ID:lOZh+R4XP
郁乃(ふふふ、ついに完成したで……雀力を爆揚げする秘薬が!)
郁乃(代償として持続性性喚起症候群になってしまうっちゅうシロモンやけど、それを差し置いても有り余る効果が得られる)
郁乃(早速>>10につかってみよか)
× 爆揚げ
○ 爆上げ
安価↓
まんちゃん
爆弾娘がついに性欲爆発してしまうのか
郁乃「なぁ漫ちゃ~ん」
漫「うわっ……なんですかその気持ち悪い喋り方」
郁乃「え~、せっかくいい話持ってきてあげたのに、その反応はひどいんとちゃうん?」
漫「過去の経緯を考えれば当然の反応やと思いますけど」
郁乃「そんなこと言ってると、後悔することになるかもしれへんよ~?」
漫「……まぁ話だけなら」
郁乃「なぁ漫ちゃん……力が欲しいんとちゃう?」
漫「……はい?」
郁乃「だから、麻雀強くなりとうない?」
漫「そりゃ、なれるものならなりたいですけど……」
郁乃「ふふふ、せやろ~? そんな漫ちゃんにいい話があるんやで?」
漫「はぁ」
郁乃「じゃ~ん、いくのん印の特製栄養ドリ 漫「遠慮させていただきます」
郁乃「え~!?」
漫「明らかにヤバイモンやないですか、前科持ちは嫌ですから」
郁乃「そんなんとちゃうから! 微塵も違法な成分は入ってないから!」
漫「信用できません」
郁乃「漫ちゃん冷たいなぁ……」
漫「自己防衛です、失礼します」
郁乃「……末原ちゃん」ボソッ
漫「…………はい?」
郁乃「なぁ、漫ちゃんが部活での成績がイマイチなのに、レギュラーに抜擢された理由知っとる?」
漫「知りません、けど」
郁乃「実はなぁ、末原ちゃんがどうしてもって言うから、漫ちゃんはレギュラーに入れたんやで?」
漫「な!?」
郁乃「そのために結構方々を回ってなぁ、『上重さんは絶対に結果を残してくれます』って」
漫「そんな……」
郁乃「それだけ漫ちゃんに期待しとる末原ちゃんのために、ちょっとくらい危険を冒してでもいい結果を残したいとは思わんの~?」
漫「……別に、末原先輩が勝手にやったことやないですか、私には関係ありません」
郁乃「ふ~ん、そうなんか……」
郁乃「じゃあ、もし漫ちゃんがダメだった時に、末原ちゃんがどんなふうに責任を取らされるか、ってのもどうでもいいんやね」
漫「は!?」
郁乃「ウチは伝統重視やから、OGの力が強いってことは知ってると思うけど」
郁乃「無理な選抜で無様な結果しか出せなかったって知られたら……末原ちゃんもただじゃ済まんやろなぁ~」
漫「…………」
郁乃「まぁ、それでも漫ちゃんが絶対に結果を残せる言うんやったら、話はもう」
漫「待ってください」
郁乃「ん?」
漫「飲みます、その栄養ドリンク」
郁乃「え~? 危険なモンが入ってるかもしれへんよ~?」
漫「早くください!」
郁乃( 計 画 通 り )
郁乃「仕方ないなぁ……はい、どうぞ?」
漫「…………」カチ キュ
漫「ん……」ゴクゴク
漫「はっ……これで、麻雀が強くなるんですよね?」
郁乃「間違いないで~」
漫「……失礼します」
郁乃「明日から頑張ってや~」
郁乃(ふふ……楽しみやなぁ)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
漫(とりあえず明日の部活で結果がわかるはず)
漫(それにしても……末原先輩がまさか……)
漫(はぁ……もう寝よ)ゴソ
ビク
漫「んっ!?」
漫(な……今のは……)
漫(……つかれてるんやろか、早く寝んと、んんっ!?)ビビクン
漫「なっ……えっ?」ハァハァ
漫(そんな、一体…………あ!)ビクン
漫「だ、代行っ……あふっ!」ビクン
漫(ヤバイヤバイヤバイ! こんな……こんなふうにイ、イってまうなんて……)
漫(お、おかしくなってまう! あっ)ビクン
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
漫「…………」ゲッソリ
漫(結局イきすぎて気絶する感じに……)
漫(通学途中だけで10回はイってもうたし……これ放課後までもつんやろか)
絹恵「あ、上重さん、この間借りたDVD」ポン
漫「ひっ!? んあぁあ!」ビビクン
絹恵「ぅえ!?」
漫「あ…………」ハーハー
ザワザワ ザワザワ
絹恵「だ、大丈夫?」
漫「あ、うん……ごめん」ハァハァ
絹恵「保健室、ついていくで?」
漫「いや、本当に……ん……」
絹恵「ちょ、やっぱり今すぐ連れてくから……」ガシッ
漫「っ~~~~!!」ビビクン
絹恵「ちょ!? 上重さん!?」
漫「お、お願いやから……ちょっとほうっておいて……ほんまゴメンな」
絹恵「う、うん……」
漫(代行おおおおおおおおお!! 覚えときいいいいい!! あっ!)ビクン
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
漫(代行は……まだ来とらんみたいやな)
漫(見つけたらこの状態の解除方法を聞き出さんと……うっ)ビクン
漫(なんとか怪しまれないようなイきかたを会得することができたおかげで、大事にはならんかったのは良かったけど)
漫「はぁ……」
A「あ、上重さん、こっち空いてるで?」
漫(……せやった、この薬、名目上は雀力を上げるっていうもんやった)
漫(とりあえず試してみよ、効果があるとは思えんけど)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
漫(おぅ……配牌イーシャンテン)
漫(しかもこれ、ツモで跳満……あ、聴牌や)
漫(どないしよ……まだ2順目やし、リーチかけてもええかな)
漫「リーチ」
漫(さて、これでどうなるか……あ?)
佐天「完結しててもつまんない奴も多いんだね……」
初春「本文がよくても、後書きや合いの手で興醒めするのもですね」
初春「糞スレが伸びてる理由もわかりませんし」
初春「百番煎じのSSは、書いてる奴も読んでる奴も何考えてるんですかねえ」
初春「独自性出せないなら創作やるんじゃないっつーの」
初春「臭過ぎて鼻が曲がるわ」
佐天「初春?」
漫「つ、ツモ」
A「うわぁ……3順目で一発ツモ……」
B「親倍……キッツ」
漫「あはは……今日はツイとるみたいですね」
漫(まぁ確かに運は良かったけど……これだけじゃ……んんっ!)ビクン
C「上重さん?」
漫「いや、なんでもないで……」ハァハァ
漫「じゃ、次行きましょう」
漫(8巡目で聴牌、待ちは両面、9索は生牌……)
漫(でも、なんやろこれ……ダメな気がする)
漫(ちょっと無理がある……でも形を変えたほうがええような気が)
漫(ええい、ままよ!)
漫「ロン!」
B「あちゃぁ……やっちゃった」
A「えっと、なんかその前の形の方が良かったんちゃう?」
B「あー、でも私9索暗刻で持ってたからなぁ」
C「6索は私が2枚持ってて場に2枚……」
A「うわぁ、今日の上重さんホンマにノってるんやねぇ」
漫「いやいや、マグレですよマグレ」
漫(とは言ったものの……)
由子「今日の漫ちゃん、すごいのよー」
洋榎「なんや、久しぶりに大爆発したんか」
漫「はは……そうみたいです」
漫(1位3回に2位1回……ここまで調子がいいんは久しぶり……)
漫(代行の薬の効果……とは思いたくないんやけど、流石にこれは……)
恭子「漫ちゃん、やるやないか」ポン
漫「っ!?」ビクン
恭子「えぇ!?」
漫「あっ……ひっ……」ガクガク
洋榎「ちょ……おい漫?」
絹恵「あ、お姉ちゃん……なんかあんまり触らんほうがええみたい」
洋榎「は? なんやそれ」
郁乃「あら~、なんか漫ちゃんが大変なことになってるみたいやね~」
末原「代行……」
漫「だっ……いこうっ!」
郁乃「ちょっとごめんな~、漫ちゃんと二人でお話があるんや」
漫「ぐっ……んんっ!」ビクン
由子「ちょ、代行!」
恭子「今の漫ちゃんを無理に動かさんといてください!」
漫「だっ、大丈夫ですから……」
恭子「漫ちゃん……」
郁乃「そういうことやから、ちょっと部活抜けてくるわ~」
絹恵「上重さん……」
郁乃「どうやった~? いくのん印の特製ドリンクは?」
漫「ええ……嫌になるほど効いてますよ」
郁乃「まぁ効果は1日ちょっとで切れるから、明日の朝には元通りになってると思うわ~」
漫「ほんまですか? はぁ……良かった……」
郁乃「ん~?」
漫「てっきりずっとこのままなのかと……ふぅ……んっ」ビクン
郁乃「気持ちよくなるのも、慣れてきたみたいやね」
漫「くっ……これのせいでどれだけ大変な思いを……」
郁乃「気持ちよくなれる上に麻雀強くなれるなんて、最高やん?」
漫「あんたって人は……うっ……」ビクン
郁乃「薬のストックはまだあるから~、欲しくなったらいつでも声かけてや~」
漫「もう二度とお世話になりませんから、心配せんといてください」
郁乃「そぉ? まぁええけど」
漫(いくら麻雀が強くなっても、犠牲にするもんがデカすぎるわ……)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
~インハイ2回戦終了後~
恭子(2連続プラマイ0――! それでいて1位抜け……!!)カタカタ
漫(先輩……)
漫(私が先鋒戦で稼げていればっ……)
郁乃「末原ちゃん、あの子より強くなりたい?」
恭子「……強く?」
漫「!?」
漫(ま、まさかっ!)
漫「ダメです末原先輩っ!」
恭子「す、漫ちゃん?」
郁乃「え~、今末原ちゃんとお話してるんやけど」
漫「ダメです! アレを先輩に飲ませるんは!」
由子「アレ?」
洋榎「なんや、何の話してるんや?」
郁乃「そんなこと言われてもなぁ、末原ちゃんが強くなりたいって言うんやったら」
漫「ダメなものはダメです!」
恭子「漫ちゃん、話がさっぱり見えへんのやけど……」
郁乃「でも~、準決勝は善野さんも見に来てくれるみたいやし、強くなるためにできることは全部やっておくべきとちゃうん?」
恭子「ぜ、善野監督がっ!?」
郁乃「なぁ末原ちゃん、次の戦いは負けられへんやろ~?」
恭子「そりゃ……当たり前やないですか!」
漫(くっ……あかん、末原先輩、このままやと……)
漫(アレを飲ませて……末原先輩の痴態を全国に流させる訳には……それだけはっ!)
漫(せやけど、この状況を打開するためには…………)
漫「…………大丈夫です、次の試合」
恭子「え?」
由子「どういうことなのよー?」
漫「私が……私が先鋒で削りまくって、いや、決めてきますから」
絹恵「決め……え?」
洋榎「どういうことや、漫?」
郁乃「ふぅん……ええの?」
漫「構いません」
郁乃「そっかー、じゃあ漫ちゃんはこのあとちょっと特別指導やなぁ」
恭子「ちょっと、事情説明してもらえませんか?」
郁乃「まぁこれはちょっとした企業秘密みたいなもんやからなぁ……全部終わったら教えたる」
由子「わけがわからないのよー……」
漫「末原先輩、大丈夫です、絶対に姫松を勝たせてみせますから」
恭子「漫ちゃん……何をするつもりなんや?」
漫「…………失礼します」ガチャ
郁乃「ほな、ちょっと行ってくるからな~」
バタン
恭子「漫ちゃん……」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
漫「これ、正確には飲んでからどれくらいで効果が出るんですか?」
郁乃「せやな~、だいたい4時間くらいやから、早起きして飲むのがええと思うわ~」
漫「分かりました」
郁乃「がんばってや~、カメラに写ってること忘れんようにな?」
漫「…………言われなくても」
漫(これで明日の試合、やれる……!)
漫(先輩、先輩の期待に、次こそ応えてみせます!)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
みさき『準決勝先鋒戦終了っ!』
理沙『圧倒的!』プンプン
みさき『ええ、流石名門姫松、見事な闘牌を見せてくれました』
みさき『2位の臨海との点差は実に4万点、有珠山高校は先鋒戦にして既に残り3万点を切るという状況になってしまいました』
理沙『強い!』プンプン
咏「いやぁ、姫松の先鋒がここまでやるとはねぃ」
えり「すごかったですね……まるで牌を支配してるみたいに」
咏「それはそうとさ、何かこう、姫松の娘の表情、アレじゃなかった?」
えり「…………はい」
咏「顔真っ赤にしちゃってさぁ、たまにビクって震えてて……」
えり「……///」
咏「誰かにロータ 「わああああああ! 何言ってるんですか!?」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
漫(やった……やったで……んっ!)ビクン
漫(こ、これだけリードしておけば……大将戦前に決まるってことも)ハァハァ
漫(そうすれば清澄のと先輩が戦うこともなく……先輩が代行の甘言に乗せられることも……)ハァハァ
ガチャ
漫「ただいま戻りました……」
洋榎「漫! やるやないか!」
絹恵「有言実行やね、上重さん!」
漫「はは……」
恭子「漫ちゃん」
漫「先輩……」
恭子「その、ずっと調子悪そうやったけど、大丈夫なん?」
漫「えっ、あ、はい大丈夫です」
恭子「とてもそうには見えへんのやけど……」
漫「あまりにも上手くいきすぎて、ちょっと興奮してたんです……んっ」ビク
由子「やっぱり調子悪そうなのよー」
恭子「仮眠室で休んでたほうがええよ……送って行ったる」
漫「そうですね、ちょっと仮眠室で休んできます。あ、ひとりで行けるんっ……」ビク
恭子「ほら、やっぱりキツそうやん、ちょっと漫ちゃん送っていきます」
洋榎「お、おう、気をつけてな」
漫「だ、大丈夫ですから……んあっ」ビクン
恭子「すぐそこやから、もうちょっと我慢してな?」
バタン
洋榎「…………なぁ絹」
絹恵「何?」
洋榎「漫のやつ、具合が悪いっていうよりも、こう……」
絹恵「…………うん」
由子「恭子はおかしいと思ってないのよー……」
洋榎「あー、そうみたいやな」
絹恵「どうなってるんやろ……」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
恭子「じゃあ私は控え室に戻るけど、何かあったら連絡したってな」
漫「わざわざすみません……ありがとうございます」
恭子「お礼を言うのはこっちのほうや、漫ちゃんのおかげで最高のスタートダッシュが切れたんやからな」
漫「……えへへ」
恭子「最後のインハイ……もしかしたら優勝できる……いや、絶対に優勝してみせる」
恭子「そのために……漫ちゃん、次も期待してるで?」
漫「はい、頑張ります」
恭子「とは言っても、無理は禁物やで? 優勝したのに漫ちゃんが完全にダウンしてたとかじゃ、嬉しくもなんともないし」
漫「そう、ですかね」
恭子「当たり前や」ビシッ
漫「んっ」
恭子「じゃあまたあとでな」
漫「はい」
ガチャ バタン
漫(へへ、末原先輩に期待されとる……)
漫(それだけでめっちゃ嬉しいわ……次もがんば……次?)
漫(あかん……この薬の効果って、次までもたへんの?)
ガチャ
郁乃「漫ちゃん、具合はどんな~?」
漫「代行……」
郁乃「大活躍やったね~、私も鼻が高いわ~」
漫「あの、代行……」
郁乃「あ、上手く隠せてた方やと思うよ? ただやっぱり色っぽさは隠せてなかったみたいやけど」
漫「代行、あの決勝用のドリンクって……」
郁乃「あぁ、無駄だからやめといたほうがええよ」
漫「え!?」
郁乃「流石に連続使用は負担がかかるし、何よりもあの程度の薬じゃ、あの宮永照には通用せえへん」
漫「そ、そんな! 困ります! んあっ!」ビクン
郁乃「ほら、今もイきすぎて大変なんやろ? 次は大人しく生き残ることだけ考えて、他を利用して打ってたほうがええと思うで~」
漫「でもそれじゃあ……姫松はっ」
郁乃「せやから、末原ちゃんにアレをやな」
漫「ダメですってば! それだけはやめてください!」
郁乃「…………ひとつだけ、方法があるんやけど」
漫「え?」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
~決勝戦先鋒~
玄(うぅ、ドラが来るようにはなったけど……このままじゃ準決勝の二の舞に)ジワッ
優希(チャンピオンも手ごわいけど……それと同じくらい危険なのが……)
照(姫松……まさかここまでできるなんて)
漫「んっ……ふっ……」プルプル
玄(それにしても、姫松の人……)
照(体の動きがさっきからなんだか……)
優希(エロいのだじぇ)
漫「原液?」
郁乃「せやね、それを直接飲めば今までとは比べ物にならん効果が得られるんやで~」
漫「それがあれば、チャンピオンに……」
郁乃「まぁ、少なくともボロ負けってことにはならないやろなぁ」
漫「…………でも、原液ってことは」
郁乃「ソッチの効果も相当なもの、ってことやね」
漫「…………」
郁乃「まぁやめておいたほうがええと思うよ? もしかしたら中毒症状が現れるかもしれへんし」
漫「……飲みます」
郁乃「……」
漫「原液、ください」
漫「私は……末原先輩の期待に応えたいんです!」
漫(牌を……手に取るだけで……)ビクン
漫(服が擦れるだけでっ……ん)ビクン
漫(呼吸で空気が気道をなぞるだけで……イくっ!)ビビクン
漫(でも……これだけやっても……今の私じゃ)
照「ロン」
玄「ひゃ!」
漫(チャンピオンと拮抗できても、完全に止めることはできひん……!)
ビー
漫(前半戦、終わりか……ダメや、立ったらそれだけで再起不能になりそうや)
漫(このままやと、思ったよりも芳しくない結果に終わってまう)
漫(やっぱり……使うしかないんか)
漫(この、即効性のヤツを……)ゴクリ
――無理は禁物やで?
漫(先輩……すみません)パキュ
漫「ロン! 3900!」
照「……はい」
漫「うっ……ふぅっ!!」ビビクン
玄「あ、あの……」
漫「大丈夫やっ……だからほっといてっ……ひっ」ビクン
照「…………」チャラ
優希(もうこれヤバイじぇ)
玄(こっちまで匂いがただよってくるよ……)
照(ここはインハイ決勝戦……本人が大丈夫だという限り、なるべくその意思を尊重するべき……とは思うけど)
優希(感じまくってるみたいだから退場させてください、なんてとても言えないじぇ)
玄(どうしてこうなったんだろう)
漫(先輩っ……先輩っ!)
漫「これでっ……ふぁ! お、わりです!」
漫「ツ、モ!」バシーン
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
郁乃「んっ……そういえば、末原ちゃん……もう善野ちゃんになるんか……結婚式出席確認の手紙が来てたで~」
漫「んっ……ふっ……」ピチャピチャ
郁乃「どうする~、って今聞いてもわからんね~」
漫「はっ……あっ……」ビビクン
郁乃「ほらほら、もっと気合入れて……ふぅぁ……そうそう、あっ」ビク
漫「赤阪さんっ……ドリンク……ドリンクくださいぃ……」
郁乃「私のことイかせられたら、っていったやん、もうちょっと頑張ってや~」
漫「んっ……はいぃ……はぁ」ピチャピチャ
郁乃(まさかここまでの中毒症状が出るとはなぁ……)
郁乃(フられたモン同士、堕ちるところまで一緒に落ちていこうなぁ、漫ちゃん?)
おわり
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