代行:ID:1SvMC63z0
お、立ってた。書いていきます
阿笠「うむ。流石元太君のじゃ。少し噛むとコテコテなんじゃが後味はスッと香ばしい。うな重の味が染みとるんじゃな」モグモグ
コナン「確かにな。意外とご飯と合うかもな。おい灰原、白米持って来い!」
灰原「あ、あなた達何をやってるの!?」
阿笠「え?元太君の脂肪を食べてるんじゃが・・・哀君も食べたいのかの?」
コナン「光彦のじゃないからガッカリしてんじゃねーのか?意外とグルメなんだな灰原」
灰原「んなわけないでしょう!」
ちょっとだけ支援。
コナン「まあそうムキになんなよ灰原!もうすぐ光彦のもたくさん来るからよ」
阿笠「そうじゃよ。それにここにあるのは既に10日ほど熟成したやつばかりじゃ。哀君みたいな女性は生で刺身にして食べるとよいぞ!」
灰原「さっきから何を頭のおかしいことを言っているの!?に、人間の脂肪を食べるなんて・・・」
元太「博士ー!頼まれたもの届けに来たぜー!」
歩美「えへへ私も来ちゃったー!」
灰原「え?小嶋君、それは・・・」
元太「よし待ってろコナン、博士、歩美!今からちゃちゃっと捌くからな!」スッ
光彦「ムググ・・・なんですか元太君離して下さいよ!もうアレは嫌です!」ジタバタ
元太「つべこべいうな!慣れれば気持ちいいし痩せられるぜ!」
光彦「やめて下さいー!これ以上は死にますー!」
元太「うっせえなあ!ホラ!」スッ
光彦「ウッ・・・・・・・・キュー」ガクッ
光彦は炭酸ガスの入った袋をかぶせられ気絶させられた
元太「それじゃあ始めるぜ!」
元太「よーし・・・」サク
コナン「おお!」
阿笠「流石元太君!腕を挙げたな!」
元太は光彦の腹に包丁を入れ脂肪を切り出していく。
元太「ふう、今日は少なめだったな、じゃあ次は俺な」ザク
歩美「元太くーん、歩美久しぶりに脂肪肝食べたーい」
元太「ああいいぜ!そろそろ再生した頃だろうからな!」
阿笠「あ、ずるいぞ歩美ちゃん!元太君のフォアグラはワシの好物なんじゃよ!」
コナン「半分にすりゃいいじゃねえか!いや、俺も食うし3等分だな」
こうして切り出しの工程を終え調理が始まった。
元太「よーしいいぞ!」ジュー
歩美「なんで光彦君と元太君の脂肪焼いてるの?歩美お刺身の方が好きなんだけどなー」
阿笠「いやいや。元太君のことじゃ。何か新しい料理を考え付いたのかも」
元太「よし、後は・・・」スッ
コナン「ん?元太のやつ何かを取り出したぞ」
元太「そいや!」ジャバー
コナン「お、調味料か!?今のは見たことないぞ!どんな料理が出てくるんだ!」
灰原「・・・・・・・・・あががががががが何なの?何なの?」
元太「よし、調理完了!待たせたなみんな!」
コナン「ああ、待ってたぜ!俺腹減っちまったよ!」
元太「まずは前菜のスープだ。ゆっくり味わってくれよ」ゴト
コナン「ほお・・・冷製スープかな?」
阿笠「なんとも優しい匂いじゃな・・・色も真珠みたいじゃ」
歩美「元太君、これはなあに?」
元太「ああ、光彦の脂肪を切り出すときに採取したリンパ液だ。名づけて『光彦のリンパ液ビシソワーズ』だ」
コナン「どれどれ・・・・・・」ズーッ
コナン「お!?いいなこれ!意外と喉ごしスッキリだ!」
阿笠「リンパ液は普通は脂肪以上に脂ぎっていて飲みにくいはずなんじゃがこれはよいぞ!すいすい飲める!」ズズズ
歩美「わーい歩美これだーい好き!」
元太「飲みやすくしたコツは光彦の血液さ!アイツの血はコレステロールが少ないからいい感じに脂を中和したんだ。しかも滋養強壮のオマケつきだぜ」
コナン「入っている具は光彦のソバカスか。コンソメみたいな味だけどほんのり甘みがあって上品だ」
元太「わかるかコナン?ソバカスがこのスープの味を一層引き締めるんだ」
元太「さて、次はメインディッシュに移らせてもらうぜ!」ゴト
コナン「ん?これは・・・」
阿笠「さっきの元太君と光彦君の脂肪を焼いたものじゃな。ただの焼肉にしか見えんが・・・」
歩美「これ何回も食べたよ元太くーん」
元太「まあまあ、騙されたと思って食ってみろって!」
歩美「うん、頂きまーす」パク
歩美「・・・・・・んん!な、何これ!すごい!」
コナン「お、おおお!本当だ!」
阿笠「何じゃこれは!脂肪を焼いただけなのにしっかりとした歯ごたえと肉汁があふれ出してくるぞ!」
元太「秘密は三つあるぜ!当ててみな!」
コナン「この歯ごたえ・・・本当に脂肪か?あ、まさかこれは光彦の腹筋じゃないのか!」
元太「よくわかったな!脂肪をとるついでに取り出したのさ!あいつは脂肪が少ないからよく一緒に剥ぎ取ってしまうんだけど逆に利用したんだ!」
阿笠「なるほど・・・・・・あ!光彦君の脂肪は溶けて風味が残るのみになっとるぞ!」
元太「博士正解!光彦の脂肪は低温でゆっくり溶かしてソースにしたんだ。これが光彦の腹筋と俺の脂肪とマッチして味を引き立てるんだぜ!」
歩美「すご~い!確かに元太君の脂肪の香ばしさが増してる気がする・・・」
元太「けどソースの原料はそれだけじゃないぜ!」
コナン「三つ目の秘密か・・・このソースも旨いんだよな。さっきのスープにも引けをとらない」チュルチュル
阿笠「そうじゃ、この絶妙な塩味・・・塩味!?」
阿笠「まさかこれは鼻水か!?僅かに粘りが残っとるぞ!」
元太「ドンピシャだ博士!ソースの原料は光彦の脂肪と鼻水だ!」
元太「元々この二つの素材には弱点があるんだ。光彦の脂肪は溶けやすくサラサラとしてて味に深みがない。一方で鼻水はネバネバしていて味がしつこい」
コナン「この二つをブレンドしてお互いの弱点を克服したんだな!すげえな元太!」
元太「ああ、ブレンドの割合の研究は苦労したぜ。おかげで何日徹夜しちまったか」
歩美「ねえねえどれぐらいの割合で混ぜるの?」
元太「悪いな、企業秘密だ。個人的にこの『光彦の腹筋フィレと元太の脂肪ステーキ鼻水脂ソース和え』は最高傑作の一つなんでね」
元太「よし、まだまだ行くぞ!お待ちかねの俺のフォアグラだ!」ゴト
コナン「へへ・・・いいぞ!これを待ってた!」
阿笠「ん?フォアグラの他にも2種類の刺身があるようじゃが」
元太「ああ。どっちかというとそっちの方を味わって欲しいんだ」
歩美「えーと脂肪のお刺身と・・・なんか赤いの?」
元太「ああ。できればフォアグラ→脂肪→赤いヤツの順で食べて欲しい。楽しみは最後にとってくれよな」
阿笠「フォアグラが一番楽しみなんじゃがな・・・」
コナン「あああ!やっぱ最高だな元太のフォアグラは!」ムシャムシャ
歩美「ああ~ん!食べると残りがなくなっちゃう~!」ムシャムシャ
阿笠「全くじゃ!流石にこのほのかに香る野生的な風味とレバーのような深みと僅かに甘みの残る後味に敵うものもないじゃろて!」ガツガツ
元太「だけどそれは反面これ以上手を加える余地がねえってことなんだ。料理人にとっちゃそれはくやしくてな。他の二つも全く劣らないぜ」
阿笠「そうか・・・とはいえこれ以上の珍味はないはずじゃがのう」
歩美「まあいいじゃない!他の料理もきっとおいしいよ!」
コナン「信じてるぜ元太・・・お前の味に対する探究心を!」
歩美「この脂肪のお刺身・・・少し焼いてあるじゃない!」
元太「ああ、俺と光彦の脂肪だ。まあ食べてみてくれ」
歩美「生が好きなんだけどなあ・・・」パク
歩美「・・・・・・えっ!お、おいしい!」
コナン「ほ、本当だ!」
阿笠「これは・・・生や熟成させたやつより旨いぞい!」
元太「刺身の中身を見てみな!」
阿笠「ん?おお!この焼き方はミディアムレアじゃ!」
コナン「そうか、わかったぞ!骨付きの肉を焼いてから脂肪を切り取ったんだな!」
元太「その通り!骨付きで焼くと骨から旨みのついた汁が染み出すんだ。焼き過ぎると外に染み出すから見極めが肝心だけどな。そこから脂肪を切り取ったわけだ!」
歩美「いいわあ~!生よりおいちい!おいちいわ~ん!」
元太「あ痛てて・・・」
コナン「大丈夫か?」
元太「ああ。骨付き肉は肋骨から切り出したからな。まだちょっと痛むぜ。そんなことよりさあ、三つ目をぜひ食べてくれ!」
阿笠「せかさんでも食べるよ!どれどれ」パク
歩美「あーん」パク
コナン「赤い棒状の肉に白いソースがかかってる・・・何なんだこれ」パク
コナン「へえ・・・変わった味だ」
阿笠「このソースは少し苦味があるが・・・肉の自然な塩味とマッチしててよいな。ニガリみたいな感じで好きじゃよ」
歩美「ホントー!肉も弾力があって満足な触感!」
元太「塩は一切使ってないぜ!全部肉自身とソースの旨みだ」
阿笠「しかし、驚きはちょっと薄いかもしれんのう・・・決して他の2つと遜色ないのじゃが」
元太「ふふふ・・・博士。そろそろ魔法が始まるぜ」
阿笠「ん、どういうことじゃ?」
阿笠「お・・・おおおおふぉおおおおおなんじゃこれはああああああああ」ビクビク
コナン「な、何だ!博士の様子がおかしいぞ!」
歩美「怖い!」
阿笠「ひゃああああああああか、体が湧き上がるうううううううううううう」ゴゴゴゴゴ
コナン「元太!毒なんか入れてないよな!?」
元太「いいから博士、どんな感じだ?」
阿笠「ハア・・・ハア・・・お、おおおお!し、信じられん・・・」
コナン「何が・・・うお!」
歩美「きゃああ・・・すごい!」
阿笠「ワシの息子が・・・インポで長年勃たなかったワシの息子が・・・天に向かってそびえたっておる!」ビビーン
元太「博士、その刺身が何か教えてやるぜ。光彦のチンコだ」
阿笠「チ、チンコお!?」
コナン「そ、そんな高級品を食っちまったのか!」
歩美「やだ!もっと味わっとけばよかった!」
阿笠「まさかソースは精液かの?」
元太「当たりだ!苦労したぜ?光彦のチンコが生え変わるまで結構時間が掛かるからな。うまい具合に熟成時間が調整できなきゃ失敗作になってたかもな」
コナン「なるほど、あの自然な塩味は熟成の成果か・・・」
阿笠「それにしても、なぜチンコを食べてワシのインポが治ったんじゃ?」
元太「医食同源ってやつだよ。病気の部分と同じ肉を食べて治療するんだ。加えて精液にはホルモンの分泌を正常に戻す効果があるんだぜ!本来精液の苦味はきついんだが光彦の精液は脂肪を切除した影響で苦さが薄まったんだ」
阿笠「おお!光彦君のじゃったから為せた味なのか!ありがとう、元太君!すっかり股間が元気になっちまったわい!」
元太「へへへ・・・いつも博士には世話になってるからな!これぐらい何でもねえよ!」
灰原「・・・・・・」
阿笠「あーいくーん」ユサユサ
灰原「な、何博士・・・私、気絶してたの?」
阿笠「久しぶりにワシとせんか?久しぶりじゃからたまってるんじゃよ~!」ビンビン
灰原「きゃああああ!!!何する気!」
阿笠「ホレホレよいではないかよいではないか!」ズプズプパンパン
灰原「いやあああああああああああああああああああ」
元太「よかったな博士」
歩美「うん」
コナン「料理は人を幸せにする。元太の心の料理は素晴らしいって気づけたな」
光彦「あ・・・ぼく・・・し・・・あわ・・・せ」ガクッ
終わり
佐天「完結しててもつまんない奴も多いんだね……」
初春「本文がよくても、後書きや合いの手で興醒めするのもですね」
初春「糞スレが伸びてる理由もわかりませんし」
初春「百番煎じのSSは、書いてる奴も読んでる奴も何考えてるんですかねえ」
初春「独自性出せないなら創作やるんじゃないっつーの」
初春「臭過ぎて鼻が曲がるわ」
佐天「初春?」
皆さんが毎日何気なく食べている料理
一度ゆっくり一口一口味わって食べてみましょう
何か小さな幸せが見つけられるかもしれませんよ
料理を作る人、材料を育てる人、材料を運ぶ人
いろんな人たちのおかげで私達は生きています
毎日おいしい食事が食べられることに感謝
いただきます ごちそうさま
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