男「崖の上からエルフが降ってきた」エルフ「……」(139)

男「しかしまいったな。足を踏み外したのか? それとも自殺?」

男「すっごい綺麗な人……いやエルフだけど、服がボロボロだ」

男「でも見たところ身なりは悪くない。腰にそこそこっぽい剣も差しているし」

男「とりあえず放っておけないし連れて帰ろう」

男「よいしょ」

エルフ「……」プルン

男「わ、すげ。おっぱいが揺れたぞ今」

男「……気絶してる、よな?」

男「……」ツン

エルフ「……」フミョン

男「ふおおおっ!」

男「で、連れて帰ってきたわけだが」

エルフ「……」

男「目を覚まさないな」

男「ま、まさか死んでないよな?」

エルフ「……」スゥスゥ

男「寝息が聞こえるような聞こえないな」

男「いや、ここは確実に調べておこう、うん」

男「エルフの胸に手を当てて、動いてるか確認しないとな」

男「決して嫌らしい気持ちは無いぞ?」

男「……ごくっ」

男「……」ソーッ

クニュッ

男「お、おおおお」

エルフ「う……ん?」

男「げ」

エルフ「!? だ、誰だ!?」

男「あ、いやこれはその……」モミモミ

エルフ「お前どこを触ってる! あんっ」

男「あ、ご、ごめん!」モミモミ

エルフ「謝る、くらいなら……離せ! ああんっ」

男(反応いいな)

エルフ「聞いているのか!」チャキ

男「!? す、すいません!」

男(剣を突き出してきた!?)

エルフ「はぁっ、はぁっ!」

男(息荒い、なんかあれだけで着衣乱れて……谷間が見える)

エルフ「お前は誰だ?」

男「お、俺は男、猟師をしている」

エルフ「ここはどこだ?」

男「俺の家」

エルフ「なんで私はここにいる?」

男「君が崖の上から落ちてきたから」

エルフ「……ではお前は私を助けたのか?」

男「一応そういうことになる……のかな」

エルフ「ならなぜ人の胸を触った!?」

男「す、すいません出来心で」

エルフ「……っ、出来心だと?」

男「いや、あの、だってそこにおっぱいがあったら触るでしょう?」

エルフ「知るか!」

男「あ、そうですか」

エルフ「……最後の質問だ」

男「死にたくないです」

エルフ「……私は誰だ?」

男「はい?」

エルフ「私は誰だと聞いている」

男「言ってる意味が……ってまさか、自分のこと、何も覚えてないんですか?」

エルフ「……思い出せない……くっ!」

男「あ、ちょっと!」ダキッ

エルフ「あんっ! て、お前また!」

男「い、今のは不可抗力です!」モミッ

エルフ「あふんっ、って今のはわざとだろう!」

男「はい」

エルフ「はい、じゃない! 私は胸が弱いんだ!」

男「え?」

エルフ「え? あれ?」

男「覚えてるじゃないですか」

エルフ「いや、おかしい。本当に何も思い出せない。だが今お前に胸を触られたら、何かを思い出せそうに……」

男「なるほど」クニュッ

エルフ「いやんっ」

エルフ「や、やめっ……!」

男「何か思い出せそうだった?」

エルフ「えっ? あ、そういえば、今一瞬何かフラッシュバックしたような……」

男「ふむ」グニュッ

エルフ「あはんっ! 両手で堂々と掴むなぁ!」

男「どう?」

エルフ「……何か、頭の隅に、こう、何か出てきそうな……」

男「信じられないけど、もしかしたら胸を弄られると何か思い出せるんじゃない?」モミッモミッ キュッ

エルフ「そんなわけ……んっ、あるか……やんっ! あれ? 今何か……」

男「いけそう?」

エルフ「そんな、馬鹿な……こ、こんなみだらな真似で、思い出すなど……わたしはっ」

エルフ「わたしは……いやらしい娘だったのか……? んっ、あっ」

男「どうしてもイヤならやめるけど……?」

エルフ「会ったばかりのお前に、こんなこと頼みたくはない……しかし、私も何も思い出せないのは、困る……痛っ」

男「あ、ごめん。服の上からじゃ上手くできなくて」

エルフ「……直接なら、上手く出来るのか?」

男「ん~、たぶん、今よりは」

エルフ「わかった。脱ごう」ヌギッ

男「え、いいの……おおっ」

タプン

男(すごく……ピンクです、はぁはぁ)

男「はぁ、はぁ」サワサワ

エルフ「ちょ、くすぐったいぞ」

男「はぁ、はぁ、や、やわらかい……手からはみ出る……」グニュッ

エルフ「あふっ? あんっ、ちょ、はやっ、もっとゆっくり……っ! んんっ、なんか、変な気持ちに……」

男「き、君は思い出せそうな記憶に集中して」

エルフ「そ、そんなこと言っても……、お前の息が首にかかって……んっ! 手が、動いてるのがわかる……し」

男「じゃ、じゃあ揉むんじゃなくて、えっと舐めてみる」

エルフ「え? い、いやいやそれは流石に」

男「でも! そうしないと君が何も思い出せないかもしれないじゃないか! 家族が君を待ってたらどうするんだい!?」

エルフ「……う。」

エルフ「……わ、わかった。お願い、します」プルプル

男(おお、恥ずかしさから震えてる……胸も震えてる)

男(真っ赤になって、目を逸らしちゃって……可愛いなあ)

エルフ「は、はやく、して……」

男「ごめんごめん」

男「れろっ」

エルフ「ひうっ?」

男「ちゅぱっ、はむっ、んんぅ、れろれろれろれろれろ……」

エルフ「やあっ、へん、へんになるぅ、ひゃああああっ! あ、あっ、あっ!」

男「はぐっ」

エルフ「あんっ! さ、さきっぽ噛まないで……」

男「カミカミ」

エルフ「ひぐぅぅぅぅぅ!」

男「んっ、ずちゅっ、ちゅぅぅぅぅ!」

エルフ「す、すわにゃいで……! ひゃぁぁぁぁっ!」

男「……」ピタッ

エルフ「ひゃれ? な、なんでやめ……」

男「」ニィ

エルフ「! あ、ちがっ、今のは……」

男「んちゅぅっ! ぺろんっ、はぐっ」

エルフ「あっ、か、軽く噛んで……舐められっ、あふんぅ! ああっ、やっ、それらめえっ!」

男「むちゅっ、ずちゅぅぅぅぅぅっ!」

エルフ「ひゃあああぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁんっ!」

エルフ「ひぐっ、うぅっ……」

男(泣かせちゃった……)

男(でも、上半身半裸で、おっぱいがてらてら光って真っ赤な顔で泣いてるエルフ)

男(そそられるなあ……)ムクムク

エルフ「うぅ……ぐすん」

男(でもそれ以上に罪悪感)

男「で、どう?何か思い出せそう?」

エルフ「……」フルフル

男「ありゃ、無駄骨だったかな。ごめん」

エルフ「で、でも……なんか、私、小さい少年に、好かれていた、気が、する……」

男「?」

男「どういうこと?」

エルフ「わからない。だが私は、前に少年と呼べるような子に会ったことがある、ような気がする」

男「う~ん、少年に会った、だけじゃ誰だってあるような経験だしなあ」

エルフ「た、ただ、お前の言うとおり、その、胸を攻められると、その、頭の中が真っ白になって、何か思い出しそうに、なった」

エルフ「その、は、恥ずかしいんだが……」

男「なに?」

エルフ「エ、エッチな気分が高まれば高まるほど、その、思い出せそうな、気が、するんだ」

男「ほほう」

エルフ「ひぅっ、で、でも恥ずかしいから、その」

男「これも何かの縁! もちろん君の記憶が戻るのを俺は全力でサポートするよ!」

エルフ「い、いや、でも、その、は、はしたないし。そ、それに恥ずかしいから、その、な?」

男「なに、気にしないでよ!」

男「君みたいな可愛い子が困っているのに助けないなんて男じゃない!」

エルフ「で、でも、その、だな……やっぱり」

男「それまではウチにいてもいいよ! 記憶が無いんじゃ行くところにも困るでしょ?」

エルフ「そ、それは助かるが……」

男「さあそうと決まったら食事にしよう! 俺が腕によりをかけて作ろう!」

エルフ「え、ああ、うん……あれ?」

男「~♪」

エルフ「上手く話を流された、ような……でも確かにこのままでは困るし。むぅ」

エルフ「風呂か……」

エルフ「何から何まで世話になって申し訳ないが……」

エルフ「しかし……私は一体何者なんだ……」

エルフ「い、いやらしいことをされてあんなに反応して……」

エルフ「失われた記憶も、え、えっちなことをすると思い出せそうになったり」

エルフ「まさか私は娼婦なのか!?」

エルフ「い、いやしかし私は剣を持っていた」

エルフ「娼婦は剣など持つまい」

エルフ「そ、そもそも本当にえっちなことで思いだしているのか?」

エルフ「た、たまたまかもしれないし、何か別なことがトリガーの可能性も……」

エルフ「……」

エルフ「……んっ」クチュッ

エルフ「あ、んっ、中、奥……ゆびっ……」クチュクチュ

エルフ「か、勝手に動いて……わたし」グッチュグッチュ

エルフ「や、やっぱり娼婦、なのか?」ネバァ

エルフ「こ、こんなに早く、順応して……」チュプチュプ

エルフ「はんっ、あうっ、ああっ、でも、足りない、何か、足りない……」ネチョネチョ

エルフ「ハッ!?」

エルフ「な、何をやっているんだ私は!?」

エルフ「こ、こんなはしたないこと……」

エルフ「……」グチュグ……

エルフ「……っ」

エルフ「い、いやっ! 違う、わ、私は娼婦なんかじゃない!」

エルフ「証明しなければ……」

男「あ、上がった……ね?」

エルフ「な、なんだ?」ホカホカ

男「あ、あーいや、うん」

男(おいおい、俺のシャツ一枚って……ふおおおおっ!)

エルフ「そ、そのだな。お、お前には今日助けられたわけだ」

男「え、う、うん」

エルフ「そ、その上世話になるわけだから、な、その礼をと」

男「え? いいよそんなの」

男(昼間にたっぷり身体で払って頂きました)

エルフ「い、いいから! 言う通りにしろ!」チャキ!

男「どっから出したの剣!? お礼なんだよね!?」

男(とはいえ)

エルフ「フーッ、フーッ!」

男(俺のシャツだけだからスラリと伸びた脚が正直溜まりません)

男(見えそうで見えない)

男(だ  が  そ  れ  が  い  い)

男(剣を持つ手に力が入ってるせいか、胸も両腕に押されて、いやあれはもう圧迫されて、だな)

男(盛り上がってます)

男(正直俺のも 盛 り 上 が っ て 参 り ま し た)

エルフ「お、お前は黙ってそこに座っていればいいんだ」

男「了解」

男「これでいい?」

エルフ「あ、ああ……」

男「で、何をしてくれるんだい? 肩たたき?」

エルフ「して欲しいのか? ならそれでもいいが」

男「イヤ別にいいよ。どうも俺は肩たたきって好きじゃないし」

エルフ「そうか……あ、一つ聞き忘れていた。お前は独り身か?」

男「ん、そうだよ。彼女絶賛募集中」

エルフ「そうか。なら誰にも遠慮はいらないな」

男「遠慮?」

エルフ「こういうことだ」シュパッ

男「わ、わあっ!? 剣振って……殺す気かよ!?」

エルフ「……」

男「……え」ビンビーン

エルフ「なんで何もする前から元気なんだ……」

男「ちょ、なんで俺のズボン……あ、斬られて?」

エルフ「悪いな、手間だったんだ。あとで責任もって縫う。針と糸を貸してくれ」

男「あ、うん。じゃなくて!」

エルフ「う、うるさい! 私は自分が娼婦じゃないことを証明しなければならないんだ!」

男「これお礼なんじゃ」

エルフ「い、いいから! お礼も兼ねているんだ! いい加減おとなしくしろ!」

男「大人しくって言っても……」ビンビーン

エルフ「くそ、計算外だ。最初からこんなに大きいなんて……」

エルフ「しかし私は証明しなければならない!」

男(何でそんなに熱くなってるんだろ?)

エルフ「む? すまん」

男「あ、ああいや」

エルフ「そういうものか?」

男「そういうものだよ」

エルフ「そうか……ん?」

男「どうしたの?」

エルフ「お前の、あそこを見てから、頭が疼く……」

エルフ「何か思い出せそうな……」

男「お?」

エルフ「うう、なんだこれ? 誰かがこれを口に入れてる、のか?」

男「」

エルフ「すまん、ちょっとやってみていいか」

男「」

男「い、いくらなんでもそれは……急すぎじゃ……」

エルフ「悪い、何か、思い出せそうなんだ」

エルフ「はむっ」

男「っ」

エルフ「……」

男「……」

エルフ「……」

男「? あの」

エルフ「くわえてるだけじゃだめみたいだ……」

男「そりゃまあ、舐めたり吸ったりするものだろうし」

エルフ「ふむ、こうか? れろっ」

男「うっ」ビクッ

エルフ「違うな、こうだろうか。はむっレロレロレロレロ……」

男「~~~~っ!」

エルフ「昼間のお前のような舐め方がいいのか? ぺろっ」

男「あうぅぅっ」

エルフ「しかしどうも一瞬頭によぎったものは違う。もっと激しかった気がするな」

エルフ「はむっ、れろっ、ずちゅっ」

男「!」ビクン

エルフ「む? そうだ、今のお前のような動き、なんだか覚えがある気がする」

エルフ「これがいいのか? ちゅっ、はむっ、すぅっ、ちゅぱっ、はむはむ、れろっ」

男「~~~~っ!」

男「も、だめだっ!」ガッ

エルフ「!?」

エルフ「お、おい? 人の頭を掴んでにゃにを……むごぅ!?」

男「はぁ、はぁ、はぁ!」

エルフ「んっ、ふぐっ、はんっ、むちゅっ!」チュバッグチュッジュポッ

男「はぁ、ぁぁぁあっ! ああああっ!」

エルフ「んぐぐぐぐぐぐぐっ!」ジタバタ

男「はぁ、はぁ、うっ! ふぁああっ!」

エルフ「んぐっ、ごくっ、あぶっ、むにゅっ、おぐっ」ジュポジュポジュポジュポッ

男「ああぁっぁぁぁぁぁあああっ!」ビューッ! ビュクッビュルルルルルーッ!

男「はぁ……はぁ……はぁ……」

エルフ「げほっ、ごほっ」

男「あ、俺、やっちゃった……ごめ……」

エルフ「ごほっ……無茶させるヤツめ……ごほっごほっ」

男「あ、大丈夫か……?」

エルフ「急に人の頭を掴んで、おいて……息が出来なくて、死ぬかと……げほっ んぐっ!?」

男「お、おい?」

エルフ「お前の体液が喉に……」

男「!? 詰まらせたのか!?」

エルフ「……飲んでしまった」

男「……」ビクン

エルフ「し、しかし、なんだこれは。この味……覚えてはいない。やはり初めて味わうものだが……今までよりも急激に何かを思いだしそうだ!」

エルフ「……む」

男「うぅ」ビクンビクン

エルフ「はむっ!」

男「ひゃわっ!?」

エルフ「ちゅぱちゅぱ」

男「す、吸いながら舐め……」

エルフ「ちゅぽんっ、ごくっ」

男「えっ、またの、ののの飲んだ?」

エルフ「……美味くはない。しかし、何かこう、もう少しで見えてきそうだ!」

エルフ「もう一杯!」

エルフ「頼む、何か思い出せそうなんだ!」

エルフ「あむっ、ちゅるるるるっ!」

エルフ「ずちゅっ、れろんっ、ちゅぱっちゅぱっ、ちゅぅぅぅぅぅぅっ!」

男「く! 吸われ……」

エルフ「奥から、残滓が……だが、この量では、だめだ……! はむっ、じゅぽっじゅぽっ!」

男「また……」

エルフ「しゃっきので、すこし、覚えた……んちゅっ、ぺろっ、あ~むっ、むちゅっ」

エルフ「じゅっ、ごくっ、もっとだ、こんな、薄いものじゃない、本物を、また、出してみて、くれ……っ!」

エルフ「れろっ、じゅぷっ、ちゅるっ、ずちゅぅぅぅぅっ!」

───────────

男「も、無理、だ……っ! はぁっ、はぁっ」

エルフ「らめだ、もうすこし、もうひゅこしなんら♪」

エルフ「ほら♪ んちゅっ ずちゅっっ!」

エルフ「透明なのはまだまだでてりゅじょ? みゃだみゃだきゃくしてるんらろ?」

男「本当にもう……!」

エルフ「はむっ、んふふふふぅ♪」

男「ぐ、ぁああああああっ!」

エルフ「ちゅる、ちゅるちゅるちゅる……」

エルフ「んん……ごくっ、あはぁ♪ 段々癖にらっへきはあ」

エルフ「もっと、のまへて♪」

───────────

エルフ「すまない」ドゲザ

男「ああほんとだよ、もう」

エルフ「なんだか頭が真っ白になって、何かを思い出しそうになってな。無我夢中で」

男「だからって会ったばかりの男の精液搾り尽くすか……?」

エルフ「いや、本当になんて詫びてよいか」

男「いやね、気持ちよかったけども。限度が! 限度があるよ!」

エルフ「面目ない」

男「それで? 何か思いだした?」

エルフ「ああ、どうやら私は娼婦じゃないらしい。良かった」

男「ギルティー」

男「そんなわけあるか! 百歩譲って娼婦じゃなかったとしてもお前かなりの好き者だろう!」

エルフ「いや、聞いてくれ」

男「なんだよ」

エルフ「私には妹がいるらしい」

男「だから?」

エルフ「信じられないかもしれないが、昨日のは私が妹のそういう光景を見ている記憶のようだった」

男「うん、信じられない」

エルフ「そうか! 信じてくれるか!」

男「信じられない」

エルフ「いやあお前ならわかってくれると思っていた!」

男「だから信じられないってば!」

エルフ「だいたいおかしいだろう」

男「おかしいのはお前だよ!」

エルフ「蘇る記憶はその情事のようなものをみているものばかりだ」

男「そんなの知らないって」

エルフ「つまり、もともと私は見ているだけの側だったのだ」

男「そんなわけあるか! 昨日の乱れっぷりは半端なかったぞ!」

エルフ「遺伝だろうな、僅かに思いだした妹らしいエルフはもっと凄かった。なんとかそこに迫ろうとしたが……」チラ

男「なんだよ」

エルフ「お前が妹の相手よりかなり体力的には情けなかったものでな」

男「はぁぁぁぁぁ!?」

男「じゃあなにか? アンタが記憶を取り戻せなかったのは、俺の体力のなさが原因だと?」

エルフ「いや、人のせいにする気は……」

男「してるようなものだろうが」

エルフ「ただまあ、お前の最初の女を慣れた手つきで扱うような態度に対して体力は思ったほどではないと思ったのは確かだ」

男「……上等だ」

男「昨日はそんな、気構えとかしてなかったからな」

エルフ「しかし僅かに思いだした記憶の中の妹の相手も、そうだったようだが……それも連日のようだったな」

男「」イラッ

男「つまりあれですか? あなたは姉妹もろともビッチだとそう言いたいんですか」

エルフ「いや、恐らくだが妹の相手は彼だけだろう。だからこそ凄かったのだ」

エルフ「そして信じられないかもしれないが私は生娘だ」

男「信じられません」

エルフ「まだ未経験のようだ」

男「信じられません」

エルフ「そういうのを見る機会や関わる機会は多くとも自分で体験することは無かったのだろう」

男「聞けよ」

男「昨日あれだけ男のチンポしゃぶったお方が処女ってのは無理があるでしょうが」

エルフ「だが事実だ」

エルフ「こればかりは信じてもらうしかないな」

男「はぁ、でほかには?」

エルフ「他に?」

男「他に思いだしたことだよ。身元とか、帰る場所とか」

エルフ「……」

男「?」

エルフ「……わからない」

男「おい」

エルフ「思いだしたのはそれを見ている光景から読み取れるものばかりで、そういったものは無かった」

エルフ「ただ妹が乱れすぎていて私が若干引いたことは覚えている」

男「俺は昨日のお前に若干引いたよ」

エルフ「く、くうううう! なんという不覚だ。何故、何故そういったものを思い出せなかった!」

男「はぁ……肉欲に溺れたせいだろ。俺も人のこと言えないけど」

エルフ「……うぅ」

男「泣きたいのはこっちだって。会ったばかりの女にアンタエッチしたら情けなかったって……はぁ」

エルフ「あ、いやそんなつもりは……」

男「もうやめろ変なフォローしようとするな。そのせいで心が折れそうだ」

エルフ「す、すまない……」

エルフ「しかし、急に態度がぞんざいになったな」

男「そりゃあれだけやられたり言われたりすればな」

男「もっと純情な人だと思ってたし」

エルフ「失礼だな、私はまだ純潔ではあると言っただろう」

男「絶対にそうだと言えるのか? 記憶も無いのに」

エルフ「言えるさ。これだけは。女にとってはそういうものだ」

男「……そうですか」

エルフ「信じていないな?」

男「まあね。けどいちいち口に出して疑うのは止める。不毛だし、流石にそこまでクズじゃない」

エルフ「そうか」

───────────

エルフ「ビッチ、か」

エルフ「実際どうだったのだろうな」

エルフ「確かにあんなことがあっては、疑いたくもなるか」

エルフ「う、ぐすっ、私は……なんで記憶がないんだ……」

エルフ「私は、そんな女じゃない……ぐすっ、そう思いたい……そう思ったって、いいじゃないか……ううっ」

───────────

男「……」

男「ただいま。今日はウサギが三羽取れたぞ」

エルフ「そうか、大猟だな」

男「一羽は食用にしてあとは町に卸そうと思う」

エルフ「わかった。私が毛皮剥いで捌こう」

男「頼む」

エルフ「ふふっ」

男「なんだ?」

エルフ「いや、まるで夫婦のようなやり取りだと思ってな」

男「な!?」

エルフ「ああすまん。深い意味はない。それにお前もこんなビッチ女はイヤだろう」

男「……」

男(あいつ、まだ気にしてやがるのか? あれからもう一月だぞ)

男(あ~~モヤモヤする!)

男(さっさと風呂に入ろう)

ガラッ

エルフ「えっ? キャッ!?」

男「っ!? す、すまない」

エルフ「あ、ああいやこっちこそすまない。まさかすぐに来るとは思っていなくてな。先に湯をもらおうとしたんだ」

男「あ、ああいや、別に問題ない。確認しなかった俺が悪い。すまん」

エルフ「そう何度も謝るな。私の身体など……汚れているかもしれないんだからな。もしそうなら恥ずかしがっても滑稽だろう?」

男「……」

男「……」チャプン

男「ビッチ、か。言い過ぎたのかな……」

男「さっきのアイツの裸、まだ目に焼き付いてる……」

男「真っ白な肌に、長い脚。膨らんだお尻は最後まで隠さなかったな。普段は気にしてない癖に風呂に入る時はポニーテールにしてるのかよ」

男「……くそっ」バシャバシャ

男(綺麗じゃねぇか……!)

エルフ「また、男に汚い身体を見せてしまったな」

エルフ「そろそろお世話になって一月、頃合いか」

男「何の頃合いだ?」

エルフ「男か。丁度いい聞いてくれ」

男「ああ」

エルフ「そろそろ私は出て行こうと思う」

男「……なんで」

エルフ「いつまでもお前に世話になっては申し訳ないだろう」

エルフ「それに私と一緒にしてはあらぬ噂が立つ可能性もある」

エルフ「お前に良い人が出来ない可能性もな」

男「……」

男「まだ早いんじゃないか?」

エルフ「遅すぎたくらいさ」

男「だが、もう少し何かいろいろ思い出してからでも……」

エルフ「一月もお世話になった。おかげで記憶が無くとも生活の仕方だけは身に染みついていることが理解出来た」

エルフ「それだけで十分だ」

エルフ「いつか必ず礼をしに来よう」

エルフ「世話になった」ペコッ

男「……いつ、行くんだ?」

エルフ「二日後には。お前が獲ってきたウサギや鹿の処理が終わっていないし、片付けておきたいこともあるからな」

男「……そうか」

男(あいつが、二日後にはいなくなる……)

男(いいのかそれで?)

男(せめて謝るべきじゃないのか?)

男(……くそ)

男(急にそんなこと言うんじゃねぇよ)

男(……いつも笑顔で出迎えてくれたあいつ)

男(男勝りな話し方なのに意外と繊細なあいつ)

男(料理だって美味くて、動物の毛皮や裁縫も上手)

男(なんだよこれ、過去最高の女じゃねぇか……!)

男(いいのかよ、俺……!)

エルフ「今日が私の作る最後の料理だ。かなり豪勢にしたがそれほど家計に打撃は来ないだろう」

エルフ「さあ食べてくれ」

男「ああ」

男「……んぐんぐ、美味いな。すげー美味い」

エルフ「珍しいな、お前がそこまで言ってくれるのは」

男「いつも思ってたよ」

エルフ「……そうかそれはなんというか、嬉しい限りだ。こんな私でも、料理を喜んでもらえると、嬉しい」

男「……」

男「崖の上からエルフが降ってきた」エルフ「……」
男「崖の上からエルフが降ってきた」エルフ「……」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1363147471/)

男「エルフ助けたらとんでもないことになった」
男「エルフ助けたらとんでもないことになった」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1362985409/)

俺はこの2つしか知らんが、あったら足してくだしあ

エルフ「明日は朝一で出発する」

男「わかった」

エルフ「ではおやすみ」

男「……ちょっといいか?」

エルフ「なんだ?」

男「少し、話しておきたいことがあるんだ」

エルフ「?」

男「……寝室で話そう」

エルフ「構わないが」

エルフ「それで話とは、なんだ?」ギシッ

男「お前はここを出て、どうするんだ?」

エルフ「旅、だな。自分のことを知っている人間がいないか大きな町などを渡り歩いてみる」

エルフ「娼婦の求人に潜り込んで自分の事を知っている者を捜した方が早いかもしれないな」

エルフ「とにかく」

男「悪かった」

エルフ「え?」

男「俺が悪かった」

エルフ「何を……」

男「お前は汚れてなんかいない。俺が言いすぎた。悪かった」

エルフ「男……」

エルフ「なんだ? 最後だからって気をつかってくれたのか?」

エルフ「ははっそんな今更気にすることはない」

男「違う、本気だ。俺が言いすぎた! お前はビッチなんかじゃない!」

エルフ「……ありがとう男、お前がそう言ってくれるだけで私は嬉しいよ」

エルフ「これで心のしこりもなくなった。私は晴れて清々しい気持ちで出発できそうだ」

男「……清々しく、出て行けるのか」

エルフ「男?」

男「謝っても、出て行く、のか?」

エルフ「おい?」

男「……でくれ」

エルフ「?」

───────────






男「行かないでくれ!」ダキッ






───────────

エルフ「お、おい……」

男「俺が悪かった! 何度でも謝る!」

男「だから、出て行かないでくれ!」

男「お前がいなくなるって思ったら、俺……イヤだって思った」

男「お前の飯はうまい。家事も、毛皮の処理も」

男「でも、なによりもお前の「おかえり」って声が聞こえなくなるのが、俺はいやだ!」

男「いかないでくれ! 俺は、お前にここに居て欲しい!」ギュッ

エルフ「おと、こ……」

エルフ「おまえ、私のこと、きらいじゃなかったのか?」

男「嫌いなわけないだろう!」

エルフ「ビッチって言ってたじゃないか」

男「悪かった」

エルフ「う、ぐすっ」

エルフ「わ、わたしは、きおく、ないからぁ、めいわくだし……本当に、ビッチかもって、最近思い始めて……」

男「そんなことない。もし仮にお前が今まで男をとっかえひっかえしていても……娼婦にいたことがあったとしても……そんなこと関係ない」

男「俺の知るお前は、聖女のように清廉で、綺麗で、美しい、一人の女だ……!」

エルフ「!」ボロボロ

エルフ「お、おとこぉ……!」ボロボロ

エルフ「い、いいのか? 本当に私でいいのか?」

エルフ「だって、私は、会ったその日のうちに男の精液を搾り尽くすど淫乱ぶりをみせたんだぞ?」

男「よく考えたらそれってめちゃくちゃご褒美だよな」

エルフ「ばかぁ! お前はわかっているのか? 私は記憶もないんだ。この先、どんな迷惑をかけるか……!」

男「俺が帰ってきた時に、いつもおかえりって言ってくれ。そうすりゃ全部チャラだ」

エルフ「ううっ」グスッ

男「傍に、いてくれ」ギュゥゥゥ

エルフ「おとこぉぉぉ……!」

エルフ「ぐすっ、男……」

男「ん?」

エルフ「んっ」

男「っ、ちゅっ、んんっ」

エルフ「はむっ、ちゅっ」

エルフ「わたし、いいんだな? 本当に」

男「俺が頼んでるんだ」

エルフ「ううっ、んちゅっ!」

男「んんんんっ!?」

男「ぷはっ」ナデナデ

エルフ「はぅ……わ、私は、ひうっ?」

男「ん?」

エルフ「み、耳……っ、ひゃっ」

男「そういえばお前、結構あちこち敏感だったよな」

エルフ「うぅ、あんまり、その辺は触らないでもらえるとたすか……きゃっ」

男「ふむ」サワサワ

エルフ「あふぅんっ、や、やらやら! らめっ、らめだおとこっ! み、耳は、はんそく……っ」

男「お前、こんなに可愛かったんだなあ、ふぅっ」

エルフ「ひゃわわわわわわぁんっ!?」

エルフ「や、やめっ、私は、こ、こんな声を出すキャラじゃ、なっ、やんっ!」

男「今更だろ。一月前にそういうお前は見させてもらったんだ」

エルフ「で、でもだめだ。耳だけは、だめなんだ」ピコピコ

男「でも動いてるぞ?」サワ

エルフ「ひゃうんっ!?」

男「そういやエルフの耳が動いてるのは興奮してる時や嬉しいときって聞いたことがあるな」

エルフ「そ、それだけじゃ、なっ」

男「そっか」グイッギュッ

エルフ「あ」

男「嬉しいんだな?」

エルフ(そ、そんな耳元で……///)

男「……れろっ」

エルフ「○×▲□!?」

エルフ「ら、らめらぁぁぁぁ……」ヘナヘナ

男「あらら、腰砕けになっちゃったか」

男「こりゃ娼婦の件も無い可能性がでてきたぞ」

エルフ「な、なんで……」

男「ああいうとこの子は割と教育受けるんだ、あんまり弱かったりすぐにへなつくウイークポイント持ちの子は好まれない」

男「まあ人にもよるけどな、数は少ないはずなんだ。基本奉仕してもらうために行くような場所だし」

エルフ「そ、そうじゃなくて」

男「?」

エルフ「なんで、そんなに詳しいのだ? なあ男」ガシッ

男「う」

男「も、もう復活したのかー」

エルフ「話を逸らすな」

男「い、いや、そのだな」

エルフ「そういえばこの一月、帰りが遅い日もあったな。一日だけ翌日の昼ということもあった」

男「俺は今、お前を愛してる」キリッ

エルフ「男……それは嬉しいが話は別だな」

男「」

エルフ「行ったのか、私が居ながら行ったのだな?」

エルフ「それも私と会う前から恒常的に」

男「……はい」

エルフ「……そうか」

エルフ「男」

男「は、はい」

エルフ「少しだけ意外な話だが」

男「はい」

エルフ「私は存外嫉妬するタイプだったらしい。独占欲というかなんというか……」

男「は、はい」

エルフ「言い換えれば浮気は許せない質のようだ」

男「」ゴク

エルフ「もう、行かないよな?」

男「」コクコク

エルフ「そうか、なら良い……」

男「」ホッ

エルフ「とでも言うと思ったか?」

男「」

エルフ「頭ではわかっている」

エルフ「その時はまだお互いこうやって思いを伝え合っていなかったのだと」

エルフ「だが同時にお前が私を好きだと良いながら他の女とちちくりあっていたかと思うと正直殺意を消しきれなくなる」

男「」ビクッ

エルフ「その女とは、本番までやったのか?」

男「……」

エルフ「どう、なんだ?」ジワッ

男「」コクッ

男「けどもちろん専用の避妊具は使った」

エルフ「今まで生で挿入した経験は?」

男「それは……ない」

エルフ「そうか、良かった。じゃ……」

───────────






エルフ「今日は、私に生で枯れるまで出してくれ……」ウルッ






───────────

ごめん。しばらく書けない。
今日は人少ないみたいだし書ける頃にはなくなってそうだな。

しかし、何故ばれるんだ……。

前作どうなったんだ?
奴隷エルフがどうなったかkwsk

>>123
奴隷→普通になって、結ばれて終わり

>>127>>128
ありがとう
つーかイケメンってなんだ。NTR未遂でもあったのか

>>129
荒れて次スレ移行、粗筋だけ書いて修了

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