感じッスか」

P「調教シーンは?」

比奈「ここからは有料ッスよ」

P「いくらだ」

ちひろ「早苗さーん」

P「」

早苗「悪は滅びた。じゃあね」

ちひろ「ありがとうございました。で、比奈ちゃん?」

比奈「はい?」

ちひろ「他の子も描ける?」

比奈「描けるッスけど、創作意欲が湧く子が良いッスね」

P「じゃあ李衣菜にしようぜ」

ちひろ「しぶといですね」

比奈「多田さんッスか? Mなんスか」

P「あと」ゴニョゴニョ

比奈「ほうほう。捻るッスね、それ。ちょっと待ってて下さい」カキカキ

ちひろ「何言ったんですか?」

P「出来てからのお楽しみです」

比奈「出来たッスよー」

P「早いな。どれどれ」

李衣菜「ほ、ホントにこれがロックなの?」

夏樹「アタシの言う事が信じられないのか?」

李衣菜「そ、そうじゃないけど……」

夏樹「例えどんな状況でもギターを弾く。それがロックだ。だりーには難しいか?」

李衣菜「う、ううん! 私ロックだからそのくらい出来るよ!」

夏樹「なら始めるぞ? 安心しろ、低温ロウソクだから痕は残らないさ」

李衣菜「う、うん」

夏樹「ほら、始めろ」ポタポタ

李衣菜「うぁっ!? あ、熱い!」

夏樹「指が止まってるぜ。ほら、早く弾けよ」

李衣菜「は、はいっ!」

夏樹「適当に弾くんじゃねぇ! 魂込めろ!」

李衣菜「う、うん!」

李衣菜(な、なに……? 熱くて痛いだけなのに、身体の奥も熱くなってく……)

夏樹「ほら、魂で感じろ!」

李衣菜「う、ううぅ……」

李衣菜(ロウソクが垂れるたびに身体が喜んでる? こ、これがロックなの?)

夏樹「もうお終いか?」

李衣菜「まだ……いけるから、もっと……」

夏樹「は、はは。贅沢な奴だなだりーは」

李衣菜(今ならわ、分かる気がする。ロック……これがロックなんだ!)

李衣菜「う、うう……」



李衣菜「ウッヒョー!」



比奈「いたぁッ!?」

P「ネタに走るな!」

P「なんで!? ここはMに目覚めた李衣菜に夏樹が調教する場面だろ!?」

比奈「それだと笑って許される範疇を超えてるッスよ……」

P「許されるだと!? はっ。そんな常識はそげぶしとけばいいんだよ! さあさあ!」

比奈「……あ」

P「ん?」クルッ

早苗「お前の命はあと5秒」

P「」


ちひろ「今気付いたけど早苗さんはMで比奈ちゃんはNなのね」

比奈「アタシはイジメるのもイジメられるのも嫌いッスからね。当たってるッスよ」

早苗「確かにそうかも」

ちひろ「好きな人と2人きりなら、ってタイプっぽいですもんね」

P「」

ちひろ「他に意外そうな子いるかなぁ」

比奈「仁奈ちゃんにも記載してる辺りに戦慄を覚えたッスけどね」

ちひろ「まあ小学生以下は基本Nばっかりみたいだけどね。千枝ちゃんを除いて」

比奈「仕方ないッスよ。合法でスから」

ちひろ「でもSなのね」

比奈「とことん追い詰めて逃げ道無くして崩落させそうッスからね。あながち間違ってないんじゃないッスか?」

ちひろ「美波ちゃん、美優さんは安定のMですか」

比奈「2人とも言葉責めとか似合いそうでスからねぇ……」

ちひろ「パッションはSとNが多いわね」

比奈「それに比べてクールとキュートのM率の高さ」

ちひろ「分からなくもないけど……あら? 私の名前も記載されて」


M 千川ちひろ


ちひろ「」

P「会社の為なら悪役も厭わないとか完全にマゾでしょ」

比奈「生きてたんスか」

P「しぶとさが売りだからな」

ちひろ「な、な……」

P「あー……、ちひろさん?」

ちひろ「ひゃ、ひゃいっ!?」

P「今日も散々やってくれましたし、夜は覚えとけよ? ちひろ」ボソッ

ちひろ「わ、分かりました……♪」

比奈(あれ? お邪魔ッスかね?)



おわりん

思い付いたから書き始めたけどネタがこれ以上浮かばねぇ

浮かんだらまた書く

レナさんは男を手玉に取って喜ぶSだと思うの

森久保はNじゃないかなーって
依存体質だとは思うけど

個人的には最優秀どMは佐久間まゆ
佐久間どSは高橋礼子
最優秀どNは姫川友紀

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