女商人「息子と旅に出る」息子「れっつごー!」 (33)


女商人「ねえ、あなたも大きくなったし、世界でも回ってみる?」

息子「…世界?お母さんと?」

女商人「いろんな国、いろんな町、あなたに見せてあげたいもん」

息子「ぼ、僕、初めてだからだいじょうぶかなぁ…」

女商人「だいじょーぶだいじょーぶ!世界をまたに駆ける商人様が一緒だぞ〜」

息子「う〜ん、じゃあ行く!お母さんと一緒うっれっしいな〜」

女商人「よし!それでこそ我が息子だねー。そうと決まれば、早速……」ドタバタ


息子「お母さん……はりきってるなぁ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367996903

久しぶりにSSを書いてみたくなりました。
かなりなゆっくりペースになると思いますが、お付き合いくださいm(_ _)m

女商人4作目です(しつこい)

2012/12〜2013/2くらいまでドラクエ3の
女商人を主人公にしたSSをここで書いてた者です。

久々に書いてみたくなって、なんとなく書きはじめてみました。

1作目はドラクエ3のストーリーも拝借してましたが、
それ以降は世界観などを借りてますがオリジナルストーリーで書いてます。

では少しずつ書いていきます。

まさかのおかえりなさい
次世代なのか…

数日前

《商人の町 公園》

息子「ねえねえお母さん」

女商人「ん?どうしたの?ブランコはもういいの?」

息子「うん。飽きちゃった。それよりさ、この前、司書ちゃんが言ってたんだけど」

女商人「この前って図書館に行った時?」

息子「そうそう。司書ちゃんがお母さん達と旅をしてた時の話をしてくれたんだ」

女商人「そうなの?懐かしいなぁ〜。あの子があなたにそんな話をね」

息子「なんかご本で読むおとぎ話より楽しそうだったよ!」ワクワク

女商人「(そっか…あれから5年以上経つんだよね。この子を産んで必死で忘れてた…)」

息子「…お母さん?」グイグイ

女商人「え!あ、ああゴメンゴメン」

息子「お母さんからも旅のお話を聞きたいな、いいでしょ?ね?」

女商人「(…長くなるわね、そうなると。どうしよ?)」


息子「ねえねえお母さ〜ん、お願い!」

女商人「はいはい、わかったよ。じゃあお家に帰ってから夜ね」

息子「ほんと?やったぁ!」

女商人「た・だ・し」

息子「?」

女商人「晩ご飯、好き嫌いしないでちゃんと食べたら、ね?」

息子「え〜、そんなぁ…」

女商人「ちなみに今日のおかずはピーマンの肉詰めだぞ〜、へっへっへ」ニタァ

息子「ぴ、ぴーまん…一番僕が嫌いなやつだぁ……ど、どうしよう」

女商人「見事、完食できたご褒美にはお母さん達の楽しい楽しい旅のお話でーす」

息子「ううう、がんばらなきゃ。」グッ

女商人「(お、この子の好き嫌いを直すまたとないチャンスね、ふふ)」

女商人「さてと、そろそろ帰ろっか!晩ご飯の支度支度〜」

息子「…きょ、今日こそピーマンをた、食べるぞ」ブツブツ


女商人は自身が作った町、ホープバークにて暮らしていた。

勇者失踪事件のあと、同じホープバークで宿屋を営む青年と結婚した。

次の年には元気な男の子が産まれ、育児に大忙しになり、自分の店も休んでいた。

それから6年、息子はすくすくと育ち、わんぱく盛りになった。
店を再び再開させようか、夫と相談するようになっていた。

女商人27歳、息子6歳、この親子の話がはじまります。

作者です。

初めて読む人はなんじゃこれ?状態ですね、すみません。

もし前作以前を読んでくれてた人も、インターバルありすぎて内容覚えてないですね、これ。

自己満足なので少しずつ書いていきます。今日はここまでです。

とりあえずジャンルは冒険モノを目指します。

いつの間にか完結してたのか
スレタイでお前さんだとティンときたよ

待ってた!
ガンバって。。

タイトル見てまさかと思ったらやっぱりお前だったのか

>>4 >>9 >>10 >>11
前の時よりはペース遅くなると思いますが
よろしくお願いします。

続きものなら過去スレ貼れよ

>>13
貼っておきますー

第1作

第2作

第3作(番外編)

今日は忙しくて、書けませんでした・・・
基本、書くときはこの時間帯になります。
土日あたりはけっこう書けると思うんだけど。

最近このSSがほのぼのしてていいなぁと思って
また書いてみようという気が起きました(笑)

僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」
僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364867556/)


≪その夜 商人の家≫

息子「す〜す〜」

息子はベッドで寝息を立てている。


青年「寝たかい?」

商人「うん。今日は特に疲れたみたい。ベッドに横になったらすぐだったよ」

青年「あの子も大きくなってそういう事がわかるようになったんだね」

商人「早いよねー、もう6歳なんだもん。産まれた時がつい最近だったように感じるもの」

青年「ほんと早いもんさ。6年なんてあっという間」

商人「私がみんなと旅をしていたのがそんなに前の事なんてね…」

青年「世界を救った賢者様だったんだもんね、君は。懐かしいな〜」

商人「…みんな元気にしてるかな」

青年「さっきあの子に旅の話をしている時の君の顔、楽しそうだったよ」

商人「いろいろあったけど今思えば楽しかったよ。息子も真剣に聞いてくれたし」

青年「目をまんまるに広げて聞いてたね。よほど嬉しかったんじゃない?」

商人「ふふふ、まあフィクションじゃなくてノンフィクションだしねぇ」


商人「そうそう、あなたに相談があるの。いいかな?」

青年「ん?相談。どうしたの、あらたまってさ」

商人「あの子も大きくなってきたし、そろそろお店を再開させようか、って話してたじゃない?」

青年「あ、そうだね。そろそろいいんじゃないかな。やっぱり君も根っからの商売人だからね」

青年「お店再開させたくて仕方ないんじゃない?」

商人「う、うん。そうなんだけど。…その前にさ、ちょこっと旅を、ね?」

青年「へ?た、旅?」

商人「ほら、ずっと育児ばっかりしてたから体がなまってるんだ私」

商人「それじゃあお店再開してからキツイと思うんだよね。体をほぐす意味でもさ」

青年「ふうん、別にいいよ。でも……」

商人「んで息子も一緒に連れていくよ」

青年「えええっ!あの子も一緒に?」

商人「そう」

青年「どうして、また?息子まで」

商人「………」


商人「あの子に私が今まで経験してきたいろんな事、行った場所、見せてあげたいんだ」

商人「私達の旅の話を目を輝かせてあ〜んなに真剣に聞いてくれて嬉しかった」

商人「だったら話だけじゃなくて、直に体験してもらった方があの子も喜ぶかな、と思って」

青年「…たしかにすごいいい経験になりそうだね。僕も行きたいもん」

商人「えへへ、でしょ?あの子に私の経験した事を伝えたいんだ」

商人「お店再開させちゃえば時間ないでしょ?だからいいタイミングかな、と思って」

商人「…勝手でごめんね。賛成してくれるあなた?」


商人の夫である青年は、商人の願い出に少し考えるそぶりをしたがすぐに顔を向けた


青年「いいさ。二人で思うがまま行ってきなよ。…ただ約束してほしい事がある」

商人「なに?どんなこと?」

青年「君はあの子の母親だ。何があってもあの子を守ってあげてくれよ」

商人「うん!わかった。私が全力で守るから心配しないで。」

青年「もうひとつ。君は僕の奥さんだ。毎日君の事を想ってる。危ない真似はしちゃだめだ」

商人「ふふふ。心配性なんだから〜大丈夫よ、これでもそこそこやるんだから、ね?」

商人「…でも…嬉しいよ、ありがとう。私もあなたの事想ってるから」

青年「うむ、よろしい!では行ってよし!!」ビシッ

商人「うん。ありがとう!!」グッ


≪翌日 ホープバーク商店街≫


商人と息子は近所の商店街にいろいろと買い物に来ていた。
商人は両手に買い物袋を提げていた。

商人「さて、買い物を終わったね。」

息子「お母さんいろいろ買ったね〜そんなにどうするの?」

商人「これはね、近々必要になるんだよ」

息子「ふう〜ん、僕の服も買ってくれたし、何だろう?」


商人「…ねえ、あのさ、あなたも大きくなったし、世界でも回ってみる?」

息子「…世界?お母さんと?」

商人「そ。いろんな国、いろんな町、あなたに見せてあげたいもん」

息子「ぼ、僕、初めてだからだいじょうぶかなぁ…」

商人「だいじょーぶだいじょーぶ!世界をまたに駆ける商人様が一緒だぞ〜」

息子「う〜ん、じゃあ行く!お母さんと一緒うっれっしいな〜」

商人「よし!それでこそ我が息子だねー。そうと決まれば、早速家に帰って旅支度よ!」ドタバタ


息子「お母さん……はりきってるなぁ、えへへ。僕もワクワクしてきちゃったよ」ワクワク

商人「お〜い、早く家に帰るよ〜!じゃないと置いてっちゃうぞ〜!」

息子「あ〜〜〜!お母さん待ってよ〜!すぐ行く〜!」タッタッタ

このくらいのペースで書いていくことにします。
毎度のことながら、その場その場でストーリーを作るのは難しいけど楽しいな


《翌日早朝 商人の家》

青年「よーし!忘れ物はないかな二人とも」

息子「だいじょうぶだよ。なんども確かめたから。ね?お母さん」

商人「うん。今回の旅ならこんなものかな。あと必要な物は現地で調達するよ」

青年「…ふむ。まあそれにしても軽装備だね。大丈夫かい?」

商人「えへへ〜、私も小さい頃にはこのくらいの装備で武闘家と旅に出てたからね」

商人「あと私は商人だよ、もしもの時にはなんとかしてみせるよ」

息子「うわぁ〜お母さんかっこいい〜」

青年「ま、それもそうだね」

商人「んじゃ、行ってくるね。」

すみません。
今回は書き始めたはいいものの勢いだけだったせいか続きが書けません。
仕事が忙しくなりモチベーションが上がらずですし。また出直します。

何かいいネタがないものか……なんとか自分の中で女商人の話を完結させたいんですが。

>>25
ふむ、期待していたんだがしょうがないな
モチベーションが上がったらまた書いてくれ
のんびり待っているよ

>>26
期待させてしまってすみません。


ううん、何か こういうストーリー が読みたいとかあれば膨らませて書けると思うんですけど。自分じゃなかなか思い付かないんですよねぇ…

勇者・魔王SS雑談スレでなにやら面白そうな企画が立ち上がってますね〜。
ここで推薦されるようなSS書いてみたいもんです。

ガンバ(`・ω・)b
まあ、過去の登場人物に会いに行くのも定番だよね
ラーミア再登場とかも見たい
男賢者のその後とか

>>29
ありがとうございます。そういう定番モノも書くのも読むのも
楽しそうですよね。ラーミアも実際にゲーム内でも出番少ないからなぁ
また出してあげたいな。


ふと1作目や2作目を自分で読み返してみましたが、そこそこ書けてるかな、と。
なにかしら彼女らの活躍を無駄にはしたくないので改めて書けたら、と思います。

さてそろそろここをHTML化してもらおうかな。

ちょっといいアイデアが浮かんだ。これでなにか書けそうかも。よし。

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