テレビ局
靖子「おっ、久。それだ、ロン!」
久「あちゃー」ガックリ
恒子「よっしゃーーーーー!最下位脱出だー!」ガッツポーズ
はやり「流石まくりの女王だね☆はやりは一位だけど」
久「プロ二人に麻雀で勝負とか私が勝てるわけないでしょ!卑怯よ!この勝負は無効!」
はやり「いいのかなー、そんな事言って☆」
恒子「この勝負はもう撮影済だから放送するけど…、清澄の部長まさかの罰ゲーム逃げ出しとかねー」
靖子「清澄の評判落ちるぞ?」-y。oO○
久「ぐぬぬ」
はやり「ちゃんとハンデも上げたからね☆私と靖子ちゃんの満貫縛りって結構キツイんだぞ」
靖子「それに本来野依プロと瑞原プロと私で対局する所を、福与アナに変えて貰ったんだぞ」
恒子「えへへへ、すこやんといつも一緒に居るせいか麻雀がプロ並みに強くなりました」
久「…福与アナが居るなら最下位はないかなって思ったのに」
スカパー恒子チャンネルの企画で罰ゲームを賭けて麻雀勝負をした久
久「はいはい、やればいいんでしょやれば!」
靖子「はははっ、私達が罰ゲームするより女子高生が罰ゲームする方が視聴者も喜ぶさ」
はやり「罰ゲームでスッピン披露とかなら、シャレにならないからねー☆」
恒子「放送禁止ですよねー」
ゴチン!
はやり「……番組出てあげないよー☆」
恒子「は、はい。ごめんなさい」プルプル
久「で、私は何をすればいいわけ?」
靖子「今、紙を引く」ゴソゴソ
罰ゲームが書かれた指令書を引く藤田プロ
はやり「これは当たりだねー☆簡単簡単」
恒子「ちぃぃぃぃぃ!まぁ、これでも数字取れるかな」
久「……」ゴクリ
恒子「罰ゲームは、竹井久が○○に抱きついて反応を伺うでしたー」
久「抱きつく?ハグ?」
靖子「そうなるな。外国じゃただの挨拶じゃないか」
はやり「物足りないならブチューと、チュチュしちゃっていいよ☆」
久「しませんよ!」
恒子「まぁ、女子高生なら抱きつくくらいよくするでしょ?」
久「いや…しませんけど…。うちの部の優希はよく抱きついて来ますよ」
はやり「先鋒の子だね☆あの子、小さくて無邪気でカワイイよね」
靖子「アイツなら…、誰に抱きついても無罪だろうな」
久「…セクハラとか言われないかしら?」
恒子「大丈夫っしょー。ドッキリプラカードも用意してあるし」
靖子「男に抱きつかれたらセクハラかもしれんが、女が抱きつくのはセーフなんじゃないか?」
久「…まぁ、罰ゲームだし、仕方ないわね。顔見知りだとやり易いけど」
恒子「さっそくいってみようー。別の場所に呼び出しております」
恒子「別番組で、ガチ麻雀対決をしてる宮永咲ちゃん!」
ババン!
モニター
健夜『じゃあ、ハンデとして私の持ち点は1000点でいいよ』
照『……』
和『流石にそれは私達を甘く見すぎなような気がしますけど…』
咲『こここここの人、怖い』ビクビク
健夜『まぁ…、何とかなると思います。みんなは25000点の3万点返しね。ルールは大会ルール』
健夜『さぁて…、何局持つかな…』ゴゴゴ
健夜『リーチ』
照(当然のようにダブリーか…)トン
和(何出しても当たるような気がします)トン
咲(どうか振り込みませんように…)トン
健夜『一発…と言いたい所だけど。カン!』
咲『!?』
健夜『嶺上開花、跳満だよ』パララララ
照『照魔鏡で何も見えなかった…』
健夜『東一局動けないって結構制約がキツイ能力だよね』
健夜『もう安全圏かな』
照『まだ勝負は始まったばっかりですよ』
和『そうです。ダブリーも嶺上開花もたまたまの偶然で…』
咲(違う…。今の嶺上開花は…、偶然じゃない…)カタカタ
・
・
・
数局後
咲『す、すいません。少しトイレに…』
健夜『はい、どうぞ』
照(不味いな…、咲が完全に弱気になってる…)
和(咲さんの持ち点が5000点を切りました…。もしや初めて点棒を全て失う所を見るのでは!?もちろん私もかなり危ないのですが)
咲「ううっ…、勝てる気がしない…と言うか早く家に帰りたいよぉ」グスン
恒子「あっいい所に宮永さん来たよー」
はやり「よしよし、ゴーゴー☆」
久「はいはい」
スッ
咲「あれ部長?部長もテレビ局に来てたんですか?」
久「えぇ、福与アナの番組でちょっとね」
咲「そうなんですか…、私は小鍛治プロと対局してます。お姉ちゃんと和ちゃんと一緒に」
久「そうなの」
咲「うっ…、うっうう…」カタカタ
久「……」
ギュッッ
咲(部長に抱きつかれた!??!??!)
久「…咲、こんなに震えて可哀想に」スリスリ
咲「あっ…あのっ!」
久「30秒だけ…、30秒だけでいいからこのままで居させて」
咲「……はい///」
久「私の力、持って行く?新子さんが言ってた。全国大会では松実さんにツキを分けて貰うために抱きついてーなんて」
咲「はい!部長の力借りますね。もっとギュってしていいですか?」
久「もちろんよ」
抱き返す咲
咲「部長…、部長…」ダキッ
久(胸の感触がまるでない。男の子と抱き合ってるみたい)
久「よし充電完了。小鍛治プロを驚かせてやりなさい」ナデナデ
咲「はい!やれる所までやってみます」
久「うん、応援してる。もちろん和もね」
タッタッタ
恒子「ドッキリだいせ…あれ?」
はやり「遅かったねー☆」
久「後で咲には説明しときます。この罰ゲーム、何だか簡単ね」
自動販売機の死角
?「……」ギリギリ
咲「遅くなってすいません」ぺっこりん
和(咲さんから部長の匂いがするような…。気のせいですよね)
健夜「なんだか顔に生気が戻ったね。後半戦も打てる?」
咲「はい、打てます。靴下脱いでもいいですか?」
健夜「どうぞ」
・
・
・
健夜「リーチ」
照(私の連続和了一本場より早いんだな…。)
健夜(カンして嶺上開花で上がろう。案外使える能力だねコレ)
健夜「カン!」
咲「……」
健夜「嶺上開…んっ!?」
咲「どうしました?」
健夜「ごめんなさい。早とちりしてしまいました。上がってません」
健夜「和了宣言してしまったのでチョンボでいいです。はい点棒」ジャラ
照「どうも」
和「…はい」
健夜「宮永さん、王牌の支配を取り戻したの?」
咲「…はい。もう二度と嶺上開花で上がらせる気はありません」ゴッ
健夜「そっか。高校生で私の第一の能力破れるんだ…、うれしいなぁ…」フフフ
チームiPSじゃないとみせかけて実はチームiPSネタ期待支援
恒子「やっぱりあまり親しくない人の方がいいよねー」
はやり「同感☆」
久「一応学校付き合いもあるし、あまり他校はやりたくないですね」
恒子「次は千里山の元エース江口セーラ」
はやり「おおっ、あのイケメン乙女系!?正直、はやりのタイプだぞ☆」
久「あまり面識ないのになぁ…、大丈夫かしら?」
M1グランプリ予選控室
セーラ「緊張して来たわ」
洋榎「ネタ大丈夫か?お前、ツッコミなんやからな。切れ味が大事やで」
セーラ「わかっとるわ!」
M1グランプリ……?
麻雀の一番を決める大会かな?(すっとぼけ)
コンコン
恒子「どうもー、恒子チャンネルです」
はやり「チャオ☆」
セーラ「うわあぁぁぁぁぁ、カメラや!」
洋榎「セーラ落ち着け。ここはいつものネタで行こう」
セーラ「せやな。慣れてるネタの方が」
恒子「申し訳ないけど漫才は違う番組でしてねー。はい、愛宕さんは外に出て」シッシッ
藤田「よしこっち来い」グイッ
はやり「せやせや☆」グイグイ
洋榎「なんやねんなーーーー」
久「あの…、私は清澄高校の竹井と申しまして…」
セーラ「もちろん知ってるで。別に敬語とか使わなくてええで。たしかタメやろ?」
久「そう、わかった。私は中学時代から貴方の事を知ってるわ。江口セーラさん」
セーラ「俺、麻雀界では有名人やからなぁ」アハハ
久「ふふっ、テレビで見てた時は男の子みたいだと思ってたけど、近くで見るとやっぱり女の子ね」
セーラ「ほーそうなんや」
久「そんなわけで…」グイ
セーラ「んっ?」
ドタン!
セーラをいきなり押し倒す久
??「ファッ!?」(白目)
シシャガデルデー
セーラ「いいい、いきなり何するんや!?」
久「色々と事情があるのよ。少しだけ大人しくしといて」
セーラ「そんなん…、俺ら初対面やし、いきなりこんな事されても///最初は手を繋ぐくらいで…」
久「手、繋いだ事ないの?これでいい?」ギュッ
自分の右手をセーラの右手に絡める久
セーラ「ちょ!ちょ!ちょ!!!何やってんねん自分!」
久「…顔に似合わずウブなのね。少し興味が出て来たわ(性的な)」
セーラ「ははははは、離れろ!離れろって」ドキドキ
ピトッ
セーラの心臓部分に耳を当てる久
久「嫌よ嫌よも好きのうち?」
セーラ「アホかあぁぁぁぁぁ!知らん美女に押し倒されたら、誰でもビビるわ!」
久「美女!?私が」パアァァァ
セーラ「悪女の間違いや」プイッ
久「誰にでもこんな事する女だと思わないでね…、実は…」
恒子「ドッキリ大成功ーーーーー!!!!」
洋榎「ひゃひゃひゃっっっwwwww何、しおらしくなってるんや!アホでー」
セーラ自殺すんでこれ
久「ねぇ、ねぇ。ドキドキした?」
はやり「江口セーラさんの新しい一面ゲットだね☆乙女モードもはやりはいいと思うぞー」
藤田「瑞原プロのチームに入ったらコスプレは必須だぞ」
セーラ「…」プルプル
洋榎「アホや、アホやで、アホアホ星人や。大阪人の癖にドッキリにボケの一つもしとらん」
恒子「ボケる余裕が無かった…って事は!?」
久「ふふん、麻雀の話でも個人的な話でも、何でも聞いてくれていいわよ。これメールアドレス」ピラッ
セーラ「うぅ…、あ、あ、あ、アホー!アホ!お前らみんな死ね!」ガーー
どうしてネキは、セーラをいじめてると見せかけて、ヒッサにガチギレしてるんですかねぇ……?
恒子「退散だーーーー」ドタドタ
久「ひゃーーーー」ドタドタ
・
・
・
セーラ「ったく」プンプン
洋榎「おい、竹井のメルアドそこのoはオーじゃなくて数字の0やで」
セーラ「あっ、そうなんや」ポチポチ
洋榎「結局、メルアド捨てへんのかい」
セーラ「し、仕返しする時に使うやろ!?」
コンコン
?「お弁当持って来ましたー」
セーラ「はいはい、ご苦労さん」
洋榎「ここの弁当は味噌汁がついてるらしいで」
?「熱いので気をつけて…ああっ!?」
パシャアアァァァ!
セーラ「熱ッッ!」
?「申し訳ありません」ペコペコ
?(今の内にメールアドレスのメモを交換します)
ファッキューミッポ
ゴソゴソ
洋榎「うちの携帯に汁飛んでないかなー」
?「すぐに点検しますね」ポチポチ
ピーーーガーーー、ボンッ!
セーラ「うわ!携帯が爆発した!?」
洋榎「なんでや!買ったばっかりやで」
?「最近、中国製品が爆発する事件も増えてますしね。ありえる事だと思います」
恒子「さて、お次は…。しまった長野勢かー」
久「ほっ…助かった」
靖子「ドッキリって言わなくてもいいんじゃないか?」
恒子「池田華菜ちゃんの池田家おかえりの収録現場に急ぎます」
池田家おかえり
ゲスト、穏乃
穏乃「あれー、竹井さんじゃないですか」
池田「なんだ?あんたもゲストなのか」
久「こんな番組もやってたのね…」
池田「池田家の素朴な日常を淡々と放送してるし。全国から米とか送られて来るから助かる」
ただの咲日和じゃないか!(白目)
番組スポンサーも久保コーチ
穏乃「今日はラーメンを作ってくれるそうなので、来ました!」
穏乃「ついでに阿知賀の宣伝も。阿知賀女子麻雀部は部員募集中です!おもちに自信のある方、ぜひ一度仮入部をとの事です」
久「…」グーグー
恒子『ごめーん。お弁当のお姉さんが弁当一つ足りなかったって』パクパク
靖子『若いし一食くらい抜いても平気だろ?』ガツガツ
はやり『池田家でご馳走になってから、ドッキリしたらいいと思うよ☆』モグモグ
?『ご飯が食べたいなら、ミッポのお料理教室って番組に行けばいいと思います』モキュモキュ
久『……』
久「あの…、私もラーメン食べたいなぁ…とか思ったり」チラッ
池田「いちいち上目使いなんかしなくていいし!材料いっぱいあるし、仕方ないから一人分追加してやるし!」
久「ホント!」ウルウル
池田「あんたに冷たくすると、あの人が阿修羅の如く怒り出すんだし!ホントは華菜ちゃん、竹井さんが苦手だし」
久「やーねー。私は池田さん好きよ?」ピトッ
池田「にゃあああああ!今、包丁使ってるから触んなし!」
?「緋奈、奈沙、城奈。私がここに隠れてる事言っちゃ駄目よ」
三姉妹「アイアイサー!」
穏乃「……」
池田「へい、おまち」
穏乃「おおっ…、ニンニクマシマシですか?」
久(高鴨さんのラーメンだけ、豚の餌なんだけど…。量多すぎ)
池田「あぁ、写真通り作ったし。ただ残したら怒るぞ?」
穏乃「絶対に残しません!」
久・穏乃「頂きます」
久「あら!おいしい」チュルチュル
穏乃「ハムッ、ハフハフ、ハフッ!!」
池田「美味しいと言って貰えたら、作ったかいがあったし」コトッ
久「お礼は体で払うからね」
ガタッ!
池田「からだぁ?いらんいらん」
久「まぁまぁ、最近美穂子に甘えた事ないでしょ?私を美穂子だと思ってね」ウィンク
池田「全然違うし!」
久「もう!いいから来なさい」グイッ
強引に池田の腕を掴んで引き寄せる久
池田「わわっ!お、おい!」パフッ
久「あららー、いきなりおもちにダイレクトアタックとは…。やるじゃない」
池田「あんたが引き寄せたんだし!もう離れ…」
久「だーめ。離してやらない」ギュウゥゥゥゥゥ
おっぱいパフパフ状態
ヒッサおっぱい盛り杉
池田「キャップに比べたらだいぶ小さいし」ツンツン
久「…池田さんに言われたくないわね」
池田「ただいい匂いがするなって思っただけ…」
久「高鴨さんが食べ終わるまで、こうしてるわね」ナデナデ
穏乃「ハムッ、ハフハフ、ハフッ!!」
?(もう駄目…、見てられない…。死にたい…)フラフラ
池田「……」ウトウト
久「……」ナデナデ
池田「…すぅすぅ」
恒子「ドッキリだーーーー」
はやり「しーーーー!」
ゴチン!
恒子「いたあぁぁぁ…、本日二回目ですよぉ」ウルウル
藤田「コイツ、口を開ければ口うるさいが寝顔はカワイイじゃないか」
久「でしょ」
藤田「知り合いにコイツの寝顔があればDVD買いそうなヤツが居るよ。撮っておこう」
恒子「はいはいー」
??「靖子ァ! いくらだ!?」
恒子「次で最後なんだけど、ハギヨシさんだったの」
久「男の人ですか!?」
はやり「男の人は逆セクハラになっちゃうよ☆」
藤田「じゃあ、この子に変えよう」
穏乃「はー、食った食った。もう動けない」ポンポン
はやり「動けないみたいだしね☆」
久「はーい」ワキワキ
穏乃「はい?」
アコチャー怒りのヒッサ腹パン
恒子チャンネル放送日
新子家
憧「ふんぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
福路家
美穂子「たとえば苦しい今日だとしても♪昨日の傷を残していても信じたい心ほどいてゆけれと~♪」ウルウル
美穂子「生まれ変わることはできないよ~だけど変わってはいけるから♪Let's stay togetherいつも~」シクシク
終わり
おつやでー
お薬の時間だしっぽい大人しさが意外やったわ
もうちょっと破天荒でもええねんで?
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