キョン「行こうぜ、朝倉」(631)

12月19日、文芸部室で俺はやっとのことで手に入れた手がかりに頭を悩ませているうちに長門のマンションにお邪魔することになった。
そこで聞かされたのは俺の記憶と微妙に異なるこの世界での俺と長門の出会いだった。
そうこうしているうちに朝倉がおでんを持って現れ、一緒に食うはめになったのだった。
が、何が面白くて殺人未遂と標的と妨害した3者がおでんをつつくというコントのネタになりそうな状況に身をおかねばならんのだ。
実際おでんはめちゃくちゃうまかったが、何食ってるのかわからん気分だった。

その帰り、エレベーターの中で朝倉が口を開いた。


朝倉 「あなた、長門さんが好きなの?」

キョン(嫌いなわけがない。好きか嫌いかで言えば前者だが、もともと嫌いになる理由なんかまったくない。命の恩人でもあるのだ。そうさ。朝倉、お前の凶刃から救ってくれた長門有希を、俺が嫌うはずないだろうが。…と言いたいところだがこいつは違うんだよな)

キョン「・・・・・・・・・」

朝倉 「そんなわけないか。あたしの考えすぎよね。あなたが好きなのはもっと変な子なんでしょうし、長門さんもわたしも当てはまらないものね」

キョン「どうして俺の好みを知ってんだ」

朝倉 「国木田くんが言ってたのを小耳に挟んだのよ。中学時代がそうだったんだって?」

キョン「あの野郎、いい加減なこと言いふらしやがる。そいつは国木田の勘違いだ。聞き流しとけよな」

朝倉 「でも、あなた。長門さんと付き合うんなら、まじめに考えないとダメよ。でないとわたしが許さないわ。ああ見えて長門さんは精神のモロい娘だから」

キョン「朝倉が長門を…「それに」

朝倉が俺の台詞をさえぎった。

朝倉 「まだわたし、ちゃんとあなたから答えを貰ってないもの」

キョン「…は?」

振り返った先には、涙を浮かべながらこちらをにらむ朝倉がいた。
そのとき俺は正史から、ずれる音を聞いたような気がした。


ゆるーりと行きます。

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朝倉 「昨日から、わたしのこと避けるのはなんで?」

キョン「…別に、避けちゃいねーよ」

朝倉 「じゃあ今朝のアレはなんなの?わたしがあなたを殺そうとするわけないじゃない」

キョン「…」

朝倉 「何か言ってよ…」

ウィーン

キョン「5階に着いたぞ…」

朝倉 「…ちょっと来て」ガシッ

キョン「おっおい。なんなんだ!」

朝倉 「静かにして、近所迷惑だわ」スタスタスタ

朝倉宅

朝倉 「そこ、座って」

キョン「…一人暮らしなのか?」

朝倉 「キョン君…本当にどうしたの?」

キョン「どうしたもこうしたも…俺はお前の私生活なんてこれぽっちも知らん」

朝倉 「…ねえ。わたしなにかキョン君の気に触るようなことしたの?そうなら教えて欲しいのだけれど・・・」

キョン「別に何もしてねえよ。(今の)お前は。ただ、俺に問題があるだけだ」

朝倉 「…長門さんのこと?」

キョン「は?」

朝倉 「本当に長門さんが好きなら、わたしも諦めるわ。でもそれならちゃんと半年前の返事を頂戴」

キョン「いやいやちょっと待て。別に長門のことじゃなくてだな…っていうか半年前?」

朝倉 「ねえ、いい加減にしてくれないと、本当に…泣くわよ…」

キョン「待て待て待て。わかった、泣くな。俺の事情を全部説明するから泣くな。頼む」

朝倉 「…ええ。分かったわ」

キョン「その前に大前提として、俺は今から言うことは大真面目だ。決して冗談じゃない。そのことを念頭において聞いてくれ」

朝倉 「世界には宇宙人も未来人も超能力者もいた」

キョン「ああ」

朝倉 「一人の少女、涼宮ハルヒさんだっけ?その子に世界を変えられるほどの力があった」

キョン「そうだ」

朝倉 「一昨日まではそんな世界にいて、昨日朝起きたら世界が変わっていた」

キョン「何故か分からんがな」

朝倉 「極め付けにわたしと長門さんが宇宙人で?わたしはあなたを半年前に殺そうとして消された?」

キョン「俺の記憶ではな…」

朝倉 「頭…本当に大丈夫?」

キョン「やめろ心配そうに見るな!」

朝倉 「冗談じゃないのよね?」

キョン「大真面目だから困ってる」

朝倉 「…それなら私が半年前なんて言ったか覚えてないの?」

キョン「俺の記憶だと『やらなくて後悔するよりも、やって後悔したほうがいい』ってことわざの引用から始まったな」

朝倉 「…覚えてるじゃない」

キョン「いや最後に『あなたを殺して涼宮ハルヒの出方を見る』とか言ってナイフで横なぎしてきたけどな」

朝倉 「何それ…」

キョン「じゃあお前は半年前なんて言ったんだ?」

朝倉 「普通に告白したわ…好きだから付き合ってって。本当に覚えてないの?」

キョン「お、おう…お前が?」

朝倉 「そう」

キョン「俺と?」

朝倉 「好きよ?」

キョン「なんてこった」

キョン「で、俺はその告白に返事をしてないのか?」

朝倉 「その前に谷口くんが来て邪魔されちゃったから、次の日だったけど『よく考えたらお前のことを全然知らんからとりあえず友達から。そのあとに答えさせてくれ』って言われたわ」

キョン「ヘタレめ…」

朝倉 「自分のことなのに」クスッ

キョン「まあ、そういうわけで今のお前を避けているわけではいんだ。ただ、頭が混乱していてな」

朝倉 「そう…。ねえ、正直に言っていいかしら?」

キョン「なんだ?」

朝倉 「妄想だとは思わないの?」

キョン「そうだな…。今日これが文芸部室から見つからなけりゃ、本格的に自分の脳みそを疑い始めたな」ピラッ

朝倉 「栞?…『プログラム起動条件・鍵をそろえよ。最終期限・二日後』…長門さんの字?」

キョン「そうだ。プログラムがなんなのか、鍵が何なのかも検討がついていないがそれが唯一俺の記憶の中の世界と繋がる物証だ。この二日後が昨日からってんなら明日には解決しなきゃならん」

朝倉 「…いいわ、わかった。キョン君を信じるわ。あなたはわたしの知っているキョン君ではない」

キョン「ああ」

朝倉 「わたしもあなたの知るわたしじゃない」

キョン「そうだな」

朝倉 「でもキョン君はキョン君だもの。ならあなたの力になるわ。考えましょう?この鍵とやらを」

キョン「…いいのか?」

朝倉 「どうせ明日には冗談であろうとなかろうと終わるんでしょう?もし冗談なら流石にこれからキョン君との関係を見直す必要がありそうだけど」

キョン「すまんな…」

朝倉 「そこはありがとうって言うべきじゃないかしら」

キョン「そうだな。ありがとう。まさか…お前が手伝ってくれるとは思わなかったぜ…」

朝倉 「そのSOS団っていうのは基本的に5人なんでしょう?」

キョン「そうだな。ハルヒ、長門、小泉、朝比奈さん、俺の5人だ」

朝倉 「なにはともあれその5人が一堂に会するべきじゃないかしら…」

キョン「とはいえ、ハルヒの家も知らんし、1年9組もなくなってる」

朝倉 「1年9組?」

キョン「ああ。小泉って奴がその1年9組にいたんだが…この世界じゃ学校の構造から変わってやがった」

朝倉 「…じゃあ涼宮さんは何組…ってそういえば昨日言っていたわね。わたしの席が本来涼宮さんの席だった、かしら?」

キョン「そうだ。だが、あいつの名前は名簿になかった。学籍も携帯の情報も抹消されてる」

朝倉 「うーん…でもこの世界に存在しないことが決まったわけじゃないんでしょう?」

キョン「ああ。朝比奈さんも長門もいたからな。いると思いたい」

朝倉 「それじゃあ同じ中学校に通ってた人にどこに進学したか聞いてみたらいいんじゃないかしら?」

キョン「……………それだ!」ガタン

朝倉 「わっ!びっくりした…」

ピッピッピッ

キョン「ああすまん、ちょっと谷口に聞いてみる」スタスタ

朝倉 「ふーん…涼宮さんね…」

アアソウダソノスズミヤルヒダ

朝倉 「妬けるなあ…」ジー…

ワカッタ、スマンナ。オウ。オダイジニ

朝倉 「いやでも長門さんの家でキョン君見たときはどうしようかと思ったけど。殺そうとは思わなかったけどなあ…」

キョン「何を物騒なこと呟いてやがる」

朝倉 「ふふ、別に。それで、わかったの?」

キョン「ああ。あいつは今、光陽園学院に通ってるらしい」ニッ

朝倉 「そう、じゃあ明日放課後に訪ねてみましょう」

キョン「いや、朝だ。ちんたらしてる暇はねえ。まだ小泉の行方はまったく見当ついてないんだ。校門で待ち伏せる」

朝倉 「…でも学校は?」

キョン「一日程度サボったところで問題はねえよ」

朝倉 「それを学級委員の前で言うのはどうなの?」ハァ

12月20日
朝 光陽園学院校門前

朝倉 「ねえキョン君…わたしたち凄く目立ってるわ…」

キョン「どうでもいい。気になるなら学校行っててくれていいんだぜ?」

朝倉 「女の子呼び止めるんだからわたしいた方が都合いいでしょ」

キョン「…それもそうか」

朝倉 「ええ、それにしても来ないわね。そろそろ8時10分よ?」

キョン「そうだな…始業はうちと同じ30分だったと思うが…」

朝倉 「…さむっ」ブルッ

キョン「そういえばマフラーどうしたんだよ。昨日は巻いてただろ」

朝倉 「急いでたから忘れたわ」

キョン「だったらなおのこと付き合わなくたっていいんだぜ?」

朝倉 「嫌よ。キョン君が警察に連行された、とかあとで聞くの」フルフル

キョン「…じゃあほれ、これ巻いておけ」ファサッ

朝倉 「あら、ありがとう。…でもいいの?」

キョン「俺はカイロも持ってるし気にならん」

朝倉 「そっか」

キョン「ああ」

朝倉 「ふふふ、キョン君の匂いがする」

キョン「あ、悪いやっぱカイロにするか?」

朝倉 「ううん。こっちがいいわ。いい匂いよ?」ニコッ

キョン「…そうかい」

朝倉 「暖かいわ」ニコニコ

キョン「何と、まあ」

朝倉 「どうしたの?」

キョン「いや、1年9組で見たことのある奴らが登校してきた」

朝倉 「ってことは小泉君ていう人もいそうね」

キョン「ああ。この世界の光陽園学院は女子高じゃなかったんだな」

朝倉 「ええ。男女共学の進学校よ」

キョン「進学校ね。まあそんなことはどうでもいい。希望が持てた、それが何よりもいいニュースだ」

朝倉 「2人ともいるといいわね…」

キョン「いてもらわないと八方塞がりだぜ」

朝倉 「あら、どんな状況でもわたしはキョン君の味方をするわよ?」

キョン「ありがたいお言葉だぜ…」

8時20分

キョン「……ふーう」

朝倉 「来た?」

キョン「ああ。いた」

朝倉 「あの髪の長い子が」

キョン「ああ。涼宮ハルヒ」フッ

朝倉 (…迷子がお母さん見つけたときみたいな顔ね)

キョン「笑えるぜ。おまけで古泉までついてやがる」

朝倉 「じゃあ、説得さえできればとりあえずの目標は達成できそうね」

キョン「ああ。そうだな」グッ

キョン「行こうぜ、朝倉」

キョン「おい!」

ハルヒ「何よ」ギロッ

朝倉 「キョン君。おい、はどうかと思うわよ?」

ハルヒ「何の用?っていうか誰よあんたたち。彼女の言う通りあたしは知らない男から、おい、なんて呼ばれる筋合いまるでなしよ。ナンパ…でもなさそうね。宗教勧誘かなんか?他を当たってくんない?そんなの興味ないわ」

朝倉 「まだ、彼女じゃないんだけれどね」

キョン「お前とも、初めましてになるのか」

古泉 「そのようですね。どちら様でしたでしょうか」

キョン「ここでもお前は転校生なのか?」

古泉 「転校してきた春頃ですけど……なぜそれを?」

キョン「『機関』という組織に思い当たることはないか」

古泉 「キカン……ですか?どういう字をあてはめるのしょう」

朝倉 「やっぱりダメみたいね」

キョン「ああまあいいさ。だがまだ確認したいことがある」

朝倉 「?」

キョン「ハルヒ」

ハルヒ「誰に断ってあたしを呼び捨てにするわけ?なんなのよ、あんたたち。ストーカーを募集した覚えはないわ。そこどいてよ、邪魔なんだから」

朝倉 「涼宮さん」

ハルヒ「名字だってお断り。だいたい何であたしの名前を知ってるのよ。東中出身?北高よね、その制服。なんでこんなとこにいんの?」フンッ

古泉 「涼宮さん、無視しましょう。こんなところで油を売っていては遅刻してしまいます」

朝倉 「待ってください」ガシッ

ハルヒ「放しなさいよ!」ブンッ

キョン「一つだけ教えてくれ」

ハルヒ「しつこいわよ!」スタスタスタ

キョン「三年前の七夕を覚えているか?」

ハルヒ ピタッ

キョン「あの日、お前は中学校に忍び込んで校庭に白線で絵を描いたよな」

ハルヒ「それが?」クルッ

ハルヒ「そんなの、誰だって知ってるわ。だからどうしたっていうのよ」ゴゴゴゴゴゴ

キョン「夜の学校に潜り込んだのはお前だけじゃなかったはずだ。朝比奈……女の子を背負った男が一緒にいて、お前はそいつと絵を描いた。それは彦星と織姫宛のメッセージだ。内容はたぶん『わたしはここにいる』――」

ガッ

朝倉 「ちょ、ちょっと」

キョン「ってえな!」

ハルヒ「どうして知ってんのよ。誰から聞いたの?いいえ、あたしは誰にも言ってない。あのときの……」

ハルヒ「北高……まさか。……あんた、名前は?」

キョン「ジョン・スミス」

朝倉 「誰よ」

ハルヒ「……ジョン・スミス?」ヨロッ

古泉 サッ

ハルヒ「あんたが?あのジョンだって言うの?東中で……あれを手伝ってくれた……変な高校生……」

朝倉 「…どうも、共通の過去を知る人がいた、ってことでいいの?」

キョン「ああ。ビンゴだ。詳しいわけを話したい。これから学校だろうがサボれるか?ちょっとばかり長い話になりそうなんんだ」

光陽園駅近くの喫茶店

キョン「というわけだ」

朝倉 「突拍子もない話かもしれないけれど、信じてあげて」

ハルヒ「わたしは信じるわ!だってそっちの方が断然面白いじゃない!で何?北高に行けばそのプログラムとかが動き出すの?」

古泉 「しかし、我々はこの制服ですよ?」

ハルヒ「守衛なんてぶっとばせばいいじゃない」

朝倉 「それはダメよ、涼宮さん」

キョン「…そういえば朝倉、お前それ体操着か?」

朝倉 「え?ええ。1限は体育だし」

ハルヒ「なるほど!じゃあ宇宙人の朝倉だっけ?それ貸して!アタシは中のだけでいいし、古泉君はジャージはおってたら分からないわよ」

朝倉 「宇宙人の朝倉……。でも、北高はブルマよ?あそこまでブルマで走るのは恥ずかしくないの?」

ハルヒ「校門前まで上に制服着といてくぐるときだけ脱げばなんの問題もないわよ!ほら行くわよ!」ダダダダダダ

キョン「相変わらずだな」

古泉 「僕が奢るのは涼宮さんだけですよ?」スッ

キョン「残念だな。俺たちの分も奢ってくれたらお前に教えてやってもいいんだが」

古泉 「ほう。何でしょう」

タクシー内

キョン「で、そうだな今度のクリスマスイブには鍋パーティを予定してた」

朝倉 「いいわね。わたしも呼んでくれればってそっか、いないんだっけ?」

キョン「まあ、あっちの朝倉は危険だったからな…」

ハルヒ「聞いた話だけだとあんた主人公じゃない。悪い宇宙人に絡まれて、いい宇宙人に助けられて、異常空間で超能力者の化け物退治見て、タイムトラベルしてっていいなー」バタバタ

朝倉 「悪い宇宙人って…ねえキョン君」

キョン「なんだ?」

朝倉 「この世界がもし、キョン君の言う通り偽りなら…わたしは元に戻ったとき消えるのかしら?」

キョン「……それは」

古泉 「その可能性は大きいでしょうね。先ほど聞いた話を全面的に信じるならば、この世界は改変された世界である可能性のほうが大きい。ならば元に戻るということは、そういうことなのでしょう」

キョン「おい!古泉!」

古泉 「失礼。しかしこれは後回しにする問題ではないでしょう?」

ハルヒ「ならこのままでいいじゃない」

キョン「え?」

ハルヒ「だってそうでしょ?さっき何を話していたか知らないけれど。あんたの話を最初に信じてくれたこの子が消えるなんてそんなのバッドエンドにも程があるわ」

キョン「…そうだな」

ハルヒ「あんたは現在異世界人とか時間旅行者とかそんなんなんでしょ?一人いるだけでも十分よ。それに宇宙人がいる可能性あるって分かっただけでも探し甲斐があるってもんよ!」

キョン「…………」

朝倉 「キョン君…わたしは…キョン君の思う方でいいわ」

キョン「それはなんとも重い言葉だな…」

朝倉 「あなたはわたしの知ってるキョン君じゃないし、あなたの中には…涼宮さんがいるんでしょう?」

キョン「バカ言うな。なんでこんな凶暴女を好かねばならん」

ハルヒ「何ですって!?」グワッ

古泉 「あなた僕に喧嘩を売っているんですか?」

キョン「ええい黙れ!」

運転手「あのー…北高前ですよ(こいつらやべぇ厨二ってレベルじゃねえ)」

部室棟 文芸部室前

ハルヒ「ザル警備ね。これ着替える必要なかったんじゃないの?」

キョン「保険だ、保険」

朝倉 「ねえキョン君、ここに来てもまだ授業中だから長門さんはいないし鍵開いてないわよ?」

キョン「まあそうだな。とりあえずあと数十分で1限も終わる。そこのトイレにでも2人は隠れていてくれ」

ハルヒ「はあ?トイレ?嫌よ。ジョン、あんた鍵盗んでおいたりしときなさいよ。まあいいわ、朝倉、あたしの鞄かして」

古泉 「何をなさるんですか?」

ハルヒ「ん?これくらいの鍵ならヘアピンで開けられるわよ」カチャカチャ

カチッ

ハルヒ「ほらね?」

キョン「おまえ…もしかして元の世界のハルヒもできるのか…?」

朝倉 「わたし先生に防犯について進言しておこうかしら…」

ハルヒ「細かいこと気にしてるんじゃないわよ。ほら、入りましょ」

パタン

ハルヒ「ふーん地味な部屋ね。でも色々持ち込み甲斐がありそう」

キョン「まあ、いいか。とりあえずここで待っててくれ。俺は長門をつれてくる。朝倉、朝比奈さん任せられるか?」

朝倉 「ええ。分かったわ。朝比奈さんって何組?」

キョン「確か2年2組だ」

朝倉 「分かったわ」

ハルヒ「それじゃあ2人とも行ってきなさい!」

キョン「本当にお前そのまんまだな…」

古泉 「お待ちしてます」

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

1年6組

ガラッ

キョン「長門いるか?」

長門 「!?」

キョン「あ、いたいた。ちょっと来てくれ」

長門 「どこへ?」

キョン「あーその、昨日文芸部室に忘れ物したかもしれんからちょっと開けてくれないか?」

長門 「わかった」


2年2組

朝倉 「すみません、朝比奈先輩いらっしゃいますか?」

朝比奈「はい?何でしょう?」

朝倉 「すこしお話があるのでついてきていただいてもいいですか?」

朝比奈「はあ…なんでしょうか?」

朝倉 「部活のことでちょっと」

朝比奈「あ、書道部に入部ですかぁ?」

朝倉 「ええ、色々聞きたいことがあるので部室棟の方までいいですか?」

朝比奈「いいですよ~」ニコニコ

朝倉 (なんだか凄い罪悪感だわ…)

文芸部室

カチャ

ハルヒ「遅いわよ!ジョン!その子が長門有希?」モニモニ

朝比奈「ひゃぁあああやめてくださいいいいいいい」

朝倉 「すみません朝比奈さん…」

古泉 「これまたかわいらしい方ですね」

キョン「おいとりあえず朝比奈さんを放せ」

長門 「!?」オロオロ



ピポ



朝比奈「ひえっ」

キョン「どいてくれ」ガラッ

YUKI.N>これをあなたが読んでいる時、わたしはわたしでないだろう。

キョン(……そうだよ。その通りだよ。長門……)

ハルヒ「何?スイッチも押してないのに、びっくりするじゃないの」

古泉 「タイマーがセットされていたのでしょうか。それにしても、えらく古いパソコンですね。アンティークものですよ」

YUKI.N>このメッセージが表示されたということは、そこにはあなた、わたし、涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、古泉一樹が存在しているはずである。

キョン(それだけじゃない、朝倉もいるんだぜ。驚くよな)

YUKI.N>それが鍵。あなたは解答を見つけ出した。

キョン(俺の出した解答じゃないんだ。朝倉が俺の話を信じてくれて、相談に乗ってくれた。だから出た答えだ。朝倉っていいやつだったんだな……)

YUKI.N>これは緊急脱出プログラムである。起動させる場合はエンターキーを、そうでない場合はそれ以外のキーを選択せよ。起動させた場合、あなたは時空修正の機会を得る。ただし成功は保証できない。また帰還の保証もできない。

朝倉(緊急脱出…やっぱり…本当にわたしは…)

YUKI.N>このプログラムが起動するのは一度きりである。実行ののち、消去される。非実行が選択された場合は起動せずに消去される。Ready?_

キョン「………」

ハルヒ「緊急脱出?これどういうことだろ?世界は改変されたわけじゃなくてジョンが異世界人だったってことかしら?」

古泉 「かもしれませんね。その場合どのような脱出になるんでしょう?彼自身はこの世界でも存在が認識されているわけですから、彼の意識、魂とでも言いましょうか?それがこの世界を離れ、彼は元の彼に戻るということですかね?ですが時空修正の機会ということは…」

キョン「長門、これに心当たりはないか?」

長門 「……ない」

キョン「本当にないのか?」

長門 「どうして?」

ハルヒ「ジョン、これ他のキー押すわよ?」

キョン「ちょっと待ってくれ!今考えをまとめてるんだ!」

キョン(古泉たちの言う通りこの脱出プログラムとやらは具体的にどうなるか分かったもんじゃないし、保証ができないってのにも一抹の不安が残る)

朝倉 「…」

キョン(だが…俺はこの世界から脱出したい。それはなによりも確かで、なじみのSOS団と再会したい)

朝倉 「…」ソローリ

キョン(ここのハルヒたちは俺のなじみのSOS団じゃないんだ。……いや、でも朝倉は…)

キョン「…?おい、朝倉!どこに行く」

朝倉 「あなたは帰るべきだわ。見てれば分かるもの。好きだなんて言ってごめんなさい。迷わせるだけだったわね」

長門 「えっ?」

キョン「……俺はやっぱり」

朝倉 「いいわよ。でも、このマフラーは頂戴?」

キョン「ああ」

朝倉 「ありがとう、キョン君」ポロッ

キョン「そりゃ、俺の台詞だ。ありがとう、朝倉」

朝倉 「当然のことをしたまでよ」ポロポロ

キョン「長門…これは返すよ」ペラッ

長門 「そう……」

キョン「だがな、実言うと俺は最初からこの部屋の住人だったんだ。わざわざ文芸部に入部するまでもないんだ。なぜなら俺は、SOS団の団員その1だからだ」

Ready?

キョン(O.K.さ、もちろん)

キョン「行こうぜ、朝倉」ギュッ

朝倉 「え?」

カチッ

キョン「うわ!?」

朝倉 「キョン君!?」









やっとプロローグ終わりですわ。
今日はとりあえずここまでです。
長い、グダグダ、つまんない!の3拍子そろわないようがんばりたいと思います。

おはよう④

ソロモンよ!わたしは帰ってきた!
ということでゆるーり再開します。


キョン「…」

朝倉 「…」

キョン「ここは…文芸部室か…」

朝倉 「……」

キョン「にしても暑い…今はいつだ?」

朝倉 「………」

キョン「おい、朝倉。いつまで呆けてる。行くぞ」グイッ

朝倉 「キョン君…」

キョン「どうした」

朝倉 「どうして…」

キョン「何がだ?」

朝倉 「どうしてわたしを連れてきたの…」

キョン「どうして、ってお前ほっといたら消えただろ」

朝倉 「そうよ!あのパソコンの文字列を見たときなぜだかわからないけれど分かったわ。あの世界は偽りだった!だから…」

キョン「だから連れてきた。まあ上手く行くかは分からんかったがな。最悪お前をつれてこれなかったら、その時は情報統合思念体と話しあってお前の存在を再構成してもらおうと思ってたが…」

朝倉 「な、なんでそこまで…だってキョン君は涼宮さんのことが…」

キョン「勝手に決め付けるなっつーの」

朝倉 「でも…」

キョン「デモもストもない。俺はお前がいなくなるのが嫌だった。それじゃダメか?」

朝倉 「…」カァアア

キョン「あ…」カァ…

朝倉 「そ、それで…いいです…」

キョン「…暑いな」パタパタ

キョン「それにしても暑い。朝倉、ジャケット脱ぐからちょっと手を放してくれ」

朝倉 「ええ…ってあれ?」

キョン「…お?」

朝倉 「…キョン君放して?」

キョン「いや、おまえこそ…」

朝倉 「んっ!」グイッ

キョン「うおっ!」ヨロロ

朝倉 「ちょっとキョン君ふざけてないで放してよ」

キョン「いやお前こそ…ってちょっと待て、なんで手のひら同士がくっついてるだけなのに離れない…」

朝倉 「…」ブンブン

キョン「おっとっと…」

朝倉 「…」

キョン「…」ブンブン

朝倉 「離れないわね…」

キョン「離れないな…」

朝倉 「どういうこと?」

キョン「いや俺に聞かれても…とりあえず朝倉右手貸せ」

朝倉 「え?うん」テシ

キョン「両手繋いで…」パッ

朝倉 「あら?簡単に左手は離れた…けど」ググググ

キョン「今度は右手が離れなくなったか」

朝倉 「…」

キョン・朝倉「「どういうこと?」」

キョン「まあ、よくわからんが多分全部世界をおかしくした奴が悪い」

朝倉 「無駄にジャケットとコート脱ぐだけで時間消費したわね」

キョン「ああ、ここからは急ごう。あまりチンタラしてる暇はなさそうだ」ギュッ

朝倉 「そうね」キュッ

キョン「とりあえず日付の確認だ」

朝倉 「本当に時間移動したのね…嘘みたいだけど」

キョン「とはいえこの暑さだ。信じる他ないだろ」

朝倉 「坂の下にあるコンビニで新聞見てみましょうよ」

キョン「そうだな」



廊下

朝倉 「なんか誰もいない夜の校舎って不気味ね…」ソローリ

キョン「いや当直の教師はいるだろ。ばれないようにさっさと出るぞ」

朝倉 「そうね…」ギュッ

キョン(なんか、1人じゃないってのは安心するな)フッ

朝倉 「何?」

キョン「お前がいてよかったよ。精神的にだいぶ落ち着ける。そう思っただけだ」

朝倉 「…キョン君恥しいこと言いすぎじゃない?」カアア

キョン「…そうだな。まあそれだけ今異常事態なんだ。きっとな」

コンビニ

キョン「とりあえず、ここが出店する前でも退店後でもない時代か」

朝倉 「ほら、早く行きましょう?」

ウィーン ッラシャイマセー

キョン「あった…今日は…」バサッ

朝倉 「…3年前の七夕?時間は…午後8時10分ね」

キョン「そういうことか、長門……」

朝倉 「何かわかったの?」

キョン「ああ……。ここには、彼女達がいる」

朝倉 「彼女達?」

キョン「魅惑のグラマー朝比奈さん(大)と待機モードの長門だ。助けを借りられそうな人材がこの時間には二人もいる!」

朝倉 「ふーん…魅惑の…ね」ジトー

キョン「今何時だ?8時か。あれは何時だった…たしか…」

朝比奈『出発点から三年前の、7月7日です。夜の9時頃かな』

キョン「そうだ、9時頃って…!朝倉、公園まで走るぞ!」バサッ

朝倉 「え?ちょ!ちょっとキョン君新聞!」

キョン「そんなこと気にしてる場合じゃないんだ!急げ!」バタバタ

朝倉 「ちょっとキョン君!手をつないだままじゃ走りにくいわ!」

ウィーン

バイト「リア充死ねよ…」ボソッ

おかえり!楽しみにしてたぜ

駅前公園


木木木木木木木木俺|
キョン朝比奈..木|朝倉
........木|キョン



キョン「……あれか」

朝倉 「あらあら…膝枕気持ちよさそうね?」ギュウウウウウ

キョン「いっ!おい朝倉強く握り過ぎだ!」

朝倉 「ねえキョン君、あなた自分が好意を寄せてる人が異性とイチャイチャしているところを目撃したらどう思う?」ギュウウウウ

キョン「痛い痛い痛い…いやスマンって。だがここで出るわけには行かないんだ。あの俺はこの時俺とお前を見てないんだから」

朝倉 「タイムパラドックスって奴ね…。分かったわよ…」

キョン「理解してくれて助かったよ…」

朝倉 「あら、朝比奈さんどうしたのかしら。」

キョン「すぐに大きいほうの朝比奈さんが、ほらな。あれで、俺は中学生のハルヒの手伝いをしに行くんだ」

朝倉 「今朝…って言っても三年後の12月20日だけど、言ってた校庭に落書きってやつ?」

キョン「そうだ。あれがなけりゃ多分あの世界から脱出できなかったろうな……。よし、朝比奈さんを追いかけるぞ」

朝倉 「ええ」

キョン「朝比奈さん!」

朝比大「こんばんは、キョン君、朝倉さん」

朝倉 「こんばんは…(胸おっきい…)」

朝比大「あなたとはお久しぶりですね。それと、こっちのわたしでは朝倉さんは初めましてね」パチッ

朝倉 「初めまして…(なんて魅力的な人…)」キュッ

朝比大「でも、よかった。ちゃんとここで会えて。ちょっぴり不安だったんですよー。わたしがうっかりミスをしていないとも限りませんから」

キョン「朝比奈さん、あなたは俺達が…いや俺がまた来ることを……この時間、この場所に俺がもう一度来ることを知ってたんですか?」

朝比大「ええ。規定事項でしたから」コクリ

キョン「七夕の日に、小さい朝比奈さんに俺を三年前の七夕……つまり今です。へ連れて行くように仕向けたのはあなたですね?」

朝比大「はい。どうしても必要なことでした。でないと、今のあなた達はここにいないでしょう?」

キョン「ってことは…あのハルヒが言っていたもう一人のジョン・スミスとは……まさか」

朝比大「あなたですよ。キョン君。今のあなた」

朝倉 「今朝のあなたの為に今のあなたが動かないとないといけないなんて……でもそれだと未来ってもしかして…」

特盛り「あなた達のその手の問題とか、色々話さないといけなし、とりあえず座れるところにいきましょう。まだ時間もあるわ」

特盛り「というわけ。分かりやすく言ってしまえば、今の朝倉さんはキョン君を介することでようやく存在している不安定な状態なの」

朝倉 「やっぱりわたしは本来消えている存在なのね…」

キョン「離れてしまったらどうなるんですか?」

特盛り「朝倉さんとキョン君を今のまま離すことはできないんです。言葉通り、死が二人を分かつまで。つまり、離れるときはどちらかが…」

朝倉 「死ぬとき…」

特盛り「ええ……」

キョン「なんてこった……」

特盛り「さて、説明はこんなところで終わりにして、体感時間的に過去の、時間平面的に未来のキョン君のために規定事項をこなしにいきましょうか」

キョン「…」

朝倉 「…」

キョン「手、離すなよ?」ギュッ

朝倉 「ええ。絶対に離さないわ……」ギュッ

>キョン「手、離すなよ?」ギュッ
>朝倉 「ええ。絶対に離さないわ……」ギュッ


可愛すぎる…

分譲マンション
玄関ホール

朝倉 「何あのセリフ。『世界を大いに盛り上げるためのジョン・スミスをよろしく』って」

キョン「知らねえよ…あっちのハルヒがそう聞いたって言うのならそのまま言うしかないだろうに」

朝倉 「一体どのキョン君が最初に言い始めたのかしらね」

キョン「卵が先か、鶏が先かってか?今はそんなことどうでもいいね」

特盛り「……じゃあキョン君、お願い」

キョン「はい。分かりました」

特盛り「ごめんね。わたし、ちょっと長門さんって今でも苦手で……」

朝倉 「そうなんですか?」

特盛り「ええ。いい人だとは思うんだけれど…」

7・0・8  ピンポーン

プツ

キョン「長門、俺だ」

長門 『――』

キョン「すまん、ちょっと説明しづらいことが起きて、また未来からやって来た。大人の方の朝比奈さんと朝倉もいる。ええと異時間同位体だったか?」

長門 『――』

キョン「お前の手を借りたい。というか、俺をここに飛ばしたのは未来のお前なんだ」

長門 『――』

キョン「そこに俺と朝比奈さんがいるはずだ。時間をとめられて客間で寝ている……」

ウィーン

長門 『入って』

キョン「というわけで、俺がまたまた舞い戻ってきたのはお前のおかげなんだ」

長門 「……」

キョン「とりあえず先ずは朝倉をなんとかできないか?」

長門 「この時代の朝倉涼子に統合することは可能」

朝倉 「統合って…聞くだけでもゾッとするわね…」ギュウ

キョン「ああ。それに…統合したって三年後の5月に異常動作してお前に消されることになるんだろ?」

長門 「そうなる」

キョン「それじゃ困るんだ。3年後の12月以降も一緒にいられるようにならないとダメなんだ」

長門 「現状を確認する。手を」スッ

朝倉 「ええ。はい」テシ

長門 「………」

キョン「どうだ?」

長門 「TFEI端末パーソナルネーム朝倉涼子としての能力を排除、行動パターン、記憶情報を一部改竄しただけ。あなたとの情報連結を解除すればその時代の朝倉涼子と統合され、新情報以外は重複として圧縮または削除される」

キョン「…それじゃあ朝倉の消えた5月以降で連結解除したらどうなる」

長門 「あなた達には見えないだけで、朝倉涼子の情報はそれ以降も存在する。そして彼女はそこへ統合される」

朝倉 「じゃあ、わたしは一生キョン君と離れちゃいけないの?」

長門 「方法がないわけではない」

キョン「どうすればいい?」

長門 「統合先をその彼女にすればいい」

朝倉 「それを聞いてほっとしたわ」

キョン「それじゃあ頼むぜ長門」

長門 「今は出来ない」

キョン「なんだと……?」

長門 「今の彼女の情報量では統合しても吸収される。待機状態の3年と稼働期間にたまった情報量を越えなければ統合先にはなれない」

キョン「その情報ってのはどうやったら増えるんだ?」

長門 「あらゆる行為、思考で情報は蓄積される」

朝倉 「3年ちょっとの経験量を上回らないといけないってこと?」

長門 「そう」

キョン「ちょっとまて、それじゃあ3年はこのままだっていうのか!?」

朝倉 「3年はちょっと…長いわね…」

長門 「待機状態の情報量はたいして多くない。現在の増加速度から計算すると遅くて約2ヶ月後には安定して統合できる状態になる」

キョン「ああ、なんか、なんとか行けそうだな…」

朝倉 「そうね…って3年の後だからなんだか短く感じるけれど、常識的に考えて2ヶ月間手をつないだまま暮らすって相当大変よ?」

長門 「手をつないでいる必要はない。肌が触れ合ってることが条件」

キョン「そうかい…あんまり状況はかわらんけどな」

朝倉 「まあ、今できないっていうのならそうするしかないんでしょうね…」

キョン「ここでどうこう言っても仕方ないか…次の問題に移ろう」

長門 「先ほど彼女を解析した際に該当時空連続体にアクセスができなかった。わたしのリクエストを選択的に排除するようシステムプロテクトがかけられている」

朝倉 (この長門さんよく分からない言葉ばっかりで理解するのが大変だわ…)

キョン「それは…大丈夫なのか?」

長門 「事情は把握できた」

長門 「再修正可能」

キョン「そいつは吉報だ」

長門 「その時空改変者は涼宮ハルヒの情報創造能力を最大限利用し、世界を構成する情報を部分的に変化させた。ゆえに改編後の涼宮ハルヒには何の力も残っていない。情報を創造する力はない。その時空には情報統合思念体も存在しない」

キョン「むちゃくちゃだな。」

長門 「涼宮ハルヒから盗み出した能力によって、時空改変者が修正した過去記憶情報は、三百六十五日間の範囲。世界を元の状態に戻すには、ここから三年後の十二月十八日へと行き、時空改変者が当該行為をした直後に、再修正プログラムを起動すればよい」

朝倉 「じゃあこれから一緒に行くってことでいいの?」

長門 「わたしは行けない」

キョン「なぜだ?」

長門 「彼らを放置できない。あなたと朝比奈みくるを凍結しておくにはこの時空を離れるわけにはいかない。エマージェンシーモード」

キョン「じゃ、どうしろってんだ」

長門 「調合する」スッ

朝倉 「あらあら…メガネが…浮いてるわ…」

グニャリ

朝倉 「もう何が起きても驚かないって思ってたけれど…世界には不思議だらけね…キョン君」

キョン「俺はもう慣れたけどな。しかし長門、それは注射器か?にしてはでかいが…それをどうする」

長門 「時空改変者に再修正プログラムを注入」

キョン「あのさ……。もうちょっと穏便なやり方はないのか?残念だが俺は全ての意味で無免許だ。刺す場所を間違えちまったらこまるだろ」

長門 「そう」

グニャリ

朝倉 「銃って…さらに物騒になってるわよ長門さん…」

長門 「着衣の上からでも成功率は高いができれば直接皮下に撃ち込むことが望ましい」

キョン「球は?まさか実弾じゃないだろうな」

長門 「短針銃。針の先端にプログラムを塗布してある」

キョン「ところで、誰が犯人だ。世界を変えたのはどいつだ。ハルヒでないならそれは誰だって言うんだよ。教えてくれ」

特盛り ビクッ

キョン「………」

朝倉 「……」キュッ

長門 「目標の時空間座標を伝える」

特盛り「あ、はい。どうぞ…」オズオズ

長門 チョン

特盛り「解りました、長門さん。そこに行って『彼女』を修正すればいいのですね。難しいことじゃありません。そこの『彼女』には何の力もないはずですから……」

長門 「待って。そのままではあなたたちも時空改変に巻き込まれる。対抗処置を施す。手を」スッ

キョン「む?ああ」

カプッ

キョン「うわっ」

朝倉 「な、長門さん!?」

特盛り「あわわわわ」

チュパァ

長門 「対情報操作用遮蔽スクリーンと防護フィールドをあなたの対表面に展開させた。あなた達も」

朝倉 「え?な、何?」

キョン「痛くないから大丈夫だ」

朝倉 「わ、解ったわ」オズオズ

カプッ

朝倉 「い、痛くないけど…自分の腕に穴が開いたのを見るのはちょっと怖いわね…」ギュッ

キョン「大丈夫大丈夫」

チュパァ

朝倉 「穴がふさがっていく…」

長門 「手を」

特盛り「……こうされるのも、久しぶりですね。あのときは本当にご迷惑を……」

長門 「わたしは初めて」

特盛り「あ。そ、そうでしたね。つい……」

カプッ

今日は終わりです。
今週はちょっと忙しい上に、消失と陰謀と暴走片手にやってるので進みが遅くてすみません。
正直頭使わないでラブラブさせときゃよかったと後悔してます…おやすみなさい。

特盛り「ではいきましょう。キョン君、朝倉さん。これからが本番です」

キョン「ありがとな。また会おう、長門。しっかり文芸部室で待っててくれよ。俺とハルヒが行くまでさ」

長門 「待っている」コクン

特盛り「時間酔いするといけませんから、目を閉じて」

ギュッ

特盛り「キョン君、朝倉さん。行きますね」

朝倉 「うっ……」ギュウ

キョン(何度やっても慣れないな……二人のぬくもりがなきゃ気を失いそうだ)ギュッ




12月18日午前4時18分
北高校門前

特盛り「ん……着きました。もう目を開けてもいいです。よかった、長門さんの指示してくれた場所と……時間です」

朝倉 「今何時なんですか?」

特盛り「十二月十八日午前四時十八分です。後五分くらいで、世界は変化します」

キョン「…寒いな」

朝倉 「さっきまで夏にいたものね。コート着たいけど…この状態じゃそれも一苦労なのよね…」

特盛り クチュン

朝倉 「あ、よかったらコート着ますか?」スッ

特盛り「あ、ありがとう。ごめんね」

朝倉 「いえ、マフラーあるので」

キョン「じゃあ朝倉。この上着でも掛けとけ」パサッ

朝倉 「ん、ありがとう。」

特盛り「そろそろ、です」

特盛り「来ました……」

長門 テクテクテク

朝倉 「長門さん………」

キョン「……………」

長門 スッ

特盛り「すごい……。強力な時空震だわ。こんな力があったなんて……。実際に見ても信じられません」

朝倉 (何がどう変わったのか全然わからないけれど…朝比奈さんは違うものが見えてるのかしら……)

長門 キョロキョロ

特盛り「彼女はたった今生まれ変わったんです。時空震……世界の改変が終了したの。キョン君、今度はわたし達の番です」

キョン「はい……。行こうぜ、朝倉」ギュッ

朝倉 「ええ…」ギュッ

スタスタスタ

キョン「よう、俺だ。また会ったな。長門」

朝倉 「こんばんは、わたしの知ってる長門さん…」

長門 「……なぜ、ここに、あなた達が……。……あ…手」

朝倉 「あ、これは…」

キョン「ああこれはまぁ、今は仕方なくだ。気にするな。それよりお前こそなんでここにいるのか自分で解ってるのか?」

長門 「……散歩。帰る……」フルフル…

朝倉 (長門さん……)

キョン「…悪いな、長門。俺はやっぱりアッチのほうがいい。この世界はしっくりこねえな。すまない、長門。俺は今のお前じゃなくて、今までの長門がすきなんだ。それにメガネはない方がいい」

長門 「何を言っているの……?」

朝倉 「キョン君、今の長門さんに言っても…あの子はわたしのよく知る……普通の女の子よ…」ギュッ

キョン「…スマン」カチャ

長門 ビクッ

キョン「すぐ元にもどるはずだ。また一緒にあちこち出歩こう。とりあえずクリパで鍋食って、それから冬の山荘でも行こう。今度はお前が名探偵をやってくれ。事件が発生した瞬間に解決するようなスーパー名探偵ってのはどうだ、それが―――」

特盛り「危な……!きゃあっ!!」

ドンッ

朝倉 「長門さんを傷つけることは許さない」

朝倉 「え……?」ドクドクドクドク

キョン「な……」

ガクッ ガシッ

キョン「朝倉!!」ダキッ

朝倉 「あら?なんでわたしがもう一人いるのかしら。まあいいわ。どっちにしろ長門さんの前で手をつないでるなんてどうしたの?わたしの役目を忘れたの?もういいわあなた。間違えて刺しちゃったけどそのまま死になさい。さ、次はキョン君。あんたよ」

ドスッ

キョン「が……」

朝倉 「ふふふ」グリグリグリ ズッ

ドサ

長門 「朝倉……さん?」ペタリ

朝倉 「そうよ長門さん。あなたのわたしはここにちゃんといるわよ。あの偽物は今とどめを刺すから待っててね」ニコッ

朝倉 「キョン君………?どこ……?寒いわ………」ドクドクドクドク

キョン「手を……離すなよ…………」ギュッ

朝倉 「うん…」ギュッ

朝倉 「ちょっとそういうのやめなさいよ二人とも。あんたたちは長門さんを苦しめる。痛い?寒い?そうでしょうね。ゆっくり味わうがいいわ。それがあんたたちの感じる最後の感覚なんだから」

朝倉 「……見苦しいわ…」ゲホッ ドクドクドク

朝倉 「うるさい。………なんであんたは……」ゲシッ

朝倉 「……げほっ」ギュウ

朝倉 「わたしはこう動くことしかできないのに……」グリグリ

朝倉 「ぅぅぁぁあぁぁああああ!!!!」ドクドクドクドク

朝倉 「なんであんたは一緒にいられるのよ!!」ゲシッ

朝倉 「……」ギュウ

キョン「や……めろ……」ドクドクドク  ギュウ

朝倉 「うらやましいわ一緒に死ねて!あぁうらやましいわ!もういいから大好きなキョン君と死になさい!!!」ポロポロ

ブンッ


パシッ

朝倉 「誰!?」

キョン(素手でナイフを……セーラー服…セミロング?…おい暗いぞ古泉…証明なにやってんだよ……)

朝倉 「な、なんでなのよ!なんでわたしばっかり……!!」

特盛り「ごめんね……キョン君。わたし、知ってたのに」

朝比奈「キョン君!キョン……。ダメ!ダメだよう」

キョン(やべえ……朝比奈さんが大小二人見える…血が流れる…やばいこれは死ぬ………朝倉……)ギュッ

ギュッ

キョン(まだ生きてるか………)

???「すまねえな。わけあって助けることはできなかったんだ。だが気にするな。俺もあいつも痛かったさ。まあ後のことは俺達がどうにかする。いや、どうにかなることはもう解ってるんだ。お前もすぐ解る今は寝てろ」

キョン(誰だ…何言ってやがる…そんなことより朝倉は………)

???「朝倉も大丈夫だ。とりあえず寝ろ」

キョン(大丈夫じゃなかったら………誰だか知らねえが………覚悟しとけよ……)

ガクッ

…………

………

……

シャリシャリシャリ

パチッ

古泉 「おや、やっとお目覚めですか。ずいぶん深い眠りだったようですね」

キョン「………」

古泉 「おはようございますと言うべきでしょうか。夕方ですけど」ニコッ

シャリシャリ コト

古泉 「目を覚ましていただいて助かりました。本当に、どうしようかと思ってたのですよ。おっと……、ぼんやりなさっておられますが、僕が誰だか解りますか?」

キョン「お前こそ、俺が誰だか知ってんのか?」

古泉 「変なことを言いますね。もちろんです」

キョン「今はいつだ」

古泉「目覚めて最初の質問がそれですか?まるで自分の置かれている状況を把握しているようなセリフですが、お答えしますと今は十二月二十一日の午後五時過ぎです」

キョン「二十一日か……」

古泉 「ええ、あなた方意識不明になってから、今日で三日目ですね」

キョン「ここはどこだ?」

古泉 「私立の総合病院です」

キョン「見たところ個室だがうちにそんな財源あったか…?」

古泉 「僕の叔父の知り合いがここの理事長なので特別に便宜を図ってくれた――ということになっています」

キョン「では、そうじゃないんだな」

古泉 「ええ。『機関』に頼んで手を回してもらいました。一年くらいは格安で寝泊まりできますよ。とは言え、三日で済んで僕も胸をなで下ろす気分です。いえ、お金の問題ではありません。僕がついておきながら何をしていたんだとね、上に散々言われました。始末書ものですよ」

キョン「俺がここにいる理由はなんだ?意識不明だって?」

古泉 「やっぱり覚えていないんですか?無理もありませんね。ひどく頭を打ったみたいですから」

キョン「…包帯とかしてないんだな」サスサス

古泉 「そうなんです。不思議なことに外傷はまったくなかったんです。内出血もありませんでしたし、脳機関にも異常も見られませんでした。どこが悪いのか、担当医も首を傾げていましたよ」

キョン「ふむ…って……ん?」バサッ ギュウウウウ

古泉 「あと、それも不思議でしたね。お二人とも意識はないのに一向に手だけは頑なに離そうとせず、結局CTスキャンからなにからなにまで長門さんに解析していただくしかありませんでした」

朝倉 スゥ…スゥ…

キョン「……そうか、大丈夫だったか。で、こいつはもう起きたのか?」

古泉 「いえ、まだですね。お二方が意識不明になったその時の状況をお話ししましょうか?」

キョン「言え」


キョン「朝倉の帰国祝い&地元のクリスマス会乱入準備の買い出しに行ったとき、会談から俺と朝倉がもつれ合いながら落ちてきたと…」

古泉 「ええ。それはそれはすごい音がしましたよ。そのまま永眠されてしまうのではないかと思ってしまうほど、鈍い音が。ところで、ピクリとも動かないあなた達に駆け寄ったとき、涼宮さんが踊り場に誰かいた気がするとおっしゃっていたのですが覚えはありませんか?」

キョン「いや、ないな。それより他のメンツはどうした?」

古泉 「交代でお見まいに来ていたので、もうすぐ朝比奈さんがいらっしゃいますね。それと、我らが団長様でしたら3日前からそちらに」

ハルヒ スピピ

キョン「…おお。戻ってきたって感じがするな」

朝倉 スースー

古泉 「それで、手は離さないのですか?」

キョン「それはあとで説明する。まずはこの二人の眠り姫を起こしてからにしようぜ」

古泉 「解りました。それでは目覚めのキッスですね」

キョン「残念ながらおれは王子って柄じゃないんでな。おい、起きろ」

ハルヒ「……ぉが?」

朝倉 「………ん、ん~?」

キョン「よう、二人とも」

コンコン カラカラカラ

朝比奈「あ。あっあっ」

キョン「あ、どうも。朝比奈さん」

ハルヒ「ちょっ!ちょっとキョンあんた起きるなら起きるって言いなさいよ!!!」

キョン「無茶言うな」

朝倉 「…?これどういう状況?」

キョン「みんな、心配掛けてすまなかった」







って所で今日は寝ます。
またあした。
おやすみなさい。

12月21日 私立病院個室 深夜

長門 「全ての責任はわたしにある。わたしの処分が検討されている」

キョン「誰が検討しているだ?」

長門 「情報統合思念体」

キョン「だとしても。お前がバグることは三年前には解っていたんだよな。なら、いつでもいいから俺に言えばよかったじゃないか。文化祭の後でもいいし、なんなら草野球以前でもいい。そうすりゃ俺だって12月18日の時点で素早く行動できたってもんだ。さっさと全員を集合させて3年前に戻ることができたのに」

長門 「仮にわたしが事前にそれを伝えていたら彼女はここにいない。それ以前にもし伝えていても異常動作したわたしはあなたから該当する記憶を消去したうえで世界を変化させていただろう。また、そうしなかったという保証はない。わたしにできたのはあなたが可能な限り元の状態のまま十八日を迎えるように保持するだけ」

朝倉 「わたしの為なの…?」

長門 「それもある」

朝倉 「どうして?長門さん、あなたは…」

長門 「我々は異常動作することを避けられなかった。方法は違えどあなたとわたしは同じ。それだけ」

朝倉 「…ありがとう。長門さん」

長門 「しかし、わたし達が再び異常動作を起こさないという確証はない。わたしがここに存在し続ける限り、わたし達内部のエラーは蓄積し続ける。その可能性がある。それはとても危険なこと」

キョン「くそったれと伝えろ」

朝倉 「…キョン君」

キョン 「お前らの親玉に言ってくれ。お前らが消えるなりいなくなるなりしたら、いいか?俺は暴れるぞ。なんとしてでもお前達を取り戻しに行く。俺にはなんの能もないが、ハルヒをたきつけることくらいはできるんだ。つべこべぬかすならハルヒと一緒に今度こそ世界を作り変えてやる。あの三日間みたいに、お前はいるが情報統合思念体なんぞはいない世界をな。さぞかし失望するだろうぜ。何が観察対象だ。知るか」

長門 「伝える」

長門 「ありがとう」

朝倉 「わたしからも、ありがとう。キョン君。それから、長門さん」

キョン「でだ」

朝倉 「ええ」

キョン「これからどうするっていうか、これをどうごまかすか、だ」フリフリ

朝倉 「手を離したら消えるって言っても信じてもらえないでしょうし…」

キョン「むしろ信じられた方が厄介だがな」

長門 「任せて。あなたの周辺人物に対し認識フィルターをかけておく」

キョン「具体的にどんなフィルターだ?」

長門 「二人が手をつないでることは当たり前であり、なにもおかしいことではないという認識」

朝倉 「そんなことできるの?」

長門 「情報操作は得意」

キョン「あと聞きたいことがある」

長門 「なに」

キョン「今の朝倉はどういう状態だ?」

朝倉 「わたし?」

長門 「改変された世界の彼女のまま。TFEI端末としての機能は除去されているため、情報統合思念体とのコンタクト、情報操作など一切できない」

朝倉 「あ、そっかわたし宇宙人なんだっけ?」

キョン「それだけじゃない。あの世界で仲のよかった奴らともまた一からやり直し…だよな?」

長門 「そう」

朝倉 「そっか……」

キョン「悪いな……」

朝倉 「でも、わたしとお別れしたくないから連れて来てくれたんでしょう?それなら全然平気よ」

キョン「お、おう」

長門 「手を離せるまでになればTFEI端末としての能力も使えるようになり、記憶の改変前のことも解るようになる」

朝倉 「そっか。なら大丈夫ね」ニコッ

長門帰宅後

キョン「朝倉」

朝倉 「なあに?」

キョン「とりあえず今日はもう寝るとしてだ」

朝倉 「ええ」

キョン「明日から、トイレと風呂……避けて通れんこの二つをどうするか考えておかねばなるまい……」

朝倉 「あ……」カアアアア

キョン「やめろ赤くなるな恥しくなる。極めて重要かつ真面目な話なんだ恥しがっている暇はないぞ」

朝倉 「いやそうかもしれないけれど無理よ。考えてみれば今の状態だってかなり恥しいんだもの。同じベッドに二人で手を握りながら横になってるって……」ニギニギ

キョン「にぎにぎすんな。とりあえず、トイレだ。確実に手間取るから、行きたいときは早めに言うことを約束しよう」

朝倉 「………わかったわ」ニギニギ

キョン「聞いてるか?」

朝倉 「聞いてるわよ。……こうなったのも全部キョン君のせいなんだから、責任とってよ?」ニギニギ

キョン「……善処する」ギュッ

朝倉 「……はあ。いいわ。もうこの状況全力で利用するしかないわね」

キョン「ん?」

朝倉 「離れられないならもっとくっついちゃってもいいでしょ?」ダキッ

キョン「ちょっお前!」

朝倉 「ふふ、キョン君いい匂い」スンスン

キョン「おい、耳赤いぞ」ツンツン

朝倉 「顔見られなきゃいいのよ。絶対今変な顔してるから」ギュウウウ

キョン「……お前意外と小さいな」

朝倉 「多分身長10センチ以上違うでしょ?」

キョン「そうか。なんか…おまえもっとデカイイメージというかあったな。圧迫感というかナイフというか…」

朝倉 「抱きしめてよ、キョン君」ギュウ

キョン「それは無理だ。本能と理性が第3次脳内大戦争中だからな」

朝倉 「わたしはいいわよ?」

キョン「……獅子神よ……鎮まりたまえ」ブツブツ

朝倉 「ねえキョン君」ギュー

キョン「素数を数えろ、総数を数えるんだ俺…1・2・3・5」ブツブツ

朝倉 「最初っから間違えてるわよ」クスクス

キョン「ええいもう寝ろ!」

朝倉 「そうね。ふああ……おやすみ、キョン君」ギュ

キョン「…おう。おやすみ」ギュ

朝倉 「あ……。ふふ。ありがとう」

俺 「おやすみ」

素数はちゃんと朝倉さんがツッコミしてます。
朝倉さんみたいな嫁がいれば残業も辛くないのに…
まったり再開しますー

12月22日 私立総合病院 個室

朝チュン チュンチュン

朝倉 「ん…」モゾモゾ

キョン グーグー

朝倉 「ふぁ~…ん…」モゾリ

キョン グーグー

朝倉 ゴソゴソ ギュウ

キョン グーグー

朝倉 「ふふふ…」

キョン「んん………」ゴロ

朝倉 「寝顔は幼いのね」クスクス

ピト… トクン トクン トクン

朝倉 「キョン君の鼓動……ちゃんと生きてる」

トクン トクン トクン トクン

キョン「んん……お…?」モゾリ

朝倉 「あ、起きた?」

キョン「ああ……何やってるんだ?」

朝倉 「心臓の音を聴いてたの。……すごく、落ち着くわ」

キョン「あーなんとなくそれは解るな。小さい頃父親に背負われながら聞く心音に安心したもんだ……」

朝倉 「声が響いて聞こえるのもいいわね……」

キョン「……って、何普通にピロートークしてるんだ。ほら起き……ちょいまち」

朝倉 「ん?どうしたの?」

キョン「起きたらたつものなーんだ」

朝倉 「なにそれ?みんな起きたら普通立ち上がるんじゃないの?」

キョン「……そうだな。だからもうちょっと横になっていよう。ポケットモンスター、略して」

朝倉 「ポケモン。じゃなくて、なんなの?」

キョン(静まれポケモン!!)

朝倉 「???」

キョン「さて、とりあえず顔洗って歯磨きしたいところなんだが……」

朝倉 「あ、キョン君朝起きてすぐに磨くんだ」

キョン「ん?ああ。お前は食後派か?」

朝倉 「ええ。だってせっかく磨くのにそのあとすぐにご飯食べたらあんまり意味ないと思わない?」

キョン「んー俺はそれが普通だから別になんとも思ってなかったな……。歯磨きというかうがいに近い感じで軽く磨くだけだしな」

朝倉 「ふーん…まあとりあえず…顔洗いましょう」

朝倉 「片手じゃやりにくいわね……肌が触れ合ってればいいのよね?」

キョン「長門はそう言ってたな」

朝倉 「うーん……キョン君の背中に手いれるわよ」ピト

キョン「冷てえ!!」ブルッ

朝倉 「あ、ごめんなさい。でもこれでキョン君は両手使えるでしょう?」

キョン「いや…使えるが……腰寒いって」

朝倉 「我慢我慢。さ、早く済ませちゃって」



キョン「……で俺も腰の方から服の中に手突っ込むのか?」

朝倉 「う……しょしょうがないじゃない

キョン「んじゃ、失礼」ペト

朝倉 「ん……」

あわあわ

キョン「よく泡立つな」

朝倉 「少し時間かかっちゃうから歯磨きしちゃってて」

キョン「おう」

シャカシャカシャコシャコ

あわあわ

キョン(こいつ背中すべっすべだな…)サワサワ

朝倉 「んっ…」

キョン(んーいい触り心地だ)サーワサーワ

朝倉 「ちょっとキョン君」

キョン「んー?」シャコシャコ サワサワ

朝倉 「それ以上下に行くと、その…お尻なんだけど……」

キョン「…………」ピタ…

朝倉 モジモジ

キョン「すまん………………」ドゲザー

朝倉 「その、別に怒ってないわよ?ちょっと恥ずかしかったけど…」モジモジ

キョン(やめろ嬉し恥ずかしそうにはにかむな。寝ぼけてたんだ。純粋に触り心地がよかったんだ。やましい気持ちはなかったんだ。ちくしょうかわいい。正直たまらん!!!がんばれ理性、ひっこめ本能!!!)ドゲザー

朝倉 「その、顔あげて……?」モジモジ

キョン「誠に申し訳ない…」

扉<コンコン

ガラッ

森ナース 「失礼します。検温の時間です」

キョン「ありがとうございます」

森ナース 「はい?」

キョン「いえ、なんでもありません」

検温後

森ナース 「様子見の入院ですので検査はありません。今日は二人での生活に慣れる為にお使い下さい。それでは失礼しました。」

ガラッ

キョン「あーだってよ。何するか」

朝倉 「その…さっきあんなことなったから言い出し難かったんだけど…」モジモジ

キョン「ん?」

朝倉 「実はずっとトイレに…」モジモジ

キョン「……………………Oh」

朝倉 「どうしましょっか……」モジモジ カアアア

逃げずに恥しいシーンもちゃんと書きます。
ゆるりと再開していきます。

トイレ

キョン「目隠しってタオルでいいよな?」

朝倉 「透けないわよね…?」

キョン「ちゃんと目つぶるさ」キュッ

朝倉 「絶対にイヤホン外しちゃダメよ?」

キョン「わかってるって」スポ ジャカジャカジャカ

朝倉 「聞こえる?」

キョン「……」ジャカジャカジャカジャカ

朝倉 「見えてる?」フリフリ

キョン「……」ジャカジャカジャカジャカ

朝倉 「…大丈夫よね?」

キョン「……」ジャカジャカジャカジャカ

朝倉 「よし、やるわよ…」

スッ スル スル

朝倉 「片手じゃ下ろしにくいわね……ん。よし」ストン

キョン「……」ジャカジャカジャカジャカ

朝倉 「キョン君の前で……」カアアア

朝倉 「早く終わらせましょう」

キョン「……」ジャカジャカジャカジャカ

朝倉 (緊張してなかなか出ないわ……)

チョロ…シャアアアアアアアアアアアアアアアアアア

キョン「朝倉、耳痛くなってきた」ジャカジャカジャカジャカ

朝倉 「!?」ビクッ 

キョン「まだかー?」ジャカジャカジャカジャカ

朝倉 (早く終わって)カァアアアアアアアアアアア

ジャーゴポゴポゴポ シャァアアアアアアアアアア

朝倉 「……ビデの開発者に感謝しなきゃ。片手でもこれなら水を拭くだけでいいし」

キョン「耳鳴りしてきた…」ジャカジャカジャカジャカ

ピ ジャー ゴポゴポ カラカラカラカラ ビッ フキフキフキフキ ポイ 

朝倉 「あとはパンツとズボン上げるだけだからちょっと待ってね」

キョン「……」ジャカジャカジャカジャカ

スルスル ギュッ 

朝倉 「あとは、トイレを流して……」

ゴポゴポゴポゴポザアアア

朝倉 「手を洗って」キュキュ ジャー ザブザブザブザブ

朝倉 「はい、お待たせ」スポッ

キョン「お、終わったか?」

朝倉 「ええ。でもキョン君、できれば黙ってまってて欲しかったな……」

キョン「そりゃスマンかったな。あー耳痛かった……」スポッ スル

朝倉 「これから毎日こんな風だと思うと…先が思いやられるわ…」

キョン「そうだな。俺は難聴になりそうだぜ……」キーン

キョン「んじゃ俺も小便すっかな。あ、べつに俺は見られなかったらそれでいいぞ?」

朝倉 「そう?じゃあ目隠しだけするわ。はいお願い」

キョン「正直な話、妹が一人で便所行けなかった頃みたいで俺はなんとなく慣れてるんだよな」キュッ

朝倉 「そうなの?ん、ありがとう」

キョン「むしろこうやって、お前に目隠しをするという行為の方が正直……」

朝倉 「ん?」キョトン

キョン「なんでもねえよ」

朝倉 「そう」

ジー 

キョン(目隠しをした朝倉の前で男性器を晒しているってのは……いやいや、俺に異常性癖はないはずだ。さっさと済ませるぜMy son!)

チョロ…ジョポジョポジョポジョポジョポ

キョン「排泄行為における快感ってのはフロイト先生曰く『社会との適合』やら『母の要望に答えた達成感』からくるもので、肉体的快感ではなく精神的快感だそうだ」

朝倉 「ふーん…」(……音だけ聞こえるって、こっちの方が恥しいかもしれないわ)カァアアアア

キョン「まあ、これはどっちかというと排便の方の話らしいんだが。まあどっちにしろ、排泄行為による快感ってのは、不快感からの解放であって根本的には快感ではないんじゃないかって話らしい」ブルッ

ジー ジャアアアアアアアアゴポゴポゴポ

キョン「ほい、終わりだ。ってお前なんでそんな真っ赤なんだよ」

朝倉 「……次からわたしもイヤホンするわ」

扉<コンコン

キョン「はーい」

カラカラ

森ナース 「お待たせしました。朝食になります」

朝倉 「なんだか起きてからすごく長く時間がたったように感じるけれど、そっか、朝ごはんまだだったわね」

キョン「そうだな。しかし飯はどうやって食ったものか」

森ナース 「こちらの机でお召し上がりになりますか?それともベッド付属の机にしますか?」

キョン「あ、机でお願いします」

森ナース 「かしこまりました」カチャ カチャ

キョン「森さんナース姿も似合いますね」

森ナース 「ありがとうございます。それでは失礼します。食べ終わりましたら、そのままにしておいてください。回収に参ります」

朝倉 「ありがとうございます」

カラカラ

朝倉 「お知り合い?」

キョン「ん?ああ。森さんは古泉の『機関』の………メイド?かな。よく分からんがこの前お世話になったときはメイドだった」

朝倉 「ふーん……そう。キョン君メイドとかナースとか制服系好きなの?」

キョン「いや別に。どうしてだ?」

朝倉 「いいえ。別に。参考までに、と思って」

キョン「で、なぜ横に座る」

朝倉 「あら、海外ではカップルって普通横に座るわよ?」

キョン「誰と誰がカップルだ」

朝倉 「わたしとキョン君」

キョン「お前はまだ友達以上恋人未満だ」

朝倉 「あ、友達以上なんだ。やった」ニコニコ

キョン「普通の女友達とは一緒にトイレに行きはせん。どっちかというと友達異常だな」

朝倉 「上げて落とすわね……。ま、いいわ。でもほら、真面目な話、対面だと遠いけれど、横ならこうやって」アーン

キョン「おいこら。普通に食べるぞ」

朝倉 「あーん…」ジー

キョン「いや、今更だが裸足で足同士をくっつけてたら洗面所でもここでも両手使えるだろ……」

朝倉 「あーん。して?」ニコッ

キョン「………あーん」パクッ

朝倉 「ありがとう」フフフ

キョン「……」モグモグ

朝倉 「せっかくなんだからもっと色々しなきゃ、損じゃない?」ニコニコ

キョン モグモグ

朝倉 「それに今の季節裸足はちょっと寒いわ。わたしなんて特に冷え性気味だし」

キョン「ああ……そうだな」

キョン「いや、しかしこれ味噌汁とか熱いものはすぐ冷めるからやっぱり普通に食おうぜ」

朝倉 「あ、それもそっか。でもどうする?言っておくけどわたしの足冷たいわよ?」

キョン「それくらい我慢する。ほら脱げ」

朝倉 「やだ、積極的」

キョン「靴下を脱げと言ってるんだ。飯が冷めるだろ。病院の冷めたマズイ飯かと思ったら熱々のうまい飯が来たんだ。旨いうちに食おうぜ」

朝倉 「そうね。えい」スポ ピタ

キョン「冷たっ!?お前血流れてるのか?」

朝倉 「だから言ったじゃない。末端冷え性っていうのかな?キョン君はあったかいわね」スリスリ

キョン「あー体温を奪われる……。飯だ、カロリーが足りん」

朝倉 「あ、さっきいただきます言うの忘れちゃった」

キョン「そうだったな。んじゃ」

キョン・朝倉「「いただきます」」

朝倉 「この煮物おいしい……本当に病院食かしら?」モグモグ スリスリ

キョン「たぶん森さん達が作ってくれた特別メニューじゃないか?」

朝倉 「特別メニュー……。なんだかこっちは本当に特殊ね」スリスリ

キョン「まあな。だからこそこっちの方がおかしくて面白いことが起きるんだが」

朝倉 「ふーん。でもわたしもそのSOS団?に入れないとその面白さを体験できなさそうだけど」モグモグ スリスリ

キョン「まあ大丈夫だろ。どうも聞いた感じお前の歓迎会兼ねてのクリスマスパーティになった見たいだしな」

朝倉 「本当?なら期待してもいいかしら?」スリスリ

キョン「多分な。ところで朝倉よ」

朝倉 「何?」モグモグ スリスリ

キョン「さっきからくすぐったいんだが」

朝倉 ピタッ

キョン「寒いのか?」

朝倉 「それもあるけど、キョン君足の甲ツルツルなんだもの。思わず」スリスリ

キョン「おい」

朝倉 「ふふふ」

食後

キョン「暇だな」ボケー

朝倉 「暇ね」ホケー ニギ

キョン「やっぱり手を握る方が安心するな」

朝倉 「そうね。離そうと思っても離れないけれど、手の方が安心できるわね」

キョン「比喩表現なしに、今お前の命握ってるんだよな」ギュッ

朝倉 「そうよ。わたしは消える気だったのに無理矢理連れてくるんだもの。ちゃんと責任持ってよ?」ギュッ

キョン「ああ、分かってる。しかし………後悔はしてないが、改めてえらいもん拾ってきたもんだな」

朝倉 「もう、犬猫じゃないんだから……」

キョン「散歩でもするか?」

朝倉 「わん」

キョン「ノリいいな。よしよし」ナデナデ

朝倉 「……犬でもいかも」ボソッ

キョン「ん?」

朝倉 「なんでもないわーん」

キョン「で、散歩行くか?」

朝倉 「そうね、することもないし行きましょう?」

キョン「じゃあいままで無意識に避けてきたが、着替えるか…」

朝倉 「そうね…。いくら入院中とはいえ寝まきで外をうろつくのはちょっとだらしないわよね」

キョン「仕方ない……着替えるか」

朝倉 「ええ。ってあれ?わたしの私服ってどうなってるのかしら?」

キョン「ん?」

朝倉 「いえ、わたしってこっちの世界じゃいなくなったんでしょう?わたしの部屋とか、洋服とかどうなったのかしら、と思って」

キョン「ああ、そういえばそうか。とりあえずこの部屋には着替えあるのか捜してみようぜ」

朝倉 「制服しかなかったわ……」

キョン「鞄は一応あったな。財布と鍵は?」

朝倉 「えーと…。開けにくいわね、そっち持ってくれる?」

キョン「ああ」

ジー

朝倉 「一応中身も全部向こうで入れたときのままみたい。鍵も財布もあるわ」

キョン「それじゃあ、まずはお前の家まで行くか」

朝倉 「そうね」

キョン「さて、どうやって着替えたものか…」

朝倉 「とりあえずキョン君からにしましょう」

キョン「比較的簡単だからな。とりあえず俺も制服にしておくか。頭からかぶらないといけない服は面倒だからな」

朝倉 「といっても下にTシャツくらいは着るんでしょう?」

キョン「素肌にワイシャツは寒いからな。さて、先ずはこのトレーナーを脱ごう」

朝倉 「袖持つわね」

キョン「ああ。よっと」スポ

朝倉 「はい、次逆の腕ね」スポ

キョン「よっと」ヌギッ

朝倉 「……えい」ペタ

キョン「おいこら、何人の胸さわっとるんだ」

朝倉 「意外と胸筋あるわね……」ペタペタ

キョン「いいから着替えさせろ」

朝倉 「あっ……ごめんなさい」カアアアア

キョン「赤くならんでいいから手伝えっての」

朝倉 「だって……」

朝倉 「はい、これで終わりね」

キョン「ああ。ったく着替えるだけで一苦労だな」

朝倉 「……あのね、キョン君」

キョン「どうした?」

朝倉 「次わたしの番だけどね」

キョン「ああ、そうだな」

朝倉 「スカートとかはむしろキョン君より楽だと思うの。このまま穿いてズボン脱げばいいから」

キョン「まあそうだな。それで?」

朝倉 「でもね、上半身は……ブラジャーからのよ……」カアアアアア

キョン「…………oh」

朝倉 「……あ、そうだ」

キョン「おうどうした」

朝倉 「さっき朝ごはん食べてた時みたいに足だけ触ってればキョン君ももっと楽に着替えられたんじゃない?」

キョン「……そうだったな」

朝倉 「というわけでキョン君、靴下脱いでカーテンの向こう側にいて頂戴」

キョン「了解した」スポッ ペタ

朝倉 「はい、ありがとう。じゃあ窓の外でも見ててね」シャッ

ゴゾゴゾ 

キョン「今日はいい天気だ……」ボケー

朝倉 (キョン君って覗こうとかそういう高校生男子並みの好奇心ないのかしら?)ゴソゴソ

キョン(後に半裸の朝倉…いやいや、落ち着け。またナイフで刺されたいのかお前)

朝倉 「ん、よしっと」

キョン「お、早かったな」シャッ

朝倉 「キャッ!」

キョン「ってうわ。スマン!(純白ブラジャー!!!!!)」シャッ

朝倉 「も、もうちょっと待っててね……」カアアアアアア

キョン「スマン。もう全部着終わったのかと思っちまった…」

朝倉 「いえ、わたしも紛らわしいこと言ったし…」

キョン(朝比奈さんほどではないが結構……あるな)

朝倉 「キョン君なら別に……」

キョン「早く着替えるんだ」

忙しい一週間だった…
ゆるーり再開します。

朝倉 「はい、お待たせ」シャッ

キョン「おう。俺もコートこのまま着るから取ってくれ」

朝倉 「はい、どうぞ」

キョン「サンキュー。あとマフラーも……ってそうかお前にやったんだったか」

朝倉 「似合う?」ニコニコ

キョン「正直に言うと赤のコートにその色は似合わんな」

朝倉 「そっか…じゃあ他のコート捜そうかしら」

キョン「コートは高いだろ。なんならマフラー買ってやるぞ?」

朝倉 「それも嬉しいけど、キョン君のじゃないと意味ないわ」

キョン「なんじゃそりゃ…」

朝倉 「そうだ、ちょっとコート貸してくれる?」

キョン「ん?ああ構わんが…」

朝倉 「ありがとう」

朝倉 「どう?」

キョン「あー…まあ、さっきよりはいいが…」

朝倉 「ちょっとダボダボかな…」

キョン「ほとんどスカートと同じ長さだしな」

朝倉 「袖なんて指先しかでないわ」ブカブカ

キョン「まあこれはこれでアリっちゃアリだが」

朝倉 「ふふふ、あったかい。それに…」

キョン「それに?」

朝倉 「……なんでもないわ」クスクス

キョン「?」

朝倉 (キョン君の匂いがする)ニコニコ

すみません、気づいたら寝てました。
ゆるゆる再開します。

キョン「ちゃんと自分のコート着たか?」

朝倉 「ええ。行きましょう」

キョン「ああ。ほい、お手」スッ

朝倉 「わん」テシ

キョン「よしよし」ナデナデ

朝倉 「ってまだこれ続けるの?」

キョン「ノリがいいからつい」

朝倉 「もう…」

キョン「あと手を繋ぐ恥ずかしさを紛らわすために」

朝倉 「恥ずかしの?」

キョン「照れ臭いとも言う」

朝倉 「あらあら」ニヨニヨ ギュウ

キョン「ったく、いくぞワンコロ」

朝倉 「わんわん」クスクス

病院前

キョン「おお…寒いな…」ブルッ

朝倉 「寒さの本番は1月からなのに、今年はどれだけ寒くなるつもりなのかしら」

キョン「こりゃたまらん」スッ

朝倉 「あ」

キョン「どうした?」

朝倉 「ううん、なんかこんな状況雪笑顔って歌にあったと思って」

キョン「ああ、あれか。鶏衝撃だろ?」

朝倉 「本人たちによれば臆病者の一撃っていう意味の造語らしいわよ」

キョン「へぇ。ま、歌詞とは逆の手だけどな」

朝倉 「それにあの歌詞最後別れてるしなぞる気はないわ」

キョン「さよか」

朝倉 「ねぇキョン君」スタスタ

キョン「ん?どうした?」スタスタ

朝倉 「もう少しゆっくり歩いてもらってもいい?」スタスタ

キョン「おお、悪いな。気づかんかった」テクテク

朝倉 「ありがとう。あのスピードでうちまで歩いてたらわたしだけ汗だくになってたところだったわ」クスクス

キョン「妹にもよくぶーぶー言われるな」

朝倉 「話しが合いそうだわ」

キョン「お前は一回り小さいだけだが、あいつ二回り以上小さいから合わせるのが難しくてな」

朝倉 「あら、わたしそんなに小さいかしら?」

キョン「手もだいたい俺の第一間接くらいしかないだろ?」

朝倉 「本当に?ちょっと手出して」スッ

キョン「ほらな?」ペタ

朝倉 「あら、本当。案外キョンおっきいわね」ギュ

キョン「おい、両手繋いでどうする」

朝倉 「こっちの手もあっためて欲しいな」クスクス

マンションエントランス

朝倉 「鍵ちゃんと使えるかしら」カチャ

ウィーン

キョン「鍵は生きてる見たいだな」

朝倉 「そうね。部屋も開くといいんだけど…」

キョン「505だったか?」

朝倉 「ええ」



505号室前

朝倉 「ここなんだけど………表札がないわね」

キョン「……」

朝倉 「ま、多分中もからっぽでしょうけど一応開けてみるわね」カチャ

ギィ パタン

朝倉 「開いた……」

キョン「……何もないな」

朝倉 「そうね……ポロ

キョン「……」

朝倉 「なんだか、やっと実感が湧いたわ。ここはわたしの知っている世界でない」ポロポロ

朝倉 「そして、わたしが消えた世界……」ポロポロ

キョン「……」

朝倉 「やっぱりわたしは作りものだったのね……」ポロポロ

キョン「………」

朝倉 「ねぇキョン君、少しだけ、抱きしめてくれる?」

キョン「ああ」ギュッ

朝倉 「両親についての知識はあるの、でも思い出がないのよね」ギュウ

キョン「そうか」

朝倉 「中学もどこに行ってたか、どんな知識をつけたかも知ってるのに、友達と遊んだ思い出はないの」グスッ

キョン「ああ」

朝倉 「それどころか、今まで生きてきた思い出がほとんどないの」

キョン「そりゃひどいな」

朝倉 「覚えてるのは高校生になってからの最初の2ヶ月くらいだけ。夏休みも何をしてたか知ってるのに思い出がないの」

キョン「そこまでないのか」

朝倉 「ええ、いままで疑問に思うこともなかったわ……いつも避けてた……いえ、そもそもいつもというほど記憶があるわけじゃないんだけれど…」

キョン「……」

朝倉 「………ねぇキョン君」

キョン「なんだ?」

朝倉 「わたしの……キョン君が好きって気持ちも……つくりものなのかな」ギュウ

キョン「………」

朝倉 「……」

キョン「…………知らん」

朝倉 「え……あ、そ、そうよね………」グジュ

キョン「知らんもんは答えようがない。だから俺が知ってることだけ言う」

朝倉 「う?」グスグス

キョン「お前に呼び出されたとき、正直に言えば嬉しかったさ。そのあと襲われたがな」

朝倉 「それは…わたしじゃないけど」グス

キョン「俺にとっては同じだ。それで一昨日、お前から好きだと言われたとき。困惑はしたが、うれしくないといったらウソになる。いやこんな言い方は卑怯か。嬉しかったぞ」

朝倉 「キョン君……」

キョン「お前の気持ちがつくりものだとかどうとか知らんが、こう好意全開で接されて嬉しくないわけがないだろ」ポリポリ

朝倉 「好意全開…」カァア

キョン「ああ、あとその赤面するところも面白いな」

朝倉 「面白いって……。何よ、もう」ムスッ

キョン「だから、こっちに連れてきた」

朝倉 「……」

キョン「お前がどういう成り立ちかなんてことに興味はないし知りもしない。俺が知っているのは、ただ、俺はお前といるのは楽しいってだけだ」

朝倉 「……」

キョン「……」

朝倉 「今ね、すごく嬉しい。これは絶対作りものなんかじゃない……」

キョン「そうか」

朝倉 「ありがとう、キョン君」

キョン「別に、俺は俺の知ってることを言っただけだ」ポリポリ

朝倉 「ふふふ」ギュウ

キョン「あーだめだ。ムリムリ。子供あやすのとは勝手が違いすぎる。無理。行くぞ、朝倉」グイッ

朝倉 「え、ちょっとどこに?」

キョン「先ずは手帳だ」

朝倉 「手帳?」




店員 「ありがとうございましたー」

朝倉 「手帳なんて2冊買ってどうするの?」

キョン「ほれ、ちょいと早いがクリスマスプレゼントだ。どっちの色がいい?」

朝倉 「あ、ありがとう。じゃあこっちの赤いほう」

キョン「よし。とりあえず、座れるところ行くぞ」

朝倉 「あ、うん」



喫茶店

キョン「さて、んじゃ書きこむぞ」ペラッ

朝倉 「え?何を?」

キョン「手帳に書き込むんだ。予定に決まってるだろうが」

朝倉 「それはそうだけど、なんの予定?」

キョン「なんでもいい」

朝倉 「なんでも?」

キョン「そうだ。とりあえずそうだな。ああ、まず誕生日を埋めるか。俺の誕生日この日な」カキカキ

朝倉 「あ、ちょっと待って」カキカキ

キョン「んで、妹が10月だな」ペラペラ カキカキ

朝倉 「10月の……ん書いたけど……」

キョン「で、お前の誕生日は?」

朝倉 「え、私……?ええとこの日」カキカキ

キョン「ふむ。んじゃ次だな。先ず直近でクリスマスイブの鍋パだろ」カキカキ

朝倉 「鍋パ…と」カキカキ

キョン「んで山荘に合宿」カキカキ

朝倉 「え、何それ」

キョン「いいから書け。どうせ俺が行くってことはお前も行かざるを得ないんだから」

朝倉 「あ、そっか」カキカキ

キョン「んで初詣」カキカキ

朝倉 「初詣っと」カキカキ

キョン「それから…」

………

……


キョン「ま、とりあえずこんなもんか」

朝倉 「もらったばっかりなのに予定でびっしりになちゃった…」

キョン「それノルマだからな。さらにここからハルヒの爆走に付き合う予定で埋まる」

朝倉 「大変」クスクス

キョン「そしたら来年の今頃には思い出でいっぱいになってるさ」

朝倉 「あ……」

キョン ポリポリ

朝倉 「思い出のできる予定……」

キョン「そうだな」ポリポリ

朝倉 「……キョン君」

キョン「なんだ」

朝倉 「わたし、キョン君のこと好き」

キョン「知ってる」

朝倉 「ううん。ちがう。あなたが好きなの!」

キョン「あ?いや何が違うんだよ」

朝倉 「あたしが告白したキョン君じゃない。いま目の前にいるキョン君が改めて好きになったの!」

キョン「そりゃ……どうも」

朝倉 「ねえキョン君。もう一度、いえあなたにちゃんと告白するのは初めてよね。だから言うわ」

朝倉 「わたしと付き合ってください」ギュッ

キョン「……………とりあえず、2ヶ月な」ポリポリ

朝倉 「うん!」

いったん休憩

コメントありがとうございます。
それではゆるーりと再開していきます。

朝倉 「キョン君が彼氏」ニヨニヨ

キョン「とりあえずな、とりあえず……」

朝倉 「とりあえずでもキョン君の彼女かぁ」ニコニコ

キョン「……ていうか勢いに任せてたけどここ喫茶店だからな。周りの目が段々きつくなってきてるんだが」

朝倉 「え、そう?」ニコニコ

キョン「ああ。とりあえず出ようぜ」

朝倉 「ええ、解ったわ。で、どこに行く?」ニコニコ ギュー

キョン「あーもう…早まった気がする…」ポリポリ 

朝倉 「もう、連れないわね」

キョン「ちょっと気恥ずかしいんだ。彼氏だの彼女だの連呼するな……」ポリポリ

朝倉 「仕方ないなあ。わたしの恋人は」

キョン「恋人もやめてくれ……」

朝倉 「じゃあボーイフレンド」

キョン「調子に乗り過ぎだ。お手!」テッ

朝倉 「わん!」テシッ

キョン「はい、散歩行きますよー」

朝倉 「恥しがり屋さんね」クスクス

キョン「うっさいわ」

朝倉 「で、どこに行くの?」

キョン「そうだな……ああ、そうだ。キャッシュカード類も生きてるか確認しないとダメじゃないか?」

朝倉 「そういえばそうね。でも家があの様子だったからあまり期待はできなさそうだけれど…」

キョン「ま、行ってみれば解る事だ」

朝倉 「そうね」



銀行ATM

朝倉 「口座は生きてるわね」

キョン「おお、そりゃよかった」

朝倉 「というか、むしろ前の世界より増えてるわ……」

キョン「よく解らんが減ってるよりかはマシだろ。大方お前がこっちで消えてた間にも入金され続けてた、とかじゃないのか?」

朝倉 「あ、それかも。毎月親から振り込んでもらってたから…うん。計算も合うわ」

キョン「なら、とりあえず次はこれからの生活で必要なもの買いに行くぞ」

朝倉 「必要なもの…えっと、服と化粧品と…あとこまごました物がとりあえずは必要かな」

キョン「服か…」

朝倉 「ええ。下着から」

キョン「お前選ぶのに時間かかる方か?」

朝倉 「行った覚えがあまりないから解らないわ」

キョン「そうか。まあ仕方ない。とりあえず必要そうな分だけ引きだしておけよ」

朝倉 「あ、クレジットカードで支払った方がポイントたまるし、いいわ。行きましょう」

キョン「所帯じみてるな…」

朝倉 「ポイント貯めるの楽しくない?」

キョン「ポイントたまるカードなんて家族市場丁字カードしか持ってないな」

朝倉 「そっか。そういえば普通は高校生がクレジットカードなんて持ち歩かないわね」

デパート

朝倉 「うーん…試着できないのが痛いわね…」

キョン「流石に試着室一緒に入るわけにも、外で待とうにも毎度靴下脱ぐのは面倒だしな」

朝倉 「この前買った奴だけ買っちゃいましょう。で、あとはウニクロで適当に買って、とりあえず暮らしていけるだけ揃えてしまったらいいわよね」

キョン「へえ、お前ウニクロ着るんだな」

朝倉 「ウニクロもしまむろも使うわよ?安いもの」

キョン「おう…そうか」

朝倉 「ちなみにこの間着てたのも全部しまむろで揃います」

キョン「マジで!?」

朝倉 「マジ」



バイト「ありがとうございました。こちらのパンツ2本、お裾直しに1時間いただきますが大丈夫でしょうか?」

朝倉 「はい。あと、これも置いて置いてもらっていいですか?」

バイト「承知いたしました。それではこちらのレシートを失くさないようご注意ください」

朝倉 「ありがとうございます」

キョン「んじゃ次行くか」

朝倉 「ええ。それじゃあ……下着を」

キョン「またさらに居辛い空間に…………」

ランジェリーショップ

朝倉 「どれつけて欲しい?」

キョン「あー……」

朝倉 「これとかかわいいと思うけど」

キョン「んー……」

朝倉 「これは?」

キョン「おー……」

朝倉 「あ、これかわいい」

キョン(居辛過ぎる……)

朝倉 「ねえねえキョン君これとかどう?」

キョン「……赤より白がいいです」

朝倉 「キョン君は白が好きなの?」

キョン「勘弁して下さい」

朝倉 「うふふふふ」


キョン「終わった……」ゲッソリ

朝倉 「ごめんなさいね?」クスクス

キョン「クソ…どっかで仕返ししてやる……」

朝倉 「あら、穏やかじゃないわね」

キョン「それは置いといてだ、次…水着買うぞ」

朝倉 「へ?水着?」

キョン「風呂用にな」

朝倉 「あ…そっか…お風呂も一緒に入るんだったわね…」カアアア

キョン「ああ。入らん訳にもいかんしな。それとも裸で入るか?」

朝倉 「………キョン君が………どうしてもって言うなら……」カアアア

キョン「………」

朝倉 「………」

キョン「……やらかした」ポリポリ

朝倉 「ど、どうする………?」

キョン「水着買うぞ水着!」

朝倉 「うん…」ホッ

キョン(ヤバイ……水着あっても我慢できるかどうかは疑問になってきた……)ギュッ

朝倉 (でもちょっと残念……)ギュッ

旅行用品店

キョン「やっと見つけたな」

朝倉 「スキーウェアならいっぱいあるけどやっぱり水着は少ないわね」

キョン「ほれ、これでいいだろ」

朝倉 「え、やだ。ダサいわ」

キョン「ダサいくらいでいいんだ。どうせ毎日使うからかわいいの選んだってしょうがないぞ」

朝倉 「えー…せっかく好きな人と一緒に入るのにダサい格好したくないわ」

キョン「……ならこういうのか?」

朝倉 「Vフロントはどうかしてると思う。というかなんであるのこのお店」

キョン「嫌に目についたから言ってみただけだがな。ま、お前は何着たって似合うだろ。いやVフロントじゃなくな」

朝倉 「本当?」

キョン「本当本当」

朝倉 「……なんかキョン君変じゃない?」

キョン「早く買いもの終わらせたいとか考えてないぞ?」

朝倉 「……もう。喜んで損したわ」プンプン

キョン「しまったつい本音が……」

朝倉 「まだ買いものし始めてから2時間も経ってないわよ?」

キョン「下着で精神力使い切ったもんでな…」

朝倉 「それもそっか…じゃあこれ買ってお昼にしましょ」

キョン「ああ」

キョン×朝倉もいいね
ただ、>>148「~よりかは、」て表現は誤りで正しくは「~よりか」「~よりは」「~よりも」
ちょっと気になったもので スレ汚しすまん

パン屋

キョン「片手で食えるものっていったらパンだろ」

朝倉 「あと野菜ジュースでも買いましょうか」

キョン「そうだな。って荷物邪魔だな…どうするか」

朝倉 「こういうとき不便ね……。そうだ。キョン君、荷物持った手同士で手をつなぎましょ」

キョン「なるほどな。よっと」

朝倉 「これで二人とも手が使えるわね。わたしお盆持つからパン乗せていって」

キョン「解った」


今日はこのくらいで寝ます。
おやすみなさーい

>>154
いままで意識したことありませんでした。
以後気をつけます。
ポロッと出たときはご容赦を…

いやぁ寝過ぎましたね。
ゆるーんと再開していきます。

パン屋飲食スペース

キョン「さて、あと何か足りないものあるか?」モグモグ

朝倉 「普段着に寝まきに下着と水着は買ったから…化粧品とちょっとしたものをいくつか」モグ

キョン「化粧品って何使ってたか覚えてるのか?」

朝倉 「そんなに多くないから大丈夫よ。洗顔石鹸と化粧水と乳液くらいだから」

キョン「そうか。それなら3時くらいには帰れそうだな」

朝倉 「そうね」

キョン「ただの散歩のつもりで出てきたのになんかえらいことになったな…」

朝倉 「ふふふ。そうだ、手帳に今日の所に特別なマーク入れとかなきゃ」

キョン「やっぱり慣れんなあ」ポリポリ

朝倉 「そうだ、後でプリクラ撮りましょうよ」モグ

キョン「却下」モグモグ

朝倉 「ダメ?」モグモグ

キョン「大量の荷物持ってゲーセンに行く気力がない」

朝倉 「あ、そうね。じゃあ今度行きましょ?」

キョン「撮られるよりも撮る方がいいな。写真映り悪いんだよ俺は……」

朝倉 「わたし今まで撮ったことないからやりたいの、お願い」

キョン「う……」モグモグ

朝倉 「キョン君との思い出が欲しいの。ねぇ、お願い」ウルウル

キョン「…………わったよ」モグ

朝倉 「やった!!」

キョン「言っておくが本当に残念な写真映りだからな」

朝倉 「それはそれで楽しみね」ニコニコ

デパート前

キョン「必要なもん全部買えたか?」

朝倉 「だいたいはね。最後に…」

キョン「まだあるのか…」

朝倉 「薬局行きましょう」

キョン「薬局?」

朝倉 「妹さんいるなら分かって欲しいな…」モジモジ

キョン「………あ、あー。うちのやつまだだからそこまで考えが及ばんかった……。すまんな」

朝倉 「薬とか色々、ね。必要なのよ……」

キョン「必要なら買うしかあるまい、生きている以上避けられんからな」

朝倉 「でもあんまり言いたくないことよね……」

キョン「それも仕方ない。言わないでいた方がヤバイことになるからな」

朝倉 「そうなのよね」

キョン「やれやれ。ほれ行くぞ」

朝倉 「うん」

薬局

朝倉 「……これと、あと」

キョン「………」

\0.02㍉/

キョン「いやいや」

朝倉 「え?」

キョン「なんでもない」

朝倉 「そう」

キョン(無いことで自制させるべきか、万が一に備えるべきか……)

朝倉 「キョン君、レジ行きましょ」

キョン「ああ」

朝倉 「どうしたの?」

キョン「あー…考え事だ」

朝倉 「?」

キョン(あ、エロ本とかどうする……どうする俺!?)

私立総合病院 個室

キョン「結構な荷物になったな」

朝倉 「おかげでしばらくは生活できるようになったわ」

キョン「まあ、こんだけ買えばな」

朝倉 「ちょっと整理手伝ってくれる?」

キョン「ああ」

ガラガラ

ハルヒ「キョン、朝倉!!調子どう!?」

キョン「うおっ」

朝倉 「あら」

朝比奈「こんにちは~」

古泉 「ご機嫌いかがですか?」

長門 「………」

ハルヒ「うわ、何この服の量…?」

キョン「朝倉の着替えがないって言うもんでな、買ってきた」

ハルヒ「ふーん。ま、カナダから帰ってきたばっかりだもんね。言ってくれればあたしたちも付き合ったのに」

キョン「朝からやることもなかったからな。ちょうどよかったさ」

ハルヒ「あっそ。で体調は?」

キョン「全然問題ない」

ハルヒ「よね。こんだけ買い物してこれるんだもの」

朝比奈「あ、タグとか切りましょうか?」

朝倉 「すみません、お願いします」

古泉 「なら、ハサミを借りてきましょう」スタスタ

ハルヒ「あ、そうだ。はいこれお土産」ガサッ

キョン「おう、悪いな………ってスナック菓子ばっかかよ」ガサガサ

ハルヒ「お土産という名のわたしのオヤツだもの。ほら、早く開けなさい」

キョン「あーそうかい。そんなもんだと思ったよ」

キョン「ってそうだ、朝倉、腕掴んでくれ」

朝倉 「あ、うん」スッ

バリッ

キョン「ほらよ」ガサッ

ハルヒ「ん。朝倉のそれ治るの何ヶ月って言ったっけ」ヒョイ

朝倉 「だいたい2ヶ月ですって」

ハルヒ「不便ねぇ……」サクサク

キョン「まあ、慣れればたいしたことなさそうだがな」

朝比奈「PTSDに分類されるんでしたっけ?」

ハルヒ「まあ、あれだけひどい落ちかたすればPTSDにもなるわよ。実際死んだかと思う音したし……」

朝比奈「あれは本当に冷や冷やしました……」

ハルヒ「むしろなんでキョンはなんともないのか不思議なくらいよ……」

キョン「んなもん俺が知るか」

ハルヒ「今度あんたのそのしぶとさを調べてみようかしら…」

ハルヒ「明日退院?」

朝倉 「ええ」

ハルヒ「それじゃあ鍋パは大丈夫そうね」

キョン「あまり荷物持ちとかの戦力にはならんがな」

ハルヒ「いいわよ。あんたは朝倉の精神安定剤って重要な仕事があるんだから。絶対あんな事故起きない様に気を張ってなさい」

キョン「ああ、任せとけ」ギュッ

ハルヒ「………」ジッ

長門 「………」ジー

朝倉 「………」ピクッ

朝比奈「………」オロオロ

古泉 「………」ハァ…

キョン「…………なんだ?」

ハルヒ「まあ、いいわ。それじゃあ、あたしたちは帰りましょ」

朝比奈「あっ!!は、はいっ!!それじゃあお二人ともまた明日……でしたっけ?」

古泉 「明後日ですね」

朝比奈「あ、そうでした。明後日待ってますね」ワタワタ

古泉 「それでは」

長門 「………」

ハルヒ「言っておくけど、朝倉に手出すんじゃないわよ………」ジトッ

キョン「お、おう……」

朝倉 「またね」フリフリ

キョン「なんだったんだ、最後の沈黙……」

朝倉 「ねえキョン君」

キョン「ん?」

朝倉 「SOS団のみんなには私達の関係秘密にするの?」

キョン「んー…秘密にしても無駄だと思うけどな」

朝倉 「え?」

キョン「朝比奈さん達未来人なら俺がこういう選択をするのは規定事項だと言うだろうし、古泉達はどっかしらから情報は手に入れるだろうし」

朝倉 「嘘…」キョロキョロ

キョン「まあ、解らんが隠し通せるとは思えん。そんで長門だが…秘密にする気もないし、秘密にしても意味なさそうな相手№.1だからな」

朝倉 「……」

キョン「どうかしたか?」

朝倉 「わたし浮かれてたけど…長門さんって…多分あなたのこと……」

キョン「……冷たい言い方になるが、それは本人の口から聞かない限り俺の知ったことじゃないな」

朝倉 「でも……世界を変えちゃうくらい思い悩んだのよ?」

キョン「それでもだ。それに俺はもうお前を選んじまってる」

朝倉 「あぅ…」

ちょっと今週も忙しいので週末までチラッとしか書き込めません。

すみません。

帰って来ました朝倉さん。

病院帰りのSOS団

古泉 「すみませんが少しバイト先に呼び出されてしまったのでここで失礼します」

ハルヒ「わかったわ。行ってらっしゃい」

古泉 「それではまた明日」タッタッタッ

朝比奈「あ、私もここで失礼します」

ハルヒ「ええ。また明日」フリフリ

長門 「………」

ハルヒ「有希、手出しなさい」

長門 「………」スッ

ギュッ

長門 「何?」

ハルヒ「………別に?何となくよ何となく」ニギニギ

長門 「そう」

ハルヒ「うん」ニギニギ

長門 「うらやましい?」

ハルヒ「………」ギュッ

長門 「………」ギュッ

ハルヒ「………ありがとう」

長門 「いい。来て」

ハルヒ「どこに?」

長門 「私の家」

ハルヒ「………うん」

長門宅

ハルヒ「分かってんのよ。朝倉が今はキョンといないといけないっていうのは」ポリポリ

長門 「………」モグモグ

ハルヒ「医学的にそうだって言うんならそうなんでしょうね。実際寝てる間に離そうとしても頑なに離さなかったもの。そういう心病気なのは解ってるの」ポリポリ

長門 「………」ズズズッ

ハルヒ「でもやっぱりダメなもんはダメよ!!」ダンッ

長門 「なぜ?」

ハルヒ「な、なぜってそりゃ健全な高校生男女が一日中手を握りながら生活するなんてダメよ!!」

長門 「彼女は今健全な状態ではない」

ハルヒ「そりゃそうだけどダメったらダメよ!!」

長門 「理屈になっていない」

ハルヒ「世間一般からしたらダメ!!」

長門 「俗に言う仕方ない状況では」

ハルヒ「それでもダメ!!」

ハルヒ「だってそんなの…」

長門 「何?」

ハルヒ「………………」

長門 「………」ズズズッ

ハルヒ「ずるい」

長門 「………」コト

ハルヒ「病気だって分かっててもずるいわよ。あたしだってキョンと手繋ぎたいもん………」

長門 「そう」

ハルヒ「うん」

長門 「彼が好き?」

ハルヒ「…………」

長門 「………」

ハルヒ「たぶん………」

長門 「そう」

ハルヒ「うん。好き」

ハルヒ「うー………」

長門 「?」

ハルヒ「認めたくない。なんであたしがあんな冴えない男好きにならなきゃいけないのよ………」カアアア

長門 「冴えない?」

ハルヒ「そうよ。いつもヌボーっとしてるし…」

長門 「………」

ハルヒ「あたしがせっかく面白いことしようとしてるのにぶつぶつ言いながらついて来るし…」

長門 「………」モグモグ

ハルヒ「みくるちゃんにはデレデレするし!」

長門 「………」モグモグ

ハルヒ「全然あたしと二人で不思議探し一緒にならないし!!」

長門 「………」モグモグ

ハルヒ「へ、変な夢見たと思ったらいきなり名前で呼び始めるし…」

長門 「………」ズズッ

ハルヒ「以外と背高くて見上げなきゃいけないのもムカつく!!」

長門 「………」コト

ハルヒ「でも………」

長門 「………」

ハルヒ「やっぱり好きだと思う………」

長門 「彼女も恐らくそう」

ハルヒ「それは………見てたら解るわよ。むしろ解ってるからずるいって思うんじゃない……」ポリポリサクサク

長門 「そう」

ハルヒ「あたしの団員一号よ。勝手に盗るなんて許されないわ!!」ポリサク

長門 「彼は所有できない」

ハルヒ「………分かってるわよ。でも、今までずっと一緒にいたのはわたしだもん」

長門 「私達もいた」

ハルヒ「………そうね」

長門 「そう」

ハルヒ「ねぇ有希」

長門 「何?

ハルヒ「有希はキョンのこと………どう思う?」

長門 「………」

ハルヒ「………」

長門 「解らない」

今日はここまでです。
お休みなさい

前作なんてあったんだ

今日は半ドン!
6月は忙しいドン…
ゆるりと再開するドン!

>>190
朝倉「こんばんわ、キョン君」
です。よろしければそちらもどうぞ。

ハルヒ「わからない?」

長門 「そう」

ハルヒ「それは好きかどうかわからないってこと?」

長門 「違う。好きということ自体が分からない」

ハルヒ「……そっか」

長門 「そう」

ハルヒ「じゃあさ、キョンのそばに居たい?」

長門 コクン

ハルヒ「そう。キョンが他の女の子と一緒にいたらモヤモヤする?」

長門 「…モヤモヤ?」

ハルヒ「ええ。胸のあたりに何かつっかえてるような、落ち着かないというか…いつもと違う自分になったりしない?」

長門 「なる」

ハルヒ「……それは嫉妬っていうの」

長門 「嫉妬…」

ハルヒ「そう。そっか…有希もキョンのこと好きなんじゃない。いつの間にあいつこんな倍率高くなってるのよ……」

市立総合病院 個室

キョン「へっくし!」ズズッ

朝倉 「うわっ!ビックリした。大丈夫?」

キョン「ん、ああ。スマンがティッシュ取ってくれ」

朝倉 「あ、うん。はい」

キョン「サンキュ」ズビビビビビ

朝倉 「寒い?」

キョン「いや、別にそういうわけじゃないんだが…まあ誰かが噂でもしてるんだろ」

朝倉 「ふーん」

キョン「おう、そうだ。そろそろトイレ行ってもいいか?」

朝倉 「あ……うん」

キョン「慣れろ慣れろ。これから毎日数回繰り返すことになるんだ。ああ、そうだ。ついでにティッシュ鼻に詰めるか?」

朝倉 「もしかして…」

キョン「ああ。大の方だな」

朝倉 「なんでそんなに恥しげもなく言えるのよ……」

キョン「割り切ったからな」

朝倉 「そう簡単に割り切れないわよ……」

キョン「妹の世話をしてきた経験がこんなところで役に立つとは思わんかったがな。朝倉よ。お前も俺も人間だ。食えば出る。飲めば出る。これは生物として当たり前のことなんだ。恥ずべきことではないぞ」

朝倉 「えらく饒舌ね…」

キョン「勢いが必要なんだ。突っ走るしかないんだ」

朝倉 「やっぱりキョン君も恥しいんじゃない」クスッ

キョン「うっさいわ。ほれ行くぞ」

なんか上の方でうんこどうすんの?ってあったから書こうかと思ったんですけど、正直あんまり変わらないんですが
それでも書いた方がいいんですかね?

トイレ

キョン「で、鼻栓しなくていいのか?」

朝倉 「だって変な顔になるじゃない。だからハンカチにアロマ落として当てておくわ」

キョン「なるほどな。そっちの方がいいかもな。んじゃアイマスクとイヤホン」スッ

朝倉 「ええ」スポスポッ ジャカジャカジャカジャカ

キョン「さて…」カチャカチャ ジー ヌギ

朝倉 (どうしよう…わたしもしておこうかしら…でもキョン君の前でするなんて…)

キョン「ふぅ…」ブボボモアッ シャアアアアア

朝倉 (でもここでしておかないと自分から行きたいって言うのも恥しいし…)

キョン「あー出た出た」フキフキ ジー カチャカチャ

ジャアアアアアアアアアアアアゴポゴポゴポ

朝倉 (どうしよう……でもしといた方が絶対いいわよね…)

キョン「お、アロマスプレー。やっとくか」シュッシュッ

ジャバジャバ フキフキ

朝倉 (それでもやっぱりここは…)

キョン「朝倉、終わったぞ」ポン

朝倉 「きゃっ!!」ビクッ

キョン「うおっ!」

朝倉 「え、あ。終わったの?」

キョン「おお。お前はしとかなくていいのか?」

朝倉 「あ…今はいいわ…」

朝倉 「服の整理も終わったし、本格的にやることなくなったわね…」

キョン「そうだな。まああと少ししたら飯の時間だろ」

朝倉 「そっか。もうそんな時間だったわね」

扉<コンコン

キョン「お?」

朝倉 「どうぞー」

ガラガラッ

古泉 「どうも、こんばんは」

キョン「ん?古泉か、どうした」

古泉 「少し、お話したいことがありまして…」

古泉 「単刀直入にお聞きします。あなた方お二人は今、どのような関係なのでしょうか…」

朝倉 「えっと…」チラッ

キョン「今日から付き合うことになった」

朝倉 「そうなりました……」テレテレ

古泉 「やはり…報告は事実でしたか…」

朝倉 「その……やっぱりマズイかしら?」

古泉 「いえ、我々『機関』に他人の人生を強制する権利はありません。ご自由に恋愛をしていただいて結構です」

朝倉 「よかった…」ホッ

キョン「じゃあなんだ?俺たちの関係を聞きに来ただけか?」

古泉 「いえ、他にも聞きたいことがあります」

キョン「なんだ?」

古泉 「あなたにとって涼宮さんとはどのような存在なのでしょうか?」

朝倉 「………」

キョン「なんだそりゃ…」

キョン「団長だろ。それ以上でも以下でもない」

古泉 「それでは朝倉さんは?」

キョン「彼女」

朝倉 「彼女…」テレッ

古泉 「…では長門さんは?」

キョン「…頼りになる奴。だが同時に妹とか娘みたいなもんだな」

朝倉 「娘…」

古泉 「それでは朝比奈さんはどうでしょう?」

キョン「アイドルとか天使とかその辺だな」

朝倉 「ちょっとキョン君?」

キョン「いや、アイドルとか天使ってのは手が出せない存在的な意味でな?」

朝倉 「……」ジトー

古泉 「ごほん。それではこういう聞き方をしてもよろしいでしょうか」

キョン「ん?」

古泉 「涼宮さんと朝倉さんの違いは何なのでしょうか?」

キョン「ハルヒと朝倉の違い?」

古泉 「ええ。僕から見たら、あなたと涼宮さんは今の朝倉さんとあなたと同じくらい仲が良かったように見えていました」

朝倉 「…」

古泉 「しかし、実際恋人となったのは朝倉さんでした。それはなぜなのですか?」

キョン「いや…なぜも何も…朝倉が告白してきたからOKしただけだぞ?」

古泉 「…え?」

朝倉 「………え?」

キョン「女性に告白されたのも、女性と付き合うのもこれが初めてだから、とりあえず付き合ってみるかという感じで…別にハルヒがどうこうとか考えもしなかったが…」

古泉 「…すみません、ちょっとお聞きたいんですが……もし、もしですよ?朝倉さんの前にSOS団の誰かが告白していたら…あなたはどうしましたか?」

キョン「なんだそれは。そんなことはありえんだろ」

古泉 「いえ、ですからもし、です」

キョン「いや、ないない」

古泉 「仮定の話ですよ」

キョン「まあ…OKしただろうなぁ」

朝倉 「な、何…もしかして早いもの順なの…?」

キョン「…そうなるか」

朝倉 「え、あたしのこと好きじゃないの?」

キョン「いや、好きだぞ?ただ、愛とか恋とかよく分からんからそれをはっきりさせるために今付き合おうってことだと…思ってたんだが……なんか俺変なこと言ったか?」

古泉 「はぁ……」

朝倉 「………」ポカーン

古泉 「ご愁傷様です…」

古泉帰宅後


キョン「いやだからとりあえず2ヶ月って言っただろ?」

朝倉 「あたし両想いなんだと思ってたわ…」ハァ…

キョン「いや、女性としてお前は魅力的だぞ?」

朝倉 「え、本当!?」パァアア

キョン「ああ。一緒にいて面白いし、何より楽だしな」

朝倉 「えー楽って何よ楽って…」

キョン「いや、重要だろ。ハルヒといるのは刺激的だし面白いことも巻き起こるが、ぶっちゃけ疲れるんだよ。だからお前といるのは楽でいい」

朝倉 「そこは癒されるとか言って欲しいわ」プクー

キョン「まあ、そうだな。癒されるな」

朝倉 「もう…」

キョン「あとかわいいしな」ボソッ

朝倉 「え?」

キョン「いや、なんでもない」

朝倉 「キョン君!」ダキッ

キョン「おおう」

朝倉 「絶対好きにさせてあげる。わたしがキョン君を想うより、好きにさせるんだから!」

キョン「おー…そりゃ楽しみだ」

ご飯作ってきます。
2時間くらい休憩

>>192
読んだ
悶えた
このスレも楽しみにしてます

風呂も入ってきたので再開しまーす

>>207
ありがとうございます。
がんばるます

長門宅

ピンポーン

ハルヒ「来たわね」

長門 トテトテトテ

ガチャ

朝比奈「こ、こんばんは~」

長門 「上がって」

朝比奈「は、はい。お、お邪魔しますぅ…」

ハルヒ「いらっしゃい。みくるちゃん」

朝比奈「あ、はい。こんばんは。あ、あのーどうかしたんですか?」オロオロ

ハルヒ「ちょっとみくるちゃんに聞きたいことがあってね。ほら、座って座って。何か食べる?」

朝比奈「は、はい」ストン

ハルヒ「で、話っていうのはね」

朝比奈「は、はい…」

長門  モグモグ

ハルヒ「みくるちゃんがキョンのことをどう思ってるかって言うのを聞きたいのよ」

朝比奈「ふぇ!?」

ハルヒ「ちなみに、あたしはキョンのこと…………好きよ」

長門 「私も」

朝比奈「ふぇえええええええええええええ!?」

朝比奈「えっ?えっ?な、何が起きてるんですか?また時空禁則事項ですかぁ!?」オロオロ

ハルヒ「みくるちゃん、なにうろたえてんのよ。ほら、黒雷でも食べて落ち着きなさい」モスッ

朝比奈「もごっ!?」

ハルヒ「今女性に人気らしいわよ。これ」

朝比奈「………」モグモグ

ハルヒ「落ち着いた?」

朝比奈「あ、あの…私をからかってるわけではないんですよね?」

ハルヒ「もちろん。真面目な話よ」

朝比奈「あ、ええ~と…その…」アセアセ

ハルヒ「………」ジー

長門 「………」ジー

朝比奈「うぅぅ…その…わたしは…」オロオロ

ハルヒ「………」ジー

長門 「………」ジー

朝比奈「その…い、いいなって思ってます」カアアア

ハルヒ「くっそー!かわいい!」ギュム

朝比奈「はわわわわわ」

長門 「………」ギュッ

朝比奈「えぇ!?な、長門さん!?」

ハルヒ「みくるちゃんに勝てる気がしないわ有希…」

長門 「勝ち負けではない」

朝比奈「ふぇええええ」

ハルヒ「そう?」

長門 「そう」

ハルヒ「そっか!」

長門 「そう」

私立総合病院 個室

キョン「っくしょん!はっくしょん!!」ズズズ…

朝倉 「また?はい、ティッシュ」

キョン「ん、スマン…」スビビビビビビ

朝倉 「やっぱり風邪引いた?」

キョン「いや大丈夫だ」

朝倉 「キョン君が風邪ひいたら必然的にわたしにうつるんだから、ちゃんと暖めましょ」

キョン「んーまあそうだな」

朝倉 「といわけで」ダキッ

キョン「お前抱きつくの好きだよなぁ…」

朝倉 「これは暖めているのでございます」ギュウ

キョン「左様か」

朝倉 「左様です」

キョン「うむ、あたたかいぞ」ナデナデ

朝倉 「恐悦至極にございます」ニヨニヨ

扉<コンコン

カラカラカラ

森ナース 「殿、姫夕餉でございます」

キョン バッ

朝倉 ババッ

森ナース 「ふふふ。若いっていいですね」クスクス

キョン「人が悪いですよ森さん…」

朝倉 「……」カアアアアアア

森ナース 「失礼いたしました。ではごゆっくり」

カラカラカラカラ パタン

キョン「…………」ポリポリ

朝倉 「顔熱い…」

キョン「食うか」

朝倉 「ええ……」

朝倉 「ねぇ…キョン君」モグモグ

キョン「ん?なんだ?」モグモグ

朝倉 「明日退院だけど、わたしキョン君の家で生活するのよね?」

キョン「まあそうなるな。今お前の家は家具もなんもないし、そもそもお前名義なのかもわからんしな」

朝倉 「ご両親に私達付き合ってること言っていいの?」

キョン「まーいいだろ」

朝倉 「ふふふ、家族公認」

キョン「?」

朝倉 「いいえ別にー」モグモグ

キョン「お前はいつでも笑ってるな」

朝倉 「そう?それだけ幸せなのよ」クスクス

キョン「そりゃあいいこった」フッ

朝倉 「あ、キョン君も笑った」クスクス

キョン「お前のがうつったんだよ」


扉の外

古泉 「これで恋とかよく分からんって言うんですよ。信じられません」

森ナース 「微笑ましいわね」

古泉 「そうですね…。しかし…閉鎖空間発生しませんね」

森ナース 「そうね。いっそ世界を変えてしまうくらいの閉鎖空間が出るかと思ってたけれど…」

古泉 「5月に世界を改変しようとしたときなんて、他の女といちゃついたから、という理由だったのに…」

森ナース 「ま、私達の神様もかわいくなったといことね」

古泉 「彼も大変ですね。これからどうなることやら…」

森ナース 「さあ?神さま・宇宙人・未来人・異世界人からアプローチをかけられるただの人間って本当にただの人間なのかしらね?」

古泉 「少し、疑わしくなってきましたね…」ハァ…

森ナース 「さ、待機室にいきましょ。発生しないとは限らないんだから」

古泉 「ええ。そういえば、ナース服お似合いですよ」

森ナース 「ありがと」スタスタスタ

古泉 「連れないですねぇ…」




森ナース 「………」ニヨリ

今日はこんな感じでお休みなさい。
6月早く終わらないかな…

あーちなみに異世界人って朝倉です。
現在彼女には宇宙的不思議パウワーも超能力もないのでただの異世界から来た人ポジになってます

長門 「団活中に彼と過剰接触するのはよくない」モグモグ

ハルヒ「そうね。お互いもやもやして居辛い空間になるのも嫌だし・・・何より古泉君かわいそうだものね」モサモサ

朝比奈「古泉君もいい人なんですけどねぇ・・・」ズズズズ

ハルヒ「そうよ、一人くらい古泉君に行ってよー」モッサモッサ

長門 「拒否する」ゴックン

朝比奈「こんな会話で選ばれるのは古泉君もかわいそうだと思いますよ…」

ハルヒ「確かに」

朝比奈「それに実は彼女さんいたりしても不思議じゃないですよね」

ハルヒ「そういえばそういうこと聞いたことなかったわね」

朝比奈「あのルックス、特進クラスで気も利くときてますからねぇ…」

ハルヒ「あ、でも彼女いたら24日の鍋パとか普通来ないんじゃない?」

朝比奈「あ、そういえばそうですねー」






古泉 「ハックショイ!」

森  「風邪?」

古泉 「いえ大丈夫です。失礼しました」ズズズ

森  「ま、ここ病院なんだから菌は多いし用心するに越したことはないわ。うがいでもして来なさい」

古泉 「そうですね。そうしてきます」

パタパタパタ



森  「いないと困るのはこっちなんだから。しっかりしなさいよね」ボソッ

すみません油断して寝落ちしました。
今日はゆっくり休めるのでぼちぼち書いていきます。
ハーレム?ここは朝キョンですよ。うふふ。

キョン「本格的にやることなくなったな」

朝倉 「そうねぇ…何かする?」

キョン「といってもここには何もないしな…」

朝倉 「オセロとか売店に売ってなかった?」

キョン「金の無駄だろ。家にあるし、部室にもある」

朝倉 「そっか」

キョン「テレビでも見るかね」ポチ

朝倉 「今日何やってたっけ?」

キョン「今の時間だと…ドラマティック前後とかか?」

朝倉 「なんということでしょう」

キョン「以前殺しに来た同級生がなんと彼女に」

朝倉 「匠の手によって骨抜きにされました」

キョン「骨抜きかよ」

朝倉 「そりゃもうふにゃふにゃよ」 

キョン「ふにゃふにゃか。そりゃ大変だな」

朝倉 「ええもう。大変、幸せよ」ギュー

キョン「なんだこれは。こっちが恥ずかしい」

朝倉 「ふふふ、恥ずかしがるだけの涼子さんではないわよ」

キョン「小癪な…」ハム

朝倉 「ひぅ!?」ビクン

キョン「ははは」

朝倉 「耳は卑怯よ……」カァアアアアア

キョン「してやったり」





古泉 「口から砂糖を吐けそうです…」ゲッソリ

森ナース 「桃色空間過ぎて食器回収に向かいたくないわ」ゲッソリ

キョン「なんということだ…」

朝倉 「これは改悪ね…キッチンはアイランドキッチンが一番使いやすいもの」

キョン「普段キッチンに立たない俺でもこれは使いにくいと思うぞ」

朝倉 「今回の匠は微妙ね」

キョン「むしろ今回も、だろ」

朝倉 「他人の家だからいいけど自分の家じゃ嫌よね。この番組に出てくる家」

キョン「だな」

扉<コンコン

キョン「どうぞ」

カラカラカラ

森ナース 「失礼します。食器を回収させていただきますね」

キョン「お疲れ様です。いつもありがとうございます」

森ナース 「いえいえ。それではごゆっくり」

お昼ごはん作ってきます。
2時間後くらいです。

再開します。

キョン「なんか森さん足早に出て行ったな」

朝倉 「そりゃあ…ねえ」

キョン「?」

朝倉 「いやだって今のわたしたちの体制見たらすぐ出て行くわよ」

キョン「あぁ、そうか…」


キ朝    テ
ョン倉   レ
ベッド   ビ


キョン「ナチュラルに俺の足の間に座ってるから忘れてたわ」

朝倉 「この体制になるのに偶然装ったり照れたりした自分がバカみたい…」

キョン「妹がよくこうするからいつも通りでなあ」

朝倉 「既に妹さんの指定席かぁ…じゃあ後ろから抱きつくほうに変えようかしら」

キョン「それはやめておけ」

朝倉 「なんで?」

キョン「胸が当たる」

朝倉 「当てるのよ」

キョン「痴女か」

朝倉 「彼女よ」

キョン「そうだった」

朝倉 「えへへ」

キョン「ははは」







古泉 「コントですか」

森ナース 「無理、あの空間いられない。無理」

あれ、俺がいない

キョン「でだ」

朝倉 「ええ」

キョン「コントはこの辺にしておいて」

朝倉 「え、コントだったの?」

キョン「置いとけ」

朝倉 「あ、うん」

キョン「そろそろ、風呂の準備。するか」

朝倉 「……………そうね」

キョン「ってやべえ」

朝倉 「どうしたの?」

キョン「俺家にあるから今日水着買わなかったが、ここにないじゃないか………」

朝倉 「え……」

キョン「あー…どうするか」

朝倉 「えぇー!?」

>>235
もはや俺らの入る余地はないのですよ

朝倉 「本当にタオルだけで入るの?」

キョン「まあないもんはしょうがないしな」

朝倉 「………」

キョン「お前が見なきゃいいんだ。見なきゃ」

朝倉 「そ、そうね…」

キョン「じゃあお前から着替えてくれよ。俺素っ裸になるわけだし」

朝倉 「あ、うん。でもその前に…」

キョン「ん?」

朝倉 「…トイレに行っていい?」

モジモジさせんの忘れたorz

朝倉は少しうつむき加減で顔を赤らめながら小さな声で
「…トイレに行っていい?」

と言ったんです。


あとこんな書いててこっぱずかしいものsageじゃないと書いてられないのでsageなのです

トイレ

朝倉 「だ、大丈夫よね?見えてない?聞こえてない?臭いも感じないわよね?」

キョン「………」ブンシャカブンシャカ

朝倉 「………。よし」

ヌギヌギ

朝倉 「スカートでよかった…朝よりはいくらかマシだわ」

キョン(相変わらず耳が痛いが…喋るなと言われたしなぁ…早く終わらんかね)ヌボー

朝倉 「キョン君あっち向いてくれないかな…見えてないって分かってても見られてる気がして緊張するわ…」モゾモゾ

朝倉 「うぅ…」

プシ…プシャアアアアアアア……

朝倉 (なにかすごくいけない事してるみたい…)

ヌプ…ムリモリムリ

キョン(…耳痛いな)モゾ

朝倉 ビクッ ポチャン

朝倉 「キョ、キョン君…?」ドキドキ

キョン「………」ブーンシャカシャカ

朝倉 「し、心臓に悪いわ…」ドキドキ

キョン「長かった」キーン

朝倉 「仮にも本人も目の前でそういうこと言うのやめてよ。他人がいるところで落ち着いてできないんだもの」

キョン「悪い悪い」

朝倉 「もう。じゃあ着替えるからカーテンの向こうにいて頂戴」

キョン「へいへい」

朝倉 「やっぱりこれかわいくないわ…」シャッ

キョン「そうでないと困るって…」

朝倉 「はぁ…いいわ。夏になったらみてなさい」

キョン「ま、楽しみにしておくよ。んじゃおれも脱ぐか…ほれ洗面所行くぞ」

朝倉 「あ、ちょっと待って。着替え持っていかなきゃ」

キョン「洗面所で着替えるのは無理じゃないか?」

朝倉 「女の子にはタオルで隠したまま着替える方法があるのよ、キョン君」

キョン「……あーなんか小学生のころ思い出すな」

朝倉 「そういうこと」

風呂

カポーン
ザパーザパー チャプ…

キョン「あー……あったけえ……」

朝倉 「ふー………」

キョン「………」

朝倉 「………」ジー

キョン「おい、凝視するな」

朝倉 「あっ…ご、ごめんなさい…」

キョン「つかなんで対面なんだよ。向こう向けって」

朝倉 「はーい」クルッ ピト

キョン「誰がもたれかかれと言った……」

朝倉 「湯舟は狭いじゃない。しょうがないわ」

キョン「あーヤバイヤバイ」

\コンニチハ/

ピト

朝倉 「………キョン君?」

キョン「…………なんだ」

朝倉 「なんか当たってる……………」

キョン「お前のせいだ」

朝倉 「う…あ…………わたし先に体洗うわね!!!」ザッパー

キョン「刺激が強すぎる…………」

キョン「へー頭から洗うんだな」

朝倉 「あー何かこの前クラスの子達が言ってたわね。確か頭からは二重人格だったかしら?」

キョン「いや詳しくは知らないが、俺も頭からだからな」

朝倉 「本当?わたしは頭から順番に洗って行かないとせっかく落とした汚れがまた体につく気がしてね」

キョン「実際、髪の毛洗ったあとだと体に髪の毛ついてたりするもんな」

朝倉 「そうそう」

今日はこのあと23時くらいです。


たぶん

キョン(あー…)

朝倉 シャカシャカシャカシャカ

キョン(こいつの背中を触ってるとどうしても、こう)サワサワ

朝倉 「きゃっ!!!」

キョン(ってしたくなるんだよな)サワサーワ

朝倉 「ちょっ!!ちょっとどうしたのキョン君!?」

キョン「いやー。両手使って髪洗いたいのはわかるんだがこれは…辛抱たまらん。手が止まらん」サーワサーワ

朝倉 「キョン君のエッチ……」カアアア

キョン「正直に言おう。俺だって健全な男子高校生だ。女体に興味津々だっつーの」サワサワ

朝倉 「……あっ……もう。…背中だけよ?」

キョン「お前結構ノリノリだよな」サワサワサーワサーワ

朝倉 「んっ………そうね。でもキョン君もらしくないわよ?」シャカシャカ

キョン「お前、俺じゃなかったらここで押し倒されてるぞ。というか昨日の時点で合体エンディングだ」サワワ

朝倉 「ハリウッド的なんっ……終わり方ね」ビクッ

酒の勢いでこいつら合体しそう。
今日はこれくらいで終わりにします。
おやすみなさい。

時々「団活」て名詞を目にするけど、
確か原作では「活動」じゃなかったか?
気のせいか?

土曜なのになんで仕事あるんですかね。
ゆるーり再開します。

>>268
どこかで見た覚えがあって使ってたんですけど異和感あるなら活動にします。

長門宅

ハルヒ「はっ!」

朝比奈「どうしたんですか?」

ハルヒ「そういえばあの二人お風呂も一緒に入るの?」

長門 「そう」

朝比奈「えぇ!?」

ハルヒ「やっぱり。…まさかとは思うけど……間違いが起きませんように」ナムナム

長門 「ベストなタイミング」

朝比奈「ふぇ!」

ハルヒ「どうしたの?」

朝比奈「な、なんでもないです……(小さな時空震が起きました…)」

長門 「問題ない」




私立総合病院 個室 風呂

キョン「………あ?」ピクッ

朝倉 「んっ…どうしたのキョン君?」ハァハァ

キョン「……いや、俺は…何やってんだよ……」

朝倉 「え、このタイミングで素に戻るの!?」

風呂上がり

キョン「何やってんだよ俺は…そこまで溜まってたのか?あーやべぇ…自己嫌悪で死にたい」

朝倉 「えー…せっかく心の準備できたのに…(ついでに体も…)」

キョン「いかに若さゆえの云々とはいえ付き合い始めて1日目でこんなことするべきじゃなかったんだ。スマン」

朝倉 「むぅ…」

キョン「スマン」

朝倉 「じゃあ…」

キョン「ん?」

朝倉 「お詫びにキスしてくれたら許すわ」

キョン「………あ?」

朝倉 「それくらいは1日目でしてもいいでしょ?」

キョン「あ…いや…」アタフタ

朝倉 「わたしすっごく恥ずかしかったしドキドキしたのよ?」

キョン「誠に申し訳ありません…」

朝倉 「謝罪はこちらにお願いします」

キョン「えー…と」

朝倉 「ん」

キョン「あー…」

朝倉 「んー」

キョン「ええい!ままよ!」


チュッ



朝倉 「えへへ」

キョン「これでいいか?」ポリポリ

朝倉 「お願い。もう一回、ね?」

キョン「寝ろ!」

朝倉 「キョン君のケチ」

ハルヒの力便利!
というわけでもう少し朝キョンはほのぼのいちゃこらさせたいと思います
あしたは休日なので一日書けるとおもいます。

今日はこの辺で失礼します。
短くてごめんなさい。

おはこんにちは
ゆっくり再開します。

おはこんにちは

朝倉 「仲直りのチューは?」

キョン「さっきしたろう」

朝倉 「あれはごめんなさいのチューでしょ?」

キョン「そう何度もキスしてたら価値がおちるぞ」

朝倉 「えー。欧米じゃキスなんて挨拶よ?」

キョン「ここは日本で俺たちゃ日本人だ。


ほれ、歯磨くぞ」スタスタスタ

朝倉 「あ、ちょっと無視しないでよ」テッテッテ




キョン「で、なぜ俺に向かって歯ブラシを差し出す」

朝倉 「えーなんか可憐な蜂さんの所為で最近流行ってるらしいわよ?」

キョン「磨きっこ?」

朝倉 「そう」

キョン「お前は彼女からおっきい妹に降格するがよろしいか」

朝倉 「よろしくないわね」

キョン「じゃあ自分で磨きなさい」

朝倉 「はーい」ショボン

フトン
朝 キ
ベッド



朝倉 「ねぇ、キョン君」

キョン「なんだ」

朝倉 「なんだか遠くない?」

キョン「…そんなことはない」

朝倉 「昨日みたいに抱きしめてくれないの?」

キョン「あー…」

朝倉 「抱きしめてほしいんだけど、ダメ?」

キョン「ダメじゃない」

朝倉 「本当?」

キョン「ああ。ほれ」ダキッ



朝キ
倉 ョ
  ン

朝倉 「…キョン君。なんかこれ変だとは思わない?」

キョン「いいや。そんなことはない」

朝倉 「さっきからどうしたの?なんだかよそよそしくない?」

キョン「………我慢してるんだよ」

朝倉 「え?」

キョン「お前も、もう少し抑えてくれんか。こっちは色々反応して大変なんだ」

朝倉 「反応?」

キョン「男の子は大変なんです」

朝倉 「あ………その………」カアアアア

キョン「解ったか?」

朝倉 「じゃああの、わたそが後から抱きつくっていうのは…」モジモジ

キョン「抱きつくのはやめないんだな」

朝倉 「そこは譲れないわ」

ありゃスペースが反映されてない?


朝倉

 ョン

こんな感じでキョンは下半身を朝倉から離してます。

12月23日 朝

私立総合病院 個室

朝倉 「んん…ふぁ…あふ…」

キョン スピースピー

朝倉 「…あら?」

キョン ギュウ

朝倉 「えへへ」

キョン スピースピー

朝倉 「キョン君、おはよう」ツンツン

キョン「んん…」モゾモゾスリスリ

朝倉 「くすぐったいよキョン君」クスクス

朝倉 「でも困ったわね…こんなにがっちり抱きしめられてちゃ動けないわ…」

キョン スースー

朝倉 「こっそりおはようのキスもできないし…」

朝倉 「うーん…暇だし首筋にキスマークでも付けちゃおうかしら…」

キョン「ぉいやめんかぁ…ムニャムニャ…」

朝倉 「えーどしようかしら」

キョン「ハルヒィ…」

朝倉 「………」

チュゥウウウウウウウウウウウウウウウウ

キョン「んあ…?」

朝倉 「おはよう。起きた?」

キョン「ん…ふぁぁ…」

朝倉 「そろそろご飯きちゃうよ。キョン君」

キョン「ぁあ…そうだな…」ボー

朝倉 「夢見てた?」

キョン「ああ。ハルヒが無理やりお前を俺から離れさせようとする夢…だったか?あーもう忘れた…」

朝倉 「え?」

キョン「ふぁああ」

朝倉 「だからこんなにきつく抱きしめてたの?」

キョン「あ?」ギュウ

朝倉 「うふふ。キョン君大好き」ギュッ

キョン「…お前は朝から元気そうだな」

朝倉 「キョン君のおかげよ」クスクス

洗面所

キョン「おい朝倉…」

朝倉 「なあに?」

キョン「お前…何キスマーク付けてくれてんだよ…」

朝倉 「あら、もうばれちゃった」

キョン「これどうやって消すんだ…」ゴシゴシ

朝倉 「教えてあげない」クスクス

キョン「せめてもっと目だ立たない場所にだな」

朝倉 「せっかくつけるのに目立たなかったら意味ないじゃない」

キョン「お前なぁ…」

朝倉 「えーじゃあおはようのキスしてくれたら教えてあげるわよ?」クスクス

キョン「はいはい」クイ

チュ

朝倉 「!?!?!?」

キョン「ほら、はやく教えて…ってなに茹でダコになってんだよ」

朝倉 「じょ、冗談のつもりだったから心の準備が……」ドキドキ

キョン「おい、せっかくなんでもない風にしたのに恥しくなるだろうが…」

朝キョン梅酒とか何それ飲みたい


朝食

キョン「なんだ、欧米だなんだ言ってたから本当に何でもない風にやるのかと思ってたが…」モグモグ

朝倉 「昨日のがファーストキスだから…」モグモジモグモジ

キョン「そいつはどうもごちそうさまでした」

朝倉 「い、いいえ。お粗末さまでした」モジモジ

キョン「ファーストキスなぁ…」

朝倉 「キョン君は?」

キョン「悪いが俺は性質の悪い身内を持ってるんでな。小学4年くらいにはもう済んでるかな」

朝倉 「妹さん?」

キョン「テレビに影響されてなぁ…あいつ…」

朝倉 「本当にテレビの影響だけかしらね…」ボソッ

キョン「ん?」

朝倉 「いいえ。なんでもないわ。じゃあ身内を除いたらどうなの?」

キョン「そしたら……あー…」

朝倉 「あるのね…」ジトー

キョン「いや、あれはノーカンだろ…」

朝倉 「悔しいなぁ…」モグモグ

キョン「いやでも、あれだ。彼女はいままでいなかったからな」

朝倉 「普通に考えて、彼女でもない人とキスするってどういうことなのよ…」

キョン「世界かかってたからな」

朝倉 「涼宮さんね?」

キョン「しまった…」

朝倉 (やっぱりこの2ヶ月でちゃんとキョン君に惚れてもらわないと危ないわね…)

キョン自宅

玄関

朝倉 「ここがキョン君のお家…」

キョン「お前の家に比べりゃ狭いがまあなんとかなるだろう。ほれ、入るぞ。外は寒い」

朝倉 「あ、はーい」

ガチャ パタン

朝倉 「おじゃまします」

キョン「ただいまー」

パタパタパタパタ

キョン妹 「おかえり!キョン君!涼子ちゃん!」

朝倉 「おじゃまするわね」ニコッ

キョン妹 「違うよー。おかえり、だから涼子ちゃんはただいまって言わなきゃダメなんだよ?」

朝倉 「そっか。じゃあただいま」

キョン妹 「おかえり!」ニパー

朝倉 「ふふふ、ありがとう」

キョン「ほれ、んじゃ行くぞ」

朝倉 「はいはーい」

キョン自室

キョン「ここが俺の部屋だな」

朝倉 「ふーん…小ざっぱりしてるわねぇ」キョロキョロ

キョン「とりあえず荷物はその辺にでも置いてくれ」ドサッ

朝倉 「ええ」ソッ

キョン「さて、一応ウチの間取りを教えておくか」

朝倉 「お願いするわ」



キョン「で、ここが風呂場だな。ま、こんなもんか」

朝倉 「なるほどね」

キョン「ま、基本的にリビングと俺の部屋、風呂トイレくらいしか使わんだろ」

朝倉 「そうねー」

キョン「ああ、そうだ。あとこいつ」ヒョイ

シャミ「………」ジッ

キョン「シャミセンだ。多分俺たちの寝どこに侵入してくるからそのつもりで」

シャミ「………」

朝倉 「よろしくね。シャミセン…ちゃん?君?」

キョン「君だな」

朝倉 「シャミセン君」ニギニギ

シャミ「………」

朝倉 「なんの反応もしてくれないわ」

キョン「まあこいつも若干普通じゃないからな。変な生命体と共存してるみたいだし」

朝倉 「へー」プニプニ

シャミ「………」

キョン「かつては喋った」

朝倉 「喋った?トバモリーみたいね」

キョン「まあな。おかげでややこしかった」

ちょっとご飯の用意してきます。
多分8時には再開します。

キョン自室

キョン「この引き出し使うか?」

朝倉 「あ、ありがとう。じゃあ普段着そこに入れようかな」ゴソゴソ

キョン(エロ本どーすっかなぁ…)

朝倉 「あ、ねえキョン君」

キョン「おうどうした」

朝倉 「これくらいの箱ないかな?」

キョン「箱?」

朝倉 「うん。そう」

キョン「多分探せばあるが…どうするんだ?」

朝倉 「小物入れが欲しくてね。化粧水とか」

キョン「なるほどな。んじゃちょっと探しに行くか。ほい手」スッ

朝倉 「ん。やっぱり素足は寒いわね」

キョン「暖房入れるか?」

朝倉 「キョン君に暖めてもらいたいな」クスクス

キョン「はいはい。とりあえずお袋に聞いてみるか」

朝倉 「あ、そういえばいつ言う?」

キョン「何をだ?」

朝倉 「わたしたちがお付き合いしてること」

キョン「ああ…まあ昼飯でも食いながら報告でもしよう」

朝倉 「はーい」

昼食後

キョン「予想してたがあっさり受け入れられたな」

朝倉 「というかなんかもうお嫁さんにされそうな勢いだったわね」

キョン「お袋はいつも気が早いからなぁ…」

朝倉 「そういえば佐々木さんってだれ?」

キョン「ん?ああ。お袋が言ってたっけ?中学時代の親友だよ」

朝倉 「…親友」

キョン「そうだ。それ以外に表現する言葉を持たんな」

朝倉 「女の子よね?」

キョン「ん?そうだが?」

朝倉 「国木田君が言ってた子?」

キョン「あーそうだな。まあ確かに少し変わってたが、まあ普通にいい奴だぞ?」

朝倉 「国木田君曰くお似合いだって…」

キョン「そりゃあいつの妄言忘れろ」

朝倉 「キョン君、あなた夜道は気をつけないといつか刺されるわよ」

キョン「もう遅いなそのアドバイス」

朝倉 「…そうだったわね」ハァ…

キョンの部屋

朝倉 「んーこんなところかしらね」

キョン「ついたてとか買うか?」

朝倉 「え、いいわよ。カーテンあるんだし」

キョン「そうか。じゃあ休憩するか」

朝倉 「そうね」

キョン「んーなんかするか?」

朝倉 「何があるの?」

キョン「俺の部屋にはトランプ、オセロくらいしかないな。あとはリビングにゲームが少し」

朝倉 「うーんじゃあオセロでもしましょっか」

キョンの部屋 30分後

朝倉 「ねぇ……手加減って言葉知ってる?」

キョン「知ってるんだが、するのは苦手でな」

朝倉 「盤上真っ白じゃない…」

キョン「いやー…なんかスマン」

朝倉 「二度とキョン君とこういうゲームはしないわ…」

キョン「スマン…」

朝倉 「はぁ…意外ね。こんなに強いんだ」

キョン「そこまで強い方ではないと思うんだがな」

朝倉 「それは負けた人の前で言うのはダメ。わたしが凄くみじめになるから」

キョン「あーいや、悪い」

朝倉 「もう、いいわ。課題しましょ課題」

キョン「課題なんてあったか?」

朝倉 「プリクラ撮りに行きましょう」

キョン「課題ってそれかよ……」

キョン「北口駅まで行かんとこの辺にはないぞ?」

朝倉 「四角一とかにあったっけ」

キョン「あとトレジャーランドとかな」

朝倉 「あ、そうだ。キョン君クリスマスプレゼント何が欲しい?」

キョン「なんだ急に?」

朝倉 「だってほら、わたしは手帳貰ったのにキョン君にはまだあげてないし」

キョン「あー…いや別に欲しいものは特にないな…。ってそうだマフラー」

朝倉 「あ、そっか。わたしもあのマフラーに合うコート買わなきゃ」

キョン「じゃあ北口駅行くか…しかしチャリンコ使えんし少し遠いな」

朝倉 「太りがちな冬にはいい運動じゃない。行きましょ。先ずはプリクラ、次にキョン君のマフラー選び。コートはついでで」

キョン「あープリクラなぁ…」

朝倉 「写真写りの悪さが楽しみね」クスクス

キョン「やれやれ…」

北口駅徒歩2分 四角一 プリクラコーナー

朝倉 「さ、入りましょう」

キョン「はぁ…逃れられんのか…」

朝倉 「約束してくれたでしょ?」

キョン「へいへい。ここまで来たんだ、やるよ。やりますよ」

朝倉 「いい心がけだわ。大丈夫よ、なんとかなるわ」

キョン「そうかねぇ…」



キョン「最近のプリクラはもう何が何だか分からんな…なんだよこれ。どこまで修正するつもりだ?」

朝倉 「これとか目と肌選べるものね…もういっそ好きな自分を選んでね!でいいんじゃないかしらね」クスクス

キョン「意味が解らん…」

朝倉 「いいのよ。とりあえず適当に背景とフレームを選んで」

キョン「うわーすっげぇキラキラ…」

朝倉 「ほらほら。もっと近寄って」ギュー

キョン「へいへい」

朝倉 「ほらもうすぐ一枚目」

パシャッ

朝倉 「く、ふふふふふ。あははははは凄い仏頂面!」

キョン「だから言ったろーに」

朝倉 「凄い!逆に凄いわキョン君!」

キョン「うっせーわ」

朝倉 「ふふ、つ、次くるわよふふっ」

キョン「笑いすぎだろ」

朝倉 「ご、ごめんなさっふふ」

パシャッ

朝倉 「あははは」

キョン「あーあーお前めちゃくちゃアホ面かましてるぞ」

朝倉 「だってキョン君くがっふふ」

キョン「へっうっせーうっせー」

朝倉 「もう、ダメくっあははは」ダキッ

キョン「お前それ顔見えてねーじゃねーか」

パシャッ

朝倉 「だって今の顔めせらんない」クスクス

キョン「ちょっと待てこれ何回あるんだ」

朝倉 「あと3回だとおもっふふっ」

キョン「おいそれくらいにしないとそろそろ」

朝倉 「な、なに」クスクス

パシャッ

キョン「ほれあと2回じゃねーか。まともなのないぞ?」

朝倉 「え!それ困るわキョン君ちょっとかがんで」

キョン「ん?ああ」

チュ

パシャッ

朝倉 「えへへ」

キョン「うわー…」

朝倉 「いわゆるチュープリ」

キョン「うわー」

朝倉 「あ…い、嫌だった?」

キョン「んなことねーよ」クスッ

朝倉 「よかった…」ホッ

プリクラ<3 2 1

パシャッ

朝倉 「うわー見て見てキョン君。わたしたちキスしてる」カアアアア

キョン「これ選ぶのかよ…」

朝倉 「だって最後の2枚くらいしかまともなのないわよ?この1枚目なんか…くっ…ふふふっ」

キョン「お前どんだけツボなんだよ。ちょっと傷つくわ」

朝倉 「ご、ごめんなふふっさい。だってコレ…」クスクス

キョン「スタンプで隠せ隠せ」ポンポンポンポン

朝倉 「あ、せっかく面白のに隠しちゃだめよ!」ケシケシ

キョン「おいやめろ消すな」

朝倉 「ダーメ」クスクス

キョン「だから写真は嫌なんだ…」

朝倉 「そう?最後のこれなんかすっごく優しそうな顔で映ってるわよ?」

キョン「そりゃどーも」

朝倉 「ふふふ。素敵な思い出ができたわ。こちらこそありがとう。キョン君」ニコニコ

キョン「…そりゃよかった」フッ

寝ます。

書いてて死ぬかと思った。

朝倉 「早速手帳に貼ってみたわ」

キョン「頼むから他人に見せるなよ?」

朝倉 「流石にキスのは張貼ってないわよ」

キョン「ならいいんだがってよりによって一枚目かよ」

朝倉 「いつでも元気になれるわ」クスクス

朝倉 「というわけで」

キョン「はい」

朝倉 「マフラーを選びましょう」

キョン「そうだな」

朝倉 「やっぱりそのコートに似合う色がいいわよね」

キョン「ま、そうしてもらえるとありがたいな」


服屋

キョン「で、これか?」

朝倉 「悩み抜いてやっぱりお揃いとかいいなぁって思っちゃって。…ダメ?」

キョン「いや、異和感ないから別にいいんだが。これ下手するとどっちがどっちのか分からなくなるな」

朝倉 「そこは刺繍でもしようかなって」

キョン「あぁそれはいいな。分かりやすい」

朝倉 「指輪交換ならぬマフラー交換です」

キョン「一気に重くなったぞこのマフラー」

朝倉 「冗談よ」クスクス

キョン「ま、お前が嫁ならいいかもな」

朝倉 「本気にするわよ?」

キョン「冗談だ」フッ

朝倉 「………」ベシベシベシ

キョン「痛い痛い痛い」

朝倉 「キョン君嫌い!」ギュウ

キョン「スマンスマン」

夜に書けなきゃ朝に書けばいいじゃない!
とか言いつつそんなに書けなくてすみません!
行ってきます!
今日は早めに帰ってきたいなぁ!!ちくしょー!!

キョン「これとかどうだ?」

朝倉 「うーん地味過ぎない?」

キョン「そりゃ赤のダッフルコートに比べりゃ地味かも知れんが、そのマフラーに合わせるんだったらこういうのじゃないか?」

朝倉 「いっそコートもキョン君みたいなのにしちゃおうかしら?」

キョン「それはないな」

朝倉 「ダメ?」

キョン「知ってるか?あんまり最初から飛ばし過ぎると大抵長続きしないんだぞ?」

朝倉 「ダメね。それはダメ」

キョン「だろう?熱しやすいものは冷めやすいんだ」

朝倉 「半年以上かけて暖めてきたんだからそうそうは冷めないけれどね」

キョン「俺がさめる可能性もあることを忘れるなよ?」

朝倉 「はーい」





朝倉 「あれ?……むしろ今熱してるの?」

キョン「…なんのことだろうなぁ?」

朝倉 「キョン君!」ガバッ

キョン「だー!すぐにひっつくな!」

朝倉 「ふふふふふ」ニコニコ

ただいま、からの、おやすみなさい。
明日は半ドンおわったら書きます。

半ド━━━━m9(゚∀゚)━━━━ン!!
からのゆっくり再開。

朝倉 「白ダッフルにしました」

キョン「おう。似合う似合う」

朝倉 「じゃあ帰りましょう」

キョン「そうだな」

朝倉 「あ、お母さんに何か買って帰るか聞いた方がいいかしら」

キョン「あー晩飯か…そうだな一応聞いておこう」ピピピ

prrrrr prrrrr

キョン「ああ。今北口駅にいる。そう。なんかいる?」

朝倉 「そういえば携帯ってあたしちゃんと使えるのかな…?」

キョン「ああ、分かった。じゃあそれで」ピッ

朝倉 「なんて?」

キョン「ジャガイモと牛ひき肉とニンジンだそうだ」

朝倉 「んーコロッケ?」

キョン「正解」

スーパー

キョン「こいつでいいだろ」

朝倉 「ダメよ。このニンジン、茎の切り口が太いわ。芯のあたりが堅いかも。こっちの方がいいわよ」

キョン「へぇ…皮の張った色のいいやつってのしか知らんかったな」

朝倉 「それだけでもいいんだけれどね。やっぱり堅いより柔らかいほうがいいじゃない?」

キョン「そうだな。んじゃジャガイモの見分け方は?」

朝倉 「んー皮が薄くて…もちろん傷がないやつね。ほら、これとか」ヒョイ

キョン「んじゃそれだな」

朝倉 「あとはひき肉かしら?」

キョン「ああ」

朝倉 「牛乳とかパンはいいのかしら?」

キョン「それはあるってよこの前の特売日に買いこんでたな」

朝倉 「そう」

キョン「コートやら夕飯やら買ったらちょっと荷物になったな」

朝倉 「そうねぇ。まあ手をつないでても不便ではない程度だけど」

ブロロロロ

キョン「ん、車くるぞ」クイッ

朝倉 「あ、うん」

ブロロロロロロロ

朝倉 「ふふふふ」ギュッ

キョン「ん?どうかしたか?」

朝倉 「べっつにー。ちょっとした気遣いが嬉しいだけよ」ニコニコ

キョン「へっ」

朝倉 「幸せ」ピト

キョン「サクサク歩け」ポリポリ

朝倉 「もう、照れ屋さんなんだから」クスッ

俺は1人で晩飯の買いものに行ってきます。
多分7時半くらいまで休憩

季節がま逆過ぎて書きにくい。
さーいかーいでーす。

キョン宅 リビング

朝倉 「できればお手伝いしたいんだけど…」

キョン「こんな俺らが台所に立っても足手まといだろ」

朝倉 「よねえ…」

キョン妹 「りょーこちゃんゲームしよ!」

朝倉 「いいわよー」ニコニコ

キョン妹 「マリモカートやろうよキョン君」

キョン「家に六四のコントローラーは2個しかないだろ。二人でやってなさい。俺は見てるから」

キョン妹 「あ、そっか…じゃあマリモパーティにしよ!」

キョン「そりゃちょっと時間かかりすぎだな。すぐに飯だぞ」

キョン妹 「えーみんなであそびたーい」ジタバタ

キョン「じゃあサンタさんにコントローラーでもお願いするといい」

キョン妹 「うん!そうする!」

朝倉 「それくらいあたしが買ってあげてムグッ」

キョン「サンタさんにまかせような?」

朝倉 「……」コクコク

お風呂

カッポーン

朝倉 「いいの?クリスマスプレゼントがコントローラーなんかで」

キョン「我欲より他人と一緒に遊べることの方が大事と思ってくれるいい子には何かサプライズがあるさ」

朝倉 「そういうこと」クスクス

ザパー


浴キ朝 浴
槽ヨン倉槽
浴槽浴槽俺


キョン「にしてもやっぱり水着があると楽だな。」

朝倉 「そうねぇ。……昨日の続きしてもいいのよ?」

キョン「エロ倉め」

朝倉 「キョン君が昨日は先にしたんじゃない」

キョン「なんのことかねぇ?」

朝倉 「エロキョン~」

キョン「勘弁してくれ」

朝倉 「ふふふいつまで我慢できるかしら?」

キョン「とりあえず今年いっぱい頑張る所存…」

朝倉 「1週間ちょっとじゃない」クスッ

キョン「エロ倉が悪い」

夕食後 キョンの部屋

朝倉 「キョン君」

キョン「どうした?」

朝倉 「このベッドだと密着しないと二人で寝れないわ」

キョン「…そりゃ大問題だ」

朝倉 「とりあえず横になってみましょうよ」

キョン「いや別に横にならんでも分かるだろ」

朝倉 「ほら早く」クイクイ

キョン「はいはい…」

ギシッ

朝倉 「やっぱり狭いわね」

キョン「まあなぁ。シングルベッドだからな、これ」

朝倉 「これはちゃんと抱きしめてないとどっちかが落ちるわね」

キョン「そうだな。というわけでフトンひこうな」

朝倉 「寝る直前に言うべきだったわね…」ショボン

キョン「別に同じ布団で寝ればいい話だろうが」

朝倉 「キョンくん!」ダキッ

キョン「はいはい」ナデナデ

朝倉 「ええ!?」

キョン「なんだよ」

朝倉 「いえ、いつも通り離れろって言われるかと思って…」

キョン「…しまった」

朝倉 「ふふふ」グリグリ

キョン「あー毒されてるな…」ナデナデ

朝倉 「で、なんでお布団2枚敷くの?」

キョン「いや、広さは確保しときたいだろ」

朝倉 「そっか」

キョン「そうそう。あとこたつ布団貰おう」

朝倉 「こたつ布団?」

キョン「あれなら横の長さも長いから二人で入れるだろ?」

朝倉 「ああ。なるほど…」

キョン「あとマクラか」

朝倉 「あたしキョン君の腕あるからいらないわよ?」

キョン「あれはさりげなく朝めちゃくちゃしびれて辛いんだが」

朝倉 「今日の朝なんてキョン君がわたしのこと抱きかかえてたけど?」

キョン「ふむ……朝ま倉か」

朝倉 「抱き枕じゃなくて彼女なんだけど」

キョン「いやリスペクト作品だ」

朝倉 「?」

キョン「分からんでいい」

歯磨き後

キョン「さて、明日は学校行かなきゃならんし、もう寝るか」

朝倉 「あ、そっか。明日が鍋パーティだったっけ」

キョン「ああ。ついでにクリスマスイブだな」

朝倉 「イブがついでっていうのもなかなかないわね」クスクス

キョン「おっと、そうだな」

朝倉 「どうする?明日涼宮さん達に付き合ってること言っちゃう?」

キョン「ああ、こういうのは黙ってる時間が長けりゃ長い程言い出しにくくなるからな」

朝倉 「うん」ギュ

キョン「さ、寝るぞ」

朝倉 「おやすみの」

チュ

キョン「これでいいか?」

朝倉 「もうちょっと長めでお願いします」

キョン「…やれやれ」

チュウ…

朝倉 「んっありがとう」ニコニコ

キョン「こちらこそ」

朝倉 「おやすみ、キョン君」ギュッ

キョン「ああ、おやすみ」ギュウ

ちょっと早いけど今日はここらへんで。

家事も落ち着いたし再開しまーす

12月24日 朝キョン部屋
 


ふとん
シャミ朝キ
敷布団



朝倉 「ん…?」

シャミ モゾモゾ

キョン グー

朝倉 「あら、おはよう。シャミ君」

シャミ ペシペシ

朝倉 「ダメよ。キョン君はわたしませーん」ギュウ

シャミ モゾモゾ

  
ふとん
朝シャキ
敷布団


朝倉 「あ、もう。しょうがないなぁ」クスッ

登校中

キョン「お前なあ、朝起きてうがいもせずにキスはいかんぞ」

朝倉 「ダメ?」

キョン「睡眠中に口内細菌は4倍に増えてるんだ」

朝倉 「…ロマンのかけらもないわね」

キョン「まあ、そんなもんだ」

朝倉 「じゃあ起こせないじゃない」

キョン「そもそもキスで起こそうとするなよ」

朝倉 「うーん…じゃあどうやって起こそうかしら」

キョン「普通に起こしてくれよ……」

朝倉 「えーどうしようかしら?」クスクス

谷口 「よう、お二人さん。もう具合はいいのか?」

朝倉 「あら、おはよう。谷口君。おかげ様で登校できるようにはなったわ」

キョン「よ。ま、見ての通り後遺症みたいなのはあるけどな」ヒラヒラ

谷口 「説明は昨日岡部から聞いたが、お前それ役得じゃねえか」

キョン「まあな」

谷口 「くそっ素直に認めるのもムカつくぜ」

朝倉 「ふふふ」

キョン「そうは言うがお前彼女できたんだろ?」

谷口 「おお、そうだ!聞けよ!今日のデートプランなんだがな…」

キョン「ほぉ、そりゃまた…」

朝倉 「へぇ。今度連れて行ってよキョン君…」

………

……



つつがなく終業式も終わり、今年の高校生活はこれで終わりだ。
消え失せていた1年9組の生徒も元通り復活していて、今回ほとんど出番のなかった古泉一樹もそこにいた。俺の後の席には今日もハルヒが陣取っていたし、風邪なども流行っていない。
講堂で見かけた長門の顔にはメガネがなく、終業式終わりに偶然出くわした朝比奈さんと鶴屋さんコンビは揃って挨拶してくれた。
通学途中に確認したところ私立光陽園学院もまっとうなお嬢様女子高に戻っていた。

世界は元通りになっている。

ただひとつ、おれの隣に朝倉がいることを除いて。

12月18日未明にもう一度も度ならければこの世界も朝倉も消えるのかもしれない。
しかしそれはまだ先のことだ。なぜなら、あのとき振り下ろすナイフを止めた手はまだ俺とつながれている。
俺と朝倉が離れられるようになってから。全てはそれからなのだ。


キョン「まずはあいつらに報告することからだな」

朝倉 「本当に報告して大丈夫かしら…」


この先報告してどうなるか、それはここに二人でいられることが証明している。


キョン「大丈夫だ。じゃなきゃそもそもお前は今ここに居られない」

朝倉 「どういうこと?」

キョン「朝比奈さん風に言えば、規定事項ってことなんだろ」


そう、この世界にするために来た俺たちが未来にいることが分かっているのだから、なんとかうまくまとまるのだろう。

キョン「やれやれ…だな」


とはいえ、この世界は無自覚暴走ハルヒが選んだ世界じゃない。俺が選んだ世界なのだ。
ならば責任を持って厄介事を片付けなければなるまい。
先ずは、朝倉との交際を認めてもらうところから。

さて、


キョン「行こうぜ、朝倉」

朝倉 「ええ」ギュッ

終わりです。

ちょっと長々とグダグダ続け過ぎた感あるので…。
まぁ暴走編やるかもしれないですけど。



みんな拳大事にしろよ!

朝倉 「今日は七夕ね、キョン君」

キョン「七夕なぁ…もう1年前になるのか…」

朝倉 「あら、去年何かあったの?」

キョン「言わなかったか?朝比奈さんと時間旅行としゃれこんだのが去年の七夕だ」

朝倉 「うーん、そういえば聞いたような気もするわ」

キョン「今考えるとアレがなけりゃお前もこの世界も存在してないくらい重要なイベントだったわけだ…」

朝倉 「たしか4年前の七夕だっけ。当時のわたしは待機モードだったのわね」

キョン「ほう、お前もか。待機モードって言っても何してたんだ?」

朝倉 「買いもの行ってみたり、ご飯にこだわってみたり、TATUYAで映画借りてみたり…、ついでに涼宮さんを遠隔監視してたかな」

キョン「えらく充実した生活してたんじゃないか…」

朝倉 「だって単に待ってるだけじゃつまらないもの」

キョン「まぁ3年は長いよな」

朝倉 「まさか3年待った挙句観察対象じゃないキョン君に恋して3カ月もしないうちに退場することになるとは思わなかったけどね」

キョン「俺も宇宙人に命狙われたり、異空間に閉じ込められたり時間旅行したり…まったく思いもよらない高校生活になったけどな」

朝倉 「あと1年半あるわよ」

キョン「この1年半で9年くらい過ごした気分だ」

朝倉 「実際ループした夏をカウントすれば638年以上かかってるけれどね」

キョン「そういえばその間お前はどうしてたんだ?」

朝倉 「わたし?わたしは思念体と同じ形態で見守ってたわ。長門さんにそこ変われって言い続けてました」

キョン「なんと…実は精神年齢てきにお前の方がずっと上だったのか…」

朝倉 「こうやって有機生命体としての形態をとっていないと時間感覚とかないんだけどね。全部情報として処理するし」

キョン「よく分からん」

朝倉 「わたしも今となってはあまり思い出せないんだけどね」

キョン「もう思念体と接続切っちまったもんな」

朝倉 「情報操作もできなくなっちゃったし、完全に元宇宙人・現異世界人ね」

キョン「ま、別にその属性はどうでもいいんだがな」

朝倉 「そう?普通の女の子でいいの?」クスクス

キョン「だから佐々木は別に彼女じゃないっつの…」

朝倉 「(あっちはそう思ってないみたいだけど…)あ、キョン君の彼女付けるの忘れてたわ」

キョン「はいはい。団員6号も忘れずにな」

朝倉 「はーい」ギュッ

キョン「この蒸し暑いなかひっつくんじゃない」ブンブン

朝倉 「えへへー」ニコニコ

朝倉 「そういえばなんで涼宮さんは七夕スルーするのかしら?」

キョン「さあな、ハルヒの考えることはよく分からん。そういうのは古泉あたりにでも聞いてみろ」

朝倉 「うーん…そっか」




古泉 「ジョン・スミスと出会った不思議な夜に思いを馳せているからですよ」

森  「何よいきなり」

古泉 「いえ、解説しなければならない気がしまして…」

森  「……頭大丈夫?」

古泉 「そんな目で見ないでください」




朝倉 「ねぇねぇ」ツンツン

キョン「なんだ?」

朝倉 「わたしは名前で呼んでくれないの?」

キョン「ん?」

朝倉 「涼宮さんのことはハルヒって呼んでわたしは朝倉って呼ぶのは少し…不満なの」

キョン「あー…今更だな」

朝倉 「そろそろ我がまま言ってもいいかなって思って。とりあえずお付き合いの期間もだいぶ延長されてきたし」モジモジ

キョン「うーん…涼子か」

朝倉 「ええ。ダメ?」

キョン「いや、別にいいんだが…」

朝倉 「だが?」

キョン「なんか今更過ぎて若干気恥ずかしいな」

朝倉 「先ずは二人っきりの時だけでいいから。ね、お願い」

キョン「はいはい」

朝倉 「キョン君はどうする?」

キョン「むずがゆいから今のままでいい」

朝倉 「あら、残念。じゃあアナタとかにしとく?」

キョン「嫁かお前は」

朝倉 「希望です」

キョン「さよか」

朝倉 「左様です」

キョン「まあ考えとく」

朝倉 「やった!」

キョン「おい涼子」

朝倉 「なあに?キョン君」ニコニコ

キョン「呼んでみただけだ」

朝倉 「ねぇキョン君」

キョン「なんだ?涼子」

朝倉 「呼んでみただけ」クスクス



朝倉 「…って流れはないの?」

キョン「いや、お前の名前呼びにくくてだな」

朝倉 「呼びにくい…」シュン…

キョン「まあそのうち慣れるだろ。ほれ涼子、今日の買いもの行くぞ」

朝倉 「はーい……ってちょ、ちょっともう一回お願い!」

キョン「早くしろ涼子」

朝倉 「キョン君大好き!!」ガバッ

駅前百貨店

佐々木「おや、お二人さん…」

キョン「お、よう。珍しいなこんなところで」

朝倉 「こんばんは、佐々木さん」

佐々木「ええ、こんばんは。いつも二人で買い物に来てるのかい?」

キョン「いや、週末でかつ活動が早く終わった日だけだな」

朝倉 「今日はたまたま活動もなかったしね」

佐々木「へぇそうなの。涼宮さんは七夕なのに何もしないのかい?」

キョン「そうみたいだな。おかげでゆっくりできたぜ」

朝倉 「キョン君ったら12時まで寝てたのよ。せっかくのお休みがもったいないわ」

キョン「休日だからこそゆっくり寝れるんだろうが」

佐々木「どちらの言うことにも一理あるね。ところで、今日は何を買いに来たんだい?」

朝倉 「夏物の足りないものをちょっとね。あと水着も」

キョン「それに付き合わされてるだけだな」

佐々木「仲睦まじいようで何よりだよ。それじゃあ僕は本屋に行くからまた機会があれば」

キョン「ああ。またな」フリフリ

朝倉 「じゃあね、佐々木さん」フリフリ



佐々木「うらやましいわね…朝倉さん」

佐々木「私もキョンと手繋ぎたい…」

橘  「どうしたんですか?佐々木さん」

佐々木「…橘さんは恋したことある?」

橘  「へっ!?」

みたいな?
七夕ってことでちょっと書きたくなったので書いて見た。

古泉 「おや」

朝倉 「あら」

キョン「おう」

古泉 「お買いものですか?」

朝倉 「ええ。夏物を買いに」

キョン「付き合わされに」

古泉 「おやおや」

キョン「そういうお前はなんなんだ。学校以外でお前と遭遇するなんて本当に珍しい」

古泉 「ええ、これから『機関』の集まりがあるのですが何か差し入れになるようなものでも、と思いまして」

朝倉 「じゃあ地下かしら」

古泉 「そうですね。目星はつけてきたので集合の時間まで服でも見ていようかと思いまして」

キョン「お疲れさん」

古泉 「ありがとうございます。しかし、この暑い中、お熱いですねぇ」

朝倉 「?」

キョン「?」

古泉 「そろって首をかしげないでください。もう手を繋いでいる必要性はないんでしょう?」

キョン「ああ…これな」

朝倉 「いつも繋いでるから何のことかと思ったわ」

古泉 「僕たちの前以外では基本的に繋いでるんですか…」

キョン「こいつが勝手にひっついてくるんだよ」

朝倉 「だってなんだか落ち着かないんだもの」

古泉 「うらやましい限りです」

キョン「まあ、悪い気はしないが今の季節ちょっと暑いな」

朝倉 「こんなとき情報操作できたらと思うわね」

古泉 「それでも放しはしないんですね」

朝倉 「ええ」

キョン「やれやれ」

12月24日 午後7時
長門宅 敗者の集い


ハルヒ「あー…」

朝比奈「ふぇ…」グスン

長門 「………」ボー

鶴屋 (か、帰るに帰れなくなったにょろ…)

ハルヒ「よし、決めた!」

朝比奈「うぅ何をですかぁ?」

鶴屋 「どうしたんだいっ?」

長門 「………」

ハルヒ「愛人でもいい!」

朝比奈「ふぇ!?」

鶴屋 「なんとっ!」

ハルヒ「2号でも3号でもいいわ、とりあえずアタックし続ける!」グッ

鶴屋 「やるねぇ!ハルにゃん!」

ハルヒ「やるわよ鶴屋さん!」

長門 「2号?」

ハルヒ「そう!朝倉とは『とりあえず付き合う』とか言ってたし私にもまだチャンスはあるわ!」

朝比奈「で、でも愛人って…」

ハルヒ「倫理とか常識になんて捕われてちゃ愛は手に入れられないわ!」バンッ

朝比奈「ひぇ!!」

鶴屋 「キョン君はハーレムだねっ!」

ハルヒ「そうよ、どうせみんなキョンが好きならみんな愛してもらえばいいのよ!」

長門 「ユニーク」

朝キョン帰り道

朝倉 「なんていうか…キョン君あなたやっぱりモテモテだったわね」

キョン「いや…なんというか…なんで俺なんだ?正直みんな視野が狭すぎやしないか?」

朝倉 「そんなことないわよ。あなたは魅力的よ?」

キョン「そりゃありがたいんだが、どう考えても古泉の方がモテてしかるべきだろ?」

朝倉 「好きになるのは理屈じゃないわよ」

キョン「そんなもんかねぇ…」

朝倉 「で、どうなの?」

キョン「何がだ?」

朝倉 「実際、涼宮さん、長門さん、朝比奈さんに告白されてどう思ったの?」

キョン「いや…そりゃありがたいが…本当になんでだ…としか」

朝倉 「わたしより先に彼女たちからアタックされてたら付き合ってそうよね」

キョン「誰か1人だったら間違いないな」

朝倉 「正直ねぇ…まあいいわ。でも3人同時だったら付き合ってないの?」

キョン「俺にあの3人から1人を選ぶなんてことできない」

朝倉 「やっぱり先着順なのね…」

キョン「ま、たらればの話だ」

朝倉 「そうだけど…ねえあたしあの3人とこれからどう接すればいいのかしら…」

キョン「まあ…なるべく普通に接するべきだろ。というかそれは俺のセリフだ」

朝倉 「…どうしましょうねぇ」

キョン「どうするかね…」

キョン自宅

キョン「…」

朝倉 「…」

長門 「…」

朝比奈「…」

鶴屋 (だからなんでわたしも巻き込まれてるのさっ!?)

ハルヒ「というわけで、私達はキョンのことが好きだけど別に朝倉と付き合うことに関して全く異議なしよ!」

キョン「そ、それはありがたいんだが…なんだ…」

朝倉 「は、ハーレム?」

ハルヒ「そう!別に朝倉本妻は揺るがなくてもいいわ!でも私達も愛してほしい!そこでハーレムよ!」

キョン「………いや、ちょっと待ってくれ。頭が追いつかん」

朝倉 「あ、あのそれで涼宮さん達はいいの?」

長門 「いい」

朝比奈「あのぉ、その…そ、それもいいかなぁって…みんな仲良くできたら一番ですし…」モジモジ

ハルヒ「というわけよ」

キョン「いや、というかなんで鶴屋さんまで」

鶴屋 「帰るタイミングを逸したっさ…」

朝倉 「あ、じゃあ鶴屋さんはキョン君のこと」

ハルヒ「え?さっきキョンに迫られたらOKしちゃうかもって」

鶴屋 「うわわわわわわわ!!!それはハルにゃん達がこういう状況ならどうなの?って聞いてくるから!!!」バタバタバタ

ハルヒ「えーでも顔真っ赤にしてニヤニヤしてたじゃない?」

朝倉 「…ダメか」

鶴屋 「ハ、ハルにゃん!?」

キョン妹 「キョン君モテモテだね」

キョン「なんでだろうな」

キョン妹 「ミヨちゃん明日呼ぶ?」

キョン「なぜそこでミヨキチが出てくる…」

キョン「いや、とりあえず俺は今朝倉以外と付き合うつもりはないぞ」

朝倉 「キョン君…」

ハルヒ「それでいいのよ。わたしたちはいつでもウェルカムってことを伝えに来ただけだから」

長門 「ウェルカム」

朝比奈「あ、あはは」モジモジ

鶴屋 「わたしは違うからねっ!?」

キョン「…つまり、普通に接してていいんだな?」

ハルヒ「むしろ普通以上でもいいわよ?」

キョン「ああ、まあ何となくわかった。で、朝倉は」

朝倉 「わたしは……キョン君に好きになってもらうのを頑張るだけだから、好きにして」

キョン「………ああ」

ハルヒ「それじゃああたしたちはここらで引き上げるわ。じゃあね、キョン。好きよ」

キョン「おぉう…」

朝比奈「あの、これからもよろしくお願いします…その、失礼します」

キョン「あ、はい。こちらこそ…」

長門 「好き」

キョン「…ありがとな」

鶴屋 「いやあお邪魔したねっ!それじゃあまた合宿でっ!」カオマッカ

キョン「あ、いえいえ。ハルヒがお騒がせしました」


バタバタバタバタ


朝倉 「わたしも…大好きよ?」ギュッ

キョン「正直………」

朝倉 「正直?」

キョン「お前1人でいいわ…」ゲッソリ

朝倉 「ありがとう。でもお前1人『が』だったらもっと嬉しかったんだけどなぁ」

キョン「我ながら贅沢過ぎる呟きだったわ…」

わーいノリだけで書くのすっごい楽ー
おやすみなさーい

時々「左官」がどうのこうのって出てくるけど
「大工」の間違いじゃない?

時々「左官」がどうのこうのって出てくるけど
「大工」の間違いじゃない?

冬休み某日 朝キョン部屋
大掃除


朝倉 「統計的に、巨乳、ポニーテールがつぼなのね」ペラッ

キョン「すみません、勘弁してください」

朝倉 「胸はすぐに大きくはならないけどポニーテールならすぐにできるわよ?」ニヤニヤ

キョン「いや本当に勘弁してください」

朝倉 「なんで謝るの?別に怒ってなんかないわよ?うわ、これすごい……」

キョン「もうそのエロ本に触れてくれるな。捨てるからなかったことにしてください」

朝倉 「別に捨てなくてもいいわよ。中々興味深いし………キョン君緊縛も好きなの?」ペラッ

キョン「もうやだ消えたい」

朝倉 「ダメー」ギュッ

キョン「つまりな、ポニーテールってのは、もちろんその揺れる髪や、凛々しい雰囲気も素晴らしいんだが、何よりもそれをほどいた時、完全にプライベートモードになった時というのがいいんだ。それは髪を上げるタイプの髪型に共通する魅力だな」ポイポイ

朝倉 「わたしのこれはダメなの?」

キョン「ギャップという視点から言えば、正直、風呂上がりの姿には中々クるものがある」ギュッグッグッ

朝倉 「えへへへ」

キョン「ちなみに緊縛は好きでも嫌いでもないな。ありゃ谷口が勝手に置いていきやがった物だ。よし、捨てる物はこんなもんか」パンパン

朝倉 「お疲れ様。そっか…キョン君のじゃないのかー」

キョン「なんで微妙に残念そうなんだよ」

朝倉 「キョン君になら縛られてもいいかなって」

キョン「ビニ紐で縛って燃えるゴミで出してやろうか……。ほれゴミ出し行くぞ」

朝倉 「はーい。わたしは捨てないでよ?」

キョン「捨てねーよ」

朝倉 「できればずっとそばに置いてください」ギュッ

キョン「……まあ、善処する」ギュッ

いいよ

キョン「掃除は終わったし、年内の予定は山荘に行くだけだな」

朝倉 「スキーはできないけどね」

キョン「仕方あるまい」

朝倉 「うーん…本当はお節作りお手伝いしたいんだけどな」

キョン「まあ無理だな」

朝倉 「邪魔にしかならないものね」

キョン「お前はともかく俺は突っ立てるだけになるからな」

朝倉 「暇ね…」

キョン「暇だな…」

朝倉 「年末の特番も対して面白くないし…」

キョン「なんかDVDでも借りてくるか」

TATSUYA北口駅前店

朝倉 「キョン君好きな映画とかある?」

キョン「鉄男」

朝倉 「えっ」

キョン「え?

朝倉 「なにそれこわい」

キョン「名作だろ鉄男」

朝倉 「あたし冒頭10分で見てられなくなったわ…」

キョン「あーグロ苦手なのか?」

朝倉 「特別苦手っていうわけじゃないんだけど…あれは無理だったの」

キョン「なら仕方ないな。そういうお前は何が好きなんだよ」

朝倉 「……鉄男推してくる人にピクサーとかディズニーって言いたくないわね」

キョン「いや、王道は王道でいいものだろ。好きだぜ?あのしっかりした読み切り感覚も」

朝倉 「話のまとめかたとか起承転結が凄くはっきりしてて好きなのよね」

キョン「毎度あの完成度には舌を巻く」

朝倉 「カリビアンの2はどうかと思ったけどね」

キョン「お、ジェボーダンの獣」

俺  「それはやめとけ」

キョン「ふーん、そうか」

朝倉 「ジェボーダンの獣?何それ」

キョン「いや、知り合いが見て酷評してたから知ってるだけで見たことはないな」

朝倉 「ふーん…ところでさっきの人だれ?」

キョン「さあな?」

見たことないから産業で頼む

>>411
女、子供100人以上犠牲を出した謎の殺人事件!!!!!!
史実を元に作られた大作!!!!
と言われていたが見ると2時間無駄に過ぎる


チュンチュン

朝倉 「………朝だわ」

キョン「…………朝だな」

朝倉 「だから止めましょうって言ったのよ…海外ドラマなんて…………」

キョン「…………でも面白かったろ?」

朝倉 「………そうね」

キョン「シーズン2借りてくるか…」

朝倉 「とりあえず寝ましょうよ…」

キョン「それもそうだな…」

朝倉 「あ、お布団ひかなきゃ………」

キョン「ベッドでいいだろ………」

朝倉 「そうね……」ギシッ

キョン「電気消すぞ」パチ

朝倉 「おやすみなさい、キョン君」チュ

キョン「ああ、お休み」ギュ

9時半

キョン妹 「二人とも朝だよー!!!」バサッ

キョン「………!?」ビクッ

キョン「………おはよう」ボヘー

朝倉 スー…スー…

キョン妹 「おっはようキョン君」

キョン「さむ…」モソモソ

キョン妹 「あ、寝ちゃダメだよー」

朝倉 スー…スー… ギュウ

キョン「昼には起きるからもうちょい寝かせてくれ…」ギュッ

キョン妹 「むー…仕方ないなあ」

パタン

キョン「………」モソモソ

朝倉 スー…スー…

キョン(………いい匂いするなぁコイツ)




朝倉 スー…スー…

キョン スー…スー…

キョン「こら、暴れるな」

シャミ「うにゃ」ジタバタ

朝倉 「やめるにゃー」

キョン「アフレコしてないでおさえてくれよ。こいつの爪切りは衣服の生命線なんだ」

シャミ「にゃにゃ」ジタバタ

朝倉 「ねむいにゃー」

キョン「使えねー…」

キョン妹 「キョンくんー、電話ー」

キョン「ん?」

キョン妹 「あ、シャミー。爪切ってもらってるの?あたしやるー」

シャミ「………」ハァ…

キョン「誰からの電話なんだ?」

キョン妹 「んとねー知らない男の人。でもキョン君の友達だってー。爪切りちょーだい」

キョン「誰だ…?まぁいいか」

シャミ シュバッ

キョン妹 「あ、シャミまてー」トタタタタ

キョン「もしもし」

???『おお、キョンか。俺だ。久しぶりだな』

朝倉 「どなた?」

キョン「さぁ?」

???『俺だよ俺。中学んときに同じクラスだったろう。もう忘れたのか。俺はこの半年、ずっとお前のことを思い出しては溜息をついていたのに』

朝倉 「…うわぁ」

キョン「うわぁ言うな。名を名乗れ。誰だ、お前は」

中河 『中河だ。一年前までの同級生くらい覚えておいてくれてもいいじゃないか。別の高校に行った元クラスメイトなど記憶にも値しないか?ヒドいヤツだ』

キョン「そうじゃない。中河か、中河ね。久しぶりっちゃあ久しぶりだな。よう、どうしてた?確かどっかの男子校に行ったんだよな?で、何でまた俺に電話してきたんだ?同窓会の幹事にでもなったのか」

中河 『幹事なら市立に行った須藤だが、そんなことはどうでもいい。俺はお前に用があって電話したんだ。いいか?俺は真剣なのだ』

キョン「はぁ、まあいい。その用件とやらはなんだ」

中河 「愛してるんだ」

ピッ

キョン「ふぅ」

朝倉 「え、ちょっ…切って良かったの?」

キョン「電話なんかなかったんだ」

朝倉 「わあ、凄いいい笑顔」

prrrrr prrrrr

キョン「ちっ」

朝倉 「ちっとか言わないの」

ピッ

キョン「もしもし…」

中河 『おい、何を勘違いした。俺はお前なんか愛してないぞ。』

キョン「じゃあなんな紛らわしい言い方をするな。肝が冷えたわ」

中河 『む、確かに誰をかはっきりさせなかったのは悪かった。だがまあお前なわけがない』

キョン「確かに。で、誰を愛してるってんだ?」

中河 『それが、実は名前は知らない』

キョン「はぁ?」

中河 『北高の女子生徒ということは分かっているんだが………』

キョン「もうちょっと分かり易く説明してくれないか」

中河 『その人はお前と一緒に歩いていた。目を閉じれば鮮明に思い出せる。ああ…その姿のなんと可憐で美麗なことか。それだけじゃない。彼女の背には後光がさしていた。あれはまるで天から地へ差し込む光のようだった………』

キョン「朝倉か?悪いがそいつは俺の彼女だからやらんぞ」

朝倉 「……えへへ」テレテレ

中河 『いやその人じゃない。昨日TATSUYAに一緒に入って行った人だろう?』

キョン「ん?なんだ昨日あの辺にいたのか」

中河 『ああ。道の反対側にいた。普通に美人だったなうらやましい』

キョン「そりゃどうも」

中河『まあそれはいいか。しかし昨日お前が誰か、朝倉さんか?と歩いているのを見て思い出したのだ。俺が彼女を見たときお前が一緒に歩いていたということを。半年前にこのことに気づいていればと深く後悔している』

キョン「ほう…ということは5月くらいか」

中河 『ああ、彼女を見た瞬間、電撃が体中に走った。まるで特大の雷に打たれたかのように時間を忘れ俺は立ち尽くした。気づくと夜になるほどだ』

キョン「で、そのお前が惚れたっていう女の人相風体を教えろ」

中河 『………髪は短かった』

キョン「うむ」

中河 『北高のセーラー服がよく似合っていた』

キョン「ほう」

中河 『眼鏡をかけていた』

キョン「ううむ…」

中河 『輝くようなオーラを纏っていた』

キョン「いや、それは分からん。………が長門か…」

朝倉 「あらあら…」

中河 『ナガトさんと言うのか。どんな字をかくのだ?ぜひフルネームを教えてくれ』

キョン「長門有希。戦艦長門の長門に、有機物の有、希望の希だ」

中河 『……いい名前だ。雄大なイメージを思わせる長門型に、希みが有ると書いて有希か……。長門有希さん……。まさに思った通りの清澄で未来の可能性に満ち溢れた姓名だ。凡庸でもなく、かといって突飛すぎてもいない。俺のイメージ通りじゃないか』

朝倉 「うわぁー…」

キョン「で、お前が電話してきた理由は分かった。で、どうしようってんだ?」

中河 『伝言を頼みたい。』

キョン「まあ、伝言くらいならいいぞ。それとも長門に電話番号教えてもいいかたずねてやろうか?」

中河 『いや、現時点の俺は長門さんの前におめおめと顔を出せるほどの何者でもない。まったくもって不釣り合いだ。だから、……待っていて欲しい………と、伝えてくれ』

キョン「何を待つって?」

中河 『俺が迎えにいくのを、だ。いいか?俺は現在のところ、なんの社会性もない一介の高校生にすぎない』

キョン「そうだろうとも。俺だってそうさ」

朝倉 「いや、アナタはそうでもないでしょ」

中河 『それではダメなんだ。聞いてくれ、キョン。俺はこれから猛勉強を開始する。いやもう実際しているのだが、そうやって現役で国立大学のどこかに入る』

キョン「目標を高く持つのはいいことだ」

中河 『志望は経済学部だ。そこでも俺は勉学に打ち込み、卒業時には第一席を獲得する。そして就職先だが、あえて国家公務員や超一流企業ではなく中堅どころの会社に職を得ようと思っている』

キョン「今の時代そんな贅沢なこと言ってると就活生に殺されるぞ」

中河 『だがおれはいつまでもプロレタリアートの地位に甘んじるつもりはない。三年……いや、二年であらゆるノウハウを吸収し、独立開業するつもりだ』

キョン「止めやしないので存分にやってくれ。もしそんときに俺が路頭に迷っていたら雇って欲しいね」

中河 『そうやって自分が興した会社が軌道に乗るまで五年……いや、三年でなんとかする。その頃には東証二部にも上場も果たし、年度ごとに最低10%は利益を上げていく計画だ。それも粗利でだぞ』

キョン「だんだんついていけなくなってきたんだが…」

中河 『その頃には俺も一息つけるようになっているだろう。そこで、ようやく準備が整ったというわけなのだ』

キョン「何の準備だ」

中河 『長門さんを迎えに行く準備が、だ』

キョン「………………………………」

朝倉 「………………………………」

中河 『高校を卒業するのに後二年、大学卒業までに四年、就職してからの修行期間が二年で開業から上場までが三年、合計して十一年だ。いや霧がいいところで10年でいい。その十年間で俺は一人前となり――』

キョン「アホかお前は」

朝倉 「ついに言っちゃった」

中河 『俺は本気だ』

キョン「………」

中河 『命をかけてもいい。真剣だ』

朝倉 「…これ、本気みたいよ。キョン君」

キョン「だなぁ…。あー、中河よ。これは俺の私見だが、普通の女はこんな伝言真に受けて10年も待たないと思うぞ?お前の女を見る目が中々の慧眼なのは誉めてやってもいい。だがおそらく10年も長門がフリーである可能性は低いとだろ」

朝倉 「そもそもキョンズハーレムの1人だしね」

キョン「おい馬鹿聞こえたらどうするんだ」

キョン「それにそんな重要なことなら直接長門に言えよ。気は進まんが手引きはしてやってもいい。ちょうど冬休みなんだし、時間くらいは取れるだろ」

中河 『それはダメだ。今の俺ではダメなんだ。きっと長門さんの顔を見るなり卒倒してしまうだろう。実は最近も遠くから見たことはあるんだ。駅近くのスーパーマーケットで偶然な……。夕方だったんだが、その後ろ姿を一瞬捉えただけで、俺はそのまま閉店まで店内に立ちつくしていた。直接顔を見合すなんて……飛んでもないことだ!』

朝倉 「…これだけ本気なら伝言くらいしてあげてもいいんじゃない?」

キョン「はぁ…。一応分かったよ。長門になんて言えばいいのかもう一度教えてくれ。朝倉、ペンと紙取ってくれ」

朝倉 「はーい」

中河 『ありがとう、キョン。結婚式には必ずお前を呼ぶ。スピーチも頼む。それも一番手でだ。一生お前のことは忘れない。もしその気があるのなら、俺が将来立ち上げる会社で相応のポストを用意して迎えようじゃないか』

キョン「いいから早く言え」

朝倉 「…これ本当に音読するの?」

キョン「お前がやってくれないか…」

朝倉 「嫌よ。恥し過ぎるものこんなセリフ」

キョン「だよなあ……もうこれ渡すだけで勘弁してくれんだろうか……」

朝倉 「約束したんでしょう?」

キョン「なかったことにしたい」

朝倉 「頑張って」クスクス

キョン「安請け合いするんじゃなかったぜ…」

朝倉 「ふあぁ…ぁふ」

キョン「なんだまだ眠いのか?」

朝倉 「ええ。だって実質5時間くらいしか寝てないじゃない」

キョン「っとそうだDVD返しに…行くのは明日学校の帰りでいいか」

朝倉 「あした部室のお掃除だっけ?」

キョン「ああ。ま、少し早めに行って長門にこのメモを渡そう」

朝倉 「あ、やっぱり読まないんだ」

キョン「お前これを長門の前で朗読しているシーンを想像してみろ」

朝倉 「…………………うわぁ」

キョン「だろ?」

朝倉 「そういえば、キョン君は大学に進学するの?」

キョン「いやーなんも考えてないが…多分そうするだろうな」

朝倉 「ふーん…そういえば成績表ってどんな感じ?」

キョン「ハハハ、朝倉君、DVDを返しに行こうじゃあないか。なんなら途中のコンビニで好きなお菓子を買ってあげよう」

朝倉 「キョン君、冬休みの宿題、やりましょうか」ニコッ

キョン「……はい」



リビング


炬燵キ




キョン「朝倉、ここの問題って……」

朝倉 コックリ…コックリ…

キョン(……おい)

キョン妹 (なあに?)

キョン(朝倉に毛布持ってきてくれないか?)

キョン妹 (はーい)

トテテテテテテ

キョン「………ほれ、朝倉横になれ」

朝倉 「ん……」ゴロン

キョン「座布団枕にしろ」スッ

朝倉 「ありがと……」

キョン「ん。おやすみ」ポンポン

朝倉 「うん……おやすみ…」

キョン「………」ナデナデ

朝倉 スー…スー…

キョン「ちゃんと勉強しておくかね…」

世の中そんなに甘くねぇぞ中河!
といったところで休憩ですの。
多分8時くらいにはまた書くかなーとおもいます。

そうか、原作読んでない人もいるのですね。
中河を3行で表すと

キョンの中学時代の同級生
ガチムチ長身
スポーツ刈り

ゆっくり再開

キョン妹 「晩御飯だよー」

朝倉 「ん…んぅ?」

キョン「ほら、起きろ。飯だ」

朝倉 「え?もうそんな時間?ってそうだごめんなさい、宿題……あら?終わったの?」

キョン「ん、まあな。数学は終わらせた。期末で詰め込んだ分が残ってたから比較的簡単に終わったな」

朝倉 「そっか。でもわたしだけ寝ちゃってごめんなさいね?動けなかったでしょ」

キョン「まあその代わり妹が動いてくれたから問題ないさ」

朝倉 「あらら。あとでお礼言わなきゃ」

キョン「そうしてくれ」

朝倉 「ん~っん」ノビー

キョン「おっとっと」

朝倉 「あ、ごめんなさい」

キョン「気にすんな。さ、飯だ」

朝倉 「ええ」

嬉しはずかしお風呂タイム

カポーン

ザバァ…

キョン「ふぅ…」

朝倉 「はー…」

キョン「なんか慣れてきたな」

朝倉 「そうねー。髪の毛洗ったり体洗う効率が良くなったわねぇ…」

キョン「こうやって密着するのに抵抗なくなったしなぁ…」

朝倉 「最初はH手前までいったのにねえ…反応なしはそれはそれで不安だけど」

キョン「いやーそれは俺が努力してるだけだからな」

朝倉 「努力?」

キョン「なんでもない」



キョン(わざと先に勃○させておいて太ももにひっかけてるなんて言えない)

朝倉 (わたしはけっこうまだドキドキしてるんだけどなぁ…)

朝キョン部屋

キョン「昼寝してちゃんと寝られるのか?」

朝倉 「大丈夫。最近キョン君に抱きしめてもらわないと寝た気がしなくなってきたから」

キョン「それは別の意味で大丈夫じゃない」

朝倉 「半分冗談はさておき、コタツで1時間半くらいお昼寝したところで別に大丈夫よ」

キョン「半分本気なのかよ…。まあいいか。とりあえず先に布団ひいておこうぜ」

朝倉 「ええ。やっぱりちょっとベッドは狭かったものね」

キョン「もともとシングルだからな。長門に情報操作でもしてもらうかな」

朝倉 「…それは酷じゃない?」

キョン「……それもそうか。ま布団あるしこのままでいいか」

朝倉 「気兼ねなくゴロゴロできるしね」

キョン「そのせいで結構布団持ってかれて俺は寒いんだけどな」

朝倉 「あら…ごめんなさい。そうだったの?」

キョン「というかだから必然的にお前を抱きしめる形になるわけで」

朝倉 「あ…だから毎朝起きるとぎゅってしてくれてるのね」

キョン「ああ

朝倉 「なーんだ…あたしが原因だったのかぁ…無意識に抱きしめてくれてるのかと思ってた」

キョン「無意識には違いないけどな」

朝倉 「そうじゃないわよー」ブー

朝キョン部屋

キョン「さて、おれはいい時間になるまで本でも読むつもりだが、何かしたいこととかあるか?」

朝倉 「うーんそうね…自宅に居たころは家事をやってちょっとテレビみたらだいたい寝る時間になってたけど…どうしよう」

キョン「なんか趣味とかないのか?」

朝倉 「うーん…しいて言えば料理かな?」

キョン「ふむ…じゃあなんかゲームでもするか?」

朝倉 「あれ、キョン君は本読まないの?」

キョン「まあ別に本なんぞいつでも読めるし、何よりお前暇だろ」

朝倉 「あ、ありがとう大好き!」ガバッ

キョン「ぬおっ」ドサッ

キョン妹 「ゲームと聞いて!」ガチャッ

キョン「おう、お前もやるか?」

朝倉 「それがいいわね」

キョン妹 「…ゲームってパパとママがしてるプロレスごっこ?」

キョン「違う。俺たちの体勢を見て何を思い出したのか知らんっていうか何を見たのか知らんが確実に違うからその瞳に光彩のない目をやめなさい」

キョン「残念君は死んでしまった!」

朝倉 「うわー…ちなみにこれ勝ってたらどうなったの?」

キョン妹 「キョン君のことだから増援がくると思うよー」

キョン「その通り。無策に突っ込めば死ぬのはどの世界でも同じ!人数が少ない場合は官憲などを引き連れていくべし!いいか妹よ。こういう悪い奴らがいたらとりあえず逃げて、警察に任せるんだぞ?」

キョン妹 「はーい」

朝倉 「はぁ…TRPGなんて初めてやったわ。面白いわね、これ」

キョン「この前古泉が持ってきた奴なんだが何故か俺にもルールブック全種を渡してきた挙句サプリメントが発売されるたびにやっぱり押し付けてくるんだ」

朝倉 「うわ、この大きい本3000円もするじゃない。古泉君これ相当やりたいんじゃないの?」

キョン「そう思うが面倒だし、ハルヒが変なこと考えるとさらに面倒だからな」

キョン妹 「でも暇なときこれで遊んでくれるよねー」

キョン「まあテレビゲームより一緒に遊んでる感出るしな」

朝倉 「ついでに教訓的なストーリーにしてるのね」

キョン「コンセプトあった方が楽だしな」

朝倉 「ふぅん。そういうものなの?」

キョン「そういうもんだ。そろそろ歯磨いて寝るぞー」

妹朝倉「「はーい」」



 

キョン「それじゃあ電気消すぞ」

朝倉 「ええ」

パチン

キョン「よっと」モソモソ

朝倉 「ん」ゴソゴソ

キョン「なんか寝方も決まってきたな」

朝倉 「ふふふ。キョン君もそのうちわたしがいないと寝た気にならないようにしてあげるわ」

キョン「やめろ。それじゃ2ヶ月経っても二人で寝なきゃならんだろうが」

朝倉 「そうなればいいのになー。ん」

キョン「はいはい」

チュウ

朝倉 「えへへ。おやすみ」ギュ

キョン「ああ、おやすみ」ナデナデ

今日はここまで!
卓ゲーが作中に多いのは完全に趣味です。
たのしいよTRPG。

≫1 は卓ゲープレイヤーか。
何が好きなん?sne?ふぃあ?それともほかの?

キョン(朝起きて朝倉が横に居るのに慣れたが、先に起きるのは初めてだったりする…)

朝倉 スー… スー…

キョン(まつ毛なげー)

朝倉 スー… スー…

キョン(…唇ぷるんぷるん)

朝倉 スピー

キョン(よくこいつ相手に我慢してるな俺も…)

チュッ

キョン「2度寝しよ」ギュッ

朝倉 「んへへへへ……」スヨスヨ

>>451
SNEやね

ゆっくり再開ですん

朝倉 「キョンくーん」

キョン「……んご?」

朝倉 「起きてー。朝よ」

キョン「ん……んん?おう…もう9時半か」

朝倉 「ええ。そろそろ起きて」

キョン「んーでもちょっと早くないか?部室の片づけは午後からだろ?」グデー

朝倉 「もーほらグデグデしてないで起きてよ」

キョン「…あーもう少しこうやってぐだろうぜ」ギュー

朝倉 「魅力的なお誘いだけど…」

キョン「あったか」ナデナデ

朝倉 「もー…」

ちょっと動画作ったりして浮気してたけどゆっくり再開します。
こんばんわの方の続編的な動画を作るのに夢中になってたでござる。

昼過ぎ
北高前坂道

朝倉 「結局お昼まで寝てるんだもの、漏らしちゃうかと思ったわ」

キョン「悪かったって」

朝倉 「もう、朗読はちゃんと自分でするのよ」プンスカ

キョン「そこをなんとかなりませんかね朝倉さん」

朝倉 「なりません。それにそもそも伝言を頼まれたのはキョンくんじゃない」

キョン「それはそうなんだが…やっぱり気が乗らん…」

朝倉 「だったらそんな安請け合いしなきゃいいのに」

キョン「中河の熱意に負けたというかなんというか…」

朝倉 「まったく。キョン君は誰にでも優しいんだから…。押しに弱いともいうけれど」

キョン「俺の周りの奴らの押しの強さが異常なんだよ」

朝倉 「そうかも」クスクス

SOS団部室

コンコン ガチャ

キョン「よう長門。いてくれると思ったぜ」

長門 「・・・・・・・・・」

朝倉 「こんにちは長門さん。他の人はまだ?」

長門 「まだ」

キョン「そうか。それは好都合だ。長門、ちょっとばかり話がある」

長門 「なに」ペラ

キョン「お前に惚れたとぬかす身の程知らずが現れたので、その言葉を俺が代理として告げることにしたいのだが、どうだろう。聞いてやってくれるか?」

長門 「………」

キョン「…」

長門 「あたなのことでは」

キョン「悪いがそうじゃない」

長門 「…そう」シュン

朝倉 (向こうの長門さんみたい…)

キョン「あー、でどうする?」

長門 「一応聞く」

キョン「そうか。んでは」ゴホン

キョン「拝啓、長門有希さま。いても立ってもおられず、このような形で思いを告げる無礼をお許しください。実は私はあなたに一目会ったその日から―――」

SOS団がTRPGする動画を製作中です。
まーちょっと海外出張あるし夏は忙しいから確実ではないですけど9月くらいにはうpできるんじゃないですかね。

キョン「まあ、そういうことなんだが、だいたい解ったか?」

長門 「わかった」コクリ

キョン「マジで?」

長門 「メッセージは受け取った。しかし応じることはできない。わたしの自律活動が以降10年間の連続性を保ちうる保証はない」

キョン「いやぁ……。そうだよな。普通に考えて10年は長すぎるよな……」

長門 「何よりわたしはあなた以外に興味がわかない」

朝倉 「長門さん……」

キョン「…そうか」

長門 「そう」

キョン「すまん長門。よく思えばこんなもん律儀にメモってきた俺が悪かった。お前の気持ちも知ってるのにすまない。中河には俺からきっちり言っておく。ストーカーになるようなやつじゃないから安心してくれていい」

長門 「見せて」

キョン「ん?おう。好きに処分してくれ」

バタン

ハルヒ「おっはよー!あら、3人とも早いわね」

キョン「おう、おはよう」

朝倉 「こんにちは、の時間帯じゃないかしら」クスクス

ハルヒ「それもそうね。やっほ有希。何読んでるの?」

長門 「……」スッ

キョン「あっおい」

ハルヒ「…」

朝倉 「あ、それ誤解のないように言って―――」

ハルヒ「朝倉第2夫人に降格?」

朝倉 「違うっ!!」



ハルヒ「じょ、冗談よ。あんたもそんな声出すんだ」

朝倉 「思わず出ちゃった…」

ハルヒ「でもこれキョンの字よね?」

キョン「ああ。まあ伝言を頼まれたんだ」

朝倉 「昨日電話かかってきたのよ」

ハルヒ「へー…。あ、はい返すわ」

長門 「………」

ハルヒ「で、有希はどうするの?」

長門 「待つことはできないし、思いにも答えられない」

ハルヒ「ま、そりゃそうよね。あたしたちにはキョンがいるし」

長門 「そう」

キョン(肩身が狭く感じるのはなぜだろうか…)

長門 「しかし、会ってみてもいい」

キョン「ん?」

朝倉 「え?」

ハルヒ「へ?」

長門 「気になる」

翌日
北口駅前

かくして我々SOS団は中河が出場するというアメフトの練習試合を見に行くこととなった。

朝倉 「意外だったわね」

キョン「まあな。でもこれで他の人間にも興味を持ってくれればいいんだが」

ハルヒ「それはあたしたちの愛が重いってこと?」

キョン「んなこと言ってねーよ。まあ多少気まずいこともなくはないが」

古泉 「あまたの美少女に好意を寄せられて気まずいとは…贅沢すぎて誰かに刺されかねませんよ」

ハルヒ「本当よね」

キョン「いやまぁ、それは置いといてだな。というか刺されるとかいうな。長門にもSOS団以外のコミュニティとかかわりを持ってもらえたらなっていうだけさ」

朝倉 「それはまあ…」

ハルヒ「放っておくと延々と本読み続けてるものねぇ」

長門 「そんなことはない」

ハルヒ「へえ、他に何か趣味とかあるの?」

長門 「食事と睡眠はする」

ハルヒ「有希、トイレ抜けてるわよ」

キョン「そういう問題じゃないだろ」

朝倉 「あ、そうだ…長門さんちゃんと食事とってるの?あなたまたろくでもない食生活してない?」

長門 「問題ない」

朝倉 「…心配だわ」

古泉 「皆さん、どうやらバスが来たようですよ」

中河の通う男子校
グラウンド周辺のフェンス

朝比奈「わあ、広い運動場ですね」

ハルヒ「うちとは大違いね。」

朝倉 「もう試合始まってるわね」

古泉 「少しゆっくり歩いていましたからね。まだ始まって5分も経っていないですよ」

キョン「あー中河はユニフォームに82って書いてある奴だ。白いほう」

ハルヒ「へー…。あれ?選手がそっくり入れ替わってるけど、どうして?」

キョン「攻撃専用と防御専用の選手がいるんだよ。中河は攻撃専門」

ハルヒ「メットかぶってるから頭突きはありなんでしょうけど、どこまでやっていいの?立ち技オンリー?総合格闘ルール」

朝倉 「それはちょっと激しすぎるスポーツになるわね」

キョン「そんなルールはない。頭突きもなしだ」

ハルヒ「ふうん?」

朝比奈「あの、お茶、どうですか?」

キョン「え?あ、ありがとうございます」

朝比奈「寒いと思ってあったかいのいれてきました」ニコニコ

キョン(本当にこの人は天使のようなお方だな…)

朝倉 (同性から見てもキュンとする可愛さ…。あたしちゃんとキョン君振り向かせられるのかな…)

キョン「朝倉も飲むか?」

朝倉 「あ、うん」

ズズ

朝倉 「あっつ」

キョン「おい大丈夫か?」

朝倉 「ええ、思った以上に熱くてびっくりしちゃった。よく普通にこの熱さを普通に飲めるわね」

キョン「そうか?お前が猫舌なだけじゃないか?」

朝比奈(いいなぁ、朝倉さん…。キョン君と間接キス…)

あ、誤字った。
朝倉 「よくこの熱さを普通に飲めるわね」
ですね


地味な展開が続く試合はハーフタイム突入

ハルヒ「なんか、あんまりおもしろくないわ」

キョン「試合展開地味だしな」

ハルヒ「それもだけど、あいつらは動き回ってるからいいかもしれないけど、じっとしてるあたしたちは寒いだけよ。近くに喫茶店とかないの?」

古泉 「このあたりには見当たりませんね」

ハルヒ「キョン何かいいもの持ってない?カイロとかトウガラシとか」

キョン「そんなアイテム持ってたら自分で使ってる。どうしても体を暖めたいなら学校の周りを1週するか、おしくらまんじゅうでもすればいいだろ。経済的で、しかも健康的だ」

ハルヒ「ふんだ。いいわよ、カイロならここにちょうどいいのがあるしさ。しかも等身大の」ギュウ

キョン「ぬおっ」

朝倉 「あ、ちょっと涼宮さん!」

ハルヒ「いやーごめん朝倉。ちょっと貸して」

キョン「おいこら離れんか」

ハルヒ「みくるちゃんと有希もきなさいよ。あったかいわよー」ヌクヌク

長門 「……」ギュッ

キョン「長門もだと!?」

朝比奈「え、えっと」オロオロ

朝倉 「前面は誰にも渡さないわよ」ギュウ

キョン「おいちょっと朝倉、お前も落ち着け」

朝比奈「し、失礼します」ギュウ

キョン「こ、これは…」

朝倉 「む…」


 ハ
みキ長  古   
 朝
フェンスフェオレ


古泉 「いやぁ、冷えますねぇ…」

ちょっとまた動画のほうに浮気してきます。
区切りがついたら戻ってきますが、たぶん今日はこれまでです。

そういやこの話は「暴走編」といってスタートしたけど
確か中河が出てくるのは「動揺」だった気がする

あと古泉は近くを通りかかった岡本にでも抱きついてろ

こんにちは。>>1です。
来週9日からちょっと28日まで海外研修という名の慰安旅行いってくるので、今日明日でとりあえずヒトメボレLOVER終らせようと思います。
ってわけで来週からちょっと書けません。
ご了承を。
ではゆっくり再開します。

俺が美少女サンドイッチならぬ美少女ブリトーを味わっていたころ、中河は救急車で運ばれることとなった。

事の顛末を少し記しておこう。大体こんな具合だった。

後半の幕開けは相手チームのキックオフから始まった。リターナーが自陣20ヤードまで進んだところで取り押さえられ、そこから中河チームの攻撃が開始される。

敵味方がそろって腰を落とす最前列、その端っこに中河もいた。

センターの真後ろにいた白ユニフォームのクオーターバックがなにやら暗号めいた掛け声を左右に発して、それはまさしく暗号だったらしく中河は1列目のラインからつつつっと横に移動した。

そのとたん、ボールを受けたクォーターバックが二歩三歩とバックステップを踏み、敵チーム側のガードとタックル、ラインバッカーどもが野獣のような突進力で襲い掛かる。

中河はいったんダッシュしてからすばやくインに切れ込んでターン、捕球を待ち受ける構えだったがこれはフェイクだったらしく、ボールを構えた司令塔が手首のスナップをきかせて投じた相手は、中河のさらに外側にいたワイドレシーバーだった。

「あっ」

と声を上げたのは一人寂しく試合を見ていた古泉だったか俺だったか。

ライフル弾のように回転しながら飛んでいくボールは、しかし予定通りの軌跡を描くことはできない。

敵チームのラインバッカーが猛然とジャンプ、だがこれもインターセプトには至らない。

かろうじて指先に触れるに留まったてターンオーバーは回避、とはいえ軌道の変更と原則を強制され、ふわーりと、ボールは誰もが予想していなかった地点へと堕ちていく。

そのときだった。

妖怪抱きつきお化けのように俺にしがみついて動くことのなかった長門は何かを呟いた。

長門「―――」



キョン「おっ」

俺は目を見張った。

ボールの軌道がわずかに変化したような気がしたからであり、まさにその落下予測地点へ中河がすばらしい瞬発力で走りこんでいたからだ。

俺の視界の中心で中河が華麗に跳躍した。空中を漂っていたボールをしっかりキャッチ、やや体勢を崩したもののそのまま地面意着地―――とも、いかなかった。

中河のマンマークについていた相手ディフェンスのコーナーバックもすばらしい跳躍を見せていた。

狙いはただ一つ、連中が命の次くらいに重要視しているボールである。

その敵選手が幅跳びの選手のように助走をつけて宙に飛んだのは、中河がボールをつかむと同時のことだ。

空中ではいかなる方向転換もままならないのは羽の生えていない人間なら当然の結末で、結果その選手はジャンプの頂点にいてエネルギー量ゼロの状態、あとはおちるだけだった中河とまともに激突した。

その衝撃はいかばかりであったかは2人ともがその勢いのままにはじけとんだことからも容易に想像できようというものだ。

敵のコーナーバックは90度回転して背中から落っこち、そして無防備な体勢でいた中河はきれいに縦の半回転をおこなって頭から落下した。

ゴガン!

キョン「げ・・・」

ハルヒ「うわ、大丈夫かしらあの人」

朝比奈「ひええ」

朝倉 「え、何?」クルッ

長門 「………」

古泉 「件の中河さんが空中衝突をして、頭から落下しました…が、どうも大丈夫みたいですね」

キョン「意識はあるみたいだな。監督っぽい人の質問に答えてるみたいだ」

古泉 「恐らく軽い脳震盪でしょう。さほど心配はないと思います。この手のスポーツではたまにあることですよ」

ピーポーピーポーピーポー

キョン「どうやら救急車呼んだみたいだな」

ハルヒ「ついてないわね、あんたの友達」

朝倉 「そうね…長門さんにいいところ見せようとしてたのに、あの怪我じゃあね・・・」

ハルヒ「はりきりすぎたのかしら」

朝比奈「お友達、平気だといいですね」ナムナム

長門 「………」

キョン「で、どうする?」

ハルヒ「あたしたちも病院行けばいいじゃん」

朝倉 「でもわたしたちあの救急車の行き先知らないわよ?」

古泉 「僕が調べますよ。しばらくお待ちくださいすぐにすみますので」

キョン「病院か、なんか嫌な予感がするぜ」

ハルヒ「あんたたちが運ばれたときはもっと嫌な気分だったわよ」

朝比奈「そうですね。中河さんは意識があったからいいものの…キョン君たちは全然呼びかけても反応しなかったでもすもんね…」

古泉 「搬送先が解りましたよ。僕たちがよく知っている病院です」

キョン「やっぱり…」

古泉 「ええ、そうです。あなた達がこの前まで入院していた総合病院ですよ」

朝倉 「ねぇキョン君」

キョン「ん?どうかしたか?」

朝倉 「オリンピックもいいけれど、もう少しわたしに構ってよ」

キョン「あー、そうだな。ちょっとここ座れよ」

朝倉 「ええ」ストン

キョン「よしよし」ナデナデ

朝倉 「もー!そんなのじゃごまかされないんだから!」ニヨニヨ




再開していきます。
オリンピックやべーっすわー

ハルヒ「じゃ、その病院まで行きましょ。」

古泉 「涼宮さん。僕はそろそろ今度の雪山について打ち合わせをしたいと考えていましてね。お見舞いはこちらの御三方に任せて、朝比奈さんと僕とでその件について詰めておくのはいかがです?明確な日程とか持っていく荷物とか、細部の詰めがまだまだ未定ですから。細かなスケジュールもそろそろ最終案を出しておかないと」

ハルヒ「え、そうなの?」

古泉 「そうです」

朝比奈「それに、わたしたち全員で病院に押し掛けるのも迷惑かもしれませんね」

ハルヒ「ううん、そうねえ。キョンの友達が興味あるのは有希だけだものね…。ま、いっか。じゃあそうしましょ」

古泉 「と、言うことですので取り急ぎ病院に駆けつけ中河氏のお見舞いをしてきてください。我々はいつもの喫茶店におりますので」

キョン「おう、分かった」

古泉 「しかし、あなたもよくよく妙な友人をお持ちですね」

キョン「あ?」

ハルヒ「ちゃんと戻ったら全部スッキリ報告するのよ!」ビシッ

キョン「はいはい、分かったよ」

私立総合病院 6人部屋

キョン「中河、元気か」

中河 「おお、キョンか。ちょうどよかった。さっき検査が終わったところなんだ」

キョン「そうか。とりあえず紹介しておく。こいつは朝倉。俺のまあ、アレだ」

朝倉 「ちょっとちゃんと言ってよ。どうもこんにちは。キョン君の彼女の朝倉です」

キョン「ん、まあそういうことだ、でこっちが」

中河 「そちらの方は……ま、まさか……」

キョン「まさかも何もない。長門だよ。長門有希。喜ぶだろうと思って連れてきた」

中河 「おおおっ……!」セイザッ

長門 「………」

中河 「中河ですっ!中原中也の中に黄河の河で中河です!以後お見知りおきを!」

長門 「長門有希」

中河 「うん?……あー…。長門さん……なのですね」

長門 「そう」

中河 「春ごろにキョンと一緒に歩いていた……?」

長門 「そう」

中河 「駅前のスーパーでよく買いものを……?」

長門 「そう」

中河 「そうなの……です……か……」

中河 「……キョン」

キョン「なんだよ」

中河 「ちょっと……その、お前と二人で話したい。でだな、その……あれだ」

長門 「そう」テクテク

朝倉 「あ、ごめんなさい。ちょっと諸事情があってわたしはキョン君から離れられないの」

中河 「?まあ、本人がいらっしゃらなければ…。で、あれは……本当に長門さんなのか?」

キョン「喜べよ。お前の十年後の花嫁候補が来てくれてんのにもっと感激したらどうだ」

中河 「うう……むむ……。長門さん……だよな。まちがいなく。双子でもそっくりさんでもないのだな」

キョン「何を言ってやがる。メガネがないとダメとかじゃないだろうな」

中河 「そうじゃない。うまく言えない……。ちょっと考えさせてくれ。キョン。すまないんだが……」

キョン「中河。そのうち訳を詳細に聞かせてもらうぞ」

中河 「ああ、すまない。今日は、手間をかけて悪かった」

キョン「じゃあな。お大事に」

朝倉 「お大事に」

喫茶店へ途中

朝倉 「彼、どうしたのかしらね」

キョン「さあな。だが、その辺は長門は分かってるんじゃないのか?そろそろタネ明かしといこうぜ」

朝倉 「え…?」

長門 「……」

キョン「何か細工しただろう。お前が試合中に何かしでかしたのは解ってる。中河のあのアクシデントを演出したのは、お前だ。違うか?」

長門 「そう」

朝倉 「えええ!?」

長門 「彼はわたしをみていたのではない。彼が見ていたのは、わたしではなく情報統合思念体」

キョン「…」

朝倉 「…」

長門 「彼はわたしという端末を通じて情報統合思念体とアクセスする超感覚能力を持っていた。彼には自分の見たものが理解できなかっただろう。有機生命体にすぎない人間と情報統合思念体では意識レベルが違いすぎる」

キョン「…なるほど。中河が後光が差しているのが見えただの、天国から地上に差し込む光だの言っていた正体はそれか」

長門 「おそらく。彼はそこに超越的な叡知と蓄積された知識を見たのだろう。読みとれた情報が端末を媒介した片鱗でしかなかったとしても、その情報圧は彼を圧倒させたと思われる」

朝倉 「それを彼は愛や恋と錯覚したのね…」

長門 「そう」

キョン「お前は……あいつのその感情をアメフトの試合中に修正したのか?」

長門 「感情には手を加えていない。彼が持っていた能力を解析し、消去しただけ。情報統合思念体に接続するには個人の脳容量は少なすぎる。いずれ弊害が顕在化すると予想した」

朝倉 「でもなんでそんな能力が彼にあったのかしら」

長門 「彼が能力を得たのは、おそらく三年前」

キョン「やっぱりそこに戻るのか……。そうか、ひょっとしたら中河は今の古泉のような超能力者候補だったのもしれないな。だから古泉はよくよく妙な友人を、などとぬかしていたのか」

長門 「かもしれない」

キョン「あいつ…いまでも中河みたいなやつを生みだしてるんじゃないだろうな…」

朝倉 「わたしみたいな異世界人ならつい最近追加されたわよ」

長門 「あなたはわたしが原因」

朝倉 「あ、そうだったっけ。じゃあ長門さんがお母さんなのかしら?」クスクス

長門 「……なら父親は彼」

キョン「あ?」

朝倉 「わたしのパパと結婚する」

長門 「それは許可できない」

キョン「なにアホなことやってるんだ。さっさと喫茶店行こうぜ。あいつらが待ってる」

長門 「了解した」

朝倉 「はーい」

その夜、中河から一目惚れ自体が勘違いであった、との電話が入った。
その旨を伝えると長門は

長門 『そう』

と答えた。

キョン「一つ聞いていいか?」

長門 『………』

キョン「告白が間違いだと解って、少しは残念だと思わなかったか?」

長門 『………』

長門 『……少しだけ』



こうしてこの一連の騒動は幕を閉じた。

ヒトメボレLOVERおわり。

秘密のプリクラ

朝倉 「ねえキョン君」

キョン「おう、どうした」

朝倉 「見て見て。この間のプリクラ携帯に貼ってみました」ジャン

キョン「ん?…どこにもないじゃないか」

朝倉 「ふふふ、実は」パカッ

キョン「ああ電池のふた裏か」

朝倉 「リアクション薄いわね」

キョン「いや、何と言うか定番の場所じゃないかって…おいそっちかよ!」

朝倉 「だってキスしてる方も持ち歩きたかったんですもの」クスクス

キョン「誰にも見られるなよ!?」

朝 炬燵炬 キ
倉 燵俺炬 ョ
猫 燵炬燵 ン


キョン「………」ペラッ

朝倉 「うりうり」

シャミ「うにゃ」

キョン「………」スリスリ

朝倉 「んっ!?」ビクッ

キョン「ん?」チラッ

朝倉 「…無意識?」

キョン「何が?」

朝倉 「別に」

キョン「?」

キョン「まあいいか」スリスリ

朝倉 「くっ…キョン君やっぱり無意識?」

キョン「だから何がだよ?」スリスリ

朝倉 「足の裏くっ…くすぐったいんだけど」

キョン「ん?ああ、悪い、なんかすべすべしてるからつい」ピタ

朝倉 「ふぅ…」

シャミ「うにゃ」テッテッテッ

朝倉 「あ、シャミに逃げられちゃった」



朝倉 「じゃ、お休み」

キョン「ん、おやすみ」チュウ

朝倉 「…」ニヨ

キョン「なんだ?」

朝倉 「なんでもありませーん」モゾモゾ

キョン「電気消すぞ」

朝倉 「はーい」

カチカチカチ



午後2時ごろ



キョン「……さむ」ムクリ

朝倉 スー スー

キョン「……」ゴソゴソ

朝倉 「んん……」

キョン「あったけ…」

朝倉 スピー モソモソ

キョン「つめたっ!こいつ服の中に手突っ込んできやがった…」

朝倉 スー スー

キョン「……まあいいか」ギュウ

午前2時頃です。
寝過ぎだろ朝キョン。

朝倉 「こんばんわ、キョン君の方の動画をアップしたみたいよキョン君!」

キョン「メタ発言はよせ!」

朝倉 「涼宮ハルヒ、ソード・ワールド2.0で検索してみると誰かが泣いて喜ぶらしいわ」

キョン「おい、だから宣伝はよせ。某笑顔な動画投稿サイトはこっちで嫌われてることもあるんだぞ」

朝倉 「あらキョン君こっちってどっち?」

キョン「さあな」

朝倉 「あ、あと動画の方もこっちと同じく9月まで更新できないみたい」

キョン「こっちのこと解ってるじゃないか」

朝倉 「え?なんのこと?わたし長門さんにこれを読むようにって渡されただけなんだけれど」

キョン「なん…だと…?」

朝倉 「ねえ。あっちとかこっちとかこの内容とかなんなの?教えてよキョン君」クイクイ

キョン「お前は知らんでいい。」

朝倉 「教えてよ」グイグイ

キョン「胸が当たってるぞ朝倉」

朝倉 「当ててるんだけど」

キョン「…」

朝倉 「ねえねえ」ムニムニ

キョン「続きはWEBで!」ガバッ

朝倉 「きゃっ」ドサッ

朝倉  「何もする気が起きないわ・・・」

キョン妹「りょーこちゃん大丈夫?まだキョン君がアメリカに行って3日だよ?」

朝倉  「まだ3日・・・だめかも」ガクッ

キョン妹「りょーこちゃーん!!」

アメリカの無料Wi-Fiスポットから更新しましたw

キョンは2週間ほど短期留学に行っている設定でおなしゃす

我慢出来なかった。

朝倉 「前々からキョン君に依存しすぎだとは思ってたけれど自分でもここまでだとは思ってなかったわ」

シャミ「…」

朝倉 「知ってる?キョン君って抱きしめてくれるときわたしの髪に顔埋めるのよ」

シャミ「…」

朝倉 「首に息がかかってちょっとくすぐったいんだけど、それが何か幸せなのよね…」

シャミ「うにゃ」テシ

朝倉 「慰めてくれるの?ありがとう」

シャミ「うにゃ」




キョン妹「キョン君、りょーこちゃんはもうダメかもしれません…」

どうなるのかテスト

分かりにくくてすみません
時系列的には年を越してちょっとすると離れることができるようになります。

本編ではまだはなれることはできません。

今日書いたのは七夕のときのあとの話しだと思って下さい

書きたいときに書きたい話しを書く感じが多分1番楽しく書けるのでご了承下さい

朝倉「いつまでもうだうだしてても時間が勿体無いので新しい趣味でも始めましょう」

キョン妹「わー。リョーコちゃん復活!」パチパチ

朝倉「ということで、お裁縫です」

キョン妹「何作るの?」

朝倉「キョン君のお人形」

キョン妹「ふっかつしてなかったー」

朝倉「キョン君がもうすぐ帰国するわね」

キョン妹「そうだね!よかったねりょーこちゃん!」

朝倉「………」

キョン妹「りょーこちゃん?」

朝倉「ど、どうしましょう。なんだか久しぶり過ぎて緊張してきたわ…」

キョン妹「えー!?なんで!?」

朝倉「なんでかしら?凄くドキドキして…ど、どんな格好で迎えに行こうかしら…とびっきりオシャレして行く?それとも普段着で…」ワタワタ

キョン妹「りょーこちゃん落ち着いて!?」

キョン「結局2週間程度の留学なんて英語力向上には役に立たなかったな…」

キョン「そもそも宇宙人と比べりゃ外国人なんて言葉が通じないだけなわけだし…」

キョン「ま、いい経験ではあったな。何か物足りない感は拭えないが」

キョン「何かって言うか…。まあ、分かり切ってるか」ボリボリ

という訳で19時間後からゆっくり再開です。
搭乗してきます

関西国際空港ロビー

ガラガラガラガラ

キョン「……お、いたいた」

朝倉 キョロキョロ

キョン「よう」

朝倉 「あ…………」

キョン「ただいま」

朝倉 「お帰りなさい……。あ、その……元気そうね」

キョン「おう。ま、たかだか2週間だしな。お前も元気そうで何よりだ」

朝倉 「うん。………えーと」

キョン「どうした?なんかよそよそしいな」

朝倉 「そ、そんなことはないわよ。アメリカはどうだった?」

キョン「そうだな。ま……色々な経験はしたけど物足りない日々だったな」

朝倉 「あら、そうなの?」

キョン「ああ。こっちが刺激的過ぎるからな」

朝倉 「それはキョン君の周りだけよ」クスクス

ガラガラガラガラ

テクテクプラプラ

キョン「お前はどうだった?」

朝倉 「何が?」

キョン「この2週間だよ。何してたんだ?」

朝倉 「あ、そういうこと。新しく趣味を始めて見たわ」

キョン「へぇ。何を始めたんだ?」

朝倉 「人形を作ろうと思ってお裁縫をね」

キョン「裁縫か。いいんじゃないか?で、その人形とやらはできたのか?」

朝倉 「あ、うん。一応ね。帰ったら見せるわ」

キョン「おーそりゃ楽しみだ」

朝倉 「型紙通りのはずなのに一つ一つ出来が違うのよ。楽しくって色々作っちゃったわ」

キョン「なんだ、結構楽しんでたみたいだな」

朝倉 「ふふふ。そうね」

ガラガラガラガラ

テクテクプラプラ

キョン「あー…なんだ」

ピタッ

朝倉 「どうしたの?」

キョン「あれだ。手をだな」ポリポリ

朝倉 「え?」

キョン「………手、繋ごう」スッ

朝倉 「………うん」

朝倉 スッ

キョン ギュッ

朝倉 「…………」

キョン「…………」

朝倉 「…………」ニギニギ

キョン「………あー」

朝倉 「?」

キョン「帰ってきたなぁ…」ギュッ

朝倉 「…………お帰りなさい」ギュウ

ガラガラガラガラ

テクテクテクテク

キョン「お前が足りなかった」

朝倉 「うん」

キョン「足りなかったというか……。格好つけるのをやめよう。寂しかった。」

朝倉 「うん」

キョン「やっぱり俺はお前が好きだ」ギュッ

朝倉 「…………うん」ギュウ

キョン「…………」

テクテクガラガラガラ

テクテクガラガラガラ

朝倉 「あのね、キョン君」

キョン「ん?」

朝倉 「わたしも」

朝倉 「わたしも格好つけてた」

キョン「………そうか」

朝倉 「キョン君がいなくて、寂しくて……」

朝倉 「妹ちゃんに心配してもらっちゃう程ダメダメだったの」ニギニギ

キョン「ああ」

朝倉 「キョン君がいなくなったら本当に何もなくて…」

朝倉 「怖かった」

朝倉 「わたしって本当に何もないんだなあって」

キョン「やっぱり次からどっか行くときはお前も一緒だな」

朝倉 「うん。一緒に」

キョン「ああ」

キョン「行こうぜ、朝倉」












朝倉 「涼子」

キョン「いやタイトr…」

朝倉 「涼子」

キョン「あ、はい」

ゴホン

キョン「行こうぜ、涼子」

朝倉 「うん!!」

時差ぼけ直す為に寝ます。
ただいま、そしてお休みなさーい

今日中に動画を上げられる気がしないけど頑張る。

ちなみに動画を上げられたら新シリーズ始めます。

こっち今日は更新できなさそうだから冒頭だけ書くとこんなん


ハルヒ「アンタら付き合ってるの?」

キョン「いや別に?」

朝倉 「付き合ってないわよ?」

ハルヒ「そうよね」

朝倉 「おかしな涼宮さん。で、キョン君今日も来る?」

キョン「ああ、そうだな。お邪魔するとしようか」

朝倉 「よかった。じゃあ晩御飯作って待ってるわね」

キョン「おう、いつも悪いな」

ハルヒ「アンタら付き合ってんでしょ!!」バンッ

朝倉 「付き合ってないわよ?」

キョン「付き合ってないぞ?」



朝倉がキョンを呼び出す前、長門の宇宙人告白後くらいの頃をまったり書きたいと思ってます。

動画できたらね…

ああ、このスレじゃなくて新作としてやろうかなと。

動画でっちあげました。
俺はフライング投稿はしても締め切りは死守するぞぉおおおおおジョジョオオオオオ。


というわけで新作を書こうかな。
スレ立てたら誘導了解しました。
お付き合いいただき誠にありがとうございます。
そろそろ新しい朝キョンしたいなぁ・・・無自覚天然夫婦にツンハルヒがやきもきする感じの話を書きたいなぁ・・・と思いまして。


あ、でもこっちもまったり続けていくつもりです。

涼宮ハルヒの憂鬱 ソード・ワールド2.0で確実に引っかかるとおもいます。
あと、まだエンコード中ですがきっと今日中に上がるはず・・・!

ハルヒ「あんた達付き合ってるわけ?」
息抜き新作
朝キョンです。

鶴屋さんは独特な喋り方するから苦手だけれど考えておきます。

待っていてくださってありがとうございます。
異動とか引継ぎとか色々あって最近書き込めていなかったのですが少し余裕が出てきたのでゆっくり再開します。
ただまあやっぱり原作トレースになるので、過度な期待はしないでください。

12月某日

風呂

\カッポーン/

朝倉 「あ~」

キョン「かゆいところはありませんかーってな」ワシャワシャワシャ

朝倉 「ありませーん」

キョン「じゃあ流すぞー」

朝倉 「はあい」

シャアアアアアアアアアアアアア

キョン「そういえば、シャンプーってヒンズー語で『押す』って意味だったらしいぞ」ワシャワシャ

朝倉 「あら、意外な語源ね」

キョン「ああ。押す、からマッサージするに意味が変わってさらにお湯と薬草を用いた頭皮マッサージを指すようになったらしい」ワシャワシャ

朝倉 「マッサージかぁ。確かに凄く気持ちいいものねぇ」

キョン「他人にやってもらうシャンプーって気持ち良いよな」ワシャワシャ

朝倉 「極楽だわ~」

キョン「後で俺もやってくれよ」

朝倉 「ええ、もちろん」

朝キョン部屋

キョン「トリートメントするぞー」

朝倉 「お願いしまーす」

シュッシュッ

ペタペタサラサラ


キョン「髪長いと大変だなぁ」

朝倉 「最近はキョン君が手伝ってくれるから幸せ」ニコニコ

キョン「正直この髪は触ってって気持ちいい」サラサラ

朝倉 「女の命ですから」フンス



ブォオオォォォォォォ

朝倉 「んあ~」

キョン「気の抜けた声出しやがって」

朝倉 「だって心地良いんだものー」

ねます

12月30日

ハルヒ「出発!」

鶴屋 「やっぽーっ」

古泉 「現場は今のところ絶好の天気だそうですよ」

朝比奈「雪の上を滑るんでるすよね?」

長門 「………」

妹  「わぁい!」

キョン「大所帯になったなぁ…」

朝倉 「まだいるんでしょう?」

古泉 「ええ。これにまだ新川、森、田丸兄弟が加わります」

キョン「本当にあの人たち普段何やってるんだ?」

古泉 「いずれも僕の知り合いで小劇団の役者さんたちです……ってところでどうでしょうか」

朝倉 「役者って…森さんナースだったわよね?」

古泉 「役者ですから」

キョン「なんにでもなれるってか?」

電車内


朝倉 「ゴキブリポーカー…?」

古泉 「ええ。通ってるボードゲーム屋では人気らしいです」

キョン「なるほど。心理戦系のゲームか」

ハルヒ「でもゴキブリってどうなのよ」

朝比奈「あんまり気持ちわるい絵じゃありませんからましですねー」

古泉 「一度試しにやってみましょう」

妹  「おー!!」

電車内


キョン「ほい、これゴキブリな」

古泉 「…本当ですか?」

キョン「さあなぁ?」

古泉 「…」

朝倉 「罰ゲームなんだったっけ?」

ハルヒ「えっとねぇ、『語尾に「ぴょん」をつける』ね」ガサゴソ

キョン「古泉、己の殻を破るのも一興だと思うぞ?」

古泉 「いえいえ、僕は今の自分で充分ですよ」

妹  「まだかにゃあ?」

鶴屋 「はっはっはっ古泉君さっさと腹をくくるにょろ!」

朝比奈「あ、あのう…この罰ゲームっていつまで続くんですか?」

ハルヒ「みくるちゃん、ちゃんと赤ちゃん口調で言いなおし」

朝比奈「うぅ……いちゅまでこのばちゅゲームはちゅぢゅくんでしゅか?」

ハルヒ「もちろん電車を降りるまでよ!」

キョン「ほら、古泉どっちなんだ?」

古泉 「…。それでは、これは、ゴキブリでは……………ない」ペラッ








キョン「残念だったな」

古泉 「嘘だぴょん…」

問・鶴屋さんは蛇の罰ゲーム中か否か

>>608
鶴屋さんは普段からにょろにょろ言います。

酒が入った状態でゴキポ&敗者はバツゲームやると盛り上がります。

書き溜めてはいるのですが、気に入らなくて書いては消し、書いては消しを繰り返しています。

他の朝キョンは湧いて出るんですけどねぇ…。

お待たせしてすみません。

じゃあまた息抜きに違う朝キョン書かせてもらいますねん

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月14日 (金) 00:18:23   ID: fY8Qfwyf

うほっ良い朝倉

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