-たかしの部屋

妹「お兄ちゃん 起きてる？」

オレ「うわあああああ」

オレ「な…なんで起きてんの…？？」

妹「今 なに隠したの？見せて！」

オレ「こっち来んなよ！」

妹（ティッシュ…？？）

オレ「小学生はもう寝ろよ！」

妹「ふぇぇ…ごめんなさい…」

ｶﾞﾁｬ

妹（お兄ちゃん…なにしてたのかな…悪いこと…なんてしてないよね…？？）

「んっ…あん…あんっ…」

妹「お姉ちゃんの部屋から声が聞こえる！」

妹「なにしてるのかな」

妹は悪いと思ったが姉の部屋を覗いてみた

-姉の部屋

妹（お姉ちゃん…なにしてるのかな？？）
ﾄﾞｷｯﾄﾞｷｯ

姉「うおぉぉぉぉぉッ！！」
ｸﾞｸﾞｸﾞ

姉「アァァァァッ！！」

姉は100倍の重力で修行していた

妹（がんばれ がんばれ お姉ちゃん！）

姉「ハッ」

姉「克服したぞ～～～～ッ！！100倍の重力をーーーーッ！！」

妹「おめでとう！お姉ちゃん！」

姉「あ 妹ちゃん 見てたんだ」

姉「もうよい子は寝ている時間だよ…あ！」

姉「妹ちゃん…おねしょしちゃったの？？」

妹「う…うん…ごめんなさい…」

姉「いいよ お姉ちゃんが洗ってあげる」

ﾋﾟｯ

ｶﾞｶﾞｶﾞｯ…

姉「洗濯終わったら 干しておくから 今日はお姉ちゃんの布団で寝な」

妹（お姉ちゃんの布団…）
ﾄﾞｷｯﾄﾞｷｯ

姉「こういうの 幼女ちゃんによくしてるからなれてるの」

妹（…！！）

幼女ちゃんはお姉ちゃんの娘
私は幼女ちゃんが家に来てから
あまりお姉ちゃんが私にかまってくれなくなったから
幼女ちゃんに嫉妬している

姉「妹ちゃんは早く寝なさい 明日学校でしょ」

妹「う…うん！」

-姉の部屋

幼女「ｽｰｽｰ…」

妹（こいつ…）

-次の日

妹「いってきま～す」

姉「いってらっしゃい」

幼女「妹おねえちゃん…習字セットをわすれています…」

妹「あっ…ありが…」

妹「ふんっ！」

-聖ホーリー小学校

妹「おはよー」

日影「おはよう…」

この娘は日影
妹の親友

委員長「妹さん ほっぺたに食パンがついていますよ」

こいつが委員長
頭がいい

お嬢様「うふふ かわいらしいですわね 妹ちゃんは」

こいつはお嬢様
妹以外に友だちがいない

委員長「えぇ？！お姉さんの娘に嫉妬～？？」

妹「うん…おかしいかな…」

お嬢様「そんなことありませんわ！妹ちゃんはお姉様のことが大好きですから」

妹「日影ちゃんも お姉ちゃんいるけど この気持ちわかる…？？」

日影「あたし…姉上…あまり好きじゃない」

委員長「私も男兄弟しかいないからわかりません…お力になれず ごめんなさい…」

妹「き…気にしなくてもいいよ！」

お嬢様「私も…兄弟いませんわ…」

お嬢様「友だちも…」
ｳｯ

妹「な…泣かないでっ…！！」

日影「姉上がいなくても…あたしは妹のこと大好きだから…」

日影「いつでも頼って…」

妹「ありがとう日影ちゃん！私も大好きだよっ！」
ｷﾞｭｯ

-家

妹「ただいまぁ」

幼女「おかえりなさい」

妹「あれぇ？？お姉ちゃんは？？」

幼女「さっきたかしおにいちゃんと秋腹原に行きました」

妹「そう…」

妹（今夜はこいつといっしょか）

幼女「でまえでおすしをたのみました いっしょにたべよ！」

妹「はいはい」

妹「わ…すごい…とってもおいしそう！」

幼女「はい！おねえちゃん イクラ！！」

妹「え？」

幼女「マグロ サーモン イカ エビ」

妹「私の好きなものばかり…」

妹「全部くれるの？！」

幼女「はい」

妹「もしかして 私の好きなの全部 覚えててくれたの？！」

幼女「はい…サーモンはこのあいだ たかしおにいちゃんから たべられちゃったから…」

妹（この娘はお姉ちゃんの優しいところも受け継いでいたのか…）

妹（なんて優しい娘なんだ…！！私はこの娘に…）

幼女「ないてるのですか？？」

幼女「わさびからいですか？？」

妹「ううん…そうじゃないの…」

妹「おいしいね」

幼女「うん」

ｺﾝｺﾝ

幼女「だれかきましたね」

妹「誰かな」

ｶﾞﾁｬ

ロリコン「フヒヒ…ザーメン」

妹「おじさん 誰？？」

ロリコン「刃物で脅して誘拐して宅配ピザ振る舞ってやる！！」

妹「きゃっ 助けて！」