忍「儂のドーナツが無い!!」(58)
阿良々木「どうした忍……朝っぱらから」
忍「無い!無いのじゃ!!」
阿良々木「何が無いんだ」
忍「ドーナツじゃ!昨日、お前様が買ってくれたドーナツが無いのじゃ!」
阿良々木「ああ……確か、そこの棚の上に──あれ、無いな」
忍「じゃろう!?まさかお前様、食べてしまったのか?儂に買ったドーナツを食べてしまったのか!?」
阿良々木「僕はそこまでひどい奴じゃねえよ」
幼女を拉致監禁強姦するのは?
/>>1\
|/-O-O-ヽ| /キモヲタ\
| . : )'e'( : . | |/-O-O-ヽ|
ヽ____ノ | . : )'e'( : . | /アニオタ\
f´ ,.} ヽ____ノ |/-O-O-ヽ|
,ム ィ´_}._.小. / .` `ヽ .| . : )'e'( : . |
Y.ゝ‐´ |. ∨ーfト. __ . 、 廴}| ヽ____ノ 今でしょ!!
:| ヽ ゚ .ノ!゙1 /:| ト._リ ,。-" ~ヽ
.弋._ノ`{: | 弋リ f、 。 | / }
}、.ノ ! ` 、_ .ノ! | {_ .-、 f: メ.
{. リ ‘. :|'__ノ l / 三! . ノ|´ l
弋_) マ リ マ ア~  ̄ !、 ‘.
{ ー'| 〉r‐' l! マ 〉
}: { i | o ハ `´
{ ヘ | } 、 ノ !
 ̄ l `::ァγ´ :
忍「じゃあ誰が食ったというのじゃ!まさかお前様の妹御か!」
阿良々木「いや、さすがに人のドーナツを勝手に食ったりしねーよ」
忍「じゃあ誰が!」
阿良々木「知るか!」
忍「もう犯人はお前様でいいから、早く新しいドーナツを買ってくるのじゃ」
阿良々木「僕でいいからって何だよ、大体、お前が寝ぼけて食べちゃったんじゃないのか?」
忍「いや、儂が寝ぼけてもお前様の影からは出られないから不可能じゃ」
阿良々木「うーん……わかんないな」
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\ ヽ /
わ た し で す
\ _,, ---一 ー- ,,,_
ー ミ三ミ三ミ三ミミ ヽ_,
-==三ミ彡三ミミ ,,=-== ==、 iミ=-、_
_,,ンミミ三ミ三ミミ] -彡-一 ー-、 r一 ーミ、|ミミ三ミ=-' --
__ _, -==彡ミ彡ミミミ| ン| ,=て)> (|ー| ,て)>、 ||三ミ彡==-'
_ ,彡彡三ミ三ミミレ'~ .|. ' | ヽ ` |ミ三彡三=- = 二
(_彡三ミ彡ミミミ' ヽ、 ノ \__ノiミ彡ミ三=ー
ー-=二三ンーミミミ `ー /(_r-、r-_) .|彡ミ三=-、
)(_ミ彡ミ| i' ヽヽミ | : : : __ : :__: :i .|彡ミ三=-、 --
と彡ミ彡ミヽヽ<ヽミミ |: ン=-ニ-ヽ、 .|彡ミ三==-
彡ミ彡ミミヽ ) ` 、 .' <=ェェェェェン | |彡ン=-= --
-‐ -==彡三ミ `ーヽ : : : : : :i: : `ー--一'' : : ノミ三==''
'' 三ミ=三三ミ|ヾ、: : : : :ヽ: : : : : : : : :_ノ:./三=-'
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忍「では会議をしようではないか、まずいくつかの可能性を挙げる」
阿良々木「じゃあ……その1、僕が食べた(寝ぼけて)」
忍「ありえん話ではないのう」
阿良々木「その2、忍が寝ぼけて食べた」
忍「それは不可能に近い」
阿良々木「その3、月火ちゃん、または火憐ちゃんが食べた」
忍「これもありうるのう、一番可能性が高いのではないか?」
阿良々木「じゃあとりあえず3つくらいでいいか、会議スタートだ」
忍「まずその1じゃな」
阿良々木「これは無いと思うな、僕は寝てる時までドーナツを食べようと思うほど好きじゃない」
忍「受験勉強とやらで脳が疲れたから、無意識に糖分を欲したのではないか?」
阿良々木「ふむ……そういうのもあるのか」
忍「しかし……あの箱を見る限り、寝ぼけて開けたとは思えんな」
阿良々木「どういう事だ?」
忍「寝ぼけて開けたにしては綺麗過ぎると言っているのじゃ。きっちり閉める所までしとる」
阿良々木「言われてみればそうだな」
忍「この可能性はナシじゃな」
阿良々木「じゃあその2か」
忍「まずお前様の影から出られん時点で不可能だと思うんじゃが…」
阿良々木「いや、そうとも言えんぞ」
忍「なぜじゃ」
阿良々木「もし、僕が勉強中に寝ていたならどうする?あの机の位置なら、ドーナツの箱くらいは取れるぞ」
忍「じゃが、ちゃんとベッドで寝ていたであろう」
阿良々木「月火ちゃんか火憐ちゃんが運んでくれたのかもしれない」
忍「机の上は勉強中だったと思えないほど綺麗じゃが」
阿良々木「月火ちゃんか火憐ちゃんが……」
忍「どんだけ信頼してるんじゃ」
阿良々木「じゃあなんだ、その3で、僕の妹達が食べてしまったとでも言うのか」
忍「それしか残っていないじゃろう」
阿良々木「待ってくれ忍、そもそも2人とも、僕がいない時に勝手に部屋にあがったりしない」
忍「なぜそう言い切れる?気付いていない間に侵入されていたかもしれんぞ」
阿良々木「なんとなくわかるんだよ、なんかこう、匂いっていうか」
忍「気持ち悪っ」
阿良々木「いや、僕からではない匂いがするっていうか…」
忍「だから気持ち悪っ、まさか妹の匂いまで把握しているのか…?」
阿良々木「いや、そういうのじゃねえよ」
忍「これも無し、か…」
阿良々木「じゃあ結局誰なんだろうな」
忍「じゃあ泥棒か何かか?」
阿良々木「わざわざ僕の部屋のものだけ盗んでいく泥棒なんていないだろ」
忍「いるじゃろう」
阿良々木「誰だよ」
忍「あのツンデレ女じゃ」
阿良々木「………ちょっとやりそうだな」
忍「じゃろう?」
阿良々木「いや、戦場ヶ原はそんなやつじゃないと信じている」
忍「ほー…」
阿良々木「まあいいや、わかった所でドーナツが帰ってくるわけでもないし」
忍「なんだか悔しいが、確かにそうじゃな」
阿良々木「さて、ドーナツ買いに行くか?」
忍「マジで!?行く行く!」
阿良々木「いきなりテンション高いなお前…」
忍「早く行こうぞ、お前様!」
阿良々木「はいはい…」
後日談。
羽川と電話。
阿良々木「──という訳なんだが羽川、結局犯人は誰なんだろうな?」
羽川「うーん、確定、ってわけじゃないけど」
阿良々木「もしかしてわかったのか」
羽川「阿良々木君は、阿良々木君と、忍ちゃんと、月火ちゃんと、火憐ちゃん、の選択肢を作ったんだよね?」
阿良々木「そうだな」
羽川「もう、大事な人を見落としてるよ」
阿良々木「大事な人?戦場ヶ原の事か?」
羽川「そういう意味じゃなくて……」
羽川「よーく考えてごらん、もうひとり…ふたりかな?いるでしょ」
阿良々木「ひとり……ふたり?」
羽川「わからないかなぁ、じゃあ、タネ明かし」
阿良々木「頼む、わからん」
羽川「阿良々木君の家には、まだ人がいるでしょ?」
阿良々木「………………………あっ」
羽川「やっとわかってくれた?」
阿良々木「両親か」
羽川「そういうこと」
阿良々木「なるほどな……完全に見落としていた」
羽川「まあ、綺麗に閉じられていたって所をみると、お母さんの方だと思うけど」
阿良々木「そうだな、多分そうだ」
羽川「あ、そうそう、丁度阿良々木君のお母さんから伝言預かってたんだ」
阿良々木「伝言?」
羽川「うん、仕事行ってくるから、阿良々木君に言っておいて、って」
阿良々木「ふむ…で、伝言って、内容は?」
羽川「えっと」
羽川「『ドーナツ食べちゃってごめんね。新しいの買ってきて、冷蔵庫の中に入れておきました。』って」
おしまい
おつ
で第二話はよ
>>21
グッドタイミングだ、短編集にしようか迷ってた
次
戦場ヶ原「阿良々木君、あの子ってまだいるの?」
阿良々木「あの子?」
戦場ヶ原「ほら、なんて言ったかしら……蝸牛の子よ」
阿良々木「ああ、八九寺か」
戦場ヶ原「そう、その子。綱手さん家跡へ送っていったあと、成仏でもしたのかしら?」
阿良々木「いや、普通にそのへん歩いてるぞ」
戦場ヶ原「あらそうなの、じゃあ時々阿良々木君が虚空に向かって格闘しているのはその子がいるからなのかしら」
阿良々木「見てたのか」
戦場ヶ原「24時間バッチリと」
阿良々木「怖っ!」
戦場ヶ原「あれって何をしているの?まさかセクハラでも?」
阿良々木「ま、まさかまさか、僕がそんなことをするとでも思うのか?」
戦場ヶ原「思うわね、このロリコンはやりかねないわ」
阿良々木「誰がロリコンだ」
戦場ヶ原「えっ、違うの!?」
阿良々木「違えよ!」
戦場ヶ原「てっきり私と付き合っているのも、ロリコンだという事実を世間から隠す為かと…」
阿良々木「そんな訳ないだろ!ちゃんと大好きだよ!」
戦場ヶ原「あ、あら、そう……こ、この話はもういいわ」
戦場ヶ原「正直、その八九寺って子がどんな子なのかわからないわ」
阿良々木「ああそうか、お前には見えてないもんな」
戦場ヶ原「阿良々木君や羽川さんには、見えるし、聞こえるし、ちゃんとそこに在る」
戦場ヶ原「でも私は、見えないし、聞こえないし、そこに無いのよ」
阿良々木「怪異ってそんなもんだしな」
戦場ヶ原「じゃあ例えば阿良々木君、阿良々木君が私の立場だったらどう思う?」
阿良々木「うーん……そりゃ、見てみたいし、聞いてみたいな」
戦場ヶ原「でしょう?私も今、同じ気持ちなのよ」
阿良々木「そう言われてもな、こればっかりはどうしようもない」
戦場ヶ原「あ」
阿良々木「ん?」
戦場ヶ原「そうよ、何も実物を見る必要は無いのよ」
阿良々木「どういう事だ?僕に似顔絵でも書けと?」
戦場ヶ原「期待してないから遠慮しておくわ」
阿良々木「いや、確かに上手いとはいえないけど、もう少し言い方ってもんが……」
戦場ヶ原「ねえ、阿良々木君の影にいる……忍ちゃん?確か、なんでも作れたわよね?」
阿良々木「ああ、まあ、そうだが」
戦場ヶ原「その子に、八九寺ちゃんのフィギュアを作ってもらえばいいのよ」
阿良々木「ふむ」
戦場ヶ原「名案でしょう?」
阿良々木「そうだな、一番手っとり早いと思う」
戦場ヶ原「じゃあ早速作ってもらいたいのだけれど」
阿良々木「ちょっと待っててくれ」
阿良々木「忍」
影「………」
阿良々木「おーい、忍ー?」
影「………………」
阿良々木「……ドーナツか……ちょっと財布がピンチなんだよな…」
戦場ヶ原「ドーナツ?よくわからないけど、ドーナツ程度なら買ってあげるわよ?」
阿良々木「おお、助か「ぱないの!」
忍「で、用はなんじゃ?蝸牛の娘の模型を作るんじゃな?全部聞こえておったわい、かかっ」
阿良々木「そんなドヤ顔で言われても……いや、その通りだけど」
忍「じゃあ早速作る、が、お前様の影から出す事は出来んぞ。この場で見て、記憶してもらう」
戦場ヶ原「構わないわ、作ってちょうだい」
忍「ほれ」
戦場ヶ原「ふむ、これが八九寺ちゃんね」
阿良々木「割とじっくり見るんだな」
戦場ヶ原「記憶してるのよ」
阿良々木「そうか」
忍「ふわーぁ……じゃあ、儂は寝るから、見終わったらそれは影にでも投げといてくれ……」
戦場ヶ原「わかったわ」
阿良々木「ありがとな、忍」
忍「礼には及ばん、あとドーナツ、約束じゃからな」
戦場ヶ原「ふぅーん…結構可愛らしい子じゃない」
阿良々木「だろ?」
戦場ヶ原「この巨大なリュックには何が入っているの?」
阿良々木「詳しくは知らんが……そこまで重大なものでもないらしいぞ」
戦場ヶ原「へぇ……」
阿良々木「口調は基本敬語で、僕の名前をよく噛む」
戦場ヶ原「声は?」
阿良々木「声を言葉で表現するのって難しくないか」
戦場ヶ原「まあ、そこは脳内で適当に補間しておくわ」
戦場ヶ原「ところで」
阿良々木「ん?」
戦場ヶ原「どうしてパンツまで忠実に再現されているのかしら?」
阿良々木「…………………………………………さ、さぁ?」
戦場ヶ原「長い沈黙の末に出た台詞がそれね」
阿良々木「し、忍が影から勝手にのぞいてたんじゃないかなー………」
忍「あるじ様の記憶を基に作った」
阿良々木「し、忍!寝てなかったのか!」
忍「うるさくて寝れんわい」
戦場ヶ原「………阿良々木君?記憶ってどういう事かしら?」
阿良々木「あ、いや、これはだな……」
戦場ヶ原「最早言い逃れはできないわ、ちょっと私の家に来なさい」
阿良々木「え、あ、ちょっと……」
戦場ヶ原「大丈夫よ、痛いのはずっとだけだから」
阿良々木「ずっとなの!?」
戦場ヶ原「いいから来なさい」
阿良々木「え、ちょ、まって、痛い痛い!アホ毛を引っ張らないで!」
忍「自業自得じゃな」
阿良々木「助けてのぶえも~ん!!」
おしまい
途中からID変わってた
次
神原「阿良々木先輩!私とランニングをしないか?」
阿良々木「ランニングだと?ふざけるな、マラソンの間違いだろう」
神原「いや大丈夫だ、阿良々木先輩のペースに合わせて走ろう」
阿良々木「なら別にいいけど……」
神原「本当か!?やったあ!阿良々木先輩とランニング、ランニング♪」
阿良々木「何がそんなに嬉しいんだ……」
神原「阿良々木先輩の汗、息遣いが間近で見られるんだぞ!」
阿良々木「この変態め…」
神原「褒めるならもっと褒めてくれていいんだぞ、阿良々木先輩」
阿良々木「うるせえよドM」
神原「では早速始めようではないか!」
阿良々木「ああ、ちょっと待ってくれ、この格好だと走りにくいから、一旦家で着替えてくる」
神原「安心してくれ、こんな事もあろうかと、既に阿良々木先輩用の服は用意してある!」
阿良々木「うわぁ……ありがとうきもちわるい」
神原「では早速着替えてくれ、大丈夫だ、事前に私が着てなどいない」
阿良々木「お前が言うとガチかもしれないから怖いんだよ……」
神原「ガチだぞ」
阿良々木「ガチかよ!」
神原「冗談だ」
阿良々木「ふう…着替え終わったぞ」
神原「服はそのへんに置いておいていい、後で洗濯しておく」
阿良々木「ああ、サンキューな」
神原「じゃあ今度こそ始めよう、スタートはすぐそこだ」
阿良々木「家の前か」
神原「ランニング程度ならばいつもは10km程度を走っているが」
阿良々木「さすがに僕はそこまでは無理だな……せめて3kmくらいにしてくれ」
神原「わかった、適当にコースを変えてみよう」
そしてランニング開始。
神原「阿良々木先輩、もう少し背筋を伸ばした方がいい、疲れが早く溜まるぞ」
阿良々木「おお、そうか」
神原「私はほぼ毎日ランニングなどをしているが……阿良々木先輩にはそういった日課はないのか?」
阿良々木「僕には無いな」
神原「では運動で無くとも、毎日欠かさずしている事などは?」
阿良々木「んー………特に無い」
神原「日課というのはいいものだぞ、ランニングなんかは、毎日少しずつだが成長していくのがわかって楽しい」
阿良々木「そういうもんなのか」
神原「しかし阿良々木先輩、なかなかいい走りではないか」
阿良々木「そうか?」
神原「うむ。やはり吸血鬼の後遺症で筋肉質なのが影響しているのだろうか?」
阿良々木「あー、そうかもしれないな」
神原「ちなみに本物の吸血鬼だった時はどんな感じだったのだ?」
阿良々木「うーん………なんだろう、あらゆる性能が怪物レベルだった」
神原「ほう、つまり筋力などもか」
阿良々木「砲丸投げの球ですら投げる時に軽くて、野球部が使うローラーが片手で持てた」
神原「それはすごいな」
阿良々木「まあでも、正直もう体験したくないな」
神原「なぜだ?日光さえ避ければいいのだろう?」
阿良々木「吸血鬼になったお陰で春休みに地獄を見た」
神原「ああ………深くには触れないが、何か色々大変な事があったのだな」
阿良々木「大変な事に遭ったな」
神原「今はその後遺症で筋肉質なのと、新陳代謝が高い……だったか?」
阿良々木「そうだな、基本そんな感じだ」
神原「基本?」
阿良々木「忍に血を少し多めに吸わせると、わずかだけど吸血鬼の力を取り戻せるんだ」
神原「ああ……猿の手の時のように、か」
阿良々木「そうだ」
神原「吸わせすぎるとどうなってしまうのだ?」
阿良々木「まあ…普通に忍が全盛期に戻るだけだな」
神原「ふむ」
阿良々木「……っていうか……」
神原「む?」
阿良々木「久々にランニングとかしたけど、割とキツいな」
神原「日ごろから運動はこまめにしておくものだぞ」
阿良々木「そうだな……今、改めて実感してるよ…」
神原「あと1kmほどだと思うが…大丈夫か?阿良々木先輩」
阿良々木「はぁ、はぁ……多分……」
神原「あまり無理はしないでくれ、限界を感じたら言ってくれればいい」
阿良々木「そ、そうする……はぁっ、はぁ……」
神原「…………」
阿良々木「ふぅ、ふっ、ふっ、ふっ………」
神原「……………………」
阿良々木「………?」
神原「汗がイイ、な」
阿良々木「この変態が!!」
神原「はいゴール、阿良々木先輩、少し待っててくれ、飲み物を取ってくる」
阿良々木「ああ、ありがたい……はぁ、はぁ、はぁ……これ、意外とキツいなぁ……」
阿良々木「こんなのを10km分も毎日やってるのか、神原は……ちょっと見直したな…」
神原「お待たせした!」
阿良々木「ああ、助かる……んくっ、んくっ……」
神原「どうだ?久々のランニングの感想は」
阿良々木「ああ、疲れたけど……なんか、良い汗かいたって気分だな…」
神原「そうだろうそうだろう!」
阿良々木「また気が向いたら一緒にやろうな」
神原「!! も、もちろん!」
阿良々木「じゃ、僕はこの辺で帰らせてもらう」
神原「うむ、ではまたな、阿良々木先輩」
阿良々木「またなー」
神原「………あ」
阿良々木「ん?」
神原「ランニング前に来ていた服は洗濯して、後日返すから心配しなくていいぞ」
阿良々木「おお、助かる」
神原「では」
阿良々木「じゃーな」
阿良々木「………あいつ」
阿良々木「ずっと僕の筋肉見てたんだけど…………」
おしまい
もう眠いわ寝る
見てくれてありがとう
言い忘れた
物語シリーズ セカンドシーズンアニメ化決定おめでとう!!
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