モバP「奏のキスのせいで事務所の雰囲気がヤバい」(64)

凛「…………………………」ピキピキ

まゆ「…………………………」ニコニコ

美嘉「…………………………」イライラ

奏「…………………………」(どこ吹く風)

P「…………………………」ガタガタ

P(ど、どうしてこうなった……)

凛「あのさ、私達が訊きたいのは1つだけなんだけどさ」

まゆ「奏ちゃんがプロデューサーさんとキスしてた、って話をまゆ達聞いたんだけど、説明してくれないかしらぁ……?」

美嘉「てゆーか、こっち向きなよ」

奏「はぁ……別にいいじゃないキスくらい。前から私、事あるごとにそういうこと言ってたでしょ?」

凛「あれはもうそういう範疇じゃなかったでしょ!」

まゆ「まゆは実際には見てませんけど、すっごく深かったとか……」

美嘉「は、ハレンチだよ、そういうの!」

奏「美嘉が怒ってるのって、そういう理由じゃないんじゃないの?」

美嘉「な、なっ!」カァーーーッ

P「ま、まあ落ち着いて、奏も煽るな」

~前日~

奏「お疲れ、プロデューサー。今日も遅いのね」

P「あれ、どうしたんだ奏。忘れ物か?」

奏「ん、まあそんなトコ。あれ、何その写真。すごく綺麗な衣装だけど」

P「これか? ふっふっふ、実はこれな、奏の新しい衣装のサンプル写真なんだ」

奏「えっ? わ、私の!?」

http://i.imgur.com/OKbY403.jpg
http://i.imgur.com/N4iXYFv.jpg
http://i.imgur.com/UnWaho5.jpg
速水奏(17)

P「ああそうだ。綺麗な色だろ? まあまだ現物があるわけじゃないが、気に入ってもらえたかな」

奏「うん、すっごく素敵……着るの楽しみだな……」

P「そっか。そりゃ良かった」

奏「……ありがとう、プロデューサー。こんな衣装来てステージで歌って踊れるなんて、ちょっと前までは想像もしてなかった。あなたに出会えたおかげだわ」

P「お、おいおい、どうしたんだ突然。それを言うなら、俺の方が感謝したいくらいだよ」

P「それに、ここまで上り詰めたのは、奏自身の努力の賜物だよ。俺は手伝っただけだ」

奏「ううん、プロデューサーがいなかったら、絶対にここまで来れなかった……確かに、私も頑張ったけどね」

P「ああ、自信持っていいぞ」

奏「うふふ、じゃあ……ご褒美、もらってもいいのかしら?」

P「ん? 何か欲しい物とかあるのか?」

http://i.imgur.com/sOoAyap.jpg
http://i.imgur.com/7081dBN.jpg
渋谷凛(15)

http://i.imgur.com/7z97POE.jpg
http://i.imgur.com/ldksB0S.jpg
佐久間まゆ(16)

http://i.imgur.com/aRO9KjW.jpg
http://i.imgur.com/m0ou3kG.jpg
城ヶ崎美嘉(17)

奏「ええ、前から欲しい欲しいと思ってたものがひとつあるの」

P「言ってみ。あんまり高いものは無理だが、俺の財布が保つ範囲でならいいぞ」

奏「お金はかからないわ。今すぐにでもできるわよ」スッ

P「えっ? ちょ、顔近……!」

奏「ねえ、私へのご褒美に……キス、してほしいな」

P「待て待て待て待てちょっと待て。ヤバいから、俺プロデューサーだから、クビになっちゃうから」

奏「今事務所にいるの、プロデューサーと私だけだよ?」

P「それある意味もっとヤバいから! 」

奏「えー、お金かからないなら何でもくれるって言ったじゃない」

P「何でもとは言ってない!」

奏「ふーん……ねえ、プロデューサーが私にキスしたらヤバいんだよね?」

P「ああそうだ。超ヤバい」

奏「じゃあ……私からプロデューサーにキスすれば無問題ってことね?」

P「バッ……そういう問題じゃ……むぐっ!?」

奏「んっ……ちゅぷっ、くちゅっ……んふっ」

P「ッ!? ッッッ!?」

奏「はぁっ……んんっ……ぢゅぷ、んうっ」

P「~~~~~~~~~~~~ッ!!」

奏「ちゅく、ちゅうううっ、ぷはぁっ……うふふ、ごちそうさま」ペロッ

P「なんっ、おまっ、お前っ……」クラクラ

奏「どうしたの、顔真っ赤だよ?」クスクス

P「あのな、いくら何でも限度ってもんが……」

ガタンッ!

P「え……?」

凛「…………………………忘れ物取りにきたんだけど、何かすごいことしてるね?」ゴゴゴゴゴ

P「り、凛さん……?」

奏「……あらら、見つかっちゃった」

―――

凛「プロデューサーも、キスを止めようと思えば止められたんじゃないの? あんな風に突っ立ってないでさ」イライラ

まゆ「あらあら、もしかしてプロデューサーさん、受け入れてたんですか?」ニコォ

P「ちょっ、違うぞ! いきなりでびっくりしただけで……」

美嘉「ふんっ、どうだかねー。奏の色気に当てられてたんじゃないの?」ムッスー

P「そ、そんなわけないだろう! 俺はプロデューサーであってだな……」

奏「プロデューサー、私、あんまり魅力ないかな……?」ウルウル

P「違う! そういう意味じゃない! ややこしくするようなこと言うな!」

P「まああれだ、反省しなきゃダメだぞ奏。みんなも真面目にアイドルやってるんだからな」

奏「はぁーい……って、ん?」

凛「……え?」

まゆ「……あらぁ?」

美嘉「……へ?」

P「ん? え?」

凛「一つ聞きたいんだけどさプロデューサー……何で私達が怒ってるか、分かってる?」

P「あ、ああもちろんだ」

P「アイドルなのに男にキスなんてする奏の意識の低さに怒ってるんだろ?」

凛「…………………………はぁ」

まゆ「…………………………あらあら」

美嘉「…………………………うわぁ」

奏「…………………………やれやれ」

P「え? え?」

凛「寝ボケたこと言ってるプロデューサーは放っておいて、質問に答えてよ奏。どういうつもりだったの?」

奏「言ったでしょ。ご褒美もらおうとしただけよ」

まゆ「答えになってないわよぉ。プロデューサーさんはまゆのものなんだから、勝手なことされるとまゆ、困っちゃうなあ」

美嘉「まゆの言ってることは一旦置いておくとして、奏、はっきり答えてもらえるかな?」

奏「…………………………」

奏「…………………………羨ましかったのよ」

凛「えっ?」

奏「みんながプロデューサーとすごく仲良くしてるから、羨ましかったのよ」

まゆ「どういうことですかぁ?」

奏「みんなだって……プロデューサーにすごくアプローチしてるじゃない!」

奏「まゆはいつも押しかけ女房みたいなことしてるし!」

まゆ「に、女房?」ポーーーッ

奏「美嘉はプロデューサーを自分の部屋に連れ込むし!」

美嘉「つ、連れ込むって言い方やめてよ!」カァーーーッ

奏「凛なんて、バレンタインにわざわざ衣装着て頬赤らめてはにかみながら手作りチョコ渡すとか、完全に反則じゃない!」

凛「や、やめて! 詳細に説明しないで!」ボフンッ

奏「何よ、ちょっとキスしただけでそんなに怒らなくたっていいじゃない……」

凛「奏……」

奏「私だって、プロデューサーのことが……」

奏「…………………………」

P「……奏?」

奏「……何でもないわ。話はこれで終わり?」

まゆ「女房……プロデューサーさんの女房……うふ……」ポーーーーーーッ

美嘉「べ、別に私の部屋で何かあったわけじゃないし……連れ込んだとかそういうんじゃ……」ブツブツ

凛「……奏」

奏「何?」

凛「その、見境無く怒ったのはごめん、謝るよ……」

奏「別にいいわ、気にしてない」

凛「でも、プロデューサーのことは別だからね。譲らないよ」

奏「いいわ。まあ、プロデューサーのキスをもらったのは私だけどね」

凛「いいよ別に。プロデューサーと一番長くいるのは私なんだから」

奏「……うふふ」

凛「……あはは」

P「お、おーい……」

奏「何でもないわ。さ、仕事の時間まであと少しだし、行きましょ?」

P「お、おう」

P「じゃあ行ってくるから、レッスンちゃんとやれよ?」

凛「ん、わかった」

キイイ バタン

凛「……私も頑張らないとね。仕事も、それ以外も」

まゆ「……女房……いい響き……ごはんにしますかぁ、お風呂にしますかぁ、それともぉ~……ま・ゆ? うふ♪」クネクネ

美嘉「何よ……別に部屋に二人きりだからって変なことが起こるって決まった訳じゃ……大体、変なことって何よ!……もう……」ブツブツ

凛「……イメトレばっかしてないで、レッスン行くよ?」

終わり

読んでくれた方、支援してくれた方ありがとうでした。
はやみんとしぶりんと姉ヶ崎とままゆ育ててきます。
はやみんSR化おめ!

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